JP2882177B2 - 時分割多重デジタル無線通信方式 - Google Patents
時分割多重デジタル無線通信方式Info
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Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時分割多重デジタル無線
通信方式に関し、特に本質的に周波数選択性フェージン
グに強い方式であるマルチサブキャリアQAM方式なる
変調方式を採用した時分割多重デジタル無線通信方式に
関する。
通信方式に関し、特に本質的に周波数選択性フェージン
グに強い方式であるマルチサブキャリアQAM方式なる
変調方式を採用した時分割多重デジタル無線通信方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル変調方式の一種である16QA
M方式は、周波数を有効に利用することができるといっ
た利点を有する反面、移動通信にて例えば25kHz程
度のチャネル幅で運用する場合には耐遅延分散において
あまり良好な特性が得られないという欠点がある。
M方式は、周波数を有効に利用することができるといっ
た利点を有する反面、移動通信にて例えば25kHz程
度のチャネル幅で運用する場合には耐遅延分散において
あまり良好な特性が得られないという欠点がある。
【0003】そこで、この16QAM方式に替わるもの
として、M−16QAM方式と呼ばれる方式が開発され
た。
として、M−16QAM方式と呼ばれる方式が開発され
た。
【0004】図5はM−16QAM方式の基本原理を示
し、送信しようとするAbpsの伝送速度を持つ伝送情
報ビット列をM分岐回路1でM個の並列した低速の、つ
まりA/Mbpsの伝送速度を持つビット列に分割し、
各々のビット列をそれぞれ異なる周波数f1〜fmのサ
ブキャリアによる16QAM変調器2−1〜2−mで変
調し、周波数多重変調器3で再び合成してM−16QA
M信号を生成し、これを電力増幅器4で増幅して空中線
5から送信するものである。
し、送信しようとするAbpsの伝送速度を持つ伝送情
報ビット列をM分岐回路1でM個の並列した低速の、つ
まりA/Mbpsの伝送速度を持つビット列に分割し、
各々のビット列をそれぞれ異なる周波数f1〜fmのサ
ブキャリアによる16QAM変調器2−1〜2−mで変
調し、周波数多重変調器3で再び合成してM−16QA
M信号を生成し、これを電力増幅器4で増幅して空中線
5から送信するものである。
【0005】図6はM−16QAM信号のスペクトラム
図である。同図に示すように、それぞれのサブキャリア
1〜mの帯域幅は従来の16QAM信号の1/Mとな
る。サブキャリアの個数はMなので、全体の帯域幅は1
6QAM方式と等しい。しかしながら、各サブキャリア
の伝送速度は従来の16QAM方式の1/Mに低下して
おり、遅延分散に対する耐性は伝送速度に反比例するた
め、M−16QAM方式は従来の16QAM方式に比べ
てM倍だけ遅延分散に対して強くなっている。つまり周
波数選択性フェージングに強い方式である。
図である。同図に示すように、それぞれのサブキャリア
1〜mの帯域幅は従来の16QAM信号の1/Mとな
る。サブキャリアの個数はMなので、全体の帯域幅は1
6QAM方式と等しい。しかしながら、各サブキャリア
の伝送速度は従来の16QAM方式の1/Mに低下して
おり、遅延分散に対する耐性は伝送速度に反比例するた
め、M−16QAM方式は従来の16QAM方式に比べ
てM倍だけ遅延分散に対して強くなっている。つまり周
波数選択性フェージングに強い方式である。
【0006】なお、サブキャリアの数m(=M)は種々
の要因によって決定されるが、例えば25kHz程度の
チャネル幅の場合、m=4すなわち4−16QAM方式
が適当と考えられている。
の要因によって決定されるが、例えば25kHz程度の
チャネル幅の場合、m=4すなわち4−16QAM方式
が適当と考えられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにM−16Q
AM方式は、周波数の有効活用が可能であり且つ耐遅延
分散に優れているといった特徴を有し、近い将来に高速
デジタル移動体通信システムの主流になる可能性を秘め
ているが、その実現にあたっては解決すべき幾つかの課
題が存在する。
AM方式は、周波数の有効活用が可能であり且つ耐遅延
分散に優れているといった特徴を有し、近い将来に高速
デジタル移動体通信システムの主流になる可能性を秘め
ているが、その実現にあたっては解決すべき幾つかの課
題が存在する。
【0008】その1つは、送信機のピークパワーの問題
である。
である。
【0009】一般に、16QAMの情報シンボルS0〜
Sfの信号空間の配置は例えば図7に示すようになる。
シングルキャリアQAM方式では、同時に送出される情
報シンボルは1個なので問題はないが、マルチサブキャ
リアQAM方式では、同時に複数個の情報シンボルが送
出されるので、それらの情報シンボルが同一の信号空間
に集中する可能性がある。このようなことから、デジタ
ル信号のパワースペクトラムが拡散しても耐えられる、
ピークパワーを持つ送信機を備える必要がある。しかし
ながら、QAM方式の場合、デジタル信号の振幅直線性
の精度を要求されるので平均パワーとピークパワーの差
が大きい送信機は、高度の製造技術を要求されると共に
価格的に高価になり、且つ、電力効率も悪化する等の種
々の問題がある。
Sfの信号空間の配置は例えば図7に示すようになる。
シングルキャリアQAM方式では、同時に送出される情
報シンボルは1個なので問題はないが、マルチサブキャ
リアQAM方式では、同時に複数個の情報シンボルが送
出されるので、それらの情報シンボルが同一の信号空間
に集中する可能性がある。このようなことから、デジタ
ル信号のパワースペクトラムが拡散しても耐えられる、
ピークパワーを持つ送信機を備える必要がある。しかし
ながら、QAM方式の場合、デジタル信号の振幅直線性
の精度を要求されるので平均パワーとピークパワーの差
が大きい送信機は、高度の製造技術を要求されると共に
価格的に高価になり、且つ、電力効率も悪化する等の種
々の問題がある。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みて為された
ものであり、その目的は、複数のサブキャリアの情報シ
ンボルが近傍の信号空間に集中することで発生するデジ
タル信号のパワースペクトラムの拡散(ピークパワーの
増大)を防止することにある。
ものであり、その目的は、複数のサブキャリアの情報シ
ンボルが近傍の信号空間に集中することで発生するデジ
タル信号のパワースペクトラムの拡散(ピークパワーの
増大)を防止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、伝送するビット列を複数の低速ビット列
に分割してそれぞれ周波数の異なる複数のサブキャリア
に別々にデジタル変調をした後に周波数多重化するマル
チサブキャリアQAM方式を使用し、且つ、この変調方
式によるデジタル信号を時分割した複数の通信スロット
で通信する時分割多重デジタル無線通信方式において、
複数のサブキャリアにおいて同時に送信しようとする情
報シンボルが近傍の信号空間に集中する場合、そのうち
の1つの情報シンボルの送信を後にずらし、それに代え
て、情報シンボルと異なるシンボルであって360度の
信号空間範囲を均等に分割する複数の特定シンボルのう
ち、前記集中する信号空間と反対の信号空間に最も近い
特定シンボルを送信するようにしている。
成するために、伝送するビット列を複数の低速ビット列
に分割してそれぞれ周波数の異なる複数のサブキャリア
に別々にデジタル変調をした後に周波数多重化するマル
チサブキャリアQAM方式を使用し、且つ、この変調方
式によるデジタル信号を時分割した複数の通信スロット
で通信する時分割多重デジタル無線通信方式において、
複数のサブキャリアにおいて同時に送信しようとする情
報シンボルが近傍の信号空間に集中する場合、そのうち
の1つの情報シンボルの送信を後にずらし、それに代え
て、情報シンボルと異なるシンボルであって360度の
信号空間範囲を均等に分割する複数の特定シンボルのう
ち、前記集中する信号空間と反対の信号空間に最も近い
特定シンボルを送信するようにしている。
【0012】また、伝送するビット列を複数の低速ビッ
ト列に分割してそれぞれ周波数の異なる複数のサブキャ
リアに別々にデジタル変調をした後に周波数多重化する
マルチサブキャリアQAM方式を使用し、且つ、この変
調方式によるデジタル信号を時分割した複数の通信スロ
ットで通信すると共に伝送特性改善のためパイロットシ
ンボル挿入形フェージングひずみ補償を行う時分割多重
デジタル無線通信方式において、情報シンボルと異なる
シンボルであって360度の信号空間範囲を均等に分割
する複数の特定シンボルを使用して各サブキャリア毎に
別々の信号空間となるパイロットシンボルを構成し、且
つ、複数のサブキャリアにおいて同時に送信しようとす
る情報シンボルが近傍の信号空間に集中する場合、その
情報シンボルのうち前記集中する信号空間と反対の信号
空間に最も近いパイロットシンボルを割り当てられたサ
ブキャリアの情報シンボルの送信を後にずらし、それに
代えて、そのサブキャリアにパイロットシンボルを送信
するようにしている。
ト列に分割してそれぞれ周波数の異なる複数のサブキャ
リアに別々にデジタル変調をした後に周波数多重化する
マルチサブキャリアQAM方式を使用し、且つ、この変
調方式によるデジタル信号を時分割した複数の通信スロ
ットで通信すると共に伝送特性改善のためパイロットシ
ンボル挿入形フェージングひずみ補償を行う時分割多重
デジタル無線通信方式において、情報シンボルと異なる
シンボルであって360度の信号空間範囲を均等に分割
する複数の特定シンボルを使用して各サブキャリア毎に
別々の信号空間となるパイロットシンボルを構成し、且
つ、複数のサブキャリアにおいて同時に送信しようとす
る情報シンボルが近傍の信号空間に集中する場合、その
情報シンボルのうち前記集中する信号空間と反対の信号
空間に最も近いパイロットシンボルを割り当てられたサ
ブキャリアの情報シンボルの送信を後にずらし、それに
代えて、そのサブキャリアにパイロットシンボルを送信
するようにしている。
【0013】
【作用】複数のサブキャリアにおいて同時に送信しよう
とする情報シンボルが近傍の信号空間に集中する場合、
そのまま送信すると大きなピークパワーとなるが、その
うちの1つの情報シンボルの送信を後にずらし、それに
代えて、情報シンボルと異なるシンボルであって360
度の信号空間範囲を均等に分割する複数の特定シンボル
のうち、前記集中する信号空間と反対の信号空間に最も
近い特定シンボルを送信すると、ピークパワーが小さく
なる。
とする情報シンボルが近傍の信号空間に集中する場合、
そのまま送信すると大きなピークパワーとなるが、その
うちの1つの情報シンボルの送信を後にずらし、それに
代えて、情報シンボルと異なるシンボルであって360
度の信号空間範囲を均等に分割する複数の特定シンボル
のうち、前記集中する信号空間と反対の信号空間に最も
近い特定シンボルを送信すると、ピークパワーが小さく
なる。
【0014】また、伝送特性改善のためパイロットシン
ボル挿入形フェージングひずみ補償を行う場合、パイロ
ットシンボルを上記の如き情報シンボルと区別できる特
定シンボルで構成すれば、パイロットシンボルの検出が
容易になる。更に、各サブキャリア毎に別々の信号空間
となるパイロットシンボルとしたので、パイロットシン
ボルによるピークパワーの増大はない。
ボル挿入形フェージングひずみ補償を行う場合、パイロ
ットシンボルを上記の如き情報シンボルと区別できる特
定シンボルで構成すれば、パイロットシンボルの検出が
容易になる。更に、各サブキャリア毎に別々の信号空間
となるパイロットシンボルとしたので、パイロットシン
ボルによるピークパワーの増大はない。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0016】図1は本発明において採用した16個の情
報シンボルS0〜Sfの信号空間の配置例とこれらの情
報シンボルS0〜Sfと異なるシンボルとして360度
の信号空間範囲を均等に分割するように設定した4個の
特定シンボルP0,P1,P2,P3の信号空間の配置
例を示す。ここで、本実施例では特定シンボルP0〜P
3は最大の振幅を持つように定められている。
報シンボルS0〜Sfの信号空間の配置例とこれらの情
報シンボルS0〜Sfと異なるシンボルとして360度
の信号空間範囲を均等に分割するように設定した4個の
特定シンボルP0,P1,P2,P3の信号空間の配置
例を示す。ここで、本実施例では特定シンボルP0〜P
3は最大の振幅を持つように定められている。
【0017】図2は本発明による通信スロットの構成例
を示す。なお、この例は4個のサブキャリア1〜4を使
用する例である。
を示す。なお、この例は4個のサブキャリア1〜4を使
用する例である。
【0018】図2において、サブキャリア1の同期ワー
ドは特定シンボルP0,P1の組み合わせで構成され、
サブキャリア2の同期ワードは特定シンボルP2,P3
の組み合わせで構成され、サブキャリア3の同期ワード
は特定シンボルP1,P0の組み合わせで構成され、サ
ブキャリア4の同期ワードは特定シンボルP3,P2の
組み合わせで構成されている。このように別々の組み合
わせとしたのは、各サブキャリア1〜4の同期ワードは
同時期に送出されるので、同一の組み合わせにするとピ
ークパワーが大となるからである。また、特定シンボル
で同期ワードを構成したのは、特定シンボルは情報シン
ボルでないので簡単な組み合わせでユニークなワードを
構成でき、同期ワードのサイズを小さくできてその分だ
け通信スロットの実効伝送スピードを向上できるからで
ある。
ドは特定シンボルP0,P1の組み合わせで構成され、
サブキャリア2の同期ワードは特定シンボルP2,P3
の組み合わせで構成され、サブキャリア3の同期ワード
は特定シンボルP1,P0の組み合わせで構成され、サ
ブキャリア4の同期ワードは特定シンボルP3,P2の
組み合わせで構成されている。このように別々の組み合
わせとしたのは、各サブキャリア1〜4の同期ワードは
同時期に送出されるので、同一の組み合わせにするとピ
ークパワーが大となるからである。また、特定シンボル
で同期ワードを構成したのは、特定シンボルは情報シン
ボルでないので簡単な組み合わせでユニークなワードを
構成でき、同期ワードのサイズを小さくできてその分だ
け通信スロットの実効伝送スピードを向上できるからで
ある。
【0019】これに対し、特定シンボルを使用せず情報
シンボルだけの組み合わせで同期ワードを構成すると、
図8に例示するように、情報データ中に現れる可能性の
ある情報シンボルの組み合わせと極力区別できるように
多数(例では4個)の情報シンボルで同期ワードを構成
する必要があり、通信スロットの実効伝送スピードが低
下する。
シンボルだけの組み合わせで同期ワードを構成すると、
図8に例示するように、情報データ中に現れる可能性の
ある情報シンボルの組み合わせと極力区別できるように
多数(例では4個)の情報シンボルで同期ワードを構成
する必要があり、通信スロットの実効伝送スピードが低
下する。
【0020】また図2に示すように、サブキャリア1の
パイロットシンボルは特定シンボルP2で構成され、サ
ブキャリア2のパイロットシンボルは特定シンボルP1
で構成され、サブキャリア3のパイロットシンボルは特
定シンボルP3で構成され、サブキャリア4のパイロッ
トシンボルは特定シンボルP0で構成されている。この
ようにパイロットシンボルを特定シンボルで構成したの
は、特定シンボルは情報シンボルとして使われないの
で、受信側におけるパイロットシンボルの検出が容易に
なるためである。
パイロットシンボルは特定シンボルP2で構成され、サ
ブキャリア2のパイロットシンボルは特定シンボルP1
で構成され、サブキャリア3のパイロットシンボルは特
定シンボルP3で構成され、サブキャリア4のパイロッ
トシンボルは特定シンボルP0で構成されている。この
ようにパイロットシンボルを特定シンボルで構成したの
は、特定シンボルは情報シンボルとして使われないの
で、受信側におけるパイロットシンボルの検出が容易に
なるためである。
【0021】これに対し、図8に例示するように、特定
シンボルを使用せず所定の情報シンボルでパイロットシ
ンボルを構成すると、情報データ中に同一の情報シンボ
ルが出現するのでパイロットシンボルの検出が難しくな
る。
シンボルを使用せず所定の情報シンボルでパイロットシ
ンボルを構成すると、情報データ中に同一の情報シンボ
ルが出現するのでパイロットシンボルの検出が難しくな
る。
【0022】なお、各サブチャネルのパイロットシンボ
ルを別々の特定シンボルで構成したのは、各サブキャリ
アの同一位置にパイロットシンボルを挿入した場合にお
けるピークパワーを抑えることと、各サブキャリアで別
々の信号空間に配置されたパイロットシンボルを使用す
ることで受信側のフェージングひずみの推定精度を向上
させるためである。
ルを別々の特定シンボルで構成したのは、各サブキャリ
アの同一位置にパイロットシンボルを挿入した場合にお
けるピークパワーを抑えることと、各サブキャリアで別
々の信号空間に配置されたパイロットシンボルを使用す
ることで受信側のフェージングひずみの推定精度を向上
させるためである。
【0023】また図2におけるサブキャリア1〜3に情
報シンボルS8が同時に現れ(図の前半の網かけ部
分)、サブキャリア4に特定シンボルP0が現れている
のは、全サブキャリア1〜4に同一の情報シンボルS8
が同時に送出されようとしたため、情報シンボルS8と
反対の信号空間に最も近い特定シンボルP0をパイロッ
トシンボルとしているサブキャリア4に、情報シンボル
S8に代えて特定シンボルP0を送出してピークパワー
を抑えたことによる。そして、送出を抑制された1つの
情報シンボルS8は図2では次のタイミングでサブキャ
リア1に送出されている。なお、情報シンボルS8と反
対の信号空間に最も近い特定シンボルとしてはP0以外
にP3も存在するので、サブキャリア3に送出する情報
シンボルS8に代えて特定シンボルP3を送出するよう
にしても良い。
報シンボルS8が同時に現れ(図の前半の網かけ部
分)、サブキャリア4に特定シンボルP0が現れている
のは、全サブキャリア1〜4に同一の情報シンボルS8
が同時に送出されようとしたため、情報シンボルS8と
反対の信号空間に最も近い特定シンボルP0をパイロッ
トシンボルとしているサブキャリア4に、情報シンボル
S8に代えて特定シンボルP0を送出してピークパワー
を抑えたことによる。そして、送出を抑制された1つの
情報シンボルS8は図2では次のタイミングでサブキャ
リア1に送出されている。なお、情報シンボルS8と反
対の信号空間に最も近い特定シンボルとしてはP0以外
にP3も存在するので、サブキャリア3に送出する情報
シンボルS8に代えて特定シンボルP3を送出するよう
にしても良い。
【0024】同様に、サブキャリア1,2,4に情報シ
ンボルS4が同時に現れ(図の後半の網かけ部分)、サ
ブキャリア3に特定シンボルP3が現れているのは、全
サブキャリア1〜4に同一の情報シンボルS4が同時に
送出されようとしたため、情報シンボルS4と反対の信
号空間に最も近い特定シンボルP3をパイロットシンボ
ルとしているサブキャリア3に、情報シンボルS4に代
えて特定シンボルP3を送出してピークパワーを抑えた
ことによる。そして、送出を抑制された1つの情報シン
ボルS4は図2では次のタイミングでサブキャリア1に
送出されている。
ンボルS4が同時に現れ(図の後半の網かけ部分)、サ
ブキャリア3に特定シンボルP3が現れているのは、全
サブキャリア1〜4に同一の情報シンボルS4が同時に
送出されようとしたため、情報シンボルS4と反対の信
号空間に最も近い特定シンボルP3をパイロットシンボ
ルとしているサブキャリア3に、情報シンボルS4に代
えて特定シンボルP3を送出してピークパワーを抑えた
ことによる。そして、送出を抑制された1つの情報シン
ボルS4は図2では次のタイミングでサブキャリア1に
送出されている。
【0025】なお、図2に示す実施例は、パワー制御用
の特定シンボルの挿入如何にかかわらず、常に約1ms
毎にパイロットシンボルを各サブキャリア毎に挿入して
いる。パワー制御用の特定シンボルはそのサブキャリア
のパイロットシンボルと同一なので、パワー制御用に挿
入した特定シンボルも受信側においてパイロットシンボ
ルとして使用させることができ、パイロットシンボルの
挿入間隔を実質的に短くできる。
の特定シンボルの挿入如何にかかわらず、常に約1ms
毎にパイロットシンボルを各サブキャリア毎に挿入して
いる。パワー制御用の特定シンボルはそのサブキャリア
のパイロットシンボルと同一なので、パワー制御用に挿
入した特定シンボルも受信側においてパイロットシンボ
ルとして使用させることができ、パイロットシンボルの
挿入間隔を実質的に短くできる。
【0026】但し、本発明はこのような方法に限定され
ず、例えばパワー制御用に特定シンボルを挿入したサブ
キャリアでは次のパイロットシンボルの挿入間隔をこの
パワー制御用の特定シンボルを基準に例えば約1ms後
になるようにしても良い。こうすれば、パイロットシン
ボルの挿入間隔を必要充分に保ちながら、パワー制御用
特定シンボルの挿入による通信スロットの実効伝送スピ
ードの低下を防止できる。
ず、例えばパワー制御用に特定シンボルを挿入したサブ
キャリアでは次のパイロットシンボルの挿入間隔をこの
パワー制御用の特定シンボルを基準に例えば約1ms後
になるようにしても良い。こうすれば、パイロットシン
ボルの挿入間隔を必要充分に保ちながら、パワー制御用
特定シンボルの挿入による通信スロットの実効伝送スピ
ードの低下を防止できる。
【0027】次に本発明の時分割多重デジタル無線通信
方式の実施例について説明する。例としては、無線基地
局(又は無線中継局)と移動局とから構成された移動体
無線通信方式であって、伝送するビット列を複数の低速
ビット列に分割してそれぞれ周波数の異なる4個のサブ
キャリアに別々にデジタル変調をした後に周波数多重す
るマルチサブキャリアQAM方式を使用し、且つ、この
変調方式によるデジタル信号を時分割した複数の通信ス
ロットで通信すると共に伝送特性改善のためパイロット
シンボル挿入形フェージングひずみ補償を行う時分割多
重デジタル移動体無線通信方式を用いる。
方式の実施例について説明する。例としては、無線基地
局(又は無線中継局)と移動局とから構成された移動体
無線通信方式であって、伝送するビット列を複数の低速
ビット列に分割してそれぞれ周波数の異なる4個のサブ
キャリアに別々にデジタル変調をした後に周波数多重す
るマルチサブキャリアQAM方式を使用し、且つ、この
変調方式によるデジタル信号を時分割した複数の通信ス
ロットで通信すると共に伝送特性改善のためパイロット
シンボル挿入形フェージングひずみ補償を行う時分割多
重デジタル移動体無線通信方式を用いる。
【0028】図3はこのような時分割多重デジタル移動
体無線通信方式において無線基地局(又は無線中継局)
および移動局に備えられる送信機系の一例を示すブロッ
ク図、図4は同局に備えられる受信機系の一例を示すブ
ロック図である。
体無線通信方式において無線基地局(又は無線中継局)
および移動局に備えられる送信機系の一例を示すブロッ
ク図、図4は同局に備えられる受信機系の一例を示すブ
ロック図である。
【0029】なお、図3において、10は伝送情報ビッ
ト列の入力端子、11はビット列分岐回路、12−1〜
12−4は5ビットのレジスタ(最上位ビットは固定値
0になっている)、13−1〜13−4は図2で説明し
たような特定シンボルP0〜P4で構成されるパイロッ
トシンボルに対応する5ビット(最上位ビットは1)を
保持するパイロットシンボルレジスタ、14−1〜14
−4はセレクタ、15−1〜15−4はゲート、16は
各部を制御する制御部、17,18,19は制御部16
が出力する分岐制御信号,セレクト制御信号,同期タイ
ミング信号、20−1〜20−4はそれぞれ周波数f1
〜f4のサブキャリアによるQAM変調器、21は周波
数多重変調器、22は無線部、23は空中線、24−1
〜24−4は図2で説明したような特定シンボル2個の
組み合わせで構成される同期ワードの構成ビット(前半
5ビット,後半5ビットの合計10ビットであり、前
半,後半とも最上位ビットは1)を保持する同期ワード
レジスタ、25は伝送情報ビット列を蓄積するバッファ
メモリ、26はビット配列検出器である。
ト列の入力端子、11はビット列分岐回路、12−1〜
12−4は5ビットのレジスタ(最上位ビットは固定値
0になっている)、13−1〜13−4は図2で説明し
たような特定シンボルP0〜P4で構成されるパイロッ
トシンボルに対応する5ビット(最上位ビットは1)を
保持するパイロットシンボルレジスタ、14−1〜14
−4はセレクタ、15−1〜15−4はゲート、16は
各部を制御する制御部、17,18,19は制御部16
が出力する分岐制御信号,セレクト制御信号,同期タイ
ミング信号、20−1〜20−4はそれぞれ周波数f1
〜f4のサブキャリアによるQAM変調器、21は周波
数多重変調器、22は無線部、23は空中線、24−1
〜24−4は図2で説明したような特定シンボル2個の
組み合わせで構成される同期ワードの構成ビット(前半
5ビット,後半5ビットの合計10ビットであり、前
半,後半とも最上位ビットは1)を保持する同期ワード
レジスタ、25は伝送情報ビット列を蓄積するバッファ
メモリ、26はビット配列検出器である。
【0030】また、図4において、30は空中線、31
は無線部、32は周波数分岐回路、33−1〜33−4
はそれぞれ送信側のQAM変調器20−1〜20−4に
対応するQAM復調器、34はメモリ、35はCPU、
36は入出力インタフェイス(I/O)、37は出力端
子である。
は無線部、32は周波数分岐回路、33−1〜33−4
はそれぞれ送信側のQAM変調器20−1〜20−4に
対応するQAM復調器、34はメモリ、35はCPU、
36は入出力インタフェイス(I/O)、37は出力端
子である。
【0031】ここで、QAM変調器20−1〜20−4
は、入力される5ビットの最上位ビットが0の場合、下
4ビットの値に応じて図1に示す16個の情報シンボル
S0〜Sfに対応した変調を行い、入力される5ビット
の最上位ビットが1の場合、下4ビットの値に応じて図
1に示す4個の特定シンボルP0〜P3を含む16個の
シンボルに対応した変調を行う、32QAM変調器で構
成することができる。なお、この場合、12個のシンボ
ルは実際には使われないことになる。また、QAM復調
器33−1〜33−4は送信側で使用する上述のような
32QAM変調器に対応する32QAM復調器で構成す
ることができる。
は、入力される5ビットの最上位ビットが0の場合、下
4ビットの値に応じて図1に示す16個の情報シンボル
S0〜Sfに対応した変調を行い、入力される5ビット
の最上位ビットが1の場合、下4ビットの値に応じて図
1に示す4個の特定シンボルP0〜P3を含む16個の
シンボルに対応した変調を行う、32QAM変調器で構
成することができる。なお、この場合、12個のシンボ
ルは実際には使われないことになる。また、QAM復調
器33−1〜33−4は送信側で使用する上述のような
32QAM変調器に対応する32QAM復調器で構成す
ることができる。
【0032】先ず、図1〜図3を参照して送信機系の動
作を説明する。
作を説明する。
【0033】図3の制御部16は、1つの通信スロット
の開始点において、セレクト制御信号18によりセレク
タ14−1〜14−4が同期ワードレジスタ24−1〜
24−4に保持された同期ワードSWの前半5ビット
(最初の特定シンボルに対応する)を選択するように制
御し、次のタイミングで同期タイミング信号19により
ゲート15−1〜15−4を同時に開くことにより、同
期ワードの前半5ビットをそれぞれQAM変調器20−
1〜20−4に加える。
の開始点において、セレクト制御信号18によりセレク
タ14−1〜14−4が同期ワードレジスタ24−1〜
24−4に保持された同期ワードSWの前半5ビット
(最初の特定シンボルに対応する)を選択するように制
御し、次のタイミングで同期タイミング信号19により
ゲート15−1〜15−4を同時に開くことにより、同
期ワードの前半5ビットをそれぞれQAM変調器20−
1〜20−4に加える。
【0034】次に、制御部16は、セレクト制御信号1
8によりセレクタ14−1〜14−4が同期ワードレジ
スタ24−1〜24−4に保持された同期ワードSWの
後半5ビット(後の特定シンボルに対応する)を選択す
るように制御し、次のタイミングで同期タイミング信号
19によりゲート15−1〜15−4を同時に開くこと
により、同期ワードの後半5ビットをそれぞれQAM変
調器20−1〜20−4に加える。
8によりセレクタ14−1〜14−4が同期ワードレジ
スタ24−1〜24−4に保持された同期ワードSWの
後半5ビット(後の特定シンボルに対応する)を選択す
るように制御し、次のタイミングで同期タイミング信号
19によりゲート15−1〜15−4を同時に開くこと
により、同期ワードの後半5ビットをそれぞれQAM変
調器20−1〜20−4に加える。
【0035】以上で、通信スロットの開始点において周
波数がf1〜f4の各サブキャリアの通信スロットの開
始点に2個の特定シンボルの組み合わせからなる同期ワ
ードが1つ挿入されたことになる。
波数がf1〜f4の各サブキャリアの通信スロットの開
始点に2個の特定シンボルの組み合わせからなる同期ワ
ードが1つ挿入されたことになる。
【0036】次に、制御部16は、セレクト制御信号1
8によりセレクタ14−1〜14−4がパイロットシン
ボルレジスタ13−1〜13−4に保持された5ビット
を選択するように制御し、次のタイミングで同期タイミ
ング信号19によりゲート15−1〜15−4を同時に
開くことにより、パイロットシンボルレジスタ13−1
〜13−4に保持された5ビットをそれぞれQAM変調
器20−1〜20−4に加える。そして、制御部16内
のパイロットシンボル送出間隔制御用のタイマ(図示せ
ず)をスタートさせる。
8によりセレクタ14−1〜14−4がパイロットシン
ボルレジスタ13−1〜13−4に保持された5ビット
を選択するように制御し、次のタイミングで同期タイミ
ング信号19によりゲート15−1〜15−4を同時に
開くことにより、パイロットシンボルレジスタ13−1
〜13−4に保持された5ビットをそれぞれQAM変調
器20−1〜20−4に加える。そして、制御部16内
のパイロットシンボル送出間隔制御用のタイマ(図示せ
ず)をスタートさせる。
【0037】次に、制御部16は、バッファメモリ25
に蓄積された伝送情報ビット列の先頭から4ビットずつ
の4個のビット列が同一のビット列か否かをビット配列
検出器26で調べ、同一のビット列でないときは、セレ
クト制御信号18によりセレクタ14−1〜14−4が
レジスタ12−1〜12−4の出力を選択するように制
御し、ビット列分岐回路11がバッファメモリ25の前
記ビット配列検出器26で調査済みの4個のビット列を
レジスタ12−1〜12−4の下4ビットに分配するよ
うに制御し、次のタイミングで同期タイミング信号19
によりゲート15−1〜15−4を同時に開いてレジス
タ12−1〜12−4に保持された、最上位ビットが0
で、下4ビットがビット列分岐回路11から分配された
4ビットとなる各々5ビットの4個のビット列をそれぞ
れQAM変調器20−1〜20−4に加える。
に蓄積された伝送情報ビット列の先頭から4ビットずつ
の4個のビット列が同一のビット列か否かをビット配列
検出器26で調べ、同一のビット列でないときは、セレ
クト制御信号18によりセレクタ14−1〜14−4が
レジスタ12−1〜12−4の出力を選択するように制
御し、ビット列分岐回路11がバッファメモリ25の前
記ビット配列検出器26で調査済みの4個のビット列を
レジスタ12−1〜12−4の下4ビットに分配するよ
うに制御し、次のタイミングで同期タイミング信号19
によりゲート15−1〜15−4を同時に開いてレジス
タ12−1〜12−4に保持された、最上位ビットが0
で、下4ビットがビット列分岐回路11から分配された
4ビットとなる各々5ビットの4個のビット列をそれぞ
れQAM変調器20−1〜20−4に加える。
【0038】他方、ビット配列検出器26において、4
個のビット列が同一のビット列であることが検出された
場合、制御部16は、そのビット列に対応する情報シン
ボルを認識し、その情報シンボルと反対の信号空間に最
も近いパイロットシンボルを割り当てられたサブキャリ
アの情報シンボルに代えて、そのサブキャリアにパワー
制御用のパイロットシンボルを送信するため、セレクタ
14−1〜14−4のうち置換対象となるサブキャリア
に対応するセレクタ14−iをパイロットシンボルレジ
スタ13−i側に、残りのセレクタをレジスタ12−1
〜12−4側に切り替え、ビット列分岐回路11がバッ
ファメモリ25の前記ビット配列検出器26で調査済み
の4個のビット列の前半3個のビット列を置換対象とす
るサブキャリアに対応するレジスタ12−1〜12−4
を除く残りの3個のレジスタの下4ビットに分配するよ
うに制御し、次のタイミングで同期タイミング信号19
によりゲート15−1〜15−4を同時に開いて伝送情
報ビット列の3個のビット列とパイロットシンボルに対
応するビット列とをQAM変調器20−1〜20−4に
加える。
個のビット列が同一のビット列であることが検出された
場合、制御部16は、そのビット列に対応する情報シン
ボルを認識し、その情報シンボルと反対の信号空間に最
も近いパイロットシンボルを割り当てられたサブキャリ
アの情報シンボルに代えて、そのサブキャリアにパワー
制御用のパイロットシンボルを送信するため、セレクタ
14−1〜14−4のうち置換対象となるサブキャリア
に対応するセレクタ14−iをパイロットシンボルレジ
スタ13−i側に、残りのセレクタをレジスタ12−1
〜12−4側に切り替え、ビット列分岐回路11がバッ
ファメモリ25の前記ビット配列検出器26で調査済み
の4個のビット列の前半3個のビット列を置換対象とす
るサブキャリアに対応するレジスタ12−1〜12−4
を除く残りの3個のレジスタの下4ビットに分配するよ
うに制御し、次のタイミングで同期タイミング信号19
によりゲート15−1〜15−4を同時に開いて伝送情
報ビット列の3個のビット列とパイロットシンボルに対
応するビット列とをQAM変調器20−1〜20−4に
加える。
【0039】また、制御部16は、パイロットシンボル
送出間隔制御用のタイマがタイムアウトすると、セレク
ト制御信号18によりセレクタ14−1〜14−4がパ
イロットシンボルレジスタ13−1〜13−4に保持さ
れた5ビットを選択するように制御し、次のタイミング
で同期タイミング信号19によりゲート15−1〜15
−4を同時に開くことにより、パイロットシンボルレジ
スタ13−1〜13−4に保持された5ビットをそれぞ
れQAM変調器20−1〜20−4に加える。そして、
制御部16内のパイロットシンボル送出間隔制御用のタ
イマ(図示せず)を再スタートさせる。
送出間隔制御用のタイマがタイムアウトすると、セレク
ト制御信号18によりセレクタ14−1〜14−4がパ
イロットシンボルレジスタ13−1〜13−4に保持さ
れた5ビットを選択するように制御し、次のタイミング
で同期タイミング信号19によりゲート15−1〜15
−4を同時に開くことにより、パイロットシンボルレジ
スタ13−1〜13−4に保持された5ビットをそれぞ
れQAM変調器20−1〜20−4に加える。そして、
制御部16内のパイロットシンボル送出間隔制御用のタ
イマ(図示せず)を再スタートさせる。
【0040】以上のような動作を通信スロットの終了ま
で繰り返し、次の通信スロットも同様に処理する。
で繰り返し、次の通信スロットも同様に処理する。
【0041】さて、各QAM変調器20−1〜20−4
に順次に入力された各5ビットはそれぞれ異なる周波数
のサブキャリアでQAMの変調を受けた後、周波数多重
変調器21で合成され、無線部22を通じて空中線23
から電波として送出される。
に順次に入力された各5ビットはそれぞれ異なる周波数
のサブキャリアでQAMの変調を受けた後、周波数多重
変調器21で合成され、無線部22を通じて空中線23
から電波として送出される。
【0042】以上のような動作が送信系で行われること
により、図2に示したように、全てのサブキャリアの通
信スロットの同期が取られ、且つ、複数のサブキャリア
1〜mの通信スロットにパイロットシンボルが約1ms
毎に挿入される。また、同時に送信しようとする情報シ
ンボルが近傍の信号空間に集中する場合、そのうちの1
つの情報シンボルの送信が後にずらされ、それに代え
て、その情報シンボルと反対の信号空間に最も近い特定
シンボルが送出される。
により、図2に示したように、全てのサブキャリアの通
信スロットの同期が取られ、且つ、複数のサブキャリア
1〜mの通信スロットにパイロットシンボルが約1ms
毎に挿入される。また、同時に送信しようとする情報シ
ンボルが近傍の信号空間に集中する場合、そのうちの1
つの情報シンボルの送信が後にずらされ、それに代え
て、その情報シンボルと反対の信号空間に最も近い特定
シンボルが送出される。
【0043】次に、図1,図2,図4を参照して受信機
系の動作を説明する。
系の動作を説明する。
【0044】送信機系から送出された電波は図4の空中
線30で受信され、無線部31で増幅等された後、周波
数分岐回路32で各サブキャリア毎に分けられ、対応す
るQAM復調器33−1〜33−4に入力されて個別に
復調される。そして、各QAM復調器33−1〜33−
4の出力が受信順にメモリ34に格納される。
線30で受信され、無線部31で増幅等された後、周波
数分岐回路32で各サブキャリア毎に分けられ、対応す
るQAM復調器33−1〜33−4に入力されて個別に
復調される。そして、各QAM復調器33−1〜33−
4の出力が受信順にメモリ34に格納される。
【0045】ここで、メモリ34内に4個の領域34−
1〜34−4があり、QAM復調器33−1の出力は受
信順に領域34−1の先頭A0から順に格納され、QA
M復調器33−2,33−3,33−4の出力も受信順
にそれぞれ領域34−2,34−3,34−4の先頭A
0から順に格納されるとすると、図2の場合、各領域3
4−1〜34−4の格納内容をシンボルで表すと例えば
図4に示すようになる。
1〜34−4があり、QAM復調器33−1の出力は受
信順に領域34−1の先頭A0から順に格納され、QA
M復調器33−2,33−3,33−4の出力も受信順
にそれぞれ領域34−2,34−3,34−4の先頭A
0から順に格納されるとすると、図2の場合、各領域3
4−1〜34−4の格納内容をシンボルで表すと例えば
図4に示すようになる。
【0046】そこで、CPU35は、メモリ34の各領
域34−1〜34−4中から同期ワードを検出すること
により各サブキャリアの通信スロットを認識する。ま
た、各領域34−1〜34−4中から特定シンボルで構
成されるパイロットシンボルを検出し、この検出したパ
イロットシンボルの状態およびその検出箇所に基づき各
サブチャネルにおけるフェージングひずみを推定し、そ
の推定値に基づきフェージングひずみ補償を行う。
域34−1〜34−4中から同期ワードを検出すること
により各サブキャリアの通信スロットを認識する。ま
た、各領域34−1〜34−4中から特定シンボルで構
成されるパイロットシンボルを検出し、この検出したパ
イロットシンボルの状態およびその検出箇所に基づき各
サブチャネルにおけるフェージングひずみを推定し、そ
の推定値に基づきフェージングひずみ補償を行う。
【0047】ここで、パイロットシンボルを用いたフェ
ージングひずみの推定方法およびその補償方法の一例を
挙げれば、フェージングひずみの推定は、各パイロット
シンボルの受けたフェージングひずみ(振幅ひずみ)を
元に情報シンボルの受けるフェージングひずみ(振幅ひ
ずみ)を内挿方法や外挿方法で求め、フェージングひず
みの補償は、推定したフェージングひずみを打ち消す方
向に情報シンボルの振幅値を補正することで行う。勿
論、例えば「電子情報通信学会論文誌 B−IIVol.
J73−B−II No.11,pp.630−638
1990年11月 [陸上移動通信におけるトレリス符
号化16QAM/TDMAシステムの特性] 三瓶政一
他」に記載されたように受信機系で最大比合成形空間ダ
イバーシチを採用し、フェージングひずみの推定値をも
とに最大比合成形ダイバーシチを行うことでフェージン
グひずみ補償を行うようにしても良い。
ージングひずみの推定方法およびその補償方法の一例を
挙げれば、フェージングひずみの推定は、各パイロット
シンボルの受けたフェージングひずみ(振幅ひずみ)を
元に情報シンボルの受けるフェージングひずみ(振幅ひ
ずみ)を内挿方法や外挿方法で求め、フェージングひず
みの補償は、推定したフェージングひずみを打ち消す方
向に情報シンボルの振幅値を補正することで行う。勿
論、例えば「電子情報通信学会論文誌 B−IIVol.
J73−B−II No.11,pp.630−638
1990年11月 [陸上移動通信におけるトレリス符
号化16QAM/TDMAシステムの特性] 三瓶政一
他」に記載されたように受信機系で最大比合成形空間ダ
イバーシチを採用し、フェージングひずみの推定値をも
とに最大比合成形ダイバーシチを行うことでフェージン
グひずみ補償を行うようにしても良い。
【0048】なお、CPU35は各サブキャリアの通信
スロットを認識し、フェージングひずみ補償等の必要な
処理を施した受信情報を入出力インタフェイス36を介
して出力端子37に出力する。
スロットを認識し、フェージングひずみ補償等の必要な
処理を施した受信情報を入出力インタフェイス36を介
して出力端子37に出力する。
【0049】以上の実施例では16個の情報シンボルに
4個の特定シンボルを追加したものであるが、それ以外
の組み合わせにすることも勿論可能である。また、各サ
ブキャリアに送出しようとする情報シンボルが全て一致
する場合にのみ特定シンボルを割り込ませるようにした
が、完全一致でなく全ての情報シンボルが信号空間の同
一象限の情報シンボルである場合に特定シンボルを割り
込ませる等、情報シンボルが近傍の信号空間に集中する
場合に特定シンボルを割り込ませる方法としては各種の
方法が採用可能である。
4個の特定シンボルを追加したものであるが、それ以外
の組み合わせにすることも勿論可能である。また、各サ
ブキャリアに送出しようとする情報シンボルが全て一致
する場合にのみ特定シンボルを割り込ませるようにした
が、完全一致でなく全ての情報シンボルが信号空間の同
一象限の情報シンボルである場合に特定シンボルを割り
込ませる等、情報シンボルが近傍の信号空間に集中する
場合に特定シンボルを割り込ませる方法としては各種の
方法が採用可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
サブキャリアにおいて同時に送信しようとする情報シン
ボルが近傍の信号空間に集中する場合、そのうちの1つ
の情報シンボルの送信を後にずらし、それに代えて、情
報シンボルと異なるシンボルであって360度の信号空
間範囲を均等に分割する複数の特定シンボルのうち、前
記集中する信号空間と反対の信号空間に最も近い特定シ
ンボルを送信するようにしたので、複数のサブキャリア
の情報シンボルが近傍の信号空間に集中することで発生
するデジタル信号のパワースペクトラムの拡散(ピーク
パワーの増大)を防止することができる。よって、平均
パワーとピークパワーの差が小さくなり、電力効率が良
く経済性の高い送信機の提供が可能になる。
サブキャリアにおいて同時に送信しようとする情報シン
ボルが近傍の信号空間に集中する場合、そのうちの1つ
の情報シンボルの送信を後にずらし、それに代えて、情
報シンボルと異なるシンボルであって360度の信号空
間範囲を均等に分割する複数の特定シンボルのうち、前
記集中する信号空間と反対の信号空間に最も近い特定シ
ンボルを送信するようにしたので、複数のサブキャリア
の情報シンボルが近傍の信号空間に集中することで発生
するデジタル信号のパワースペクトラムの拡散(ピーク
パワーの増大)を防止することができる。よって、平均
パワーとピークパワーの差が小さくなり、電力効率が良
く経済性の高い送信機の提供が可能になる。
【0051】また、伝送特性改善のためパイロットシン
ボル挿入形フェージングひずみ補償を行う時分割多重デ
ジタル無線通信方式において、パイロットシンボルを情
報シンボルと区別できる特定シンボルで構成したことに
より、パイロットシンボルの検出が容易になるという効
果がある。
ボル挿入形フェージングひずみ補償を行う時分割多重デ
ジタル無線通信方式において、パイロットシンボルを情
報シンボルと区別できる特定シンボルで構成したことに
より、パイロットシンボルの検出が容易になるという効
果がある。
【図1】本発明において採用した16個の情報シンボル
S0〜Sfの信号空間の配置例とこれらの情報シンボル
S0〜Sfと異なるシンボルとして360度の信号空間
範囲を均等に分割するように設定された4個の特定シン
ボルP0,P1,P2,P3の信号空間の配置例を示す
図である。
S0〜Sfの信号空間の配置例とこれらの情報シンボル
S0〜Sfと異なるシンボルとして360度の信号空間
範囲を均等に分割するように設定された4個の特定シン
ボルP0,P1,P2,P3の信号空間の配置例を示す
図である。
【図2】本発明による通信スロットの構成例を示す図で
ある。
ある。
【図3】本発明の一実施例にかかる時分割多重デジタル
移動体無線通信方式において無線基地局(又は無線中継
局)および移動局に備えられる送信機系の一例を示すブ
ロック図である。
移動体無線通信方式において無線基地局(又は無線中継
局)および移動局に備えられる送信機系の一例を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の一実施例にかかる時分割多重デジタル
移動体無線通信方式において無線基地局(又は無線中継
局)および移動局に備えられる受信機系の一例を示すブ
ロック図である。
移動体無線通信方式において無線基地局(又は無線中継
局)および移動局に備えられる受信機系の一例を示すブ
ロック図である。
【図5】M−16QAM方式の基本原理図である。
【図6】M−16QAM信号のスペクトラム図である。
【図7】16QAMの情報シンボルの信号空間配置例を
示す図である。
示す図である。
【図8】一般的な通信スロットの構成例を示す図であ
る。
る。
10…伝送情報ビット列の入力端子 11…ビット列分岐回路 12−1〜12−4…レジスタ 13−1〜13−4…パイロットシンボルレジスタ 14−1〜14−4…セレクタ 15−1〜15−4…ゲート 16…制御部 17…分岐制御信号 18…セレクト制御信号 19…同期タイミング信号 20−1〜20−4…QAM変調器 21…周波数多重変調器 22,31…無線部 23,30…空中線 24−1〜24−4…同期ワードレジスタ 25…バッファメモリ 26…ビット配列検出器 32…周波数分岐回路 33−1〜33−4…QAM復調器 34…メモリ 34−1〜34−4…領域 35…CPU 36…入出力インタフェイス 37…出力端子
Claims (2)
- 【請求項1】 伝送するビット列を複数の低速ビット列
に分割してそれぞれ周波数の異なる複数のサブキャリア
に別々にデジタル変調をした後に周波数多重化するマル
チサブキャリアQAM方式を使用し、且つ、この変調方
式によるデジタル信号を時分割した複数の通信スロット
で通信する時分割多重デジタル無線通信方式において、 複数のサブキャリアにおいて同時に送信しようとする情
報シンボルが近傍の信号空間に集中する場合、そのうち
の1つの情報シンボルの送信を後にずらし、それに代え
て、情報シンボルと異なるシンボルであって360度の
信号空間範囲を均等に分割する複数の特定シンボルのう
ち、前記集中する信号空間と反対の信号空間に最も近い
特定シンボルを送信するようにしたことを特徴とする時
分割多重デジタル無線通信方式。 - 【請求項2】 伝送するビット列を複数の低速ビット列
に分割してそれぞれ周波数の異なる複数のサブキャリア
に別々にデジタル変調をした後に周波数多重化するマル
チサブキャリアQAM方式を使用し、且つ、この変調方
式によるデジタル信号を時分割した複数の通信スロット
で通信すると共に伝送特性改善のためパイロットシンボ
ル挿入形フェージングひずみ補償を行う時分割多重デジ
タル無線通信方式において、 情報シンボルと異なるシンボルであって360度の信号
空間範囲を均等に分割する複数の特定シンボルを使用し
て各サブキャリア毎に別々の信号空間となるパイロット
シンボルを構成し、且つ、 複数のサブキャリアにおいて同時に送信しようとする情
報シンボルが近傍の信号空間に集中する場合、その情報
シンボルのうち前記集中する信号空間と反対の信号空間
に最も近いパイロットシンボルを割り当てられたサブキ
ャリアの情報シンボルの送信を後にずらし、それに代え
て、そのサブキャリアにパイロットシンボルを送信する
ようにしたことを特徴とする時分割多重デジタル無線通
信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10062692A JP2882177B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 時分割多重デジタル無線通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10062692A JP2882177B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 時分割多重デジタル無線通信方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05276210A JPH05276210A (ja) | 1993-10-22 |
| JP2882177B2 true JP2882177B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=14279049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10062692A Expired - Lifetime JP2882177B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 時分割多重デジタル無線通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2882177B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP10062692A patent/JP2882177B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05276210A (ja) | 1993-10-22 |
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