JP2603661B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、発振周波数が可変のインバータ回路を用い
て放電灯を点灯させる放電灯点灯装置に関するものであ
る。
て放電灯を点灯させる放電灯点灯装置に関するものであ
る。
(背景技術) 第5図はインバータ回路を用いた放電灯点灯装置の基
本構成を示す回路図である。直流電源Eの両端には、ス
イッチング素子Q1,Q2の直列回路が接続されている。ス
イッチング素子Q1,Q2にはダイオードD1,D2が夫々逆並列
に接続されている。スイッチング素子Q2の両端には、負
荷回路が接続されている。負荷回路としては、非電源側
に予熱用のコンデンサC2を、電源側にコンデンサC1を夫
々並列接続された放電灯lとインダクタンスLの直列回
路が接続されており、この負荷回路は一般に誘導性リア
クタンスを呈するように設計されている。コンデンサ
C1,C2とインダクタンスLは、共振周波数f0=1/2π{L
(C1+C2)}1 ] 2を持つLC共振回路を構成し、この共
振回路を利用して放電灯lの両端に高電圧を発生させ、
放電灯lを始動及び点灯維持させているものである。イ
ンバータ回路の発振周波数は制御回路8によって決定さ
れ、駆動回路1,2は制御回路8の発生する制御信号に応
じてスイッチング素子Q1,Q2をオン・オフ駆動するもの
である。
本構成を示す回路図である。直流電源Eの両端には、ス
イッチング素子Q1,Q2の直列回路が接続されている。ス
イッチング素子Q1,Q2にはダイオードD1,D2が夫々逆並列
に接続されている。スイッチング素子Q2の両端には、負
荷回路が接続されている。負荷回路としては、非電源側
に予熱用のコンデンサC2を、電源側にコンデンサC1を夫
々並列接続された放電灯lとインダクタンスLの直列回
路が接続されており、この負荷回路は一般に誘導性リア
クタンスを呈するように設計されている。コンデンサ
C1,C2とインダクタンスLは、共振周波数f0=1/2π{L
(C1+C2)}1 ] 2を持つLC共振回路を構成し、この共
振回路を利用して放電灯lの両端に高電圧を発生させ、
放電灯lを始動及び点灯維持させているものである。イ
ンバータ回路の発振周波数は制御回路8によって決定さ
れ、駆動回路1,2は制御回路8の発生する制御信号に応
じてスイッチング素子Q1,Q2をオン・オフ駆動するもの
である。
従来、放電灯を点灯させる場合に、放電灯の寿命を長
くするという理由で、両極のフィラメントを十分に予熱
させてから高電圧を印加して点灯させる方法が広く用い
られている。この従来例にあっては、第6図(a)に示
すように、予熱時間t1の間は周波数f1でインバータ回路
を発振させてコンデンサC2の両端電圧VC2を点灯電圧以
下に下げて放電灯lのフィラメントを十分に予熱し、予
熱時間t1の経過後は周波数f2でインバータ回路を発振さ
せて、コンデンサC2の両端電圧VC2を点灯電圧よりも高
くして、放電灯lを始動させるようにしている。
くするという理由で、両極のフィラメントを十分に予熱
させてから高電圧を印加して点灯させる方法が広く用い
られている。この従来例にあっては、第6図(a)に示
すように、予熱時間t1の間は周波数f1でインバータ回路
を発振させてコンデンサC2の両端電圧VC2を点灯電圧以
下に下げて放電灯lのフィラメントを十分に予熱し、予
熱時間t1の経過後は周波数f2でインバータ回路を発振さ
せて、コンデンサC2の両端電圧VC2を点灯電圧よりも高
くして、放電灯lを始動させるようにしている。
第6図(b)はコンデンサC2に流れる電流IC2を示し
ており、同図(c)は放電灯lに流れる電流Ilを示して
いる。同図(d)は予熱時間t1においてスイッチング素
子に流れる電流波形を示しており、同図(e)は高電圧
をかけてから放電灯lが点灯するまでの時間t2において
スイッチング素子に流れる電流波形を示している。さら
に、同図(f)は、放電灯lが点灯した後にスイッチン
グ素子に流れる電流波形を示している。同図(g)は、
コンデンサC2の両端に生じる電圧VC2と発振周波数fと
の関係を示している。
ており、同図(c)は放電灯lに流れる電流Ilを示して
いる。同図(d)は予熱時間t1においてスイッチング素
子に流れる電流波形を示しており、同図(e)は高電圧
をかけてから放電灯lが点灯するまでの時間t2において
スイッチング素子に流れる電流波形を示している。さら
に、同図(f)は、放電灯lが点灯した後にスイッチン
グ素子に流れる電流波形を示している。同図(g)は、
コンデンサC2の両端に生じる電圧VC2と発振周波数fと
の関係を示している。
第6図(a)に示すように、予熱時間t1の経過後に
は、発振周波数fを予熱周波数f1から点灯周波数f2に変
化させる。このときコンデンサC2に高電圧を発生させる
ために、発振周波数f2をインダクタンスLとコンデンサ
C1,C2の固有振動周波数f0よりも低く設定することが多
い。また、点灯した時に、所定の放電灯電流を得るため
には、f2<f0になってしまうことがほとんどである。こ
の場合に、周波数を切り替えてから放電灯lが点灯する
までの間に、短い時間t2ではあるが、同図(e)に示す
ような進相電流がスイッチング素子に流れて、同時オン
状態のサージ電流が流れる。特に電源電圧Eが低い場合
においては、電流の実効値も大きく、サージ電流も大き
くなり、スイッチング素子のASO領域(安全動作領域)
を越えるというような問題がある。
は、発振周波数fを予熱周波数f1から点灯周波数f2に変
化させる。このときコンデンサC2に高電圧を発生させる
ために、発振周波数f2をインダクタンスLとコンデンサ
C1,C2の固有振動周波数f0よりも低く設定することが多
い。また、点灯した時に、所定の放電灯電流を得るため
には、f2<f0になってしまうことがほとんどである。こ
の場合に、周波数を切り替えてから放電灯lが点灯する
までの間に、短い時間t2ではあるが、同図(e)に示す
ような進相電流がスイッチング素子に流れて、同時オン
状態のサージ電流が流れる。特に電源電圧Eが低い場合
においては、電流の実効値も大きく、サージ電流も大き
くなり、スイッチング素子のASO領域(安全動作領域)
を越えるというような問題がある。
また、この従来例の場合、放電灯lが抜かれた状態で
は、非電源側のコンデンサC2が共振系から外されるの
で、共振周波数はf0′=1/2π(LC1)1 ] 2に変化す
る。十分な予熱電流を得るために、予熱コンデンサC2は
コンデンサC1に比べて無視できない値を取るので、無負
荷時の共振周波数f0′は放電灯lが接続されている場合
の共振周波数f0よりかなり高くなり、第6図(g)に示
すように、予熱周波数f1に近くなる。この状態で電源投
入すると、スイッチング素子には、同相(第6図
(h))、同相に近い遅相(同図(i))、あるいは、
進相電流(同図(j))などが流れる。いずれの場合
も、電流のピーク値が非常に大きく、スイッチング素子
のストレスも大きくなる。そこで、この対策として、ス
イッチング素子に流れる電流を検出して、そのピーク値
があるレベルを越えたときに、スイッチング素子にスト
レスが加わらないように制御することが考えられる。そ
の制御方式としては、発振周波数を強制的に高い周波数
に固定して、スイッチング素子に流れる電流を抑える方
式や、あるいは発振を停止させてしまう方式などがあ
る。しかしながら、過電流検出回路を設けていても、電
源投入時にスイッチング素子に流れる電流のピーク値I
Q2pは、第6図(k)に示すように、電源投入と同時に
急激に増加するために、過電流を検出したときには、既
にスイッチング素子に大電流が流れ込んでいるので、ス
イッチング素子へとストレスを軽減し得ないという問題
がある。
は、非電源側のコンデンサC2が共振系から外されるの
で、共振周波数はf0′=1/2π(LC1)1 ] 2に変化す
る。十分な予熱電流を得るために、予熱コンデンサC2は
コンデンサC1に比べて無視できない値を取るので、無負
荷時の共振周波数f0′は放電灯lが接続されている場合
の共振周波数f0よりかなり高くなり、第6図(g)に示
すように、予熱周波数f1に近くなる。この状態で電源投
入すると、スイッチング素子には、同相(第6図
(h))、同相に近い遅相(同図(i))、あるいは、
進相電流(同図(j))などが流れる。いずれの場合
も、電流のピーク値が非常に大きく、スイッチング素子
のストレスも大きくなる。そこで、この対策として、ス
イッチング素子に流れる電流を検出して、そのピーク値
があるレベルを越えたときに、スイッチング素子にスト
レスが加わらないように制御することが考えられる。そ
の制御方式としては、発振周波数を強制的に高い周波数
に固定して、スイッチング素子に流れる電流を抑える方
式や、あるいは発振を停止させてしまう方式などがあ
る。しかしながら、過電流検出回路を設けていても、電
源投入時にスイッチング素子に流れる電流のピーク値I
Q2pは、第6図(k)に示すように、電源投入と同時に
急激に増加するために、過電流を検出したときには、既
にスイッチング素子に大電流が流れ込んでいるので、ス
イッチング素子へとストレスを軽減し得ないという問題
がある。
他の従来例として、第7図に示すような制御方式(特
願昭62−6483号)がある。これは、インバータ回路を放
電灯の予熱時に所定の周波数で一定時間発振させた後、
時間の経過と共に、発振周波数を点灯周波数まで滑かに
変化させる方式である。この場合の回路構成について
は、第5図の回路と同じとする。第7図(a)はこの従
来例における発振周波数fの時間的変化とコンデンサC2
の両端電圧VC2との関係を示している。また、この場合
におけるコンデンサC2に流れる電流IC2と放電灯lに流
れる電流Ilの時間的な変化を第7図(b),(c)に示
す。
願昭62−6483号)がある。これは、インバータ回路を放
電灯の予熱時に所定の周波数で一定時間発振させた後、
時間の経過と共に、発振周波数を点灯周波数まで滑かに
変化させる方式である。この場合の回路構成について
は、第5図の回路と同じとする。第7図(a)はこの従
来例における発振周波数fの時間的変化とコンデンサC2
の両端電圧VC2との関係を示している。また、この場合
におけるコンデンサC2に流れる電流IC2と放電灯lに流
れる電流Ilの時間的な変化を第7図(b),(c)に示
す。
この従来例の場合、十分な予熱電流を得られるため、
放電灯寿命を損なうことはなく、また、予熱時の周波数
f1と点灯時の周波数f2との間に、共振点f0が含まれるた
め、周波数f1でスイッチング素子に流れる遅相モードの
電流波形と同じ電流波形の状態で点灯させるので、進相
モードの電流が流れることはなく、スイッチング素子に
大きなストレスを加えることもない。しかしながら、こ
の場合においても、先の従来例のように、無負荷時の電
源投入によって同様の問題が生じる。
放電灯寿命を損なうことはなく、また、予熱時の周波数
f1と点灯時の周波数f2との間に、共振点f0が含まれるた
め、周波数f1でスイッチング素子に流れる遅相モードの
電流波形と同じ電流波形の状態で点灯させるので、進相
モードの電流が流れることはなく、スイッチング素子に
大きなストレスを加えることもない。しかしながら、こ
の場合においても、先の従来例のように、無負荷時の電
源投入によって同様の問題が生じる。
他の従来例として、第8図に示すようなソフトスター
ト的な点灯方式も提案されている。この場合の回路構成
についても、第5図の回路と同じとする。第8図(a)
は発振周波数fの時間的な変化を示すものであり、時間
の経過とともに周波数を徐々に下げ、点灯時に所定の電
流が得られる周波数f2まで変化させる制御方式である。
この場合において、コンデンサC2に流れる電流IC2と放
電灯lに流れる電流Ilの時間的な変化を第8図(c),
(d)に示す。
ト的な点灯方式も提案されている。この場合の回路構成
についても、第5図の回路と同じとする。第8図(a)
は発振周波数fの時間的な変化を示すものであり、時間
の経過とともに周波数を徐々に下げ、点灯時に所定の電
流が得られる周波数f2まで変化させる制御方式である。
この場合において、コンデンサC2に流れる電流IC2と放
電灯lに流れる電流Ilの時間的な変化を第8図(c),
(d)に示す。
この従来例の場合、第8図(b)に示す共振特性曲線
から分かるように、発振周波数fを周波数f1から徐々に
下げて周波数f2に至るまでの間に、必ず共振点f0を通る
ので、放電灯lはスイッチング素子の電流が遅相モード
の状態で十分な高電圧を印加されて点灯することにな
り、第6図に示す制御方式のように、進相モードで放電
灯が点灯するということはなくなる。
から分かるように、発振周波数fを周波数f1から徐々に
下げて周波数f2に至るまでの間に、必ず共振点f0を通る
ので、放電灯lはスイッチング素子の電流が遅相モード
の状態で十分な高電圧を印加されて点灯することにな
り、第6図に示す制御方式のように、進相モードで放電
灯が点灯するということはなくなる。
また、放電灯lが無い状態で電源投入された場合にお
いてもスイッチング素子に流れる電流は最初は小さい値
を取り、その後、発振周波数の減少に伴って徐々に増加
するので、そのピーク値IQ2pは、第8図(e)のように
変化し、検出レベルを越えた場合には、スイッチング素
子に流れる電流がスイッチング素子を破壊するレベルに
到達するまでに保護回路を動作させることができる。
いてもスイッチング素子に流れる電流は最初は小さい値
を取り、その後、発振周波数の減少に伴って徐々に増加
するので、そのピーク値IQ2pは、第8図(e)のように
変化し、検出レベルを越えた場合には、スイッチング素
子に流れる電流がスイッチング素子を破壊するレベルに
到達するまでに保護回路を動作させることができる。
しかしながら、この従来例にあっては、周波数の高い
ところから周波数を徐々に下げるものであるから、電源
投入後、放電灯lが点灯するまでの時間の大半で予熱電
流が得られなくなり、放電灯寿命に問題が生ずる。
ところから周波数を徐々に下げるものであるから、電源
投入後、放電灯lが点灯するまでの時間の大半で予熱電
流が得られなくなり、放電灯寿命に問題が生ずる。
(発明の目的) 本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、予熱時間中には十分な予
熱電流を得られるようにすると共に、始動時における無
負荷の異常発振を確実に検出可能とすることにより、ス
イッチング素子に大きなストレスが加わらないようにし
た放電灯点灯装置を提供することにある。
り、その目的とするところは、予熱時間中には十分な予
熱電流を得られるようにすると共に、始動時における無
負荷の異常発振を確実に検出可能とすることにより、ス
イッチング素子に大きなストレスが加わらないようにし
た放電灯点灯装置を提供することにある。
(発明の開示) 本発明に係る放電灯点灯装置にあっては、上記の目的
を達成するために第1図乃至第4図に示すように、発振
周波数fが可変のインバータ回路の発振出力にて放電灯
lを点灯させる放電灯点灯装置において、電源投入後、
インバータ回路の発振周波数fを予熱周波数f1よりも点
灯周波数f2から離れた所定の周波数f1′より予熱周波数
f1まで予熱時間(t1−t1′)に比べて十分に短い時間
t1′の経過と共に滑かに変化させ、予熱時間中は予熱周
波数f1を保った後、時間の経過と共に点灯周波数f2まで
滑かに変化させる周波数制御部4と、スイッチング素子
に流れる過電流を検出する過電流検出部6を備えて成る
ことを特徴とするものである。
を達成するために第1図乃至第4図に示すように、発振
周波数fが可変のインバータ回路の発振出力にて放電灯
lを点灯させる放電灯点灯装置において、電源投入後、
インバータ回路の発振周波数fを予熱周波数f1よりも点
灯周波数f2から離れた所定の周波数f1′より予熱周波数
f1まで予熱時間(t1−t1′)に比べて十分に短い時間
t1′の経過と共に滑かに変化させ、予熱時間中は予熱周
波数f1を保った後、時間の経過と共に点灯周波数f2まで
滑かに変化させる周波数制御部4と、スイッチング素子
に流れる過電流を検出する過電流検出部6を備えて成る
ことを特徴とするものである。
第1図(a)は、本発明における発振周波数fの時間
的変化とコンデンサC1の両端電圧VC1との関係を示して
いる。この場合の回路構成については、第5図の回路と
同じとする。発振周波数fは、電源投入時、予熱のため
の周波数f1よりもさらに高い周波数f1′に設定され、予
熱時間t1に比べて無視できるほど短い時間t1′の間に直
線的に予熱周波数f1に変化される。このため、スイッチ
ング素子Q2に流れる電流のピーク値IQ2pは、第1図
(d)に示すように、傾きを持って増加し、過電流検出
レベルを越えた場合には、スイッチング素子が破壊され
る程のストレスが加わる前に確実に検出できる。これに
よって、スイッチング素子に加わるストレスを軽減する
ことができる。また、この後、発振周波数は、予熱時間
(t1−t1′)の間は周波数f1に固定されており、この状
態で放電灯lのフィラメントが十分に予熱されるので、
放電灯寿命が損なわれることはない。また、この例の場
合、予熱時の周波数f1と点灯時の周波数f2との間に共振
点f0が含まれるために、周波数f1でスイッチング素子に
流れる遅相モードの電流波形と同じ電流波形の状態で点
灯されることになり、進相モードの電流な流れなくな
る。なお、第1図(b),(c)にコンデンサC1に流れ
る電流IC1及び放電灯lに流れる電流Ilの時間的変化を
それぞれ示す。
的変化とコンデンサC1の両端電圧VC1との関係を示して
いる。この場合の回路構成については、第5図の回路と
同じとする。発振周波数fは、電源投入時、予熱のため
の周波数f1よりもさらに高い周波数f1′に設定され、予
熱時間t1に比べて無視できるほど短い時間t1′の間に直
線的に予熱周波数f1に変化される。このため、スイッチ
ング素子Q2に流れる電流のピーク値IQ2pは、第1図
(d)に示すように、傾きを持って増加し、過電流検出
レベルを越えた場合には、スイッチング素子が破壊され
る程のストレスが加わる前に確実に検出できる。これに
よって、スイッチング素子に加わるストレスを軽減する
ことができる。また、この後、発振周波数は、予熱時間
(t1−t1′)の間は周波数f1に固定されており、この状
態で放電灯lのフィラメントが十分に予熱されるので、
放電灯寿命が損なわれることはない。また、この例の場
合、予熱時の周波数f1と点灯時の周波数f2との間に共振
点f0が含まれるために、周波数f1でスイッチング素子に
流れる遅相モードの電流波形と同じ電流波形の状態で点
灯されることになり、進相モードの電流な流れなくな
る。なお、第1図(b),(c)にコンデンサC1に流れ
る電流IC1及び放電灯lに流れる電流Ilの時間的変化を
それぞれ示す。
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例1 第2図は本発明の一実施例の回路図である。本実施例
において、従来例回路と同一の機能を有する部分には同
一の符号を付して重複する説明は省略する。負荷回路と
しては、非電源側に予熱用のコンデンサC2を、電源側に
コンデンサC1を並列接続された放電灯lと、インダクタ
ンスLの直列回路が接続されている。負荷回路の固有振
動周波数は、インダクタンスLとコンデンサC1,C2とで
ほぼ定まる。
において、従来例回路と同一の機能を有する部分には同
一の符号を付して重複する説明は省略する。負荷回路と
しては、非電源側に予熱用のコンデンサC2を、電源側に
コンデンサC1を並列接続された放電灯lと、インダクタ
ンスLの直列回路が接続されている。負荷回路の固有振
動周波数は、インダクタンスLとコンデンサC1,C2とで
ほぼ定まる。
直流電源Eの両端には、抵抗R1,コンデンサC3の直列
回路よりなる制御部電源回路が接続されている。コンデ
ンサC3の電圧は、抵抗R5とツェナダイオードZDの直列回
路に印加されている。ツェナダイオードZDの両端に発生
した基準電圧は、コンパレータCPの反転入力端子に印加
されている。コンパレータCPの非反転入力端子にはコン
デンサC6の電圧が印加されている。コンデンサC6はトラ
ンジスタQ4を介して、コンデンサC3の充電電圧にて充電
される。トランジスタQ4には、カレントミラー回路を構
成するように、トランジスタQ3が接続されている。各ト
ランジスタQ3,Q4の電流利得hfeが十分に大きいとする
と、トランジスタQ4に流れる電流は、トランジスタQ3に
流れる電流と同じになる。トランジスタQ3は、抵抗R2,R
3,R4の直列回路を介してコンデンサC3の両端に接続され
ている。抵抗R3,R4の直列回路にはコンデンサC4とトラ
ンジスタQsが、抵抗R4にはコンデンサC5とトランジスタ
Q5がそれぞれ並列接続されている。
回路よりなる制御部電源回路が接続されている。コンデ
ンサC3の電圧は、抵抗R5とツェナダイオードZDの直列回
路に印加されている。ツェナダイオードZDの両端に発生
した基準電圧は、コンパレータCPの反転入力端子に印加
されている。コンパレータCPの非反転入力端子にはコン
デンサC6の電圧が印加されている。コンデンサC6はトラ
ンジスタQ4を介して、コンデンサC3の充電電圧にて充電
される。トランジスタQ4には、カレントミラー回路を構
成するように、トランジスタQ3が接続されている。各ト
ランジスタQ3,Q4の電流利得hfeが十分に大きいとする
と、トランジスタQ4に流れる電流は、トランジスタQ3に
流れる電流と同じになる。トランジスタQ3は、抵抗R2,R
3,R4の直列回路を介してコンデンサC3の両端に接続され
ている。抵抗R3,R4の直列回路にはコンデンサC4とトラ
ンジスタQsが、抵抗R4にはコンデンサC5とトランジスタ
Q5がそれぞれ並列接続されている。
トランジスタQ5のベースには、抵抗R7を介してタイマ
ー回路3の出力が接続されている。タイマー回路3は、
予熱時間を設定するものであり、直流電源Eが投入され
て、コンデンサC3の充電電圧が上昇してから、所定の時
間だけ高レベルの信号を出力する。したがって、トラン
ジスタQ3に流れる電流は、電源投入後、抵抗R2によって
決まる値から、コンデンサC4の充電電圧の上昇につれて
減少し、コンデンサC4の充電後は一定時間抵抗R2,R3に
よって決まる一定値となる。トランジスタQ5がオフされ
ると、コンデンサC5の充電電圧の上昇につれて徐々に減
少し、最終的には、抵抗R2,R3,R4の直列抵抗によって決
まる一定値となる。このCR回路によって、周波数制御部
4が構成されている。
ー回路3の出力が接続されている。タイマー回路3は、
予熱時間を設定するものであり、直流電源Eが投入され
て、コンデンサC3の充電電圧が上昇してから、所定の時
間だけ高レベルの信号を出力する。したがって、トラン
ジスタQ3に流れる電流は、電源投入後、抵抗R2によって
決まる値から、コンデンサC4の充電電圧の上昇につれて
減少し、コンデンサC4の充電後は一定時間抵抗R2,R3に
よって決まる一定値となる。トランジスタQ5がオフされ
ると、コンデンサC5の充電電圧の上昇につれて徐々に減
少し、最終的には、抵抗R2,R3,R4の直列抵抗によって決
まる一定値となる。このCR回路によって、周波数制御部
4が構成されている。
また、トランジスタQ2のエミッタには、過電流検出用
の抵抗Rsが直列的に接続され、トランジスタQ2と抵抗Rs
の接続点には、過電流検出回路6が接続されている。さ
らに、過電流検出回路6には、ラッチ回路5が接続され
ている。ラッチ回路5の出力は、抵抗R8を介してトラン
ジスタQsのベースへ接続されている。正常動作時におい
ては、トランジスタQsはオフ状態であるが、スイッチン
グ素子Q2に過電流が流れると、抵抗Rsでの電圧降下の増
大が過電流検出回路6により検出され、ラッチ回路5の
出力によって抵抗R8を介してトランジスタQsがオン状態
に保たれる。トランジスタQsがオンした後は、トランジ
スタQ3に流れる電流は、抵抗R2のみで決定される一定値
となる。
の抵抗Rsが直列的に接続され、トランジスタQ2と抵抗Rs
の接続点には、過電流検出回路6が接続されている。さ
らに、過電流検出回路6には、ラッチ回路5が接続され
ている。ラッチ回路5の出力は、抵抗R8を介してトラン
ジスタQsのベースへ接続されている。正常動作時におい
ては、トランジスタQsはオフ状態であるが、スイッチン
グ素子Q2に過電流が流れると、抵抗Rsでの電圧降下の増
大が過電流検出回路6により検出され、ラッチ回路5の
出力によって抵抗R8を介してトランジスタQsがオン状態
に保たれる。トランジスタQsがオンした後は、トランジ
スタQ3に流れる電流は、抵抗R2のみで決定される一定値
となる。
コンデンサC6の両端電圧は、タイマーICtmの2番,6番
及び7番端子に接続されている。このタイマーICtmは、
汎用のタイマーIC(NEC製μPD15555)であり、周知のよ
うに、トリガ端子(2番端子)が(1/3)Vcc以下になる
と、トリガされて出力端子(3番端子,図示せず)が高
レベルとなり、放電端子(7番端子)は高インピーダン
スとなる。また、スレショルド端子(6番端子)が(2/
3)Vccになると出力端子(3番端子)が低レベルとな
り、放電端子(7番端子)も低レベルとなる。このた
め、コンデンサC6の両端には鋸歯状波電圧が発生する。
この電圧がコンパレータCPにて基準電圧と比較されて、
コンパレータCPからは矩形波の発振出力が得られる。
及び7番端子に接続されている。このタイマーICtmは、
汎用のタイマーIC(NEC製μPD15555)であり、周知のよ
うに、トリガ端子(2番端子)が(1/3)Vcc以下になる
と、トリガされて出力端子(3番端子,図示せず)が高
レベルとなり、放電端子(7番端子)は高インピーダン
スとなる。また、スレショルド端子(6番端子)が(2/
3)Vccになると出力端子(3番端子)が低レベルとな
り、放電端子(7番端子)も低レベルとなる。このた
め、コンデンサC6の両端には鋸歯状波電圧が発生する。
この電圧がコンパレータCPにて基準電圧と比較されて、
コンパレータCPからは矩形波の発振出力が得られる。
コンパレータCPの出力は、DフリップフロップFFによ
り分周される。DフリップフロップFFの出力Q,、NAND
ゲートG1,G2の一方の入力にそれぞれ接続されている。
また出力はデータ入力Dに接続されている。クロック
入力Cには、前述のコンパレータCPの出力が接続されて
いる。クロック入力Cが低レベルから高レベルに立ち上
がる度に、DフリップフロップFFの出力は反転し、出力
Q,からはコンパレータCPの出力を2分の1に分周した
デューティファクター50%の矩形波が得られる。一方コ
ンパレータCPの出力は、インバータゲートG3,G4と抵抗R
6を介して、NANDゲートG1,G2の他方の入力に接続されて
いる。各NANDゲートG2,G1の出力は、それぞれ、スイッ
チング素子Q1,Q2の駆動回路1,2に入力されている。した
がって、スイッチング素子Q1,Q2の駆動信号は、一方が
高レベルで他方が低レベルである第1の期間と、一方が
低レベルで他方が高レベルである第2の期間とが交番す
る信号となり、第1の期間と第2の期間との間に、両方
の出力が共に低レベルである第3の期間が存在する。こ
の第3の期間は、スイッチング素子Q1,Q2が共にオンに
ならないようにするためのデットオフタイムであり、オ
ン状態のスイッチング素子の電荷蓄積時間等を考慮した
短い時間で良く、第2図回路では、コンパレータCPの出
力が低レベルである期間によって決定されている。
り分周される。DフリップフロップFFの出力Q,、NAND
ゲートG1,G2の一方の入力にそれぞれ接続されている。
また出力はデータ入力Dに接続されている。クロック
入力Cには、前述のコンパレータCPの出力が接続されて
いる。クロック入力Cが低レベルから高レベルに立ち上
がる度に、DフリップフロップFFの出力は反転し、出力
Q,からはコンパレータCPの出力を2分の1に分周した
デューティファクター50%の矩形波が得られる。一方コ
ンパレータCPの出力は、インバータゲートG3,G4と抵抗R
6を介して、NANDゲートG1,G2の他方の入力に接続されて
いる。各NANDゲートG2,G1の出力は、それぞれ、スイッ
チング素子Q1,Q2の駆動回路1,2に入力されている。した
がって、スイッチング素子Q1,Q2の駆動信号は、一方が
高レベルで他方が低レベルである第1の期間と、一方が
低レベルで他方が高レベルである第2の期間とが交番す
る信号となり、第1の期間と第2の期間との間に、両方
の出力が共に低レベルである第3の期間が存在する。こ
の第3の期間は、スイッチング素子Q1,Q2が共にオンに
ならないようにするためのデットオフタイムであり、オ
ン状態のスイッチング素子の電荷蓄積時間等を考慮した
短い時間で良く、第2図回路では、コンパレータCPの出
力が低レベルである期間によって決定されている。
以上の構成により、第1図(a)に示すような周波数
制御を行うことができる。すなち、直流電源Eを投入す
ると、タイマー回路3の出力により一定時間トランジス
タQ5がオンする。従って、インバータ回路の発振周波数
は、最初はコンデンサC6と抵抗R2の値によって決定され
る周波数f1′となり、その後、コンデンサC4の充電電圧
の上昇につれて滑らかに減少する。コンデンサC4の充電
後は、コンデンサC6と抵抗R2,R3の値によってほぼ定ま
った値となり、周波数f1で予熱が行われる。次に、タイ
マー回路3のタイマー時間t1が経過すると、その出力が
低レベルとなり、トランジスタQ5がオフとなる。このた
め、コンデンサC5が徐々に充電され、その充電電圧は抵
抗R2,R3とR4の分圧電圧に至る。このとき、インバータ
回路の発振周波数は前述の予熱時の周波数f1か、抵抗
R2,R3,R4とコンデンサC6により決まる周波数f2へ徐々に
変化する。この周波数の変化の途中で放電灯lが点灯す
る。上記各動作中に、スイッチング素子Q2に過電流が流
れた場合には、トランジスタQsがオンされるので、発振
周波数は、抵抗R2で決まる発振周波数f1′に固定され、
スイッチング素子Q2に流れる電流を減少させることがで
きる。なお、コンデンサC4の容量を比較的小さく設定し
ておけば、周波数f1′から周波数f1への移行は比較的速
やかに行うことができ、予熱時間を長く確保する上で
は、コンデンサC4の容量は小さく設定することが望まし
い。ただし、コンデンサC4の容量は、過電流抑制動作が
スイッチング素子Q2のストレス低減のために有効に作用
するための時間t1′を確保できるように設定しておく必
要がある。
制御を行うことができる。すなち、直流電源Eを投入す
ると、タイマー回路3の出力により一定時間トランジス
タQ5がオンする。従って、インバータ回路の発振周波数
は、最初はコンデンサC6と抵抗R2の値によって決定され
る周波数f1′となり、その後、コンデンサC4の充電電圧
の上昇につれて滑らかに減少する。コンデンサC4の充電
後は、コンデンサC6と抵抗R2,R3の値によってほぼ定ま
った値となり、周波数f1で予熱が行われる。次に、タイ
マー回路3のタイマー時間t1が経過すると、その出力が
低レベルとなり、トランジスタQ5がオフとなる。このた
め、コンデンサC5が徐々に充電され、その充電電圧は抵
抗R2,R3とR4の分圧電圧に至る。このとき、インバータ
回路の発振周波数は前述の予熱時の周波数f1か、抵抗
R2,R3,R4とコンデンサC6により決まる周波数f2へ徐々に
変化する。この周波数の変化の途中で放電灯lが点灯す
る。上記各動作中に、スイッチング素子Q2に過電流が流
れた場合には、トランジスタQsがオンされるので、発振
周波数は、抵抗R2で決まる発振周波数f1′に固定され、
スイッチング素子Q2に流れる電流を減少させることがで
きる。なお、コンデンサC4の容量を比較的小さく設定し
ておけば、周波数f1′から周波数f1への移行は比較的速
やかに行うことができ、予熱時間を長く確保する上で
は、コンデンサC4の容量は小さく設定することが望まし
い。ただし、コンデンサC4の容量は、過電流抑制動作が
スイッチング素子Q2のストレス低減のために有効に作用
するための時間t1′を確保できるように設定しておく必
要がある。
実施例2 第3図は本発明の他の実施例の回路図である。本実施
例にあっては、インバータ回路として周知のプッシュプ
ル回路を用いている。インバータ回路の発振トランスOT
は、1次巻線に中間タップを有するリーケージトランス
よりなり、スイッチング素子Q1,Q2が交互に導通するこ
とにより、2次巻線に接続された負荷回路に交番電流が
流れる。負荷回路としては、実施例1に用いたのと同様
の回路が接続されているが、インダクタンスLの代わり
に発振トランスOTのリーケージインダクタンスを用いて
いる。
例にあっては、インバータ回路として周知のプッシュプ
ル回路を用いている。インバータ回路の発振トランスOT
は、1次巻線に中間タップを有するリーケージトランス
よりなり、スイッチング素子Q1,Q2が交互に導通するこ
とにより、2次巻線に接続された負荷回路に交番電流が
流れる。負荷回路としては、実施例1に用いたのと同様
の回路が接続されているが、インダクタンスLの代わり
に発振トランスOTのリーケージインダクタンスを用いて
いる。
インバータ回路の制御部には、スイッチングレギュレ
ータ用IC(NEC製μPC494)よりなる発振回路7を用いて
いる。この発振回路7の発振周波数は5番端子に接続さ
れたコンデンサC8の容量と、6番端子に接続された抵抗
値より決まる。また4番端子は、14番端子の基準電圧を
抵抗R9,R10にで分圧した電位を入力され、これによりス
イッチング素子Q1,Q2のデットオフタイムを定めてい
る。また13番端子は2石用に使用する為に抵抗R12を介
して高レベルの信号を与えている。抵抗R13,R14は発振
回路7の内部のオープンコレクタのトランジスタのコレ
クタ抵抗として用いている。
ータ用IC(NEC製μPC494)よりなる発振回路7を用いて
いる。この発振回路7の発振周波数は5番端子に接続さ
れたコンデンサC8の容量と、6番端子に接続された抵抗
値より決まる。また4番端子は、14番端子の基準電圧を
抵抗R9,R10にで分圧した電位を入力され、これによりス
イッチング素子Q1,Q2のデットオフタイムを定めてい
る。また13番端子は2石用に使用する為に抵抗R12を介
して高レベルの信号を与えている。抵抗R13,R14は発振
回路7の内部のオープンコレクタのトランジスタのコレ
クタ抵抗として用いている。
本実施例に用いる周波数制御部4の構成及び動作につ
いては実施例1の場合と同じであるので、重複する説明
は省略する。
いては実施例1の場合と同じであるので、重複する説明
は省略する。
実施例3 第4図は本発明のさらに他の実施例の回路図である。
本実施例は1石式のインバータ回路であり、スイッチン
グ素子Q1として電力用のMOSFETを用いている。スイッチ
ング素子Q1にはコンデンサC0が並列接続されており、こ
のスイッチング素子Q1を介して、リーケージトランスよ
りなる発振トランスOTの1次側巻線が直流電源Eに接続
されている。発振トランスOTの2次側巻線には、実施例
2の場合と同様の負荷回路が接続されている。なお、こ
の場合、スイッチング素子Q1の逆方向電流は、MOSFETの
寄生ダイオードを介して流れる。
本実施例は1石式のインバータ回路であり、スイッチン
グ素子Q1として電力用のMOSFETを用いている。スイッチ
ング素子Q1にはコンデンサC0が並列接続されており、こ
のスイッチング素子Q1を介して、リーケージトランスよ
りなる発振トランスOTの1次側巻線が直流電源Eに接続
されている。発振トランスOTの2次側巻線には、実施例
2の場合と同様の負荷回路が接続されている。なお、こ
の場合、スイッチング素子Q1の逆方向電流は、MOSFETの
寄生ダイオードを介して流れる。
抵抗R1,コンデンサC3の直列回路は、直流電源Eの両
端には接続されており、スイッチング素子Q1の駆動回路
及び制御回路に電源電圧Vccを与えている。まず、スイ
ッチング素子Q1の駆動回路について説明する。コンデン
サC3には、抵抗R15を介してトランジスタQ6が接続され
ている。トランジスタQ6のコレクタは、トランジスタ
Q7,Q8のベースに接続されている。トランジスタQ7,Q8の
エミッタは、抵抗R16を介して接続され、トランジスタQ
7,Q8のコレクタはそれぞれコンデンサC3の両端に接続さ
れている。トランジスタQ6がオンすると、そのコレクタ
電位が低下するので、トランジスタQ7がオフ状態、トラ
ンジスタQ8がオンできる状態となり、スイッチング素子
Q1のゲートは、抵抗R17,トランジスタQ8を介して、グラ
ンドレベルにプルダウンされる。トランジスタQ6がオフ
すると、そのコレクタ電位が上昇するので、トランジス
タQ8がオフ、トランジスタQ7がオンとなり、抵抗R16,R
17,R18の直列回路にコンデンサC3の充電電圧が印加さ
れ、抵抗R18の両端に生じる分圧電圧によりスイッチン
グ素子Q1のゲート電位が上昇する。これによって、スイ
ッチング素子Q1のゲート電圧駆動されるものである。
端には接続されており、スイッチング素子Q1の駆動回路
及び制御回路に電源電圧Vccを与えている。まず、スイ
ッチング素子Q1の駆動回路について説明する。コンデン
サC3には、抵抗R15を介してトランジスタQ6が接続され
ている。トランジスタQ6のコレクタは、トランジスタ
Q7,Q8のベースに接続されている。トランジスタQ7,Q8の
エミッタは、抵抗R16を介して接続され、トランジスタQ
7,Q8のコレクタはそれぞれコンデンサC3の両端に接続さ
れている。トランジスタQ6がオンすると、そのコレクタ
電位が低下するので、トランジスタQ7がオフ状態、トラ
ンジスタQ8がオンできる状態となり、スイッチング素子
Q1のゲートは、抵抗R17,トランジスタQ8を介して、グラ
ンドレベルにプルダウンされる。トランジスタQ6がオフ
すると、そのコレクタ電位が上昇するので、トランジス
タQ8がオフ、トランジスタQ7がオンとなり、抵抗R16,R
17,R18の直列回路にコンデンサC3の充電電圧が印加さ
れ、抵抗R18の両端に生じる分圧電圧によりスイッチン
グ素子Q1のゲート電位が上昇する。これによって、スイ
ッチング素子Q1のゲート電圧駆動されるものである。
次に、スイッチング素子Q1の制御回路について説明す
る。tm1,tm2は汎用のタイマーIC(NEC製μPD15555)で
ある。タイマーICtm1の時定数回路を構成する抵抗R19,R
20,コンデンサC9の直列回路には電源電圧Vccが印加され
ている。抵抗R19とR20の接続点はタイマーICtm1の放電
端子(7番端子)に接続され、抵抗R20とコンデンサC9
の接続点はタイマーICtm1のスレショルド端子(6番端
子)及びトリガ端子(2番端子)に接続されている。こ
れによって、タイマーICtm1は無安定マルチバイブレー
タとして動作する。その発振周波数は、抵抗R19,R20及
びコンデンサC9の時定数と、制御端子(5番端子)の電
圧によって決まる。タイマーICtm1の出力端子(3番端
子)は、タイマーICtm2のトリガ端子(2番端子)に接
続されている。
る。tm1,tm2は汎用のタイマーIC(NEC製μPD15555)で
ある。タイマーICtm1の時定数回路を構成する抵抗R19,R
20,コンデンサC9の直列回路には電源電圧Vccが印加され
ている。抵抗R19とR20の接続点はタイマーICtm1の放電
端子(7番端子)に接続され、抵抗R20とコンデンサC9
の接続点はタイマーICtm1のスレショルド端子(6番端
子)及びトリガ端子(2番端子)に接続されている。こ
れによって、タイマーICtm1は無安定マルチバイブレー
タとして動作する。その発振周波数は、抵抗R19,R20及
びコンデンサC9の時定数と、制御端子(5番端子)の電
圧によって決まる。タイマーICtm1の出力端子(3番端
子)は、タイマーICtm2のトリガ端子(2番端子)に接
続されている。
タイマーICtm2の時定数回路を構成する抵抗R21,コン
デンサC11の直列回路には、電源電圧Vccが印加されてい
る。抵抗R21とコンデンサC11の接続点はタイマーICtm2
の放電端子(7番端子)及びスレショルド端子(6番端
子)に接続されている。タイマーICtm2の制御端子(5
番端子)はコンデンサC10を介して接地されている。こ
れによって、タイマーICtm2は単安定なマルチバイブレ
ータとして動作する。タイマーICtm2の出力端子(3番
端子)は、前述のスイッチング素子Q1の駆動回路におけ
るトランジスタQ6のベースに接続されている。
デンサC11の直列回路には、電源電圧Vccが印加されてい
る。抵抗R21とコンデンサC11の接続点はタイマーICtm2
の放電端子(7番端子)及びスレショルド端子(6番端
子)に接続されている。タイマーICtm2の制御端子(5
番端子)はコンデンサC10を介して接地されている。こ
れによって、タイマーICtm2は単安定なマルチバイブレ
ータとして動作する。タイマーICtm2の出力端子(3番
端子)は、前述のスイッチング素子Q1の駆動回路におけ
るトランジスタQ6のベースに接続されている。
周波数制御部4の構成については、実施例1の場合と
ほぼ同様である。電源投入後、一定時間はタイマー回路
3の出力が高レベルでトランジスタQ5がオンであるの
で、オペアンプOPには、まず抵抗R2と抵抗R0,R3,R4の並
列回路との分圧電圧が入力され、オペアンプOPにて低イ
ンピーダンス化されて、タイマーICtm1の制御端子(5
番端子)に入力され、電源投入時の発振周波数f1′が決
定される。コンデンサC4の充電電圧の上昇に伴って発振
周波数は低下し、コンデンサC4の充電後、トランジスタ
Q5がオフするまでの間は、抵抗R0,R4の並列回路と抵抗R
2との分圧電圧によって、発振周波数f1に決定される。
タイマーICtm2よりなる単安定マルチバイブレータは、
スイッチング素子Q1のオフ期間を決定するために用いら
れている。
ほぼ同様である。電源投入後、一定時間はタイマー回路
3の出力が高レベルでトランジスタQ5がオンであるの
で、オペアンプOPには、まず抵抗R2と抵抗R0,R3,R4の並
列回路との分圧電圧が入力され、オペアンプOPにて低イ
ンピーダンス化されて、タイマーICtm1の制御端子(5
番端子)に入力され、電源投入時の発振周波数f1′が決
定される。コンデンサC4の充電電圧の上昇に伴って発振
周波数は低下し、コンデンサC4の充電後、トランジスタ
Q5がオフするまでの間は、抵抗R0,R4の並列回路と抵抗R
2との分圧電圧によって、発振周波数f1に決定される。
タイマーICtm2よりなる単安定マルチバイブレータは、
スイッチング素子Q1のオフ期間を決定するために用いら
れている。
次にタイマー回路3のタイマー時間t1の経過後におい
ては、トランジスタQ5がオフし、抵抗R0を介してコンデ
ンサC5が充電されるので、オペアンプOPへの入力電圧
は、予熱時に比べて徐々に高くなり、それによってタイ
マーICtm1の発振周波数が徐々に低くなる。この変化に
より、予熱時の発振周波数f1から点灯時の発振周波数f2
へとスムーズに移行するようになっている。
ては、トランジスタQ5がオフし、抵抗R0を介してコンデ
ンサC5が充電されるので、オペアンプOPへの入力電圧
は、予熱時に比べて徐々に高くなり、それによってタイ
マーICtm1の発振周波数が徐々に低くなる。この変化に
より、予熱時の発振周波数f1から点灯時の発振周波数f2
へとスムーズに移行するようになっている。
上記各動作中に、スイッチング素子Q1に過電流が流れ
ると、抵抗Rsでの電圧降下の増大が、過電流検出回路6
により検出され、ラッチ回路5の出力により抵抗R8を介
してトランジスタQsがオン状態とされ、スイッチング素
子Q1をオフさせることによって、インバータ回路の発振
を停止させ、スイッチング素子Q1へのストレスを軽減す
るものである。
ると、抵抗Rsでの電圧降下の増大が、過電流検出回路6
により検出され、ラッチ回路5の出力により抵抗R8を介
してトランジスタQsがオン状態とされ、スイッチング素
子Q1をオフさせることによって、インバータ回路の発振
を停止させ、スイッチング素子Q1へのストレスを軽減す
るものである。
(発明の効果) 本発明は上述のように、発振周波数可変のインバータ
回路を用いた放電灯点灯装置において、電源投入後、イ
ンバータ回路の発振周波数を予熱周波数よりも点灯周波
数から離れた所定の周波数より予熱周波数まで滑らかに
変化させると共に、過電流検出を行うようにしたから、
無負荷の電源投入による過電流を確実に検出することが
でき、スイッチング素子に加わるストレスを低減できる
という効果がある。無負荷時でない通常の状態において
は、上記動作は予熱時間に比べて十分に短い時間の経過
により速やかに終了し、その後、一定時間予熱周波数で
発振した後、時間の経過と共に発振周波数を点灯周波数
まで滑らかに変化させることによって、十分な予熱電流
を得ることができ、したがって、放電灯の寿命を損なう
こともないという効果がある。
回路を用いた放電灯点灯装置において、電源投入後、イ
ンバータ回路の発振周波数を予熱周波数よりも点灯周波
数から離れた所定の周波数より予熱周波数まで滑らかに
変化させると共に、過電流検出を行うようにしたから、
無負荷の電源投入による過電流を確実に検出することが
でき、スイッチング素子に加わるストレスを低減できる
という効果がある。無負荷時でない通常の状態において
は、上記動作は予熱時間に比べて十分に短い時間の経過
により速やかに終了し、その後、一定時間予熱周波数で
発振した後、時間の経過と共に発振周波数を点灯周波数
まで滑らかに変化させることによって、十分な予熱電流
を得ることができ、したがって、放電灯の寿命を損なう
こともないという効果がある。
第1図は本発明の動作説明図、第2図は本発明の一実施
例の回路図、第3図は本発明の他の実施例の回路図、第
4図は本発明のさらに他の実施例の回路図、第5図は従
来例の回路図、第6図は同上の動作説明図、第7図は他
の従来例の動作説明図、第8図はさらに他の従来例の動
作説明図である。 Eは直流電源、Q1,Q2はスイッチング素子、lは放電
灯、3はタイマー回路、4は周波数制御部、6は過電流
検出回路である。
例の回路図、第3図は本発明の他の実施例の回路図、第
4図は本発明のさらに他の実施例の回路図、第5図は従
来例の回路図、第6図は同上の動作説明図、第7図は他
の従来例の動作説明図、第8図はさらに他の従来例の動
作説明図である。 Eは直流電源、Q1,Q2はスイッチング素子、lは放電
灯、3はタイマー回路、4は周波数制御部、6は過電流
検出回路である。
Claims (1)
- 【請求項1】発振周波数が可変のインバータ回路の発振
出力にて放電灯を点灯させる放電灯点灯装置において、
電源投入後、インバータ回路の発振周波数を予熱周波数
よりも点灯周波数から離れた所定の周波数より予熱周波
数まで予熱時間に比べて十分に短い時間の経過と共に滑
らかに変化させ、予熱時間中は予熱周波数を保った後、
時間の経過と共に点灯周波数まで滑らかに変化させる周
波数制御部と、スイッチング素子に流れる過電流を検出
する過電流検出部を備えて成ることを特徴とする放電灯
点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32620987A JP2603661B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32620987A JP2603661B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 放電灯点灯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01166493A JPH01166493A (ja) | 1989-06-30 |
| JP2603661B2 true JP2603661B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=18185219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32620987A Expired - Lifetime JP2603661B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2603661B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0665169B2 (ja) * | 1989-06-06 | 1994-08-22 | 三洋電機株式会社 | 放電灯点灯装置 |
| FR2721474B1 (fr) * | 1994-06-15 | 1996-07-19 | Sgs Thomson Microelectronics | Dispositif de commande d'une lampe fluorescente à basse pression. |
| KR20020014578A (ko) * | 2000-08-18 | 2002-02-25 | 박용대 | 고압방전램프의 안정기용 보호회로 |
| JP2008262871A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置及びこれを用いた照明装置、液晶表示装置 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP32620987A patent/JP2603661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01166493A (ja) | 1989-06-30 |
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