JP2964039B2 - 酸素インジケーターラベルを固定した密封包装体 - Google Patents
酸素インジケーターラベルを固定した密封包装体Info
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- JP2964039B2 JP2964039B2 JP1150415A JP15041589A JP2964039B2 JP 2964039 B2 JP2964039 B2 JP 2964039B2 JP 1150415 A JP1150415 A JP 1150415A JP 15041589 A JP15041589 A JP 15041589A JP 2964039 B2 JP2964039 B2 JP 2964039B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は酸素インジケーターラベルを固定した密封包
装体に関し、更に詳しくは包装体の内面に酸素インジケ
ーターラベルを固定し、その酸素インジケーターラベル
の変色を包装体の外側から観察することにより、包装体
の密封性を容易に識別できるようにした密封包装体に関
するものである。
装体に関し、更に詳しくは包装体の内面に酸素インジケ
ーターラベルを固定し、その酸素インジケーターラベル
の変色を包装体の外側から観察することにより、包装体
の密封性を容易に識別できるようにした密封包装体に関
するものである。
内容物を保護するために包装体の酸素を除去して密封
包装する場合には全て利用できる。
包装する場合には全て利用できる。
(従来の技術及びその問題点) 従来、食品等の如く酸素によって変質し易い物品の包
装方法としては、ガスバリヤー性に優れた塩化ビニリデ
ン樹脂コートフイルムの袋に真空包装する方法や、同様
な袋に食品等と脱酸素剤とを同時に密封し、内部の酸素
を無くする方法が行われている。
装方法としては、ガスバリヤー性に優れた塩化ビニリデ
ン樹脂コートフイルムの袋に真空包装する方法や、同様
な袋に食品等と脱酸素剤とを同時に密封し、内部の酸素
を無くする方法が行われている。
これらの包装方法においては、優れたガスバリヤー性
の袋であっても、長期間のうちには酸素が内部に透過し
たり、袋の不意の破損によって酸素が袋内部に侵入し、
被包装物品を変質させるという問題がある。
の袋であっても、長期間のうちには酸素が内部に透過し
たり、袋の不意の破損によって酸素が袋内部に侵入し、
被包装物品を変質させるという問題がある。
この様な場合に袋内部の酸素の有無を知る方法として
は、酸素の存在によって発色又は変色する色素を含む酸
素インジケーターが使用されている。
は、酸素の存在によって発色又は変色する色素を含む酸
素インジケーターが使用されている。
該酸素インジケーターは、主として還元状態の色素と
充填材とを錠剤化したものであり、これを袋内に同封し
ておき、袋内に酸素が浸透又は浸入すると、還元状態の
色素が酸化されて発色し、袋内に酸素が存在することを
肉眼で検出出来るという作用を有している。
充填材とを錠剤化したものであり、これを袋内に同封し
ておき、袋内に酸素が浸透又は浸入すると、還元状態の
色素が酸化されて発色し、袋内に酸素が存在することを
肉眼で検出出来るという作用を有している。
しかしながら、上記従来の錠剤型のインジケーターの
場合には、袋の内面又は被包装物品の表面に固定するこ
とが困難である為、該錠剤が袋内で動き、外から見えな
くなったり、錠剤が崩れて粉末が発生したり、幼児等に
誤食される等の種々の問題がある。
場合には、袋の内面又は被包装物品の表面に固定するこ
とが困難である為、該錠剤が袋内で動き、外から見えな
くなったり、錠剤が崩れて粉末が発生したり、幼児等に
誤食される等の種々の問題がある。
従って、本発明の目的は、取り扱い容易で、酸素検知
性に優れ、更に誤食等の心配のない酸素インジケーター
ラベルを包装体の内面に粘着剤又は感熱接着剤で固定
し、包装体の外側から肉眼で酸素インジケーターラベル
の変色を観察することにより、包装体の密封性を識別で
きるようにしたものである。
性に優れ、更に誤食等の心配のない酸素インジケーター
ラベルを包装体の内面に粘着剤又は感熱接着剤で固定
し、包装体の外側から肉眼で酸素インジケーターラベル
の変色を観察することにより、包装体の密封性を識別で
きるようにしたものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために包装体を以下のような構成
にした。
にした。
被包装物品と脱酸素剤と酸素インジケーターラベルと
を内包する密封包装体において、上記酸素インジケータ
ーラベルが、滅菌紙の表面に酸素インジケーターインキ
からなる印刷インキ層が形成されたものであり、該酸素
インジケーターラベルを粘着剤又は感熱接着剤で包装体
の内面に外部から検知できるように固定することによ
り、包装体の密封性を識別可能にしたことを特徴とする
酸素インジケーターラベルを固定した密封包装体とし
た。
を内包する密封包装体において、上記酸素インジケータ
ーラベルが、滅菌紙の表面に酸素インジケーターインキ
からなる印刷インキ層が形成されたものであり、該酸素
インジケーターラベルを粘着剤又は感熱接着剤で包装体
の内面に外部から検知できるように固定することによ
り、包装体の密封性を識別可能にしたことを特徴とする
酸素インジケーターラベルを固定した密封包装体とし
た。
即ち、酸素インジケーターラベルの基材として滅菌紙
を用い、この滅菌紙の表面に酸素インジケーターインキ
で印刷層を形成し、これをラベル状にして包装体の内面
に粘着剤又は感熱接着剤で固定することにより、その包
装体がピンホール等の発生により密封性が破壊されてい
るか否かを、包装体の外側から酸素インジケーターラベ
ルの変色を観察して密封性を識別できるようにしたもの
である。
を用い、この滅菌紙の表面に酸素インジケーターインキ
で印刷層を形成し、これをラベル状にして包装体の内面
に粘着剤又は感熱接着剤で固定することにより、その包
装体がピンホール等の発生により密封性が破壊されてい
るか否かを、包装体の外側から酸素インジケーターラベ
ルの変色を観察して密封性を識別できるようにしたもの
である。
(作用) 酸素インジケーターをラベル状にして包装用袋の内面
に外側から観察できるように固定することにより、もし
包装体にピンホール等が発生して密封性が破壊された場
合、空気中の酸素の浸入によって酸素インジケーターラ
ベルが変色したことを包装体の外側から観察することが
できるので、その包装体が密封性を維持しているか否か
を容易に識別することができる。
に外側から観察できるように固定することにより、もし
包装体にピンホール等が発生して密封性が破壊された場
合、空気中の酸素の浸入によって酸素インジケーターラ
ベルが変色したことを包装体の外側から観察することが
できるので、その包装体が密封性を維持しているか否か
を容易に識別することができる。
また、酸素インジケーターラベルは滅菌紙からなる紙
製のラベルであり、包装体の内面に固定されているの
で、包装体を開封したときも、酸素インジケーターを子
供が誤食する問題も生じない。
製のラベルであり、包装体の内面に固定されているの
で、包装体を開封したときも、酸素インジケーターを子
供が誤食する問題も生じない。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。
明する。
本発明で使用する酸素インジケーターラベルは、第1
図に示すように、滅菌紙1の上に酸素インジケーターイ
ンキからなる印刷インキ層2を設けたことを特徴とす
る。
図に示すように、滅菌紙1の上に酸素インジケーターイ
ンキからなる印刷インキ層2を設けたことを特徴とす
る。
本発明においては滅菌紙を基材1とするので、上記イ
ンジケーターインキを滅菌紙中に含浸させてもよいが、
印刷インキ層の酸素検知性を良好とする為には、好まし
くはシート状の滅菌紙1の面の凹凸やインキのしみ込み
を無くする為に目止層3を形成し、その上に印刷インキ
層2を形成する。
ンジケーターインキを滅菌紙中に含浸させてもよいが、
印刷インキ層の酸素検知性を良好とする為には、好まし
くはシート状の滅菌紙1の面の凹凸やインキのしみ込み
を無くする為に目止層3を形成し、その上に印刷インキ
層2を形成する。
上記シート状滅菌紙の上に形成する印刷インキ層は、
酸素インジケーターインキから形成する。酸素インジケ
ーターインキの一例は酸化・還元によって変色する色素
を含有する。
酸素インジケーターインキから形成する。酸素インジケ
ーターインキの一例は酸化・還元によって変色する色素
を含有する。
酸素インジケーターインキに使用する色素は、酸化状
態−還元状態で変色(発色、消色)する色素であればい
ずれの公知の色素でもよいが、好ましい色素は酸化状態
で有色であり、還元状態では無色又は淡色となる染料で
あり、好ましい染料の具体例としては次の如き染料が挙
げられる。
態−還元状態で変色(発色、消色)する色素であればい
ずれの公知の色素でもよいが、好ましい色素は酸化状態
で有色であり、還元状態では無色又は淡色となる染料で
あり、好ましい染料の具体例としては次の如き染料が挙
げられる。
(1)基本構造として を有するチアジン系染料;例えば、メチレンブルー等、 (2)基本構造として を有するインジゴイド系染料;例えば、インジゴスルフ
ォン酸カリウム塩等、 (3)基本構造として を有するチオインジゴイド染料;ミケスレンブリリアン
トピンクR等、 (4)基本構造として (Rは−H、アルキル基、アリル基を示す)を有する硫
化染料;例えば、C.I.スルファーブルー7等であり、特
に好ましい染料はチアジン系染料のメチレンブルーであ
る。以上の如き染料は酸化状態でも還元状態でも使用出
来る。
ォン酸カリウム塩等、 (3)基本構造として を有するチオインジゴイド染料;ミケスレンブリリアン
トピンクR等、 (4)基本構造として (Rは−H、アルキル基、アリル基を示す)を有する硫
化染料;例えば、C.I.スルファーブルー7等であり、特
に好ましい染料はチアジン系染料のメチレンブルーであ
る。以上の如き染料は酸化状態でも還元状態でも使用出
来る。
上記色素は、還元状態であれば単独でも使用出来る
が、ラベルの製造時の在庫時の安定性を高める為に還元
剤を併用することが好ましい。
が、ラベルの製造時の在庫時の安定性を高める為に還元
剤を併用することが好ましい。
又、前記色素は酸化状態でも使用出来、この場合には
還元剤の併用が必須である。即ち、この場合には、ラベ
ルの状態では空気中の酸素の存在によって発色状態であ
るが、これを脱酸素剤とともに袋内に密封すると、併用
した還元剤が作用して色素が還元されて変色し、この状
態に保たれる。次にこの袋内に酸素が浸入すると、色素
は再度酸化されて変色することになる。
還元剤の併用が必須である。即ち、この場合には、ラベ
ルの状態では空気中の酸素の存在によって発色状態であ
るが、これを脱酸素剤とともに袋内に密封すると、併用
した還元剤が作用して色素が還元されて変色し、この状
態に保たれる。次にこの袋内に酸素が浸入すると、色素
は再度酸化されて変色することになる。
上記色素と併用する還元剤は、色素を還元状態に保持
し得るものであればいずれも使用可能であるが、ハイド
ロサルファイトの様な強力な還元剤の場合には、該還元
剤が色素を過還元して色素を発色不能とする場合があ
り、又、ラベルの保存時には該還元剤自体が空気中の酸
素によって酸化される等、得られるラベルの保存性が不
足する場合があるので色素を選択する必要がある。
し得るものであればいずれも使用可能であるが、ハイド
ロサルファイトの様な強力な還元剤の場合には、該還元
剤が色素を過還元して色素を発色不能とする場合があ
り、又、ラベルの保存時には該還元剤自体が空気中の酸
素によって酸化される等、得られるラベルの保存性が不
足する場合があるので色素を選択する必要がある。
この様な観点から常温では色素の還元性が低く、又、
常温では空気内の酸素によって酸化されにくい還元剤が
好ましい。
常温では空気内の酸素によって酸化されにくい還元剤が
好ましい。
係る弱還元剤として好ましいものは、還元性糖類であ
り、この様な還元性糖類としては、D−グルコース、D
−フラクトース、D−エサスロース、D−アラビノース
等の単糖類;マルトース、ラクトース等の一定少数の単
糖類分子のグリコシド結合からなる還元性少糖類が挙げ
られ、又、アスコルビン酸の様に水酸基を有している脂
肪酸も同様に使用出来る。その使用量は上記色素1部
(重量基準、以下明細書中で部及び%という時は重量基
準である)に対して1乃至100部が好ましい。
り、この様な還元性糖類としては、D−グルコース、D
−フラクトース、D−エサスロース、D−アラビノース
等の単糖類;マルトース、ラクトース等の一定少数の単
糖類分子のグリコシド結合からなる還元性少糖類が挙げ
られ、又、アスコルビン酸の様に水酸基を有している脂
肪酸も同様に使用出来る。その使用量は上記色素1部
(重量基準、以下明細書中で部及び%という時は重量基
準である)に対して1乃至100部が好ましい。
又、インジケーターインキ中には適当なアルカリ性物
質を併存させるのが好ましく、この様なアルカリ性物質
としては、水と接触してpH8以上になるものであればい
ずれでもよく、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化カルシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カ
リウム、炭酸水素カルシウム、水酸化マグネシウム、酢
酸ナトリウム、酢酸カリウム、酒石酸カリウムナトリウ
ム、2−エチルヘキサン酸カリウム塩等の水酸化物、カ
ルボン酸塩、各種塩類等が挙げられる。その使用量は上
記染料1部に対して1乃至100部が好ましい。
質を併存させるのが好ましく、この様なアルカリ性物質
としては、水と接触してpH8以上になるものであればい
ずれでもよく、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化カルシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カ
リウム、炭酸水素カルシウム、水酸化マグネシウム、酢
酸ナトリウム、酢酸カリウム、酒石酸カリウムナトリウ
ム、2−エチルヘキサン酸カリウム塩等の水酸化物、カ
ルボン酸塩、各種塩類等が挙げられる。その使用量は上
記染料1部に対して1乃至100部が好ましい。
上記色素等をインキ化する適当なバインダーとして
は、例えば、好適な例としては、エチルセルロース、エ
チルヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセチル
プロピオネート等のセルロース誘導体、ブチラール樹
脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリエーテル樹
脂、ポリアミド樹脂、石油系樹脂等の1種以上が挙げら
れる。
は、例えば、好適な例としては、エチルセルロース、エ
チルヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセチル
プロピオネート等のセルロース誘導体、ブチラール樹
脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリエーテル樹
脂、ポリアミド樹脂、石油系樹脂等の1種以上が挙げら
れる。
これらのバインダーは、好ましくは、トルエン、キシ
レン等の芳香族系、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステ
ル系、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン系、メタノール、エタノール、イソプロピルア
ルコール等のアルコール系、更にはエチレングリコール
モノエーテル類或いはエチレングリコール等のグリコー
ル類等の有機溶剤或いは水に溶解又は分散して使用す
る。上記バインダーは溶剤100部に対して5乃至20部を
溶解又は分散させて使用することが好ましい。
レン等の芳香族系、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステ
ル系、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン系、メタノール、エタノール、イソプロピルア
ルコール等のアルコール系、更にはエチレングリコール
モノエーテル類或いはエチレングリコール等のグリコー
ル類等の有機溶剤或いは水に溶解又は分散して使用す
る。上記バインダーは溶剤100部に対して5乃至20部を
溶解又は分散させて使用することが好ましい。
印刷インキ層を形成する為のインキ組成物は、上記樹
脂溶液100部に対して前記成分系を5乃至40部の割合で
溶解もしくは分散させることにより得られる。この溶解
もしくは分散させる方法としては全成分を混合してサン
ドミル、ボールミル、ロールミル、アトライター等の一
般的手段により練肉すればよいが、インキとしての性能
を長く保持する為には密閉状態でインキ化することが望
ましい。
脂溶液100部に対して前記成分系を5乃至40部の割合で
溶解もしくは分散させることにより得られる。この溶解
もしくは分散させる方法としては全成分を混合してサン
ドミル、ボールミル、ロールミル、アトライター等の一
般的手段により練肉すればよいが、インキとしての性能
を長く保持する為には密閉状態でインキ化することが望
ましい。
尚、上記のインキ組成物中にはグリセリンやエチレン
グリコール等の多価アルコールを全体に対して5%程度
の量で添加しておくことにより、ラベルが酸素と接触し
た時に色素の変色(消色)を早める上で効果的である。
その他、インキ組成物中にはノニオン系界面活性剤等を
各種添加剤や助剤等を加えておくことも出来る。
グリコール等の多価アルコールを全体に対して5%程度
の量で添加しておくことにより、ラベルが酸素と接触し
た時に色素の変色(消色)を早める上で効果的である。
その他、インキ組成物中にはノニオン系界面活性剤等を
各種添加剤や助剤等を加えておくことも出来る。
又、上記インキは2液型に調製して、即ち、色素(及
びアルカリ性物質)をバインダー液に加えてA液を調製
し、一方、還元剤をバインダー液に加えてB液を調製
し、これら両液を印刷インキ層を形成する直前に混合し
て使用することにより、インキの保存安定性を向上させ
ることが出来る。
びアルカリ性物質)をバインダー液に加えてA液を調製
し、一方、還元剤をバインダー液に加えてB液を調製
し、これら両液を印刷インキ層を形成する直前に混合し
て使用することにより、インキの保存安定性を向上させ
ることが出来る。
更にA液とB液とを別々に基材上に塗工及び乾燥させ
て色素層と還元剤層とを重ねて印刷インキ層を形成する
ことにより、印刷インキ層の保存安定性を更に向上させ
ることが出来る。
て色素層と還元剤層とを重ねて印刷インキ層を形成する
ことにより、印刷インキ層の保存安定性を更に向上させ
ることが出来る。
更に上記のインキ組成物には組成物の系内で還元され
ず且つ印刷インキ層用染料とは異なる色の他の色素を別
個に添加しておくことにより、無色から有色への発色だ
けでなく、有色から異なる色相の色に変化させることが
出来る。この様な色素としては、従来印刷インキや塗料
等の着色剤として広く使用されている一般的な顔料や染
料がそのまま使用出来る。これらの他の色素はインキ組
成物全体に対して0.5乃至5%程度の量で添加すること
が出来る。
ず且つ印刷インキ層用染料とは異なる色の他の色素を別
個に添加しておくことにより、無色から有色への発色だ
けでなく、有色から異なる色相の色に変化させることが
出来る。この様な色素としては、従来印刷インキや塗料
等の着色剤として広く使用されている一般的な顔料や染
料がそのまま使用出来る。これらの他の色素はインキ組
成物全体に対して0.5乃至5%程度の量で添加すること
が出来る。
以上の如きインジケーターインキは、例えば、諸星イ
ンキ(株)等から入手して使用出来る。上記の如く構成
されるインジケーターインキ組成物を、例えば、グラビ
ア印刷、オフセット印刷、凸版印刷、スクリーン印刷等
の印刷方法或いは塗布方法等により、前記滅菌紙の少な
くとも一方の面に施した後、乾燥させることにより印刷
インキ層が形成される。該印刷インキ層は1乃至10g/m2
(乾燥時)程度とすることが好ましい。
ンキ(株)等から入手して使用出来る。上記の如く構成
されるインジケーターインキ組成物を、例えば、グラビ
ア印刷、オフセット印刷、凸版印刷、スクリーン印刷等
の印刷方法或いは塗布方法等により、前記滅菌紙の少な
くとも一方の面に施した後、乾燥させることにより印刷
インキ層が形成される。該印刷インキ層は1乃至10g/m2
(乾燥時)程度とすることが好ましい。
更に本発明においては、インキ層の脱落を防止する目
的で、上記印刷インキ層上に前記の如き熱可塑性樹脂か
らなる透明なオーバープリント層4を形成することも出
来る。
的で、上記印刷インキ層上に前記の如き熱可塑性樹脂か
らなる透明なオーバープリント層4を形成することも出
来る。
又、本発明においては、上記で得られるラベルのいず
れかの面に、従来公知の粘着剤や感熱接着剤等により接
着層5を設ける必要がある。
れかの面に、従来公知の粘着剤や感熱接着剤等により接
着層5を設ける必要がある。
このようにすれば、酸素インジケーターラベルを袋の
内面にラベルを容易に固定することが出来る。
内面にラベルを容易に固定することが出来る。
接着層5が粘着剤からなる場合には、その表面に離型
紙6を設けるのが好ましく、接着層5が感熱接着層であ
る場合には、離型紙は不要である。
紙6を設けるのが好ましく、接着層5が感熱接着層であ
る場合には、離型紙は不要である。
又、第2図示の様に、接着層を印刷インキ層の側に設
ける様にすれば、袋の内面に貼着したときにその変色が
観察し易いという利点がある。
ける様にすれば、袋の内面に貼着したときにその変色が
観察し易いという利点がある。
(効果) 以上のように、酸素インジケーターを滅菌紙を用いて
ラベル状にして包装体の内面に外側から見えるように固
定することにより、包装体にピンホール等が発生して密
封性が破壊された場合、酸素インジケーターラベルの変
色を包装体の外側から観察することができるので、その
包装体が密封性を維持しているか否かを容易に識別する
ことができる。
ラベル状にして包装体の内面に外側から見えるように固
定することにより、包装体にピンホール等が発生して密
封性が破壊された場合、酸素インジケーターラベルの変
色を包装体の外側から観察することができるので、その
包装体が密封性を維持しているか否かを容易に識別する
ことができる。
また、酸素インジケーターラベルは滅菌紙からなる紙
製のラベルであり、包装体の内面に固定されているの
で、包装体を開封したときも、酸素インジケーターを子
供が誤食する問題も生じない。
製のラベルであり、包装体の内面に固定されているの
で、包装体を開封したときも、酸素インジケーターを子
供が誤食する問題も生じない。
(実施例) 次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 山陽国策パルプ(株)製滅菌紙(DPS、60g/m2)の上
に、グラビア印刷機を用いて諸星インキ(株)製の目止
め剤(LOM)、インジケーターインキ(LOD/LOA混合物)
及ぴオーバープリント剤(サーモライトP20V)を、この
順で印刷し、この印刷物を三菱瓦斯化学(株)製脱酸素
剤(エージレスZ−200)の入った塩化ビニリデンコー
トされた袋の中に密封しておくと、青紫色から赤色に変
化した。この袋を開封し空気にさらすと元の青紫色に復
元した。
に、グラビア印刷機を用いて諸星インキ(株)製の目止
め剤(LOM)、インジケーターインキ(LOD/LOA混合物)
及ぴオーバープリント剤(サーモライトP20V)を、この
順で印刷し、この印刷物を三菱瓦斯化学(株)製脱酸素
剤(エージレスZ−200)の入った塩化ビニリデンコー
トされた袋の中に密封しておくと、青紫色から赤色に変
化した。この袋を開封し空気にさらすと元の青紫色に復
元した。
実施例2 実施例1で得た印刷物の裏面に、ロールコーターを用
いて東洋インキ製造(株)製粘着剤(オリバインBPS323
3)をコーティングし、更に離型紙を貼着し粘着シート
とした。このシートを半抜き加工し、粘着シールとし、
離型紙を剥離し、実施例1と同様の脱酸素剤の入った塩
化ビニリデンコートされた袋内に添付し密封しておく
と、青紫色から赤色に変化した。この袋を開封し空気に
さらすと元の青紫色を復元した。
いて東洋インキ製造(株)製粘着剤(オリバインBPS323
3)をコーティングし、更に離型紙を貼着し粘着シート
とした。このシートを半抜き加工し、粘着シールとし、
離型紙を剥離し、実施例1と同様の脱酸素剤の入った塩
化ビニリデンコートされた袋内に添付し密封しておく
と、青紫色から赤色に変化した。この袋を開封し空気に
さらすと元の青紫色を復元した。
実施例3 実施例1で得た印刷物の裏面に、グラビア印刷機を用
いて製鉄化学(株)製ヒートシール剤(ザイクセンA)
又は大日精化工業(株)製ヒートシール剤(セイカダイ
ン1700W)をそれぞれ塗布し、これらの材料を夫々塩化
ビニリデンコートした袋の内面にヒートシールし、脱酸
素剤を入れ密封しておくと、青紫色から赤色に変色じ
た。この袋を開封し、空気にさらすと元に青紫色に復元
した。
いて製鉄化学(株)製ヒートシール剤(ザイクセンA)
又は大日精化工業(株)製ヒートシール剤(セイカダイ
ン1700W)をそれぞれ塗布し、これらの材料を夫々塩化
ビニリデンコートした袋の内面にヒートシールし、脱酸
素剤を入れ密封しておくと、青紫色から赤色に変色じ
た。この袋を開封し、空気にさらすと元に青紫色に復元
した。
第1図及ぴ第2図は本発明の酸素インジケーターラベル
の断面を図解的に説明する図である。 1:滅菌紙 2:印刷インキ層 3:目止層 4:オーバープリント層 5:接着層 6:離型紙
の断面を図解的に説明する図である。 1:滅菌紙 2:印刷インキ層 3:目止層 4:オーバープリント層 5:接着層 6:離型紙
Claims (1)
- 【請求項1】被包装物品と脱酸素剤と酸素インジケータ
ーラベルとを内包する密封包装体において、上記酸素イ
ンジケーターラベルが、滅菌紙の表面に酸素インジケー
ターインキからなる印刷インキ層が形成されたものであ
り、該酸素インジケーターラベルを粘着剤または感熱接
着剤で包装体の内面に外部から検知できるように固定す
ることにより、包装体の密封性を識別可能にしたことを
特徴とする酸素インジケーターラベルを固定した密封包
装体。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP1150415A JP2964039B2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 酸素インジケーターラベルを固定した密封包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1150415A JP2964039B2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 酸素インジケーターラベルを固定した密封包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2964039B2 true JP2964039B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=15496443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1150415A Expired - Lifetime JP2964039B2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 酸素インジケーターラベルを固定した密封包装体 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP2964039B2 (ja) |
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-
1989
- 1989-06-15 JP JP1150415A patent/JP2964039B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0317553A (ja) | 1991-01-25 |
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