JP2846082B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JP2846082B2 JP2846082B2 JP19783090A JP19783090A JP2846082B2 JP 2846082 B2 JP2846082 B2 JP 2846082B2 JP 19783090 A JP19783090 A JP 19783090A JP 19783090 A JP19783090 A JP 19783090A JP 2846082 B2 JP2846082 B2 JP 2846082B2
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- ink jet
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクノズル内のインクに吐出エネルギー
を加え、インク液滴を吐出、飛翔させて記録を行なうイ
ンクジェット記録装置に関する。
を加え、インク液滴を吐出、飛翔させて記録を行なうイ
ンクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置は、記録時の騒音が少なく、
直接記録紙などの被記録材上に文字、画像等の電子画像
情報をハード記録できる極めて有用な記録装置である。
そのうちで、記録信号に応じて熱エネルギーをインクに
加え、インクに相変化を発生させて、そのときに生じる
作用力によってインク液滴を吐出、飛翔させることによ
り記録紙上に記録を行なう、いわゆる熱バブルインクジ
ェット記録装置は、構造が簡単であり、高密度マルチノ
イズ化が容易で高解像度、高記録速度にすることができ
るという特徴を有している。
直接記録紙などの被記録材上に文字、画像等の電子画像
情報をハード記録できる極めて有用な記録装置である。
そのうちで、記録信号に応じて熱エネルギーをインクに
加え、インクに相変化を発生させて、そのときに生じる
作用力によってインク液滴を吐出、飛翔させることによ
り記録紙上に記録を行なう、いわゆる熱バブルインクジ
ェット記録装置は、構造が簡単であり、高密度マルチノ
イズ化が容易で高解像度、高記録速度にすることができ
るという特徴を有している。
一般に、インクジェット記録装置で、高密度マルチノ
ズル化を行なって高解像度の記録を行なおうとする場
合、多数のインク吐出口を一体的に形成した記録ヘッド
が用いられ、それぞれの吐出口内部すなわちインクノズ
ルには、当該吐出口からインク液滴を吐出、飛翔させる
ための吐出手段が設けられるようになっている。
ズル化を行なって高解像度の記録を行なおうとする場
合、多数のインク吐出口を一体的に形成した記録ヘッド
が用いられ、それぞれの吐出口内部すなわちインクノズ
ルには、当該吐出口からインク液滴を吐出、飛翔させる
ための吐出手段が設けられるようになっている。
上述した従来のインクジェット記録装置の記録ヘッド
では、高密度化を図るため、多数の吐出口が形成されて
おり、吐出面の吐出口付近に付着した付着物によってイ
ンク吐出が影響を受けやすい。吐出面の吐出口付近に付
着物があると、吐出するインクがこの付着物に接触して
曲った方向に飛翔したり、付着物に引きずられて飛翔し
なくなって吐出口付近にインクだれが生じたりすること
がある。この場合、吐出して飛翔するインク液滴が所定
の吐出体積と吐出速度とを有する主滴と、主滴に比べて
小さい吐出体積と吐出速度とを有するサテライト(従
滴)とに分離し、このサテライトが記録ヘッド近傍を浮
遊して、吐出面の吐出口付近に付着し、上述したような
吐出不良を引き起こすことがあるという問題点がある。
特に、記録紙の保持、搬送に静電力を用いる場合、分極
によってサテライトが記録紙の表面電位と同極性に帯電
するので、サテライトが吐出面の吐出口付近に付着しや
すくなって吐出不良の大きな原因となる。
では、高密度化を図るため、多数の吐出口が形成されて
おり、吐出面の吐出口付近に付着した付着物によってイ
ンク吐出が影響を受けやすい。吐出面の吐出口付近に付
着物があると、吐出するインクがこの付着物に接触して
曲った方向に飛翔したり、付着物に引きずられて飛翔し
なくなって吐出口付近にインクだれが生じたりすること
がある。この場合、吐出して飛翔するインク液滴が所定
の吐出体積と吐出速度とを有する主滴と、主滴に比べて
小さい吐出体積と吐出速度とを有するサテライト(従
滴)とに分離し、このサテライトが記録ヘッド近傍を浮
遊して、吐出面の吐出口付近に付着し、上述したような
吐出不良を引き起こすことがあるという問題点がある。
特に、記録紙の保持、搬送に静電力を用いる場合、分極
によってサテライトが記録紙の表面電位と同極性に帯電
するので、サテライトが吐出面の吐出口付近に付着しや
すくなって吐出不良の大きな原因となる。
本発明の目的は、吐出面の吐出口付近にサテライトや
その他の異物が付着することを防ぎ、吐出不良の生じな
いインクジェット記録装置を提供することにある。
その他の異物が付着することを防ぎ、吐出不良の生じな
いインクジェット記録装置を提供することにある。
本発明のインクジェット記録装置は、インク吐出口か
らインク液滴を吐出するインクジェット記録ヘッドを用
いて被記録材に記録を行うインクジェット記録装置にお
いて、 前記被記録材を静電力によって保持し搬送するための
搬送手段と、 前記インクジェット記録ヘッドに近接して設けられ、
前記インク液滴の前記インク吐出口からの吐出により当
該インク液滴から分離して前記インクジェット記録ヘッ
ド近傍の空間を浮遊するサテライト液滴を捕集するため
の電極と、 前記サテライト液滴を捕集するために前記被記録材の
表面電位とは逆極性の電圧を前記電極に印加する手段
と、 前記電極上に捕集された前記サテライト液滴を除去す
る除去手段と、 を有することを特徴とする。サテライト液滴を除去す
る除去手段として、サテライト液滴を捕集するための電
極の近傍に空気流動を生じさせる手段や、この電極に振
動を付与する手段を用いてもよい。また、除去手段に
は、廃インクタンクにつながるチューブが接続されてい
てもよい。
らインク液滴を吐出するインクジェット記録ヘッドを用
いて被記録材に記録を行うインクジェット記録装置にお
いて、 前記被記録材を静電力によって保持し搬送するための
搬送手段と、 前記インクジェット記録ヘッドに近接して設けられ、
前記インク液滴の前記インク吐出口からの吐出により当
該インク液滴から分離して前記インクジェット記録ヘッ
ド近傍の空間を浮遊するサテライト液滴を捕集するため
の電極と、 前記サテライト液滴を捕集するために前記被記録材の
表面電位とは逆極性の電圧を前記電極に印加する手段
と、 前記電極上に捕集された前記サテライト液滴を除去す
る除去手段と、 を有することを特徴とする。サテライト液滴を除去す
る除去手段として、サテライト液滴を捕集するための電
極の近傍に空気流動を生じさせる手段や、この電極に振
動を付与する手段を用いてもよい。また、除去手段に
は、廃インクタンクにつながるチューブが接続されてい
てもよい。
インクジェット記録ヘッドに近接して電極を設けてこ
の電極に電圧を印加するので、インクジェット記録ヘッ
ド近傍を浮遊するサテライトやその他の異物はこの電極
に引き寄せられて付着し、サテライトやその他の異物が
記録ヘッドの吐出面の吐出口付近に付着することがなく
なる。特に本発明では、被記録材を静電力によって保
持、搬送することとし、電極の電位を被記録材の表面電
位と逆極性にしているので、被記録材の表面電位と同極
性に帯電しているサテライトをより効率的に電極上に集
めることができ、吐出面の吐出口付近へのサテライトの
付着を防ぐことができる。さらに、本発明では、この電
極上に付着したサテライト液滴を除去する除去手段を有
しているので、電極上に付着物があることによる電界の
減少を防ぐことができ、したがって、継続的に吐出面の
吐出口付近にサテライトやその他の異物が付着すること
を防ぐことができる。そのとき、除去手段で除去された
電極上のサテライト液滴を廃インクタンクに集めること
によって、除去されたサテライト液滴が再び浮遊して吐
出面の吐出口付近や電極上に付着することを防げる。
の電極に電圧を印加するので、インクジェット記録ヘッ
ド近傍を浮遊するサテライトやその他の異物はこの電極
に引き寄せられて付着し、サテライトやその他の異物が
記録ヘッドの吐出面の吐出口付近に付着することがなく
なる。特に本発明では、被記録材を静電力によって保
持、搬送することとし、電極の電位を被記録材の表面電
位と逆極性にしているので、被記録材の表面電位と同極
性に帯電しているサテライトをより効率的に電極上に集
めることができ、吐出面の吐出口付近へのサテライトの
付着を防ぐことができる。さらに、本発明では、この電
極上に付着したサテライト液滴を除去する除去手段を有
しているので、電極上に付着物があることによる電界の
減少を防ぐことができ、したがって、継続的に吐出面の
吐出口付近にサテライトやその他の異物が付着すること
を防ぐことができる。そのとき、除去手段で除去された
電極上のサテライト液滴を廃インクタンクに集めること
によって、除去されたサテライト液滴が再び浮遊して吐
出面の吐出口付近や電極上に付着することを防げる。
電極に印加される電圧の絶対値は、300V以上3kV以下
程度が望ましい。
程度が望ましい。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1実施例 第1図は本発明の第1実施例のインクジェット記録装
置の構成を示す模式側面図、第2図は第1図の装置に使
用される記録ヘッド1の構成を示す概略斜視図、第3図
(a)〜(d)はそれぞれ本実施例の動作の説明図であ
る。
置の構成を示す模式側面図、第2図は第1図の装置に使
用される記録ヘッド1の構成を示す概略斜視図、第3図
(a)〜(d)はそれぞれ本実施例の動作の説明図であ
る。
第1図において、4個の記録ヘッド1Bk,1y,1m,1cはそ
れぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各イン
ク色に対応するものであって、ブロック2に一括して取
付けられている。これら記録ヘッド1Bk,1y,1m,1cは、後
述するように、バブルジェット方式のものであって、吐
出エネルギー発生体として電気熱変換体を内蔵し、該電
気熱変換体の通電時に発生する熱エネルギーによりイン
ク中に発生する気泡によって吐出口よりインク液滴を吐
出させるものである。各記録ヘッド1Bk,1y,1m,1cは、図
示紙面に対して垂直方向に、すなわち記録シート7の移
動方向に直角に400dpi(1インチあたり400個)の密度
でそれぞれ4736個の吐出口が配列されている。
れぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各イン
ク色に対応するものであって、ブロック2に一括して取
付けられている。これら記録ヘッド1Bk,1y,1m,1cは、後
述するように、バブルジェット方式のものであって、吐
出エネルギー発生体として電気熱変換体を内蔵し、該電
気熱変換体の通電時に発生する熱エネルギーによりイン
ク中に発生する気泡によって吐出口よりインク液滴を吐
出させるものである。各記録ヘッド1Bk,1y,1m,1cは、図
示紙面に対して垂直方向に、すなわち記録シート7の移
動方向に直角に400dpi(1インチあたり400個)の密度
でそれぞれ4736個の吐出口が配列されている。
スタンバイ時、非記録時にはブロック2は図中一点鎖
線Aの位置まで引き上げることができ、このときキャッ
ピングユニット3が横に移動してブロック2に対向し各
記録ヘッド1Bk,1y,1m,1cにふたをするようになってい
る。また、キャッピングユニット3は、循環回復時に
は、図示しない回復ポンプ、インク供給系により送り込
まれ、吐出口から押し出された廃インクの受け皿ともな
る。廃インクは図示しない廃インクタンクに導かれる。
線Aの位置まで引き上げることができ、このときキャッ
ピングユニット3が横に移動してブロック2に対向し各
記録ヘッド1Bk,1y,1m,1cにふたをするようになってい
る。また、キャッピングユニット3は、循環回復時に
は、図示しない回復ポンプ、インク供給系により送り込
まれ、吐出口から押し出された廃インクの受け皿ともな
る。廃インクは図示しない廃インクタンクに導かれる。
各記録ヘッド1Bk,1y,1m,1cの近傍には、それぞれ記録
ヘッドの長手方向(図示紙面の垂直方向)に伸びる細長
い形状の電極20[第3図(a),(b)参照]が設けら
れ、この電極に電圧を印加することによってサテライト
(従滴)やその他の異物を捕集するようになっている。
ヘッドの長手方向(図示紙面の垂直方向)に伸びる細長
い形状の電極20[第3図(a),(b)参照]が設けら
れ、この電極に電圧を印加することによってサテライト
(従滴)やその他の異物を捕集するようになっている。
記録シート7を静電力によって保持し搬送するための
搬送手段であるエンドレスの帯電吸着ベルト4は、記録
ヘッド1Bk,1y,1m,1cの各々に所定の間隔をもって対向配
設され、図示しない駆動源によって駆動される。帯電吸
着ベルト4は、後述するように、帯電ローラ31によって
帯電させられ、ブラシ状の接地あるいはマイナス電源に
接続された電極32によって電荷注入を受けて除電される
ようになっている。さらに、帯電吸着ベルト4を介して
記録ヘッド1Bk,1y,1m,1cに対向するバックプラテン5が
設けられている。
搬送手段であるエンドレスの帯電吸着ベルト4は、記録
ヘッド1Bk,1y,1m,1cの各々に所定の間隔をもって対向配
設され、図示しない駆動源によって駆動される。帯電吸
着ベルト4は、後述するように、帯電ローラ31によって
帯電させられ、ブラシ状の接地あるいはマイナス電源に
接続された電極32によって電荷注入を受けて除電される
ようになっている。さらに、帯電吸着ベルト4を介して
記録ヘッド1Bk,1y,1m,1cに対向するバックプラテン5が
設けられている。
被記録材である普通紙などの記録シート7が収納され
る給紙カセット6は、本装置本体に着脱可能に装着され
る。さらに給紙カセット6の最上面の記録シート7を取
り出すピックアップローラ8、ピックアップローラ8よ
り送り出された記録シート7を搬送路10へ搬送する一対
の搬送ローラ9、搬送路10の出口側にあって記録シート
7を帯電吸着ベルト4の上へ搬送する一対の搬送ローラ
11が設けられている。
る給紙カセット6は、本装置本体に着脱可能に装着され
る。さらに給紙カセット6の最上面の記録シート7を取
り出すピックアップローラ8、ピックアップローラ8よ
り送り出された記録シート7を搬送路10へ搬送する一対
の搬送ローラ9、搬送路10の出口側にあって記録シート
7を帯電吸着ベルト4の上へ搬送する一対の搬送ローラ
11が設けられている。
帯電吸着ベルト4の一対の搬送ローラ11の反対側に
は、記録の行なわれた記録シート7を装置外に排出する
ための排出ローラ15、排出された記録シート7を順次ス
トックするトレイ16が設けられている。さらに、記録シ
ート7に付着したインク液滴を熱風によって乾燥定着さ
せるためのヒータ13およびファン14が設けられている。
は、記録の行なわれた記録シート7を装置外に排出する
ための排出ローラ15、排出された記録シート7を順次ス
トックするトレイ16が設けられている。さらに、記録シ
ート7に付着したインク液滴を熱風によって乾燥定着さ
せるためのヒータ13およびファン14が設けられている。
次に、本実施例の動作について説明する。
まず、記録動作について説明する。
記録開始の操作が行なわれると、指定されたサイズの
記録シート7がピックアップローラ8によって給紙カセ
ット6から送り出される。送り出された記録シート7
は、搬送ローラ9,11により、予め帯電ローラ31によって
帯電された状態で回転するとともにバックプラテン5に
よって平面形状とされている帯電吸着ベルト4の上面に
載せられる。記録シート7は、接地あるいはマイナス電
源に接続された電極32によって除電され、その表面電位
がある程度まで低下する。記録シート7の所定の位置が
記録ヘッド1c,1m,1y,1Bkの各々の下方に到達するのに連
動して、不図示の駆動回路を介して各記録ヘッド1c,1m,
1y,1Bkの吐出エネルギー発生体を画像データに応じて駆
動する。この駆動により、画像データに応じたインク液
滴が吐出口より記録シート7の表面に吐出され記録が行
なわれる。
記録シート7がピックアップローラ8によって給紙カセ
ット6から送り出される。送り出された記録シート7
は、搬送ローラ9,11により、予め帯電ローラ31によって
帯電された状態で回転するとともにバックプラテン5に
よって平面形状とされている帯電吸着ベルト4の上面に
載せられる。記録シート7は、接地あるいはマイナス電
源に接続された電極32によって除電され、その表面電位
がある程度まで低下する。記録シート7の所定の位置が
記録ヘッド1c,1m,1y,1Bkの各々の下方に到達するのに連
動して、不図示の駆動回路を介して各記録ヘッド1c,1m,
1y,1Bkの吐出エネルギー発生体を画像データに応じて駆
動する。この駆動により、画像データに応じたインク液
滴が吐出口より記録シート7の表面に吐出され記録が行
なわれる。
記録シート7の吸湿性が悪い場合、表面に付着したイ
ンク液滴が乾燥せず、擦られて印字汚れを生じるので、
ヒータ13およびファン14によって強制乾燥を行なって定
着させる。定着の終了した記録シート7は、排出ローラ
15によってトレイ16へ排出される。
ンク液滴が乾燥せず、擦られて印字汚れを生じるので、
ヒータ13およびファン14によって強制乾燥を行なって定
着させる。定着の終了した記録シート7は、排出ローラ
15によってトレイ16へ排出される。
以上のように、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラッ
クのインクに対応した各記録ヘッド1c,1m,1y,1Bkに、そ
れぞれに応じた記録信号を与えることにより、カラー画
像が形成される。
クのインクに対応した各記録ヘッド1c,1m,1y,1Bkに、そ
れぞれに応じた記録信号を与えることにより、カラー画
像が形成される。
次に、本実施例の装置に用いるインクジェット記録ヘ
ッドの吐出原理について説明する。
ッドの吐出原理について説明する。
インクジェット記録装置に適用される記録ヘッドは、
一般に微細な液体吐出口(オリフィス)、液体流路およ
びこの液体流路の一部に設けられるエネルギー作用部
と、この作用部にある液体に作用させる液滴形成エネル
ギーを発生するエネルギー発生手段を具えている。この
エネルギー発生手段としては、ピエゾ素子等のような電
気機械変換体を用いるもの、レーザ等のような電磁波を
照射してそこにある液体に吸収させ、吸収に伴う発熱の
作用で液滴を吐出、飛翔させるもの、あるいは電気熱変
換体によって液体を加熱し液滴を吐出させるものなどが
ある。
一般に微細な液体吐出口(オリフィス)、液体流路およ
びこの液体流路の一部に設けられるエネルギー作用部
と、この作用部にある液体に作用させる液滴形成エネル
ギーを発生するエネルギー発生手段を具えている。この
エネルギー発生手段としては、ピエゾ素子等のような電
気機械変換体を用いるもの、レーザ等のような電磁波を
照射してそこにある液体に吸収させ、吸収に伴う発熱の
作用で液滴を吐出、飛翔させるもの、あるいは電気熱変
換体によって液体を加熱し液滴を吐出させるものなどが
ある。
これらの中で、熱エネルギーによって液体を吐出させ
るインクジェット記録方法による記録ヘッドは、記録用
の液滴を吐出して飛翔用液滴を形成するための液体吐出
口(オリフィス)を高密度に配列することができるた
め、高解像度の記録を行なうことが可能である。また、
電気熱変換体をエネルギー発生手段として用いた記録ヘ
ッドは、記録ヘッドとして全体的なコンパクト化も容易
で、かつ、最近の半導体分野における技術の進歩によっ
て信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長
所を十二分に活用でき、長尺化および面状化(2次元
化)が容易である。したがって、この記録ヘッドは、マ
ルチ吐出口化、高密度実装化が容易であり、しかも大量
生産性がよく、製造コストも安価である。
るインクジェット記録方法による記録ヘッドは、記録用
の液滴を吐出して飛翔用液滴を形成するための液体吐出
口(オリフィス)を高密度に配列することができるた
め、高解像度の記録を行なうことが可能である。また、
電気熱変換体をエネルギー発生手段として用いた記録ヘ
ッドは、記録ヘッドとして全体的なコンパクト化も容易
で、かつ、最近の半導体分野における技術の進歩によっ
て信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長
所を十二分に活用でき、長尺化および面状化(2次元
化)が容易である。したがって、この記録ヘッドは、マ
ルチ吐出口化、高密度実装化が容易であり、しかも大量
生産性がよく、製造コストも安価である。
このようにエネルギー発生手段に電気熱変換体を用
い、半導体製造プロセスを経て製造されたインクジェッ
ト用記録ヘッドは、一般には各吐出口に対応して液体流
路を設け、この液体流路ごとに当該液体流路を満たす液
体に熱エネルギーを作用させて対応するオリフィスより
液体を吐出させ飛翔用液滴を形成する手段としての電気
熱変換体が設けられ、それぞれの液体流路には各液体流
路に連通している共通液室より液体が供給される構造と
なっている。
い、半導体製造プロセスを経て製造されたインクジェッ
ト用記録ヘッドは、一般には各吐出口に対応して液体流
路を設け、この液体流路ごとに当該液体流路を満たす液
体に熱エネルギーを作用させて対応するオリフィスより
液体を吐出させ飛翔用液滴を形成する手段としての電気
熱変換体が設けられ、それぞれの液体流路には各液体流
路に連通している共通液室より液体が供給される構造と
なっている。
次に、記録ヘッドの詳細について説明する。
第2図に示されるように、記録ヘッド1は、エッチン
グ、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロセス工程
によって製造され、基板102上に成膜された電気熱変換
体103、電気熱変換体103に通電するための電極104、隣
接する液路(液体流路)110間を隔てる液路壁105、天板
106、各液路110に連通する共通液室108、共通液室108に
記録用液体112を供給するための液体供給管107、液体供
給管107と共通液室108を接続するコネクタ109によって
構成されている。電気熱変換体103は、各液路110ごとに
設けられるようになっている。
グ、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロセス工程
によって製造され、基板102上に成膜された電気熱変換
体103、電気熱変換体103に通電するための電極104、隣
接する液路(液体流路)110間を隔てる液路壁105、天板
106、各液路110に連通する共通液室108、共通液室108に
記録用液体112を供給するための液体供給管107、液体供
給管107と共通液室108を接続するコネクタ109によって
構成されている。電気熱変換体103は、各液路110ごとに
設けられるようになっている。
記録用液体112は、図示しない液体貯蔵室から液体供
給管107を通って共通液室108内に供給される。共通液室
108内に供給された液体112は、毛管現象により液路110
内に供給され、液路110の先端の吐出口111でメニスカス
を形成することにより安定に保持される。ここで電気熱
変換体103に通電することにより、電気熱変換体103面上
の液体112が加熱されて発泡し、その発泡のエネルギー
により吐出口111から液滴が吐出される。
給管107を通って共通液室108内に供給される。共通液室
108内に供給された液体112は、毛管現象により液路110
内に供給され、液路110の先端の吐出口111でメニスカス
を形成することにより安定に保持される。ここで電気熱
変換体103に通電することにより、電気熱変換体103面上
の液体112が加熱されて発泡し、その発泡のエネルギー
により吐出口111から液滴が吐出される。
上述したような構成により、吐出口密度400dpiといっ
た高密度の吐出口配置でマルチ吐出口のインクジェット
記録ヘッドが形成される。
た高密度の吐出口配置でマルチ吐出口のインクジェット
記録ヘッドが形成される。
次に、本実施例におけるサテライトやその他の異物の
捕集について、第3図(a)〜(d)を用いて説明す
る。
捕集について、第3図(a)〜(d)を用いて説明す
る。
記録ヘッド1の近傍には細長い形状の電極20が、記録
ヘッド1の長手方向(図示紙面に垂直方向)に平行に設
けられている。電極20は正極が接地された電源21の負極
に接続され、約−1kVの電圧が印加されている。電極20
を取り囲むようにガター22が設けられ、ガター22の開口
部は記録ヘッド1の吐出口111の方を向いている。ガタ
ー22にはチューブ23が接続され、チューブ23の他端は廃
インクタンク24の中に引き込まれている。さらに、電極
20の上方には電極20に向かって気流26を吹き付けるファ
ン25が設けられている。記録ヘッド1に対向し記録シー
ト7を保持搬送する帯電吸着ベルト4は、電源33によっ
て+2kV程度の電圧が印加されている導電ゴム製の帯電
ローラ31によって、正に帯電するようになっている。
ヘッド1の長手方向(図示紙面に垂直方向)に平行に設
けられている。電極20は正極が接地された電源21の負極
に接続され、約−1kVの電圧が印加されている。電極20
を取り囲むようにガター22が設けられ、ガター22の開口
部は記録ヘッド1の吐出口111の方を向いている。ガタ
ー22にはチューブ23が接続され、チューブ23の他端は廃
インクタンク24の中に引き込まれている。さらに、電極
20の上方には電極20に向かって気流26を吹き付けるファ
ン25が設けられている。記録ヘッド1に対向し記録シー
ト7を保持搬送する帯電吸着ベルト4は、電源33によっ
て+2kV程度の電圧が印加されている導電ゴム製の帯電
ローラ31によって、正に帯電するようになっている。
記録シート7を帯電吸着ベルト4に密着させると、記
録シート7のベルト4側に負の電荷が誘起され、記録シ
ート7は帯電吸着ベルト4に吸着保持される。帯電吸着
ベルト4を駆動することにより、記録シート7は記録ヘ
ッド1の下方に到達する。記録シート7と記録ヘッド1
との間隔は、例えば0.1〜1mm程度である。このとき、前
述のように、ブラシ状の電極32(第1図参照)によって
記録シート7の表面の正電荷は除電されるが、それでも
なおかなりの正の電荷が記録シート7の表面に存在し、
その表面電位は+700V程度である。この結果、記録シー
ト7から記録ヘッド1に向かう電界が形成される。ここ
で記録ヘッド1の電気熱変換体102を駆動すると、記録
用液体112中に気泡55が発生し、記録ヘッド1の吐出口1
11から液柱51が突出する。この液柱51の先端部には、前
記電界によりマイナスの電荷が誘起される〔第3図
(a)〕。
録シート7のベルト4側に負の電荷が誘起され、記録シ
ート7は帯電吸着ベルト4に吸着保持される。帯電吸着
ベルト4を駆動することにより、記録シート7は記録ヘ
ッド1の下方に到達する。記録シート7と記録ヘッド1
との間隔は、例えば0.1〜1mm程度である。このとき、前
述のように、ブラシ状の電極32(第1図参照)によって
記録シート7の表面の正電荷は除電されるが、それでも
なおかなりの正の電荷が記録シート7の表面に存在し、
その表面電位は+700V程度である。この結果、記録シー
ト7から記録ヘッド1に向かう電界が形成される。ここ
で記録ヘッド1の電気熱変換体102を駆動すると、記録
用液体112中に気泡55が発生し、記録ヘッド1の吐出口1
11から液柱51が突出する。この液柱51の先端部には、前
記電界によりマイナスの電荷が誘起される〔第3図
(a)〕。
この次の瞬間、前記の液柱51は記録ヘッド1から離脱
して細長い形状の液滴52となり、記録シート7に向かっ
て飛翔する。このとき、前記電界の作用によって液滴は
分極し、記録シート7に近い側は負に帯電し、記録ヘッ
ド1に近い側は正に帯電する。また、記録ヘッド1の表
面にはマイナスの電荷が誘起される〔第3図(b)〕。
して細長い形状の液滴52となり、記録シート7に向かっ
て飛翔する。このとき、前記電界の作用によって液滴は
分極し、記録シート7に近い側は負に帯電し、記録ヘッ
ド1に近い側は正に帯電する。また、記録ヘッド1の表
面にはマイナスの電荷が誘起される〔第3図(b)〕。
さらに次の瞬間、分極した液滴52は、長く伸びた液滴
の先端と後端の速度が異なるため、負に帯電した主滴53
と正に帯電したサテライト(従滴)54とに分裂する。主
滴53に比べサテライト54は、吐出体積、吐出速度とも小
さい〔第3図(c)〕。
の先端と後端の速度が異なるため、負に帯電した主滴53
と正に帯電したサテライト(従滴)54とに分裂する。主
滴53に比べサテライト54は、吐出体積、吐出速度とも小
さい〔第3図(c)〕。
負に帯電した主滴53は記録シート7上に着弾する。一
方、正に帯電したサテライト54は、電源21によって負の
電圧が印加されている電極20に吸引されて電極20上に捕
集される。電極20上に集められた液滴は、ファン25から
の気流26によって、ガター22からチューブ23を経て廃イ
ンクタンク24に集められる〔第3図(d)〕。
方、正に帯電したサテライト54は、電源21によって負の
電圧が印加されている電極20に吸引されて電極20上に捕
集される。電極20上に集められた液滴は、ファン25から
の気流26によって、ガター22からチューブ23を経て廃イ
ンクタンク24に集められる〔第3図(d)〕。
上記説明では、電極20にサテライト54が集められると
しているが、電極20にはこの他に、主滴53が記録シート
7に着弾したときに記録シート7からはね返ってきた液
滴、記録シート7上の電荷を注入されたミスト等も捕集
される。
しているが、電極20にはこの他に、主滴53が記録シート
7に着弾したときに記録シート7からはね返ってきた液
滴、記録シート7上の電荷を注入されたミスト等も捕集
される。
なお、本発明は、帯電吸着ベルト4を正に帯電させる
場合に限定されず、負に帯電させる場合にも適用され
る。この場合、電極20には正の電圧を印加するようにす
ればよい。また、電極20上の液滴を除去してガター22、
チューブ23、廃インクタンク24に送るのに、ファン25か
らの気流26を用いているが、本発明はこれに限られるも
のではなく、液滴を電極20から除去するのに他の手段を
用いてもよい。
場合に限定されず、負に帯電させる場合にも適用され
る。この場合、電極20には正の電圧を印加するようにす
ればよい。また、電極20上の液滴を除去してガター22、
チューブ23、廃インクタンク24に送るのに、ファン25か
らの気流26を用いているが、本発明はこれに限られるも
のではなく、液滴を電極20から除去するのに他の手段を
用いてもよい。
第2実施例 第1実施例では電極上の液滴を移動させるのに気流を
用いているが、本実施例は電極上の液滴を除去するのに
電歪素子等の振動手段を用いたものである。第4図は本
発明の第2実施例のインクジェット記録装置の要部の構
成を示す説明図である。
用いているが、本実施例は電極上の液滴を除去するのに
電歪素子等の振動手段を用いたものである。第4図は本
発明の第2実施例のインクジェット記録装置の要部の構
成を示す説明図である。
記録ヘッド1の長手方向(図示紙面に垂直方向)に平
行に設けられた細長い形状の電極20′は、その上面がチ
ューブ23に向かって傾いているようになっている。電極
20′の下面は、図示しない支持体に保持された電歪素子
等の振動手段27に固着されている。また、電極20′は、
正極が接地された電源21の負極に接続され、約−1kVの
電圧が印加されている。第1実施例と同様の過程によっ
て電極20′上にサテライト54等の液滴が付着したとき、
振動手段27を振動させると、電極20′の上面が傾いてい
るので、重力の作用により液滴は電極20′上から除去さ
れてチューブ23に移動する。その後、液滴は廃インクタ
ンク24に導かれることになる。
行に設けられた細長い形状の電極20′は、その上面がチ
ューブ23に向かって傾いているようになっている。電極
20′の下面は、図示しない支持体に保持された電歪素子
等の振動手段27に固着されている。また、電極20′は、
正極が接地された電源21の負極に接続され、約−1kVの
電圧が印加されている。第1実施例と同様の過程によっ
て電極20′上にサテライト54等の液滴が付着したとき、
振動手段27を振動させると、電極20′の上面が傾いてい
るので、重力の作用により液滴は電極20′上から除去さ
れてチューブ23に移動する。その後、液滴は廃インクタ
ンク24に導かれることになる。
以上の各実施例において、電極20,20′上の液滴を除
去するためのファン、振動手段等の除去手段は、常時作
動しているようにしてもよいし、予め所定のタイミング
を定めてこのタイミングで作動させるようにしてもよい
し、例えば光センサ等の、電極上の液滴量を検知するセ
ンサを設けてこのセンサの検知値に応じて作動させるよ
うにしてもよい。
去するためのファン、振動手段等の除去手段は、常時作
動しているようにしてもよいし、予め所定のタイミング
を定めてこのタイミングで作動させるようにしてもよい
し、例えば光センサ等の、電極上の液滴量を検知するセ
ンサを設けてこのセンサの検知値に応じて作動させるよ
うにしてもよい。
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でもキヤ
ノン(株)の提唱するバブルジェット方式の記録ヘッ
ド、記録装置において、優れた効果をもたらすものであ
る。
ノン(株)の提唱するバブルジェット方式の記録ヘッ
ド、記録装置において、優れた効果をもたらすものであ
る。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特
許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行なうものが好ましい。こ
の方式は所謂オンデマンド型、コンティニュアス型のい
ずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場
合には、液体(インク)が保持されているシートや液路
に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に
対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少
なくとも一つの駆動信号を印加することによって、電気
熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱
作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一
対応し液体(インク)内の気泡を形成できるので有効で
ある。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して
液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形
成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切
に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れ
た液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。こ
のパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359
号明細書、同第4345262号明細書に記載されているよう
なものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率
に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載され
ている条件を採用すると、さらに優れた記録を行なうこ
とができる。
許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行なうものが好ましい。こ
の方式は所謂オンデマンド型、コンティニュアス型のい
ずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場
合には、液体(インク)が保持されているシートや液路
に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に
対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少
なくとも一つの駆動信号を印加することによって、電気
熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱
作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一
対応し液体(インク)内の気泡を形成できるので有効で
ある。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して
液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形
成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切
に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れ
た液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。こ
のパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359
号明細書、同第4345262号明細書に記載されているよう
なものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率
に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載され
ている条件を採用すると、さらに優れた記録を行なうこ
とができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示さ
れているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わ
せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用
部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国
特許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。加えて、複
数の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱
変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59年第1236
70号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出
部に対応させる構成を開示する特開昭59年第138461号公
報に基づいた構成としても本発明は有効である。
れているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わ
せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用
部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国
特許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。加えて、複
数の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱
変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59年第1236
70号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出
部に対応させる構成を開示する特開昭59年第138461号公
報に基づいた構成としても本発明は有効である。
さらに、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対
応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとし
ては、上述した明細書に開示されているような複数記録
ヘッドの組み合わせによって、その長さを満たす構成や
一体的に形成された一個の記録ヘッドとしての構成のい
ずれでもよいが、本発明は、上述した効果を一層有効に
発揮することができる。
応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとし
ては、上述した明細書に開示されているような複数記録
ヘッドの組み合わせによって、その長さを満たす構成や
一体的に形成された一個の記録ヘッドとしての構成のい
ずれでもよいが、本発明は、上述した効果を一層有効に
発揮することができる。
加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との
電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能にな
る交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録
ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能にな
る交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録
ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
また、本発明の記録装置の構成として設けられる、記
録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定できるので好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対しての、キャピング手段、クリーニング手段、加圧
あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の
加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なう
ことも安定した記録を行なうために有効である。
録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定できるので好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対しての、キャピング手段、クリーニング手段、加圧
あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の
加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なう
ことも安定した記録を行なうために有効である。
さらに、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流
色のみの記録ミードだけではなく、記録ヘッドを一体的
に構成するか複数個の組み合わせによってでもよいが、
異なる色の複色カラーまたは、混色によるフルカラーの
少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効で
ある。
色のみの記録ミードだけではなく、記録ヘッドを一体的
に構成するか複数個の組み合わせによってでもよいが、
異なる色の複色カラーまたは、混色によるフルカラーの
少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効で
ある。
以上説明した本発明実施例においては、インクを液体
として説明しているが、室温やそれ以下で固化するイン
クであって、室温で軟化もしくは液体あるいは、上述の
インクジェットではインク自体を30℃以上70℃以下の範
囲内で温度調整を行なってインクの粘性を安定吐出範囲
にあるように温度制御するものが一般的であるから、使
用記録信号付与時にインクが液状をなすものであればよ
い。加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインク
の固形状態から液体状態への態変化のエネルギーとして
使用せしめることで防止するかまたは、インクの蒸発防
止を目的として放置状態で固化するインクを用いるかし
て、いずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付
与によってインクが液化してインク液状として吐出する
ものや記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始める
もの等のような、熱エネルギーによって初めて液化する
性質のインク使用も本発明には適用可能である。このよ
うな場合インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特
開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質シー
ト凹部または貫通孔に液状または固形物として保持され
た状態で、電気熱変換態に対して対向するような形態と
してもよい。本発明においては、上述した各インクに対
して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行する
ものである。
として説明しているが、室温やそれ以下で固化するイン
クであって、室温で軟化もしくは液体あるいは、上述の
インクジェットではインク自体を30℃以上70℃以下の範
囲内で温度調整を行なってインクの粘性を安定吐出範囲
にあるように温度制御するものが一般的であるから、使
用記録信号付与時にインクが液状をなすものであればよ
い。加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインク
の固形状態から液体状態への態変化のエネルギーとして
使用せしめることで防止するかまたは、インクの蒸発防
止を目的として放置状態で固化するインクを用いるかし
て、いずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付
与によってインクが液化してインク液状として吐出する
ものや記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始める
もの等のような、熱エネルギーによって初めて液化する
性質のインク使用も本発明には適用可能である。このよ
うな場合インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特
開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質シー
ト凹部または貫通孔に液状または固形物として保持され
た状態で、電気熱変換態に対して対向するような形態と
してもよい。本発明においては、上述した各インクに対
して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行する
ものである。
以上説明したように本発明は、インクジェット記録装
置において、被記録材を静電力によって保持し搬送する
ための搬送手段と、インクジェット記録ヘッドに近接し
サテライト液滴を捕集するための電極と、サテライト液
滴を捕集するために被記録材の表面電位とは逆極性の電
圧を電極に印加する手段と、電極上に捕集されたサテラ
イト液滴を除去する除去手段とを設けることにより、被
記録材の表面電位と同電位に帯電しているサテライト
や、その他の異物を効率よく捕集することができてこれ
らサテライトやその他の異物がインクジェット記録ヘッ
ドの吐出面の吐出口付近に付着することを持続的に防ぐ
ことができ、吐出不良を防止できるという効果がある。
廃インクタンクに接続されたチューブを除去手段に接続
することにより、除去手段によって除去されたサテライ
ト液滴が再び浮遊して吐出面の吐出口付近に付着するこ
とを防ぐことができるという効果がある。
置において、被記録材を静電力によって保持し搬送する
ための搬送手段と、インクジェット記録ヘッドに近接し
サテライト液滴を捕集するための電極と、サテライト液
滴を捕集するために被記録材の表面電位とは逆極性の電
圧を電極に印加する手段と、電極上に捕集されたサテラ
イト液滴を除去する除去手段とを設けることにより、被
記録材の表面電位と同電位に帯電しているサテライト
や、その他の異物を効率よく捕集することができてこれ
らサテライトやその他の異物がインクジェット記録ヘッ
ドの吐出面の吐出口付近に付着することを持続的に防ぐ
ことができ、吐出不良を防止できるという効果がある。
廃インクタンクに接続されたチューブを除去手段に接続
することにより、除去手段によって除去されたサテライ
ト液滴が再び浮遊して吐出面の吐出口付近に付着するこ
とを防ぐことができるという効果がある。
第1図は本発明の第1実施例のインクジェット記録装置
の構成を示す模式側面図、第2図は第1図の装置に使用
される記録ヘッドの構成を示す概略斜視図、第3図
(a)〜(d)はそれぞれ第1実施例の動作の説明図、
第4図は本発明の第2実施例のインクジェット記録装置
の要部の構成を示す説明図である。 1,1Bk,1y,1m,1c……記録ヘッド、 2……ブロック、3……キャッピングユニット、 4……帯電吸着ベルト、4′……ベルト、 5……バックプラテン、6……給紙カセット、 7……記録シート、8……ピックアップローラ、 9,11……搬送ローラ、10……搬送路、 13……ヒータ、14……ファン、 15……排出ローラ、16……トレイ、 20,20′……電極、21……電源、 22……ガター、23……チューブ、 24……廃インクタンク、25……ファン、 26……気流、27……振動手段、 32……電極、29,33……電源、 31……帯電ローラ、51……液柱、 52……液滴、53……主滴、 54……サテライト、55……気泡、 102……基板、 103……電気熱変換体、104……電極、 105……流路壁、106……天板、 107……液体供給管、108……共通液室、 109……コネクタ、110……液路、 111……吐出口、112……記録用液体。
の構成を示す模式側面図、第2図は第1図の装置に使用
される記録ヘッドの構成を示す概略斜視図、第3図
(a)〜(d)はそれぞれ第1実施例の動作の説明図、
第4図は本発明の第2実施例のインクジェット記録装置
の要部の構成を示す説明図である。 1,1Bk,1y,1m,1c……記録ヘッド、 2……ブロック、3……キャッピングユニット、 4……帯電吸着ベルト、4′……ベルト、 5……バックプラテン、6……給紙カセット、 7……記録シート、8……ピックアップローラ、 9,11……搬送ローラ、10……搬送路、 13……ヒータ、14……ファン、 15……排出ローラ、16……トレイ、 20,20′……電極、21……電源、 22……ガター、23……チューブ、 24……廃インクタンク、25……ファン、 26……気流、27……振動手段、 32……電極、29,33……電源、 31……帯電ローラ、51……液柱、 52……液滴、53……主滴、 54……サテライト、55……気泡、 102……基板、 103……電気熱変換体、104……電極、 105……流路壁、106……天板、 107……液体供給管、108……共通液室、 109……コネクタ、110……液路、 111……吐出口、112……記録用液体。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/01 B41J 2/18 B41J 2/185
Claims (7)
- 【請求項1】インク吐出口からインク液滴を吐出するイ
ンクジェット記録ヘッドを用いて被記録材に記録を行う
インクジェット記録装置において、 前記被記録材を静電力によって保持し搬送するための搬
送手段と、 前記インクジェット記録ヘッドに近接して設けられ、前
記インク液滴の前記インク吐出口からの吐出により当該
インク液滴から分離して前記インクジェット記録ヘッド
近傍の空間を浮遊するサテライト液滴を捕集するための
電極と、 前記サテライト液滴を捕集するために前記被記録材の表
面電位とは逆極性の電圧を前記電極に印加する手段と、 前記電極上に捕集された前記サテライト液滴を除去する
除去手段と、 を有することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】前記除去手段は、前記電極に捕集された前
記サテライト液滴の量を検知する検知手段を備え、該検
知手段により検知されたサテライト液滴量に応じて前記
電極から前記サテライト液滴を除去することを特徴とす
る請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】前記除去手段が、前記電極の近傍に空気流
動を生じさせる手段であることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】前記除去手段が、前記電極に振動を付与す
る手段であることを特徴とする請求項1乃至3いずれか
1項に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】前記除去手段に、廃インクタンクにつなが
るチューブが接続されたことを特徴とする請求項1乃至
4いずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項6】前記インクジェット記録ヘッドは、前記被
記録材の記録領域の全幅にわたって前記インク吐出口が
形成されているフルラインタイプであることを特徴とす
る請求項1乃至5いずれか1項に記載のインクジェット
記録装置。 - 【請求項7】前記インクジェット記録ヘッドは、熱エネ
ルギーを利用してインクを吐出するものであって、前記
熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備えてい
ることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載
のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19783090A JP2846082B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19783090A JP2846082B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0483645A JPH0483645A (ja) | 1992-03-17 |
| JP2846082B2 true JP2846082B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=16381053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19783090A Expired - Fee Related JP2846082B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2846082B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009298000A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Ricoh Elemex Corp | 液吐出不良検出装置、およびインクジェット記録装置 |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006175743A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Canon Inc | 記録装置、インクミスト回収方法、及び記録方法 |
| JP2006175744A (ja) | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Canon Inc | 記録装置、及び記録方法 |
| JP4765558B2 (ja) * | 2005-11-01 | 2011-09-07 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置 |
| JP2008012880A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Ricoh Co Ltd | 液滴吐出装置、画像形成装置、及び画像形成システム |
| JP2009112991A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Microjet:Kk | ドット形成用のシステム |
| JP5262587B2 (ja) | 2008-03-11 | 2013-08-14 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
| US7887158B2 (en) | 2008-03-17 | 2011-02-15 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Droplet ejecting device |
| JP5807335B2 (ja) * | 2011-02-08 | 2015-11-10 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
| JP4883234B2 (ja) * | 2011-03-23 | 2012-02-22 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置 |
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| CN205467922U (zh) | 2016-03-31 | 2016-08-17 | 鄂尔多斯市源盛光电有限责任公司 | 一种喷墨打印头、喷墨打印设备及显示器生产设备 |
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1990
- 1990-07-27 JP JP19783090A patent/JP2846082B2/ja not_active Expired - Fee Related
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