JP2699765B2 - 含フッ素ビタミンd3類縁体およびこれらを有効成分とする医薬組成物 - Google Patents
含フッ素ビタミンd3類縁体およびこれらを有効成分とする医薬組成物Info
- Publication number
- JP2699765B2 JP2699765B2 JP4142518A JP14251892A JP2699765B2 JP 2699765 B2 JP2699765 B2 JP 2699765B2 JP 4142518 A JP4142518 A JP 4142518A JP 14251892 A JP14251892 A JP 14251892A JP 2699765 B2 JP2699765 B2 JP 2699765B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- carbon atoms
- group
- vitamin
- chain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C401/00—Irradiation products of cholesterol or its derivatives; Vitamin D derivatives, 9,10-seco cyclopenta[a]phenanthrene or analogues obtained by chemical preparation without irradiation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
- C07F7/02—Silicon compounds
- C07F7/08—Compounds having one or more C—Si linkages
- C07F7/18—Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
- C07F7/1804—Compounds having Si-O-C linkages
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なビタミンD3のフ
ッ素誘導体、更に詳しくは、優れた薬理効果を有する新
規なビタミンD3のフッ素誘導体、および該化合物を有
効成分とするビタミンD3様生理活性および細胞分化誘
導作用による抗腫瘍活性を持つ医薬組成物に関する。
ッ素誘導体、更に詳しくは、優れた薬理効果を有する新
規なビタミンD3のフッ素誘導体、および該化合物を有
効成分とするビタミンD3様生理活性および細胞分化誘
導作用による抗腫瘍活性を持つ医薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ビタミンD3の生体内代謝産物であり活
性型ビタミンD3として知られている1α,25−ジヒド
ロキシビタミンD3が、腸からのカルシウム吸収促進作
用等を有し、骨病変等の治療薬として有効であることが
知られている。また、最近、この活性型ビタミンDおよ
びその類縁化合物に、癌化した細胞を正常細胞に戻す分
化誘導作用(田中弘文ら: 生化学55巻、第1323
頁、1983年)が見い出され、実際にこれらのうちの
一部のものは癌の進行を著しく阻止する作用(K.W.
Colton et al., Lancet, Jan.28.188頁、1
989年)が認められている。しかし、これら活性型ビ
タミンD類はカルシウム代謝に対して強力な作用を示す
ことがよく知られており、高カルシウム血症を起こすの
で、高用量で使用することはできない。従って、このよ
うな化合物は、例えば、白血病の治療のような薬物を比
較的高用量で連続投与することが必要である治療におい
て薬物として使用するには、完全に満足できるものでは
ない。
性型ビタミンD3として知られている1α,25−ジヒド
ロキシビタミンD3が、腸からのカルシウム吸収促進作
用等を有し、骨病変等の治療薬として有効であることが
知られている。また、最近、この活性型ビタミンDおよ
びその類縁化合物に、癌化した細胞を正常細胞に戻す分
化誘導作用(田中弘文ら: 生化学55巻、第1323
頁、1983年)が見い出され、実際にこれらのうちの
一部のものは癌の進行を著しく阻止する作用(K.W.
Colton et al., Lancet, Jan.28.188頁、1
989年)が認められている。しかし、これら活性型ビ
タミンD類はカルシウム代謝に対して強力な作用を示す
ことがよく知られており、高カルシウム血症を起こすの
で、高用量で使用することはできない。従って、このよ
うな化合物は、例えば、白血病の治療のような薬物を比
較的高用量で連続投与することが必要である治療におい
て薬物として使用するには、完全に満足できるものでは
ない。
【0003】一方、1α,25−ジヒドロキシビタミン
D3に対し、側鎖の炭素鎖が一つ長い24−ホモ−1α,
25−ジヒドロキシビタミンD3もまたその抗腫瘍剤と
しての可能性(V.K.Ostrem et al., Proc.Nat
l.Acad.Sci., 84巻、2610頁、1987年)が
示されているが、これら一連のビタミンD3類において
も抗腫瘍剤または抗リウマチ剤として医薬に供するに
は、本来のビタミンD作用による高カルシウム血症の副
作用の問題があり、まだ実用的な薬物として使用するに
充分とは言い難い。一般式:
D3に対し、側鎖の炭素鎖が一つ長い24−ホモ−1α,
25−ジヒドロキシビタミンD3もまたその抗腫瘍剤と
しての可能性(V.K.Ostrem et al., Proc.Nat
l.Acad.Sci., 84巻、2610頁、1987年)が
示されているが、これら一連のビタミンD3類において
も抗腫瘍剤または抗リウマチ剤として医薬に供するに
は、本来のビタミンD作用による高カルシウム血症の副
作用の問題があり、まだ実用的な薬物として使用するに
充分とは言い難い。一般式:
【化4】 (ただし、式中R、R1およびR2は各々、水素原子、化
学的に不活性な水酸基の保護基、炭素数1〜4のアシル
基を示す。)で表されるヘキサフルオロビタミンD3誘
導体が、WO83/00335(PCT/US82/0
0909)に記載されている。
学的に不活性な水酸基の保護基、炭素数1〜4のアシル
基を示す。)で表されるヘキサフルオロビタミンD3誘
導体が、WO83/00335(PCT/US82/0
0909)に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題および課題を解決するた
めの手段】本発明者らは、高い作用選択性を示し、副作
用が少ない、すなわち薬理効果が高く、低毒性である新
規含フッ素ビタミンD3類縁化合物の創製を目的として
研究を行い、所望の特性を有するヘキサフルオロ−24
−ホモ−1α,25−ジヒドロキシビタミンD3を見いだ
し、本発明を完成した。本発明の目的は、高い作用選択
性を示し、副作用が少ない、更に詳しくは、薬理効果、
特に細胞分化誘導作用に基づく抗腫瘍活性において、ビ
タミンD3系列化合物と同等以上の効果を有する新規含
フッ素ビタミンD3類縁体を提供することである。本発
明の他の目的は、有効成分として該含フッ素ビタミンD
3類縁体を含有するビタミンD3様活性を示す医薬組成物
を提供することである。本発明のさらに他の目的は、該
活性型含フッ素ビタミンD3類縁体の製造に適した新規
中間体を提供することである。これらの本発明の目的お
よび本発明によりもたらされる利点は、下記の記載から
当業者にとって明白である。
めの手段】本発明者らは、高い作用選択性を示し、副作
用が少ない、すなわち薬理効果が高く、低毒性である新
規含フッ素ビタミンD3類縁化合物の創製を目的として
研究を行い、所望の特性を有するヘキサフルオロ−24
−ホモ−1α,25−ジヒドロキシビタミンD3を見いだ
し、本発明を完成した。本発明の目的は、高い作用選択
性を示し、副作用が少ない、更に詳しくは、薬理効果、
特に細胞分化誘導作用に基づく抗腫瘍活性において、ビ
タミンD3系列化合物と同等以上の効果を有する新規含
フッ素ビタミンD3類縁体を提供することである。本発
明の他の目的は、有効成分として該含フッ素ビタミンD
3類縁体を含有するビタミンD3様活性を示す医薬組成物
を提供することである。本発明のさらに他の目的は、該
活性型含フッ素ビタミンD3類縁体の製造に適した新規
中間体を提供することである。これらの本発明の目的お
よび本発明によりもたらされる利点は、下記の記載から
当業者にとって明白である。
【0005】本発明で提供される24−ホモ−26,2
6,26,27,27,27−ヘキサフルオロ−1α,25
−ジヒドロキシビタミンD3誘導体は一般式[I]:
6,26,27,27,27−ヘキサフルオロ−1α,25
−ジヒドロキシビタミンD3誘導体は一般式[I]:
【化5】 (ただし、式中R1、R2およびR3は各々、水素原子、化
学的に不活性な水酸基の保護基、炭素数2〜8のアシル
基または炭素数1〜8のアルキル基、Xは24位に少な
くとも1個の2重結合または3重結合を有する炭素原子
数4〜6個の直鎖炭素鎖である)で表わされる。
学的に不活性な水酸基の保護基、炭素数2〜8のアシル
基または炭素数1〜8のアルキル基、Xは24位に少な
くとも1個の2重結合または3重結合を有する炭素原子
数4〜6個の直鎖炭素鎖である)で表わされる。
【0006】ここで、化学的に不活性な水酸基の保護基
としては、メトキシメチル基、メトキシエトキシメチル
基、テトラヒドロピラニル基等のアセタール系保護基、
トリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基、t−
ブチルジフェニルシリル基等のシリルエーテル系の保護
基が挙げられ、特に好ましくはt−ブチルジメチルシリ
ル基であるが、これらに限定されるものではない。炭素
数2〜8のアシル基としては、アセチル、クロロアセチ
ル、プロピオニル、ピバロイル等の炭素数2〜8のアル
カノイル基(これらは1個のハロゲンで置換されていて
もよい)、およびベンゾイル、p−クロロベンゾイル、p
−ニトロベンゾイル等の炭素数7〜8の芳香族アシル基
(これらは1個のハロゲンもしくはニトロで置換されて
いてもよい)が挙げられる。上記アシル基において、ア
セチル基およびベンゾイル基が特に好ましいが、これら
に限定されるものではない。炭素数1〜8のアルキル基
としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
n−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシ
ル、n−オクチル等の直鎖および分岐鎖アルキル基、お
よびベンジル、p−クロロベンジル、p−メトキシベンジ
ル等のフェニルなどの芳香族基で置換されたアルキル基
(これらは1個のハロゲンまたは炭素数1〜4のアルキ
ル基で置換されていてもよい)が挙げられる。
としては、メトキシメチル基、メトキシエトキシメチル
基、テトラヒドロピラニル基等のアセタール系保護基、
トリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基、t−
ブチルジフェニルシリル基等のシリルエーテル系の保護
基が挙げられ、特に好ましくはt−ブチルジメチルシリ
ル基であるが、これらに限定されるものではない。炭素
数2〜8のアシル基としては、アセチル、クロロアセチ
ル、プロピオニル、ピバロイル等の炭素数2〜8のアル
カノイル基(これらは1個のハロゲンで置換されていて
もよい)、およびベンゾイル、p−クロロベンゾイル、p
−ニトロベンゾイル等の炭素数7〜8の芳香族アシル基
(これらは1個のハロゲンもしくはニトロで置換されて
いてもよい)が挙げられる。上記アシル基において、ア
セチル基およびベンゾイル基が特に好ましいが、これら
に限定されるものではない。炭素数1〜8のアルキル基
としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
n−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシ
ル、n−オクチル等の直鎖および分岐鎖アルキル基、お
よびベンジル、p−クロロベンジル、p−メトキシベンジ
ル等のフェニルなどの芳香族基で置換されたアルキル基
(これらは1個のハロゲンまたは炭素数1〜4のアルキ
ル基で置換されていてもよい)が挙げられる。
【0007】前記一般式[I]で表わされる化合物の具
体例としては、 26,26,26,27,27,27−ヘキサフルオロ−2
4−ホモ−Δ24−1α,25−ジヒドロキシビタミンD3
(化合物C) 1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−26,26,2
6,27,27,27−ヘキサフルオロ−24−ホモ−2
5−ヒドロキシ−Δ24−ビタミンD3−3β−t−ブチル
ジメチルシリルエーテル(化合物D) 26,26,26,27,27,27−ヘキサフルオロ−2
4−ホモ−Δ22,Δ24−1α,25−ジヒドロキシビタミ
ンD3(化合物E) 1α,25−ジアセトキシ−26,26,26,27,27,
27−ヘキサフルオロ−24−ホモ−24−イン−ビタ
ミンD3−3β−アセテート(化合物G)
体例としては、 26,26,26,27,27,27−ヘキサフルオロ−2
4−ホモ−Δ24−1α,25−ジヒドロキシビタミンD3
(化合物C) 1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−26,26,2
6,27,27,27−ヘキサフルオロ−24−ホモ−2
5−ヒドロキシ−Δ24−ビタミンD3−3β−t−ブチル
ジメチルシリルエーテル(化合物D) 26,26,26,27,27,27−ヘキサフルオロ−2
4−ホモ−Δ22,Δ24−1α,25−ジヒドロキシビタミ
ンD3(化合物E) 1α,25−ジアセトキシ−26,26,26,27,27,
27−ヘキサフルオロ−24−ホモ−24−イン−ビタ
ミンD3−3β−アセテート(化合物G)
【0008】26,26,26,27,27,27−ヘキサ
フルオロ−24−ホモ−1α,25−ジヒドロキシ−2
4−イン−ビタミンD3(化合物H) 1α−テトラヒドロピラニルオキシ−26,26,26,
27,27,27−ヘキサフルオロ−24−ホモ−Δ22−
25−ヒドロキシ−24−イン−ビタミンD3−3β−
テトラヒドロピラニルエーテル(化合物I) 26,26,26,27,27,27−ヘキサフルオロ−2
4−ホモ−Δ22−25−メトキシ−1α−ピバロイルオ
キシ−24−イン−ビタミンD3−3β−ピバロエート
(化合物K) 1α−ベンゾイルオキシ−26,26,26,27,27,
27−ヘキサフルオロ−24−ホモ−Δ22−25−メト
キシ−24−イン−ビタミンD3−3β−ベンゾエート
(化合物L) 1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−25−トリメ
チルシリルオキシ−26,26,26,27,27,27−
ヘキサフルオロ−24−ホモ−Δ24−ビタミンD3−3
β−t−ブチルジメチルシリルエーテル(化合物N) を挙げることができるが、これらに限定されるものでは
ない。
フルオロ−24−ホモ−1α,25−ジヒドロキシ−2
4−イン−ビタミンD3(化合物H) 1α−テトラヒドロピラニルオキシ−26,26,26,
27,27,27−ヘキサフルオロ−24−ホモ−Δ22−
25−ヒドロキシ−24−イン−ビタミンD3−3β−
テトラヒドロピラニルエーテル(化合物I) 26,26,26,27,27,27−ヘキサフルオロ−2
4−ホモ−Δ22−25−メトキシ−1α−ピバロイルオ
キシ−24−イン−ビタミンD3−3β−ピバロエート
(化合物K) 1α−ベンゾイルオキシ−26,26,26,27,27,
27−ヘキサフルオロ−24−ホモ−Δ22−25−メト
キシ−24−イン−ビタミンD3−3β−ベンゾエート
(化合物L) 1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−25−トリメ
チルシリルオキシ−26,26,26,27,27,27−
ヘキサフルオロ−24−ホモ−Δ24−ビタミンD3−3
β−t−ブチルジメチルシリルエーテル(化合物N) を挙げることができるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0009】本発明の化合物[I]は種々の方法で製造
しうるが、その最良の形態の一例を以下に示す。 即ち、一般式[II]:
しうるが、その最良の形態の一例を以下に示す。 即ち、一般式[II]:
【化6】 (ただし、式中R3は水素原子、化学的に不活性な水酸基
の保護基、炭素数2〜8のアシル基または炭素数1〜8
のアルキル基、Xは24位に少なくとも1個の2重結合
または3重結合を有する炭素数4〜6の直鎖炭素鎖であ
る)で表わされる「C−D環」フラグメントと、一般式
[III]:
の保護基、炭素数2〜8のアシル基または炭素数1〜8
のアルキル基、Xは24位に少なくとも1個の2重結合
または3重結合を有する炭素数4〜6の直鎖炭素鎖であ
る)で表わされる「C−D環」フラグメントと、一般式
[III]:
【化7】 (ただし、式中R1およびR2は各々、水素原子、化学的
に不活性な水酸基の保護基、炭素数2〜8のアシル基ま
たは炭素数1〜8のアルキル基を示し、Phはフェニル
を意味する)で表わされる保護「A環」フラグメントから
誘導された陰イオンとをカップリング反応させて縮合体
[I]を得、必要に応じて水酸基の保護基を除去し、一
般式[IV]:
に不活性な水酸基の保護基、炭素数2〜8のアシル基ま
たは炭素数1〜8のアルキル基を示し、Phはフェニル
を意味する)で表わされる保護「A環」フラグメントから
誘導された陰イオンとをカップリング反応させて縮合体
[I]を得、必要に応じて水酸基の保護基を除去し、一
般式[IV]:
【化8】 (ただし、式中Xは前記と同意義である)で表される化
合物を得る。
合物を得る。
【0010】化合物[II]と化合物[III]の上記
カップリング反応は、低温、例えば−20℃以下、好ま
しくは−80〜−40℃で、不活性雰囲気下(例えばア
ルゴン雰囲気下)にて、不活性溶媒、例えば環式エーテ
ル(好ましくはテトラヒドロフラン(THF)など)中、
で行うことができる。この反応は、最初にホスフィンオ
キシド[III]を対応するカルバニオンに転化するこ
とが好ましく、この転化は不活性溶媒、例えばヘキサン
などの低級アルカン中にて、上記のような低温で、まず
ホスフィンオキシドをアルキルリチウム、例えばn−ブ
チルリチウムで処理することによって行うことができ、
次いで、化合物[II]とのカップリング反応に付す。
得られる生成物[I]をシリカゲルクロマトグラフィー
などの公知の方法によって精製することができる。
カップリング反応は、低温、例えば−20℃以下、好ま
しくは−80〜−40℃で、不活性雰囲気下(例えばア
ルゴン雰囲気下)にて、不活性溶媒、例えば環式エーテ
ル(好ましくはテトラヒドロフラン(THF)など)中、
で行うことができる。この反応は、最初にホスフィンオ
キシド[III]を対応するカルバニオンに転化するこ
とが好ましく、この転化は不活性溶媒、例えばヘキサン
などの低級アルカン中にて、上記のような低温で、まず
ホスフィンオキシドをアルキルリチウム、例えばn−ブ
チルリチウムで処理することによって行うことができ、
次いで、化合物[II]とのカップリング反応に付す。
得られる生成物[I]をシリカゲルクロマトグラフィー
などの公知の方法によって精製することができる。
【0011】化合物[I]からの水酸基の保護基の除去
は公知の方法で行うことができる。例えば、t−ブチル
ジメチルシリル保護基の場合、保護された化合物[I]
を不活性溶媒、例えば環式エーテル、好ましくはテトラ
ヒドロフラン(THF)中でテトラn−ブチルアンモニウ
ムフルオライド等のシリルエーテル基の脱保護剤で、−
20〜50℃の温度(通常は室温)にて処理する。上記
カップリング反応に使用される出発化合物[III]の
製造法は、E.G.Baggioliniらの, J.Am.Che
m.Soc., 104巻、2945頁、1982年および特
開平2−250844号等に開示されている。
は公知の方法で行うことができる。例えば、t−ブチル
ジメチルシリル保護基の場合、保護された化合物[I]
を不活性溶媒、例えば環式エーテル、好ましくはテトラ
ヒドロフラン(THF)中でテトラn−ブチルアンモニウ
ムフルオライド等のシリルエーテル基の脱保護剤で、−
20〜50℃の温度(通常は室温)にて処理する。上記
カップリング反応に使用される出発化合物[III]の
製造法は、E.G.Baggioliniらの, J.Am.Che
m.Soc., 104巻、2945頁、1982年および特
開平2−250844号等に開示されている。
【0012】一方、もう一つの出発化合物[II]は新
規化合物である。従って本発明のもう一つの目的は該新
規中間体を提供することである。化合物[II]の製造
法としては種々の方法が考えられるが、特に以下に示す
方法が有用であり、その最良の形態の一例として、化合
物[II]においてR3が水素原子であり、側鎖Xの4
位に二重結合を有する[1R−[1α(R*),4E,3aβ,
4α,7aα]]−オクタヒドロ−1−[7,7,7−トリフ
ルオロ−6−ヒドロキシ−6−トリフルオロメチル−1
−メチル−4−ヘプテニル]−7a−メチル−1H−イン
デン−4−オン(化合物[IIb])の製造法を下記の反
応工程で示す。
規化合物である。従って本発明のもう一つの目的は該新
規中間体を提供することである。化合物[II]の製造
法としては種々の方法が考えられるが、特に以下に示す
方法が有用であり、その最良の形態の一例として、化合
物[II]においてR3が水素原子であり、側鎖Xの4
位に二重結合を有する[1R−[1α(R*),4E,3aβ,
4α,7aα]]−オクタヒドロ−1−[7,7,7−トリフ
ルオロ−6−ヒドロキシ−6−トリフルオロメチル−1
−メチル−4−ヘプテニル]−7a−メチル−1H−イン
デン−4−オン(化合物[IIb])の製造法を下記の反
応工程で示す。
【化9】
【化10】
【化11】 (ただし、式中Tsはp−トルエンスルホニルを意味す
る。)上記工程で得られる他の中間体化合物[XIV]
〜[XVII]もまた新規化合物である。次に上記反応
工程をさらに詳しく説明する。
る。)上記工程で得られる他の中間体化合物[XIV]
〜[XVII]もまた新規化合物である。次に上記反応
工程をさらに詳しく説明する。
【0013】先ず、文献(H.T.Toh らの J.Or
g.Chem., 48巻、1414頁、1983年)に記載の
方法でビタミンD2より得られる[1R−[1α(R*),2
E,3aβ,4α,7aα]]−オクタヒドロ−1−(1,4,5
−トリメチル−2−ヘキセニル)−7a−メチル−1H−
インデン−4−オール[V]にシリル保護基を導入す
る。例えば該化合物を不活性雰囲気下、例えばアルゴン
雰囲気下にて、加熱条件下、例えば約80℃で、t−ブ
チルジメチルシリルクロリドおよびイミダゾールで処理
し、それによって、ヒドロキシ基にt−ブチルジメチル
シリル保護基を導入する。得られる化合物、[1R−[1
α(R*),2E,3aβ,4α,7aα]]−オクタヒドロ−4
−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−(1,4,5−ト
リメチル−2−ヘキセニル)−7a−メチル−1H−イン
デン[VI](これもまた新規化合物である)を、さら
に公知の方法、例えば不活性溶媒中、例えばクロロアル
カン、好ましくは塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水
素中で0℃以下の温度、例えば−70℃でアルカリ条件
下、例えばピリジンなどの有機塩基の存在下、オゾンで
処理し、公知のアルデヒド化合物[VII](P.M.
Wovkulechらの Tetrahedron, 40巻、2283頁、
1984年)に導く。
g.Chem., 48巻、1414頁、1983年)に記載の
方法でビタミンD2より得られる[1R−[1α(R*),2
E,3aβ,4α,7aα]]−オクタヒドロ−1−(1,4,5
−トリメチル−2−ヘキセニル)−7a−メチル−1H−
インデン−4−オール[V]にシリル保護基を導入す
る。例えば該化合物を不活性雰囲気下、例えばアルゴン
雰囲気下にて、加熱条件下、例えば約80℃で、t−ブ
チルジメチルシリルクロリドおよびイミダゾールで処理
し、それによって、ヒドロキシ基にt−ブチルジメチル
シリル保護基を導入する。得られる化合物、[1R−[1
α(R*),2E,3aβ,4α,7aα]]−オクタヒドロ−4
−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−(1,4,5−ト
リメチル−2−ヘキセニル)−7a−メチル−1H−イン
デン[VI](これもまた新規化合物である)を、さら
に公知の方法、例えば不活性溶媒中、例えばクロロアル
カン、好ましくは塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水
素中で0℃以下の温度、例えば−70℃でアルカリ条件
下、例えばピリジンなどの有機塩基の存在下、オゾンで
処理し、公知のアルデヒド化合物[VII](P.M.
Wovkulechらの Tetrahedron, 40巻、2283頁、
1984年)に導く。
【0014】出発アルデヒド化合物[VII]を非プロ
トン性極性溶媒(ジメチルホルムアミドなど)の不活性
溶媒中、アルゴンなどの不活性雰囲気下、亜鉛などの金
属の存在下、−10〜50℃、好ましくは室温付近で、
新規アセチレン化合物[XIII]と反応させることに
より側鎖が形成され、アルコール化合物[XIV]を得
る。上記の化合物[XIV]を製造する工程において、
側鎖の2位の不斉炭素原子に基づく2種の光学異性体が
生成するが、この異性体はこの段階または次の化合物
[XV]の製造の段階でシリカゲルクロマトグラフィ
ー、再結晶等の公知の分離方法で分離してもよい。次い
で、上記で得られるアルコール化合物[XIV]を公知
の方法、例えばピリジン中、p−トルエンスルホニルク
ロリドと処理することによりトシル化し、化合物[X
V]を得る。
トン性極性溶媒(ジメチルホルムアミドなど)の不活性
溶媒中、アルゴンなどの不活性雰囲気下、亜鉛などの金
属の存在下、−10〜50℃、好ましくは室温付近で、
新規アセチレン化合物[XIII]と反応させることに
より側鎖が形成され、アルコール化合物[XIV]を得
る。上記の化合物[XIV]を製造する工程において、
側鎖の2位の不斉炭素原子に基づく2種の光学異性体が
生成するが、この異性体はこの段階または次の化合物
[XV]の製造の段階でシリカゲルクロマトグラフィ
ー、再結晶等の公知の分離方法で分離してもよい。次い
で、上記で得られるアルコール化合物[XIV]を公知
の方法、例えばピリジン中、p−トルエンスルホニルク
ロリドと処理することによりトシル化し、化合物[X
V]を得る。
【0015】このようにして得られる化合物[XV]を
シリカゲルクロマトグラフィーなどの公知の方法によっ
て精製した後、該化合物[XV]を環式エーテル(例え
ばテトラヒドロフラン)などの不活性溶媒中で、0〜5
0℃、好ましくは0℃〜室温付近で、不活性雰囲気(例
えばアルゴン)下にて、アルカリ金属または金属水素化
物(例えば、水素化リチウムアルミニウムなど)の還元
剤で処理することにより、4−トランス−アルケン化合
物[XVI]を得る。シリカゲルクロマトグラフィーな
どの公知の精製法により精製した4−トランス−アルケ
ン化合物[XVI]をハロゲン化炭化水素(例えばクロ
ロアルカン、好ましくは塩化メチレン)などの不活性溶
媒中で、酢酸、塩酸、好ましくはその混合物などの有機
あるいは無機酸で処理することにより、メトキシメチル
基およびt−ブチルジメチルシリル基を脱離して化合物
[XVII]を得る。
シリカゲルクロマトグラフィーなどの公知の方法によっ
て精製した後、該化合物[XV]を環式エーテル(例え
ばテトラヒドロフラン)などの不活性溶媒中で、0〜5
0℃、好ましくは0℃〜室温付近で、不活性雰囲気(例
えばアルゴン)下にて、アルカリ金属または金属水素化
物(例えば、水素化リチウムアルミニウムなど)の還元
剤で処理することにより、4−トランス−アルケン化合
物[XVI]を得る。シリカゲルクロマトグラフィーな
どの公知の精製法により精製した4−トランス−アルケ
ン化合物[XVI]をハロゲン化炭化水素(例えばクロ
ロアルカン、好ましくは塩化メチレン)などの不活性溶
媒中で、酢酸、塩酸、好ましくはその混合物などの有機
あるいは無機酸で処理することにより、メトキシメチル
基およびt−ブチルジメチルシリル基を脱離して化合物
[XVII]を得る。
【0016】このようにして得られる化合物[XVI
I]をシリカゲルクロマトグラフィーなどの公知の精製
法により精製し、次いで、クロム酸の塩基性有機アミン
塩(例えばピリジニウムハロクロメート、好ましくはピ
リジニウムクロロクロメート)などの酸化剤で処理して
所望の化合物[IIb]を得る。この反応は常温常圧下
に、ハロゲン化炭化水素(例えばクロロアルカン、好ま
しくは塩化メチレン)などの不活性溶媒中で行うのが好
ましい。化合物[IIb]を公知の精製法、例えばシリ
カゲルクロマトグラフィーによって精製することができ
る。上記反応で用いる新規含フッ素化合物[XIII]
は3−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−プロピン
より公知の方法により製造することができる。
I]をシリカゲルクロマトグラフィーなどの公知の精製
法により精製し、次いで、クロム酸の塩基性有機アミン
塩(例えばピリジニウムハロクロメート、好ましくはピ
リジニウムクロロクロメート)などの酸化剤で処理して
所望の化合物[IIb]を得る。この反応は常温常圧下
に、ハロゲン化炭化水素(例えばクロロアルカン、好ま
しくは塩化メチレン)などの不活性溶媒中で行うのが好
ましい。化合物[IIb]を公知の精製法、例えばシリ
カゲルクロマトグラフィーによって精製することができ
る。上記反応で用いる新規含フッ素化合物[XIII]
は3−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−プロピン
より公知の方法により製造することができる。
【0017】このようにして得られた本発明の含フッ素
ビタミンD3類縁体化合物[I]は、優れたビタミンD3
様活性、特に抗腫瘍活性を示し、腫瘍などの異常細胞増
殖の予防および治療に有用である。本発明化合物[I]
は、公知の方法、公知の単位投与量で、公知の担体ある
いは賦形剤とともに、ヒトおよび哺乳類に経口または非
経口的(例えば筋肉内、皮下または静脈内への注射)に
投与される。皮膚病の治療においては局所投与または外
用剤形投与が望ましい。
ビタミンD3類縁体化合物[I]は、優れたビタミンD3
様活性、特に抗腫瘍活性を示し、腫瘍などの異常細胞増
殖の予防および治療に有用である。本発明化合物[I]
は、公知の方法、公知の単位投与量で、公知の担体ある
いは賦形剤とともに、ヒトおよび哺乳類に経口または非
経口的(例えば筋肉内、皮下または静脈内への注射)に
投与される。皮膚病の治療においては局所投与または外
用剤形投与が望ましい。
【0018】経口投与の場合、本発明化合物[I]を通
常の医薬製剤、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細
粒剤、散剤、ロゼンジ、トローチなどの固体製剤、また
は溶液剤、乳剤(油中水型乳剤など)、懸濁剤またはシ
ロップ剤などの液剤として用いる。錠剤または他の固体
製剤を製造するには、化合物[I]の一種あるいは二種
以上を通常の賦形剤(クエン酸ナトリウム、ラクトー
ス、微結晶セルロース、スターチなど)、潤滑剤(無水
ケイ酸、水添ヒマシ油、ステアリン酸マグネシウム、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、タルクなど)、結合剤(スター
チペースト、グルコース、ラクトース、アラビアゴム、
ゼラチン、マンニトールなど)およびその他の通常の添
加剤(フレーバー、着色剤、抗酸化剤を含む保存剤、界
面活性剤、懸濁剤、乳化剤およびその他同種のもの)と
混合し、該混合物を公知の方法で製剤化する。液剤の製
造には、水、生理的食塩水、油などの公知の液体担体を
用いる。
常の医薬製剤、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細
粒剤、散剤、ロゼンジ、トローチなどの固体製剤、また
は溶液剤、乳剤(油中水型乳剤など)、懸濁剤またはシ
ロップ剤などの液剤として用いる。錠剤または他の固体
製剤を製造するには、化合物[I]の一種あるいは二種
以上を通常の賦形剤(クエン酸ナトリウム、ラクトー
ス、微結晶セルロース、スターチなど)、潤滑剤(無水
ケイ酸、水添ヒマシ油、ステアリン酸マグネシウム、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、タルクなど)、結合剤(スター
チペースト、グルコース、ラクトース、アラビアゴム、
ゼラチン、マンニトールなど)およびその他の通常の添
加剤(フレーバー、着色剤、抗酸化剤を含む保存剤、界
面活性剤、懸濁剤、乳化剤およびその他同種のもの)と
混合し、該混合物を公知の方法で製剤化する。液剤の製
造には、水、生理的食塩水、油などの公知の液体担体を
用いる。
【0019】非経口投与の場合、化合物[I]を無菌の
油性または水性製剤として用いる。注射剤は化合物
[I]を注射用蒸留水に溶かし、必要ならば、次いでグ
ルコース、食塩水などで緩衝化あるいは等張化して製造
する。外用剤としては、液体もしくは半液体製剤、例え
ばリニメント剤、ローション剤、水中油型もしくは油中
水型乳剤(例えばクリーム)、軟膏剤、溶液剤、懸濁
剤、滴剤または同種のものが含まれる。これらの製剤は
公知の方法により製造され、賦形剤、結合剤、界面活性
剤、フレーバー、着色剤、乳化剤なども配合しうる。
油性または水性製剤として用いる。注射剤は化合物
[I]を注射用蒸留水に溶かし、必要ならば、次いでグ
ルコース、食塩水などで緩衝化あるいは等張化して製造
する。外用剤としては、液体もしくは半液体製剤、例え
ばリニメント剤、ローション剤、水中油型もしくは油中
水型乳剤(例えばクリーム)、軟膏剤、溶液剤、懸濁
剤、滴剤または同種のものが含まれる。これらの製剤は
公知の方法により製造され、賦形剤、結合剤、界面活性
剤、フレーバー、着色剤、乳化剤なども配合しうる。
【0020】医薬製剤は、有効成分である本発明化合物
[I]を1ppm〜0.1重量%含有し、さらにそれに加え
て他の治療上有効な薬物を含有してもよい。本発明化合
物[I]の投与量は投与方法、患者の性別および年令、
症状の程度などによって若干異なるが、経口投与の場
合、成人1日当り、該化合物として0.1〜500μ
g、好ましくは0.1〜200μgを用いる。注射による
投与の場合、通常どおり投与量を減らして用いる。以
下、実施例、試験例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はそれらに限定されるものではない。また、
実施例、試験例に挙げる各化合物には番号が付けられる
が、この番号は本明細書中の各化合物に付した化合物番
号がそのまま対応している。
[I]を1ppm〜0.1重量%含有し、さらにそれに加え
て他の治療上有効な薬物を含有してもよい。本発明化合
物[I]の投与量は投与方法、患者の性別および年令、
症状の程度などによって若干異なるが、経口投与の場
合、成人1日当り、該化合物として0.1〜500μ
g、好ましくは0.1〜200μgを用いる。注射による
投与の場合、通常どおり投与量を減らして用いる。以
下、実施例、試験例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はそれらに限定されるものではない。また、
実施例、試験例に挙げる各化合物には番号が付けられる
が、この番号は本明細書中の各化合物に付した化合物番
号がそのまま対応している。
【0021】
【実施例】参考例1 [1R−[1α(R*),2E,3aβ,4α,7aα]]−オクタ
ヒドロ−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−
(1,4,5−トリメチル−2−ヘキセニル)−7a−メチ
ル−1H−インデン(化合物VI)の合成 [1R−[1α(R*),2E,3aβ,4α,7aα]]−オクタ
ヒドロ−1−(1,4,5−トリメチル−2−ヘキセニル)
−7a−メチル−1H−インデン−4−オール(化合物
V)(1.717g、6.17ミリモル)をN,N−ジメチ
ルホルムアミド(以下、DMFと略す)(15ml)に溶解
し、イミダゾール(3.22mg、7.7当量)、次いでt
−ブチルジメチルシリルクロリド(3.93g、4.2当
量)を加え、アルゴン雰囲気下約80℃の浴温で3時間
撹拌する。放冷後、反応液を氷水中に注入し、ヘキサン
で抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥する。溶媒留去後、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン)で精製
し、2.308g(95%)の化合物VIを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.03(s,6H)、0.8
2(d,J=7Hz,3H)、0.84(d,J=7Hz,3H)、
0.92(d,J=7Hz,3H)、0.93(s,9H)、0.
95(s,3H)、0.99(d,J=7Hz,3H)、4.00
(brs,1H)、5.18(m,2H)。
ヒドロ−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−
(1,4,5−トリメチル−2−ヘキセニル)−7a−メチ
ル−1H−インデン(化合物VI)の合成 [1R−[1α(R*),2E,3aβ,4α,7aα]]−オクタ
ヒドロ−1−(1,4,5−トリメチル−2−ヘキセニル)
−7a−メチル−1H−インデン−4−オール(化合物
V)(1.717g、6.17ミリモル)をN,N−ジメチ
ルホルムアミド(以下、DMFと略す)(15ml)に溶解
し、イミダゾール(3.22mg、7.7当量)、次いでt
−ブチルジメチルシリルクロリド(3.93g、4.2当
量)を加え、アルゴン雰囲気下約80℃の浴温で3時間
撹拌する。放冷後、反応液を氷水中に注入し、ヘキサン
で抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥する。溶媒留去後、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン)で精製
し、2.308g(95%)の化合物VIを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.03(s,6H)、0.8
2(d,J=7Hz,3H)、0.84(d,J=7Hz,3H)、
0.92(d,J=7Hz,3H)、0.93(s,9H)、0.
95(s,3H)、0.99(d,J=7Hz,3H)、4.00
(brs,1H)、5.18(m,2H)。
【0022】参考例2 [1R−[1α(R*),3aβ,4α,7aα]]−オクタヒド
ロ−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−α,7a−ジ
メチル−1H−インデン−1−アセトアルデヒド(化合
物VII)の合成 参考例1で得た化合物VI(391mg、0.996ミリ
モル)を塩化メチレンに溶かし、ピリジン(0.21ml、
2.6当量)を加え、−78℃に冷却し、同温度でオゾ
ンガスを35分間導入する。オゾンガスを酸素ガスに切
り替え、10分間導入後、活性亜鉛(0.31g、15.
3当量)および酢酸(1.5ml、26当量)を同温度で加
える。混合物を−78℃で20分間撹拌後、0℃で20
分間撹拌する。反応混合物をジエチルエーテルで希釈
し、セライト濾過する。濾液を希塩酸、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥する。溶媒留去後、残渣を短いシリカ
ゲルカラム(溶離液:ヘキサン−酢酸エチル=10:1)の
中を通過させることにより精製し、269mg(83%)の
化合物VIIを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.02(s,6H)、0.9
0(s,9H)、0.95(s,3H)、1.10(d,J=7H
z,3H)、4.05(brs,1H)、9.60(d,J=3Hz,
1H)。
ロ−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−α,7a−ジ
メチル−1H−インデン−1−アセトアルデヒド(化合
物VII)の合成 参考例1で得た化合物VI(391mg、0.996ミリ
モル)を塩化メチレンに溶かし、ピリジン(0.21ml、
2.6当量)を加え、−78℃に冷却し、同温度でオゾ
ンガスを35分間導入する。オゾンガスを酸素ガスに切
り替え、10分間導入後、活性亜鉛(0.31g、15.
3当量)および酢酸(1.5ml、26当量)を同温度で加
える。混合物を−78℃で20分間撹拌後、0℃で20
分間撹拌する。反応混合物をジエチルエーテルで希釈
し、セライト濾過する。濾液を希塩酸、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥する。溶媒留去後、残渣を短いシリカ
ゲルカラム(溶離液:ヘキサン−酢酸エチル=10:1)の
中を通過させることにより精製し、269mg(83%)の
化合物VIIを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.02(s,6H)、0.9
0(s,9H)、0.95(s,3H)、1.10(d,J=7H
z,3H)、4.05(brs,1H)、9.60(d,J=3Hz,
1H)。
【0023】参考例3 [1R−[1α(R*),3aβ,4α,7aα]]−オクタヒド
ロ−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−[7,7,
7−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−6−メトキシメト
キシ−1−メチル−6−トリフルオロメチル−4−ヘプ
チニル]−7a−メチル−1H−インデン(化合物XIV)
の合成 参考例2で得た化合物VII(165mg、0.508ミ
リモル)、5−ブロモ−2−メトキシメトキシ−2−ト
リフルオロメチル−5,5,5−トリフルオロペント−
3−イン(化合物XIII)(338mg、2.0当量)を
DMF(1.2ml)に溶かし、その溶液にアルゴン雰囲気
下室温で亜鉛末(84mg、2.5当量)を加え、30分間
撹拌する。その混合液に飽和塩化アンモニウム水溶液を
加え、反応混合物をジエチルエーテルで抽出し、有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒留去後、残渣
をフラッシュシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
離液:ヘキサン−酢酸エチル=5:1)で精製し、側鎖の
2位がR配置の化合物XIV−a(55mg、19%)と、
側鎖の2位がS配置の化合物XIV−b(215mg、74
%)を得る。 化合物XIV−a1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.00(s,3H)、0.0
1(s,3H)、0.89(s,9H)、0.93(d,J=5H
z,3H)、0.95(s,3H)、3.48(s,3H)、3.
89(m,1H)、4.00(brs,1H)、5.08(d,J=
25Hz,1H)、5.10(d,J=25Hz,1H)。 IR(CHCl3): 3550、2250cm-1。 化合物XIV−b1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.00(s,3H)、0.0
1(s,3H)、0.90(s,9H)、0.91(d,J=5H
z,3H)、0.91(s,3H)、2.32(dd,J=17Hz
および5Hz,1H)、2.60(dd,J=17Hzおよび9
Hz,1H)、3.47(s,3H)、3.95(m,1H)、
4.00(brs,1H)、5.07(d,J=25Hz,1H)、
5.09(d,J=25Hz,1H)。
ロ−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−[7,7,
7−トリフルオロ−2−ヒドロキシ−6−メトキシメト
キシ−1−メチル−6−トリフルオロメチル−4−ヘプ
チニル]−7a−メチル−1H−インデン(化合物XIV)
の合成 参考例2で得た化合物VII(165mg、0.508ミ
リモル)、5−ブロモ−2−メトキシメトキシ−2−ト
リフルオロメチル−5,5,5−トリフルオロペント−
3−イン(化合物XIII)(338mg、2.0当量)を
DMF(1.2ml)に溶かし、その溶液にアルゴン雰囲気
下室温で亜鉛末(84mg、2.5当量)を加え、30分間
撹拌する。その混合液に飽和塩化アンモニウム水溶液を
加え、反応混合物をジエチルエーテルで抽出し、有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒留去後、残渣
をフラッシュシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
離液:ヘキサン−酢酸エチル=5:1)で精製し、側鎖の
2位がR配置の化合物XIV−a(55mg、19%)と、
側鎖の2位がS配置の化合物XIV−b(215mg、74
%)を得る。 化合物XIV−a1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.00(s,3H)、0.0
1(s,3H)、0.89(s,9H)、0.93(d,J=5H
z,3H)、0.95(s,3H)、3.48(s,3H)、3.
89(m,1H)、4.00(brs,1H)、5.08(d,J=
25Hz,1H)、5.10(d,J=25Hz,1H)。 IR(CHCl3): 3550、2250cm-1。 化合物XIV−b1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.00(s,3H)、0.0
1(s,3H)、0.90(s,9H)、0.91(d,J=5H
z,3H)、0.91(s,3H)、2.32(dd,J=17Hz
および5Hz,1H)、2.60(dd,J=17Hzおよび9
Hz,1H)、3.47(s,3H)、3.95(m,1H)、
4.00(brs,1H)、5.07(d,J=25Hz,1H)、
5.09(d,J=25Hz,1H)。
【0024】参考例4 [1R−[1α(R*,S*),3aβ,4α,7aα]]−オクタ
ヒドロ−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−
[7,7,7−トリフルオロ−6−メトキシメトキシ−1
−メチル−2−p−トルエンスルホニルオキシ−6−ト
リフルオロメチル−4−ヘプチニル]−7a−メチル−1
H−インデン(化合物XV)の合成 参考例3で得た化合物XIV−b(71mg、0.124ミ
リモル)をピリジン(1ml)に溶かし、4−ジメチルアミ
ノピリジン(5mg、0.3当量)を加え、アルゴン雰囲気
下、氷冷しながらp−トルエンスルホニルクロリド(30
0mg、12.7当量)を加える。その混合液を室温で4
4.5時間撹拌し、ジエチルエーテルで希釈し、希塩
酸、2%炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次
洗浄する。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶
媒を留去する。残渣をTHF(1ml)に溶かし、氷冷下2
5%アンモニア水(5滴)を加え、同温度で10分撹拌す
る。溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶離液:ヘキサン−酢酸エチル=5:1)で精製
し、75mg(83%)の標記化合物XVを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.00(s,3H)、0.0
1(s,3H)、0.84(s,3H)、0.87(s,9H)、
0.91(d,J=6Hz,3H)、2.46(s,3H)、2.
72(dd,J=17Hzおよび9Hz,1H)、2.84(dd,
J=17Hzおよび5Hz,1H)、3.41(s,3H)、
3.95(m,1H)、4.70(m,1H)、5.02(s,2
H)、7.35および7.80(各々d,4H,J=8H
z)。
ヒドロ−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−
[7,7,7−トリフルオロ−6−メトキシメトキシ−1
−メチル−2−p−トルエンスルホニルオキシ−6−ト
リフルオロメチル−4−ヘプチニル]−7a−メチル−1
H−インデン(化合物XV)の合成 参考例3で得た化合物XIV−b(71mg、0.124ミ
リモル)をピリジン(1ml)に溶かし、4−ジメチルアミ
ノピリジン(5mg、0.3当量)を加え、アルゴン雰囲気
下、氷冷しながらp−トルエンスルホニルクロリド(30
0mg、12.7当量)を加える。その混合液を室温で4
4.5時間撹拌し、ジエチルエーテルで希釈し、希塩
酸、2%炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次
洗浄する。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶
媒を留去する。残渣をTHF(1ml)に溶かし、氷冷下2
5%アンモニア水(5滴)を加え、同温度で10分撹拌す
る。溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶離液:ヘキサン−酢酸エチル=5:1)で精製
し、75mg(83%)の標記化合物XVを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.00(s,3H)、0.0
1(s,3H)、0.84(s,3H)、0.87(s,9H)、
0.91(d,J=6Hz,3H)、2.46(s,3H)、2.
72(dd,J=17Hzおよび9Hz,1H)、2.84(dd,
J=17Hzおよび5Hz,1H)、3.41(s,3H)、
3.95(m,1H)、4.70(m,1H)、5.02(s,2
H)、7.35および7.80(各々d,4H,J=8H
z)。
【0025】実施例1 [1R−[1α(R*),4E,3aβ,4α,7aα]]−オクタ
ヒドロ−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−
[7,7,7−トリフルオロ−6−メトキシメトキシ−1
−メチル−6−トリフルオロメチル−4−ヘプテニル]
−7a−メチル−1H−インデン(化合物XVI)の合成 参考例4で得た化合物XV(42mg、0.0576ミリ
モル)をTHF(0.5ml)に溶かし、氷冷下水素化リチ
ウムアルミニウム(40mg、18当量)を加え、室温で1
0分間撹拌する。その混合液に酢酸エチルを少量加え、
ジエチルエーテルで希釈し、さらにメタノール(2ml)を
加える。有機層を希塩酸、飽和食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒留去後、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン)
で精製し、26mg(81%)の化合物XVIを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.00(s,3H)、0.0
1(s,3H)、0.89(s,9H)、0.90(s,3H)、
0.91(d,J=7Hz,3H)、3.45(s,3H)、4.
00(brs,1H)、4.88(s,2H)、5.54(d,J=
16Hz,1H)、6.26(dt,J=15Hzおよび7Hz,
1H)。
ヒドロ−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−
[7,7,7−トリフルオロ−6−メトキシメトキシ−1
−メチル−6−トリフルオロメチル−4−ヘプテニル]
−7a−メチル−1H−インデン(化合物XVI)の合成 参考例4で得た化合物XV(42mg、0.0576ミリ
モル)をTHF(0.5ml)に溶かし、氷冷下水素化リチ
ウムアルミニウム(40mg、18当量)を加え、室温で1
0分間撹拌する。その混合液に酢酸エチルを少量加え、
ジエチルエーテルで希釈し、さらにメタノール(2ml)を
加える。有機層を希塩酸、飽和食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒留去後、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン)
で精製し、26mg(81%)の化合物XVIを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.00(s,3H)、0.0
1(s,3H)、0.89(s,9H)、0.90(s,3H)、
0.91(d,J=7Hz,3H)、3.45(s,3H)、4.
00(brs,1H)、4.88(s,2H)、5.54(d,J=
16Hz,1H)、6.26(dt,J=15Hzおよび7Hz,
1H)。
【0026】実施例2 [1R−[1α(R*),4E,3aβ,4α,7aα]]−オクタ
ヒドロ−1−[7,7,7−トリフルオロ−6−ヒドロキ
シ−1−メチル−6−トリフルオロメチル−4−ヘプテ
ニル]−7a−メチル−1H−インデン−4−オール(化
合物XVII)の合成 実施例1で得た化合物XVI(41mg、0.0731ミ
リモル)を塩化メチレン(3ml)に溶かし、酢酸(3ml)、
希塩酸(0.6ml)を加え、混合物を5時間撹拌還流す
る。溶媒留去後、残渣をクロロホルムで希釈し、5%炭
酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を留去し、残渣を
フラッシュシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離
液:ヘキサン−酢酸エチル=3:1)で精製し、25mg(8
5%)の標記化合物XVIIを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.91(d,J=6Hz,3
H)、0.92(s,3H)、4.08(brs,1H)、5.5
8(d,J=16Hz,1H)、6.29(dt,J=16Hzお
よび7Hz,1H)。
ヒドロ−1−[7,7,7−トリフルオロ−6−ヒドロキ
シ−1−メチル−6−トリフルオロメチル−4−ヘプテ
ニル]−7a−メチル−1H−インデン−4−オール(化
合物XVII)の合成 実施例1で得た化合物XVI(41mg、0.0731ミ
リモル)を塩化メチレン(3ml)に溶かし、酢酸(3ml)、
希塩酸(0.6ml)を加え、混合物を5時間撹拌還流す
る。溶媒留去後、残渣をクロロホルムで希釈し、5%炭
酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を留去し、残渣を
フラッシュシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離
液:ヘキサン−酢酸エチル=3:1)で精製し、25mg(8
5%)の標記化合物XVIIを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.91(d,J=6Hz,3
H)、0.92(s,3H)、4.08(brs,1H)、5.5
8(d,J=16Hz,1H)、6.29(dt,J=16Hzお
よび7Hz,1H)。
【0027】実施例3 [1R−[1α(R*),4E,3aβ,4α,7aα]]−オクタ
ヒドロ−1−[7,7,7−トリフルオロ−6−ヒドロキ
シ−1−メチル−6−トリフルオロメチル−4−ヘプテ
ニル]−7a−メチル−1H−インデン−4−オン(化合
物IIb)の合成 実施例2で得た化合物(XVII)29.0mg(0.07
2ミリモル)をジクロロメタン(2ml)に溶かし、PCC
(44mg、2.8当量)を加え、その混合液を室温でアル
ゴン雰囲気下2.5時間撹拌したのち、ジエチルエーテ
ルを加え、セライト濾過する。濾液から溶媒を留去し、
残渣をフラッシュシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶離液:ヘキサン−酢酸エチル=3:1)で精製し、2
7.0mg(94%)の標記化合物IIbを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.63(s,3H)、0.9
7(d,J=6Hz,3H)、5.58(d,J=16Hz,1
H)、6.29(dt,J=16Hzおよび7Hz,1H)。
ヒドロ−1−[7,7,7−トリフルオロ−6−ヒドロキ
シ−1−メチル−6−トリフルオロメチル−4−ヘプテ
ニル]−7a−メチル−1H−インデン−4−オン(化合
物IIb)の合成 実施例2で得た化合物(XVII)29.0mg(0.07
2ミリモル)をジクロロメタン(2ml)に溶かし、PCC
(44mg、2.8当量)を加え、その混合液を室温でアル
ゴン雰囲気下2.5時間撹拌したのち、ジエチルエーテ
ルを加え、セライト濾過する。濾液から溶媒を留去し、
残渣をフラッシュシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶離液:ヘキサン−酢酸エチル=3:1)で精製し、2
7.0mg(94%)の標記化合物IIbを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.63(s,3H)、0.9
7(d,J=6Hz,3H)、5.58(d,J=16Hz,1
H)、6.29(dt,J=16Hzおよび7Hz,1H)。
【0028】実施例4 3−(t−ブチルジメチルシリル)−1α−(t−ブチルジ
メチルシリルオキシ)−26,26,26,27,27,27
−ヘキサフルオロ−24−ホモ−25−ヒドロキシ−Δ
24−ビタミンD3(化合物D)の合成 化合物III(R1、R2=t−ブチルジメチルシリル)(1
50mg、0.257ミリモル、2.1当量)をTHF(4
ml)に溶かし、その混合液を−78℃に冷却し、n−ブチ
ルリチウム(0.20ml、1.6M)を加え、同温度で5
分間撹拌する。その混合液に実施例3で得られた化合物
IIb(50mg、0.125ミリモル)のTHF(2ml)の
溶液を−78℃で加え、同温度で30分撹拌し、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液を加える。その反応混合液を酢
酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒留去後、残渣をフラ
ッシュシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘ
キサン−酢酸エチル=20:1)で精製し、45mg(47
%)の標記化合物Dを得る。フラッシュクロマトグラフ
ィーの溶離液の極性を上げて(ヘキサン−酢酸エチル=
1:1)、出発化合物III(120mg)を回収する。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.06(s,12H,Si−M
e)、0.53(s,3H,18−H)、0.88(s,18H,t
−Bu)、0.94(d,7Hz,3H,21−H)、2.44
(dd,12Hzおよび3Hz,1H,4α−H)、2.82(d
d,11Hzおよび3Hz,1H,9β−H)、4.18(m,1
H,3−H)、4.38(m,1H,1−H)、4.86(brs,
1H,19E−H)、5.18(brs,1H,19Z−H)、
5.58(d,J=16Hz,1H,24−ホモ−H)、6.
02(d,11Hz,1H,7−H)、6.24(d,11Hz,1
H,6−H)、6.26(dt,J=16Hzおよび7Hz,1
H,24−H)。
メチルシリルオキシ)−26,26,26,27,27,27
−ヘキサフルオロ−24−ホモ−25−ヒドロキシ−Δ
24−ビタミンD3(化合物D)の合成 化合物III(R1、R2=t−ブチルジメチルシリル)(1
50mg、0.257ミリモル、2.1当量)をTHF(4
ml)に溶かし、その混合液を−78℃に冷却し、n−ブチ
ルリチウム(0.20ml、1.6M)を加え、同温度で5
分間撹拌する。その混合液に実施例3で得られた化合物
IIb(50mg、0.125ミリモル)のTHF(2ml)の
溶液を−78℃で加え、同温度で30分撹拌し、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液を加える。その反応混合液を酢
酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒留去後、残渣をフラ
ッシュシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘ
キサン−酢酸エチル=20:1)で精製し、45mg(47
%)の標記化合物Dを得る。フラッシュクロマトグラフ
ィーの溶離液の極性を上げて(ヘキサン−酢酸エチル=
1:1)、出発化合物III(120mg)を回収する。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.06(s,12H,Si−M
e)、0.53(s,3H,18−H)、0.88(s,18H,t
−Bu)、0.94(d,7Hz,3H,21−H)、2.44
(dd,12Hzおよび3Hz,1H,4α−H)、2.82(d
d,11Hzおよび3Hz,1H,9β−H)、4.18(m,1
H,3−H)、4.38(m,1H,1−H)、4.86(brs,
1H,19E−H)、5.18(brs,1H,19Z−H)、
5.58(d,J=16Hz,1H,24−ホモ−H)、6.
02(d,11Hz,1H,7−H)、6.24(d,11Hz,1
H,6−H)、6.26(dt,J=16Hzおよび7Hz,1
H,24−H)。
【0029】実施例5 26,26,26,27,27,27−ヘキサフルオロ−2
4−ホモ−Δ24−1α,25−ジヒドロキシビタミンD3
(化合物C)の合成 実施例4で得た化合物D(45mg、0.059ミリモル)
をTHF(2ml)に溶かし、テトラブチルアンモニウムフ
ルオリドのTHF溶液(0.30ml、1.0M)を加え、
アルゴン雰囲気下室温で24時間撹拌する。溶媒留去
後、残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出する。有機層を
水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥する。溶媒を留去し、残渣をフラッシュシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン−酢酸エチ
ル=1:2)で精製し、次いで中圧液体クロマトグラフィ
ー(溶離液:ヘキサン−酢酸エチル=1:2)で最終的な精
製を行い、11.7mg(37%)の標記化合物Cを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.54(s,3H,18−
H)、0.95(d,J=6Hz,3H,21−H)、2.60
(dd,J=11Hzおよび3Hz,1H,4α−H)、2.8
3(dd,12Hzおよび3Hz,1H,9β−H)、4.23
(m,1H,3−H)、4.43(m,1H,1−H)、5.00
(brs,1H,19E−H)、5.33(brs,1H,19Z−
H)、5.58(dt,J=16Hz,1H,24−ホモ−
H)、6.02(dd,J=11Hz,1H,7−H)、6.2
9(dt,J=16Hzおよび7Hz,1H,24−H)、6.
38(dd,J=11Hz,1H,6−H)。
4−ホモ−Δ24−1α,25−ジヒドロキシビタミンD3
(化合物C)の合成 実施例4で得た化合物D(45mg、0.059ミリモル)
をTHF(2ml)に溶かし、テトラブチルアンモニウムフ
ルオリドのTHF溶液(0.30ml、1.0M)を加え、
アルゴン雰囲気下室温で24時間撹拌する。溶媒留去
後、残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出する。有機層を
水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥する。溶媒を留去し、残渣をフラッシュシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン−酢酸エチ
ル=1:2)で精製し、次いで中圧液体クロマトグラフィ
ー(溶離液:ヘキサン−酢酸エチル=1:2)で最終的な精
製を行い、11.7mg(37%)の標記化合物Cを得る。1 H−NMR(CDCl3)δ: 0.54(s,3H,18−
H)、0.95(d,J=6Hz,3H,21−H)、2.60
(dd,J=11Hzおよび3Hz,1H,4α−H)、2.8
3(dd,12Hzおよび3Hz,1H,9β−H)、4.23
(m,1H,3−H)、4.43(m,1H,1−H)、5.00
(brs,1H,19E−H)、5.33(brs,1H,19Z−
H)、5.58(dt,J=16Hz,1H,24−ホモ−
H)、6.02(dd,J=11Hz,1H,7−H)、6.2
9(dt,J=16Hzおよび7Hz,1H,24−H)、6.
38(dd,J=11Hz,1H,6−H)。
【0030】試験例 試験方法 ヒト結腸癌由来の継代細胞(HT−29)を組織培養用2
4穴プレートに接種し、コウシ血清を10%添加したR
PM1/1640で培養する。約24時間後、培養上清
を取り去り、2×10-3Mの酪酸ナトリウムおよび1
α,25−ジヒドロキシビタミンD3あるいは本発明化合
物であるビタミンD3類縁体を含む培養液を添加し(培養
液交換)、炭酸ガス培養器内(37℃、5%炭酸ガス−9
5%空気)にて静置培養する。2日毎に同じ組成の培養
液交換を行い、7日目に粘液産生細胞の数および細胞の
形態をAugeronらの方法(Cancer Res., 44巻、3
961頁、1984年)によって観察する。粘液産生は
正常の大腸(結腸)細胞では見られるが、癌化したHT−
29ではほとんど認められない。従って、癌細胞HT−
29が分化誘導され正常細胞の形質を発現するようにな
ったことの定量的マーカーとして粘液産生細胞数を計測
し、細胞数200に対する百分率を求める。
4穴プレートに接種し、コウシ血清を10%添加したR
PM1/1640で培養する。約24時間後、培養上清
を取り去り、2×10-3Mの酪酸ナトリウムおよび1
α,25−ジヒドロキシビタミンD3あるいは本発明化合
物であるビタミンD3類縁体を含む培養液を添加し(培養
液交換)、炭酸ガス培養器内(37℃、5%炭酸ガス−9
5%空気)にて静置培養する。2日毎に同じ組成の培養
液交換を行い、7日目に粘液産生細胞の数および細胞の
形態をAugeronらの方法(Cancer Res., 44巻、3
961頁、1984年)によって観察する。粘液産生は
正常の大腸(結腸)細胞では見られるが、癌化したHT−
29ではほとんど認められない。従って、癌細胞HT−
29が分化誘導され正常細胞の形質を発現するようにな
ったことの定量的マーカーとして粘液産生細胞数を計測
し、細胞数200に対する百分率を求める。
【0031】試験結果 結果を下記の表1に示する。これより明らかなように、
2×10-3Mの酪酸ナトリウムおよび本発明化合物で処
理することにより、HT−29細胞は粘液産生細胞へ分
化誘導されていることがわかる。
2×10-3Mの酪酸ナトリウムおよび本発明化合物で処
理することにより、HT−29細胞は粘液産生細胞へ分
化誘導されていることがわかる。
【表1】 活性試験測定値 化合物名 濃度(M) 粘液産生細胞数(%) 非添加 0 3±3 1α,25−ジヒドロキシビタミンD3 10-7 100 1α,25−ジヒドロキシビタミンD3 10-8 39±0 化合物C 10-7 100 化合物C 10-8 94±5化合物C 10 -9 42±4
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大平 豊 茨城県つくば市御幸が丘3番地 (56)参考文献 特開 昭61−122237(JP,A) 米国特許4717721(US,A)
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式: 【化1】 (ただし、式中R1、R2およびR3は各々、水素原子、化
学的に不活性な水酸基の保護基、炭素数2〜8のアシル
基または炭素数1〜8のアルキル基、Xは24位に少な
くとも1個の2重結合または3重結合を有する炭素原子
数4〜6個の直鎖炭素鎖である)で表わされる含フッ素
ビタミンD3類縁化合物。 - 【請求項2】 R1、R2およびR3のすべてが、水素原
子であり、Xが24位に少なくとも1個の2重結合また
は3重結合を有する炭素原子数4個の直鎖炭素鎖である
請求項1記載の化合物。 - 【請求項3】 26,26,26,27,27,27−ヘキ
サフルオロ−24−ホモ−Δ24−1α,25−ジヒドロ
キシビタミンD3;および 1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−26,26,2
6,27,27,27−ヘキサフルオロ−24−ホモ−2
5−ヒドロキシ−Δ24−ビタミンD3−3β−t−ブチル
ジメチルシリルエーテルから選ばれる請求項1記載の化
合物。 - 【請求項4】 請求項1記載の化合物を有効成分として
含有することを特徴とする抗腫瘍剤。 - 【請求項5】 有効成分が請求項2記載の化合物である
請求項4記載の薬剤。 - 【請求項6】 一般式: 【化2】 (ただし、式中R3は水素原子、化学的に不活性な水酸基
の保護基、炭素数2〜8のアシル基または炭素数1〜8
のアルキル基、Xは24位に少なくとも1個の2重結合
または3重結合を有する炭素原子数4〜6個の直鎖炭素
鎖である)で表わされる化合物。 - 【請求項7】 一般式: 【化3】 (ただし、式中R3は水素原子、化学的に不活性な水酸基
の保護基、炭素数2〜8のアシル基または炭素数1〜8
のアルキル基、Xは24位に少なくとも1個の2重結合
または3重結合を有する炭素原子数4〜6個の直鎖炭素
鎖、Rは水素原子または化学的に不活性な水酸基の保護
基である)で表わされる化合物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/710,396 US5206230A (en) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | Fluorine-containing vitamin D3 analogues and pharmaceutical composition containing the same |
| US710396 | 1996-09-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05178820A JPH05178820A (ja) | 1993-07-20 |
| JP2699765B2 true JP2699765B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=24853866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4142518A Expired - Lifetime JP2699765B2 (ja) | 1991-06-05 | 1992-06-03 | 含フッ素ビタミンd3類縁体およびこれらを有効成分とする医薬組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5206230A (ja) |
| JP (1) | JP2699765B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK0614455T3 (da) * | 1991-11-07 | 1996-03-18 | Res Inst Medicine Chem | Vitamin D-amidderivater |
| DE4221961A1 (de) * | 1992-06-30 | 1994-01-05 | Schering Ag | 22-En-25-oxa-Derivate in der Vitamin D-Reihe, Verfahren zu ihrer Herstellung, diese Derivate enthaltenen pharmazeutische Präparate sowie deren Verwendung als Arzneimittel |
| TW267161B (ja) * | 1992-11-20 | 1996-01-01 | Hoffmann La Roche | |
| US5565589A (en) * | 1993-11-03 | 1996-10-15 | Wisconsin Alumni Research Foundation | 17-formyl-5,6-trans-vitamin D compounds |
| IL118156A (en) * | 1995-05-09 | 2001-08-26 | Duphar Int Res | Vitamin d compounds, their preparation and pharmaceutical compositions containing them |
| EP0874813A1 (en) * | 1995-10-31 | 1998-11-04 | F. Hoffmann-La Roche Ag | 24-homo-26,27-hexafluoro-cholecalciferols |
| NO971934L (no) * | 1996-05-23 | 1997-11-24 | Hoffmann La Roche | Flourinerte vitamin D3 -analoger |
| ATE312087T1 (de) * | 1997-05-16 | 2005-12-15 | Woman & Infants Hospital | Zyklische äther vitamin d3 verbindungen, 1alfa(oh) 3-epi-vitamin d3 verbindungen und deren verwendungen |
| WO1999011272A1 (en) * | 1997-09-02 | 1999-03-11 | Johns Hopkins University School Of Medicine | Vitamin d3 analog loaded polymer formulations for cancer and neurodegenerative disorders |
| US20080260834A1 (en) * | 2002-08-20 | 2008-10-23 | Martin Burke | Vitamin d3 analog loaded polymer formulations for cancer and neurodegenerative disorders |
| GB0422929D0 (en) * | 2004-10-15 | 2004-11-17 | Leuven K U Res & Dev | Bioactive vitamin D analogues |
| US7618594B2 (en) * | 2004-08-18 | 2009-11-17 | Geno Llc | Conversion of nitrogen dioxide (NO2) to nitric oxide (NO) |
| CA2576957C (en) | 2004-08-18 | 2013-04-02 | Geno Llc | Conversion of nitrogen dioxide (no2) to nitric oxide (no) |
| US7914743B2 (en) | 2008-01-28 | 2011-03-29 | Geno Llc | Conversion of nitrogen dioxide (NO2) to nitric oxide (NO) |
| US8877676B2 (en) * | 2008-07-09 | 2014-11-04 | Postech Academy-Industry Foundation | Heterogeneous copper nanocatalyst and manufacturing methods thereof |
| US8607785B2 (en) | 2008-08-21 | 2013-12-17 | Geno Llc | Systems and devices for generating nitric oxide |
| CA2763804C (en) | 2009-06-22 | 2018-02-06 | Geno Llc | Nitric oxide therapies |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4717721A (en) | 1985-05-30 | 1988-01-05 | Howard W. Bremer | Sidechain homo-vitamin D compounds with preferential anti-cancer activity |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4613594A (en) * | 1984-11-16 | 1986-09-23 | Hoffmann-La Roche Inc. | Fluorinated vitamin D3 compounds |
-
1991
- 1991-06-05 US US07/710,396 patent/US5206230A/en not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-06-03 JP JP4142518A patent/JP2699765B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4717721A (en) | 1985-05-30 | 1988-01-05 | Howard W. Bremer | Sidechain homo-vitamin D compounds with preferential anti-cancer activity |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05178820A (ja) | 1993-07-20 |
| US5206230A (en) | 1993-04-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2699765B2 (ja) | 含フッ素ビタミンd3類縁体およびこれらを有効成分とする医薬組成物 | |
| AU632315B2 (en) | 19-nor-vitamin d compounds | |
| US5246925A (en) | 19-nor-vitamin D compounds for use in treating hyperparathyroidism | |
| US5536713A (en) | 19-Nor-vitamin D3 compounds with substitutent at 2-position | |
| KR940010767B1 (ko) | 신규 비타민 d 동족체 | |
| JP3957303B2 (ja) | 1α−ヒドロキシ−2−メチレン−19−ノル−ホモプレグナカルシフェロールの合成法 | |
| US7531527B2 (en) | 2-Propylidene-19-nor-vitamin D compounds | |
| JP4267702B2 (ja) | 抗腫瘍アシルフルベンの全合成 | |
| EP0387077A1 (en) | 19-Nor vitamin D compounds | |
| EP0296800B1 (en) | Vitamin d3 derivatives | |
| EP0793649B1 (en) | 18,19-dinor-vitamin d compounds | |
| EP1656157A1 (en) | 2-methylene-19-nor-vitamin d2 compounds | |
| JP2011507966A (ja) | 2−メチレン−20−メチル−19,24,25,26,27−ペンタノル−ビタミンd類縁体 | |
| JP2699766B2 (ja) | 新規なビタミンd3のフッ素類縁体およびこれらを有効成分とする細胞分化誘導剤 | |
| JPH04283553A (ja) | ポリエーテル置換基を有するhivプロテアーゼ阻害剤 | |
| US5721224A (en) | Method of treating metabolic bone diseases with 18-nor-vitamin D compounds | |
| US5476952A (en) | Antitumor cyclopentnaphthoquinone and cyclopentanthraquinone derivatives | |
| WO2002012182A1 (fr) | Derives de 3-methyl-20-epi-vitamine d | |
| JPH0825993B2 (ja) | ビタミンd2およびd3又は活性型ビタミンd2およびd3の製造方法,並びにその中間体 | |
| JPH08507551A (ja) | 抗腫瘍剤としての3−(7−オキソ−1−アザ−4−オキサビシクロ[3.2.0]ヘプト−3−イル)アラニン誘導体 | |
| JPWO2001016099A1 (ja) | 2α位に置換基を有するビタミンD誘導体 | |
| HK1086817B (en) | 2- propylidene-19-nor-vitamin d compounds |