JP2792033B2 - ズームレンズの移動枠構造 - Google Patents
ズームレンズの移動枠構造Info
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- JP2792033B2 JP2792033B2 JP63118670A JP11867088A JP2792033B2 JP 2792033 B2 JP2792033 B2 JP 2792033B2 JP 63118670 A JP63118670 A JP 63118670A JP 11867088 A JP11867088 A JP 11867088A JP 2792033 B2 JP2792033 B2 JP 2792033B2
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- lens group
- optical axis
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- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 206010010071 Coma Diseases 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
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- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Description
本発明は、被写体側から順に配置される第1、第2お
よび第3の移動レンズ群を有して、第1移動レンズ群と
第3移動レンズ群が光軸方向へ同一運動し、第2移動レ
ンズ群が他の2群から独立して独自に光軸方向へ運動す
るズームレンズの各レンズ群を保持する移動枠の構造に
関する。
よび第3の移動レンズ群を有して、第1移動レンズ群と
第3移動レンズ群が光軸方向へ同一運動し、第2移動レ
ンズ群が他の2群から独立して独自に光軸方向へ運動す
るズームレンズの各レンズ群を保持する移動枠の構造に
関する。
各レンズ群の運動成分として3成分以上の運動成分を
有するズームレンズの光学系にあっては、そのうちの二
つのレンズ群が互いにリンクされていて光軸方向へ大略
同時に同方向へ同量だけ移動するように構成されている
ものがある。即ち、光学成分としてのこれら二つのレン
ズ群は一体的に運動する。また、残りのレンズ群は上記
二つのレンズ群とは独立に光軸方向へ運動するように構
成されている。これらの各運動成分はズーミングまたは
フォーカシングのための運動であって、それぞれのレン
ズ群の光軸方向に関する相対的な位置関係(相互間の距
離)を調整するための運動である。 ところで、この調整運動に際して上記リンクされたレ
ンズ群の一方と独立のレンズ群との間の光学系上の位置
関係においては、光軸に対する傾きや偏心が片ボケやコ
マ収差などの収差変動に大きな影響を与え、ズームレン
ズの光学性能を著しく損なう恐れが生じる場合がある。
有するズームレンズの光学系にあっては、そのうちの二
つのレンズ群が互いにリンクされていて光軸方向へ大略
同時に同方向へ同量だけ移動するように構成されている
ものがある。即ち、光学成分としてのこれら二つのレン
ズ群は一体的に運動する。また、残りのレンズ群は上記
二つのレンズ群とは独立に光軸方向へ運動するように構
成されている。これらの各運動成分はズーミングまたは
フォーカシングのための運動であって、それぞれのレン
ズ群の光軸方向に関する相対的な位置関係(相互間の距
離)を調整するための運動である。 ところで、この調整運動に際して上記リンクされたレ
ンズ群の一方と独立のレンズ群との間の光学系上の位置
関係においては、光軸に対する傾きや偏心が片ボケやコ
マ収差などの収差変動に大きな影響を与え、ズームレン
ズの光学性能を著しく損なう恐れが生じる場合がある。
本発明は上述のような従来技術における課題に鑑み、
これを有効に解決すべく創案されたものである。したが
って本発明の目的は、ズーミングやフォーカシングの際
に収差変動を生じないズームレンズの移動枠構造を提供
することにある。
これを有効に解決すべく創案されたものである。したが
って本発明の目的は、ズーミングやフォーカシングの際
に収差変動を生じないズームレンズの移動枠構造を提供
することにある。
本発明に係るズームレンズの移動枠構造は、上述のご
とき従来技術の課題を解決し、その目的を達成するため
に以下のような構成を備えている。 すなわち、被写体側から順に配置される第1、第2お
よび第3の移動レンズ群を有し、被写体側に位置する第
1移動レンズ群と像面側に位置する第3移動レンズ群が
光軸方向へ同一の運動をし、第1移動レンズ群と第3移
動レンズ群との中間に位置する第2移動レンズ群が、第
1および第3の移動レンズ群とは異なる光軸方向への運
動をし、上記第1、第2および第3の各移動レンズ群を
保持する第1、第2および第3の各移動枠の構造におい
て、上記第3移動枠が、上記第1移動枠に対しては、上
記光軸に直交する方向に相対的に運動可能に結合される
とともに、上記第2移動枠に対しては、上記光軸に直交
する方向の運動に関して互いが拘束されるように結合さ
れている。 また好ましくは、上記第2移動枠と第3移動枠とは、
これらの間に弾発手段を介して上記光軸方向へ互いに離
間する方向へ付勢されている。
とき従来技術の課題を解決し、その目的を達成するため
に以下のような構成を備えている。 すなわち、被写体側から順に配置される第1、第2お
よび第3の移動レンズ群を有し、被写体側に位置する第
1移動レンズ群と像面側に位置する第3移動レンズ群が
光軸方向へ同一の運動をし、第1移動レンズ群と第3移
動レンズ群との中間に位置する第2移動レンズ群が、第
1および第3の移動レンズ群とは異なる光軸方向への運
動をし、上記第1、第2および第3の各移動レンズ群を
保持する第1、第2および第3の各移動枠の構造におい
て、上記第3移動枠が、上記第1移動枠に対しては、上
記光軸に直交する方向に相対的に運動可能に結合される
とともに、上記第2移動枠に対しては、上記光軸に直交
する方向の運動に関して互いが拘束されるように結合さ
れている。 また好ましくは、上記第2移動枠と第3移動枠とは、
これらの間に弾発手段を介して上記光軸方向へ互いに離
間する方向へ付勢されている。
本発明に係るズームレンズの移動枠構造では、第1移
動レンズ群と第3移動レンズ群とは本来ならば相互に固
定的な関係となるように結合されるべきであるところ
を、光軸方向の移動に関してのみ第3移動レンズ群が第
1移動レンズ群に拘束され、且つ光軸に直交する方向に
関しては相対的移動を許容される。また、第3移動レン
ズ群は第2移動レンズ群に対しては光軸直交方向の移動
に関してのみ拘束される。 従って第3移動レンズ群は、ズーミングやフォーカシ
ングを行うに際して光軸方向へは第1移動レンズ群と一
体的に(同時に同方向へ同量だけ)運動し、且つ光軸直
交方向へは第2移動レンズ群により移動が規制される。
動レンズ群と第3移動レンズ群とは本来ならば相互に固
定的な関係となるように結合されるべきであるところ
を、光軸方向の移動に関してのみ第3移動レンズ群が第
1移動レンズ群に拘束され、且つ光軸に直交する方向に
関しては相対的移動を許容される。また、第3移動レン
ズ群は第2移動レンズ群に対しては光軸直交方向の移動
に関してのみ拘束される。 従って第3移動レンズ群は、ズーミングやフォーカシ
ングを行うに際して光軸方向へは第1移動レンズ群と一
体的に(同時に同方向へ同量だけ)運動し、且つ光軸直
交方向へは第2移動レンズ群により移動が規制される。
以下に本発明の好適な一実施例について、第1図ない
し第5図を参照して説明する。第1図は本発明に係るズ
ームレンズの移動枠構造の一実施例を示す半断面正面図
である。図中1は第1移動レンズ群、2は第2移動レン
ズ群、3は第3移動レンズ群、4は固定レンズ群であ
る。第1移動レンズ群1および第3移動レンズ群3がズ
ーミングおよびフォーカシングを行う際に一体的に光軸
方向へ移動できるように、第1移動レンズ群1を保持す
る第1移動枠5と第3移動レンズ群3を保持する第3移
動枠7とは、詳細な構成については後述するが、軸方向
および周方向の相互の相対的な運動が拘束されるように
組み付けられている。第2移動レンズ群2を保持する第
2移動枠6は、第3移動枠7の第2筒状部15内に嵌合し
ており、ズーミングの際には第3移動枠7に対して独立
して光軸方向へ移動する。固定レンズ群4は固定内筒8
の前端部に保持されている。また、第2移動枠6と第3
移動枠7との間には、圧縮コイルばね25が装着されてい
る。 第2図は本実施例の第1移動枠5を示す斜視図であ
る。第1移動枠5は、第1移動レンズ群1を内方に保持
する第1筒状部9をその前方側(カメラ装着状態の被写
体側)に備えている。第1筒状部9の後方端からは、軸
方向(光軸方向に一致)へ延出してそれぞれ3本の第1
突起10および第2突起11が交互に配列されている。第1
突起10はその先端面が光軸方向に直交する第1当接面12
に形成されている。また第2突起11の先端部は径方向内
方へ直角に曲折して第1張出部13が形成されている。こ
の第1張出部13の端面で、第1筒状部9側に臨んでいる
面は、やはり光軸方向に直交する第2当接面14に形成さ
れている。 第3図は本実施例の第3移動枠7を示す斜視図であ
る。第3移動枠7は、その内周に第2移動枠6(第1図
参照)の外周を嵌合させる第2筒状部15を備えている。
従って第2移動枠6と第3移動枠7とは、その径方向へ
の相対移動は互いに拘束され、一体的な挙動を示す。ま
た、第2筒状部15の前方側外周部からは径方向外方へ延
出されてフランジ部16が形成されている。フランジ部16
の外周部には、該第3移動枠7が第1移動枠5と組み付
けられた状態で第1突起10および第2突起11のそれぞれ
に係合する部分が形成されている。 まず第1突起10に係合する部分は、フランジ部16の外
周部からさらに径方向外方へ突出して第1当接面12に当
接する第3当接面18を形成する第2張出部17が、第1突
起10の位置に対応して3カ所に形成されている。この各
第2張出部17の周方向同一側の一方端には、第1当接面
12と第3当接面18が互いに当接しあっている状態で相互
の周方向の回転を規制するストッパー部19が突設されて
いる。また、第2張出部17のうちの一つには、ストッパ
ー部19とは反対側の周方向一方端に、楔状突出部20が形
成されている。この突出部20は、第1移動枠5もしくは
第3移動枠7のいずれか一方が相対的に一方の方向へ回
転するのを許容するとともに逆の方向への回転は規制
し、その回転許容方向は互いの各当接面どうしが離脱し
ている状態から当接しあう状態へ移行する方向である。
また、回転が規制されるのは第1当接面12と第3当接面
18が当接しあっている状態からの回転である。第1当接
面12と第3当接面13との当接によって、第1移動枠5と
第3移動枠7との間の距離が光軸方向へ短くならないよ
うに規制される。 次に第2突起11に係合する部分は、第2突起11の第1
張出部13に係合してその第2当接面14に当接する第4当
接面21を有する段差部22によって構成されている。この
段差部22には、第1突起10が上述の許容された方向へ回
転することによって第1張出部13が係合し、第2当接面
14と第4当接面21とが当接しあう。第2当接面14と第4
当接面21とが当接によって、第1移動枠5と第3移動枠
7との間の距離が光軸方向へ長くならないように規制さ
れる。 第1突起10および第2突起11は円筒状に配列されるの
で、第3移動枠7のフランジ部16はこの円筒状配列され
た第1突起10および第2突起11の内側に位置して相互が
結合されるが、この円筒状配列の内径寸法はフランジ部
16の段差部22における外形寸法よりも僅かに大きくされ
て「遊び」が与えられている。また、第1突起10と第2
張出部17との係合関係において相互の径方向への規制は
ないので、第1移動枠5と第3移動枠7との結合状態は
光軸方向および周方向にのみ拘束され、径方向へは相対
的移動が許容されている。従って、カム環24(第1図参
照)を回転させると第1移動枠5および第2移動枠6が
それぞれ独立に光軸方向へ直進移動し、第3移動枠7は
第1移動枠5と一体的に直進移動する。このとき、第1,
第2,第3の各移動枠5,6,7の間に寸法精度のバラツキが
あって、光軸に直交する方向へ「ズレ」が生じようとし
ても、第2移動枠6と第3移動枠7との間ではその方向
の相対移動が拘束され、第2移動レンズ群2と第3移動
レンズ群3との間で相対的傾き偏心や相対的平行偏心が
生じることはない。また、第2移動レンズ群2と第3移
動レンズ群3との間のズーミング間隔が像面湾曲には大
きく影響するが、第2移動枠6と第3移動枠7とに相互
の相対的移動を許容した結果その間に僅かながらでも間
隙が生じると、このズーミング間隔に往復差を生じるこ
とになる。併し乍ら、本実施例では第2移動枠6と第3
移動枠7との間に圧縮コイルばね25が装着されているの
で、第2移動枠6と第3移動枠7との間の「ガタツキ」
が防止されるので上記往復差が生じることもない。 上述の第1移動枠5と第3移動枠7との結合過程は、
第4図および第5図に各移動枠を展開して示されてい
る。第4図は結合前の状態、第5図は結合完了後の状態
がそれぞれ示されており、第4図の状態から第5図の状
態へ移行すべく相対的回転運動が行われると、第1突起
10の第1当接面12が楔状突出部20を乗り越える。このと
き、第1突起10と楔状突出部20は共にプラスチックで構
成されているので、それぞれが「ばね」状に弾性変形す
る。第1当接面12の幅寸法dよりも第3当接面18の幅寸
法Dのほうが僅かに大きくされており、結合状態では多
少の「遊び」をもって相互の相対的回転が拘束される。
し第5図を参照して説明する。第1図は本発明に係るズ
ームレンズの移動枠構造の一実施例を示す半断面正面図
である。図中1は第1移動レンズ群、2は第2移動レン
ズ群、3は第3移動レンズ群、4は固定レンズ群であ
る。第1移動レンズ群1および第3移動レンズ群3がズ
ーミングおよびフォーカシングを行う際に一体的に光軸
方向へ移動できるように、第1移動レンズ群1を保持す
る第1移動枠5と第3移動レンズ群3を保持する第3移
動枠7とは、詳細な構成については後述するが、軸方向
および周方向の相互の相対的な運動が拘束されるように
組み付けられている。第2移動レンズ群2を保持する第
2移動枠6は、第3移動枠7の第2筒状部15内に嵌合し
ており、ズーミングの際には第3移動枠7に対して独立
して光軸方向へ移動する。固定レンズ群4は固定内筒8
の前端部に保持されている。また、第2移動枠6と第3
移動枠7との間には、圧縮コイルばね25が装着されてい
る。 第2図は本実施例の第1移動枠5を示す斜視図であ
る。第1移動枠5は、第1移動レンズ群1を内方に保持
する第1筒状部9をその前方側(カメラ装着状態の被写
体側)に備えている。第1筒状部9の後方端からは、軸
方向(光軸方向に一致)へ延出してそれぞれ3本の第1
突起10および第2突起11が交互に配列されている。第1
突起10はその先端面が光軸方向に直交する第1当接面12
に形成されている。また第2突起11の先端部は径方向内
方へ直角に曲折して第1張出部13が形成されている。こ
の第1張出部13の端面で、第1筒状部9側に臨んでいる
面は、やはり光軸方向に直交する第2当接面14に形成さ
れている。 第3図は本実施例の第3移動枠7を示す斜視図であ
る。第3移動枠7は、その内周に第2移動枠6(第1図
参照)の外周を嵌合させる第2筒状部15を備えている。
従って第2移動枠6と第3移動枠7とは、その径方向へ
の相対移動は互いに拘束され、一体的な挙動を示す。ま
た、第2筒状部15の前方側外周部からは径方向外方へ延
出されてフランジ部16が形成されている。フランジ部16
の外周部には、該第3移動枠7が第1移動枠5と組み付
けられた状態で第1突起10および第2突起11のそれぞれ
に係合する部分が形成されている。 まず第1突起10に係合する部分は、フランジ部16の外
周部からさらに径方向外方へ突出して第1当接面12に当
接する第3当接面18を形成する第2張出部17が、第1突
起10の位置に対応して3カ所に形成されている。この各
第2張出部17の周方向同一側の一方端には、第1当接面
12と第3当接面18が互いに当接しあっている状態で相互
の周方向の回転を規制するストッパー部19が突設されて
いる。また、第2張出部17のうちの一つには、ストッパ
ー部19とは反対側の周方向一方端に、楔状突出部20が形
成されている。この突出部20は、第1移動枠5もしくは
第3移動枠7のいずれか一方が相対的に一方の方向へ回
転するのを許容するとともに逆の方向への回転は規制
し、その回転許容方向は互いの各当接面どうしが離脱し
ている状態から当接しあう状態へ移行する方向である。
また、回転が規制されるのは第1当接面12と第3当接面
18が当接しあっている状態からの回転である。第1当接
面12と第3当接面13との当接によって、第1移動枠5と
第3移動枠7との間の距離が光軸方向へ短くならないよ
うに規制される。 次に第2突起11に係合する部分は、第2突起11の第1
張出部13に係合してその第2当接面14に当接する第4当
接面21を有する段差部22によって構成されている。この
段差部22には、第1突起10が上述の許容された方向へ回
転することによって第1張出部13が係合し、第2当接面
14と第4当接面21とが当接しあう。第2当接面14と第4
当接面21とが当接によって、第1移動枠5と第3移動枠
7との間の距離が光軸方向へ長くならないように規制さ
れる。 第1突起10および第2突起11は円筒状に配列されるの
で、第3移動枠7のフランジ部16はこの円筒状配列され
た第1突起10および第2突起11の内側に位置して相互が
結合されるが、この円筒状配列の内径寸法はフランジ部
16の段差部22における外形寸法よりも僅かに大きくされ
て「遊び」が与えられている。また、第1突起10と第2
張出部17との係合関係において相互の径方向への規制は
ないので、第1移動枠5と第3移動枠7との結合状態は
光軸方向および周方向にのみ拘束され、径方向へは相対
的移動が許容されている。従って、カム環24(第1図参
照)を回転させると第1移動枠5および第2移動枠6が
それぞれ独立に光軸方向へ直進移動し、第3移動枠7は
第1移動枠5と一体的に直進移動する。このとき、第1,
第2,第3の各移動枠5,6,7の間に寸法精度のバラツキが
あって、光軸に直交する方向へ「ズレ」が生じようとし
ても、第2移動枠6と第3移動枠7との間ではその方向
の相対移動が拘束され、第2移動レンズ群2と第3移動
レンズ群3との間で相対的傾き偏心や相対的平行偏心が
生じることはない。また、第2移動レンズ群2と第3移
動レンズ群3との間のズーミング間隔が像面湾曲には大
きく影響するが、第2移動枠6と第3移動枠7とに相互
の相対的移動を許容した結果その間に僅かながらでも間
隙が生じると、このズーミング間隔に往復差を生じるこ
とになる。併し乍ら、本実施例では第2移動枠6と第3
移動枠7との間に圧縮コイルばね25が装着されているの
で、第2移動枠6と第3移動枠7との間の「ガタツキ」
が防止されるので上記往復差が生じることもない。 上述の第1移動枠5と第3移動枠7との結合過程は、
第4図および第5図に各移動枠を展開して示されてい
る。第4図は結合前の状態、第5図は結合完了後の状態
がそれぞれ示されており、第4図の状態から第5図の状
態へ移行すべく相対的回転運動が行われると、第1突起
10の第1当接面12が楔状突出部20を乗り越える。このと
き、第1突起10と楔状突出部20は共にプラスチックで構
成されているので、それぞれが「ばね」状に弾性変形す
る。第1当接面12の幅寸法dよりも第3当接面18の幅寸
法Dのほうが僅かに大きくされており、結合状態では多
少の「遊び」をもって相互の相対的回転が拘束される。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば次の
ごとき優れた効果が発揮される。 即ち、第3移動レンズ群は光軸方向の移動に関して第
1移動レンズ群に拘束され、且つ光軸に直交する方向に
関しては第1移動レンズ群に対する相対的移動が許容さ
れるとともに第2移動レンズ群に拘束されるので、各移
動枠の間で寸法精度上のバラツキがあってもズーミング
やフォーカシングの際に収差変動が生じるのを防止する
ことができる。
ごとき優れた効果が発揮される。 即ち、第3移動レンズ群は光軸方向の移動に関して第
1移動レンズ群に拘束され、且つ光軸に直交する方向に
関しては第1移動レンズ群に対する相対的移動が許容さ
れるとともに第2移動レンズ群に拘束されるので、各移
動枠の間で寸法精度上のバラツキがあってもズーミング
やフォーカシングの際に収差変動が生じるのを防止する
ことができる。
第1図は本発明に係るズームレンズの移動枠構造の一実
施例を示す半断面正面図、第2図は本実施例の第1移動
枠を示す斜視図、第3図は本実施例の第3移動枠を示す
斜視図、第4図および第5図は第1移動枠と第3移動枠
との結合過程を表すべくそれぞれを展開して示す説明図
である。 1……第1移動レンズ群、2……第2移動レンズ群、3
……第3移動レンズ群、5……第1移動枠、6……第2
移動枠、7……第3移動枠、25……弾発手段としての圧
縮コイルばね
施例を示す半断面正面図、第2図は本実施例の第1移動
枠を示す斜視図、第3図は本実施例の第3移動枠を示す
斜視図、第4図および第5図は第1移動枠と第3移動枠
との結合過程を表すべくそれぞれを展開して示す説明図
である。 1……第1移動レンズ群、2……第2移動レンズ群、3
……第3移動レンズ群、5……第1移動枠、6……第2
移動枠、7……第3移動枠、25……弾発手段としての圧
縮コイルばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 7/10 G02B 7/04
Claims (2)
- 【請求項1】被写体側から順に配置される第1、第2お
よび第3の移動レンズ群(1,2,3)を有し、 被写体側に位置する第1移動レンズ群(1)と像面側に
位置する第3移動レンズ群(3)が光軸方向へ同一の運
動をし、 第1移動レンズ群と第3移動レンズ群との中間に位置す
る第2移動レンズ群(2)が、第1および第3の移動レ
ンズ群(1,3)とは異なる光軸方向への運動をし、 上記第1、第2および第3の各移動レンズ群を保持する
第1、第2および第3の各移動枠(5,6,7)の構造にお
いて、 上記第3移動枠(7)が、上記第1移動枠(5)に対し
ては、上記光軸に直交する方向に相対的に運動可能に結
合されるとともに、上記第2移動枠(6)に対しては、
上記光軸に直交する方向の運動に関して互いが拘束され
るように結合されることを特徴とするズームレンズの移
動枠構造。 - 【請求項2】上記第2移動枠(6)と第3移動枠(7)
とは、これらの間に弾発手段(25)を介して上記光軸方
向へ互いに離間する方向へ付勢されている請求項1記載
のズームレンズの移動枠構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63118670A JP2792033B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | ズームレンズの移動枠構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63118670A JP2792033B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | ズームレンズの移動枠構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01287607A JPH01287607A (ja) | 1989-11-20 |
| JP2792033B2 true JP2792033B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=14742307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63118670A Expired - Lifetime JP2792033B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | ズームレンズの移動枠構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2792033B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529821A (en) * | 1978-08-24 | 1980-03-03 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Zoom lens |
| JPS5561573A (en) * | 1978-10-27 | 1980-05-09 | Fujitec Kk | Method of controlling elevator |
| EP0069789B1 (de) * | 1981-07-10 | 1985-11-06 | Deutsche ITT Industries GmbH | Integrierte Schaltung für eine Eingabe-Tastatur elektronischer Geräte |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP63118670A patent/JP2792033B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01287607A (ja) | 1989-11-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |