JP2590783B2 - 三次元図形表示装置 - Google Patents
三次元図形表示装置Info
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- JP2590783B2 JP2590783B2 JP19941295A JP19941295A JP2590783B2 JP 2590783 B2 JP2590783 B2 JP 2590783B2 JP 19941295 A JP19941295 A JP 19941295A JP 19941295 A JP19941295 A JP 19941295A JP 2590783 B2 JP2590783 B2 JP 2590783B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、濃淡付けを施した三次
元の図形表示装置に関し、特に光の反射モデルに基づく
物体の濃淡付け表示に好適な輝度制御装置を有する表示
装置に関する。
元の図形表示装置に関し、特に光の反射モデルに基づく
物体の濃淡付け表示に好適な輝度制御装置を有する表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】三次元図形を二次元の装置に自然な立体
感を付けて表示するため、表示される図形の各点の輝度
を場所により変化させること(シェーディング)は周知
である。輝度を計算するためのモデル式の1つが次の文
献に紹介されている。
感を付けて表示するため、表示される図形の各点の輝度
を場所により変化させること(シェーディング)は周知
である。輝度を計算するためのモデル式の1つが次の文
献に紹介されている。
【0003】“ファンダメンタルズ オブ インタラク
ティブ コンピュータ グラフィックス”、アディソン
ウェスリィ パブリッシュ カンパニー(“Fundamen
tals of Interactive Computer Graphics”, Addison W
esely Publishing Company),1982,pp575〜5
78。
ティブ コンピュータ グラフィックス”、アディソン
ウェスリィ パブリッシュ カンパニー(“Fundamen
tals of Interactive Computer Graphics”, Addison W
esely Publishing Company),1982,pp575〜5
78。
【0004】すなわち、ある画(反射面)上のある点
(反射点)から視点に到着する反射光の強度(輝度)
は、(1)式で表わされる。
(反射点)から視点に到着する反射光の強度(輝度)
は、(1)式で表わされる。
【0005】
【数1】
【0006】図2は、式(1)にでてくるいろいろのベ
クトルを図示したものである。ここで、上記諸変数の
内、Ka,Kd,Ks,k,n以外の変数の値は、反射面
上の個々の反射点の位置に依存して変わる。Ka,Kd,
Ks,nは、反射面を形成している物質によって異なる
もので、反射面上の個々の反射点の位置にはよらない。
またKa,Kd,Ks,Ia,Ipは、赤成分(R),緑成
分(G),青成分(B)に分けられ、式(1)は、それ
ぞれの色成分別に成立する。このことは、以下の式につ
いても同じである。
クトルを図示したものである。ここで、上記諸変数の
内、Ka,Kd,Ks,k,n以外の変数の値は、反射面
上の個々の反射点の位置に依存して変わる。Ka,Kd,
Ks,nは、反射面を形成している物質によって異なる
もので、反射面上の個々の反射点の位置にはよらない。
またKa,Kd,Ks,Ia,Ipは、赤成分(R),緑成
分(G),青成分(B)に分けられ、式(1)は、それ
ぞれの色成分別に成立する。このことは、以下の式につ
いても同じである。
【0007】
【数2】
【0008】ところで、上記(1)式の第3項の内積
(→R・→V)は、光源と視線の中間方向(→Lと→V
の和の向き)の単位ベクトル→Rと→Nの内積(→N・
→H)に置き換えられ、(1)式は次の(3)式に変換
される。
(→R・→V)は、光源と視線の中間方向(→Lと→V
の和の向き)の単位ベクトル→Rと→Nの内積(→N・
→H)に置き換えられ、(1)式は次の(3)式に変換
される。
【0009】
【数3】
【0010】さらに(3)式は次の2つの項の和と考え
ることができる。
ることができる。
【0011】
【数4】
【0012】
【数5】
【0013】式(4)においてはIaKaは周囲光による
拡散反射光成分であり、残りは光源からの光による拡散
反射光成分である。したがってIad′は、全体として拡
散反射光成分を表わす。一方、式(5)のIs′鏡面反
射光成分を示す。しかも、これらの2つの成分は、いず
れも奥行き値(視点と反射点の間の距離)rと、反射面
の単位法線ベクトル→Nの関数である。
拡散反射光成分であり、残りは光源からの光による拡散
反射光成分である。したがってIad′は、全体として拡
散反射光成分を表わす。一方、式(5)のIs′鏡面反
射光成分を示す。しかも、これらの2つの成分は、いず
れも奥行き値(視点と反射点の間の距離)rと、反射面
の単位法線ベクトル→Nの関数である。
【0014】また、上記刊行物pp543,544記載
の技術では、奥行き値rによってのみ各点の輝度Iを変
化させて表示している。
の技術では、奥行き値rによってのみ各点の輝度Iを変
化させて表示している。
【0015】また、本願より先に出願され、本願の優先
日後に公開された特願昭59−223922号の図形シ
ェーディング装置では、前記(3)式の奥行き値rを一
定と見なして、次の(6)式によって各反射点の輝度I
を計算して表示することを提案した。
日後に公開された特願昭59−223922号の図形シ
ェーディング装置では、前記(3)式の奥行き値rを一
定と見なして、次の(6)式によって各反射点の輝度I
を計算して表示することを提案した。
【0016】
【数6】
【0017】ここで C:定数
【0018】
【発明が解決しようとする課題】三次元図形を二次元的
に表示する表示装置では、各表示画素ごとに、その表示
画素に対応する三次元図形上の点(反射点)の輝度Iを
計算する必要がある。しかし、その計算に前記(3)式
を用いると、(3)式が乗除算を含むため、この計算
は、非常に時間がかかる。
に表示する表示装置では、各表示画素ごとに、その表示
画素に対応する三次元図形上の点(反射点)の輝度Iを
計算する必要がある。しかし、その計算に前記(3)式
を用いると、(3)式が乗除算を含むため、この計算
は、非常に時間がかかる。
【0019】また、奥行き値rによってのみ輝度変化を
与える表示技術では、同一の奥行き値rを有する異なる
面が同一の輝度を有し、表示図形によっては立体値が十
分ではない。
与える表示技術では、同一の奥行き値rを有する異なる
面が同一の輝度を有し、表示図形によっては立体値が十
分ではない。
【0020】また奥行き値rを一定と見なした前記
(6)式の表示装置のように、反射面の方向のみの輝度
変化では、表示する複数の図形の画が同一方向に存在す
るときや、光源・視点の方向と同一角度を成していると
きは、それらの図形は同一の輝度で表示されるので、そ
れらの図形が隣接している場合、それらの図形の境界が
識別できなくなり、立体感がそこなわれる場合がある。
(6)式の表示装置のように、反射面の方向のみの輝度
変化では、表示する複数の図形の画が同一方向に存在す
るときや、光源・視点の方向と同一角度を成していると
きは、それらの図形は同一の輝度で表示されるので、そ
れらの図形が隣接している場合、それらの図形の境界が
識別できなくなり、立体感がそこなわれる場合がある。
【0021】また、表示装置の用途によって奥行き値r
の違いによる輝度変化を強くしたい場合と、反射面の方
向→Nの違いによる輝度変化を強くしたい場合がある。
しかし、従来の技術ではこのようなことはできなかっ
た。
の違いによる輝度変化を強くしたい場合と、反射面の方
向→Nの違いによる輝度変化を強くしたい場合がある。
しかし、従来の技術ではこのようなことはできなかっ
た。
【0022】本発明の目的は、各表示画素位置に表示さ
れる三次元図形上の点(反射点)の輝度Iを、その反射
点での反射面の法線方向(以下単に表示画素の方向と呼
ぶ)と、その反射点の奥行き値(以下単に表示画素の奥
行き値と呼ぶ)の両方に依存して変化させることがで
き、その輝度Iの決定を高速に行い得る表示装置を提供
することにある。
れる三次元図形上の点(反射点)の輝度Iを、その反射
点での反射面の法線方向(以下単に表示画素の方向と呼
ぶ)と、その反射点の奥行き値(以下単に表示画素の奥
行き値と呼ぶ)の両方に依存して変化させることがで
き、その輝度Iの決定を高速に行い得る表示装置を提供
することにある。
【0023】さらに、本発明の他の目的は、奥行き値r
による輝度変化と表示画素の方向→Nによる輝度変化の
割合を適宜変更可能な装置を提供することにある。
による輝度変化と表示画素の方向→Nによる輝度変化の
割合を適宜変更可能な装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明では、式(3)を
次のように変形する。
次のように変形する。
【0025】
【数7】I=Ir+IN …(7) 但し
【0026】
【数8】
【0027】
【数9】
【0028】式(8)は、式(3)のIaKa以外の部分
の2つの内積(→N・→L),(→N・→H)の値をそ
れぞれ定数C1,C2で近似したものである。ここで、K
1,Ka,Ksは表示すべき図形の反射面の材質によりあ
らかじめ定められる量である。したがって、同一面内の
複数の表示画素に関しては、奥行き値rのみによってI
rが変化する。
の2つの内積(→N・→L),(→N・→H)の値をそ
れぞれ定数C1,C2で近似したものである。ここで、K
1,Ka,Ksは表示すべき図形の反射面の材質によりあ
らかじめ定められる量である。したがって、同一面内の
複数の表示画素に関しては、奥行き値rのみによってI
rが変化する。
【0029】一方、式(9)は、式(3)の奥行き値r
を一定値C4とみなすことにより得られる。ここで、
Kd,Kaは表示すべき図形の反射面の材質によりあらか
じめ定められる量である。したがって式(9)は、図形
の画の材質が定まれば、2つの内積(→N・→L),
(→N・→H)に依存する。
を一定値C4とみなすことにより得られる。ここで、
Kd,Kaは表示すべき図形の反射面の材質によりあらか
じめ定められる量である。したがって式(9)は、図形
の画の材質が定まれば、2つの内積(→N・→L),
(→N・→H)に依存する。
【0030】ところで、式(8),(9)において、K
1,K2は、Ir,INの相対比率を決めるための数値であ
る。式(8)と式(9)の加算である式(7)により輝
度Iを算出した場合その値は、式(3)により算出した
値と異なる。しかし、実際の図形表示装置においては、
輝度Iの緻密な値が問題となるのではなく、むしろ輝度
Iが、表示画素に対する奥行き値r,画素の方向→N、
画の材質によりどのように変化するかである。従って式
(7)により得られた輝度で図形を表示しても、それら
の輝度の分布は何等不自然なものではない。
1,K2は、Ir,INの相対比率を決めるための数値であ
る。式(8)と式(9)の加算である式(7)により輝
度Iを算出した場合その値は、式(3)により算出した
値と異なる。しかし、実際の図形表示装置においては、
輝度Iの緻密な値が問題となるのではなく、むしろ輝度
Iが、表示画素に対する奥行き値r,画素の方向→N、
画の材質によりどのように変化するかである。従って式
(7)により得られた輝度で図形を表示しても、それら
の輝度の分布は何等不自然なものではない。
【0031】しかも、Ir,INは、rと→Nの一方のみ
に依存しているため、その算出が容易である。さらに、
式(8),(9)のK1,K2の比率を適宜定めることに
より、奥行き値による輝度変化と、画素の方向による輝
度変化の割合を、任意に変更することが可能になる。こ
のことは表示目的によっては有用である。
に依存しているため、その算出が容易である。さらに、
式(8),(9)のK1,K2の比率を適宜定めることに
より、奥行き値による輝度変化と、画素の方向による輝
度変化の割合を、任意に変更することが可能になる。こ
のことは表示目的によっては有用である。
【0032】本発明の三次元図形表示装置は、表示手段
と、該表示手段の表示画面を構成する複数の画素の内、
表示すべき三次元図形を二次元平面に投影して得られる
二次元図形に含まれる表示画素の各々の輝度として、各
図形の表示画素に対応する三次元上の奥行き値に依存し
て定まる輝度を示す第1の輝度信号を出力する手段と、
各図形の面の法線方向に依存して定まる輝度を示す第2
の輝度信号を出力する手段と、該第2の輝度信号をアナ
ログの映像信号に変換する第3の手段と、該第3の手段
の出力を入力信号として上記第1の輝度信号に基づいて
上記入力信号を調整して該表示画面上の表示画素の輝度
を決定する手段とから構成されている。
と、該表示手段の表示画面を構成する複数の画素の内、
表示すべき三次元図形を二次元平面に投影して得られる
二次元図形に含まれる表示画素の各々の輝度として、各
図形の表示画素に対応する三次元上の奥行き値に依存し
て定まる輝度を示す第1の輝度信号を出力する手段と、
各図形の面の法線方向に依存して定まる輝度を示す第2
の輝度信号を出力する手段と、該第2の輝度信号をアナ
ログの映像信号に変換する第3の手段と、該第3の手段
の出力を入力信号として上記第1の輝度信号に基づいて
上記入力信号を調整して該表示画面上の表示画素の輝度
を決定する手段とから構成されている。
【0033】
【作用】本発明の装置では奥行き値に対応して画素の方
向により変化する輝度信号のゲインを調整する手段を設
けたことにより、加算回路による遅延を無くし、高速に
輝度制御が行えるため、三次元図形の表示処理自体を高
速に行うことができる。
向により変化する輝度信号のゲインを調整する手段を設
けたことにより、加算回路による遅延を無くし、高速に
輝度制御が行えるため、三次元図形の表示処理自体を高
速に行うことができる。
【0034】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例の全体装置構
成である。
成である。
【0035】座標変換プロセッサ20は、ホストプロセ
ッサ10から同時に表示すべき複数の図形の各々に関す
る表示データと視点の位置データを受け取って、表示を
行うための視覚的変換や拡大・縮小のための変換等の座
標変換を行う。ここで表示データは、各図形の各頂点に
おける座標値と単位法線ベクトルをもつ三次元のポリラ
イン(線分列)データもしくは三次元のポリゴン(画図
形)データと各図形の材質番号からなる。ここで座標値
は、座標変換プロセッサ20における視覚的変換によ
り、XとY座標値は画面に投影された値であり、Z座標
値は、視点から三次元図形の投影面である画面に垂直な
方向に測った図形までの距離である。一般に図形と投影
面(画面)の距離に比べ、図形と視点の距離が十分長け
れば、Z座標と前記モデル式の奥行き値rは同じ値と近
似できる。
ッサ10から同時に表示すべき複数の図形の各々に関す
る表示データと視点の位置データを受け取って、表示を
行うための視覚的変換や拡大・縮小のための変換等の座
標変換を行う。ここで表示データは、各図形の各頂点に
おける座標値と単位法線ベクトルをもつ三次元のポリラ
イン(線分列)データもしくは三次元のポリゴン(画図
形)データと各図形の材質番号からなる。ここで座標値
は、座標変換プロセッサ20における視覚的変換によ
り、XとY座標値は画面に投影された値であり、Z座標
値は、視点から三次元図形の投影面である画面に垂直な
方向に測った図形までの距離である。一般に図形と投影
面(画面)の距離に比べ、図形と視点の距離が十分長け
れば、Z座標と前記モデル式の奥行き値rは同じ値と近
似できる。
【0036】画素発生プロセッサ30は、各図形ごとに
順次以下の処理を行う。すなわち、レジスタ43に処理
中の図形の材質番号Mをセットする。次に前記座標変換
後の表示データからその図形を表示するに必要な複数の
表示画素の位置を決定する。各表示画素の位置(X,
Y,Z)は、各図形の各頂点の値から補間法により求め
る。前記の通り、Z座標は奥行き値rとして利用され
る。
順次以下の処理を行う。すなわち、レジスタ43に処理
中の図形の材質番号Mをセットする。次に前記座標変換
後の表示データからその図形を表示するに必要な複数の
表示画素の位置を決定する。各表示画素の位置(X,
Y,Z)は、各図形の各頂点の値から補間法により求め
る。前記の通り、Z座標は奥行き値rとして利用され
る。
【0037】奥行きバッファ74は、表示画面上の表示
画素ごとに、そこに表示されてある図形上の点の奥行き
値を記憶する領域を有する。
画素ごとに、そこに表示されてある図形上の点の奥行き
値を記憶する領域を有する。
【0038】同様に、フレームバッファ71〜73は、
表示画面上の表示画素ごとに、そこに表示されてある図
形上の点の輝度Iの赤成分IR,緑成分IG,青成分IB
をそれぞれ記憶する領域を有する。
表示画面上の表示画素ごとに、そこに表示されてある図
形上の点の輝度Iの赤成分IR,緑成分IG,青成分IB
をそれぞれ記憶する領域を有する。
【0039】上記画素発生プロセッサ30は、上記決定
された一つの表示画素について、上記奥行き値バッファ
74、フレームバッファ71〜73内の対応する記憶領
域のアドレスとして表示画素のX,Y座標をこれらのバ
ッファに出力する。ここでバッファ71〜74の各記憶
領域は、表示画面上の画素に対応して設けられている。
表示画面上の座標(X,Y)と、記憶領域のアドレス
(X,Y)は1対1に対応している。
された一つの表示画素について、上記奥行き値バッファ
74、フレームバッファ71〜73内の対応する記憶領
域のアドレスとして表示画素のX,Y座標をこれらのバ
ッファに出力する。ここでバッファ71〜74の各記憶
領域は、表示画面上の画素に対応して設けられている。
表示画面上の座標(X,Y)と、記憶領域のアドレス
(X,Y)は1対1に対応している。
【0040】奥行きバッファ74には、現行処理中の表
示画素に対して発生した奥行き値r(Z座標)を送出
し、内積計算回路41には、反射面の単位法線ベクトル
→N、光源方向単位ベクトル→Lを送出し、内積計算回
路42には、反射面の単位法線ベクトル→N、光源・視
線中間方向単位ベクトル→Hを送出し、奥行きバッファ
74、フレームバッファ71〜73に、上記処理中の表
示画素に対するアドレスおよび書き込み許可信号WEを
選出する。奥行きバッファ74には発声された奥行き値
rが書き込まれ、フレームバッファ71〜73には、以
下のようにして算出される輝度IのR,G,B成分
IR,IG,I B が書かれる。
示画素に対して発生した奥行き値r(Z座標)を送出
し、内積計算回路41には、反射面の単位法線ベクトル
→N、光源方向単位ベクトル→Lを送出し、内積計算回
路42には、反射面の単位法線ベクトル→N、光源・視
線中間方向単位ベクトル→Hを送出し、奥行きバッファ
74、フレームバッファ71〜73に、上記処理中の表
示画素に対するアドレスおよび書き込み許可信号WEを
選出する。奥行きバッファ74には発声された奥行き値
rが書き込まれ、フレームバッファ71〜73には、以
下のようにして算出される輝度IのR,G,B成分
IR,IG,I B が書かれる。
【0041】内積計算回路41,42は、それぞれ画素
発生プロセッサ30から出力された、表示画素の法線ベ
クトル→Nと光源方向単位ベクトル→L、および→Nと
光源・視線中間方向単位ベクトル→Hを入力として、そ
れぞれ内積(→N・→L),(→N・→H)を計算す
る。プロセッサ41と42の出力は、レジスタ43内の
材質番号Mと合成され、輝度テーブル51〜56に対す
る読出しアドレスとして使用される。
発生プロセッサ30から出力された、表示画素の法線ベ
クトル→Nと光源方向単位ベクトル→L、および→Nと
光源・視線中間方向単位ベクトル→Hを入力として、そ
れぞれ内積(→N・→L),(→N・→H)を計算す
る。プロセッサ41と42の出力は、レジスタ43内の
材質番号Mと合成され、輝度テーブル51〜56に対す
る読出しアドレスとして使用される。
【0042】輝度テーブル57〜59には、奥行き値r
と図面の面の材質に依存して定まる輝度成分を、R,
G,B成分別にそれぞれあらかじめ記憶してある。すな
わち、式(8)により定まる輝度IrのR,G,B成分
I rR ,IrG,IrBをあらかじめある材質について奥行き
値rをかえて算出する。この計算を材質をかえて行う。
こうして得られたデータを、R,G,B成分別にそれぞ
れテーブル57〜59内の、材質番号と奥行き値rに依
存して定まる記憶位置に順次記憶する。したがって、レ
ジスタ43内の材質番号Mおよび画素発生プロセッサ3
0から出力される奥行き値rが組み合わさって、読み出
しアドレスとしてこれらの輝度テーブル57〜59がア
クセスされると、それぞれから輝度成分IrR,IrG,I
rB がそれぞれ加算器64〜66に出力される。
と図面の面の材質に依存して定まる輝度成分を、R,
G,B成分別にそれぞれあらかじめ記憶してある。すな
わち、式(8)により定まる輝度IrのR,G,B成分
I rR ,IrG,IrBをあらかじめある材質について奥行き
値rをかえて算出する。この計算を材質をかえて行う。
こうして得られたデータを、R,G,B成分別にそれぞ
れテーブル57〜59内の、材質番号と奥行き値rに依
存して定まる記憶位置に順次記憶する。したがって、レ
ジスタ43内の材質番号Mおよび画素発生プロセッサ3
0から出力される奥行き値rが組み合わさって、読み出
しアドレスとしてこれらの輝度テーブル57〜59がア
クセスされると、それぞれから輝度成分IrR,IrG,I
rB がそれぞれ加算器64〜66に出力される。
【0043】一方、輝度テーブル51〜56には、表示
画素の方向→Nと反射面の材質に依存して定まる輝度成
分をあらかじめ記憶してある。すなわち、式(9)は更
に2つの量の和と考えることができる。
画素の方向→Nと反射面の材質に依存して定まる輝度成
分をあらかじめ記憶してある。すなわち、式(9)は更
に2つの量の和と考えることができる。
【0044】
【数10】 但し
【0045】
【数11】
【0046】
【数12】
【0047】式(11)の輝度Iadは、周囲光による反
射光成分と拡散反射光成分とからなる。式(12)の輝
度Isは、鏡面反射光成分のみからなる。あらかじめ、
式(11)で定まる輝度IadのR,G,B成分IadR,
IadG,IadBを図形の画のある材質について、内積値
(→N・→L)の値をかえて算出し、さらに同じ計算を
材質をかえて行う。こうして得た結果をそれぞれ輝度テ
ーブル51〜53の、材質番号と内積値(→N・→L)
に依存して定まる記憶位置に記憶しておく。
射光成分と拡散反射光成分とからなる。式(12)の輝
度Isは、鏡面反射光成分のみからなる。あらかじめ、
式(11)で定まる輝度IadのR,G,B成分IadR,
IadG,IadBを図形の画のある材質について、内積値
(→N・→L)の値をかえて算出し、さらに同じ計算を
材質をかえて行う。こうして得た結果をそれぞれ輝度テ
ーブル51〜53の、材質番号と内積値(→N・→L)
に依存して定まる記憶位置に記憶しておく。
【0048】一方、式(12)にて定まる輝度Isの
R,G,B成分についても同様に材質および内積値(→
N・→H)をかえてあらかじめ計算したものを記憶して
おく。
R,G,B成分についても同様に材質および内積値(→
N・→H)をかえてあらかじめ計算したものを記憶して
おく。
【0049】したがって、内積計算回路41からの出力
(→N・→L)とレジスタ43内の材質番号Mとが組み
合わさって、テーブル51〜52に供給されると、これ
らのテーブルから、対応する輝度IadR,IadG,IadB
がそれぞれ加算器64〜66に出力される。
(→N・→L)とレジスタ43内の材質番号Mとが組み
合わさって、テーブル51〜52に供給されると、これ
らのテーブルから、対応する輝度IadR,IadG,IadB
がそれぞれ加算器64〜66に出力される。
【0050】同様に、内積計算回路42の出力(→N・
→H)とレジスト43内の材質番号Mとが組合わさって
アドレスとしてテーブル54〜56に供給されると、こ
れらのテーブルから、対応する輝度IsR,IsG,IsBが
それぞれ加算器64〜66に出力される。
→H)とレジスト43内の材質番号Mとが組合わさって
アドレスとしてテーブル54〜56に供給されると、こ
れらのテーブルから、対応する輝度IsR,IsG,IsBが
それぞれ加算器64〜66に出力される。
【0051】こうして、加算器64〜66では、式
(8),(11),(12)で加算された輝度Ir,I
ad,IsのR,G,B成分について加算を行い、最終的
な輝度IのR,G,B成分IR,IG,IBをフレームバ
ッファ71〜73にそれぞれ選出する。これらのバッフ
ァは、画素発生プロセッサ30から出力されたアドレス
(X,Y)と書き込み許可信号WEに応答して、加算器
64〜66の出力IR,IG,IBをそれぞれ記憶する。
(8),(11),(12)で加算された輝度Ir,I
ad,IsのR,G,B成分について加算を行い、最終的
な輝度IのR,G,B成分IR,IG,IBをフレームバ
ッファ71〜73にそれぞれ選出する。これらのバッフ
ァは、画素発生プロセッサ30から出力されたアドレス
(X,Y)と書き込み許可信号WEに応答して、加算器
64〜66の出力IR,IG,IBをそれぞれ記憶する。
【0052】こうして、一つの画素について輝度データ
の生成およびフレームバッファ71〜73への書込みが
終了する。
の生成およびフレームバッファ71〜73への書込みが
終了する。
【0053】以下、同じ処理が、他の表示画素にについ
て行われる。
て行われる。
【0054】フレームバッファ71〜73の内容は、ラ
スタスキャンされ、それぞれ84,85,86のDA変
換器によってアナログの映像信号に変換されてCRTデ
ィスプレイ90の輝度を制御する。
スタスキャンされ、それぞれ84,85,86のDA変
換器によってアナログの映像信号に変換されてCRTデ
ィスプレイ90の輝度を制御する。
【0055】なお、以上の奥行きバッファ74、フレー
ムバッファ71〜73内のデータの書き込みは、いわゆ
る図面に対するデータのときは行われない。すなわち、
画素発生プロセッサ30は、奥行きバッファ74への奥
行き値rの書き込み前に、その書き込み位置にすでに記
憶された奥行き値rsを読み出す。この値roは、他の図
形上のある点に対する奥行き値である。画素プロセッサ
30は、その奥行き値roと、今、画素発生プロセッサ
30で発生した奥行き値rを比較し、前者が後者より小
さいとき、画素発生プロセッサ30は、書き込み許可信
号WEをバッファ70〜74には送出しない。つまり、
奥行きバッファ74、フレームバッファ71〜73につ
いて前述した書き換えをしない。このように、奥行きバ
ッファ74から読み出されたデータroが、画素発生プ
ロセッサ30で発生した奥行き値rより小さいときは、
画素発生プロセッサ30が表示しようとしている図形よ
り手前に別の図形が存在している場合であり、この場
合、後者を表示しない(いわゆる図面消去する)ため
に、今処理中の表示画素については、上記バッファ7
4,71〜73の変更は行なわない。
ムバッファ71〜73内のデータの書き込みは、いわゆ
る図面に対するデータのときは行われない。すなわち、
画素発生プロセッサ30は、奥行きバッファ74への奥
行き値rの書き込み前に、その書き込み位置にすでに記
憶された奥行き値rsを読み出す。この値roは、他の図
形上のある点に対する奥行き値である。画素プロセッサ
30は、その奥行き値roと、今、画素発生プロセッサ
30で発生した奥行き値rを比較し、前者が後者より小
さいとき、画素発生プロセッサ30は、書き込み許可信
号WEをバッファ70〜74には送出しない。つまり、
奥行きバッファ74、フレームバッファ71〜73につ
いて前述した書き換えをしない。このように、奥行きバ
ッファ74から読み出されたデータroが、画素発生プ
ロセッサ30で発生した奥行き値rより小さいときは、
画素発生プロセッサ30が表示しようとしている図形よ
り手前に別の図形が存在している場合であり、この場
合、後者を表示しない(いわゆる図面消去する)ため
に、今処理中の表示画素については、上記バッファ7
4,71〜73の変更は行なわない。
【0056】以上から明らかな通り、本実施例では、輝
度テーブル51〜59に輝度Iの算出に必要なデータを
記憶してあるので、輝度の算出を高速に行いうる。さら
に各輝度テーブル内のデータは、奥行き値r、内積(→
N,→L),(→N,→H)のいずれか一つと画の材質
にのみ依存するので、式(3)のように奥行き値rと内
積値(→N,→L),(→N,→H)のすべてに依存し
て求める場合に比べて必要とするデータ量が少ない。さ
らに、これらのテーブルに記憶するデータは、式
(8),(9)に示される係数K1,K2を変更すること
により、奥行き値rに依存する輝度Ir,あるいは内積
(→N・→L),(→N・→H)に依存する輝度INの
相対比率を容易に変更できる。
度テーブル51〜59に輝度Iの算出に必要なデータを
記憶してあるので、輝度の算出を高速に行いうる。さら
に各輝度テーブル内のデータは、奥行き値r、内積(→
N,→L),(→N,→H)のいずれか一つと画の材質
にのみ依存するので、式(3)のように奥行き値rと内
積値(→N,→L),(→N,→H)のすべてに依存し
て求める場合に比べて必要とするデータ量が少ない。さ
らに、これらのテーブルに記憶するデータは、式
(8),(9)に示される係数K1,K2を変更すること
により、奥行き値rに依存する輝度Ir,あるいは内積
(→N・→L),(→N・→H)に依存する輝度INの
相対比率を容易に変更できる。
【0057】図3は、本発明の第2の実施例を示す。
【0058】ホストプロセッサ10、座標変換プロセッ
サ20、画素発生プロセッサ30、内積計算回路41と
42、レジスタ43、奥行きバッファ74、DA変換器
84〜86、CRTディスプレイ90は、前記図1の実
施例と同じである。図3では、新たに材質番号M、内積
値(→N・→L),(→N・→H)をそれぞれ記憶する
ための、CRTディスプレイ90の表示画素の各々に対
応した記憶領域を有するフレームバッファ75〜77が
新たに設けられている。内積計算回路41,42により
図1と同じように、図形を表示するための画素ごとに、
内積値(→N・→L),(→N・→H)が計算される。
これらの回路の出力およびレジスタ43内の材質番号M
は、両素発生プロセッサ30から出力されるアドレス
(X,Y)と書き込み許可信号にしたがい、フレームバ
ッファ75〜77に書き込まれる。これらのフレームバ
ッファ75〜77および奥行きバッファ74は、CRT
ディスプレイ90からのアドレス200に同期して読み
出される。
サ20、画素発生プロセッサ30、内積計算回路41と
42、レジスタ43、奥行きバッファ74、DA変換器
84〜86、CRTディスプレイ90は、前記図1の実
施例と同じである。図3では、新たに材質番号M、内積
値(→N・→L),(→N・→H)をそれぞれ記憶する
ための、CRTディスプレイ90の表示画素の各々に対
応した記憶領域を有するフレームバッファ75〜77が
新たに設けられている。内積計算回路41,42により
図1と同じように、図形を表示するための画素ごとに、
内積値(→N・→L),(→N・→H)が計算される。
これらの回路の出力およびレジスタ43内の材質番号M
は、両素発生プロセッサ30から出力されるアドレス
(X,Y)と書き込み許可信号にしたがい、フレームバ
ッファ75〜77に書き込まれる。これらのフレームバ
ッファ75〜77および奥行きバッファ74は、CRT
ディスプレイ90からのアドレス200に同期して読み
出される。
【0059】カラールックアップテーブル83は、図1
の輝度テーブル57,58,59に保持された輝度デー
タIrR,IrG,IrBまとめて、奥行き値rと材質番号M
の組合せに対応した記憶位置にあらかじめ記憶してい
る。
の輝度テーブル57,58,59に保持された輝度デー
タIrR,IrG,IrBまとめて、奥行き値rと材質番号M
の組合せに対応した記憶位置にあらかじめ記憶してい
る。
【0060】カラールックアップテーブル81は、図1
の輝度テーブル51,52,53に保持された輝度デー
タIadR,IadG,IadBをまとめて、材質番号Mと内積
値(→N・→L)の組合せに対応した記憶位置にあらか
じめ記憶している。
の輝度テーブル51,52,53に保持された輝度デー
タIadR,IadG,IadBをまとめて、材質番号Mと内積
値(→N・→L)の組合せに対応した記憶位置にあらか
じめ記憶している。
【0061】カラールックアップテーブル82は、図1
の輝度テーブル54,55,56にそれぞれ保持された
輝度データIsR,IsG,IsBをまとめて、材質番号Mと
内積値(→N・→H)の組み合わせに対応した記憶位置
に予め記憶している。前述のように、奥行きバッファ7
4、フレームバッファ75〜77がCRTディスプレイ
90の走査に同期してアクセスされると、CRTディス
プレイの走査位置にある画素に対する奥行き値r、材質
番号M、内積値(→N・→L),(→N・→H)が前記
のバッファより読み出され、カラールックアップテーブ
ル83には、読み出された奥行き値rと材質番号Mとが
アドレスとして供給され、対応する輝度データIrR,I
rG,IrBがそれぞれ加算器101,102,103へ読
み出される。同様に、読み出された材質番号Mと内積値
(→N・→L)がカラールックアップテーブル81にア
ドレスとして供給され、そこから輝度データIadG,I
adR,IadBが読み出され、それぞれ加算器101,10
2,103へ送られる。同様に、カラールックアップテ
ーブル82には、読み出された材質番号Mおよび内積値
(→N・→H)がアドレスとして入力され、輝度データ
IsR,IsG,IsBが読み出され、それぞれ加算器10
1,102,103へ読み出される。加算器101,1
02,103はそれぞれに入力された輝度データを加算
して、R,G,Bに関する最終的な輝度データIR,
IG,IBを生成してCRTディスプレイに送出する。
の輝度テーブル54,55,56にそれぞれ保持された
輝度データIsR,IsG,IsBをまとめて、材質番号Mと
内積値(→N・→H)の組み合わせに対応した記憶位置
に予め記憶している。前述のように、奥行きバッファ7
4、フレームバッファ75〜77がCRTディスプレイ
90の走査に同期してアクセスされると、CRTディス
プレイの走査位置にある画素に対する奥行き値r、材質
番号M、内積値(→N・→L),(→N・→H)が前記
のバッファより読み出され、カラールックアップテーブ
ル83には、読み出された奥行き値rと材質番号Mとが
アドレスとして供給され、対応する輝度データIrR,I
rG,IrBがそれぞれ加算器101,102,103へ読
み出される。同様に、読み出された材質番号Mと内積値
(→N・→L)がカラールックアップテーブル81にア
ドレスとして供給され、そこから輝度データIadG,I
adR,IadBが読み出され、それぞれ加算器101,10
2,103へ送られる。同様に、カラールックアップテ
ーブル82には、読み出された材質番号Mおよび内積値
(→N・→H)がアドレスとして入力され、輝度データ
IsR,IsG,IsBが読み出され、それぞれ加算器10
1,102,103へ読み出される。加算器101,1
02,103はそれぞれに入力された輝度データを加算
して、R,G,Bに関する最終的な輝度データIR,
IG,IBを生成してCRTディスプレイに送出する。
【0062】このように図3は図1の回路と実質的に同
一結果を得ることができる。
一結果を得ることができる。
【0063】図4は、本発明の他の実施例である。図4
において、10,20,30,41,74,75,84
〜86,90は図3のものと同一である。図4では、図
3のフレームバッファ76,77,カラールックアップ
テーブル82、加算器101〜103が省略されてい
る。フレームバッファ77の省略に伴い、カラールック
アップテーブル81,83にはそれぞれ、内積値(→N
・→L)および奥行き値rのみがそれぞれアドレスとし
て与えられる。本実施例では、同時に表示すべき図形が
複数あっても、それらの材質が同一と想定している。図
4で、図3のフレームバッファ77が省略されているの
はこの理由による。図4で重要なことは、内積値(→N
・→H)を保持するフレームバッファ76(図3)を省
略するかわりに、カラールックアップテーブル81の記
憶内容を、図2の場合と変えてあることである。式(1
2)で示される鏡面反射光成分は、内積(→N・→H)
が1に近い、即ち単位法線ベクトル→Nと光源・視線中
間方向単位ベクトル→Hのなす角α(図2)が0ないし
0に近い範囲内でのみ有意な値となる。ここで、光源方
向ベクトル→Lと→Nのなす角をβ、→Lと→Hのなす
角をδとすると、α=δ−βとして表わされる。またc
osα=(→N・→H),cosβ(→N・→L)であ
る。従って、光源および視点の位置を固定すれば、δが
一定となるので、βに近いある範囲の(→N・→L)に
対してのみ、(→N・→H)に比例する鏡面反射成分が
有意な値となる。
において、10,20,30,41,74,75,84
〜86,90は図3のものと同一である。図4では、図
3のフレームバッファ76,77,カラールックアップ
テーブル82、加算器101〜103が省略されてい
る。フレームバッファ77の省略に伴い、カラールック
アップテーブル81,83にはそれぞれ、内積値(→N
・→L)および奥行き値rのみがそれぞれアドレスとし
て与えられる。本実施例では、同時に表示すべき図形が
複数あっても、それらの材質が同一と想定している。図
4で、図3のフレームバッファ77が省略されているの
はこの理由による。図4で重要なことは、内積値(→N
・→H)を保持するフレームバッファ76(図3)を省
略するかわりに、カラールックアップテーブル81の記
憶内容を、図2の場合と変えてあることである。式(1
2)で示される鏡面反射光成分は、内積(→N・→H)
が1に近い、即ち単位法線ベクトル→Nと光源・視線中
間方向単位ベクトル→Hのなす角α(図2)が0ないし
0に近い範囲内でのみ有意な値となる。ここで、光源方
向ベクトル→Lと→Nのなす角をβ、→Lと→Hのなす
角をδとすると、α=δ−βとして表わされる。またc
osα=(→N・→H),cosβ(→N・→L)であ
る。従って、光源および視点の位置を固定すれば、δが
一定となるので、βに近いある範囲の(→N・→L)に
対してのみ、(→N・→H)に比例する鏡面反射成分が
有意な値となる。
【0064】以上の理由により図4のカラールックアッ
プテーブル81には、あらかじめ、ある範囲内にある内
積値(→N・→L)に対して、式(12)の値を式(1
1)に加算した値Iadsを記憶しておく。これにより、
図3の76,82が存在したときと同様な鏡面反射光成
分を反映した輝度データが得られる。
プテーブル81には、あらかじめ、ある範囲内にある内
積値(→N・→L)に対して、式(12)の値を式(1
1)に加算した値Iadsを記憶しておく。これにより、
図3の76,82が存在したときと同様な鏡面反射光成
分を反映した輝度データが得られる。
【0065】図4のカラールックアップテーブル83に
は、図3のカラールックアップテーブル83のデータの
うち、1つの材質番号に対する輝度が、奥行き値rに対
応する位置に記憶されている。
は、図3のカラールックアップテーブル83のデータの
うち、1つの材質番号に対する輝度が、奥行き値rに対
応する位置に記憶されている。
【0066】図4の装置で、もし異なる材質の図形を表
示しようとするときは、カラールックアップテーブル8
1と83の内容を、それぞれ対応する材質の輝度に変更
することによって実現することが可能である。
示しようとするときは、カラールックアップテーブル8
1と83の内容を、それぞれ対応する材質の輝度に変更
することによって実現することが可能である。
【0067】図4においてカラールックアップテーブル
81の出力IadsR,IadsG,IadsBおよび83の出力I
rR,IrG,IrBは、このようにして得られた輝度データ
R,G,B成分を示す。
81の出力IadsR,IadsG,IadsBおよび83の出力I
rR,IrG,IrBは、このようにして得られた輝度データ
R,G,B成分を示す。
【0068】図4において重要な他の1つは、カラール
ックアップテーブル81,83の出力を加算する加算器
が用いられず、かわりにカラールックアップテーブル8
1の出力IadsR,IadsG,IadsBをそれぞれ84,8
5,86のDA変換器によってアナログの映像信号に変
換し、さらにそれらの映像信号を増幅する映像増幅器9
1〜93の利得をカラールックアップテーブル83の出
力IrR,IrG,IrBの値に応じて増大せしめることであ
る。
ックアップテーブル81,83の出力を加算する加算器
が用いられず、かわりにカラールックアップテーブル8
1の出力IadsR,IadsG,IadsBをそれぞれ84,8
5,86のDA変換器によってアナログの映像信号に変
換し、さらにそれらの映像信号を増幅する映像増幅器9
1〜93の利得をカラールックアップテーブル83の出
力IrR,IrG,IrBの値に応じて増大せしめることであ
る。
【0069】この結果、CRTディスプレイ90に出力
される映像信号の輝度は、カラールックアップテーブル
81,83の出力の両方に依存する。従って、奥行き値
r、内値積(→N・→L)および(→N・→H)に依存
することになる。
される映像信号の輝度は、カラールックアップテーブル
81,83の出力の両方に依存する。従って、奥行き値
r、内値積(→N・→L)および(→N・→H)に依存
することになる。
【0070】なお、この場合、映像信号の輝度は、図
1、図3の場合のように、奥行き値rに依存する輝度I
r(式(8))と、ベクトル→Nに依存する輝度I
N(式(9))の積に依存することになるが、図4の場
合も、図1または図3の場合に得られる表示画面に近い
画面が得られる。
1、図3の場合のように、奥行き値rに依存する輝度I
r(式(8))と、ベクトル→Nに依存する輝度I
N(式(9))の積に依存することになるが、図4の場
合も、図1または図3の場合に得られる表示画面に近い
画面が得られる。
【0071】図4の場合、図3におけるフレームバッフ
ァ76および加算器101〜103が省略でき、それだ
け回路が簡単である。とくに、図3の加算器101〜1
03は、そこにおける信号遅延時間を十分小さくしなけ
ればならないが、図4では、このような回路が不要であ
ることは、実用上のメリットが大きい。
ァ76および加算器101〜103が省略でき、それだ
け回路が簡単である。とくに、図3の加算器101〜1
03は、そこにおける信号遅延時間を十分小さくしなけ
ればならないが、図4では、このような回路が不要であ
ることは、実用上のメリットが大きい。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、三次元図形の表示装置
において、各表示画素の方向と奥行き値による輝度の変
化を任意の割合で制御できるので、表示的に応じた図形
の立体的な表示が可能である。
において、各表示画素の方向と奥行き値による輝度の変
化を任意の割合で制御できるので、表示的に応じた図形
の立体的な表示が可能である。
【0073】また表示画素の一連の方向や奥行き値に対
して、あらかじめ輝度を計算した結果を輝度テーブルに
設定し、参照・加算する方式であるので、光の反射モデ
ルを表示画素ごとに逐一演算する場合に比べ、表示処理
が大幅に高速化し、更に表示画素の方向と奥行き値の双
方に関して変化する輝度の表示制御を高速に行える。
して、あらかじめ輝度を計算した結果を輝度テーブルに
設定し、参照・加算する方式であるので、光の反射モデ
ルを表示画素ごとに逐一演算する場合に比べ、表示処理
が大幅に高速化し、更に表示画素の方向と奥行き値の双
方に関して変化する輝度の表示制御を高速に行える。
【0074】また奥行き値による輝度制御を映像増幅器
のゲイン調整で可能とする手段によれば、ハードウェア
の追加が少なくて済み、かつ表示速度を下げることがな
い利点がある。
のゲイン調整で可能とする手段によれば、ハードウェア
の追加が少なくて済み、かつ表示速度を下げることがな
い利点がある。
【図1】本発明による表示システムの第1の実施例のブ
ロック図。
ロック図。
【図2】三次元図形(物体)の反射強度を算出するのに
用いる種々のベクトルを示す図。
用いる種々のベクトルを示す図。
【図3】本発明による表示システムの第2の実施例のブ
ロック図。
ロック図。
【図4】本発明による表示システムの第3の実施例のブ
ロック図。
ロック図。
30…画素発生プロセッサ、41,42…内積計算回
路、51,59…輝度テーブル、71〜73,75〜7
9…フレームバッファ、74…奥行きバッファ、81〜
83…カラールックアップテーブル、64〜66,10
1〜103…加算器。
路、51,59…輝度テーブル、71〜73,75〜7
9…フレームバッファ、74…奥行きバッファ、81〜
83…カラールックアップテーブル、64〜66,10
1〜103…加算器。
Claims (3)
- 【請求項1】表示手段と、 該表示手段の表示画面を構成する複数の画素の内、表示
すべき三次元図形を二次元平面に投影して得られる二次
元図形に含まれる表示画素の各々の輝度として、各図形
の表示画素に対応する三次元上の奥行き値に依存して定
まる輝度を示す第1の輝度信号を出力する手段と、 各図形の面の法線方向に依存して定まる輝度を示す第2
の輝度信号を出力する手段と、該第2の輝度信号をアナログの映像信号に変換する第3
の手段と、 該第3の手段の出力を入力信号として上記第1の輝度信
号に基づいて上記入力信号を調整して該 表示画面上の表
示画素の輝度を決定する手段とを備えたことを特徴とす
る三次元図形表示装置。 - 【請求項2】請求項1において、表示すべき図形の材質
が一定であることを特徴とする三次元図形表示装置。 - 【請求項3】請求項1において、表示する画における単
位法線ベクトルと光源・視線中間方向単位ベクトルのな
す角が0ないし0に近い値であることを特徴とする三次
元図形表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19941295A JP2590783B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 三次元図形表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19941295A JP2590783B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 三次元図形表示装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61237929A Division JPH0814854B2 (ja) | 1985-10-11 | 1986-10-08 | 三次元図形表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0844904A JPH0844904A (ja) | 1996-02-16 |
| JP2590783B2 true JP2590783B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=16407380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19941295A Expired - Lifetime JP2590783B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 三次元図形表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590783B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP19941295A patent/JP2590783B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0844904A (ja) | 1996-02-16 |
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