JP2580298Y2 - 内燃機関のサーモスタット装置 - Google Patents
内燃機関のサーモスタット装置Info
- Publication number
- JP2580298Y2 JP2580298Y2 JP1991110513U JP11051391U JP2580298Y2 JP 2580298 Y2 JP2580298 Y2 JP 2580298Y2 JP 1991110513 U JP1991110513 U JP 1991110513U JP 11051391 U JP11051391 U JP 11051391U JP 2580298 Y2 JP2580298 Y2 JP 2580298Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermostat
- case
- water flow
- bypass
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 17
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 43
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 20
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、ラジエータ
へ流れるエンジン冷却水の水量を制御するような内燃機
関のサーモスタット装置に関する。
へ流れるエンジン冷却水の水量を制御するような内燃機
関のサーモスタット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の内燃機関のサーモスタッ
ト装置としては、例えば、実開昭59−186418号
公報に記載の装置がある。すなわち、図3、図4に示す
如く、冷却水通路の一部を構成するサーモスタットカバ
ー41と、サーモスタットケース42との間に取付けら
れたサーモスタット43の弁座44と、ワックスケース
45に嵌合されて上述の弁座44に対して接離可能なメ
イン弁46と、上述のメイン弁46を弁座44方向に押
圧付勢するコイルスプリング47と、このコイルスプリ
ング47の下端を支持する支持部材48と、上述のワッ
クスケース45の下部に取付けられた筒体49とを備え
た内燃機関のサーモスタット装置である。
ト装置としては、例えば、実開昭59−186418号
公報に記載の装置がある。すなわち、図3、図4に示す
如く、冷却水通路の一部を構成するサーモスタットカバ
ー41と、サーモスタットケース42との間に取付けら
れたサーモスタット43の弁座44と、ワックスケース
45に嵌合されて上述の弁座44に対して接離可能なメ
イン弁46と、上述のメイン弁46を弁座44方向に押
圧付勢するコイルスプリング47と、このコイルスプリ
ング47の下端を支持する支持部材48と、上述のワッ
クスケース45の下部に取付けられた筒体49とを備え
た内燃機関のサーモスタット装置である。
【0003】上述のボトムバイパス式のサーモスタット
装置はサーモスタットカバー41のインレットポート5
0を、ラジエータアウトレットホース51を介して、ラ
ジエータ52のロアタンク53に接続し、またサーモス
タットケース42のアウトレットポート54を、水路5
5を介してウォータポンプ56の吸引側に接続し、さら
にウォータポンプ56の吐出ライン57を、エンジン5
8内部のウォータジャケットおよび暖房装置のヒータコ
ア59に接続すると共に、上述のウォータジャケットか
らの還流水をリターンパイプ60およびラジエータイン
レットホース61を介してラジエータ52のアッパタン
ク62に還流し、ヒータコア59からの還流水をリター
ンライン63を介して上述のアウトレットポート54下
流に還流し、またバイパス通路64を上述のサーモスタ
ットケース42のバイパスポート65に接続して用い
る。
装置はサーモスタットカバー41のインレットポート5
0を、ラジエータアウトレットホース51を介して、ラ
ジエータ52のロアタンク53に接続し、またサーモス
タットケース42のアウトレットポート54を、水路5
5を介してウォータポンプ56の吸引側に接続し、さら
にウォータポンプ56の吐出ライン57を、エンジン5
8内部のウォータジャケットおよび暖房装置のヒータコ
ア59に接続すると共に、上述のウォータジャケットか
らの還流水をリターンパイプ60およびラジエータイン
レットホース61を介してラジエータ52のアッパタン
ク62に還流し、ヒータコア59からの還流水をリター
ンライン63を介して上述のアウトレットポート54下
流に還流し、またバイパス通路64を上述のサーモスタ
ットケース42のバイパスポート65に接続して用い
る。
【0004】ここで、上述の筒体49にはバイパス水流
を上述のワックスケース45側へ導びく旋回流形成用の
複数の羽根66…と、開口部67…とを形成すること
で、この筒体49それ自体をバイパス弁Bとしている。
を上述のワックスケース45側へ導びく旋回流形成用の
複数の羽根66…と、開口部67…とを形成すること
で、この筒体49それ自体をバイパス弁Bとしている。
【0005】上述の内燃機関のサーモスタット装置は、
エンジン冷却水の水温が所定温度(例えば83℃)以下
の冷間時においては、ワックスケース45内の感温剤と
してのワックスの作用で、メイン弁46を閉止すると共
に、バイパス弁Bを開弁して、エンジン冷却水を図3に
矢印で示す如く流通させ、またエンジン冷却水の水温が
所定温度に達した温間時においては、上述のワックスの
膨張作用で、ニードル68を介してメイン弁46を開弁
すると共に、バイパス弁Bを閉弁して、エンジン冷却水
を図4に矢印で示す如く流通させる。
エンジン冷却水の水温が所定温度(例えば83℃)以下
の冷間時においては、ワックスケース45内の感温剤と
してのワックスの作用で、メイン弁46を閉止すると共
に、バイパス弁Bを開弁して、エンジン冷却水を図3に
矢印で示す如く流通させ、またエンジン冷却水の水温が
所定温度に達した温間時においては、上述のワックスの
膨張作用で、ニードル68を介してメイン弁46を開弁
すると共に、バイパス弁Bを閉弁して、エンジン冷却水
を図4に矢印で示す如く流通させる。
【0006】しかし、上述の従来装置においては次のよ
うな問題点があった。つまり、コイルスプリング47を
支持部材48で支持している関係上、部品点数が多くな
ることはもとより、組付け工数が大となる問題点があっ
た。また上述のコイルスプリング47の巻数の関係上、
このコイルスプリング47それ自体がエンジン冷却水の
流通抵抗となり、しかも上述のコイルスプリング47の
付勢力はメイン弁46に作用するのみで、弁座44には
付勢力が作用しないので、特にこの弁座44配設部のシ
ール性が悪く、図3に示す冷間時においてサーモスタッ
トカバー41のインレットポート50からサーモスタッ
トケース42のアウトレットポート54にエンジン冷却
水が漏洩流通した場合には、オーバークール現象により
ヒータコア59に温水が流通しなくなるため、暖房効果
が得られない問題点があった。
うな問題点があった。つまり、コイルスプリング47を
支持部材48で支持している関係上、部品点数が多くな
ることはもとより、組付け工数が大となる問題点があっ
た。また上述のコイルスプリング47の巻数の関係上、
このコイルスプリング47それ自体がエンジン冷却水の
流通抵抗となり、しかも上述のコイルスプリング47の
付勢力はメイン弁46に作用するのみで、弁座44には
付勢力が作用しないので、特にこの弁座44配設部のシ
ール性が悪く、図3に示す冷間時においてサーモスタッ
トカバー41のインレットポート50からサーモスタッ
トケース42のアウトレットポート54にエンジン冷却
水が漏洩流通した場合には、オーバークール現象により
ヒータコア59に温水が流通しなくなるため、暖房効果
が得られない問題点があった。
【0007】加えて、上述のワックスケース45がニー
ドル68を支点として不所望に回動し、これにより下方
の筒体49が回動するため、バイパス水流を上述のワッ
クスケース45に確実に導びくことが比較的困難とな
り、良好な感温特性が阻害される問題点があった。
ドル68を支点として不所望に回動し、これにより下方
の筒体49が回動するため、バイパス水流を上述のワッ
クスケース45に確実に導びくことが比較的困難とな
り、良好な感温特性が阻害される問題点があった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】この考案の請求項1記
載の考案は、バイパス通路形成用の既存のパイプをサー
モスタットケースの内方へ突設固定し、この突設部にバ
イパス水流をワックスケース側へ導びく水流制御手段を
形成することで、仮りにワックスケースが不所望に回動
しても、上述の水流制御手段により、バイパス水流をワ
ックスケース側へ 確実に導びくことができ、良好な感温
特性を確保することができる内燃機関のサーモスタット
装置の提供を目的とする。
載の考案は、バイパス通路形成用の既存のパイプをサー
モスタットケースの内方へ突設固定し、この突設部にバ
イパス水流をワックスケース側へ導びく水流制御手段を
形成することで、仮りにワックスケースが不所望に回動
しても、上述の水流制御手段により、バイパス水流をワ
ックスケース側へ 確実に導びくことができ、良好な感温
特性を確保することができる内燃機関のサーモスタット
装置の提供を目的とする。
【0009】この考案の請求項2記載の考案は、上記請
求項1記載の考案の目的と併せて、コイルスプリングの
他端をサーモスタットケースで直接支持することによ
り、部品点数の低減と組付け工数の削減とを図ることが
できると共に、コイルスプリングの配設長さを長くし
て、コイルスプリングそれ自体によるエンジン冷却水の
流通抵抗を小さくし、しかも、コイルスプリングの付勢
力をメイン弁および弁座の双方に付勢することで、特に
メイン弁閉弁時における弁座配設部のシール性の大幅な
向上を図ることができる内燃機関のサーモスタット装置
の提供を目的とする。
求項1記載の考案の目的と併せて、コイルスプリングの
他端をサーモスタットケースで直接支持することによ
り、部品点数の低減と組付け工数の削減とを図ることが
できると共に、コイルスプリングの配設長さを長くし
て、コイルスプリングそれ自体によるエンジン冷却水の
流通抵抗を小さくし、しかも、コイルスプリングの付勢
力をメイン弁および弁座の双方に付勢することで、特に
メイン弁閉弁時における弁座配設部のシール性の大幅な
向上を図ることができる内燃機関のサーモスタット装置
の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案の請求項1記載
の考案は、ワックスケースと対向するサーモスタットケ
ースの所定部にバイパス通路形成用のパイプを嵌合し、
上記パイプの内端を上記サーモスタットケース内方へ突
設し、該突設部にバイパス水流を上記ワックスケース側
へ導びく水流制御手段を形成すると共に、上記水流制御
手段を含む上記パイプの突出部を開閉する開閉部材を、
上記ワックスケースに取付けてバイパス弁を構成した内
燃機関のサーモスタット装置であることを特徴とする。
の考案は、ワックスケースと対向するサーモスタットケ
ースの所定部にバイパス通路形成用のパイプを嵌合し、
上記パイプの内端を上記サーモスタットケース内方へ突
設し、該突設部にバイパス水流を上記ワックスケース側
へ導びく水流制御手段を形成すると共に、上記水流制御
手段を含む上記パイプの突出部を開閉する開閉部材を、
上記ワックスケースに取付けてバイパス弁を構成した内
燃機関のサーモスタット装置であることを特徴とする。
【0011】この考案の請求項2記載の考案は、冷却水
通路の一部を構成するサーモスタットカバーと、サーモ
スタットケースとの間に取付けられたサーモスタットの
弁座と、ワックスケースに嵌合され上記弁座に接離する
メイン弁と、上記メイン弁を弁座方向に押圧付勢するコ
イルスプリングとを備えた内燃機関のサーモスタット装
置であって、上記コイルスプリングの他端を上記サーモ
スタットケースで直接支持し、上記ワックスケースと対
向するサーモスタットケースの所定部にバイパス通路形
成用のパイプを嵌合し、上記パイプの内端を上記サーモ
スタットケース内方へ突設し、該突設部にバイパス水流
を上記ワックスケース側へ導びく水流制御手段を形成す
ると共に、上記水流制御手段を含む上記パイプの突出部
を開閉す る開閉部材を、上記ワックスケースに取付けて
バイパス弁を構成した内燃機関のサーモスタット装置で
あることを特徴とする。
通路の一部を構成するサーモスタットカバーと、サーモ
スタットケースとの間に取付けられたサーモスタットの
弁座と、ワックスケースに嵌合され上記弁座に接離する
メイン弁と、上記メイン弁を弁座方向に押圧付勢するコ
イルスプリングとを備えた内燃機関のサーモスタット装
置であって、上記コイルスプリングの他端を上記サーモ
スタットケースで直接支持し、上記ワックスケースと対
向するサーモスタットケースの所定部にバイパス通路形
成用のパイプを嵌合し、上記パイプの内端を上記サーモ
スタットケース内方へ突設し、該突設部にバイパス水流
を上記ワックスケース側へ導びく水流制御手段を形成す
ると共に、上記水流制御手段を含む上記パイプの突出部
を開閉す る開閉部材を、上記ワックスケースに取付けて
バイパス弁を構成した内燃機関のサーモスタット装置で
あることを特徴とする。
【0012】
【考案の効果】この考案の請求項1記載の考案によれ
ば、サーモスタットケースに固定されバイパス通路を形
成する既存のパイプをサーモスタットケース内方へ突設
して、この突設部にバイパス水流をワックスケース側へ
導びく水流制御手段を形成したので、仮りにワックスケ
ースが不所望に回動しても、この水流制御手段でバイパ
ス水流をワックスケース側へ確実に導びくことができ、
良好な感温特性を確保することができる効果がある。
ば、サーモスタットケースに固定されバイパス通路を形
成する既存のパイプをサーモスタットケース内方へ突設
して、この突設部にバイパス水流をワックスケース側へ
導びく水流制御手段を形成したので、仮りにワックスケ
ースが不所望に回動しても、この水流制御手段でバイパ
ス水流をワックスケース側へ確実に導びくことができ、
良好な感温特性を確保することができる効果がある。
【0013】この考案の請求項3記載の考案によれば、
上述の如き構成により上記請求項1記載の考案の効果と
併せて、一端でメイン弁を押圧付勢するコイルスプリン
グの他端を、サーモスタットケースで直接支持したの
で、従来の支持部材が不要となり、この結果、部品点数
の低減と組付け工数の削減とを図ることができる効果が
ある。
上述の如き構成により上記請求項1記載の考案の効果と
併せて、一端でメイン弁を押圧付勢するコイルスプリン
グの他端を、サーモスタットケースで直接支持したの
で、従来の支持部材が不要となり、この結果、部品点数
の低減と組付け工数の削減とを図ることができる効果が
ある。
【0014】また上述のコイルスプリングをメイン弁下
部とサーモスタットケースとの間の比較的長いスペース
に配設することができるので、コイルスプリングの配設
長さを長くすることができ、巻数を従来と同一に設定し
た場合にはコイルスプリングの巻き間隔いわゆるピッチ
が広くなり、コイルスプリングそれ自体によるエンジン
冷却水の流通抵抗を小さくすることができる効果があ
る。
部とサーモスタットケースとの間の比較的長いスペース
に配設することができるので、コイルスプリングの配設
長さを長くすることができ、巻数を従来と同一に設定し
た場合にはコイルスプリングの巻き間隔いわゆるピッチ
が広くなり、コイルスプリングそれ自体によるエンジン
冷却水の流通抵抗を小さくすることができる効果があ
る。
【0015】しかも、メイン弁閉時には、上述のコイル
スプリングの付勢力がメイン弁と弁座との双方に作用す
るので、メイン弁閉弁時における弁座配設部のシール性
の大幅な向上を図ることができて、オーバークールを防
止することができ、例えばエンジンの冷却水系に暖房装
置用のヒータコアを介設した場合には、良好な暖房効果
を得ることができる。
スプリングの付勢力がメイン弁と弁座との双方に作用す
るので、メイン弁閉弁時における弁座配設部のシール性
の大幅な向上を図ることができて、オーバークールを防
止することができ、例えばエンジンの冷却水系に暖房装
置用のヒータコアを介設した場合には、良好な暖房効果
を得ることができる。
【0016】
【実施例】この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は内燃機関のサーモスタット装置を示し、
図1、図2において、冷却水通路の一部を構成するサー
モスタットカバー1とサーモスタットケース2とを設
け、上述のサーモスタットカバー1におけるサーモスタ
ットケース2への接合端部の内周面には環状の凹溝3を
形成し、この凹溝3に環状のラバーガスケット4を介設
して、上述のサーモスタットカバー1とサーモスタット
ケース2とを締結している。
述する。図面は内燃機関のサーモスタット装置を示し、
図1、図2において、冷却水通路の一部を構成するサー
モスタットカバー1とサーモスタットケース2とを設
け、上述のサーモスタットカバー1におけるサーモスタ
ットケース2への接合端部の内周面には環状の凹溝3を
形成し、この凹溝3に環状のラバーガスケット4を介設
して、上述のサーモスタットカバー1とサーモスタット
ケース2とを締結している。
【0017】上述のラバーガスケット4にはサーモスタ
ット5の弁座6におけるフランジ部を取付ける一方、こ
の弁座6の中央部にはストッパ7を介してニードル8を
固定している。このニードル8はワックスケース9に内
蔵した感温剤としてのワックスの作用(体積変化)で、
同ワックスケース9に対して出退駆動される。
ット5の弁座6におけるフランジ部を取付ける一方、こ
の弁座6の中央部にはストッパ7を介してニードル8を
固定している。このニードル8はワックスケース9に内
蔵した感温剤としてのワックスの作用(体積変化)で、
同ワックスケース9に対して出退駆動される。
【0018】また上述のワックスケース9には上述の弁
座6に接離するメイン弁10を嵌合すると共に、このメ
イン弁10と上述のサーモスタットケース2のバネ座2
aとの間には、上述のメイン弁10を弁座6方向に押圧
付勢するコイルスプリング11を張架している。
座6に接離するメイン弁10を嵌合すると共に、このメ
イン弁10と上述のサーモスタットケース2のバネ座2
aとの間には、上述のメイン弁10を弁座6方向に押圧
付勢するコイルスプリング11を張架している。
【0019】さらに上述のワックスケース9と対向する
サーモスタットケース2の所定部位には開口部2bを形
成し、この開口部2bにバイパス通路形成用のパイプ1
2を圧入嵌合し、このパイプ12の内端を上述のサーモ
スタットケース2の内方へ突設している。
サーモスタットケース2の所定部位には開口部2bを形
成し、この開口部2bにバイパス通路形成用のパイプ1
2を圧入嵌合し、このパイプ12の内端を上述のサーモ
スタットケース2の内方へ突設している。
【0020】そして、上述の突設部には、バイパス水流
をワックスケース9側へ導びく水流制御手段としての切
欠部13を形成すると共に、この切欠部13を含む上述
のパイプ12の突設部を開閉する開閉部材としての筒体
14を、上述のワックスケース9の下部に取付けてバイ
パス弁15を構成している。
をワックスケース9側へ導びく水流制御手段としての切
欠部13を形成すると共に、この切欠部13を含む上述
のパイプ12の突設部を開閉する開閉部材としての筒体
14を、上述のワックスケース9の下部に取付けてバイ
パス弁15を構成している。
【0021】このように構成したボトムバイパス式のサ
ーモスタット装置16は、上述のサーモスタットカバー
1のインレットポート17を、ラジエータアウトレット
ホース18を介してラジエータ19のロアタンク20に
接続し、またサーモスタットケース2のアウトレットポ
ート21を水路22を介してウォータポンプ23の吸引
側に接続し、さらにウォータポンプ23の吐出ライン2
4をエンジン25内部のウォータジャケットおよび暖房
装置のヒータコア26に接続すると共に、上述のウォー
タジャケットからの還流水をリターンパイプ27および
ラジエータインレットホース28を介してラジエータ1
9のアッパタンク29に還流すべく構成し、ヒータコア
26からの還流水をリターンライン30を介して上述の
アウトレットポート21下流に還流すべく構成し、また
バイパス通路31(具体的にはホース)を上述のパイプ
12に接続して使用に供する。
ーモスタット装置16は、上述のサーモスタットカバー
1のインレットポート17を、ラジエータアウトレット
ホース18を介してラジエータ19のロアタンク20に
接続し、またサーモスタットケース2のアウトレットポ
ート21を水路22を介してウォータポンプ23の吸引
側に接続し、さらにウォータポンプ23の吐出ライン2
4をエンジン25内部のウォータジャケットおよび暖房
装置のヒータコア26に接続すると共に、上述のウォー
タジャケットからの還流水をリターンパイプ27および
ラジエータインレットホース28を介してラジエータ1
9のアッパタンク29に還流すべく構成し、ヒータコア
26からの還流水をリターンライン30を介して上述の
アウトレットポート21下流に還流すべく構成し、また
バイパス通路31(具体的にはホース)を上述のパイプ
12に接続して使用に供する。
【0022】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下作用を説明する。エンジン冷却水の水温が所定
温度(例えば83℃)以下の冷間時(コールド時)にお
いては、図1に示すように上述のワックスケース9内の
ワックスの作用でニードル8の突出量が小となり、メイ
ン弁10はコイルスプリング11の付勢力により弁座6
に圧接された閉弁状態となり、ワックスケース9下部の
筒体14は切欠部13を開放し、バイパス弁15を開弁
する。この結果、ウォータポンプ23により吐出される
エンジン冷却水は図1に矢印で示す如く、ラジエータ1
9をバイパスして循環する。
て、以下作用を説明する。エンジン冷却水の水温が所定
温度(例えば83℃)以下の冷間時(コールド時)にお
いては、図1に示すように上述のワックスケース9内の
ワックスの作用でニードル8の突出量が小となり、メイ
ン弁10はコイルスプリング11の付勢力により弁座6
に圧接された閉弁状態となり、ワックスケース9下部の
筒体14は切欠部13を開放し、バイパス弁15を開弁
する。この結果、ウォータポンプ23により吐出される
エンジン冷却水は図1に矢印で示す如く、ラジエータ1
9をバイパスして循環する。
【0023】一方、エンジン冷却水の水温が所定温度に
達した温間時においては、図2に示すように上述のワー
クスケース9内のワックスが体積変化により膨張し、ニ
ードル8の突出量が大となり、メイン弁10は弁座6か
ら離間された開弁状態となり、ワックスケース9下部の
筒体14は切欠部13を閉止し、バイパス弁15を閉弁
する。この結果、ウォータポンプ23により吐出される
エンジン冷却水は図2に矢印で示す如く、ラジエータ1
9を経由して循環する。
達した温間時においては、図2に示すように上述のワー
クスケース9内のワックスが体積変化により膨張し、ニ
ードル8の突出量が大となり、メイン弁10は弁座6か
ら離間された開弁状態となり、ワックスケース9下部の
筒体14は切欠部13を閉止し、バイパス弁15を閉弁
する。この結果、ウォータポンプ23により吐出される
エンジン冷却水は図2に矢印で示す如く、ラジエータ1
9を経由して循環する。
【0024】ところで、上述のコイルスプリング11の
下端は、サーモスタットケース2で直接支持されている
ので、従来構造の支持部材が不要となり、この結果、部
品点数の低減と組付け工数の削減とを図ることができる
効果がある。
下端は、サーモスタットケース2で直接支持されている
ので、従来構造の支持部材が不要となり、この結果、部
品点数の低減と組付け工数の削減とを図ることができる
効果がある。
【0025】また上述のコイルスプリング11をメイン
弁10下部とサーモスタットケース2内面との間の比較
的長いスペースに配設することができるので、このコイ
ルスプリング11の配設長さを長くすることができ、巻
数を従来と同一に設定した場合には、コイルスプリング
11の巻き間隔いわゆるピッチが広くなり、コイルスプ
リング11それ自体によるエンジン冷却水の流通抵抗を
小さくすることができる効果がある。
弁10下部とサーモスタットケース2内面との間の比較
的長いスペースに配設することができるので、このコイ
ルスプリング11の配設長さを長くすることができ、巻
数を従来と同一に設定した場合には、コイルスプリング
11の巻き間隔いわゆるピッチが広くなり、コイルスプ
リング11それ自体によるエンジン冷却水の流通抵抗を
小さくすることができる効果がある。
【0026】しかも、メイン弁10の閉時には、上述の
コイルスプリング11の付勢力がメイン弁10と弁座6
との双方に作用するので、メイン弁10の閉弁時におけ
る弁座6配設部のシール性の大幅な向上を図ることがで
きて、オーバークールを防止することができる効果があ
り、例えばエンジン25の冷却水系に暖房装置用のヒー
タコア26を介設した場合には、良好な暖房効果を得る
ことができる。
コイルスプリング11の付勢力がメイン弁10と弁座6
との双方に作用するので、メイン弁10の閉弁時におけ
る弁座6配設部のシール性の大幅な向上を図ることがで
きて、オーバークールを防止することができる効果があ
り、例えばエンジン25の冷却水系に暖房装置用のヒー
タコア26を介設した場合には、良好な暖房効果を得る
ことができる。
【0027】加えて、上述のサーモスタットケース2に
固定されバイパス通路を形成する既存のパイプ12を同
サーモスタットケース2内方へ突設して、この突設部に
バイパス水流をワックスケース9側へ導びく水流制御手
段としての切欠部13を形成したので、仮りにワックス
ケース9が不所望に回動しても、上述の切欠部13でバ
イパス水流をワックスケース9側へ確実に導びくことが
できて、良好な感温特性を確保することができる効果が
ある。
固定されバイパス通路を形成する既存のパイプ12を同
サーモスタットケース2内方へ突設して、この突設部に
バイパス水流をワックスケース9側へ導びく水流制御手
段としての切欠部13を形成したので、仮りにワックス
ケース9が不所望に回動しても、上述の切欠部13でバ
イパス水流をワックスケース9側へ確実に導びくことが
できて、良好な感温特性を確保することができる効果が
ある。
【0028】この考案の構成と、上述の実施例との対応
において、この考案の水流制御手段は、実施例の切欠部
13に対応し、以下同様に、開閉部材は、筒体14に対
応するも、この考案は、上述の実施例の構成のみに限定
されるものではない。例えば、上記実施例においてはパ
イプ12の突出部外周を筒体14で開閉すべく構成した
が、パイプ12の突出部内周を筒体14で開閉すべく構
成してもよく、また上述の水流制御手段はパイプ12に
水流制御片を切り起こし形成する他の構造であってもよ
い。
において、この考案の水流制御手段は、実施例の切欠部
13に対応し、以下同様に、開閉部材は、筒体14に対
応するも、この考案は、上述の実施例の構成のみに限定
されるものではない。例えば、上記実施例においてはパ
イプ12の突出部外周を筒体14で開閉すべく構成した
が、パイプ12の突出部内周を筒体14で開閉すべく構
成してもよく、また上述の水流制御手段はパイプ12に
水流制御片を切り起こし形成する他の構造であってもよ
い。
【図1】 本考案の内燃機関のサーモスタット装置にお
ける冷間時の系統図。
ける冷間時の系統図。
【図2】 本考案の内燃機関のサーモスタット装置にお
ける温間時の系統図。
ける温間時の系統図。
【図3】 従来の内燃機関のサーモスタット装置におけ
る冷間時の系統図。
る冷間時の系統図。
【図4】 従来の内燃機関のサーモスタット装置におけ
る温間時の系統図。
る温間時の系統図。
1…サーモスタットカバー 2…サーモスタットケース 5…サーモスタット 6…弁座 9…ワークケース 10…メイン弁 11…コイルスプリング 12…パイプ 13…切欠部 14…筒体 15…バイパス弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 林 直己 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−23028(JP,A) 実開 昭59−45270(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】ワックスケースと対向するサーモスタット
ケースの所定部にバイパス通路形成用のパイプを嵌合
し、 上記パイプの内端を上記サーモスタットケース内方へ突
設し、 該突設部にバイパス水流を上記ワックスケース側へ導び
く水流制御手段を形成すると共に、 上記水流制御手段を含む上記パイプの突出部を開閉する
開閉部材を、上記ワックスケースに取付けてバイパス弁
を構成した 内燃機関のサーモスタット装置。 - 【請求項2】冷却水通路の一部を構成するサーモスタッ
トカバーと、サーモスタットケースとの間に取付けられ
たサーモスタットの弁座と、ワックスケースに嵌合され
上記弁座に接離するメイン弁と、上記メイン弁を弁座方
向に押圧付勢するコイルスプリングとを備えた内燃機関
のサーモスタット装置であって、 上記コイルスプリングの他端を上記サーモスタットケー
スで直接支持し、 上記ワックスケースと対向するサーモスタットケースの
所定部にバイパス通路形成用のパイプを嵌合し、 上記パイプの内端を上記サーモスタットケース内方へ突
設し、 該突設部にバイパス水流を上記ワックスケース側へ導び
く水流制御手段を形成すると共に、 上記水流制御手段を含む上記パイプの突出部を開閉する
開閉部材を、上記ワックスケースに取付けてバイパス弁
を構成した 内燃機関のサーモスタット装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991110513U JP2580298Y2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 内燃機関のサーモスタット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991110513U JP2580298Y2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 内燃機関のサーモスタット装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552227U JPH0552227U (ja) | 1993-07-13 |
| JP2580298Y2 true JP2580298Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=14537699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991110513U Expired - Fee Related JP2580298Y2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 内燃機関のサーモスタット装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580298Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6601149B2 (ja) * | 2015-10-27 | 2019-11-06 | スズキ株式会社 | 鞍乗型車両 |
| CN111779564A (zh) * | 2020-07-10 | 2020-10-16 | 东风富士汤姆森调温器有限公司 | 可实现侧面旁通封闭的调温器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3226104C2 (de) * | 1982-07-13 | 1985-02-07 | Behr-Thomson Dehnstoffregler Gmbh, 7014 Kornwestheim | Thermostatventil zur Regelung der Temperatur der Kühlflüssigkeit einer Brennkraftmaschine |
| JPS5945270U (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-26 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 内燃機関の燃料供給装置 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP1991110513U patent/JP2580298Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0552227U (ja) | 1993-07-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1234111B1 (en) | Air eliminating return fuel recirculation valve | |
| US20020005179A1 (en) | Device for regulating the temperature of oil | |
| US4456167A (en) | Thermostatically controlled valve in the circulation of liquid cooled internal combustion engines | |
| GB2265692A (en) | Thermostatically controlled valve assembly | |
| JP2001317355A (ja) | サーモスタット装置 | |
| EP0638713B1 (en) | Temperature control system for an internal combustion engine | |
| JP2002286160A (ja) | サーモスタット弁 | |
| GB2280729A (en) | Thermostatic mixing valve | |
| US6446586B2 (en) | Engine cooling system | |
| JP2580298Y2 (ja) | 内燃機関のサーモスタット装置 | |
| CN108361100A (zh) | 用于内燃机的冷却系统和恒温器装置 | |
| US6460492B1 (en) | Cooling system for an internal combustion engine | |
| US3858565A (en) | Internal combustion engine air intake control systems | |
| JPH09112715A (ja) | 流量制御弁 | |
| JPS629739B2 (ja) | ||
| US2829834A (en) | Poppet type thermostat valve | |
| US2871836A (en) | Engine cooling system with radiator by-pass | |
| US1731214A (en) | Thermostat | |
| JP3928930B2 (ja) | サーモスタット装置 | |
| CA2386935C (en) | Air eliminating return fuel recirculation valve | |
| US4327673A (en) | Engine cooling system | |
| JPH0730902Y2 (ja) | エンジンの冷却装置 | |
| WO2022176870A1 (ja) | サーモスタット装置 | |
| JP2001090620A (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
| JPH0849789A (ja) | サーモスタット装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |