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JP3078599B2 - L−3,4−ジヒドロキシフェニルセリン誘導体の製造法 - Google Patents

L−3,4−ジヒドロキシフェニルセリン誘導体の製造法

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JP3078599B2
JP3078599B2 JP03148064A JP14806491A JP3078599B2 JP 3078599 B2 JP3078599 B2 JP 3078599B2 JP 03148064 A JP03148064 A JP 03148064A JP 14806491 A JP14806491 A JP 14806491A JP 3078599 B2 JP3078599 B2 JP 3078599B2
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Japan
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threo
erythro
dihydroxyphenyl
racemic
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忠志 守川
昌久 池見
照三 三好
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ラセミ−3−(3,4−ジヒドロ
キシフェニル)セリン誘導体を、D−3−(3,4−ジ
ヒドロキシフェニル)セリン誘導体を特異的にグリシン
と対応するプロトカテキュアルデヒド誘導体に分解する
能力を有する酵素、同酵素を産生する微生物あるいはそ
の菌体処理物でもって処理することにより、パーキンソ
ン病治療薬及び家族性アミロイドポリニューロパシーの
治療薬として有用なことが知られているL−スレオ−3
−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリンをはじめと
するL−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリン
誘導体(以下、L−DOPS誘導体と略す)を製造する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、L−スレオ−DOPS誘導体の合
成は、以下の方法により行なわれていた。即ち、カテコ
ール部分を保護したプロトカテキュアルデヒド誘導体
と、グリシンとを強アルカリ下で縮合させ、次にラセミ
−スレオ/エリスロ−DOPS誘導体を得、次にこうし
て得られた生成物をスレオ/エリスロ体の相互分離処理
を行ない、次にラセミ−スレオ−DOPS誘導体を光学
分割するために、カテコール部分の保護基を除去後、ア
ミノ基部分に置換基を導入した後、キニン、ブルシン等
の光学分割剤を用いて光学分割を行った後、最後にアミ
ノ基部分の置換基を除去するというものである(特開昭
58−216146号)。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】L−スレオ−DOP
S誘導体の合成にあたっては、各種の特定の保護基を導
入したり、除去することが必要であるのに加えて、その
合成において複数の立体異性体が産生され、それら立体
異性体相互の分離が、大きな課題となっている。このよ
うに、その合成工程において2種以上の立体異性体が生
じることから、それら異性体の分離には少なくとも複数
の工程が必須であり、さらに各種保護基の導入除去工程
もそれに伴って必要であることから、工業的製造の上で
大きな問題となっていた。
【0004】このうち特に、光学分割法は、工程が複雑
で収率が悪いばかりでなく、それに使用する光学分割剤
も高価であり、工業的製造法としては問題があった。さ
らに従来の光学分割法では、ラセミ体分離前に必ず、ス
レオ/エリスロ体間の分離処理も必要としており、さら
にこれらの方法の結果得られる不要の生成物、すなわ
ち、DL−エリスロ誘導体及びD−スレオ誘導体は、再
度それを利用するために別途ラセミ化したり、分解した
りする必要があり、ますます製造設備などが複雑となる
ことになっていた。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、L−ス
レオ−DOPS及びL−エリスロ−DOPS合成にあた
り重要な中間体であるL−DOPS誘導体を得ることの
できる手法を鋭意検討した結果、ラセミ−DOPS誘導
体に、特定の基質特異性を有する酵素を作用させること
により、特異的にL−DOPS誘導体のみが得られるこ
とを見出し、本発明を完成したものである。本発明は、
一般式
【0006】
【化2】 (式中、R1 、R2 は同一又は相異なり、水素、低級ア
ルキル又はアラルキル基を示し、R1 、R2 共にアルキ
レン基で置換されて環を形成していてもよい)で表わさ
れるラセミ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セ
リン誘導体に、D−3−(3,4−ジヒドロキシフェニ
ル)セリン誘導体を特異的にグリシンと対応するプロト
カテキュアルデヒド誘導体に分解する能力を有する酵
素、同酵素を産生する微生物菌体あるいは菌体処理物を
作用させることを特徴とするL−3−(3,4−ジヒド
ロキシフェニル)セリン誘導体の製造法に関する。
【0007】本発明で用いられる原料ラセミ−DOPS
誘導体としては、上記式(I)を有する化合物があげら
れるが、それら化合物は、その保護基のR1及びR2
同一又は相異なるところの化合物の混合物であってもよ
い。上記式(I)で示される化合物の代表的なものとし
ては、ラセミ−スレオ/エリスロ−3−(3,4−メチ
レンジオキシフェニル)セリン、ラセミ−スレオ/エリ
スロ−3−(3,4−ジベンジロキシフェニル)セリ
ン、ラセミ−スレオ/エリスロ−3−(3,4−ジヒド
ロキシフェニル)セリン、ラセミ−スレオ/エリスロ−
3−(3,4−ジメチルオキシフェニル)セリンあるい
はそれらの混合物があげられる。
【0008】また原料ラセミ−DOPS誘導体は、その
エリスロ/スレオ異性体の混合物であってもあるいは、
スレオ体あるいはエリスロ体単独のものであってもよ
い。エリスロ体とスレオ体とは、繁雑ではあるが、晶析
などの方法で互いを分離することができたり、あるいは
副生物としてその一方だけからなるものも得られるの
で、それら各異性体を単独で含むものを原料として用い
ることも好ましい。また、従来ラセミ−エリスロ体を簡
単且つ効率よく光学分割することは困難であったが、本
発明の方法によれば簡単にL−エリスロ体のみが得られ
るのみでなく、得られたグリシン及びプロトカテキュア
ルデヒド誘導体を再度合成に使用することができる。
【0009】本発明においては、L−DOPS誘導体以
外の異性体、すなわち、D−スレオ−DOPS誘導体並
びにD−エリスロ−DOPS誘導体を特異的に分解する
のみでなく、それらの異性体をグリシンと対応するプロ
トカテキュアルデヒド誘導体とに分解することから、こ
うして得られたグリシンと対応するプロトカテキュアル
デヒド誘導体はそれを再度合成に使用できる。
【0010】本発明で使用されるD−スレオ及びエリス
ロ−DOPS誘導体を特異的にグリシンと対応するプロ
トカテキュアルデヒド誘導体に分解する能力を有する酵
素としては、D−スレオニンアルドラーゼがあげられる
他、その酵素と実質的に同一な活性を有するもの、例え
ば、それら酵素を産生する微生物そのもの、あるいは菌
体の処理物などがあげられる。
【0011】本発明においては、上記酵素又はその同等
物は、エリスロ体とスレオ体を分離する前に反応せしめ
られてもよいし、あるいは分離した後反応せしめられて
もよい。本発明においては、前記したように、D−DO
PS誘導体を分解する酵素を用いることがあげられる
が、このような酵素としては、D−スレオ及び/又はエ
リスロ−DOPS誘導体を特異的に分解するものであれ
ば、いずれも使用できる。このような酵素として特に好
ましいものとしては、D−スレオ/エリスロ−DOPS
誘導体を特異的にグリシンと対応するプロトカテキュア
ルデヒド誘導体に分解する能力を有するものがあげられ
る。また特に好ましいものとしては、D体とL体の立体
構造の違いを特異的に認識するが、スレオ体とエリスロ
体の構造上の差異には影響を受けないものがあげられ
る。さらにまた(ジヒドロキシフェニル)セリンに導入
された各種保護基などの存在にかかわらず、特異的な活
性を有するものがあげられる。
【0012】このような酵素として特に好ましいもの
は、D−スレオニンアルドラーゼがあげられる。このよ
うな、D−スレオニンアルドラーゼとしては、特公昭6
4−1279号に記載されたものの他、その遺伝子を操
作して得られたもの(例えば、特願平1−276126
号)などをあげることができる。
【0013】これらD−スレオニンアルドラーゼは、予
想外にもD−型の立体配位には非常に高い特異性を有す
るにも拘らず、エリスロ/スレオといった立体配位に対
しては、許容されうる寛容性を有するのみでなく、(ジ
ヒドロキシフェニル)セリンのみでなくその誘導体にも
作用することができ、さらにグリシンと対応するプロト
カテキュアルデヒドとを生成せしめるという優れた特性
を有している。
【0014】本発明で用いられるD−スレオニンアルド
ラーゼは、D−スレオニンアルドラーゼ産生菌あるい
は、その変異株又は変種株などから得ることができる。
D−スレオニンアルドラーゼ産生菌としては、例えば、
アルカリゲネス フェカリス(Alcaligenes
faecalis)(IFO 12669)、シュー
ドモナス(Pseudomonas)DK−2 (微工研
菌寄6200号)、アスロバクター(Arthroba
cter)DK−19 (微工研菌寄6201号)、キサ
ントモナス オリゼー(Xanthomonasory
zae)(IAM1657)などが知られている(特公
昭64−11279号及び特開平1−273586号)
が、これらのものに限定されることなく使用することも
できる。
【0015】また、D−スレオニンアルドラーゼの合成
に関与する遺伝子を担うDNAを遺伝子組換えなどの手
法を用いて導入して作成された組換え体も、好適に使用
することができる。このような遺伝子を導入して利用し
うる微生物としては、例えばエシェリヒア(Esche
richia)属細菌、バチルス(Bacillus)
属細菌、キサントモナス(Xanthomonas)属
細菌、アセトバクター(Acetobacter)属細
菌、シュードモナス(Pseudomonas)属細
菌、グルコノバクター(Gluconobacter)
属細菌、アゾトバクター(Azotobacter)属
細菌、リゾビウム(Rhizobium)属細菌、アル
カリゲネス(Alcaligenes)属細菌、クレブ
シエラ(Klebsiella)属細菌、サルモネラ
(Salmonella)属細菌、セラチア(Serr
atia)属細菌などの原核微生物や酵母などの下等真
核生物などを用いることができる。
【0016】このような組換え体のうち、特にD−スレ
オニンアルドラーゼを高度に産生する能力を有している
組換え体の例としては、キサントモナス属細菌に属する
ものがあげられる。微工研菌寄10979号として寄託
のされているキサントモナスシトリ(Xanthomo
nas citri)IFO3311 (pDT648)
は、D−スレオニンアルドラーゼを高度に産生する能力
を有しており(特願平1−276126号)、特に好適
なものである。
【0017】特に、このキサントモナス シトリ IF
O3311 (pDT648)は、D−スレオニンアルド
ラーゼのみを特異的に大量に産生することから、簡単な
処理で、高い活性を有するD−スレオニンアルドラーゼ
を得ることができ、それを用いた場合、単位反応時間が
短縮できるとか、収量を増加させるとか、装置を簡素化
できるとかという、予想外の優れた効果を得ることがで
きる。
【0018】本発明に用いる微生物は常法に従って培養
することが出来る。培養に用いられる培地は微生物の生
育に必要な炭素源、窒素源、無機物質等を含む通常の培
地である。ここで用いられる炭素源としては、グルコー
ス、リボース、ガラクトース、可溶性デンプンなどがあ
げられ、窒素源としては塩化アンモニウム、硫酸アンモ
ニウム、硝酸アンモニウム、ペプトン、肉エキス、イー
ストエキス、コーンスティプリカー、大豆粉、綿実カス
などがあげられる。また、塩化ナトリウム、カリウム
塩、カルシウム塩、アンモニウム塩、燐酸塩などの他、
亜鉛、マグネシウム、鉄、マンガンなどの無機物も使用
できる。更に、ビタミン、アミノ酸等の有機微量栄養素
を添加すると望ましい結果が得られる場合が多い。培養
は、好気的条件下でpH4から10、温度20から60
℃の任意の範囲に制御して1〜10日間培養を行えばよ
い。組換え体を用いる場合、使用する菌株に応じて、ア
ンピシリン、クロラムフェニコール等の抗生物質を培養
液に添加してもよい。
【0019】酵素反応にあたっては、菌体の培養液、培
養液から分離した菌体、凍結乾燥などによる乾燥菌体、
菌体破砕液、粗酵素抽出液、精製酵素、さらには、上記
の処理物および固定化物、その他何れも使用できるが、
ラセミースレオ/エリスロ体からL−スレオ/エリスロ
体を製造する場合又はラセミ−エリスロ体からL−エリ
スロ体を製造する場合は、使用する酵素液あるいは菌体
に含まれているL−アロスレオニンアルドラーゼ活性を
あらかじめ除去してから反応に用いる必要がある。L−
アロスレオニンアルドラーゼは、L−アロスレオニンを
特異的にグリシンとアセトアルデヒドに分解する酵素で
あり、L−エリスロ−DOPS誘導体にも特異的に作用
し、プロトカテキュアルデヒド誘導体とグリシンに分解
する。D−スレオニンアルドラーゼ活性とL−アロスレ
オニンアルドラーゼ活性を持つ酵素液からL−アロスレ
オニンアルドラーゼ活性のみを除去する方法としては6
0℃、30分程度の熱処理による方法や、酵素液のアセ
トン分画による方法が好ましいが、それに限定されるこ
となく、L−アロスレオニンアルドラーゼ活性を選択的
に除去出来る方法であればいずれも用いることが出来
る。酵素反応を実施する方法は、水性媒体中にて基質で
あるラセミ−スレオ及び/又はエリスローDOPS誘導
体を、上に記した微生物の培養液、菌体、菌体処理物、
酵素、あるいはこれらを通常の方法で固定化したものと
接触させれば良い。かかる反応時の水性媒体としては、
例えば、水、緩衝液、含水有機溶媒等が使用できる。
【0020】反応における酵素、微生物菌体あるいは菌
体処理物等の濃度は、D−スレオ/エリスローDOPS
誘導体を完全に分解できるならば特に制限はないが、D
−スレオニンアルドラーゼ活性(1UはD−スレオニン
から1分間に1μmoleのグリシンを生成するのに必
要な酵素量を表わす)が、0.01U/ml以上である
ことが望ましい。特に、0.1U/ml以上であれば反
応を速やかに終了させることが出来る。基質であるラセ
ミ−スレオ及び/又はエリスロ−DOPS誘導体の濃度
は、反応を著しく阻害しない程度であれば良く1mmo
le/リットルから100mmole/リットルが好ま
しく、基質の供給は、一括、連続、分割のいずれの手段
でも実施出来る。
【0021】反応温度は、10から55℃が良く、20
から40℃がより好適である。反応時のpHは5から1
0、好ましくは6から8である。D−スレオニンアルド
ラーゼは、ピリドキサール−5′−リン酸を補酵素とし
て要求するため、反応系に10nmole/リットル〜
10mmole/リットル、好ましくは1μmole/
リットル〜100μmole/リットルの濃度で添加す
ることにより反応が促進される。
【0022】また、D−スレオニンアルドラーゼは2価
金属イオンを補欠因子として要求するため、Mg2+、M
2+、Co2+、Fe2+等を塩の形で100μmole/
リットル〜100mmole/リットル、好ましくは1
mmole/リットル〜10mmole/リットルの濃
度で添加することにより反応が促進される。
【0023】反応形式はバッチ方式、連続方式のいずれ
でも良いが、かくして、反応は0.5から50時間程度
で終了する。反応終了後、反応液は遠心分離や限外ろ過
等により除菌・除タンパクし、まず有機溶媒抽出により
生成プロトカテキュアルデヒド誘導体を分離する。抽出
には、プロトカテキュアルデヒド誘導体の溶解性が高
く、L−DOPS誘導体及びグリシンがほとんど不溶で
ある溶媒であればいずれも使用することが出来るが、エ
ーテルを使用すると良好な結果が得られる。
【0024】溶媒相からは減圧濃縮することによりプロ
トカテキュアルデヒド誘導体を回収する。水相からのL
−DOPS誘導体とグリシンの単離回収は、通常のイオ
ン交換樹脂を用いたクロマト分離によって行うことが出
来る。すなわち、水相を陽イオン交換樹脂を充填したカ
ラムに通液、水洗後、希アンモニア水等により溶出を行
う。
【0025】純度が低い場合には、さらに晶析・水再結
晶を行うことにより精製度を高めることが出来る。上記
反応生成物の単離精製法は、一つの代表的な方法を例示
したものであり、好ましい方法であるが、本発明におい
てはそれに限定されることなく各種の分離精製法が適用
できる。このような方法の例としては、メタノール、エ
タノール等のアルコール系溶媒、ベンゼン、トルエン等
の芳香族炭化水素系溶媒、酢酸エチル等のエステル系溶
媒、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン溶媒、ジ
メチルスルホキシド等のスルホキシド類溶媒、N,N−
ジメチルホルムアミド等のアミド溶媒、アセトニトリル
などのニトリル系溶媒、エチルエーテル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、メチレンクロ
ライド等のハロゲン化炭化水素溶媒及びそれらの混合溶
媒あるいはそれらの水性溶媒などを用いた溶媒抽出など
の分離法、カラムクロマトグラフィー、逆相クロマトグ
ラフィー、高速液体クロマトグラフィー、再結晶化法な
どの方法をあげることができる。
【0026】本発明の方法によると、 (1)光学分割のための置換基の導入及び除去が不要で
あり、さらに高価な光学分割剤を用いる必要もなく、収
率も高い。 (2)非常に工程を単純化できるので、装置のための設
備費を大巾に節約することができる。 (3)D−スレオ及び/又はエリスロ−DOPS誘導体
は共に合成原料であるグリシンとプロトカテキュアルデ
ヒド誘導体に分解されるため、それらは再度反応液から
回収してラセミ−スレオ/エリスロ−DOPS誘導体合
成にリサイクル使用することができ、生産コストを大き
く低減させることができる。特に、カテコール部分を保
護した誘導体を基質として用いて本発明の処理を行なっ
た場合においても、本発明の処理は良好に行なうことが
でき、更に回収されたプロトカテキュアルデヒド誘導体
には、保護基がそのまま残っているので再度保護基の導
入操作を行なうことなく、それをそのまま合成原料に用
いることができる。 (4)原料からの目的物の収率を大巾に高めることがで
きると共に、高純度の目的物を簡単に取得できる。
【0027】
【実施例】次に、実施例により本発明の方法を更に詳し
く説明するが、本発明は実施例により限定されるもので
はない。例中%は重量%を示す。
【0028】酸素製造例1 ポリペプトン0.5%、酵母エキス0.5%、塩化ナト
リウム0.5%からなるpH7.5の培地を調製し、5
リットルの培養槽にその3リットルを添加し、120℃
で15分間加熱殺菌した。その培地にArthroba
cter DK−19(微工研菌寄6201号)を接種
し、pH7.5に保ちながら30℃で20時間通気及び
攪拌をしつつ培養した。培養終了後、培養液から菌体を
遠心分離で集菌、水洗後、0.01mMピリドキサール
−5′−リン酸、及び1.0mM塩化マグネシウムを含
むpH7.5の0.2M HEPES(N−2−Hyd
roxyethylpiperazine−N′−2−
ethanesulfonic acid)緩衝液10
0mlに懸濁し、この菌体懸濁液を20kHz、3分間
の超音波破砕処理を4回行い、破砕液の懸濁物質を遠心
分離で除去して粗酵素液を調製した。次に、この粗酵素
液に冷アセトンを攪拌しながら徐々に添加し、アセトン
濃度45から65%画分の析出物を分取し、上記緩衝液
10mlに溶解しアセトン分画酵素液を調製した。得ら
れた菌体懸濁液及びアセトン分画酵素液のD−スレオニ
ンアルドラーゼ活性(1UはD−スレオニンから1分間
に1μmoleのグリシンを生成するのに必要な酵素量を表
わす)を測定した。 菌体懸濁液 :0.42U/ml アセトン分画酵素液:3.5 U/ml
【0029】酸素製造例2 酵素製造例1と同様の方法で、Pseudomonas
DK−2(微工研菌寄6200号)、Alcalig
enes faecalis(IFO12669)、X
anthomonas oryzae(IAM165
7)、及びXanthomonas citri IF
O3311(pDT648)の菌体懸濁液、及びアセト
ン分画酵素液を調製した。得られた菌体懸濁液及びアセ
トン分画酵素液のD−スレオニンアルドラーゼ活性を測
定した。
【0030】
【表1】
【0031】合成例1 ラセミ−スレオ−3−(3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)セリンの合成水酸化カリウム48.8g、グリシ
ン26.4gをメタノール844mlに溶解し、30℃
以下でピペロナール116gを加え65℃で30分間攪
拌後、減圧濃縮を行った。残渣をメタノール108ml
に溶解し、30℃以下で酢酸64.8gを加え、45℃
で1時間攪拌した。トルエン1000mlと水108m
lを加え、45℃で30分間攪拌、さらに5℃で2時間
攪拌後、析出した結晶を濾取し、乾燥したところ、8
6.9gの結晶が得られた。この結晶に1000mlの
水を加え、還流下80℃で攪拌溶解後濾過し、母液を5
℃で2時間攪拌することにより水からの再結晶を行っ
た。濾取した結晶を乾燥させ、42.3gのラセミ−ス
レオ−3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)セリ
ンを得た。 また、o−フタルアルデヒドとN−アセチル−L−シ
ステインによる誘導体化後、ODSカラムを用い、HP
LCによる異性体分析によって、各異性体の比率を調べ
た。
【0032】合成例2 ラセミ−スレオ−DOPSの合成 合成例1で得られたラセミ−スレオ−3−(3,4−メ
チレンジオキシフェニル)セリン2gとジクロロメタン
20ml、エチルメルカプタン2mlを混合し、無水臭
化アルミニウム10gを氷冷下で攪拌しながら加え、氷
冷下で3時間、さらに室温で15時間攪拌した。この反
応液に1N塩酸200mlを加え混合後分液し、水層の
pHを水酸化ナトリウムで約5とし、析出した結晶を濾
取した。この結晶を0.05%のL−アスコルビン酸を
含む水40mlから再結晶を行い、得られた結晶を乾燥
させ、1.5gのラセミ−スレオ−DOPSを得た。
【0033】実施例1 酵素製造例1で得たアセトン分画酵素液100mlに合
成例2で得たD,L−スレオ−DOPS100mgを加
え、30℃で10時間反応させた。反応終了後、1N塩
酸を10ml加えた後、遠心分離で不溶物を除去した。
HPLC(島津アミノ酸分析システム)で残存基質と生
成グリシンを定量したところ、基質は添加時の50.8
%残存、グリシンは基質の減少と等しいモル濃度で生成
していた。また、プロトカテキュアルデヒドは、2,4
−ジニトロフェニルヒドラジンと反応させ、ODSカラ
ムを用いてHPLC分析を行ったところ、基質の減少と
等しいモル濃度で生成していた。上記遠心上清に200
mlのエチルエーテルを加え、攪拌・静置し、エーテル
相を分離、減圧乾固を行い、31mgのプロトカテキュ
アルデヒドを得た。水相を、強酸性陽イオン交換樹脂D
OWEX 50W×8を充填したカラム(10mmφ×
100mm)に通液、脱イオン水による十分な洗浄後、
0.5Nのアンモニア水で吸着物質を溶出させ、DOP
S画分とグリシン画分に分けて採取した。両画分それぞ
れ減圧乾固を行ったところ、それぞれ49mg、16m
gの結晶を得た。DOPS画分より得られた結晶は、以
下の分析によりL−スレオ−DOPSであることが確認
できた。mp:208℃ 元素分析:C9 115 Nに対し 計算値:C50.71,H5.20,N6.57% 実測値:C50.97,H5.15,N6.46% 異性体分析(o−フタルアルデヒドとN−アセチル−L
−システインによる誘導体化後、ODSカラムでHPL
C分析):ピークはL−スレオ体の位置にのみ見られ
た。 比旋光度:〔α〕20 D =−39.9°(C=0.5,0.1N・HCl)
【0034】実施例2 酵素製造例2で得たアセトン分画酵素液を用い、実施例
1と同様に反応を行い、反応液中の残存基質を定量した
結果を示す。
【0035】
【表2】
【0036】反応終了後、反応液を実施例1と同様に処
理し、比旋光度を測定したところ、得られたDOPSは
いずれもL−スレオ体であることが確認された。
【0037】実施例3 酵素製造例1及び2で得た菌体懸濁液を用いたのと反応
時間30時間とした以外は、実施例1と同様に反応を行
い、反応液中の残存基質量を定量した結果を示す。
【0038】
【表3】
【0039】反応終了後、反応液を実施例1と同様に処
理し、比旋光度を測定したところ、得られたDOPSは
いずれもL−スレオ体であることが確認された。
【0040】実施例4 一般式(I)におけるR1 、R2 がともにメチル基、ベ
ンジル基である誘導体及びR1 、R2 がメチレン基で置
換されて五員環を形成している誘導体を基質に用い、下
表に示す菌株のアセトン分画酵素液を実施例1と同様の
方法で反応させ、反応液中の残存基質を定量した結果を
示す。
【0041】
【表4】
【0042】反応終了後、反応液を実施例1と同様に処
理し、比旋光度を測定したところ、得られたDOPS誘
導体は、いずれもL−スレオ体であることが確認され
た。
【0043】合成例3 ラセミ−エリスロ−3−(3,4−メチレンジオキシフ
ェニル)セリンの合成水酸化カリウム48.8g、グリ
シン26.4gをメタノール844mlに溶解し、30
℃以下でピペロナール116gを加え65℃で30分間
攪拌後、減圧濃縮を行った。残渣をメタノール108m
lに溶解し、30℃以下で酢酸64.8gを加え、45
℃で1時間攪拌した。トルエン1000mlと水108
mlを加え、45℃で30分間攪拌、さらに5℃で2時
間攪拌後、析出した結晶をのぞいた母液を、さらに室温
で20時間攪拌し、析出した結晶を濾取し、乾燥したと
ころ、4.28gの結晶が得られた。この結晶に50m
lの水を加え、還流下80℃で攪拌溶解後濾過し、母液
を5℃で2時間攪拌することにより水からの再結晶を行
った。濾取した結晶を乾燥させ、2.9gのラセミ−エ
リスロ−3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)セ
リンを得た。 また、o−フタルアルデヒドとN−アセチル−L−シ
ステインによる誘導体化後、ODSカラムを用い、HP
LCによる異性体分析によって、各異性体の比率を調べ
た。
【0044】合成例4 ラセミ−エリスロ−DOPSの合成 合成例3で得られたラセミ−エリスロ−3−(3,4−
メチレンジオキシフェニル)セリン2gとジクロロメタ
ン20ml、エチルメルカプタン2mlを混合し、無水
臭化アルミニウム10gを氷冷下で攪拌しながら加え、
氷冷下で3時間、さらに室温で15時間攪拌した。この
反応液に1N塩酸200mlを加え混合後分液し、水層
のpHを水酸化ナトリウムで約5とし、析出した結晶を
濾取した。この結晶を0.05%のL−アスコルビン酸
を含む水40mlから再結晶を行い、得られた結晶を乾
燥させ、1.3gのラセミ−エリスロ−DOPSを得
た。
【0045】実施例5 酵素製造例1で得たアセトン分画酵素液100mlに合
成例4で得たD,L−エリスロ−DOPS100mgを
加え、30℃で10時間反応させた。反応終了後、1N
塩酸を10ml加えた後、遠心分離で不溶物を除去し
た。HPLC(島津アミノ酸分析システム)で残存基質
と生成グリシンを定量したところ、基質は添加時の4
8.2%残存、グリシンは基質の減少と等しいモル濃度
で生成していた。また、プロトカテキュアルデヒドは、
2,4−ジニトロフェニルヒドラジンと反応させ、OD
Sカラムを用いてHPLC分析を行ったところ、基質の
減少と等しいモル濃度で生成していた。上記遠心上清に
200mlのエチルエーテルを加え、攪拌・静置し、エ
ーテル相を分離、減圧乾固を行い、30mgのプロトカ
テキュアルデヒドを得た。水相を、強酸性陽イオン交換
樹脂DOWEX 50W×8を充填したカラム(10m
mφ×100mm)に通液、脱イオン水による十分な洗
浄後、0.5Nのアンモニア水で吸着物質を溶出させ、
DOPS画分とグリシン画分に分けて採取した。両画分
それぞれ減圧乾固を行ったところ、それぞれ47mg、
17mgの結晶を得た。DOPS画分より得られた結晶
は、以下の分析によりL−エリスロ−DOPSであるこ
とが確認できた。 異性体分析(o−フタルアルデヒドとN−アセチル−
L−システインによる誘導体化後、ODSカラムでHP
LC分析):ピークはL−エリスロ体の位置にのみ見ら
れた。 比旋光度:〔α〕20 D =+51.3°(C=0.5,0.1N・HCl)
【0046】実施例6 酵素製造例2で得たアセトン分画酵素液を用い、実施例
5と同様に反応を行い、反応液中の残存基質を定量した
結果を示す。
【0047】
【表5】
【0048】反応終了後、反応液を実施例5と同様に処
理し、比旋光度を測定したところ、得られたDOPSは
いずれもL−エリスロ体であることが確認された。
【0049】実施例7 一般式(I)におけるR1 、R2 がともにメチル基、ベ
ンジル基である誘導体及びR1 、R2 がメチレン基で置
換されて五員環を形成している誘導体を基質に用い、下
表に示す菌株のアセトン分画酵素液を、実施例5と同様
の方法で反応させ、反応液中の残存基質を定量した結果
を示す。
【0050】
【表6】
【0051】反応終了後、反応液を実施例5と同様に処
理し、比旋光度を測定したところ、得られたDOPS誘
導体は、いずれもL−エリスロ体であることが確認され
た。
【0052】酵素製造例3 酵素製造例1及び2で得た粗酵素液をそれぞれ60℃で
30分間処理した後、遠心分離して得られた上清を熱処
理酵素液とした。
【0053】粗酵素液及び熱処理酵素液のD−スレオニ
ンアルドラーゼ活性及びL−アロスレオニンアルドラー
ゼ活性(1UはL−アロスレオニンから1分間に1μmo
leのグリシンを生成するのに必要な酵素量を表わす)を
測定した。
【0054】
【表7】
【0055】
【表8】
【0056】実施例8 酵素製造例3で得た Arthrobacter DK−19の熱処理
酵素液100mlにD,L−スレオ/エリスロ−DOP
S(各異性体の等量混合物)100mgを加え、30℃
で30時間反応させた。反応終了後、1N塩酸を10m
l加えた後、遠心分離で不溶物を除去した。HPLC
(島津アミノ酸分析システム)で残存基質と生成グリシ
ンを定量したところ、基質は添加時の48.3%残存、
グリシンは基質の減少と等しいモル濃度で生成してい
た。また、プロトカテキュアルデヒドは、2,4−ジニ
トロフェニルヒドラジンと反応させ、ODSカラムを用
いてHPLC分析を行ったところ、基質の減少と等しい
モル濃度で生成していた。上記遠心上清に200mlの
エチルエーテルを加え、攪拌・静置し、エーテル相を分
離、減圧乾固を行い、28mgのプロトカテキュアルデ
ヒドを得た。水相を、強酸性陽イオン交換樹脂DOWE
X 50W×8を充填したカラム(10mmφ×100
mm)に通液、脱イオン水による十分な洗浄後、0.5
Nのアンモニア水で吸着物質を溶出させ、DOPS画分
とグリシン画分に分けて採取した。両画分それぞれ減圧
乾固を行ったところ、それぞれ48mg、18mgの結
晶を得た。DOPS画分より得られた結晶は、以下の分
析によりL−スレオ−DOPSとL−エリスロ−DOP
Sの混合物であることが確認できた。 元素分析:C9 115 Nに対し 計算値:C50.71,H5.20,N6.57% 実測値:C50.83,H5.18,N6.49% 異性体分析(o−フタルアルデヒドとN−アセチル−L
−システインによる誘導体化後、ODSカラムでHPL
C分析)による各異性体の比率:L−スレオ体:D−ス
レオ体:L−エリスロ体:D−エリスロ体=49:0:
51:0
【0057】実施例9 酵素製造例3で得た熱処理酵素液(A)又は酵素製造例
1ないし2で得たアセトン分画酵素液(B)を用い、実
施例8と同様に反応を行い、反応液中の残存基質を定量
した結果を示す。
【0058】
【表9】
【0059】反応終了後、反応液を実施例8と同様に処
理し、異性体分析を行なったところ、得られたDOPS
はいずれもL−スレオ体とL−エリスロ体の等量混合物
であることが確認された。
【0060】実施例10 一般式(I)におけるR1 、R2 がともにメチル基、ベ
ンジル基である誘導体のD,L−スレオ/エリスロ体等
量混合物及びR1 、R2 がメチレン基で置換されて五員
環を形成している誘導体のD,L−スレオ/エリスロ体
等量混合物を基質に用い、酵素製造例1ないし2で得た
アセトン分画酵素液を、実施例8と同様の方法で反応さ
せ、反応液中の残存基質を定量した結果を示す。
【0061】
【表10】
【0062】反応終了後、反応液を実施例8と同様に処
理し、異性体分析を行なったところ、得られたDOPS
誘導体はいずれもL−スレオ体とL−エリスロ体の等量
混合物であることが確認された。
【0063】
【発明の効果】L−DOPSを得るための従来の光学分
割法は、置換基の導入や除去が必要であるため工程が複
雑で収率も悪く、分割剤も高価であり、また残りの光学
異性体をラセミ化させる必要がある等、工業的製造法と
しては問題があった。本発明によれば、光学分割のため
の置換基の導入や除去が不要であり、高価な光学分割剤
を用いる必要もなく、生成するグリシンとプロトカテキ
ュアルデヒド誘導体を原料合成にリサイクル使用するこ
とが可能で、繁雑なラセミ化を行う必要がないため、従
来の方法に比べて極めて有利な方法である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−330297(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12P 41/00 BIOSIS(DIALOG) WPI(DIALOG)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、R1、R2同一又は相異なり、水素、低級アル
    キル又はアラルキル基を示すが、R1、R2共にアルキレン
    基で置換されて環を形成していてもよい)で表わされる
    ラセミ-3-(3,4-ジヒドロキシフェニル)セリン誘導体
    に、D-3-(3,4- ジヒドロキシフェニル)セリン誘導体を
    特異的にグリシンと対応するプロトカテキュアルデヒド
    誘導体に分解する能力を有するD-スレオニンアルドラー
    を作用させることを特徴とする L-3-(3,4-ジヒドロキ
    シフェニル)セリン誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】 D-スレオニンアルドラーゼが、Alcalige
    nes 属、Pseudomonas 属、Arthrobacter属、Xanthomona
    s 属に属する微生物よりなる群より選ばれた少なくとも
    1種の微生物より得られたものである請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 該ラセミ-3-(3,4-ジヒドロキシフェニ
    ル)セリン誘導体が、ラセミ−スレオ-3-(3,4-ジヒドロ
    キシフェニル)セリン誘導体であり、該 L-3-(3,4-ジヒ
    ドロキシフェニル)セリン誘導体が、L-スレオ-3-(3,4-
    ジヒドロキシフェニル)セリン誘導体である請求項1記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 該ラセミ-3-(3,4-ジヒドロキシフェニ
    ル)セリン誘導体が、ラセミ−エリスロ-3-(3,4-ジヒド
    ロキシフェニル)セリン誘導体であり、該 L-3-(3,4-ジ
    ヒドロキシフェニル)セリン誘導体が、L-エリスロ-3-
    (3,4-ジヒドロキシフェニル)セリン誘導体である請求
    項1記載の方法。
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