JP2702061B2 - ドリルヘッド - Google Patents
ドリルヘッドInfo
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- JP2702061B2 JP2702061B2 JP5220238A JP22023893A JP2702061B2 JP 2702061 B2 JP2702061 B2 JP 2702061B2 JP 5220238 A JP5220238 A JP 5220238A JP 22023893 A JP22023893 A JP 22023893A JP 2702061 B2 JP2702061 B2 JP 2702061B2
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- chip
- cutting edge
- tip
- angle
- throw
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Description
削材に深い穴を穿孔するための切削刃、特に交換可能な
スローアウエイチップが取り付けられるドリルヘッドに
関する。
ドリルは、、例えば図9に示す実開昭58−16461
5号に開示される。内部に屑排出用の径路を有するドリ
ルヘッドの先端に2つのスローアウエイチップが着脱自
在に取り付けられている。ドリルヘッドの端面はこの例
では平坦になっている。端面の一部にひょうたん形の穴
がある。他の一部にも穴がある。穴の側壁にスローアウ
エイチップがとりつけられる。より正確にいうと穴の側
壁に取付座があり、取付座にスローアウエイチップがね
じどめされる。円柱状ドリル本体の外側面には軸方向に
ガイドパットがある。これは中心角が90゜をなすよう
2つ設けられている。これは既に穿孔した穴の中でドリ
ルヘッドの位置を正しく保持することができる。図9に
スローアウエイチップの形状を示す。
プは略正三角形状で、三角形の一辺の長さは例えば15
mmである。三角形といっても辺の中点で少し山形に隆
起しているので、厳密には六角形である。隆起部は左右
対称であり、6辺の長さは等しい。隆起部の角度は16
5゜〜170゜程度である。三角形の頂点の内角は70
゜〜75゜の程度である。前記実開昭58−16415
号は三角形の一辺が端面に平行になるように、2枚のス
ローアウエイチップを取りつけている。一枚はドリルヘ
ッドの外周に、一枚は中央部にとりつけてある。
回転するので、金属面を削ってゆくことができる。刃物
の中心側の傾角を内切刃角という。刃物の外側向きの傾
角を外切刃角という。正三角形状のチップを端面にとり
つけた場合、辺が、金属面に対して平行であると、内切
刃角βも、外切刃角αもθになってしまう。これでは金
属を切ることができない。前記の例では、三角形の辺を
山形にして165°〜170゜の鈍角にしているので、
α+β=15゜〜10゜に設定できる。ここでは内切刃
角と外切刃角を等しくするのでα=β=7.5゜〜5゜
の程度である。
ように三角形状で、わずかに山形になった辺をもつスロ
ーアウエイチップを提案している。このスローアウエイ
チップは厚み方向に段差を形成し、切削屑をより細く分
断することができるようにしている。α=β=7.5゜
〜5°という条件はここでも成り立っている。
すように正三角形状のスローアウエイチップで厚み方向
に段差を設け、切削屑をより細く切るように工夫されて
いる。ここでも2枚のスローアウエイチップが外周と中
心に取付けられる。やはり内切刃角と外切刃角は等しく
なっておりα=β=7.5゜〜5゜である。
造では、α=βとなるので、外側のスローアウエイチッ
プの金属被切削面との接触が点接触になってしまう。こ
れでは金属の内周面を削る際に摩耗が著しくなる。そこ
で刃面が軸方向に平行になるようにするということが考
えられる。
に応えるものである。正方形の上の一辺を非対称山形に
切っている。五角形のチップである。上辺の3つの内角
はそれぞれ110゜、140゜、110゜である。図1
0、図11に実開平2−53316号のチップの図を示
す。山の頂辺WVVは、長さの比WV:VU=8:3と
なるように非対称に形成されている。この例ではWVに
段部を設けている。五角形チップの特徴はここにある
が、もうひとつ重要な点は側辺WXが軸と平行に取付け
られるので、WXも金属穴内部に接触しこれを研削する
ということである。WXがドリルヘッドの外周に軸平行
にとりつけられる。これは外周から突き出す部分が一点
である図9のものとは違う。金属内面と接する面積が大
きくなるのでより安定な切削をすることができる。
ZWVZ=αが外切刃角、∠UVZ′=βが内切刃角で
ある。
にとりつけられるので、WXに直角な直線ZZ′がドリ
ル端面に平行になる。WXに対して、辺WV、VUは自
由に設定することができる。だから内切刃角を自由に選
ぶことができる。
なり、回転対称性がないので、一度しか使えない。上頂
辺WVUで金属面を切り進んでゆくが、これが摩耗する
と捨ててしまうことになる。
チップは切断刃面が鋭利であって、磨耗が著しいという
難点があった。より磨耗しにくい長寿命のチップが望ま
しい。また深穴を穿った時に、その穴の内周面に接する
部分(図10のWX辺のように)があることが望まし
い。さらにまた回転対称であって、刃面を変えて何度も
使用できる方が良い。寿命を2倍あるいは3倍に延ばす
ことができるからである。
る。スローアウエイチップは外側と中心に設けることが
多い。中心部に設けたものは、ドリルの回転中心上に刃
物の一部が存在する。この部分は回転しないので金属を
切らない。しかし他の部分では金属は切断されてゆくか
ら、軸心上の刃面が金属の残留凸部を押しつぶしてゆく
ことになる。これを干渉という。つまり中心軸線上にあ
る刃物において、内切刃の逃げ面のうち中心軸上におい
て金属の残留凸部を押しつぶす部分を干渉領域と呼ぶ。
物の中心と回転中心の偏心をεとする。一回転の進みs
が大きいと、押しつぶしで進んでゆく部分が増えるので
干渉領域が広くなる。偏心εが大きいと押しつぶしが少
なくなるので干渉領域が狭くなる。内切刃角をβとする
と、干渉領域が発生しないための条件は、 ε/s≧1/2π tanP (1) によって与えられる。これはβによりε/sの範囲を決
定する式である。ε/sはもちろん広い方がよいのであ
る。内切刃角βが小さければ小さいほど、干渉のないε
/sの範囲は狭くなる。内切刃角βが大きいほど干渉の
ない範囲が広くなる。そうすると内切刃角βは大きいほ
どよいのか?、というとそうではない。βがあまりに大
きいと切り残しの部分が大量に発生する。そこでβの値
は15°〜30゜程度とするのが望ましい。特に30゜
が最適である。図9の場合内切刃角βは5゜〜7.5゜
であった。図10の場合内切刃角βは200であった。
れる。 刃面自体が長寿命であること。 対称面が複数個であって、面を替えることによりく
りかえし使えること。 中心刃の内切刃角が大きいこと。15゜〜30゜程
度になること。 軸方向に平行な切断面が存在すること。
リルヘッドは、円柱形のヘッド本体の前端面の少なくと
も中心側と外周側とにそれぞれ同じ方位角に固定されて
被削材に深穴を穿つべき同じ形状のスローアウエイチッ
プであって、中心側及び外周側の各チップは、3回対称
性を持ち短辺と長辺とを交互に設けた6角形状であり、
この6角形状の6辺のうち3つの短辺について刃先線に
沿って0.2mm〜1mmの幅の傾斜面又は円弧面であ
るマージンを設け、各チップはマージンを設けた一つの
短辺がヘッド本体の中心軸線にほぼ平行になるようにヘ
ッド本体に取り付けられると共に、中心側チップは他の
一つ短辺がヘッド本体の中心軸線上に位置するようにな
っていることを特徴とする。
のドリルヘッドにおいて、スローアウエイチップの前記
傾斜面乃至円弧面は、当該チップの厚み方向線に対して
1゜〜6゜程度傾斜して形成されていることを特徴とす
る。
である。チップの頂点にA、B、C、D、E、Fの符号
を与える。Oを中心として3回対称性を持つ。それゆえ
AB、CD、EFの延長線はP、Q、Rで交わり、三角
形PQRは正三角形である。
形を形成する。ここでは長辺がAB、CD、EFになっ
ている。この長さをnとする。短辺がBC、DE、FA
である。この長さをmとする。中心Oから長辺ABに下
した垂線の長さをhとする。中心Oから短辺BCに下し
た垂線をkとする。内角は2種類ある。∠BAF=Ψ、
∠CBA=Θとする。Ψは120゜以上であり、Θは1
20゜以下である。
FAを120゜回転すると相互に重なり合う。同様に長
辺AB、CD、EFを、点Oを中心にして120゜回転
すると相互に重なり合う。短辺BC、DE、FAにマー
ジンmを設ける。マージンについては後に説明する。
ーアウエイチップには3回対称性があるので、極めて優
れた特長がある。短辺のいずれかを軸方向に設置したと
する。たとえば短辺BCをドリルヘッドのヘッド本体の
軸方向平行になるようにしたとしよう。すると短辺BC
に直交する面がヘッド本体の頂面となる。これが被切削
金属の面に平行である。この面に対して辺AFはかなら
ず30°になる。つまり内切刃角β=30゜となる。こ
れは長辺、短辺の長さm、n、内角Θ、Ψには全くよら
ない一般原理である。証明も簡単にできる。
る。ヘッド本体の頂面は同じ直線BCを、Oを中心とし
て90゜回転したものである。したがってAFは頂面に
対して30゜をなす。だから、内切刃角は必ず30゜に
なる。さきほど内切刃角は従来のもので5゜〜7.5
゜、10゜であるということを比べた。これらは狭すぎ
て干渉をおこす可能性があるということも説明した。s
/ε<2π tanβでなければならないが、内切刃角
βが小さいと、s/εの範囲が狭くなるからである。そ
れで15°〜30゜がよいのである。本発明の場合、短
辺のひとつを軸方向に平行にしさえすれば、他の短辺の
傾角を常に30°にすることができるのである。30゜
は内切刃角として最適の値である。
ず、これがxだけ傾くようにすれば、内切刃角β=30
−xにすることができる。傾き角xを0−15゜に変え
ることにより、β=30゜〜15゜にすることもでき
る。
があるので、パラメータの自由度は3つである。このう
ちひとつは寸法に関するものである。角度や寸法比に関
する自由なパラメータは2つしかない。
しておく。6角形の内角の和は720゜であり、ΘとΨ
は六角チップに3つずつ含まれている内角であるので、 Θ+Ψ=240゜ (2) である。2つの半径OA(=OC=OD)、OB(=O
D=OF)が存在する。これは、 OA=(h2+k2+2hk cos Ψ)1/2cosec Ψ (3) OB=(h2+k2+2hk cos Θ)1/2cosec Θ (4) である。また長辺の長さm(AB、CD、EF)、短辺
の長さn(BC、DE、FA)は、 m=h(cot Ψ+cot Θ)+k(cosec Θ+cosec Ψ) (5) n=k(cot Ψ+cot Θ)+h(cosec Θ+cosec Ψ) (6) によって与えられる。(2)、(5)、(6)の式がな
りたつので、自由パラメータは3つであるが、寸法は拡
大しても縮少しても同じことがいえるので、この比k/
hがパラメータとして自由に与える。角度はΘとΨの和
が240゜であるので自由パラメータとしてはひとつで
ある。
して2つのパラメータによって指定することができる。
図9のものは自由パラメータはひとつであり、自由度が
低い。
著な特徴である。短辺BC、DE、AFのすくい面側に
設ける。もちろん長辺AB、CD、EFにも設けてもよ
いが、切断刃として穴の内側面に接触するのが短辺であ
るので、短辺の方に設けるのが必須である。
であって、マージンmを設けた辺の拡大断面図である。
表面側(すくい面側)がLJKGである。G点が刃先線
であり、これが金属を削ってゆく。GHIが逃げ面であ
る。逃げ角δは厚み方向の線MN(JL、ITに直交す
る)に対する逃げ面HIのなす角である。δは10°〜
30゜である。ここではδ=16゜となっている。
稜線であるI点が直線でつながれていた。ためにG点の
みで被切削物を削ってゆく。ためにG点がすぐに鈍麿し
てしまう。ところが本発明ではマージンGH(m)があ
るので、G点〜H点までが被切削物に接触することにな
る。GHの幅は0.2〜1mmの程度で(例えば0.4
mm)ある。またGHのMNに対する傾角θは例えば4
゜である。これは1゜〜6゜の範囲にすることができ
る。
することができる。マージンmの傾角θは逃げ角δと同
じ方向であるので、傾角θが逃げ角と同じになると、も
はやマージンを逃げ面HIから区別することができな
い。それでθ<δであるが、δは10゜〜30゜の程度
であるので、δの上限を6゜とする。δの下限は、0゜
であるとするとこの部分の逃げがなくなるので、1゜以
上とする。すこしでもMNから離れるようにする。それ
でマージンmの傾角は1°〜6゜の程度である。
が切刃線Gに続く従来のものと同じということになる。
マージン幅mが大きすぎると刃の逃げがなくなるので被
切削金属を切削することができなくなる。最適には0.
4mmであるが、より一般的にはm=0.1〜1mmと
する
を7.5mm、架空の正三角形PQRの一辺を30mm
とする。O点より短辺BC、DE、FAへ下した垂線の
足の長さkを11mmとする。hは8.5mmである。
長辺nは16mm、短辺mには7mmである。Ψ=13
8゜、Θ=102゜となっている。そしてA、C、Eは
尖点であってR0.5となっている。他のB、D、Fは
R1.6となっていて丸みを帯びている。長辺AB、C
D、EFの内接円の直径(=2h)は17mmである。
mm、θ=4゜、δ=16°である。JKは切屑をここ
で折るための隆起であるが、JKの高さは0.7mmに
なっている。図3は断面図である。図4は概略の斜視図
である。図1と同じ稜、点には同じ符号を付した。チッ
プ1の前面(より広い方の面)は切断側の面つまりすく
い面2である。ABCDEFは尖鋭な稜線である。つま
り切断線である。このうちBC、DE、FAなど短辺に
ついてはマージンmが形成されている。これより(後
方)は、一定の逃げ角を採った逃げ面(BB′CC′、
CC′D′D、…、AA′B′B)3.4となってい
る。逃げ面3の一部にマージンmが形成されているので
ある。チップ1の中央にはボルト穴5が穿孔されてい
る。
ついては全て説明した。スローアウエイチップは、チッ
プ取り付け板にボルトで固定されて利用される。図5は
チップ取り付け板6にスローアウエイチップ1をねじ7
で固定した状態の平面図を示す。図6は同じものの正面
図である。チップ取り付け板6は細長い板状の部材であ
る。スローアウエイチップはひとつのドリルに2〜3枚
とりつけられることもあるが、いずれもチップ取り付け
板6にとりつけた状態で使われる。全てのチップの方位
角は等しい。しかして、このスローアウエイチップ1
を、ドリルのヘッド本体中心軸線(つまり回転中心)側
に位置する内方刃として利用するときは、図6に示すよ
うにその中心軸線ZZ′がチップ1の短辺AFを通るよ
うにヘッド本体9に固定する。交点Zでは刃が金属に対
して線速度がOになるので干渉の問題が発生する。
形状の窪み8が形成してある。これにチップがすっぽり
と嵌込むようになっている。そしてねじ7によってチッ
プ1を固定する。窪み8に嵌まり込んでいるからチップ
1は回転できない。
心軸線ZZ′に平行になるように固定している。このよ
うにすると、内切刃角βは必ず30゜になる。干渉の起
こりにくい最適の角度である。外切刃角αは自由に与え
うる角度である。これは一般に5゜〜15゜とする。内
切刃角βは15゜〜30゜であっても良い。30゜から
ずれるようにするには、窪み8の形状を変えて、短辺B
Cがヘッド本体9の中心軸線ZZ′に平行でないように
しなければならない。
リルヘッドのヘッド本体9に取り付けた状態を図7、図
8に示す。これは3つのスローアウエイチップを取りつ
ける例である。ヘッド本体9は円柱状の部材で空洞部1
0があり、ここには切屑や油が通るようになっている。
ドリルヘッド9の前端面には4分円状の開口11,12
がある。開口12の壁面の2箇所がチップ取付座13,
14となっている。これはヘッド本体9の中心軸線Z
Z′に平行な垂直壁面である。開口11の壁面の1箇所
にもチップ取付座15が形成されている。
ておき、この取り付け板6をチップ取付座13〜15に
ねじ16,17,18によって固定する。
ド本体9の中心軸線側に位置し、もっとも線速度が遅く
て、金属穴の真中付近を進んでゆく。これを中心側チッ
プΓと呼ぶ。ヘッド本体9の中心側とその外周側との中
間のチップ取付座15のチップは中間の線速度を持つ。
これを中間チップΔと呼ぶ。最外周のチップ取付座14
のチップは刃先が被切削金属の穴の内周面に接触し、最
高の線速度を持つ。これを外周側チップΛという。中心
側チップΓ、中間チップΔ、外周側チップΛともに、当
然回転速度は等しい。しかし中心軸線ZZ′からの距離
が違うために線速度が違う。
イドパッド19,20がねじによって固定される。これ
は金属に深穴を穿孔した時、穴の内側面に接触する部材
である。
ップΛともに同一チップを同一方位になるように取付け
る。したがって三つのチップについて外切刃角αと、内
切刃角βは等しい。六角形チップであり長辺と短辺とを
持つが、これらはいずれも切削に寄与する。ヘッド本体
9の中心軸線ZZ′を中心にしてドリルヘッドを回転す
る時にチップΓ、Δ、Λの切刃の軌跡が互いにオーバラ
ップするように決める。すると余すことなく金属に深穴
を穿ってゆくことができる。
金属穴との接触面積が増加し刃先の摩耗を防いでいる。
チップΔとは刃先の方向が反対になっているように見え
るがそうではない。ドリルは右まわりに回転するので、
中心側チップΓ、外周側チップΛは図8ですくい面が見
える方向に固定される。中間チップΔは図8ですくい面
が裏側にくる。つまり中間チップΔは、中心側チップΓ
や外周側チップΛと反対向きに取り付けられている。た
めに刃先の方向が反対に見える。回転方向で見れば同方
位を向いているということが分かる。
Z′に平行であるので、被切削金属穴の内周面との接触
が点接触でなく線接触になる。この点でも図9のものよ
りも優れている。これはチップの一隅で点接触するだけ
だからである。
は、一方の開口に外周側チップ1枚をとりつけ、他方の
開口に中心側チップを1枚とりつける。ドリルを回転し
た時、外周側チップの軌跡、中心側チップの軌跡がオー
バラップすればよいのである。
プは、3回対称性を持ち短辺と長辺とを交互に設けた6
角形状であり、この6角形状の6辺のうち3つの短辺に
ついて刃先線に沿って0.2mm〜1mmの幅の傾斜面
又は円弧面であるマージンを設け、このマージンを設け
た一つの短辺がヘッド本体の中心軸線にほぼ平行になる
ように取り付けられるため、被削材の切削内周面に接触
する刃先は、被削材との接触面積が増加し、これがため
に刃先を強化し、刃先の摩耗や損傷の発生を軽減するこ
とができる。短辺側にマージンを設けるのは、切断刃と
して被削材の切削内周面に接触するのが短辺であって、
長辺側よりも摩耗しやすいからである。上記傾斜面又は
円弧面は、チップの厚み方向線に対して1゜〜6゜程度
にするとよい。また各スローアウエイチップは、3回対
称性を有して3か所に切刃があるので、ねじを緩めてチ
ップを120゜まわして再び固定することにより再使用
できる、つまり3回分使用できる。
設けた一つの短辺がヘッド本体の中心軸線にほぼ平行に
なるようにヘッド本体に取り付けられると共に、中心側
チップはマージンを設けた他の一つ短辺がヘッド本体の
中心軸線上に位置するようになっているため、中心側チ
ップにあっては、その内切刃角が、干渉(中心軸線上の
刃面が金属の残留凸部に押しつぶす現象をいう)の起こ
りにくい角度になる。この場合、マージンを設けた上記
一つの短辺をヘッド本体の中心軸線に平行にしたとき
は、当該内切刃角は必ず30゜になり、干渉の起こりに
くい角度としては最適となり、また上記一つの短辺をヘ
ッド本体の中心軸線に対し若干傾斜させても、その傾き
角が0〜15゜であれば、干渉を起こりにくくするに足
る内切刃角にすることができる。
渉の起こりにくい角度にすることができるから、被削材
を押しつぶすような強力なスラスト荷重を受けるヘッド
本体 の中心軸線上にあるチップの刃先が鈍麿、損傷する
のを防止できて長寿命にすることができる。また、外周
側チップは、中心側チップと同じ方位角に取り付けられ
ていて、マージンを設けた前記一つの短辺がヘッド本体
の中心軸線にほぼ平行に位置するから、被削材の内周面
との接触面積が増加して、刃先を強化すると共に、刃先
の摩耗や損傷の発生を軽減することができる。
に取り付ける際には、各チップを、その一つの短辺がヘ
ッド本体の中心軸線にほぼ平行になるように位置決めし
て取り付ければよいから、チップの位置決めが簡単でそ
の取付作業を容易に行うことができる。
る。
面図である。
る断面図である。
る。
付けた状態の平面図である。
付けた状態の正面図である。
である。
である。
正面図である。
の正面図である。
の斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 円柱形のヘッド本体の前端面の少なくと
も中心側と外周側とにそれぞれ同じ方位角に固定されて
被削材に深穴を穿つべき同じ形状のスローアウエイチッ
プであって、中心側及び外周側の各チップは、3回対称
性を持ち短辺と長辺とを交互に設けた6角形状であり、
この6角形状の6辺のうち3つの短辺について刃先線に
沿って0.2mm〜1mmの幅の傾斜面又は円弧面であ
るマージンを設け、各チップはマージンを設けた一つの
短辺がほぼ平行になるようにヘッド本体に取り付けられ
ると共に、中心側チップは他の一つ短辺がヘッド本体の
中心軸線上に位置するようになっているドリルヘッド。 - 【請求項2】 スローアウエイチップの前記傾斜面乃至
円弧面は、当該チップの厚み方向線に対して1゜〜6゜
程度傾斜して形成されてなる請求項1記載のドリルヘッ
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5220238A JP2702061B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | ドリルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5220238A JP2702061B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | ドリルヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0768408A JPH0768408A (ja) | 1995-03-14 |
| JP2702061B2 true JP2702061B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=16748059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5220238A Expired - Lifetime JP2702061B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | ドリルヘッド |
Country Status (1)
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1993
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Also Published As
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| JPH0768408A (ja) | 1995-03-14 |
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