JP2595638Y2 - シリンダ錠 - Google Patents
シリンダ錠Info
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- JP2595638Y2 JP2595638Y2 JP1992089007U JP8900792U JP2595638Y2 JP 2595638 Y2 JP2595638 Y2 JP 2595638Y2 JP 1992089007 U JP1992089007 U JP 1992089007U JP 8900792 U JP8900792 U JP 8900792U JP 2595638 Y2 JP2595638 Y2 JP 2595638Y2
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ピッキングによる不正
解錠を防止することができ、且つ、鍵違い数を増加させ
ることができるシリンダ錠に関する。
解錠を防止することができ、且つ、鍵違い数を増加させ
ることができるシリンダ錠に関する。
【0002】
【従来の技術】シリンダ錠は、例えば自販機の扉に設け
られたシリンダ錠が施錠状態にあるときには、ドライバ
ピン孔とタンブラピン孔が一致し、ばねに押されたドラ
イバピンの先端がタンブラピン孔に係入し、プラグが回
動不能であり、プラグの先端に設けられたタングが自販
機のケースに係合しているので、開扉不能である。
られたシリンダ錠が施錠状態にあるときには、ドライバ
ピン孔とタンブラピン孔が一致し、ばねに押されたドラ
イバピンの先端がタンブラピン孔に係入し、プラグが回
動不能であり、プラグの先端に設けられたタングが自販
機のケースに係合しているので、開扉不能である。
【0003】施錠状態のシリンダ錠の鍵孔に正規のキー
を挿入すると、キーに押されたタンブラピンがドライバ
ピンを押動し、タンブラピンとドライバピンとの接触面
がプラグの外周面(シャーライン)と一致するのでプラ
グが回動可能になり、キーによりプラグを解錠角度に回
動すると、プラグの先端部に設けられたタングと自販機
のケースとの係合が解除され、開扉可能になる。又、解
錠状態ではキーが抜けないので、施錠忘れが一目で判別
できるため便利であり、自販機やロッカ等に広い分野で
使用されている。
を挿入すると、キーに押されたタンブラピンがドライバ
ピンを押動し、タンブラピンとドライバピンとの接触面
がプラグの外周面(シャーライン)と一致するのでプラ
グが回動可能になり、キーによりプラグを解錠角度に回
動すると、プラグの先端部に設けられたタングと自販機
のケースとの係合が解除され、開扉可能になる。又、解
錠状態ではキーが抜けないので、施錠忘れが一目で判別
できるため便利であり、自販機やロッカ等に広い分野で
使用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このようなシリンダ錠
にも次のような欠点があった。鍵孔にピッキングツール
を挿入し、プラグにテンションを加えながら各タンブラ
ピンをシャーラインに一致する位置まで押し込むと、不
正解錠される危険性があった。このような不心得者の不
正解錠を防止するために、キー溝を複雑にしてピッキン
グツールが入り難くしたり、ピンに段差を設けてシャー
ラインの検知ができないようにしたが、その構造上、不
正解錠を完全に防止することは出来なかった。本考案は
かかる課題を解決することを目的としており、タンブラ
ピンを押し込むだけでは解錠する虞のない安全性の高い
シリンダ錠を提供することができ、しかも、鍵違い数が
飛躍的に増大するシリンダ錠を提供するものである。
にも次のような欠点があった。鍵孔にピッキングツール
を挿入し、プラグにテンションを加えながら各タンブラ
ピンをシャーラインに一致する位置まで押し込むと、不
正解錠される危険性があった。このような不心得者の不
正解錠を防止するために、キー溝を複雑にしてピッキン
グツールが入り難くしたり、ピンに段差を設けてシャー
ラインの検知ができないようにしたが、その構造上、不
正解錠を完全に防止することは出来なかった。本考案は
かかる課題を解決することを目的としており、タンブラ
ピンを押し込むだけでは解錠する虞のない安全性の高い
シリンダ錠を提供することができ、しかも、鍵違い数が
飛躍的に増大するシリンダ錠を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、筒形状に形成されるケースに該ケースの
法線方向に複数のドライバピン孔を貫設し、該ドライバ
ピン孔にドライバピンと該ドライバピンを内周面の方向
に付勢するばねを挿入し、上記ケースに回動可能に挿入
されるプラグに鍵孔と、上記プラグが施錠位置にあると
き上記鍵孔より上記各ドライバピン孔に連通するタンブ
ラピン孔を設け、該タンブラピン孔にタンブラピンを挿
入し、上記鍵孔に正規のキーが挿入されたときに、キー
に設けられたディンプルに一端が圧接する上記タンブラ
ピンの他端が上記プラグの外周面と一致するシリンダ錠
において、上記キーの先端に傾斜面を設け、上記キーの
表裏両面に上記キーを裏返したときに相互に配列位置と
キーの幅方向に対して設定した角度が一致する楔状凹部
を有するディンプルに設け、上記タンブラピンの一端を
上記楔状凹部に係入可能な楔形状部に形成すると共に、
他端に突状の係合部を設け、上記ドライバピンに上記係
合部に係合する被係合部を設け、上記プラグの外周面
に、上記被係合部が摺動可能な形状の環状突起を周設
し、上記ケースの内周面に上記係合部が摺動可能な形状
の係合凹溝を設け、上記キーの楔状凹部に上記タンブラ
ピンの楔形状部が係入したときに、タンブラピンが回動
し、上記係合部が係合凹溝に沿って摺動可能な向きにな
ることを特徴とするものである。
に、本考案は、筒形状に形成されるケースに該ケースの
法線方向に複数のドライバピン孔を貫設し、該ドライバ
ピン孔にドライバピンと該ドライバピンを内周面の方向
に付勢するばねを挿入し、上記ケースに回動可能に挿入
されるプラグに鍵孔と、上記プラグが施錠位置にあると
き上記鍵孔より上記各ドライバピン孔に連通するタンブ
ラピン孔を設け、該タンブラピン孔にタンブラピンを挿
入し、上記鍵孔に正規のキーが挿入されたときに、キー
に設けられたディンプルに一端が圧接する上記タンブラ
ピンの他端が上記プラグの外周面と一致するシリンダ錠
において、上記キーの先端に傾斜面を設け、上記キーの
表裏両面に上記キーを裏返したときに相互に配列位置と
キーの幅方向に対して設定した角度が一致する楔状凹部
を有するディンプルに設け、上記タンブラピンの一端を
上記楔状凹部に係入可能な楔形状部に形成すると共に、
他端に突状の係合部を設け、上記ドライバピンに上記係
合部に係合する被係合部を設け、上記プラグの外周面
に、上記被係合部が摺動可能な形状の環状突起を周設
し、上記ケースの内周面に上記係合部が摺動可能な形状
の係合凹溝を設け、上記キーの楔状凹部に上記タンブラ
ピンの楔形状部が係入したときに、タンブラピンが回動
し、上記係合部が係合凹溝に沿って摺動可能な向きにな
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】以上のように構成されたシリンダ錠は、施錠状
態においては、タンブラピンの一端の楔形状部がキーの
幅方向に整列しているので、タンブラピンの他端の係合
部はケースの係合凹溝と所定の角度で交叉している。
又、ドライバピンの被係合部はタンブラピンの係合部に
係合し、プラグの環状突起に対して所定の角度で交叉し
ており、且つ、ドライバピンの先端がシャーラインに係
入している。
態においては、タンブラピンの一端の楔形状部がキーの
幅方向に整列しているので、タンブラピンの他端の係合
部はケースの係合凹溝と所定の角度で交叉している。
又、ドライバピンの被係合部はタンブラピンの係合部に
係合し、プラグの環状突起に対して所定の角度で交叉し
ており、且つ、ドライバピンの先端がシャーラインに係
入している。
【0007】このような施錠状態において、ピッキング
ツールを鍵孔に挿入してタンブラピンをシャーラインに
向けて押動した後に、プラグを回動しようとしても、タ
ンブラピンの係合部がケースの係合凹溝に衝突し、プラ
グの環状突起もドライバピンの被係合部に衝突するの
で、プラグは回動不能であり、不正解錠することはでき
ない。
ツールを鍵孔に挿入してタンブラピンをシャーラインに
向けて押動した後に、プラグを回動しようとしても、タ
ンブラピンの係合部がケースの係合凹溝に衝突し、プラ
グの環状突起もドライバピンの被係合部に衝突するの
で、プラグは回動不能であり、不正解錠することはでき
ない。
【0008】キーの楔状凹部は、キーを裏返しても位置
と向きが変わらないので、キーの表裏を気にすることな
く挿入することができる。 楔形状部の回動によりタンブ
ラピンの係合部の向きがプラグの環状突起と一致する方
向に修正され、キーに押されたタンブラピンの係合部が
ケースの係合凹講に沿って摺動可能になる。又、係合部
に係合するドライバピンもタンブラピンの向き修正の回
動と共に回動し、被係合部の向きが係合凹溝と一致する
方向に修正されると共に、キーに押されたタンブラピン
がドライバピンをシャーラインまで押動するので、プラ
グが回動可能になる。
と向きが変わらないので、キーの表裏を気にすることな
く挿入することができる。 楔形状部の回動によりタンブ
ラピンの係合部の向きがプラグの環状突起と一致する方
向に修正され、キーに押されたタンブラピンの係合部が
ケースの係合凹講に沿って摺動可能になる。又、係合部
に係合するドライバピンもタンブラピンの向き修正の回
動と共に回動し、被係合部の向きが係合凹溝と一致する
方向に修正されると共に、キーに押されたタンブラピン
がドライバピンをシャーラインまで押動するので、プラ
グが回動可能になる。
【0009】キーによりプラグを解錠角度に回動して解
錠することができる。プラグを再び施錠角度に戻してキ
ーを引き抜くときに、キーの先端の傾斜面によりタンブ
ラピンの楔形状部の向きがキーの幅方向に修正され、も
との施錠状態に戻る。
錠することができる。プラグを再び施錠角度に戻してキ
ーを引き抜くときに、キーの先端の傾斜面によりタンブ
ラピンの楔形状部の向きがキーの幅方向に修正され、も
との施錠状態に戻る。
【0010】
【実施例】本考案の実施例について図面を参照して説明
すると、図1はシリンダ錠Aの分解斜視図、図2はキ
ー,タンブラピン,ドライバピンの相互関係を示す斜視
図、図3はキーの平面図、図6は施錠状態のシリンダ錠
Aの縦断面図である。図1及び図6に示すように、筒形
状に形成されるケース1の法線方向に貫設されるドライ
バピン孔2が、ケース1の軸方向に複数配列される。ケ
ース1の外周面には各ドライバピン孔2につながる溝3
が形成され、溝3にカバー4が挿入,固着される。
すると、図1はシリンダ錠Aの分解斜視図、図2はキ
ー,タンブラピン,ドライバピンの相互関係を示す斜視
図、図3はキーの平面図、図6は施錠状態のシリンダ錠
Aの縦断面図である。図1及び図6に示すように、筒形
状に形成されるケース1の法線方向に貫設されるドライ
バピン孔2が、ケース1の軸方向に複数配列される。ケ
ース1の外周面には各ドライバピン孔2につながる溝3
が形成され、溝3にカバー4が挿入,固着される。
【0011】ドライバピン孔2にはドライバピン5が挿
入され、ドライバピン5の端面に設けられたばね支持凹
部5aとカバー4との間にばね6が挿入され、ドライバ
ピン5はケース1の内周面から突出する方向に付勢され
る。ケース1の前部(図1において左側)に鍔部7が周
設され、鍔部7以外の外周面には相対する平面部8と雄
ねじ9が設けられる(図1参照)。そして、ケース1の
後部側より自販機の扉などに設けられた孔に挿入され、
雄ねじ9に螺合する大ナット(図示しない)と鍔部7に
より扉を挟圧することにより、扉に取り付けられる。
入され、ドライバピン5の端面に設けられたばね支持凹
部5aとカバー4との間にばね6が挿入され、ドライバ
ピン5はケース1の内周面から突出する方向に付勢され
る。ケース1の前部(図1において左側)に鍔部7が周
設され、鍔部7以外の外周面には相対する平面部8と雄
ねじ9が設けられる(図1参照)。そして、ケース1の
後部側より自販機の扉などに設けられた孔に挿入され、
雄ねじ9に螺合する大ナット(図示しない)と鍔部7に
より扉を挟圧することにより、扉に取り付けられる。
【0012】ケース1の内周面に回動可能に挿入される
プラグ10は、前面に開口する鍵孔11と、プラグ10
が施錠位置にあるときに(図6参照)、鍵孔11より上
記各ドライバピン孔2に連通するタンブラピン孔12が
設けられ、各タンブラピン孔12にタンブラピン13が
挿入挿入される。鍵孔11に挿入されるキーKは、先端
に傾斜面14が形成され、挿入されたときに各タンブラ
ピン13と相対するディンプル15a〜15eが設けら
れる(図2及び図4参照)。
プラグ10は、前面に開口する鍵孔11と、プラグ10
が施錠位置にあるときに(図6参照)、鍵孔11より上
記各ドライバピン孔2に連通するタンブラピン孔12が
設けられ、各タンブラピン孔12にタンブラピン13が
挿入挿入される。鍵孔11に挿入されるキーKは、先端
に傾斜面14が形成され、挿入されたときに各タンブラ
ピン13と相対するディンプル15a〜15eが設けら
れる(図2及び図4参照)。
【0013】ディンプル15a〜15eは、小判形状の
アウトラインをもった凹状に形成され、底面には楔状の
斜面を有する楔状凹部16が設けられる(図5参照)。
楔状凹部16の向きは、それぞれキーの幅方向に対して
設定した角度を有し、本実施例では、ディンプル15a
の楔状凹部16は反時計方向に15度、ディンプル15
bの楔状凹部16は時計方向に15度、ディンプル15
cの楔状凹部16は反時計方向に30度、ディンプル1
5dの楔状凹部16は0度、ディンプル15eの楔状凹
部16は時計方向に15度の角度を有する(図4参
照)。
アウトラインをもった凹状に形成され、底面には楔状の
斜面を有する楔状凹部16が設けられる(図5参照)。
楔状凹部16の向きは、それぞれキーの幅方向に対して
設定した角度を有し、本実施例では、ディンプル15a
の楔状凹部16は反時計方向に15度、ディンプル15
bの楔状凹部16は時計方向に15度、ディンプル15
cの楔状凹部16は反時計方向に30度、ディンプル1
5dの楔状凹部16は0度、ディンプル15eの楔状凹
部16は時計方向に15度の角度を有する(図4参
照)。
【0014】タンブラピン13の一端は、各楔状凹部1
6に係入可能な楔形状部17に形成されると共に、他端
に突状の係合部18が設けられる(図7参照)。各係合
部18の形状は、両側面が平行な板片状に形成され、各
係合部18の向きは、各タンブラピン13の楔形状部1
7がそれぞれの楔状凹部16に係入したときに、キーK
の幅方向に平行になる。一方、ドライバピン5の先端面
には、係合部18が係合可能な溝に形成された被係合部
19が設けられる(図7参照)。
6に係入可能な楔形状部17に形成されると共に、他端
に突状の係合部18が設けられる(図7参照)。各係合
部18の形状は、両側面が平行な板片状に形成され、各
係合部18の向きは、各タンブラピン13の楔形状部1
7がそれぞれの楔状凹部16に係入したときに、キーK
の幅方向に平行になる。一方、ドライバピン5の先端面
には、係合部18が係合可能な溝に形成された被係合部
19が設けられる(図7参照)。
【0015】プラグ10の外周面には、係合部18とほ
ぼ同一断面形状の環状突起20が周設され、ケース1の
内周面には、環状突起20と相対する位置に、被係合部
19と同一断面形状を有する係合凹溝21が周設される
(図7参照)。そして、タンブラピン13の係合部18
が環状突起20と重なり、且つ、タンブラピン13の向
きが、キーKの幅方向に平行になったときに、タンブラ
ピン13はケース1の係合凹溝21に沿って摺動可能と
なり、ドライバピン5の被係合部19もプラグ10の環
状突起20に摺動可能となる。
ぼ同一断面形状の環状突起20が周設され、ケース1の
内周面には、環状突起20と相対する位置に、被係合部
19と同一断面形状を有する係合凹溝21が周設される
(図7参照)。そして、タンブラピン13の係合部18
が環状突起20と重なり、且つ、タンブラピン13の向
きが、キーKの幅方向に平行になったときに、タンブラ
ピン13はケース1の係合凹溝21に沿って摺動可能と
なり、ドライバピン5の被係合部19もプラグ10の環
状突起20に摺動可能となる。
【0016】プラグ10には、鍵孔11より外周面に貫
通するピン孔22が設けられ、ケース1に内周面には、
プラグ10が施錠角度にあるときにピン孔22に相対す
る位置に、小さな傾斜角をもったピン係入凹部23が設
けられ、ピン孔22にプロファイルピン24が挿入され
る。そして、プロファイルピン24の端部がピン係入凹
部23から離脱しない限りプラグ10は回動不能である
(図6参照)。
通するピン孔22が設けられ、ケース1に内周面には、
プラグ10が施錠角度にあるときにピン孔22に相対す
る位置に、小さな傾斜角をもったピン係入凹部23が設
けられ、ピン孔22にプロファイルピン24が挿入され
る。そして、プロファイルピン24の端部がピン係入凹
部23から離脱しない限りプラグ10は回動不能である
(図6参照)。
【0017】キーKの側面には、キーKを挿入したとき
に、プロファイルピン24の先端が挿入可能な凹部25
が設けられ(図2参照)、キーKによりプラグ10を回
動すると、ピン係入凹部23から押圧力を受けたプロフ
ァイルピン24が凹部25に係入する方向に移動するの
で、プラグ10が回動可能になる。
に、プロファイルピン24の先端が挿入可能な凹部25
が設けられ(図2参照)、キーKによりプラグ10を回
動すると、ピン係入凹部23から押圧力を受けたプロフ
ァイルピン24が凹部25に係入する方向に移動するの
で、プラグ10が回動可能になる。
【0018】プラグ10の外周面に溝26が周設され、
プラグ10をケース1に挿入したのちに、溝26に止め
輪27が嵌着される(図1参照)。従って、プラグ10
は軸方向には移動不能である。プラグ10の後端部に設
けられる四角形状部28に雄ねじ29が螺設され、角孔
を有するタング(図示しない)と回動量規制ストッパ3
0が四角形状部28に挿通された後に、雄ねじ29に螺
合するナット(図示しない)により回動量規制ストッパ
30とタングが締着される。この回動量規制ストッパ3
0は、プラグ10の回動を施錠位置から解錠位置までに
規制するものである。
プラグ10をケース1に挿入したのちに、溝26に止め
輪27が嵌着される(図1参照)。従って、プラグ10
は軸方向には移動不能である。プラグ10の後端部に設
けられる四角形状部28に雄ねじ29が螺設され、角孔
を有するタング(図示しない)と回動量規制ストッパ3
0が四角形状部28に挿通された後に、雄ねじ29に螺
合するナット(図示しない)により回動量規制ストッパ
30とタングが締着される。この回動量規制ストッパ3
0は、プラグ10の回動を施錠位置から解錠位置までに
規制するものである。
【0019】以上のように構成されたシリンダ錠の作用
を、施錠状態,キーの挿入,解錠操作の順に説明し、更
に、鍵違いのキーを挿入した場合について説明する。施
錠状態のシリンダ錠Aは、図6に示すように、ばね6に
押されたドライバピン5がタンブラピン孔12に係入し
ているので、プラグ10は回動不能である。ドライバピ
ン5に押されたタンブラピン13は、楔形状部17が鍵
孔11に突出している。
を、施錠状態,キーの挿入,解錠操作の順に説明し、更
に、鍵違いのキーを挿入した場合について説明する。施
錠状態のシリンダ錠Aは、図6に示すように、ばね6に
押されたドライバピン5がタンブラピン孔12に係入し
ているので、プラグ10は回動不能である。ドライバピ
ン5に押されたタンブラピン13は、楔形状部17が鍵
孔11に突出している。
【0020】各タンブラピン13の楔形状部17は、キ
ーの幅方向に平行に整列しているので、係合部18の向
きは、ケース1の係合凹溝21に対して所定の角度で交
叉している(図3及び図8参照)。係合部18に係合す
るドライバピン5の被係合部19も、プラグ10の環状
突起に対して所定の角度で交叉している(図3参照)。
ーの幅方向に平行に整列しているので、係合部18の向
きは、ケース1の係合凹溝21に対して所定の角度で交
叉している(図3及び図8参照)。係合部18に係合す
るドライバピン5の被係合部19も、プラグ10の環状
突起に対して所定の角度で交叉している(図3参照)。
【0021】このような施錠状態において、ピッキング
ツールを鍵孔11に挿入し、タンブラピン13をシャー
ラインに向けて押し上げながら、プラグ10を回動しよ
うとしても、タンブラピン13の係合部18がケース1
の係合凹溝21に衝突し、プラグ10の環状突起20も
ドライバピン5の被係合部19に衝突するので、プラグ
10は回動不能であり、不正解錠することができない。
ツールを鍵孔11に挿入し、タンブラピン13をシャー
ラインに向けて押し上げながら、プラグ10を回動しよ
うとしても、タンブラピン13の係合部18がケース1
の係合凹溝21に衝突し、プラグ10の環状突起20も
ドライバピン5の被係合部19に衝突するので、プラグ
10は回動不能であり、不正解錠することができない。
【0022】正規のキーKを鍵孔11に挿入すると、キ
ーKの表面に押されたタンブラピン13がドライバピン
5をドライバピン孔2内に押動し、キーKが完全挿入さ
れたときに、タンブラピン13の楔形状部17がキーK
のディンプル15a〜15eに重なり、楔状凹部16に
係入する(図9参照)。楔形状部17が楔状凹部16に
係入するときに、タンブラピン13が回動するので、係
合部18の向きが環状突起20と同方向に修正される
(図11参照)。
ーKの表面に押されたタンブラピン13がドライバピン
5をドライバピン孔2内に押動し、キーKが完全挿入さ
れたときに、タンブラピン13の楔形状部17がキーK
のディンプル15a〜15eに重なり、楔状凹部16に
係入する(図9参照)。楔形状部17が楔状凹部16に
係入するときに、タンブラピン13が回動するので、係
合部18の向きが環状突起20と同方向に修正される
(図11参照)。
【0023】キーKに押されたタンブラピン13は、係
合部18の位置がプラグ10の環状突起20と一致する
(図10参照)。又、ドライバピン5の被係合部19の
向きも、ケース1の係合凹部21と同方向に修正され、
被係合部19の位置は係合凹部21と一致する(図10
参照)。従って、プラグ10は回動可能になる。
合部18の位置がプラグ10の環状突起20と一致する
(図10参照)。又、ドライバピン5の被係合部19の
向きも、ケース1の係合凹部21と同方向に修正され、
被係合部19の位置は係合凹部21と一致する(図10
参照)。従って、プラグ10は回動可能になる。
【0024】キーKを解錠方向に回動操作すると、タン
ブラピン13の係合部18は、プラグ10の環状突起2
0と共に、ケース1の係合凹溝21を摺動する。プロフ
ァイルピン24はピン係入凹部23から押し出され、先
端部がキーKの凹部25に挿入される(図12参照)。
プラグ10が解錠角度まで回動すると、プラグ10の後
端部に固着されているタングが自販機のケースから外れ
て開扉可能になる。
ブラピン13の係合部18は、プラグ10の環状突起2
0と共に、ケース1の係合凹溝21を摺動する。プロフ
ァイルピン24はピン係入凹部23から押し出され、先
端部がキーKの凹部25に挿入される(図12参照)。
プラグ10が解錠角度まで回動すると、プラグ10の後
端部に固着されているタングが自販機のケースから外れ
て開扉可能になる。
【0025】プラグ10を再び施錠角度に戻してキーK
を引き抜くときに、キーKに滑り接触する楔形状部17
が、キーKの先端の傾斜面14によりキーKの幅方向に
向きを修正され、もとの施錠状態に戻る。
を引き抜くときに、キーKに滑り接触する楔形状部17
が、キーKの先端の傾斜面14によりキーKの幅方向に
向きを修正され、もとの施錠状態に戻る。
【0026】ディンプル15の底に楔状凹部16を有す
るキーであっても鍵違いのキーK1の場合には、ディン
プル15の深さが正規のキーKと異なるため、タンブラ
ピン13の係合部18の位置がシャーラインと一致しな
い場合や(図13参照)、或いは、係合部18の向きが
プラグ10の環状突起20と一致しない場合(図14参
照)が生じ、プラグ10は回動不能となる。
るキーであっても鍵違いのキーK1の場合には、ディン
プル15の深さが正規のキーKと異なるため、タンブラ
ピン13の係合部18の位置がシャーラインと一致しな
い場合や(図13参照)、或いは、係合部18の向きが
プラグ10の環状突起20と一致しない場合(図14参
照)が生じ、プラグ10は回動不能となる。
【0027】キーKの表裏両面に、キーKを裏返しても
楔状凹部16の位置と向きが変わらないディンプル15
を設けたので(図4,図5参照)、キーKの表裏を逆に
して挿入しても、タンブラピン13の向きの修正角度
も、タンブラピン13の押動量も全く変わらない。 従っ
て、キーKの表裏を全く気にする必要がなく、キーKの
挿入操作が容易である。
楔状凹部16の位置と向きが変わらないディンプル15
を設けたので(図4,図5参照)、キーKの表裏を逆に
して挿入しても、タンブラピン13の向きの修正角度
も、タンブラピン13の押動量も全く変わらない。 従っ
て、キーKの表裏を全く気にする必要がなく、キーKの
挿入操作が容易である。
【0028】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1)タンブラピンに係合部を設け、ドライバピンに被
係合部を設け、施錠状態では係合部及び被係合部の向き
がプラグ同動方向に対して所定の角度をもっているの
で、鍵孔にピッキングツールを挿入してタンブラピンを
押し上げても、プラグは回動不能であり、不正解錠する
ことが確実に防止される。従って、シリンダ錠の防盗性
が高まり、信頼性が向上した。 (2)キーのディンプルの底に楔状凹部を設け、楔状凹
部の向きを、キーの幅方向に対して任意の角度に設定す
ることができるので、例えば、楔状凹部の向きをキーの
幅方向に対して+15度,+30度,0度,−15度,
−30度の5種類にしたとしても、極めて数多くの組合
せができる。この角度の組合せに、ディンプル深さによ
る鍵違いを組合せることにより、更に鍵違い数を飛躍的
に増大することができる。(3)キーの表裏両面に、キーを裏返しても楔状凹部の
位置と向きが変わらないディンプルを設けたので、キー
の表裏を全く気にする必要がなく、キーの挿入操作が容
易である。
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1)タンブラピンに係合部を設け、ドライバピンに被
係合部を設け、施錠状態では係合部及び被係合部の向き
がプラグ同動方向に対して所定の角度をもっているの
で、鍵孔にピッキングツールを挿入してタンブラピンを
押し上げても、プラグは回動不能であり、不正解錠する
ことが確実に防止される。従って、シリンダ錠の防盗性
が高まり、信頼性が向上した。 (2)キーのディンプルの底に楔状凹部を設け、楔状凹
部の向きを、キーの幅方向に対して任意の角度に設定す
ることができるので、例えば、楔状凹部の向きをキーの
幅方向に対して+15度,+30度,0度,−15度,
−30度の5種類にしたとしても、極めて数多くの組合
せができる。この角度の組合せに、ディンプル深さによ
る鍵違いを組合せることにより、更に鍵違い数を飛躍的
に増大することができる。(3)キーの表裏両面に、キーを裏返しても楔状凹部の
位置と向きが変わらないディンプルを設けたので、キー
の表裏を全く気にする必要がなく、キーの挿入操作が容
易である。
【図1】シリンダ錠の分解斜視図である。
【図2】キーと、キー挿入時のタンブラピン,ドライバ
ピンの向きを示す斜視図である。
ピンの向きを示す斜視図である。
【図3】キーが挿入されないときのタンブラピン,ドラ
イバピンの向きを示す斜視図である。
イバピンの向きを示す斜視図である。
【図4】キーの平面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】施錠状態のシリンダ錠Aの縦断面図である。
【図7】図6のW−W断面図である。
【図8】施錠状態におけるタンブラピンの係合部とプラ
グとの関係を説明する要部正面図である。
グとの関係を説明する要部正面図である。
【図9】正規のキーが挿入された状態を示すシリンダ錠
Aの縦断面図である。
Aの縦断面図である。
【図10】図9のX−X断面図である。
【図11】キーが挿入された場合におけるタンブラピンの
係合部とプラグとの関係を説明する要部正面図である。
係合部とプラグとの関係を説明する要部正面図である。
【図12】キーの回動操作によりプラグが回動した状態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図13】鍵違いのキーを挿入した状態を示すシリンダ錠
Aの縦断面図である。
Aの縦断面図である。
【図14】図13のY−Y断面図である。
A シリンダ錠 K キー 1 ケース 2 ドライバピン孔 5 ドライバピン 6 ばね 10 プラグ 11 鍵孔 12 タンブラピン孔 13 タンブラピン 14 傾斜面 15a〜15e ディンプル 16 楔状凹部 17 楔形状部 18 係合部 19 被係合部 20 環状突起 21 係合凹溝
Claims (1)
- 【請求項1】 筒形状に形成されるケースに該ケースの
法線方向に複数のドライバピン孔を貫設し、該ドライバ
ピン孔にドライバピンと該ドライバピンを内周面の方向
に付勢するぱねを挿入し、上記ケースに回動可能に挿入
されるプラグに鍵孔と、上記プラグが施錠位置にあると
き上記鍵孔より上記各ドライバピン孔に連通するタンブ
ラピン孔を設け、該タンブラピン孔にタンブラピンを挿
入し、上記鍵孔に正規のキーが挿入されたときに、キー
に設けられたディンプルに一端が圧接する上記タンブラ
ピンの他端が上記プラグの外周面と一致するシリンダ錠
において、 上記キーの先端に傾斜面を設け、上記キーの表裏両面に
上記キーを裏返したときに相互に配列位置とキーの幅方
向に対して設定した角度が一致する楔状凹部を有するデ
ィンプルを設け、 上記タンブラピンの一端を上記楔状凹部に係入可能な楔
形状部に形成すると共に、他端に突状の係合部を設け、
上記ドライバピンに上記係合部に係合する被係合部を設
け、 上記プラグの外周面に、上記被係合部が摺動可能な形状
の環状突起を周設し、上記ケースの内周面に上記係合部
が摺動可能な形状の係合凹溝を設け、 上記キーの楔状凹部に上記タンブラピンの楔形状部が係
入したときに、タンブラピンが回動し、上記係合部が係
合凹溝に沿って摺動可能な向きになることを特徴とする
シリンダ錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992089007U JP2595638Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | シリンダ錠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992089007U JP2595638Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | シリンダ錠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651443U JPH0651443U (ja) | 1994-07-15 |
| JP2595638Y2 true JP2595638Y2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=13958799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992089007U Expired - Lifetime JP2595638Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | シリンダ錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595638Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003193715A (ja) | 2001-10-15 | 2003-07-09 | Miwa Lock Co Ltd | ロータリーディスクタンブラー錠及び鍵 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1026118A (en) * | 1975-03-05 | 1978-02-14 | Walter E. Surko (Jr.) | Pin tumbler lock |
| JPS54159099A (en) * | 1978-06-01 | 1979-12-15 | Goal Kk | Pinntumbler lock |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP1992089007U patent/JP2595638Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003193715A (ja) | 2001-10-15 | 2003-07-09 | Miwa Lock Co Ltd | ロータリーディスクタンブラー錠及び鍵 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0651443U (ja) | 1994-07-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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