JP2925421B2 - 内外装施工時の色調差を少なくさせる金属板の製造ロット管理方法 - Google Patents
内外装施工時の色調差を少なくさせる金属板の製造ロット管理方法Info
- Publication number
- JP2925421B2 JP2925421B2 JP5031898A JP3189893A JP2925421B2 JP 2925421 B2 JP2925421 B2 JP 2925421B2 JP 5031898 A JP5031898 A JP 5031898A JP 3189893 A JP3189893 A JP 3189893A JP 2925421 B2 JP2925421 B2 JP 2925421B2
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- JP
- Japan
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- stainless steel
- management method
- color difference
- metal sheet
- lot management
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- Expired - Lifetime
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルの内外装建材、建
屋の屋根材として有用な意匠性と防眩性に優れたステン
レス鋼板などの金属板の加工および施工取りつけ時に、
色調差を少なくさせる製造ロットの管理方法に関するも
のである。
屋の屋根材として有用な意匠性と防眩性に優れたステン
レス鋼板などの金属板の加工および施工取りつけ時に、
色調差を少なくさせる製造ロットの管理方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】最近、ステンレス鋼板が建材の素材とし
て多用されるようになり、とくにビルの内外装建材、建
屋の屋根材として、意匠性と防眩性を兼ね備えたものが
注目され、その一例としてダル仕上げステンレス鋼板が
ある。ダル仕上げステンレス鋼板の製法は、例えば特開
昭63−49305号公報に開示された冷間圧延段階で
のダルロールを用いた圧延によりダル加工を行うか、ま
たは調質圧延でのダル圧延を行う方法がある。これらは
いずれも鋼帯を一方向に圧延し、ダル加工が付与されて
いる。
て多用されるようになり、とくにビルの内外装建材、建
屋の屋根材として、意匠性と防眩性を兼ね備えたものが
注目され、その一例としてダル仕上げステンレス鋼板が
ある。ダル仕上げステンレス鋼板の製法は、例えば特開
昭63−49305号公報に開示された冷間圧延段階で
のダルロールを用いた圧延によりダル加工を行うか、ま
たは調質圧延でのダル圧延を行う方法がある。これらは
いずれも鋼帯を一方向に圧延し、ダル加工が付与されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ダル仕上げ鋼板が防眩
性と意匠性を兼ね備えた建材として多用されるにつれ、
とくに屋外使用の場合にステンレス鋼板間の色調の差異
が存在することが認められ、大面積に多数のステンレス
鋼板を使用すると、全体の色調の均一性が大なり少なり
損なわれることが明らかになってきた。
性と意匠性を兼ね備えた建材として多用されるにつれ、
とくに屋外使用の場合にステンレス鋼板間の色調の差異
が存在することが認められ、大面積に多数のステンレス
鋼板を使用すると、全体の色調の均一性が大なり少なり
損なわれることが明らかになってきた。
【0004】本発明は、防眩性および意匠性が要求され
るステンレス鋼板の施工取りつけ時のこのような色調差
を少なくさせる製造ロット管理するための方法を提供す
ることを目的とする。
るステンレス鋼板の施工取りつけ時のこのような色調差
を少なくさせる製造ロット管理するための方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ダル仕上
げステンレス鋼板間の色調差について、マクロ的および
ミクロ的に種々調査を行った結果、色調の違いは製造ロ
ットの違いによるよりも、鋼板そのものの中に著しい異
方性が存在することによるという事実を見出した。そし
て、その異方性は圧延進行方向とその逆方向の両方から
鋼板表面を観察した場合、その色調が著しく異なること
を見出した。
げステンレス鋼板間の色調差について、マクロ的および
ミクロ的に種々調査を行った結果、色調の違いは製造ロ
ットの違いによるよりも、鋼板そのものの中に著しい異
方性が存在することによるという事実を見出した。そし
て、その異方性は圧延進行方向とその逆方向の両方から
鋼板表面を観察した場合、その色調が著しく異なること
を見出した。
【0006】一方、ビル内外装の建材や建屋の屋根は加
工や施工時の損傷を防ぐため、その素材ステンレス鋼板
は必ずといわれるくらい保護フィルムを貼りつける。本
発明は、上記の知見に基づいてなされたものである。す
なわち、圧延方向性を示す記号を印刷した保護フィルム
を金属板に貼り付け、施工取りつけ時にその方向を揃え
ることによって、内外装施工時の色調差を少なくさせる
金属板の製造ロット管理方法である。
工や施工時の損傷を防ぐため、その素材ステンレス鋼板
は必ずといわれるくらい保護フィルムを貼りつける。本
発明は、上記の知見に基づいてなされたものである。す
なわち、圧延方向性を示す記号を印刷した保護フィルム
を金属板に貼り付け、施工取りつけ時にその方向を揃え
ることによって、内外装施工時の色調差を少なくさせる
金属板の製造ロット管理方法である。
【0007】
【作用】従来、ステンレス鋼板に貼られている保護フィ
ルムは表面になにも印刷していない場合が大半であり、
たとえその表面に印刷があったとしても、それは商品名
やメーカー名が印刷されているだけである。本発明によ
れば圧延法によって意匠性を有するステンレス鋼板を製
造する場合、意匠の種類ごとにその一定の製造工程を通
過するロット内の圧延方向は一定となり、鋼板製造最終
工程において圧延方向を示す記号を印刷した保護フィル
ムを当該ステンレス鋼板に貼り付けることにより、ステ
ンレス鋼板を建築施工時に使用する際に圧延方向を一定
にして配列することができる。
ルムは表面になにも印刷していない場合が大半であり、
たとえその表面に印刷があったとしても、それは商品名
やメーカー名が印刷されているだけである。本発明によ
れば圧延法によって意匠性を有するステンレス鋼板を製
造する場合、意匠の種類ごとにその一定の製造工程を通
過するロット内の圧延方向は一定となり、鋼板製造最終
工程において圧延方向を示す記号を印刷した保護フィル
ムを当該ステンレス鋼板に貼り付けることにより、ステ
ンレス鋼板を建築施工時に使用する際に圧延方向を一定
にして配列することができる。
【0008】
【実施例】ダル仕上げステンレス鋼板の最終製造工程に
おいて、図1に示す矢印を幅方向245mmピッチ、長
手方向150mmピッチに印刷した保護フィルムを鋼板
に貼り付けた。この貼り付けの際、保護フィルムの矢印
の方向とダル仕上げステンレス鋼板のダル圧延方向とを
一致させた。このダル仕上げステンレス鋼板を、屋根用
の金属タイルへの加工および建物屋根への施工時にこの
矢印の方向を揃えるように作業を行い、その結果、色調
の均一性のある屋根に仕上げることができた。印刷する
矢印はステンレス鋼板の大きさにより矢印の大きさや間
隔を任意に決めることができる。
おいて、図1に示す矢印を幅方向245mmピッチ、長
手方向150mmピッチに印刷した保護フィルムを鋼板
に貼り付けた。この貼り付けの際、保護フィルムの矢印
の方向とダル仕上げステンレス鋼板のダル圧延方向とを
一致させた。このダル仕上げステンレス鋼板を、屋根用
の金属タイルへの加工および建物屋根への施工時にこの
矢印の方向を揃えるように作業を行い、その結果、色調
の均一性のある屋根に仕上げることができた。印刷する
矢印はステンレス鋼板の大きさにより矢印の大きさや間
隔を任意に決めることができる。
【0009】さらに、その色も選定することが可能であ
る。本発明においては、ステンレス鋼板の例について述
べてきたが、本発明の方法は他の圧延金属板にも適用で
きることは勿論である。
る。本発明においては、ステンレス鋼板の例について述
べてきたが、本発明の方法は他の圧延金属板にも適用で
きることは勿論である。
【0010】
【発明の効果】本発明により、意匠性および防眩性を損
なうことなく、ステンレス鋼板の色調差を大幅に少なく
することができるので、建築材料として屋外での大面積
に使用してもステンレスパネル間の色調差を生じること
なく、均一で落ち着いた建造物の外観を得ることができ
る。
なうことなく、ステンレス鋼板の色調差を大幅に少なく
することができるので、建築材料として屋外での大面積
に使用してもステンレスパネル間の色調差を生じること
なく、均一で落ち着いた建造物の外観を得ることができ
る。
【0011】また、本発明法はオーステナイト系、フェ
ライト系を問わずあらゆる鋼種に対して適用可能であ
り、極めて有用である。
ライト系を問わずあらゆる鋼種に対して適用可能であ
り、極めて有用である。
【図1】本発明の保護フィルムに印刷したステンレス鋼
板の圧延方向を示す矢印の例
板の圧延方向を示す矢印の例
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−179816(JP,A) 実開 昭63−88432(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21C 51/00 B32B 15/08 B32B 33/00
Claims (1)
- 【請求項1】 圧延方向性を示す記号を印刷した保護フ
ィルムを金属板に貼り付け、施工取りつけ時にその方向
を揃えることによって、内外装施工時の色調差を少なく
させる金属板の製造ロット管理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5031898A JP2925421B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 内外装施工時の色調差を少なくさせる金属板の製造ロット管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5031898A JP2925421B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 内外装施工時の色調差を少なくさせる金属板の製造ロット管理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06238335A JPH06238335A (ja) | 1994-08-30 |
| JP2925421B2 true JP2925421B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=12343837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5031898A Expired - Lifetime JP2925421B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 内外装施工時の色調差を少なくさせる金属板の製造ロット管理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2925421B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP5031898A patent/JP2925421B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06238335A (ja) | 1994-08-30 |
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