JP2026018220A - 撮像装置、撮像方法 - Google Patents
撮像装置、撮像方法Info
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Abstract
【課題】 レンジゲート制御によってターゲット距離領域の画像を得つつ、暗部視認性の良い画像も同時に得ることが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像装置において、特定の波長の光を透過させるカラーフィルタと、1フレーム期間内に複数回発する発光部と、光子の受光頻度に応じてパルスを発するセンサ部と、前記パルスの数をカウントするカウンタと、前記カウントの値を記憶するメモリと、をそれぞれ備える複数の画素部と、カウントイネーブル信号を生成するカウントイネーブル生成部と、を備え、前記カウントイネーブル生成部は、前記発光部の発光タイミングと非同期で1フレーム期間内のイネーブル期間が1回である第1のカウントイネーブル信号、または前記発光部の発光タイミングと同期した1フレーム期間内のイネーブル期間が複数回である第2のカウントイネーブル信号、のいずれかを生成する。
【選択図】 図9
【解決手段】 撮像装置において、特定の波長の光を透過させるカラーフィルタと、1フレーム期間内に複数回発する発光部と、光子の受光頻度に応じてパルスを発するセンサ部と、前記パルスの数をカウントするカウンタと、前記カウントの値を記憶するメモリと、をそれぞれ備える複数の画素部と、カウントイネーブル信号を生成するカウントイネーブル生成部と、を備え、前記カウントイネーブル生成部は、前記発光部の発光タイミングと非同期で1フレーム期間内のイネーブル期間が1回である第1のカウントイネーブル信号、または前記発光部の発光タイミングと同期した1フレーム期間内のイネーブル期間が複数回である第2のカウントイネーブル信号、のいずれかを生成する。
【選択図】 図9
Description
本発明は、カラーフィルタに応じて異なるカウントイネーブル信号を生成してRGB画像とレンジゲート画像を取得する撮像装置、撮像方法に関するものである。
レンジゲートカメラと呼ばれるカメラを用いた撮影方法がある。これはカメラ前方に所定の周期でパルス光を発光し、ターゲット距離に応じた所定のタイミングでカメラ内部のイメージセンサが露光することで、ターゲット距離にある被写体のみを鮮明に撮像することが可能となる技術である。以下、本技術をレンジゲート制御と呼ぶ。このレンジゲート制御により例えば悪天候であっても所定の距離にある被写体(オブジェクト)を鮮明に撮像することができる。
例えば特許文献1ではパルス光による発光とカメラによる露光のタイミングをタイミングコントローラによって調整し、不要なターゲット距離領域を撮像することを防止する技術が記載されている。また、本特許文献ではパルス光による発光とカメラによる露光のタイミング(ディレイ時間)をフレームごとに変更することで、カメラからの距離が異なる複数のターゲット距離領域の画像を得ることが可能となる構成が記載されている。
しかしながら、特許文献1記載の技術ではフレーム毎にターゲット距離領域を変更しており、カメラ近傍から遠方までの複数の距離領域を撮影するためには複数フレーム分の時間を必要としてしまうという課題があった。そのため、衝突防止のような即時性の求められるアプリケーションに利用しようとすると、画像を用いた前方のオブジェクト(車両等)の認識が遅れ、衝突防止の処置(自動ブレーキ等)が遅れる可能性があった。
また、ターゲット距離に応じた所定のタイミングでカメラ内部のイメージセンサが露光するため、露光時間はターゲット距離に応じた時間に限定される。そのため、レンジゲート制御をしない場合の露光時間と比較し、所定時間内の露光時間が短くなる傾向にあった。この場合、たとえ繰り返し露光を実施したとしても総じて所定時間内に蓄積されるオブジェクトからの反射光量が少なくなる。そのため、夜間といった暗く単位時間当たりの反射光量が少なくなる時間帯においては前方のオブジェクトを画像から認識することが困難になる可能性があった。
そこで、本発明は、レンジゲート制御によってターゲット距離領域の画像を得つつ、暗部視認性の良い画像をも同時に得ることが可能な撮像装置を提供することを目的の1つとする。
本発明の1側面の撮像装置は、特定の波長の光を透過させるカラーフィルタと、前記カラーフィルタの周波数特性と対応した波長の光を、1フレーム期間内に複数回発する発光部と、前記カラーフィルタを透過した光の光子の受光頻度に応じてパルスを発するセンサ部と、前記パルスの数をカウントするカウンタと、前記カウンタのカウント値を記憶するメモリと、をそれぞれ備える複数の画素部と、前記カウンタのカウント期間を制御するカウントイネーブル信号を生成するカウントイネーブル生成部と、を備え、前記カウントイネーブル生成部は、前記発光部の発光タイミングと非同期で1フレーム期間内のイネーブル期間が1回である第1のカウントイネーブル信号、または前記発光部の発光タイミングと同期した1フレーム期間内のイネーブル期間が複数回である第2のカウントイネーブル信号、のいずれかを生成することを特徴とする。
本発明によれば、悪天候であっても所定の距離にある被写体を鮮明に撮像することができ、さらに加えて、複数フレームを必要とせずに近傍から遠方までの暗部視認性の良い画像を同時に撮像することが可能な撮像装置を提供することができる。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。なお、各図において、同一の部材または要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。なお、各図において、同一の部材または要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
図1は、本発明の実施形態の光電変換素子の構成例を示す図である。以下では、光電変換素子100が、センサ基板11と、回路基板21の2枚の基板が積層され、且つ電気的に接続されることにより構成される、所謂、積層構造である光電変換装置を例にとって説明する。しかしながら、センサ基板に含まれる構成と回路基板に含まれる構成が共通の半導体層に配された、所謂、非積層構造であっても良い。センサ基板11は、画素領域12を含む。回路基板21は、画素領域12で検出された信号を処理する回路領域22を含む。
図2は、センサ基板11の構成例を示す図である。センサ基板11の画素領域12は、複数行及び列方向に渡って二次元状に複数配置された画素101(画素部)を含む。画素101は、アバランシェフォトダイオード(以下、APD)を含む光電変換部102を備える。
ここで、光電変換部102は、光子の受光頻度に応じた頻度でパルスを発するセンサ部として機能している。尚、画素領域12を成す画素アレイの行数及び列数は、特に限定されるものではない。
図3は、画素101が有するカラーフィルタ30の構成例を示す図である。画素領域12内部の画素101の各々がカラーフィルタ30のいずれかの色を有している。つまり、カラーフィルタがいずれかの周波数特性を有している。カラーフィルタ30は大きく分けて以下の2種類のフィルタが配置されている。まず1つ目は、それぞれ赤色(R)、青色(B)及び緑色(G)の波長の光をそれぞれ透過させるRフィルタ、GフィルタおよびBフィルタ(合わせてRGBフィルタ31)である。2つ目は、赤外光(IR)の波長の光を透過させる赤外領域のフィルタであるIRフィルタ32である。この構成のカラーフィルタをRGB-IRフィルタと呼ぶ。
ここで、1つの画素101がRフィルタ、Gフィルタ、Bフィルタ、IRフィルタのいずれか1つのカラーフィルタに対応している。本実施形態の配置は、図3に示すように、BフィルタとGフィルタを交互に並べた列と、IRフィルタとRフィルタを交互に並べた列とを組み合わせた配置となっている。なお、RGBフィルタ31とIRフィルタ32を組み合わせる配置はこれに限定されるものではない。
図4(a)は、回路基板21の構成例を示す図である。回路基板21は、図2の各光電変換部102で光電変換された電荷を処理する信号処理回路103、読み出し回路112、制御パルス生成部115、水平走査回路111、垂直信号線113、垂直走査回路110、出力回路114を有している。
垂直走査回路110は、制御パルス生成部115から供給された制御パルスを受け、行方向に配列された複数の画素に、順次的に制御パルスを供給する。垂直走査回路110にはシフトレジスタやアドレスデコーダといった論理回路が用いられる。
各画素の光電変換部102から出力された信号は、各信号処理回路103で処理される。信号処理回路103は、カウンタやメモリなどが設けられており、メモリにはデジタル値が保持される。水平走査回路111は、デジタル信号が保持された各画素のメモリから信号を読みだすために、各列を順次選択する制御パルスを信号処理回路103に入力する。
垂直信号線113には、垂直走査回路110により選択された行の画素の信号処理回路103から信号が出力される。垂直信号線113に出力された信号は、読み出し回路112、出力回路114を介して、光電変換素子100の外部に出力される。読み出し回路112には垂直信号線113に接続された、複数のバッファが内蔵されている。
図2及び図4(a)に示すように、平面視で画素領域12に重なる領域に、複数の信号処理回路103が配される。そして、平面視で、センサ基板11の端と画素領域12の端との間に重なるように、垂直走査回路110、水平走査回路111、読み出し回路112、出力回路114、制御パルス生成部115が配される。
言い換えると、センサ基板11は、画素領域12と画素領域12の周りに配された非画素領域とを有する。そして、平面視で非画素領域に重なる領域に、垂直走査回路110、水平走査回路111、読み出し回路112、出力回路114、制御パルス生成部115が配される。
尚、垂直信号線113の配置、読み出し回路112、出力回路114の配置は、図4(a)に示した例に限定されない。例えば、垂直信号線113が行方向に延びて配されており、読み出し回路112を垂直信号線113が延びる先に配しても良い。又、信号処理回路103は、必ずしもすべての光電変換部に1つずつ設けられる必要はなく、複数の光電変換部に対して1つの信号処理部が共有され、順次信号処理を行う構成となっていても良い。
図4(b)は図4(a)にて説明した各信号処理回路103へ供給する信号を生成するカウントイネーブル生成部104の構成例を示す図である。図4(b)において、RGBフィルタ31のRフィルタを透過した光(光電変換後のR信号)を扱う信号処理回路103がR信号処理回路103rである。同様にG信号を扱う信号処理回路がG信号処理回路103g、B信号を扱う信号処理回路がB信号処理回路103bである。また、IRフィルタ32を透過した光(光電変換後のIR信号)を扱う信号処理回路がIR信号処理回路103IRである。
カウントイネーブル生成部104は信号処理回路103内部のカウンタへ供給するカウントイネーブル信号を生成する。カウントイネーブル信号は信号処理回路103内部のカウンタのイネーブル、ディセーブルを制御するための信号である。このカウントイネーブル信号はR信号、G信号、B信号、IR信号それぞれの信号処理回路103に対して異なる信号が生成できるように構成されている。即ち、複数あるR信号処理回路103rへ供給するカウントイネーブル信号をR用カウントイネーブル生成部104rが生成する。G信号処理回路103g、B信号処理回路103bについても、同様にそれぞれG用カウントイネーブル生成部104g、B用カウントイネーブル生成部104bが生成する。そして複数あるIR信号処理回路103IRへ供給するカウントイネーブル信号をIR用カウントイネーブル生成部104IRが生成する。R用カウントイネーブル、G用カウントイネーブル、B用カウントイネーブル、IR用カウントイネーブルをそれぞれ独立したタイミングで生成することも可能である。なお図4(b)では信号処理回路103とカウントイネーブル生成部104との結線は省略されている。
図5は、図2及び図4(a)における画素101と、画素101に対応した信号処理回路103の等価回路を示した図である。
光電変換部102に含まれるAPD201は、光電変換により入射光に応じた電荷対を生成する。APD201の2つのノードのうちの一方のノードは、駆動電圧VL(第1電圧)が供給される電源線と接続されている。又、APD201の2つのノードのうちの他方のノードは、電圧VLよりも高い駆動電圧VH(第2電圧)が供給される電源線と接続されている。
図5では、APD201の一方のノードはアノードであり、APDの他方のノードはカソードである。APD201のアノードとカソードには、APD201がアバランシェ増倍動作をするような逆バイアス電圧が供給される。このような電圧を供給した状態とすることで、入射光によって生じた電荷がアバランシェ増倍を起こし、アバランシェ電流が発生する。
尚、逆バイアスの電圧が供給される場合において、アノード及びカソードの電圧差が降伏電圧より大きい電圧差で動作させるガイガーモードと、アノード及びカソードの電圧差が降伏電圧近傍、もしくはそれ以下の電圧差で動作させるリニアモードがある。ガイガーモードで動作させるAPDをSPADと呼ぶ。SPADの場合、例えば、電圧VL(第1電圧)は、-30V、電圧VH(第2電圧)は、1Vである。
信号処理回路103は、クエンチ素子202、波形整形部210、カウンタ回路211、メモリ回路212を有する。クエンチ素子202は、駆動電圧VHが供給される電源線とAPD201のアノード及びカソードのうちの一方のノードに接続される。
クエンチ素子202は、アバランシェ増倍による信号増倍時に負荷回路(クエンチ回路)として機能し、APD201に供給する電圧を抑制して、アバランシェ増倍を抑制する働きを持つ(クエンチ動作)。又、クエンチ素子202は、クエンチ動作で電圧降下した分の電流を流すことにより、APD201に供給する電圧を駆動電圧VHへと戻す働きを持つ(リチャージ動作)。
図5では、信号処理回路103は、クエンチ素子202の他に波形整形部210、カウンタ回路211、及びメモリ回路212を有する例を示した。
波形整形部210は、光子検出時に得られるAPD201のカソードの電圧変化を整形して、パルス信号を出力する。波形整形部210としては、例えば、インバータ回路が用いられる。図5では、波形整形部210としてインバータを1つ用いた例を示したが、複数のインバータを直列接続した回路を用いても良いし、波形整形効果があるその他の回路を用いても良い。
カウンタ回路211は、波形整形部210から出力されたパルスの数をカウントし、カウント値を保持する。又、駆動線213を介して制御パルスRESが供給されたとき、カウンタ回路211に保持された信号がリセットされる。ここでカウンタ回路211は、蓄積期間の開始時と終了時のカウント値の差分に基づいて信号を生成している。
なお、カウンタ回路211には図4(b)で説明したカウントイネーブル生成部104からカウントイネーブル信号が供給される。このカウントイネーブル信号がHighの区間(カウント期間)においてカウンタ回路211は波形整形部210から出力されたパルスの数をカウントし、カウントイネーブル信号がLowの区間ではパルス数をカウントせずにカウント値を保持する。これにより例えばカウントイネーブル生成部104が100MHzのクロック周波数で動作する回路であった場合、カウントイネーブル信号はクロック周期の10nsec単位でのHigh、Low制御(イネーブル・ディセーブル制御)が可能となる。ここで、光電変換部102が光子の受光頻度に応じて出力するパルスの数はカウントイネーブル時のみカウントされることから、パルスの数のカウントイネーブル期間は画素101の露光期間と言い換えることができる。よって、本実施形態では露光する、露光しないの切り替え制御を10nsec単位で制御できる。
また、図4(b)で示した通り、カウントイネーブル信号はカウントイネーブル生成部104によってR信号処理回路103r、G信号処理回路103g、B信号処理回路103b、IR信号処理回路103IRで異なる信号として生成することが可能である。
本実施形態においては、R信号処理回路103r、G信号処理回路103g、B信号処理回路103bとIR信号処理回路103IRで異なるカウントイネーブル信号を生成する。生成される信号の詳細はタイミングチャートを用いて後述する。
メモリ回路212には、図4(a)の垂直走査回路110から、図5の駆動線214(図4(a)では不図示)を介して制御パルスSELが供給され、カウンタ回路211と垂直信号線113との電気的な接続、非接続を切り替える。メモリ回路212は、カウンタのカウント値を一時的に記憶するメモリとして機能しており、画素のカウンタ回路211からの出力信号を垂直信号線113に出力する。
尚、クエンチ素子202とAPD201との間や、光電変換部102と信号処理回路103との間にトランジスタ等のスイッチを配して、電気的な接続を切り替えても良い。同様に、光電変換部102に供給される電圧VH又は電圧VLの供給をトランジスタ等のスイッチを用いて電気的に切り替えても良い。
図6は、APD201の動作と出力信号の関係を模式的に示した図である。波形整形部210の入力側をnodeA、出力側をnodeBとしている。時刻t0から時刻t1の間において、APD201には、VH-VLの電位差が印加されている。時刻t1において光子がAPD201に入射すると、APD201でアバランシェ増倍が生じ、クエンチ素子202にアバランシェ増倍電流が流れ、nodeAの電圧は降下する。
電圧降下量が更に大きくなり、APD201に印加される電位差が小さくなると、時刻t2のようにAPD201のアバランシェ増倍が停止し、nodeAの電圧レベルはある一定値以下には降下しなくなる。その後、時刻t2から時刻t3の間において、nodeAには電圧VLから電圧降下分を補う電流が流れ、時刻t3においてnodeAは元の電位レベルに静定する。このとき、nodeAにおいて出力波形がある閾値を越えた部分は、波形整形部210で波形整形され、nodeBでパルス信号として出力される。
次に、実施形態の撮像装置であるIR発光器500、カメラ600及び移動体700について説明する。図7は実施形態に係るIR発光器500、カメラ600及び移動体700の機能ブロック図である。尚、図7に示される機能ブロックの一部は、IR発光器500、カメラ600及び移動体700に含まれる不図示のコンピュータに、不図示の記憶媒体としてのメモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行させることによって実現されている。
しかし、それらの一部又は全部をハードウェアで実現するようにしても構わない。ハードウェアとしては、専用回路(ASIC)やプロセッサ(リコンフィギュラブルプロセッサ、DSP)などを用いることができる。又、図7に示される夫々の機能ブロックは、同じ筐体に内蔵されていなくても良く、互いに信号路を介して接続された別々の装置により構成しても良い。
カメラ600は、図1~図6で説明した光電変換素子100、結像光学系601、画像処理部603、認識部604、カメラ制御部605、記憶部606、通信部607等を有する。光電変換素子100は、光学像を光電変換するための図1~図6で説明したアバランシェフォトダイオードで構成されている。
実施形態の撮像装置(カメラ600、IR発光器500)は移動体700に搭載されており、結像光学系601と光電変換素子100のセットからなるカメラユニットは例えば移動体の前方、後方、側方の少なくとも1方向を撮影するように構成されている。尚、カメラユニットを移動体700に複数設けても良い。
画像処理部603は、光電変換素子100で取得された像信号に対して例えば黒レベル補正や、ガンマカーブ調整、ノイズリダクション、デジタルゲイン調整、デモザイク処理、データ圧縮等の画像処理を行い、最終的な画像信号を生成する。
光電変換素子100が出力する像信号は図3で説明したRGBフィルタ31やIRフィルタ32を透過した光から生成されているため、それぞれR信号、G信号、B信号、IR信号となる。画像処理部603ではその中のR信号、G信号、B信号を用い、デモザイク処理等を行うことでカラー画像(RGB画像、第1の画像データ)を生成する。つまり、RGBの画素信号から画像データを生成する。このとき、画像処理部603にてホワイトバランス補正、色変換などの処理を行ってもよい。また、同時にIR信号を用いて、IR画像(モノクロ画像、第2の画像データ)を生成する。つまり、IRの画素信号から画像データを生成する。なお、カラー画像生成とIR画像生成で、異なる画像処理を行ってもよい。
又、画像処理部603の出力は認識部604、移動体700のECU(Electric Control Unit)701、カメラ制御部605に供給される。認識部604(認識処理部)は、画像信号に基づき画像認識を行うことによって周囲の人や車両等のオブジェクトを認識する処理を行う。この認識処理には深層学習を用いる。例えば、深層学習として、学習が容易で検出が速いYOLO(You Only Look Once)を用いることが好ましい。また、その他の深層学習として、SSD(Single Shot MultiBox Detector)を用いてもよい。もしくは、Faster R-CNN(Regional Convolution Neural Network)、Fast R-CNN、R-CNN等を用いてもよい。
また、本実施形態において認識部604は認識された物体までの距離を算出する。測距方法として、例えば深層学習から距離推定するような方法がある。一例として、検出された物体の画像のボケといった情報を深層学習で解析することで距離値を算出するような方法がある。その他の方法として撮像装置をステレオカメラとして、三角測量の原理を用いて測距する方法であってもよい。この距離推定を含む認識処理は画像処理部603から入力されるカラー画像、IR画像それぞれに実行され、認識結果は後段のECU701へ出力される。
尚、本実施形態では移動体700は例えば自動車の例を用いて説明するが、移動体は航空機、電車、船舶、ドローン、AGV、ロボットなど、移動可能なものであれば、どのようなものであっても良い。
カメラ制御部605はコンピュータとしてのCPU及びコンピュータプログラムを記憶したメモリを内蔵しており、メモリに記憶されたコンピュータプログラムをCPUが実行することによりカメラ600の各部の制御を行う。
尚、カメラ制御部605は制御手段として機能しており、例えば光電変換素子100のカウントイネーブル生成部104を介して、光電変換素子100の各フレームの露光期間の長さや、制御信号のタイミングの制御などを行う。
具体的にカメラ制御部605は、カウントイネーブル生成部104へ所定間隔で繰り返し出力される基準信号を送信する。カウントイネーブル生成部104は基準信号をタイミングの基準とし、所定のタイミングでイネーブルとディセーブルを繰り返す信号を生成する。ここで、カウントイネーブル生成部104は基準信号からカウントをイネーブルにするまでの期間や、イネーブル幅、ディセーブル幅、またイネーブルおよびディセーブルの繰り返し周期や繰り返し回数等を設定可能である。カメラ制御部605が制御信号を介してそれらに対して所定の値を設定することで、基準信号を基準とした所定のタイミングでカウントイネーブル信号がカウンタ回路211へ入力され、画素の露光期間が制御される。なお、図4(b)で説明したように本カウントイネーブル信号はR信号、G信号、B信号、IR信号それぞれの信号処理回路103に対してカウントイネーブル生成部104を用いて異なる信号を生成することが可能である。
また、カメラ制御部605はIR発光器500に対しても通信部607を介して前述の基準信号と同一の信号を送信する。このように光電変換素子100へ送信した同一の基準信号をIR発光器500にも送信することで、IR発光器500が基準信号を基準として発光制御を実行することができる。これにより、光電変換素子100内部の露光タイミングとIR発光器500による発光タイミングを同期化させることが可能となる。
記憶部606は、例えば、メモリカード、ハードディスク等の記録媒体を含み、画像信号を記憶、読出すことができる。通信部607は無線や有線のインターフェースを備え、生成した画像信号をカメラ600の外部に出力すると共に外部からの各種信号を受信する。また、本実施形態において通信部607はIR発光器500の通信部503と接続されており、前述の基準信号の送信やカメラ制御部605からの制御命令をIR発光器500へ送信する役割も担っている。
IR発光器500はIR発光部501、発光制御部502、通信部503を有する。
IR発光部501は、例えば移動体700の前方に配置した近赤外線LEDであって、レンズと発光部で構成される。発光部は発光制御部502から出力されるパルス信号に応じて所定の発光時間の間、パルス光を出力する。つまり、パルス光を1フレーム期間内に複数回発する。
発光制御部502は、通信部503を経由してカメラ600のカメラ制御部605が送信した基準信号を受信し、その基準信号を基準として、所定のタイミングでパルス信号を生成し、IR発光部501へ出力する。ここで、発光制御部502は基準信号からパルスを出力するまでの期間や、パルス出力幅、パルス非出力幅、またパルス出力から次のパルス出力までの繰り返し周期や繰り返し回数等を設定可能である。カメラ制御部605が通信部607、通信部503を介して発光制御部502に対して所定の値を設定することで、基準信号を基準とした所定のタイミングでパルス信号がIR発光部501へ出力され、IR発光器500の発光期間が制御される。このように発光制御部502は光電変換素子100へ入力された基準信号と同一の信号を基準として発光制御される。
通信部503は、カメラ600の通信部607と通信し、カメラ制御部605から発光制御部502への設定情報や基準信号を受信し、発光制御部502へ送信する。
ECU701はコンピュータとしてのCPU及びコンピュータプログラムを記憶したメモリを内蔵しており、メモリに記憶されたコンピュータプログラムをCPUが実行することにより移動体700の各部の制御を行う。
ECU701の出力は車両制御部702と表示部703に供給される。車両制御部702は、ECU701の出力に基づき移動体としての車両の駆動、停止、方向制御等を行う移動制御手段として機能している。又、表示部703は表示手段として機能しており、例えば液晶デバイスや有機EL等の表示素子を含み、移動体700に搭載されている。
本実施形態においては、ECU701は認識部604から認識結果の情報を受け取っており、認識結果の内容に応じて、車両の停止制御(自動ブレーキ等)を実行することが可能である。またECU701は、画像処理部603からカラー画像およびIR画像を受け取っており、認識結果と合わせて表示部703へ送信している。
表示部703は、ECU701の出力に基づき例えばGUIを用いて移動体700の運転者に対して、光電変換素子100により取得した画像や、認識部604による認識結果、および車両の走行状態等に関する各種情報を表示する。
尚、図7における画像処理部603、認識部604等は移動体700に搭載されていなくても良。例えば移動体700とは別に設けられた、移動体700をリモートコントロールするため、或いは移動体の走行をモニターするための外部端末等に設けても良い。
図8はIR発光器500からの放射光とその反射光の進行とカメラ600の露光タイミングの関係を示した図である。図8では、ターゲット距離に応じて発光タイミングと露光タイミングを同期させた制御(レンジゲート制御)を行うことによってターゲット距離を撮像した画像(レンジゲート画像)を取得する方法について説明する。また、このようにレンジゲート制御によってターゲット距離画像を取得するカメラをレンジゲートカメラと呼ぶ。図8は横軸に距離を、縦軸に時間を示している。
まず、横軸について説明する。距離x1から距離x2までの間に霧810が存在し、距離x3には車両820が存在している。また、図8においては、レンジゲート制御にて距離Dの位置を始点とし、そこからレンジ幅Rの範囲でのレンジゲート画像を取得している。この場合、レンジ幅Rが撮像したいターゲット距離範囲となる。このとき、車両820は、レンジ幅R内に存在している。
次に縦軸ついて説明する。時間0をIR発光器500での発光開始タイミングとし、時間tfを発光終了タイミングとする。この時、発光期間はtfとなる。また、距離Dの位置を始点とし、そこからレンジ幅Rの範囲でのレンジゲート画像を取得する場合の露光開始時間を時間t1、露光終了時間を時間t2とする。時間t1とは、時間0にIR発光器500より放射した放射光が距離Dから反射光としてカメラ600に戻ってきたタイミングである。また、時間t2は時間tfにIR発光器500より放射した放射光が距離Dからレンジ幅R分だけ進んだ箇所から反射光としてカメラ600に戻ってきたタイミングである。さらに、霧810による最初の反射光がカメラ600に戻ってくるタイミングを時間t3とする。そして霧810による最後の反射光がカメラ600に戻ってくるタイミングを時間t4とする。
レンジゲート制御において、霧810の反射光がカメラ600に到達する時間t3から時間t4の期間は露光を行わずに、距離Dからレンジ幅R分の反射光が届く時間t1から時間t2の期間のみ露光を行う。これにより霧810を除去しつつ、車両820の画像を明瞭に取得することができる。
ここで、距離xに存在する対象物からの反射光がカメラ600に戻ってくるまでの時間に関して説明する。時間0に発光開始した放射光が、距離xに存在している対象物に当たり、反射光として撮像部に戻ってくるタイミングを時間trとする。この時、反射光の戻ってくるタイミング時間trと撮像対象物との距離xの関係は以下の式となる。
時間tr=2x/光速度c(約3×10^8m/s)・・・式(1)
図8に示すように、距離Dからレンジ幅Rを撮像範囲としたとき、レンジの始点の露光タイミング時間t1は、上記式(1)の距離xに距離Dを代入することで、以下の式で求めることができる。
図8に示すように、距離Dからレンジ幅Rを撮像範囲としたとき、レンジの始点の露光タイミング時間t1は、上記式(1)の距離xに距離Dを代入することで、以下の式で求めることができる。
時間t1=2D/光速度c・・・式(2)
また、レンジの終点の露光タイミング時間t2は上記式(1)の距離xに距離D+レンジ幅Rを代入し、時間tfを足すことで以下の式で求めることができる。
また、レンジの終点の露光タイミング時間t2は上記式(1)の距離xに距離D+レンジ幅Rを代入し、時間tfを足すことで以下の式で求めることができる。
時間t2=tf+2(D+R)/光速度c・・・式(3)
このように撮像したい距離x(ターゲット距離)に応じて、発光から露光までの時間trを制御することで、カメラとターゲット距離の間に霧などがあってもターゲット距離にある被写体を明瞭に撮像できるレンジゲート制御を実現する。
このように撮像したい距離x(ターゲット距離)に応じて、発光から露光までの時間trを制御することで、カメラとターゲット距離の間に霧などがあってもターゲット距離にある被写体を明瞭に撮像できるレンジゲート制御を実現する。
図9は1フレーム時間あたり(1フレーム期間内)のカラー画像とレンジゲート画像を得るための制御動作を説明したタイミングチャートである。本実施形態では、レンジゲート画像はIR発光器500による発光と同期させた露光によって前述のIR画像を生成することで得る。
図9において垂直同期信号は撮像のフレーム周期を示し、Lowパルスから次のLowパルスの間の期間が1フレーム時間である。次にRGB用カウントイネーブルの波形はR用カウントイネーブル生成部104r、G用カウントイネーブル生成部104g、B用カウントイネーブル生成部104bが出力するカウントイネーブル信号の光子数のカウント開始と終了のタイミングを示す。RGB用カウントイネーブルの波形はIR光発光制御とは非同期で、1フレーム期間内に1回のみイネーブルになる(第1のカウントイネーブル信号)。また、イネーブル区間の1フレーム時間内のタイミングや長さは周囲の可視光の明るさにより変動する。RGB用カウンタ値はRGBフィルタ31側の画素のカウンタ回路211の光子のカウント数の増減の状態を示す。IR光発光制御はIR発光器500での発光タイミングを示し、IR用カウントイネーブルはIR用カウントイネーブル生成部104IRが出力するカウントイネーブル信号の光子数のカウント開始と終了のタイミングを示す。IR光発光制御は1フレーム期間に複数回実施されるため、IR用カウントイネーブルの波形は、1フレーム期間に複数回イネーブルになる(第2のカウントイネーブル信号)。IR用カウンタ値はIRフィルタ32側の画素のカウンタ回路211の光子のカウント数の増減の状態を示す。RES信号は、駆動線213を介してカウンタ回路211に供給される制御パルスであって、パルスによって保持されていたカウント値がリセットされる。
まず、カラー画像を得るためのRGB制御について説明する。本制御において、カメラは太陽光といった可視光の反射光を常時受けているので、RGB用カウントイネーブルが開始し終了するまでの期間中に、RGB用カウンタ値は0から徐々に増加する。RGB用カウントイネーブルが開始し終了するまでの期間が露光時間である。RGB用カウントイネーブルが終了した後に、RGB用カウンタ値の情報はカウンタ回路211からメモリ回路212に送られ、RES信号によってRGB用カウンタ値はリセットされる。RGB用カウントイネーブルが開始し終了するまでの露光時間は1フレーム時間内で行われる。
次にレンジゲート画像を得るためのレンジゲート制御について説明する。本制御において、IR光の発光期間は発光制御部502によってパルス状に制御され、光子数のカウントは特定のレンジからのIR光の反射光のみに対して行われる。
発光開始から終了までの発光期間をtf、発光開始から光子数カウント開始までの時間をt1、発光開始から光子数カウント終了までの時間をt2とする。このとき、t1は発光開始してから特定のレンジに光が到達し、反射した光がカメラ600までに戻ってくる期間を示す。そして、t1からt2までの時間が特定のレンジの反射光の光子数をカウントしている期間となり、IR用カウントイネーブルが開始し終了するまでの期間である。
IR用カウントイネーブルが開始し終了するまでの期間内に、光子数に応じてIR用カウンタ値が増加する。
レンジゲート制御を正しく行うためには所定のターゲット距離の範囲に合わせて発光開始と露光開始のタイミングを同期させることが必要である。本実施形態ではカメラ制御部605がカウントイネーブル生成部104および発光制御部502へ同一の基準信号を送信することで同期させている。
タイミングチャート上のIR光発光制御で示したような発光開始してから次の発光開始までの期間がレンジゲート動作サイクルとなる。そして、1つのレンジゲート動作サイクルでカウントしたIR用カウンタ値は保持されたまま、次のレンジゲート動作サイクルでIR用カウンタ値は加算される。なお、発光から次の発光までの期間は、反射光が十分に減衰し、カメラ600に戻ってこなくなるまでの時間を基準として設定される。
図示のように1フレーム時間内でレンジゲート動作サイクルは設定された所定の複数回実施され、1フレーム時間内で最後に加算されたIR用カウンタ値の情報はカウンタ回路211からメモリ回路212に送られる。その後にIR用カウンタ値はRES信号によってリセットされる。
RGB制御において、露光期間はレンジゲート制御に比べ、長く、光子を蓄積しやすいため夜間といった暗く単位時間当たりの反射光量が少なくなる時間帯においても良好なカラー画像が得られる。また、レンジゲート制御のように発光に同期させた露光制御を実施していないため、距離に関係のなく反射光を露光することができ、様々な距離にある被写体を映したカラー画像を得ることが可能である。
一方で、レンジゲート制御において、露光期間はIR発光器500による発光と同期しているため、狙ったレンジに対して霧といった悪天候下であっても明瞭なIR画像を得ることが可能である。
このように本実施形態では、カウントイネーブル生成をRGBフィルタ31側の画素とIRフィルタ32側の画素でそれぞれ個別に生成する。これにより、レンジゲート制御されていないカラー画像とレンジゲート制御されたIR画像を同時に得ることが可能となっている。
次に図10は、本実施形態において、光電変換素子100から取得されるカラー画像およびIR画像を用いることで得られる好適な効果を示す図である。なお、IR画像はIR発光器500の発光タイミングと同期させながらIR信号処理回路103IRで露光することによって取得されている。なお、本実施形態ではカメラ600は移動体700の前方に取り付けられ、移動体700の走行方向前方を撮像しているものとする。
図10(a)は、本実施形態におけるカラー画像の一例を示している。図10(a)において、歩行者830と霧810、車両820が撮影されている。また本カラー画像は認識部604によって認識処理にかけられ、認識部604によって歩行者830は検出され、歩行者検出枠831が画像に表示されている。また認識部604は距離推定を行うため、歩行者検出枠831には検出オブジェクトまでの距離を示す数値が併記されており、本例ではカメラ600から歩行者830まで5mの距離となっている。
一方で、霧810の先に車両820があるが、カラー画像においては霧810のため車両820は不鮮明である。そのため認識部604の認識処理で車両820は検出できていない。このように、カラー画像はレンジゲート制御されずに撮像されているため、異なる距離にある車両820と歩行者830を1フレームで撮像できる。また、画像を表示や通知に適したカラー画像として得ることができているが、一方で霧といった悪天候では不鮮明な画像となる。
次に図10(b)は、本実施形態におけるIR画像の一例を示している。本画像は前述の図8および図9で説明したレンジゲート制御によって撮像されている。図10(b)において、霧810および車両820が撮影されている。本実施形態ではレンジゲート制御によって撮影するターゲット距離をカメラ600から約40m先前後として設定している。このターゲット距離は、例えば、移動体700が緊急的にブレーキ動作をした場合に安全に停止できる距離として設定される。そのため移動体700の現在の速度等に応じて、適応的に変更してもよい。このように設定することで、車両820を検出した後に安全に車両820に衝突することなく移動体700は停止することができる。また、安全に停止するためにカメラ600は常に40m先を注視することが重要である。本実施形態では移動体700の周辺といった40m先とは異なる移動体700の近傍周辺の監視を前述のカラー画像によって実施することが可能なため、IR画像は常に40m先を注視した設定で動作させることが可能となっている。
本IR画像は、認識部604によって認識処理にかけられ、認識部604によって車両820は検出され、車両検出枠821が画像に表示されている。また認識部604は距離推定を行うため、車両検出枠821には検出オブジェクトまでの距離を示す数値が併記されており、本例ではカメラ600から車両820まで40mの距離となっている。IR画像はレンジゲート制御によって撮像されているため、霧810は薄まり、明瞭な画像として車両820を撮像することができ、認識部604による認識処理でも車両820を検出することができている。
次に図10(c)は表示部703を用いて、移動体700の運転者に表示する警告画像の一例を示している。本画像は図10(a)および図10(b)を基としてECU701によって生成されている。図10(c)において、まずベースとなる画像全体は図10(a)を用いている。そのため図10(c)の画像はカラー画像として表示されている。図10(c)ではそこにカラー画像を用いた認識処理の結果である歩行者検出枠831およびIR画像を用いた認識処理の検出結果である車両検出枠821を重畳している。これにより、画像を視認した運転者は霧810の先に車両820が存在することを車両検出枠821によって把握することが可能となる。さらにECU701がこの認識処理の結果から移動体700に対して緊急ブレーキが必要と判断した場合、車両制御部702に対してブレーキを指示しつつ、移動体700の運転者に対して通知840を表示する。これにより、運転者は自動ブレーキが実行されるという事態を正しく把握することが可能となる。
本実施形態ではカラー画像に対して、カラー画像を認識処理したオブジェクト検出結果、およびIR画像を認識処理したオブジェクト検出結果を重畳することで警告画像を生成している。しかしこれに限らず、例えばIR画像の検出枠領域の画像を切り出し、カラー画像に合成して警告画像を生成してもよい。これにより警告画像上で、霧810は薄まり、明瞭な画像として車両820を表示することが可能となる。
本実施形態では1つのカメラでカラー画像とIR画像を取得しており、それら2つの画像は画角が揃った画像となっている。そのため、合成画像の生成や、図10(c)で示したようなカラー画像とIR画像の検出結果を1つの画像上に統合する処理を複雑な計算なく容易に実行することが可能となっている。
図11は、実施形態における動作詳細を示すフローチャートである。本フローチャートおいて、ステップS101~ステップS107の各ステップはカメラ制御部605内のコンピュータとしてのCPU等がメモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって順次実行される。また、ステップS201~ステップS206の各ステップはECU701内のコンピュータとしてのCPU等がメモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって順次実行される。
図11のステップS101ではカメラ制御部605がIR発光器500の設定を行う。具体的にはIR発光器500内部の発光制御部502に対して所定のタイミングでパルス信号を生成するためのパルス出力幅、出力期間、繰り返し周期、繰り返し回数といった設定を行う。これは、図8で示した通りレンジゲート制御における撮像したいターゲット距離に応じて設定される。
次にステップS102ではカメラ制御部605が光電変換素子100の設定を行う。具体的には光電変換素子100内部の回路基板21に対して、結像光学系601からの光学像から光電変換し、像信号を生成するための種々の設定である。特に本実施形態においては、前記設定内容にカウントイネーブル生成部104がカウントイネーブル信号を生成するための期間や、イネーブル幅、繰り返し周期や繰り返し回数が含まれる。本設定はRGBフィルタ31側の画素に対する設定とIRフィルタ32側の画素に対する設定で異なる設定とし、特にIRフィルタ32側の画素に対してはIR用カウントイネーブル生成部104IRにおいてIR発光器500の発光周期と同期した設定とする。これにより得られるIR画素はレンジゲート制御されたものとなる。また本ステップで、画像処理部603や認識部604へのパラメータ設定を完了させる。
次にステップS103ではカメラ制御部605はカメラ600に対して撮像開始の制御をする。これはIR発光器500へ発光開始指示を出し、発光を開始させる。さらに光電変換素子100に対して垂直同期信号の出力を指示し、露光および像信号の生成を開始させる。また、前述の通り、IR発光器500側の発光と光電変換素子100側の露光(カウントイネーブル生成)は、カメラ制御部605の基準信号を基準として同期制御されており、レンジゲート制御が可能となっている。
次にステップS104ではカメラ制御部605は、画像処理部603を制御し、光電変換素子100から出力される像信号に対して、各種の画像処理を行い、最終的な画像信号を生成する。ここでは、光電変換素子100から出力されるR信号(R画素信号)、G信号(G画素信号)、B信号(B画素信号)を用いてカラー画像を生成し、IR信号を用いてIR画像を生成する。
次にステップS105ではステップS104で取得したカラー画像およびIR画像に対して認識部604を用いて認識処理を実行する。認識処理によって、画像内の人や車両等のオブジェクトを検出し、さらに検出されたオブジェクトまでの距離を推定する。本実施形態では、カラー画像とレンジゲート制御によって取得されたIR画像の双方を同時に得られるため、霧といった悪天候下におけるオブジェクトの検出と、移動体700の周辺のオブジェクトの検出とを1フレームで同時に行うことが可能である。
次にステップS106では、ステップS104で取得したカラー画像およびIR画像およびステップS105における認識結果を移動体700内部のECU701へ送信する。送信する認識結果は、例えば検出されたオブジェクト名、検出枠の位置やサイズ情報、また検出されたオブジェクトの距離情報等である。
ステップS107では、カメラ制御部605は次のフレーム処理があるかどうか判定する。次のフレーム処理がある場合にはステップS104へ戻り処理を継続し、次のフレーム処理がない場合にはカメラ制御部605側のフローチャートを終了する。
次にECU701内部のCPUが実行するステップS201~S206の処理を説明する。ステップS201では、ECU701は画像および認識結果を受信したか否かを判定する。これは前述のステップS106によって送信されたデータの受信処理である。画像および認識結果を受信した場合にはステップS202へ進む。
次にステップS202ではECU701は、カメラ600の前方の所定範囲にオブジェクトが存在するか否かを判定する。所定範囲とは例えば移動体700が緊急的にブレーキ動作をした場合に、オブジェクトに衝突せずに安全に停止できる範囲よりも近距離の距離範囲である。所定範囲内にオブジェクトがないと判定された場合にはステップS204へ進み、所定範囲内にオブジェクトがあると判定された場合にはステップS203へ進む。
次にステップS203では、ECU701は車両制御部702を制御し、移動体700の停止制御を実行する。これにより所定範囲内にて検出されたオブジェクトと移動体700の衝突を回避する。
次にステップS204ではECU701は表示部703に表示する画像を生成する。本画像の一例は図10(c)で示した画像であって、取得したカラー画像に対して、カラー画像を認識処理したオブジェクト検出結果、およびIR画像を認識処理したオブジェクト検出結果を重畳することで生成している。
次にステップS205では、ステップS204で生成した画像を表示部703に表示することで移動体700の運転者に通知する。これにより運転者はオブジェクトの検出結果および自動ブレーキの実行を把握することが可能となる。
ステップS206では、ECU701は次のフレーム処理があるかどうか判定する。次のフレーム処理がある場合にはステップS201へ戻り処理を継続し、次のフレーム処理がない場合にはECU701側のフローチャートを終了する。
以上の本実施形態により、近傍から遠方まで十分な露光時間で取得された暗部視認性の良いカラー画像と、レンジゲート制御により悪天候であっても所定の距離にある被写体を鮮明に撮像可能なIR画像とを、1フレームで同時に得ることが可能となる。
また、画素内部のフォトダイオードの両端の電圧にアバランシェ増倍が発生した後に、外部クロックが入ってから再度アバランシェ増倍が発生するような逆電圧をかける、いわゆるクロックリチャージング方式のSPADがある。その方式の場合、供給されるクロックを止める(いわゆるクロックゲーティングする)ことでアバランシュ増倍およびカウンタ回路によるカウント(露光)を止めることができる。
本実施形態ではカウントイネーブル信号によってカウント(露光)を停止させたが、クロックリチャージング方式のSPADであれば前述のクロックゲーティングによって本実施形態と同様の効果を得る構成としてもよい。その場合、カウント停止状態でアバランシェ増倍が発生せず、消費電力を低減することが可能となる。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
第1実施形態ではIR発光と同期し、IR光を露光するカメラによるレンジゲート制御方法について説明した。第2実施形態では、IR光を用いず、可視光にてレンジゲート制御する場合について説明する。なお、第2実施形態における機能ブロック図は第1実施形態の図7と同様の構成であり、発光器およびカメラ内部のカラーフィルタ部のみが第1実施形態から異なる。
図12は本発明の第2実施形態における画素101が有するカラーフィルタ40の構成例を示す図である。画素領域12内部の画素101の各々は、カラーフィルタ40を有しており、それぞれ赤色(R)、青色(B)及び緑色(G)の波長の光をそれぞれ透過させるRフィルタ、GフィルタおよびBフィルタである。そしてGフィルタは図示の通りG1フィルタおよびG2フィルタに分かれて配置されている。この構成のカラーフィルタをR-G1-G2-Bフィルタと呼ぶ。
ここで、1つの画素101がRフィルタ、G1フィルタ、G2フィルタ、Bフィルタのいずれか1つのカラーフィルタに対応している。本実施形態の配置は、図12に示すように、ベイヤー型の配列となっているが、組み合わせる配置はこれに限定されるものではない。
なお、本実施形態において、カラーフィルタ40のG1フィルタを透過した光(光電変換後のG1信号)を扱う信号処理回路と、G2フィルタを透過した光(光電変換後のG2信号)を扱う信号処理回路は異なる。そして、そこに供給されるカウントイネーブル信号もそれぞれ異なる信号として生成される。これは第1実施形態の図4(b)で説明した構成と同様の構成で、R信号、G1信号、G2信号、B信号それぞれの信号処理回路に対してそれぞれ異なるカウントイネーブル生成部を有し、異なるカウントイネーブル信号が結線されているためである。これにより本実施形態ではR信号、G1信号、G2信号、B信号それぞれの信号処理回路にてカウントイネーブル信号を用いてそれぞれ異なる露光時間が設定可能となっている。
図13は第2実施形態における可視光発光器900、カメラ600及び移動体700の構成例を示す図である。カメラ600および移動体700は、前述のカラーフィルタ40を除き第1実施形態と同様の構成である。
可視光発光器900は可視光発光部901、発光制御部902、通信部903を有する。
好ましい実施形態では、可視光発光部901は、1つまたは複数の固体発光デバイス、発光ダイオード(LED)、または有機LED(OLED)を有するヘッドライトモジュールである。したがって、可視光発光部901は、夜間やトンネル等の暗環境において移動体700の運転者が視覚的情報を取得するために人が見ることのできる可視光を放射する機能を有する。
発光制御部902は、通信部903を経由してカメラ600のカメラ制御部605が送信した基準信号を受信し、その基準信号を基準として、所定のタイミングでパルス信号を生成し、可視光発光部901へ出力する。ここで、発光制御部902は基準信号からパルスを出力するまでの期間や、パルス出力幅、パルス非出力幅、またパルス出力から次のパルス出力までの繰り返し周期や繰り返し回数等を設定可能である。カメラ制御部605が通信部607、通信部903を介して発光制御部902に対して所定の値を設定することで、基準信号を基準とした所定のタイミングでパルス信号が可視光発光部901へ出力され、可視光発光器900の発光期間が制御される。このように発光制御部902は光電変換素子100へ入力された基準信号と同一の信号を基準として発光制御される。
通信部503は、カメラ600の通信部607と通信し、カメラ制御部605から発光制御部902への設定情報や基準信号を受信し、発光制御部902へ送信する。
図14は1フレーム時間あたりのカラー画像と可視光を使ったレンジゲート画像を得るための制御動作を説明したタイミングチャートである。本実施形態では、レンジゲート画像は可視光発光器900による発光と同期させた露光によって画像を生成することで得る。
図14において垂直同期信号は撮像のフレーム周期を示し、Lowパルスから次のLowパルスの間の期間が1フレーム時間である。次にR-G1-B用カウントイネーブルの波形はR信号、G1信号、B信号それぞれの信号処理回路にカウントイネーブル生成部104が出力するカウントイネーブル信号の光子数のカウント開始と終了のタイミングを示す。そしてR-G1-B用カウンタ値はR信号、G1信号、B信号それぞれの信号処理回路内部のカウンタ回路211の光子のカウント数の増減の状態を示す。なお、R-G1-B用カウンタ値は、可視光発光器900による発光の反射光も含まれるため、カウント数は第1実施形態に比べ多い傾向となる。可視光発光制御は可視光発光器900での発光タイミングを示し、G2用カウントイネーブルはG2信号の信号処理回路にカウントイネーブル生成部104が出力するカウントイネーブル信号の光子数のカウント開始と終了のタイミングを示す。G2用カウンタ値はG2信号の信号処理回路内部のカウンタ回路211の光子のカウント数の増減の状態を示す。
まず、カラー画像を得るためのR-G1-B制御について説明する。本制御において、R-G1-B用カウントイネーブルが開始し終了するまでの期間中に、R-G1-B用カウンタ値は0から徐々に増加する。R-G1-B用カウントイネーブルが開始し終了するまでの期間が露光時間である。R-G1-B用カウントイネーブルが終了した後に、R-G1-B用カウンタ値の情報はカウンタ回路211からメモリ回路212に送られ、RES信号によってR-G1-B用カウンタ値はリセットされる。R-G1-B用カウントイネーブルが開始し終了するまでの露光時間は1フレーム時間内で行われる。このように生成されたR信号、G1信号、B信号は画像処理部603にてデモザイク処理されカラー画像(RGB画像、第1の画像データ)が生成される。
次に第2実施形態において可視光によってレンジゲート画像を得るためのレンジゲート制御について説明する。本制御において、可視光の発光期間は発光制御部902によってパルス状に制御され、光子数のカウントは特定のレンジからの可視光の反射光のみに対して行われる。よって、本実施形態が効果的であるのは夜間等の外光の少ない環境である。
また、レンジゲート制御のための、発光と露光(G2用カウンタイネーブル)のタイミング制御は第1実施形態のタイミング制御と同様であり、所定のターゲット距離の範囲に合わせて可視光発光開始と露光開始のタイミングを同期させている。
なお、第2実施形態の発光器である可視光発光器900にはヘッドライトモジュールが想定される。その場合、レンジゲート制御だけでなく、移動体700の運転者の視認性を補助する役割も担うため、可視光発光制御は露光の有無つまりG2用カウンタイネーブルが動作しているかどうかに関わらず、発光は継続されている。
なお、人の目の時間分解能は約50msec~100msec程度であり、この時間よりも短い光の点滅は連続点灯しているように知覚される。そのため、本実施形態のようなnsecオーダーのパルス発光を繰り返しても人の目にちらついて見えることはなく、運転者の視認性を妨げるものではない。また、連続光源に相当する平均光出力を有するようにすることで連続光源に相当する光源レベルを達成することが可能である。よって、外光の少ない環境で、運転者の視認性を妨げずにレンジゲート制御が可能となる。
図示のように1フレーム時間内でレンジゲート動作サイクルは設定された所定の複数回実施される。そして、1フレーム時間内で最後に加算されたG2用カウンタ値の情報はカウンタ回路211からメモリ回路212に送られ、その後にG2用カウンタ値はRES信号によってリセットされる。また、このように生成されたG2信号はR信号、G1信号、B信号とは個別に画像処理部603によって処理され、G2信号のみを用いたモノクロ画像(第2の画像データ)が生成される。
以上の制御によりR-G1-B制御において、露光期間はレンジゲート制御に比べ、長く、光子を蓄積しやすいため夜間といった暗く単位時間当たりの反射光量が少なくなる時間帯においても良好なカラー画像が得られる。また、レンジゲート制御のように発光に同期させた露光制御を実施していないため、距離に関係のなく反射光を露光することができ、様々な距離にある被写体を映したカラー画像を得ることが可能である。
一方で、レンジゲート制御において、露光期間は可視光発光器900による発光と同期しているため、狙ったレンジに対して霧といった悪天候下であっても明瞭なG2画像(モノクロ画像)を得ることが可能である。
このように本実施形態では、カウントイネーブル生成をR-G1-B側の画素とG2側の画素でそれぞれ個別に生成する。これにより、レンジゲート制御されていないカラー画像とレンジゲート制御されたG2画像(モノクロ画像)を同時に得ることが可能となっている。
車両に本カメラを搭載することを想定した場合に、IR発光器の搭載が不要になる。そして車両にあらかじめ搭載されているLEDヘッドライトモジュールを可視光発光器900として制御することで、レンジゲート制御を実現でき、第1実施形態に対してIR発光器の搭載コストを削減可能となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
11 センサ基板
12 画素領域
21 回路基板
22 回路領域
30 カラーフィルタ
31 RGBフィルタ
32 IRフィルタ
100 光電変換素子
101 画素
102 光電変換部
103 信号処理回路
104 カウントイネーブル生成部
210 波形整形部
211 カウンタ回路
212 メモリ回路
213 駆動線
500 IR発光器
501 IR発光部
502 IR発光制御部
503 通信部
600 カメラ
601 結像光学系
603 信号処理部
604 認識部
605 カメラ制御部
12 画素領域
21 回路基板
22 回路領域
30 カラーフィルタ
31 RGBフィルタ
32 IRフィルタ
100 光電変換素子
101 画素
102 光電変換部
103 信号処理回路
104 カウントイネーブル生成部
210 波形整形部
211 カウンタ回路
212 メモリ回路
213 駆動線
500 IR発光器
501 IR発光部
502 IR発光制御部
503 通信部
600 カメラ
601 結像光学系
603 信号処理部
604 認識部
605 カメラ制御部
Claims (18)
- 特定の波長の光を透過させるカラーフィルタと、
前記カラーフィルタの周波数特性と対応した波長の光を、1フレーム期間内に複数回発する発光部と、
前記カラーフィルタを透過した光の光子の受光頻度に応じてパルスを発するセンサ部と、
前記パルスの数をカウントするカウンタと、前記カウンタのカウント値を記憶するメモリと、をそれぞれ備える複数の画素部と、
前記カウンタのカウント期間を制御するカウントイネーブル信号を生成するカウントイネーブル生成部と、
を備え、
前記カウントイネーブル生成部は、前記発光部の発光タイミングと非同期で1フレーム期間内のイネーブル期間が1回である第1のカウントイネーブル信号、または前記発光部の発光タイミングと同期した1フレーム期間内のイネーブル期間が複数回である第2のカウントイネーブル信号、のいずれかを生成することを特徴とする撮像装置。 - 前記カウントイネーブル生成部は、前記発光部の発光タイミングと、撮像対象のターゲット距離範囲と、に基づいて前記カウントイネーブル信号を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記カウントイネーブル生成部は、前記カウントイネーブル信号を前記カラーフィルタに対応した画素部ごとに異なる信号として生成し、さらに一部のカラーフィルタに対応した画素部に対して前記発光部の発光タイミングと同期した信号としてカウントイネーブル信号を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記発光部は、IR発光を行い、
前記カラーフィルタは、カラーフィルタの一部がIRフィルタで構成され、
前記カウントイネーブル生成部は、前記発光部の発光タイミングと同期した信号としてカウントイネーブル信号を生成して前記IRフィルタに対応した画素部へ供給する、
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記カラーフィルタは、RGB-IRフィルタである、
ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。 - 前記発光部の発光タイミングと同期しないカウントイネーブル信号によって生成された画素信号から第1の画像データを生成し、前記発光部の発光タイミングと同期したカウントイネーブル信号によって生成された画素信号から第2の画像データを生成する画像処理部をさらに有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記第1の画像データをカラー画像とし、前記第2の画像データをモノクロ画像とする、
ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。 - 前記第1の画像データおよび前記第2の画像データに対して認識処理を実行する認識処理部をさらに有する、
ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。 - 前記認識処理部による前記第1の画像データの認識結果と、前記第2の画像データの認識結果と、を前記第1の画像データに重畳する、
ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。 - 前記認識処理部による前記第1の画像データの認識結果と、前記第2の画像データの認識結果と、に基づいて前記第1の画像データと前記第2の画像データの合成画像を生成する、
ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。 - 前記発光部は、可視光発光を行い、
前記カウントイネーブル生成部は、前記発光部の発光タイミングと同期した信号としてカウントイネーブル信号を生成し、前記カラーフィルタに対応した一部の画素部へ供給する、
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記カラーフィルタは、R-G1-G2-Bフィルタであり、
前記カウントイネーブル生成部は、前記発光部の発光タイミングと同期した信号としてカウントイネーブル信号を、G1またはG2のどちらか一方のカラーフィルタに対応した画素部へ供給する、
ことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。 - 前記発光部の発光タイミングと同期しないカウントイネーブル信号によって生成されたG1またはG2のどちらか一方の画素信号と、R画素信号と、B画素信号と、から第1の画像データを生成し、前記発光部の発光タイミングと同期したカウントイネーブル信号によって生成されたG1またはG2のどちらか一方の画素信号から第2の画像データを生成する画像処理部を有する、
ことを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。 - 前記第1の画像データをカラー画像とし、前記第2の画像データをモノクロ画像とする、
ことを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。 - 前記第1の画像データおよび前記第2の画像データに対して認識処理を実行する認識処理部をさらに有する、
ことを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。 - 前記認識処理部による第1の画像データの認識結果と、前記第2の画像データの認識結果と、を前記第1の画像データに重畳する、
ことを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。 - 前記認識処理部による第1の画像データの認識結果と、前記第2の画像データの認識結果と、に基づいて前記第1の画像データと前記第2の画像データの合成画像を生成する、
ことを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。 - 特定の波長の光を透過させるカラーフィルタと、
前記カラーフィルタの周波数特性と対応した波長の光を、1フレーム期間内に複数回発する発光部と、
前記カラーフィルタを透過した光の光子の受光頻度に応じてパルスを発するセンサ部と、
前記パルスの数をカウントするカウンタと、前記カウンタのカウント値を記憶するメモリと、をそれぞれ備える複数の画素部と、
前記カウンタのカウント期間を制御するカウントイネーブル信号を生成するカウントイネーブル生成部と、
を備える撮像方法であって、
前記カウントイネーブル生成部は、前記発光部の発光タイミングと非同期で1フレーム期間内のイネーブル期間が1回である第1のカウントイネーブル信号、または前記発光部の発光タイミングと同期した1フレーム期間内のイネーブル期間が複数回である第2のカウントイネーブル信号、のいずれかを生成することを特徴とする撮像方法。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
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| EP25189181.8A EP4685517A1 (en) | 2024-07-25 | 2025-07-11 | Image capturing apparatus and image capturing method |
| US19/277,131 US20260032352A1 (en) | 2024-07-25 | 2025-07-22 | Image capturing apparatus and image capturing method |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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