JP2867301B2 - 鋼片手入用砥石 - Google Patents
鋼片手入用砥石Info
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- JP2867301B2 JP2867301B2 JP3059525A JP5952591A JP2867301B2 JP 2867301 B2 JP2867301 B2 JP 2867301B2 JP 3059525 A JP3059525 A JP 3059525A JP 5952591 A JP5952591 A JP 5952591A JP 2867301 B2 JP2867301 B2 JP 2867301B2
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- Japan
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- abrasive grains
- abrasive
- grindstone
- jis
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は鋼片手入用砥石に係
り、詳しくは、JIS R 6001に規定された砥石
の砥粒粒度分布の基準にもとずいて、粒度分布を調整し
た砥粒から成る鋼片手入用砥石であって、手入面粗度を
抑制し、製品への砥石目残りの発生を防止できる鋼片手
入用砥石に係る。
り、詳しくは、JIS R 6001に規定された砥石
の砥粒粒度分布の基準にもとずいて、粒度分布を調整し
た砥粒から成る鋼片手入用砥石であって、手入面粗度を
抑制し、製品への砥石目残りの発生を防止できる鋼片手
入用砥石に係る。
【0002】
【従来の技術】 例えば、鋼片手入用砥石の砥粒はJI
S R 6001に規定される砥粒粒度分布にしたがっ
て調製されている。この粒度分布は、JIS R 60
01の砥粒粒度分布に示される通り、各々のふるい目に
対する砥粒の割合を規定しており、その一部は別紙の表
1に示す通りである。
S R 6001に規定される砥粒粒度分布にしたがっ
て調製されている。この粒度分布は、JIS R 60
01の砥粒粒度分布に示される通り、各々のふるい目に
対する砥粒の割合を規定しており、その一部は別紙の表
1に示す通りである。
【0003】 例えば、表1の#14であると、2段の
ふるい径が1.70mm、3段のふるい径が1.40m
mであるから、粒度が1.70mm未満〜1.40mm
以上の範囲の砥粒が45%以上、2段のふるい径が1.
70mm、4段のふるい径が1.18mmであるから、
3段と4段の合計では粒径が1.70mm未満〜1.1
8mm以上の範囲の砥粒が70%以上とどまることが規
定され、これでは粗粒、細粒の混入がさけられない。す
なわち、2段目で1.70mm以上の砥粒が20%以下
であることは、これら砥粒は1段目のふるいを全て通過
しているものであるから、2.36mm以上の砥粒は含
まれていないが、5段目を通過した1.00mm未満の
細粒は3%以下は含みうる。その一例を示すと、表2の
ようになり、そのカッコ書きは各段の標準ふるい目の径
を示す。
ふるい径が1.70mm、3段のふるい径が1.40m
mであるから、粒度が1.70mm未満〜1.40mm
以上の範囲の砥粒が45%以上、2段のふるい径が1.
70mm、4段のふるい径が1.18mmであるから、
3段と4段の合計では粒径が1.70mm未満〜1.1
8mm以上の範囲の砥粒が70%以上とどまることが規
定され、これでは粗粒、細粒の混入がさけられない。す
なわち、2段目で1.70mm以上の砥粒が20%以下
であることは、これら砥粒は1段目のふるいを全て通過
しているものであるから、2.36mm以上の砥粒は含
まれていないが、5段目を通過した1.00mm未満の
細粒は3%以下は含みうる。その一例を示すと、表2の
ようになり、そのカッコ書きは各段の標準ふるい目の径
を示す。
【0004】
【表1】
【0005】
【表2】
【0006】 このようなJTS規格の粒度分布を有す
る砥粒で作られた砥石を用いて鋼片を研削し、精密圧延
材や脱炭規制材等のように加熱炉で十分なスケールオフ
がなされないものをそのまま圧延すると、特に少ない総
減面量で圧延された製品には砥石目残り疵(木目疵)が
発生する。
る砥粒で作られた砥石を用いて鋼片を研削し、精密圧延
材や脱炭規制材等のように加熱炉で十分なスケールオフ
がなされないものをそのまま圧延すると、特に少ない総
減面量で圧延された製品には砥石目残り疵(木目疵)が
発生する。
【0007】 そこで、JIS規格の範囲内で砥粒の粒
度を細かくすると、砥石目残り疵は減少するが、逆に、
図5(a)に示すように、砥石の寿命は砥粒の細粒化に
ともなって短かくなる。これを防ぐため両者のバランス
をとって砥粒番手を選択している。ところが、このよう
にすると必要保有番手数が増加すると共に、砥石替えに
要する設備停止ロスが発生し設備効率を悪化させるとい
う問題があった。
度を細かくすると、砥石目残り疵は減少するが、逆に、
図5(a)に示すように、砥石の寿命は砥粒の細粒化に
ともなって短かくなる。これを防ぐため両者のバランス
をとって砥粒番手を選択している。ところが、このよう
にすると必要保有番手数が増加すると共に、砥石替えに
要する設備停止ロスが発生し設備効率を悪化させるとい
う問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は上記問題を
解決することを目的とし、具体的には、砥粒粒度分布を
巾狭化若しくは均一化することにより、鋼片の手入面粗
度を改善し、かつ製品への砥石目残り疵の発生を防止
し、砥石寿命を従来の粗目番手と同等以上に保持するこ
とができる鋼片手入用砥石を提案することを目的とす
る。
解決することを目的とし、具体的には、砥粒粒度分布を
巾狭化若しくは均一化することにより、鋼片の手入面粗
度を改善し、かつ製品への砥石目残り疵の発生を防止
し、砥石寿命を従来の粗目番手と同等以上に保持するこ
とができる鋼片手入用砥石を提案することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】 すなわち、本発明は、
JIS R 6001と同じ粒度番手の砥粒からなる鋼
片手入用砥石であって、この砥石の砥粒は、JIS R
6001の砥粒の粒度ふるいにおいて3段目と4段目
までのふるいにとどまる砥粒が90%以上であって、2
段目のふるいにとどまる砥粒が5%以下であることを特
徴とする。
JIS R 6001と同じ粒度番手の砥粒からなる鋼
片手入用砥石であって、この砥石の砥粒は、JIS R
6001の砥粒の粒度ふるいにおいて3段目と4段目
までのふるいにとどまる砥粒が90%以上であって、2
段目のふるいにとどまる砥粒が5%以下であることを特
徴とする。
【0010】 以下さらに本発明の手段たる構成ならび
にその作用について詳しく説明すると、次の通りであ
る。
にその作用について詳しく説明すると、次の通りであ
る。
【0011】 本発明者等は従来のJIS規格の砥石が
精密圧延材、説炭規制材等の線棒用素材のビレット等の
ように加熱炉で十分なスケールオフが十分になされない
でかつ総減面量が少ない圧延製品を、JIS規格の粒度
分布を有する砥粒を用いた砥石により研削すると、製品
に砥石目残り疵が発生する。
精密圧延材、説炭規制材等の線棒用素材のビレット等の
ように加熱炉で十分なスケールオフが十分になされない
でかつ総減面量が少ない圧延製品を、JIS規格の粒度
分布を有する砥粒を用いた砥石により研削すると、製品
に砥石目残り疵が発生する。
【0012】 砥石の場合、一般的に云って、図5
(a)ならびに(b)に示す関係がある。すなわち、粒
度が細粒から粗粒になるにしたがって、直線的に比例し
て寿命は長くなる。一方、表面あらさは粗粒から細粒に
なるにしたがって小さくなり、粗面から細面になる傾向
を示す。
(a)ならびに(b)に示す関係がある。すなわち、粒
度が細粒から粗粒になるにしたがって、直線的に比例し
て寿命は長くなる。一方、表面あらさは粗粒から細粒に
なるにしたがって小さくなり、粗面から細面になる傾向
を示す。
【0013】 そこで、本発明者等は、上記のように、
JIS規格に示す砥石の砥粒の粒度分布の巾、つまり範
囲が広すぎるために、上記の圧延製品の研削には不適当
である点に着目し、鋭意研究を行なった。この結果、同
じ粒度番手の砥石であっても、それを構成する砥粒の粒
度分布を上記の圧延製品の研削に合わせて再調整する
と、砥石目残り疵が防止でき、砥石の寿命ならびに鋼片
の表面あらさ(面粗度Rmax)の関係を良くすること
ができることがわかった。
JIS規格に示す砥石の砥粒の粒度分布の巾、つまり範
囲が広すぎるために、上記の圧延製品の研削には不適当
である点に着目し、鋭意研究を行なった。この結果、同
じ粒度番手の砥石であっても、それを構成する砥粒の粒
度分布を上記の圧延製品の研削に合わせて再調整する
と、砥石目残り疵が防止でき、砥石の寿命ならびに鋼片
の表面あらさ(面粗度Rmax)の関係を良くすること
ができることがわかった。
【0014】 このようなところに基いて、鋼片手入用
砥石に係る本発明は成立したものである。
砥石に係る本発明は成立したものである。
【0015】 以下、本発明について更に詳しく説明す
る。
る。
【0016】 本発明は鋼片手入用砥石であって、この
砥石を構成する砥粒は、鋼片などの圧延製品の手入用と
して用いられるJIS規格品(JISR 6001)の
砥石と同じ粒度番手の砥粒に属している。しかし、この
構成する砥粒の粒度分布はJIS R 6001に規定
する粒度分布よりもその中でせまい巾に調整され、一層
均一化された粒度分布を持っている。このような粒度分
布をもつ砥粒から構成すると、その砥石は、JIS規格
(JIS R 6001)の粒度分布を有する砥粒を用
いた砥石にくらべて、優れた砥石にすることができる。
砥石を構成する砥粒は、鋼片などの圧延製品の手入用と
して用いられるJIS規格品(JISR 6001)の
砥石と同じ粒度番手の砥粒に属している。しかし、この
構成する砥粒の粒度分布はJIS R 6001に規定
する粒度分布よりもその中でせまい巾に調整され、一層
均一化された粒度分布を持っている。このような粒度分
布をもつ砥粒から構成すると、その砥石は、JIS規格
(JIS R 6001)の粒度分布を有する砥粒を用
いた砥石にくらべて、優れた砥石にすることができる。
【0017】 JIS規格(JIS R 6001)の
砥粒粒度分布の巾を更に調整し、この分布の砥粒によっ
て砥石を構成するために、JIS R6001の粒度分
布のふるいにおいて相隣り合う段の2種類のふるいにと
どまる砥粒を90%以上とし、これらふるいより大きい
ふるい目のふるいにとどまる砥粒を5%以下とする。
砥粒粒度分布の巾を更に調整し、この分布の砥粒によっ
て砥石を構成するために、JIS R6001の粒度分
布のふるいにおいて相隣り合う段の2種類のふるいにと
どまる砥粒を90%以上とし、これらふるいより大きい
ふるい目のふるいにとどまる砥粒を5%以下とする。
【0018】 すなわち、JIS規格(JIS R 6
001)の砥粒#14(14番砥石)においては、メッ
シュ1.18mm以上〜1.70mm未満の範囲、つま
り、3段目と4段目までにとどまる砥粒を90%以上に
し、1.70mm以上〜2.36mm未満、つまり、2
段目にとどまる砥粒を5%以下におさえる。また、JI
S R 6001において、砥粒#20(20番砥石)
の場合には、メッシュ0.85mm以上〜1.18mm
未満の範囲、つまり、3段目と4段目のふるいにとどま
る砥粒が90%以上であり、1.18mm以上1.70
mm未満、つまり、2段目にとどまる砥粒が5%以下好
ましくは零におさえる。
001)の砥粒#14(14番砥石)においては、メッ
シュ1.18mm以上〜1.70mm未満の範囲、つま
り、3段目と4段目までにとどまる砥粒を90%以上に
し、1.70mm以上〜2.36mm未満、つまり、2
段目にとどまる砥粒を5%以下におさえる。また、JI
S R 6001において、砥粒#20(20番砥石)
の場合には、メッシュ0.85mm以上〜1.18mm
未満の範囲、つまり、3段目と4段目のふるいにとどま
る砥粒が90%以上であり、1.18mm以上1.70
mm未満、つまり、2段目にとどまる砥粒が5%以下好
ましくは零におさえる。
【0019】 このように粒度分布をもつ砥粒から構成
される砥石であると、従来からの問題点である砥石目残
り疵防止が可能となる。とくに、従来から細粒とされて
いるJIS R 6001の砥粒#16(16番砥石)
において問題になっていた砥石目残り疵の防止が可能と
なり、寿命もJIS R 6001のうちで粗粒の部類
に入る砥粒#10(10番砥石)なみにのびることにな
る。
される砥石であると、従来からの問題点である砥石目残
り疵防止が可能となる。とくに、従来から細粒とされて
いるJIS R 6001の砥粒#16(16番砥石)
において問題になっていた砥石目残り疵の防止が可能と
なり、寿命もJIS R 6001のうちで粗粒の部類
に入る砥粒#10(10番砥石)なみにのびることにな
る。
【0020】 以上の通り、本発明に係る砥石の用途は
線棒用素材のビレット表面研削用として有効であるが、
これに限られるものでなく他の分野においても適用可能
である。
線棒用素材のビレット表面研削用として有効であるが、
これに限られるものでなく他の分野においても適用可能
である。
【0021】 とくに、この分野において好ましい効果
を発揮するのは、砥石の砥粒を、その粒度分布が、JI
S R 6001の砥粒の粒度分布のふるいにおいて、
砥粒#14に示すように、3段目と4段目までのふるい
にとどまる砥粒が90%以上をしめ、2段目でとどまる
砥粒が5%以下にとどめるものから、構成する場合であ
る。また、このように構成される場合でも、砥粒を、そ
の粒度分布が2段目にとどまるものを零さらにその巾を
狭く調整したものから構成すると、さらに効果は顕著と
なる。
を発揮するのは、砥石の砥粒を、その粒度分布が、JI
S R 6001の砥粒の粒度分布のふるいにおいて、
砥粒#14に示すように、3段目と4段目までのふるい
にとどまる砥粒が90%以上をしめ、2段目でとどまる
砥粒が5%以下にとどめるものから、構成する場合であ
る。また、このように構成される場合でも、砥粒を、そ
の粒度分布が2段目にとどまるものを零さらにその巾を
狭く調整したものから構成すると、さらに効果は顕著と
なる。
【0022】 また、上記のように、JIS R 60
01の砥粒分布のふるいにおいて3段目のふるいにとど
まる砥粒90%以上にし、2段目のふるいにとどまる砥
粒を5%以下好ましくは零とすることもできる。例え
ば、JIS R 6001の砥粒#14(14番砥石)
のふるいにおいて、3段目にとどまる1.40mm以上
〜1.70mm未満の砥粒のみ、つまり、100%(こ
れは2段目にとどまる砥粒は零%である。)で砥石を製
作すると、これより細粒化されている砥粒#16(16
番砥石)でも問題となる砥石目残りの疵が防止できる。
01の砥粒分布のふるいにおいて3段目のふるいにとど
まる砥粒90%以上にし、2段目のふるいにとどまる砥
粒を5%以下好ましくは零とすることもできる。例え
ば、JIS R 6001の砥粒#14(14番砥石)
のふるいにおいて、3段目にとどまる1.40mm以上
〜1.70mm未満の砥粒のみ、つまり、100%(こ
れは2段目にとどまる砥粒は零%である。)で砥石を製
作すると、これより細粒化されている砥粒#16(16
番砥石)でも問題となる砥石目残りの疵が防止できる。
【0023】 また、このように粒度分布が3段目にと
どまるもののみに調整された砥粒から成る砥粒#14
(14番砥石)は、1.7mm以上の2段目のとどまる
砥粒を5%以下におさえたものに較べても、手入面粗度
が向上する。
どまるもののみに調整された砥粒から成る砥粒#14
(14番砥石)は、1.7mm以上の2段目のとどまる
砥粒を5%以下におさえたものに較べても、手入面粗度
が向上する。
【0024】 実施例1. 図1に示す粒度分布に対す
る砥粒残留率で、しかも、その平均値ならびに範囲がそ
れぞれX=1.47mm、R=1.70〜0.85mm
が95%以上である砥粒混合物から実施例の#14Kの
砥石を作成した。比較のために図1に示す粒度分布に対
する砥粒残留率で、しかもその平均値ならびに範囲がそ
れぞれX=1.45mm、R=2.36〜0.85mm
である砥粒混合物JIS#14を用いて砥石を作成し
た。これら砥石により被削材(S45C−S53C)を
研削し、その面粗度(Rmax)、砥石寿命ならびに木
目疵発生率を調査した。その結果をそれぞれ図2、図3
ならびに図4に示した。
る砥粒残留率で、しかも、その平均値ならびに範囲がそ
れぞれX=1.47mm、R=1.70〜0.85mm
が95%以上である砥粒混合物から実施例の#14Kの
砥石を作成した。比較のために図1に示す粒度分布に対
する砥粒残留率で、しかもその平均値ならびに範囲がそ
れぞれX=1.45mm、R=2.36〜0.85mm
である砥粒混合物JIS#14を用いて砥石を作成し
た。これら砥石により被削材(S45C−S53C)を
研削し、その面粗度(Rmax)、砥石寿命ならびに木
目疵発生率を調査した。その結果をそれぞれ図2、図3
ならびに図4に示した。
【0025】 実施例2. 図1に示す粒度分布に対す
る砥粒残留率で、しかも、その平均値ならびに範囲をそ
れぞれX=1.52mm、R=1.70〜1.18mm
の砥粒混合物から実施例の#14Kの砥石を作成した以
外は実施例と同様に行ない、その結果を図2、図3なら
びに図4に示した。
る砥粒残留率で、しかも、その平均値ならびに範囲をそ
れぞれX=1.52mm、R=1.70〜1.18mm
の砥粒混合物から実施例の#14Kの砥石を作成した以
外は実施例と同様に行ない、その結果を図2、図3なら
びに図4に示した。
【0026】 実施例3.JIS#20砥石の粒度分布
を変え1.18〜0.85mmの粒度分布範囲90%以
上とし、1.18mm以上5%以下の実施例の#20K
の砥石を作成した以外は実施例1と同様に行ない、その
結果を図2、図3ならびに図4に併せて示した。
を変え1.18〜0.85mmの粒度分布範囲90%以
上とし、1.18mm以上5%以下の実施例の#20K
の砥石を作成した以外は実施例1と同様に行ない、その
結果を図2、図3ならびに図4に併せて示した。
【0027】 以上実施例1〜3で説明したように、本
発明に係る砥石は従来例のJIS規格の粒度分布を有す
る砥粒から成る砥石に較べて鋼片の面粗度(Rmax)
が向上し、砥石目残りの発生が防止され、その寿命も同
等か若しくは同等以上であり、本発明に係る砥石が優れ
ていることがわかる。
発明に係る砥石は従来例のJIS規格の粒度分布を有す
る砥粒から成る砥石に較べて鋼片の面粗度(Rmax)
が向上し、砥石目残りの発生が防止され、その寿命も同
等か若しくは同等以上であり、本発明に係る砥石が優れ
ていることがわかる。
【0028】 なお、JIS規格の粒度分布を有する砥
粒を用いた砥石#10ならびに#16についても同様に
試験を行ない、その結果を図2、図3ならびに図4に示
した。
粒を用いた砥石#10ならびに#16についても同様に
試験を行ない、その結果を図2、図3ならびに図4に示
した。
【0029】 これらの結果から見ると、本発明の実施
例の砥石寿命はJIS規格品の砥石の粗目番手の砥石な
みに改善された上、研削後の被削材の表面粗度はJIS
規格品より細目番手の砥石なみに改善され、番手の統合
が可能となる。
例の砥石寿命はJIS規格品の砥石の粗目番手の砥石な
みに改善された上、研削後の被削材の表面粗度はJIS
規格品より細目番手の砥石なみに改善され、番手の統合
が可能となる。
【0030】
【発明の効果】 以上詳しく説明したように、本発明
は、以上の通りに砥粒の粒度を調整して構成されている
ため、鋼片のような製品であっても、砥石目残り疵の発
生が防止できると共に砥石寿命を向上することができ
る。
は、以上の通りに砥粒の粒度を調整して構成されている
ため、鋼片のような製品であっても、砥石目残り疵の発
生が防止できると共に砥石寿命を向上することができ
る。
【0031】 また、このように構成することにより保
有砥石番手の統合が可能となり、砥石替えによる設備停
止ロスを大幅に削減することができる。
有砥石番手の統合が可能となり、砥石替えによる設備停
止ロスを大幅に削減することができる。
【図1】 本発明の実施例と従来例の砥粒粒度分布と砥
粒残留率との関係を示すグラフである。
粒残留率との関係を示すグラフである。
【図2】 本発明の実施例と従来例の砥石で研削した場
合の鋼片の面粗度(Rmax)の状態を示す説明図であ
る。
合の鋼片の面粗度(Rmax)の状態を示す説明図であ
る。
【図3】 本発明の実施例と従来例の砥石寿命の説明図
である。
である。
【図4】 本発明の実施例と従来例の砥石目残り疵発生
率の説明図である。
率の説明図である。
【図5】 (a)ならびに(b)はそれぞれ砥石粒度と
寿命ならびに砥石粒度と表面あらさの関係を示すグラフ
である。
寿命ならびに砥石粒度と表面あらさの関係を示すグラフ
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今村 晴幸 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社 水島製鉄所内 (72)発明者 得丸 豊久 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社 水島製鉄所内 (72)発明者 田代 友己 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社 水島製鉄所内 (72)発明者 坂本 俊夫 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社 水島製鉄所内 (72)発明者 下岡 正英 広島県呉市吉浦新町2−3−20 クレノ −トン株式会社 呉製造所内 (72)発明者 千葉 克幸 愛知県岡崎市岡町字下野川1番地 名古 屋エラスチック製砥株式会社内 (72)発明者 小林 博人 愛知県津島市神守町二ノ割16番地1 株 式会社 ノリタケカンパニ−リミテド 神守工場内 (56)参考文献 特開 昭49−61212(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24D 3/00 330
Claims (2)
- 【請求項1】 JIS R 6001と同じ粒度番手の
砥粒からなる鋼片手入用砥石であって、この砥石の前記
砥粒はJIS R 6001の砥粒の粒度ふるいにおい
て3段目と4段目までのふるいにとどまる砥粒が90%
以上であって、2段目のふるいにとどまる砥粒が5%以
下であることを特徴とする鋼片手入用砥石。 - 【請求項2】 JIS R 6001と同じ粒度番手の
砥粒からなる鋼片手入用砥石であって、この砥石の前記
砥粒はJIS R 6001の砥粒の粒度ふるいにおい
て3段目のふるいにとどまる砥粒が90%以上であっ
て、2段目のふるいにとどまる砥粒が5%以下であるこ
とを特徴とする鋼片手入用砥石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3059525A JP2867301B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 鋼片手入用砥石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3059525A JP2867301B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 鋼片手入用砥石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05305571A JPH05305571A (ja) | 1993-11-19 |
| JP2867301B2 true JP2867301B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=13115776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3059525A Expired - Lifetime JP2867301B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 鋼片手入用砥石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2867301B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL7305510A (ja) * | 1972-05-12 | 1973-11-14 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3059525A patent/JP2867301B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05305571A (ja) | 1993-11-19 |
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