JP2518131B2 - 電子天びん - Google Patents
電子天びんInfo
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- JP2518131B2 JP2518131B2 JP5036416A JP3641693A JP2518131B2 JP 2518131 B2 JP2518131 B2 JP 2518131B2 JP 5036416 A JP5036416 A JP 5036416A JP 3641693 A JP3641693 A JP 3641693A JP 2518131 B2 JP2518131 B2 JP 2518131B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balance
- electromagnetic force
- time
- standby state
- sensor
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子天びんに関し、更に
詳しくは、読み取り限度の小さい高精度の天びんに関す
る。
詳しくは、読み取り限度の小さい高精度の天びんに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子天びんにおいては、一般に、測定皿
上の荷重を天びんビームを介して電磁力発生機構に伝達
するとともに、電磁力発生機構はその荷重に対抗してビ
ームを平衡させるような電磁力を発生する。この電磁力
は、磁界中に置かれたコイルに電流を流すことによって
発生するが、そのコイル電流の大きさが測定され、その
測定データから測定皿上の荷重が算出される。
上の荷重を天びんビームを介して電磁力発生機構に伝達
するとともに、電磁力発生機構はその荷重に対抗してビ
ームを平衡させるような電磁力を発生する。この電磁力
は、磁界中に置かれたコイルに電流を流すことによって
発生するが、そのコイル電流の大きさが測定され、その
測定データから測定皿上の荷重が算出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような電子天び
んのうち、ミクロまたはセミミクロ天びんと呼ばれる読
み取り限度の小さい天びんにおいては、天びんビームが
長時間にわたって一定の状態(静止もしくはそれに近い
状態)を継続した後に測定を行う場合、測定開始直後、
具体的には測定開始後1回目または1回目から数回目ま
での計量値が不安定になるという現象がしばしば生じ
る。そのため、通電状態で長時間にわたって測定を行わ
ずに待機状態とした後には、1回または数回にわたって
ダミーの測定を行い、計量値が安定したことを確かめた
後に実際の測定を行わなければならないという煩わしさ
がある。
んのうち、ミクロまたはセミミクロ天びんと呼ばれる読
み取り限度の小さい天びんにおいては、天びんビームが
長時間にわたって一定の状態(静止もしくはそれに近い
状態)を継続した後に測定を行う場合、測定開始直後、
具体的には測定開始後1回目または1回目から数回目ま
での計量値が不安定になるという現象がしばしば生じ
る。そのため、通電状態で長時間にわたって測定を行わ
ずに待機状態とした後には、1回または数回にわたって
ダミーの測定を行い、計量値が安定したことを確かめた
後に実際の測定を行わなければならないという煩わしさ
がある。
【0004】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、通電状態で長時間にわたって待機状態を継続し
た後の測定においても、1回目の測定から信頼性の高い
計量値を表示することのできる電子天びんの提供を目的
としている。
もので、通電状態で長時間にわたって待機状態を継続し
た後の測定においても、1回目の測定から信頼性の高い
計量値を表示することのできる電子天びんの提供を目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、図1に示す基本概念図を参照しつつ説明す
ると、本発明の電子天びんは、測定皿a上の被測定荷重
に対抗して天びんビームbを平衡させる電磁力を発生す
る電磁力発生機構cと、その電磁力発生機構cコイルに
流れる電流の計測データに基づいて被測定荷重を算出す
る計量値決定手段dを備えた天びんにおいて、測定皿a
を囲むひょう量室eの扉の開閉状態を検知するセンサf
と、そのセンサfの出力に基づいて当該天びんが待機状
態にあるか否かを判別する判別手段gと、その判別結果
に基づき、待機状態で、あらかじめ設定された時間が経
過した時点、または、電磁力発生機構c近傍の温度があ
らかじめ設定された温度変化した時点、のうちのいずれ
かの時点、もしくは双方の時点ごとに、ビームbを強制
的に変位させるビーム変位付与手段hを備えたことによ
って特徴づけられる。
めの構成を、図1に示す基本概念図を参照しつつ説明す
ると、本発明の電子天びんは、測定皿a上の被測定荷重
に対抗して天びんビームbを平衡させる電磁力を発生す
る電磁力発生機構cと、その電磁力発生機構cコイルに
流れる電流の計測データに基づいて被測定荷重を算出す
る計量値決定手段dを備えた天びんにおいて、測定皿a
を囲むひょう量室eの扉の開閉状態を検知するセンサf
と、そのセンサfの出力に基づいて当該天びんが待機状
態にあるか否かを判別する判別手段gと、その判別結果
に基づき、待機状態で、あらかじめ設定された時間が経
過した時点、または、電磁力発生機構c近傍の温度があ
らかじめ設定された温度変化した時点、のうちのいずれ
かの時点、もしくは双方の時点ごとに、ビームbを強制
的に変位させるビーム変位付与手段hを備えたことによ
って特徴づけられる。
【0006】なお、ビームbに強制的に変位を与える手
法としては、例えば電磁力発生機構のコイルに所定の電
流を強制的に流すか、あるいは較正用内蔵分銅とその加
除機構を持つ天びんにあっては、その内蔵分銅を負荷す
る等の手法を採用することができる。
法としては、例えば電磁力発生機構のコイルに所定の電
流を強制的に流すか、あるいは較正用内蔵分銅とその加
除機構を持つ天びんにあっては、その内蔵分銅を負荷す
る等の手法を採用することができる。
【0007】
【作用】読み取り限度の小さい天びんにおいて、待機状
態を長時間にわたって継続した後の当初の測定に際して
の計量値が不安定となる理由は以下の通りである。
態を長時間にわたって継続した後の当初の測定に際して
の計量値が不安定となる理由は以下の通りである。
【0008】この種の天びんにおいては、通常、無負荷
状態でも電磁力発生機構のコイルに電流が流され、ある
程度の電磁力を発生して天びんビームを平衡させてい
る。そのような状態でビームの静止状態ないしはそれに
近い状態が継続すると、コイル電流に伴う発熱等に基づ
いて天びん内部の空気の温度分布が偏ったものとなり、
その結果として天びん構成部材に温度むらが生じる。こ
のような状態で、測定皿上に被測定試料を載せると、天
びんビームが振れて天びん内部の空気を動かし、空気な
いしは天びん構成部材の温度分布が変化する。その温度
分布が定常的なものとなるまでの間、計量値が不安定な
ものとなる。
状態でも電磁力発生機構のコイルに電流が流され、ある
程度の電磁力を発生して天びんビームを平衡させてい
る。そのような状態でビームの静止状態ないしはそれに
近い状態が継続すると、コイル電流に伴う発熱等に基づ
いて天びん内部の空気の温度分布が偏ったものとなり、
その結果として天びん構成部材に温度むらが生じる。こ
のような状態で、測定皿上に被測定試料を載せると、天
びんビームが振れて天びん内部の空気を動かし、空気な
いしは天びん構成部材の温度分布が変化する。その温度
分布が定常的なものとなるまでの間、計量値が不安定な
ものとなる。
【0009】本発明はこの事実を把握して、待機中に一
定時間経過するごと、あるいは一定温度変化があるごと
に、天びんビームを強制的に変位させて天びん内部の空
気をかき混ぜ、待機中での各部の温度のむらを緩和しよ
うとするものである。
定時間経過するごと、あるいは一定温度変化があるごと
に、天びんビームを強制的に変位させて天びん内部の空
気をかき混ぜ、待機中での各部の温度のむらを緩和しよ
うとするものである。
【0010】すなわち、ひょう量室eの扉は、被測定試
料の測定皿aへの載せ降ろし時に開閉され、その開閉動
作の状況から、天びんを使用中であるか待機中であるか
の判別が可能である。待機中と判別されている状態で、
一定時間の経過ごとないしは一定温度変化が生じるごと
に天びんビームbを強制的に変位させると、天びん内部
の空気がかき回され、天びん内部の空気ないしはその各
構成部材の温度分布状態が安定したものとなり、長時間
待機後の測定開始当初における過渡的な計量値の不安定
現象を防止できる。
料の測定皿aへの載せ降ろし時に開閉され、その開閉動
作の状況から、天びんを使用中であるか待機中であるか
の判別が可能である。待機中と判別されている状態で、
一定時間の経過ごとないしは一定温度変化が生じるごと
に天びんビームbを強制的に変位させると、天びん内部
の空気がかき回され、天びん内部の空気ないしはその各
構成部材の温度分布状態が安定したものとなり、長時間
待機後の測定開始当初における過渡的な計量値の不安定
現象を防止できる。
【0011】
【実施例】図2は本発明実施例の天びん機構部分の模式
的構成図と回路部分のブロック図とを併記して示す図で
ある。
的構成図と回路部分のブロック図とを併記して示す図で
ある。
【0012】測定皿1はロバーバル機構2の可動柱21
に支承されており、この可動柱21には天びんビーム3
の一端部が装着されている。天びんビーム3は弾性支点
31によって支持されているとともに、他端部には電磁
力発生機構4の可動コイル41が取り付けられている。
に支承されており、この可動柱21には天びんビーム3
の一端部が装着されている。天びんビーム3は弾性支点
31によって支持されているとともに、他端部には電磁
力発生機構4の可動コイル41が取り付けられている。
【0013】ビーム3の変位は変位センサ(図示せず)
によって検出され、その検出結果はPID制御回路5に
採り込まれる。PID制御回路5では、ビーム3の傾き
が0となるように電磁力発生機構4の可動コイル41に
流れる電流を制御する。
によって検出され、その検出結果はPID制御回路5に
採り込まれる。PID制御回路5では、ビーム3の傾き
が0となるように電磁力発生機構4の可動コイル41に
流れる電流を制御する。
【0014】可動コイル41に流れる電流は抵抗等によ
って電圧信号に変換された後、A−D変換器6によって
デジタルデータに変換され、マイクロコンピュータ7に
サンプリングされる。マイクロコンピュータ7では、そ
のサンプリングデータを用いて測定皿1上の荷重を算出
し、計量値を決定して表示器8に表示する。
って電圧信号に変換された後、A−D変換器6によって
デジタルデータに変換され、マイクロコンピュータ7に
サンプリングされる。マイクロコンピュータ7では、そ
のサンプリングデータを用いて測定皿1上の荷重を算出
し、計量値を決定して表示器8に表示する。
【0015】さて、測定皿1はひょう量室9内に配置さ
れており、その扉91には開閉状態を検知するセンサ1
0が設けられている。このセンサ10出力は入出力イン
ターフェース11を介してマイクロコンピュータ7に採
り込まれる。マイクロコンピュータ7では、このセンサ
10の出力に基づいて、後述するように天びんが待機状
態であるか否かを判別する。
れており、その扉91には開閉状態を検知するセンサ1
0が設けられている。このセンサ10出力は入出力イン
ターフェース11を介してマイクロコンピュータ7に採
り込まれる。マイクロコンピュータ7では、このセンサ
10の出力に基づいて、後述するように天びんが待機状
態であるか否かを判別する。
【0016】また、機構部を収容する天びんケース13
内には、電磁力発生機構4に近接して温度センサ14が
配設されており、この温度センサ14の出力はA−D変
換器15によってデジタル化され、マイクロコンピュー
タ7に採り込まれる。
内には、電磁力発生機構4に近接して温度センサ14が
配設されており、この温度センサ14の出力はA−D変
換器15によってデジタル化され、マイクロコンピュー
タ7に採り込まれる。
【0017】図3はマイクロコンピュータ7のROMに
書き込まれたプログラムのうち、本発明に関連する部分
を抽出して示すフローチャートで、以下、この図を参照
しつつ本発明実施例の作用を述べる。なお、このルーチ
ンは、例えば通常の測定ルーチンの実行途中において一
定のインターバルで繰り返される。
書き込まれたプログラムのうち、本発明に関連する部分
を抽出して示すフローチャートで、以下、この図を参照
しつつ本発明実施例の作用を述べる。なお、このルーチ
ンは、例えば通常の測定ルーチンの実行途中において一
定のインターバルで繰り返される。
【0018】ひょう量室9の扉91の開閉状況を検知す
るセンサ10の出力に基づき、例えば一定時間以上開閉
動作が行われない場合、天びんが待機状態にあると判別
して、その時点の温度センサ14の出力をT1 として格
納すると同時に、タイマtをスタートさせる。
るセンサ10の出力に基づき、例えば一定時間以上開閉
動作が行われない場合、天びんが待機状態にあると判別
して、その時点の温度センサ14の出力をT1 として格
納すると同時に、タイマtをスタートさせる。
【0019】その状態で温度センサ14の出力データT
2 がサンプリングするごとに、そのデータT2 と上述の
温度データT1 を比較する。そして、その差があらかじ
め設定された温度差ΔTに達するごとに、および、タイ
マtによる計時結果があらかじめ設定された時間t0 に
達するごとに、PID制御回路5を介して電磁力発生機
構4の可動コイル41に所定の電流を供給する。この電
流を供給した時点で、その時点における温度データT2
が温度データT1 として格納されるとともに、タイマt
がリセットされる。
2 がサンプリングするごとに、そのデータT2 と上述の
温度データT1 を比較する。そして、その差があらかじ
め設定された温度差ΔTに達するごとに、および、タイ
マtによる計時結果があらかじめ設定された時間t0 に
達するごとに、PID制御回路5を介して電磁力発生機
構4の可動コイル41に所定の電流を供給する。この電
流を供給した時点で、その時点における温度データT2
が温度データT1 として格納されるとともに、タイマt
がリセットされる。
【0020】この電流の供給により、電磁力発生機構4
はある一定の電磁力を発生しビーム3の平衡を乱し、ビ
ーム3を振れさせる。これにより、天びん機構部を収容
するケース13内の空気がかき回されることになる。
はある一定の電磁力を発生しビーム3の平衡を乱し、ビ
ーム3を振れさせる。これにより、天びん機構部を収容
するケース13内の空気がかき回されることになる。
【0021】天びんの待機状態において、一定時間間隔
ないしは一定の温度差の発生ごとにビーム3を変位させ
て天びんケース13内部の空気をかき回すと、ケース1
3内の空気の温度分布のむら、ひいては天びん機構内の
弾性支点31等の各構成部材の温度分布のむらが少なく
なる。つまり、待機状態であるにも係わらず、あたかも
天びんが使用されているような状態をとることになる。
ないしは一定の温度差の発生ごとにビーム3を変位させ
て天びんケース13内部の空気をかき回すと、ケース1
3内の空気の温度分布のむら、ひいては天びん機構内の
弾性支点31等の各構成部材の温度分布のむらが少なく
なる。つまり、待機状態であるにも係わらず、あたかも
天びんが使用されているような状態をとることになる。
【0022】その結果、待機状態を長時間にわたって継
続した後に、そのまま被測定試料を測定皿1上に載せて
も、計量値は従来のように不安定とはならず、1回目の
測定から安定したものとなる。
続した後に、そのまま被測定試料を測定皿1上に載せて
も、計量値は従来のように不安定とはならず、1回目の
測定から安定したものとなる。
【0023】なお、以上の実施例では、天びんビーム3
に強制的な変位を与えるために電磁力発生機構4の可動
コイル41に電流を流したが、これに代えて、較正用分
銅とその加除機構を内蔵した天びんにあっては、その較
正用内蔵分銅を天びんビーム3またはロバーバル機構2
の可動柱21等に負荷することにより、天びんビーム3
を強制的に変位させてもよい。
に強制的な変位を与えるために電磁力発生機構4の可動
コイル41に電流を流したが、これに代えて、較正用分
銅とその加除機構を内蔵した天びんにあっては、その較
正用内蔵分銅を天びんビーム3またはロバーバル機構2
の可動柱21等に負荷することにより、天びんビーム3
を強制的に変位させてもよい。
【0024】また、ビーム3を強制的に変位させるタイ
ミングとしては、上記の実施例では待機状態における一
定時間の経過と、一定の温度差の発生の双方を組み合わ
せたものとしたが、時間経過と温度差のいずれか一方の
タイミングとしても、ほぼ同等の作用効果を達成するこ
とができる。
ミングとしては、上記の実施例では待機状態における一
定時間の経過と、一定の温度差の発生の双方を組み合わ
せたものとしたが、時間経過と温度差のいずれか一方の
タイミングとしても、ほぼ同等の作用効果を達成するこ
とができる。
【0025】更に、ビーム3を強制的に変位させるタイ
ミングを、以上のように時間経過および/または温度差
発生に加えて、例えばスイッチ操作等によって指示を与
えた時点とすることもでき、この場合、使用者の意思等
によってもケース内の空気を強制的にかき回すことが可
能となる。
ミングを、以上のように時間経過および/または温度差
発生に加えて、例えばスイッチ操作等によって指示を与
えた時点とすることもでき、この場合、使用者の意思等
によってもケース内の空気を強制的にかき回すことが可
能となる。
【0026】更にまた、温度センサ14の出力は、専用
のA−D変換器15を用いることなく、電流データをデ
ジタル化するためのA−D変換器6に対して、その温度
検出出力を所定のインターバルで動作するスイッチを介
して導いてデジタル化するよう構成するようにしてもよ
いことは勿論で、また、可動コイル41に流す電流につ
いても直流電流のほか、パルス状の電流を流し、そのデ
ューティを変化させる等によって発生電磁力を変化させ
るようにする等の変形が可能である。
のA−D変換器15を用いることなく、電流データをデ
ジタル化するためのA−D変換器6に対して、その温度
検出出力を所定のインターバルで動作するスイッチを介
して導いてデジタル化するよう構成するようにしてもよ
いことは勿論で、また、可動コイル41に流す電流につ
いても直流電流のほか、パルス状の電流を流し、そのデ
ューティを変化させる等によって発生電磁力を変化させ
るようにする等の変形が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ひょう量室の扉の開閉状況に基づいて天びんが待機状態
にあるか否かを判別し、その判別結果に基づいて、待機
状態において一定時間経過および/または所定の温度差
が生じるごとに、天びんビームを強制的に変位させて天
びんケース内の空気をかき回すよう構成したから、待機
中でも天びん機構を取り囲む空気の温度むらが常に取り
除かれ、天びん機構を構成する各部材は、待機中である
にも係わらずあたかも使用中と同様な温度分布をとるこ
とになり、待機状態を長時間継続した後でも、常に1回
目の測定から安定した計量値を得ることができる。
ひょう量室の扉の開閉状況に基づいて天びんが待機状態
にあるか否かを判別し、その判別結果に基づいて、待機
状態において一定時間経過および/または所定の温度差
が生じるごとに、天びんビームを強制的に変位させて天
びんケース内の空気をかき回すよう構成したから、待機
中でも天びん機構を取り囲む空気の温度むらが常に取り
除かれ、天びん機構を構成する各部材は、待機中である
にも係わらずあたかも使用中と同様な温度分布をとるこ
とになり、待機状態を長時間継続した後でも、常に1回
目の測定から安定した計量値を得ることができる。
【0028】また、待機中に天びんビームを強制的に変
位させてケース内の空気をかき回すことは、測定開始後
のゼロ点ドリフトを安定させ得るという効果もある。す
なわち、通常、ゼロ点ドリフトは温度変化によって生
じ、温度変化がゆるやかな場合には、測定前と測定後の
ゼロ点の平均値をゼロ点として採用することができる。
しかし、長時間待機後、ビームが動きはじめると、その
動きによる雰囲気の変動に起因するゼロ点ドリフトが重
なり、単に測定前後のゼロ点の平均値をとっただけでは
正しい計量値が得られない。本発明により待機中にビー
ムを所定のタイミングで強制的に変位させておくと、こ
のような不具合が解消され、この点においても測定の1
回目から計量値の信頼性が向上することになる。
位させてケース内の空気をかき回すことは、測定開始後
のゼロ点ドリフトを安定させ得るという効果もある。す
なわち、通常、ゼロ点ドリフトは温度変化によって生
じ、温度変化がゆるやかな場合には、測定前と測定後の
ゼロ点の平均値をゼロ点として採用することができる。
しかし、長時間待機後、ビームが動きはじめると、その
動きによる雰囲気の変動に起因するゼロ点ドリフトが重
なり、単に測定前後のゼロ点の平均値をとっただけでは
正しい計量値が得られない。本発明により待機中にビー
ムを所定のタイミングで強制的に変位させておくと、こ
のような不具合が解消され、この点においても測定の1
回目から計量値の信頼性が向上することになる。
【図1】本発明の構成を示す基本概念図
【図2】本発明実施例の天びん機構部分の模式的構成図
と回路図のブロック図とを併記して示す図
と回路図のブロック図とを併記して示す図
【図3】そのマイクロコンピュータ7のROMに書き込
まれたプログラムの主要部を示すフローチャート
まれたプログラムの主要部を示すフローチャート
1 測定皿 3 天びんビーム 31 弾性支点 4 電磁力発生機構 41 可動コイル 5 PID制御回路 7 マイクロコンピュータ 9 ひょう量室 91 扉 10 扉開閉検知用センサ 13 天びんケース 14 温度センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 測定皿上の被測定荷重に対抗して天びん
ビームを平衡させる電磁力を発生する電磁力発生機構
と、その電磁力発生機構のコイルに流れる電流の計測デ
ータに基づいて被測定荷重を算出する計量値決定手段を
備えた天びんにおいて、上記測定皿を囲むひょう量室の
扉の開閉状態を検知するセンサと、そのセンサの出力に
基づいて当該天びんが待機状態にあるか否かを判別する
判別手段と、その判別結果に基づき、待機状態で、あら
かじめ設定された時間が経過した時点、または、上記電
磁力発生機構近傍の温度があらかじめ設定された温度変
化した時点、のうちのいずれかの時点、もしくは双方の
時点ごとに、上記ビームを強制的に変位させるビーム変
位付与手段を備えたことを特徴とする電子天びん。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5036416A JP2518131B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 電子天びん |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5036416A JP2518131B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 電子天びん |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06249700A JPH06249700A (ja) | 1994-09-09 |
| JP2518131B2 true JP2518131B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=12469226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5036416A Expired - Fee Related JP2518131B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 電子天びん |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2518131B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6712582B1 (en) | 2000-10-10 | 2004-03-30 | Delta Electronics, Inc. | Centrifugal fan |
| JP2004109066A (ja) | 2002-09-20 | 2004-04-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 面圧分布センサおよびその動作制御方法 |
| JP5630093B2 (ja) * | 2010-06-24 | 2014-11-26 | 株式会社島津製作所 | 電子天びん |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP5036416A patent/JP2518131B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06249700A (ja) | 1994-09-09 |
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