JP2558971Y2 - 油圧作動装置 - Google Patents
油圧作動装置Info
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- JP2558971Y2 JP2558971Y2 JP1990052841U JP5284190U JP2558971Y2 JP 2558971 Y2 JP2558971 Y2 JP 2558971Y2 JP 1990052841 U JP1990052841 U JP 1990052841U JP 5284190 U JP5284190 U JP 5284190U JP 2558971 Y2 JP2558971 Y2 JP 2558971Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、圧力油をリリースするリリース弁機構に特
徴を有する油圧作動装置に関する。
徴を有する油圧作動装置に関する。
(従来の技術) 建築現場において鉄筋、金属パイプなどを切断するた
めに、携帯便利で取扱いが容易である油圧を利用したカ
ッターが開発されている。また、鉄板に穴開け作業を行
う携帯用油圧作動パンチャー、鉄筋、金属パイプなどの
曲げ加工を行う携帯用油圧作動曲げ機などが開発されて
いる。
めに、携帯便利で取扱いが容易である油圧を利用したカ
ッターが開発されている。また、鉄板に穴開け作業を行
う携帯用油圧作動パンチャー、鉄筋、金属パイプなどの
曲げ加工を行う携帯用油圧作動曲げ機などが開発されて
いる。
このような油圧を利用した各種の油圧加工装置は、そ
の作動機構として油圧作動装置を備えている。
の作動機構として油圧作動装置を備えている。
この油圧作動装置としては、油槽の設けられたケーシ
ング本体内に油槽内の油を圧送するポンプ機構を設け、
このポンプ機構からの圧力油をシリンダ内に送入して、
シリンダ内に摺動自在に配設されているピストンヘッド
を摺動させ、このピストンヘッドに連接されたピストン
ロッドを直線移動させることにより、ピストンロッドの
先端に装着された切断刃により切断作業を行う油圧作動
カッター(例えば米国特許第3,733,699号)あるいはこ
の改良装置としての油圧作動カッター(実開昭60-66411
号)などが知られている。
ング本体内に油槽内の油を圧送するポンプ機構を設け、
このポンプ機構からの圧力油をシリンダ内に送入して、
シリンダ内に摺動自在に配設されているピストンヘッド
を摺動させ、このピストンヘッドに連接されたピストン
ロッドを直線移動させることにより、ピストンロッドの
先端に装着された切断刃により切断作業を行う油圧作動
カッター(例えば米国特許第3,733,699号)あるいはこ
の改良装置としての油圧作動カッター(実開昭60-66411
号)などが知られている。
この実開昭60-66411号に記載された油圧作動カッター
においては、油圧油をリリースするリリース弁機構がピ
ストンヘッドと同心の位置に配設されている。
においては、油圧油をリリースするリリース弁機構がピ
ストンヘッドと同心の位置に配設されている。
第6図はこのリリース弁機構を示す断面図である。シ
リンダ20には、シリンダ内部20aに圧力油を供給する油
供給通路23と、内部20aから圧力油をリリースする油リ
リース通路26が設けられている。シリンダ20の内部20a
には、ピストンヘッド21が軸方向に摺動自在に配設さ
れ、ピストンヘッド21にはピストンロッド22がそれぞれ
軸心を一致させて一体的に連接されている。ピストンヘ
ッド21の内部にはピストンヘッド21の油圧作用面からピ
ストンロッド22の軸線方向に向けて内部空間21aが形成
され、この内部空間21aの入口端には内部空間21aを閉鎖
するプレート3が固着されている。また、内部空間21a
内には、円柱状の摺動弁1が軸方向に摺動自在に配設さ
れている。この摺動弁1は、プレート3を隙間5を有し
て挿通し、一端が油リリース通路26の周りを囲むように
シリンダ20の内壁面に当接し得るようになっている。ま
た、他端付近には止めリング2が固着され、この止めリ
ング2を利用して摺動弁1の外周にキックスプリング4
が装着されている。また、摺動弁のシリンダ内壁面に当
接する側には、凹所1aが形成され、この凹所1a内にスプ
リング29が装着されている。
リンダ20には、シリンダ内部20aに圧力油を供給する油
供給通路23と、内部20aから圧力油をリリースする油リ
リース通路26が設けられている。シリンダ20の内部20a
には、ピストンヘッド21が軸方向に摺動自在に配設さ
れ、ピストンヘッド21にはピストンロッド22がそれぞれ
軸心を一致させて一体的に連接されている。ピストンヘ
ッド21の内部にはピストンヘッド21の油圧作用面からピ
ストンロッド22の軸線方向に向けて内部空間21aが形成
され、この内部空間21aの入口端には内部空間21aを閉鎖
するプレート3が固着されている。また、内部空間21a
内には、円柱状の摺動弁1が軸方向に摺動自在に配設さ
れている。この摺動弁1は、プレート3を隙間5を有し
て挿通し、一端が油リリース通路26の周りを囲むように
シリンダ20の内壁面に当接し得るようになっている。ま
た、他端付近には止めリング2が固着され、この止めリ
ング2を利用して摺動弁1の外周にキックスプリング4
が装着されている。また、摺動弁のシリンダ内壁面に当
接する側には、凹所1aが形成され、この凹所1a内にスプ
リング29が装着されている。
図において符号32はピストンロッド22を摺動自在に保
持する顎形ケーシングであり、この顎形ケーシング32と
ピストンヘッド21との間にスプリング33が配設されてい
る。
持する顎形ケーシングであり、この顎形ケーシング32と
ピストンヘッド21との間にスプリング33が配設されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) このような構成からなる従来の油圧作動装置のリリー
ス弁機構においては、ピストンヘッド21がその前進端位
置に来たとき、摺動弁1がシリンダ20の内壁面から離脱
し、油リリース通路26の閉鎖状態を開放し、シリンダ内
部20aの圧力油を油リリース通路26を通してリリースす
る作用が行われるが、これは次のようにしてなされる。
すなわち、ピストンヘッド21がその前進端位置に来たと
き、摺動弁1に装着されているキックスプリング4がプ
レート3との間で圧縮される。摺動弁1は、このキック
スプリング4の弾発力と、スプリング29の付勢力によ
り、シリンダ20の内壁面から離脱しようとするが、この
際、プレート3と摺動弁1との隙間5を通して内部空間
21a内に導入されている圧力油が摺動弁1の先端面に作
用しているので、この圧力油による押付力分だけスプリ
ング4,29による弾発力が減力される。このため、摺動弁
1がシリンダ20の内壁面から離れにくくなり、油圧のリ
リース作用を迅速に行えなかったり、キックスプリング
4を強くしなければならないなどの問題があった。
ス弁機構においては、ピストンヘッド21がその前進端位
置に来たとき、摺動弁1がシリンダ20の内壁面から離脱
し、油リリース通路26の閉鎖状態を開放し、シリンダ内
部20aの圧力油を油リリース通路26を通してリリースす
る作用が行われるが、これは次のようにしてなされる。
すなわち、ピストンヘッド21がその前進端位置に来たと
き、摺動弁1に装着されているキックスプリング4がプ
レート3との間で圧縮される。摺動弁1は、このキック
スプリング4の弾発力と、スプリング29の付勢力によ
り、シリンダ20の内壁面から離脱しようとするが、この
際、プレート3と摺動弁1との隙間5を通して内部空間
21a内に導入されている圧力油が摺動弁1の先端面に作
用しているので、この圧力油による押付力分だけスプリ
ング4,29による弾発力が減力される。このため、摺動弁
1がシリンダ20の内壁面から離れにくくなり、油圧のリ
リース作用を迅速に行えなかったり、キックスプリング
4を強くしなければならないなどの問題があった。
本考案はこのような点を考慮してなされたものであ
り、圧力油のリリース作用を確実に行うことができると
ともに、装置の小形化を図ることのできるリリース弁機
構を備えた油圧作動装置を提供することを目的とする。
り、圧力油のリリース作用を確実に行うことができると
ともに、装置の小形化を図ることのできるリリース弁機
構を備えた油圧作動装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の課題を解決するために、ピストンヘッ
ドの内部空間の入口端に固設されたプレートと、このプ
レートを摺動可能に挿通する摺動弁の棒状ロッド部とプ
レートとの隙間を、摺動弁のフランジ部の外郭形状より
内側に位置するように形成したことを特徴としている。
ドの内部空間の入口端に固設されたプレートと、このプ
レートを摺動可能に挿通する摺動弁の棒状ロッド部とプ
レートとの隙間を、摺動弁のフランジ部の外郭形状より
内側に位置するように形成したことを特徴としている。
(作用) 本考案によれば、ピストンヘッドがその前進端位置に
来たとき、摺動弁の棒状ロッド部とプレートとの隙間を
通して供給される圧力油が、弁体の背面に作用し、弁体
を圧力油によって強制的にガイドバーの先端部から離脱
させる。これにより、圧力油が油リリース通路を通して
確実にリリースされる。
来たとき、摺動弁の棒状ロッド部とプレートとの隙間を
通して供給される圧力油が、弁体の背面に作用し、弁体
を圧力油によって強制的にガイドバーの先端部から離脱
させる。これにより、圧力油が油リリース通路を通して
確実にリリースされる。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。第1図は本考案の油圧作動装置の一実施例を示す側
断面図であり、携帯用油圧作動カッターに適用した例を
示している。
る。第1図は本考案の油圧作動装置の一実施例を示す側
断面図であり、携帯用油圧作動カッターに適用した例を
示している。
図において符号11はモータであり、モータ軸12がケー
シング本体13内に挿入された状態でケーシング本体13に
対して取付けられている。ケーシング本体13には油の貯
留される油槽14が設けられ、さらにこの油槽14内の油を
圧送するポンプ機構15が配設されている。ポンプ機構15
は、モータ軸12に形成されたカム部16と、このカム部16
によりニードルベアリングを介して往復移動させられる
ピストン17と、油通路中に配設された開閉弁18とからな
り、この開閉弁18は通常はスプリング19により油通路を
閉塞するようになっている。符号20はシリンダであり、
ケーシング本体13に接続されている。シリンダ20内に
は、ピストンヘッド21が摺動自在に配設され、ピストン
ヘッド21にはピストンロッド22がそれぞれの軸心を一致
させて一体的に連接されている。シリンダ20には、油槽
14とシリンダ内部20aとを連通する油供給通路23が穿設
され、この油供給通路23は前述したように開閉弁18によ
り閉止されている。また、ピストンヘッド21には、シリ
ンダ内部20aとシリンダ外である油槽14とを連通する油
リリース通路26が設けられ、リリース弁機構25により開
閉可能とされている。
シング本体13内に挿入された状態でケーシング本体13に
対して取付けられている。ケーシング本体13には油の貯
留される油槽14が設けられ、さらにこの油槽14内の油を
圧送するポンプ機構15が配設されている。ポンプ機構15
は、モータ軸12に形成されたカム部16と、このカム部16
によりニードルベアリングを介して往復移動させられる
ピストン17と、油通路中に配設された開閉弁18とからな
り、この開閉弁18は通常はスプリング19により油通路を
閉塞するようになっている。符号20はシリンダであり、
ケーシング本体13に接続されている。シリンダ20内に
は、ピストンヘッド21が摺動自在に配設され、ピストン
ヘッド21にはピストンロッド22がそれぞれの軸心を一致
させて一体的に連接されている。シリンダ20には、油槽
14とシリンダ内部20aとを連通する油供給通路23が穿設
され、この油供給通路23は前述したように開閉弁18によ
り閉止されている。また、ピストンヘッド21には、シリ
ンダ内部20aとシリンダ外である油槽14とを連通する油
リリース通路26が設けられ、リリース弁機構25により開
閉可能とされている。
ピストンヘッド21の内部には、ピストンロッド22の軸
線方向に向けて内部空間21aが形成され、この内部空間2
1a内に摺動弁27が軸線方向に摺動自在に配設されてい
る。摺動弁27は、棒状ロッド部27aと、ロッド部27aの端
部に設けられたフランジ部27bとを有し、シリンダ20の
内壁面に当接する側のロッド部27aの他端部には凹所27c
が形成されている。ロッド部27aの他端部は、油リリー
ス通路26の周りを囲むようにシリンダ20の内壁面に当接
し得るようにされ、凹所27c内には、スプリング29が装
着されている。
線方向に向けて内部空間21aが形成され、この内部空間2
1a内に摺動弁27が軸線方向に摺動自在に配設されてい
る。摺動弁27は、棒状ロッド部27aと、ロッド部27aの端
部に設けられたフランジ部27bとを有し、シリンダ20の
内壁面に当接する側のロッド部27aの他端部には凹所27c
が形成されている。ロッド部27aの他端部は、油リリー
ス通路26の周りを囲むようにシリンダ20の内壁面に当接
し得るようにされ、凹所27c内には、スプリング29が装
着されている。
ピストンヘッド21の内部空間21aの入口端には、この
内部空間21aを閉鎖するようプレート31が固設されてい
る。そして摺動弁27のロッド部27aは、このプレート31
に対して隙間30を有して摺動可能に連通している。
内部空間21aを閉鎖するようプレート31が固設されてい
る。そして摺動弁27のロッド部27aは、このプレート31
に対して隙間30を有して摺動可能に連通している。
第2図はこのリリース弁機構25を示す第1図の部分拡
大図である。また、第3図は第2図III-III線方向に見
た部分断面図である。第2図および第3図に示すよう
に、プレート31の内径部は一部が削り落された形状をし
ており、摺動弁27のロッド部27aの外周との間に隙間30
が形成されている。この隙間30は、その最大半径外方向
位置が、摺動弁27のフランジ部27bの外部形状より内側
に位置するよう形成されている。
大図である。また、第3図は第2図III-III線方向に見
た部分断面図である。第2図および第3図に示すよう
に、プレート31の内径部は一部が削り落された形状をし
ており、摺動弁27のロッド部27aの外周との間に隙間30
が形成されている。この隙間30は、その最大半径外方向
位置が、摺動弁27のフランジ部27bの外部形状より内側
に位置するよう形成されている。
ピストンヘッド21のピストンロッド22側の面(ピスト
ンヘッドの背面)と顎形ケーシング32との間には、スプ
リング33が配設されている。また、符号34はピストンロ
ッド22の先端に装着された切断刃である。
ンヘッドの背面)と顎形ケーシング32との間には、スプ
リング33が配設されている。また、符号34はピストンロ
ッド22の先端に装着された切断刃である。
次に第4図および第5図も参照しつつ、このような構
成からなる本実施例の作用について説明する。まず第1
図に示すように、ピストンヘッド21をシリンダ20の最奥
端に位置させてモータ11を駆動し、モータ軸12を回転駆
動する。これによりカム16が回転し、ピストン17を往復
移動させ、油槽14内の油を油通路23に向けて圧送する。
ポンプ機構15により発生された圧力油は、ばね19に抗し
て開閉弁18を押し上げ、油通路23を通ってシリンダ内部
20aに送入される。シリンダ内部20aに送入された圧力油
は、ピストンヘッド21のフランジ面に作用し、ピストン
ヘッド21を第1図右方向に移動させる。これによりピス
トンロッド22も右方向に移動し、切断刃34により鉄筋な
どの切断が行われる。ピストンヘッド21がシリンダ内部
20aを右方向に移動している間、摺動弁27は、隙間30を
通してピストンヘッド21の内部空間21a内に流入した圧
力油の油圧により押圧されて、他端部(フランジ部27b
と反対端部)がシリンダ20の内壁面に当接し、油リリー
ス通路26を閉鎖している。また、ピストンヘッド21に固
着されたプレート31は、ロッド部27aに沿ってピストン
ヘッド21とともに軸方向に摺動してゆく。
成からなる本実施例の作用について説明する。まず第1
図に示すように、ピストンヘッド21をシリンダ20の最奥
端に位置させてモータ11を駆動し、モータ軸12を回転駆
動する。これによりカム16が回転し、ピストン17を往復
移動させ、油槽14内の油を油通路23に向けて圧送する。
ポンプ機構15により発生された圧力油は、ばね19に抗し
て開閉弁18を押し上げ、油通路23を通ってシリンダ内部
20aに送入される。シリンダ内部20aに送入された圧力油
は、ピストンヘッド21のフランジ面に作用し、ピストン
ヘッド21を第1図右方向に移動させる。これによりピス
トンロッド22も右方向に移動し、切断刃34により鉄筋な
どの切断が行われる。ピストンヘッド21がシリンダ内部
20aを右方向に移動している間、摺動弁27は、隙間30を
通してピストンヘッド21の内部空間21a内に流入した圧
力油の油圧により押圧されて、他端部(フランジ部27b
と反対端部)がシリンダ20の内壁面に当接し、油リリー
ス通路26を閉鎖している。また、ピストンヘッド21に固
着されたプレート31は、ロッド部27aに沿ってピストン
ヘッド21とともに軸方向に摺動してゆく。
ピストンヘッド21がその前進端位置まで移動したと
き、すなわち、第4図に示すように、摺動弁27のロッド
部27aとプレート31とが相対移動し、摺動弁27のフラン
ジ部27bがプレート31に当接すると、フランジ部27bによ
り隙間30が閉鎖され、内部空間21a内への圧力油の供給
が停止される。このとき、フランジ部27bの背面には、
シリンダ内部20aの圧力油が作用し、摺動弁27をプレー
ト31から離脱させようとする圧力が作用する。この圧力
と、スプリング29の付勢力を加えた力が、それまで摺動
弁27を押圧していた油圧による押圧力より大きくなり、
摺動弁27がプレート31およびシリンダ20の内壁面から瞬
間的に離れる(第5図)。これにより油リリース通路26
が開放される。シリンダ内部20aの圧力油は油リリース
通路26を通ってシリンダ20の外方に流れ、ピストンヘッ
ド21のフランジ面の両側の圧力差が解消され、ピストン
ヘッド21の前進移動が停止して切断刃34による切断作用
は完了する。ピストンヘッド21は停止した後、続いてば
ね33により、第1図左方向へ押し戻される。この間摺動
弁27は、スプリング29によりシリンダ20の内壁面と離間
された状態に保持され、油リリース通路26は開放され、
ピストンヘッド21の後退移動が迅速に行われる。
き、すなわち、第4図に示すように、摺動弁27のロッド
部27aとプレート31とが相対移動し、摺動弁27のフラン
ジ部27bがプレート31に当接すると、フランジ部27bによ
り隙間30が閉鎖され、内部空間21a内への圧力油の供給
が停止される。このとき、フランジ部27bの背面には、
シリンダ内部20aの圧力油が作用し、摺動弁27をプレー
ト31から離脱させようとする圧力が作用する。この圧力
と、スプリング29の付勢力を加えた力が、それまで摺動
弁27を押圧していた油圧による押圧力より大きくなり、
摺動弁27がプレート31およびシリンダ20の内壁面から瞬
間的に離れる(第5図)。これにより油リリース通路26
が開放される。シリンダ内部20aの圧力油は油リリース
通路26を通ってシリンダ20の外方に流れ、ピストンヘッ
ド21のフランジ面の両側の圧力差が解消され、ピストン
ヘッド21の前進移動が停止して切断刃34による切断作用
は完了する。ピストンヘッド21は停止した後、続いてば
ね33により、第1図左方向へ押し戻される。この間摺動
弁27は、スプリング29によりシリンダ20の内壁面と離間
された状態に保持され、油リリース通路26は開放され、
ピストンヘッド21の後退移動が迅速に行われる。
この後退移動は、摺動弁27のフランジ部27bの先端が
ピストンヘッド21内の内部空間21aの最奥壁に押され
て、摺動弁27の他端部がシリンダ20の内壁面に再び当接
することにより停止する。ピストンヘッド21は第1図に
示す位置に復帰し、本実施例による油圧作動装置の一工
程を終了する。
ピストンヘッド21内の内部空間21aの最奥壁に押され
て、摺動弁27の他端部がシリンダ20の内壁面に再び当接
することにより停止する。ピストンヘッド21は第1図に
示す位置に復帰し、本実施例による油圧作動装置の一工
程を終了する。
このように、本実施例によれば、摺動弁27が開動作
(リリース通路開放動作)を行う際、シリンダ内部20a
の圧力油が摺動弁のフランジ部27bに作用し、摺動弁27
にシリンダ20の内壁面から離脱させる力を及ぼす。この
ため、従来は、摺動弁27を閉鎖状態に維持する力として
作用していた圧力油の押圧力を、摺動弁27を開放させる
力として利用することができ、摺動弁27の開動作をより
円滑に行うことができる。また、圧力油の押圧力を摺動
弁27の開動作に利用しているので、従来のようなスプリ
ングを必要とせず、リリース弁機構25の構造をより小形
化かつ簡単化することができる。
(リリース通路開放動作)を行う際、シリンダ内部20a
の圧力油が摺動弁のフランジ部27bに作用し、摺動弁27
にシリンダ20の内壁面から離脱させる力を及ぼす。この
ため、従来は、摺動弁27を閉鎖状態に維持する力として
作用していた圧力油の押圧力を、摺動弁27を開放させる
力として利用することができ、摺動弁27の開動作をより
円滑に行うことができる。また、圧力油の押圧力を摺動
弁27の開動作に利用しているので、従来のようなスプリ
ングを必要とせず、リリース弁機構25の構造をより小形
化かつ簡単化することができる。
なお、本実施例においては、ピストンロッド22がピス
トンヘッド21と軸心を一致させて連接されている例を示
したが、ピストンロッド22がピストンヘッド21の軸線に
対し偏心した位置に連接されている場合にも適用でき
る。ピストンロッド22を偏心した位置に連接すれば、ピ
ストンロッド22に回り止め用のキーを設けなくても、ピ
ストンヘッド21およびピストンロッド22は回転せず、例
えば外部から強い回転力が作用するような油圧作動装置
の場合、好適である。
トンヘッド21と軸心を一致させて連接されている例を示
したが、ピストンロッド22がピストンヘッド21の軸線に
対し偏心した位置に連接されている場合にも適用でき
る。ピストンロッド22を偏心した位置に連接すれば、ピ
ストンロッド22に回り止め用のキーを設けなくても、ピ
ストンヘッド21およびピストンロッド22は回転せず、例
えば外部から強い回転力が作用するような油圧作動装置
の場合、好適である。
また、摺動弁27および内部空間21aをピストンロッド2
2の軸線と一致した位置に配設した例を示したが、ピス
トンロッド22の軸線と一致しない偏心した位置に配設し
てもよい。
2の軸線と一致した位置に配設した例を示したが、ピス
トンロッド22の軸線と一致しない偏心した位置に配設し
てもよい。
以上説明したように、本考案によれば、圧力油をリリ
ース弁の開動作に利用したので、リリース弁のリリース
動作を迅速確実に行わせることができるとともに、リリ
ース弁機構を小形化、簡単化することができる。
ース弁の開動作に利用したので、リリース弁のリリース
動作を迅速確実に行わせることができるとともに、リリ
ース弁機構を小形化、簡単化することができる。
本考案による油圧作動装置は、携帯用油圧作動カッタ
ー、油圧作動パンチャーなどに用いることにより、特に
優れた効果を奏する。
ー、油圧作動パンチャーなどに用いることにより、特に
優れた効果を奏する。
第1図は本考案による油圧作動装置の一実施例を示す側
断面図、第2図は本考案によるリリース弁機構の一例を
示す部分断面図、第3図は第2図III-III線断面図、第
4図および第5図は本考案によるリリース弁機構の作用
を示す断面図、第6図は従来の油圧作動装置におけるリ
リース弁機構を示す断面図である。 20……シリンダ、20a……シリンダ内部、21……ピスト
ンヘッド、21a……内部空間、23……油供給通路、25…
…リリース弁機構、26……油リリース通路、27……摺動
弁、27a……ロッド部、27b……フランジ部、30……隙
間、31……プレート。
断面図、第2図は本考案によるリリース弁機構の一例を
示す部分断面図、第3図は第2図III-III線断面図、第
4図および第5図は本考案によるリリース弁機構の作用
を示す断面図、第6図は従来の油圧作動装置におけるリ
リース弁機構を示す断面図である。 20……シリンダ、20a……シリンダ内部、21……ピスト
ンヘッド、21a……内部空間、23……油供給通路、25…
…リリース弁機構、26……油リリース通路、27……摺動
弁、27a……ロッド部、27b……フランジ部、30……隙
間、31……プレート。
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダ内に油を供給する油供給通路とシ
リンダ外に油をリリースする油リリース通路とを有する
シリンダと、このシリンダ内に軸線方向に摺動可能に配
設され油圧作用面から軸方向に向けて形成された内部空
間を有するピストンヘッドと、前記ピストンヘッドの内
部空間内に軸線方向に摺動自在に配設された棒状ロッド
部を有する前記シリンダの油リリース通路を開閉する摺
動弁と、を備えた油圧作動装置において、 前記ピストンヘッドの内部空間の入口端には内部空間を
閉鎖するプレートが固設され、前記摺動弁は棒状ロッド
部の端部に一体的に設けられたフランジ部を有し、前記
棒状ロッド部が前記プレートに対し隙間を有して摺動可
能に挿通しているとともに、前記隙間は前記摺動弁のフ
ランジ部の外郭形状より内側に位置し、前記摺動弁のフ
ランジ部により前記隙間を閉鎖可能であるように形成さ
れていることを特徴とする油圧作動装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990052841U JP2558971Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 油圧作動装置 |
| US07/683,074 US5150644A (en) | 1990-04-17 | 1991-04-10 | Release valve mechanism in a fluid operated linear actuator for a portable cutter or the like |
| ITMI911034A IT1246601B (it) | 1990-04-17 | 1991-04-16 | Meccanismo valvolare di rilascio in un attuatore lineare azionato da fluido per un dispositivo da taglio portabile o simili. |
| DE4112570A DE4112570C2 (de) | 1990-04-17 | 1991-04-17 | Auslöseventilmechanismus in einer flüssigkeitsbetriebenen LINEAR-Antriebsvorrichtung für eine tragbare Schneidvorrichtung oder dgl. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990052841U JP2558971Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 油圧作動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0413216U JPH0413216U (ja) | 1992-02-03 |
| JP2558971Y2 true JP2558971Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=31573496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990052841U Expired - Fee Related JP2558971Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-05-21 | 油圧作動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558971Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7008321B2 (ja) * | 2017-10-03 | 2022-01-25 | 育良精機株式会社 | 油圧作動装置及びパンチャー |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58157097A (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-19 | 株式会社東芝 | プラズマ装置 |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP1990052841U patent/JP2558971Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0413216U (ja) | 1992-02-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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