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JP2960371B2 - 水素燃焼タービンプラント - Google Patents

水素燃焼タービンプラント

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Publication number
JP2960371B2
JP2960371B2 JP11826097A JP11826097A JP2960371B2 JP 2960371 B2 JP2960371 B2 JP 2960371B2 JP 11826097 A JP11826097 A JP 11826097A JP 11826097 A JP11826097 A JP 11826097A JP 2960371 B2 JP2960371 B2 JP 2960371B2
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JP
Japan
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turbine
pressure
medium
steam
pressure turbine
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JP11826097A
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JPH10306709A (ja
Inventor
義一 堂園
雅文 福田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH10306709A publication Critical patent/JPH10306709A/ja
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K25/00Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for
    • F01K25/005Plants or engines characterised by use of special working fluids, not otherwise provided for; Plants operating in closed cycles and not otherwise provided for the working fluid being steam, created by combustion of hydrogen with oxygen
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素を燃料とし、
純酸素を酸化剤とする水素燃焼タービンプラントに係
り、特に、多段再熱ランキンサイクルをベースとし、水
素の純酸素燃焼により発生する蒸気を、タービンの構成
部品の冷却に利用する水素燃焼タービンプラントに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近の火力発電プラントでは、プラント
の高熱効率化,プラントの起動時間短縮化が高く評価さ
れ、ガスタービンプラントに、蒸気タービンプラントお
よび排熱回収ボイラを組み合せたコンバインドサイクル
発電プラントが実用機として数多く運転されている。
【0003】しかし、このコンバインドサイクル発電プ
ラントにおいては、ガスタービンプラントの燃料に、液
化天然ガスや石油(灯油)等の天然資源を使用している
が、何分にもガスタービンプラントの燃料が時間当り数
百トンと多量に消費することを考えると、天然資源の埋
蔵量に限界があり、自ずと代替燃料が必要になってきて
いる。また、天然資源は、クリーンなエネルギと言えど
も、NOx,CO等の有害廃棄物を皆無にすることがで
きず、高出力化が求められている今日、その燃料消費を
考えると、有害廃棄物の極めて少ない代替燃料が必要で
ある。また、各家庭を含めた民生部門での電力消費が依
然として延びている今日、この需要に応えるために、ガ
スタービンプラントよりも高い出力が出せる代替原動機
が必要である。
【0004】このような社会的ニーズ・シーズに対し、
最近、燃料に水素を用い、また酸化剤に純酸素を用い、
水素の純酸素燃焼により生成される廃棄物をクリーン化
させ、さらに発生する蒸気を超高温化させ、この超高温
蒸気をタービン駆動蒸気にする水素燃焼タービンプラン
トに、排熱回収ボイラを組み合せたコンバインドサイク
ル発電プラントが特開平7−293207号公報や新エ
ネルギ・産業技術総合開発機構の平成6年度成果報告書
(No. NEDO−WE−NET−9483)で公表さ
れ、商業ベースへの実現性を高い期待をもって見守られ
ている。
【0005】この水素燃焼タービンプラントは、図4に
示すように、高圧タービン1と低圧タービン2との間
に、中高圧タービン3aと中低圧タービン3bを組み合
せた中圧タービン3を備え、中高圧タービン3a、中低
圧タービン3bのそれぞれに高圧水素燃焼器4a、低圧
水素燃焼器4bから発生する超高温蒸気(水蒸気)を供
給させるようになっている。
【0006】また、中圧タービン3の中高圧タービン3
aおよび中低圧タービン3bのタービン排気側に排熱回
収ボイラ5a,5bをそれぞれ設け、各排熱回収ボイラ
5a,5bで復水給水系6からの高圧の給水を加熱させ
て超高温蒸気を発生させている。
【0007】各排熱回収ボイラ5a,5bで発生した超
高温蒸気は、合流後、高圧タービン1を駆動し、そのタ
ービン排気が高圧水素燃焼器4aで水素と純酸素との当
量燃焼により再加熱されて中高圧タービン3aに案内さ
れ、ここで膨張仕事をした後、上述給水の蒸気発生の加
熱源として排熱回収ボイラ5aに案内される。
【0008】排熱回収ボイラ5aで温度降下した蒸気
は、低圧水素燃焼器4bで再び水素と純酸素との当量燃
焼により再加熱されて中低圧タービン3bで膨張仕事を
し、そのタービン排気が排熱回収ボイラ5bに案内さ
れ、ここで上述給水を過熱蒸気にした後、低圧タービン
2を駆動して発電機7を回転駆動している。
【0009】このように、最近、開示された水素燃焼タ
ービンプラントは、高低圧水素燃焼器4a,4bを備
え、水素の純酸素燃焼により1700℃以上の超高温蒸
気を発生させることができるようになっており、この超
高温化に伴って48万KW以上の電気出力が出せ、民生
部門の電力需要に応えようとしている。なお、48万K
W以上の電気出力は、この種の単機容量として世界最大
級である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図4で示した水素燃焼
タービンプラントでは、中高圧タービン3aおよび中低
圧タービン3bの駆動蒸気が1700℃以上の超高温に
なっているため、各タービン3a,3bの構成部品、例
えばタービン静翼、タービン動翼等の材力強度維持を確
保しておく必要がある。このため、図4で示した水素燃
焼タービンプラントには、中高圧タービン3aおよび中
低圧タービン3bの各構成部品を、蒸気のもつ高い比熱
を利用して効果的に冷却する冷却系統が既に提案されて
いる。
【0011】この冷却系統は、図5に示すように、高圧
水素燃焼器4aの入口側からバイパスする中高圧タービ
ン用蒸気冷却供給管8a、中低圧タービン用第1蒸気冷
却供給管8bを設けるとともに、低圧水素燃焼器4bの
入口側からバイパスする中低圧タービン用第2蒸気冷却
供給管8cを設けている。
【0012】また、中高圧タービン用蒸気冷却供給管8
aおよび中低圧タービン用第2蒸気冷却供給管8cのそ
れぞれの冷却用蒸気は、中高圧タービン3aおよび中低
圧タービン3bのそれぞれの構成部品を冷却後、駆動蒸
気して合流させる、いわゆる開放式冷却になっている。
【0013】また、中低圧タービン用第1蒸気冷却供給
管8bの冷却用蒸気は、中低圧タービン3bの構成部品
を冷却後、高圧水素燃焼器4aに戻す、いわゆる回収式
冷却になっている。
【0014】中高圧タービン3aおよび中低圧タービン
3bのそれぞれの構成部品であるタービン静翼、タービ
ン動翼が冷却を必要とするのは、現状の翼材では700
〜800℃の強度維持が限界であり、タービン駆動蒸気
が1700℃以上であってみれば、翼材の強度維持が困
難となるからである。
【0015】また、中低圧タービン3bに翼冷却後の蒸
気の開放式冷却と回収式冷却を併用させたのは、翼内中
間部分に較べ翼前縁内および翼後縁内の冷却面積が形状
の相違から小さく、このため良好に冷却できる翼内中間
部分を通過する冷却用蒸気を回収式冷却にし、冷却しに
くい翼前縁内および翼後縁内を通過する冷却用蒸気を開
放式冷却にし、両方の有利な点を組み合せることにより
効果的な冷却と熱回収を図ることに基づく。
【0016】また、中高圧タービン3aが開放式冷却に
のみにとどめたのは、冷却用蒸気の圧力の選定が難し
く、高圧タービン1の入口側にその供給源を求めると回
収式冷却に必要な圧力よりも高すぎて翼冷却の際、不必
要な圧力損失を招き、熱精算上、プラント熱効率が低く
なり、またその供給源を高圧タービン1の出口側に求め
ると回収式冷却に必要な圧力よりも低くなり、熱回収が
難しくなることに基づく。
【0017】一般に、回収式冷却と開放式冷却とは、一
長一短がある。回収式冷却は、冷却後の蒸気でも熱エネ
ルギが高いので回収後の熱エネルギが有効に活用できる
のに対し、圧力損失が高くなる。また、開放式冷却は、
冷却後の蒸気をタービン駆動蒸気に合流させるので冷却
しにくい部分に適用すると有利であるが、冷却用蒸気の
圧力が適正でないと、冷却用蒸気の翼外への流れが悪く
なり、ひいてはタービン駆動蒸気が翼内に流入するおそ
れがある。
【0018】このような点を考慮して図5で示した従来
の冷却系統を見直すと、中高圧タービン3aでは、冷却
用蒸気の供給源を高圧タービン1の出口側に求め、中高
圧タービン用蒸気冷却供給管8aを設けているから、タ
ービン駆動蒸気の圧力が翼内冷却用の蒸気圧力よりも高
くなっており、上述のように、タービン駆動蒸気の翼内
への流入のおそれがあり、その供給源の選定を見直す必
要がある。
【0019】また、中高圧タービン3aも、冷却効率の
向上とプラント熱効率の向上を図る必要上、開放式冷却
と回収式冷却の併用を採用することが好ましく、この点
からも図5で示した従来の冷却系統の冷却用蒸気の供給
源の選定を見直す必要がある。
【0020】本発明は、このような背景技術に基づいて
なされたもので、中圧タービンの構成部品の冷却効率の
より一層の向上と、プラント熱効率のより一層の向上を
図った水素燃焼タービンプラントを提供することを目的
とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水素燃焼タ
ービンプラントは、上記目的を達成するために、請求項
1に記載したように、高圧タービンと低圧タービンとの
間に少なくとも2段以上の中圧タービンを設け、各中圧
タービンの入口蒸気を、水素と純酸素とを当量燃焼させ
る水素燃焼器により再加熱する水素燃焼タービンプラン
トにおいて、上記高圧タービンの途中段落のタービン抽
気を上記中圧タービンの構成部品に冷却用蒸気として案
内する中圧タービン用抽気蒸気冷却供給管と、上記中圧
タービンの構成部品を冷却後のタービン抽気を上記水素
燃焼器に回収させる中圧タービン用抽気蒸気回収管とを
備えたものである。
【0022】本発明に係る水素燃焼タービンプラント
は、上記目的を達成するために、請求項2に記載したよ
うに、中圧タービンは、少なくとも中高圧タービンと中
低圧タービンとを備え、上記中高圧タービンおよび中低
圧タービンへの入口蒸気をそれぞれ加熱する高圧水素燃
焼器および低圧水素燃焼器を設けるとともに、高圧ター
ビンの途中段落のタービン抽気を上記中高圧タービンの
構成部品に冷却用蒸気として案内する中高圧タービン用
抽気蒸気冷却供給管と、上記中高圧タービンの構成部品
を冷却後のタービン抽気を上記高圧水素燃焼器に回収さ
せる中高圧タービン用抽気蒸気回収管とを備えたもので
ある。
【0023】本発明に係る水素燃焼タービンプラント
は、上記目的を達成するために、請求項3に記載したよ
うに、高圧タービンと低圧タービンとの間に少なくとも
2段以上の中圧タービンを設け、各中圧タービンの入口
蒸気を、水素と純酸素とを当量燃焼させる水素燃焼器に
より再加熱する水素燃焼タービンプラントにおいて、上
記高圧タービンのタービン排気を減圧する減圧弁と、こ
の減圧弁の後流側に設けられ、上記タービン排気を上記
中圧タービンの構成部品に冷却用蒸気として案内するタ
ービン排気冷却供給管と、上記中圧タービンの構成部品
を冷却後の上記タービン排気を、上記水素燃焼器に回収
させる蒸気回収管とを備えたものである。
【0024】本発明に係る水素燃焼タービンプラント
は、上記目的を達成するために、請求項4に記載したよ
うに、中圧タービンは、少なくとも中高圧タービンと中
低圧タービンとを備え、上記中高圧タービンおよび中低
圧タービンへの入口蒸気をそれぞれ加熱する高圧水素燃
焼器および低圧水素燃焼器を設けるとともに、高圧ター
ビンのタービン排気を減圧する減圧弁と、減圧後のター
ビン排気を上記中高圧タービンの構成部品に冷却用蒸気
として案内する中高圧タービン用タービン排気蒸気冷却
供給管と、上記中高圧タービンの構成部品を冷却後の上
記タービン排気を上記高圧水素燃焼器に回収させる蒸気
回収管とを備えたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る水素燃焼ター
ビンプラントの一実施の形態を図面を参照して説明す
る。
【0026】図1は、エネルギ供給プラントとして本発
明に係る水素燃焼タービンプラントを発電プラントに適
用した概略系統図である。
【0027】この水素燃焼タービンプラント10は、高
圧タービン11と低圧タービン12との間に中高圧ター
ビン13aと中低圧タービン13bからなる2段の中圧
タービン13が設けられる。
【0028】中圧タービン13を構成する中高圧タービ
ン13aおよび中低圧タービン13bのタービン入口側
に高圧水素燃焼器14および低圧水素燃焼器15がそれ
ぞれ設置される。各水素燃焼器14,15は水素と純酸
素とを当量燃焼させ、例えば1600℃程度あるいはそ
れ以上の超高温蒸気を中高圧タービン13aおよび中低
圧タービン13bに供給するようになっている。
【0029】また、中高圧タービン13aおよび中低圧
タービン13bのタービン排気側に、高温のタービン排
気の排熱を熱回収する第1排熱回収ボイラ16および第
2排熱回収ボイラ17がそれぞれ設置される。第1およ
び第2排熱回収ボイラ16,17のそれぞれは、復水給
水系18からの給水を加熱し、高圧タービン11の駆動
蒸気を発生させるようになっている。
【0030】また、中高圧タービン13aは、高圧ター
ビン11の途中段落から抽気したタービン抽気を、中高
圧タービン13aの構成部品、例えばタービン静翼およ
びタービン動翼等の翼内中間部分に冷却用として案内す
る中高圧タービン用抽気蒸気冷却供給管19aと、翼内
中間部分を冷却後、高圧水素燃焼器14に回収させる中
高圧タービン用抽気蒸気回収管19bとをそれぞれ備え
ている。
【0031】また、中高圧タービン13aは、高圧ター
ビン11の出口側からバイパスしたタービン排気を、中
高圧タービン13aの構成部品、例えばタービン静翼お
よびタービン動翼等の翼前縁、翼後縁に冷却用ととして
案内し、翼前縁、翼後縁を冷却後、タービン駆動蒸気に
合流させる中高圧タービン用蒸気冷却供給管19cを備
えている。
【0032】一方、中低圧タービン13bは、高圧ター
ビン11の出口側からバイパスしたタービン排気を、例
えばタービン静翼およびタービン動翼等の翼内中間部分
に冷却用として案内する中低圧タービン用タービン排気
冷却供給管20aと、翼内中間部分を冷却後、高圧水素
燃焼器14に回収させる中低圧タービン用蒸気回収管2
0bとをそれぞれ備えている。
【0033】また、中低圧タービン13bは、第1排熱
回収ボイラ16の出口側からバイパスしたバイパス蒸気
を、例えばタービン静翼およびタービン動翼等の翼前
縁、翼後縁に冷却用として案内し、翼前縁、翼後縁を冷
却後、タービン駆動蒸気に合流させる中低圧タービン用
バイパス蒸気冷却供給管20cを備えている。
【0034】この水素燃焼タービンプラント10は、水
素燃焼タービン発電プラントとして機能し、高圧タービ
ン11、各中圧タービン13および低圧タービン12を
駆動させることにより、各タービン11,12,13が
膨張仕事をし、発電機21を回転駆動させ、電気出力を
得るようにするとともに、中圧タービン13を構成する
中高圧タービン13aおよび中低圧タービン13bのそ
れぞれのタービン静翼およびタービン動翼等のタービン
構成部品の冷却化、タービン構成部品冷却後の回収化に
対処できるように図られている。
【0035】また、低圧タービン12で仕事をし、膨張
したタービン排気は、続いて復水器22に案内され、こ
こで冷却され、凝集作用を受けて復水となる。この復水
は、復水ポンプ23により復水給水系18に案内され
る。一部の復水は、必要に応じて系外に排出される。
【0036】一方、復水給水系18には多段の低圧給水
加熱器24a,24b、脱気器25、高圧給水加熱器2
6が順次設置される。復水給水系18を通る復水は、低
圧給水加熱器24a,24bおよび高圧給水加熱器26
で、それぞれ順次加熱され、段階的に温度上昇する。復
水給水の加熱蒸気は、低圧タービン12や中圧タービン
13からのタービン排気である。一方、復水給水系18
を通る復水や給水は復水ポンプ23および給水ポンプ2
7によりポンプアップされ、加圧される。
【0037】復水給水系18の各給水加熱器24a,2
4b,26で加熱された高温(例えば200℃程度)で
高圧(例えば350ata 〜500ata )の給水は、第1
排熱回収ボイラ16および第2排熱回収ボイラ17のそ
れぞれに案内され、各排熱回収ボイラ16,17で中高
圧タービン13aおよび中低圧タービン13bで膨張し
たタービン排気(例えば温度1100℃程度)と熱交換
し、より高温高圧の高圧タービン駆動用蒸気が生成され
る。この蒸気は、高圧タービン11の入口側に戻され、
2段再熱ランキンサイクルが構成される。
【0038】次に、水素燃焼タービンプラントの作用を
説明する。
【0039】水素燃焼タービンプラント10は、図2で
示すT−S線図に基づいて運転される。復水給水系18
を通る給水は、低圧給水加熱器24a,24b、高圧給
水加熱器26により加熱され、高温高圧(例えば200
℃、370ata 程度)となる。この給水は続いて排熱回
収ボイラ16,17で中高圧タービン13aおよび中低
圧タービン13bのそれぞれからのタービン抽気により
加熱され、過熱蒸気となる。この過熱蒸気は、例えば6
50℃、350ata 程度の高圧タービン駆動用蒸気とな
って高圧タービン11に供給され、この高圧タービン1
1を駆動させる。高圧タービン11で膨張し、仕事をし
たタービン排気は、例えば385℃、75ata 程度にな
って高圧水素燃焼器14に案内される。このタービン排
気は、高圧水素燃焼器14で水素と純酸素との当量燃焼
により温度上昇し、例えば1600〜1700℃、70
ata の超高温蒸気となって中圧タービン13の中高圧タ
ービン13aに案内され、この中高圧タービン13aを
超高温蒸気で駆動させる。
【0040】一方、高圧タービン11の途中段落から抽
気されたタービン抽気は、中高圧タービン用抽気蒸気冷
却供給管19aを経て中圧タービン13aの構成部品で
あるタービン静翼およびタービン動翼等の翼内中間部分
に案内され、ここで各翼内中間部分を冷却後、中高圧タ
ービン用抽気蒸気回収管19bを経て高圧水素燃焼器1
4に回収される。また、高圧タービン11の出口側から
バイパスしたタービン排気は、中高圧タービン用蒸気冷
却供給管19cを経て中圧タービン13aのタービン静
翼およびタービン動翼の翼前縁および翼後縁のそれぞれ
に案内され、ここで翼前縁および翼後縁を冷却後、ター
ビン駆動蒸気に合流する。
【0041】中高圧タービン13aで膨張し、仕事をし
たタービン排気は、例えば1100℃、19ata となっ
て第1排熱回収ボイラ16に案内され、この第1排熱回
収ボイラ16で復水給水系18からの給水を加熱する。
第1排熱回収ボイラ16で給水を加熱して約350℃に
温度降下した蒸気は、低圧水素燃焼器15に案内され
る。低圧水素燃焼器15で、水素と酸素の当量燃焼によ
り再加熱され、例えば1700℃、17ata の超高温と
なった過熱蒸気は中低圧タービン13bに案内され、こ
こで仕事をし、中低圧タービン13bを駆動させる。
【0042】一方、高圧タービン11の出口側からバイ
パスしたタービン排気は、中低圧タービン用タービン排
気冷却供給管20aを経て中低圧タービン13bのター
ビン静翼およびタービン動翼等の翼内中間部分に案内さ
れ、ここで翼内中間部分を冷却後、中低圧タービン用蒸
気回収管20bを経て高圧水素燃焼器14に回収され
る。また、第1排熱回収ボイラ16の出口側からバイパ
スしたバイパス蒸気は、中低圧用バイパス蒸気冷却供給
管20cを経てタービン静翼およびタービン動翼のそれ
ぞれの翼前縁および翼後縁に案内され、ここで翼前縁お
よび翼後縁のそれぞれを冷却後、タービン駆動蒸気に合
流する。
【0043】中低圧タービン13bで膨張仕事をしたタ
ービン排気は、約1.4ata 、1000℃となって第2
排熱回収ボイラ17に案内され、この第2排熱回収ボイ
ラ17で復水給水系18からの給水を加熱する。
【0044】第2排熱回収ボイラ17で給水を加熱して
約150℃程度に温度降下したタービン排気は、続いて
低圧タービン12に案内され、ここで再び仕事をして低
圧タービンを駆動させる。各タービン11,12,13
の駆動により発電機21が回転駆動され、電気出力が得
られる。
【0045】低圧タービン12で仕事をしたタービン排
気は、温度が例えば33℃で負圧状態になって復水器2
2に案内され、この復水器22で冷却され、復水とな
る。この復水は、復水給水系18の各給水加熱器24
a,24b,26を通る間に多段に加熱される一方、復
水ポンプ23や給水ポンプ27で加圧され、高温(20
0℃程度)、高圧(350ata 程度)となって第2排熱
回収ボイラ16および第2排熱回収ボイラ17のそれぞ
れに案内される。
【0046】このように、本実施形態に係る水素燃焼タ
ービンプラント10では、高圧タービン11の途中段落
から抽気した冷却用として適温のタービン抽気を、中高
圧タービン用抽気蒸気冷却供給管19aを介して中高圧
タービン13aのタービン静翼およびタービン動翼のそ
れぞれの翼内中間部分に案内し、冷却後、中高圧タービ
ン用抽気蒸気回収管19bを介して高圧水素燃焼器14
に回収させるようにしたので、プラント熱効率を従来よ
りも大幅に向上させることができ、翼前縁、翼後縁の冷
却化とともに翼内中間部分の冷却化に伴ってタービン駆
動蒸気の超高温化に対して翼等のタービン構成部分を充
分に対処させることができる。
【0047】図3は、本発明に係る水素燃焼タービンプ
ラントの第2実施形態を示す概略系統図である。なお、
第1実施形態の構成部品と同一部分には同一符号を付
し、その重複説明を省略する。
【0048】本実施形態は、高圧タービン11の出口側
からバイパスしたタービン排気を、中高圧タービン13
aの構成部品、例えばタービン静翼およびタービン動翼
の翼内中間部分に冷却用として案内する中高圧タービン
用タービン排気蒸気冷却供給管28と減圧弁29を設け
たものである。
【0049】本実施形態は、減圧弁29を設けて高圧タ
ービン11のタービン排気を適正な圧力に調整後、その
タービン排気を冷却用として中高圧タービン用タービン
排気蒸気冷却供給管28を介して中高圧タービン13a
のタービン静翼およびタービン動翼の翼内中間部分に案
内し、翼内中間部分を冷却後、中高圧タービン用抽気蒸
気回収管19bを介して高圧水素燃焼器14に回収させ
るので、中高圧タービン13aも冷却用蒸気による開放
式冷却と回収式冷却を併用させることができる。
【0050】したがって、本実施形態によれば、中高圧
タービン13aの冷却用蒸気による開放式冷却と回収式
冷却を併用できるので、従来の開放式冷却のみに較べて
プラント熱効率を大幅に向上させることができる。な
お、本実施形態では、中高圧タービン13aの構成物品
を冷却するに必要な蒸気圧力を減圧弁29で調整した
が、この実施形態に限らず、高圧水素燃焼器14の圧力
損失を高くしても良く、また高圧水素燃焼器14の圧力
損失を増加させるとともに、上述減圧弁29を組み合せ
ても良い。すなわち、中高圧タービン13aの冷却用蒸
気の適正化を図ったものであれば、いずれの手段を講じ
ても良い。
【0051】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明に係る水素燃
焼タービンプラントは、高圧タービンの途中段落のター
ビン抽気を、中高圧タービンの構成部品に冷却用蒸気と
して案内する中高圧タービン用抽気蒸気冷却供給管を設
けるとともに、中高圧タービンの構成部品を冷却後のタ
ービン抽気を、高圧水素燃焼器に回収させる中高圧ター
ビン用抽気蒸気回収管を設けたので、中高圧タービンに
開放式冷却と回収式冷却とを併用させることができ、従
来の開放式冷却に較べ大幅にプラント熱効率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水素燃焼タービンプラントの第1
実施形態を示す概略系統図。
【図2】図1に示された水素燃焼タービンプラントに相
当するT−S線図。
【図3】本発明に係る水素燃焼タービンプラントの第2
実施形態を示す概略系統図。
【図4】従来の水素燃焼タービンプラントの実施形態を
示す概略系統図。
【図5】従来の水素燃焼タービンプラントの別の実施形
態を示す概略系統図。
【符号の説明】
1 高圧タービン 2 低圧タービン 3a 中高圧タービン 3b 中低圧タービン 4a 高圧水素燃焼タービン 4b 低圧水素燃焼タービン 5a,5b 排熱回収ボイラ 6 復水給水系 7 発電機 8a 中高圧タービン用蒸気冷却供給管 8b 中低圧タービン用第1蒸気冷却供給管 8c 中低圧タービン用第2蒸気冷却供給管 10 水素燃焼タービンプラント 11 高圧タービン 12 低圧タービン 13 中圧タービン 13a 中高圧タービン 13b 中低圧タービン 14 高圧水素燃焼器 15 低圧水素燃焼器 16 第1排熱回収ボイラ 17 第2排熱回収ボイラ 18 復水給水系 19a 中高圧タービン用抽気蒸気冷却供給管 19b 中高圧タービン用抽気蒸気回収管 19c 中高圧タービン用蒸気冷却供給管 20a 中低圧タービン用タービン排気冷却供給管 20b 中低圧タービン用蒸気回収管 20c 中低圧タービン用バイパス蒸気冷却供給管 21 発電機 22 復水器 23 復水ポンプ 24a,24b 低圧給水加熱器 25 脱気器 26 高圧給水加熱器 27 給水ポンプ 28 中高圧タービン用タービン排気蒸気冷却供給管 29 減圧弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02C 3/34 F02C 3/34 7/18 7/18 E (56)参考文献 特開 平7−293207(JP,A) 特開 平2−130204(JP,A) 特開 平2−75731(JP,A) 特開 平5−141267(JP,A) 特開 平10−89086(JP,A) 特開 平9−273402(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01K 25/00 F01K 7/38 102 F01K 7/44 F02B 43/10 F02C 3/30 F02C 3/34 F02C 7/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧タービンと低圧タービンとの間に少
    なくとも2段以上の中圧タービンを設け、各中圧タービ
    ンの入口蒸気を、水素と純酸素とを当量燃焼させる水素
    燃焼器により再加熱する水素燃焼タービンプラントにお
    いて、上記高圧タービンの途中段落のタービン抽気を、
    上記中圧タービンの構成部品に冷却用蒸気として案内す
    る中圧タービン用抽気蒸気冷却供給管と、上記中圧ター
    ビンの構成部品を冷却後のタービン抽気を、上記水素燃
    焼器に回収させる中圧タービン用抽気蒸気回収管とを備
    えたことを特徴とする水素燃焼タービンプラント。
  2. 【請求項2】 中圧タービンは、少なくとも中高圧ター
    ビンと中低圧タービンとを備え、上記中高圧タービンお
    よび中低圧タービンへの入口蒸気をそれぞれ加熱する高
    圧水素燃焼器および低圧水素燃焼器を設けるとともに、
    高圧タービンの途中段落のタービン抽気を、上記中高圧
    タービンの構成部品に冷却用蒸気として案内する中高圧
    タービン用抽気蒸気冷却供給管と、上記中高圧タービン
    の構成部品を冷却後のタービン抽気を、上記高圧水素燃
    焼器に回収させる中高圧タービン用抽気蒸気回収管とを
    備えたことを特徴とする請求項1記載の水素燃焼タービ
    ンプラント。
  3. 【請求項3】 高圧タービンと低圧タービンとの間に少
    なくとも2段以上の中圧タービンを設け、各中圧タービ
    ンの入口蒸気を、水素と純酸素とを当量燃焼させる水素
    燃焼器により再加熱する水素燃焼タービンプラントにお
    いて、上記高圧タービンのタービン排気を減圧する減圧
    弁と、この減圧弁の後流側に設けられ、上記タービン排
    気を、上記中圧タービンの構成部品に冷却用蒸気として
    案内するタービン排気冷却供給管と、上記中圧タービン
    の構成部品を冷却後の上記タービン排気を、上記水素燃
    焼器に回収させる蒸気回収管とを備えたことを特徴とす
    る水素燃焼タービンプラント。
  4. 【請求項4】 中圧タービンは、少なくとも中高圧ター
    ビンと中低圧タービンとを備え、上記中高圧タービンお
    よび中低圧タービンへの入口蒸気をそれぞれ加熱する高
    圧水素燃焼器および低圧水素燃焼器を設けるとともに、
    高圧タービンのタービン排気を減圧する減圧弁と、減圧
    後のタービン排気を、上記中高圧タービンの構成部品に
    冷却用蒸気として案内する中高圧タービン用タービン排
    気蒸気冷却供給管と、上記中高圧タービンの構成部品を
    冷却後の上記タービン排気を、上記高圧水素燃焼器に回
    収させる蒸気回収管とを備えたことを特徴とする請求項
    3記載の水素燃焼タービンプラント。
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