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JP2921901B2 - 導電性スパンボンドシート - Google Patents

導電性スパンボンドシート

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Publication number
JP2921901B2
JP2921901B2 JP4044990A JP4044990A JP2921901B2 JP 2921901 B2 JP2921901 B2 JP 2921901B2 JP 4044990 A JP4044990 A JP 4044990A JP 4044990 A JP4044990 A JP 4044990A JP 2921901 B2 JP2921901 B2 JP 2921901B2
Authority
JP
Japan
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conductive
adhesive
sheet
mixed
bonded
Prior art date
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JP4044990A
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JPH03249253A (ja
Inventor
俊雄 佐藤
恒夫 飯塚
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YUNICHIKA KK
Original Assignee
YUNICHIKA KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は静電気防止用途に用いる導電性スパンボンド
シートに関するものであり、詳しくはカーペットの帯電
防止、ファンベルト、ロープ、袋物、シート、ホース、
フィルターなどの防塵、防爆、目詰まり防止、火花放電
防止などに優れた効果がある導電性スパンボンドシート
に関するものである。
従来の技術 熱可塑性合成繊維からなるスパンボンドシートは紡糸
口金からフィラメントを紡出しエアーサッカーなどで吸
引延伸し、移動する網状帯の上に開繊堆積させた連続フ
ィラメントウェッブを部分的に熱圧接するとか接着剤で
接着するとか、ニードルパンチで交絡させるといった方
法で一般的に作られている。このような方法で作られた
スパンボンドシートは帯電防止に対して考慮がはらわれ
ていないため、摩擦などによる静電気の発生が著しく帯
電防止用途に適当でなかった。
発明が解決しようとする課題 ところで、あらゆる分野において静電気による障害、
災害が注目されている。電撃によるショック、静電吸
引、反発による目詰まり、巻き付き、汚れ付着などの生
産障害、放電による爆発、火災などが発生することがあ
る。最近ではエレクトロニクスのIC、LSI化に伴い、IC
やLSIの破壊、品質低下、また、これらが使用されてい
るエレクトロニクス機器、装置の誤動作などのトラブル
が静電気の放電によって発生し、これが無視することの
できない問題になっている。
本発明は上記従来の合成繊維連続フィラメント不織布
からなるスパンボンドシートの欠点を解消し、静電気障
害防止に適し、しかも強力が低下することのないスパン
ボンドシートを提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、合成繊維フィラ
メントからなる不織布ウェッブが部分的に熱圧接で結合
されていると共に、架橋能を有し且つ導電剤を混合させ
た接着剤によって接着されており、前記接着剤の混合状
態での固形分付着量が5〜30%で、その中の導電成分が
1〜50%以上付着しているものである。また本発明は、
合成繊維フィラメントからなる不織布ウェッブがニード
リングで結合されていると共に、架橋能を有し且つ導電
剤を混合させた接着剤によって接着されており、前記接
着剤の混合状態での固形分付着量が5〜30%であり、か
つ前記固形分付着量のうち導電成分が1〜50%付着して
いるものである。
以下に本発明について詳述すると、本発明のスパンボ
ンドシートは紡糸口金から合成繊維フィラメントを紡出
し、エアーサッカーなどで吸引延伸し、移動する網状帯
の上に開繊させた連続フィラメントウェッブを部分的に
熱圧接で結合させたり、また、ニードルパンチで結合さ
せたりした後に接着剤に導電剤を混合させた混合接着剤
で接着させ、導電効果を持たせたシートである。本発明
のスパンボンドシートにおいて、ウェッブを接着するた
めの接着剤は架橋能を有するものであり、N−メチロー
ル基、N−メトキシメチル基、エポキシ基のような自己
反応性基を持つエチレン性不飽和単量体(自己反応性単
量体)、例えばN−メチロールアクリルアミド、グリシ
ジルメタクリレートなどを共重合したビニル系共重合体
が用いられる。また、カルボキシル基、アミド基、ヒド
ロキシル基を有するような架橋剤、例えばポリメチロー
ルメラミン、ポリメトキシメチルメラミンが用いられ、
さらにはポリメチロール尿素などの反応性基を持つエチ
レン性不飽和単量体(反応性単量体)、例えばアクリル
アミド、アクリル酸、メタクリル酸、ヒドロキシメチル
メタクリレートなどを共重合したビニル系共重合体が用
いられる。上記の自己反応性単量体または反応性単量体
と共重合する主体単量体としては、酢酸ビニル、プロピ
ヨン酸ビニルのようなビニルエステルや、メチルアクリ
レート、エチルアクリレートのようなアクリル酸エステ
ル、またメチルメタクリレート、エチルメタクリレー
ト、n−ブチルメタクリレートのようなメタクリル酸エ
ステル、さらにはアクリロニトリル、メタクリロニトリ
ルのようなニトリル類が例示され、これらは単独または
2種以上組み合わせて使用できる。
一方、本発明で用いられる導電剤としては、導電性カ
ーボンブラック、スズ、チタン、亜鉛、銅、ニッケルな
どの導電性を有する金属化合物などの少なくとも1種が
使用され、接着剤と導電剤を混合させて用いる。導電剤
の沈澱防止として増粘剤を併用すれば付着斑も解消でき
る。混合接着剤の付着方法は含浸法、キスコート法、泡
加工法などがあるが、どの方法でも実施可能である。混
合接着剤の固形分付着量が5%未満では引張強力は低下
し、引裂強力は高くなるが、シート風合いは腰のないも
のになる。また、30%以上になると引張強力は高くなる
が引裂強力が低下し、シート風合いがペーパーライクに
なるばかりかコスト高になる。本発明においては、シー
トに付着している固形分付着量は5%〜30%の範囲とす
る必要がある。本発明の導電性スパンボンドシートの混
合接着剤の付着量のうち、導電剤の付着割合が固形分付
着量として1%以上でなければ導電効果が発揮されず、
さらに安定した帯電防止効果を得るためには10%以上の
付着量が好ましい。なお、固形分付着量のうち、導電剤
の付着割合が固形分付着量の50%を越えると制電効果は
変わらない上、装置に汚れが堆積して掃除が必要となり
稼動率が低下するとともに、タフティング時に繊維に損
傷が生じ、機械的性質が低下するなどの問題がある。
本発明の導電性スパンボンドシートは合成繊維フィラ
メントからなる不織布ウェッブに針密度が20〜100回/cm
2のニードルパンチを施してフィラメントを相互に結合
させたものであるが、さらに混合接着剤により強固に接
着されているので成型性に優れたシートを得ることがで
きる。このニードリングの針密度はニードリング用針の
形状や挿入深さによって20〜100回/cm2の範囲で適宜設
定される。上記針密度が20回/cm2未満の場合には、ニー
ドリングの効果がなく、成型時のパイル不揃いとなり、
反対に100回/cm2を越えた場合には、フィラメントの切
断や損傷が多くなり、成型時の破れが起こり易くなる。
作用 本発明のスパンボンドシート表面を導電剤を混合させ
た接着剤で接着させることにより、静電防止効果が発揮
できる。そのため、一般カーペットやファンベルト、ロ
ープ、袋物、シート、ホース、フィルターなどに優れた
静電防止効果が発揮できる。例えば、自動車用カーペッ
トに使用すると静電気障害を防止することができる。さ
らに前記静電防止効果に加え、強力低下を防止する効果
も得られる。
実施例 次に本発明を実施例により具体的に説明する。
なお、実施例中の接着剤は市販品のアクリル系接着剤
を使用し、導電剤は市販品を使用し、両方を混ぜて混合
接着剤とした。
導電性の評価のうち、(1)表面漏洩抵抗(Ω)はAA
TCC法(静電気安全指針構造基準)にて測定し、(2)
歩行時の人体帯電圧はJIS−L−1201ストロール法にて
測定した。(3)強力はJIS−L−1096 6.12.1 A法(ス
トリップ法)に準じて、定速引張試験機により、5cm×3
0cmの試験片をつかみ間隔20cm、引張速度20cm/分で測定
した。
付着量は下記測定で実施した。
W(%)=(B−A)/B×100 A:50cm×40cmの未処理重量(g) B:50cm×40cmの処理後重量(g) ポリエステルの固有粘度はフェノールと四塩化エタン
の等重量混合溶媒を用い、濃度0.5g/100ml、温度20℃で
測定した。
実施例1〜5および比較例1,2 固有粘度0.68のポリエチレンテレフタレートを紡糸口
金から押し出し、エアーサッカーで吸引延伸し、移動す
る網状帯の上に開繊させた連続フィラメントを部分的に
熱圧接させた後、混合接着剤を固形分20%付着させ、予
備乾燥(120℃×2分)後、キュアリング(170℃×1
分)を行ない、目付が120g/m2の導電性スパンボンドシ
ートを作成した。次に、このシートにナイロンBCFタフ
ト糸=1500d/80f、ゲージ=1/8G、ステッチ=8本/IN、
ループパイル長=5mmの条件でタフト機(村田機械製)
でタフトした。
第1表は混合接着剤の固形分付着量を20%とし、接着
剤と導電性カーボンブラックの混合割合を変更したシー
トの表面漏洩抵抗(20℃×40%RH)および、同シートに
タフトした試料の歩行時の人体帯電圧、10%伸長時応
力、引張強力の測定結果を示す。なお、比較例2ではカ
ーボン量が多く、カーボンの剥離で乾燥機の汚れが発生
し、定期的にクリーニングしなければならず、生産性が
低下する。
実施例6〜10および比較例3,4 接着剤と導電性カーボンブラックの混合割合を80/20
とし、混合接着剤の固形分付着量を変更した他は実施例
1と同様の目付120g/m2の導電性スパンボンドシートを
作成した。シートの表面漏洩抵抗測定結果(20℃×40%
RH)および、同シートに前述と同じ条件でタフトした試
料の走行時の人体帯電圧、10%伸長時応力、引張強力の
測定結果を第2表に示す。比較例4において混合固形分
量が多いため、シートが固く、ペーパーライクであっ
た。
実施例11,12 導電性カーボンブラックに代え、TiO2、SnO2を用いた
他は実施例1と同様の目付120g/m2の導電性スパンボン
ドシートを作成した。シートの表面漏洩抵抗(20℃×40
%RH)の測定結果を第3表に示す。
発明の効果 以上のように本発明の導電性スパンボンドシートはカ
ーペットやファンベルト、ロープなどに用いて優れた静
電防止効果が得られ、しかも強力低下の防止を図ること
ができるものである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成繊維フィラメントからなる不織布ウェ
    ッブが部分的に熱圧接で結合されていると共に、架橋能
    を有し且つ導電剤を混合させた接着剤によって接着され
    ており、前記接着剤の混合状態での固形分付着量が5〜
    30%であり、かつ前記固形分付着量のうち導電成分が1
    〜50%付着していることを特徴とする導電性スパンボン
    ドシート。
  2. 【請求項2】合成繊維フィラメントからなる不織布ウェ
    ッブがニードリングで結合されていると共に、架橋能を
    有し且つ導電剤を混合させた接着剤によって接着されて
    おり、前記接着剤の混合状態での固形分付着量が5〜30
    %であり、かつ前記固形分付着量のうち導電成分が1〜
    50%付着していることを特徴とする導電性スパンボンド
    シート。
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US5368913A (en) * 1993-10-12 1994-11-29 Fiberweb North America, Inc. Antistatic spunbonded nonwoven fabrics

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