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JP2883211B2 - 流体力学式リターダ - Google Patents

流体力学式リターダ

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JP2883211B2
JP2883211B2 JP2409671A JP40967190A JP2883211B2 JP 2883211 B2 JP2883211 B2 JP 2883211B2 JP 2409671 A JP2409671 A JP 2409671A JP 40967190 A JP40967190 A JP 40967190A JP 2883211 B2 JP2883211 B2 JP 2883211B2
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Japan
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retarder
working fluid
conduit
valve
heat exchanger
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フオゲルザング、クラウス
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Fuoito Torubo Unto Co KG GmbH
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Fuoito Torubo Unto Co KG GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T1/00Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
    • B60T1/02Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels
    • B60T1/08Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels using fluid or powdered medium
    • B60T1/087Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels using fluid or powdered medium in hydrodynamic, i.e. non-positive displacement, retarders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D57/00Liquid-resistance brakes; Brakes using the internal friction of fluids or fluid-like media, e.g. powders
    • F16D57/04Liquid-resistance brakes; Brakes using the internal friction of fluids or fluid-like media, e.g. powders with blades causing a directed flow, e.g. Föttinger type

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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲の請求
項1の前文に記載の、特に産業車両に取付けられる流体
力学式リターダ(Retarder)に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のリターダはドイツ国公告明細書
第2238726号(英国特許明細書第1380847
号)から公知である。ここではリターダは熱交換器及び
作動流体の収集槽と、コンパクトな構成で共通のハウジ
ング内に組み込まれている。熱交換器及び収集槽は作動
空間の下方にあり、作動空間及び軸受けからの漏出オイ
ルを受容する更に別の槽がハウジング内にある。作動空
間の充填のためのポンプを伴わないリターダが問題にな
っている。リターダの充填は、収集槽が空気圧力の下に
置かれて導管系全体が作動流体で満たされることによっ
て行なわれ、その際循環は回転子によって行なわれる。
制動過程が終了した後、導管系は再び空になるが、その
際回転子が作動流体を熱交換器及び収集槽に押し戻す。
【0003】ドイツ国特許明細書第3545660号
(第5図)(米国特許明細書第4773513号)から
も、作動流体が同様にポンプなしで、回転子の吹き出し
作用のみで循環せしめられるリターダは公知である。リ
ターダの出口から導管が、分離して配設された熱交換器
に通じており、そこから再びリターダに戻る。制動過程
の開始のために作動流体が、分離された収集槽から循環
導管に供給される。
【0004】この公知のリターダの特色は特に、流体の
噴流を作動空間に吹き込んで衝立状のヴェールを形成す
ることによって、通気損失を軽減するようにした点にあ
り、上記ヴェールはエネルギーを消費する空気の円環状
の渦流の形成を特に作動空間の半径方向外側の部分で阻
止する。上記第5図による構成の特色は、熱交換器中の
流体の表面から、循環する空気と作動流体との混合物に
より、作動空間で流体のヴェールを形成し得るだけの量
の流体がさらわれることにある。
【0005】この構成の欠点は、充填過程で先ずリター
ダの作動空間が満たされることは言うまでもないが、そ
の後先ず熱交換器への導管が、そして熱交換器自体と戻
り導管が満たされねばならないことである。従ってリタ
ーダ内部に制動作用をなす過負荷圧力が生じるまでに大
変に多くの時間が掛かる。
【0006】前記のドイツ国公告明細書第223872
6号(英国特許明細書第1380847号)の場合も制
動作用が完全に現れる前に先ず導管系全体が満たされて
過負荷圧力状態に置かれなければならない。これはコン
パクトな構造のこの公知のリターダの場合はまだ忍ぶこ
とができるかもしれないが、リターダが、作動空間自体
と熱交換器又は作動流体の収集槽との間にかなりの間隔
があくように車両の駆動システムに納められる場合は、
リターダの制動力が遅れて徐々にしか現われず、これは
重大な作動上の欠点となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、リタ
ーダが熱交換器から空間的に離されている場合にも、循
環ポンプなしで、高速に制動力が生じることと制動休止
時の確実な作動をと最小の構成費用で保証する、リター
ダの制御系を創出することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】この課題は請求
項の範囲の請求項1の特徴部分に記載の特徴により解決
される。本発明によれば、リターダの出口と入口の間に
あり、冷却器として働く熱交換器を通って導かれる冷却
循環導管が、横断面の異なる二つの導管に分けられてい
る。分流の分離と合流は夫々リターダの出口又は入口の
すぐ近くで行なわれ、分流は夫々自身のみで冷却され
る。大きい方の分流用の導管には分岐点と熱交換器の間
及び熱交換器とリターダの前の合流点の間に夫々逆止弁
が取付けられている。
【0009】これにより下記の利点が達成される。リタ
ーダの作動空間は公知のように、作動流体の収集槽に圧
縮空気が導入され、これにより導管系全体が圧力下に置
かれることにより充填される。制動過程の終了後、即ち
車両運転者から発せられる信号により収集槽中の圧縮空
気が除かれると、収集槽は制動回転子の吹き出し圧力に
より再び作動流体で満たされる。しかしながら冷却循環
導管が分けられていることにより、導管系の作動流体の
全量が収集槽に押しやられるのではない。即ち冷却循環
導管を横断面の異なる二つの導管に分けることにより制
動過程の終了後も作動流体の一部の持続的な循環が横断
面の小さい方の導管を通じて維持される。大きい方の分
流用の導管に、リターダの出口の分岐点の後ろとリター
ダの入口の合流点の前に逆止弁を配設することにより、
横断面が大きい方のこの導管が制御過程の終了後満たさ
れたままであることが保証されるので、新たな制動指令
の際、リターダの迅速な反応が可能である。これに対し
横断面が小さい方の導管は制動休止時にも制動回転子に
よって生ぜしめられる吹き出し圧力の下にあるので、こ
の導管を通って持続的な循環が行なわれる。
【0010】作動流体の大部分が上記の収集槽中に押し
やられたため、ドイツ国公告明細書第2238726号
(英国特許明細書第1380847号)から公知の通気
弁を通って外気がリターダの作動空間に追加流入する。
このため小さい方の分流用の導管には常に流体と空気の
混合物が循環しており、この混合物は制動過程の間のよ
うに、持続的に冷却装置、特に既存の熱交換器によって
冷却される。これには、リターダが制動休止時にも追加
的に冷却され、リターダでの蓄熱は起こり得ないという
利点がある。これによってまた、例えば変速機のような
隣接する集合体からリターダの諸部分に流れて来る熱の
排出も保証されている。また外部からリターダのハウジ
ングに作用する熱、例えば内燃機関が遮音カプセルを持
つ場合に内燃機関からの熱もこうして常に排出される。
制動休止時に循環せしめられる作動流体の分流の、リタ
ーダの作動空間への導入は、ドイツ国特許明細書第35
45660号(米国特許明細書第4773513号)に
述べられているように行なうことができる。
【0011】小さい方の分流用の導管のリターダの入口
の合流点の前に配設された制御弁により、制動回転子が
回転し十分に高い吹き出し圧力をリターダの出口に生ぜ
しめる場合にのみ、この導管を通って循環が行なわれる
ようになっている。これにより、車両が静止状態にある
時にリターダの作動空間が作動流体で満たされ、再始動
の際車両がリターダの重発進による高い抵抗下に置かれ
ることのなようにしている。更に本発明の構成によれ
ば、熱交換器及び収集槽を位置的に自由に高い位置にも
低い位置にも配置することができ、またリターダ自体か
らより離して配置することもできるという利点もある。
【0012】本発明の有利な構成は特許請求の範囲の他
の精求項に挙げられている。請求項2によれば、リター
ダへの入口にある二つの導管の合流点の前で、小さい方
の分流用の導管に、この導管を通って導かれる分流の制
御弁として働く2/2−流路弁が取付けられている。こ
の弁は熱交換器がリターダの上方に配設されねばならな
い場合に備えられる。この弁の役割は、小さい方の作動
流体分流用の導管中の作動流体の循環を維持はするが、
リターダの作動空間が制動休止時に満たされないように
することである。請求項3乃至5には、分流が対応する
冷却循環導管に20:80の比で振り分けられ、その際
両方の分流は共通の熱交換器を通って導くことができる
が、この時この熱交換器は大きさの異なる分離された室
を有し、これらの室が作動流体の分流用の夫々の導管と
接続されていることが述べられている。更に、作動流体
用の加圧可能な収集槽が、熱交換器の流出口で、大きい
方の分流用の導管と接続されるようになっている。請求
項6の特徴により、制動開始のために作動流体を収集槽
から冷却循環導管中に押しやった空気が、直接自由空間
へ放出されないようになっている。即ちこの空気中に
は、制動終了毎に外部空間に持ち出されかねない作動流
体の微細な粒子が含まれている。これは循環汚染や作動
流体の急速な損失を招来しかねない。これに代わって、
空気は収集槽から圧力を軽減されて別の導管を介して再
びリターダに送られ、そこで始めて、廃棄装置を介して
外部空間に放出される。請求項7及び8の特徴は、小さ
い方の分流用の導管のリターダ入口の合流点の前に配設
された制御弁が弁ピストンを持ち、この弁ピストンには
「開」方向にリターダの出口の圧力が加えられているこ
とを述べている。リターダの内部からの更に別の導管が
この制御弁に接続されていて、負圧が発生した場合に弁
ピストンがやはり「開」方向に加圧されるようになって
いるが、夫々「閉」方向に作用しているばねの力に対抗
するものである。
【0013】こうした処置により、回転子が静止状態に
ある時、即ち車両が静止している時には、小さい方の分
流用の導管からも作動流体がリターダの作動空間に流入
し得ないことになるが、これはばねの閉鎖力が弁を閉じ
るためである。制動回転子が回転し、十分に高い吹き出
し圧力をリターダの出口に生ぜしめると、小さい方の分
流の制御弁が少なくとも一部開かれ、少量の作動流体の
循環が開始される。制御弁が少なくとも一部開くという
ことは、作動空間の内部即ち所謂「中核リング」に十分
高い負圧が生じた場合にも起こるが、こうした負圧は回
転子の作動流体の更に大きな部分量を循環させ冷却する
ことができることの合図である。請求項9の特徴、即ち
大きい方の分流の導管の分岐点の後ろと合流点の前にあ
る逆止弁を異なる開弁力を持つように調節することによ
り、作動流体の収集槽に制動のために圧力が加えられて
いる時始めて、大きい方の分流用の導管中に作動流体の
確実な循環が生ぜしめられる。これらの逆止弁に異なっ
た開弁力を選択させることにより正しい循環の方向が保
証されるため、リターダがその出口を越えて満たされる
ことは起こり得ない。
【0014】
【実施例】以下本発明を図面に基づき二つの実施例でよ
り詳細に説明する。図1には、例えば産業車両の図示さ
れていない駆動装置に連結されていて、回転羽根車2と
固定羽根車3を有し該回転羽根車と該固定羽根車が共通
のハウジング4内に配設されて、共通の円環状の作動空
間5を形成しているリターダ1が示されている。固定羽
根車の半径方向外側の領域に冷却循環導管用の接続部
(出口開口6)があり、該冷却循環導管はリターダのす
ぐ後ろの分岐点8で二つの導管10及び11に分けられ
る。二つの導管10及び11は異なる横断面を持ち、導
管10が最大循環作動流体の約80%、導管11が約2
0%を受容する。二つの導管10,11は熱交換器12
に通じているが、該熱交換器は本実施例ではリターダ自
体から若干離して配設されているのみならずリターダの
上方にある。熱交換器12は導管10及び11に接続さ
れた二つの室13,14を有しており、これら二つの室
の熱容量は夫々に接続されている導管及び該導管中を流
れる流体の量に基づいて設計されている。熱交換器12
の二つの室13,14は同じ媒質により周囲を洗われる
が、通例これは駆動モーターの冷却水である。熱交換器
の水が貫流する室は15で示されている。導管10は熱
交換器12の出口から再びリターダ1へ戻るが、その際
合流点9を通過し、そこで導管11を通って同じく熱交
換器12から流出する流体との合流が行なわれ、その後
共通の冷却剤導管がリターダの入口開口7に達してい
る。
【0015】作動流体用の収集槽16が導管10即ち横
断面の大きい方の導管と、熱交換器12の大きい方の室
14からの出口で連結されている。この収集槽に、圧縮
空気制御弁17及び結合導管20を介して収集槽を正圧
下に置くことの出来る圧縮空気導管19が通じている。
圧縮空気制御弁の制御は、例えば運転者の制動指令又は
その他の信号を可変の圧力に変換する制御器18を介し
て行なわれる。合流点9の前で横断面が小さい方の導管
11に、2/2−流路弁として構成された制御弁22が
配設されている。弁ピストン23は該制御中でばね26
により、静止状態では閉鎖位置にある。リターダ1の出
口開口6に、「開」の作用方向を持つ流体圧力を制御弁
22に導くことのできる追加の制御用導管24が接続さ
れている。更に別な制御導管25が固定羽根車3の作動
空間5の内部を、制御弁22の弁ピストン23の相対す
る側に接続している。
【0016】作動空間5の内部に、排気導管28を介し
て、フロート29と自由空間に通じる圧力リリーフ30
を持つそれ自体としては公知の排気弁27が接続されて
いる。この排気弁に更に排気導管21が接続されてお
り、該排気導管は圧力制御弁17に通じていて、この圧
力制御弁の静止位置において作動流体用の収集槽16と
接続せしめられる。
【0017】横断面が大きい方の導管10には分岐点8
のすぐ後ろに、ばね負荷式の逆止弁31が配設されてい
る。更に別の逆止弁32が同じ導管10の合流点9のす
ぐ前にある。この二つの逆止弁は出口開口6から熱交換
器へ又は熱交換器から入口開口7への流れの方向のみが
可能なように配設されている。二つの逆止弁31,33
はばね負荷式の弁本体の代わりに、自重による着座式の
弁本体を有していてもよい。
【0018】制動過程は以下のように進行する。制動指
令が制御器18から発せられると、圧縮空気が導管19
から収集槽16に達する。これにより作動流体が、収集
槽16から導管10中に押しやられ、そこから入口開口
7を介してリターダの作動空間に流入する。こうして開
始された制動過程の間、回転羽根車2が作動流体を出口
開口6の方へ送り、そこから、夫々熱交換器12へ向う
二つの導管10及び11中に送る。その際収集槽16が
全制動過程の間空気圧力の下にあるために、循環系全体
が作動流体で満たされる。その際二つの導管10及び1
1を通って作動流体の全循環量が流れ、駆動装置の冷却
水が貫流する共通の熱交換器の、但し相互に分離された
室にて冷却され、再び戻される。その際回転羽根車2に
よって生ぜしめられる流体圧力が高いため、熱交換器へ
向かう大きい方の導管中の逆止弁31は開かれており、
また小さい方の導管11中の制御弁22の弁ピストン2
3も開弁位置に押圧されている。
【0019】制御中に制動力を下げる必要がある場合に
は、制御器18によって収集槽16中の空気圧力の軽減
が行なわれる。これにより回転羽根車は、回転羽根車が
発生せしめる吹き出し圧力によって、導管10を介し
て、循環する作動流体の一部を収集槽16中に押し戻
す。その際吹き出し圧力は大きい方の導管中の逆止弁3
1を開いたままにしておくことができる。制動過程が終
了し、収集槽16への空気の供給が中断されると、作動
流体は、その圧力が逆止弁31の閉弁力に達するまで、
大きい方の導管10及び熱交換器12の室14を通って
収集槽16に送られる。その際になお循環系の中にある
流体は、その後は常時小さい方の導管11,熱交換器1
2のこの導管に附属した室13を通り、制御弁22を通
って再びリターダに送られる。このように放出過程が進
行する際、作動空間5の内部に部分的に真空が生じ、こ
の真空が導管25を介して弁ピストン23に作用し、制
御弁22を少なくとも一部開いたままにする。これによ
り導管11には制動休止時にも作動流体の恒常的な循環
が生じるので制動過程の後リターダ及び作動流体自体の
追加冷却が行なわれる。その際収集槽16から押し出さ
れた空気は排気弁27中に押しやられ、そこから作動空
間の内部に戻される。排気弁27は更に、導管21を介
して収集槽から空気中に達した流体粒子を分離するのに
役立つので、余分な空気は出口30を介して、脱湿され
て漏出することができる。逆止弁31及び32のこの配
設で重要なことは、横断面の大きい方の導管10が制動
休止時に満たされたままになっていることであり、その
ために制動開始の際には収集槽16から、リターダ自体
と導管11を再び完全に満たすための流体量のみが新た
に供給されればよいことになる。制動終了後、経験によ
れば高い圧力で作動流体中に溶解している空気は、制動
休止時にもやはり満たされている導管10から再び収集
槽16中に漏出することができ、そこから該空気は導管
21を介して再び排気弁27中に達することができる。
制動休止時にも作動流体と空気の混合物の循環が続くこ
との更に別な利点は、外から流入する熱の連続的な排出
のみならず、通気によりそれ自体は公知の如く損失出力
が軽減されること、及びとりわけ損失出力が一定になる
ことである。
【0020】図2には図1による実施例と同じリターダ
が、図1とは反対に熱交換器,作動流体の収集槽及び圧
縮空気制御弁がリターダよりも下方に配設されている循
環図式を伴って、示されている。ここで各部分にはすべ
て図1と同じ番号が付されている。逆止弁31及び32
はこの実施例では、導管10の熱交換器12の室13へ
の入口の近くに配設されている。リターダの作用は図1
による実施例の作用と全く同一の経過をたどり、他方、
逆止弁の別な配設によりここでも、導管10が分岐点8
と合流点9の間で制動休止時に完全に満たされたままで
あることが保証されている。図1による実施例で必要で
あった制御弁22は熱交換器が下方に配置される場合は
なくてすむが、それは、この場合にリターダの内部に向
かう小さい分流用の導管11が空になる危険がないから
である。
【0021】図示されている二つの実施例において、熱
交換器及び収集槽がリターダ自体から遠く離れている場
合、取付けの実情により必要ならば導管10及び11は
可撓性の接続導管33例えばチューブによる接続によっ
て中断されていてもよい。34により(図示されていな
い更に別のセンサー同様)システム全体の一つ又は幾つ
かの箇所に配設可能な温度検出器が示されているが、該
温度検出器の信号は制御器18にて更に加工されてもよ
い。
【0022】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、制動過程の
終了後も作動流体の一部が循環しているのでリターダが
異常に加熱されるようなことはなく、又循環路は制動過
程の終了後も作動流体で満たされているから制動時リタ
ーダの軽快且つ迅速な反応を可能にすることができる。
又、本発明によれば、作動流体用の収集槽や熱交換器を
リターダの上方にも下方にも設置することが可能であ
り、且つ作動流体の損失が少なく、環境汚染をすること
のない高性能の流体力学式リターダを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱交換器と収集槽がリターダより高い位置にあ
る本発明の一実施例を示す図である。
【図2】熱交換器と収集槽がリターダより低い位置にあ
る本発明の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 リターダ 2 回転羽根車 3 固定羽根車 4 ハウジング 5 作動空間 6 出口開口 7 入口開口 8 分岐点 9 合流点 10,11,19,20,21,24,25,28 導
管 12 熱交換器 13,14,15 室 16 収集槽 17 圧縮空気制御弁 18 制御器 22 制御弁 23 弁ピストン 26 ばね 27 排気弁 29 フロート 30 圧力リリーフ 31,32 逆止弁 33 接続導管 34 温度検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−16947(JP,A) 特開 昭62−200040(JP,A) 実開 昭64−14560(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 57/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通のハウジング(4)内に配置され相共
    に円環状の作動空間(5)を形成する少なくとも夫々一
    つの回転羽根車(2)と固定羽根車(3)を有し、該作
    動空間はリターダの連結及び遮断のために作動流体を満
    たしたり空にしたりすることが可能であり、更に、作動
    空間(5)から冷却器(熱交換器(12))に至りそこ
    から再び戻ってくる外部の冷却循環導管と作動流体の収
    集槽(16)を有していて、該収集槽には冷却循環導管
    に通じる充填排出導管(10,11)が接続されてい
    て、該収集槽は作動空間(5)の充填のために圧縮空気
    により加圧可能であり、作動流体の循環は回転羽根車
    (2)によって生ぜしめられる流体力学式リターダに於
    いて、更に a) リターダから出る外部の冷却循環導管が、横断面
    の異なる二つの導管(10,11)に分かれていて、 b) リターダから流出する作動流体の流れの二つの分
    流への分配及びそれら二つの分流の合流はリターダの出
    口開口(6)又は入口開口(7)の近くで行なわれ、 c) 二つの導管(10,11)を通って流れる作動流
    体の各部分は夫々相互に分離して冷却され、 d) 導管(10)には、両導管(10,11)の分岐
    点(8)の後ろと合流点(9)の前に夫々一つ逆止弁
    (31,32)が配設されていることを特徴とする流体
    力学式リターダ。
  2. 【請求項2】横断面の小さい方の導管(11)の、横断
    面の大きい方の導管(10)との合流点(9)のすぐ前
    に、制御弁(22)として構成された2/2−流路弁が
    配設されていることを特徴とする、請求項1に記載のリ
    ターダ。
  3. 【請求項3】制動運転時にリターダから流出する作動流
    体の流れが、80対20の比で二つの導管(10,1
    1)に分かれるようになっていることを特徴とする、請
    求項1又は2に記載のリターダ。
  4. 【請求項4】作動流体の冷却のために共通の熱交換器
    (12)が備えられており、該熱交換器の作動流体によ
    って貫流される部分は大きさの異なる分離された二つの
    室(13,14)に分かれていて、分流用の夫々の導管
    (10,11)と結ばれていることを特徴とする、請求
    項1乃至3の何れかに記載のリターダ。
  5. 【請求項5】圧縮空気により加圧可能な収集槽(16)
    が熱交換器(12)の出口側が大きい方の分流用の導管
    (10)と接続されていることを特徴とする、請求項1
    乃至4の何れかに記載のリターダ。
  6. 【請求項6】作動流体の収集槽(16)の加圧のために
    圧力制御弁(17)が備えられていて、収集槽(16)
    の圧力解除の際には空気は導管(21)を介してリター
    ダ(1)に戻されるようになっていることを特徴とす
    る、請求項1乃至5の何れかに記載のリターダ。
  7. 【請求項7】小さい方の分流用の導管(11)の、リタ
    ーダの入口開口(7)との合流点(9)の前に配設され
    ている制御弁(22)に、「開」の作用方向を持つリタ
    ーダの出口開口(6)の圧力が加えられるようになって
    いることを特徴とする、請求項1乃至6の何れかに記載
    のリターダ。
  8. 【請求項8】制御弁(22)の弁ピストン(23)が復
    帰力(ばね26)により閉鎖位置に押圧され、リターダ
    の作動空間(5)の負圧によって「開の作用方向に押圧
    されるようになっていることを特徴とする、請求項1乃
    至7の何れかに記載のリターダ。
  9. 【請求項9】大きい方の分流用の導管(10)に配設さ
    れている逆止弁(31,32)の開弁力が異なるように
    調節されていて、流れの方向に熱交換器(12)の前に
    ある逆止弁(31)の開弁力が、リターダへの入口開口
    (7)の前にある逆止弁(32)の開弁力より大きくな
    るように設定されていることを特徴とする、請求項1乃
    至8の何れかに記載のリターダ。
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