JP2025524320A

JP2025524320A - 無人航空システムサービスに対する航空加入における更新をユーザ機器装置に告知するための方法および装置

Info

Publication number: JP2025524320A
Application number: JP2024553207A
Authority: JP
Inventors: ルーズベ・アタリウス; ゲナディ・ヴェレヴ; ディミトリオス・カランパツィス
Original assignee: Lenovo Singapore Pte Ltd
Current assignee: Lenovo Singapore Pte Ltd
Priority date: 2022-07-15
Filing date: 2022-09-23
Publication date: 2025-07-30
Also published as: GB2630522A; WO2024012709A1; EP4466870A1; KR20250037401A; CN118715798A; US20250184870A1; MX2024010953A

Abstract

第1のネットワークエンティティによって実行される方法が提供され、方法は、デバイスが航空サービスを使用することを許可されるようにデバイスの加入情報への変更があったことを決定するステップを含む。方法は、デバイスが航空サービスを使用することをデバイスの変更された加入情報が許可するという表示を備えるメッセージを、デバイスへ送信するステップをさらに含む。

Description

本明細書で開示する主題は、一般に、無人航空システムサービスに対する航空加入(aerial subscription)における更新をユーザ機器装置に告知するための方法および装置を実施する分野に関する。本明細書は、ネットワークエンティティによって実行される方法、デバイスによって実行される方法、ネットワークエンティティ、およびデバイスを規定する。

3GPP(登録商標)は、3GPP TS23.256 v17.3.0における以下の機能性を有する無人空中車両(Uncrewed Aerial Vehicle:UAV)のためのアーキテクチャ拡張を規定している。
- 5GS初期登録の間の無人航空システムサービス供給元(Uncrewed Aerial System Service Supplier:USS)とのUAVの認証および認可。
- 5GSモビリティ登録の間のUSSとのUAVの認証および認可。
- プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit:PDU)セッション確立およびパケットデータネットワーク(Packet Data Network:PDN)接続確立の間のUSSとのUAVの認証および認可。
- コマンドおよび制御(C2)通信のUSS認可に対するサポート。
- 以下の3つのUAV追跡モードをサポートする、UAV追跡のための参照モデル。
1. UAVロケーション報告モード、
2. UAV存在監視モード、および
3. 未知UAV追跡モード。

3GPPシステムは、ロケーションサービス、イベント通知などのイネーブラを、加入しているUSSなどに提供することによって、USSの中で(飛行中のUAVのための)ジオフェンシング(geofencing)機能性および(飛行することを意図/準備する、地上のUAVのための)ジオケージング(geocaging)機能性をサポートする。

ジオフェンシング/ジオケージングメカニズムは、USSによって実行される航空交通制御機能性であり、3GPPの範囲の外側にある。3GPPシステムは、USSにおけるジオフェンシング/ジオケージング機能性をサポートするためのイネーブラ、たとえば、ロケーションサービス、C2接続性の有効化、イベント通知を、加入しているUSSなどに提供する。しかしながら、詳細なジオフェンシング/ジオケージングメカニズムは3GPPの中で規定されない。

無人航空システムサービスに対する航空加入における更新をユーザ機器装置に告知するための手順が、本明細書で開示される。前記手順は、本明細書で開示する装置によって実施されてもよい。

一態様では、第1のネットワークエンティティによって実行される方法が提供される。方法は、デバイスが航空サービスを使用することを許可されるようにデバイスの加入情報への変更があったことを決定するステップを含む。方法は、デバイスが航空サービスを使用することをデバイスの変更された加入情報が許可するという表示を備えるメッセージを、デバイスへ送信するステップをさらに含む。

別の態様では、デバイスによって実行される方法が提供される。方法は、デバイスが航空サービスを使用することを許可するようにデバイスの加入情報が変更されたという表示を備えるメッセージを、第1のネットワークエンティティから受信するステップを含む。方法は、メッセージの受信に応答して、モビリティ登録更新手順を求める要求を、第1のネットワークエンティティへ送信するステップをさらに含む。

別の態様では、第1のネットワークエンティティが提供される。第1のネットワークエンティティは、デバイスが航空サービスを使用することを許可されるようにデバイスの加入情報への変更があったことを決定するように構成されたプロセッサを備える。第1のネットワークエンティティは、デバイスが航空サービスを使用することをデバイスの変更された加入情報が許可するという表示を備えるメッセージを、デバイスへ送信するように構成された送信機をさらに備える。

別の態様では、デバイスが提供される。デバイスは、デバイスが航空サービスを使用することを許可するようにデバイスの加入情報が変更されたという表示を備えるメッセージを、第1のネットワークエンティティから受信するように構成された受信機を備える。デバイスは、メッセージの受信に応答して、モビリティ登録更新手順を求める要求を、第1のネットワークエンティティへ送信するように構成された送信機をさらに備える。

本開示の利点および特徴が取得され得る方式を説明するために、本開示の説明は、添付図面に図示されるある特定の装置および方法への参照によって表現される。これらの図面の各々は、本開示のある特定の態様しか示さず、したがって、その範囲を限定するものと見なされるべきでない。図面は明快のために簡略化されていることがあり、必ずしも一定の縮尺で描かれるとは限らない。

無人航空システムサービスに対する航空加入における更新をユーザ機器装置に告知するための方法および装置が、添付の図面を参照しながら単に例として次に説明される。

無人航空システムサービスに対する航空加入における更新をユーザ機器装置に告知するための手順が実行され得るワイヤレス通信システムを示す図である。本明細書で説明する方法を実施するために使用され得るユーザ機器装置を示す図である。本明細書で説明する方法を実施するために使用され得るネットワークノードを示す図である。セッション管理機能およびパケットデータネットワークゲートウェイC(Packet Data Network Gateway-C:PGW-C)が、3GPP TS23.501 v17.7.1の中で規定されるような機能を実施する、アーキテクチャを示す図である。既知のUASサービス供給元UAV認可/認証手順が、3GPP TS23.256 v17.3.0の中で規定されるように実行される、さらなるアーキテクチャを示す図である。さらなるアーキテクチャによって実行可能な手順を示す図である。サービスレベル認可/認証コンテナ情報要素を示す図である。サービスレベル認可/認証コンテナ内容を示す図である。サービスレベル認可/認証加入表示を示す図である。第1のネットワークエンティティによって実行される方法を示す図である。デバイスによって実行されるさらなる方法を示す図である。

当業者によって諒解されるように、本開示の態様は、システム、装置、方法、またはプログラム製品として具現されてもよい。したがって、本明細書で説明する構成は、全体にハードウェア形態、(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)全体にソフトウェア形態、またはソフトウェア態様とハードウェア態様とを組み合わせる形態で実装されてもよい。

たとえば、開示する方法および装置は、カスタム超大規模集積(very-large-scale integration:「VLSI」)回路もしくはゲートアレイ、論理チップ、トランジスタ、または他の個別部品などの既製の半導体を備える、ハードウェア回路として実装されてもよい。開示する方法および装置はまた、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイ論理、プログラマブル論理デバイスなどの、プログラマブルハードウェアデバイスで実装されてもよい。別の例として、開示する方法および装置は、たとえば、オブジェクト、プロシージャ、または関数として編成され得る、実行可能コードの1つまたは複数の物理ブロックまたは論理ブロックを含んでもよい。

さらに、方法および装置は、以下でコードとして参照される、機械可読コード、コンピュータ可読コード、および/またはプログラムコードを記憶する、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶デバイスの中で具現されるプログラム製品の形態を取ってもよい。記憶デバイスは、有形、非一時的、かつ/または非送信であってもよい。記憶デバイスは、信号を具現しないことがある。ある特定の構成では、記憶デバイスは、コードにアクセスするための信号しか採用しない。

1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の任意の組合せが利用されてもよい。コンピュータ可読媒体はコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コードを記憶する記憶デバイスであってもよい。記憶デバイスは、たとえば、限定はしないが、電子の、磁気の、光学の、電磁の、赤外線の、ホログラフィックの、微小機械の、もしくは半導体の、システム、装置、もしくはデバイス、または上記のものの任意の好適な組合せであってもよい。

記憶デバイスのより具体的な例(非網羅的リスト)は、以下のもの、すなわち、1つもしくは複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(random-access memory:「RAM」)、読取り専用メモリ(read-only memory:「ROM」)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(erasable programmable read-only memory:「EPROM」またはフラッシュメモリ)、ポータブルコンパクトディスク読取り専用メモリ(compact disc read-only memory:「CD-ROM」)、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記のものの任意の好適な組合せを含むことになる。本明細書のコンテキストでは、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによる使用またはそれらに関する使用のためのプログラムを含むことまたは記憶することができる任意の有形媒体であってもよい。

特定の方法もしくは装置の一例への本明細書全体にわたる参照、または類似の言語は、その例に関して説明する特定の特徴、構造、または特性が、本明細書で説明する方法および装置の少なくとも1つの実装形態の中に含まれることを意味する。したがって、特定の方法もしくは装置の一例の特徴への参照、または類似の言語はすべて、必ずしもそうとは限らないが同じ例を指してもよく、別段に明記されていない限り、「1つまたは複数の、ただしすべてではない例」を意味してもよい。「含むこと(including)」、「備えること(comprising)」、「有すること(having)」という用語およびそれらの変形は、別段に明記されていない限り、「限定はしないが～を含むこと」を意味する。項目の列挙されるリスティングは、別段に明記されていない限り、その項目のうちのいずれかまたはすべてが相互排他的であることを暗示しない。「a」、「an」、および「the」という用語はまた、別段に明記されていない限り、「1つまたは複数の」を指す。

本明細書で使用するとき、「および/または」という接続詞を伴うリストは、そのリストの中の任意の単一の項目、またはそのリストの中の項目の組合せを含む。たとえば、A、B、および/またはCというリストは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBとの組合せ、BとCとの組合せ、AとCとの組合せ、またはA、B、およびCの組合せを含む。本明細書で使用するとき、「のうちの1つまたは複数」という用語を使用するリストは、そのリストの中の任意の単一の項目、またはそのリストの中の項目の組合せを含む。たとえば、A、B、およびCのうちの1つまたは複数は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBとの組合せ、BとCとの組合せ、AとCとの組合せ、またはA、B、およびCの組合せを含む。本明細書で使用するとき、「のうちの1つ」という用語を使用するリストは、そのリストの中の任意の単一の項目のうちの唯一無二の1つを含む。たとえば、「A、B、およびCのうちの1つ」は、Aのみ、Bのみ、またはCのみを含み、A、B、およびCの組合せを除外する。本明細書で使用するとき、「A、B、およびCからなるグループから選択されるメンバー」は、A、B、またはCのうちの唯一無二の1つを含み、A、B、およびCの組合せを除外する。本明細書で使用するとき、「A、B、およびCからなるグループから選択されるメンバー、ならびにそれらの組合せ」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBとの組合せ、BとCとの組合せ、AとCとの組合せ、またはA、B、およびCの組合せを含む。

さらに、本明細書で説明する、説明する特徴、構造、または特性は、任意の好適な方式で組み合わせられてもよい。以下の説明では、本開示の十分な理解をもたらすために、プログラミング、ソフトウェアモジュール、ユーザ選択、ネットワークトランザクション、データベース照会、データベース構造、ハードウェアモジュール、ハードウェア回路、ハードウェアチップなどの例のような、数多くの具体的な詳細が提供される。しかしながら、具体的な詳細のうちの1つもしくは複数を用いずに、または他の方法、構成要素、材料などを用いて、開示する方法および装置が実践され得ることを、当業者は認識されよう。他の事例では、本開示の態様を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造、材料、または動作が、詳細には図示または説明されない。

開示する方法および装置の態様は、方法、装置、システム、およびプログラム製品の概略フローチャート図および/または概略ブロック図を参照しながら以下で説明される。概略フローチャート図および/または概略ブロック図の各ブロック、ならびに概略フローチャート図および/または概略ブロック図の中のブロックの組合せが、コードによって実装され得ることが理解されよう。このコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または機械を生成する他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供されてもよく、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令が、概略フローチャート図および/または概略ブロック図の中で指定される機能/行為を実施するための手段を作成する。

コードはまた、特定の方式で機能するようにコンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイスを導くことができる記憶デバイスの中に記憶されてもよく、その結果、記憶デバイスの中に記憶された命令は、概略フローチャート図および/または概略ブロック図の中で指定される機能/行為を実施する命令を含む製造品を生成する。

コードはまた、コンピュータ実施プロセスを生成するためにコンピュータ、他のプログラマブル装置、または他のデバイス上で一連の動作ステップを実行させるために、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイス上にロードされてもよく、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行するコードは、概略フローチャート図および/または概略ブロック図の中で指定される機能/行為を実施するためのプロセスを提供する。

図面の中の概略フローチャート図および/または概略ブロック図は、装置、システム、方法、およびプログラム製品の可能な実装形態のアーキテクチャ、機能性、および動作を示す。この点について、概略フローチャート図および/または概略ブロック図の中の各ブロックは、指定された論理機能を実施するためのコードの1つまたは複数の実行可能命令を含む、モジュール、セグメント、またはコードの部分を表してもよい。

いくつかの代替実装形態では、ブロックの中で言及される機能が、図の中で言及される順序を外れて行われてもよいことにも留意されたい。たとえば、連続して図示される2つのブロックが、実際は実質的に並行して実行されてもよく、またはブロックは、時々、関与する機能性に応じて逆順で実行されてもよい。例示した図の1つまたは複数のブロックまたはそれらの部分と機能、論理、または効果が均等な、他のステップおよび方法が考えられてもよい。

各図面の中の要素の説明は、先行する図面の要素を指すことがある。同様の番号は、すべての図面の中の同様の要素を指す。

図1は、## <TITLE>のためのワイヤレス通信システム100の一実施形態を示す。一実施形態では、ワイヤレス通信システム100は、リモートユニット102およびネットワークユニット104を含む。特定の数のリモートユニット102およびネットワークユニット104が図1に示されるが、任意の数のリモートユニット102およびネットワークユニット104がワイヤレス通信システム100の中に含まれてもよいことを、当業者は認識されよう。

一実施形態では、リモートユニット102は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(personal digital assistant:「PDA」)、タブレットコンピュータ、スマートフォン、スマートテレビジョン(たとえば、インターネットに接続されたテレビジョン)、セットトップボックス、ゲーム機、セキュリティシステム(セキュリティカメラを含む)、車両搭載型コンピュータ、ネットワークデバイス(たとえば、ルータ、スイッチ、モデム)、空中車両、ドローンなどの、コンピューティングデバイスを含んでもよい。いくつかの実施形態では、リモートユニット102は、スマートウォッチ、フィットネスバンド、光学ヘッドマウントディスプレイなどの、ウェアラブルデバイスを含む。その上、リモートユニット102は、加入者ユニット、モバイル、移動局、ユーザ、端末、モバイル端末、固定端末、加入者局、UE、ユーザ端末、デバイスと呼ばれることがあり、または当技術分野において使用される他の用語によって呼ばれることもある。リモートユニット102は、UL通信信号を介してネットワークユニット104のうちの1つまたは複数と直接通信してもよい。ある特定の実施形態では、リモートユニット102は、サイドリンク通信を介して他のリモートユニット102と直接通信してもよい。

ネットワークユニット104は、地理的領域にわたって分散されてもよい。ある特定の実施形態では、ネットワークユニット104はまた、アクセスポイント、アクセス端末、ベース、基地局、ノードB、eNB、gNB、ホームノードB、中継ノード、デバイス、コアネットワーク、空中サーバ、無線アクセスノード、AP、NR、ネットワークエンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function:「AMF」)、統合データ管理機能(Unified Data Management Function:「UDM」)、統合データリポジトリ(Unified Data Repository:「UDR」)、UDM/UDR、ポリシー制御機能(Policy Control Function:「PCF」)、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:「RAN」)、ネットワークスライス選択機能(Network Slice Selection Function:「NSSF」)と呼ばれることがあり、または当技術分野において使用される任意の他の用語によって呼ばれることもある。ネットワークユニット104は、概して、1つまたは複数の対応するネットワークユニット104に通信可能に結合された1つまたは複数のコントローラを含む無線アクセスネットワークの一部である。無線アクセスネットワークは、一般に、1つまたは複数のコアネットワークに通信可能に結合され、コアネットワークは、ネットワークの中でもインターネットおよび公衆交換電話網のような他のネットワークに結合されてもよい。無線アクセスおよびコアネットワークのこれらおよび他の要素は図示されないが、当業者によって一般によく知られている。

一実装形態では、ワイヤレス通信システム100は、3GPPにおいて標準化されたニューラジオ(New Radio:NR)プロトコルに準拠し、ネットワークユニット104は、ダウンリンク(downlink:DL)上で直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:「OFDM」)変調方式を使用して送信し、リモートユニット102は、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single Carrier Frequency Division Multiple Access:「SC-FDMA」)方式またはOFDM方式を使用してアップリンク(uplink:UL)上で送信する。しかしながら、より具体的には、ワイヤレス通信システム100は、いくつかの他のオープンまたはプロプライエタリな通信プロトコル、たとえば、プロトコルの中でも、WiMAX、IEEE802.11変形形態、GSM、GPRS、UMTS、LTE変形形態、CDMA2000、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、Sigfoxxを実施してもよい。本開示は、いかなる特定のワイヤレス通信システムアーキテクチャまたはプロトコルの実装形態にも限定されないものとする。

ネットワークユニット104は、ワイヤレス通信リンクを介してサービングエリア内、たとえば、セル内またはセルセクタ内で、いくつかのリモートユニット102にサービスしてもよい。ネットワークユニット104は、時間領域、周波数領域、および/または空間領域においてリモートユニット102にサービスするためにDL通信信号を送信する。

ユーザ機器装置(user equipment apparatus:UE)は、UASサービスに対して認証および認可されることなく5GSに登録されてもよい。UEが、UASサービスにアクセスするためのその航空加入を更新する場合、UEは、アプリケーション管理機能(AMF)またはセッション管理機能(Session Management Function:SMF)がUSS UAV認可/認証(USS UAV Authorization/Authentication:UUAA)をトリガすべきであることを示してもよくまたは命令してもよい。ネットワークの中でUEの航空加入の変更がいつ実施されるのかが明らかでない場合があるので、UEは、UUAAをトリガすることをAMFまたはSMFにいつ示すべきかに関して気がついていない場合がある。この問題への1つの解決策は、UASサービスのための単一ネットワークスライス選択支援情報(Single Network Slice Selection Assistance Information:S-NSSAI)/データネットワーク名(Data Network Name:DNN)とともに構成されるUEが、初期登録、モビリティ登録、またはPDUセッション確立による試行錯誤を実行することであり得る。しかしながら、このことはネットワークリソースを浪費することを避けるために推奨されない。むしろ、UEがUASサービスにアクセスすることを許可するようにネットワークがUEの航空加入を更新したときに、UEに告知されることが望ましい。本出願は、この問題への解決策を提示する。

図2は、本明細書で説明する方法を実施するために使用され得るUE200を示す。UE200は、本明細書で説明する解決策のうちの1つまたは複数を実施するために使用される。UE200は、本明細書における実施形態において説明するUEのうちの1つまたは複数に従う。UE200は、リモートユニット102に従ってもよい。UE200は、プロセッサ205、メモリ210、入力デバイス215、出力デバイス220、およびトランシーバ225を含む。

入力デバイス215および出力デバイス220は、タッチスクリーンなどの単一のデバイスに組み合わせられてもよい。いくつかの実装形態では、UE200は、いかなる入力デバイス215および/または出力デバイス220も含まない。UE200は、プロセッサ205、メモリ210、およびトランシーバ225のうちの1つまたは複数を含んでよく、入力デバイス215および/または出力デバイス220を含まなくてもよい。

図示のように、トランシーバ225は、少なくとも1つの送信機230および少なくとも1つの受信機235を含む。トランシーバ225は、1つまたは複数のベースユニットによってサポートされる1つまたは複数のセル(すなわち、ワイヤレスカバレージエリア)と通信してもよい。トランシーバ225は、無認可スペクトル上で動作可能であってもよい。その上、トランシーバ225は、1つまたは複数のビームをサポートする複数のUEパネルを含んでもよい。追加として、トランシーバ225は、少なくとも1つのネットワークインターフェース240および/またはアプリケーションインターフェース245をサポートしてもよい。アプリケーションインターフェース245は、1つまたは複数のAPIをサポートしてもよい。ネットワークインターフェース240は、Uu、N1、PC5などの、3GPP基準点をサポートしてもよい。当業者によって理解されるように、他のネットワークインターフェース240がサポートされてもよい。

プロセッサ205は、コンピュータ可読命令を実行することが可能な、かつ/または論理演算を実行することが可能な、任意の既知のコントローラを含んでもよい。たとえば、プロセッサ205は、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、中央処理ユニット(central processing unit:「CPU」)、グラフィックス処理ユニット(graphics processing unit:「GPU」)、補助処理ユニット、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array:「FPGA」)、または類似のプログラマブルコントローラであってもよい。プロセッサ205は、本明細書で説明する方法およびルーチンを実行するために、メモリ210の中に記憶された命令を実行してもよい。プロセッサ205は、メモリ210、入力デバイス215、出力デバイス220、およびトランシーバ225に通信可能に結合される。

プロセッサ205は、本明細書で説明するUE挙動を実施するためにUE200を制御してもよい。プロセッサ205は、アプリケーションドメインおよびオペレーティングシステム(operating system:「OS」)機能を管理するアプリケーションプロセッサ(「メインプロセッサ」としても知られる)、ならびに無線機能を管理するベースバンドプロセッサ(「ベースバンド無線プロセッサ」としても知られる)を含んでもよい。

メモリ210は、コンピュータ可読記憶媒体であってもよい。メモリ210は、揮発性コンピュータ記憶媒体を含んでもよい。たとえば、メモリ210は、ダイナミックRAM(dynamic RAM:「DRAM」)、同期ダイナミックRAM(synchronous dynamic RAM:「SDRAM」)、および/またはスタティックRAM(static RAM:「SRAM」)を含む、RAMを含んでもよい。メモリ210は、不揮発性コンピュータ記憶媒体を含んでもよい。たとえば、メモリ210は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、または任意の他の好適な不揮発性コンピュータ記憶デバイスを含んでもよい。メモリ210は、揮発性コンピュータ記憶媒体と不揮発性コンピュータ記憶媒体の両方を含んでもよい。

メモリ210は、本明細書で説明するようにトラフィックカテゴリーフィールドを実施することに関係するデータを記憶してもよい。メモリ210はまた、装置200上で動作するオペレーティングシステムまたは他のコントローラアルゴリズムなどの、プログラムコードおよび関係するデータを記憶してもよい。

入力デバイス215は、タッチパネル、ボタン、キーボード、スタイラス、マイクロフォンなどを含む、任意の既知のコンピュータ入力デバイスを含んでもよい。入力デバイス215は、たとえば、タッチスクリーンまたは類似のタッチセンシティブディスプレイとして、出力デバイス220と統合されてもよい。入力デバイス215は、タッチスクリーン上に表示された仮想キーボードを使用して、かつ/またはタッチスクリーン上で手書きすることによって、テキストが入力され得るように、タッチスクリーンを含んでもよい。入力デバイス215は、キーボードおよびタッチパネルなどの、2つ以上の異なるデバイスを含んでもよい。

出力デバイス220は、視覚信号、可聴信号、および/または触覚信号を出力するように設計されてもよい。出力デバイス220は、視覚データをユーザに出力できる電子制御可能なディスプレイまたはディスプレイデバイスを含んでもよい。たとえば、出力デバイス220は、限定はしないが、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:「LCD」)、発光ダイオード(Light-Emitting Diode:「LED」)ディスプレイ、有機LED(Organic LED:「OLED」)ディスプレイ、プロジェクタ、または画像、テキストなどをユーザに出力できる類似のディスプレイデバイスを含んでもよい。別の非限定的な例として、出力デバイス220は、スマートウォッチ、スマートグラス、ヘッドアップディスプレイなどの、UE200の残部とは別個であるがそれに通信可能に結合されるウェアラブルディスプレイを含んでもよい。さらに、出力デバイス220は、スマートフォン、携帯情報端末、テレビジョン、テーブルコンピュータ、ノートブック(ラップトップ)コンピュータ、パーソナルコンピュータ、車両ダッシュボードなどの構成要素であってもよい。

出力デバイス220は、サウンドを生成するための1つまたは複数のスピーカーを含んでもよい。たとえば、出力デバイス220は、音響式の警報または通知(たとえば、ビープまたはチャイム)を生成してもよい。出力デバイス220は、振動、動き、または他の触覚フィードバックを生成するための1つまたは複数の触覚デバイスを含んでもよい。出力デバイス220の全部または部分が入力デバイス215と統合されてもよい。たとえば、入力デバイス215および出力デバイス220は、タッチスクリーンまたは類似のタッチセンシティブディスプレイを形成してもよい。出力デバイス220は、入力デバイス215の近くに位置してもよい。

トランシーバ225は、1つまたは複数のアクセスネットワークを介してモバイル通信ネットワークの1つまたは複数のネットワーク機能と通信する。トランシーバ225は、メッセージ、データ、および他の信号を送信するために、また同様にメッセージ、データ、および他の信号を受信するために、プロセッサ205の制御下で動作する。たとえば、プロセッサ205は、メッセージを送るとともに受信するために、特定の時間においてトランシーバ225(または、その部分)を選択的にアクティブ化してもよい。

トランシーバ225は、少なくとも1つの送信機230および少なくとも1つの受信機235を含む。1つまたは複数の送信機230は、ワイヤレス通信ネットワークのベースユニットにアップリンク通信信号を提供するために使用されてもよい。同様に、1つまたは複数の受信機235は、ベースユニットからダウンリンク通信信号を受信するために使用されてもよい。1つの送信機230および1つの受信機235しか図示されないが、UE200は、任意の好適な数の送信機230および受信機235を有してもよい。さらに、送信機230および受信機235は、任意の好適なタイプの送信機および受信機であってもよい。トランシーバ225は、認可無線スペクトルを介してモバイル通信ネットワークと通信するために使用される第1の送信機/受信機ペア、および無認可無線スペクトルを介してモバイル通信ネットワークと通信するために使用される第2の送信機/受信機ペアを含んでもよい。

第1の送信機/受信機ペアは、認可無線スペクトルを介してモバイル通信ネットワークと通信するために使用されてもよく、無認可無線スペクトルを介してモバイル通信ネットワークと通信するために使用される第2の送信機/受信機ペアが、単一のトランシーバユニット、たとえば、認可無線スペクトルと無認可無線スペクトルの両方を用いた使用のための機能を実行する単一のチップと組み合わせられてもよい。第1の送信機/受信機ペアおよび第2の送信機/受信機ペアは、1つまたは複数のハードウェア構成要素を共有してもよい。たとえば、いくつかのトランシーバ225、送信機230、および受信機235は、たとえば、ネットワークインターフェース240などの、共有されたハードウェアリソースおよび/またはソフトウェアリソースにアクセスする物理的に別個の構成要素として実装されてもよい。

1つもしくは複数の送信機230および/または1つもしくは複数の受信機235は、マルチトランシーバチップ、システムオンチップ、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit:「ASIC」)、または他のタイプのハードウェア構成要素などの、単一のハードウェア構成要素の中に実装および/または統合されてもよい。1つもしくは複数の送信機230および/または1つもしくは複数の受信機235は、マルチチップモジュールの中に実装および/または統合されてもよい。ネットワークインターフェース240または他のハードウェア構成要素/回路などの他の構成要素が、任意の数の送信機230および/または受信機235とともに単一のチップの中に統合されてもよい。送信機230および受信機235は、もう1つの共通制御信号を使用するトランシーバ225として、または同じハードウェアチップの中もしくはマルチチップモジュールの中に実装されたモジュール式の送信機230および受信機235として、論理的に構成されてもよい。

図3は、本明細書で説明する方法を実施するために使用され得るネットワークノード300を示す。ネットワークノード300は、ワイヤレス通信ネットワークの中の、たとえば、本明細書で説明するワイヤレス通信ネットワークのうちの1つまたは複数の中の、エンティティの一実装形態であってもよい。ネットワークノード300は、たとえば、上記で説明したUE200、またはネットワークユニット104、またはネットワーク機能(Network Function:NF)もしくはアプリケーション機能(Application Function:AF)、あるいは本明細書で説明する実施形態のワイヤレス通信ネットワークのうちの1つまたは複数の別のエンティティであってもよい。ネットワークノード300は、プロセッサ305、メモリ310、入力デバイス315、出力デバイス320、およびトランシーバ325を含む。

入力デバイス315および出力デバイス320は、タッチスクリーンなどの単一のデバイスに組み合わせられてもよい。いくつかの実装形態では、ネットワークノード300は、いかなる入力デバイス315および/または出力デバイス320も含まない。ネットワークノード300は、プロセッサ305、メモリ310、およびトランシーバ325のうちの1つまたは複数を含んでもよく、入力デバイス315および/または出力デバイス320を含まなくてもよい。

図示のように、トランシーバ325は、少なくとも1つの送信機330および少なくとも1つの受信機335を含む。ここで、トランシーバ325は、1つまたは複数のリモートユニット200と通信する。追加として、トランシーバ325は、少なくとも1つのネットワークインターフェース340および/またはアプリケーションインターフェース345をサポートしてもよい。アプリケーションインターフェース345は、1つまたは複数のAPIをサポートしてもよい。ネットワークインターフェース340は、Uu、N1、N2、およびN3などの、3GPP基準点をサポートしてもよい。当業者によって理解されるように、他のネットワークインターフェース340がサポートされてもよい。

プロセッサ305は、コンピュータ可読命令を実行することが可能な、かつ/または論理演算を実行することが可能な、任意の既知のコントローラを含んでもよい。たとえば、プロセッサ305は、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、CPU、GPU、補助処理ユニット、FPGA、または類似のプログラマブルコントローラであってもよい。プロセッサ305は、本明細書で説明する方法およびルーチンを実行するために、メモリ310の中に記憶された命令を実行してもよい。プロセッサ305は、メモリ310、入力デバイス315、出力デバイス320、およびトランシーバ325に通信可能に結合される。

メモリ310は、コンピュータ可読記憶媒体であってもよい。メモリ310は、揮発性コンピュータ記憶媒体を含んでもよい。たとえば、メモリ310は、ダイナミックRAM(dynamic RAM:「DRAM」)、同期ダイナミックRAM(synchronous dynamic RAM:「SDRAM」)、および/またはスタティックRAM(static RAM:「SRAM」)を含む、RAMを含んでもよい。メモリ310は、不揮発性コンピュータ記憶媒体を含んでもよい。たとえば、メモリ310は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、または任意の他の好適な不揮発性コンピュータ記憶デバイスを含んでもよい。メモリ310は、揮発性コンピュータ記憶媒体と不揮発性コンピュータ記憶媒体の両方を含んでもよい。

メモリ310は、マルチパスユニキャストリンクを確立すること、および/またはモバイル動作に関係する、データを記憶してもよい。たとえば、メモリ310は、本明細書で説明するように、パラメータ、構成、リソース割当て、ポリシーなどを記憶してもよい。メモリ310はまた、ネットワークノード300上で動作するオペレーティングシステムまたは他のコントローラアルゴリズムなどの、プログラムコードおよび関係するデータを記憶してもよい。

入力デバイス315は、タッチパネル、ボタン、キーボード、スタイラス、マイクロフォンなどを含む、任意の既知のコンピュータ入力デバイスを含んでもよい。入力デバイス315は、たとえば、タッチスクリーンまたは類似のタッチセンシティブディスプレイとして、出力デバイス320と統合されてもよい。入力デバイス315は、タッチスクリーン上に表示された仮想キーボードを使用して、かつ/またはタッチスクリーン上で手書きすることによって、テキストが入力され得るような、タッチスクリーンを含んでもよい。入力デバイス315は、キーボードおよびタッチパネルなどの、2つ以上の異なるデバイスを含んでもよい。

出力デバイス320は、視覚信号、可聴信号、および/または触覚信号を出力するように設計されてもよい。出力デバイス320は、視覚データをユーザに出力できる電子制御可能なディスプレイまたはディスプレイデバイスを含んでもよい。たとえば、出力デバイス320は、限定はしないが、LCDディスプレイ、LEDディスプレイ、OLEDディスプレイ、プロジェクタ、または画像、テキストなどをユーザに出力できる類似のディスプレイデバイスを含んでもよい。別の非限定的な例として、出力デバイス320は、スマートウォッチ、スマートグラス、ヘッドアップディスプレイなどの、ネットワークノード300の残部とは別個であるがそれに通信可能に結合されるウェアラブルディスプレイを含んでもよい。さらに、出力デバイス320は、スマートフォン、携帯情報端末、テレビジョン、テーブルコンピュータ、ノートブック(ラップトップ)コンピュータ、パーソナルコンピュータ、車両ダッシュボードなどの構成要素であってもよい。

出力デバイス320は、サウンドを生成するための1つまたは複数のスピーカーを含んでもよい。たとえば、出力デバイス320は、音響式の警報または通知(たとえば、ビープまたはチャイム)を生成してもよい。出力デバイス320は、振動、動き、または他の触覚フィードバックを生成するための1つまたは複数の触覚デバイスを含んでもよい。出力デバイス320の全部または部分が入力デバイス315と統合されてもよい。たとえば、入力デバイス315および出力デバイス320は、タッチスクリーンまたは類似のタッチセンシティブディスプレイを形成してもよい。出力デバイス320は、入力デバイス315の近くに位置してもよい。

トランシーバ325は、少なくとも1つの送信機330および少なくとも1つの受信機335を含む。1つまたは複数の送信機330は、本明細書で説明するように、UEと通信するために使用されてもよい。同様に、1つまたは複数の受信機335は、本明細書で説明するように、PLMNおよび/またはRANの中のネットワーク機能と通信するために使用されてもよい。1つの送信機330および1つの受信機335しか図示されないが、ネットワークノード300は、任意の好適な数の送信機330および受信機335を有してもよい。さらに、送信機330および受信機335は、任意の好適なタイプの送信機および受信機であってもよい。

まだ規定されていないが、UACサービスが可能なネットワークリモート(Network Remote:NR)は、UAVサービスが可能な発展型パケットシステム(Evolved Packet System:EPS)のための、3GPP TS36.300 v17.1.0の中で特定されるのと類似の機能性をサポートすることができる。これらの機能性は以下の通りである。
- ネットワーク構成型の基準高度しきい値をUEの高度が超えた場合の、高さ報告、
- 構成された複数のセルがトリガ基準を同時に満たすときにトリガされる測定報告に基づく、干渉検出、
- UEからNRへの、飛行経路情報のシグナリング、
- UEの水平速度および垂直速度に対する報告を含む、ロケーション情報報告、
- UE固有の経路損失補償係数、および拡張された範囲の公称ターゲット受信電力を含む、開ループ電力制御拡張。

UAVは、3GPP UAV関連動作のために3GPPアクセス(すなわち、EPSおよび5GS)を使用する。

図4は、3GPP TS23.501 v17.7.1の中で規定されるような機能をSMFおよびPDNゲートウェイC(PGW-C)が実施するアーキテクチャ400を示す。具体的には、SMFおよびPGW-Cは、
- UAV動作用のユーザプレーンリソースを要求するとき、またはUAVを認証したUSS/無人航空システム運航管理(Uncrewed Aerial System Traffic Management:UTM)が再認証をトリガするとき、USSによるUAV認証および認可を必要とするUEに対してUUAA-SM手順をトリガし、
- C2通信用のPDN接続/PDUセッションの確立の間、UAVとネットワーク化されたUAVCまたはインターネット接続性を介してUAVに接続するUAVCとの間でのペアリングの認可をトリガしてもよい。
SMFおよびPGW-Cはまた、HSSおよびUDMへのアクセスを有し、UDMを介してHSSからUEの航空加入情報にアクセスすることができる。

SMF+PGW-Cはまた、ホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server:HSS)および統合データ管理(UDM)へのアクセスを有し、それによって、UDMを介してHSSからUEの航空加入情報にアクセスすることができる。

図4は、5GSと発展型パケットコア(Evolved Packet Core:EPC)/発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network:E-UTRAN)との間で相互作用するためのアーキテクチャ400の概要を提供する際に、当業者にとって有用である。

本発明による方法および装置は、以下の特徴を含んでもよい。

アクセスおよびモビリティ加入データのステータスのUDMによる通知への、AMFによる加入に起因して、
- UEの航空加入ステータス、
- UASサービスにアクセスするためのS-NSSAI、または
- UASサービスにアクセスするためのDNNへの、
任意の変更時または更新時に、AMFは、UDMによってそのように通知される。このことの理由とは、この通知のために使用されるNudm_SubscriberDataManagementサービスAPIが、以下のものを備えるアクセスおよびモビリティ加入データ(AccessAndMobilitySubscriptionData)タイプを伴うデータモデルをサポートすることである。
- 属性aerialUeSubInfoとしての、UEの航空加入情報、
- 属性NSSAIとしての、加入されたS-NSSAIのUEのリスト、および
- 属性subscribedDnnListとしての、加入されたDNNのUEのリスト。

このサポートは、3GPP TS29.503 v17.7.0の中で概説されている。

UEは、航空加入がないことに起因してUUAAを用いずに、UEの航空加入情報、およびUASサービスに関係するS-NSSAIにおいて更新され得る。UEは、以下のことによってUUAAを示してよくまたは確認してもよい。
- モビリティ登録のための登録手順を実行すること、ならびに民用航空局(Civil Aviation Administration:CAA)レベルUAV IDおよび関連するUASサービスを登録メッセージの中に含めること、または
- PDUセッションを確立すること、ならびにCAAレベルUAV ID、およびUASサービスのための関連するパラメータを、PDUセッション確立メッセージの中に含めること。

3GPP TS23.256 v17.3.0の中の図5.2.2.1-1と同じである図5は、初期登録の時間における既知のUUAA手順500を示す。

UE512、AMF514、UDM516、ネットワークスライス固有認証および認可機能(Network Slice Specific Authentication and Authorization Function:NSSAAF)518、認証、認可、および課金(Authentication, Authorization and Accounting:AAA)プロキシ、または認証、認可、および課金(AAA)サーバ520、UASネットワーク機能(UAS network function:UAS-NF)522、ならびにUSS524を備える、アーキテクチャ510の中で、手順500が実行されてもよい。

ステップs530において、UE512は、登録要求をAMF514へ送る。

ステップs540において、UE512、AMF514、およびUDM516は、3GPP TS23.502 v17.5.0、図4.2.2.2.2-1-ステップ9の通りに1次認証を受ける。

ステップs550において、AMF514は、UAVサービスに対してUUAAが必要とされるかどうかを決定する。

ステップs560において、AMF514は、登録受諾メッセージをUE512へ送る。

ステップs570において、UE512は、登録完了メッセージをAMF514へ送る。

ステップs580において、3GPP TS23.502 v17.5.0、図4.2.2.2.2-1-ステップ25に従って、NSSAA手順が実行される。

ステップs590において、実際のUUAAが実行され、そうしたUUAAは、加入されたS-NSSAIおよびDNNのリストの中にUASサービスに対する許可されたS-NSSAIおよびDNNがなく、航空加入がないことに起因して、失敗する場合がある。

3GPP TS23.256 v17.3.0によれば、UUAAのための手順が、ローカルネットワークポリシーに起因して成功しない場合、AMF514はUE512を登録させてもよいが、UE512は、いかなる航空サービスにもアクセスすることを許可されないものとする。具体的には、ローカルネットワークポリシーに基づいてUUAAが失敗する場合、第5.2.2.2節のステップ7の中に記載されるように、AMF514が、登録解除要求メッセージの中の適切な原因値を用いてUE512を登録解除すること、または登録されたUEを失敗UUAA結果とともにUEコンテキストの中に保持することを決定してよく、それによって、UE512がDNN/S-NSSAI値に基づいていかなる航空サービスにもアクセスすることを許可されないことを保証することを、3GPP TS23.256 v17.3.0が明らかにする。

そのような場合、AMF514が、UE512によってS-NSSAIおよびDNNが使用されることを許可しないことになるので、UE512は、UASサービスに対してPDUセッションを確立することを許可されない。したがって、UE512がUUAA手順s580を再トリガできるように、UEの航空加入の変更の必要があり得る。追加として、S-NSSAIは、UE512が位置するパブリックランドモバイルネットワーク(Public Land Mobile Network:PLMN)における許可されたS-NSSAIであることを必要とする。

たとえば、航空加入がないことに起因して、UASサービスに対して認証および認可されることなくUE512が5GSネットワークに登録される事例があり得る。UEの加入情報が更新される場合、ネットワークがUEの更新された航空加入について知っていることを示す情報をUE512が受信すると、UE512はUUAA手順s580を開始してもよい。

有効な航空加入を有しないUE512は、それにもかかわらず、他のサービスのために5GSに登録されてもよい。図6は、航空加入ステータスの変化に起因して、UUAAをトリガすることを命令するかまたはAMF514もしくはSMF602にUUAAをトリガさせることを、UE512が許可されるという情報を、AMF514がそれによってUE512に提供するアーキテクチャ510によって実行可能な手順600を示す。

この実施形態では、アーキテクチャ510はUDM604をさらに備える。

手順600のための前提条件として、ステップs610において、UE512は、3GPP TS23.502 v17.5.0の第4.2.2.2.2節に従って5GSに登録される。UE512はUASサービスに対する航空加入がないので、UE512は、デフォルトのサービスのみのために登録されてよく、たとえば、デフォルトのS-NSSAIおよびデフォルトのDNNを使用するデフォルトのIPアクセスを有してもよい。

ステップs615において、UEの航空加入情報における更新がUDM604において行われて、それによって、UASサービスにアクセスすることをUE512に許可する。たとえば、この更新は、事業者による奨励として行われていてよく、またはユーザは、UASサービスのうちの1つまたは複数がアクティブ化されるために支払いを行っていてもよい。

ステップs620において、AMF514がUE512に対する加入データ管理に加入しており、かつUEの航空加入情報および加入されたDNN/S-NSSAIのUEのリストがUEの加入データ管理の部分であるので、AMF514は、UEの加入情報データの変更について通知される。AMF514は、ステップs625において、通知に続いて確認メッセージを戻してもよい。

ステップs630において、AMF514は、UE512のアクセスおよびモビリティ加入データを更新し、データは、UEの航空加入情報に関連する属性を備える。したがって、AMF514は、UE512が後でUASサービスのうちの1つまたは複数を使用することを許可されるように、UEの航空加入情報を更新する。

航空加入および加入されたS-NSSAIの新たなリストの更新に起因して、AMF514は次に、更新済みの加入されたS-NSSAI(および、適用可能な場合、マッピングされたHPLMN S-NSSAI値)を備える、構成された新たなNSSAIをUE512へ送信するために、構成更新手順をトリガする。AMF514は、追加として、3GPP TS23.502 v17.5.0の第5.1節の通りに、UE512に対して航空サービス/航空加入が有効化されるという新たな表示をUE512へ送信してもよい。具体的には、AMF514は、S-NSSAIを含む構成されたNSSAI IEおよび/またはUE512に対して航空サービスが有効化されるという表示を備える、3GPP TS24.501 v17.7.1の中で規定されるような構成更新コマンドメッセージを構築することによって、UE構成更新手順を開始する。AMF514は、「登録が要求される」という値に設定された構成更新表示情報要素(information element:IE)を備えてもよい。

したがって、ステップs635において、AMF514は、UE512に向かって構成更新コマンドメッセージを送り、AMF514が構成更新表示IEの中の認識応答ビットを「認識応答が要求される」という値に設定することによってUE512からの認識応答を要求する場合、タイマーT3555を開始してもよい。

AMF514によって認識応答が要求される場合、UE512は、ステップs640において、3GPP TS24.501 v17.7.1の中で規定されるように構成更新完了メッセージをAMF514へ送信する。AMF514は、構成更新完了メッセージを受信するとタイマーT3555を停止する。T3555は、AMFが認識応答を要求する場合にUE構成更新手順の中で使用されるタイマーである。その持続時間内で、AMFは認識応答を期待し、そうでない場合、AMFは構成更新コマンドメッセージを再送信する。5G用のT3555は6秒である。

手順600は、構成されたNSSAIの中にあるS-NSSAIによってUEが更新されるモビリティ登録手順650をさらに備える。

本明細書で説明するように加入が更新されるかまたは本明細書で説明するように航空サービスが有効化されるという表示が受信されるので、UE512は、新たな登録手順650を開始することを決定してよく、登録要求メッセージの中にCAAレベルUAV IDを含めてもよい。S-NSSAIがUASサービス用であることをUE512が理解するので、UE512は、ステップs655において、S-NSSAIを有する構成されたNSSAIを備える登録要求メッセージをAMF514へ送り、UUAA-MMをトリガすることをAMF514に命令するかまたは示すためにCAAレベルUAV IDを提供してもよい。UE512はまた、USSアドレスをAMF514に提供してもよい。

AMF514がUUAAをトリガすることを命令するかまたは示すためにCAAレベルUAV IDを提供する場合、AMF514は、ステップs660において、
- UE512が、有効な航空加入情報を有し、
- 登録の間にUUAAが実行されることをローカルポリシーが許可し、かつ
- 以前のUUAA-MM手順から、いかなる成功したUUAA結果もない、
かどうかをチェックすることによって、UE512に対してUUAAが必要とされるかどうかを決定する。

UUAA-MMが必要とされることをAMF514が確認すると、AMF514は、ステップs665において、3GPP TS24.501 v17.7.1の中に記載されるように登録受諾メッセージの中にサービスレベルAA保留表示IEを含めることによって、保留UUAA表示をUE512に提供する。保留表示は、UASサービスに対して登録することまたはUSS524もしくはUAV-Cへのユーザプレーン接続性を確立することを試みることなく、UE512がUUAA手順の完了を待つことを必要とされることを示すものとして、UE512によって解釈される。AMF514は、UEコンテキストの中にUUAA保留通知を記憶する。

モビリティ登録手順650のステップs670において、UE512は、AMF514に向かって登録完了を送信することによってトランザクションを完了する。

参照番号680Aによって示される第1の例では、UE512が(3GPP TS24.501 v17.7.1の中に記載されるように)5GMM IEにおけるようなものとして示すことによって、UE512がネットワーク固有スライス認証および認可(network specific-slice authentication and authorization:NSSAA)をサポートすることをAMF514が知っている場合、AMF514は、航空加入情報の変更に基づいて、3GPP TS23.502 v17.5.0の第4.2.9.2節の中に記載されるように、UASサービスにアクセスするための、S-NSSAIに対するNSSAA手順を開始してもよい。具体的には、AMF514は、ステップs685Aにおいて、以下を備えるネットワークスライス固有認証コマンドメッセージを送る。
- 拡張可能認証プロトコル(extensible authentication protocol:EAP)要求メッセージに設定されたEAPメッセージIE、および
- UASサービスに対するS-NSSAIを含むS-NSSAI IE。

ステップs685Aにおいてネットワークスライス固有認証コマンドメッセージを送信すると、AMF514は、3GPP TS24.501 v17.7.1の中に記載されるようにT3575を開始する。T3575は、ネットワークスライス固有認可および認証手順の中で使用されるタイマーである。その持続時間内で、AMFは認識応答を期待し、そうでない場合、AMFはネットワークスライス固有認証コマンドメッセージを再送信する。5G用のT3575は15秒である。具体的には、AMF514は、ステップs690Aにおいて、ネットワークスライス固有認証完了メッセージをUE512から受信する。

ネットワークスライス固有認証完了メッセージは、以下を備える。
- EAP応答メッセージに設定されたEAPメッセージIE、および
- UASサービスに対するS-NSSAIを含むS-NSSAI情報要素。

ステップs690Aにおいてネットワークスライス固有認証完了メッセージを受信すると、AMF514はタイマーT3575を停止し、NSSAA518またはAAA-P/AAA-S520に出力を報告する。

(ステップs685Aにおける)ネットワークスライス固有認証コマンドメッセージおよび(ステップs690Aにおける)ネットワークスライス固有認証完了メッセージの送信は、複数回実行されてもよい。

認証のための手順が成功すると、ネットワークは、ステップs695Aにおいて、ネットワークスライス固有認証結果メッセージをUE512へ送信する。

参照番号680Bによって示される別の例では、3GPP TS24.501 v17.7.1の中に記載されるようにUE512が5GMM IEの中で前記サポートを示さないので、UE512がNSSAAをサポートしないことをAMF514が知っている場合。UEコンテキスト情報は、S-NSSAIを含んでもよい、許可されるNSSAIに対応する1つまたは複数のHPLMN S-NSSAIを含む。

UASサービスに対するS-NSSAIが、許可されるNSSAIの一部であり、かつAMF514がUUAA-MMをトリガした場合、3GPP TS23.256 v17.3.0の中の第5.2.2.2節の中に記載されるように、UUAA-MMがステップs700において実行される。UAVに対してUUAA-MM手順が首尾よく完了すると、AMF514は、成功したUUAA結果を記憶し、UUAAがもはや保留中でないことを示し、USS524によって提供される場合、認可されたCAAレベルUAV IDをさらに示すように、UEコンテキストを更新する。3GPP TS23.256 v17.3.0の図5.2.2.1-1の中のステップ6によれば、AMF514は、UUAA結果および関連する情報をUSS524に配信するために、3GPP TS23.502 v17.5.0の第4.2.4.2節の中に記載されるようにUE構成更新手順をトリガする。

UE512がステップs655において登録要求メッセージの中でUUAA-MMを示さなかった場合、またはAMF514がローカルポリシーに従ってUUAA-MMをトリガすることを許可されない場合、かつUASサービスに対するS-NSSAIが、許可されるNSSAIの一部である場合、UE512は、PDUセッションを確立するステップs705において、最初にUE512によってUUAA-SMをトリガすることをSMF602に命令してもよくまたは示してもよい。PDUセッション確立要求の中で、UE512は、UAVのCAAレベルUAV IDを提供し、SMF602がUUAA-SMをトリガすることを命令するかまたは示すためのUSSアドレスなどの、UASサービスのための他の必要な情報を提供してもよい。AMF514は、UASサービスのための航空加入およびS-NSSAI/DNNをチェックし、SMF602に向かってメッセージを転送する。

ステップs710において、SMF602はUUAA-SM手順を開始する。具体的には、SMF602は、DNN/S-NSSAIおよび/またはUE提供の識別情報、たとえば、USSアドレスを使用して、局所的な構成に基づいて、またはNF発見手順によって、UAS NF522/NEFを識別する。USS524によって使用される認証方法に応じて、複数のラウンドトリップメッセージが必要とされることがある。3GPP TS23.256 v17.3.0の第5.2.3.2節の中で概説されるステップは、それによってUUAA結果および認可されたCAAレベルUAV IDがSMF602によってUE512へ送られる、UUAA-SM手順を記載している。

したがって、モビリティ登録手順(UUAA-MM)およびPDUセッション確立手順(UUAA-SM)を含むUSS UAV認可/認証のための手順600が提供される。

手順600の一実施形態では、加入の変更がある。この実施形態では、AMF514は、(ステップs635において送られる)構成更新コマンドメッセージの中で値が「ネットワークスライシング加入が変更される」に設定された、3GPP TS24.501 v17.7.1の中で規定されるようなNSSAI IEを含んでもよい。このことは、たとえば、自動的に、3GPP TS24.501 v17.7.1の通りに値が「登録が要求される」に設定された構成更新表示IEを、構成更新コマンドメッセージが備えることを必要とすることがある。

構成された新たなNSSAI、および更新されたこのNSSAIのUE512の知識に起因して、UE512は、(s700の通りに)モビリティ登録更新手順を開始してよく、(s655において送られる)登録要求メッセージの中の要求されたNSSAI IEの中にUASサービスに関連するS-NSSAIを含めてもよい。UE512はまた、ローカルポリシーが許可する場合にAMF514がUUAA-MMをトリガするように、UE512のCAAレベルUAV IDの値に設定されたサービスレベルAAデバイスIDを含むサービスレベルAAコンテナIEを含めることによって、AMF514に命令してもよい。

手順600の別の実施形態では、AMF514は、航空加入が有効化されることを示すために、構成更新コマンドメッセージの中にサービスレベルAAコンテナIEを含めてもよい。この表示は新たなIEであってよく、3GPP TS24.007 v17.3.0の中で指定されるようなタイプ1のIEであってもよい。サービスレベルAAコンテナIEは、3GPP TS24.501 v17.7.1の中で規定される。

図7は、サービスレベルAAコンテナIE700を示す。サービスレベルAAコンテナIE700は、サービスレベルAAコンテナ情報要素識別子IEI702、サービスレベルAAコンテナ内容の長さ704、およびサービスレベルAAコンテナ内容706を備える。

図8は、オクテット数nを有するサービスレベルAAコンテナ内容706を示す。

3GPP TS24.501 v17.7.1の中で規定され上記の手順600に関して参照されるサービスレベルAAコンテナIEは、5オクテットの長さを有する内容を有する。

有効化された加入のための新たなAMF表示は、タイプ1のIEであり図9におけるように規定される、サービスレベルAA加入表示IEと呼ばれることがある。

図9は、サービスレベルAA加入表示900を示す。

サービスレベルAA加入表示SLASIが「サービスレベルAA加入が有効化される」という値に設定された、サービスレベルAAコンテナIEを受信すると、UE512は、モビリティ登録更新手順を開始してよく、登録要求メッセージの中の要求されたNSSAI IEの中にUASサービスに関連するS-NSSAIを含めてもよい。UE512はまた、ローカルポリシーが許可する場合に(ステップs700において)AMF514がUUAA-MM手順をトリガするように、UE512のCAAレベルUAV IDの値に設定されたサービスレベルAAデバイスIDを備えるサービスレベルAAコンテナIE700を含めることによって、AMF514に命令してもよい。

図10は、第1のネットワークエンティティ、たとえば、上記の実施形態のAMF514によって実行されるべき、方法1000のステップを示すプロセスフローチャートである。

方法1000は、ステップs1000において、デバイスが航空サービスを使用することを許可されるようにデバイス(たとえば、UE512)の加入情報への変更があったことを決定するステップを含む。

方法1000は、ステップs1010において、デバイスが航空サービスを使用することをデバイスの変更された加入情報が許可するという表示を備えるメッセージを、デバイスへ送信するステップを含む。

表示は、航空サービスに対する新たなS-NSSAI、および/またはサービスレベルAA加入表示を備えてもよい。

第1のネットワークエンティティは(たとえば、AMF514による)AMFであってよく、デバイスは(たとえば、UE512による)UEであってもよい。

S-NSSAIは、構成されたNSSAIの一部であってもよい。

航空サービスは、(たとえば、上記の実施形態による)UASサービスであってもよい。

加入情報は航空加入情報を備えてもよい。

方法は、デバイスの加入情報に加入するステップをさらに備えてもよい。

第1のネットワークエンティティは、第2のネットワークエンティティ、たとえば、上記の実施形態のUDM604との、加入情報に加入してもよい。

第2のネットワークエンティティは、UDM(たとえば、UDM604)であってもよい。

第1のネットワークエンティティは、第1のネットワークエンティティを介した5GSへのデバイスの登録の時間において加入情報に加入してもよい。

加入情報は、アクセスおよびモビリティ加入データであってよく、またはアクセスおよびモビリティ加入データを含んでもよい。

したがって、無人航空システムサービスに対する航空加入における更新をデバイスに告知するための方法1000が提供される。

図11は、デバイス、たとえば、上記の実施形態のUE512によって実行される、さらなる方法1100のステップを示すプロセスフローチャートである。

さらなる方法1100は、ステップs1100において、デバイスが航空サービスを使用することを許可するようにデバイスの加入情報が変更されたという表示を備えるメッセージを、第1のネットワークエンティティ(たとえば、AMF514)から受信するステップを含む。

さらなる方法1100は、ステップs1110において、メッセージの受信に応答して、モビリティ登録更新手順を求める要求を、第1のネットワークエンティティへ送信するステップをさらに含む。

要求は、第1のネットワークエンティティが航空サービスに対する第1の認可および認証手順をトリガするためのインジケータを備えてもよい。

要求は、航空サービスに対する加入のためのS-NSSAIを備える要求されたNSSAIを備えてもよい。

航空サービスに対する第1の認可および認証手順は、(たとえば、上記の実施形態による)UUAA-MMであってもよい。

デバイスは、航空サービスに対する第2の認可および認証手順をトリガすることを第3のネットワークエンティティ(たとえば、SMF602)に示すことによってPDUセッション確立を要求してもよい。

したがって、デバイスがモビリティ登録更新手順を要求するための、すなわち、開始するための、さらなる方法1100が提供される。

一実施形態では、デバイスが航空サービスを使用することを許可されるようにデバイス(たとえば、UE512)の加入情報への変更があったことを決定するように構成されたプロセッサを備える、第1のネットワークエンティティ、たとえば、上記の実施形態によるAMF514が提供される。

この実施形態では、第1のネットワークエンティティは、デバイスが航空サービスを使用することをデバイスの変更された加入情報が許可するという表示を備えるメッセージを、デバイスへ送信するように構成された送信機をさらに備える。

別の実施形態では、デバイスが航空サービスを使用することを許可するようにデバイスの加入情報が変更されたという表示を備えるメッセージを、第1のネットワークエンティティ(たとえば、AMF514)から受信するように構成された受信機を備えるデバイス、たとえば、上記の実施形態によるUE512が提供される。

この実施形態では、デバイスは、メッセージの受信に応答して、モビリティ登録更新手順を求める要求を第1のネットワークエンティティへ送信するように構成された送信機をさらに備える。

上記の実施形態によれば、UDMにおけるUEのための加入データ管理(たとえば、その変更)から、UEがUASサービスを使用することを許可するUEの航空加入情報における更新があることをAMFが了解する場合、AMFは、UASサービスに対するS-NSSAIおよび/またはUEに対して航空サービス/航空加入が有効化されるという新たな表示を備える構成されたNSSAI IEを、(構成更新コマンドメッセージによって)UEへ送信する。有利なことに、本明細書で説明する方法および装置は、UASサービスに加入するためにUEが試行錯誤を実行することを必要とするのではなく、UEがUASサービスを使用することを可能にすることになるネットワーク更新を、UEがアクティブに告知されることを可能にするのに役立つ。したがって、効果のない周期的な認可試行において、ネットワークリソースが温存される、すなわち、浪費されないことに役立つ。

上記の実施形態によれば、UASサービスに対するS-NSSAIおよび/またはUEに対して航空サービス/航空加入が有効化されるという新たな表示を含む、構成されたNSSAI IEを備える構成更新コマンドメッセージをUEが受信する場合、UEは、UASサービスに関連するS-NSSAIを認識することができる。したがって、UEは(たとえば、UEに対して航空サービス/航空加入が有効化されるという表示に基づいて)、(3GPP TS23.256 v17.3.0の中の第5.2.2.2節に従って)モビリティ登録を実行することによってCAAレベルUAV IDをAMFに示してもよい。UEがそう選択する場合、またはネットワークポリシーがUUAA-MMを許可しない場合、UEは、モビリティ登録更新を実行するとともに、UASサービスに関連するS-NSSAIが、許可されたNSSAIの一部であるという確認を得た後、3GPP TS23.256 v17.3.0の中の第5.2.3.2節に従ってUEを通じてPDUセッション確立することによって、UUAA-SMをトリガすることをSMFに命令してもよい。

上述の方法および装置が本発明を限定するのではなく例示すること、ならびに添付の特許請求の範囲から逸脱することなく多くの代替の構成を当業者が設計できることに、留意されたい。「備える」という語は、請求項の中で列挙されたもの以外の要素またはステップの存在を除外せず、「a」または「an」は複数を除外せず、単一のプロセッサまたは他のユニットが、特許請求の範囲に中に記載されるいくつかのユニットの機能を実現してもよい。特許請求の範囲の中の任意の参照符号は、それらの範囲を限定するようには解釈されないものとする。

さらに、特定の通信規格のコンテキストで例が与えられているが、これらの例は、開示する方法および装置が適用され得る通信規格の限定であることを意図しない。たとえば、3GPPの所与のコンテキストで具体例が与えられているが、本明細書で開示する原理はまた、別のワイヤレス通信システムに、かつ実際、経路指定規則を使用する任意の通信システムに適用され得る。

方法はまた、コンピュータプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)、または類似のものの中にロードされたとき、上記で説明した方法をプロセッサに実行させる、コンピュータ可読媒体上に記憶される命令のセットの中で具現されてもよい。

説明した方法および装置は、他の特定の形態で実践されてもよい。説明した方法および装置は、あらゆる点で限定的ではなく例示的にすぎないと見なされるべきである。したがって、本発明の範囲は、上記の説明によるのではなく添付の特許請求の範囲によって示される。特許請求の範囲の同等の意味内および範囲内に入るすべての変更は、それらの範囲内に包含されるべきである。

100 ワイヤレス通信システム
102 リモートユニット
104 ネットワークユニット
200 ユーザ機器装置(UE)
205 プロセッサ
210 メモリ
215 入力デバイス
220 出力デバイス
225 トランシーバ
230 送信機
235 受信機
240 ネットワークインターフェース
245 アプリケーションインターフェース
300 ネットワークノード
305 プロセッサ
310 メモリ
315 入力デバイス
320 出力デバイス
325 トランシーバ
330 送信機
335 受信機
340 ネットワークインターフェース
345 アプリケーションインターフェース
400 アーキテクチャ
512 UE
514 アプリケーション管理機能(AMF)
516 統合データ管理機能(UDM)
518 ネットワークスライス固有認証および認可機能(NSSAAF)
520 認証、認可、および課金(AAA)プロキシ、認証、認可、および課金(AAA)サーバ
522 UASネットワーク機能(UAS-NF)
524 無人航空システムサービス供給元(USS)
602 セッション管理機能(SMF)
604 統合データ管理機能(UDM)
700 サービスレベルAAコンテナIE
702 サービスレベルAAコンテナ情報要素識別子IEI
704 サービスレベルAAコンテナ内容の長さ
706 サービスレベルAAコンテナ内容
900 サービスレベルAA加入表示

Claims

第1のネットワークエンティティによって実行される方法であって、
デバイスが航空サービスを使用することを許可されるように、前記デバイスの加入情報への変更があったことを決定するステップと、
前記デバイスが前記航空サービスを使用することを前記デバイスの変更された加入情報が許可するという表示を備えるメッセージを、前記デバイスへ送信するステップと
を含む、方法。
前記表示が、前記航空サービスに対する新たなS-NSSAI、および/またはサービスレベルAA加入表示を備える、請求項1に記載の方法。
前記第1のネットワークエンティティがAMFであり、前記デバイスがUEである、請求項1または2に記載の方法。
前記S-NSSAIが、構成されたNSSAIの一部である、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
前記航空サービスがUASサービスである、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
前記加入情報が航空加入情報を備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
前記デバイスの前記加入情報に加入するステップ
をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
前記第1のネットワークエンティティが、第2のネットワークエンティティとの前記加入情報に加入する、請求項6に記載の方法。
前記第2のネットワークエンティティがUDMである、請求項8に記載の方法。
前記第1のネットワークエンティティが、前記第1のネットワークエンティティを介した5GSへの前記デバイスの登録の時間において前記加入情報に加入する、請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
前記加入情報がアクセスおよびモビリティ加入データである、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
デバイスによって実行される方法であって、
前記デバイスが航空サービスを使用することを許可するように、前記デバイスの加入情報に変更あったという表示を備えるメッセージを、第1のネットワークエンティティから受信するステップと、
前記メッセージの受信に応答して、モビリティ登録更新手順を求める要求を、前記第1のネットワークエンティティへ送信するステップと
を含む、方法。
前記要求が、前記第1のネットワークエンティティが前記航空サービスに対する第1の認可および認証手順をトリガするためのインジケータを備える、請求項12に記載の方法。
前記要求が、前記航空サービスに対する加入のためのS-NSSAIを備える要求されたNSSAIを備える、請求項12または13に記載の方法。
前記航空サービスに対する前記第1の認可および認証手順がUUAA-MMである、請求項13または14に記載の方法。
前記デバイスが、前記航空サービスに対する第2の認可および認証手順をトリガすることを第3のネットワークエンティティに示すことによってPDUセッション確立を要求する、請求項12から15のいずれか一項に記載の方法。
デバイスが航空サービスを使用することを許可されるように、前記デバイスの加入情報への変更があったことを決定するように構成されたプロセッサと、
前記デバイスが前記航空サービスを使用することを前記デバイスの変更された加入情報が許可するという表示を備えるメッセージを、前記デバイスへ送信するように構成された送信機と
を備える、第1のネットワークエンティティ。
デバイスが航空サービスを使用することを許可するように前記デバイスの加入情報に変更があったという表示を備えるメッセージを、第1のネットワークエンティティから受信するように構成された受信機と、
前記メッセージの受信に応答して、モビリティ登録更新手順を求める要求を、前記第1のネットワークエンティティへ送信するように構成された送信機と
を備える、デバイス。