JP2783441B2 - オーディオ受信回路 - Google Patents
オーディオ受信回路Info
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 27
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 7
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 少なくとも2種の第1オーディオ信号および第2オー
ディオ信号を含むキャリアをアンテナ部により受信し、
このキャリアから上記第1および第2オーディオ信号を
第1チューナおよび第2チューナによりそれぞれ取り出
す場合、上記第1および第2チューナの入力端間に並列
に接続されるコイルおよびコンデンサからなり、かつ、
このコイルのほぼセンタータップの位置にアンテナ部の
出力端が接続される干渉防止用のLC回路部を設け、さら
に、上記第1および第2チューナの入力電圧が規定のレ
ベルを維持するようにアンテナ部の容量を補正してなる
オーディオ受信回路であって、1つのアンテナから複数
のチューナにキャリアを分波する場合等にバッファアン
プ等の能動素子を用いることなく上記チューナの入力端
間の干渉防止および入力レベル低下防止の両立化が実現
される。
ディオ信号を含むキャリアをアンテナ部により受信し、
このキャリアから上記第1および第2オーディオ信号を
第1チューナおよび第2チューナによりそれぞれ取り出
す場合、上記第1および第2チューナの入力端間に並列
に接続されるコイルおよびコンデンサからなり、かつ、
このコイルのほぼセンタータップの位置にアンテナ部の
出力端が接続される干渉防止用のLC回路部を設け、さら
に、上記第1および第2チューナの入力電圧が規定のレ
ベルを維持するようにアンテナ部の容量を補正してなる
オーディオ受信回路であって、1つのアンテナから複数
のチューナにキャリアを分波する場合等にバッファアン
プ等の能動素子を用いることなく上記チューナの入力端
間の干渉防止および入力レベル低下防止の両立化が実現
される。
本発明は1つのアンテナにより受信したキャリアに含
まれる複数種のオーディオ信号を複数のチューナにより
それぞれ再生して取り出すためのオーディオ受信回路に
関する。
まれる複数種のオーディオ信号を複数のチューナにより
それぞれ再生して取り出すためのオーディオ受信回路に
関する。
車載用のAM帯オーディオ受信システム等においては、
複数のチューナ、例えば2つのチューナのうちの一方で
音楽局等を受信し、かつ、他方で交通情報局を待ち受け
て交通情報が始まると同時に上記交通情報局を受信する
場合や、走行中に同一放送内容を自動追尾する際に2つ
のチューナで異なる周波数の局を受信して同一局か否か
を判別する場合等のように、1つのアンテナからキャリ
アを2つのチューナに分波してこれらのチューナを同時
に動作させる必要がある場合が度々生ずる。本発明は、
このような場合に好適なオーディオ受信回路、いわゆる
アンテナ分波回路について言及するものである。
複数のチューナ、例えば2つのチューナのうちの一方で
音楽局等を受信し、かつ、他方で交通情報局を待ち受け
て交通情報が始まると同時に上記交通情報局を受信する
場合や、走行中に同一放送内容を自動追尾する際に2つ
のチューナで異なる周波数の局を受信して同一局か否か
を判別する場合等のように、1つのアンテナからキャリ
アを2つのチューナに分波してこれらのチューナを同時
に動作させる必要がある場合が度々生ずる。本発明は、
このような場合に好適なオーディオ受信回路、いわゆる
アンテナ分波回路について言及するものである。
第6図は一般のオーディオ受信回路を示すブロック図
である。ただし、ここでは、走行中に受信したキャリア
に含まれる2種のオーディオ信号を2つのチューナから
それぞれ取り出すための車載用AM帯オーディオ受信回路
を代表して示すこととする。
である。ただし、ここでは、走行中に受信したキャリア
に含まれる2種のオーディオ信号を2つのチューナから
それぞれ取り出すための車載用AM帯オーディオ受信回路
を代表して示すこととする。
第6図においては、放送局等から送信されるキャリア
を受信するリアポールアンテナやフロントポールアンテ
ナ等の容量性のアンテナと、このアンテナからの受信キ
ャリアを伝送するケーブルとを有するアンテナ部1が設
けられている。さらに、このアンテナ部1の出力側に
は、各種増幅器、AGC回路部および検波器等を有する第
1チューナ21および第2チューナ22が設けられている。
これらの第1および第2チューナ21,22は、アンテナ部
1のケーブルにより伝送されるキャリアを分波してそれ
ぞれ第1オーディオ信号Sa1および第2オーディオ信号S
a2を選択的に再生するものである。上記車載用オーディ
オ受信回路では、第1および第2チューナ21,22の入力
側で規定の電圧レベルを保証するために、各チューナ2
1,22の入力端から見たアンテナ部1のインピーダンス
が、容量80pFのコンデンサを接続した場合と等価の容量
性インピーダンス(以後、80pFの容量性インピーダンス
とよぶこととする)になるように予め設定する必要があ
る。このため、通常は、アンテナ部1と各チューナ21,2
2との間に第1付加コンデンサ19および第2付加コンデ
ンサ29をそれぞれ接続して各チューナ21,22の入力端か
ら見たアンテナ部1のインピーダンスを補正している。
を受信するリアポールアンテナやフロントポールアンテ
ナ等の容量性のアンテナと、このアンテナからの受信キ
ャリアを伝送するケーブルとを有するアンテナ部1が設
けられている。さらに、このアンテナ部1の出力側に
は、各種増幅器、AGC回路部および検波器等を有する第
1チューナ21および第2チューナ22が設けられている。
これらの第1および第2チューナ21,22は、アンテナ部
1のケーブルにより伝送されるキャリアを分波してそれ
ぞれ第1オーディオ信号Sa1および第2オーディオ信号S
a2を選択的に再生するものである。上記車載用オーディ
オ受信回路では、第1および第2チューナ21,22の入力
側で規定の電圧レベルを保証するために、各チューナ2
1,22の入力端から見たアンテナ部1のインピーダンス
が、容量80pFのコンデンサを接続した場合と等価の容量
性インピーダンス(以後、80pFの容量性インピーダンス
とよぶこととする)になるように予め設定する必要があ
る。このため、通常は、アンテナ部1と各チューナ21,2
2との間に第1付加コンデンサ19および第2付加コンデ
ンサ29をそれぞれ接続して各チューナ21,22の入力端か
ら見たアンテナ部1のインピーダンスを補正している。
第7図はこのインピーダンス補正後にアンテナ部とチ
ューナとが結線された状態を示す回路図である。ただ
し、ここでは、一方の第1チューナ21の入力段のAGC回
路部を代表して示しており、このAGC回路部にアンテナ
部1が接続された状態を例示することとする。さらに、
アンテナ部1は、所定の受信電圧を供給する電源Pおよ
び80pFのコンデンサ負荷により表されるものとする。
ューナとが結線された状態を示す回路図である。ただ
し、ここでは、一方の第1チューナ21の入力段のAGC回
路部を代表して示しており、このAGC回路部にアンテナ
部1が接続された状態を例示することとする。さらに、
アンテナ部1は、所定の受信電圧を供給する電源Pおよ
び80pFのコンデンサ負荷により表されるものとする。
第7図からわかるように、第1チューナ21のAGC回路
部にはFET等が含まれており、上記第1チューナ21の入
力電圧レベルの大小に応じてこのFET等の動作点が変化
するためにチューナの入力インピーダンスも大きく変動
してしまう。この入力インピーダンス変動により、第1
および第2チューナ21,22の入力電圧レベルが互いに影
響を及ぼし合うことが予想される。
部にはFET等が含まれており、上記第1チューナ21の入
力電圧レベルの大小に応じてこのFET等の動作点が変化
するためにチューナの入力インピーダンスも大きく変動
してしまう。この入力インピーダンス変動により、第1
および第2チューナ21,22の入力電圧レベルが互いに影
響を及ぼし合うことが予想される。
次に、第8図に示す等価回路により各チューナ21,22
の入力インピーダンスと入力電圧レベルとの関係を定量
的に算出することとする。すなわち、第1チューナ21の
入力端を入力インピーダンスZinで終端したときの第2
チューナ22の入力電圧レベルを考える。ここで、アンテ
ナ部1のアンテナ容量による出力インピーダンスをZ1、
ケーブル容量によるインピーダンスをZ2、第1付加コン
デンサ19の容量による第1付加インピーダンスをZ3、第
2付加コンデンサ29の容量による第2付加インピーダン
スをZ4、アンテナ部1の受信電圧をvi、第1チューナ21
の第1入力電圧をvin、第2チューナ22の第2入力電圧
をv0とすると、この第2入力電圧v0は、 のように表される。この(1)式において、チューナの
入力インピーダンスが大きく変動することを考慮してZ
in=0およびZin→∞の場合の第2入力電圧v0を考え
る。もし、Zin=0であれば、 となり、Zin→∞であれば、 となる。これらの(2)式および(3)式より、第2チ
ューナ22の第2入力電圧v0が第1チューナ21の入力イン
ピーダンスZinにより干渉されて変動することがわか
る。ここで、第2チューナ22の入力端において第1チュ
ーナ21の入力端からの干渉を無くすためには、第1補正
インピーダンスZ3をできる限り大きくすればよいから、
例えば(1)式においてZ3→∞にすると、 となり、Zin→∞の場合((3)式)と同様になる。す
なわち、第2入力電圧v0に対して入力インピーダンスZ
inによる干渉がないことがわかる。このときの第1チュ
ーナ21の入力電圧vinを求める。第8図における点Tの
電圧をe′とすると、 のように表される。もしZ3→∞であれば、 vin=0 (6) となる。よって、2つのチューナ21,22の入力間の干渉
を無くすために、補正インピーダンスを大きくすれば、
伝送損失も増大して入力レベルが低下する。また一方
で、チューナの入力から見たアンテナ部1の入力インピ
ーダンスは80pFと決まっているため、上記補正インピー
ダンスを任意に変えることはできない。したがって、2
つのチューナの入力端間の干渉防止および入力レベル低
下防止の両立化を図ることが難しくなるという不都合が
生ずる。
の入力インピーダンスと入力電圧レベルとの関係を定量
的に算出することとする。すなわち、第1チューナ21の
入力端を入力インピーダンスZinで終端したときの第2
チューナ22の入力電圧レベルを考える。ここで、アンテ
ナ部1のアンテナ容量による出力インピーダンスをZ1、
ケーブル容量によるインピーダンスをZ2、第1付加コン
デンサ19の容量による第1付加インピーダンスをZ3、第
2付加コンデンサ29の容量による第2付加インピーダン
スをZ4、アンテナ部1の受信電圧をvi、第1チューナ21
の第1入力電圧をvin、第2チューナ22の第2入力電圧
をv0とすると、この第2入力電圧v0は、 のように表される。この(1)式において、チューナの
入力インピーダンスが大きく変動することを考慮してZ
in=0およびZin→∞の場合の第2入力電圧v0を考え
る。もし、Zin=0であれば、 となり、Zin→∞であれば、 となる。これらの(2)式および(3)式より、第2チ
ューナ22の第2入力電圧v0が第1チューナ21の入力イン
ピーダンスZinにより干渉されて変動することがわか
る。ここで、第2チューナ22の入力端において第1チュ
ーナ21の入力端からの干渉を無くすためには、第1補正
インピーダンスZ3をできる限り大きくすればよいから、
例えば(1)式においてZ3→∞にすると、 となり、Zin→∞の場合((3)式)と同様になる。す
なわち、第2入力電圧v0に対して入力インピーダンスZ
inによる干渉がないことがわかる。このときの第1チュ
ーナ21の入力電圧vinを求める。第8図における点Tの
電圧をe′とすると、 のように表される。もしZ3→∞であれば、 vin=0 (6) となる。よって、2つのチューナ21,22の入力間の干渉
を無くすために、補正インピーダンスを大きくすれば、
伝送損失も増大して入力レベルが低下する。また一方
で、チューナの入力から見たアンテナ部1の入力インピ
ーダンスは80pFと決まっているため、上記補正インピー
ダンスを任意に変えることはできない。したがって、2
つのチューナの入力端間の干渉防止および入力レベル低
下防止の両立化を図ることが難しくなるという不都合が
生ずる。
第9図はこの不都合に対処するための従来のオーディ
オ受信回路の一例を示す図である。なお、この場合、基
本的には第8図の等価回路をもとにオーディオ受信回路
を表すこととする。
オ受信回路の一例を示す図である。なお、この場合、基
本的には第8図の等価回路をもとにオーディオ受信回路
を表すこととする。
第9図においては、アンテナの出力側にバッファアン
プ8を設けている。このバッファアンプ8の出力インピ
ーダンスをZ1′とすると、第2チューナ21の第2入力電
圧v0は、 のように表される。もし、Z1′=0であれば、 v0=vi (8) となる。このときに第2チューナ22の入力端から見たイ
ンピーダンスはZ4となる。よって、低インピーダンス出
力のバッファアンプ8を用いれば、2つのチューナ21,2
2の入力端間の干渉を防止すると共に入力レベルの低下
を防止することができる。
プ8を設けている。このバッファアンプ8の出力インピ
ーダンスをZ1′とすると、第2チューナ21の第2入力電
圧v0は、 のように表される。もし、Z1′=0であれば、 v0=vi (8) となる。このときに第2チューナ22の入力端から見たイ
ンピーダンスはZ4となる。よって、低インピーダンス出
力のバッファアンプ8を用いれば、2つのチューナ21,2
2の入力端間の干渉を防止すると共に入力レベルの低下
を防止することができる。
上記のとおり、1つのアンテナから複数のチューナ、
例えば2つのチューナにキャリアを分波する場合、これ
らのチューナ間の干渉防止および入力レベル低下防止を
図るために、従来は、低インピーダンス出力のバッファ
アンプ等の能動素子を付設していた。一般に、能動素子
は受動素子に比べて価格が高い。このため、受信回路合
体のコストが上昇するという問題が発生する。その上、
上記能動素子は、受信電界が強い場合に歪を生ずるおそ
れがある。
例えば2つのチューナにキャリアを分波する場合、これ
らのチューナ間の干渉防止および入力レベル低下防止を
図るために、従来は、低インピーダンス出力のバッファ
アンプ等の能動素子を付設していた。一般に、能動素子
は受動素子に比べて価格が高い。このため、受信回路合
体のコストが上昇するという問題が発生する。その上、
上記能動素子は、受信電界が強い場合に歪を生ずるおそ
れがある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、バ
ッファアンプ等の能動素子を用いなくとも複数のチュー
ナの入力端間の干渉防止および入力レベル低下防止の両
立化を図ることが可能なオーディオ受信回路を提供する
ことを目的とするものである。
ッファアンプ等の能動素子を用いなくとも複数のチュー
ナの入力端間の干渉防止および入力レベル低下防止の両
立化を図ることが可能なオーディオ受信回路を提供する
ことを目的とするものである。
第1図は本発明の原理構成を示すブロック図である。
なお、前述した構成要素と同様のものについては、同一
の参照番号を付して表す。
なお、前述した構成要素と同様のものについては、同一
の参照番号を付して表す。
ここでは、アンテナ部1の出力側と第1チューナ21お
よび第2チューナ22の入力側との間にLC回路部3を設け
ている。このLC回路部3は、上記第1および第2チュー
ナ21,22の入力端間の干渉を防止するために、この入力
端間に互いに並列に接続されたコイルLおよびコンデン
サCから構成される。さらに、このコイルLのほぼセン
タータップの位置にアンテナ部1の出力端が接続され
る。
よび第2チューナ22の入力側との間にLC回路部3を設け
ている。このLC回路部3は、上記第1および第2チュー
ナ21,22の入力端間の干渉を防止するために、この入力
端間に互いに並列に接続されたコイルLおよびコンデン
サCから構成される。さらに、このコイルLのほぼセン
タータップの位置にアンテナ部1の出力端が接続され
る。
さらに、上記第1および第2チューナの入力電圧が規
定のレベルを維持をするように、LC回路部3の入力端か
ら見たアンテナ部1の容量を補正する補正コンデンサ
を、上記アンテナ部1の出力側とLC回路部3の入力側と
の間に設けるのが好ましい。さらに、LC回路部3のコン
デンサの容量を上記の補正されたアンテナ部1の容量の
ほぼ1/4に設定するのが好ましい。
定のレベルを維持をするように、LC回路部3の入力端か
ら見たアンテナ部1の容量を補正する補正コンデンサ
を、上記アンテナ部1の出力側とLC回路部3の入力側と
の間に設けるのが好ましい。さらに、LC回路部3のコン
デンサの容量を上記の補正されたアンテナ部1の容量の
ほぼ1/4に設定するのが好ましい。
本発明のオーディオ受信回路では、受動素子であるコ
イルおよびコンデンサを互いに並列に接続し、このコイ
ルの両端部に第1および第2チューナ21,22をそれぞれ
接続している。さらに、上記コイルのほぼセンタータッ
プの位置にアンテナ部1の出力端を接続している。ここ
で、コイルのインダクタンスを充分高くすれば、複数の
チューナ、例えば2つのチューナ21,22の入力端間の干
渉を防止することができる。また一方で、補正コンデン
サおよびLC回路部3のコンデンサを適当な値に設定する
ことにより、2つのチューナ21,22の入力レベルの低下
を抑えることができる。好ましくは、第1および第2チ
ューナ21,22の入力端からアンテナ部1を見たときのイ
ンピーダンスが従来(第7図参照)の1/2の値(例え
ば、160pFの容量性インピーダンス)になるように補正
コンデンサ等を用いてアンテナ部1の容量を補正し、か
つ、LC回路部3のコンデンサの容量が上記の補正された
容量の1/4の値(例えば、40pF)になるように設定すれ
ば、LC回路部3によるチューナの入力レベル低下をほぼ
零にすることができる。
イルおよびコンデンサを互いに並列に接続し、このコイ
ルの両端部に第1および第2チューナ21,22をそれぞれ
接続している。さらに、上記コイルのほぼセンタータッ
プの位置にアンテナ部1の出力端を接続している。ここ
で、コイルのインダクタンスを充分高くすれば、複数の
チューナ、例えば2つのチューナ21,22の入力端間の干
渉を防止することができる。また一方で、補正コンデン
サおよびLC回路部3のコンデンサを適当な値に設定する
ことにより、2つのチューナ21,22の入力レベルの低下
を抑えることができる。好ましくは、第1および第2チ
ューナ21,22の入力端からアンテナ部1を見たときのイ
ンピーダンスが従来(第7図参照)の1/2の値(例え
ば、160pFの容量性インピーダンス)になるように補正
コンデンサ等を用いてアンテナ部1の容量を補正し、か
つ、LC回路部3のコンデンサの容量が上記の補正された
容量の1/4の値(例えば、40pF)になるように設定すれ
ば、LC回路部3によるチューナの入力レベル低下をほぼ
零にすることができる。
かくして、本発明では、1つのアンテナから複数のチ
ューナに受信キャリアを分波する場合等にバッファアン
プ等の高価な能動素子を用いることなく複数のチューナ
の入力端間の干渉防止および入力レベル低下防止の両立
化が実現される。
ューナに受信キャリアを分波する場合等にバッファアン
プ等の高価な能動素子を用いることなく複数のチューナ
の入力端間の干渉防止および入力レベル低下防止の両立
化が実現される。
第2図は本発明の一実施例を示す回路図である。ここ
では、アンテナ部1は、放送局等から送信されるキャリ
アを受信するリアポールアンテナ等の容量性のアンテナ
11と、このアンテナ11からの受信キャリアを伝送するケ
ーブル12とを備えている。さらに、LC回路部3は、第1
および第2チューナ21,22の入力端間の干渉を防止する
ためのチョークコイル13と、このチョークコイル13と並
列に接続される干渉防止用コンデンサ23とから構成され
る。さらに、上記アンテナ部1のケーブル12の出力端
は、このケーブル12と直列または並列に接続された補正
コンデンサ4を介して上記チョークコイル13のセンター
タップに接続されている。
では、アンテナ部1は、放送局等から送信されるキャリ
アを受信するリアポールアンテナ等の容量性のアンテナ
11と、このアンテナ11からの受信キャリアを伝送するケ
ーブル12とを備えている。さらに、LC回路部3は、第1
および第2チューナ21,22の入力端間の干渉を防止する
ためのチョークコイル13と、このチョークコイル13と並
列に接続される干渉防止用コンデンサ23とから構成され
る。さらに、上記アンテナ部1のケーブル12の出力端
は、このケーブル12と直列または並列に接続された補正
コンデンサ4を介して上記チョークコイル13のセンター
タップに接続されている。
次に、第3図に示す本実施例の等価回路により各チュ
ーナ21,22の入力インピーダンスと入力レベルとの関係
を定量的に算出することとする。ここで、LC回路部3の
チョークコイル13側から見たときの補正コンデンサ4も
含むアンテナ部1全体のインピーダンスをZS、アンテナ
部1からチョークコイル13のセンタータップに流れ込む
電流をi、上記センタータップでのセンタータップ電圧
をe、干渉防止用コンデンサ23のインピーダンスをZp、
第1チューナ21の第1入力インピーダンスをZin1、第2
チューナ22の第2入力インピーダンスをZin2、アンテナ
部1の受信電圧をEi、第1チューナ21の第1入力電圧を
E0とすると、A,BおよびCの3点でキルヒホッフの法則
を適用することにより次の3式がそれぞれ成立する。
ーナ21,22の入力インピーダンスと入力レベルとの関係
を定量的に算出することとする。ここで、LC回路部3の
チョークコイル13側から見たときの補正コンデンサ4も
含むアンテナ部1全体のインピーダンスをZS、アンテナ
部1からチョークコイル13のセンタータップに流れ込む
電流をi、上記センタータップでのセンタータップ電圧
をe、干渉防止用コンデンサ23のインピーダンスをZp、
第1チューナ21の第1入力インピーダンスをZin1、第2
チューナ22の第2入力インピーダンスをZin2、アンテナ
部1の受信電圧をEi、第1チューナ21の第1入力電圧を
E0とすると、A,BおよびCの3点でキルヒホッフの法則
を適用することにより次の3式がそれぞれ成立する。
これらの(9),(10)および(11)式よりE0とEiと
の関係を算出すると、 のように表される。この(12)式において、Zp=4ZSに
なるように選定すれば、すなわち、干渉防止用コンデン
サ23の容量がアンテナ部1全体の合成容量の1/4の値に
なるように選定すれば、 となる。換言すれば、Zp=4ZSとすることにより第1チ
ューナ21の入力電圧E0を第2チューナ22の第2入力イン
ピーダンスZin2に全く依存しない状態にすることができ
る。この場合、上記の(13)式は、第4図に示す等価回
路により示されることになる。この等価回路からわかる
ように、チューナ側から見たアンテナ部の等価インピー
ダンスが2ZSとなって従来のZSよりも大きくなるが、お
互いのチューナの入力インピーダンスによる干渉は生じ
なくなる。車載用オーディオ受信回路では、通常、チュ
ーナの入力端から見たアンテナ部1全体の合成容量が80
pFとなるように設定されているが、本実施例(第2図)
の回路構成では上記合成容量を160pFに調整することに
よりアンテナ部1の等価インピーダンスが80pFの容量性
インピーダンスになるように設定するのが好ましい。こ
のようにすれば、2つのチューナ21,22の入力レベルが
低下することはなくなる。
の関係を算出すると、 のように表される。この(12)式において、Zp=4ZSに
なるように選定すれば、すなわち、干渉防止用コンデン
サ23の容量がアンテナ部1全体の合成容量の1/4の値に
なるように選定すれば、 となる。換言すれば、Zp=4ZSとすることにより第1チ
ューナ21の入力電圧E0を第2チューナ22の第2入力イン
ピーダンスZin2に全く依存しない状態にすることができ
る。この場合、上記の(13)式は、第4図に示す等価回
路により示されることになる。この等価回路からわかる
ように、チューナ側から見たアンテナ部の等価インピー
ダンスが2ZSとなって従来のZSよりも大きくなるが、お
互いのチューナの入力インピーダンスによる干渉は生じ
なくなる。車載用オーディオ受信回路では、通常、チュ
ーナの入力端から見たアンテナ部1全体の合成容量が80
pFとなるように設定されているが、本実施例(第2図)
の回路構成では上記合成容量を160pFに調整することに
よりアンテナ部1の等価インピーダンスが80pFの容量性
インピーダンスになるように設定するのが好ましい。こ
のようにすれば、2つのチューナ21,22の入力レベルが
低下することはなくなる。
第5図は本実施例の具体例を示す回路図である。車載
用オーディオ受信回路におけるアンテナ11(第2図)と
してリアポールアンテナを使用した場合、アンテナ容量
は15pFであり、かつ、ケーブル容量は160pF程度になる
ので、アンテナ部1のインピーダンスZSは175pFの容量
性インピーダンスになる。従来は、このアンテナ部1と
直列に147pFの付加コンデンサを接続して合成容量を80p
Fとしていたが、本実施例のアンテナ分波回路では、186
6pFの補正コンデンサ4を直列に接続して合成容量を160
pFにしている。このようにすれば、LC回路部3の入力端
から見たアンテナ部1のインピーダンスが80pFの容量性
インピーダンスになるので、2つのチューナのいずれに
対しても1チューナの場合と同等の入力レベルを保証す
ることが可能となる。なお、この場合、チョークコイル
13のインダクタンスは、インピーダンスZSに対して充分
高くなるように設定するのが好ましい(例えば、20mH程
度)。
用オーディオ受信回路におけるアンテナ11(第2図)と
してリアポールアンテナを使用した場合、アンテナ容量
は15pFであり、かつ、ケーブル容量は160pF程度になる
ので、アンテナ部1のインピーダンスZSは175pFの容量
性インピーダンスになる。従来は、このアンテナ部1と
直列に147pFの付加コンデンサを接続して合成容量を80p
Fとしていたが、本実施例のアンテナ分波回路では、186
6pFの補正コンデンサ4を直列に接続して合成容量を160
pFにしている。このようにすれば、LC回路部3の入力端
から見たアンテナ部1のインピーダンスが80pFの容量性
インピーダンスになるので、2つのチューナのいずれに
対しても1チューナの場合と同等の入力レベルを保証す
ることが可能となる。なお、この場合、チョークコイル
13のインダクタンスは、インピーダンスZSに対して充分
高くなるように設定するのが好ましい(例えば、20mH程
度)。
なお、アンテナ11としてフロントポールアンテナを使
用した場合、アンテナ容量は15pFであるが、ケーブル容
量は65pF程度に収まるので、アンテナ部1のインピーダ
ンスZSは80pFの容量性インピーダンスになる。したがっ
て、この場合は、アンテナ部1と並列に80pFの補正コン
デンサを接続すれば、合成容量が160pFに調整される。
このようにすれば、リアポールアンテナの場合と同様
に、2つのチューナ21,22の入力端から見たアンテナ部
1の等価インピーダンスが80pFの容量性インピーダンス
になるように設定できる。
用した場合、アンテナ容量は15pFであるが、ケーブル容
量は65pF程度に収まるので、アンテナ部1のインピーダ
ンスZSは80pFの容量性インピーダンスになる。したがっ
て、この場合は、アンテナ部1と並列に80pFの補正コン
デンサを接続すれば、合成容量が160pFに調整される。
このようにすれば、リアポールアンテナの場合と同様
に、2つのチューナ21,22の入力端から見たアンテナ部
1の等価インピーダンスが80pFの容量性インピーダンス
になるように設定できる。
以上説明したように本発明によれば、1つのアンテナ
から複数のチューナに受信キャリアを分波する場合等に
バッファアンプ等の高価な能動素子を用いることなく上
記チューナの入力端間の干渉防止および入力レベル低下
防止の両立化を実現することが可能なオーディオ受信回
路が提供される。この結果、受信回路全体のコストダウ
ンが図れる。
から複数のチューナに受信キャリアを分波する場合等に
バッファアンプ等の高価な能動素子を用いることなく上
記チューナの入力端間の干渉防止および入力レベル低下
防止の両立化を実現することが可能なオーディオ受信回
路が提供される。この結果、受信回路全体のコストダウ
ンが図れる。
第1図は本発明の原理構成を示すブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示す回路図、 第3図は本実施例の等価回路図、 第4図は2つのチューナ間の関係を説明するための等価
回路図、 第5図は本実施例の具体例を示す回路図、 第6図は一般のオーディオ受信回路を示すブロック図、 第7図はアンテナ部とチューナとが結線された状態を示
す回路図、 第8図は2つのチューナの入力電圧レベルの関係を算出
するための等価回路図、 第9図は従来のオーディオ受信回路の一例を示す図であ
る。 図において、 1……アンテナ部、3……LC回路部、 4……補正コンデンサ、21……第1チューナ、 22……第2チューナ。
回路図、 第5図は本実施例の具体例を示す回路図、 第6図は一般のオーディオ受信回路を示すブロック図、 第7図はアンテナ部とチューナとが結線された状態を示
す回路図、 第8図は2つのチューナの入力電圧レベルの関係を算出
するための等価回路図、 第9図は従来のオーディオ受信回路の一例を示す図であ
る。 図において、 1……アンテナ部、3……LC回路部、 4……補正コンデンサ、21……第1チューナ、 22……第2チューナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/16 H04B 1/18
Claims (3)
- 【請求項1】少なくとも2種の第1オーディオ信号(S
a1)および第2オーディオ信号(Sa2)を含むキャリア
を受信するアンテナ部(1)と、該受信されたキャリア
から前記第1オーディオ信号(Sa1)および第2オーデ
ィオ信号(Sa2)をそれぞれ取り出す第1チューナ(2
1)および第2チューナ(22)とを有するオーディオ受
信回路において、 前記第1および第2チューナ(21,22)の入力端間の干
渉を防止するために、該入力端間に互いに並列に接続さ
れたコイル(L)およびコンデンサ(C)からなり、か
つ、該コイル(L)のほぼセンタータップの位置に前記
アンテナ部(1)の出力端が接続されるLC回路部(3)
を設けることを特徴とするオーディオ受信回路。 - 【請求項2】前記第1および第2チューナ(21,22)の
入力電圧が規定のレベルを維持するように、前記LC回路
部(3)の入力端から見た前記アンテナ部(1)の容量
を補正する補正コンデンサ(4)を、前記アンテナ部
(1)の出力側と前記LC回路部(3)の入力側との間に
設ける請求項1記載のオーディオ受信回路。 - 【請求項3】前記LC回路部(3)の前記コンデンサ
(C)の容量を前記補正されたアンテナ部(1)の容量
のほぼ1/4に設定する請求項2記載のオーディオ受信回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11766290A JP2783441B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | オーディオ受信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11766290A JP2783441B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | オーディオ受信回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0414912A JPH0414912A (ja) | 1992-01-20 |
| JP2783441B2 true JP2783441B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=14717186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11766290A Expired - Fee Related JP2783441B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | オーディオ受信回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2783441B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2092641B1 (en) * | 2006-11-17 | 2016-10-05 | Nokia Technologies Oy | An apparatus for enabling two elements to share a common feed |
| CN107994316B (zh) * | 2017-10-30 | 2020-06-23 | 深圳依偎控股有限公司 | 天线系统及通信终端 |
-
1990
- 1990-05-09 JP JP11766290A patent/JP2783441B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0414912A (ja) | 1992-01-20 |
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