JP2560089Y2 - 印刷機の刷版交換装置 - Google Patents
印刷機の刷版交換装置Info
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- JP2560089Y2 JP2560089Y2 JP1991101071U JP10107191U JP2560089Y2 JP 2560089 Y2 JP2560089 Y2 JP 2560089Y2 JP 1991101071 U JP1991101071 U JP 1991101071U JP 10107191 U JP10107191 U JP 10107191U JP 2560089 Y2 JP2560089 Y2 JP 2560089Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は版万力でくわえられて版
胴の周面に装着された旧版と、装置外に準備した新版と
を交換する印刷機の刷版交換装置に関するものである。
胴の周面に装着された旧版と、装置外に準備した新版と
を交換する印刷機の刷版交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷機の版胴外周部には、胴の全長にお
よぶ切欠きが設けられており、この切欠き内には、刷版
(以下、単に版という)のくわえ側端部をくわえるくわ
え側版万力と、これにくわえられたのち胴周面に巻付け
られた版の尻側端部をくわえる尻側版万力とからなる版
万力装置が、切欠き底面に固定されて版胴の軸線方向に
延設されている。従来におけるこれらくわえ側,尻側の
版万力は、版胴の軸線方向に延びる長尺の万力台と、こ
の万力台に対し揺動自在に設けられその揺動により開閉
して万力台との間で版をくわえたり放したりする複数個
のくわえ板と、これら各くわえ板の端縁部切欠きと係合
する複数個のカムとを備えており、複数個のカムは回動
自在なカム軸上に並列して固定されている。また、万力
台とくわえ板との間には、くわえ板を開方向に付勢する
複数個の圧縮コイルばねが介装されている。
よぶ切欠きが設けられており、この切欠き内には、刷版
(以下、単に版という)のくわえ側端部をくわえるくわ
え側版万力と、これにくわえられたのち胴周面に巻付け
られた版の尻側端部をくわえる尻側版万力とからなる版
万力装置が、切欠き底面に固定されて版胴の軸線方向に
延設されている。従来におけるこれらくわえ側,尻側の
版万力は、版胴の軸線方向に延びる長尺の万力台と、こ
の万力台に対し揺動自在に設けられその揺動により開閉
して万力台との間で版をくわえたり放したりする複数個
のくわえ板と、これら各くわえ板の端縁部切欠きと係合
する複数個のカムとを備えており、複数個のカムは回動
自在なカム軸上に並列して固定されている。また、万力
台とくわえ板との間には、くわえ板を開方向に付勢する
複数個の圧縮コイルばねが介装されている。
【0003】このように構成されていることにより、版
をくわえる場合には、カム軸を回動操作すると、くわえ
板はカムの係合から解放されて圧縮コイルばねの弾発力
により開くので、くわえ板と万力台との間へ版の端を挿
入したのち、カム軸を先程とは逆方向に回動させると、
くわえ板はカムの作用により圧縮コイルばねの弾発力に
抗し揺動して閉じ、版の端をくわえる。
をくわえる場合には、カム軸を回動操作すると、くわえ
板はカムの係合から解放されて圧縮コイルばねの弾発力
により開くので、くわえ板と万力台との間へ版の端を挿
入したのち、カム軸を先程とは逆方向に回動させると、
くわえ板はカムの作用により圧縮コイルばねの弾発力に
抗し揺動して閉じ、版の端をくわえる。
【0004】しかしながら、このような従来の各版万力
装置においては、上記のように版くわえ面を開閉するた
めにカム軸を手動で回動操作しなければならないので、
工数が増加して作業性が悪く、多大の労力を必要とする
ばかりでなく、準備時間が延長して印刷機の稼働率が低
下するという問題がある。
装置においては、上記のように版くわえ面を開閉するた
めにカム軸を手動で回動操作しなければならないので、
工数が増加して作業性が悪く、多大の労力を必要とする
ばかりでなく、準備時間が延長して印刷機の稼働率が低
下するという問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこで本出願人は新版
を保持した刷版保持装置を印刷機のユニット間に設け、
版胴から取外した旧版をこの刷版保持装置内へ排出して
保持し、その代りに新版を刷版保持装置から排出して版
胴に装着するようにした刷版交換装置を開発して提案し
たが、この装置においては、新版を吸着する吸着パット
やこれを版胴の版万力へ移動させる駆動装置としてのエ
アシリンダ、新版案内用のガイド板等が、刷版保持装置
の表面側に設けられているために、刷版保持装置へ新版
を保持させる準備作業がやりにくいし、また、印刷作業
中垂下状態にある刷版保持装置の表面からこれら吸着パ
ットやエアシリンダ等が突出していて印刷ユニット間の
作業スペースを狭めているので、作業がやりにくいとい
う問題がある。
を保持した刷版保持装置を印刷機のユニット間に設け、
版胴から取外した旧版をこの刷版保持装置内へ排出して
保持し、その代りに新版を刷版保持装置から排出して版
胴に装着するようにした刷版交換装置を開発して提案し
たが、この装置においては、新版を吸着する吸着パット
やこれを版胴の版万力へ移動させる駆動装置としてのエ
アシリンダ、新版案内用のガイド板等が、刷版保持装置
の表面側に設けられているために、刷版保持装置へ新版
を保持させる準備作業がやりにくいし、また、印刷作業
中垂下状態にある刷版保持装置の表面からこれら吸着パ
ットやエアシリンダ等が突出していて印刷ユニット間の
作業スペースを狭めているので、作業がやりにくいとい
う問題がある。
【0006】本考案は以上のような点に鑑みなされたも
ので、印刷ユニット間の作業スペースを狭めることなく
刷版保持装置を設けることを可能にした刷版交換装置を
提供することを目的としている。
ので、印刷ユニット間の作業スペースを狭めることなく
刷版保持装置を設けることを可能にした刷版交換装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本考案では、版胴へ供給する新版を保持する刷
版保持装置を、作動位置と格納位置との間で移動するよ
うに機台に支持させるとともに、前記刷版保持装置が保
持する新版をこの刷版保持装置から受取って新版のくわ
え側端部を前記版胴に供給する刷版くわえ側挿入装置
を、前記版胴を軸支する基台側に設け、かつ新版の尻側
端部を前記版胴へ供給する刷版尻側挿入装置を設けた。
るために本考案では、版胴へ供給する新版を保持する刷
版保持装置を、作動位置と格納位置との間で移動するよ
うに機台に支持させるとともに、前記刷版保持装置が保
持する新版をこの刷版保持装置から受取って新版のくわ
え側端部を前記版胴に供給する刷版くわえ側挿入装置
を、前記版胴を軸支する基台側に設け、かつ新版の尻側
端部を前記版胴へ供給する刷版尻側挿入装置を設けた。
【0008】
【作用】刷版保持装置を作動位置へ移動させて、版胴か
ら旧版を取外したのち,機台側に設けた刷版挿入装置を
作動させて新版の下端部を吸着等により受取り、版胴の
版万力にくわえさせて版胴をほゞ1回転させたのち、版
尻を版万力にくわえさせることにより刷版の交換作業が
完了する。このあと、刷版保持装置を格納するが、刷版
挿入装置が機台側に残されているので、印刷ユニット間
の作業スペースが狭められることがない。
ら旧版を取外したのち,機台側に設けた刷版挿入装置を
作動させて新版の下端部を吸着等により受取り、版胴の
版万力にくわえさせて版胴をほゞ1回転させたのち、版
尻を版万力にくわえさせることにより刷版の交換作業が
完了する。このあと、刷版保持装置を格納するが、刷版
挿入装置が機台側に残されているので、印刷ユニット間
の作業スペースが狭められることがない。
【0009】
【実施例】図1および図2は本考案に係る印刷機の刷版
交換装置の実施例を示し、図1は作動位置にある刷版保
持装置下端部近傍の側面図、図2は刷版交換装置全体の
概要側面図である。図において、左右の機台フレーム1
に軸支された版胴2の外周部には、版胴2の全長におよ
ぶ切欠きが形成されており、この切欠き内には、全体を
符号3で示すくわえ側版万力と、符号4で示す尻側版万
力とが配設されている。なお、図においてくわえ側版万
力3と尻側版万力4との相対位置が説明の都合上、胴周
方向に対し実際とは逆位置に図示されている。このうち
のくわえ側版万力3は、断面をほゞ方形状に形成されて
版胴2の軸線方向に延びる万力台5とこの万力台5側の
短軸6に揺動自在に支持されたくわえ板7とを備えてお
り、図示しないカム機構でくわえ板7を揺動させること
により、くわえ面5a,7a間へ挿入された版8のくわ
え端が、図示しないばね部材との協働でくわえられたり
くわえから開放されたりするように構成されている。
交換装置の実施例を示し、図1は作動位置にある刷版保
持装置下端部近傍の側面図、図2は刷版交換装置全体の
概要側面図である。図において、左右の機台フレーム1
に軸支された版胴2の外周部には、版胴2の全長におよ
ぶ切欠きが形成されており、この切欠き内には、全体を
符号3で示すくわえ側版万力と、符号4で示す尻側版万
力とが配設されている。なお、図においてくわえ側版万
力3と尻側版万力4との相対位置が説明の都合上、胴周
方向に対し実際とは逆位置に図示されている。このうち
のくわえ側版万力3は、断面をほゞ方形状に形成されて
版胴2の軸線方向に延びる万力台5とこの万力台5側の
短軸6に揺動自在に支持されたくわえ板7とを備えてお
り、図示しないカム機構でくわえ板7を揺動させること
により、くわえ面5a,7a間へ挿入された版8のくわ
え端が、図示しないばね部材との協働でくわえられたり
くわえから開放されたりするように構成されている。
【0010】また、尻側版万力4は、軸9に揺動自在に
嵌合されて版胴2の軸線方向に延びる万力台10と、く
わえ板11とを備えており、切欠き両端の円板状ベアラ
に両端を軸支されたカム軸のカム12を回動させること
により、くわえ面10a,11a間へ挿入された版8の
尻側くわえ端が、図示しないばね部材との協働でくわえ
られたりくわえから開放されたりするように構成されて
いる。なお、くわえ側版万力3のくわえ面5a,7aは
版胴2の円周方向へ延びており、尻側版万力4のくわえ
面10a,11aは版胴2の半径方向に延びている。ま
た、版8のくわえ側端部は直線状であり、尻側端部は、
版曲げ機で直角方向に折り曲げられている。さらに、く
わえ側版万力3と尻側版万力4とのくわえ面を開閉させ
るカム機構は、図示しないエアシリンダにより所定のタ
イミングで作動するように構成されている。
嵌合されて版胴2の軸線方向に延びる万力台10と、く
わえ板11とを備えており、切欠き両端の円板状ベアラ
に両端を軸支されたカム軸のカム12を回動させること
により、くわえ面10a,11a間へ挿入された版8の
尻側くわえ端が、図示しないばね部材との協働でくわえ
られたりくわえから開放されたりするように構成されて
いる。なお、くわえ側版万力3のくわえ面5a,7aは
版胴2の円周方向へ延びており、尻側版万力4のくわえ
面10a,11aは版胴2の半径方向に延びている。ま
た、版8のくわえ側端部は直線状であり、尻側端部は、
版曲げ機で直角方向に折り曲げられている。さらに、く
わえ側版万力3と尻側版万力4とのくわえ面を開閉させ
るカム機構は、図示しないエアシリンダにより所定のタ
イミングで作動するように構成されている。
【0011】そして、例えば4色刷枚葉印刷機の場合、
各色の印刷ユニットには、使用済の旧版とこれから使用
する新版とを交換する刷版交換装置が付設されている。
すなわち、2色目,3色目,4色目の各印刷ユニットに
設けられたフレーム1の上端面と、排紙装置始端部に4
色目印刷ユニットのフレーム1と空間部を隔てて設けら
れたフレーム(図示せず)の上端面とには、左右一対の
ブラケット13が、版胴2の斜め上方に位置して固定さ
れていて、これらのブラケット13には、ローダ軸14
の両端部が回動自在に軸支されており、このローダ軸1
4には、正面視を版胴2とほゞ同長の横長長方形状に形
成された刷版保持部材としてのローダ15(後程詳述)
が、基端部を固定されている。
各色の印刷ユニットには、使用済の旧版とこれから使用
する新版とを交換する刷版交換装置が付設されている。
すなわち、2色目,3色目,4色目の各印刷ユニットに
設けられたフレーム1の上端面と、排紙装置始端部に4
色目印刷ユニットのフレーム1と空間部を隔てて設けら
れたフレーム(図示せず)の上端面とには、左右一対の
ブラケット13が、版胴2の斜め上方に位置して固定さ
れていて、これらのブラケット13には、ローダ軸14
の両端部が回動自在に軸支されており、このローダ軸1
4には、正面視を版胴2とほゞ同長の横長長方形状に形
成された刷版保持部材としてのローダ15(後程詳述)
が、基端部を固定されている。
【0012】一方、左右のフレーム1(以下、排紙装置
の始端部に設けられた前記フレームも含む)には、制御
装置に接続されたエアシリンダ16が、ブラケット13
に近接して揺動自在に枢支されており、そのピストンロ
ッド17の作用端には、フレーム1側に枢着されたレバ
ー18と、ローダ15側に枢着されたレバー19とが回
動自在に支持されている。こうすることにより、エアシ
リンダ16のピストンロッド17が進退すると、レバー
18,19を介してローダ15が揺動し、図に符号15
で示す垂下状態の格納位置と、符号15Aで示す傾動状
態の作動位置との間で揺動して先端部が版胴2の周面に
対する遠近方向に移動するように構成されている。
の始端部に設けられた前記フレームも含む)には、制御
装置に接続されたエアシリンダ16が、ブラケット13
に近接して揺動自在に枢支されており、そのピストンロ
ッド17の作用端には、フレーム1側に枢着されたレバ
ー18と、ローダ15側に枢着されたレバー19とが回
動自在に支持されている。こうすることにより、エアシ
リンダ16のピストンロッド17が進退すると、レバー
18,19を介してローダ15が揺動し、図に符号15
で示す垂下状態の格納位置と、符号15Aで示す傾動状
態の作動位置との間で揺動して先端部が版胴2の周面に
対する遠近方向に移動するように構成されている。
【0013】そこで、前記ローダ15の構成を説明す
る。ローダ15には、長いガイド板21と短いガイド板
22とが入口部をV字状に形成されて設けられており、
このガイド板21,22間には、尻側版万力4が開くこ
とによりくわえから解放されたのち版胴2の回動によっ
て巻き戻される旧版8が上方へ向って進入するように構
成されている。
る。ローダ15には、長いガイド板21と短いガイド板
22とが入口部をV字状に形成されて設けられており、
このガイド板21,22間には、尻側版万力4が開くこ
とによりくわえから解放されたのち版胴2の回動によっ
て巻き戻される旧版8が上方へ向って進入するように構
成されている。
【0014】一方、ローダ15の上半部には、エアシリ
ンダ23がブラケット24と前記ガイド板21とで上下
両端部を支持されて設けられていて、このエアシリンダ
23のピストンロッド23aの作用端には、ピストンロ
ッド23aの進退により図に実線と鎖線とで示すように
進退する吸着パット25がスライドバー26を介して固
定されており、鎖線位置で待機していて吸着した前記旧
版8を上方へ搬送して実線位置で吸着から解放するよう
に構成されている。27はローダ15の下端部に枢着さ
れたストッパであって、上記ローダ15内へ進入して吸
着パット25の吸着から解放された旧版8を支承するよ
うに構成されている。
ンダ23がブラケット24と前記ガイド板21とで上下
両端部を支持されて設けられていて、このエアシリンダ
23のピストンロッド23aの作用端には、ピストンロ
ッド23aの進退により図に実線と鎖線とで示すように
進退する吸着パット25がスライドバー26を介して固
定されており、鎖線位置で待機していて吸着した前記旧
版8を上方へ搬送して実線位置で吸着から解放するよう
に構成されている。27はローダ15の下端部に枢着さ
れたストッパであって、上記ローダ15内へ進入して吸
着パット25の吸着から解放された旧版8を支承するよ
うに構成されている。
【0015】次に給版装置について説明する。ローダ1
5の表面下端部には、複数個のピン30がローダ15の
幅方向に並列して設けられており、また、ローダ15の
上端部には、前記ブラケット24を折曲げることにより
新版ケース31が形成されている。そして、旧版8の代
わりに版胴2に供給される新版32は、印刷作業中に準
備されて下端の溝をピン30に係合させ上端部を新版ケ
ース31に係入させてローダ15に保持されている。な
お、新版32は使用順に複数枚重ねて保持されている。
5の表面下端部には、複数個のピン30がローダ15の
幅方向に並列して設けられており、また、ローダ15の
上端部には、前記ブラケット24を折曲げることにより
新版ケース31が形成されている。そして、旧版8の代
わりに版胴2に供給される新版32は、印刷作業中に準
備されて下端の溝をピン30に係合させ上端部を新版ケ
ース31に係入させてローダ15に保持されている。な
お、新版32は使用順に複数枚重ねて保持されている。
【0016】そして本装置においては、上記のようにし
てローダ15に保持された新版32をローダ15から受
取って前記くわえ側版万力3へくわえさせる刷版挿入装
置が機台フレーム1側に設けられている。すなわち、作
動位置にあるローダ15の先端部と、版胴1の周面との
間に形成された空間部内には、全体を符号40で示す刷
版挿入装置に設けられた一対ずつのブラケット41,4
2が、ローダ15の延設方向に並列して左右の機台フレ
ーム1の平面にそれぞれ固定されており、このブラケッ
ト41,42間には、シリンダ軸43が固定状態で軸架
されてナット44で固定されている。左右のシリンダ軸
43には図示しない圧力エア源にホース等で連結された
エアシリンダ45がそれぞれ進退自在に支持されてお
り、これら左右のエアシリンダ45は、スライドバー4
6で連結されている。スライドバー46上には、複数個
の吸着パット47が並設されており、この吸着パット4
7で新版32を吸着し、エアシリンダ45によりシリン
ダ軸43上を移動することにより、新版32をくわえ側
版万力3にくわえさせるように構成されている。
てローダ15に保持された新版32をローダ15から受
取って前記くわえ側版万力3へくわえさせる刷版挿入装
置が機台フレーム1側に設けられている。すなわち、作
動位置にあるローダ15の先端部と、版胴1の周面との
間に形成された空間部内には、全体を符号40で示す刷
版挿入装置に設けられた一対ずつのブラケット41,4
2が、ローダ15の延設方向に並列して左右の機台フレ
ーム1の平面にそれぞれ固定されており、このブラケッ
ト41,42間には、シリンダ軸43が固定状態で軸架
されてナット44で固定されている。左右のシリンダ軸
43には図示しない圧力エア源にホース等で連結された
エアシリンダ45がそれぞれ進退自在に支持されてお
り、これら左右のエアシリンダ45は、スライドバー4
6で連結されている。スライドバー46上には、複数個
の吸着パット47が並設されており、この吸着パット4
7で新版32を吸着し、エアシリンダ45によりシリン
ダ軸43上を移動することにより、新版32をくわえ側
版万力3にくわえさせるように構成されている。
【0017】一方、ローダ15の下端部には、アーム軸
48が回動自在に軸架されていてこのアーム軸48のロ
ーダ15からの両側突出部には、ころアーム49が固定
されている。これら両アーム49の遊端部間には、ころ
軸50が固定状に支架されており、このころ軸50上に
は、例えばゴムやブラシなどで形成された複数個の押え
ころ51が回動自在に並設されている。そして、ローダ
15の幅方向一端にブラケット52を介して固定された
エアシリンダ53のピストンロッド54の作用端には、
連結板55を介してレバー56が固定されており、レバ
ー56の下端部には、前記アーム軸48に固定されたレ
バー57の遊端部が枢着されている。こうすることによ
り、エアシリンダ53のピストンロッド54が進退する
と、アーム49が図に示す格納位置と使用位置との間で
回動し、使用位置では押えころ51が版胴2上の新版3
2に圧接されてこの新版38を版胴1の周面に密着させ
るとともに、新版32の尻側折曲げ端を、開いている尻
側版万力4へ挿入させるように構成されている。58は
アーム軸48上に嵌合され新版32を接線方向から摺接
させる案内ローラである。
48が回動自在に軸架されていてこのアーム軸48のロ
ーダ15からの両側突出部には、ころアーム49が固定
されている。これら両アーム49の遊端部間には、ころ
軸50が固定状に支架されており、このころ軸50上に
は、例えばゴムやブラシなどで形成された複数個の押え
ころ51が回動自在に並設されている。そして、ローダ
15の幅方向一端にブラケット52を介して固定された
エアシリンダ53のピストンロッド54の作用端には、
連結板55を介してレバー56が固定されており、レバ
ー56の下端部には、前記アーム軸48に固定されたレ
バー57の遊端部が枢着されている。こうすることによ
り、エアシリンダ53のピストンロッド54が進退する
と、アーム49が図に示す格納位置と使用位置との間で
回動し、使用位置では押えころ51が版胴2上の新版3
2に圧接されてこの新版38を版胴1の周面に密着させ
るとともに、新版32の尻側折曲げ端を、開いている尻
側版万力4へ挿入させるように構成されている。58は
アーム軸48上に嵌合され新版32を接線方向から摺接
させる案内ローラである。
【0018】59は版胴2上の版面に対接され版面にイ
ンキを付着させるインキ装置の着ロ−ラであって一般に
4個以上設けられている。また、60は版胴1に対接し
版面に形成された画像が転写されるゴム胴である。
ンキを付着させるインキ装置の着ロ−ラであって一般に
4個以上設けられている。また、60は版胴1に対接し
版面に形成された画像が転写されるゴム胴である。
【0019】以上のように構成された刷版交換装置の動
作を説明する。印刷作業中、ローダ軸14に固定された
ローダ15は、ブラケット13から垂下されており、複
数枚の新版32は、使用順に重ねられ新版ケース31と
ピン30とで支持されてローダ15の表面に保持されて
いる。また、ローダ15内のエアシリンダ23のピスト
ンロッド23aは前進していて吸着パット25は鎖線位
置へ下降している。
作を説明する。印刷作業中、ローダ軸14に固定された
ローダ15は、ブラケット13から垂下されており、複
数枚の新版32は、使用順に重ねられ新版ケース31と
ピン30とで支持されてローダ15の表面に保持されて
いる。また、ローダ15内のエアシリンダ23のピスト
ンロッド23aは前進していて吸着パット25は鎖線位
置へ下降している。
【0020】印刷作業が終了したのち旧版8を新版32
に交換する場合には、スタートボタンを押すと、エアシ
リンダ16が作動してレバー18,19を介しローダ1
5が図1に符号15Aで示す版交換位置へ傾動するとと
もに、サーボモータが回転して版胴2が排版位置を占め
るまで所定角度だけ回動して停止する。そして、図示し
ない駆動装置によりカム12が回動するので、くわえ側
版万力3と尻側版万力4とが同時に開く。
に交換する場合には、スタートボタンを押すと、エアシ
リンダ16が作動してレバー18,19を介しローダ1
5が図1に符号15Aで示す版交換位置へ傾動するとと
もに、サーボモータが回転して版胴2が排版位置を占め
るまで所定角度だけ回動して停止する。そして、図示し
ない駆動装置によりカム12が回動するので、くわえ側
版万力3と尻側版万力4とが同時に開く。
【0021】この状態で旧版8は、その剛性により尻側
端部が尻側版万力4の間から飛び出し、版胴2が回動す
るので、旧版8の尻側がローダ15のガイド板21,2
2間に進入して吸着パット25で吸着される。進入した
旧版8が図示しないセンサを通過すると、センサがこれ
を検知してエアシリンダ30を作動させ、ピストンロッ
ド31を後退させるので、吸着パット25で吸着された
旧版8がローダ15内へ進入する。所定位置まで進入す
ると、旧版8は吸着パット25の吸着から解放されると
ともに、ストッパ27で支承されてローダ15で保持さ
れる。
端部が尻側版万力4の間から飛び出し、版胴2が回動す
るので、旧版8の尻側がローダ15のガイド板21,2
2間に進入して吸着パット25で吸着される。進入した
旧版8が図示しないセンサを通過すると、センサがこれ
を検知してエアシリンダ30を作動させ、ピストンロッ
ド31を後退させるので、吸着パット25で吸着された
旧版8がローダ15内へ進入する。所定位置まで進入す
ると、旧版8は吸着パット25の吸着から解放されると
ともに、ストッパ27で支承されてローダ15で保持さ
れる。
【0022】このようにして排版が終わるとサーボモー
タが作動して版胴2がわずかに回動し、図1に示すよう
にくわえ側版万力3の開いた版くわえ面5a,7aがロ
ーダ15に保持された新版32の延長線上にきた位置で
停止する。このときフレーム1側のスライドバー46に
支持された吸着パット47に吸引エアが作用して新版3
2を吸着すると同時に、エアシリンダ45が作動して吸
着パット47がスライドバー46を伴って図1の実線位
置から鎖線位置へ移動するので吸着パッド47で保持さ
れた新版32は、その移動径路に周面を臨ませた案内こ
ろ58に摺接して案内されながら下降し、新版38はそ
のくわえ側端部をくわえ側版万力3に挿入される。この
とき版万力開閉用のエアシリンダが作動すると、カム1
2等が回動して、新版32はくわえ側版万力3にくわえ
られる。
タが作動して版胴2がわずかに回動し、図1に示すよう
にくわえ側版万力3の開いた版くわえ面5a,7aがロ
ーダ15に保持された新版32の延長線上にきた位置で
停止する。このときフレーム1側のスライドバー46に
支持された吸着パット47に吸引エアが作用して新版3
2を吸着すると同時に、エアシリンダ45が作動して吸
着パット47がスライドバー46を伴って図1の実線位
置から鎖線位置へ移動するので吸着パッド47で保持さ
れた新版32は、その移動径路に周面を臨ませた案内こ
ろ58に摺接して案内されながら下降し、新版38はそ
のくわえ側端部をくわえ側版万力3に挿入される。この
とき版万力開閉用のエアシリンダが作動すると、カム1
2等が回動して、新版32はくわえ側版万力3にくわえ
られる。
【0023】この状態でサーボモータが回動して版胴2
が回動し、新版32は版胴2の周面に巻付けられてその
尻側折曲げ端が押えころ51に対応した位置で停止す
る。この版胴1の回動に際しては、案内ころ58が新版
32の表面に圧接されながら回動するので、新版32は
版胴2の周面に密着する。このあと、エアシリンダ53
が作動してピストンロッド54が後退し、レバー56,
57を介しアーム49が回動してゴムやブラシ等で形成
された押えころ51が版胴2の周面に圧接され、これに
より新版32の尻側折曲げ端は押えころ51によって尻
側版万力4に挿入される。新版32の尻側端部が尻側版
万力4に挿入されると、エアシリンダが作動してカム1
2の回動により尻側版万力4が閉じて新版32の挿入端
がくわえられる。そしてカム12の回動終期においては
万力台10とくわえ板11とが一体となって版胴2の円
周方向に移動するので、新版32が張られて版胴2の周
面に密着する。
が回動し、新版32は版胴2の周面に巻付けられてその
尻側折曲げ端が押えころ51に対応した位置で停止す
る。この版胴1の回動に際しては、案内ころ58が新版
32の表面に圧接されながら回動するので、新版32は
版胴2の周面に密着する。このあと、エアシリンダ53
が作動してピストンロッド54が後退し、レバー56,
57を介しアーム49が回動してゴムやブラシ等で形成
された押えころ51が版胴2の周面に圧接され、これに
より新版32の尻側折曲げ端は押えころ51によって尻
側版万力4に挿入される。新版32の尻側端部が尻側版
万力4に挿入されると、エアシリンダが作動してカム1
2の回動により尻側版万力4が閉じて新版32の挿入端
がくわえられる。そしてカム12の回動終期においては
万力台10とくわえ板11とが一体となって版胴2の円
周方向に移動するので、新版32が張られて版胴2の周
面に密着する。
【0024】このあとエアシリンダ53が作動して押え
ころ51が格納されたのち、エアシリンダ16のピスト
ンロッド17が後退してレバー18,19を引っ張るの
で、ローダ15が垂下して格納状態になり、印刷作業を
再開することができる。印刷作業中の適当なときに旧版
8をローダ15から取り出すことができ、また、前述し
たように、新版32をローダ15に装着して準備するこ
とができる。格納状態にあるローダ15には吸着パット
とその駆動装置等が設けられていないので、ローダ15
からの突出物がなく、かつローダを薄手に形成すること
ができる。
ころ51が格納されたのち、エアシリンダ16のピスト
ンロッド17が後退してレバー18,19を引っ張るの
で、ローダ15が垂下して格納状態になり、印刷作業を
再開することができる。印刷作業中の適当なときに旧版
8をローダ15から取り出すことができ、また、前述し
たように、新版32をローダ15に装着して準備するこ
とができる。格納状態にあるローダ15には吸着パット
とその駆動装置等が設けられていないので、ローダ15
からの突出物がなく、かつローダを薄手に形成すること
ができる。
【0025】
【考案の効果】以上の説明により明らかなように本考案
によれば、印刷機の刷版交換装置において、版胴へ供給
する新版を保持する刷版保持装置を、作動位置と格納位
置との間で移動するように機台に支持させるとともに、
前記刷版保持装置が保持する新版をこの刷版保持装置か
ら受取って新版のくわえ側端部を前記版胴に供給する刷
版くわえ側挿入装置を、前記版胴を軸支する基台側に設
け、かつ新版の尻側端部を前記版胴へ供給する刷版尻側
挿入装置を設けたことにより、刷版保持装置の厚みを薄
くすることができ外部への突出物がないので、新版の準
備や旧版の取外し作業はもとより、保守点検やインキの
色替え、版替え等の作業面が拡大され、作業性と安全性
が向上する。また、刷版の交換作業に当たって、作業者
は、刷版保持装置へ新版を保持させるだけでよく、新版
のくわえ側端部と尻側端部とは、それぞれ刷版くわえ側
挿入装置および刷版尻側挿入装置によって行われるの
で、刷版の交換作業を短時間でかつ容易に行うことがで
きる。
によれば、印刷機の刷版交換装置において、版胴へ供給
する新版を保持する刷版保持装置を、作動位置と格納位
置との間で移動するように機台に支持させるとともに、
前記刷版保持装置が保持する新版をこの刷版保持装置か
ら受取って新版のくわえ側端部を前記版胴に供給する刷
版くわえ側挿入装置を、前記版胴を軸支する基台側に設
け、かつ新版の尻側端部を前記版胴へ供給する刷版尻側
挿入装置を設けたことにより、刷版保持装置の厚みを薄
くすることができ外部への突出物がないので、新版の準
備や旧版の取外し作業はもとより、保守点検やインキの
色替え、版替え等の作業面が拡大され、作業性と安全性
が向上する。また、刷版の交換作業に当たって、作業者
は、刷版保持装置へ新版を保持させるだけでよく、新版
のくわえ側端部と尻側端部とは、それぞれ刷版くわえ側
挿入装置および刷版尻側挿入装置によって行われるの
で、刷版の交換作業を短時間でかつ容易に行うことがで
きる。
【図1】作動位置にある刷版保持装置下端部近傍の側面
図てある。
図てある。
【図2】刷版交換装置全体の概要側面図である。
1 フレーム 2 版胴 3 くわえ側版万力 4 尻側版万力 15 ローダ 15A ローダ 32 新版 40 刷版挿入装置 45 エアシリンダ 47 吸着パット
Claims (1)
- 【請求項1】 版胴へ供給する新版を保持する刷版保持
装置を、作動位置と格納位置との間で移動するように機
台に支持させるとともに、前記刷版保持装置が保持する
新版をこの刷版保持装置から受取って新版のくわえ側端
部を前記版胴に供給する刷版くわえ側挿入装置を、前記
版胴を軸支する基台側に設け、かつ新版の尻側端部を前
記版胴へ供給する刷版尻側挿入装置を設けたことを特徴
とする印刷機の刷版交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991101071U JP2560089Y2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 印刷機の刷版交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991101071U JP2560089Y2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 印刷機の刷版交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541788U JPH0541788U (ja) | 1993-06-08 |
| JP2560089Y2 true JP2560089Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=14290877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991101071U Expired - Fee Related JP2560089Y2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 印刷機の刷版交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560089Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0299332A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-11 | Akiyama Insatsuki Seizo Kk | オフセット印刷機における版着脱機構 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP1991101071U patent/JP2560089Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0541788U (ja) | 1993-06-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |