JP2822033B2 - 小型充電装置 - Google Patents
小型充電装置Info
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- JP2822033B2 JP2822033B2 JP62176399A JP17639987A JP2822033B2 JP 2822033 B2 JP2822033 B2 JP 2822033B2 JP 62176399 A JP62176399 A JP 62176399A JP 17639987 A JP17639987 A JP 17639987A JP 2822033 B2 JP2822033 B2 JP 2822033B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charging
- coil
- present
- charging device
- magnetic
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は充電可能なアナログクォーツ時計の充電装置
に関するものである。 〔従来の技術〕 従来のアナログクォーツの充電方式しては、文字板の
一部に太陽電池をとりつけ、太陽電池からのエネルギー
を2次電池に充電する方法や、特開昭52−154665、特開
昭49−118467、実新広告56−4240等に見られる様に、腕
時計ケース外部に充電用の端子を設け、外部電源と接触
することにより2次電池に充電する方法が提案されてい
る。また、さらに特開昭61−29783に見られるように、
時計内部に配置された電磁結合充電用コイルに外部より
磁界を加え、2次電池に充電する方式が提案されてい
る。同方式では、充電中はモータを規正し、モータ駆動
回路をOFFし、充電中の時間を計数する計数。一致回路
を設け、充電動作終了時に、充電時間分の遅れを補正す
る為の手段を有している。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、従来の技術では以下の様な問題点を有してい
る。 第一に、太陽電池方式や充電端子方式であるが、腕時
計サイズではデザイン上の制約があり、装飾的な美しさ
を売り物とするアナログクォーツ腕時計に採用すること
は困難である。 次に、特開昭61−29783の電磁結合方式であるが、同
方式では充電の為に腕時計に加える磁界が運針用ステッ
プモータに影響し、運針ミスリ、針のヒビリ等を生じ
る。このため充電中のモータ規正手段、計数、一致手段
等を必要とし、充電可能腕時計の設計上の制約、コスト
アップの要因が大きい。また、充電可能腕時計の店頭デ
ィスプレイとして充電装置を利用することを考えた場
合、充電中に運針をストップすることは商品のイメージ
ダウンにつながる。また、ディスプレイ付近に展示して
ある他のアナログ時計に影響を与えることも大きな問題
である。また、こうして充電装置の具体的かつ有効的手
段は未だ実用化されていないのが現状である。特に、電
磁結合効率を高め、短時間、低消費電力で腕時計を充電
できる小型・低コストの充電装置の実用化は極めて困難
であった。 そこで、本発明はこのような問題点を解決するもの
で、その目的とするところは、運針に影響を与えること
なく電子時計を充電可能な小型充電装置を提供し、店頭
ディスプレイ用としても、また、個人ユースとしても手
軽に充電できる充電装置を提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、励磁周波数を設定する発振部と、前記励磁
周波数で励磁される2つのコイルを組み合わせた一対の
充電コイル部とを有し、この充電コイル部によって電子
時計の2次コイルに誘起電流を発生させることにより前
記電子時計に充電可能な小型充電装置において、 前記励磁周波数の下限値ωHzが次の式で規定されるこ
とを特徴とする小型充電装置。 ω=800−200×φ ‥‥‥(1) 〔作用〕 本発明の上記の構成によれば、発振部、スイッチング
素子により充電コイルに一定周波数の交流電流が流れ
る。この電流により発生した磁束は、充電コイルを固定
したコイルヨーク、充電装置上に置かれた電子時計内部
に配在された2次コイルの磁心により構成される磁気回
路を通して流れる。従って、2次コイルには電磁誘導の
原理により誘起電圧が発生し、2次コイルから整流回路
を通じて充電流が流れ、2次電池が充電される。 〔実施例〕 第1図は本発明の実施例における電子時計用充電装置
の回路図であって、1は発振部、2、3、4、5はスイ
ッチング素子、6はスイッチング素子により励磁される
充電コイル部である。また、7はスイッチ、8はタイマ
ー部であり、スイッチを押すと充電動作を開始し、タイ
マー部8により設定された一定時間経過後に充電動作を
終了する。また、9は充電動作中であることをLED等の
手段により表示するための表示部である。第2図は充電
コイル部6の構成を示す詳細図である。同図より分かる
様に、本実例においては、充電コイル部は一対の充電コ
イル10、11を鉄板または他の電磁鋼板よりなるコイルヨ
ーク12上に貼り付けた構成になっている。充電コイルの
形状は、平面状おむすび型形状となっているが、他の任
意形状例えば円形状等にしても良く、本発明の域を出る
ものではない。また、一対の充電コイル10、11は直列接
続されている。また、この充電コイル10、11を並列接続
しても良い。第1図O1、O2はそれぞれ接続されたコイル
の両端を示している。この両端に交流電圧を印加するこ
とにより、一対の充電コイルにはそれぞれ交流磁界が発
生し、それぞれの上面及び下面に磁極(N極又はS極)
を形成する。本実施例においては、充電コイル10及び充
電コイル11に形成される磁極の向きが反対となる様に構
成されている(例えば、充電コイル10の上面がN極であ
る時は充電コイル11の上面はS極となる)。この構成は
例えば、充電コイル10、11の巻き始め同士あるいは巻き
終り同士を接続する。またはそれぞれの充電コイルの巻
き方向を逆にする。またはそれぞれの充電コイルの貼り
付け方向(表裏)を逆にする等の手段により容易に実現
でき、本実施例では充電コイルの巻き終り同士を接続し
ている。 第3図は、本実施例における充電コイルの励磁タイミ
ングを示すタイミングチャートである。同図SOは発振部
1より出力される信号で、この信号により充電コイルの
励磁周波数、即ち充電用交流磁界の周波数が設定され
る。 第4図は、充電用交流磁界によりステップモータのロ
ータが振動し、時計の運針がミスリ、ヒビリ等の影響を
受けない限界の周波数とロータ慣性モーメント(ロータ
直径をパラメータとして示してある)の関係を示したグ
ラフである。即ち、ロータ慣性モーメントがI5(ロータ
径0.3mm)の時には、200Hz以上の磁界にはロータが追従
しない。従って、充電用交流磁界周波数を200Hz以上に
設定すれば運針への影響はない。同様に、ロータ慣性モ
ーメントがI1(ロータ径0.1mm)の時には、充電用交流
磁界周波数を600Hz以上に設定すれば運針への影響はな
い。 さて、一般にアナログクォーツウォッチに於ては、そ
の寸法制約上からロータ径は0.3mm程度が最大であり、
また、ロータ磁石の加工能力上、ロータ径は0.1mm程度
が最小である。従って、充電用交流磁界周波数を200Hz
以上に設定すれば、アナログクォーツウォッチの運針へ
の影響はない。さらに、現在主流である小型薄型アナロ
グクォーツにおいては、ロータ径は0.15mm以下のものが
ほとんどであり、実用的には充電用交流磁界周波数を50
0Hz以上に設定しておけば問題はない。 第5図は、充電コイルの励磁周波数と、2次コイルか
ら2次電池へと流れる充電電荷量の関係を示すグラフで
ある。本実施例の場合、充電コイルの仕様は線型0.3m
m、巻数170ターン、インダクタンス0.64mHで、2次コイ
ルの仕様は線型0.035mm、巻数3830ターン、インダクタ
ンス0.5Hとなっている。第5図から分かる様に、充電電
荷量は、充電コイルの励磁周波数が1000Hz付近で最大と
なる。 また、前述した様に、励磁周波数を200Hz以上に設定
すれば運針への影響もない。従って本実施例では充電コ
イルの励磁周波数、即ち発振部1の出力信号SO周波数を
1000Hzに設定している。 また、第3図S1、S2はそれぞれスイッチング素子2、
4及び3、5に印加される信号を示している。また、S
3、S4はそれぞれコイル両端O1、O2の電圧(コイル励磁
電圧)のタイミングを示している。 これにより充電コイルに流れる電流の向きは、1msec
(即ち1000Hz)ごとに切り換わる。P1、P2はこの時充電
コイル10、11の上面に形成される磁極の方向を示してい
る。 以上の様なタイミングで充電コイルを励磁することに
より発生した磁束は、第6図に示した様にコイルヨーク
12、充電装置上に置かれた電子時計13内部に配在された
2次コイル14の磁心15により構成される磁気回路を通し
て流れ(即ち、充電コイル11の上面のN極→2次コイル
磁心15→充電コイル10の上面のS極→同下面のN極→コ
イルヨーク12→充電コイル11下面のS極といった経
路)、2次コイル14は誘起電圧が発生し、整流回路16を
通して充電電流が流れ、2次電池17が充電される。 本発明の場合、一対の充電コイル10、11を磁性体のコ
イルヨーク12上に固定した構造であるため、充電コイル
より発生した磁束の大部分はコイルヨーク12の内部を通
り、上述して磁束の経路が効果的に形成される。このコ
イルヨークがないと、空気中に漏れる磁束が多くなり、
充電効率が低下する。 また、本発明の場合、充電コイル10、11に発生する磁
極が180゜位相差、即ち反対向きとなる様に構成されて
いるため、2次コイル磁心15を鎖交する磁束は強め合う
主即ち一方の充電コイルより発生した磁束は2次コイル
磁心15を通り、もう一方の充電コイルに確実に鎖交する
ことにより、充電効率が高められる。もし充電コイル1
0、11に発生する磁極が同方向となる様に構成すると、
それぞれの磁束は反発し合い、2次コイル磁心15を鎖交
する磁束数が減少し、充電効率が低下する。 以上の様に、本発明の構成では充電効率が高められて
いる。 第7図は本発明の実施例における電子時計用充電装置
の外観図であって、18は外装ケース、7はスイッチ、9
は充電中であることを表示する表示部である。また、19
は内部に2次コイルを配在した充電機能付アナログ電子
腕時計であり、本実施例における充電装置は、前述した
充電コイルヨークに貼り付けた充電コイル部を外装ケー
ス内に収納し、外装ケース上の充電コイル部上方に対応
する位置に前記充電機能付アナログ電子腕時計を設置可
能な構造となっている。 〔発明の効果〕 本発明は、励磁周波数を設定する発振部と、前記励磁
周波数で励磁される2つのコイルを組み合わせた一対の
充電コイル部とを有し、この充電コイル部によって電子
時計の2次コイルに誘起電流を発生させることにより前
記電子時計に充電可能な小型充電装置において、例示周
波数の下限値ωHzを上記の式(1)で規定することによ
り、充電中の運針への影響を防止できる。 更に、磁極が180゜位相差の2つのコイルを組み合わ
せることにより、一方の充電コイルより発生した磁束は
もう一方の充電コイルに確実に交することにより、充電
効率を高めることができる。 したがって、電子時計にモータ規制手段、係数・一致
手段等を付加する必要がなく、設計上の制約、コストア
ップの要因を排除でき、デザインの制約を与えることも
ない。このため、店頭ディスプレイ用としても、また、
個人ユースとしても手軽に充電できる充電装置を提供で
きる。
に関するものである。 〔従来の技術〕 従来のアナログクォーツの充電方式しては、文字板の
一部に太陽電池をとりつけ、太陽電池からのエネルギー
を2次電池に充電する方法や、特開昭52−154665、特開
昭49−118467、実新広告56−4240等に見られる様に、腕
時計ケース外部に充電用の端子を設け、外部電源と接触
することにより2次電池に充電する方法が提案されてい
る。また、さらに特開昭61−29783に見られるように、
時計内部に配置された電磁結合充電用コイルに外部より
磁界を加え、2次電池に充電する方式が提案されてい
る。同方式では、充電中はモータを規正し、モータ駆動
回路をOFFし、充電中の時間を計数する計数。一致回路
を設け、充電動作終了時に、充電時間分の遅れを補正す
る為の手段を有している。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、従来の技術では以下の様な問題点を有してい
る。 第一に、太陽電池方式や充電端子方式であるが、腕時
計サイズではデザイン上の制約があり、装飾的な美しさ
を売り物とするアナログクォーツ腕時計に採用すること
は困難である。 次に、特開昭61−29783の電磁結合方式であるが、同
方式では充電の為に腕時計に加える磁界が運針用ステッ
プモータに影響し、運針ミスリ、針のヒビリ等を生じ
る。このため充電中のモータ規正手段、計数、一致手段
等を必要とし、充電可能腕時計の設計上の制約、コスト
アップの要因が大きい。また、充電可能腕時計の店頭デ
ィスプレイとして充電装置を利用することを考えた場
合、充電中に運針をストップすることは商品のイメージ
ダウンにつながる。また、ディスプレイ付近に展示して
ある他のアナログ時計に影響を与えることも大きな問題
である。また、こうして充電装置の具体的かつ有効的手
段は未だ実用化されていないのが現状である。特に、電
磁結合効率を高め、短時間、低消費電力で腕時計を充電
できる小型・低コストの充電装置の実用化は極めて困難
であった。 そこで、本発明はこのような問題点を解決するもの
で、その目的とするところは、運針に影響を与えること
なく電子時計を充電可能な小型充電装置を提供し、店頭
ディスプレイ用としても、また、個人ユースとしても手
軽に充電できる充電装置を提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、励磁周波数を設定する発振部と、前記励磁
周波数で励磁される2つのコイルを組み合わせた一対の
充電コイル部とを有し、この充電コイル部によって電子
時計の2次コイルに誘起電流を発生させることにより前
記電子時計に充電可能な小型充電装置において、 前記励磁周波数の下限値ωHzが次の式で規定されるこ
とを特徴とする小型充電装置。 ω=800−200×φ ‥‥‥(1) 〔作用〕 本発明の上記の構成によれば、発振部、スイッチング
素子により充電コイルに一定周波数の交流電流が流れ
る。この電流により発生した磁束は、充電コイルを固定
したコイルヨーク、充電装置上に置かれた電子時計内部
に配在された2次コイルの磁心により構成される磁気回
路を通して流れる。従って、2次コイルには電磁誘導の
原理により誘起電圧が発生し、2次コイルから整流回路
を通じて充電流が流れ、2次電池が充電される。 〔実施例〕 第1図は本発明の実施例における電子時計用充電装置
の回路図であって、1は発振部、2、3、4、5はスイ
ッチング素子、6はスイッチング素子により励磁される
充電コイル部である。また、7はスイッチ、8はタイマ
ー部であり、スイッチを押すと充電動作を開始し、タイ
マー部8により設定された一定時間経過後に充電動作を
終了する。また、9は充電動作中であることをLED等の
手段により表示するための表示部である。第2図は充電
コイル部6の構成を示す詳細図である。同図より分かる
様に、本実例においては、充電コイル部は一対の充電コ
イル10、11を鉄板または他の電磁鋼板よりなるコイルヨ
ーク12上に貼り付けた構成になっている。充電コイルの
形状は、平面状おむすび型形状となっているが、他の任
意形状例えば円形状等にしても良く、本発明の域を出る
ものではない。また、一対の充電コイル10、11は直列接
続されている。また、この充電コイル10、11を並列接続
しても良い。第1図O1、O2はそれぞれ接続されたコイル
の両端を示している。この両端に交流電圧を印加するこ
とにより、一対の充電コイルにはそれぞれ交流磁界が発
生し、それぞれの上面及び下面に磁極(N極又はS極)
を形成する。本実施例においては、充電コイル10及び充
電コイル11に形成される磁極の向きが反対となる様に構
成されている(例えば、充電コイル10の上面がN極であ
る時は充電コイル11の上面はS極となる)。この構成は
例えば、充電コイル10、11の巻き始め同士あるいは巻き
終り同士を接続する。またはそれぞれの充電コイルの巻
き方向を逆にする。またはそれぞれの充電コイルの貼り
付け方向(表裏)を逆にする等の手段により容易に実現
でき、本実施例では充電コイルの巻き終り同士を接続し
ている。 第3図は、本実施例における充電コイルの励磁タイミ
ングを示すタイミングチャートである。同図SOは発振部
1より出力される信号で、この信号により充電コイルの
励磁周波数、即ち充電用交流磁界の周波数が設定され
る。 第4図は、充電用交流磁界によりステップモータのロ
ータが振動し、時計の運針がミスリ、ヒビリ等の影響を
受けない限界の周波数とロータ慣性モーメント(ロータ
直径をパラメータとして示してある)の関係を示したグ
ラフである。即ち、ロータ慣性モーメントがI5(ロータ
径0.3mm)の時には、200Hz以上の磁界にはロータが追従
しない。従って、充電用交流磁界周波数を200Hz以上に
設定すれば運針への影響はない。同様に、ロータ慣性モ
ーメントがI1(ロータ径0.1mm)の時には、充電用交流
磁界周波数を600Hz以上に設定すれば運針への影響はな
い。 さて、一般にアナログクォーツウォッチに於ては、そ
の寸法制約上からロータ径は0.3mm程度が最大であり、
また、ロータ磁石の加工能力上、ロータ径は0.1mm程度
が最小である。従って、充電用交流磁界周波数を200Hz
以上に設定すれば、アナログクォーツウォッチの運針へ
の影響はない。さらに、現在主流である小型薄型アナロ
グクォーツにおいては、ロータ径は0.15mm以下のものが
ほとんどであり、実用的には充電用交流磁界周波数を50
0Hz以上に設定しておけば問題はない。 第5図は、充電コイルの励磁周波数と、2次コイルか
ら2次電池へと流れる充電電荷量の関係を示すグラフで
ある。本実施例の場合、充電コイルの仕様は線型0.3m
m、巻数170ターン、インダクタンス0.64mHで、2次コイ
ルの仕様は線型0.035mm、巻数3830ターン、インダクタ
ンス0.5Hとなっている。第5図から分かる様に、充電電
荷量は、充電コイルの励磁周波数が1000Hz付近で最大と
なる。 また、前述した様に、励磁周波数を200Hz以上に設定
すれば運針への影響もない。従って本実施例では充電コ
イルの励磁周波数、即ち発振部1の出力信号SO周波数を
1000Hzに設定している。 また、第3図S1、S2はそれぞれスイッチング素子2、
4及び3、5に印加される信号を示している。また、S
3、S4はそれぞれコイル両端O1、O2の電圧(コイル励磁
電圧)のタイミングを示している。 これにより充電コイルに流れる電流の向きは、1msec
(即ち1000Hz)ごとに切り換わる。P1、P2はこの時充電
コイル10、11の上面に形成される磁極の方向を示してい
る。 以上の様なタイミングで充電コイルを励磁することに
より発生した磁束は、第6図に示した様にコイルヨーク
12、充電装置上に置かれた電子時計13内部に配在された
2次コイル14の磁心15により構成される磁気回路を通し
て流れ(即ち、充電コイル11の上面のN極→2次コイル
磁心15→充電コイル10の上面のS極→同下面のN極→コ
イルヨーク12→充電コイル11下面のS極といった経
路)、2次コイル14は誘起電圧が発生し、整流回路16を
通して充電電流が流れ、2次電池17が充電される。 本発明の場合、一対の充電コイル10、11を磁性体のコ
イルヨーク12上に固定した構造であるため、充電コイル
より発生した磁束の大部分はコイルヨーク12の内部を通
り、上述して磁束の経路が効果的に形成される。このコ
イルヨークがないと、空気中に漏れる磁束が多くなり、
充電効率が低下する。 また、本発明の場合、充電コイル10、11に発生する磁
極が180゜位相差、即ち反対向きとなる様に構成されて
いるため、2次コイル磁心15を鎖交する磁束は強め合う
主即ち一方の充電コイルより発生した磁束は2次コイル
磁心15を通り、もう一方の充電コイルに確実に鎖交する
ことにより、充電効率が高められる。もし充電コイル1
0、11に発生する磁極が同方向となる様に構成すると、
それぞれの磁束は反発し合い、2次コイル磁心15を鎖交
する磁束数が減少し、充電効率が低下する。 以上の様に、本発明の構成では充電効率が高められて
いる。 第7図は本発明の実施例における電子時計用充電装置
の外観図であって、18は外装ケース、7はスイッチ、9
は充電中であることを表示する表示部である。また、19
は内部に2次コイルを配在した充電機能付アナログ電子
腕時計であり、本実施例における充電装置は、前述した
充電コイルヨークに貼り付けた充電コイル部を外装ケー
ス内に収納し、外装ケース上の充電コイル部上方に対応
する位置に前記充電機能付アナログ電子腕時計を設置可
能な構造となっている。 〔発明の効果〕 本発明は、励磁周波数を設定する発振部と、前記励磁
周波数で励磁される2つのコイルを組み合わせた一対の
充電コイル部とを有し、この充電コイル部によって電子
時計の2次コイルに誘起電流を発生させることにより前
記電子時計に充電可能な小型充電装置において、例示周
波数の下限値ωHzを上記の式(1)で規定することによ
り、充電中の運針への影響を防止できる。 更に、磁極が180゜位相差の2つのコイルを組み合わ
せることにより、一方の充電コイルより発生した磁束は
もう一方の充電コイルに確実に交することにより、充電
効率を高めることができる。 したがって、電子時計にモータ規制手段、係数・一致
手段等を付加する必要がなく、設計上の制約、コストア
ップの要因を排除でき、デザインの制約を与えることも
ない。このため、店頭ディスプレイ用としても、また、
個人ユースとしても手軽に充電できる充電装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図。
第2図は充電コイル部の構成を示す詳細図。
第3図は本発明の一実施例における充電コイルの励磁タ
イミングチャート。 第4図はロータ慣性モーメントと限界周波数の関係図。 第5図は充電コイル励周波数と、充電電荷量の関係図。 第6図は本発明の一実施例における磁路構成説明図。 第7図は本発明の一実施における電子時計用充電装置の
外観図。 1……発振部 2、3、4、5……スイッチング素子 6……充電コイル部 12……コイルヨーク 18……外装ケース
イミングチャート。 第4図はロータ慣性モーメントと限界周波数の関係図。 第5図は充電コイル励周波数と、充電電荷量の関係図。 第6図は本発明の一実施例における磁路構成説明図。 第7図は本発明の一実施における電子時計用充電装置の
外観図。 1……発振部 2、3、4、5……スイッチング素子 6……充電コイル部 12……コイルヨーク 18……外装ケース
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.励磁周波数を設定する発振部と、前記励磁周波数で
励磁される2つのコイルを組み合わせた一対の充電コイ
ル部とを有し、この充電コイル部によって電子時計の2
次コイルに誘起電流を発生させることにより前記電子時
計に充電可能な小型充電装置において、 前記励磁周波数の下限値ωHzが次の式で規定されること
を特徴とする小型充電装置。 ω=800−200×φ
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62176399A JP2822033B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | 小型充電装置 |
| EP88306128A EP0298707B1 (en) | 1987-07-10 | 1988-07-06 | Charging device for electronic apparatus |
| DE3851664T DE3851664T2 (de) | 1987-07-10 | 1988-07-06 | Ladevorrichtung für elektronisches Gerät. |
| US07/216,914 US4873677A (en) | 1987-07-10 | 1988-07-07 | Charging apparatus for an electronic device |
| KR1019880008472A KR940008707B1 (ko) | 1987-07-10 | 1988-07-08 | 전자 장치용 충전 장치 |
| CN88104380A CN1014555B (zh) | 1987-07-10 | 1988-07-09 | 电子设备充电装置 |
| HK102597A HK102597A (en) | 1987-07-10 | 1997-06-26 | Charging device for electronic apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62176399A JP2822033B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | 小型充電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6423728A JPS6423728A (en) | 1989-01-26 |
| JP2822033B2 true JP2822033B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=16012990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62176399A Expired - Lifetime JP2822033B2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-15 | 小型充電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2822033B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6525996B1 (en) | 1998-12-22 | 2003-02-25 | Seiko Epson Corporation | Power feeding apparatus, power receiving apparatus, power transfer system, power transfer method, portable apparatus, and timepiece |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2524306Y2 (ja) * | 1989-07-05 | 1997-01-29 | セイコー電子工業株式会社 | 電磁誘導式充電器 |
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|---|---|---|---|---|
| JPS4975377A (ja) * | 1972-11-24 | 1974-07-20 | ||
| JPS61236330A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-21 | セイコーエプソン株式会社 | 充電機能を有する電子時計 |
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1987
- 1987-07-15 JP JP62176399A patent/JP2822033B2/ja not_active Expired - Lifetime
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|---|---|---|---|---|
| US6525996B1 (en) | 1998-12-22 | 2003-02-25 | Seiko Epson Corporation | Power feeding apparatus, power receiving apparatus, power transfer system, power transfer method, portable apparatus, and timepiece |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6423728A (en) | 1989-01-26 |
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