JP2964675B2 - 模様入りキャスト塗被紙 - Google Patents
模様入りキャスト塗被紙Info
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- JP2964675B2 JP2964675B2 JP6204291A JP6204291A JP2964675B2 JP 2964675 B2 JP2964675 B2 JP 2964675B2 JP 6204291 A JP6204291 A JP 6204291A JP 6204291 A JP6204291 A JP 6204291A JP 2964675 B2 JP2964675 B2 JP 2964675B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、模様入りキャスト塗被
紙において、特に支持体として支持体表面が高光沢部分
と低光沢部分を有し、その光沢の差が模様として認知さ
れる支持体を使用した模様入りキャスト塗被紙に関す
る。
紙において、特に支持体として支持体表面が高光沢部分
と低光沢部分を有し、その光沢の差が模様として認知さ
れる支持体を使用した模様入りキャスト塗被紙に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷物の高級化、ビジュアル化、
及びカラー化等に伴い優れた印刷特性並びに印刷効果を
有した塗被紙、とりわけキャスト塗被紙はその外観、印
刷特性等優れた特性を有する為、巾広く利用されてい
る。中でも包装用紙やポスター等の用途として模様入り
キャスト塗被紙への要望が高まっている。
及びカラー化等に伴い優れた印刷特性並びに印刷効果を
有した塗被紙、とりわけキャスト塗被紙はその外観、印
刷特性等優れた特性を有する為、巾広く利用されてい
る。中でも包装用紙やポスター等の用途として模様入り
キャスト塗被紙への要望が高まっている。
【0003】このような模様入りキャスト塗被紙として
は、支持体表面に凹凸による模様を入れた支持体上に顔
料と接着剤を主成分とする塗被層を形成せしめ、塗被層
が湿潤状態にある間に鏡面光沢を有する加熱金属ドラム
表面に圧接、乾燥して強光沢仕上げする方法(特開昭53
−24407 号)が知られている。この方法は支持体表面に
3〜100 μmの凹凸を設けて型付き原紙とし、この型付
き原紙上にキャスト塗被液を塗布し、キャスト塗被液に
よる塗被量ムラを生じさせた後、キャスト仕上げをする
方法である。このような方法は、確かに、塗被量ムラに
よって模様は発現されるが、塗被量ムラによる乾燥ムラ
のために、加熱金属ドラム面上で塗被層がピックする、
所謂ドラムピック現象が誘発され、安定した連続操業に
よる模様入りキャスト紙を得ることが困難であった。
は、支持体表面に凹凸による模様を入れた支持体上に顔
料と接着剤を主成分とする塗被層を形成せしめ、塗被層
が湿潤状態にある間に鏡面光沢を有する加熱金属ドラム
表面に圧接、乾燥して強光沢仕上げする方法(特開昭53
−24407 号)が知られている。この方法は支持体表面に
3〜100 μmの凹凸を設けて型付き原紙とし、この型付
き原紙上にキャスト塗被液を塗布し、キャスト塗被液に
よる塗被量ムラを生じさせた後、キャスト仕上げをする
方法である。このような方法は、確かに、塗被量ムラに
よって模様は発現されるが、塗被量ムラによる乾燥ムラ
のために、加熱金属ドラム面上で塗被層がピックする、
所謂ドラムピック現象が誘発され、安定した連続操業に
よる模様入りキャスト紙を得ることが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き実状から、
本発明者等は模様入りキャスト紙を生産する際に難点と
なっている、ドラムピック現象を解消し安定操業を図る
べく鋭意研究を重ねた結果、支持体として支持体表面が
高光沢部分と低光沢部分を有し、その光沢の差が模様と
して認知される支持体を使用することにより、連続生産
性に優れ、然も高平滑、強光沢、及び独特の風合いを有
する模様入りキャスト塗被紙が得られることが明らかと
なった。
本発明者等は模様入りキャスト紙を生産する際に難点と
なっている、ドラムピック現象を解消し安定操業を図る
べく鋭意研究を重ねた結果、支持体として支持体表面が
高光沢部分と低光沢部分を有し、その光沢の差が模様と
して認知される支持体を使用することにより、連続生産
性に優れ、然も高平滑、強光沢、及び独特の風合いを有
する模様入りキャスト塗被紙が得られることが明らかと
なった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体上に顔
料と接着剤、又は接着剤を主成分とするキャスト塗被層
を形成せしめ、塗被層が湿潤状態にある間に鏡面光沢を
有する加熱ドラム表面に圧接、乾燥して仕上げた模様入
りキャスト塗被紙において、該支持体として、その表面
に高光沢部分と低光沢部分を有し、各光沢部分をJIS P8
142 に準じた方法で測定したときの高光沢部分の光沢度
(Hg)と低光沢部分の光沢度(Lg)との関係が下記
〔1〕式を満足する支持体を使用したことを特徴とする
模様入りキャスト塗被紙である。 0.2≦Lg÷Hg≦0.9 〔1〕
料と接着剤、又は接着剤を主成分とするキャスト塗被層
を形成せしめ、塗被層が湿潤状態にある間に鏡面光沢を
有する加熱ドラム表面に圧接、乾燥して仕上げた模様入
りキャスト塗被紙において、該支持体として、その表面
に高光沢部分と低光沢部分を有し、各光沢部分をJIS P8
142 に準じた方法で測定したときの高光沢部分の光沢度
(Hg)と低光沢部分の光沢度(Lg)との関係が下記
〔1〕式を満足する支持体を使用したことを特徴とする
模様入りキャスト塗被紙である。 0.2≦Lg÷Hg≦0.9 〔1〕
【0006】
【作用】本発明で用いられる支持体、即ち、光沢差によ
る模様入り支持体としては、基材表面を部分的にブラシ
がけして光沢差を設けた支持体、又は基材表面をスーパ
ーキャレンダー等の加圧、摩擦処理により表面光沢を付
与した後、部分的に粗面化処理された硬質ロールに通過
させて光沢差を設けた支持体、又はエンボッシングロー
ルと対向ロールからなるニップ間を基材の裏面がエンボ
ッシングロール側となるように通過させて得られる模様
入り支持体等がある。特に、本発明で用いる支持体とし
ては、支持体表面の凹凸が小さく、表面の模様が光沢
(度)差によって生じた模様であることが重要であり、
凹凸の深さを設けて模様化した支持体の場合には、本発
明の所望の優れた効果を得ることができない。
る模様入り支持体としては、基材表面を部分的にブラシ
がけして光沢差を設けた支持体、又は基材表面をスーパ
ーキャレンダー等の加圧、摩擦処理により表面光沢を付
与した後、部分的に粗面化処理された硬質ロールに通過
させて光沢差を設けた支持体、又はエンボッシングロー
ルと対向ロールからなるニップ間を基材の裏面がエンボ
ッシングロール側となるように通過させて得られる模様
入り支持体等がある。特に、本発明で用いる支持体とし
ては、支持体表面の凹凸が小さく、表面の模様が光沢
(度)差によって生じた模様であることが重要であり、
凹凸の深さを設けて模様化した支持体の場合には、本発
明の所望の優れた効果を得ることができない。
【0007】なお、本発明で使用される支持体の基材と
しては、例えば天然パルプを主成分として抄造された原
紙、繊維集合体を化学的、機械的或いは熱的に処理して
得られる不織布、合成樹脂を延伸して得られる微多孔性
フィルム、或いはこれらの原紙、不織布、又はフィルム
に顔料と接着剤を主成分とする塗被層を設けたもの等が
挙げられる。特に、支持体として光沢差による模様をよ
り鮮明に発現させるためには、原紙表面に顔料と接着剤
を主成分とする下塗り塗被層を設けた原紙が好ましく用
いられる。以下、支持体用の基材として塗被原紙を用い
る場合について述べる。
しては、例えば天然パルプを主成分として抄造された原
紙、繊維集合体を化学的、機械的或いは熱的に処理して
得られる不織布、合成樹脂を延伸して得られる微多孔性
フィルム、或いはこれらの原紙、不織布、又はフィルム
に顔料と接着剤を主成分とする塗被層を設けたもの等が
挙げられる。特に、支持体として光沢差による模様をよ
り鮮明に発現させるためには、原紙表面に顔料と接着剤
を主成分とする下塗り塗被層を設けた原紙が好ましく用
いられる。以下、支持体用の基材として塗被原紙を用い
る場合について述べる。
【0008】而して、本発明で用いる支持体としては、
JIS P8142 法による支持体表面の高光沢部分の光沢度H
g(%)と低光沢部分の光沢度Lg(%)との関係が下
記〔1〕式を満たすことが必要である。 0.2≦Lg÷Hg≦0.9 〔1〕 〔1〕式において、Lg÷Hg値が 0.9を越える場合に
は、得られるキャスト塗被紙の模様が不鮮明となる。一
方、0.2 未満の場合には、キャスト紙の製造時にドラム
ピックが発生する懸念がある。従って、支持体として光
沢差による模様を得るための好ましい条件としては、L
g÷Hg値が0.2〜0.9の範囲になるように調節さ
れることが重要である。なお、ドラムピックが発生する
原因としては、高光沢部分の通気性と低光沢部分の通気
性が著しく異なることに基因するものと推定される。
JIS P8142 法による支持体表面の高光沢部分の光沢度H
g(%)と低光沢部分の光沢度Lg(%)との関係が下
記〔1〕式を満たすことが必要である。 0.2≦Lg÷Hg≦0.9 〔1〕 〔1〕式において、Lg÷Hg値が 0.9を越える場合に
は、得られるキャスト塗被紙の模様が不鮮明となる。一
方、0.2 未満の場合には、キャスト紙の製造時にドラム
ピックが発生する懸念がある。従って、支持体として光
沢差による模様を得るための好ましい条件としては、L
g÷Hg値が0.2〜0.9の範囲になるように調節さ
れることが重要である。なお、ドラムピックが発生する
原因としては、高光沢部分の通気性と低光沢部分の通気
性が著しく異なることに基因するものと推定される。
【0009】さらに、より鮮明な模様入りキャスト紙を
得るための好ましい条件として、以下の如き特定要件を
満足することが望ましい。即ち、キャスト塗被層の全固
形分に対する顔料固形分の比率をp、キャスト塗被層の
塗被量をw(g/m2 :絶乾重量)、支持体表面の高光
沢部分の光沢度Hg(%)、低光沢部分の光沢度Lg
(%)とするとき、これらの関係が下記式を満たすよう
に調整することが望ましい。
得るための好ましい条件として、以下の如き特定要件を
満足することが望ましい。即ち、キャスト塗被層の全固
形分に対する顔料固形分の比率をp、キャスト塗被層の
塗被量をw(g/m2 :絶乾重量)、支持体表面の高光
沢部分の光沢度Hg(%)、低光沢部分の光沢度Lg
(%)とするとき、これらの関係が下記式を満たすよう
に調整することが望ましい。
【0010】0≦p×w×Lg÷Hg≦10 〔2〕 さらに望ましくは、 0≦p×w×Lg÷Hg≦8 〔3〕 〔2〕式において、p×w×Lg÷Hgの値が10を越え
るとキャスト塗被層の透明性が低下し、模様が不鮮明と
なり商品価値が低下する。
るとキャスト塗被層の透明性が低下し、模様が不鮮明と
なり商品価値が低下する。
【0011】既述した如く、本発明の模様入りキャスト
塗被紙は、表面に高光沢部分と低光沢部分を有し、その
光沢の差が模様として認知され、さらに上記で特定した
ような支持体を使用し、該支持体上に顔料と接着剤、又
は接着剤を主成分とするキャスト用塗被層を形成せし
め、塗被層が湿潤状態にある間に鏡面光沢を有する加熱
ドラム表面に圧接、乾燥して模様入りキャスト塗被紙を
得るものである。この場合、加熱ドラム表面に圧接、乾
燥して得るキャスト塗被層の形成方法としては、特に限
定するものではなく、一般に公知のキャスト方式、例え
ばキャスト塗被液を支持体上に塗被し塗被層が流動性を
もっている間に直ちに加熱ドラム表面に圧接して乾燥、
離型する方法(ウエットキャスト法)やキャスト塗被液
を塗布した後、この塗被層を湿潤状態のまま凝固作用を
持つ液の入った浴槽中に通してゲル化させた後加熱ドラ
ム表面に圧接して乾燥、離型する方法(ゲル化キャスト
法)、或いはキャスト塗被液を支持体上に塗被した後、
一旦乾燥し、再び湿潤液で該塗被層を湿潤、可塑化した
後に加熱ドラム表面に圧接して乾燥、離型する方法(リ
ウエットキャスト法)等があり、いずれの方法を用いて
も良い。
塗被紙は、表面に高光沢部分と低光沢部分を有し、その
光沢の差が模様として認知され、さらに上記で特定した
ような支持体を使用し、該支持体上に顔料と接着剤、又
は接着剤を主成分とするキャスト用塗被層を形成せし
め、塗被層が湿潤状態にある間に鏡面光沢を有する加熱
ドラム表面に圧接、乾燥して模様入りキャスト塗被紙を
得るものである。この場合、加熱ドラム表面に圧接、乾
燥して得るキャスト塗被層の形成方法としては、特に限
定するものではなく、一般に公知のキャスト方式、例え
ばキャスト塗被液を支持体上に塗被し塗被層が流動性を
もっている間に直ちに加熱ドラム表面に圧接して乾燥、
離型する方法(ウエットキャスト法)やキャスト塗被液
を塗布した後、この塗被層を湿潤状態のまま凝固作用を
持つ液の入った浴槽中に通してゲル化させた後加熱ドラ
ム表面に圧接して乾燥、離型する方法(ゲル化キャスト
法)、或いはキャスト塗被液を支持体上に塗被した後、
一旦乾燥し、再び湿潤液で該塗被層を湿潤、可塑化した
後に加熱ドラム表面に圧接して乾燥、離型する方法(リ
ウエットキャスト法)等があり、いずれの方法を用いて
も良い。
【0012】なお、本発明において、下塗り塗被層用塗
被組成物としては、従来の塗被紙用組成物と同様に顔料
及び接着剤を主成分とするものである。
被組成物としては、従来の塗被紙用組成物と同様に顔料
及び接着剤を主成分とするものである。
【0013】顔料としては、例えばクレー、カオリン、
水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、
硫酸バリウム、酸化亜鉛、サチンホワイト、プラスチッ
クピグメント等、通常の塗被紙用顔料の一種以上が適宜
選択して使用される。接着剤としては、例えばカゼイ
ン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質類、スチレン・ブタ
ジエン共重合体等の共役ジエン系重合体ラテックス、ア
クリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルの重
合体又は共重合体等のアクリル系共重合体ラテックス、
エチレン・酢酸ビニル共重合等のビニル系共重合体ラテ
ックス、或いはこれらの各種重合体ラテックスをカルボ
キシル基等の官能基含有単量体で変性したアルカリ溶解
性或いはアルカリ非溶解性の重合体ラテックス、ポリビ
ニルアルコール、オレフィン・無水マレイン酸樹脂、メ
ラミン樹脂等の合成樹脂系接着剤、陽性化澱粉、酸化澱
粉等の澱粉類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース等のセルロース誘導体等、通常の塗
被紙用接着剤の一種以上が適宜選択して使用される。
水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、
硫酸バリウム、酸化亜鉛、サチンホワイト、プラスチッ
クピグメント等、通常の塗被紙用顔料の一種以上が適宜
選択して使用される。接着剤としては、例えばカゼイ
ン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質類、スチレン・ブタ
ジエン共重合体等の共役ジエン系重合体ラテックス、ア
クリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルの重
合体又は共重合体等のアクリル系共重合体ラテックス、
エチレン・酢酸ビニル共重合等のビニル系共重合体ラテ
ックス、或いはこれらの各種重合体ラテックスをカルボ
キシル基等の官能基含有単量体で変性したアルカリ溶解
性或いはアルカリ非溶解性の重合体ラテックス、ポリビ
ニルアルコール、オレフィン・無水マレイン酸樹脂、メ
ラミン樹脂等の合成樹脂系接着剤、陽性化澱粉、酸化澱
粉等の澱粉類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース等のセルロース誘導体等、通常の塗
被紙用接着剤の一種以上が適宜選択して使用される。
【0014】さらに、塗被組成物中には、必要に応じて
消泡剤、着色剤、離型剤、流動変性剤等の各種助剤が適
宜配合される。
消泡剤、着色剤、離型剤、流動変性剤等の各種助剤が適
宜配合される。
【0015】かくして、調製された下塗り塗被液は、一
般公知の塗被紙製造に用いられる、例えばブレードコー
タ、エアーナイフコータ、ロールコータ、リバースロー
ルコータ、バーコータ、カーテンコータ、ダイスロット
コータ、グラビアコータ、チャンプレックスコータ、サ
イズプレスコータ等の塗被装置を設けたオンマシン、或
いはオフマシンコータによって、原紙上に乾燥重量が3
〜50g/m2 程度の範囲で調節、塗被される。この場合
の塗被液の固形分濃度は一般に40〜75重量%程度である
が、操業性を考慮すると45〜70重量%の範囲が望まし
い。
般公知の塗被紙製造に用いられる、例えばブレードコー
タ、エアーナイフコータ、ロールコータ、リバースロー
ルコータ、バーコータ、カーテンコータ、ダイスロット
コータ、グラビアコータ、チャンプレックスコータ、サ
イズプレスコータ等の塗被装置を設けたオンマシン、或
いはオフマシンコータによって、原紙上に乾燥重量が3
〜50g/m2 程度の範囲で調節、塗被される。この場合
の塗被液の固形分濃度は一般に40〜75重量%程度である
が、操業性を考慮すると45〜70重量%の範囲が望まし
い。
【0016】また、キャスト塗被層用塗被組成物として
は、従来のキャスト塗被紙用組成物と同様に顔料及び接
着剤、又は接着剤を主成分とするものである。即ち、顔
料としては、例えばクレー、カオリン、水酸化アルミニ
ウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、硫酸バリウム、
酸化亜鉛、サチンホワイト、プラスチックピグメント
等、通常の塗被紙用顔料の一種以上が適宜選択して使用
される。
は、従来のキャスト塗被紙用組成物と同様に顔料及び接
着剤、又は接着剤を主成分とするものである。即ち、顔
料としては、例えばクレー、カオリン、水酸化アルミニ
ウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、硫酸バリウム、
酸化亜鉛、サチンホワイト、プラスチックピグメント
等、通常の塗被紙用顔料の一種以上が適宜選択して使用
される。
【0017】接着剤としては、例えばカゼイン、大豆蛋
白、合成蛋白等の蛋白質類、スチレン・ブタジエン共重
合体等の共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル酸エ
ステル及び/又はメタクリル酸エステルの重合体又は共
重合体等のアクリル系共重合体ラテックス、エチレン・
酢酸ビニル共重合等のビニル系共重合体ラテックス、或
いはこれらの各種重合体ラテックスをカルボキシル基等
の官能基含有単量体で変性したアルカリ溶解性或いはア
ルカリ非溶解性の重合体ラテックス、ポリビニルアルコ
ール、オレフィン・無水マレイン酸樹脂、メラミン樹脂
等の合成樹脂系接着剤、陽性化澱粉、酸化澱粉等の澱粉
類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース等のセルロース誘導体等、通常の塗被紙用接着
剤の一種以上が適宜選択して使用される。
白、合成蛋白等の蛋白質類、スチレン・ブタジエン共重
合体等の共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル酸エ
ステル及び/又はメタクリル酸エステルの重合体又は共
重合体等のアクリル系共重合体ラテックス、エチレン・
酢酸ビニル共重合等のビニル系共重合体ラテックス、或
いはこれらの各種重合体ラテックスをカルボキシル基等
の官能基含有単量体で変性したアルカリ溶解性或いはア
ルカリ非溶解性の重合体ラテックス、ポリビニルアルコ
ール、オレフィン・無水マレイン酸樹脂、メラミン樹脂
等の合成樹脂系接着剤、陽性化澱粉、酸化澱粉等の澱粉
類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース等のセルロース誘導体等、通常の塗被紙用接着
剤の一種以上が適宜選択して使用される。
【0018】さらに、塗被組成物中には、必要に応じて
消泡剤、着色剤、離型剤、流動変性剤等の各種助剤が適
宜配合される。かくして得られるキャスト塗被液は支持
体上に乾燥重量が1〜30g/m2 となるように塗被、キ
ャスト仕上げされて模様入りキャスト紙が得られる。
消泡剤、着色剤、離型剤、流動変性剤等の各種助剤が適
宜配合される。かくして得られるキャスト塗被液は支持
体上に乾燥重量が1〜30g/m2 となるように塗被、キ
ャスト仕上げされて模様入りキャスト紙が得られる。
【0019】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明するが、勿論これらに限定されるものではない。
又、例中の「部」は特に断らない限り「重量部」を示
す。
に説明するが、勿論これらに限定されるものではない。
又、例中の「部」は特に断らない限り「重量部」を示
す。
【0020】実施例1 重質炭酸カルシウム 100部、スチレン−ブタジエン共重
合体ラッテクス(固形分)7.5 部、酸化澱粉(固形分)
1部からなる固形分濃度が61%の塗被液を調製した。こ
の塗被液を米坪70g/m2 の原紙に乾燥重量が15g/m
2 となるように、エアーナイフコータで片面塗被した
後、エアーフローティングドライヤーとシリンダードラ
イヤーで乾燥させた。次いで、エンボッシングロールと
対向ロールからなるニップ間を塗被層側が対向ロールに
接するようにして、低光沢度部分の光沢度(Lg)が5
%、高光沢度部分の光沢度(Hg)が25%となる条件で
通紙してキャスト塗被紙用支持体−Aを得た。
合体ラッテクス(固形分)7.5 部、酸化澱粉(固形分)
1部からなる固形分濃度が61%の塗被液を調製した。こ
の塗被液を米坪70g/m2 の原紙に乾燥重量が15g/m
2 となるように、エアーナイフコータで片面塗被した
後、エアーフローティングドライヤーとシリンダードラ
イヤーで乾燥させた。次いで、エンボッシングロールと
対向ロールからなるニップ間を塗被層側が対向ロールに
接するようにして、低光沢度部分の光沢度(Lg)が5
%、高光沢度部分の光沢度(Hg)が25%となる条件で
通紙してキャスト塗被紙用支持体−Aを得た。
【0021】別に、カオリン60部、軽質炭酸カルシウム
40部、接着剤としてアンモニアを用いて溶解したカゼイ
ン水溶液40部(固形分)、アクリル酸/ブタジエン/メ
チルメタアクリレート(比率2/33/65)共重合ラテッ
クス56部(固形分)、消泡剤としてトリブチルフォスフ
ェート1部、離型剤としてステアリン酸アンモニウム3
部からなる固形分濃度45%のキャスト塗被液を調製し
た。
40部、接着剤としてアンモニアを用いて溶解したカゼイ
ン水溶液40部(固形分)、アクリル酸/ブタジエン/メ
チルメタアクリレート(比率2/33/65)共重合ラテッ
クス56部(固形分)、消泡剤としてトリブチルフォスフ
ェート1部、離型剤としてステアリン酸アンモニウム3
部からなる固形分濃度45%のキャスト塗被液を調製し
た。
【0022】このキャスト塗被液を用いて図1に示す装
置でウェットキャスト仕上を行なった。即ち、前記支持
体−A(1)の光沢度差を設けた塗被層表面に塗被装置
(2)を用いて乾燥重量が15g/m2 となるようにキャ
スト塗被液を塗被し、直径が200 mmのプレスロール
(3)によって直径3600mm、表面温度が70℃のキャス
トドラム(4)に圧接し、乾燥後剥離して模様入りキャ
スト塗被紙(5)を得た。このときのキャスト塗被条件
を表1に、さらに、得られた模様入りキャスト塗被紙の
品質を表2に示した。
置でウェットキャスト仕上を行なった。即ち、前記支持
体−A(1)の光沢度差を設けた塗被層表面に塗被装置
(2)を用いて乾燥重量が15g/m2 となるようにキャ
スト塗被液を塗被し、直径が200 mmのプレスロール
(3)によって直径3600mm、表面温度が70℃のキャス
トドラム(4)に圧接し、乾燥後剥離して模様入りキャ
スト塗被紙(5)を得た。このときのキャスト塗被条件
を表1に、さらに、得られた模様入りキャスト塗被紙の
品質を表2に示した。
【0023】実施例2〜3、比較例1 実施例1で調製した下塗り塗被液を米坪70g/m2 の原
紙に乾燥重量が15g/m2 となるようにエアーナイフコ
ータで片面塗被し、エアーフローティングドライヤーと
シリンダードライヤーで乾燥させた。次いで、エンボッ
シングロールと対向ロールからなるニップ間を塗被層側
が対向ロールと接するようにして、低光沢度部分及び高
光沢度部分の光沢度がそれぞれ、10%と20%(支持体−
B/実施例2)、15%と20%(支持体−C/実施例
3)、及び5%と30%(支持体−D/比較例1)となる
ように通紙してキャスト塗被紙用支持体−B,C,Dを
得た。
紙に乾燥重量が15g/m2 となるようにエアーナイフコ
ータで片面塗被し、エアーフローティングドライヤーと
シリンダードライヤーで乾燥させた。次いで、エンボッ
シングロールと対向ロールからなるニップ間を塗被層側
が対向ロールと接するようにして、低光沢度部分及び高
光沢度部分の光沢度がそれぞれ、10%と20%(支持体−
B/実施例2)、15%と20%(支持体−C/実施例
3)、及び5%と30%(支持体−D/比較例1)となる
ように通紙してキャスト塗被紙用支持体−B,C,Dを
得た。
【0024】次いで、これら3種類の支持体をキャスト
塗被紙用支持体としてそれぞれ用いた以外は、実施例1
と同様にしてウェットキャスト方式により模様入りキャ
スト塗被紙を得た。このときのキャスト塗被条件を表1
に、さらに得られた模様入りキャスト塗被紙の品質を表
2に示した。
塗被紙用支持体としてそれぞれ用いた以外は、実施例1
と同様にしてウェットキャスト方式により模様入りキャ
スト塗被紙を得た。このときのキャスト塗被条件を表1
に、さらに得られた模様入りキャスト塗被紙の品質を表
2に示した。
【0025】実施例4 接着剤として塩化ビニリデン・アクリル系エマルジョン
(商品名;DX305/東亜合成化学製)100 部、離型
剤としてオレイン酸アンモニウム5部からなる固形分濃
度30%のキャスト塗被液を調製した。このキャスト塗被
液を用いて、実施例1で得られた支持体A上に、乾燥重
量が5g/m2となるように塗被、ウェットキャスト仕
上げを行い、模様入りキャスト塗被紙を得た。このとき
のキャスト塗被条件を表1に、さらに得られた模様入り
キャスト塗被紙の品質を表2に示した。
(商品名;DX305/東亜合成化学製)100 部、離型
剤としてオレイン酸アンモニウム5部からなる固形分濃
度30%のキャスト塗被液を調製した。このキャスト塗被
液を用いて、実施例1で得られた支持体A上に、乾燥重
量が5g/m2となるように塗被、ウェットキャスト仕
上げを行い、模様入りキャスト塗被紙を得た。このとき
のキャスト塗被条件を表1に、さらに得られた模様入り
キャスト塗被紙の品質を表2に示した。
【0026】比較例2、3 実施例1で調製した下塗り塗被液を 100g/m2 の原紙
に乾燥重量が15g/m 2 となるようにエアーナイフコー
タで片面塗被し、エアーフローティングドライヤーとシ
リンダードライヤーで乾燥させた。次いで、エンボッシ
ングロールと対向ロールからなるニップ間を塗被層側が
エンボッシングロールと接するように通紙して支持体表
面に3μmの凹凸を有する型付き支持体−E、及び 20
μmの凹凸を有する型付き支持体−Fを得た。
に乾燥重量が15g/m 2 となるようにエアーナイフコー
タで片面塗被し、エアーフローティングドライヤーとシ
リンダードライヤーで乾燥させた。次いで、エンボッシ
ングロールと対向ロールからなるニップ間を塗被層側が
エンボッシングロールと接するように通紙して支持体表
面に3μmの凹凸を有する型付き支持体−E、及び 20
μmの凹凸を有する型付き支持体−Fを得た。
【0027】支持体−E、及び支持体−Fを用いた以外
は、実施例1と同様にして、ウェットキャスト方式によ
り模様入りキャスト塗被紙を得た。キャスト塗被条件を
表1に、さらに得られた模様入りキャスト塗被紙の品質
を表2に示した。
は、実施例1と同様にして、ウェットキャスト方式によ
り模様入りキャスト塗被紙を得た。キャスト塗被条件を
表1に、さらに得られた模様入りキャスト塗被紙の品質
を表2に示した。
【0028】実施例5 カオリン60部、重質炭酸カルシウム20部、軽質炭酸カル
シウム20部、スチレン−ブタジエン共重合体ラッテクス
(固形分)16.5部、酸化澱粉(固形分)1部からなる固
形分濃度が61%の塗被液を調製した。この塗被液を米坪
が 100g/m2 の支持体上に乾燥重量が20g/m2 とな
るようにブレードコータで片面塗被し、エアーフローテ
ィングドライヤーとシリンダードライヤーで乾燥させ
た。次いで、スーパーキャレンダに通紙し、さらに部分
的に粗面化処理された硬質ロールに通紙して低光沢度部
分の光沢度が60%、高光沢度部分の光沢度が70%である
キャスト塗被紙用支持体−Gを得た。支持体−Gを用い
た以外は実施例1と同様にして模様入りキャスト塗被紙
を得た。キャスト塗被条件を表1に、さらに、得られた
模様入りキャスト塗被紙の品質を表2に示した。
シウム20部、スチレン−ブタジエン共重合体ラッテクス
(固形分)16.5部、酸化澱粉(固形分)1部からなる固
形分濃度が61%の塗被液を調製した。この塗被液を米坪
が 100g/m2 の支持体上に乾燥重量が20g/m2 とな
るようにブレードコータで片面塗被し、エアーフローテ
ィングドライヤーとシリンダードライヤーで乾燥させ
た。次いで、スーパーキャレンダに通紙し、さらに部分
的に粗面化処理された硬質ロールに通紙して低光沢度部
分の光沢度が60%、高光沢度部分の光沢度が70%である
キャスト塗被紙用支持体−Gを得た。支持体−Gを用い
た以外は実施例1と同様にして模様入りキャスト塗被紙
を得た。キャスト塗被条件を表1に、さらに、得られた
模様入りキャスト塗被紙の品質を表2に示した。
【0029】実施例6、比較例4 実施例5で調製した下塗り塗料を米坪 100g/m2 の原
紙に乾燥重量が20g/m2 となるようにブレードコータ
ーで片面塗被し、エアーフローティングドライヤーとシ
リンダードライヤーで乾燥させた。次いで、スーパーキ
ャレンダに通紙し、さらに部分的に粗面化処理された硬
質ロールに通紙してLgが33%、Hgが57%のキャスト
塗被紙用支持体−H、及びLgが75%、Hgが80%のキ
ャスト塗被紙用支持体−Iを得た。
紙に乾燥重量が20g/m2 となるようにブレードコータ
ーで片面塗被し、エアーフローティングドライヤーとシ
リンダードライヤーで乾燥させた。次いで、スーパーキ
ャレンダに通紙し、さらに部分的に粗面化処理された硬
質ロールに通紙してLgが33%、Hgが57%のキャスト
塗被紙用支持体−H、及びLgが75%、Hgが80%のキ
ャスト塗被紙用支持体−Iを得た。
【0030】支持体−H、支持体−Iを用いた以外は実
施例1と同様にしてウェットキャスト方式により模様入
りキャスト塗被紙を得た。このときのキャスト塗被条件
を表1に、さらに、得られた模様入りキャスト塗被紙の
品質を表2に示した。
施例1と同様にしてウェットキャスト方式により模様入
りキャスト塗被紙を得た。このときのキャスト塗被条件
を表1に、さらに、得られた模様入りキャスト塗被紙の
品質を表2に示した。
【0031】実施例7 カオリン70部、軽質炭酸カルシウム30部、分散剤として
ポリアクリル酸ソーダ0.5 部をコーレス分散機を用いて
水に分散し、固形分濃度が60%の顔料スラリーを調製し
た。これに消泡剤としてトリブチルフォスフェート0.5
部、離型剤としてステアリン酸アンモニウム1部、接着
剤としてアンモニアを用いて溶解したカゼイン水溶液25
部(固形分)、アクリル酸/ブタジエン/メチルメタア
クリレート(比率2/33/65)共重合ラテックス45部
(固形分)を加え、更にZnSO4水溶液3部(固形
分)、及び水を加え固形分濃度が40%のキャスト塗被液
を調製した。
ポリアクリル酸ソーダ0.5 部をコーレス分散機を用いて
水に分散し、固形分濃度が60%の顔料スラリーを調製し
た。これに消泡剤としてトリブチルフォスフェート0.5
部、離型剤としてステアリン酸アンモニウム1部、接着
剤としてアンモニアを用いて溶解したカゼイン水溶液25
部(固形分)、アクリル酸/ブタジエン/メチルメタア
クリレート(比率2/33/65)共重合ラテックス45部
(固形分)を加え、更にZnSO4水溶液3部(固形
分)、及び水を加え固形分濃度が40%のキャスト塗被液
を調製した。
【0032】かくして得られた塗被液を用いて図2に示
す装置でリウエットキャスト仕上を行なった。即ち、実
施例5で用いたキャスト塗被紙用支持体−G(6)の表
面に塗被装置(7)を用いて乾燥重量が10g/m2 とな
るように塗被液を塗被し、エアーフローティングドライ
ヤー(8)で乾燥した。次いで、直径が1500mmのキャ
ストドラム(10)で形成されるプレスニップ(11)に通
紙し、ここでノズル(12)から供給されたポリエチレン
エマルジョンからなる再湿潤液(0.5 %)によって塗被
層表面を再湿潤させた後、表面温度95℃のキャストドラ
ム(10)に圧接し、乾燥後剥離して模様入りキャスト塗
被紙(14)を得た。このときのキャスト塗被条件を表1
に、さらに、得られた模様入りキャスト塗被紙の品質を
表2に示した。
す装置でリウエットキャスト仕上を行なった。即ち、実
施例5で用いたキャスト塗被紙用支持体−G(6)の表
面に塗被装置(7)を用いて乾燥重量が10g/m2 とな
るように塗被液を塗被し、エアーフローティングドライ
ヤー(8)で乾燥した。次いで、直径が1500mmのキャ
ストドラム(10)で形成されるプレスニップ(11)に通
紙し、ここでノズル(12)から供給されたポリエチレン
エマルジョンからなる再湿潤液(0.5 %)によって塗被
層表面を再湿潤させた後、表面温度95℃のキャストドラ
ム(10)に圧接し、乾燥後剥離して模様入りキャスト塗
被紙(14)を得た。このときのキャスト塗被条件を表1
に、さらに、得られた模様入りキャスト塗被紙の品質を
表2に示した。
【0033】実施例8 キャスト塗被量を17g/m2 とした以外は実施例7と同
様にして、リウェットキャスト方式により、模様入りキ
ャスト塗被紙を得た。このときのキャスト塗被条件を表
1に、さらに、得られた模様入りキャスト塗被紙の品質
を表2に示した。
様にして、リウェットキャスト方式により、模様入りキ
ャスト塗被紙を得た。このときのキャスト塗被条件を表
1に、さらに、得られた模様入りキャスト塗被紙の品質
を表2に示した。
【0034】比較例5 キャスト塗被量を21g/m2 とした以外は実施例7と同
様にして、リウェットキャスト方式により、模様入りキ
ャスト塗被紙を得た。このときのキャスト塗被条件を表
1に、さらに、得られた模様入りキャスト塗被紙の品質
を表2に示した。
様にして、リウェットキャスト方式により、模様入りキ
ャスト塗被紙を得た。このときのキャスト塗被条件を表
1に、さらに、得られた模様入りキャスト塗被紙の品質
を表2に示した。
【0035】実施例9 カオリン70部、軽質炭酸カルシウム20部、水酸化カルシ
ウム10部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ 0.5部、
及びピロリン酸ソーダ 0.5部をコーレス分散機を用いて
水に分散し、固形分濃度が60%の顔料スラリーを調製し
た。これに消泡剤としてトリブチルフォスフェート 0.5
部、離型剤としてステアリン酸アンモニウム1部、接着
剤としてアンモニアを用いて溶解したカゼイン水溶液25
部(固形分)、アクリル酸/ブタジエン/メチルメタア
クリレート(比率2/33/65)共重合ラテックス45部
(固形分)を加え、更にZnSO4 水溶液3部(固形
分)及び水を加え固形分濃度40%のキャスト塗被液を調
製した。
ウム10部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ 0.5部、
及びピロリン酸ソーダ 0.5部をコーレス分散機を用いて
水に分散し、固形分濃度が60%の顔料スラリーを調製し
た。これに消泡剤としてトリブチルフォスフェート 0.5
部、離型剤としてステアリン酸アンモニウム1部、接着
剤としてアンモニアを用いて溶解したカゼイン水溶液25
部(固形分)、アクリル酸/ブタジエン/メチルメタア
クリレート(比率2/33/65)共重合ラテックス45部
(固形分)を加え、更にZnSO4 水溶液3部(固形
分)及び水を加え固形分濃度40%のキャスト塗被液を調
製した。
【0036】かくして得られた塗被液を用いて図3に示
す装置でゲル化キャスト仕上を行なった。即ち、実施例
1で用いたキャスト塗被紙用支持体−A(15)の表面に
塗被装置(16)を用いて乾燥重量が10g/m2 となるよ
うに塗被液を塗布し、次いで、0.5 %の蟻酸カルシウ
ム、及び 0.5%のステアリン酸アンモニウムよりなる水
溶液(17)に接触させて塗被層をゲル化せしめた。次い
で、直径が 800mmのプレスロール(18)によって直径
3000mm、表面温度80℃のキャストドラム(19)に圧
接、乾燥後、剥離して模様入りキャスト塗被紙(21)を
得た。このときのキャスト塗被条件を表1に、さらに、
得られた模様入りキャスト塗被紙の品質を表2に示し
た。
す装置でゲル化キャスト仕上を行なった。即ち、実施例
1で用いたキャスト塗被紙用支持体−A(15)の表面に
塗被装置(16)を用いて乾燥重量が10g/m2 となるよ
うに塗被液を塗布し、次いで、0.5 %の蟻酸カルシウ
ム、及び 0.5%のステアリン酸アンモニウムよりなる水
溶液(17)に接触させて塗被層をゲル化せしめた。次い
で、直径が 800mmのプレスロール(18)によって直径
3000mm、表面温度80℃のキャストドラム(19)に圧
接、乾燥後、剥離して模様入りキャスト塗被紙(21)を
得た。このときのキャスト塗被条件を表1に、さらに、
得られた模様入りキャスト塗被紙の品質を表2に示し
た。
【0037】実施例10 支持体として、実施例2で用いたキャスト塗被紙用支持
体−Bを用いた以外は実施例9と同様にして、ゲル化キ
ャスト方式により、模様入りキャスト塗被紙を得た。キ
ャスト塗被条件を表1に、さらに、得られた模様入りキ
ャスト塗被紙の品質を表2に示した。
体−Bを用いた以外は実施例9と同様にして、ゲル化キ
ャスト方式により、模様入りキャスト塗被紙を得た。キ
ャスト塗被条件を表1に、さらに、得られた模様入りキ
ャスト塗被紙の品質を表2に示した。
【0038】〔品質評価方法〕 連続生産性: ◎;ドラムピックが発生せず連続生産可能 ○;ドラムピックが若干発生するが連続生産可能 ×;ドラムピックが多発し連続生産不可能 光沢度:JIS P8142 法に準じて測定した(%)。 平滑性:目視により評価した。 ○;優れている、 △;やや劣る、 ×;劣る 模様の鮮明さ:目視により評価した ◎;非常に鮮明、 ○;鮮明、 △;やや不鮮明
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【発明の効果】実施例の結果から明らかなように、本発
明により連続生産性を低下させることなく品質的に極め
て優れた模様入りキャスト塗被紙を得ることができた。
明により連続生産性を低下させることなく品質的に極め
て優れた模様入りキャスト塗被紙を得ることができた。
【図1】図1は本発明の模様入りキャスト塗被紙を得る
場合のウェットキャスト方式の概略工程線図である。
場合のウェットキャスト方式の概略工程線図である。
【図2】図2は本発明の模様入りキャスト塗被紙を得る
場合のリウェットキャスト方式の概略工程線図である。
場合のリウェットキャスト方式の概略工程線図である。
【図3】図3は本発明の模様入りキャスト塗被紙を得る
場合のゲル化キャスト方式の概略工程線図である。
場合のゲル化キャスト方式の概略工程線図である。
(1)、(6)、(15):模様入り支持体 (2)、(7)、(16):塗被装置 (3)、(9)、(18):プレスロール (4)、(10)、(19):キャストドラム (5)、(14)、(21):模様入りキャスト塗被紙 (8):エアーフローティングドライヤー (11):プレスニップ (12):再湿潤液供給用ノズル (17):ゲル化用液
Claims (3)
- 【請求項1】 支持体上に顔料と接着剤、又は接着剤を
主成分とするキャスト塗被層を形成せしめ、塗被層が湿
潤状態にある間に鏡面光沢を有する加熱ドラム表面に圧
接、乾燥して仕上げた模様入りキャスト塗被紙におい
て、該支持体として、その表面に高光沢部分と低光沢部
分を有し、各光沢部分をJIS P8142 に準じた方法で測定
したときの高光沢部分の光沢度(Hg)と低光沢部分の
光沢度(Lg)との関係が下記〔1〕式を満足する支持
体を使用したことを特徴とする模様入りキャスト塗被
紙。 0.2≦Lg÷Hg≦0.9 〔1〕 - 【請求項2】 キャスト塗被層の全固形分に対する顔料
固形分の比率をp、キャスト塗被層の塗被量をw(g/
m2 )、支持体表面の高光沢部分の光沢度をHg、低光
沢部分の光沢度をLgとしたとき、これらの関係が下記
〔2〕式を満足する請求項1記載の模様入りキャスト塗
被紙。 0≦p×w×Lg÷Hg≦10 〔2〕 - 【請求項3】 キャスト塗被層の全固形分に対する顔料
固形分の比率をp、キャスト塗被層の塗被量をw(g/
m2 )、支持体表面の高光沢部分の光沢度をHg、低光
沢部分の光沢度をLgとしたとき、これらの関係が下記
〔3〕式を満足する請求項1又は請求項2記載の模様入
りキャスト塗被紙。 0≦p×w×Lg÷Hg≦8 〔3〕
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6204291A JP2964675B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 模様入りキャスト塗被紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6204291A JP2964675B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 模様入りキャスト塗被紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04300399A JPH04300399A (ja) | 1992-10-23 |
| JP2964675B2 true JP2964675B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=13188717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6204291A Expired - Lifetime JP2964675B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 模様入りキャスト塗被紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2964675B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100333924C (zh) * | 2002-03-29 | 2007-08-29 | 日本制纸株式会社 | 喷墨记录用铸涂纸的制造方法 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP6204291A patent/JP2964675B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04300399A (ja) | 1992-10-23 |
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