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JP2558571Y2 - 光拡散ガラス板 - Google Patents

光拡散ガラス板

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Publication number
JP2558571Y2
JP2558571Y2 JP1993035321U JP3532193U JP2558571Y2 JP 2558571 Y2 JP2558571 Y2 JP 2558571Y2 JP 1993035321 U JP1993035321 U JP 1993035321U JP 3532193 U JP3532193 U JP 3532193U JP 2558571 Y2 JP2558571 Y2 JP 2558571Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beads
binder
glass plate
transparent
light
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP1993035321U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH078802U (ja
Inventor
眞紀子 山本
Original Assignee
惠和商工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 惠和商工株式会社 filed Critical 惠和商工株式会社
Priority to JP1993035321U priority Critical patent/JP2558571Y2/ja
Publication of JPH078802U publication Critical patent/JPH078802U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2558571Y2 publication Critical patent/JP2558571Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本考案は、光拡散性を有するシート材が
粘着された光拡散ガラス板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス板表面に貼着するためのシ
ート材としては、主に、ガラスの飛散防止を目的とし
た、透明プラスチックフィルム、または透明でかつ着色
したプラスチックフィルム、あるいはアルミ蒸着された
プラスチックフィルムの一方の面に単に粘着剤層を塗設
した構造のものがあった。
【0003】具体的には、例えば、図3に示したよう
に、プラスチックフィルム11、およびその一方の面に塗
設した接着剤層12の二層からなる構造を有したシート材
10が用いられていた。
【0004】
【考案の解決すべき課題】前記従来のシート材による
と、シート材を透過した光の乱反射(いわゆる、ギラツ
キ)が著しく、またプラスチックフィルム表面にゴミや
手垢、指紋等が付着して汚れやすく、さらに光の拡散効
果がほとんど期待できないものであった。
【0005】よって、従来のシート材によると、上記し
たように所望の光学的効果が必ずしも得られない上に、
使用者にプラスチックフィルム表面維持のための負担を
強いることになるものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、シート材の
光学的機能を改善することで、上述した従来技術が抱え
ていた一連の問題点を解消する目的で考案されたもので
あり、その要旨とするところは、本考案の一部構成を模
式的に示した図2(a) を参照すると; 光透過性の基材
シート2と、該基材シート2の一方の面に塗設された粘
着剤層3と、前記基材シート2の他方の面に塗設された
ビーズ層4とを備えてなり、該ビーズ層4が、バインダ
ー5と透明ビーズ6および/または着色ビーズ7とから
構成されてなるガラス貼着用シート材1がガラス板に粘
着されたもの(たとえば図1(a))である。
【0007】
【0008】すなわち、本考案で用いられている基材シ
ート2としては、プラスチックフィルム、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート(PET) 、ポリカーボネート(P
C)、ポリプロピレン(PP)等の透明、乳白色透明のプラス
チックフィルム等の光透過性を有するものが使用され、
シート厚みは特に限定されるものではないが、ガラスへ
の貼着作業性を考慮すれば、25〜 100μm程度が好まし
い。
【0009】なお、基材シート表面に粘着剤層を塗工す
る方法としては、周知のリバースロールコート法が採用
でき、また、当該方法に採用可能な粘着剤としては、ソ
ルベント型アクリル系粘着剤等がある。
【0010】また、本考案のビーズ層の構成には、以下
の三態様: 透明ビーズとバインダーからなるビーズ層(図1
(a)); 着色ビーズとバインダーからなるビーズ層(図1
(b));および 透明ビーズ、着色ビーズおよびバインダーからなる
ビーズ層(図1(c))、が含まれている。
【0011】そして、透明ビーズとしては、プラスチッ
クビーズ、ガラスビーズ等が使用でき、透明ビーズの粒
径は、特に限定されるものではないが、光拡散効果など
を考慮すれば、10〜80μm 程度のものを、好ましくは、
粒度の異なるビーズを混在させて用いる。
【0012】同様に、着色ビーズとしては、プラスチッ
ク(例えば、アクリルコポリマー)やガラス等をその主
成分とするものであれば良く、また、これらビーズを着
色するための着色材としては、無機顔料、例えば、乳白
色を付与する二酸化チタンなどが使用できる。 そし
て、着色ビーズの粒径は、特に限定されるものではない
が、光線の拡散効果などを考慮して、10〜80μm 程度の
ものを、好ましくは、粒度の異なるビーズを混在させて
用いる。
【0013】なお、透明ビーズと着色ビーズを混合して
使用する場合、両者の混合比は、光線の拡散効果を考慮
すれば、重量比として4:1〜1:4の範囲が好まし
い。
【0014】さらに、バインダーとしては、合成樹脂
(例えば、アクリル樹脂あるいはウレタン樹脂)が、本
考案において使用できる。 なお、ビーズとバインダー
との配合比は、所望の光拡散効果とビーズ粒子のバイン
ダーへの定着性を考慮すれば、バインダー 100重量部に
対して、ビーズ20〜 100重量部の範囲が好ましい。
【0015】さらに、本考案のビーズ層の厚みは特に限
定されるものではないが、周知のロールコート方式によ
る基材シートへの塗設作業の難易性、強度および光拡散
効果などを考慮して、15〜90μm 程度が好ましい。 さ
らに、ビーズ層内におけるビーズの配置態様としては、
光拡散効果などを考慮すれば、バインダーに埋設された
ビーズとバインダーに部分的に埋設されたビーズを混在
させて用いること、ならびに、ビーズを基材シート表面
に分散あるいは基材シート表面をほぼ被うように分布さ
せる態様が好ましい。
【0016】そして、基材シートに粘着剤層を介して設
けられるセパレーターとしては、シリコーンセパレータ
ー、ポリエステルセパレーター等が使用される。
【0017】
【実施例】以下に、本考案の複合シート材の実施例につ
き説明する。
【0018】図1に示した各態様にあるように、本考案
の構成によると、ガラス板越しに戸外から導入された太
陽光線9は、基材シート2を介して粘着剤層3からビー
ズ層4にまで到達し、ビーズ層4のバインダー5中に分
散された着色ビーズ7および/または透明ビーズ6との
接触・屈折・反射を幾度となく繰り返した末に、ビーズ
層4を通過する。 これにより、ビーズ層4を通過した
光は均質に拡散するのである。
【0019】また、図1(c) に示したように、着色ビー
ズ7と透明ビーズ6を併用することにより、光の拡散の
程度を加減することができ、さらに、使用する着色ビー
ズ7と透明ビーズ6の混合比ならびに粒径を調整するこ
とで、シート材輝度の加減も可能となるのである。
【0020】実施例1 基材シートとして、 100μm の厚さのポリエステルフィ
ルム(テイジン HP7)を用いて、その一方の面に周知の
リバースコート方式で、バインダー層厚みが30μm とな
るように、下記表1に示した組成を有する塗工液を塗布
した。
【0021】
【表1】
【0022】次に、該基材シートの他方の面に、下記表
2に示した材料から調製した粘着剤を単位粘着剤塗布量
が、25g/m2となるようリバースコート方式にて塗布し
た。
【0023】なお、粘着剤層を介して基材シートに設け
るセパレーターとしては、グラシンセパレーターを用い
た。
【0024】
【表2】
【0025】本実施例による、セパレーターを含まない
シート材を、光沢度、全光線透過率およびヘイズ特性に
関して、それぞれ JIS Z 8741 、 JIS K 7105 のA法、
および JIS K 7105 の方法に準拠して試験を行った。
その試験結果を下記表3に示した。
【0026】
【表3】
【0027】実施例2 基材シートとして、 125μm の厚さのポリエステルフィ
ルム(「T-100E」、ダイヤホイルヘキスト株式会社製)
を用いて、その一方の面に周知のリバースコート方式
で、バインダー層厚みが30μm となるように、下記表4
に示した組成を有する塗工液を塗布した。
【0028】
【表4】
【0029】次に、該基材シートの他方の面に、下記表
5に示した材料から調製した粘着剤を単位粘着剤塗布量
が、25g/m2となるよう塗布した。 なお、粘着剤層を介
して基材シートに設けるセパレーターとしては、シリコ
ーンセパレーターを用いた。
【0030】
【表5】
【0031】本実施例による、セパレーターを含まない
シート材を、光沢度、全光線透過率およびヘイズ特性に
関して、それぞれ JIS Z 8741 、 JIS K 7105 のA法、
および JIS K 7105 の方法に準拠して試験を行った。
その試験結果を下記表6に示した。
【0032】
【表6】
【0033】実施例3 基材シートとして、 125μm の厚さのポリエステルフィ
ルム(「 E5001」、東洋紡製) を用いて、その一方の面
に周知のリバースコート方式で、バインダー層厚みが25
μm となるように、下記表7に示した組成を有する塗工
液を塗布した。
【0034】
【表7】
【0035】次に、該基材シートの他方の面に、下記表
8に示した材料から調製された粘着剤を単位粘着剤塗布
量が、20g/m2となるよう塗布した。 なお、粘着剤層を
介して基材シートに設けるセパレーターとしては、ポリ
エステルセパレーターを用いた。
【0036】
【表8】
【0037】本実施例による、セパレーターを含まない
シート材を、光沢度、全光線透過率およびヘイズ特性に
関して、それぞれ JIS Z 8741 、 JIS K 7105 のA法、
および JIS K 7105 の方法に準拠して試験を行った。
その試験結果を下記表9に示した。
【0038】
【表9】
【0039】上記一連の実施例によって、本考案のシー
ト材によると所期の目的としていた光学的効果(光拡散
効果)が実現されたのである。
【0040】
【考案の効果】すなわち、本考案のシート材によると、
基材シートとビーズ層との密着性が良好であり、かつ十
分な表面硬度が付与された最表面層を形成しておるた
め、シート材表面が傷つきにくく、また適度の凹凸が形
成されているため、指紋や汚れがつきにくい。
【0041】また、ビーズ層を新たに塗工したことによ
り、従来技術で指摘されていた、シート材から生じる光
の過度の反射(ギラツキ)が著しく改善され、かつ、ビ
ーズおよびバインダーによって耐溶剤性・耐洗剤性をも
付加されるため、洗剤を用いた洗浄が可能になるなど、
その美観維持を容易なものにならしめた。
【0042】さらに、ビーズ層によってヘイズ(曇度)
が向上されるため、本考案のシート材を貼着したガラス
は、全体として、いわゆるスリガラスの状態になり、こ
れにより、障子によって得られるソフトな明るさが室内
に提供できると共に、基材シートに印刷を施すことによ
ってインテリア機能を付与できるなど、快適な住空間を
創造する上で、様々な効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 、(b) および(c) は、本考案の実施例の示
す一部断面図である。
【図2】本考案のガラス貼着用シート材の構成を示す一
部断面図である。
【図3】従来のガラス貼着用シート材の構成を示す一部
断面図である。
【符号の説明】
1…ガラス貼着用シート材 2…基材シート 3…粘着剤層 4…ビーズ層 5…バインダー 6…透明ビーズ 7…着色ビーズ 8…セパレーター 9…光線

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板と、該ガラス板に粘着剤層を介
    して貼設された光透過性の基材シートと、該基材シート
    表面に塗設されたビーズ層とを備えてなり、該ビーズ
    層が、バインダーと透明ビーズおよび/または着色ビー
    ズとから構成されており、これらビーズが前記バインダ
    ーに埋設されたビーズと、前記バインダーに部分的に埋
    設されたビーズから構成されてなる光拡散ガラス板
  2. 【請求項2】 前記透明ビーズおよび/または着色ビー
    ズが、様々な粒度のビーズから構成されている請求項
    載の光拡散ガラス板
  3. 【請求項3】 前記バインダーが、透明バインダーまた
    は着色バインダーから構成されている請求項1または2
    に記載の光拡散ガラス板
JP1993035321U 1993-06-29 1993-06-29 光拡散ガラス板 Expired - Fee Related JP2558571Y2 (ja)

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JPH078802U JPH078802U (ja) 1995-02-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851241B2 (ja) * 1979-03-09 1983-11-15 積水化学工業株式会社 光散乱テ−プもしくはシ−ト
JPS6260190A (ja) * 1985-09-11 1987-03-16 Seiko Epson Corp 半導体記憶装置
JPS6341101U (ja) * 1986-09-01 1988-03-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH078802U (ja) 1995-02-07

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