JP2752744B2 - ゴム補強用繊維の処理剤 - Google Patents
ゴム補強用繊維の処理剤Info
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- JP2752744B2 JP2752744B2 JP1307238A JP30723889A JP2752744B2 JP 2752744 B2 JP2752744 B2 JP 2752744B2 JP 1307238 A JP1307238 A JP 1307238A JP 30723889 A JP30723889 A JP 30723889A JP 2752744 B2 JP2752744 B2 JP 2752744B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はゴムベルト、タイヤ等のゴム製品の補強用い
る用にゴム補強用繊維の処理剤に関するものである。さ
らに詳しくは、歯付ベルトの如く、走行中に熱および屈
曲応力の両方を受ける製品の補強剤として使用されるガ
ラス繊維等の処理剤に関するものである。
る用にゴム補強用繊維の処理剤に関するものである。さ
らに詳しくは、歯付ベルトの如く、走行中に熱および屈
曲応力の両方を受ける製品の補強剤として使用されるガ
ラス繊維等の処理剤に関するものである。
<従来の技術> ゴムベルト、タイヤ等のゴム製品の補強材として、ガ
ラス繊維コード等の補強繊維が広く用いられる。
ラス繊維コード等の補強繊維が広く用いられる。
ゴムベルト等のゴム製品は繰り返し屈曲応力を受ける
ため屈曲疲労を生じて性能が低下し、補強材とゴムマト
リックスの間に剥離が生じたり、補強繊維が摩耗し、強
度低下が生じ易い。このような屈曲疲労による剥離を防
止し、十分な補強効果を得るためには、補強繊維とゴム
との馴染み、接着力を大きくする必要があり、このため
補強繊維表面に種々の処理剤が塗布される。
ため屈曲疲労を生じて性能が低下し、補強材とゴムマト
リックスの間に剥離が生じたり、補強繊維が摩耗し、強
度低下が生じ易い。このような屈曲疲労による剥離を防
止し、十分な補強効果を得るためには、補強繊維とゴム
との馴染み、接着力を大きくする必要があり、このため
補強繊維表面に種々の処理剤が塗布される。
処理剤としては各種組成のものが提案されている。例
えば特開昭50−3184号公報には、レゾルシン−ホルムア
ルデヒド水溶性縮合物、ビニルピリジン−ブタジエン−
スチレン共重合体ラテックス、カルボキシル化ブタジエ
ン−スチレン共重合体ラテックスおよび非相溶性ワック
ス(例えばパラフィンワックス)を併用した処理剤、ま
た特開昭55−114551号公報には、ビニルピリジン−ブタ
ジエン−スチレン共重合体ラテックス及びレゾルシン−
ホルムアルデヒド水溶性縮合物を併用した処理剤、或は
ブタジエン−スチレンゴム、アクリロニトリル−ブタジ
エンゴム、クロロプレンゴム等のゴムラテックスを添加
した処理剤等各種処理剤が提案されている。
えば特開昭50−3184号公報には、レゾルシン−ホルムア
ルデヒド水溶性縮合物、ビニルピリジン−ブタジエン−
スチレン共重合体ラテックス、カルボキシル化ブタジエ
ン−スチレン共重合体ラテックスおよび非相溶性ワック
ス(例えばパラフィンワックス)を併用した処理剤、ま
た特開昭55−114551号公報には、ビニルピリジン−ブタ
ジエン−スチレン共重合体ラテックス及びレゾルシン−
ホルムアルデヒド水溶性縮合物を併用した処理剤、或は
ブタジエン−スチレンゴム、アクリロニトリル−ブタジ
エンゴム、クロロプレンゴム等のゴムラテックスを添加
した処理剤等各種処理剤が提案されている。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、これらの処理剤を用いることにより補
強材とゴムマトリックス間の接着力はある程度満足させ
ることができるが、処理剤自身の耐熱屈曲疲労性が不充
分なため、これらの処理剤で処理した補強繊維を用いた
場合、耐熱耐屈曲疲労性に優れたゴム製品を得難かっ
た。すなわち補強材とゴムマトリックス間の結合力が大
きく、繰り返し屈曲応力を受けても強度が低下せず、あ
るいは補強材とゴムマトリックスとの間の剥離を生ずる
事なく、しかも充分な耐熱性を有する処理剤は従来知ら
れていない。
強材とゴムマトリックス間の接着力はある程度満足させ
ることができるが、処理剤自身の耐熱屈曲疲労性が不充
分なため、これらの処理剤で処理した補強繊維を用いた
場合、耐熱耐屈曲疲労性に優れたゴム製品を得難かっ
た。すなわち補強材とゴムマトリックス間の結合力が大
きく、繰り返し屈曲応力を受けても強度が低下せず、あ
るいは補強材とゴムマトリックスとの間の剥離を生ずる
事なく、しかも充分な耐熱性を有する処理剤は従来知ら
れていない。
近年、自動車エンジン付近の温度上昇にともないタイ
ミングベルトの補強材として使用された場合、優れた耐
熱耐屈曲疲労性はさらに必要であり、工業的に満足すべ
き処理剤は知られていなかった。
ミングベルトの補強材として使用された場合、優れた耐
熱耐屈曲疲労性はさらに必要であり、工業的に満足すべ
き処理剤は知られていなかった。
本発明の目的は、従来技術の有していた前述の欠点を
解消することにある。
解消することにある。
<課題を解決するための手段> 本発明は前述の欠点を解決する目的のもとになされた
ものであり、レゾルシン−ホルムアルデヒド水溶性縮合
物(A)、カルボキシル化ビニルピリジン−ブタジエン
−スチレン共重合体ラテックス(B)及び上記(B)を
除くゴムラテックス(C)を含み、且つこれらの
(A),(B),(C)成分の割合が固形分比率で各々
2〜15wt%、15〜80wt%、15〜70wt%であることを特徴
とするゴム補強用繊維の処理剤にある。次に、本発明を
更に具体的に説明する。
ものであり、レゾルシン−ホルムアルデヒド水溶性縮合
物(A)、カルボキシル化ビニルピリジン−ブタジエン
−スチレン共重合体ラテックス(B)及び上記(B)を
除くゴムラテックス(C)を含み、且つこれらの
(A),(B),(C)成分の割合が固形分比率で各々
2〜15wt%、15〜80wt%、15〜70wt%であることを特徴
とするゴム補強用繊維の処理剤にある。次に、本発明を
更に具体的に説明する。
本発明における(A)成分であるレゾルシン−ホルム
アルデヒド水溶性縮合物(以下RFという)としてはレゾ
ルシンとホルムアルデヒドを水酸化アルカリ、アミンな
どのアルカリ性触媒の存在下で反応させて得られるレゾ
ール型の水溶性付加縮合物が好適に使用できる。特に好
ましくはレゾルシンとホルムアルデヒドの反応モル比が
1:0.5〜3の割合で反応させたものが望ましい。
アルデヒド水溶性縮合物(以下RFという)としてはレゾ
ルシンとホルムアルデヒドを水酸化アルカリ、アミンな
どのアルカリ性触媒の存在下で反応させて得られるレゾ
ール型の水溶性付加縮合物が好適に使用できる。特に好
ましくはレゾルシンとホルムアルデヒドの反応モル比が
1:0.5〜3の割合で反応させたものが望ましい。
また(B)成分であるカルボキシル化ビニルピリジン
−ブタンジエン−スチレン共重合体ラテックスとして
は,重合成分比率でエチレン性不飽和ジカルボン酸1〜
10wt%、ビニルピリジン10〜20wt%、ブタジェン10〜30
wt%およびスチレン60〜75wt%の共重合体を含有するも
のが有利に用いられる。代表的なカルボキシル化ビニル
ピリジン−ブタジエン−スチレン共重合体ラテックスと
して、NIPOGUARD Z−500(商品名、日本ゼオン製)が好
適に使用できる。
−ブタンジエン−スチレン共重合体ラテックスとして
は,重合成分比率でエチレン性不飽和ジカルボン酸1〜
10wt%、ビニルピリジン10〜20wt%、ブタジェン10〜30
wt%およびスチレン60〜75wt%の共重合体を含有するも
のが有利に用いられる。代表的なカルボキシル化ビニル
ピリジン−ブタジエン−スチレン共重合体ラテックスと
して、NIPOGUARD Z−500(商品名、日本ゼオン製)が好
適に使用できる。
(C)成分のゴムラテックスとしてはブタジエン−ス
チレン共重合体ラテックス、ジカルボキシル化ブタジエ
ン−スチレン共重合体ラテックス、クロロスルホン化ポ
リエチレンラテックス等を好適に使用できる。これらの
中でジカルボキシル化ブタジエン−スチレン共重合体ラ
テックス、或は(および)クロロスルホン化ポリエチレ
ンラテックスを使用した場合特に好適な結果を得ること
が出来る。
チレン共重合体ラテックス、ジカルボキシル化ブタジエ
ン−スチレン共重合体ラテックス、クロロスルホン化ポ
リエチレンラテックス等を好適に使用できる。これらの
中でジカルボキシル化ブタジエン−スチレン共重合体ラ
テックス、或は(および)クロロスルホン化ポリエチレ
ンラテックスを使用した場合特に好適な結果を得ること
が出来る。
ジカルボキシル化ブタジエン−スチレン共重合体ラテ
ックスとしては、重合成分比率でブタジエン20〜80wt
%、スチレン5〜70wt%およびエチレン性不飽和ジカル
ボン酸1〜10wt%を含有するものが特に適当であり、Ni
pol 2570X5(商品名、日本ゼオン製)、JSR 0668(商品
名、日本合成ゴム製)等が好適に使用できる。ブタジエ
ン−スチレン共重合体ラテックスとしては、Niopl LX 1
10(商品名、日本ゼオン製)、J9040(商品名、住友ノ
ーガタック製)等が、またクロロスルホン化ポリエチレ
ンラテックスとしては、塩素含量25〜43wt%および硫黄
含量1.0〜1.5wt%のクロロスルホン化ポリエチレンのラ
テックスが有利に用いられる。代表的なクロロスルホン
化ポリエチレンラテックスとして、Esprene 200(商品
名、住友化学製)等が好適に使用できる。
ックスとしては、重合成分比率でブタジエン20〜80wt
%、スチレン5〜70wt%およびエチレン性不飽和ジカル
ボン酸1〜10wt%を含有するものが特に適当であり、Ni
pol 2570X5(商品名、日本ゼオン製)、JSR 0668(商品
名、日本合成ゴム製)等が好適に使用できる。ブタジエ
ン−スチレン共重合体ラテックスとしては、Niopl LX 1
10(商品名、日本ゼオン製)、J9040(商品名、住友ノ
ーガタック製)等が、またクロロスルホン化ポリエチレ
ンラテックスとしては、塩素含量25〜43wt%および硫黄
含量1.0〜1.5wt%のクロロスルホン化ポリエチレンのラ
テックスが有利に用いられる。代表的なクロロスルホン
化ポリエチレンラテックスとして、Esprene 200(商品
名、住友化学製)等が好適に使用できる。
本発明においてはレゾルシン−ホルムアルデヒド水溶
性縮合物、カルボキシル化ビニルピリジン−ブタジエン
−スチレン共重合体ラテックス及びその他のゴムラテッ
クスの割合を固形分比率として各々2〜15wt%、15〜80
wt%、15〜70wt%として三者を均一に混合する。
性縮合物、カルボキシル化ビニルピリジン−ブタジエン
−スチレン共重合体ラテックス及びその他のゴムラテッ
クスの割合を固形分比率として各々2〜15wt%、15〜80
wt%、15〜70wt%として三者を均一に混合する。
このようにして得られた本発明処理剤中のカルボキシ
ル化ビニルピリジン−ブタジエン−スチレン共重合体ラ
テックスの割合が上記範囲より小さい場合は、得られる
耐熱耐屈曲疲労性が充分ではなく、又割合があまり大き
いと本発明処理剤の被膜が硬く成りすぎ、必要とする被
膜の柔軟性が得られず、本発明の効果が期待できない。
ル化ビニルピリジン−ブタジエン−スチレン共重合体ラ
テックスの割合が上記範囲より小さい場合は、得られる
耐熱耐屈曲疲労性が充分ではなく、又割合があまり大き
いと本発明処理剤の被膜が硬く成りすぎ、必要とする被
膜の柔軟性が得られず、本発明の効果が期待できない。
RFの割合があまり大きいと、本発明処理剤の被膜が硬
くなり、充分な耐屈曲疲労性が得られない。又この割合
が小さすぎるとゴムマトリックスとの接着力が低下し易
い。
くなり、充分な耐屈曲疲労性が得られない。又この割合
が小さすぎるとゴムマトリックスとの接着力が低下し易
い。
本発明の処理剤の固形分濃度は10〜40wt%、好ましく
は20〜30wt%とするのが適当である。濃度があまり低い
と補強繊維への付着が不充分となり、又濃度が高すぎる
と補強繊維への付着量のコントロールが難しくなり、均
一な付着量の補強繊維が得難い。
は20〜30wt%とするのが適当である。濃度があまり低い
と補強繊維への付着が不充分となり、又濃度が高すぎる
と補強繊維への付着量のコントロールが難しくなり、均
一な付着量の補強繊維が得難い。
好ましいゴム補強用繊維の処理剤の一例はレゾルシン
−ホルムアルデヒド水溶液性縮合物、カルボキシル化ビ
ニルピリジン−ブタジエン−スチレン共重合体ラテック
ス、ジカルボキシル化ブタジエン−スチレン共重合体ラ
テックス、及びクロロスルホン化ポリエチレンラテック
スを含み、且つこれらの割合が固形分比率で各々2〜15
wt%、15〜80wt%、7〜50wt%、10〜60wt%である。
−ホルムアルデヒド水溶液性縮合物、カルボキシル化ビ
ニルピリジン−ブタジエン−スチレン共重合体ラテック
ス、ジカルボキシル化ブタジエン−スチレン共重合体ラ
テックス、及びクロロスルホン化ポリエチレンラテック
スを含み、且つこれらの割合が固形分比率で各々2〜15
wt%、15〜80wt%、7〜50wt%、10〜60wt%である。
本発明の処理剤は前述したRF、カルボキシル化ビニル
ピリジン−ブタジエン−スチレン共重合体ラテックス、
およびその他のゴムラテックスを必須成分とするが必要
に応じ、pHを調整するため塩基、例えばアンモニアを含
有することができ、さらに安定剤、老化防止剤等を含有
することが出来る。
ピリジン−ブタジエン−スチレン共重合体ラテックス、
およびその他のゴムラテックスを必須成分とするが必要
に応じ、pHを調整するため塩基、例えばアンモニアを含
有することができ、さらに安定剤、老化防止剤等を含有
することが出来る。
本発明処理剤を塗布すべき補強繊維に特に限定はない
が、ガラス繊維を用いるのが実際的である。例えば、太
さ9μのガラス繊維に集束剤を付与して200本程度集束
したガラス繊維束を3本引き揃え、これに常法に従い、
本発明処理剤を塗布、乾燥し、これに2.54cm(1イン
チ)当り0.5〜4.0回程度のS、又はZ撚り(下撚り)を
施したものを、更に2〜13本程度合糸して2.54cm当り1.
0〜4.5回程度のZ、又はS撚り(上撚り)を施したコー
ドが好適に使用できる。なお補強繊維に対する処理剤の
塗布量は固形分として10〜30wt%程度とするのが適当で
ある。
が、ガラス繊維を用いるのが実際的である。例えば、太
さ9μのガラス繊維に集束剤を付与して200本程度集束
したガラス繊維束を3本引き揃え、これに常法に従い、
本発明処理剤を塗布、乾燥し、これに2.54cm(1イン
チ)当り0.5〜4.0回程度のS、又はZ撚り(下撚り)を
施したものを、更に2〜13本程度合糸して2.54cm当り1.
0〜4.5回程度のZ、又はS撚り(上撚り)を施したコー
ドが好適に使用できる。なお補強繊維に対する処理剤の
塗布量は固形分として10〜30wt%程度とするのが適当で
ある。
本発明処理剤を施された補強繊維で補強すべきゴムの
種類に特に限定はないが、クロロプレンゴム、アクリロ
ニトリルブタジエンゴム、クロロスルホン化ポリエチレ
ンゴム、等が例示でき、極めて好適な結果を得ることが
出来る。
種類に特に限定はないが、クロロプレンゴム、アクリロ
ニトリルブタジエンゴム、クロロスルホン化ポリエチレ
ンゴム、等が例示でき、極めて好適な結果を得ることが
出来る。
<作用> 本発明処理剤はカルボキシル化ビニルピリジン−ブタ
ジエン−スチレン共重合体ラテックスを含有しているの
で、カルボキシル基とピリジル基とが水素結合によるポ
リマーネットワークを形成することによって、ポリマー
の架橋構造が緻密になり、本発明処理剤の被膜強度がよ
り強靱になることから、本発明処理剤で処理した補強繊
維同志あるいは補強繊維とゴムマトリックス間に減摩作
用が生じ、繊維の摩耗が防止されるとともに、応力が緩
和され、繰り返し屈曲応力を受けた場合疲労が生じ難く
なるものと思われる。
ジエン−スチレン共重合体ラテックスを含有しているの
で、カルボキシル基とピリジル基とが水素結合によるポ
リマーネットワークを形成することによって、ポリマー
の架橋構造が緻密になり、本発明処理剤の被膜強度がよ
り強靱になることから、本発明処理剤で処理した補強繊
維同志あるいは補強繊維とゴムマトリックス間に減摩作
用が生じ、繊維の摩耗が防止されるとともに、応力が緩
和され、繰り返し屈曲応力を受けた場合疲労が生じ難く
なるものと思われる。
以下実施例により本発明を更に詳細に説明する。
<実施例> 実施例1 (1)直径9μmの無アルカリガラスのフィラメントを
紡糸し、これを集束剤により集束して33.7テックスのガ
ラスストランドを得、これを3本合糸させ下記組成、 レゾルシン−ホルムアルデヒド水溶液性縮合物 (固形分含量8wt%) 30重量部 カルボキシル化ビニルピリジン−ブタジエン−スチレン
共重合体ラテックス(Nipoguard Z−500固形分含量40wt
%) 45重量部 ジカルボキシル化ブタジエン−スチレン共重合体ラテッ
クス(JSR 0650固形含量40wt%) 20重量部 25%アンモニア水 1重量部 水 4重量部 からなる処理剤を常法に従ってガラス繊維束に対し固
形分が約20wt%となるよう付与した。次にこのガラス繊
維束を1インチ当り2.1回のZ方向(S方向)の下撚り
を与え更にこの下撚りを与えた繊維束を13本合糸して1
インチ当り2.1回のS方向(Z方向)の上撚りを施し、E
CG150 3/13 2.1S(Z)のガラス繊維コードを得た。こ
のコード補強繊維として以下のような試験片および巾19
mm、長さ880mmの歯付きベルトを作成した。
紡糸し、これを集束剤により集束して33.7テックスのガ
ラスストランドを得、これを3本合糸させ下記組成、 レゾルシン−ホルムアルデヒド水溶液性縮合物 (固形分含量8wt%) 30重量部 カルボキシル化ビニルピリジン−ブタジエン−スチレン
共重合体ラテックス(Nipoguard Z−500固形分含量40wt
%) 45重量部 ジカルボキシル化ブタジエン−スチレン共重合体ラテッ
クス(JSR 0650固形含量40wt%) 20重量部 25%アンモニア水 1重量部 水 4重量部 からなる処理剤を常法に従ってガラス繊維束に対し固
形分が約20wt%となるよう付与した。次にこのガラス繊
維束を1インチ当り2.1回のZ方向(S方向)の下撚り
を与え更にこの下撚りを与えた繊維束を13本合糸して1
インチ当り2.1回のS方向(Z方向)の上撚りを施し、E
CG150 3/13 2.1S(Z)のガラス繊維コードを得た。こ
のコード補強繊維として以下のような試験片および巾19
mm、長さ880mmの歯付きベルトを作成した。
このコードを長さ120mmの長さに切断し、表−1の配
合の未加硫クロロプレンゴムシートの上に20本平行に並
べ(全幅25mm)、これを上下方向から,150℃で25分間、
プレスして加硫した。加硫後、コードの尖端部とゴムの
尖端 部とを強固に把握し、互いに反対方向に引っ張って、コ
ードをゴムから引き剥して接着性を調べ、次の基準によ
って判定した。
合の未加硫クロロプレンゴムシートの上に20本平行に並
べ(全幅25mm)、これを上下方向から,150℃で25分間、
プレスして加硫した。加硫後、コードの尖端部とゴムの
尖端 部とを強固に把握し、互いに反対方向に引っ張って、コ
ードをゴムから引き剥して接着性を調べ、次の基準によ
って判定した。
◎;ゴム破壊、○;3/4以上ゴム破壊、 △;1/2以上ゴム破壊、×;ゴム破壊せず、 接着力は、◎が最大で、順次○、△および×の順に低
下する。
下する。
また歯付きベルトを6000rpmの駆動モーターを備えた
走行試験機に装着し、80℃の雰囲気中で1000時間走行さ
せた後の引張り強度保持率を求めた。
走行試験機に装着し、80℃の雰囲気中で1000時間走行さ
せた後の引張り強度保持率を求めた。
又室温で上記組成処理剤の被膜を作成し、250℃で2
分間熱処理を施した後、150℃で25分間プレスして厚さ1
mmのシートを得た。
分間熱処理を施した後、150℃で25分間プレスして厚さ1
mmのシートを得た。
このシートを巾10mmに裁断して短冊状の試験片を得
た。この試験片についてMIT試験機を使用して試料片が
切断するまでの屈曲回数を求めた。これら測定結果を表
−2に示す。
た。この試験片についてMIT試験機を使用して試料片が
切断するまでの屈曲回数を求めた。これら測定結果を表
−2に示す。
比較例1 カルボキシル化ビニルピリジン−ブタジエン−スチレ
ン共重合体ラテックスの替わりにビニルピリジン−ブタ
ジエン−スチレン共重合体ラテックス(Nipol 2518FS固
形分含量40wt% 日本ゼオン製)を用いる他は全く実施
例1と同様な試験を行なった結果を表−2に示す。
ン共重合体ラテックスの替わりにビニルピリジン−ブタ
ジエン−スチレン共重合体ラテックス(Nipol 2518FS固
形分含量40wt% 日本ゼオン製)を用いる他は全く実施
例1と同様な試験を行なった結果を表−2に示す。
実施例2 レゾルシン−ホルムアルデヒド水溶液性縮合物 (固形分含量8wt%) 30重量部 カルボキシル化ビニルピリジン−ブタジエン−スチレン
共重合体ラテックス(Nipoguard Z−500固形分含量40wt
%) 30重量部 ジカルボキシル化ブタジエン−スチレン共重合体ラテッ
クス(JSR 0650固形分含量40wt%) 15重量部 クロロスルホン化ポリエチレンラテックス(Esprene 20
0 固形分含量40wt%) 20重量部 25%アンモニア水 1重量部 水 4重量部 から成る処理剤を用いて、実施例1と同様な試験を行
なった結果を表−2に示す。
共重合体ラテックス(Nipoguard Z−500固形分含量40wt
%) 30重量部 ジカルボキシル化ブタジエン−スチレン共重合体ラテッ
クス(JSR 0650固形分含量40wt%) 15重量部 クロロスルホン化ポリエチレンラテックス(Esprene 20
0 固形分含量40wt%) 20重量部 25%アンモニア水 1重量部 水 4重量部 から成る処理剤を用いて、実施例1と同様な試験を行
なった結果を表−2に示す。
比較例2 カルボキシル化ビニルピリジン−ブタジエン−スチレ
ン共重合体ラテックスの替わりにビニルピリジン−ブタ
ジエン−スチレン共重合体ラテックス(Nipol 2518FS
固形分含量40wt% 日本ゼオン製)を用いる他は全く実
施例2と同様な試験を行なった結果を表−2に示す。
ン共重合体ラテックスの替わりにビニルピリジン−ブタ
ジエン−スチレン共重合体ラテックス(Nipol 2518FS
固形分含量40wt% 日本ゼオン製)を用いる他は全く実
施例2と同様な試験を行なった結果を表−2に示す。
<発明の効果> 本発明処理剤で処理した繊維で補強したゴム製品は耐
熱性が大きく、繰り返し屈曲応力を与えても強度が低下
せず、補強繊維の摩耗が生じ難い。
熱性が大きく、繰り返し屈曲応力を与えても強度が低下
せず、補強繊維の摩耗が生じ難い。
Claims (4)
- 【請求項1】レゾルシン−ホルムアルデヒド水溶性縮合
物(A)、カルボキシル化ビニルピリジン−スチレン−
ブタジエン共重合体ラテックス(B)及び上記(B)成
分を除くゴムラテックス(C)を含み、且つこれら
(A),(B),(C)成分の割合が固形分比率で各々
2〜15wt%、15〜80wt%、15〜70wt%であることを特徴
とするゴム補強用繊維の処理剤。 - 【請求項2】前記ゴムラテックス(C)はブタジエン−
スチレン共重合体ラテックス、ジカルボキシル化ブタジ
エン−スチレン共重合体ラテックス、及びクロロスルホ
ン化ポリエチレンラテックスからなる群より選ばれた少
なくとも1種である特許請求の範囲第1項記載のゴム補
強用繊維の処理剤。 - 【請求項3】レゾルシン−ホルムアルデヒド水溶液性縮
合物、カルボキシル化ビニルピリジン−ブタジエン−ス
チレン共重合体ラテックス、ジカルボキシル化ブタジエ
ン−スチレン共重合体ラテックス、及びクロロスルホン
化ポリエチレンラテックスを含み、且つこれらの割合が
固形分比率で各々2〜15wt%、15〜80wt%、7〜50wt
%、10〜60wt%であることを特徴とするゴム補強用繊維
の処理剤。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1〜3項記載のゴム補強
用繊維の処理剤を補強繊維に対して固形分として10〜30
重量%付着させたゴム補強用繊維。
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1989
- 1989-11-27 JP JP1307238A patent/JP2752744B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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