JP2890925B2 - エンジン出力対応変速制御装置 - Google Patents
エンジン出力対応変速制御装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機の変速制御装
置に係り、特に、予め定められた変速条件に従って変速
判断を行う際に運転者の要求エンジントルクと実際のエ
ンジン出力トルクとの比に基づいて補正を行うエンジン
出力対応変速制御装置の改良に関するものである。
置に係り、特に、予め定められた変速条件に従って変速
判断を行う際に運転者の要求エンジントルクと実際のエ
ンジン出力トルクとの比に基づいて補正を行うエンジン
出力対応変速制御装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機の変速制御装置として、
(a)予め定められた変速条件に従って実際の変速パラ
メータの値に応じて自動変速機の変速段を自動的に切り
換える変速制御手段を備えたものが従来から多用されて
いる。例えば図8は、上記変速条件としてのアップシフ
ト側変速マップ(a〜c)およびダウンシフト側変速マ
ップ(d〜f)の一例で、「1st」,「2nd」,
「3rd」,および「4th」の前進4つの変速段を有
する自動変速機に関するものであり、それぞれ車速Vお
よびスロットル弁開度TAを変速パラメータとして定め
られている。そして、現在の変速段と車速Vおよびスロ
ットル弁開度TAに応じて、その変速マップに従って変
速段を切り換えるか否かが判断される。
(a)予め定められた変速条件に従って実際の変速パラ
メータの値に応じて自動変速機の変速段を自動的に切り
換える変速制御手段を備えたものが従来から多用されて
いる。例えば図8は、上記変速条件としてのアップシフ
ト側変速マップ(a〜c)およびダウンシフト側変速マ
ップ(d〜f)の一例で、「1st」,「2nd」,
「3rd」,および「4th」の前進4つの変速段を有
する自動変速機に関するものであり、それぞれ車速Vお
よびスロットル弁開度TAを変速パラメータとして定め
られている。そして、現在の変速段と車速Vおよびスロ
ットル弁開度TAに応じて、その変速マップに従って変
速段を切り換えるか否かが判断される。
【0003】ところで、上記スロットル弁開度はエンジ
ンの負荷状態を表すものとして変速段の切換制御に用い
られているのであるが、近年、エンジンの低燃費化を図
ったり車両の運転状態に応じて最適なエンジン出力を引
き出したりするために、吸排気バルブの開閉タイミング
を変化させる可変バルブタイミング機構や、アイドル時
のエンジン回転数を変化させるアイドル回転数制御機構
など、種々の可変機構を備えたエンジンが提案されてお
り、スロットル弁開度は必ずしもエンジンの負荷状態を
忠実に表すものではなくなってきている。また、平地と
高地とでは気圧が異なるため、スロットル弁開度が同じ
であっても実際の吸入空気量は相違し、それに応じてエ
ンジンの負荷状態も変化する。このため、(b)運転者
の要求エンジントルクと実際のエンジン出力トルクとの
比に基づいて補正係数を算出する補正係数算出手段と、
(c)前記補正係数に応じて前記変速条件および実際の
変速パラメータの値の何れかを補正する補正手段とを設
け、変速制御の適正化を図ることが提案されている。特
開平2−266155号公報に記載されている装置はそ
の一例であり、エンジンの回転数NEおよびスロットル
弁開度TAに基づいて要求吸入空気量QNTAを予め定
められたデータマップから求め、エアフローメータによ
って測定した実際の吸入空気量Qmとその要求吸入空気
量QNTAとの比QNTA/Qmを補正係数Kとして算
出し、実際のスロットル弁開度TAに補正係数Kを掛算
してスロットル弁開度TAを補正した後、その補正値お
よび実際の車速Vに応じて変速マップに従って変速制御
を行ったり、或いは、予め用意された複数の変速マップ
の中から補正係数Kに対応するものを選択し、その選択
した変速マップに従って実際のスロットル弁開度TAお
よび車速Vに応じて変速制御を行ったりするようになっ
ている。上記要求吸入空気量QNTAは運転者の要求エ
ンジントルクを表し、実際の吸入空気量Qmは実際のエ
ンジン出力トルクを表している。なお、スロットル弁開
度TAの変化量ΔTAに基づいて補正係数Kを修正する
ことにより運転者の加速要求を補正係数Kに反映させる
など、変速制御の更なる適正化を図るために、補正係数
Kを修正する種々の手法が提案されている。
ンの負荷状態を表すものとして変速段の切換制御に用い
られているのであるが、近年、エンジンの低燃費化を図
ったり車両の運転状態に応じて最適なエンジン出力を引
き出したりするために、吸排気バルブの開閉タイミング
を変化させる可変バルブタイミング機構や、アイドル時
のエンジン回転数を変化させるアイドル回転数制御機構
など、種々の可変機構を備えたエンジンが提案されてお
り、スロットル弁開度は必ずしもエンジンの負荷状態を
忠実に表すものではなくなってきている。また、平地と
高地とでは気圧が異なるため、スロットル弁開度が同じ
であっても実際の吸入空気量は相違し、それに応じてエ
ンジンの負荷状態も変化する。このため、(b)運転者
の要求エンジントルクと実際のエンジン出力トルクとの
比に基づいて補正係数を算出する補正係数算出手段と、
(c)前記補正係数に応じて前記変速条件および実際の
変速パラメータの値の何れかを補正する補正手段とを設
け、変速制御の適正化を図ることが提案されている。特
開平2−266155号公報に記載されている装置はそ
の一例であり、エンジンの回転数NEおよびスロットル
弁開度TAに基づいて要求吸入空気量QNTAを予め定
められたデータマップから求め、エアフローメータによ
って測定した実際の吸入空気量Qmとその要求吸入空気
量QNTAとの比QNTA/Qmを補正係数Kとして算
出し、実際のスロットル弁開度TAに補正係数Kを掛算
してスロットル弁開度TAを補正した後、その補正値お
よび実際の車速Vに応じて変速マップに従って変速制御
を行ったり、或いは、予め用意された複数の変速マップ
の中から補正係数Kに対応するものを選択し、その選択
した変速マップに従って実際のスロットル弁開度TAお
よび車速Vに応じて変速制御を行ったりするようになっ
ている。上記要求吸入空気量QNTAは運転者の要求エ
ンジントルクを表し、実際の吸入空気量Qmは実際のエ
ンジン出力トルクを表している。なお、スロットル弁開
度TAの変化量ΔTAに基づいて補正係数Kを修正する
ことにより運転者の加速要求を補正係数Kに反映させる
など、変速制御の更なる適正化を図るために、補正係数
Kを修正する種々の手法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のエンジン出力対応変速制御装置は、変速段の切換
えの種類、すなわちアップシフトかダウンシフトかに拘
らず、補正係数Kによって一律に変速判断を補正してい
るため、総ての変速段切換えにおいて最適な変速制御を
行うことが困難であった。例えば、補正係数K(=QN
TA/Qm)が1.0より大きい場合、すなわち実際の
エンジン出力トルクが要求エンジントルクに対して小さ
い場合には、アップ・ダウン共に同一スロットル弁開度
TAでは高車速側へ変速点が補正されるため、ダウンシ
フトし易くなるとともにアップシフトし難くなるが、エ
ンジン出力トルクの不足分を補う上でダウンシフトし易
くなるのは好ましいものの、アップシフトし難くなると
エンジン透過音が大きくなって好ましくない場合があ
る。
従来のエンジン出力対応変速制御装置は、変速段の切換
えの種類、すなわちアップシフトかダウンシフトかに拘
らず、補正係数Kによって一律に変速判断を補正してい
るため、総ての変速段切換えにおいて最適な変速制御を
行うことが困難であった。例えば、補正係数K(=QN
TA/Qm)が1.0より大きい場合、すなわち実際の
エンジン出力トルクが要求エンジントルクに対して小さ
い場合には、アップ・ダウン共に同一スロットル弁開度
TAでは高車速側へ変速点が補正されるため、ダウンシ
フトし易くなるとともにアップシフトし難くなるが、エ
ンジン出力トルクの不足分を補う上でダウンシフトし易
くなるのは好ましいものの、アップシフトし難くなると
エンジン透過音が大きくなって好ましくない場合があ
る。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、変速段の切換えの種
類に応じて適切な変速判断が行われるようにすることに
ある。
もので、その目的とするところは、変速段の切換えの種
類に応じて適切な変速判断が行われるようにすることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めには、変速段の切換えの種類に応じて補正係数を変更
すれば良く、本発明は、図1のクレーム対応図に示され
ているように、(a)予め定められた変速条件に従って
実際の変速パラメータの値に応じて自動変速機の変速段
を切り換える変速制御手段と、(b)運転者の要求エン
ジントルクと実際のエンジン出力トルクとの比に基づい
て、その実際のエンジン出力トルクが要求エンジントル
クに対して小さい場合はダウンシフトし易くなるととも
にアップシフトし難くなるように補正する補正係数を算
出する補正係数算出手段と、(c)前記補正係数に応じ
て前記変速条件および実際の変速パラメータの値の何れ
かを補正する補正手段とを備えたエンジン出力対応変速
制御装置において、(d)前記変速段の切換えがダウン
シフトの場合は補正量が拡大し、その変速段の切換えが
アップシフトの場合は補正量が小さくなるように前記補
正係数を修正する係数修正手段を設けたことを特徴とす
る。
めには、変速段の切換えの種類に応じて補正係数を変更
すれば良く、本発明は、図1のクレーム対応図に示され
ているように、(a)予め定められた変速条件に従って
実際の変速パラメータの値に応じて自動変速機の変速段
を切り換える変速制御手段と、(b)運転者の要求エン
ジントルクと実際のエンジン出力トルクとの比に基づい
て、その実際のエンジン出力トルクが要求エンジントル
クに対して小さい場合はダウンシフトし易くなるととも
にアップシフトし難くなるように補正する補正係数を算
出する補正係数算出手段と、(c)前記補正係数に応じ
て前記変速条件および実際の変速パラメータの値の何れ
かを補正する補正手段とを備えたエンジン出力対応変速
制御装置において、(d)前記変速段の切換えがダウン
シフトの場合は補正量が拡大し、その変速段の切換えが
アップシフトの場合は補正量が小さくなるように前記補
正係数を修正する係数修正手段を設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用および発明の効果】このようなエンジン出力対応
変速制御装置においては、補正係数算出手段により運転
者の要求エンジントルクと実際のエンジン出力トルクと
の比に基づいて、その実際のエンジン出力トルクが要求
エンジントルクに対して小さい場合はダウンシフトし易
くなるとともにアップシフトし難くなるように補正する
補正係数が算出されるとともに、係数修正手段によりダ
ウンシフトの場合は補正量が拡大され且つアップシフト
の場合は補正量が小さくなるように補正係数が修正さ
れ、その修正された補正係数に従って補正手段により変
速条件および実際の変速パラメータの値の何れかが補正
される。これにより、変速段の切換えがアップシフトか
ダウンシフトかによって適切な変速判断が行われるよう
になり、車両の走行性能や乗り心地などを総合的に向上
させることが可能となる。すなわち、高地走行などにお
いて実際のエンジン出力トルクが要求エンジントルクよ
り小さくてトルク不足の場合、補正係数算出手段の補正
係数による補正で例えばシフトダウン車速Vd、シフト
アップ車速Vuが共に高車速側へ補正されることにより
ダウンシフトし易くなるとともにアップシフトし難くな
るが、ダウンシフトの場合には上記係数修正手段によっ
て補正量が拡大されることにより更にダウンシフトし易
くなり、トルク不足が良好に回避されて要求通りの加速
性能が得られる一方、アップシフトの場合には係数修正
手段によって補正量が小さくされることにより、エンジ
ン透過音等が問題となる前の適度な車速でアップシフト
が行われるようになるのである。
変速制御装置においては、補正係数算出手段により運転
者の要求エンジントルクと実際のエンジン出力トルクと
の比に基づいて、その実際のエンジン出力トルクが要求
エンジントルクに対して小さい場合はダウンシフトし易
くなるとともにアップシフトし難くなるように補正する
補正係数が算出されるとともに、係数修正手段によりダ
ウンシフトの場合は補正量が拡大され且つアップシフト
の場合は補正量が小さくなるように補正係数が修正さ
れ、その修正された補正係数に従って補正手段により変
速条件および実際の変速パラメータの値の何れかが補正
される。これにより、変速段の切換えがアップシフトか
ダウンシフトかによって適切な変速判断が行われるよう
になり、車両の走行性能や乗り心地などを総合的に向上
させることが可能となる。すなわち、高地走行などにお
いて実際のエンジン出力トルクが要求エンジントルクよ
り小さくてトルク不足の場合、補正係数算出手段の補正
係数による補正で例えばシフトダウン車速Vd、シフト
アップ車速Vuが共に高車速側へ補正されることにより
ダウンシフトし易くなるとともにアップシフトし難くな
るが、ダウンシフトの場合には上記係数修正手段によっ
て補正量が拡大されることにより更にダウンシフトし易
くなり、トルク不足が良好に回避されて要求通りの加速
性能が得られる一方、アップシフトの場合には係数修正
手段によって補正量が小さくされることにより、エンジ
ン透過音等が問題となる前の適度な車速でアップシフト
が行われるようになるのである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0009】図2において、ガソリンエンジン10の燃
焼室12内には、エアクリーナ14,エアフローメータ
16,吸気通路18,スロットル弁20,バイパス通路
22,サージタンク24,インテークマニホルド26,
および吸気弁28を介して空気が吸入されるとともに、
その空気には、インテークマニホルド26に設けられた
燃料噴射弁30から噴射される燃料ガスが混合されるよ
うになっている。エアフローメータ16は吸入空気量を
測定するもので、本実施例では可動ベーン式のものが用
いられており、その吸入空気量Qmを表す吸入空気量信
号SQmをエンジン制御用コンピュータ32およびトラ
ンスミッション制御用コンピュータ34に供給する。ス
ロットル弁20は、図示しない自動車のアクセルペダル
に機械的に連結されており、その操作量に対応して開閉
されることにより吸入空気量を連続的に変化させるよう
になっているとともに、そのスロットル弁20にはスロ
ットルポジションセンサ36が設けられて、スロットル
弁開度TAを表すスロットル弁開度信号STAをエンジ
ン制御用コンピュータ32およびトランスミッション制
御用コンピュータ34に供給するようになっている。バ
イパス通路22はスロットル弁20と並列に配設されて
いるとともに、そのバイパス通路22にはアイドル回転
数制御弁38が設けられており、エンジン制御用コンピ
ュータ32によってアイドル回転数制御弁38の開度が
制御されることにより、スロットル弁20をバイパスし
て流れる空気量が調整されてアイドル時のエンジン回転
数が制御される。燃料噴射弁30も、エンジン制御用コ
ンピュータ32によってその噴射タイミングや噴射量が
制御される。なお、上記エアフローメータ16の上流側
には吸入空気の温度を測定する吸気温センサ40が設け
られ、その吸気温を表す信号をエンジン制御用コンピュ
ータ32に供給するようになっている。
焼室12内には、エアクリーナ14,エアフローメータ
16,吸気通路18,スロットル弁20,バイパス通路
22,サージタンク24,インテークマニホルド26,
および吸気弁28を介して空気が吸入されるとともに、
その空気には、インテークマニホルド26に設けられた
燃料噴射弁30から噴射される燃料ガスが混合されるよ
うになっている。エアフローメータ16は吸入空気量を
測定するもので、本実施例では可動ベーン式のものが用
いられており、その吸入空気量Qmを表す吸入空気量信
号SQmをエンジン制御用コンピュータ32およびトラ
ンスミッション制御用コンピュータ34に供給する。ス
ロットル弁20は、図示しない自動車のアクセルペダル
に機械的に連結されており、その操作量に対応して開閉
されることにより吸入空気量を連続的に変化させるよう
になっているとともに、そのスロットル弁20にはスロ
ットルポジションセンサ36が設けられて、スロットル
弁開度TAを表すスロットル弁開度信号STAをエンジ
ン制御用コンピュータ32およびトランスミッション制
御用コンピュータ34に供給するようになっている。バ
イパス通路22はスロットル弁20と並列に配設されて
いるとともに、そのバイパス通路22にはアイドル回転
数制御弁38が設けられており、エンジン制御用コンピ
ュータ32によってアイドル回転数制御弁38の開度が
制御されることにより、スロットル弁20をバイパスし
て流れる空気量が調整されてアイドル時のエンジン回転
数が制御される。燃料噴射弁30も、エンジン制御用コ
ンピュータ32によってその噴射タイミングや噴射量が
制御される。なお、上記エアフローメータ16の上流側
には吸入空気の温度を測定する吸気温センサ40が設け
られ、その吸気温を表す信号をエンジン制御用コンピュ
ータ32に供給するようになっている。
【0010】エンジン10は、吸気弁28,排気弁4
2,ピストン44,および点火プラグ46を備えて構成
されており、点火プラグ46は、エンジン制御用コンピ
ュータ32によって制御されるイグナイタ48からディ
ストリビュータ50を介して供給される高電圧によって
点火火花を発生し、燃焼室12内の混合ガスを爆発させ
てピストン44を上下動させることによりクランク軸を
回転させる。吸気弁28および排気弁42は、クランク
軸の回転に同期して回転駆動されるカムシャフトにより
開閉されるようになっているとともに、エンジン制御用
コンピュータ32によって制御される可変バルブタイミ
ング機構52により、カムシャフトとクランク軸との回
転位相が変更されて開閉タイミングが調整されるように
なっている。そして、燃焼室12内で燃焼した排気ガス
は、排気弁42からエキゾーストマニホルド54,排気
通路56,触媒装置58を経て大気に排出される。エン
ジン10にはエンジン冷却水温を測定する水温センサ6
0が設けられており、そのエンジン冷却水温を表す信号
をエンジン制御用コンピュータ32に供給するようにな
っているとともに、エキゾーストマニホルド54には排
気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ62が設けら
れており、その酸素濃度を表す信号をエンジン制御用コ
ンピュータ32に供給するようになっている。また、デ
ィストリビュータ50にはクランク軸の回転に同期して
パルスを発生する回転角センサが設けられており、その
パルス信号をエンジン制御用コンピュータ32に供給す
るようになっているとともに、そのパルス信号はエンジ
ン10の回転数NEを表すエンジン回転数信号SNEと
してトランスミッション制御用コンピュータ34にも供
給されるようになっている。
2,ピストン44,および点火プラグ46を備えて構成
されており、点火プラグ46は、エンジン制御用コンピ
ュータ32によって制御されるイグナイタ48からディ
ストリビュータ50を介して供給される高電圧によって
点火火花を発生し、燃焼室12内の混合ガスを爆発させ
てピストン44を上下動させることによりクランク軸を
回転させる。吸気弁28および排気弁42は、クランク
軸の回転に同期して回転駆動されるカムシャフトにより
開閉されるようになっているとともに、エンジン制御用
コンピュータ32によって制御される可変バルブタイミ
ング機構52により、カムシャフトとクランク軸との回
転位相が変更されて開閉タイミングが調整されるように
なっている。そして、燃焼室12内で燃焼した排気ガス
は、排気弁42からエキゾーストマニホルド54,排気
通路56,触媒装置58を経て大気に排出される。エン
ジン10にはエンジン冷却水温を測定する水温センサ6
0が設けられており、そのエンジン冷却水温を表す信号
をエンジン制御用コンピュータ32に供給するようにな
っているとともに、エキゾーストマニホルド54には排
気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ62が設けら
れており、その酸素濃度を表す信号をエンジン制御用コ
ンピュータ32に供給するようになっている。また、デ
ィストリビュータ50にはクランク軸の回転に同期して
パルスを発生する回転角センサが設けられており、その
パルス信号をエンジン制御用コンピュータ32に供給す
るようになっているとともに、そのパルス信号はエンジ
ン10の回転数NEを表すエンジン回転数信号SNEと
してトランスミッション制御用コンピュータ34にも供
給されるようになっている。
【0011】上記エンジン制御用コンピュータ32,ト
ランスミッション制御用コンピュータ34は、何れもC
PU,RAM,ROM,入出力インタフェース回路,A
/Dコンバータ等を備えて構成されており、RAMの一
時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログ
ラムに従って信号処理を行うもので、エンジン制御用コ
ンピュータ32には前記各信号の他、エアコンスイッチ
64からエアコンのON,OFFを表す信号が供給され
るとともに、トランスミッション制御用コンピュータ3
4には、前記エンジン10の回転速度を例えば前進4段
および後進1段で変速する自動変速機68の出力軸の回
転速度すなわち車速Vを表す車速信号SVが車速センサ
72から供給されるようになっている。自動変速機68
は、遊星歯車装置や油圧式摩擦係合装置などを備えた良
く知られたもので、油圧回路が切り換えられて油圧式摩
擦係合装置の係合状態が変更されることにより、上記前
進4段および後進1段の何れかが成立させられるように
構成されている。なお、両制御用コンピュータ32と3
4との間でも必要な情報が授受されるようになってお
り、前記吸入空気量信号SQm,スロットル弁開度信号
STA,およびエンジン回転数信号SNEは、少なくと
も何れかの制御用コンピュータ32または34に供給さ
れるようになっておれば良い。また、例えばブレーキペ
ダルのON,OFFやステアリングホイールの操舵角、
路面の勾配、排気温度など、自動車の運転状態を表す他
の種々の信号を取り込んでエンジン制御やトランスミッ
ションの変速制御に用いることも可能である。
ランスミッション制御用コンピュータ34は、何れもC
PU,RAM,ROM,入出力インタフェース回路,A
/Dコンバータ等を備えて構成されており、RAMの一
時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログ
ラムに従って信号処理を行うもので、エンジン制御用コ
ンピュータ32には前記各信号の他、エアコンスイッチ
64からエアコンのON,OFFを表す信号が供給され
るとともに、トランスミッション制御用コンピュータ3
4には、前記エンジン10の回転速度を例えば前進4段
および後進1段で変速する自動変速機68の出力軸の回
転速度すなわち車速Vを表す車速信号SVが車速センサ
72から供給されるようになっている。自動変速機68
は、遊星歯車装置や油圧式摩擦係合装置などを備えた良
く知られたもので、油圧回路が切り換えられて油圧式摩
擦係合装置の係合状態が変更されることにより、上記前
進4段および後進1段の何れかが成立させられるように
構成されている。なお、両制御用コンピュータ32と3
4との間でも必要な情報が授受されるようになってお
り、前記吸入空気量信号SQm,スロットル弁開度信号
STA,およびエンジン回転数信号SNEは、少なくと
も何れかの制御用コンピュータ32または34に供給さ
れるようになっておれば良い。また、例えばブレーキペ
ダルのON,OFFやステアリングホイールの操舵角、
路面の勾配、排気温度など、自動車の運転状態を表す他
の種々の信号を取り込んでエンジン制御やトランスミッ
ションの変速制御に用いることも可能である。
【0012】そして、上記エンジン制御用コンピュータ
32は、前記吸入空気量Qmやスロットル弁開度TA,
エンジン回転数NE,エンジン10の冷却水温度,吸入
空気温度,排気通路56内の酸素濃度,エアコンのON
−OFFなどに応じて、例えば必要なエンジン出力を確
保しつつ燃費や有害排出ガスを低減するように予め定め
られたデータマップや演算式などに基づいて、前記燃料
噴射弁30による燃料ガスの噴射量や噴射タイミング、
イグナイタ48による点火時期、アイドル回転数制御弁
38によるアイドル回転数、および可変バルブタイミン
グ機構52による吸排気弁28,42の開閉タイミング
などを制御する。また、トランスミッション制御用コン
ピュータ34は、吸入空気量Qmやスロットル弁開度T
A,エンジン回転数NE,車速V,自動変速機68の現
在の変速段などに応じて、予め定められた変速条件に従
って自動変速機68の変速段を切換制御する。以下、シ
フトレバー操作位置が「D」で、前進4段で変速が行わ
れる場合の変速制御について、図3のフローチャート等
を参照しつつ具体的に説明する。
32は、前記吸入空気量Qmやスロットル弁開度TA,
エンジン回転数NE,エンジン10の冷却水温度,吸入
空気温度,排気通路56内の酸素濃度,エアコンのON
−OFFなどに応じて、例えば必要なエンジン出力を確
保しつつ燃費や有害排出ガスを低減するように予め定め
られたデータマップや演算式などに基づいて、前記燃料
噴射弁30による燃料ガスの噴射量や噴射タイミング、
イグナイタ48による点火時期、アイドル回転数制御弁
38によるアイドル回転数、および可変バルブタイミン
グ機構52による吸排気弁28,42の開閉タイミング
などを制御する。また、トランスミッション制御用コン
ピュータ34は、吸入空気量Qmやスロットル弁開度T
A,エンジン回転数NE,車速V,自動変速機68の現
在の変速段などに応じて、予め定められた変速条件に従
って自動変速機68の変速段を切換制御する。以下、シ
フトレバー操作位置が「D」で、前進4段で変速が行わ
れる場合の変速制御について、図3のフローチャート等
を参照しつつ具体的に説明する。
【0013】先ず、ステップS1において、スロットル
弁開度TAを表すスロットル弁開度信号STA、および
車速Vを表す車速信号SVを読み込む。続くステップS
2では、現在の変速段が「4th」であるか否かが判断
され、YESの場合にはアップシフトの可能性がないた
め直ちにステップS9以下のダウンシフトに関する各ス
テップを実行するが、NOの場合にはステップS3以下
のアップシフトに関する各ステップを実行する。ステッ
プS3では、現在の変速段からアップシフトする場合の
変速マップおよび修正マップを選択する。変速マップ
は、例えば図8に示されているように車速Vおよびスロ
ットル弁開度TAを変速パラメータとして切換えの種類
毎に予め設定されている一方、修正マップは、例えば図
9に示されているように車速Vをパラメータとして切換
えの種類毎に予め設定されており、例えば現在の変速段
が「3rd」の場合には、それぞれ(c)の「3rd→
4th」に関する変速マップおよび修正マップが選択さ
れる。また、ステップS4では、上記選択した変速マッ
プとステップS1で読み込んだスロットル弁開度信号S
TAが表す現在のスロットル弁開度TAとからマップ補
間によりシフトアップ車速Vuを算出するとともに、上
記選択した修正マップとステップS1で読み込んだ車速
信号SVが表す現在の車速Vとからマップ補間により修
正係数Aを算出する。
弁開度TAを表すスロットル弁開度信号STA、および
車速Vを表す車速信号SVを読み込む。続くステップS
2では、現在の変速段が「4th」であるか否かが判断
され、YESの場合にはアップシフトの可能性がないた
め直ちにステップS9以下のダウンシフトに関する各ス
テップを実行するが、NOの場合にはステップS3以下
のアップシフトに関する各ステップを実行する。ステッ
プS3では、現在の変速段からアップシフトする場合の
変速マップおよび修正マップを選択する。変速マップ
は、例えば図8に示されているように車速Vおよびスロ
ットル弁開度TAを変速パラメータとして切換えの種類
毎に予め設定されている一方、修正マップは、例えば図
9に示されているように車速Vをパラメータとして切換
えの種類毎に予め設定されており、例えば現在の変速段
が「3rd」の場合には、それぞれ(c)の「3rd→
4th」に関する変速マップおよび修正マップが選択さ
れる。また、ステップS4では、上記選択した変速マッ
プとステップS1で読み込んだスロットル弁開度信号S
TAが表す現在のスロットル弁開度TAとからマップ補
間によりシフトアップ車速Vuを算出するとともに、上
記選択した修正マップとステップS1で読み込んだ車速
信号SVが表す現在の車速Vとからマップ補間により修
正係数Aを算出する。
【0014】次のステップS5では、次式(1)に従っ
て補正係数Kを上記修正係数Aで修正することにより修
正補正係数MKを算出する。また、ステップS6では、
前記シフトアップ車速Vuに修正補正係数MKを掛算す
ることにより補正シフトアップ車速MVuを算出し、ス
テップS7では、その補正シフトアップ車速MVuの上
限チェックを行う。この上限チェックは、エンジン回転
数NEがオーバランすることを防止するためのもので、
変速段毎にその変速比に応じて予め上限車速が設定され
ており、アップシフトに関する本ステップでは現在の変
速段に基づいて上限チェックを行い、上限車速を超えて
いる場合にはその上限車速を補正シフトアップ車速MV
uとする。そして、次のステップS8において、その補
正シフトアップ車速MVuと前記ステップS1で読み込
んだ車速信号SVが表す現在の車速Vとを比較して、M
Vu≦Vであるか否かによりアップシフトを行うか否か
を判断し、MVu≦VであればステップS16において
自動変速機68の変速段を切り換えてアップシフトさせ
るが、V<MVuの場合にはステップS9以下を実行す
る。
て補正係数Kを上記修正係数Aで修正することにより修
正補正係数MKを算出する。また、ステップS6では、
前記シフトアップ車速Vuに修正補正係数MKを掛算す
ることにより補正シフトアップ車速MVuを算出し、ス
テップS7では、その補正シフトアップ車速MVuの上
限チェックを行う。この上限チェックは、エンジン回転
数NEがオーバランすることを防止するためのもので、
変速段毎にその変速比に応じて予め上限車速が設定され
ており、アップシフトに関する本ステップでは現在の変
速段に基づいて上限チェックを行い、上限車速を超えて
いる場合にはその上限車速を補正シフトアップ車速MV
uとする。そして、次のステップS8において、その補
正シフトアップ車速MVuと前記ステップS1で読み込
んだ車速信号SVが表す現在の車速Vとを比較して、M
Vu≦Vであるか否かによりアップシフトを行うか否か
を判断し、MVu≦VであればステップS16において
自動変速機68の変速段を切り換えてアップシフトさせ
るが、V<MVuの場合にはステップS9以下を実行す
る。
【0015】
【数1】 MK=(K−1)×A+1 ・・・(1)
【0016】ステップS9では、現在の変速段が「1s
t」であるか否かが判断され、YESの場合にはダウン
シフトの可能性がないため直ちに終了してステップS1
以下の実行を繰り返すが、NOの場合にはステップS1
0において、現在の変速段からダウンシフトする場合の
変速マップおよび修正マップを前記図8および図9から
選択する。例えば現在の変速段が「3rd」の場合に
は、それぞれ(e)の「3rd→2nd」に関する変速
マップおよび修正マップが選択される。また、ステップ
S11では、上記選択した変速マップとステップS1で
読み込んだスロットル弁開度信号STAが表す現在のス
ロットル弁開度TAとからマップ補間によりシフトダウ
ン車速Vdを算出するとともに、上記選択した修正マッ
プとステップS1で読み込んだ車速信号SVが表す現在
の車速Vとからマップ補間により修正係数Aを算出す
る。次のステップS12では、前記ステップS5と同様
に前記(1)式に従って補正係数Kを上記修正係数Aで
修正することにより修正補正係数MKを算出し、ステッ
プS13では、前記シフトダウン車速Vdに修正補正係
数MKを掛算することにより補正シフトダウン車速MV
dを算出する。ステップS14では、前記ステップS7
と同様にして補正シフトダウン車速MVdの上限チェッ
クを行うが、ダウンシフトに関する本ステップでは切換
え後の変速段、すなわち現在の変速段より一つ下の変速
段の上限車速に基づいて上限チェックを行い、上限車速
を超えている場合にはその上限車速を補正シフトダウン
車速MVdとする。そして、次のステップS15では、
その補正シフトダウン車速MVdと前記ステップS1で
読み込んだ車速信号SVが表す現在の車速Vとを比較し
て、V≦MVdであるか否かによりダウンシフトを行う
か否かを判断し、V≦MVdであればステップS16に
おいて自動変速機68の変速段を切り換えてダウンシフ
トさせるが、MVd<Vの場合にはステップS1以下の
実行を繰り返す。
t」であるか否かが判断され、YESの場合にはダウン
シフトの可能性がないため直ちに終了してステップS1
以下の実行を繰り返すが、NOの場合にはステップS1
0において、現在の変速段からダウンシフトする場合の
変速マップおよび修正マップを前記図8および図9から
選択する。例えば現在の変速段が「3rd」の場合に
は、それぞれ(e)の「3rd→2nd」に関する変速
マップおよび修正マップが選択される。また、ステップ
S11では、上記選択した変速マップとステップS1で
読み込んだスロットル弁開度信号STAが表す現在のス
ロットル弁開度TAとからマップ補間によりシフトダウ
ン車速Vdを算出するとともに、上記選択した修正マッ
プとステップS1で読み込んだ車速信号SVが表す現在
の車速Vとからマップ補間により修正係数Aを算出す
る。次のステップS12では、前記ステップS5と同様
に前記(1)式に従って補正係数Kを上記修正係数Aで
修正することにより修正補正係数MKを算出し、ステッ
プS13では、前記シフトダウン車速Vdに修正補正係
数MKを掛算することにより補正シフトダウン車速MV
dを算出する。ステップS14では、前記ステップS7
と同様にして補正シフトダウン車速MVdの上限チェッ
クを行うが、ダウンシフトに関する本ステップでは切換
え後の変速段、すなわち現在の変速段より一つ下の変速
段の上限車速に基づいて上限チェックを行い、上限車速
を超えている場合にはその上限車速を補正シフトダウン
車速MVdとする。そして、次のステップS15では、
その補正シフトダウン車速MVdと前記ステップS1で
読み込んだ車速信号SVが表す現在の車速Vとを比較し
て、V≦MVdであるか否かによりダウンシフトを行う
か否かを判断し、V≦MVdであればステップS16に
おいて自動変速機68の変速段を切り換えてダウンシフ
トさせるが、MVd<Vの場合にはステップS1以下の
実行を繰り返す。
【0017】ここで、上記修正補正係数MKが1.0よ
り大きい場合には、前記補正シフトアップ車速MVuや
補正シフトダウン車速MVdは高車速側に移動してダウ
ンシフトし易くなる一方、修正補正係数MKが1.0よ
り小さい場合には、補正シフトアップ車速MVuや補正
シフトダウン車速MVdは低車速側へ移動してアップシ
フトし易くなるが、修正係数Aで修正する前の補正係数
Kは、例えば図4のフローチャートに従って求められ
る。補正係数Kは、図4のフローが所定のサイクルタイ
ム、例えば32msec程度の時間間隔で繰り返し実行
されることにより逐次更新される。
り大きい場合には、前記補正シフトアップ車速MVuや
補正シフトダウン車速MVdは高車速側に移動してダウ
ンシフトし易くなる一方、修正補正係数MKが1.0よ
り小さい場合には、補正シフトアップ車速MVuや補正
シフトダウン車速MVdは低車速側へ移動してアップシ
フトし易くなるが、修正係数Aで修正する前の補正係数
Kは、例えば図4のフローチャートに従って求められ
る。補正係数Kは、図4のフローが所定のサイクルタイ
ム、例えば32msec程度の時間間隔で繰り返し実行
されることにより逐次更新される。
【0018】かかる図4において、ステップS21で
は、スロットル弁開度信号STA,エンジン回転数信号
SNE,および吸入空気量信号SQmを読み込み、ステ
ップS22において吸入空気量比KSFTを算出する。
この吸入空気量比KSFTは、例えば図5のフローチャ
ートに従って求められ、先ず、ステップS31およびS
32において要求吸入空気量QNTAおよび推定吸入空
気量QNFWDを算出する。要求吸入空気量QNTAは
運転者の要求エンジントルクに相当するもので、スロッ
トル弁開度信号STAが表すスロットル弁開度TAおよ
びエンジン回転数信号SNEが表すエンジン回転数NE
に基づいて、例えば図10に示されているような予め記
憶されたデータマップからマップ補間により求められ
る。図10のデータマップは、定常走行状態において実
験的に求めたものである。また、推定吸入空気量QNF
WDは実際のエンジン出力トルクに相当するもので、例
えば図6のフローチャートに従って算出される。
は、スロットル弁開度信号STA,エンジン回転数信号
SNE,および吸入空気量信号SQmを読み込み、ステ
ップS22において吸入空気量比KSFTを算出する。
この吸入空気量比KSFTは、例えば図5のフローチャ
ートに従って求められ、先ず、ステップS31およびS
32において要求吸入空気量QNTAおよび推定吸入空
気量QNFWDを算出する。要求吸入空気量QNTAは
運転者の要求エンジントルクに相当するもので、スロッ
トル弁開度信号STAが表すスロットル弁開度TAおよ
びエンジン回転数信号SNEが表すエンジン回転数NE
に基づいて、例えば図10に示されているような予め記
憶されたデータマップからマップ補間により求められ
る。図10のデータマップは、定常走行状態において実
験的に求めたものである。また、推定吸入空気量QNF
WDは実際のエンジン出力トルクに相当するもので、例
えば図6のフローチャートに従って算出される。
【0019】図6のステップS41では、前記実測吸入
空気量Qmをエンジン回転数NEで割算することにより
1回転当たりの吸入空気量QNを算出し、ステップS4
2では、エンジン回転数NEおよび前記要求吸入空気量
QNTAに基づいて予め定められた一次遅れの時定数T
IMCAに関するマップから、マップ補間により一次遅
れ時定数TIMCAを算出し、ステップS43では、要
求吸入空気量QNTAの一次遅れ処理値QNCRTを次
式(2)に従って算出する。(2)式のQNCRTi-1
は前回のサイクル時の一次遅れ処理値QNCRTであ
る。続くステップS44では、後述する吸入空気量QN
のなまし値QNSMと同じ応答性を有する値として、一
次遅れ処理値QNCRTを次式(3)により更に一次遅
れ処理したなまし値QNCRT4を算出する。(3)式
のQNCRT4i-1 は前回のサイクル時のなまし値QN
CRT4であり、KLは、エアフローメータ16がスロ
ットル弁20の上流側にある分の応答遅れ量を補正する
ための係数である。
空気量Qmをエンジン回転数NEで割算することにより
1回転当たりの吸入空気量QNを算出し、ステップS4
2では、エンジン回転数NEおよび前記要求吸入空気量
QNTAに基づいて予め定められた一次遅れの時定数T
IMCAに関するマップから、マップ補間により一次遅
れ時定数TIMCAを算出し、ステップS43では、要
求吸入空気量QNTAの一次遅れ処理値QNCRTを次
式(2)に従って算出する。(2)式のQNCRTi-1
は前回のサイクル時の一次遅れ処理値QNCRTであ
る。続くステップS44では、後述する吸入空気量QN
のなまし値QNSMと同じ応答性を有する値として、一
次遅れ処理値QNCRTを次式(3)により更に一次遅
れ処理したなまし値QNCRT4を算出する。(3)式
のQNCRT4i-1 は前回のサイクル時のなまし値QN
CRT4であり、KLは、エアフローメータ16がスロ
ットル弁20の上流側にある分の応答遅れ量を補正する
ための係数である。
【0020】
【数2】 QNCRT=QNCRTi-1 +(QNTA−QNCRTi-1 )×TIMCA ・・・(2) QNCRT4=QNCRT4i-1 +(QNCRT−QNCRT4i-1 )×KL ・・・(3)
【0021】次のステップS45では、エンジン回転数
NEに応じて予め定められた一次元マップから時定数T
IMCをマップ補間により算出し、ステップS46で
は、次式(4)に従って吸入空気量QNのなまし値QN
SMを算出する。このなまし値QNSMは、時定数TI
MCによりエンジン回転数NEに応じた応答性をもつよ
うに補正されている。(4)式のQNSMi-1 は前回の
サイクル時のなまし値QNSMである。
NEに応じて予め定められた一次元マップから時定数T
IMCをマップ補間により算出し、ステップS46で
は、次式(4)に従って吸入空気量QNのなまし値QN
SMを算出する。このなまし値QNSMは、時定数TI
MCによりエンジン回転数NEに応じた応答性をもつよ
うに補正されている。(4)式のQNSMi-1 は前回の
サイクル時のなまし値QNSMである。
【0022】
【数3】 QNSM=QNSMi-1 +(QN−QNSMi-1 )×TIMC ・・・(4)
【0023】ステップS47では、現時点から吸入予測
時点すなわち燃焼室12内への吸入空気量が確定する吸
気弁28の閉弁時点までの時間Taを算出し、ステップ
S48では、かかるQNFWD算出ルーチンの実行周期
をΔt(本実施例では32msec)とすると、Ta/
Δtで表される演算回数だけ次式(5)の演算を繰り返
し実行する。(5)式のtZi-1 は前回のサイクル時の
なまし値tZであり、初期値tZ0 はQNCRTであ
る。そして、最後のステップS49では、Ta/Δt回
計算後のなまし値tZを用いて、次式(6)により吸気
弁28の閉弁時における推定吸入空気量QNFWDを算
出する。
時点すなわち燃焼室12内への吸入空気量が確定する吸
気弁28の閉弁時点までの時間Taを算出し、ステップ
S48では、かかるQNFWD算出ルーチンの実行周期
をΔt(本実施例では32msec)とすると、Ta/
Δtで表される演算回数だけ次式(5)の演算を繰り返
し実行する。(5)式のtZi-1 は前回のサイクル時の
なまし値tZであり、初期値tZ0 はQNCRTであ
る。そして、最後のステップS49では、Ta/Δt回
計算後のなまし値tZを用いて、次式(6)により吸気
弁28の閉弁時における推定吸入空気量QNFWDを算
出する。
【0024】
【数4】 tZ=tZi-1 +TIMCA×(QNTA−tZi-1 ) ・・・(5) QNFWD=QNSM+(tZ−QNCRT4) ・・・(6)
【0025】図5に戻って、ステップS33では、要求
吸入空気量QNTAと推定吸入空気量QNFWDとの差
Qaを算出し、ステップS34では、−α≦Qa≦+α
か否かを判断する。Qa<−αであればステップS35
においてX=−αに設定され、−α≦Qa≦+αであれ
ばステップS36においてX=Qaに設定され、+α<
QaであればステップS37においてX=+αに設定さ
れる。そして、次式(7)に従って吸入空気量比KSF
Tを算出する。上記αは予め定められた正の値、例えば
0.0375であり、差Qaの絶対値がα以下の場合に
はKSFT=1.0となる。なお、図示は省略するが、
スロットル弁開度TAが2゜より小さい場合にも、吸入
空気量比KSFTは1.0とされるようになっている。
吸入空気量QNTAと推定吸入空気量QNFWDとの差
Qaを算出し、ステップS34では、−α≦Qa≦+α
か否かを判断する。Qa<−αであればステップS35
においてX=−αに設定され、−α≦Qa≦+αであれ
ばステップS36においてX=Qaに設定され、+α<
QaであればステップS37においてX=+αに設定さ
れる。そして、次式(7)に従って吸入空気量比KSF
Tを算出する。上記αは予め定められた正の値、例えば
0.0375であり、差Qaの絶対値がα以下の場合に
はKSFT=1.0となる。なお、図示は省略するが、
スロットル弁開度TAが2゜より小さい場合にも、吸入
空気量比KSFTは1.0とされるようになっている。
【0026】
【数5】 KSFT=QNTA/(QNFWD+X) ・・・(7)
【0027】かかる吸入空気量比KSFTは、前記アイ
ドル回転数制御弁38や可変バルブタイミング機構52
等の可変機構の作動状態、或いは大気圧などにより、ス
ロットル弁開度TAが同じであっても実際の吸入空気量
Qmは相違し、そのスロットル弁開度TAおよび車速V
に関して定められた前記変速マップのみでは適切な変速
制御を行うことができないため、その適正化を図るため
の基本パラメータである。したがって、各種可変機構の
作動状態や大気圧等が予め定められた標準状態で且つ車
両が定常走行状態の場合には、QNTA≒QNFWDと
なり、KSFT=1となる。
ドル回転数制御弁38や可変バルブタイミング機構52
等の可変機構の作動状態、或いは大気圧などにより、ス
ロットル弁開度TAが同じであっても実際の吸入空気量
Qmは相違し、そのスロットル弁開度TAおよび車速V
に関して定められた前記変速マップのみでは適切な変速
制御を行うことができないため、その適正化を図るため
の基本パラメータである。したがって、各種可変機構の
作動状態や大気圧等が予め定められた標準状態で且つ車
両が定常走行状態の場合には、QNTA≒QNFWDと
なり、KSFT=1となる。
【0028】図4に戻って、ステップS23では、上記
吸入空気量比KSFTが予め定められた下限値KSFT
min 以上で且つ上限値KSFTmax以下となるように、
KSFT<KSFTmin の場合にはKSFTとして下限
値KSFTmin を設定し、KSFTmax <KSFTの場
合にはKSFTとして上限値KSFTmax を設定する。
下限値KSFTmin としては例えば0.55程度の値が
設定され、上限値KSFTmax としては例えば1.45
程度の値が設定される。また、ステップS24では、吸
入空気量比KSFTが前回のサイクル時におけるなまし
値KSFTSMi-1 以下か否かを判断し、KSFT≦K
SFTSMi-1 の場合にはステップS25において、吸
入空気量比KSFTのなまし値KSFTSMとしてKS
FTSMi-1 −β1を設定し、KSFT>KSFTSM
i-1 の場合にはステップS26において、吸入空気量比
KSFTのなまし値KSFTSMとしてKSFTSM
i-1 +β2を設定する。これは、例えば加減速時等にス
ロットル弁開度TAが急に増減した場合、要求吸入空気
量QNTAは直ちに変化するものの推定吸入空気量QN
FWDはその変化が遅く、それ等の比である吸入空気量
比KSFTは一時的に急変するため、これを回避するた
めに吸入空気量比KSFTを一定の変化率(1サイクル
当たりの変化幅)−β1,+β2で変化させるようにし
たのである。β1およびβ2は予め定められた定数で、
サイクルタイムが32msecの本実施例では、例えば
β1は0.001程度、β2は0.002程度に設定さ
れる。
吸入空気量比KSFTが予め定められた下限値KSFT
min 以上で且つ上限値KSFTmax以下となるように、
KSFT<KSFTmin の場合にはKSFTとして下限
値KSFTmin を設定し、KSFTmax <KSFTの場
合にはKSFTとして上限値KSFTmax を設定する。
下限値KSFTmin としては例えば0.55程度の値が
設定され、上限値KSFTmax としては例えば1.45
程度の値が設定される。また、ステップS24では、吸
入空気量比KSFTが前回のサイクル時におけるなまし
値KSFTSMi-1 以下か否かを判断し、KSFT≦K
SFTSMi-1 の場合にはステップS25において、吸
入空気量比KSFTのなまし値KSFTSMとしてKS
FTSMi-1 −β1を設定し、KSFT>KSFTSM
i-1 の場合にはステップS26において、吸入空気量比
KSFTのなまし値KSFTSMとしてKSFTSM
i-1 +β2を設定する。これは、例えば加減速時等にス
ロットル弁開度TAが急に増減した場合、要求吸入空気
量QNTAは直ちに変化するものの推定吸入空気量QN
FWDはその変化が遅く、それ等の比である吸入空気量
比KSFTは一時的に急変するため、これを回避するた
めに吸入空気量比KSFTを一定の変化率(1サイクル
当たりの変化幅)−β1,+β2で変化させるようにし
たのである。β1およびβ2は予め定められた定数で、
サイクルタイムが32msecの本実施例では、例えば
β1は0.001程度、β2は0.002程度に設定さ
れる。
【0029】次のステップS27では、ΔTAによる補
正値KSFTTAが算出される。これは、運転者の加速
に対する要求を変速制御に反映させるためのもので、例
えば図7のフローチャートに従って算出される。図7の
ステップS51では、スロットル弁開度信号STAが表
す今回のスロットル弁開度TAと前回のサイクル時のス
ロットル弁開度TAi-1 との変化量ΔTA(=TA−T
Ai-1 )を算出し、ステップS52では、上記変化量Δ
TAに基づいて例えば図11に示されているような予め
記憶されたデータマップからマップ補間により基準補正
値KSFTTAbを算出する。データマップは、変化量
ΔTAが小さい間はKSFTTAb=0で、変化量ΔT
Aが大きくなる程KSFTTAbも大きくなるように定
められている。そして、ステップS53において、基準
補正値KSFTTAbと前回のサイクル時の補正値KS
FTTAi-1から一定値γを引算した値(KSFTTA
i-1 −γ)とを比較し、KSFTTAb<KSFTTA
i-1 −γの場合にはステップS54において、補正値K
SFTTAとしてKSFTTAi-1 −γが設定され、K
SFTTAb≧KSFTTAi-1 −γの場合にはステッ
プS55において、補正値KSFTTAとしてKSFT
TAbが設定される。これ等のステップS53〜S55
は、アクセルペダルの踏込みが完了してスロットル弁開
度TAの変化量ΔTAが略零になると、図11のデータ
マップから基準補正値KSFTTAbも零になるが、ア
クセルペダルの踏込み状態が継続している間は運転者の
加速要求は継続していると考えられるため、補正値KS
FTTAを予め定められた変化率(1サイクル当たりの
変化幅)γで減衰させることにより、変化量ΔTAが零
となった後も運転者の加速要求が補正値KSFTTAに
反映されるようにするためのものである。上記一定値γ
は、サイクルタイムが32msecである本実施例で
は、例えば0.0005程度の値に設定される。なお、
変化量ΔTA<0の場合には、基準補正値KSFTTA
b=0である。
正値KSFTTAが算出される。これは、運転者の加速
に対する要求を変速制御に反映させるためのもので、例
えば図7のフローチャートに従って算出される。図7の
ステップS51では、スロットル弁開度信号STAが表
す今回のスロットル弁開度TAと前回のサイクル時のス
ロットル弁開度TAi-1 との変化量ΔTA(=TA−T
Ai-1 )を算出し、ステップS52では、上記変化量Δ
TAに基づいて例えば図11に示されているような予め
記憶されたデータマップからマップ補間により基準補正
値KSFTTAbを算出する。データマップは、変化量
ΔTAが小さい間はKSFTTAb=0で、変化量ΔT
Aが大きくなる程KSFTTAbも大きくなるように定
められている。そして、ステップS53において、基準
補正値KSFTTAbと前回のサイクル時の補正値KS
FTTAi-1から一定値γを引算した値(KSFTTA
i-1 −γ)とを比較し、KSFTTAb<KSFTTA
i-1 −γの場合にはステップS54において、補正値K
SFTTAとしてKSFTTAi-1 −γが設定され、K
SFTTAb≧KSFTTAi-1 −γの場合にはステッ
プS55において、補正値KSFTTAとしてKSFT
TAbが設定される。これ等のステップS53〜S55
は、アクセルペダルの踏込みが完了してスロットル弁開
度TAの変化量ΔTAが略零になると、図11のデータ
マップから基準補正値KSFTTAbも零になるが、ア
クセルペダルの踏込み状態が継続している間は運転者の
加速要求は継続していると考えられるため、補正値KS
FTTAを予め定められた変化率(1サイクル当たりの
変化幅)γで減衰させることにより、変化量ΔTAが零
となった後も運転者の加速要求が補正値KSFTTAに
反映されるようにするためのものである。上記一定値γ
は、サイクルタイムが32msecである本実施例で
は、例えば0.0005程度の値に設定される。なお、
変化量ΔTA<0の場合には、基準補正値KSFTTA
b=0である。
【0030】図4に戻って、ステップS28では、吸入
空気量比KSFTのなまし値KSFTSMと上記ΔTA
による補正値KSFTTAとを加算して補正係数Kを算
出する。そして、最後のステップS29において、補正
係数Kが予め定められた下限値Kmin 以上で且つ上限値
Kmax 以下となるように、K<Kmin の場合には補正係
数Kとして下限値Kmin を設定し、Kmax <Kの場合に
は補正係数Kとして上限値Kmax を設定する。下限値K
min としては例えば0.55程度の値が設定され、上限
値Kmax としては例えば1.45程度の値が設定される
が、これ等は必ずしも前記吸入空気量比KSFTの下限
値KSFTmin ,上限値KSFTmax と一致させる必要
はなく、また、ΔTAをパラメータとして設定されるよ
うにすることもできる。
空気量比KSFTのなまし値KSFTSMと上記ΔTA
による補正値KSFTTAとを加算して補正係数Kを算
出する。そして、最後のステップS29において、補正
係数Kが予め定められた下限値Kmin 以上で且つ上限値
Kmax 以下となるように、K<Kmin の場合には補正係
数Kとして下限値Kmin を設定し、Kmax <Kの場合に
は補正係数Kとして上限値Kmax を設定する。下限値K
min としては例えば0.55程度の値が設定され、上限
値Kmax としては例えば1.45程度の値が設定される
が、これ等は必ずしも前記吸入空気量比KSFTの下限
値KSFTmin ,上限値KSFTmax と一致させる必要
はなく、また、ΔTAをパラメータとして設定されるよ
うにすることもできる。
【0031】以上のようにして求められた補正係数Kを
基本としてシフトアップ車速Vu,シフトダウン車速V
dを補正することにより、アイドル回転数制御弁38や
可変バルブタイミング機構52等の可変機構の作動状態
変化、或いは大気圧変化などによる変速判断ミスを防止
できるとともに、運転者の加速要求を反映した変速制御
が行われる。
基本としてシフトアップ車速Vu,シフトダウン車速V
dを補正することにより、アイドル回転数制御弁38や
可変バルブタイミング機構52等の可変機構の作動状態
変化、或いは大気圧変化などによる変速判断ミスを防止
できるとともに、運転者の加速要求を反映した変速制御
が行われる。
【0032】一方、本実施例では図9に示す修正係数A
により上記補正係数Kを変速段切換えの種類に応じて修
正するようになっているため、更に適切な変速判断が行
われるようになり、車両の走行性能や乗り心地などを総
合的に向上させることができる。すなわち、上記図9の
マップにおいては、アップシフトでは修正係数Aが大部
分において1.0より小さく、ダウンシフトでは修正係
数Aが1.0より大きいため、高地走行などにおいて補
正係数Kが1.0より大きい場合、言い換えれば実際の
エンジン出力トルクが要求エンジントルクより小さくて
トルク不足の場合、シフトダウン車速Vdの補正量は拡
大されて更にダウンシフトし易くなり、トルク不足が良
好に回避されて要求通りの加速性能が得られる一方、シ
フトアップ車速Vuの補正量は小さくされて、エンジン
透過音等が問題となる前の適度な車速でアップシフトが
行われるようになるのである。なお、修正係数Aとして
負の値を設定すれば、前記(1)式から明らかなように
補正係数Kが1.0以上の場合には修正補正係数MKは
1.0以下となり、補正係数Kが1.0以下の場合には
修正補正係数MKは1.0以上となり、補正係数Kによ
る補正に比較して補正方向を逆転させることができる。
により上記補正係数Kを変速段切換えの種類に応じて修
正するようになっているため、更に適切な変速判断が行
われるようになり、車両の走行性能や乗り心地などを総
合的に向上させることができる。すなわち、上記図9の
マップにおいては、アップシフトでは修正係数Aが大部
分において1.0より小さく、ダウンシフトでは修正係
数Aが1.0より大きいため、高地走行などにおいて補
正係数Kが1.0より大きい場合、言い換えれば実際の
エンジン出力トルクが要求エンジントルクより小さくて
トルク不足の場合、シフトダウン車速Vdの補正量は拡
大されて更にダウンシフトし易くなり、トルク不足が良
好に回避されて要求通りの加速性能が得られる一方、シ
フトアップ車速Vuの補正量は小さくされて、エンジン
透過音等が問題となる前の適度な車速でアップシフトが
行われるようになるのである。なお、修正係数Aとして
負の値を設定すれば、前記(1)式から明らかなように
補正係数Kが1.0以上の場合には修正補正係数MKは
1.0以下となり、補正係数Kが1.0以下の場合には
修正補正係数MKは1.0以上となり、補正係数Kによ
る補正に比較して補正方向を逆転させることができる。
【0033】また、図9のダウンシフト側のマップ
(d)〜(f)では、低車速側の「2nd→1st切換
え」修正マップに比較して高車速側の「4th→3rd
切換え」修正マップの方が修正係数Aは1.0に近い値
に設定されているため、補正係数Kが同じ場合でも修正
補正係数MKは「4th→3rd切換え」の方が1.0
に近くなる。これにより、「4th→3rd切換え」の
シフトダウン車速Vdの補正量は、シフトダウン車速V
dに対する割合では「2nd→1st切換え」の場合に
比較して小さくなるが、車速Vd自体が大きいため絶対
的な補正量すなわち(MVd−Vd)では「2nd→1
st切換え」の場合に近くなり、車速Vdの相違に伴う
補正量のばらつきが軽減されてより適切な補正が為され
るようになる。
(d)〜(f)では、低車速側の「2nd→1st切換
え」修正マップに比較して高車速側の「4th→3rd
切換え」修正マップの方が修正係数Aは1.0に近い値
に設定されているため、補正係数Kが同じ場合でも修正
補正係数MKは「4th→3rd切換え」の方が1.0
に近くなる。これにより、「4th→3rd切換え」の
シフトダウン車速Vdの補正量は、シフトダウン車速V
dに対する割合では「2nd→1st切換え」の場合に
比較して小さくなるが、車速Vd自体が大きいため絶対
的な補正量すなわち(MVd−Vd)では「2nd→1
st切換え」の場合に近くなり、車速Vdの相違に伴う
補正量のばらつきが軽減されてより適切な補正が為され
るようになる。
【0034】また、かかる本実施例の修正マップは車速
Vをパラメータとして設定されているため、現在の車速
Vに応じた適切な修正係数Aにより補正係数Kの修正が
行われる。具体的には、この実施例では変速段切換えの
種類毎に設定された各修正マップがそれぞれ高車速側で
徐々に1.0に接近させられ、補正係数Kの修正量が徐
々に小さくなるようにされているため、変速車速MV
u,MVdが前記ステップS7,S14における上限車
速に滑らかに接近させられるようになる。
Vをパラメータとして設定されているため、現在の車速
Vに応じた適切な修正係数Aにより補正係数Kの修正が
行われる。具体的には、この実施例では変速段切換えの
種類毎に設定された各修正マップがそれぞれ高車速側で
徐々に1.0に接近させられ、補正係数Kの修正量が徐
々に小さくなるようにされているため、変速車速MV
u,MVdが前記ステップS7,S14における上限車
速に滑らかに接近させられるようになる。
【0035】なお、上記図9の修正マップはあくまでも
一例であり、例えば通常の走行時に「2nd→1st切
換え」が行われると駆動力が急激に変化するため、これ
を防止する上で「2nd→1st切換え」を実行し難く
する修正マップを設定したり、「1st」や「2nd」
では一般に走行性能が重視される一方「3rd」や「4
th」では騒音等を含む乗り心地が重視されるため、こ
のような変速段毎の特性を考慮して修正マップを設定し
たり、スロットル弁開度TAの変化量ΔTAによる補正
値KSFTTAが各変速段切換えに適正に反映されるよ
うに、高速ギヤ段における変速段切換え程補正係数Kの
重みが大きくなるように修正マップを設定したりするな
ど、他の種々の切換え条件を反映させることができる。
また、所定の車速のみで修正を行う修正マップを設定す
ることもできる。修正マップの設定に際しては、図8の
基本変速マップの特性や図4のK算出ルーチンによって
算出される補正係数Kの特性を考慮しなければならない
ことは勿論、エンジン10の出力トルク特性や自動変速
機68の各変速段の変速比、修正補正係数MKによる補
正の態様等をも参酌する必要がある。
一例であり、例えば通常の走行時に「2nd→1st切
換え」が行われると駆動力が急激に変化するため、これ
を防止する上で「2nd→1st切換え」を実行し難く
する修正マップを設定したり、「1st」や「2nd」
では一般に走行性能が重視される一方「3rd」や「4
th」では騒音等を含む乗り心地が重視されるため、こ
のような変速段毎の特性を考慮して修正マップを設定し
たり、スロットル弁開度TAの変化量ΔTAによる補正
値KSFTTAが各変速段切換えに適正に反映されるよ
うに、高速ギヤ段における変速段切換え程補正係数Kの
重みが大きくなるように修正マップを設定したりするな
ど、他の種々の切換え条件を反映させることができる。
また、所定の車速のみで修正を行う修正マップを設定す
ることもできる。修正マップの設定に際しては、図8の
基本変速マップの特性や図4のK算出ルーチンによって
算出される補正係数Kの特性を考慮しなければならない
ことは勿論、エンジン10の出力トルク特性や自動変速
機68の各変速段の変速比、修正補正係数MKによる補
正の態様等をも参酌する必要がある。
【0036】本実施例では、前記トランスミッション制
御用コンピュータ34による一連の信号処理のうち図3
の各ステップを実行する部分が変速制御手段に相当し、
そのうちのステップS5およびS12を実行する部分が
補正係数Kの重みを変更する係数修正手段に相当し、ス
テップS6,S13を実行する部分が補正手段に相当す
る。また、図4の各ステップを実行する部分は補正係数
Kを算出する補正係数算出手段に相当する。また、RO
M等に予め記憶された図8の変速マップは変速条件を表
している。
御用コンピュータ34による一連の信号処理のうち図3
の各ステップを実行する部分が変速制御手段に相当し、
そのうちのステップS5およびS12を実行する部分が
補正係数Kの重みを変更する係数修正手段に相当し、ス
テップS6,S13を実行する部分が補正手段に相当す
る。また、図4の各ステップを実行する部分は補正係数
Kを算出する補正係数算出手段に相当する。また、RO
M等に予め記憶された図8の変速マップは変速条件を表
している。
【0037】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
【0038】例えば、前記実施例では変速マップからシ
フトアップ車速Vu,シフトダウン車速Vdを求めて、
それ等の車速Vu,Vdを修正補正係数MKにより補正
するようになっているが、車速Vu,Vdと比較する実
際の車速Vを修正補正係数MKで割算して補正したり、
車速Vu,Vdを変速マップから求める際の実際のスロ
ットル弁開度TAに修正補正係数MKを掛算して補正し
たり、修正補正係数MKに応じて変速マップの変速線を
ずらしたり、予め用意した複数種類の変速マップの中か
ら修正補正係数MKに対応するものを選択したりするな
ど、種々の補正手段を採用することが可能である。
フトアップ車速Vu,シフトダウン車速Vdを求めて、
それ等の車速Vu,Vdを修正補正係数MKにより補正
するようになっているが、車速Vu,Vdと比較する実
際の車速Vを修正補正係数MKで割算して補正したり、
車速Vu,Vdを変速マップから求める際の実際のスロ
ットル弁開度TAに修正補正係数MKを掛算して補正し
たり、修正補正係数MKに応じて変速マップの変速線を
ずらしたり、予め用意した複数種類の変速マップの中か
ら修正補正係数MKに対応するものを選択したりするな
ど、種々の補正手段を採用することが可能である。
【0039】また、前記実施例の変速マップは車速Vお
よびスロットル弁開度TAを変速パラメータとして定め
られていたが、スロットル弁開度TAの代わりにアクセ
ルペダル操作量を用いて変速マップを設定することもで
きるなど、他の変速パラメータを用いて変速マップを設
定することもできる。
よびスロットル弁開度TAを変速パラメータとして定め
られていたが、スロットル弁開度TAの代わりにアクセ
ルペダル操作量を用いて変速マップを設定することもで
きるなど、他の変速パラメータを用いて変速マップを設
定することもできる。
【0040】また、前記実施例では運転者の要求エンジ
ントルクを表すものとして要求吸入空気量QNTA、実
際のエンジン出力トルクを表すものとして推定吸入空気
量QNFWDを用いていたが、例えば推定吸入空気量Q
NFWDの代わりに吸入空気量QNを用いたり吸気管圧
力に基づいてエンジン出力トルクを求めたりするなど、
他のパラメータで要求エンジントルクや実際のエンジン
出力トルクを表すこともできる。推定吸入空気量QNF
WDの算出方法を変更することも可能である。
ントルクを表すものとして要求吸入空気量QNTA、実
際のエンジン出力トルクを表すものとして推定吸入空気
量QNFWDを用いていたが、例えば推定吸入空気量Q
NFWDの代わりに吸入空気量QNを用いたり吸気管圧
力に基づいてエンジン出力トルクを求めたりするなど、
他のパラメータで要求エンジントルクや実際のエンジン
出力トルクを表すこともできる。推定吸入空気量QNF
WDの算出方法を変更することも可能である。
【0041】また、前記実施例では補正係数Kに変化量
ΔTAによる補正値KSFTTAが反映されているが、
吸入空気量比KSFTをそのまま補正係数Kとして用い
ることも可能であるなど、補正係数Kの算出方法は適宜
変更され得る。
ΔTAによる補正値KSFTTAが反映されているが、
吸入空気量比KSFTをそのまま補正係数Kとして用い
ることも可能であるなど、補正係数Kの算出方法は適宜
変更され得る。
【0042】また、前記実施例では(1)式に従って修
正係数Aにより補正係数Kを修正するようになっていた
が、修正係数Aによる補正係数Kの修正態様は適宜変更
できる。
正係数Aにより補正係数Kを修正するようになっていた
が、修正係数Aによる補正係数Kの修正態様は適宜変更
できる。
【0043】また、前記実施例では総ての変速段切換え
判断で補正係数Kを修正していたが、一部の変速段切換
え判断においてのみ補正係数Kを修正するようにした
り、そのような補正係数Kの修正を行うことなく、一部
の変速段切換え判断において補正係数Kによる補正を禁
止するようにしたりすることもできる。例えばダウンシ
フト側の変速段切換え判断では従来と同様に補正係数K
による補正を行うが、アップシフト側の変速段切換え判
断では補正係数Kによる補正を行わないようにするだけ
でも良い。補正係数Kによる補正の禁止は、補正係数K
の重みを零すなわちK=1とすることと同義であり、そ
のような態様も本発明に含まれる。
判断で補正係数Kを修正していたが、一部の変速段切換
え判断においてのみ補正係数Kを修正するようにした
り、そのような補正係数Kの修正を行うことなく、一部
の変速段切換え判断において補正係数Kによる補正を禁
止するようにしたりすることもできる。例えばダウンシ
フト側の変速段切換え判断では従来と同様に補正係数K
による補正を行うが、アップシフト側の変速段切換え判
断では補正係数Kによる補正を行わないようにするだけ
でも良い。補正係数Kによる補正の禁止は、補正係数K
の重みを零すなわちK=1とすることと同義であり、そ
のような態様も本発明に含まれる。
【0044】また、前記実施例では修正係数Aが車速V
をパラメータとして設定されていたが、スロットル弁開
度TA等の他のパラメータを用いたり、複数のパラメー
タを用いて修正係数Aを設定したり、マップの代わりに
演算式を用いたりすることができることは勿論、変速段
切換えの種類毎に修正係数Aとして予め一定値が設定さ
れても良い。
をパラメータとして設定されていたが、スロットル弁開
度TA等の他のパラメータを用いたり、複数のパラメー
タを用いて修正係数Aを設定したり、マップの代わりに
演算式を用いたりすることができることは勿論、変速段
切換えの種類毎に修正係数Aとして予め一定値が設定さ
れても良い。
【0045】また、前記実施例では吸入空気量を測定す
るために可動ベーン式のエアフローメータ16が用いら
れていたが、カルマン渦式や熱線式等の他のエアフロー
メータを採用できることは勿論、大気圧変化に対する補
正を犠牲にすれば吸気管圧力を測定して吸入空気量、す
なわちエンジン出力トルクを求めることもできる。
るために可動ベーン式のエアフローメータ16が用いら
れていたが、カルマン渦式や熱線式等の他のエアフロー
メータを採用できることは勿論、大気圧変化に対する補
正を犠牲にすれば吸気管圧力を測定して吸入空気量、す
なわちエンジン出力トルクを求めることもできる。
【0046】また、前記実施例では可変機構としてアイ
ドル回転数制御弁38や可変バルブタイミング機構52
を備えていたが、実際の吸入空気量すなわちエンジン出
力トルクに影響を及ぼす他の可変機構を備えた自動車の
変速制御装置にも本発明は同様に適用され得る。
ドル回転数制御弁38や可変バルブタイミング機構52
を備えていたが、実際の吸入空気量すなわちエンジン出
力トルクに影響を及ぼす他の可変機構を備えた自動車の
変速制御装置にも本発明は同様に適用され得る。
【0047】また、前記実施例ではエンジン制御用コン
ピュータ32およびトランスミッション制御用コンピュ
ータ34が別体に構成されていたが、単一のコンピュー
タにてエンジン10および自動変速機68を制御するこ
ともできる。
ピュータ32およびトランスミッション制御用コンピュ
ータ34が別体に構成されていたが、単一のコンピュー
タにてエンジン10および自動変速機68を制御するこ
ともできる。
【0048】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施例であるエンジン出力対応変速
制御装置を備えた自動変速機およびエンジン等の構成を
説明する図である。
制御装置を備えた自動変速機およびエンジン等の構成を
説明する図である。
【図3】図2の実施例における自動変速機の変速段を切
り換える際の作動を説明するフローチャートである。
り換える際の作動を説明するフローチャートである。
【図4】図3のステップS5,S12で用いられる補正
係数Kを求めるためのフローチャートである。
係数Kを求めるためのフローチャートである。
【図5】図4のステップS22における吸入空気量比K
SFT算出ルーチンを説明するフローチャートである。
SFT算出ルーチンを説明するフローチャートである。
【図6】図5のステップS32における推定吸入空気量
QNFWD算出ルーチンを説明するフローチャートであ
る。
QNFWD算出ルーチンを説明するフローチャートであ
る。
【図7】図4のステップS27における補正値KSFT
TA算出ルーチンを説明するフローチャートである。
TA算出ルーチンを説明するフローチャートである。
【図8】図2の変速制御装置に予め記憶されている変速
マップの一例を示す図である。
マップの一例を示す図である。
【図9】図2の変速制御装置に予め記憶されている修正
マップの一例を示す図である。
マップの一例を示す図である。
【図10】図2の変速制御装置に予め記憶されているQ
NTAマップの一例を示す図である。
NTAマップの一例を示す図である。
【図11】図2の変速制御装置に予め記憶されているK
SFTTAbマップの一例を示す図である。
SFTTAbマップの一例を示す図である。
10:エンジン 16:エアフローメータ 20:スロットル弁 34:トランスミッション制御用コンピュータ 36:スロットルポジションセンサ 68:自動変速機 72:車速センサ V:車速(変速パラメータ) TA:スロットル弁開度(変速パラメータ) NE:エンジン回転数 QNTA:要求吸入空気量(要求エンジントルク) QNFWD:推定吸入空気量(エンジン出力トルク) K:補正係数 ステップS1〜S16:変速制御手段 ステップS5,S12:係数修正手段 ステップS6,S13:補正手段 ステップS21〜S29:補正係数算出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−266155(JP,A) 特開 昭61−149657(JP,A) 特開 昭62−194062(JP,A) 特開 平3−79859(JP,A) 特開 平3−140664(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48
Claims (1)
- 【請求項1】 予め定められた変速条件に従って実際の
変速パラメータの値に応じて自動変速機の変速段を切り
換える変速制御手段と、 運転者の要求エンジントルクと実際のエンジン出力トル
クとの比に基づいて、該実際のエンジン出力トルクが要
求エンジントルクに対して小さい場合はダウンシフトし
易くなるとともにアップシフトし難くなるように補正す
る補正係数を算出する補正係数算出手段と、 前記補正係数に応じて前記変速条件および実際の変速パ
ラメータの値の何れかを補正する補正手段とを備えたエ
ンジン出力対応変速制御装置において、 前記変速段の切換えがダウンシフトの場合は補正量が拡
大し、該変速段の切換えがアップシフトの場合は補正量
が小さくなるように前記補正係数を修正する係数修正手
段を設けたことを特徴とするエンジン出力対応変速制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27328591A JP2890925B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | エンジン出力対応変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27328591A JP2890925B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | エンジン出力対応変速制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0587215A JPH0587215A (ja) | 1993-04-06 |
| JP2890925B2 true JP2890925B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=17525719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27328591A Expired - Fee Related JP2890925B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | エンジン出力対応変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2890925B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004038260A1 (ja) * | 2002-10-28 | 2004-05-06 | Nissan Diesel Motor Co., Ltd. | 自動変速制御装置 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP27328591A patent/JP2890925B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0587215A (ja) | 1993-04-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |