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JP2931755B2 - データ再生装置、データエンコード装置、データエンコード方法及びデータ再生システム - Google Patents

データ再生装置、データエンコード装置、データエンコード方法及びデータ再生システム

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Publication number
JP2931755B2
JP2931755B2 JP6076193A JP7619394A JP2931755B2 JP 2931755 B2 JP2931755 B2 JP 2931755B2 JP 6076193 A JP6076193 A JP 6076193A JP 7619394 A JP7619394 A JP 7619394A JP 2931755 B2 JP2931755 B2 JP 2931755B2
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JP6076193A
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哲也 北村
伸一 菊地
英紀 三村
和彦 平良
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP95302498A priority patent/EP0677954B1/en
Priority to DE69531021T priority patent/DE69531021T2/de
Priority to KR1019950008747A priority patent/KR0160189B1/ko
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    • H04N21/42653Internal components of the client ; Characteristics thereof for processing graphics
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば映像データ、音
声データ等の独立したデータブロックを1つユニット
としてグループ化するためのデータのグループ化方式及
びこの方式に従ってデータが記録された記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、映画などの字幕や、リモコン
操作のテレビ画面における音量設定の際の調整画面など
は、副映像処理システムによって主映像に副映像がスー
パーインポーズされた形で表示されている。
【0003】この副映像を表示する方式は、大きく分け
て、キャラクタコード方式とビットマップデータ方式な
どの 2つの方式で実現されている。
【0004】上記キャラクタコード方式の副映像処理シ
ステムでは、図27に示すように、予めキャラクタメモ
リ80に登録・用意しておいた文字や模様などのキャラ
クタデータをキャラクタジェネレータ81が、各キャラ
クタに割り当てられたキャラクタコードで取り出し、副
映像表示系83に転送し、副映像表示系83は副映像フ
レームバッファ84に一時的に記憶してから所望のキャ
ラクタを表示する方式である。この方式の場合、キャラ
クタジェネレータ81などの専用ハードウェアが必要と
なるが、表示系に転送するデータはキャラクタコードの
みで済むためデータの転送量と表示処理に費やす時間は
少なくて済む。
【0005】しかし、予め登録・用意されたキャラクタ
しか表示することができないため、副映像の表示用途と
しては限られてしまう欠点があり、映画などの字幕には
向くものの、テレビの音量調整画面などや各種メディア
には向かない。
【0006】一方、ビットマップデータ方式の場合、副
映像のビットマップデータをそのまま表示系に転送する
ので、副映像をキャラクタコードから生成するための専
用ハードウェアが不要であり、しかも表示できる副映像
の形に制限がないので、副映像の表示用途は広い。
【0007】しかしながら、この方式は、上記キャラク
タコード方式に比べてデータの転送量が遥かに多く、デ
ータ転送と表示処理の時間に無駄が多いと言える。
【0008】すなわち、このビットマップデータ方式の
場合、副映像の色データと、副映像を主映像にスーパー
インポーズするときに必要な副映像輪郭の色データと、
主映像と副映像のスーパーインポーズ混合比率データと
を1画素毎に持たせる必要があることから、表示系に転
送すべきデータ量は膨大なものとなる。
【0009】またこのビットマップデータ方式では、副
映像の大きさに関わらず、主映像と同じ1画面(以下、
これをフレームと呼ぶ)分の画素データを表示系へ送る
必要があるため、表示空間的に無駄なデータの転送が多
かった。
【0010】さらにビットマップデータ方式、キャラク
タコード方式のいずれの方式でも、表示している副映像
の形に変化が生じなくても、基本的には、表示フレーム
周期毎に副映像データを転送し続けなければならず、デ
ータ伝送および表示制御などの時間的な無駄が多かっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、主映像、音声、副映像等の種別の異なる複数のデ
ータブロックを1つのデータユニットとして扱い、特に
音声データや副映像データを複数チャンネル分設定した
場合に好適なデータを記録する記録媒体を提供すること
にある。
【0012】また本発明の目的は、主映像、音声、副映
像等の種別のなる複数のデータブロックをそれぞれ同
期して再生されるべき1つのデータユニットとして扱
い、特に主映像のデータユニット単位の表示フレーム数
を可変とした場合でも、各データブロックの再生を主映
像のフレーム表示の周期を基準に正確かつ安定に同期さ
せることのできるデータを記録する記録媒体を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載のデータ再生装置は、主映像と共
に副映像データパケットを取り込み、前記主映像に前記
副映像データパケットから得た副映像情報を重畳させて
再生するデータ再生装置において、前記副映像データパ
ケットが、前記副映像情報を表示するための副映像デー
タ部と、前記副映像データパケットの末尾に位置し、前
副映像データ部の表示位置、表示サイズおよび表示色
を、前記主映像のフレームの表示単位毎に、かつ、前記
副映像データに含まれる所定数のピクセル毎に変化させ
ための情報を有する制御データ部と、前記副映像デー
タパケットの先頭に位置し、前記制御データ部の位置情
報を含むヘッダ部とを具備し、前記データ再生装置が、
前記制御データ部の情報に応じて前記副映像情報を前記
主映像に重畳させて再生する手段を具備している
【0014】請求項2記載のデータエンコード装置は、
主映像に副映像情報を重畳させて表示するための副映像
データパケットを記録するためのデータエンコード装置
において、前記副映像データパケットが、前記副映像情
報を表示するための副映像データ部と、前記副映像デー
タパケットの末尾に位置し、前記副映像データ部の表示
位置、表示サイズおよび表示色を、前記主映像のフレー
ムの表示単位毎に、かつ、前記副映像データに含まれる
所定数のピクセル毎に変化させるための情報を有する
御データ部と、前記副映像データパケットの先頭に位置
し、前記制御データ部の位置情報を含むヘッダ部とを具
備している
【0015】請求項3記載のデータエンコード方法は、
主映像に副映像情報を重畳させて表示するための副映像
データパケット記録するためのデータエンコード方法
において、前記副映像データパケットが、前記副映像情
報を表示するための副映像データ部と、前記副映像デー
タパケットの末尾に位置し、前記副映像データ部の表示
位置、表示サイズおよび表示色を、前記主映像のフレー
ムの表示単位毎に、かつ、前記副映像データに含まれる
所定数のピクセル毎に変化させるための情報を有する
御データ部と、前記副映像データパケットの先頭に位置
し、前記制御データ部の位置情報を含むヘッダ部とを具
備している
【0016】請求項4記載のデータ再生システムは、主
映像に副映像情報を重畳させて表示するための副映像デ
ータパケットを記録するための記録媒体であって、前記
副映像データパケットが前記副映像情報を表示するた
めの副映像データ部と、前記副映像データパケットの末
尾に位置し、前記副映像データ部の表示位置、表示サイ
ズおよび表示色を、前記主映像のフレームの表示単位毎
、かつ、前記副映像データに含まれる所定数のピクセ
ル毎に変化させるための情報を有する制御データ部と、
前記副映像データパケットの先頭に位置し、前記制御デ
ータ部の位置情報を含むヘッダ部とを有する記録媒体
と、前記記録媒体から前記主映像と共に前記副映像デー
タパケットを取り込み、前記主映像に前記副映像データ
パケットから得た前記副映像情報を重畳させて表示する
手段を有するデータ再生装置とを具備している。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【作用】本発明では、副映像データパケットが、副映像
データ部、ヘッダ部、制御データ部とから構成されてお
り、副映像データ部の表示位置、表示サイズおよび表示
色をこの副映像データパケット一つで、主映像の表示単
位毎に変化させることができる。
【0025】したがって、データ伝送および表示制御な
どの無駄を削減することができる。また本発明では、ヘ
ッダ部が副映像データ部および制御データ部の存在の有
無を示す情報を有しており、この情報を基に副映像デー
タパケット内のデータ構成を変更できる。
【0026】さらに本発明では、副映像データ部が存在
しない副映像データパケットの場合、この副映像データ
パケットに含まれている制御データ部を、既に表示して
いる副映像データ部に対する制御データとして利用でき
る。
【0027】したがって、同じデータを転送せずに済
み、表示空間的な無駄と時間的な無駄とを削減できる。
【0028】また本発明では、制御データ部が存在しな
い副映像データパケットの場合、この副映像データパケ
ットに含まれている副映像データ部については、表示位
置、表示サイズおよび表示色の制御を行わず、予め設定
されているデフォルト値に従って表示位置、表示サイズ
および表示色を表示する。
【0029】したがって、1つのパケットの構成を小さ
くでき、データ転送の時間的な無駄を削減できる。
【0030】さらに本発明では、副映像データ部および
制御データ部が存在しない副映像情報の場合、この副映
像データパケットを、表示消去モードと判断して、既に
表示している副映像データ部を非表示状態に制御する。
【0031】したがって、新たに副映像データ部を転送
せずに済み、表示空間的な無駄と時間的な無駄とを削減
できる。
【0032】また本発明では、ヘッダ部に副映像表示位
置/サイズ指定、表示色指定、輪郭補正指定、副映像コ
ントラスト指定、副映像表示開始タイミング指定などの
各指定情報を設けているので、1つのパケットで主映像
にさまざまな形で副映像を重畳することができる。
【0033】さらに本発明では、副映像表示データ部の
種別が主映像のフィールド/フレームに対応したデータ
であることを示す情報が設けられており、この情報の指
示値に従って副映像データ部を記録できる。
【0034】また本発明では、制御データ部の制御デー
タにより主映像の表示単位に副映像を制御できる。
【0035】さらに本発明では、制御データ部のデータ
形式を、副映像領域の変化開始ライン番号と継続ライン
数、ライン上で発生する画素の変化点数を指定した上
で、変化ライン上の変化開始の画素番号と、指定された
画素以降の副映像表示データの色、輪郭処理された画素
の色、主映像との混合比率の設定を必要な変化分だけ行
い、指定の必要な変化ライン数分だけ繰り返すので、副
映像データパケットとして転送するデータ量を極めて少
なくできる。
【0036】また本発明では、変化ラインの継続終了
は、ライン番号、継続ライン数、画素変化点数に特定コ
ードを設定することにより判定するようにしたので、そ
のパケット1つから変化ラインの継続終了を検知し、終
了できる。
【0037】さらに本発明では、副映像データ部の副映
像情報が表示されるとき、ヘッダ部により表示位置、表
示サイズおよび表示色が指定され、しかもそれが制御デ
ータ部によって主映像の表示単位毎に変化されるので、
従来と同じパケットを転送したとしても、主映像の中に
副映像を従来よりもより多彩に重畳表示することができ
る。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0039】なお、実施例は請求項に対応させて説明す
る。
【0040】1は本発明に係る一実施例の副映像出力
処理システムの構成と、このシステムによって再生され
る光ディスクなどからの映像情報、例えば副映像データ
パケットなどの構成とを示す図である。図2は副映像デ
ータパケット内の副映像ヘッダのデータ構成を示す図で
ある。
【0041】図1に示すように、この副映像出力処理シ
ステム1は、表示領域制御系2および表示タイミング制
御系3などの 2つの副映像表示制御系と、表示出力系4
などから構成されている。
【0042】副映像データパケット5は、副映像ヘッダ
6、副映像表示データ7および副映像制御データ8など
の3種類のデータから構成されている。副映像ヘッダ6
は主映像フレーム上のどの領域でどのように副映像表示
データ7を表示するかを制御するための制御情報であ
る。この副映像データパケット5内の各データの並び方
やデータ容量は、基本的に制限されていない。
【0043】図2に示すように、副映像ヘッダ6は、副
映像構成情報である副映像チャネル構成モード(パラメ
ータSPCSTR)、副映像コントラストである副映像と主映
像との混合比(パラメータSPCONT)、副映像表示開始タ
イミング(パラメータSPCDST)、副映像表示終了タイミ
ング(パラメータSPCDEN)、副映像表示開始位置(X,Y
)、表示幅、表示高さなどの表示サイズ(パラメータS
PCSIZE )、副映像色情報(パラメータSPCINFO )、副
映像輪郭補正情報(パラメータSPADJINFO )、副映像制
御データ開始アドレス(パラメータSPCDADR )などの各
制御情報などから構成されている。
【0044】この副映像出力処理システム1の場合、副
映像データパケット5を読み込むと、副映像データパケ
ット5は、上記各制御情報を基に、副映像ヘッダ6、副
映像表示データ7および副映像制御データ8などの3種
類のデータに分割される。
【0045】そして副映像ヘッダ6は表示領域を制御す
る表示領域制御系2へ転送され、副映像制御データ8は
表示タイミング制御系3へ転送され、副映像表示データ
7はこれらの表示制御系2、3によって制御されて、表
示出力系4に転送される。
【0046】表示領域制御系2は、転送されてきた副映
像ヘッダ6を基に主映像フレーム上にどの領域でどのよ
うに副映像表示データ7を表示するのかを制御する。ま
た表示タイミング制御系3は、副映像制御データ8を基
に主映像1フレームの表示時間を制御の一単位とした副
映像の色変化や主映像との混合比率変化などの時間的な
表示制御を行う。表示出力系4は上記 2つの表示制御系
2、3に制御されて最終的に副映像表示データ7をシス
テムから表示出力する。
【0047】この副映像出力処理システム1の場合、既
に表示している副映像画面のデータパケットの各データ
を基にして、次の副映像画面を表示するので、例えば複
数の主映像フレームにまたがって表示される同じ副映像
画面は、副映像の表示領域を変更したり、副映像表示デ
ータ7の一部に変更を加えない限り、初めの1つの副映
像データパケット5を基に表示が継続される。
【0048】したがって、この副映像出力処理システム
1には、副映像表示データ7として、表示するフレーム
回数分の画素データを与える必要はなく、1フレームの
表示データ量があれば十分、機能する。これにより、表
示に変化が生じる画像に必要とされるデータ量を大幅に
削減できる。
【0049】2に示した上記副映像ヘッダ6には、副
映像チャネル構成モード、つまりこの副映像データパケ
ット5内での副映像表示データ7や副映像制御データ8
などの有無を示す情報(パラメータSPCSTR)が設
けられている。同図の副映像チャネル構成モードにおい
て、“100”、“101”、“110”、“111”
などの4つのモードがそれである。
【0050】この副映像出力処理システム1では、副映
像データパケット5を読み込み、副映像ヘッダ6を解読
処理したときに、このパラメータSPCSTRの設定値を判別
して、副映像の表示制御を行うか否かを決定する。
【0051】例えばパラメータSPCSTRに“111”が設
定されていた場合(第1のモードの場合)、図3に示す
ように、副映像チャネルが、副映像ヘッダ6+副映像表
示データ7+副映像制御データ8で構成される、全ての
データがあるときのモードであり、これは上記した通常
のモード状態であるので、説明を省略する。
【0052】パラメータSPCSTRに“110”が設定され
ていた場合(第2のモードの場合)、図4に示すよう
に、副映像チャネルが、副映像ヘッダ6+副映像表示デ
ータ7で構成されるモードであり、副映像データパケッ
ト5に副映像制御データ8が無いことを示し、副映像制
御データ8が省略されている。
【0053】この第2のモード場合、同図に示すよう
に、副映像出力処理システム1は、副映像ヘッダ6を解
読処理した時点で、副映像ヘッダ6の副映像構成情報を
基に、副映像制御データ8が無いことを判定して表示制
御を行なわないようにする。
【0054】またパラメータSPCSTRに“101”が設定
されていた場合(第3のモードの場合)、図5に示すよ
うに、副映像チャネルが、副映像ヘッダ6+副映像制御
データ8で構成されるモードであり、副映像表示データ
7が省略されている。
【0055】この第3のモードの場合、同図に示すよう
に、副映像出力処理システム1は副映像ヘッダ6の副映
像構成情報を基に、副映像ヘッダ6を解読処理した時点
で副映像表示データ7が無いことを判定して、表示イメ
ージの変更を行なわないようにする。この場合、副映像
の表示位置、表示サイズ、表示色情報として予め設定さ
れているデフォルト値に従って表示を継続する。また新
たに表示イメージの状態が変化する位置・時間には、新
たな色情報が設定される。この変化する位置・時間にお
いて、再設定される色情報を副映像表示データとは別
に、フレーム制御データとしてパケット化している。こ
のフレーム制御データの位置指定は1画素単位で可能で
あり、従来のビットマップデータ方式と同じ精度の副映
像色制御が可能である。
【0056】さらにパラメータSPCSTRに“100”が設
定されていた場合(第4のモードの場合)、図6に示す
ように、副映像チャネルが、副映像ヘッダ6のみで構成
されるモードであり、このモードは副映像画面をクリア
するモードである。このモードでは、副映像表示データ
7および副映像制御データ8が省略されている。
【0057】この第4のモードの場合、同図に示すよう
に、副映像出力処理システム1は副映像ヘッダ6の副映
像構成情報を基に、副映像ヘッダ6を解読処理した時点
で副映像表示データ7および副映像制御データ8が無い
ことを判定して、その他の副映像データの情報に従っ
て、副映像画面をクリアする。
【0058】これにより、副映像制御データ8の時間的
な制御が不要な場合、または副映像表示データ7が既に
表示されている表示データと同じで、かつ表示制御のみ
が必要な場合に、副映像データパケット5の中に入るべ
きデータが存在せずとも(それぞれのデータを省略して
も)副映像表示の動作を支障なく実行できる。
【0059】下、図7〜図12を参照して、上記副映
像ヘッダ6内の各構成の機能について説明する。
【0060】まず、副映像表示位置/表示サイズについ
て説明する。
【0061】この副映像表示位置/表示サイズは、副映
像表示データが表示されるときのフレーム上の位置と表
示範囲を示す制御情報である。
【0062】フレーム上の位置と表示範囲を、副映像表
示位置/表示サイズデータで示すと、例えば[b79 X座
標 b64]、[b63 Y座標 b48]、[b47 予約 b32]、
[b31表示幅 b16]、[b15 表示高 b0 ]などのビット
構成となる。
【0063】この場合、図7に示すように、表示フレー
ム10には、“ABX”などという文字がドット表示さ
れる。なお図中●は副映像データの“1”を示し、○は
副映像データの“0”を示す。座標Xは、水平方向の表
示開始位置を示す(表示ドット単位)。座標Yは垂直方
向の表示開始位置を示す(ライン単位)。表示幅Wは、
表示領域の水平方向の幅を示す(表示ドット単位)。表
示高さHは、表示領域の垂直方向の幅を示す(ライン単
位)。
【0064】副映像色情報は、副映像データが“1”で
ある部分を表示するときに、この副映像色情報のパラメ
ータSPCINFO によって、その部分を何色にするのかを指
定する。この副映像色情報のパラメータSPCINFO は、直
接の色データではなく、図8に示すように、カラーパレ
ット11上に予め設定されている色(color )のうち、
どれを選ぶかを指定する選択アドレス(pallet addres
s)である。この選択アドレス(pallet address)によ
り選択され、出力された色(color )と、表示データと
が、ゲート(Gate)12によってアンドをとられて、副
映像表示色として出力される。この副映像色情報データ
をビット構成で示すと、例えば[b7 未使用 b4 ]、
[b3副映像色 b0 ]などとなる。
【0065】副映像輪郭補正情報(パラメータSPADJINF
O )は、図9(a)に示すように、●は副映像データの
“1”を示し、□は副映像データの“0”を示し、◎は
●の輪郭であることを示す。この輪郭補正により、副映
像表示データの“1”の部分に対して、指定されたドッ
ト数の幅A(輪郭補正幅)の分だけ、縦、横、斜め方向
に輪郭が形成される。この副映像輪郭補正情報(パラメ
ータSPADJINFO )は副映像表示データが“1”の部分の
色の指定も行う。
【0066】この副映像輪郭補正情報(パラメータSPAD
JINFO )による輪郭形成方法は、図9(b)に示すよう
に、システムの表示系が、表示領域のドット単位Xまで
スキャンしたときに、ドット位置Xを中心として、左
右、上下方向にドット幅A分を占める領域(図中、○で
示した領域)に、副映像データが“1”である部分が存
在すると、ドット位置Xの副映像データが“1”でない
ときに限り、ドット位置Xに輪郭を形成する。この操作
を表示系のスキャンに沿って、表示領域全体のドット位
置に渡って行うことにより、表示領域の如何なる部分で
も輪郭形成が可能となる。
【0067】この輪郭補正の範囲を、副映像輪郭補正情
報データで示すと、[b7実行フラグb6 ]、[b5輪郭補
正幅 b4 ]、[b3輪郭補正色 b0 ]などのビット構成と
なる。なお上記実行フラグは、副映像データが“1”で
ある部分の輪郭を付けるか否かを選択する。輪郭補正幅
は輪郭補正幅を表示ドットで表示する。輪郭補正色は、
輪郭補正部分の表示色を示す。このパラメータ(SPADJI
NFO )は直接の色データではなく、予め設定されている
色のうち、どれを選ぶかを指定する選択アドレスであ
る。この基本概念は副映像色情報と同じである。
【0068】副映像コントラストは、副映像データが
“1”である部分を表示するときに、この部分の主映像
と副映像を何対何の割合で表示するかの混合比率をこの
パラメータ(SPCONT)によって表す。主映像と副映像の
混合は、副映像コントラストに応じた主映像成分と副映
像成分を論理的に加算することによって行う。
【0069】これを式に表すと、 表示映像出力=主映像成分+副映像成分=(255−副
映像コントラスト値)÷255×映像データ+(副映像
コントラスト値÷255)×副映像色情報 となるが、これは副映像データが“1”のときにだけ成
り立ち、副映像データが“0”のときには、表示映像出
力=主映像成分となる。
【0070】この混合処理を行う論理システム(混合処
理システム)は、図10に示すように、選択器20、2
1、除算器22、23、減算器24、乗算器25、2
6、加算器27などから構成することができる。
【0071】この混合処理システムでは、副映像データ
が“1”のときと“0”のときとでは、実質的な混合比
率が異なり、“1”のときは、副映像コントラストを、
“0”のときは「00H」をそれぞれ実質的な混合比率
とする。
【0072】これにより、副映像のフェードイン・フェ
ードアウトを実現する。
【0073】副映像表示開始タイミング/表示終了(ク
リア)タイミングは、これらのパラメータ(SPCDST、SP
CDEN)で副映像表示期間の制御を行なう。
【0074】まずパラメータ(SPCDST)に設定された各
副映像表示開始タイミングデータにより、予め設定され
たフレームカウントのフレーム数で副映像表示データの
表示を開始する。
【0075】例えば、図11に示すように、NTSC方
式の場合、ここでは、副映像の表示カウントは、Iピク
チャ出力フレームのフレームカウントを“3”として、
次のIピクチャの 2つ前のフレームが出力されるまでカ
ウント(インクリメント)される。
【0076】そして設定されたフレームカウント数のフ
レームで表示を開始した副映像は、次の副映像表示開始
点か、この副映像が副映像クリアタイミングデータによ
ってクリアされるときまで表示され続ける。同図では、
副映像表示タイミングデータが最初に“6”、次に
“4”となっているので、最初の副映像が表示フレーム
カウント“6”から“4”まで表示される。
【0077】そして、この副映像クリアタイミングデー
タにより、設定されたフレームカウントのフレーム数で
副映像表示データの表示をクリアする。
【0078】この副映像表示データの表示クリアは、図
12に示すように、副映像クリアデータが“28”なの
で、ここまで表示され続けてきた副映像がフレームカウ
ント“28”のところでクリア(表示停止)される。
【0079】に、図13〜図16を参照して、副映像
表示データの構成と、その表示イメージについて説明す
る。図13は表示データの順番と対応する表示位置との
関係を示す図、図14はフレームモードA(ノン・イン
ターレース)における副映像表示データと表示イメージ
の例を示す図、図15はフレームモードB(インターレ
ース)における副映像表示データと表示イメージの例を
示す図、図16はフィールドモードにおける副映像表示
データと表示イメージの例を示す図である。
【0080】図13において、副映像表示データは、表
示領域の表示ラインの左から右に、表示ラインの上から
下へそれぞれ順に表示される。
【0081】副映像表示データの表示方法・記録方式に
は、図14および図15に示すフレームモードと、図1
6に示すフィールドモードとの2種類がある。副映像表
示データが副映像データパケットに記録されるときに、
いずれかのモードで副映像表示データが記録されたかに
ついても予め記録される。これを再生システムが表示を
行なうときに検知して表示の制御を切替える。
【0082】図14のフレームモードA(ノン・インタ
ーレース)では、副映像表示データのデータ順番と表示
イメージのスキャン順番とが一致している。また図15
のフレームモードB(インターレース)では、副映像表
示データのデータ順番と表示イメージのスキャン順番と
は一致はしていないもののデータ量としては同じであ
る。
【0083】一方、図16に示すように、フィールドモ
ードでは、同じ領域を表示する場合であっても、そのデ
ータ量としては、フレームモードの半分となることが判
る。に、図17を参照して、副映像制御データの構成
について説明する。
【0084】同図に示すように、副映像制御データ30
は、副映像制御データヘッダ31とフレーム制御データ
32とから構成されている。
【0085】副映像制御データヘッダ31内には、主映
像1フレームの表示時間を1単位として、この1単位に
1つが対応する表示フレーム制御データ開始アドレス
(CDADRF 1〜30)33が表示フレーム回数分存在する。
一方、フレーム制御データ32には、表示フレーム毎の
フレーム表示制御データ34が表示フレーム回数分存在
する。表示フレーム制御データ開始アドレス(CDADRF 1
〜30)33は各々対応するフレーム制御データの副映像
制御データヘッダ31先頭からの相対位置を示す。 こ
こで表示フレーム制御データ開始アドレスの構成と機能
について説明する。 副映像再生システムにおいて、表
示フレーム制御データ開始アドレス(CDADRF 1〜30)3
3は、副映像表示をフレーム毎に制御する。
【0086】したがって、副映像再生システムは、ま
ず、制御するフレーム番号の表示フレーム制御データ開
始アドレス33を基に、そのフレーム制御データの先頭
アドレスを生成する。この先頭アドレスによってそのフ
レーム制御データをアクセスし確保する。ここでの表示
フレーム制御データ開始アドレス33は各フレーム制御
データの先頭位置を示し、副映像制御データヘッダから
の相対バイト数である。例えばCDADRF 1がフレーム 1制
御データの先頭位置を示し、以下、順番にフレーム番号
と対応する。
【0087】18〜図20を用いてフレーム制御デー
タ32の構成と機能について説明する。図18はフレー
ム制御データの構成を示す図、図19は副映像表示イメ
ージの一例を示す図、図20はフレーム制御データの一
例を示す図である。
【0088】図18に示すように、 1フレーム分のフレ
ーム制御データ32は、変化ライン番号35と変化開始
ピクセル番号36とから構成されている。
【0089】変化ライン番号35は輪郭補正色、副映像
色、コントラストの制御を表示フレーム上のどのライン
から開始し、そのライン上で何回、輪郭補正色、副映像
色、コントラストの変化が行なわれ、それを何ライン続
けるかを示す。
【0090】上記変化ライン番号35をデータで示す
と、例えば[b31 予約 b28]、[b27 変化ライン番号 b
16]、[b15 ピクセル変化点数 b12]、[b11 継続ライ
ン数 b0]などのビット構成となる。
【0091】また変化開始ピクセル番号36は、輪郭補
正色、副映像色、コントラストを変化させるピクセル位
置と変化後の輪郭補正色、副映像色、コントラストを示
す。そして変化ライン番号で指定した変化点数分、変化
開始ピクセル番号を続ける。この変化開始ピクセル番号
をデータで示すと、例えば[b31 予約 b28]、[b27 変
化ピクセル番号 b16]、[b15 変化後の副映像色 b1
2]、[b11 変化後の輪郭補正色 b8]、[b7 変化後
のコントラスト比率 b0]などのビット構成となる。
【0092】上記したビット構成の場合、副映像表示イ
メージは、変化ライン番号35と変化開始ピクセル番号
36との組み合わせによって表現される。
【0093】例えば、図19に示すように、この変化ラ
イン番号ビット構成例の場合、ライン上のピクセル変化
は、ライン“ 4”から始まりライン“11”まで、同じピ
クセル変化状態が続いている。ここでは、変化が始まっ
ているラインがライン“ 4”であるので、変化ライン番
号35は“ 4”、ピクセルが変化している位置が、位置
A、位置B、位置Cの 3箇所にあるので、ピクセル変化
点数は“ 3”、ピクセルの変化状態がライン“11”まで
続く。したがって、継続ライン数は、その差(“11”−
“ 4”)の“ 7”となる。
【0094】このフレームのフレーム制御データ32の
一番最初には、変化が始まるラインがライン“ 4”であ
ることを示す変化ライン番号がくる。
【0095】そして、ライン“ 4”からライン“11”ま
での間の各ライン上のピクセル変化は、位置C,B,A
の順に同一であるから、一番最初の変化ライン番号の次
から順番に、位置C,B,Aの変化開始ピクセル番号が
並ぶ。この関係を図20(a)に示す。
【0096】次に、ライン“12”、“14”の各ライン
は、各ライン毎にピクセルの変化点数や位置、副映像
色、輪郭補正色、コントラスト比率が異なるため、各ラ
イン毎に、変化ライン番号と変化開始ピクセル番号を構
成しなければならない。このとき、ライン“12”、“1
4”の変化ライン番号の変化継続ライン数は、そのライ
ン自身だけで継続するラインはないので“ 0”とする。
【0097】ライン“12”では、ピクセルの変化位置が
位置D,Eの 2点となるので、ライン“12”で、継続ラ
イン数が“ 0”である変化ライン番号の次に、位置D,
Eの順番で変化開始ピクセル番号が構成される。この関
係を図20(b)に示す。
【0098】ライン“14”では、ライン上のピクセル変
化が位置D,C,E,Aの順番で 4点生じるので、ライ
ン“14”で継続ライン数が“0”、ピクセル変化点数が
“ 4”であることを示す変化ライン番号の次に、位置
D,C,E,Aの順に変化開始ピクセル番号が構成され
る。この関係を図20(c)に示す。なおライン“13”
はピクセル変化が生じないので、フレーム制御データ3
2は構成されない。
【0099】ちなみに、ライン“ 3”や、ライン“ 4”
〜“11”の位置Cまでの領域や、ライン“13”、ライン
“12”とライン“14”との間の位置Dまでの領域は、フ
レーム制御データ32ではなく、副映像制御データヘッ
ダ31によって指定された副映像色、輪郭補正色、コン
トラストで副映像が表示される。また図18〜図20に
示したフレーム制御データ32の変化ライン番号35と
変化開始ピクセル番号36との構成順はフレーム表示時
のスキャンの方向と順序とを一致させなければならな
い。
【0100】20(d)に示すように、このフレーム
制御データ32では、継続ライン上の変化開始ピクセル
番号36が、データ構成上、終了したことを示すよう
に、最後の変化開始ピクセル番号36の次にある特定の
パターンで定義された変化ライン番号35を並べるよう
にした。なお、終了コードの特定パターンとは、例えば
16進数の“FFFF0000H”などのビット構成で
ある。
【0101】ここで、ビット構成例の中の予約ビット
[b31 予約 b28]を“OH”とし、変化ライン番号35
をバイナリで表わすと、図21に示すように、“000000
00000011000010101011111111”となり、これを16進で表
わすと、“CSLN=00043007H”となる。
【0102】次に、変化開始ピクセル番号36の表わし
方をライン“ 4”を例にあげて説明する。
【0103】図22に、ライン“ 4”の副映像色、輪郭
補正色、コントラスト比率の変化を示す。ここでは、ピ
クセルの変化点が位置C,B,Aの順にライン方向にあ
り、まず位置Cのピクセル変化開始点をビット構成例に
従って表わす。変化ピクセル番号は、位置Cがラインの
左端から12番目であるので“12”、位置Cから右側の副
映像色、輪郭補正色、コントラスト比率は、同図からそ
れぞれ“2H”、“AH”、“FFH”であることが判
る。
【0104】この位置Cの変化開始ピクセル番号をバイ
ナリで表わすと、図23に示すように、“000000000000
01000011000000000111”となり、これを16進数で表わす
と、“CSPN=000C2AFFH”となる。
【0105】ここで位置Cにおいて、輪郭補正色は変化
していないが、変化後の輪郭補正色には位置C(変化
点)から右側(スキャン方向のライン上)のをそのまま
書き込まなければならない。これは、他の副映像色、コ
ントラスト比率についても同様である。
【0106】次に位置Bを同様にして表わすと、位置B
の位置は、15番目のドットであり、副映像色だけが“2
H”から“1H”に変化しているので、これを16進数で
表わすと、上記“CSPN(位置C)=000C2AF
FH”は、“CSPN(位置B)=000F1AFF
H”となり、“C2”が“F1”に変化したことにな
る。同様に位置Aについて表示すると、位置Aは18番目
のドット位置にあり、副映像色と輪郭補正色が各々、
“5H”と“4H”に変化しているので、この変化を16
進数で表わすと、“CSPN(位置B)=000F1A
FFH)”が、“CSPN(位置A)=001254F
FH”となり、“0F1A”が“1254”に変化した
ことになる。したがって、図20(a)のデータを16進
数で表わすと、図24に示すような構成になる。
【0107】次に、図25および図26を参照して、副
映像処理システムの構成と、動作タイミングについて説
明する。図25は副映像処理システムのブロック図、図
26はフレーム制御データを処理するタイミングチャー
トである。
【0108】図25に示すように、この副映像処理シス
テムは、変化ライン番号データレジスタ50、ラインカ
ウンタ51、比較器52、53、変化開始ピクセルデー
タ読み込みサイクル制御部54、変化開始ピクセル番号
データレジスタ55、変化ピクセル番号レジスタ56、
ドットカウンタ57、レジスタ読み込み制御部58、副
映像色レジスタ59、輪郭補正色レジスタ60、コント
ラスト比率レジスタ61などから構成されている。
【0109】変化ライン番号データレジスタ50は、フ
レーム制御データから変化ライン番号を保持する。ライ
ンカウンタ51はライン番号をカウントする。比較器5
2は変化ライン番号とラインカウント値を比較し、一致
した場合、一致信号を出力する。変化開始ピクセルデー
タ読み込みサイクル制御部54には、ピクセル変化点数
と比較器52からの一致信号と、水平(H)ブランキン
グ信号などが入力され、変化開始ピクセル番号データの
保持タイミングを制御する。変化開始ピクセル番号デー
タレジスタ55は、変化開始ピクセルデータ読み込みサ
イクル制御部54の制御タイミングで、それぞれ位置デ
ータを保持する。変化ピクセル番号レジスタ56は変化
ピクセル番号を保持する。比較器53はドットカウンタ
57のカウント値と変化ピクセル番号レジスタの値とを
比較し、一致した場合、一致信号をレジスタ読み込み制
御部58に出力する。レジスタ読み込み制御部58は、
比較器53からの一致信号を基に、副映像色レジスタ5
9、輪郭補正色レジスタ60、コントラスト比率レジス
タ61の各データ保持タイミングを制御する。
【0110】この副映像処理システムの場合、フレーム
制御データは、以下のように処理される。
【0111】すなわち、図26に示すように、表示系シ
ステムのラインカウンタ51のラインカウント数が、フ
レーム制御データの変化ライン番号データ中の変化ライ
ン番号と一致したとき、比較器52より一致信号が変化
開始ピクセルデータ読み込みサイクル制御部54に出力
され、読み込みサイクルが開始される。
【0112】変化開始ピクセルデータ読み込みサイクル
制御部54は、まず、そのライン方向スキャンの最初に
ある水平(H)ブランキング期間中に、そのライン上で
ピクセル変化を行なうのに必要な変化開始ピクセル番号
を、変化ライン番号データのピクセル変化点数で指定さ
れた数だけ処理系、つまり各変化開始ピクセル番号デー
タレジスタ55に読み込む。(もしくは、終了コードの
変化ライン番号データが出てくるまで変化開始ピクセル
番号データを読み込む。)このとき、上記ライン上で、
水平方向ドットカウンタ57がインクリメントされ、こ
のドットカウント値が、比較器53にて予め読み込んで
ある変化開始ピクセル番号データ中の変化ピクセル番号
と一致したときに、一致信号がレジスタ読み込み制御部
58に出力される。
【0113】レジスタ読み込み制御部58は、このタイ
ミングで、変化開始ピクセル番号データ中の、変化後の
副映像色、変化後の輪郭補正色、変化後のコントラスト
比率を、それぞれの処理系、つまり副映像色レジスタ5
9、輪郭補正色レジスタ60、コントラスト比率レジス
タ61に保持し、それぞれに保持されたデータが次にピ
クセル変化点が生じるまでの間の副映像表示制御データ
となる。
【0114】この副映像処理システムは以上の処理を各
ラインをスキャンする毎に行うが、変化ライン番号中の
継続ライン数に“0”以外の値が入っているときには、
ラインカウント数が変化ライン番号データ中の変化ライ
ン番号と一致してから、継続ライン数で指定された回数
のラインスキャンを行う間は、各ラインスキャン毎に繰
り返して、同じ変化開始ピクセル番号データを読み込
み、同じ副映像表示制御を繰り返すことを行う。
【0115】このように本実施例によれば、簡単な副映
像データパケット方式によって大幅に削減し、かつビッ
トマップデータ方式の副映像表現の自由性を合わせ持た
せることによって、副映像データの表示空間的な無駄
と、表示時間的な無駄とを省き、幅広い副映像の使用用
途を確保することができる。
【0116】本副映像データパケット方式によれば、副
映像の表示領域を指定するデータを設け、その領域以外
を表示しないようにして、1フレーム分全てのデータを
表示系に送る場合に生じてしまうデータ量の表示空間的
な無駄を大幅に削減している。 また、指定された表示
領域内では、表示する副映像イメージの形状の情報だけ
を副映像表示データとすることで、1画素毎に指定が必
要だった、色情報データ、輪郭色データ、コントラスト
データ(以下、これらを色情報と呼ぶ)を削減すると共
に、この副映像表示データをビットマップデータにする
ことによって、副映像の形状表現性に完全な自由を保証
している。
【0117】副映像の色情報は、最初にデフォルトの値
が設定されており、その状態が変化する位置・時間にお
いて、新たな色情報が設定される。この変化する位置・
時間において、再設定される色情報を副映像表示データ
とは分けて、フレーム制御データとしてパケット化して
いる。このフレーム制御データの位置指定は1画素単位
で可能であり、従来のビットマップデータ方式と同じ精
度の副映像色制御が可能である。また一般的な副映像で
は1画素毎に色情報が変化するものは稀であるので、色
情報を1画素毎に指定することはほとんどなく、色情報
データ(フレーム制御データ)の大幅な削減につながっ
ている。
【0118】さらにこの副映像データパケットでは、副
映像イメージの形状に変化が生じない限り、同じ副映像
表示データが複数フレーム時間にまたがって、表示系か
ら出力され続ける。この間の副映像の色制御は、同一副
映像パケット内のフレーム制御データによって行なわれ
るので、従来のように、色情報が一部異なっても完全な
ビットマップデータを表示系へ常に送り続ける必要がな
くなり、副映像データの表示時間的な無駄を大幅に削減
することができる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように本発明の副映像処理
システムおよび記録媒体によれば、副映像データ部の表
示位置、表示サイズおよび表示色をこの副映像データパ
ケット一つで、主映像の表示単位毎に変化させるので、
データ伝送および表示制御などの無駄を削減することが
できる。
【0120】またビットマップデータ方式によって副映
像表現の自由性を得ると共に、副映像の表示領域を指定
する情報を設けて、その領域以外のデータを転送、表示
しないようにしたことにより、1フレーム分の画素デー
タ全てを表示系に送るときに生じてしまう表示空間的な
無駄を削減できる。
【0121】この結果、表示空間的な無駄と時間的な無
駄とを大幅に削減しつつ幅広い利用性のある副映像を得
ることができる。
【0122】また、指定表示領域内では、表示する副映
像イメージの形状の情報だけを表示データ部とし、他の
1画素毎に指定が必要だった表示色、輪郭補正、副映像
コントラスト指定をヘッダ部内に構成したので、転送す
るデータ量を削減すると共に、表示データ部をビットマ
ップデータにすることによって、副映像の形状表現の完
全な自由性を確保することができる。
【0123】副映像の表示色情報は、最初にデフォルト
の値が設定されており、その状態が変化する位置・時間
において、新たな色情報が設定される。この変化する位
置・時間において、再設定される色情報を副映像表示デ
ータとは分けて、フレーム制御データとしてパケット化
している。したがって、このフレーム制御データの位置
指定は1画素単位で可能となり、従来のビットマップデ
ータ方式と同じ精度の副映像色制御が可能である。また
一般的な副映像では1画素毎に色情報が変化するものは
稀であるので、色情報を1画素毎に指定することはほと
んどなく、色情報データ、つまりフレーム制御データな
どを大幅に削減することができる。
【0124】さらにこの副映像データパケットによれ
ば、副映像イメージの形状に変化が生じない限り、同じ
副映像表示データが複数フレーム時間にまたがって、表
示系から出力され続けるので、この間の副映像の色制御
は、既に転送された副映像パケット内のフレーム制御デ
ータによって行なわれるため、従来のように、色情報が
一部異なったとしてもビットマップデータ全てを表示系
へ常時送り続ける必要がなくなり、副映像データを表示
する際の表示空間的な無駄と時間的な無駄とを大幅に削
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の副映像出力処理システ
ムの構成を示す図である。
【図2】この実施例の副映像ヘッダのデータ構成を示す
図である。
【図3】この実施例において、副映像チャネルに全ての
データがあるときのモードを示す図である。
【図4】この実施例において、副映像チャネルが副映像
ヘッダ+副映像表示データで構成されるモードを示す図
である。
【図5】この実施例において、副映像チャネルが副映像
ヘッダ+副映像制御データで構成されるモードを示す図
である。
【図6】この実施例において、副映像チャネルが副映像
ヘッダのみで構成されるモードを示す図である。
【図7】この実施例において、表示フレーム上での文字
の表示例を示す図である。
【図8】この実施例において、カラーパレット部の構成
例を示す図である。
【図9】(a)はこの実施例において、副映像輪郭補正
情報を示す図である。(b)はこの実施例において、輪
郭形成方法を説明するための図である。
【図10】この実施例において、混合処理システムの構
成を示す図である。
【図11】この実施例において、NTSC方式の場合の
副映像表示タイミングを示す概念図である。
【図12】この実施例において、NTSC方式の場合の
副映像表示クリアタイミングを示す概念図である。
【図13】この実施例において、表示データの順番と対
応する表示位置との関係を示す図である。
【図14】この実施例において、フレームモードA(ノ
ン・インターレース)における副映像表示データと表示
イメージの例を示す図である。
【図15】この実施例において、フレームモードB(イ
ンターレース)における副映像表示データと表示イメー
ジの例を示す図である。
【図16】この実施例において、フィールドモードにお
ける副映像表示データと表示イメージの例を示す図であ
る。
【図17】この実施例において、副映像制御データの構
成を示す図である。
【図18】この実施例において、フレーム制御データの
構成を示す図である。
【図19】この実施例において、副映像表示イメージの
一例を示す図である。
【図20】この実施例において、フレーム制御データの
一例を示す図である。
【図21】この実施例において、ビット構成例の中の予
約ビットをバイナリで示す図である。
【図22】この実施例において、ライン“ 4”の副映像
色、輪郭補正色、コントラスト比率の変化を示す図であ
る。
【図23】この実施例において、位置Cの変化開始ピク
セル番号をバイナリで示す図である。
【図24】この実施例において、図20のデータを16進
数で表した図である。
【図25】この実施例において、副映像処理システムの
構成を示す図である。
【図26】この実施例において、フレーム制御データを
処理するタイミングチャートである。
【図27】従来のキャラクタコード方式を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1…副映像出力処理システム、2…表示領域制御系、3
…表示タイミング制御系、4…表示出力系、5…副映像
データパケット、6…副映像ヘッダ、7…副映像表示デ
ータ、8…副映像制御データ、20、21…選択器、2
2、23…除算器、24…減算器、25、26…乗算
器、27…加算器、50…変化ライン番号データレジス
タ、51…ラインカウンタ、52、53…比較器、54
…変化開始ピクセルデータ読み込みサイクル制御部、5
5…変化開始ピクセル番号データレジスタ、56…変化
ピクセル番号レジスタ、57…ドットカウンタ、58…
レジスタ読み込み制御部、59…副映像色レジスタ、6
0…輪郭補正色レジスタ、61…コントラスト比率レジ
スタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三村 英紀 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝 マルチメディア技術研究 所内 (72)発明者 平良 和彦 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−121263(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/937 H04N 5/278 H04N 5/45 H04N 9/804 H04N 9/808

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主映像と共に副映像データパケットを取
    り込み、前記主映像に前記副映像データパケットから得
    た副映像情報を重畳させて再生するデータ再生装置にお
    いて、 前記副映像データパケットが、 前記副映像情報を表示するための副映像データ部と、前記副映像データパケットの末尾に位置し、前記 副映像
    データ部の表示位置、表示サイズおよび表示色を、前記
    主映像のフレームの表示単位毎に、かつ、前記副映像デ
    ータに含まれる所定数のピクセル毎に変化させるための
    情報を有する制御データ部と、前記副映像データパケットの先頭に位置し、前記制御デ
    ータ部の位置情報を含むヘッダ部とを具備し、 前記データ再生装置が、前記制御データ部の情報に応じ
    て前記副映像情報を前記主映像に重畳させて再生する手
    段を具備する ことを特徴とするデータ再生装置。
  2. 【請求項2】 主映像に副映像情報を重畳させて表示す
    るための副映像データパケットを記録するためのデータ
    エンコード装置において、 前記副映像データパケットが、 前記副映像情報を表示するための副映像データ部と、前記副映像データパケットの末尾に位置し、前記 副映像
    データ部の表示位置、表示サイズおよび表示色を、前記
    主映像のフレームの表示単位毎に、かつ、前記副映像デ
    ータに含まれる所定数のピクセル毎に変化させるための
    情報を有する制御データ部と、前記副映像データパケットの先頭に位置し、前記制御デ
    ータ部の位置情報を含むヘッダ部と を具備する ことを特
    徴とするデータエンコード装置
  3. 【請求項3】 主映像に副映像情報を重畳させて表示す
    るための副映像データパケット記録するためのデータ
    エンコード方法において、 前記副映像データパケットが、 前記副映像情報を表示するための副映像データ部と、前記副映像データパケットの末尾に位置し、前記 副映像
    データ部の表示位置、表示サイズおよび表示色を、前記
    主映像のフレームの表示単位毎に、かつ、前記副映像デ
    ータに含まれる所定数のピクセル毎に変化させるための
    情報を有する制御データ部と、前記副映像データパケットの先頭に位置し、前記制御デ
    ータ部の位置情報を含むヘッダ部と を具備する ことを特
    徴とするデータエンコード方法。
  4. 【請求項4】 主映像に副映像情報を重畳させて表示す
    るための副映像データパケットを記録するための記録媒
    体であって、前記副映像データパケットが前記副映像
    情報を表示するための副映像データ部と、前記副映像デ
    ータパケットの末尾に位置し、前記副映像データ部の表
    示位置、表示サイズおよび表示色を、前記主映像のフレ
    ームの表示単位毎に、かつ、前記副映像データに含まれ
    る所定数のピクセル毎に変化させるための情報を有する
    制御データ部と、前記副映像データパケットの先頭に位
    置し、前記制御データ部の位置情報を含むヘッダ部とを
    有する記録媒体と、 前記記録媒体から前記主映像と共に前記副映像データパ
    ケットを取り込み、前記主映像に前記副映像データパケ
    ットから得た前記副映像情報を重畳させて表示する手段
    を有するデータ再生装置とを具備することを特徴とする
    データ再生システム。
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