JP2522333B2 - 表面に印刷された金属容器および金属容器の印刷方法 - Google Patents
表面に印刷された金属容器および金属容器の印刷方法Info
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- JP2522333B2 JP2522333B2 JP62296056A JP29605687A JP2522333B2 JP 2522333 B2 JP2522333 B2 JP 2522333B2 JP 62296056 A JP62296056 A JP 62296056A JP 29605687 A JP29605687 A JP 29605687A JP 2522333 B2 JP2522333 B2 JP 2522333B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表面に印刷された金属容器および金属容器
の印刷方法に関するもので、より詳細には、電子写真法
を利用することにより、他品種小量印刷を効率的に行
え、無版印刷を可能とする印刷された金属容器および金
属容器の印刷方法に関する。
の印刷方法に関するもので、より詳細には、電子写真法
を利用することにより、他品種小量印刷を効率的に行
え、無版印刷を可能とする印刷された金属容器および金
属容器の印刷方法に関する。
金属容器に印刷を行う方法として従来平版オフセット
印刷法や凸版印刷法が行われていた。平版オフセット印
刷法は、親油性の画線部と親水性の非画線部とを有する
平版の画線部にインキを付着させ、次に平版上のインキ
をゴムブランケットに転写し、ゴムブランケット上のイ
ンキを被印刷体に印刷する方法であり、凸版印刷法は、
版上の凸状の画線部にインキを付着させ、このインキを
被印刷体に印刷するものである。
印刷法や凸版印刷法が行われていた。平版オフセット印
刷法は、親油性の画線部と親水性の非画線部とを有する
平版の画線部にインキを付着させ、次に平版上のインキ
をゴムブランケットに転写し、ゴムブランケット上のイ
ンキを被印刷体に印刷する方法であり、凸版印刷法は、
版上の凸状の画線部にインキを付着させ、このインキを
被印刷体に印刷するものである。
これら従来の印刷法は、量産時の生産性の点では優れ
ているが、いずれも版が必要であり、印刷に先立つ製版
工程に時間と手間を要し、多色印刷にあたっては各色に
対する見当合せに時間と手間を要するという欠点を有し
ている。
ているが、いずれも版が必要であり、印刷に先立つ製版
工程に時間と手間を要し、多色印刷にあたっては各色に
対する見当合せに時間と手間を要するという欠点を有し
ている。
近年、印刷の分野においてもエレクトロニクス化が進
み、原稿製作工程においてはレイアウトスキャナを使用
するコンピュータ化、また製版工程においてもダイレク
ト製版システムの開発などが行われているが、未だ製版
工程を省略できるまでには至っておらず、上記欠点は依
然として解決されていない。
み、原稿製作工程においてはレイアウトスキャナを使用
するコンピュータ化、また製版工程においてもダイレク
ト製版システムの開発などが行われているが、未だ製版
工程を省略できるまでには至っておらず、上記欠点は依
然として解決されていない。
また、価値観の多様化にともない、多品種少量印刷の
要求が増大しており、即時印刷機能に欠ける従来印刷法
では対処が困難になってきた。
要求が増大しており、即時印刷機能に欠ける従来印刷法
では対処が困難になってきた。
一方、印刷版を用いない印刷技術として、被印刷体が
紙の場合には、電子写真法、インクジェット法などの所
謂ノンインパクトプリンティング技術がある。これらの
技術は印刷版を用いることなしに、コンピュータの画像
出力より直接画像を得ることができる。特に電子写真法
は、複写機、ファクシミリ、プリンターなどに利用さ
れ、従来印刷に代わる技術として注目されている。
紙の場合には、電子写真法、インクジェット法などの所
謂ノンインパクトプリンティング技術がある。これらの
技術は印刷版を用いることなしに、コンピュータの画像
出力より直接画像を得ることができる。特に電子写真法
は、複写機、ファクシミリ、プリンターなどに利用さ
れ、従来印刷に代わる技術として注目されている。
また、その方法を印刷に応用したものとして、特開昭
59−23355号公報に開示された多色ラベルの製造装置が
ある。この発明は、複数の電子写真装置のそれぞれにお
いて、感光体に帯電装置で帯電し、感光体の表面に露光
装置により原稿に対応した光を投射して帯電潜像を作
り、現像装置によりトナーを感光体の表面に付着させて
潜像を可視化し、ついで、転写装置によりラベル基材の
表面にトナー像を顕像化し、最後に定着装置により可視
化された像が定着される多色ラベルの製造装置を特徴と
している。
59−23355号公報に開示された多色ラベルの製造装置が
ある。この発明は、複数の電子写真装置のそれぞれにお
いて、感光体に帯電装置で帯電し、感光体の表面に露光
装置により原稿に対応した光を投射して帯電潜像を作
り、現像装置によりトナーを感光体の表面に付着させて
潜像を可視化し、ついで、転写装置によりラベル基材の
表面にトナー像を顕像化し、最後に定着装置により可視
化された像が定着される多色ラベルの製造装置を特徴と
している。
しかしながら、本発明者等の知る限り、電子写真法を
応用した金属容器の印刷は未だ実用化されていない。
応用した金属容器の印刷は未だ実用化されていない。
本発明の目的は、上記のような問題点を改善した、印
刷版の不要な無版印刷を可能とする金属容器およびその
印刷方法を提供することである。
刷版の不要な無版印刷を可能とする金属容器およびその
印刷方法を提供することである。
本発明の他の目的は、コンピュータに記憶された原稿
の画像情報を即時に印刷し、多品種少量印刷を可能とす
る金属容器およびその印刷方法を提供することである。
の画像情報を即時に印刷し、多品種少量印刷を可能とす
る金属容器およびその印刷方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、被印刷面が曲面である金属
容器に美麗な印刷を施した金属容器およびその印刷方法
を提供することである。
容器に美麗な印刷を施した金属容器およびその印刷方法
を提供することである。
本発明の更に他の目的は、平版オフセット印刷やグラ
ビア印刷などにみられる、印圧による画像のつぶれのな
い、銀塩写真に似た画像を有する金属容器およびその印
刷方法を提供することである。
ビア印刷などにみられる、印圧による画像のつぶれのな
い、銀塩写真に似た画像を有する金属容器およびその印
刷方法を提供することである。
本発明によれば、金属容器の表面に、直接または導電
性被覆層を介して、順次光導電性を有する酸化チタン感
光体層、トナー画像層、仕上げニス層が積層された薄板
金属が提供される。
性被覆層を介して、順次光導電性を有する酸化チタン感
光体層、トナー画像層、仕上げニス層が積層された薄板
金属が提供される。
本発明によれば更に、金属容器の表面に、直接または
導電性被覆層を介して光導電性を有する酸化チタン感光
体層を積層し、該感光体層表面に電子写真法によりトナ
ー粒子画像を形成し、該トナー粒子画像を定着し、その
上に仕上げニスを塗布することを特徴とする金属容器の
印刷方法が提供される。
導電性被覆層を介して光導電性を有する酸化チタン感光
体層を積層し、該感光体層表面に電子写真法によりトナ
ー粒子画像を形成し、該トナー粒子画像を定着し、その
上に仕上げニスを塗布することを特徴とする金属容器の
印刷方法が提供される。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の一部切り欠き状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
本実施例では被印刷物として、絞り加工、再絞り加
工、およびしごき加工で成形された絞り−しごき缶を使
用した。
工、およびしごき加工で成形された絞り−しごき缶を使
用した。
光導電性を有する感光体層としては、酸化チタンパウ
ダーをアクリル樹脂バインダー中に分散し、色素増感し
たものを使用し、通常のマンドレルコーターで塗布し
た。
ダーをアクリル樹脂バインダー中に分散し、色素増感し
たものを使用し、通常のマンドレルコーターで塗布し
た。
前述した感光体塗布金属容器1は、図示していないマ
ンドレルに覆せられマンドレルおよびマンドレル送りチ
エンにより電子写真ユニット2,3、および4を通して送
られ、各種装置の位置で一旦停止し回転させられながら
印刷され、マンドレルコーター5で仕上げニスを塗布さ
れた後、加熱オーブンへと送られ乾燥される。その後、
内面スプレー塗装および焼付けを行い、ネックイン加
工、フランジ加工を行って、金属缶として完成する。
ンドレルに覆せられマンドレルおよびマンドレル送りチ
エンにより電子写真ユニット2,3、および4を通して送
られ、各種装置の位置で一旦停止し回転させられながら
印刷され、マンドレルコーター5で仕上げニスを塗布さ
れた後、加熱オーブンへと送られ乾燥される。その後、
内面スプレー塗装および焼付けを行い、ネックイン加
工、フランジ加工を行って、金属缶として完成する。
電子写真ユニット2,3,4は、金属容器上の感光層をコ
ロナ帯電により帯電する帯電装置6、レーザービームを
前記層上に走査する露光装置7、露光装置を通して得ら
れる潜像にトナーを付着させ、金属容器上に像形成を行
う現像装置8、誘導加熱により金属容器を加熱し、トナ
ーを溶融させ金属容器に定着させる定着装置9、および
金属容器を冷却するための冷却装置10が設けられてい
る。
ロナ帯電により帯電する帯電装置6、レーザービームを
前記層上に走査する露光装置7、露光装置を通して得ら
れる潜像にトナーを付着させ、金属容器上に像形成を行
う現像装置8、誘導加熱により金属容器を加熱し、トナ
ーを溶融させ金属容器に定着させる定着装置9、および
金属容器を冷却するための冷却装置10が設けられてい
る。
露光装置7は、レーザー発振器11、光変調器12、ミラ
ー13、回転多面鏡14、fθレンズ15より構成されてお
り、レーザー発振器11より放射されるレーザー光線は光
変調器12で画像メモリよりの信号に応じて変調されミラ
ー13、回転多面鏡14、fθレンズ15により金属容器上に
集光されかつ金属容器の進行方向と直角方向に走査され
る。
ー13、回転多面鏡14、fθレンズ15より構成されてお
り、レーザー発振器11より放射されるレーザー光線は光
変調器12で画像メモリよりの信号に応じて変調されミラ
ー13、回転多面鏡14、fθレンズ15により金属容器上に
集光されかつ金属容器の進行方向と直角方向に走査され
る。
本発明においては、多色画像の形成にあたり、電子写
真法を利用しているので、各色の画像の位置合せは、金
属缶上に設けられた見当合せ点が検出器16により検出さ
れ、その検出信号によりコンピュータからの画像出力が
同期され、金属缶上に潜像が形成される。
真法を利用しているので、各色の画像の位置合せは、金
属缶上に設けられた見当合せ点が検出器16により検出さ
れ、その検出信号によりコンピュータからの画像出力が
同期され、金属缶上に潜像が形成される。
現像装置では、永久磁石のまわりを回転するスリーブ
上に磁性体のトナーで形成されるブラシ状の穂が金属容
器上の感光層を擦過し、摩擦帯電により該感光層と逆極
に帯電しているトナーを該感光層に付着させる。
上に磁性体のトナーで形成されるブラシ状の穂が金属容
器上の感光層を擦過し、摩擦帯電により該感光層と逆極
に帯電しているトナーを該感光層に付着させる。
定着装置では高周波電流の流れる加熱コイルによって
生じる高周波磁界中に金属容器を通すことによって金属
容器に過電流を誘導し、ジュール熱により金属容器を所
望の温度まで加熱する。
生じる高周波磁界中に金属容器を通すことによって金属
容器に過電流を誘導し、ジュール熱により金属容器を所
望の温度まで加熱する。
高周波誘導加熱によれば、被加熱物である金属容器に
力を及ぼすことなしに加熱でき、温度制御が容易であ
り、短時間に均一に加熱できることにより、金属容器に
付着力の弱い静電力で付着しているトナー粒子の位置を
乱すことなしに極めて良好にトナー粒子を金属容器に融
着できる。
力を及ぼすことなしに加熱でき、温度制御が容易であ
り、短時間に均一に加熱できることにより、金属容器に
付着力の弱い静電力で付着しているトナー粒子の位置を
乱すことなしに極めて良好にトナー粒子を金属容器に融
着できる。
金属容器が次の電子写真ユニットに移動されるまでに
は金属容器の熱は図示しない冷却装置により冷却された
マンドレルに移る。また冷却装置10により表面からも冷
却される。マンドレルと金属容器との間の熱絶縁体は、
金属容器が次の電子写真ユニットへ到着するまでに十分
に冷却されるように設計されている。
は金属容器の熱は図示しない冷却装置により冷却された
マンドレルに移る。また冷却装置10により表面からも冷
却される。マンドレルと金属容器との間の熱絶縁体は、
金属容器が次の電子写真ユニットへ到着するまでに十分
に冷却されるように設計されている。
トナーの透明度を考慮し、本例においては、電子写真
ユニット2ではシアントナーが、電子写真ユニット3で
はマゼンタトナーが、電子写真ユニット4ではイエロー
トナーが用いられている。
ユニット2ではシアントナーが、電子写真ユニット3で
はマゼンタトナーが、電子写真ユニット4ではイエロー
トナーが用いられている。
このようにしてカラー画像の印刷された金属缶の表面
はマンドレルコーター5で仕上げニスが被覆されること
より、強固な印刷物となる。
はマンドレルコーター5で仕上げニスが被覆されること
より、強固な印刷物となる。
上記実施例は以上のように構成されているが、次にそ
の作用を説明する。
の作用を説明する。
電子写真ユニット2を通過する金属容器は、まず帯電
装置6により光導電体の層(感光層)が一様に負にコロ
ナ帯電される。
装置6により光導電体の層(感光層)が一様に負にコロ
ナ帯電される。
次に露光装置7により、メモリーに記憶されている画
像に対応して上記帯電された層が露光されると、露光さ
れた部分は導電性となり、荷電粒子は金属側に流れて電
荷を失い、未露光の部分だけに負電荷が残ることにな
り、その結果、画像に対応した帯電潜像が形成される。
このようにして形成された帯電潜像には、現像装置8に
より、摩擦帯電で正に帯電したシアントナーが静電力に
より付着し可視像を形成した後、定着装置9へ送られ
る。
像に対応して上記帯電された層が露光されると、露光さ
れた部分は導電性となり、荷電粒子は金属側に流れて電
荷を失い、未露光の部分だけに負電荷が残ることにな
り、その結果、画像に対応した帯電潜像が形成される。
このようにして形成された帯電潜像には、現像装置8に
より、摩擦帯電で正に帯電したシアントナーが静電力に
より付着し可視像を形成した後、定着装置9へ送られ
る。
定着装置9で高周波誘導加熱法により金属容器が加熱
され、トナーの金属容器に接している部分が溶融し粘着
性を有するようになり、トナーが金属容器に定着され
る。
され、トナーの金属容器に接している部分が溶融し粘着
性を有するようになり、トナーが金属容器に定着され
る。
同様にして電子写真ユニット3ではマゼンタトナーに
よる画像が形成され、電子写真ユニット4ではイエロー
トナーによる画像が形成される。
よる画像が形成され、電子写真ユニット4ではイエロー
トナーによる画像が形成される。
このようにして3色のトナーで画像が形成された金属
容器はマンドレルコーター5で仕上げニスが塗布され、
オーブンに送られて加熱、焼付けされる。
容器はマンドレルコーター5で仕上げニスが塗布され、
オーブンに送られて加熱、焼付けされる。
第2図は本発明の第2の実施例を示す側面図であり、
第2の実施例においては第1図に示す装置の露光装置7
が第2図に示す露光装置28で置替えられている。図にお
いて281は各色の原稿を載置する原稿台であり、282は光
源ランプ、283はミラーでこれらは露光時に図の実線の
位置から一点鎖線の位置迄定速度で移動する。ミラー28
4も同様に実線の位置から一点鎖線の位置に移動する。
第2の実施例においては、検出装置16により金属容器1
上の見当合せ位置が検出されると光源ランプ282、ミラ
ー283、284が実線の位置から移動を始めて、原稿台281
上の原稿の帯状の部分の反射光は図の一点鎖線上の経
路、すなわちミラー283、ミラー284、レンズ285、ミラ
ー286、ミラー287を経て金属容器1上に集光される。第
2の実施例では露光は帯状で行われるので点状で露光さ
れる第1の実施例より露光時間を短かくすることができ
る。第2の実施例において露光装置以外の部分は第1の
実施例と同様の装置が利用される。
第2の実施例においては第1図に示す装置の露光装置7
が第2図に示す露光装置28で置替えられている。図にお
いて281は各色の原稿を載置する原稿台であり、282は光
源ランプ、283はミラーでこれらは露光時に図の実線の
位置から一点鎖線の位置迄定速度で移動する。ミラー28
4も同様に実線の位置から一点鎖線の位置に移動する。
第2の実施例においては、検出装置16により金属容器1
上の見当合せ位置が検出されると光源ランプ282、ミラ
ー283、284が実線の位置から移動を始めて、原稿台281
上の原稿の帯状の部分の反射光は図の一点鎖線上の経
路、すなわちミラー283、ミラー284、レンズ285、ミラ
ー286、ミラー287を経て金属容器1上に集光される。第
2の実施例では露光は帯状で行われるので点状で露光さ
れる第1の実施例より露光時間を短かくすることができ
る。第2の実施例において露光装置以外の部分は第1の
実施例と同様の装置が利用される。
現像装置8は、本実施例では乾式現像法をとる装置で
あるが、イソパラフィン、四塩化炭素、シクロヘキサン
など石油系、炭化水素系、オレフィン系溶媒などの絶縁
性液体中にイオンなどを吸着して帯電しているトナー粒
子を分散し、懸濁させ、潜像電界によるクーロン力によ
り感光体層に付着させる液体現像法でもよい。
あるが、イソパラフィン、四塩化炭素、シクロヘキサン
など石油系、炭化水素系、オレフィン系溶媒などの絶縁
性液体中にイオンなどを吸着して帯電しているトナー粒
子を分散し、懸濁させ、潜像電界によるクーロン力によ
り感光体層に付着させる液体現像法でもよい。
本実施例においては、電子写真ユニット2ではシアン
トナーが、電子写真ユニット3ではマゼンタトナーが、
電子写真ユニット4ではイエロートナーが用いられてい
るが、本発明は本実施例に限定されることなく種々変更
できる。例えば、電子写真ユニット2ではイエロートナ
ーを、電子写真ユニット3ではシアントナーを、電子写
真ユニット4ではマゼンタトナーを用いてもよい。ま
た、必要に応じ、電子写真ユニットの数を本例より増し
て、ブラックトナーを付加して画像を形成し得るように
してもよい。
トナーが、電子写真ユニット3ではマゼンタトナーが、
電子写真ユニット4ではイエロートナーが用いられてい
るが、本発明は本実施例に限定されることなく種々変更
できる。例えば、電子写真ユニット2ではイエロートナ
ーを、電子写真ユニット3ではシアントナーを、電子写
真ユニット4ではマゼンタトナーを用いてもよい。ま
た、必要に応じ、電子写真ユニットの数を本例より増し
て、ブラックトナーを付加して画像を形成し得るように
してもよい。
これらのトナーは、ジスアゾイエロー、ベンジジンイ
エロー、スプロインイエロー、ローダミン、キナクドリ
ン、カーミン6B、銅フタロシアニン、カーボンブラック
等の着色剤をバインダー樹脂中に分散したものである。
また、バインダーは、ワックスや熱可塑性樹脂、熱硬化
性樹脂が使用される。熱可塑性樹脂としては、ポリスチ
レン樹脂、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂等が用いられ、熱硬化性樹脂としては、エポ
キシ樹脂、ポリウレタン樹脂などが使用される。また、
必要に応じて、電荷制御剤、流動向上剤、粘着防止剤等
が添加される。
エロー、スプロインイエロー、ローダミン、キナクドリ
ン、カーミン6B、銅フタロシアニン、カーボンブラック
等の着色剤をバインダー樹脂中に分散したものである。
また、バインダーは、ワックスや熱可塑性樹脂、熱硬化
性樹脂が使用される。熱可塑性樹脂としては、ポリスチ
レン樹脂、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂等が用いられ、熱硬化性樹脂としては、エポ
キシ樹脂、ポリウレタン樹脂などが使用される。また、
必要に応じて、電荷制御剤、流動向上剤、粘着防止剤等
が添加される。
金属容器、特に金属缶は、印刷後工程において内面ス
プレー塗装および焼付けが行われ、トナーには耐熱性が
要求される。また、その後、ネックイン加工やフランジ
加工が行われ、加工性、密着性も要求される。さらに内
容品充填後は100℃以上での蒸気殺菌が行われ、トナー
に耐熱水性も要求される。従って、トナー用バインダー
としては、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂が好まし
い。
プレー塗装および焼付けが行われ、トナーには耐熱性が
要求される。また、その後、ネックイン加工やフランジ
加工が行われ、加工性、密着性も要求される。さらに内
容品充填後は100℃以上での蒸気殺菌が行われ、トナー
に耐熱水性も要求される。従って、トナー用バインダー
としては、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂が好まし
い。
光導電体としては、酸化チタン粉末を、アクリル樹
脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポ
リエステル樹脂等に分散したものが使用される。
脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポ
リエステル樹脂等に分散したものが使用される。
光導電体層は金属容器の表面に直接設けてもよいが、
その中間に導電性被覆層を設けることもできる。導電性
被覆層としては、アクリル樹脂、アルキド樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂などのバインダー樹脂中に、
アルミ、ニッケル、銅、カーボン、グラファイトなどの
導電性フィラーを分散したものが使用される。
その中間に導電性被覆層を設けることもできる。導電性
被覆層としては、アクリル樹脂、アルキド樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂などのバインダー樹脂中に、
アルミ、ニッケル、銅、カーボン、グラファイトなどの
導電性フィラーを分散したものが使用される。
仕上ニスは、トナー層の保護および光沢を付与する目
的で塗布される。即ち、金属容器特に金属缶は、印刷後
工程において、搬送による缶どうしの衝突、送りガイド
への接触などにより、トナー層にダメージが与えられ、
アブレージョンや剥離などが生じる。また、内容品充填
後は、100℃以上の蒸気殺菌が行われ、トナー層は軟
化、脱色等が生じる。これらのことからトナー層を保護
するために仕上ニスを塗布する必要がある。
的で塗布される。即ち、金属容器特に金属缶は、印刷後
工程において、搬送による缶どうしの衝突、送りガイド
への接触などにより、トナー層にダメージが与えられ、
アブレージョンや剥離などが生じる。また、内容品充填
後は、100℃以上の蒸気殺菌が行われ、トナー層は軟
化、脱色等が生じる。これらのことからトナー層を保護
するために仕上ニスを塗布する必要がある。
仕上ニスとしては、アクリル樹脂、ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂、アルキド樹脂、アミノ樹脂などが用
いられ、特にアクリル樹脂、ポリエステル樹脂が好まし
い。
脂、エポキシ樹脂、アルキド樹脂、アミノ樹脂などが用
いられ、特にアクリル樹脂、ポリエステル樹脂が好まし
い。
本発明による金属容器および金属容器印刷方法によれ
ば、電子写真法を利用しているので製版工程が不要であ
り、コンピュータに記憶された原稿の画像情報を即時に
印刷でき、多色印刷に対する見当合せが極めて容易であ
り、色補正などが容易に行え、多品種少量印刷が極めて
短時間で行われる。
ば、電子写真法を利用しているので製版工程が不要であ
り、コンピュータに記憶された原稿の画像情報を即時に
印刷でき、多色印刷に対する見当合せが極めて容易であ
り、色補正などが容易に行え、多品種少量印刷が極めて
短時間で行われる。
また、電子写真法であることにより、金属容器へほと
んど圧力を加えることなしに印刷が行えるので、被印刷
面が曲面である金属容器への印刷を容易に行うことがで
きる。
んど圧力を加えることなしに印刷が行えるので、被印刷
面が曲面である金属容器への印刷を容易に行うことがで
きる。
さらに電子写真法の特性を利用するので、階調が連続
的であり、銀塩写真に似た画像が印刷されると共に、こ
の画像上には仕上げニスが塗布されているので印刷面が
強固となる金属容器が得られる。
的であり、銀塩写真に似た画像が印刷されると共に、こ
の画像上には仕上げニスが塗布されているので印刷面が
強固となる金属容器が得られる。
第1図は本発明の第1の実施例の一部切欠状態を示す側
面図であり、第2図は本発明の第2の実施例を示す側面
図である。 1……金属容器、2,3,4……電子写真ユニット、5……
マンドレルコーター、6……帯電装置、7……露光装
置、8……現像装置、9……定着装置。
面図であり、第2図は本発明の第2の実施例を示す側面
図である。 1……金属容器、2,3,4……電子写真ユニット、5……
マンドレルコーター、6……帯電装置、7……露光装
置、8……現像装置、9……定着装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 一久 東京都世田谷区三軒茶屋2―55―12― 505 (56)参考文献 特開 昭60−192956(JP,A) 特公 昭42−18676(JP,B1)
Claims (2)
- 【請求項1】金属容器の表面に、直接または導電性被覆
層を介して、順次光導電性を有する酸化チタン感光体
層、トナー画像層、仕上げニス層が積層された金属容
器。 - 【請求項2】金属容器の表面に、直接または導電性被覆
層を介して、光導電性を有する酸化チタン感光体層を積
層し、該感光体層表面に電子写真法によりトナー粒子画
像を形成し、該トナー粒子画像を定着し、その上に仕上
げニスを塗布することを特徴とする金属容器の印刷方
法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62296056A JP2522333B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-11-26 | 表面に印刷された金属容器および金属容器の印刷方法 |
| PCT/JP1988/000333 WO1988007706A1 (fr) | 1987-04-03 | 1988-03-31 | Procede d'impression multicolore sur des recipients metalliques et des feuilles metalliques et produits imprimes |
| DE88902945T DE3882189T2 (de) | 1987-04-03 | 1988-03-31 | Verfahren zum mehrfarbigen bedrucken von metallischen behältern und metallischen blättern. |
| AU15480/88A AU1548088A (en) | 1987-04-03 | 1988-03-31 | Method of multicolor printing metal containers and metal sheets and printed products |
| EP88902945A EP0309588B1 (en) | 1987-04-03 | 1988-03-31 | Method of multicolor printing metal containers and metal sheets |
| US07/295,946 US5018640A (en) | 1987-04-03 | 1988-03-31 | Multiple color printing method for metallic container and thin plate metal and printed matter |
| DK672388A DK672388D0 (da) | 1987-04-03 | 1988-12-02 | Fremgangsmaade ved flerfarvetryk paa metalbeholdere, tyndt pladeformet metal og trykte emner |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-215279 | 1987-08-31 | ||
| JP21527987 | 1987-08-31 | ||
| JP62296056A JP2522333B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-11-26 | 表面に印刷された金属容器および金属容器の印刷方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01163747A JPH01163747A (ja) | 1989-06-28 |
| JP2522333B2 true JP2522333B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=26520784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62296056A Expired - Lifetime JP2522333B2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-11-26 | 表面に印刷された金属容器および金属容器の印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2522333B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2437121A1 (en) | 2010-09-30 | 2012-04-04 | Ricoh Company, Ltd. | Toner, printed material, method of preparing printed material and image forming apparatus having varnish application means |
| US8630573B2 (en) | 2010-03-15 | 2014-01-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming method, image forming apparatus, varnish applicator, and toner |
| US9110418B2 (en) | 2012-07-20 | 2015-08-18 | Ricoh Company, Ltd. | Color image forming method and color image forming apparatus |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5696843B2 (ja) | 2011-03-23 | 2015-04-08 | 株式会社リコー | 電子写真用オーバーコート組成物の評価方法、並びに電子写真用オーバーコート組成物、電子写真形成方法、及び電子写真形成装置 |
| JP5919839B2 (ja) | 2012-01-24 | 2016-05-18 | 株式会社リコー | 画像形成方法 |
| JP6051625B2 (ja) | 2012-07-05 | 2016-12-27 | 株式会社リコー | 電子写真用オーバーコート組成物、電子写真形成方法、電子写真形成装置 |
| JP6163943B2 (ja) | 2013-03-08 | 2017-07-19 | 株式会社リコー | 再剥離性情報シートの製造装置および再剥離性情報シートの製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3405487A1 (de) * | 1984-02-16 | 1985-08-22 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Elektrophotographisches aufzeichnungsmaterial |
-
1987
- 1987-11-26 JP JP62296056A patent/JP2522333B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8630573B2 (en) | 2010-03-15 | 2014-01-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming method, image forming apparatus, varnish applicator, and toner |
| EP2437121A1 (en) | 2010-09-30 | 2012-04-04 | Ricoh Company, Ltd. | Toner, printed material, method of preparing printed material and image forming apparatus having varnish application means |
| US9116450B2 (en) | 2010-09-30 | 2015-08-25 | Ricoh Company, Ltd. | Toner, printed material, method of preparing printed material and image forming apparatus having varnish application means |
| US9110418B2 (en) | 2012-07-20 | 2015-08-18 | Ricoh Company, Ltd. | Color image forming method and color image forming apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01163747A (ja) | 1989-06-28 |
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