JP2026000071A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム - Google Patents
画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラムInfo
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Abstract
【課題】メンテナンス動作に掛かる時間を短くすることができる。これにより、印字ジョブ間で行われるメンテナンス動作による待機時間中に濃度むらが発生するのを抑え、印字品質への影響を低減させる。
【解決手段】インクジェット記録装置100が、記録ヘッド3と、メンテナンスユニット70と、記録ヘッド3及びメンテナンスユニット70の動作を制御する制御部9と、を備え、制御部9が、一連の印字ジョブの途中で記録ヘッド3の印字動作を中断してメンテナンス動作を行わせる。これにより、印字動作とメンテナンス動作とを繰り返しながら印字ジョブを実行する。メンテナンス動作は、記録ヘッド3の単位領域ごとに実行される分割メンテナンスである。制御部9は、印字動作と分割メンテナンスとの状況に基づいて、第1のメンテナンス動作と、第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかをメンテナンスユニット70に実行させる。
【選択図】図9
【解決手段】インクジェット記録装置100が、記録ヘッド3と、メンテナンスユニット70と、記録ヘッド3及びメンテナンスユニット70の動作を制御する制御部9と、を備え、制御部9が、一連の印字ジョブの途中で記録ヘッド3の印字動作を中断してメンテナンス動作を行わせる。これにより、印字動作とメンテナンス動作とを繰り返しながら印字ジョブを実行する。メンテナンス動作は、記録ヘッド3の単位領域ごとに実行される分割メンテナンスである。制御部9は、印字動作と分割メンテナンスとの状況に基づいて、第1のメンテナンス動作と、第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかをメンテナンスユニット70に実行させる。
【選択図】図9
Description
本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラムに関する。
インクを吐出させて画像形成を行う画像形成装置では、吐出されたインクの一部がミスト状となってノズル面等に付着し、ノズルの目詰まり等を引き起こす要因となる。このため、定期的にヘッドのメンテナンス動作を行う必要がある。しかし、すでに記録媒体上に吐出されたインクがメンテナンス中に広がることで濃度むらを生じ、印字画像の品質低下を招くおそれがある。
この点、例えば特許文献1や特許文献2には、メンテナンス動作を分散して行うことで濃度むらの発生を抑えながらメンテナンスを行う画像形成装置が開示されている。
この点、例えば特許文献1や特許文献2には、メンテナンス動作を分散して行うことで濃度むらの発生を抑えながらメンテナンスを行う画像形成装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1、2に記載の装置は、印字動作や分割メンテナンスの状況に応じて適切なタイミングでメンテナンス動作を行うものではない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像形成装置において、印字動作や分割メンテナンスの状況を考慮してメンテナンス動作を行う。これにより、メンテナンス動作による待機時間中に濃度むらが発生するのを抑え、印字品質への影響を低減させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
走査移動しながら記録媒体に対して印字動作を行う記録ヘッドと、メンテナンス部材により前記記録ヘッドのメンテナンス動作を行うメンテナンス手段と、前記記録ヘッド及び前記メンテナンス手段の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部が、一連の印字ジョブの途中で前記記録ヘッドの印字動作を中断して前記メンテナンス手段に前記メンテナンス動作を行わせることで、前記印字動作と前記メンテナンス動作とを繰り返しながら印字ジョブを実行する画像形成装置であって、
前記メンテナンス手段によるメンテナンス動作は、前記記録ヘッドを複数の単位領域に分割し、前記単位領域ごとに実行される分割メンテナンスであり、
前記制御部は、前記印字動作と前記分割メンテナンスとの状況に基づいて、通常時に行う第1のメンテナンス動作と、前記第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかを前記メンテナンス手段に実行させることを特徴とする。
走査移動しながら記録媒体に対して印字動作を行う記録ヘッドと、メンテナンス部材により前記記録ヘッドのメンテナンス動作を行うメンテナンス手段と、前記記録ヘッド及び前記メンテナンス手段の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部が、一連の印字ジョブの途中で前記記録ヘッドの印字動作を中断して前記メンテナンス手段に前記メンテナンス動作を行わせることで、前記印字動作と前記メンテナンス動作とを繰り返しながら印字ジョブを実行する画像形成装置であって、
前記メンテナンス手段によるメンテナンス動作は、前記記録ヘッドを複数の単位領域に分割し、前記単位領域ごとに実行される分割メンテナンスであり、
前記制御部は、前記印字動作と前記分割メンテナンスとの状況に基づいて、通常時に行う第1のメンテナンス動作と、前記第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかを前記メンテナンス手段に実行させることを特徴とする。
本発明の別の側面に係る画像形成装置の制御方法は、
走査移動しながら記録媒体に対して印字動作を行う記録ヘッドと、メンテナンス部材により前記記録ヘッドのメンテナンス動作を行うメンテナンス手段と、を備える画像形成装置において、一連の印字ジョブの途中で前記記録ヘッドの印字動作を中断して前記メンテナンス手段に前記メンテナンス動作を行わせることで、前記印字動作と前記メンテナンス動作とを繰り返しながら前記印字ジョブを行わせる画像形成装置の制御方法であって、
前記メンテナンス手段によるメンテナンス動作は、前記記録ヘッドを複数の単位領域に分割し、前記単位領域ごとに実行される分割メンテナンスであり、
前記メンテナンス手段は、前記印字ジョブと前記分割メンテナンスとの状況に基づいて、通常時に行う第1のメンテナンス動作と、前記第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかを実行することを特徴とする。
走査移動しながら記録媒体に対して印字動作を行う記録ヘッドと、メンテナンス部材により前記記録ヘッドのメンテナンス動作を行うメンテナンス手段と、を備える画像形成装置において、一連の印字ジョブの途中で前記記録ヘッドの印字動作を中断して前記メンテナンス手段に前記メンテナンス動作を行わせることで、前記印字動作と前記メンテナンス動作とを繰り返しながら前記印字ジョブを行わせる画像形成装置の制御方法であって、
前記メンテナンス手段によるメンテナンス動作は、前記記録ヘッドを複数の単位領域に分割し、前記単位領域ごとに実行される分割メンテナンスであり、
前記メンテナンス手段は、前記印字ジョブと前記分割メンテナンスとの状況に基づいて、通常時に行う第1のメンテナンス動作と、前記第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかを実行することを特徴とする。
本発明の別の側面に係るプログラムは、
走査移動しながら記録媒体に対して印字動作を行う記録ヘッドと、メンテナンス部材により前記記録ヘッドのメンテナンス動作を行うメンテナンス手段と、を備える画像形成装置のコンピュータに、
一連の印字ジョブの途中で前記記録ヘッドの印字動作を中断して前記メンテナンス手段に前記メンテナンス動作を行わせる動作制御機能を実現させ、
前記メンテナンス手段によるメンテナンス動作は、前記記録ヘッドを複数の単位領域に分割し、前記単位領域ごとに実行される分割メンテナンスであり、
前記動作制御機能は、前記印字動作と前記分割メンテナンスとの状況に基づいて、通常時に行う第1のメンテナンス動作と、前記第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかを前記メンテナンス手段に実行させることを特徴とする。
走査移動しながら記録媒体に対して印字動作を行う記録ヘッドと、メンテナンス部材により前記記録ヘッドのメンテナンス動作を行うメンテナンス手段と、を備える画像形成装置のコンピュータに、
一連の印字ジョブの途中で前記記録ヘッドの印字動作を中断して前記メンテナンス手段に前記メンテナンス動作を行わせる動作制御機能を実現させ、
前記メンテナンス手段によるメンテナンス動作は、前記記録ヘッドを複数の単位領域に分割し、前記単位領域ごとに実行される分割メンテナンスであり、
前記動作制御機能は、前記印字動作と前記分割メンテナンスとの状況に基づいて、通常時に行う第1のメンテナンス動作と、前記第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかを前記メンテナンス手段に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、メンテナンス動作に掛かる時間を短くすることができる。これにより、メンテナンス動作による待機時間中に濃度むらが発生するのを抑え、印字品質への影響を低減させることができる。
以下に、本発明に係る画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラムの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。以下の実施形態では、画像形成装置が、インクジェット方式で画像を形成するインクジェット記録装置である場合を例として示している。なお、以下の実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
<インクジェット記録装置の概略構成>
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であるインクジェット記録装置100の概略構成を示す斜視図である。実施形態におけるX軸方向、Y軸方向、Z軸方向は、図1に示す方向を言う。インクジェット記録装置100は、図1に示すように、搬送装置1と、キャリッジ2と、主走査装置4と、を含む。また、インクジェット記録装置100は、保湿装置5と、クリーニング部7と、フラッシング受け部8と、を含む。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であるインクジェット記録装置100の概略構成を示す斜視図である。実施形態におけるX軸方向、Y軸方向、Z軸方向は、図1に示す方向を言う。インクジェット記録装置100は、図1に示すように、搬送装置1と、キャリッジ2と、主走査装置4と、を含む。また、インクジェット記録装置100は、保湿装置5と、クリーニング部7と、フラッシング受け部8と、を含む。
搬送装置1は、記録媒体を図中に矢印で示す搬送方向F(図中のY軸方向に沿う方向)に沿って搬送する装置である。記録媒体としては、インク吸収性のあるものが想定される。例えば、以下の実施形態では、記録媒体が布帛である場合を例示する。なお、記録媒体は布帛に限定されない。例えば、記録媒体は、紙、合成紙、ポリ塩化ビニル(PVC)、PET素材、セラミック、ガラス、ラミネート素材など、インクを用いて画像を形成することのできる各種材料で構成されてもよい。
搬送装置1は、駆動ローラー11及び従動ローラー(図示略)と、駆動モーター(図示略)と、搬送ベルト13と、を含む。駆動ローラー11及び従動ローラーは、布帛の搬送方向Fに直交する方向に延在する円柱状の部材で構成されており、互いに所定の間隔を介して平行に配置される。駆動ローラー11は、搬送駆動部131(図8参照)を構成する不図示の駆動モーターによって回転駆動される。
搬送ベルト13は、無端状に形成され、駆動ローラー11と従動ローラーとの間に架け渡されている。駆動ローラー11が駆動モーターによって回転駆動されると、搬送ベルト13が駆動ローラー11と従動ローラーとの間を周回する。これにより、搬送ベルト13の上面に載置された布帛が搬送方向Fに沿って搬送される。駆動ローラー11の回転が停止すると、搬送ベルト13は両ローラー間での周回を停止し、布帛の搬送が停止される。
駆動モーターは、記録ヘッド3によるX軸方向に沿った片道1回分の走査が終了すると、駆動ローラー11を所定量だけ回転させる。これにより、布帛を搬送方向Fに所定距離だけ搬送させ、駆動を停止する。そして、記録ヘッド3が主走査方向Xの反対方向への走査を行い、これが終了すると、駆動モーターは、駆動ローラー21を再度所定量だけ回転させる。これにより、布帛を搬送方向Fに所定距離だけ搬送させて、駆動を停止する。この動作を繰り返すことにより、駆動モーターを含む搬送駆動部131は、布帛をいわゆる間欠搬送する。
主走査装置4は、キャリッジ2を搬送方向Fに直交するX軸方向に沿って搬送する装置である。主走査装置4は、中空の四角柱で構成され、鉛直方向(Z軸方向)における搬送装置1の上方に、X軸方向に沿って配置される。X軸方向における主走査装置4の長さは、搬送ベルト13のX軸方向における長さよりも長く設定されている。
主走査装置4における図中手前側の側面には、一対のガイドレール41及び42が設けられている。このガイドレール41、42には、不図示のリニアモーターの固定子が装備されている。また、キャリッジ2における主走査装置4と対向する面には、ガイドレール41、42によって支持される不図示の可動子が設けられている。そして、ガイドレール41、42の固定子側のコイルの電流制御が行われることにより、キャリッジ2はガイドレール41、42に案内されてX軸方向に沿って移動する。
主走査装置4によって搬送されるキャリッジ2は、内部に記録ヘッド3(図2参照)を搭載した箱型の筐体である。本実施形態では、キャリッジ2の底面側(Z軸方向の下側)が広く開口しているものとして説明する。キャリッジ2が搬送ベルト13の上方を走査(X軸)方向に沿って往復移動する間に、記録ヘッド3から所望のインクが吐出される。吐出されたインクは、開口を介してキャリッジ2の下方に滴下される。これにより、搬送ベルト13上の布帛に画像が形成される。
なお、キャリッジ2の底面側は、全面的に開口していなくてもよい。例えば、記録ヘッド3の後述する各単位ヘッド30の取り付け位置に対応して、Y軸方向に沿うスリット状の開口部が適宜設けられていてもよい。この場合、記録ヘッド3は、当該スリット状の開口部を通してキャリッジ2の下方にインクの液滴を吐出させる。
なお、キャリッジ2の底面側は、全面的に開口していなくてもよい。例えば、記録ヘッド3の後述する各単位ヘッド30の取り付け位置に対応して、Y軸方向に沿うスリット状の開口部が適宜設けられていてもよい。この場合、記録ヘッド3は、当該スリット状の開口部を通してキャリッジ2の下方にインクの液滴を吐出させる。
次に、図2及び図3を参照して、記録ヘッド3の構成について説明する。図2は、キャリッジ2の底面側から見た場合におけるキャリッジ2及びキャリッジ2に搭載される記録ヘッド3の概略図である。記録ヘッド3は、キャリッジ2に搭載された状態で走査移動しながら布帛に対して印字動作を行う。
本実施形態に係るインクジェット記録装置100は、Y(イエロー),Lm(ライトマゼンタ),Or(オレンジ),M(マゼンタ),Bk(ブラック),Bl(ブルー),Lk(ライトブラック ),C(シアン),Lc(ライトシアン)の9色のカラーによって印刷可能となっている。本実施形態の記録ヘッド3は、これら9色のカラーに対応する単位ヘッド30Y、30Lm、30Or、30M、30Bk、30Bl、30Lk、30C、30Lcからなるヘッドユニットである。図2において、キャリッジ2内に搭載された各単位ヘッド30Y~30Lcを二点鎖線で示している。各単位ヘッド30Y~30Lcは、それぞれ複数のインクジェットモジュール31を備える。図2に示す例では、各単位ヘッド30Y~30Lcがそれぞれ9つのインクジェットモジュール31を備えている。
各色に対応する各単位ヘッド30Y~30Lcは、図2に示すように、X軸方向に沿って左からY,Lm,Or,M,Bk,Bl,Lk,C,Lcの順で並んでいる。また、各単位ヘッド30Y~30Lc内の9つのインクジェットモジュール31は、Y軸方向に沿って千鳥状に並んで配置されている。インクジェットモジュール31を千鳥状に配置することにより、キャリッジ2の底面側におけるY軸方向のほぼ全幅に渡る範囲内における任意の位置に、各色彩のインクを吐出することができる。なお、図2に示す例では、左端の単位ヘッド30Yのインクジェットモジュール31のみ図示し、他の単位ヘッド30のインクジェットモジュール31の図示を省略している。なお、各単位ヘッド30Y~30Lcの構成は、ここに示す例に限定されない。また記録ヘッド3は、上記9色のカラーに対応する単位ヘッド30Y~30Lcを備えるものに限定されない。
図3は、単位ヘッド30を布帛側から見た状態を示す平面図である。なお、ヘッドユニットとしての記録ヘッド3を構成する単位ヘッド30Y~30Lcは、いずれも同様の構成を有する。このため、図3では、単位ヘッド30を指して単に記録ヘッド3とも称する。
図3に示すように、記録ヘッド3を構成する各単位ヘッド30は、複数(本例では、18個)のインクジェットヘッド32を有する。前述のように、本実施形態の単位ヘッド30は、9つのインクジェットモジュール31を有する。そして、各インクジェットモジュール31は、それぞれ2つのインクジェットヘッド32が1組となって構成されている。
図3に示すように、記録ヘッド3を構成する各単位ヘッド30は、複数(本例では、18個)のインクジェットヘッド32を有する。前述のように、本実施形態の単位ヘッド30は、9つのインクジェットモジュール31を有する。そして、各インクジェットモジュール31は、それぞれ2つのインクジェットヘッド32が1組となって構成されている。
以下の実施形態では、記録ヘッド3(単位ヘッド30)において、記録媒体である布帛に対向する面をヘッド天板35とする。インクジェットモジュール31は、ヘッド天板35に露出して設けられている。
各インクジェットヘッド32は、インクを吐出させる複数のノズル33を有する。ノズル33は、各インクジェットヘッド32に列状に配置されており、ノズル面を構成している。図3において、ノズル33の配列方向をノズル列方向Lnとする。本実施形態において、ノズル列方向Lnは、記録ヘッド3の走査移動方向であるX軸方向に直交するY軸方向(図1,2参照)と一致する。ノズル面は、ヘッド天板35のノズル面以外の領域とほぼ面一となっている。
インクジェットヘッド32は、ノズル33からインクを布帛に向けて吐出する。これにより、布帛に画像が形成される。なお、インクジェットモジュール31の数及び配置は、上述したものに限定されない。
各インクジェットヘッド32は、インクを吐出させる複数のノズル33を有する。ノズル33は、各インクジェットヘッド32に列状に配置されており、ノズル面を構成している。図3において、ノズル33の配列方向をノズル列方向Lnとする。本実施形態において、ノズル列方向Lnは、記録ヘッド3の走査移動方向であるX軸方向に直交するY軸方向(図1,2参照)と一致する。ノズル面は、ヘッド天板35のノズル面以外の領域とほぼ面一となっている。
インクジェットヘッド32は、ノズル33からインクを布帛に向けて吐出する。これにより、布帛に画像が形成される。なお、インクジェットモジュール31の数及び配置は、上述したものに限定されない。
主走査装置4の両端部であって搬送装置1から突出した領域には、それぞれ板状のキャリッジ受け部43、44が設けられている。キャリッジ受け部43、44は、搬送装置1の搬送ベルト13と略平行の姿勢で取り付けられている。非記録動作時には、キャリッジ2が主走査装置4の一端側(図中の左側)に設けられたキャリッジ受け部43の上面上に移動してくる。
キャリッジ受け部43の下方には、保湿装置5が着脱可能に装着されている。保湿装置5は、キャリッジ2に搭載された各記録ヘッド3のノズル33の保湿を行う装置である。キャリッジ受け部43における、キャリッジ2内のインクジェットヘッド32のノズル33と対応する位置には、例えば矩形のスリットが設けられている。保湿装置5の内部には水もしくは保湿液が入っている。そして、保湿装置5とZ軸方向において対向する位置にキャリッジ2が配置されることにより、保湿装置5による、キャリッジ2内の記録ヘッド3のノズル面の保湿が可能となる。
主走査装置4の他端側(図中の右側)に設けられたキャリッジ受け部44には、クリーニング部7及びフラッシング受け部8が設けられている。クリーニング部7は、少なくとも記録ヘッド3のノズル面(ノズル33の吐出口が配置されている面)のクリーニングを行う。フラッシング受け部8は、フラッシング動作によりノズル33から吐出されたインクを受けるものである。フラッシング動作は、記録ヘッド3のノズル33の詰まりを防止する目的で適宜行われる。
ここで、図4及び図5を参照しつつ、クリーニング部7の構成について説明する。
図4に示すように、クリーニング部7は、本実施形態において少なくとも記録ヘッド3のノズル面をメンテナンスするメンテナンスユニット70を備えている。また、クリーニング部7は、さらに、Y軸方向に延びるガイドレール75、ガイドレール75に沿ってメンテナンスユニット70を移動させるユニット駆動モーター76等を含んでいる。ガイドレール75のY軸方向における長さは、記録ヘッド3の有するノズル面のY軸方向における長さと同等以上の長さ寸法に設定される。
図4に示すように、クリーニング部7は、本実施形態において少なくとも記録ヘッド3のノズル面をメンテナンスするメンテナンスユニット70を備えている。また、クリーニング部7は、さらに、Y軸方向に延びるガイドレール75、ガイドレール75に沿ってメンテナンスユニット70を移動させるユニット駆動モーター76等を含んでいる。ガイドレール75のY軸方向における長さは、記録ヘッド3の有するノズル面のY軸方向における長さと同等以上の長さ寸法に設定される。
図5は、メンテナンスユニット70の要部構成を示す斜視図である。メンテナンスユニット70は、記録ヘッド3のメンテナンス動作を行うものであり、実施形態におけるメンテナンス手段である。図5に示すように、メンテナンスユニット70は、湿式ローラー71、ローラー駆動モーター72、絞り棒73、及び液貯留部77を備えている。前述のように、本実施形態の記録ヘッド3は、布帛に対向する面(ヘッド天板35の面)にノズル面を有している。メンテナンスユニット70は、ノズル面を含むヘッド天板35(図3参照)の領域に対して広くメンテナンス動作を行う。
湿式ローラー71は、例えば円筒状のスポンジで形成されている。実施形態において、湿式ローラー71は、拭き取りにより記録ヘッド3のメンテナンス動作を行うメンテナンス部材である。
前述のように、記録ヘッド3のノズル面には、記録ヘッド3の走査移動方向(X軸方向)と交差する方向(実施形態ではY軸方向)に沿ってノズル33が配置されている。湿式ローラー71は、このノズル33のノズル列方向Lnに沿ってノズル面の拭き取り動作を行う。
前述のように、記録ヘッド3のノズル面には、記録ヘッド3の走査移動方向(X軸方向)と交差する方向(実施形態ではY軸方向)に沿ってノズル33が配置されている。湿式ローラー71は、このノズル33のノズル列方向Lnに沿ってノズル面の拭き取り動作を行う。
湿式ローラー71の内部には、洗浄液が貯められていることが好ましい。湿式ローラー71は、X軸方向に沿って設けられた軸711を中心として回転可能となっている。実施形態において、メンテナンスユニット70によるメンテナンス動作は、分割メンテナンスである。
ここで、図6を参照し、分割メンテナンスについて説明する。図6は、実施形態にいう分割メンテナンスを説明するための記録ヘッド3の模式図である。図6では、説明の便宜上、簡易的に4つの単位ヘッド30で構成される記録ヘッド3を模式的に示している。なお、図2及び図3に示した9つの単位ヘッド30で構成されている記録ヘッド3の場合もメンテナンス動作は同様である。
ここで、図6を参照し、分割メンテナンスについて説明する。図6は、実施形態にいう分割メンテナンスを説明するための記録ヘッド3の模式図である。図6では、説明の便宜上、簡易的に4つの単位ヘッド30で構成される記録ヘッド3を模式的に示している。なお、図2及び図3に示した9つの単位ヘッド30で構成されている記録ヘッド3の場合もメンテナンス動作は同様である。
図6では、記録ヘッド3を構成する各単位ヘッド30のヘッド天板35の範囲をそれぞれ単位領域としている。すなわち、図4等に示す例では、記録ヘッド3が、各単位ヘッド30に対応して4つの単位領域Ar1、Ar2、Ar3、Ar4に分割されている。なお、単位領域が単位ヘッド30に対応していることは必須ではない。例えば1つの単位ヘッド30が複数の単位領域に分割されていてもよいし、2つ以上の単位ヘッド30を1つの単位領域としてもよい。
本実施形態では、メンテナンスユニット70は、単位領域ごとにメンテナンスを行う分割メンテナンスを行う。このため、湿式ローラー71のX軸方向における長さは、少なくとも記録ヘッド3のノズル面の一単位領域のX軸方向の幅をカバーできる長さに設定されている。
しかし、分割メンテナンスの際、メンテナンス動作は、隣接する単位領域にオーバーラップするようにして実行されることが好ましい。このため、実施形態の湿式ローラー71のX軸方向における長さは、図7に示すように、一単位領域のX軸方向の幅よりも長い。これにより、隣接する単位領域の一部とオーバーラップするようにメンテナンス動作を行うことができる。図7では、単位領域Ar1について分割メンテナンスした場合のメンテナンスされる範囲を白抜きで示している。湿式ローラー71の端部が通過する部分には、湿式ローラー71によって拭われたインクや汚れが筋状に残留することがある。隣接する単位領域にオーバーラップさせながらメンテナンスを行うことで、こうした筋状の汚れ残りをなくすことができる。
しかし、分割メンテナンスの際、メンテナンス動作は、隣接する単位領域にオーバーラップするようにして実行されることが好ましい。このため、実施形態の湿式ローラー71のX軸方向における長さは、図7に示すように、一単位領域のX軸方向の幅よりも長い。これにより、隣接する単位領域の一部とオーバーラップするようにメンテナンス動作を行うことができる。図7では、単位領域Ar1について分割メンテナンスした場合のメンテナンスされる範囲を白抜きで示している。湿式ローラー71の端部が通過する部分には、湿式ローラー71によって拭われたインクや汚れが筋状に残留することがある。隣接する単位領域にオーバーラップさせながらメンテナンスを行うことで、こうした筋状の汚れ残りをなくすことができる。
湿式ローラー71は、ローラー駆動モーター72によって、Y軸方向におけるメンテナンスユニット70の移動方向と同じ方向に回転する。図5において、メンテナンスユニット70が移動する方向を太矢印で示す「A」方向とする。また、図5において、湿式ローラー71の回転方向を「B」方向とする。これにより、メンテナンスユニット70に対して相対的に移動する記録ヘッド3に対しては湿式ローラー71がカウンター方向に当接する。このため、湿式ローラー71は、記録ヘッド3のノズル面を強く拭うことができる。
Z軸方向における湿式ローラー71の下方には液貯留部77が配置されている。液貯留部77には洗浄液が貯留されている。湿式ローラー71の下部はこの洗浄液に浸漬されており、湿式ローラー71が回転すると洗浄液が掻き上げられる。これにより、湿式ローラー71は、記録ヘッド3のノズル面に洗浄液を供給しつつ、記録ヘッド3のノズル面を洗浄する。
ローラー駆動モーター72、洗浄液を貯留する液貯留部77等は、実施形態において湿式ローラー71を清掃する清掃手段を構成する。すなわち、ローラー駆動モーター72が湿式ローラー71を回転させ、液貯留部77内の洗浄液にくぐらせることで、湿式ローラー71の清掃が行われる。
ローラー駆動モーター72、洗浄液を貯留する液貯留部77等は、実施形態において湿式ローラー71を清掃する清掃手段を構成する。すなわち、ローラー駆動モーター72が湿式ローラー71を回転させ、液貯留部77内の洗浄液にくぐらせることで、湿式ローラー71の清掃が行われる。
絞り棒73は、湿式ローラー71の軸とほぼ平行な軸を有する。絞り棒73は、湿式ローラー71の近傍に、湿式ローラー71に対して圧着及び離間可能な形態で配置される。絞り棒73が、湿式ローラー71に圧着した状態で湿式ローラー71が回転することにより、湿式ローラー71に付着したインクや洗浄液が湿式ローラー71から搾り取られて除去される。実施形態において、この絞り棒73も湿式ローラー71の清掃動作を行う清掃手段として機能する。
フラッシング受け部8は、例えば、記録ヘッド3のインクジェットヘッド32のノズル33から吐出されるインクを吸収可能な素材で構成された、無端状のベルトを備える。フラッシング動作は、非記録動作時のキャリッジ2がフラッシング受け部8の上部に配置された状態で行われる。これにより、ノズル33からインクが吐出され、フラッシング受け部8のベルトに吸収される。
フラッシング受け部8のベルトは、例えば不図示の3本のローラーに巻き掛けられており、そのうちの一本のローラーは、不図示のタンクに貯められた洗浄液に浸る位置に配置されている。したがって、ベルトが3本のローラーに沿って回転することにより、ベルトの一部が洗浄液に浸され、ベルトに付着したインクが洗浄液により洗浄される。
なお、本実施形態では、フラッシング受け部8がタンクを有する例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、タンクを備えず、フラッシング動作時に吸収したインクを絞りローラー等で除去する構成としてもよい。
<インクジェット記録装置の制御系の構成>
次に、図8を参照して、本実施形態に係るインクジェット記録装置100の制御系の構成について説明する。図8は、インクジェット記録装置100の制御構成例を示すブロック図である。図8に示すように、インクジェット記録装置100は、制御部9と、記憶部93と、を備えている。また、インクジェット記録装置100は、操作表示部96と、入出力インターフェース97と、を含む。また、インクジェット記録装置100は、ヘッド駆動部301と、搬送駆動部131と、主走査装置駆動部401と、を含む。これら制御部9等の各部は、例えばバス等を介して接続されている。
次に、図8を参照して、本実施形態に係るインクジェット記録装置100の制御系の構成について説明する。図8は、インクジェット記録装置100の制御構成例を示すブロック図である。図8に示すように、インクジェット記録装置100は、制御部9と、記憶部93と、を備えている。また、インクジェット記録装置100は、操作表示部96と、入出力インターフェース97と、を含む。また、インクジェット記録装置100は、ヘッド駆動部301と、搬送駆動部131と、主走査装置駆動部401と、を含む。これら制御部9等の各部は、例えばバス等を介して接続されている。
制御部9は、CPU(Central Processing Unit)等であるプロセッサ91、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成されるメモリ92等を備えて構成されるコンピュータである。
記憶部93は、不揮発性メモリ等により構成され、各種プログラム等を記憶するプログラム記憶部94と、データ記憶部95とを含んでいる。記憶部93は、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ等から構成されてもよい。なお、データ記憶部95は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリや、メモリカード等の着脱可能な可搬型の記憶媒体等であってもよい。
記憶部93は、不揮発性メモリ等により構成され、各種プログラム等を記憶するプログラム記憶部94と、データ記憶部95とを含んでいる。記憶部93は、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ等から構成されてもよい。なお、データ記憶部95は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリや、メモリカード等の着脱可能な可搬型の記憶媒体等であってもよい。
制御部9は、プロセッサ91が、プログラム記憶部94に格納されているシステムプログラム等、必要なプログラムを読み出してメモリ92の作業領域に展開し、メモリ92に展開されたプログラムとの協働により、各部の動作を制御し、各種処理を実行する。制御部9は、少なくとも記録ヘッド3及びメンテナンスユニット70の動作を制御する。すなわち、制御部9は、一連の印字ジョブの途中で記録ヘッド3の印字動作を中断してメンテナンス動作を行わせる。これにより、制御部9は、印字動作とメンテナンス動作とを繰り返しながら、インクジェット記録装置100に一連の印字ジョブを実行させる。
操作表示部96は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成される。なお、操作表示部96は、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ(有機ELD)、その他のフラットディスプレイ等で構成されてもよい。操作表示部96は、制御部9からの表示指示に応じて、インクジェット記録装置100の印字に関する各種設定を行う設定画面等を表示させる。また、操作表示部96には、タッチパネルが一体に形成されている。操作表示部96には、複数のキーを備え、ユーザーのタッチ操作に基づくキー操作を受け付ける入力部としても機能する。操作表示部96からは、ユーザーの各種の指示、文字、数字などのデータの入力が受け付けられる。操作表示部96で受け付けられた情報は、制御部9に出力される。
入出力インターフェース97は、PC(パーソナルコンピューター)等の外部装置200に接続されている。そして、入出力インターフェース97は、外部装置200からジョブを受信し、該ジョブを制御部9に出力する。
ヘッド駆動部301は、キャリッジ2内部に搭載された記録ヘッド3の各インクジェットヘッド32を駆動させる。これにより、各ノズル33からインクを吐出され、搬送ベルト13上の布帛に画像が形成される。ヘッド駆動部301及びインクジェットヘッド32により記録ヘッド3が構成される。
搬送駆動部131は、不図示の駆動モーターを含む。制御部9の制御にしたがい、搬送駆動部131の駆動モーターが動作することで、駆動ローラー11が回転し、搬送ベルト13による布帛の搬送が行われる。
主走査装置駆動部401は、ガイドレール41、42に設けられた固定子側のコイルの電流制御を行うことにより、ガイドレール41、42に保持されたキャリッジ2をX軸方向に沿って移動させる。
また、実施形態において制御部9は、クリーニング部7による記録ヘッド3のノズル面のメンテナンス動作を制御する。具体的には、制御部9は、予め定められた定期的なメンテナンス間隔MDにしたがってクリーニング部7によるメンテナンス動作を開始させる。そして、メンテナンスユニット70による記録ヘッド3に対するメンテナンス動作を制御する。ここで、制御部9によるクリーニング部7(メンテナンスユニット70)によるメンテナンス動作の制御について詳説する。
データ記憶部95には、例えば、メンテナンス間隔MDを規定したテーブル等が記憶されている。記録ヘッド3に対するメンテナンス動作は、通常、所定の時間間隔ごとに実行される。制御部9は、データ記憶部95に格納されているこれらの情報を参照して、メンテナンス動作の実行間隔等を決定する。
例えば図6に示す記録ヘッド3を構成する単位領域Ar1~Ar4を1セットとした場合、メンテナンス間隔MDは、単位領域Ar1のへのメンテナンス動作終了時から次に単位領域Ar1のメンテナンス動作を行うまでの間隔である。
例えば図6に示す記録ヘッド3を構成する単位領域Ar1~Ar4を1セットとした場合、メンテナンス間隔MDは、単位領域Ar1のへのメンテナンス動作終了時から次に単位領域Ar1のメンテナンス動作を行うまでの間隔である。
なお、制御部9は、記録ヘッド3により吐出されるインクの種類に応じてメンテナンス動作を行う間隔を変更することが好ましい。インクの種類としては、例えば「反応染料インク」、「分散染料インク」、「酸性インク」等がある。「反応染料インク」は、綿やレーヨンなどの布地に適したインクである。「分散染料インク」は、ポリエステルやアセテートなどの布地に適したがインクでる。「酸性インク」は、シルクなどの布地に適したインクである。データ記憶部95には、こうしたインクの種類別にメンテナンス間隔MDを規定したデータテーブル等が記憶されている。例えば、「酸性インク」は、他のインクに比べて比較的記録ヘッド3に汚れが付きにくい。このため、「酸性インク」を用いる場合には、メンテナンス間隔MDが長く規定される。
また、メンテナンス間隔MDは、記録媒体として使用される布帛の種類等に応じて変更されてもよい。布帛の種類としては、例えば、ポリエステル、綿、混紡(化学繊維と天然繊維との混紡、天然繊維と天然繊維との混紡等)、シルク等がある。また、記録媒体は、布帛に限定されず、各種の紙やフィルム等でもよい。各種の記録媒体が用いられる場合、メンテナンス間隔MDは、記録媒体の種類等によって変更されてもよい。いずれの場合も、データ記憶部95には、各条件に対応した適切なメンテナンス間隔MDを規定したテーブル等が記憶される。制御部9は、データ記憶部95に記憶された情報を参照して、適宜メンテナンス間隔MDを設定する。
前述のように本実施形態では、メンテナンス動作は、単位領域ごとの分割メンテナンスによって行われる。図9は、記録ヘッド3により、先行する印字ジョブに引き続いて後続の印字ジョブを行う場合の、メンテナンス動作を説明する模式的な説明図である。
例えば、図9に示す例では、一のメンテナンス間隔MDの間に、3つの単位領域α、β、γに対して分割メンテナンスm1、m2、m3が行われる。なお、各分割メンテナンスm1、m2、m3では、メンテナンス動作を所定時間以内に完了させるようになっている。所定時間は例えば30秒である。
例えば、図9に示す例では、一のメンテナンス間隔MDの間に、3つの単位領域α、β、γに対して分割メンテナンスm1、m2、m3が行われる。なお、各分割メンテナンスm1、m2、m3では、メンテナンス動作を所定時間以内に完了させるようになっている。所定時間は例えば30秒である。
制御部9は、印字動作と分割メンテナンスとの状況に基づいて、通常時に行う第1のメンテナンス動作と、この第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかをメンテナンスユニット70に実行させる。例えば、図9において、単位メンテナンス間隔mdは、単位領域α、β、γごとに行われる分割メンテナンスm1、m2、m3のメンテナンス間隔である。第1のメンテナンス動作において、各単位メンテナンス間隔mdは、メンテナンス間隔MDをほぼ均等に分割した時間となる。例えば、メンテナンス間隔MDが30分であれば、各単位メンテナンス間隔mdは、ほぼ10分ずつに設定される。
また、通常は、印字ジョブが開始されると、所定時間間隔ごとに記録ヘッド3のうち、一番端に位置する単位領域から順に分割メンテナンスm1、m2・・・が実行される。例えば、図9では、記録ヘッド3を構成する単位領域が端から順に単位領域α、β、γとなっている例を示す。この場合、メンテナンス動作は、単位領域αについて分割メンテナンスm1を行い、単位領域βについて分割メンテナンスm2を行う。そして、単位領域γについて分割メンテナンスm3を行う。その後、単位メンテナンス間隔mdをおいて、再び単位領域αに戻り、分割メンテナンスm4を行う。
一の印字ジョブが終了し、異なる印字ジョブが開始される場合、通常なら、記録ヘッド3の一番端の単位領域αから順に分割メンテナンスが実行される。しかし、先行する印字ジョブに連続して後続の印字ジョブが実行される場合がある。この場合、単位領域αに戻り分割メンテナンスを行うと、長時間メンテナンスが行われない領域が生じるおそれがある。そこで制御部9は、第2のメンテナンス動作として、後続の印字ジョブの分割メンテナンスm1、m2・・・を先行の印字ジョブの続きから開始させる。
図9では、先行の印字ジョブで最後にメンテナンス動作が行われたのが単位領域βであった場合を例示する。この場合、制御部9は、後続の印字ジョブにおける分割メンテナンスm1、m2・・・を、単位領域γから開始させるように各部の動作を制御する。したがって、後続のジョブでは、単位領域γについて分割メンテナンスm1を行い、単位領域αについて分割メンテナンスm2を行う。そして、単位領域βについて分割メンテナンスm3を行う。その後、単位メンテナンス間隔mdをおいて、再び単位領域γについて、分割メンテナンスm4を行う。なお、後続のジョブにおいて、第1のメンテナンス動作、第2のメンテナンス動作のどちらを行うかは、適宜制御部9が判断する。例えば後続の印字ジョブが先行の印字ジョブから所定期間以上おいて行われる場合には、後続の印字ジョブにおいて一番端に位置する単位領域から順に第1のメンナンス動作を行うとしてもよい。
また、先行の印字ジョブに連続して後続の印字ジョブが開始される場合、制御部9は、第2のメンテナンス動作として、以下のような制御をしてもよい。例えば、後続の印字ジョブで最初に行われるメンテナンス動作の実行開始タイミングを先行の印字ジョブの状況を考慮して決定する。すなわち、先行の印字ジョブで最後に行われた分割メンテナンスm5の終了時からの経過時間を考慮して、後続の印字ジョブにおける分割メンテナンスm1の開始時点を決定する。図9の例では、後続の印字ジョブの開始時点に関係なく、先行の印字ジョブの最後の分割メンテナンスm5のあと、単位メンテナンス間隔md5経過後に後続の印字ジョブのメンテナンス動作を開始している。
また、制御部9は、第2のメンテナンス動作として、以下のような制御をしてもよい。例えば、印字ジョブで最後に行われたメンテナンス動作が、複数の単位領域α、β、γのうちの途中の単位領域への分割メンテナンスである場合、印字ジョブの終了後、残りの単位領域についてメンテナンス動作を行う。例えば、図10では、印字ジョブにおいて最後に行われたメンテナンス動作が単位領域βへの分割メンテナンスm5であった場合を示す。図10では分割メンテナンスm5のあと、印字動作p6が行われて印字ジョブが終了している。この場合、制御部9は、印字ジョブが終了すると、メンテナンスユニット70に単位領域γについての分割メンテナンスm6を実行させる。この場合は、分割メンテナンスm5のあと、10分等の所定の単位メンテナンス間隔mdをあける必要はない。
また、制御部9は、第2のメンテナンス動作として、以下のような制御をしてもよい。例えば、次のメンテナンス動作の実施予定時間が、記録ヘッド3による印字ジョブにおける印字完了前であるが、印字ジョブ完了まで所定時間内である場合、次のメンテナンス動作をスキップして先に印字ジョブを完了させる。
図11に示す例では、単位領域αへの分割メンテナンスm4のあと、次の分割メンテナンスm5までの単位メンテナンス間隔md4は10分である。これに対して、分割メンテナンスm4のあと、印字ジョブにおける印字完了までの時間Etは15分である。この場合、制御部9は、当該メンテナンス動作(単位領域βへの分割メンテナンスm5)をスキップし、印字ジョブ完了後に当該メンテナンス動作を実行させる。図11では、スキップする分割メンテナンスm5を二点鎖線で示し、印字ジョブ完了後に行われる分割メンテナンスm5を実線で示している。なお、印字ジョブ完了後に行われるメンテナンス動作は、スキップした単位領域βへの分割メンテナンスm5だけでもよい。また、記録ヘッド3が単位領域α、β、γで構成される場合、印字ジョブ内で実行できなかった単位領域β、γについての分割メンテナンスm5、m6が印字ジョブ完了後に行われるとしてもよい。
また、制御部9は、1つの単位領域についてメンテナンス動作(分割メンテナンス)が行われると、その度にメンテナンスユニット70の清掃動作を行わせる。清掃動作は、例えば、ローラー駆動モーター72が湿式ローラー71を回転させ、液貯留部77内の洗浄液にくぐらせることで行われる。また、清掃動作は、湿式ローラー71に絞り棒73を押し当てる等によっても行われる。
メンテナンスユニット70によるメンテナンス動作が完了すると、制御部9は、印字動作と並行して湿式ローラー71の清掃動作を行わせる。図1に示すように、メンテナンスユニット70は、記録ヘッド3による印字領域とは異なる領域に設けられている。このため、印字動作が行われている間、これと並行して次のメンテナンス動作に備え湿式ローラー71の清掃動作を行うことができる。これにより、記録ヘッドから除去したインク等が固化する前に、湿式ローラー71を清掃することができ、好ましい。
なお、制御部9は、フラッシング部8において、適宜インクジェットヘッド32のノズル33のフラッシング動作を実行させる。制御部9は、例えばクリーニング部7によるメンテナンス動作によっても記録ヘッド3のノズル面の吐出不良が十分に回復しない場合等にフラッシング動作が必要と判断する。
<インクジェット記録装置の作用、制御方法>
次に、図9から図11等を参照して、制御部9によって行われる記録ヘッド3の印字動作とメンテナンスユニット70によるメンテナンス動作の制御を中心に詳説する。
本実施形態では、制御部9が、記録ヘッド3による一連の印字ジョブの途中で記録ヘッド3の印字動作を中断してメンテナンスユニット70によるメンテナンス動作を行わせる。これにより、印字動作とメンテナンス動作とが繰り返されるようになっている。
次に、図9から図11等を参照して、制御部9によって行われる記録ヘッド3の印字動作とメンテナンスユニット70によるメンテナンス動作の制御を中心に詳説する。
本実施形態では、制御部9が、記録ヘッド3による一連の印字ジョブの途中で記録ヘッド3の印字動作を中断してメンテナンスユニット70によるメンテナンス動作を行わせる。これにより、印字動作とメンテナンス動作とが繰り返されるようになっている。
メンテナンスユニット70によるメンテナンス動作は、前述のように、記録ヘッド3を複数の単位領域に分割し、単位領域ごとに実行される分割メンテナンスである。通常は、記録ヘッド3による印字ジョブが開始され、所定の印字動作が行われると、メンテナンス動作が開始される。図9では、p1の印字動作が行われると、制御部9がメンテナンス動作の開始タイミングと判断する例を示す。なお、p1は、印字動作の継続時間でもよいし、印字された文字や画像の量で設定されてもよい。
メンテナンス動作の開始タイミングとなると、制御部9は、印字動作を中断させて、まず1つ目の単位領域αについてメンテナンスユニット70による分割メンテナンスm1を実行させる。例えば記録ヘッド3が単位領域α、β、γで構成される場合、単位領域αは、一番端に位置する領域である。メンテナンス動作時、制御部9は、単位領域αが湿式ローラー71に対応する位置に来るように記録ヘッド3を移動させる。
そして、ローラー駆動モーター72を動作させ、湿式ローラー71をB方向に回転させる。それと同時に、ユニット駆動モーター76を動作させて、メンテナンスユニット70をY軸方向に沿ってA方向に移動させる。これにより、メンテナンスユニット70と相対的に移動する記録ヘッド3に対して湿式ローラー71が、カウンター方向から押し当てられる。そして、記録ヘッド3のノズル面が湿式ローラー71によって拭われ、インク等の汚れが除去される。実施形態では、湿式ローラー71が、単位領域α等のX軸方向の幅より長い。このため、図9のように、単位領域について分割メンテナンスm1を行うと、隣接する単位領域の一部にオーバーラップする範囲まで拭き取られる。制御部9は、この分割メンテナンスm1が30秒以内で終了するように制御している。
分割メンテナンスm1が終了すると、制御部9は、記録ヘッド3を印字領域に移動させて、p2の印字動作を行わせる。p2の印字動作は、単位メンテナンス間隔md1の間行われる。図9に示す例では、単位メンテナンス間隔md1は10分である。記録ヘッド3が印字動作を行っている間、制御部9は、湿式ローラー71の清掃動作を行わせ、次のメンテナンス動作に備える。単位メンテナンス間隔md1が経過すると、制御部9は、印字動作を中断させて、単位領域βが湿式ローラー71に対応する位置に来るように記録ヘッド3を移動させる。そして、単位領域βについて分割メンテナンスm2を行う。このとき分割メンテナンスm1によってオーバーラップして拭き取られた範囲が重ねて拭き取られる。これにより、単位領域αと単位領域βの間には、残留物等による筋状の汚れがない状態となる。
分割メンテナンスm2が終了すると、同様に、制御部9は、記録ヘッド3を印字領域に移動させて、p3の印字動作を行わせる。この間に湿式ローラー71の清掃動作を行わせることも分割メンテナンスm1の場合と同様である。単位メンテナンス間隔md2が経過すると、制御部9は、印字動作を中断させて、単位領域γが湿式ローラー71に対応する位置に来るように記録ヘッド3を移動させる。そして、単位領域γについて分割メンテナンスm3を行う。この場合も、分割メンテナンスm2によってオーバーラップして拭き取られた範囲が拭き取られる。これにより、単位領域βと単位領域γの間には、残留物等による筋がない状態となる。
分割メンテナンスm3が終了すると、同様に、制御部9は、記録ヘッド3を印字領域に移動させて、p4の印字動作を行わせる。単位メンテナンス間隔md3が経過すると、制御部9は、再び単位領域αが湿式ローラー71に対応する位置に来るように記録ヘッド3を移動させる。そして、単位領域αについて分割メンテナンスm4を行う。制御部9は、このようにして、一連の印字ジョブが終了するまで、印字動作とメンテナンス動作を繰り返し行わせる。例えば、図9に示す例では、単位領域βに対する分割メンテナンスm5のあと、p6の印字動作が行われて、一連の印字ジョブが完了している。
図9に示す例のように、先行の印字ジョブのあと後続の印字ジョブが行われる場合、制御部9は、印字ジョブとしては別個でもメンテナンス動作に関しては連続する処理のように扱う。すなわち、先行の印字ジョブにおいて最後に行われた分割メンテナンスm5の終了時から起算して単位メンテナンス間隔md5が経過すると、制御部9は、次の分割メンテナンスm1を行わせる。この分割メンテナンスm1は、後続の印字ジョブにおいては1回目の分割メンテナンスである。しかし、1つ目の単位領域αではなく、先行の印字ジョブから連続するメンテナンス動作として、単位領域γに対して分割メンテナンスm1が行われる。その後も後続の印字ジョブが完了するまで、同様に印字動作とメンテナンス動作が繰り返される。
なお、図10に示すように、印字ジョブで最後に行われたメンテナンス動作が、複数の単位領域α、β、γのうちの途中の単位領域βへの分割メンテナンスである場合には、以下のように処理を行う。すなわち、制御部9は、記録ヘッド3を構成する残りの単位領域γについて、印字ジョブの終了後に、メンテナンスユニット70によるメンテナンス動作を行わせる。なお、図10と異なり、印字ジョブで最後に行われたメンテナンス動作が単位領域αに対するものであった場合には、残りの単位領域β、γについて印字ジョブの終了後にメンテナンス動作を行う。
また、図11に示すように、次のメンテナンス動作の実施予定時間が、記録ヘッド3による印字ジョブにおける印字完了前であるが、印字ジョブ完了まで所定時間内である場合には以下のように処理を行う。すなわち、制御部9は、次のメンテナンス動作の実施予定時間と、印字ジョブにおける印字完了時間とを比較する。そして例えば、本来のメンテナンス動作の実施予定時間経過後、本来の単位メンテナンス間隔mdの半分経過以内に印字ジョブが完了する場合には、次のメンテナンス動作をスキップする。
図11に示す例では、本来の単位メンテナンス間隔mdが10分であり、直前の分割メンテナンスm4終了後、印字ジョブ完了までの時間Etが13分である。この場合、時間Etは、単位メンテナンス間隔md10分+10分/2=15分よりも短い。この場合には、制御部9は、次のメンテナンス動作(分割メンテナンスm5)をスキップし、印字ジョブ完了後に分割メンテナンスm5を行わせる。なお、次のメンテナンス動作の実施予定時間と、印字ジョブにおける印字完了時間とがどのような関係の場合に制御部9が次のメンテナンス動作をスキップするかは、ここに示す例に限定されない。
<効果>
以上のように、本実施形態の画像形成装置であるインクジェット記録装置100は、制御部9が、記録ヘッド3及びメンテナンスユニット70の動作を制御して、一連の印字ジョブの途中で記録ヘッド3の印字動作を中断してメンテナンス動作を行わせる。これにより、印字動作とメンテナンス動作とを繰り返しながら印字ジョブを実行する。本実施形態のメンテナンス動作は、記録ヘッド3を複数の単位領域に分割し、単位領域ごとに実行される分割メンテナンスである。このため、1回のメンテナンス時間を短くすることができる。メンテナンス動作中は、印字動作を止めて待機時間となる。すでに記録媒体上に吐出されたインクが待機時間中に広がると濃度むらを生じ、印字品質が低下する。記録媒体のうち、すでに印字が済んだ部分は、乾燥機に送られることもある。この場合、乾燥具合の違いで、より濃度むらを生じやすくなる。この点、本実施形態では、印字動作と分割メンテナンスとの状況に応じて適切な対応を行う。このため、濃度むらにより印字画像の品質が低下するのを効果的に防ぐことができる。
以上のように、本実施形態の画像形成装置であるインクジェット記録装置100は、制御部9が、記録ヘッド3及びメンテナンスユニット70の動作を制御して、一連の印字ジョブの途中で記録ヘッド3の印字動作を中断してメンテナンス動作を行わせる。これにより、印字動作とメンテナンス動作とを繰り返しながら印字ジョブを実行する。本実施形態のメンテナンス動作は、記録ヘッド3を複数の単位領域に分割し、単位領域ごとに実行される分割メンテナンスである。このため、1回のメンテナンス時間を短くすることができる。メンテナンス動作中は、印字動作を止めて待機時間となる。すでに記録媒体上に吐出されたインクが待機時間中に広がると濃度むらを生じ、印字品質が低下する。記録媒体のうち、すでに印字が済んだ部分は、乾燥機に送られることもある。この場合、乾燥具合の違いで、より濃度むらを生じやすくなる。この点、本実施形態では、印字動作と分割メンテナンスとの状況に応じて適切な対応を行う。このため、濃度むらにより印字画像の品質が低下するのを効果的に防ぐことができる。
また、制御部9は、印字動作と分割メンテナンスとの状況に基づいて、通常時に行う第1のメンテナンス動作と、第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかをメンテナンスユニット70に実行させる。例えば、実施形態では、先行する印字ジョブに連続して後続の印字ジョブを実行する場合に、制御部9は、第2のメンテナンス動作として、後続の印字ジョブにおける分割メンテナンスを、先行の印字ジョブにおいて最後にメンテナンス動作が行われた単位領域の次の単位領域から開始されるようにする。
印刷ジョブが切り替わる度に記録ヘッド3を構成する1セットの単位領域の初めの領域(例えば単位領域α)からメンテナンス動作を開始すると、長期間メンテナンスされない領域が生じるおそれがある。この点、印刷ジョブが切り替わってもメンテナンス動作については先行の印刷ジョブで行われたメンテナンス動作の続きから行うことで、全ての単位領域についてほぼ均等にメンテナンスを行うことができる。
印刷ジョブが切り替わる度に記録ヘッド3を構成する1セットの単位領域の初めの領域(例えば単位領域α)からメンテナンス動作を開始すると、長期間メンテナンスされない領域が生じるおそれがある。この点、印刷ジョブが切り替わってもメンテナンス動作については先行の印刷ジョブで行われたメンテナンス動作の続きから行うことで、全ての単位領域についてほぼ均等にメンテナンスを行うことができる。
また、先行する印字ジョブに連続して後続の印字ジョブを実行する場合に、制御部9は、第2のメンテナンス動作として、後続の印字ジョブにおいて最初に行われるメンテナンス動作の実行開始タイミングを、先行の印字ジョブにおいて最後に行われたメンテナンス動作の終了時からの経過時間を考慮して決定してもよい。
これにより、先行の印字ジョブで記録ヘッド3にインクが付着した場合、インクが固化する等により除去しづらくなる前に適切にメンテナンスすることができる。
これにより、先行の印字ジョブで記録ヘッド3にインクが付着した場合、インクが固化する等により除去しづらくなる前に適切にメンテナンスすることができる。
また、記録ヘッド3により実行された印字ジョブにおいて、最後に行われたメンテナンス動作が、記録ヘッド3を構成する複数の単位領域のうちの途中の単位領域への分割メンテナンスである場合、制御部9は、印字ジョブの終了後、残りの単位領域に対するメンテナンス動作を、第2のメンテナンス動作としてメンテナンスユニット70に実行させる。
これにより、印刷ジョブが終わった段階で、記録ヘッド3全体がメンテナンスされた状態とすることができる。印刷ジョブの終了後であれば、メンテナンス動作前後の印字間で濃度むらが発生するおそれもない。
これにより、印刷ジョブが終わった段階で、記録ヘッド3全体がメンテナンスされた状態とすることができる。印刷ジョブの終了後であれば、メンテナンス動作前後の印字間で濃度むらが発生するおそれもない。
また、次のメンナンス動作の実施予定時間が、記録ヘッド3による印字ジョブにおける印字完了前であるが、印字ジョブ完了まで所定時間内である場合、制御部9は、当該メンテナンス動作をスキップし、印字ジョブ完了後に当該メンテナンス動作を実行させる。
これにより、印字動作がメンテナンス動作による待機時間の前後に分けて行われるのをできるだけ回避して、濃度むらの発生を抑えることができる。
これにより、印字動作がメンテナンス動作による待機時間の前後に分けて行われるのをできるだけ回避して、濃度むらの発生を抑えることができる。
また、制御部9は、分割メンテナンスにおいて、1つもしくは複数の単位領域のメンテナンス動作を、30秒等の所定時間以内に完了させることが好ましい。
これにより、メンテナンス動作による待機時間をできるだけ短くし、濃度むらの発生を抑えることができる。
これにより、メンテナンス動作による待機時間をできるだけ短くし、濃度むらの発生を抑えることができる。
また、制御部9は、記録ヘッド3により吐出されるインクの種類に応じてメンテナンス動作を行う間隔を変更することが好ましい。
例えば、汚れの付きにくいインクであればメンテナンス間隔を長くする等、メンテナンス動作による待機時間を必要最小限にすることができる。
例えば、汚れの付きにくいインクであればメンテナンス間隔を長くする等、メンテナンス動作による待機時間を必要最小限にすることができる。
また、実施形態のメンテナンスユニット70は、メンテナンス部材としてスポンジ等で形成された湿式ローラー71を含んでいる。この場合、メンテナンス動作は、湿式ローラー71による拭き取りにより行われる。
ノズル面を湿式ローラー71で拭うことで、記録ヘッド3に付着したインク等を適切に除去することができる。
ノズル面を湿式ローラー71で拭うことで、記録ヘッド3に付着したインク等を適切に除去することができる。
また、実施形態の記録ヘッド3は、インクを吐出させるノズル33が列状に配置されたノズル面を、記録媒体である布帛に対向するヘッド天板35に有している。実施形態において、ノズル面とそれ以外のヘッド天板35とはほぼ面一となっている。インクミスト等はノズル面だけでなく、その周辺のヘッド天板35にも付着するおそれがある。この点、実施形態のメンテナンスユニット70は、ノズル面を含むヘッド天板35の領域に対してメンテナンス動作を行う。このため、ノズル面を拭きとる際に、ヘッド天板35に付着したインク等も除去することができる。
さらに、本実施形態の制御部9は、メンテナンスユニット70による分割メンテナンスを、隣接する単位領域にオーバーラップするようにして実行させる。
メンテナンス部材の端部が通過する部分には、メンテナンス部材によって拭われたインクや汚れが筋状に残留することがある。この点、隣接する単位領域の一部分まで被せてメンテナンスを行うことで、単位領域の端部では、メンテナンスの度に重ねて拭き取りを行うことができる。このため、メンテナンス部材の端部が通過する部分に筋状の汚れが残るのを防ぐことができる。
メンテナンス部材の端部が通過する部分には、メンテナンス部材によって拭われたインクや汚れが筋状に残留することがある。この点、隣接する単位領域の一部分まで被せてメンテナンスを行うことで、単位領域の端部では、メンテナンスの度に重ねて拭き取りを行うことができる。このため、メンテナンス部材の端部が通過する部分に筋状の汚れが残るのを防ぐことができる。
また、実施形態の記録ヘッド3は、記録ヘッド3の走査移動方向(X軸方向)と交差する方向(Y軸方向)に沿ってノズル33が列状に配置されたノズル面を有している。そして、メンテナンスユニット70は、ノズル列方向Lnに沿ってノズル面の拭き取り動作を行う。
これにより、拭き残しなく、効率よくメンテナンス動作を行うことができる。
これにより、拭き残しなく、効率よくメンテナンス動作を行うことができる。
メンテナンスユニット70は、湿式ローラー71等のメンテナンス部材の清掃を行う清掃手段を含んでいる。そして、制御部9は、メンテナンスユニット70による分割メンテナンスにおいて、1つの単位領域のメンテナンス動作が行われる度に清掃手段によるメンテナンス部材の清掃動作を行わせる。
例えば本実施形態のように、単位領域が、記録ヘッド3を構成する単位ヘッド30ごとに設定されている場合、各単位領域ごとにインクの色が異なる。このため、ある単位領域を拭ったメンテナンス部材で、そのまま他の単位領域を拭うと、メンテナンスの際にメンテナンス部材に付着したインクが他の単位領域に移るおそれがある。この点、メンテナンス動作の度に清掃動作を行うことで、メンテナンスによって逆に記録ヘッドを汚してしまうのを防止できる。
例えば本実施形態のように、単位領域が、記録ヘッド3を構成する単位ヘッド30ごとに設定されている場合、各単位領域ごとにインクの色が異なる。このため、ある単位領域を拭ったメンテナンス部材で、そのまま他の単位領域を拭うと、メンテナンスの際にメンテナンス部材に付着したインクが他の単位領域に移るおそれがある。この点、メンテナンス動作の度に清掃動作を行うことで、メンテナンスによって逆に記録ヘッドを汚してしまうのを防止できる。
また、実施形態の清掃手段は、湿式ローラー71を回転させるローラー駆動モーターと、洗浄液を貯留する液貯留部77を含んでいる。そして、湿式ローラー71を回転させ、液貯留部77内の洗浄液にくぐらせることで清掃を行う。
これにより、湿式ローラー71を効果的に清掃することができる。
これにより、湿式ローラー71を効果的に清掃することができる。
また、実施形態では、制御部9は、メンテナンスユニット70によるメンテナンス動作が完了すると、印字動作と並行して清掃手段によるメンテナンス部材の清掃動作を行わせる。
このように、記録ヘッド3による印字動作とメンテナンス部材の清掃動作とを並行して行うことで、次のメンテナンス動作までにメンテナンス部材をきれいな状態にすることができ、印字動作とメンテナンス動作とを効率よく行うことができる。
このように、記録ヘッド3による印字動作とメンテナンス部材の清掃動作とを並行して行うことで、次のメンテナンス動作までにメンテナンス部材をきれいな状態にすることができ、印字動作とメンテナンス動作とを効率よく行うことができる。
<変形例>
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、記録媒体が布帛で構成される場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。
また、例えば、メンテナンスユニット70が備えるメンテナンス部材は、1つに限定されない。メンテナンスを行う対象の領域よりも幅の狭いメンテナンス部材を複数備えていてもよい。
また、例えば図12に示すように、メンテナンス部材71aは、単位領域の半分程度の幅等、単位領域の幅よりも小さな幅のものを1つ備えていてもよい。この場合には、メンテナンス部材が例えばX軸方向の位置を変えながら複数回単位領域を往復する。この場合、メンテナンス部材71aが往復する際も、拭き取り範囲がオーバーラップするように移動することが好ましい。
また、例えば図12に示すように、メンテナンス部材71aは、単位領域の半分程度の幅等、単位領域の幅よりも小さな幅のものを1つ備えていてもよい。この場合には、メンテナンス部材が例えばX軸方向の位置を変えながら複数回単位領域を往復する。この場合、メンテナンス部材71aが往復する際も、拭き取り範囲がオーバーラップするように移動することが好ましい。
また、上記実施形態では、記録ヘッド3が、記録ヘッド3の走査移動方向(X軸方向)と交差する方向(Y軸方向)に沿ってノズル33が列状に配置されたノズル面を有する場合を示した。しかし、記録ヘッド3が備えるノズル33のノズル列方向Lnはこれに限定されない。
また、メンテナンスユニット70によるメンテナンス方向は、ノズル列方向Lnに限定されない。例えばメンテナンスユニット70は、記録ヘッド3の走査移動方向(X軸方向)に沿ってノズル面の拭き取り動作を行ってもよい。図13は、メンテナンスユニット70が記録ヘッド3の走査移動方向(X軸方向)に沿ってメンテナンスを行う場合の模式的な説明図である。図13に示すように、この場合、メンテナンス部材71bは、記録ヘッド3のノズル面のY軸方向の長さよりも長く形成されていることが好ましい。なお、この場合も、ノズル面のY軸方向の長さよりも短いメンテナンス部材を複数回往復移動させることで1つの単位領域をメンテナンスしてもよい。
また、上記実施形態では、クリーニング部7のメンテナンスユニット70がメンテナンス部材として湿式ローラー71を備える場合を例示したが、本発明はこれに限定されない。クリーニング部7は、記録ヘッド3のノズル面を清掃可能な構成を有していればよい。
例えば、メンテナンスユニット70は、メンテナンス部材として弾性部材を含み、弾性部材による拭き取りによりメンテナンス動作を行ってもよい。弾性部材は、例えば、シリコンゴムよりなるブレード等である。
この場合もブレード等の弾性部材で記録ヘッド3のノズル面を拭き取ることで、ノズル面等のヘッド天板35に付着したインク等を除去することができる。
例えば、メンテナンスユニット70は、メンテナンス部材として弾性部材を含み、弾性部材による拭き取りによりメンテナンス動作を行ってもよい。弾性部材は、例えば、シリコンゴムよりなるブレード等である。
この場合もブレード等の弾性部材で記録ヘッド3のノズル面を拭き取ることで、ノズル面等のヘッド天板35に付着したインク等を除去することができる。
さらに、メンテナンス手段であるメンテナンスユニットは、吸引装置により余分な液体を吸い取ることによりメンテナンス動作を行うものであってもよい。
このように、メンテナンスユニットが記録ヘッド3のノズル面等に付着したインク等を掃除機のように吸い取るバキューム方式でワイプするものである場合にも、ノズル面等を適切にメンテナンスすることができる。
このように、メンテナンスユニットが記録ヘッド3のノズル面等に付着したインク等を掃除機のように吸い取るバキューム方式でワイプするものである場合にも、ノズル面等を適切にメンテナンスすることができる。
さらに、メンテナンス部材の清掃動作を行う清掃手段は、実施形態に示したアレイに限定されない。例えば清掃手段は、吸収体を含み、吸収体を湿式ローラー71やブレード等のメンテナンス部材に押し当てて清掃を行うものであってもよい。
この場合、湿式ローラー71等のメンテナンス部材に付着したインク等の汚れが、吸収体に吸収、吸着されることで除去され、メンテナンス部材がきれいな状態に復帰する。
この場合、湿式ローラー71等のメンテナンス部材に付着したインク等の汚れが、吸収体に吸収、吸着されることで除去され、メンテナンス部材がきれいな状態に復帰する。
また、清掃手段がメンテナンス部材を回転させるモーターを含み、メンテナンス部材を回転させ、遠心力を用いて清掃を行うものでもよい。この場合には、メンテナンス部材を回転させるモーターとして、回転による遠心力を得られる程度の強力なものを備える。
また、清掃手段が洗浄液を貯留する液貯留部77を含む場合、液貯留部内の洗浄液を湿式ローラー71等のメンテナンス部材に吹きかけることで清掃を行ってもよい。
また、上述の実施形態は、本発明の説明のために画像形成装置(インクジェット記録装置)の構成を詳細かつ具体的に説明したものである。画像形成装置は、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。
本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
1 搬送装置
2 キャリッジ
3 記録ヘッド
32 インクジェットヘッド
33 ノズル
35 ヘッド天板
4 主走査装置
7 クリーニング部
70 メンテナンスユニット(メンテナンス手段)
71 湿式ローラー(メンテナンス部材)
77 液貯留部
9 制御部
100 インクジェット記録装置
2 キャリッジ
3 記録ヘッド
32 インクジェットヘッド
33 ノズル
35 ヘッド天板
4 主走査装置
7 クリーニング部
70 メンテナンスユニット(メンテナンス手段)
71 湿式ローラー(メンテナンス部材)
77 液貯留部
9 制御部
100 インクジェット記録装置
Claims (23)
- 走査移動しながら記録媒体に対して印字動作を行う記録ヘッドと、メンテナンス部材により前記記録ヘッドのメンテナンス動作を行うメンテナンス手段と、前記記録ヘッド及び前記メンテナンス手段の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部が、一連の印字ジョブの途中で前記記録ヘッドの印字動作を中断して前記メンテナンス手段に前記メンテナンス動作を行わせることで、前記印字動作と前記メンテナンス動作とを繰り返しながら印字ジョブを実行する画像形成装置であって、
前記メンテナンス手段によるメンテナンス動作は、前記記録ヘッドを複数の単位領域に分割し、前記単位領域ごとに実行される分割メンテナンスであり、
前記制御部は、前記印字動作と前記分割メンテナンスとの状況に基づいて、通常時に行う第1のメンテナンス動作と、前記第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかを前記メンテナンス手段に実行させる、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記記録ヘッドにより先行する印字ジョブに連続して後続の印字ジョブを実行する場合、前記制御部は、後続の印字ジョブにおける前記分割メンテナンスが、先行の印字ジョブにおいて最後に前記メンテナンス動作が行われた前記単位領域の次の単位領域から開始されるように前記メンテナンス手段の動作を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記記録ヘッドにより先行する印字ジョブに連続して後続の印字ジョブを実行する場合、前記制御部は、後続の印字ジョブにおいて最初に行われる前記メンテナンス動作の実行開始タイミングを、先行の印字ジョブにおいて最後に行われた前記メンテナンス動作の終了時からの経過時間を考慮して決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記記録ヘッドにより実行された印字ジョブにおいて、最後に行われた前記メンテナンス動作が、前記記録ヘッドを構成する複数の前記単位領域のうちの途中の単位領域への分割メンテナンスである場合、前記制御部は、前記印字ジョブの終了後、残りの前記単位領域に対する前記メンテナンス動作を、前記第2のメンテナンス動作として前記メンテナンス手段に実行させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記メンテナンス手段による前記メンテナンス動作が、所定時間間隔ごとに行われるものである場合に、
次のメンテナンス動作の実施予定時間が、前記記録ヘッドによる印字ジョブにおける印字完了前であるが、印字ジョブ完了まで所定時間内である場合、前記制御部は、当該メンテナンス動作をスキップし、印字ジョブ完了後に当該メンテナンス動作を実行させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記分割メンテナンスは、1つもしくは複数の単位領域のメンテナンス動作を所定時間以内に完了させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記所定時間は、30秒である、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記メンテナンス手段によるメンテナンス動作が、所定時間間隔ごとに行われるものである場合に、
前記制御部は、前記記録ヘッドにより吐出されるインクの種類に応じて前記メンテナンス動作を行う間隔を変更する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記メンテナンス手段は、前記メンテナンス部材として湿式スポンジを含み、前記湿式スポンジによる拭き取りにより前記メンテナンス動作を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記メンテナンス手段は、前記メンテナンス部材として弾性部材を含み、前記弾性部材による拭き取りにより前記メンテナンス動作を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記メンテナンス手段は、吸引装置により余分な液体を吸い取ることにより前記メンテナンス動作を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記記録ヘッドは、インクを吐出させるノズルが列状に配置されたノズル面を、記録媒体に対向するヘッド天板に有し、
前記メンテナンス手段は、前記ノズル面を含む前記ヘッド天板の領域に対してメンテナンス動作を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記メンテナンス手段による分割メンテナンスを、隣接する前記単位領域にオーバーラップするようにして実行させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記記録ヘッドは、前記記録ヘッドの走査移動方向と交差する方向に沿ってノズルが列状に配置されたノズル面を有し、
前記メンテナンス手段は、ノズル列方向に沿って前記ノズル面の拭き取り動作を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記記録ヘッドは、前記記録ヘッドの走査移動方向と交差する方向に沿ってノズルが列状に配置されたノズル面を有し、
前記メンテナンス手段は、前記記録ヘッドの走査移動方向に沿って前記ノズル面の拭き取り動作を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記メンテナンス手段は、前記メンテナンス部材の清掃を行う清掃手段を含み、
前記制御部は、前記メンテナンス手段による前記分割メンテナンスにおいて、1つの前記単位領域の前記メンテナンス動作が行われる度に前記清掃手段による前記メンテナンス部材の清掃動作を行わせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記清掃手段は、吸収体を含み、前記吸収体を前記メンテナンス部材に押し当てて清掃を行う、
ことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。 - 前記清掃手段は、前記メンテナンス部材を回転させるモーターを含み、前記メンテナンス部材を回転させ、遠心力を用いて清掃を行う、
ことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。 - 前記清掃手段は、前記メンテナンス部材を回転させるモーターと、洗浄液を貯留する液貯留部を含み、前記メンテナンス部材を回転させ、前記液貯留部内の洗浄液にくぐらせることで清掃を行う、
ことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。 - 前記清掃手段は、洗浄液を貯留する液貯留部を含み、前記メンテナンス部材に前記液貯留部内の洗浄液を吹きかけることで清掃を行う、
ことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。 - 前記メンテナンス手段は、前記メンテナンス部材の清掃を行う清掃手段を含み、
前記制御部は、前記メンテナンス手段による前記メンテナンス動作が完了すると、前記記録ヘッドによる印字動作と並行して前記清掃手段による前記メンテナンス部材の清掃動作を行わせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 走査移動しながら記録媒体に対して印字動作を行う記録ヘッドと、メンテナンス部材により前記記録ヘッドのメンテナンス動作を行うメンテナンス手段と、を備える画像形成装置において、一連の印字ジョブの途中で前記記録ヘッドの印字動作を中断して前記メンテナンス手段に前記メンテナンス動作を行わせることで、前記印字動作と前記メンテナンス動作とを繰り返しながら前記印字ジョブを行わせる画像形成装置の制御方法であって、
前記メンテナンス手段によるメンテナンス動作は、前記記録ヘッドを複数の単位領域に分割し、前記単位領域ごとに実行される分割メンテナンスであり、
前記メンテナンス手段は、前記印字ジョブと前記分割メンテナンスとの状況に基づいて、通常時に行う第1のメンテナンス動作と、前記第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかを実行する、
ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 走査移動しながら記録媒体に対して印字動作を行う記録ヘッドと、メンテナンス部材により前記記録ヘッドのメンテナンス動作を行うメンテナンス手段と、を備える画像形成装置のコンピュータに、
一連の印字ジョブの途中で前記記録ヘッドの印字動作を中断して前記メンテナンス手段に前記メンテナンス動作を行わせる動作制御機能を実現させ、
前記メンテナンス手段によるメンテナンス動作は、前記記録ヘッドを複数の単位領域に分割し、前記単位領域ごとに実行される分割メンテナンスであり、
前記動作制御機能は、前記印字動作と前記分割メンテナンスとの状況に基づいて、通常時に行う第1のメンテナンス動作と、前記第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とのいずれかを前記メンテナンス手段に実行させる、
ことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (2)
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| EP25180355.7A EP4667222A1 (en) | 2024-06-17 | 2025-06-03 | Image forming apparatus, control method of image forming apparatus, and program |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024097200A JP2026000071A (ja) | 2024-06-17 | 2024-06-17 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2024097200A Pending JP2026000071A (ja) | 2024-06-17 | 2024-06-17 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム |
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2024
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2025
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