JP3091638B2 - モータ駆動回路 - Google Patents
モータ駆動回路Info
- Publication number
- JP3091638B2 JP3091638B2 JP06146863A JP14686394A JP3091638B2 JP 3091638 B2 JP3091638 B2 JP 3091638B2 JP 06146863 A JP06146863 A JP 06146863A JP 14686394 A JP14686394 A JP 14686394A JP 3091638 B2 JP3091638 B2 JP 3091638B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- voltage
- output
- power supply
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ駆動回路、特に
出力段におけるモータの出力電圧及び出力電流の制御に
関する。
出力段におけるモータの出力電圧及び出力電流の制御に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザビームプリンタのポリ
ゴンミラーの回転などに3相ブラシレスモータが採用さ
れている。この3相ブラシレスモータは、ステータ側に
3相のコイルを有し、ここに所定の交流電流を順次供給
することによって回転子を回転させる。
ゴンミラーの回転などに3相ブラシレスモータが採用さ
れている。この3相ブラシレスモータは、ステータ側に
3相のコイルを有し、ここに所定の交流電流を順次供給
することによって回転子を回転させる。
【0003】そして、この電流供給には、3対の出力ト
ランジスタが利用される。すなわち、電源とアースの間
に直列接続した出力トランジスタ対を3対設け、これら
出力トランジスタの接続点をモータコイルに接続し、所
定の組み合わせで出力トランジスタをオンすることによ
って、モータコイルに所望の電流を供給する。
ランジスタが利用される。すなわち、電源とアースの間
に直列接続した出力トランジスタ対を3対設け、これら
出力トランジスタの接続点をモータコイルに接続し、所
定の組み合わせで出力トランジスタをオンすることによ
って、モータコイルに所望の電流を供給する。
【0004】また、回転数制御のために、回転子の回転
数に応じた回転周波数信号を発生し、回転周波数信号と
基準クロックの誤差をトルク信号として出力し、回転数
を速度制御している。
数に応じた回転周波数信号を発生し、回転周波数信号と
基準クロックの誤差をトルク信号として出力し、回転数
を速度制御している。
【0005】ここで、出力トランジスタの電源側電圧で
ある駆動電源電圧VM を常時最高トルク発生に必要な高
電位にしておくと、低回転、高トルク運転時において、
出力トランジスタでの電力損失が大きくなり、出力トラ
ンジスタが発熱するという問題点がある。
ある駆動電源電圧VM を常時最高トルク発生に必要な高
電位にしておくと、低回転、高トルク運転時において、
出力トランジスタでの電力損失が大きくなり、出力トラ
ンジスタが発熱するという問題点がある。
【0006】そこで、駆動電源電圧VM を低く設定する
と、高トルクでかつ高速回転時に出力トランジスタが飽
和して、出力電流の波形が歪んでしまう。そして、波形
に歪みが生ずると、ノイズが生じたり、モータの回転を
スムーズに行えなくなったりする。さらに、出力トラン
ジスタにおいて飽和が生じると、オフとなるべきトラン
ジスタのオフが遅延し、出力トランジスタ対の両方がオ
ンする時間が生じ、スルー電流が流れてしまうという問
題が生じる。なお、このような問題は電流リニア型駆動
方式において主に発生するものである。
と、高トルクでかつ高速回転時に出力トランジスタが飽
和して、出力電流の波形が歪んでしまう。そして、波形
に歪みが生ずると、ノイズが生じたり、モータの回転を
スムーズに行えなくなったりする。さらに、出力トラン
ジスタにおいて飽和が生じると、オフとなるべきトラン
ジスタのオフが遅延し、出力トランジスタ対の両方がオ
ンする時間が生じ、スルー電流が流れてしまうという問
題が生じる。なお、このような問題は電流リニア型駆動
方式において主に発生するものである。
【0007】このため、従来より、モータ駆動回路にお
いて、飽和防止回路が設けられている。この飽和防止回
路は、モータコイルに流れるモータ出力電圧の電圧変化
における上側包絡線電圧または下側包絡線電圧を常時検
出しておき、この検出電圧に応じて、出力トランジスタ
のコレクタエミッタ間電圧が低くなりすぎないように駆
動電源電圧VM を制御し、飽和を防止している。
いて、飽和防止回路が設けられている。この飽和防止回
路は、モータコイルに流れるモータ出力電圧の電圧変化
における上側包絡線電圧または下側包絡線電圧を常時検
出しておき、この検出電圧に応じて、出力トランジスタ
のコレクタエミッタ間電圧が低くなりすぎないように駆
動電源電圧VM を制御し、飽和を防止している。
【0008】具体的には、駆動電源電圧VM の制御に
は、PWM制御が利用される。すなわち、モータ出力電
圧に応じた信号と三角波を比較し、これに応じたデュー
ティ比のパルス信号(PWM信号)を生成し、このPW
M信号から出力トランジスタの駆動電源電圧VM を生成
するPWM制御が行われている。
は、PWM制御が利用される。すなわち、モータ出力電
圧に応じた信号と三角波を比較し、これに応じたデュー
ティ比のパルス信号(PWM信号)を生成し、このPW
M信号から出力トランジスタの駆動電源電圧VM を生成
するPWM制御が行われている。
【0009】そして、この飽和防止回路において、モー
タ出力電圧の上側包絡線電圧および下側包絡線電圧の両
方を検出し、これに基づいて駆動電源電圧を制御すれ
ば、完全な飽和防止を図ることができる。
タ出力電圧の上側包絡線電圧および下側包絡線電圧の両
方を検出し、これに基づいて駆動電源電圧を制御すれ
ば、完全な飽和防止を図ることができる。
【0010】このように、速度制御と、PWM制御の両
方を利用して、3相ブラシレスモータを一定回転させる
と共に、駆動電源電圧が制御されている。なお、モータ
出力電圧の位相制御には、ホール素子からのフィードバ
ック制御が利用されている。
方を利用して、3相ブラシレスモータを一定回転させる
と共に、駆動電源電圧が制御されている。なお、モータ
出力電圧の位相制御には、ホール素子からのフィードバ
ック制御が利用されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、モータ出力
電圧の上側包絡線および下側包絡線の2種類の包絡線を
両方とも検出しこれに基づいて1つの駆動電源電圧を発
生させると、その回路構成が複雑になってしまうという
問題点がある。
電圧の上側包絡線および下側包絡線の2種類の包絡線を
両方とも検出しこれに基づいて1つの駆動電源電圧を発
生させると、その回路構成が複雑になってしまうという
問題点がある。
【0012】一方、モータ出力電圧の上側包絡線電圧ま
たは下側包絡線電圧の一方を検出し、これに応じて駆動
電源電圧を制御すれば、1つの検出電圧から1つの電圧
を生成すれば良いため、回路を大幅に簡略化できる。
たは下側包絡線電圧の一方を検出し、これに応じて駆動
電源電圧を制御すれば、1つの検出電圧から1つの電圧
を生成すれば良いため、回路を大幅に簡略化できる。
【0013】しかし、この構成であると、シンクソース
トランジスタのドライブ条件が異なる(またはばらつ
く)場合、図8に示すように、モータ出力電圧が上側包
絡線電圧または下側包絡線電圧に向けてシフト、一方側
で飽和してしまうという問題点があった。
トランジスタのドライブ条件が異なる(またはばらつ
く)場合、図8に示すように、モータ出力電圧が上側包
絡線電圧または下側包絡線電圧に向けてシフト、一方側
で飽和してしまうという問題点があった。
【0014】さらに、最高トルク状態でモータ回転数が
非常に高くなった場合、モータの逆起電圧によってモー
タ出力電圧が非常に高くなる。上述のような飽和防止回
路は、出力トランジスタの駆動電源電圧VM を上昇させ
ることで、出力トランジスタの飽和防止を図るが、IC
内の最高電圧は、通常ICの電源電圧VCCによって制限
されており、駆動電源電圧VM をそれ以上にすることは
できない。したがって、このような場合には、出力トラ
ンジスタが飽和してしまうという問題点があった。
非常に高くなった場合、モータの逆起電圧によってモー
タ出力電圧が非常に高くなる。上述のような飽和防止回
路は、出力トランジスタの駆動電源電圧VM を上昇させ
ることで、出力トランジスタの飽和防止を図るが、IC
内の最高電圧は、通常ICの電源電圧VCCによって制限
されており、駆動電源電圧VM をそれ以上にすることは
できない。したがって、このような場合には、出力トラ
ンジスタが飽和してしまうという問題点があった。
【0015】本発明は、上記問題点を解決することを課
題としてなされたものであり、好適な飽和防止を図るこ
とができるモータ駆動回路を提供することを目的とす
る。
題としてなされたものであり、好適な飽和防止を図るこ
とができるモータ駆動回路を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、トルク指令値
に応じた複数相のモータ出力電圧を駆動電源電圧から生
成して出力する出力手段と、モータ出力電圧の変化にお
ける上側包絡線電圧または下側包絡線電圧のいずれか一
方を検出する包絡線電圧検出手段と、この包絡線電圧検
出手段の検出結果にしたがって、出力手段の駆動電源電
圧を制御する駆動電源電圧制御手段と、モータ出力電圧
の変化における中点を駆動電源電圧の中点に合致させる
よう制御する中点制御手段と、上記包絡線電圧検出手段
の検出結果により、モータ出力電圧が上記駆動電源電圧
の変更可能な最大範囲に近付いたことを検出した場合
に、上記トルク指令値を小さくするトルク指令値制御手
段と、を有することを特徴とする。
に応じた複数相のモータ出力電圧を駆動電源電圧から生
成して出力する出力手段と、モータ出力電圧の変化にお
ける上側包絡線電圧または下側包絡線電圧のいずれか一
方を検出する包絡線電圧検出手段と、この包絡線電圧検
出手段の検出結果にしたがって、出力手段の駆動電源電
圧を制御する駆動電源電圧制御手段と、モータ出力電圧
の変化における中点を駆動電源電圧の中点に合致させる
よう制御する中点制御手段と、上記包絡線電圧検出手段
の検出結果により、モータ出力電圧が上記駆動電源電圧
の変更可能な最大範囲に近付いたことを検出した場合
に、上記トルク指令値を小さくするトルク指令値制御手
段と、を有することを特徴とする。
【0017】また、上記モータ出力手段は、一端が駆動
電源電圧に接続されたソース側出力トランジスタと、一
端がこのソース側出力トランジスタとの下流側に接続さ
れ、他端がアース側に接続されたシンク側出力トランジ
スタと、を複数対有し、ソース側トランジスタと、シン
ク側トランジスタの接続点にモータコイルが接続されて
いることを特徴とする。
電源電圧に接続されたソース側出力トランジスタと、一
端がこのソース側出力トランジスタとの下流側に接続さ
れ、他端がアース側に接続されたシンク側出力トランジ
スタと、を複数対有し、ソース側トランジスタと、シン
ク側トランジスタの接続点にモータコイルが接続されて
いることを特徴とする。
【0018】
【作用】このように、本発明では包絡線電圧検出手段に
よってモータ出力電圧の変化におけるモータ出力電圧の
電圧変化の上側包絡線電圧または下側包絡線電圧のいず
れか一方を検出する。そして、この検出値に応じてモー
タ出力電圧を生成するための電圧である駆動電源電圧を
変更する。例えば、モータ出力電圧の下側包絡線電圧を
検出し、この下側包絡線電圧がアースより所定値だけ高
い値となるように駆動電源電圧を設定する。これによっ
て、モータ出力電圧の波形を保ちつつ、最低の駆動電源
電圧を得ることができる。一方、上述のように、モータ
出力電圧の下側包絡線電圧だけを検出した場合、上側包
絡線電圧が駆動電源電圧にまで上昇し、モータ出力電圧
の波形が正しいものに保持できない可能性もある。本発
明では、モータ出力電圧の中点を検出し、これを駆動電
源電圧の中点に一致させる。そこで、上述のようにモー
タ出力電圧の下側包絡線電圧のみを検出して、駆動電源
電圧を制御しても、上側包絡線電圧を駆動電源電圧より
所定以上低いものに維持することができ、出力トランジ
スタの飽和を防止することができる。このようにして、
簡単な構成で好適な駆動電源電圧の制御が行える。
よってモータ出力電圧の変化におけるモータ出力電圧の
電圧変化の上側包絡線電圧または下側包絡線電圧のいず
れか一方を検出する。そして、この検出値に応じてモー
タ出力電圧を生成するための電圧である駆動電源電圧を
変更する。例えば、モータ出力電圧の下側包絡線電圧を
検出し、この下側包絡線電圧がアースより所定値だけ高
い値となるように駆動電源電圧を設定する。これによっ
て、モータ出力電圧の波形を保ちつつ、最低の駆動電源
電圧を得ることができる。一方、上述のように、モータ
出力電圧の下側包絡線電圧だけを検出した場合、上側包
絡線電圧が駆動電源電圧にまで上昇し、モータ出力電圧
の波形が正しいものに保持できない可能性もある。本発
明では、モータ出力電圧の中点を検出し、これを駆動電
源電圧の中点に一致させる。そこで、上述のようにモー
タ出力電圧の下側包絡線電圧のみを検出して、駆動電源
電圧を制御しても、上側包絡線電圧を駆動電源電圧より
所定以上低いものに維持することができ、出力トランジ
スタの飽和を防止することができる。このようにして、
簡単な構成で好適な駆動電源電圧の制御が行える。
【0019】そして、本発明では、モータ出力電圧が、
ICの電源電圧、すなわち駆動電源電圧の最大値に近付
いた場合には、トルク指令値を小さな値にする。したが
って、モータの高回転時において、モータ出力電圧が非
常に大きくなった場合においても、モータ出力電圧が所
定値以上にならないようにでき、確実な出力トランジス
タの飽和防止が行える。
ICの電源電圧、すなわち駆動電源電圧の最大値に近付
いた場合には、トルク指令値を小さな値にする。したが
って、モータの高回転時において、モータ出力電圧が非
常に大きくなった場合においても、モータ出力電圧が所
定値以上にならないようにでき、確実な出力トランジス
タの飽和防止が行える。
【0020】特に、モータ出力電圧出力手段をトランジ
スタで構成すれば、3相ブラシレスモータの高速で正確
な回転を達成できる。そして、駆動電源電圧が上述のよ
うに制御されるため、モータ出力電圧出力手段のトラン
ジスタが飽和するのを防止でき、トランジスタの飽和に
基づくスルー電流を発生を防止できる。また、駆動電源
電圧をモータ出力電圧に合わせて最適な大きさにするこ
とができるため、トランジスタにおける電力損失を適正
なものにでき、トランジスタの発熱を防止できる。
スタで構成すれば、3相ブラシレスモータの高速で正確
な回転を達成できる。そして、駆動電源電圧が上述のよ
うに制御されるため、モータ出力電圧出力手段のトラン
ジスタが飽和するのを防止でき、トランジスタの飽和に
基づくスルー電流を発生を防止できる。また、駆動電源
電圧をモータ出力電圧に合わせて最適な大きさにするこ
とができるため、トランジスタにおける電力損失を適正
なものにでき、トランジスタの発熱を防止できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0022】[全体構成]図1は、実施例の全体構成を
示すブロック図である。この駆動回路は、IC10で構
成され、このIC10がモータの各相コイルL1〜L3
に所定のサインカーブの電流を供給する。
示すブロック図である。この駆動回路は、IC10で構
成され、このIC10がモータの各相コイルL1〜L3
に所定のサインカーブの電流を供給する。
【0023】出力部12は、3個の出力端子OUT1〜
OUT3に対応した3対の出力トランジスタQ1〜Q6
から構成されている。出力トランジスタQ1〜Q6のう
ち、図中上側に示されるトランジスタは、ソース側出力
トランジスタQ1,Q3,Q5であり、下側のトランジ
スタはシンク側出力トランジスタQ2,Q4,Q6であ
る。そして、それぞれ直列接続された出力トランジスタ
Q1とQ2、Q3とQ4、Q5とQ6の接続点が、各出
力端子OUT1〜OUT3が接続されている。
OUT3に対応した3対の出力トランジスタQ1〜Q6
から構成されている。出力トランジスタQ1〜Q6のう
ち、図中上側に示されるトランジスタは、ソース側出力
トランジスタQ1,Q3,Q5であり、下側のトランジ
スタはシンク側出力トランジスタQ2,Q4,Q6であ
る。そして、それぞれ直列接続された出力トランジスタ
Q1とQ2、Q3とQ4、Q5とQ6の接続点が、各出
力端子OUT1〜OUT3が接続されている。
【0024】出力端子OUT1〜OUT3には、駆動対
象であるモータの各相コイルL1,L2,L3が接続さ
れている。従って、出力部12の出力トランジスタQ1
〜Q6の通電量を制御することによって、コイルL1〜
L3に所望の電流を流すことができる。
象であるモータの各相コイルL1,L2,L3が接続さ
れている。従って、出力部12の出力トランジスタQ1
〜Q6の通電量を制御することによって、コイルL1〜
L3に所望の電流を流すことができる。
【0025】一方、この駆動回路では、モータの回転量
を所望のものにするため、モータの回転を検出し、フィ
ードバック制御を行っている。このため、モータのステ
ータには、モータの回転子の角度位置を検出するための
所定数(例えば3個)のホール素子20が、互いに所定
角度隔てて配置されている。なお、図においては、ホー
ル素子20の位置を各相コイルL1〜L3から離して描
いたが実際にはコイルL1〜L3の近傍に配置されてい
る。このホール素子20は、それぞれ対応するホール入
力端子IN1,IN2,IN3に接続されている。従っ
て、モータの回転子位置についての信号がIC10に入
力される。
を所望のものにするため、モータの回転を検出し、フィ
ードバック制御を行っている。このため、モータのステ
ータには、モータの回転子の角度位置を検出するための
所定数(例えば3個)のホール素子20が、互いに所定
角度隔てて配置されている。なお、図においては、ホー
ル素子20の位置を各相コイルL1〜L3から離して描
いたが実際にはコイルL1〜L3の近傍に配置されてい
る。このホール素子20は、それぞれ対応するホール入
力端子IN1,IN2,IN3に接続されている。従っ
て、モータの回転子位置についての信号がIC10に入
力される。
【0026】ホールアンプ部18は、ホール素子20に
ホール入力端子IN1,IN2,IN3を介して接続さ
れ、ホール素子20からの出力をそれぞれ増幅し、位置
検出を行い、所定の位置検出信号を発生する。
ホール入力端子IN1,IN2,IN3を介して接続さ
れ、ホール素子20からの出力をそれぞれ増幅し、位置
検出を行い、所定の位置検出信号を発生する。
【0027】ホールアンプ部18に接続された上下三差
動分配部16は、ホールアンプ部18からの位置検出信
号を、各相ごとに分配し、かつ出力部12のソース側出
力トランジスタQ1,3,5に対応する所定の相切替え
信号I1 ,I2 ,I3 と、シンク側出力トランジスタQ
2,4,6に対応する所定の相切替え信号I1 ´,I2
´,I3 ´とに分配する。
動分配部16は、ホールアンプ部18からの位置検出信
号を、各相ごとに分配し、かつ出力部12のソース側出
力トランジスタQ1,3,5に対応する所定の相切替え
信号I1 ,I2 ,I3 と、シンク側出力トランジスタQ
2,4,6に対応する所定の相切替え信号I1 ´,I2
´,I3 ´とに分配する。
【0028】なお、速度制御部22は、所定周波数のク
ロック信号CLKとモータの現在の回転数を示すFG信
号との誤差出力を発生させ、これを平滑した後、モータ
の駆動力を制御するいわゆるトルク指令信号を発生し
て、これを上下三差動分配部16へ供給している。そし
て、このトルク指令信号は、上下三差動分配部16にお
いて、各相のソース側及びシンク側出力トランジスタQ
1〜Q6に対応する相切替え信号I1 ,I2 ,I3 ,I
1 ´,I2 ´,I3 ´に合成される。すなわち、上下三
差動分配部16はトルク指令信号に応じた大きさの相切
替え信号I1 ,I2 ,I3 ,I1 ´,I2 ´,I3 ´を
出力する。プリドライブ部34は、上下三差動分配部1
6および中点制御回路50に接続されており、出力部1
2の出力トランジスタQ1〜Q6のベース電流を発生
し、出力トランジスタQ1〜Q6の電流を制御する。
ロック信号CLKとモータの現在の回転数を示すFG信
号との誤差出力を発生させ、これを平滑した後、モータ
の駆動力を制御するいわゆるトルク指令信号を発生し
て、これを上下三差動分配部16へ供給している。そし
て、このトルク指令信号は、上下三差動分配部16にお
いて、各相のソース側及びシンク側出力トランジスタQ
1〜Q6に対応する相切替え信号I1 ,I2 ,I3 ,I
1 ´,I2 ´,I3 ´に合成される。すなわち、上下三
差動分配部16はトルク指令信号に応じた大きさの相切
替え信号I1 ,I2 ,I3 ,I1 ´,I2 ´,I3 ´を
出力する。プリドライブ部34は、上下三差動分配部1
6および中点制御回路50に接続されており、出力部1
2の出力トランジスタQ1〜Q6のベース電流を発生
し、出力トランジスタQ1〜Q6の電流を制御する。
【0029】このようにして、モータの各相コイルL1
〜L3への通電が制御され、モータの回転数が所望のも
のに制御される。
〜L3への通電が制御され、モータの回転数が所望のも
のに制御される。
【0030】そして、本実施例では、出力トランジスタ
Q1〜Q6の駆動電源電圧VM を生成するために、第1
飽和防止回路40、PWMコンパレータ42、三角波発
生回路44、外付けのVM 発生回路46を有しており、
また飽和防止を完全なものにするために中点制御回路5
0を有している。
Q1〜Q6の駆動電源電圧VM を生成するために、第1
飽和防止回路40、PWMコンパレータ42、三角波発
生回路44、外付けのVM 発生回路46を有しており、
また飽和防止を完全なものにするために中点制御回路5
0を有している。
【0031】この第1飽和防止回路40は、出力部12
から出力されるモータ出力電圧の下側包絡線電圧を検出
し、これを所定の基準電圧VREF1と比較する。そして、
この検出結果にしたがって、下側包絡線電圧が低いほど
低電圧となる信号をPWMコンパレータ42に供給す
る。なお、この電圧は、シンク側の出力トランジスタQ
2,Q4,Q6のコレクタ電圧がどのくらいエミッタ電
圧に近いかを示す電圧であり、飽和度が深いほど低電圧
になる。PWMコンパレータ42は、三角波発生回路4
4から供給される所定の三角波と第1飽和防止回路40
から供給されるモータ出力電圧の下側包絡線電圧に応じ
た信号を比較し、比較結果に応じたデューティー比のパ
ルス信号(PWM信号)を出力する。すなわち、下側包
絡線電圧が低い場合には、デューティー比が小さくなる
PWM信号を出力する。従って、VM 発生回路46で、
このPWM信号を反転して積分することにより、下側包
絡線電圧が低い場合に駆動電源電圧VM を高くすること
ができ、飽和を防止することができる。
から出力されるモータ出力電圧の下側包絡線電圧を検出
し、これを所定の基準電圧VREF1と比較する。そして、
この検出結果にしたがって、下側包絡線電圧が低いほど
低電圧となる信号をPWMコンパレータ42に供給す
る。なお、この電圧は、シンク側の出力トランジスタQ
2,Q4,Q6のコレクタ電圧がどのくらいエミッタ電
圧に近いかを示す電圧であり、飽和度が深いほど低電圧
になる。PWMコンパレータ42は、三角波発生回路4
4から供給される所定の三角波と第1飽和防止回路40
から供給されるモータ出力電圧の下側包絡線電圧に応じ
た信号を比較し、比較結果に応じたデューティー比のパ
ルス信号(PWM信号)を出力する。すなわち、下側包
絡線電圧が低い場合には、デューティー比が小さくなる
PWM信号を出力する。従って、VM 発生回路46で、
このPWM信号を反転して積分することにより、下側包
絡線電圧が低い場合に駆動電源電圧VM を高くすること
ができ、飽和を防止することができる。
【0032】ここで、上下三差動分配部16のシンク側
出力I1 ´,I2 ´,I3 ´は直接プリドライブ部34
に供給され、これによって下側出力トランジスタQ2,
Q4,Q6が制御されるが、ソース側出力I1 ,I2 ,
I3 は、中点制御回路50を介し、プリドライブ部34
に供給される。この中点制御回路50は、モータへの電
流出力端子OUT1〜OUT3の電圧を合計して得た電
圧を分圧して得たモータ出力電圧の中点電圧と、駆動電
源電圧VM を分圧して得た中点電圧とを比較し、両者が
一致するように上側出力トランジスタQ1,Q3,Q5
のベース電流を制御する。これによって、モータ出力電
圧の中点電圧が、常にVM を分圧して得た中点電圧に一
致することになる。
出力I1 ´,I2 ´,I3 ´は直接プリドライブ部34
に供給され、これによって下側出力トランジスタQ2,
Q4,Q6が制御されるが、ソース側出力I1 ,I2 ,
I3 は、中点制御回路50を介し、プリドライブ部34
に供給される。この中点制御回路50は、モータへの電
流出力端子OUT1〜OUT3の電圧を合計して得た電
圧を分圧して得たモータ出力電圧の中点電圧と、駆動電
源電圧VM を分圧して得た中点電圧とを比較し、両者が
一致するように上側出力トランジスタQ1,Q3,Q5
のベース電流を制御する。これによって、モータ出力電
圧の中点電圧が、常にVM を分圧して得た中点電圧に一
致することになる。
【0033】このように、本実施例によれば、モータ出
力電圧の下側包絡線電圧を検出し、これが所定の基準電
圧VREF1と比較して出力トランジスタが飽和しない最適
なコレクタエミッタ間電圧を得ると共に、モータ出力電
圧の中点を出力トランジスタQ1〜Q6の駆動電源電圧
VM の中点に調整する。そこで、モータ出力電圧の上側
包絡線電圧および下側包絡線電圧の両方の飽和防止を達
成することができる。また、下側包絡線電圧のみから駆
動電源電圧VM を発生するため、回路構成を簡単なもの
にできる。なお、第1飽和防止回路40において、上側
包絡線電圧を検出しても良く、この場合にはその上側包
絡線電圧が駆動電源電圧VM に比べどの位近いかで飽和
度を検出すればよい。
力電圧の下側包絡線電圧を検出し、これが所定の基準電
圧VREF1と比較して出力トランジスタが飽和しない最適
なコレクタエミッタ間電圧を得ると共に、モータ出力電
圧の中点を出力トランジスタQ1〜Q6の駆動電源電圧
VM の中点に調整する。そこで、モータ出力電圧の上側
包絡線電圧および下側包絡線電圧の両方の飽和防止を達
成することができる。また、下側包絡線電圧のみから駆
動電源電圧VM を発生するため、回路構成を簡単なもの
にできる。なお、第1飽和防止回路40において、上側
包絡線電圧を検出しても良く、この場合にはその上側包
絡線電圧が駆動電源電圧VM に比べどの位近いかで飽和
度を検出すればよい。
【0034】さらに、本実施例においては、第2飽和防
止回路52を有している。この第2飽和防止回路52は
第1飽和防止回路40と同一の構成を有しており、3相
のモータ出力電圧の下側包絡線電圧を検出しこれを所定
の基準電圧VREF2と比較する。ここで、第2飽和防止回
路52における基準電圧VREF2は、第1飽和防止回路4
0における基準電圧VREF1より低い電圧である。したが
って、この第2飽和防止回路52により、モータ出力電
圧の下側包絡線電圧がアースに近付いたことを検出でき
る。このようにモータ出力電圧の下側包絡線電圧がアー
スに近付いたということは、上側包絡線電圧はIC10
の中で最高の電圧である電源電圧VCCに近付いたことを
意味している。本実施例の回路では、駆動電源電圧VM
は電源電圧VCC以上になることはできず、第1飽和防止
回路40による制御をしているにもかかわらず出力トラ
ンジスタが飽和することになる。
止回路52を有している。この第2飽和防止回路52は
第1飽和防止回路40と同一の構成を有しており、3相
のモータ出力電圧の下側包絡線電圧を検出しこれを所定
の基準電圧VREF2と比較する。ここで、第2飽和防止回
路52における基準電圧VREF2は、第1飽和防止回路4
0における基準電圧VREF1より低い電圧である。したが
って、この第2飽和防止回路52により、モータ出力電
圧の下側包絡線電圧がアースに近付いたことを検出でき
る。このようにモータ出力電圧の下側包絡線電圧がアー
スに近付いたということは、上側包絡線電圧はIC10
の中で最高の電圧である電源電圧VCCに近付いたことを
意味している。本実施例の回路では、駆動電源電圧VM
は電源電圧VCC以上になることはできず、第1飽和防止
回路40による制御をしているにもかかわらず出力トラ
ンジスタが飽和することになる。
【0035】ところが、本実施例では、第2飽和防止回
路により、このようなモータ出力電圧を検出した場合に
は、第2飽和防止回路52がこれを検出し、速度制御部
22を制御して、トルク指令信号を小さくする。これに
よって、上下三差動分配部16からの出力である相切替
え信号I1 ,I2 ,I3 ,I1 ´,I2 ´,I3 ´が小
さくなり、出力トランジスタの飽和を防止できる。モー
タ出力電圧はモータ回転数とトルク力に応じて大きくな
り、高回転高トルク時には、モータ出力電圧が非常に大
きくなり、上述のような状態が発生する。本実施例によ
れば、このような場合にも第2飽和防止回路52におい
て、これを検出し、トルク指令信号を制御するので、出
力トランジスタの飽和を防止することができる。
路により、このようなモータ出力電圧を検出した場合に
は、第2飽和防止回路52がこれを検出し、速度制御部
22を制御して、トルク指令信号を小さくする。これに
よって、上下三差動分配部16からの出力である相切替
え信号I1 ,I2 ,I3 ,I1 ´,I2 ´,I3 ´が小
さくなり、出力トランジスタの飽和を防止できる。モー
タ出力電圧はモータ回転数とトルク力に応じて大きくな
り、高回転高トルク時には、モータ出力電圧が非常に大
きくなり、上述のような状態が発生する。本実施例によ
れば、このような場合にも第2飽和防止回路52におい
て、これを検出し、トルク指令信号を制御するので、出
力トランジスタの飽和を防止することができる。
【0036】[飽和防止回路の構成]第1および第2飽
和防止回路40、52は基準電圧VREF (VREF1,VRE
F2)がことなるだけで構成は全く同一であるため、両者
を図2に基づいて説明する。3つのPNPトランジスタ
Q102、Q104、Q106のベースには、モータの
コイルL1,L2,L3が接続されたモータ出力電圧の
出力端子OUT1、OUT2、OUT3がそれぞれ接続
されている。そして、このトランジスタQ102、Q1
04、Q106のエミッタは共通の抵抗R102を介し
電源に接続され、コレクタはアースに接続されている。
トランジスタQ102、Q104、Q106は、端子O
UT1〜OUT3のうち最も低い電圧によってオンし、
該当するトランジスタQ102、Q104、Q106に
電流を流す。従って、抵抗R102の下側に端子OUT
1〜OUT3の最低電圧に応じた電圧、すなわち3相の
モータ出力電圧の下側の包絡線に対応する電圧が発生す
る。
和防止回路40、52は基準電圧VREF (VREF1,VRE
F2)がことなるだけで構成は全く同一であるため、両者
を図2に基づいて説明する。3つのPNPトランジスタ
Q102、Q104、Q106のベースには、モータの
コイルL1,L2,L3が接続されたモータ出力電圧の
出力端子OUT1、OUT2、OUT3がそれぞれ接続
されている。そして、このトランジスタQ102、Q1
04、Q106のエミッタは共通の抵抗R102を介し
電源に接続され、コレクタはアースに接続されている。
トランジスタQ102、Q104、Q106は、端子O
UT1〜OUT3のうち最も低い電圧によってオンし、
該当するトランジスタQ102、Q104、Q106に
電流を流す。従って、抵抗R102の下側に端子OUT
1〜OUT3の最低電圧に応じた電圧、すなわち3相の
モータ出力電圧の下側の包絡線に対応する電圧が発生す
る。
【0037】トランジスタQ102、Q104、Q10
6の共通エミッタは、PNPトランジスタQ108のベ
ースに接続されている。このトランジスタQ108のエ
ミッタは、PNPトランジスタ110のエミッタに接続
され、両者の共通エミッタは、定電流源CS102を介
し電源に接続されている。そして、トランジスタQ10
8のコレクタは、NPNトランジスタQ112のコレク
タ・ベースを介しアースに接続されている。また、トラ
ンジスタQ112は、エミッタがアースに接続されると
共に、そのコレクタとベースが短絡されており、このベ
ースにはエミッタがアースに接続されたNPNトランジ
スタQ114のベースが接続されている。従って、トラ
ンジスタQ112とトランジスタQ114はカレントミ
ラーを構成する。そして、このトランジスタQ114に
流れる電流が本飽和防止回路40の出力になっている。
6の共通エミッタは、PNPトランジスタQ108のベ
ースに接続されている。このトランジスタQ108のエ
ミッタは、PNPトランジスタ110のエミッタに接続
され、両者の共通エミッタは、定電流源CS102を介
し電源に接続されている。そして、トランジスタQ10
8のコレクタは、NPNトランジスタQ112のコレク
タ・ベースを介しアースに接続されている。また、トラ
ンジスタQ112は、エミッタがアースに接続されると
共に、そのコレクタとベースが短絡されており、このベ
ースにはエミッタがアースに接続されたNPNトランジ
スタQ114のベースが接続されている。従って、トラ
ンジスタQ112とトランジスタQ114はカレントミ
ラーを構成する。そして、このトランジスタQ114に
流れる電流が本飽和防止回路40の出力になっている。
【0038】一方、トランジスタQ110はトランジス
タQ108と同一の定電流源からの電流供給を受けるも
のであり、これら差動回路として動作する。そして、こ
のトランジスタQ110のベースは、PNPトランジス
タQ116を介しアースに接続されると共に、抵抗R1
04を介し、電源に接続されている。また、トランジス
タQ116のベースには本回路における飽和検知電圧を
決定する基準電圧VREF (VREF1またはVREF2)が接続
されている。
タQ108と同一の定電流源からの電流供給を受けるも
のであり、これら差動回路として動作する。そして、こ
のトランジスタQ110のベースは、PNPトランジス
タQ116を介しアースに接続されると共に、抵抗R1
04を介し、電源に接続されている。また、トランジス
タQ116のベースには本回路における飽和検知電圧を
決定する基準電圧VREF (VREF1またはVREF2)が接続
されている。
【0039】このような回路において、基準電圧VREF
を一定電圧とすれば、トランジスタQ116のエミッタ
電位、すなわち、Q110のベース電圧は一定の電圧に
なる。ここで、この基準電圧VREF (VREF1またはVRE
F2)はモータに流れる電流に応じて変更すると良い。す
なわち、出力トランジスタQ2,Q4,Q6のエミッタ
とアースとの間に低抵抗値の電流検出抵抗を配置し、こ
の電流検出抵抗の両端電圧によってモータ電流を検出す
る。そして、モータ電流が大きい時にはVREF(VREF1
またはVREF2)が大きくなるように制御することによっ
て、より好適な飽和検出を行うことができる。
を一定電圧とすれば、トランジスタQ116のエミッタ
電位、すなわち、Q110のベース電圧は一定の電圧に
なる。ここで、この基準電圧VREF (VREF1またはVRE
F2)はモータに流れる電流に応じて変更すると良い。す
なわち、出力トランジスタQ2,Q4,Q6のエミッタ
とアースとの間に低抵抗値の電流検出抵抗を配置し、こ
の電流検出抵抗の両端電圧によってモータ電流を検出す
る。そして、モータ電流が大きい時にはVREF(VREF1
またはVREF2)が大きくなるように制御することによっ
て、より好適な飽和検出を行うことができる。
【0040】一方、トランジスタQ108のベースに
は、上述のようにモータ出力電圧の下側包絡線の電圧が
供給されているため、Q108に流れる電流は、下側包
絡線電圧と基準電圧VREF との差に応じたものになる。
従って、トランジスタQ114に飽和度に応じた電流値
を得ることができる。すなわち、下側包絡線電圧が低く
飽和度が高いときに、トランジスタQ114の電流、す
なわち飽和検出回路の出力の電流量が大きくなる。
は、上述のようにモータ出力電圧の下側包絡線の電圧が
供給されているため、Q108に流れる電流は、下側包
絡線電圧と基準電圧VREF との差に応じたものになる。
従って、トランジスタQ114に飽和度に応じた電流値
を得ることができる。すなわち、下側包絡線電圧が低く
飽和度が高いときに、トランジスタQ114の電流、す
なわち飽和検出回路の出力の電流量が大きくなる。
【0041】ここで、第1飽和防止回路40の基準電圧
VREF1は第2飽和防止回路52の基準電圧VREF2より高
い。従って、第1飽和防止回路40の方が先に動作を開
始し、その後第2飽和防止回路52が動作し始める。こ
れによって、第1飽和防止回路40による制御によって
駆動電源電圧VM を上昇させるが、この駆動電源電圧V
M を上昇できなくなった状態を第2飽和防止回路52に
よって検出できる。
VREF1は第2飽和防止回路52の基準電圧VREF2より高
い。従って、第1飽和防止回路40の方が先に動作を開
始し、その後第2飽和防止回路52が動作し始める。こ
れによって、第1飽和防止回路40による制御によって
駆動電源電圧VM を上昇させるが、この駆動電源電圧V
M を上昇できなくなった状態を第2飽和防止回路52に
よって検出できる。
【0042】そして、第2飽和防止回路52の出力によ
って、トルク指令信号の大きさを制御することによっ
て、モータ出力電圧を制御して、出力トランジスタの飽
和を防止する。
って、トルク指令信号の大きさを制御することによっ
て、モータ出力電圧を制御して、出力トランジスタの飽
和を防止する。
【0043】[PWMコンパレータの構成]図3にPW
Mコンパレータ42の構成を示す。この例では、上記第
1飽和防止回路42におけるトランジスタQ114が定
電流源CS202で示してある。従って、この定電流源
CS202には、飽和度が高いほど大きい電流が流れ
る。
Mコンパレータ42の構成を示す。この例では、上記第
1飽和防止回路42におけるトランジスタQ114が定
電流源CS202で示してある。従って、この定電流源
CS202には、飽和度が高いほど大きい電流が流れ
る。
【0044】定電流源CS202は、アースに向けて飽
和度に応じた電流を流すものであり、この定電流源CS
202には、電源からアースに向けて直列接続された抵
抗R202,204,206の中の最も下流側の(他端
がアースに接続されている)抵抗R202と並列接続さ
れている。従って、定電流源CS202の電流量に応じ
て、抵抗R206に流れる電流量が変化し、抵抗R20
6の上流側の電位が変動する。抵抗R204と抵抗R2
02の接続点はNPNトランジスタQ202のベースに
接続されている。定電流源CS202は、飽和度が大き
いと電流量が大きくなるため、トランジスタQ202の
ベースには、飽和度が高いほど低い電圧が供給されるこ
とになる。
和度に応じた電流を流すものであり、この定電流源CS
202には、電源からアースに向けて直列接続された抵
抗R202,204,206の中の最も下流側の(他端
がアースに接続されている)抵抗R202と並列接続さ
れている。従って、定電流源CS202の電流量に応じ
て、抵抗R206に流れる電流量が変化し、抵抗R20
6の上流側の電位が変動する。抵抗R204と抵抗R2
02の接続点はNPNトランジスタQ202のベースに
接続されている。定電流源CS202は、飽和度が大き
いと電流量が大きくなるため、トランジスタQ202の
ベースには、飽和度が高いほど低い電圧が供給されるこ
とになる。
【0045】トランジスタQ202のエミッタには、N
PNトランジスタQ204のエミッタが接続されてお
り、この共通エミッタは定電流源CS204を介しアー
スに接続されている。また、トランジスタ202のコレ
クタはコレクタベース間が短絡されたPNPトランジス
タQ206を介し電源に接続され、トランジスタ204
のコレクタはコレクタベース間が短絡されたPNPトラ
ンジスタQ208を介し電源に接続されている。従っ
て、トランジスタQ202とトランジスタQ204は差
動回路として動作し、その出力がトランジスタQ206
およびトランジスタQ208の電流として現れる。そし
て、トランジスタQ204のベースには所定の振幅の三
角波が供給されているので、トランジスタQ202とト
ランジスタ204は、三角波と飽和度に応じた電圧を比
較し、その結果をトランジスタQ206,208の電流
として出力する。なお、三角波発生回路44では、コン
デンサへの充放電を所定の周波数で繰り返すことによっ
て三角波が形成される。
PNトランジスタQ204のエミッタが接続されてお
り、この共通エミッタは定電流源CS204を介しアー
スに接続されている。また、トランジスタ202のコレ
クタはコレクタベース間が短絡されたPNPトランジス
タQ206を介し電源に接続され、トランジスタ204
のコレクタはコレクタベース間が短絡されたPNPトラ
ンジスタQ208を介し電源に接続されている。従っ
て、トランジスタQ202とトランジスタQ204は差
動回路として動作し、その出力がトランジスタQ206
およびトランジスタQ208の電流として現れる。そし
て、トランジスタQ204のベースには所定の振幅の三
角波が供給されているので、トランジスタQ202とト
ランジスタ204は、三角波と飽和度に応じた電圧を比
較し、その結果をトランジスタQ206,208の電流
として出力する。なお、三角波発生回路44では、コン
デンサへの充放電を所定の周波数で繰り返すことによっ
て三角波が形成される。
【0046】ここで、図3におけるトランジスタQ20
2に印加される電圧は、定電流源CS202が最小(非
飽和状態)となったとき、トランジスタQ204のベー
スに印加される三角波の最高電位(最高電位よりやや低
めに設定しても良い)になり、また図2の第1飽和防止
回路のトランジスタQ110とQ108の各ベース電位
が同電位になり、定電流源CS202の電流値が飽和状
態を示す値になったとき、トランジスタQ204のベー
スに印加される三角波の最低電位(最低電位よりやや高
めに設定しても良い)になるように、抵抗R202、R
204、R206の値を設定する。このようにすること
によって、飽和度の信号による電圧を三角波の電圧と同
等のものにでき、デューティー比の設定を正確に行うこ
とができる。
2に印加される電圧は、定電流源CS202が最小(非
飽和状態)となったとき、トランジスタQ204のベー
スに印加される三角波の最高電位(最高電位よりやや低
めに設定しても良い)になり、また図2の第1飽和防止
回路のトランジスタQ110とQ108の各ベース電位
が同電位になり、定電流源CS202の電流値が飽和状
態を示す値になったとき、トランジスタQ204のベー
スに印加される三角波の最低電位(最低電位よりやや高
めに設定しても良い)になるように、抵抗R202、R
204、R206の値を設定する。このようにすること
によって、飽和度の信号による電圧を三角波の電圧と同
等のものにでき、デューティー比の設定を正確に行うこ
とができる。
【0047】トランジスタQ208のベースにはエミッ
タが電源に接続されたPNPトランジスタQ210が接
続されており、このトランジスタQ210はトランジス
タQ208とでカレントミラーを構成する。トランジス
タQ210のコレクタは、コレクタベースが短絡された
NPNトランジスタQ212を介しアースに接続されて
おり、このトランジスタQ212のベースにはエミッタ
がアースに接続されたNPNトランジスタQ214のベ
ースが接続されている。従って、トランジスタQ21
2,214もカレントミラーを構成する。そこで、トラ
ンジスタQ204に流れる電流と同一の電流がトランジ
スタQ208,Q210,Q212およびトランジスタ
Q214に流れる。
タが電源に接続されたPNPトランジスタQ210が接
続されており、このトランジスタQ210はトランジス
タQ208とでカレントミラーを構成する。トランジス
タQ210のコレクタは、コレクタベースが短絡された
NPNトランジスタQ212を介しアースに接続されて
おり、このトランジスタQ212のベースにはエミッタ
がアースに接続されたNPNトランジスタQ214のベ
ースが接続されている。従って、トランジスタQ21
2,214もカレントミラーを構成する。そこで、トラ
ンジスタQ204に流れる電流と同一の電流がトランジ
スタQ208,Q210,Q212およびトランジスタ
Q214に流れる。
【0048】一方、トランジスタQ214のコレクタは
PNPトランジスタQ216のコレクタが接続され、こ
のトランジスタQ216のベースはトランジスタQ20
6が接続されている。ここで、トランジスタQ216
は、トランジスタQ206とでカレントミラーを構成し
ている。従って、トランジスタQ202に流れる電流と
同一の電流がQ206およびQ216に流れる。
PNPトランジスタQ216のコレクタが接続され、こ
のトランジスタQ216のベースはトランジスタQ20
6が接続されている。ここで、トランジスタQ216
は、トランジスタQ206とでカレントミラーを構成し
ている。従って、トランジスタQ202に流れる電流と
同一の電流がQ206およびQ216に流れる。
【0049】そして、トランジスタQ216とトランジ
スタQ214の接続点は、NPNトランジスタQ218
のベースに接続され、このトランジスタQ218のエミ
ッタはアースは接続され、コレクタは抵抗R208を介
し電源に接続されている。従って、トランジスタQ20
2の電流量がトランジスタQ204の電流量より大きい
場合には、トランジスタQ216の電流量の方がトラン
ジスタQ214の電流量より大きくなり、トランジスタ
Q218がオンする。一方、トランジスタQ204の電
流量がトランジスタQ202の電流量より大きい場合に
は、トランジスタQ214の電流量の方がトランジスタ
Q216の電流量より大きくなり、トランジスタQ21
8がオフする。そして、トランジスタQ218がオンの
場合には、このコレクタが低電位、トランジスタQ21
8がオフの場合にはこのコレクタ電位が高電位になる。
スタQ214の接続点は、NPNトランジスタQ218
のベースに接続され、このトランジスタQ218のエミ
ッタはアースは接続され、コレクタは抵抗R208を介
し電源に接続されている。従って、トランジスタQ20
2の電流量がトランジスタQ204の電流量より大きい
場合には、トランジスタQ216の電流量の方がトラン
ジスタQ214の電流量より大きくなり、トランジスタ
Q218がオンする。一方、トランジスタQ204の電
流量がトランジスタQ202の電流量より大きい場合に
は、トランジスタQ214の電流量の方がトランジスタ
Q216の電流量より大きくなり、トランジスタQ21
8がオフする。そして、トランジスタQ218がオンの
場合には、このコレクタが低電位、トランジスタQ21
8がオフの場合にはこのコレクタ電位が高電位になる。
【0050】トランジスタQ218のコレクタは、PW
M信号を出力するNPNトランジスタQ220のベース
に接続されている。そこで、トランジスタQ220はト
ランジスタQ218がオンのときにオフ、トランジスタ
Q218がオフの時にオンになる。
M信号を出力するNPNトランジスタQ220のベース
に接続されている。そこで、トランジスタQ220はト
ランジスタQ218がオンのときにオフ、トランジスタ
Q218がオフの時にオンになる。
【0051】例えば、トランジスタQ202のベース電
位(VH )が一定であるとすると、トランジスタQ20
4のベース電位(三角波の電圧)がVH 以上になるとト
ランジスタQ204電流量が大きくなり、これによって
トランジスタQ218がオフし、トランジスタQ220
がオンし、トランジスタQ220のコレクタがアース電
位に落ちる。一方、トランジスタQ204のベース電位
(三角波の電圧)がVH 以下になるとトランジスタQ2
02電流量が大きくなり、これによってトランジスタQ
218がオンし、トランジスタQ220がオフし、トラ
ンジスタQ220のコレクタがオープンになる。これに
よって、トランジスタQ220において矩形波が得られ
る。そして、定電流源CS202の電流量によって、ト
ランジスタQ202のベース電位を変更すると、三角波
の電圧と比較する電圧が変化する。従って、トランジス
タQ220において得られる矩形波の低レベルと高レベ
ルの割合、すなわちパルス信号のデューティー比が変更
される。
位(VH )が一定であるとすると、トランジスタQ20
4のベース電位(三角波の電圧)がVH 以上になるとト
ランジスタQ204電流量が大きくなり、これによって
トランジスタQ218がオフし、トランジスタQ220
がオンし、トランジスタQ220のコレクタがアース電
位に落ちる。一方、トランジスタQ204のベース電位
(三角波の電圧)がVH 以下になるとトランジスタQ2
02電流量が大きくなり、これによってトランジスタQ
218がオンし、トランジスタQ220がオフし、トラ
ンジスタQ220のコレクタがオープンになる。これに
よって、トランジスタQ220において矩形波が得られ
る。そして、定電流源CS202の電流量によって、ト
ランジスタQ202のベース電位を変更すると、三角波
の電圧と比較する電圧が変化する。従って、トランジス
タQ220において得られる矩形波の低レベルと高レベ
ルの割合、すなわちパルス信号のデューティー比が変更
される。
【0052】例えば、図4に示すように、トランジスタ
Q202のVH1にセットした場合には、トランジスタQ
218のコレクタに(a)のようなパルスが得られ、ト
ランジスタQ202のVH2にセットした場合には、トラ
ンジスタQ218のコレクタに(b)のようなパルスが
得られる。本実施例の場合、飽和度が大きくなると、定
電流源CS202の電流量が増え、トランジスタQ20
2のベース電位が下がり、トランジスタQ220から出
力されるパルス信号(PWM信号)のデューティー比が
低くなる。反対に、飽和度が小さくなると、定電流源C
S202の電流量が減少し、トランジスタQ202のベ
ース電位が上がり、トランジスタQ220から出力され
るパルス信号(PWM信号)のデューティー比が高くな
る。
Q202のVH1にセットした場合には、トランジスタQ
218のコレクタに(a)のようなパルスが得られ、ト
ランジスタQ202のVH2にセットした場合には、トラ
ンジスタQ218のコレクタに(b)のようなパルスが
得られる。本実施例の場合、飽和度が大きくなると、定
電流源CS202の電流量が増え、トランジスタQ20
2のベース電位が下がり、トランジスタQ220から出
力されるパルス信号(PWM信号)のデューティー比が
低くなる。反対に、飽和度が小さくなると、定電流源C
S202の電流量が減少し、トランジスタQ202のベ
ース電位が上がり、トランジスタQ220から出力され
るパルス信号(PWM信号)のデューティー比が高くな
る。
【0053】[VM 発生回路の構成]VM 発生回路46
の構成について、図5に基づいて説明する。この回路
は、PWMコンパレータ42が出力されるPWM信号を
反転して積分し、所定の駆動電源電圧VM を発生する。
この回路は、大容量のコンデンサ、コイル等を含むため
IC10の内部回路ではなく、IC10の外付けの回路
として構成されている。
の構成について、図5に基づいて説明する。この回路
は、PWMコンパレータ42が出力されるPWM信号を
反転して積分し、所定の駆動電源電圧VM を発生する。
この回路は、大容量のコンデンサ、コイル等を含むため
IC10の内部回路ではなく、IC10の外付けの回路
として構成されている。
【0054】上述のPWMコンパレータ42の出力トラ
ンジスタQ220のコレクタは抵抗R302を介し、P
NPトランジスタQ302のベースに接続されている。
このトランジスタQ302のエミッタは、抵抗R304
を介し電源に接続され、コレクタは抵抗R306を介し
アースに接続されている。従って、トランジスタQ22
0がオンすることによってトランジスタQ302がオン
し、トランジスタQ220がオフすることによってトラ
ンジスタQ302がオフする。
ンジスタQ220のコレクタは抵抗R302を介し、P
NPトランジスタQ302のベースに接続されている。
このトランジスタQ302のエミッタは、抵抗R304
を介し電源に接続され、コレクタは抵抗R306を介し
アースに接続されている。従って、トランジスタQ22
0がオンすることによってトランジスタQ302がオン
し、トランジスタQ220がオフすることによってトラ
ンジスタQ302がオフする。
【0055】トランジスタQ302のエミッタには、エ
ミッタが電源に接続されたPNPトランジスタQ304
のベースが接続されている。トランジスタQ302のエ
ミッタ側電位は、トランジスタQ302がオフの時に非
バイアスレベル、オンの時にバイアスレベルになる。こ
のため、このトランジスタQ304は、トランジスタQ
302がオンの時にオン、オフのときのオフになる。従
って、トランジスタQ304がオンすることによって、
このトランジスタQ304から電流が出力され、トラン
ジスタQ304がオフすることによって電流の出力が停
止される。
ミッタが電源に接続されたPNPトランジスタQ304
のベースが接続されている。トランジスタQ302のエ
ミッタ側電位は、トランジスタQ302がオフの時に非
バイアスレベル、オンの時にバイアスレベルになる。こ
のため、このトランジスタQ304は、トランジスタQ
302がオンの時にオン、オフのときのオフになる。従
って、トランジスタQ304がオンすることによって、
このトランジスタQ304から電流が出力され、トラン
ジスタQ304がオフすることによって電流の出力が停
止される。
【0056】そして、トランジスタQ304のコレクタ
はコイルL302を介しVM 出力端に接続され、またこ
のVM 出力端は、コンデンサC302を介しアースに接
続されている。そこで、このコイルL302およびコン
デンサC302により交流成分が積分処理され、PWM
コンパレータの出力であるパルス信号のデューティー比
に応じた駆動電源電圧VM が得られる。なお、トランジ
スタQ304のエミッタはアース側から電流を流すダイ
オードD304が接続されている。従って、トランジス
タQ304のエミッタ側電位をアース電位−VF (この
VF はトランジスタVBEに対応し、ダイオードにおける
電圧降下である)から電源電位の間に収められる。これ
によって、スイッチング時に生じるコイルのキックバッ
クによる負電圧によってトランジスタQ304が破壊す
るのを防止できる。
はコイルL302を介しVM 出力端に接続され、またこ
のVM 出力端は、コンデンサC302を介しアースに接
続されている。そこで、このコイルL302およびコン
デンサC302により交流成分が積分処理され、PWM
コンパレータの出力であるパルス信号のデューティー比
に応じた駆動電源電圧VM が得られる。なお、トランジ
スタQ304のエミッタはアース側から電流を流すダイ
オードD304が接続されている。従って、トランジス
タQ304のエミッタ側電位をアース電位−VF (この
VF はトランジスタVBEに対応し、ダイオードにおける
電圧降下である)から電源電位の間に収められる。これ
によって、スイッチング時に生じるコイルのキックバッ
クによる負電圧によってトランジスタQ304が破壊す
るのを防止できる。
【0057】このように、本実施例のVM 発生回路によ
れば、PWMコンパレータ42からの出力におけるPW
M信号のデューティー比が大きい程駆動電源電圧VM が
下がる。従って、モータ出力端子OUT1〜OUT3に
おける電圧の下側包絡線電圧が低く(すなわち、下側出
力トランジスタQ2,Q4,Q6のコレクタ・エミッタ
間電圧が低く)飽和度が深い場合に、デューティー比の
小さなPWM信号が得られ、駆動電源電圧VM が上昇し
て、飽和が未然に防止される。一方、モータ出力端子O
UT1〜OUT3における電圧の下側包絡線電圧が高く
(シンク側出力トランジスタQ2,Q4,Q6のコレク
タ・エミッタ間電圧が高く)、飽和度が浅い場合に、デ
ューティー比の大きなPWM信号が得られ、駆動電源電
圧VM が低下して、出力トランジスタQ1〜Q6のコレ
クタエミッタ間電圧を飽和しない必要最小限に抑えるこ
とができるため、電力損失を減少することができる。
れば、PWMコンパレータ42からの出力におけるPW
M信号のデューティー比が大きい程駆動電源電圧VM が
下がる。従って、モータ出力端子OUT1〜OUT3に
おける電圧の下側包絡線電圧が低く(すなわち、下側出
力トランジスタQ2,Q4,Q6のコレクタ・エミッタ
間電圧が低く)飽和度が深い場合に、デューティー比の
小さなPWM信号が得られ、駆動電源電圧VM が上昇し
て、飽和が未然に防止される。一方、モータ出力端子O
UT1〜OUT3における電圧の下側包絡線電圧が高く
(シンク側出力トランジスタQ2,Q4,Q6のコレク
タ・エミッタ間電圧が高く)、飽和度が浅い場合に、デ
ューティー比の大きなPWM信号が得られ、駆動電源電
圧VM が低下して、出力トランジスタQ1〜Q6のコレ
クタエミッタ間電圧を飽和しない必要最小限に抑えるこ
とができるため、電力損失を減少することができる。
【0058】[中点制御回路の構成]図6に中点制御回
路50の構成を示す。この回路は、出力端子における中
点電位を出力トランジスタQ1〜Q6の駆動電源電圧V
M の中点に制御する。
路50の構成を示す。この回路は、出力端子における中
点電位を出力トランジスタQ1〜Q6の駆動電源電圧V
M の中点に制御する。
【0059】1つの相のソース側出力トランジスタQ1
と、シンク側出力トランジスタQ2は、駆動電源電圧V
M とアースとの間に直列接続されている。シンク側出力
トランジスタQ2のベースには、この出力トランジスタ
のベース電流を制御するカレントミラーCM502が設
けられている。一方、ソース側トランジスタQ1のベー
スには、エミッタが電源VCCに接続されたPNPトラン
ジスタQ502のコレクタが接続されている。
と、シンク側出力トランジスタQ2は、駆動電源電圧V
M とアースとの間に直列接続されている。シンク側出力
トランジスタQ2のベースには、この出力トランジスタ
のベース電流を制御するカレントミラーCM502が設
けられている。一方、ソース側トランジスタQ1のベー
スには、エミッタが電源VCCに接続されたPNPトラン
ジスタQ502のコレクタが接続されている。
【0060】このトランジスタQ502のベースには、
エミッタがVCCに接続されたPNPトランジスタQ50
4のベースに接続されている。このトランジスタQ50
4のコレクタベース間は短絡されている。また、トラン
ジスタQ504のコレクタはNPNトランジスタQ50
6を介し定電流源CS502に接続されている。一方、
定電流源CS502には他端が電源VCCに接続されたN
PNトランジスタQ508が接続されており、トランジ
スタQ506とトランジスタQ508はエミッタが共通
接続された差動回路を構成する。
エミッタがVCCに接続されたPNPトランジスタQ50
4のベースに接続されている。このトランジスタQ50
4のコレクタベース間は短絡されている。また、トラン
ジスタQ504のコレクタはNPNトランジスタQ50
6を介し定電流源CS502に接続されている。一方、
定電流源CS502には他端が電源VCCに接続されたN
PNトランジスタQ508が接続されており、トランジ
スタQ506とトランジスタQ508はエミッタが共通
接続された差動回路を構成する。
【0061】そして、トランジスタQ506のベースに
は、駆動電源電圧VM を抵抗R502およびR504で
分圧した電圧が印加されている。従って、トランジスタ
Q506のベース電圧は、駆動電源電圧VM によって一
義的に決定される電圧であり、これを中点制御基準電圧
にセットする。
は、駆動電源電圧VM を抵抗R502およびR504で
分圧した電圧が印加されている。従って、トランジスタ
Q506のベース電圧は、駆動電源電圧VM によって一
義的に決定される電圧であり、これを中点制御基準電圧
にセットする。
【0062】一方、トランジスタQ508のベースには
出力端子OUT1〜OUT3がそれぞれ抵抗R506、
R508、R510を介し接続されている。また、トラ
ンジスタQ508のベースは抵抗R512を介し、アー
スに接続されている。従って、出力端子OUT1〜OU
T3からの電流が抵抗R506、R508、R510と
抵抗R512を介しアースに流れ、トランジスタQ50
8のベースは、出力端子OUT1〜3の合成された電圧
を抵抗R506(またはR508、R510)と抵抗R
512で分圧されたものになる。そして、この抵抗R5
06(およびR508およびR510)をR502と同
一の抵抗値とし、抵抗R512を抵抗R504と実質的
に同一の抵抗値とすることによって、トランジスタQ5
08(および他相の対応するトランジスタ)のベース電
圧は、モータ出力電圧の変動側の中点比較電位になる。
出力端子OUT1〜OUT3がそれぞれ抵抗R506、
R508、R510を介し接続されている。また、トラ
ンジスタQ508のベースは抵抗R512を介し、アー
スに接続されている。従って、出力端子OUT1〜OU
T3からの電流が抵抗R506、R508、R510と
抵抗R512を介しアースに流れ、トランジスタQ50
8のベースは、出力端子OUT1〜3の合成された電圧
を抵抗R506(またはR508、R510)と抵抗R
512で分圧されたものになる。そして、この抵抗R5
06(およびR508およびR510)をR502と同
一の抵抗値とし、抵抗R512を抵抗R504と実質的
に同一の抵抗値とすることによって、トランジスタQ5
08(および他相の対応するトランジスタ)のベース電
圧は、モータ出力電圧の変動側の中点比較電位になる。
【0063】そして、トランジスタQ506とトランジ
スタQ508のベース電位に差が生じた場合には、これ
がトランジスタQ504,Q502を介し、トランジス
タQ1にフィードバックされ、トランジスタQ508の
ベース電位がトランジスタQ506のベースの中点制御
基準電圧と同一電位となるように作用する。このとき、
モータ出力電圧の変動の中点電圧は、駆動電源電圧VM
の中点電位VM /2のとなるように制御される。
スタQ508のベース電位に差が生じた場合には、これ
がトランジスタQ504,Q502を介し、トランジス
タQ1にフィードバックされ、トランジスタQ508の
ベース電位がトランジスタQ506のベースの中点制御
基準電圧と同一電位となるように作用する。このとき、
モータ出力電圧の変動の中点電圧は、駆動電源電圧VM
の中点電位VM /2のとなるように制御される。
【0064】ここで、このような中点制御の動作は、中
点制御回路における定電流源CS502に電流が流れて
いるときのみ有効である。一方、この図6においては、
1相分の回路を示したが、他の2相の出力トランジスタ
Q2,Q3の駆動回路においても同様の差動回路が設け
られており、同様の中点制御が行われる。従って、モー
タの駆動の際にいずれかの中点制御回路が動作して中点
制御が行われる。
点制御回路における定電流源CS502に電流が流れて
いるときのみ有効である。一方、この図6においては、
1相分の回路を示したが、他の2相の出力トランジスタ
Q2,Q3の駆動回路においても同様の差動回路が設け
られており、同様の中点制御が行われる。従って、モー
タの駆動の際にいずれかの中点制御回路が動作して中点
制御が行われる。
【0065】このように、本実施例の中点制御回路によ
って、モータ出力電圧の電圧変動の中点が出力トランジ
スタQ1〜Q6の駆動電源電圧VM の中点電位に制御さ
れる。従って、上述の第1飽和防止回路のモータ出力電
圧の下側包絡線電圧の制御をこの中点制御を合わせるこ
とによって、一方側の飽和防止だけでなく、シンクソー
ストランジスタ両側の飽和防止を達成することができ、
簡単な回路によって確実な飽和防止および出力トランジ
スタの駆動電源電圧VM の制御を達成することができ
る。
って、モータ出力電圧の電圧変動の中点が出力トランジ
スタQ1〜Q6の駆動電源電圧VM の中点電位に制御さ
れる。従って、上述の第1飽和防止回路のモータ出力電
圧の下側包絡線電圧の制御をこの中点制御を合わせるこ
とによって、一方側の飽和防止だけでなく、シンクソー
ストランジスタ両側の飽和防止を達成することができ、
簡単な回路によって確実な飽和防止および出力トランジ
スタの駆動電源電圧VM の制御を達成することができ
る。
【0066】[トルク指令制御の構成]図7にトルク指
令制御のための構成を示す。図1の速度制御部22は、
回転の状態に応じて、トルク指令信号を発生し、これを
定電流源CS601の電流(以下、トルク指令電流とい
う)として出力する。この定電流源CS601の下側に
は、エミッタがアースに接続されたNPNトランジスタ
Q601のコレクタが接続されていると共に、第2飽和
防止回路52の出力トランジスタであるQ114のコレ
クタが接続されている。従って、第2飽和防止回路52
の出力が0であれば、トランジスタQ601は、トルク
指令電流をそのまま出力する。一方、第2飽和防止回路
52が飽和を検出した場合には、この飽和度に応じた電
流がトランジスタQ114に流れるため、このトランジ
スタQ114に流れる電流分だけトランジスタQ601
に流れる電流が減少する。これによって、上下三差動分
配部に供給するトルク指令信号を小さなものにできる。
令制御のための構成を示す。図1の速度制御部22は、
回転の状態に応じて、トルク指令信号を発生し、これを
定電流源CS601の電流(以下、トルク指令電流とい
う)として出力する。この定電流源CS601の下側に
は、エミッタがアースに接続されたNPNトランジスタ
Q601のコレクタが接続されていると共に、第2飽和
防止回路52の出力トランジスタであるQ114のコレ
クタが接続されている。従って、第2飽和防止回路52
の出力が0であれば、トランジスタQ601は、トルク
指令電流をそのまま出力する。一方、第2飽和防止回路
52が飽和を検出した場合には、この飽和度に応じた電
流がトランジスタQ114に流れるため、このトランジ
スタQ114に流れる電流分だけトランジスタQ601
に流れる電流が減少する。これによって、上下三差動分
配部に供給するトルク指令信号を小さなものにできる。
【0067】上下三差動分配部は、三相のロジック出力
に応じてNPNトランジスタQ602〜Q604および
PNPトランジスタQ605〜Q607を駆動して、上
下出力トランジスタに対応する相切替え信号I1 ,I2
,I3 ,I1 ´,I2 ´,I3 ´を生成する。ここ
で、これら相切替え信号を発生するトランジスタQ60
2〜Q607の上側はPNPトランジスタQ608,Q
609を介し、電源電圧VCCに接続されている。従っ
て、これらトランジスタQ608,Q609に流れる電
流によって、相切替え信号の大きさが制御される。
に応じてNPNトランジスタQ602〜Q604および
PNPトランジスタQ605〜Q607を駆動して、上
下出力トランジスタに対応する相切替え信号I1 ,I2
,I3 ,I1 ´,I2 ´,I3 ´を生成する。ここ
で、これら相切替え信号を発生するトランジスタQ60
2〜Q607の上側はPNPトランジスタQ608,Q
609を介し、電源電圧VCCに接続されている。従っ
て、これらトランジスタQ608,Q609に流れる電
流によって、相切替え信号の大きさが制御される。
【0068】そして、トランジスタQ608,Q609
のベースは、コレクタベースが短絡されたトランジスタ
Q610に接続されており、これらはカレントミラーを
構成している。従って、トランジスタQ608,Q60
9はトランジスタQ610と同一の電流を流す。また、
このトランジスタQ610の下流側には、NPNトラン
ジスタQ611のコレクタが接続されており、このトラ
ンジスタQ611は、コレクタベースが短絡されたトラ
ンジスタQ601に接続されている。従って、トランジ
スタQ611,Q601はカレントミラーを構成し、ト
ランジスタQ611はトランジスタQ601と同一の電
流を流す。
のベースは、コレクタベースが短絡されたトランジスタ
Q610に接続されており、これらはカレントミラーを
構成している。従って、トランジスタQ608,Q60
9はトランジスタQ610と同一の電流を流す。また、
このトランジスタQ610の下流側には、NPNトラン
ジスタQ611のコレクタが接続されており、このトラ
ンジスタQ611は、コレクタベースが短絡されたトラ
ンジスタQ601に接続されている。従って、トランジ
スタQ611,Q601はカレントミラーを構成し、ト
ランジスタQ611はトランジスタQ601と同一の電
流を流す。
【0069】ここで、このトランジスタQ601は上述
のように、第2飽和防止回路52の出力に応じたトルク
指令電流を流すものであり、これによって相切替え信号
が第2飽和防止回路52の出力に応じて変化するトルク
指令に応じたものになる。
のように、第2飽和防止回路52の出力に応じたトルク
指令電流を流すものであり、これによって相切替え信号
が第2飽和防止回路52の出力に応じて変化するトルク
指令に応じたものになる。
【0070】これによって、モータの高回転時にモータ
出力電圧が電源電圧VCCに近付いた場合に、トルク指令
を抑制し、出力トランジスタの飽和を防止することがで
きる。
出力電圧が電源電圧VCCに近付いた場合に、トルク指令
を抑制し、出力トランジスタの飽和を防止することがで
きる。
【0071】なお、トランジスタQ602の出力である
I1が図6における定電流源CS502の電流を決定し
ており、トランジスタQ605の出力である電流I1´
が図6におけるカレントミラーCM502の電流量を決
定している。
I1が図6における定電流源CS502の電流を決定し
ており、トランジスタQ605の出力である電流I1´
が図6におけるカレントミラーCM502の電流量を決
定している。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るモー
タ駆動回路によれば、包絡線電圧検出手段によってモー
タ出力電圧の変化におけるモータ出力電圧の電圧変化の
上側包絡線電圧または下側包絡線電圧のいずれか一方を
検出する。そして、この検出値に応じてモータ出力電圧
を生成するための電圧である駆動電源電圧を変更する。
例えば、モータ出力電圧の下側包絡線電圧を検出し、こ
の下側包絡線電圧がアースより所定値だけ高い値となる
ように駆動電源電圧を設定する。これによって、モータ
出力電圧の波形を保ちつつ、最低の駆動電源電圧を得る
ことができる。一方、上述のように、モータ出力電圧の
下側包絡線電圧だけを検出した場合、上側包絡線電圧が
駆動電源電圧にまで上昇し、モータ出力電圧の波形が正
しいものに保持できない可能性もある。本発明では、モ
ータ出力電圧の中点を検出し、これを駆動電源電圧の中
点に一致させる。そこで、上述のようにモータ出力電圧
の下側包絡線電圧のみを検出して、駆動電源電圧を制御
しても、上側包絡線電圧を駆動電源電圧より所定以上低
いものに維持することができ、出力トランジスタの飽和
を防止することができる。このようにして、簡単な構成
で好適な駆動電源電圧の制御が行える。
タ駆動回路によれば、包絡線電圧検出手段によってモー
タ出力電圧の変化におけるモータ出力電圧の電圧変化の
上側包絡線電圧または下側包絡線電圧のいずれか一方を
検出する。そして、この検出値に応じてモータ出力電圧
を生成するための電圧である駆動電源電圧を変更する。
例えば、モータ出力電圧の下側包絡線電圧を検出し、こ
の下側包絡線電圧がアースより所定値だけ高い値となる
ように駆動電源電圧を設定する。これによって、モータ
出力電圧の波形を保ちつつ、最低の駆動電源電圧を得る
ことができる。一方、上述のように、モータ出力電圧の
下側包絡線電圧だけを検出した場合、上側包絡線電圧が
駆動電源電圧にまで上昇し、モータ出力電圧の波形が正
しいものに保持できない可能性もある。本発明では、モ
ータ出力電圧の中点を検出し、これを駆動電源電圧の中
点に一致させる。そこで、上述のようにモータ出力電圧
の下側包絡線電圧のみを検出して、駆動電源電圧を制御
しても、上側包絡線電圧を駆動電源電圧より所定以上低
いものに維持することができ、出力トランジスタの飽和
を防止することができる。このようにして、簡単な構成
で好適な駆動電源電圧の制御が行える。
【0073】そして、本発明では、モータ出力電圧が、
ICの電源電圧、すなわち駆動電源電圧の最大値に近付
いた場合には、トルク指令値を小さな値にする。したが
って、モータの高回転時において、モータ出力電圧が非
常に大きくなった場合においても、モータ出力電圧が所
定値以上にならないようにでき、確実な出力トランジス
タの飽和防止が行える。
ICの電源電圧、すなわち駆動電源電圧の最大値に近付
いた場合には、トルク指令値を小さな値にする。したが
って、モータの高回転時において、モータ出力電圧が非
常に大きくなった場合においても、モータ出力電圧が所
定値以上にならないようにでき、確実な出力トランジス
タの飽和防止が行える。
【0074】特に、モータ出力電圧出力手段をトランジ
スタで構成すれば、3相ブラシレスモータの高速で正確
な回転を達成できる。そして、駆動電源電圧が上述のよ
うに制御されるため、モータ出力電圧出力手段のトラン
ジスタが飽和するのを防止でき、トランジスタの飽和に
基づくスルー電流の発生を防止できる。また、駆動電源
電圧をモータ出力電圧に合わせて最適な大きさにするこ
とができるため、トランジスタにおける電力損失を適正
なものにでき、トランジスタの発熱を防止できる。
スタで構成すれば、3相ブラシレスモータの高速で正確
な回転を達成できる。そして、駆動電源電圧が上述のよ
うに制御されるため、モータ出力電圧出力手段のトラン
ジスタが飽和するのを防止でき、トランジスタの飽和に
基づくスルー電流の発生を防止できる。また、駆動電源
電圧をモータ出力電圧に合わせて最適な大きさにするこ
とができるため、トランジスタにおける電力損失を適正
なものにでき、トランジスタの発熱を防止できる。
【図1】実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】飽和防止回路の構成を示す回路図である。
【図3】PWMコンパレータの構成を示す回路図であ
る。
る。
【図4】PWM信号の波形を示す説明図である。
【図5】VM 発生回路の構成を示す回路図である。
【図6】中点検出回路の構成を示す回路図である。
【図7】トルク指令制御のための構成を示す回路図であ
る。
る。
【図8】従来のモータ出力電圧波形の例を示す説明図で
ある。
ある。
【符号の説明】 12 出力部 40 第1飽和防止回路 42 PWMコンパレータ 44 三角波発生回路 46 VM 発生回路 52 第2飽和防止回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坪内 俊樹 大阪府門真市大字真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 清間 利明 大阪府門真市大字真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−165571(JP,A) 特開 昭59−2585(JP,A) 特開 平5−122978(JP,A) 特開 平4−150790(JP,A) 特開 平4−165976(JP,A) 特開 平2−23090(JP,A) 特開 平5−49287(JP,A) 特開 平2−23091(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/08
Claims (2)
- 【請求項1】 トルク指令値に応じた複数相のモータ出
力電圧を駆動電源電圧から生成して出力する出力手段
と、 モータ出力電圧の上側包絡線電圧または下側包絡線電圧
のいずれか一方を検出する包絡線電圧検出手段と、 この包絡線電圧検出手段の検出結果にしたがって、上記
駆動電源電圧を制御する駆動電源電圧制御手段と、 モータ出力電圧の変化における中点を駆動電源電圧の中
点に合致させるよう制御する中点制御手段と、 上記包絡線電圧検出手段の検出結果により、モータ出力
電圧が上記駆動電源電圧の変更可能な最大範囲に近付い
たことを検出した場合に、上記トルク指令値を小さくす
るトルク指令値制御手段と、 を有することを特徴とするモータ駆動回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の回路において、 上記出力手段は、 一端が駆動電源電圧に接続されたソース側出力トランジ
スタと、 一端がこのソース側出力トランジスタの下流側に接続さ
れ、他端がアース側に接続されたシンク側出力トランジ
スタと、 を複数対有し、 ソース側トランジスタと、シンク側トランジスタの接続
点にモータコイルが接続されていることを特徴とするモ
ータ駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06146863A JP3091638B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | モータ駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06146863A JP3091638B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | モータ駆動回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0819284A JPH0819284A (ja) | 1996-01-19 |
| JP3091638B2 true JP3091638B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=15417274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06146863A Expired - Fee Related JP3091638B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | モータ駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3091638B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3672866B2 (ja) * | 2001-12-04 | 2005-07-20 | 松下電器産業株式会社 | モータ駆動装置およびモータ駆動方法 |
| KR100423992B1 (ko) * | 2002-01-12 | 2004-03-22 | 삼성전자주식회사 | 단상 인버터의 저속 리플전류 억제장치 및 그 방법 |
| JP4823588B2 (ja) * | 2005-06-29 | 2011-11-24 | ローム株式会社 | 半導体集積回路装置 |
| JP4863660B2 (ja) * | 2005-07-04 | 2012-01-25 | ローム株式会社 | 半導体集積回路装置 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP06146863A patent/JP3091638B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0819284A (ja) | 1996-01-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4070606A (en) | Driving circuit for brushless DC motor | |
| CA2060966A1 (en) | Linear current source amplifier for brushless dc motor | |
| US4066935A (en) | Stator winding control circuit for a brushless d.c. motor | |
| US5872442A (en) | Brushless motor | |
| JP3091638B2 (ja) | モータ駆動回路 | |
| US5331259A (en) | Brushless motor drive circuit | |
| US6720752B2 (en) | PWM motor driving device | |
| EP0613237B1 (en) | Bidirectional chopper transconductance amplifier | |
| JPH07213097A (ja) | ステッピングモ−タ駆動回路 | |
| US5299277A (en) | Flexible disk drive device | |
| US5140232A (en) | Brushless motor drive circuit | |
| KR910000098B1 (ko) | 브러시레스 모터의 회전수를 제어하기 위한 회전수정보의 산출방법 및 그 회로 | |
| JPH0847284A (ja) | ブラシレスモータの駆動装置 | |
| JPS626522A (ja) | 三角波生成回路 | |
| JP3180919B2 (ja) | ステップモータの定電流駆動回路 | |
| US5103152A (en) | Drive control circuit for sensorless type three-phase half-wave motor | |
| JP2567732Y2 (ja) | ステップモータの定電流駆動回路 | |
| JPH07274577A (ja) | ブラシレスモータの駆動装置 | |
| JP4619109B2 (ja) | Pwm信号生成回路 | |
| JPS626524A (ja) | Pwm駆動回路 | |
| JP2001197768A (ja) | モータ駆動装置 | |
| JPS60229694A (ja) | 電流切り換え回路 | |
| JP2544582B2 (ja) | モ―タ駆動回路 | |
| JPS626526A (ja) | Pwm駆動回路 | |
| JPS5836193A (ja) | 多相励磁パルスモ−タ駆動回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080721 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |