JP2891445B2 - 摩擦減衰装置 - Google Patents
摩擦減衰装置Info
- Publication number
- JP2891445B2 JP2891445B2 JP5104538A JP10453893A JP2891445B2 JP 2891445 B2 JP2891445 B2 JP 2891445B2 JP 5104538 A JP5104538 A JP 5104538A JP 10453893 A JP10453893 A JP 10453893A JP 2891445 B2 JP2891445 B2 JP 2891445B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction
- fixed
- washer
- toothed washer
- damping device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 title claims description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 6
- 235000007516 Chrysanthemum Nutrition 0.000 claims description 3
- 244000189548 Chrysanthemum x morifolium Species 0.000 claims 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 11
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 11
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 8
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 241001232202 Chrysothamnus stylosus Species 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 241000723353 Chrysanthemum Species 0.000 description 2
- 239000004696 Poly ether ether ketone Substances 0.000 description 2
- JUPQTSLXMOCDHR-UHFFFAOYSA-N benzene-1,4-diol;bis(4-fluorophenyl)methanone Chemical compound OC1=CC=C(O)C=C1.C1=CC(F)=CC=C1C(=O)C1=CC=C(F)C=C1 JUPQTSLXMOCDHR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920002530 polyetherether ketone Polymers 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 229910000861 Mg alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes or chains
- F16H7/0829—Means for varying tension of belts, ropes or chains with vibration damping means
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摩擦式ブレーキ、摩擦
式クラッチ、摩擦式オートテンショナ等の摩擦減衰装置
に関する。
式クラッチ、摩擦式オートテンショナ等の摩擦減衰装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、摩擦減衰装置においては、摩
擦面が安定した摩擦力を発生することが要求される。一
方、自動車等においては、部品の軽量化等の要請によ
り、アルミニウムやマグネシウム合金等の材料からなる
部材が用いられ、これと例えば樹脂からなる摩擦部材と
の間に摩擦面が設けられる場合がある。
擦面が安定した摩擦力を発生することが要求される。一
方、自動車等においては、部品の軽量化等の要請によ
り、アルミニウムやマグネシウム合金等の材料からなる
部材が用いられ、これと例えば樹脂からなる摩擦部材と
の間に摩擦面が設けられる場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のアルミ
ニウム等の材料は、例えばPEEK樹脂等の樹脂に対し
て被攻撃性を有しているため、樹脂から攻撃されて摩耗
を起こしやすく、その結果、摩擦面の摩擦性能が不安定
になるという問題があった。そこで、上記のアルミニウ
ム等からなる部材と樹脂からなる摩擦部材との間に、樹
脂に対して相性の良い(例えば鉄等の、耐摩耗性に優れ
た)材料からなる部材を介在させ、鉄と樹脂との間で摩
擦面を設けることも考えられる。
ニウム等の材料は、例えばPEEK樹脂等の樹脂に対し
て被攻撃性を有しているため、樹脂から攻撃されて摩耗
を起こしやすく、その結果、摩擦面の摩擦性能が不安定
になるという問題があった。そこで、上記のアルミニウ
ム等からなる部材と樹脂からなる摩擦部材との間に、樹
脂に対して相性の良い(例えば鉄等の、耐摩耗性に優れ
た)材料からなる部材を介在させ、鉄と樹脂との間で摩
擦面を設けることも考えられる。
【0004】一方、鉄からなる部材が、樹脂からなる摩
擦部材と連れ回りしてしまうと、摩擦性能が不安定とな
るため、これを回避するために、上記の鉄からなる部材
をアルミニウム等からなる部材に対して固定しなければ
ならない。この固定手段としては、締めしろを設けて圧
入することが考えられる。しかし、圧入の場合、締めし
ろ管理のために部材間の寸法精度を非常に高くしなけれ
ばならず、したがって、製造コストが高くなるという問
題がある。
擦部材と連れ回りしてしまうと、摩擦性能が不安定とな
るため、これを回避するために、上記の鉄からなる部材
をアルミニウム等からなる部材に対して固定しなければ
ならない。この固定手段としては、締めしろを設けて圧
入することが考えられる。しかし、圧入の場合、締めし
ろ管理のために部材間の寸法精度を非常に高くしなけれ
ばならず、したがって、製造コストが高くなるという問
題がある。
【0005】また、固定手段として、かしめを用いるこ
とも考えられるが、かしめ力の検査等、品質管理にコス
トがかかり、圧入の場合と同様に製造コストが高くなる
という問題がある。本発明は、上記に鑑み、摩擦部材に
対して相性の良い部材と、当該摩擦部材との間を確実に
滑らせて安定した摩擦性能を得ることができ、しかも製
造コストの安い摩擦減衰装置を提供することを目的とす
る。
とも考えられるが、かしめ力の検査等、品質管理にコス
トがかかり、圧入の場合と同様に製造コストが高くなる
という問題がある。本発明は、上記に鑑み、摩擦部材に
対して相性の良い部材と、当該摩擦部材との間を確実に
滑らせて安定した摩擦性能を得ることができ、しかも製
造コストの安い摩擦減衰装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明に係る摩擦減衰装置は、固定部材および回動
部材の互いに対向する面どうしの間に摩擦部材を介在さ
せた摩擦減衰装置において、上記固定部材および回動部
材の両者の何れか一方に設けた固定部に対して固定さ
れ、他方との間に上記摩擦部材を介在させた歯付き座金
を備え、この歯付き座金は、摩擦部材に対して所定の耐
摩耗性を有する座金部本体、およびこの座金部本体の周
囲に菊座状に突出形成され、曲げ変形による弾性反発力
によって上記固定部に固定された、複数の歯部を有して
いることを特徴とするものである。
のこの発明に係る摩擦減衰装置は、固定部材および回動
部材の互いに対向する面どうしの間に摩擦部材を介在さ
せた摩擦減衰装置において、上記固定部材および回動部
材の両者の何れか一方に設けた固定部に対して固定さ
れ、他方との間に上記摩擦部材を介在させた歯付き座金
を備え、この歯付き座金は、摩擦部材に対して所定の耐
摩耗性を有する座金部本体、およびこの座金部本体の周
囲に菊座状に突出形成され、曲げ変形による弾性反発力
によって上記固定部に固定された、複数の歯部を有して
いることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の構成によれば、固定部材または回動部
材の一方が、摩擦部材との相性の悪い(例えばアルミニ
ウム等、摩擦部材からの被攻撃性のある)材料からなっ
ていても、これに、例えば鉄等の、摩擦部材に対して相
性が良くて耐摩耗性に優れた歯付き座金を固定して、こ
の歯付き座金と摩擦部材との間に摩擦面を形成すること
により、十分な摩擦性能を安定して得ることができる。
材の一方が、摩擦部材との相性の悪い(例えばアルミニ
ウム等、摩擦部材からの被攻撃性のある)材料からなっ
ていても、これに、例えば鉄等の、摩擦部材に対して相
性が良くて耐摩耗性に優れた歯付き座金を固定して、こ
の歯付き座金と摩擦部材との間に摩擦面を形成すること
により、十分な摩擦性能を安定して得ることができる。
【0008】また、従来の締めしろによる(圧縮変形に
よる)圧入の場合には、固定部との間に高い寸法精度が
要求されるが、本発明では、歯付き座金の固定部への固
定が、当該歯付き座金の歯部の曲げ変形による弾性反発
力によって行われるので、固定部との間に高い寸法精度
が要求されない。
よる)圧入の場合には、固定部との間に高い寸法精度が
要求されるが、本発明では、歯付き座金の固定部への固
定が、当該歯付き座金の歯部の曲げ変形による弾性反発
力によって行われるので、固定部との間に高い寸法精度
が要求されない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5に
基づいて説明する。図2は本発明の一実施例に係る摩擦
減衰装置としてのオートテンショナの縦断側面図であ
る。図1はその要部拡大断面図である。図1および図2
を参照して、このオートテンショナは、先端にベルト巻
掛け用のプーリ10が取り付けられ、基端側に回動中心
となる環状のハブ31を有する回動部材としての、アル
ミニウム製揺動アーム30と、揺動アーム30のハブ3
1にボス21を貫通させた状態で、揺動アーム30を回
動自在に支持する二重筒状の固定ケース20と、固定ケ
ース20に内装され、揺動アーム30を所定方向へ回動
付勢するねじりコイルばね40と、ボス21の上端面に
段付きボルト52によって固定された固定部材として
の、環状の鉄製プレート80と、揺動アーム30の基端
側上面に形成された固定部としての環状溝部33に嵌め
込み固定された鉄製の歯付き座金90と、上記プレート
80と歯付き座金90との間に介在した、例えばPEE
K樹脂からなる環状の摩擦部材60と、ハブ31をプレ
ート80側(上方)へ弾性付勢して、プレート80と歯
付き座金90との間に摩擦部材60に対する挟持力を働
かせる皿ばね70とを備えている。
基づいて説明する。図2は本発明の一実施例に係る摩擦
減衰装置としてのオートテンショナの縦断側面図であ
る。図1はその要部拡大断面図である。図1および図2
を参照して、このオートテンショナは、先端にベルト巻
掛け用のプーリ10が取り付けられ、基端側に回動中心
となる環状のハブ31を有する回動部材としての、アル
ミニウム製揺動アーム30と、揺動アーム30のハブ3
1にボス21を貫通させた状態で、揺動アーム30を回
動自在に支持する二重筒状の固定ケース20と、固定ケ
ース20に内装され、揺動アーム30を所定方向へ回動
付勢するねじりコイルばね40と、ボス21の上端面に
段付きボルト52によって固定された固定部材として
の、環状の鉄製プレート80と、揺動アーム30の基端
側上面に形成された固定部としての環状溝部33に嵌め
込み固定された鉄製の歯付き座金90と、上記プレート
80と歯付き座金90との間に介在した、例えばPEE
K樹脂からなる環状の摩擦部材60と、ハブ31をプレ
ート80側(上方)へ弾性付勢して、プレート80と歯
付き座金90との間に摩擦部材60に対する挟持力を働
かせる皿ばね70とを備えている。
【0010】このオートテンショナは、上記摩擦部材6
0とプレート80又は歯付き座金90との間で発生させ
た摩擦力による揺動抵抗によって、プーリ10に巻き掛
けられたベルト(図示せず)のテンションを一定に保つ
ものである。揺動アーム30の回動先端には、軸50が
突設されており、この軸50に対して軸受51を介して
プーリ10が回転自在に支持されている。また、揺動ア
ーム30の基端側には、上記ハブ31と、このハブ31
の外周側にハブ31と同心のボス32が突設されてい
る。ハブ31の外周とボス32の内周との間に、上記ね
じりコイルばね40が配置されている。ねじりコイルば
ね40の上部側巻端は、揺動アーム30側に固定され、
下端側巻端は、固定ケース20側に固定されている。
0とプレート80又は歯付き座金90との間で発生させ
た摩擦力による揺動抵抗によって、プーリ10に巻き掛
けられたベルト(図示せず)のテンションを一定に保つ
ものである。揺動アーム30の回動先端には、軸50が
突設されており、この軸50に対して軸受51を介して
プーリ10が回転自在に支持されている。また、揺動ア
ーム30の基端側には、上記ハブ31と、このハブ31
の外周側にハブ31と同心のボス32が突設されてい
る。ハブ31の外周とボス32の内周との間に、上記ね
じりコイルばね40が配置されている。ねじりコイルば
ね40の上部側巻端は、揺動アーム30側に固定され、
下端側巻端は、固定ケース20側に固定されている。
【0011】図1を参照して、固定ケース20は、ボス
21の径方向外方にボス21と同心のボス22を形成し
ており、両ボス21,22の中間部には、ボス21の基
端に連続し、上記皿ばね70の座となる環状座部23を
形成している。また、固定ケース20のボス21の外周
と、揺動アーム30のハブ31の内周との間には、両者
を円滑に相対回動させるためのナイロン製等の樹脂ブッ
シュ71が介在させてある。この樹脂ブッシュ71は下
端に環状フランジ部71aを有している。
21の径方向外方にボス21と同心のボス22を形成し
ており、両ボス21,22の中間部には、ボス21の基
端に連続し、上記皿ばね70の座となる環状座部23を
形成している。また、固定ケース20のボス21の外周
と、揺動アーム30のハブ31の内周との間には、両者
を円滑に相対回動させるためのナイロン製等の樹脂ブッ
シュ71が介在させてある。この樹脂ブッシュ71は下
端に環状フランジ部71aを有している。
【0012】また、揺動アーム30のハブ32の下端面
の所定部にピン状突起からなるストッパ34が一体に形
成されている。このストッパ34は、固定ケース20の
ボス22の内周側上端部に形成した円弧状の切欠溝22
a内に収容されており、揺動アーム30の回動時に切欠
溝22aの壁面に当接されて揺動アーム30の必要以上
の回動を規制する。
の所定部にピン状突起からなるストッパ34が一体に形
成されている。このストッパ34は、固定ケース20の
ボス22の内周側上端部に形成した円弧状の切欠溝22
a内に収容されており、揺動アーム30の回動時に切欠
溝22aの壁面に当接されて揺動アーム30の必要以上
の回動を規制する。
【0013】上記段付きボルト52は、上面フランジ部
52aの下端面によってプレート80を押さえ込んだ状
態で、段付き部52bを、固定ケース20側のボス21
の上面に形成された環状凹部21aの底面に突き当てる
ことにより、プレート80を固定ケース20に固定して
いる。プレート80は、段付きボルト52の段付き部5
2bを貫通させた環状の平板部81と、この平板部81
の外周縁に形成され下方に僅かに突出する筒状部82
と、平板部82の内周寄りの下面に突起部83を有して
いる。この突起部83は、固定ケース20のボス21の
上面に形成した切欠溝21b内に導入されており、プレ
ート80が固定ケース20に対して相対的に回らないよ
うにしてある。
52aの下端面によってプレート80を押さえ込んだ状
態で、段付き部52bを、固定ケース20側のボス21
の上面に形成された環状凹部21aの底面に突き当てる
ことにより、プレート80を固定ケース20に固定して
いる。プレート80は、段付きボルト52の段付き部5
2bを貫通させた環状の平板部81と、この平板部81
の外周縁に形成され下方に僅かに突出する筒状部82
と、平板部82の内周寄りの下面に突起部83を有して
いる。この突起部83は、固定ケース20のボス21の
上面に形成した切欠溝21b内に導入されており、プレ
ート80が固定ケース20に対して相対的に回らないよ
うにしてある。
【0014】上記の皿ばね70は、固定ケース20の上
記環状座部23の上面に複数枚が配置され、スラストワ
ッシャ72および樹脂ブッシュ71の下端フランジ部7
1aを介して、ハブ31をプレート80側へ付勢してい
る。図3および図4の二点鎖線は、自由状態の歯付き座
金90を示しており、図4の実線は、歯付き座金90が
環状溝部33内に嵌め込まれる状態を示している。これ
らの図を参照して、上記歯付き座金90は、環状の座金
本体91の内周縁に浅い筒部92を有し、座金本体91
の外周縁に、菊座状に突出形成された複数の歯部92を
有している。これらの歯部92は、自由状態で、先端が
径方向外方に拡がるように傾斜されている。すなわち、
図3において、径Cよりも径Dが大きくなるように設定
されている。また、径Cは、環状溝部33の径E〔図5
(a)参照〕よりもやや小さくしてあり、歯付き座金9
0を環状溝部33に導入しやすくしてある。また、径D
は、環状溝部33の径Eよりも大きくしてあり、したが
って、図5(a),(b)を参照して、歯付き座金90
を環状溝部33に導入する際に、傾斜状の歯部92が略
直立する状態まで曲げられる。そして、歯付き座金90
を環状溝部33に完全に嵌め込んだ状態では、図5
(b)に示すように、歯部92の曲げ変形による弾性反
発力RFによって、歯付き座金90が環状溝部33の内
壁面に確実に固定される。しかも、歯部92の先端部
が、環状溝部33の内壁面に食い込むような状態となる
ので、固定が一層確実となる。
記環状座部23の上面に複数枚が配置され、スラストワ
ッシャ72および樹脂ブッシュ71の下端フランジ部7
1aを介して、ハブ31をプレート80側へ付勢してい
る。図3および図4の二点鎖線は、自由状態の歯付き座
金90を示しており、図4の実線は、歯付き座金90が
環状溝部33内に嵌め込まれる状態を示している。これ
らの図を参照して、上記歯付き座金90は、環状の座金
本体91の内周縁に浅い筒部92を有し、座金本体91
の外周縁に、菊座状に突出形成された複数の歯部92を
有している。これらの歯部92は、自由状態で、先端が
径方向外方に拡がるように傾斜されている。すなわち、
図3において、径Cよりも径Dが大きくなるように設定
されている。また、径Cは、環状溝部33の径E〔図5
(a)参照〕よりもやや小さくしてあり、歯付き座金9
0を環状溝部33に導入しやすくしてある。また、径D
は、環状溝部33の径Eよりも大きくしてあり、したが
って、図5(a),(b)を参照して、歯付き座金90
を環状溝部33に導入する際に、傾斜状の歯部92が略
直立する状態まで曲げられる。そして、歯付き座金90
を環状溝部33に完全に嵌め込んだ状態では、図5
(b)に示すように、歯部92の曲げ変形による弾性反
発力RFによって、歯付き座金90が環状溝部33の内
壁面に確実に固定される。しかも、歯部92の先端部
が、環状溝部33の内壁面に食い込むような状態となる
ので、固定が一層確実となる。
【0015】この実施例によれば、PEEK樹脂からな
る摩擦部材60と、こに対して相性の悪いアルミニウム
からなる揺動アーム30との間に、揺動アーム側30に
固定した鉄製の歯付き座金90を介在させることによ
り、鉄と樹脂との間に摩擦面を形成して、安定した摩擦
性能を得ることができる。しかも、従来の締めしろによ
る(圧縮変形による)圧入の場合には、締めしろ管理の
ために、環状溝部33の径と圧入部材の径との間に、高
い寸法精度が要求されるが、本実施例では、歯付き座金
90の環状溝部33への固定が、当該歯付き座金90の
歯部92の曲げ変形による弾性反発力によって行われる
ので、高い寸法精度が要求されない。したがって、加工
コストを削減して製造コストを安くすることができる。
る摩擦部材60と、こに対して相性の悪いアルミニウム
からなる揺動アーム30との間に、揺動アーム側30に
固定した鉄製の歯付き座金90を介在させることによ
り、鉄と樹脂との間に摩擦面を形成して、安定した摩擦
性能を得ることができる。しかも、従来の締めしろによ
る(圧縮変形による)圧入の場合には、締めしろ管理の
ために、環状溝部33の径と圧入部材の径との間に、高
い寸法精度が要求されるが、本実施例では、歯付き座金
90の環状溝部33への固定が、当該歯付き座金90の
歯部92の曲げ変形による弾性反発力によって行われる
ので、高い寸法精度が要求されない。したがって、加工
コストを削減して製造コストを安くすることができる。
【0016】なお、本発明は、摩擦ブレーキや摩擦クラ
ッチ等にも適用することができ、また、本発明の要旨を
変更しない範囲で種々の設計変更を施すことができる。
ッチ等にも適用することができ、また、本発明の要旨を
変更しない範囲で種々の設計変更を施すことができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、固定部
材または回動部材の一方が、摩擦部材との相性の悪い
(摩擦部材からの被攻撃性のある)材料からなっていて
も、これに摩擦部材に対する耐摩耗性に優れた歯付き座
金を固定して、この歯付き座金と摩擦部材との間に摩擦
面を設けることにより、相性の良い部材どうしの間を滑
らせて、十分な摩擦性能を安定して得ることができる。
材または回動部材の一方が、摩擦部材との相性の悪い
(摩擦部材からの被攻撃性のある)材料からなっていて
も、これに摩擦部材に対する耐摩耗性に優れた歯付き座
金を固定して、この歯付き座金と摩擦部材との間に摩擦
面を設けることにより、相性の良い部材どうしの間を滑
らせて、十分な摩擦性能を安定して得ることができる。
【0018】また、従来の締めしろによる(圧縮変形に
よる)圧入の場合には、固定部との間に高い寸法精度が
要求されるが、本発明では、歯付き座金の固定部への固
定が、当該歯付き座金の歯部の曲げ変形による弾性反発
力によって行われるので、固定部との間に高い寸法精度
が要求されない。したがって、製造コストを安くするこ
とができる。
よる)圧入の場合には、固定部との間に高い寸法精度が
要求されるが、本発明では、歯付き座金の固定部への固
定が、当該歯付き座金の歯部の曲げ変形による弾性反発
力によって行われるので、固定部との間に高い寸法精度
が要求されない。したがって、製造コストを安くするこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例に係る摩擦減衰装置としての
オートテンショナの要部拡大断面図である。
オートテンショナの要部拡大断面図である。
【図2】オートテンショナの全体断面図である。
【図3】歯付き座金の部分断面側面図である。
【図4】歯付き座金の平面図である。
【図5】歯付き座金が導入される過程を順次に示す概略
図である。
図である。
30 揺動アーム(回動部材) 33 環状溝部(固定部) 60 摩擦部材 80 プレート(固定部材) 90 歯付き座金 91 座金部本体 93 歯部
Claims (1)
- 【請求項1】固定部材および回動部材の互いに対向する
面どうしの間に摩擦部材を介在させた摩擦減衰装置にお
いて、 上記固定部材および回動部材の両者の何れか一方に設け
た固定部に対して固定され、他方との間に上記摩擦部材
を介在させた歯付き座金を備え、 この歯付き座金は、 摩擦部材に対して所定の耐摩耗性を有する座金部本体、
およびこの座金部本体の周囲に菊座状に突出形成され、
曲げ変形による弾性反発力によって上記固定部に固定さ
れた、複数の歯部を有していることを特徴とする摩擦減
衰装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5104538A JP2891445B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 摩擦減衰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5104538A JP2891445B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 摩擦減衰装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06313465A JPH06313465A (ja) | 1994-11-08 |
| JP2891445B2 true JP2891445B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=14383277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5104538A Expired - Fee Related JP2891445B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 摩擦減衰装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2891445B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4443103B4 (de) * | 1994-12-03 | 2004-07-15 | Ina-Schaeffler Kg | Reibfläche einer für den Einsatz in einer Riemenspanneinrichtung vorgesehenen Reibscheibe |
| US7186196B2 (en) * | 2002-07-18 | 2007-03-06 | Dayco Products, Llc | Belt tensioner with integral damping |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP5104538A patent/JP2891445B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06313465A (ja) | 1994-11-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2327032C (en) | Autotensioner | |
| JP2654483B2 (ja) | 偏心型ベルトテンショナ | |
| CA2370139C (en) | Reversible tensioner | |
| JPH04506556A (ja) | ベルト引張器及びその製造方法 | |
| JP2989090B2 (ja) | オートテンショナ | |
| JP2891445B2 (ja) | 摩擦減衰装置 | |
| JPH09166158A (ja) | 自動車摩擦クラッチ用のクラッチ・ディスク | |
| JP3477482B2 (ja) | オートテンショナ | |
| JP2568015Y2 (ja) | オートテンショナ | |
| JP3916074B2 (ja) | オートテンショナ | |
| WO2025123153A1 (en) | Tensioner, optionally with asymmetric high-damping-ratio | |
| JPH07103296A (ja) | オートテンショナ | |
| JPH11141630A (ja) | オートテンショナ | |
| JPH11201247A (ja) | オートテンショナ | |
| JPH0942392A (ja) | オートテンショナー | |
| JPH07133852A (ja) | オートテンショナ | |
| JP3761702B2 (ja) | オートテンショナ | |
| JP2000179634A (ja) | オートテンショナ | |
| JP2006029536A (ja) | オートテンショナ | |
| JPH07103295A (ja) | オートテンショナ | |
| JPH0791510A (ja) | オートテンショナ | |
| JPH0583516U (ja) | オートテンショナ | |
| JP2002122194A (ja) | オートテンショナ | |
| JPH07113448A (ja) | オートテンショナ | |
| JP2003207002A (ja) | オートテンショナ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090226 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100226 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |