JP2969885B2 - 粘着テープ用基材 - Google Patents
粘着テープ用基材Info
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- JP2969885B2 JP2969885B2 JP2256701A JP25670190A JP2969885B2 JP 2969885 B2 JP2969885 B2 JP 2969885B2 JP 2256701 A JP2256701 A JP 2256701A JP 25670190 A JP25670190 A JP 25670190A JP 2969885 B2 JP2969885 B2 JP 2969885B2
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- Japan
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- multifilament
- polyolefin
- base material
- tape
- adhesive tape
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、手切れ性,耐水性,平滑性に優れた粘着テ
ープ用基材に関するものである。
ープ用基材に関するものである。
従来、基材に粘着剤を付設してなる粘着テープとして
は、綿布やレーヨン布にポリエチレンをラミネートした
布系基材、あるいはポリオレフィン系またはポリエステ
ル系樹脂のフラットヤーンまたはマルチフィラメントの
基布にポリエチレンをラミネートしたプラスチック系基
材が使用されてきた。しかしながら、布系基材を用いた
ものは、ポリエチレンをラミネートする際に接着剤を使
用しなければならず、煩雑であるばかりでなく、コスト
アップにもつながるという問題点を有している。また接
着剤を使用しているにもかかわらず、耐水性が悪いとい
う物性面での問題点を有している。更にテープの厚みが
厚いため長尺に巻くと嵩高く、しかも重いため取扱が大
変であるという欠点をも有している。
は、綿布やレーヨン布にポリエチレンをラミネートした
布系基材、あるいはポリオレフィン系またはポリエステ
ル系樹脂のフラットヤーンまたはマルチフィラメントの
基布にポリエチレンをラミネートしたプラスチック系基
材が使用されてきた。しかしながら、布系基材を用いた
ものは、ポリエチレンをラミネートする際に接着剤を使
用しなければならず、煩雑であるばかりでなく、コスト
アップにもつながるという問題点を有している。また接
着剤を使用しているにもかかわらず、耐水性が悪いとい
う物性面での問題点を有している。更にテープの厚みが
厚いため長尺に巻くと嵩高く、しかも重いため取扱が大
変であるという欠点をも有している。
一方、プラスチック系基材を用いたものは、手切れ性
が不十分であるため、無理に切断すると、切り口の糸の
ほつれが生じ、きれいに切断できないという問題点を有
している。また手切れ性を改良するために、緯糸と経糸
のデニール数を変えたもの、あるいは仕込み本数を変え
たものが提案されているが、これらは基材表面の平滑性
に欠ける等の問題を有している。
が不十分であるため、無理に切断すると、切り口の糸の
ほつれが生じ、きれいに切断できないという問題点を有
している。また手切れ性を改良するために、緯糸と経糸
のデニール数を変えたもの、あるいは仕込み本数を変え
たものが提案されているが、これらは基材表面の平滑性
に欠ける等の問題を有している。
本発明者らは、かかる点を考慮し、鋭意検討を行なっ
た結果、緯糸に架橋されたポリオレフィン系マルチフィ
ラメントを用いることにより、上記の問題点を解決した
粘着テープ用基材を提供できることを見出し本発明に到
達した。
た結果、緯糸に架橋されたポリオレフィン系マルチフィ
ラメントを用いることにより、上記の問題点を解決した
粘着テープ用基材を提供できることを見出し本発明に到
達した。
即ち、本発明は、経糸としてポリオレフィン系マチル
フィラメントを、緯糸として架橋されたポリオレフィン
系マルチフィラメントを夫々用いてなる基布の少なくと
も一方の面にポリオレフィン系樹脂を押出コーティング
により積層した粘着テープ用基材に関する。
フィラメントを、緯糸として架橋されたポリオレフィン
系マルチフィラメントを夫々用いてなる基布の少なくと
も一方の面にポリオレフィン系樹脂を押出コーティング
により積層した粘着テープ用基材に関する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に使用されるポリオレフィン系マチルフィラメ
ントを構成するポリオレフィンとしては、ポリエチレ
ン,ポリプロピレン等のオレフィン単独重合体、あるい
はエチレン−α−オレフィン共重合体等であり、その密
度は0.900〜0.970g/cm3のものが好ましい。これらポリ
オレフィンは単独、あるいは混合物として用いてもかま
わない。マルチフィラメントの太さは1〜10デニールの
モノフィラメントからなる総繊度30〜500デニールのも
のが好ましい。
ントを構成するポリオレフィンとしては、ポリエチレ
ン,ポリプロピレン等のオレフィン単独重合体、あるい
はエチレン−α−オレフィン共重合体等であり、その密
度は0.900〜0.970g/cm3のものが好ましい。これらポリ
オレフィンは単独、あるいは混合物として用いてもかま
わない。マルチフィラメントの太さは1〜10デニールの
モノフィラメントからなる総繊度30〜500デニールのも
のが好ましい。
経糸,緯糸にはそれぞれ同種のポリオレフィン系マチ
ルフィラメントを使用することが好ましいが、特に制限
するものではなく、種類の異なったものを使用してもか
まわない。
ルフィラメントを使用することが好ましいが、特に制限
するものではなく、種類の異なったものを使用してもか
まわない。
緯糸として使用される架橋されたポリオレフィン系マ
ルチフィラメントの架橋法は特に制限されるものでな
く、一般的に行なわれている方法でかまわない。即ち、
マルチフィラメントを作成した後、放射線,電子線等を
照射させることにより架橋させる方法、あるいは、予め
有機過酸化物等の架橋剤をポリオレフィン中に分散させ
ておき、マルチフィラメント作成後、加熱させることに
より架橋させる方法等が挙げられる。この様に、緯糸に
架橋されたポリオレフィンを使用することにより経糸よ
り強度,耐熱性に優れたものが得られるため、緯糸と経
糸の太さを同じにしても結果的に手切れ性の優れた基材
が得られることになる。該架橋マルチフィラメントの架
橋度は、熱キシレンにより抽出した時の不溶分(ゲル分
率として評価)として表わすが、ゲル分率は10〜90%の
範囲が好ましい。ゲル分率が10%未満では強度の向上が
見られない。また90%を越えても強度が低下するため好
ましくない。
ルチフィラメントの架橋法は特に制限されるものでな
く、一般的に行なわれている方法でかまわない。即ち、
マルチフィラメントを作成した後、放射線,電子線等を
照射させることにより架橋させる方法、あるいは、予め
有機過酸化物等の架橋剤をポリオレフィン中に分散させ
ておき、マルチフィラメント作成後、加熱させることに
より架橋させる方法等が挙げられる。この様に、緯糸に
架橋されたポリオレフィンを使用することにより経糸よ
り強度,耐熱性に優れたものが得られるため、緯糸と経
糸の太さを同じにしても結果的に手切れ性の優れた基材
が得られることになる。該架橋マルチフィラメントの架
橋度は、熱キシレンにより抽出した時の不溶分(ゲル分
率として評価)として表わすが、ゲル分率は10〜90%の
範囲が好ましい。ゲル分率が10%未満では強度の向上が
見られない。また90%を越えても強度が低下するため好
ましくない。
該ポリオレフィン系マルチフィラメントは常法により
繊製されるが、その打込み本数は、30〜130本/インチ
の範囲が好ましい。
繊製されるが、その打込み本数は、30〜130本/インチ
の範囲が好ましい。
この様にして得られた基布の少なくとも一方の表面に
ポリオレフィン系樹脂が押出コーティングにより5〜80
μmの厚みで積層される。ここで積層されるポリオレフ
ィン系樹脂とはマルチフィラメントに使用される樹脂と
同一の範囲のものを指す。
ポリオレフィン系樹脂が押出コーティングにより5〜80
μmの厚みで積層される。ここで積層されるポリオレフ
ィン系樹脂とはマルチフィラメントに使用される樹脂と
同一の範囲のものを指す。
ポリオレフィン系樹脂を積層させる目的は、基布表面
を平滑にし外観を良好にすること、粘着剤の塗工をし易
くすること、マルチフィラメントの逃げを防止するこ
と、更に、手切れ性を付与させること等が挙げられる。
これらの効果のうち、マルチフィラメントの逃げ防止、
手切れ性付与を発現させるためには基布と積層材との接
着性が良好であることが不可欠となる。そのため積層法
として、押出コーティングが最適となる。即ち、押出コ
ーティングによれば高温で積層できるため、積層樹脂と
基布を構成するマルチフィラメントの表面が溶融し一体
化されるため上記の効果が発現されると考えられる。ま
た接着性を更に改良する目的で基布を予めコロナ処理す
る方法も一般的にとられる。
を平滑にし外観を良好にすること、粘着剤の塗工をし易
くすること、マルチフィラメントの逃げを防止するこ
と、更に、手切れ性を付与させること等が挙げられる。
これらの効果のうち、マルチフィラメントの逃げ防止、
手切れ性付与を発現させるためには基布と積層材との接
着性が良好であることが不可欠となる。そのため積層法
として、押出コーティングが最適となる。即ち、押出コ
ーティングによれば高温で積層できるため、積層樹脂と
基布を構成するマルチフィラメントの表面が溶融し一体
化されるため上記の効果が発現されると考えられる。ま
た接着性を更に改良する目的で基布を予めコロナ処理す
る方法も一般的にとられる。
押出コーティングの際の加工温度は270〜330℃が好ま
しい。270℃未満では積層されるポリオレフィンとマル
チフィラメントとの接着性が不十分であるため好ましく
ない。また、330℃を越えるとマルチフィラメントが一
部収縮を起こし平滑性が悪くなるため好ましくない。
しい。270℃未満では積層されるポリオレフィンとマル
チフィラメントとの接着性が不十分であるため好ましく
ない。また、330℃を越えるとマルチフィラメントが一
部収縮を起こし平滑性が悪くなるため好ましくない。
以下、実施例にて更に本発明を説明する。
実施例1 太さ7デニールの密度0.950g/cm3からなる高密度ポリ
エチレンモノフィラメントを用い総繊度70デニールのマ
ルチフィラメントを得た。このマルチフィラメントを7
メガラッドのコバルト60を照射することにより架橋され
たマルチフィラメントを得た。未架橋のマルチフィラメ
ントを経糸とし、架橋マルチフィラメントを緯糸として
それぞれ40本/インチの打込み本数からなる高密度ポリ
エチレン製織布を作成した。
エチレンモノフィラメントを用い総繊度70デニールのマ
ルチフィラメントを得た。このマルチフィラメントを7
メガラッドのコバルト60を照射することにより架橋され
たマルチフィラメントを得た。未架橋のマルチフィラメ
ントを経糸とし、架橋マルチフィラメントを緯糸として
それぞれ40本/インチの打込み本数からなる高密度ポリ
エチレン製織布を作成した。
次いで、該織布の一方の面に、密度0.924g/cm3の低密
度ポリエチレンを310℃の加工温度で押出コーティング
により30μm積層しテープ基材を得た。テープとしての
評価結果を第1表に示した。
度ポリエチレンを310℃の加工温度で押出コーティング
により30μm積層しテープ基材を得た。テープとしての
評価結果を第1表に示した。
実施例2 積層するポリオレフィン系樹脂として密度0.939g/cm3
の高密度ポリエチレンを用いる以外は実施例1と同様に
してテープ基材を得た。テープとしての評価結果を第1
表に示した。
の高密度ポリエチレンを用いる以外は実施例1と同様に
してテープ基材を得た。テープとしての評価結果を第1
表に示した。
実施例3 積層するポリオレフィン系樹脂として密度0.928g/cm3
のエチレン−α−オレフィン共重合体を用いる以外は実
施例1と同様にしてテープ基材を得た。テープとしての
評価結果を第1表に示した。
のエチレン−α−オレフィン共重合体を用いる以外は実
施例1と同様にしてテープ基材を得た。テープとしての
評価結果を第1表に示した。
比較例1 実施例1の未架橋のマルチフィラメントを経緯糸の両
者に用いる以外は実施例1と同様にしてテープ基材を得
た。テープとしての評価結果を第1表に示した。
者に用いる以外は実施例1と同様にしてテープ基材を得
た。テープとしての評価結果を第1表に示した。
比較例2 実施例1の未架橋のマルチフィラメントを用い、経糸
を総繊度50デニール、打込み本数50本/インチとする以
外は実施例1と同様にしてテープ基材を得た。テープと
しての評価結果を第1表に示した。
を総繊度50デニール、打込み本数50本/インチとする以
外は実施例1と同様にしてテープ基材を得た。テープと
しての評価結果を第1表に示した。
〔発明の効果〕 本発明によれば、経糸及び緯糸とも同デニールのフィ
ラメントを使用しているにもかかわらず、緯糸を架橋さ
せているため手切れ性に優れ、尚かつ平滑性にも優れて
おり、更にフィラメントと積層される材料も同種である
ため接着性にも優れており、従来の粘着テープの問題点
を解決した優れたテープ用基材と言える。
ラメントを使用しているにもかかわらず、緯糸を架橋さ
せているため手切れ性に優れ、尚かつ平滑性にも優れて
おり、更にフィラメントと積層される材料も同種である
ため接着性にも優れており、従来の粘着テープの問題点
を解決した優れたテープ用基材と言える。
Claims (1)
- 【請求項1】経糸としてポリオレフィン系マルチフィラ
メント、緯糸として架橋されたポリオレフィン系マルチ
フィラメントからなる基布の少なくとも一方の面にポリ
オレフィン系樹脂を押出コーティングにより積層したこ
とを特徴とする粘着テープ用基材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2256701A JP2969885B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 粘着テープ用基材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2256701A JP2969885B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 粘着テープ用基材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04133733A JPH04133733A (ja) | 1992-05-07 |
| JP2969885B2 true JP2969885B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=17296276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2256701A Expired - Fee Related JP2969885B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 粘着テープ用基材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2969885B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20030084526A1 (en) | 2001-11-06 | 2003-05-08 | The Procter & Gamble Co. | Multi-motion toothbrush |
| US6725490B2 (en) | 2001-11-06 | 2004-04-27 | The Procter & Gamble Company | Complex motion toothbrush |
| US20030140437A1 (en) | 2002-01-31 | 2003-07-31 | Eyal Eliav | Powered toothbrush |
| US6892412B2 (en) | 2002-01-31 | 2005-05-17 | Colgate-Palmolive Company | Powered toothbrush |
-
1990
- 1990-09-26 JP JP2256701A patent/JP2969885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04133733A (ja) | 1992-05-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827 Year of fee payment: 8 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827 Year of fee payment: 9 |
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