JP2025179493A - 伸縮性シート製造装置、及び、伸縮性シート製造方法 - Google Patents
伸縮性シート製造装置、及び、伸縮性シート製造方法Info
- Publication number
- JP2025179493A JP2025179493A JP2024086267A JP2024086267A JP2025179493A JP 2025179493 A JP2025179493 A JP 2025179493A JP 2024086267 A JP2024086267 A JP 2024086267A JP 2024086267 A JP2024086267 A JP 2024086267A JP 2025179493 A JP2025179493 A JP 2025179493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- rubber thread
- section
- manufacturing apparatus
- anvil roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/51—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the outer layers of the pads
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
【課題】複数の溶着部によって2枚のシート部材の間に糸ゴムが取り付けられた伸縮性シートを効率よく製造する。
【解決手段】伸縮性シート製造装置(100)であって、アンビルロール(131)と、超音波ホーン(132)とを備えた溶着部形成部(130)と、搬送方向において、超音波ホーン(132)及びアンビルロール(131)から離間して設けられ、第1シート(11)及び第2シート(12)の少なくとも何れかを糸ゴム(14)と共に溶着部形成部(130)に送り出す送り出し部(120)と、を有し、送り出し部(120)よりも上流側において、糸ゴム(14)に所定の大きさ以上の張力が付与されており、送り出し部(120)は、溶着部形成部(130)にて切断された糸ゴム(14)が送り出し部(120)よりも上流側に抜けないように、第1シート(11)及び第2シート(12)の少なくとも何れかと糸ゴム(14)とを保持している。
【選択図】図4
【解決手段】伸縮性シート製造装置(100)であって、アンビルロール(131)と、超音波ホーン(132)とを備えた溶着部形成部(130)と、搬送方向において、超音波ホーン(132)及びアンビルロール(131)から離間して設けられ、第1シート(11)及び第2シート(12)の少なくとも何れかを糸ゴム(14)と共に溶着部形成部(130)に送り出す送り出し部(120)と、を有し、送り出し部(120)よりも上流側において、糸ゴム(14)に所定の大きさ以上の張力が付与されており、送り出し部(120)は、溶着部形成部(130)にて切断された糸ゴム(14)が送り出し部(120)よりも上流側に抜けないように、第1シート(11)及び第2シート(12)の少なくとも何れかと糸ゴム(14)とを保持している。
【選択図】図4
Description
本発明は、伸縮性シート製造装置、及び、伸縮性シート製造方法に関する。
従来、積層された2枚のシート部材を、接着剤を用いることなく、複数の溶着部を形成して接合すると共に、当該溶着部によってシート部材間において糸ゴムを幅方向の両側から挟み込んで位置を規制することで、伸縮性を備えたシート部材を製造する技術が知られている。例えば、特許文献1には、管状スリーブ1において接続部6a,6bの間に形成される峡部8によってワイヤ状要素(糸ゴムに相当)を挟み込むことで、ワイヤ状要素をスリーブに溶接することなく取り付ける技術が開示されている。
特許文献1にも開示されているように、このような伸縮性シートを製造する際には、例えば、アンビルと超音波ホーンとで2枚のシート部材及び伸長させた糸ゴムを挟み込んで溶着部を形成することによって糸ゴムを取り付ける方法が一般的である。しかしながら、製造過程においてアンビルと超音波ホーンとの間に糸ゴムが挟まれると、当該糸ゴムが挟まれた位置にて切断されてしまう場合がある。この場合、切断された糸ゴムを復旧させる等の作業が必要となり、伸縮性シートを効率的(連続的)に製造することが困難になる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、複数の溶着部によって2枚のシート部材の間に糸ゴムが取り付けられた伸縮性シートを効率よく製造することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、第1シートと第2シートとが糸ゴムを介在させて積層された伸縮性シートの製造装置であって、アンビルロールと、前記アンビルロールの外周面に対向して配置された超音波ホーンとを備え、積層された前記第1シート及び前記第2シートを挟み込んで複数の溶着部を形成し、形成された前記溶着部によって前記第1シートと前記第2シートとの間で前記糸ゴムの位置を規制する、溶着部形成部と、前記糸ゴムが搬送される搬送方向において、前記超音波ホーン及び前記アンビルロールから離間して上流側に設けられ、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかを前記糸ゴムと共に前記溶着部形成部に送り出す送り出し部と、を有し、前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側において、前記糸ゴムに所定の大きさ以上の張力が付与されており、前記送り出し部は、前記溶着部形成部において前記糸ゴムが切断された場合であっても、切断された前記糸ゴムが前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側に抜けないように、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと前記糸ゴムとを保持している、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
このような伸縮性シートの製造装置によれば、複数の溶着部によって2枚のシート部材の間に糸ゴムが取り付けられた伸縮性シートを効率よく製造することができる。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
(態様1)
第1シートと第2シートとが糸ゴムを介在させて積層された伸縮性シートの製造装置であって、アンビルロールと、前記アンビルロールの外周面に対向して配置された超音波ホーンとを備え、積層された前記第1シート及び前記第2シートを挟み込んで複数の溶着部を形成し、形成された前記溶着部によって前記第1シートと前記第2シートとの間で前記糸ゴムの位置を規制する、溶着部形成部と、前記糸ゴムが搬送される搬送方向において、前記超音波ホーン及び前記アンビルロールから離間して上流側に設けられ、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかを前記糸ゴムと共に前記溶着部形成部に送り出す送り出し部と、を有し、前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側において、前記糸ゴムに所定の大きさ以上の張力が付与されており、前記送り出し部は、前記溶着部形成部において前記糸ゴムが切断された場合であっても、切断された前記糸ゴムが前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側に抜けないように、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと前記糸ゴムとを保持している、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。
第1シートと第2シートとが糸ゴムを介在させて積層された伸縮性シートの製造装置であって、アンビルロールと、前記アンビルロールの外周面に対向して配置された超音波ホーンとを備え、積層された前記第1シート及び前記第2シートを挟み込んで複数の溶着部を形成し、形成された前記溶着部によって前記第1シートと前記第2シートとの間で前記糸ゴムの位置を規制する、溶着部形成部と、前記糸ゴムが搬送される搬送方向において、前記超音波ホーン及び前記アンビルロールから離間して上流側に設けられ、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかを前記糸ゴムと共に前記溶着部形成部に送り出す送り出し部と、を有し、前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側において、前記糸ゴムに所定の大きさ以上の張力が付与されており、前記送り出し部は、前記溶着部形成部において前記糸ゴムが切断された場合であっても、切断された前記糸ゴムが前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側に抜けないように、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと前記糸ゴムとを保持している、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。
態様1の伸縮性シート製造装置によれば、糸ゴムが資材シート(第1シート及び第2シートの少なくとも何れか)に押さえつけられた状態で送り出し部に保持されているため、溶着部形成部にて糸ゴムが切断されて上流側に向かって収縮したとしても、送り出し部よりも上流側に抜けてしまうことが抑制される。また、張力調整部と送り出し部との間で糸ゴムに対して所定の大きさ以上の張力が付与されており、糸ゴムは資材シート共に送り出し部から送り出し部に向けて継続して送り出され続ける。そして、糸ゴム及び資材シートが送り出し部に到達すると、溶着部を介して糸ゴムが再度資材シートに取り付けられる。したがって、糸ゴムが切断された場合でも自動的に復旧する。これにより、伸縮性シートを効率よく製造することができる。
(態様2)
前記アンビルロールと前記超音波ホーンとが対向している位置よりも前記搬送方向の上流側において前記アンビルロールの外周面に巻き付いている前記糸ゴムの長さは、前記糸ゴムが前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと共に保持されている位置から、前記アンビルロールの外周面に巻きつきはじめる位置までの前記糸ゴムの長さよりも短い、態様1に記載の伸縮性シート製造装置。
前記アンビルロールと前記超音波ホーンとが対向している位置よりも前記搬送方向の上流側において前記アンビルロールの外周面に巻き付いている前記糸ゴムの長さは、前記糸ゴムが前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと共に保持されている位置から、前記アンビルロールの外周面に巻きつきはじめる位置までの前記糸ゴムの長さよりも短い、態様1に記載の伸縮性シート製造装置。
態様2の伸縮性シート製造装置によれば、逆の場合と比較して、糸ゴムがアンビルロールの外周面に巻き付いて密着する長さが短く摩擦力が過度に大きくなり難く、また、送り出し部からアンビルロールまで糸ゴムが搬送される距離が長いため、糸ゴムが幅方向(CD)にズレやすくなる。したがって、アンビルロール外周面に形成されている溝部に糸ゴムが入り込みやすくなり、溶着部の形成時に超音波ホーンとの間に挟み込まれた際に糸ゴムが切断されてしまうことを抑制しやすくなる。
(態様3)
前記糸ゴム及び前記第1シート及び前記第2シートは、前記アンビルロールと前記超音波ホーンとが対向している位置よりも前記搬送方向の下流側において前記アンビルロールの外周面に巻き付いており、前記対向している位置よりも前記搬送方向の上流側において前記アンビルロールの外周面に巻き付いている前記糸ゴムの長さは、前記対向している位置よりも前記搬送方向の下流側において前記アンビルロールの周面に巻き付いている前記糸ゴムの長さよりも短い、態様1または2に記載の伸縮性シート製造装置。
前記糸ゴム及び前記第1シート及び前記第2シートは、前記アンビルロールと前記超音波ホーンとが対向している位置よりも前記搬送方向の下流側において前記アンビルロールの外周面に巻き付いており、前記対向している位置よりも前記搬送方向の上流側において前記アンビルロールの外周面に巻き付いている前記糸ゴムの長さは、前記対向している位置よりも前記搬送方向の下流側において前記アンビルロールの周面に巻き付いている前記糸ゴムの長さよりも短い、態様1または2に記載の伸縮性シート製造装置。
態様3の伸縮性シート製造装置によれば、アンビルロールと超音波ホーンとが対向している位置よりも下流側において、伸縮シートがアンビルロールの外周面に巻き付いている長さをなるべく長くすることにより、表面に皺等を発生させ難い状態で伸縮シートを安定して搬送しやすくなる。一方、アンビルロールと超音波ホーンとが対向している位置よりも上流側において、糸ゴムがアンビルロールの外周面に巻き付いている長さをなるべく短くすることにより、糸ゴムが幅方向(CD)にズレやすくなる。したがって、溝部に糸ゴムが入り込みやすくなり、溶着部の形成時に超音波ホーンとの間に挟み込まれた際に糸ゴムが切断されてしまうことを抑制しやすくなる。
(態様4)
前記送り出し部は、前記搬送方向と直交する方向を回転軸として回転することで前記糸ゴムを前記搬送方向に搬送する第1搬送ローラーを有し、前記第1搬送ローラーの周長の1/4以上の範囲に、前記糸ゴムが巻き付けられている、態様1~3の何れかに記載の伸縮性シート製造装置。
前記送り出し部は、前記搬送方向と直交する方向を回転軸として回転することで前記糸ゴムを前記搬送方向に搬送する第1搬送ローラーを有し、前記第1搬送ローラーの周長の1/4以上の範囲に、前記糸ゴムが巻き付けられている、態様1~3の何れかに記載の伸縮性シート製造装置。
態様4の伸縮性シート製造装置によれば、糸ゴムの張力により搬送ローラーの外周面に糸ゴムが押し付けられやすくなっているため、糸ゴムが搬送ローラーの1/4以上の範囲に巻き付いていれば、1/4未満の場合と比較して外周面上で糸ゴムが滑りにくくなり、より保持力を強くすることができる。これにより、糸ゴムが切断された場合であっても送り出し部よりも上流側に抜けにくくなり、伸縮シートを効率的に製造することができる。
(態様5)
前記送り出し部は、前記搬送方向と直交する方向を回転軸として回転し、前記第1搬送ローラーと離間して設けられた第2搬送ローラーを有し、前記糸ゴムは、前記第1搬送ローラー及び前記第2搬送ローラーにS字状に巻き付けられている、態様1~4の何れかに記載の伸縮性シート製造装置。
前記送り出し部は、前記搬送方向と直交する方向を回転軸として回転し、前記第1搬送ローラーと離間して設けられた第2搬送ローラーを有し、前記糸ゴムは、前記第1搬送ローラー及び前記第2搬送ローラーにS字状に巻き付けられている、態様1~4の何れかに記載の伸縮性シート製造装置。
態様5の伸縮性シート製造装置によれば、糸ゴムが2つのローラーにS字状に巻き付けられていることにより、単一のローラーに巻き付けられている場合と比較して、糸ゴムが保持されやすくなる。したがって、糸ゴムが切断された場合であっても、送り出し部よりも上流側に抜けにくくなり、伸縮シートを効率的に製造することができる。
(態様6)
前記送り出し部は、前記搬送方向と直交する方向を回転軸として回転する一対のニップローラーを有し、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと前記糸ゴムとが、前記ニップローラーの間に挟み込まれている、態様1~5の何れかに記載の伸縮性シート製造装置。
前記送り出し部は、前記搬送方向と直交する方向を回転軸として回転する一対のニップローラーを有し、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと前記糸ゴムとが、前記ニップローラーの間に挟み込まれている、態様1~5の何れかに記載の伸縮性シート製造装置。
態様6の伸縮性シート製造装置によれば、糸ゴムが、ニップローラーに挟み込まれることによって強固に保持されやすくなる。したがって、糸ゴムが切断された場合であっても、ニップローラーにて収縮が停止され、送り出し部よりも上流側に抜けにくくなり、伸縮シートを効率的に製造することができる。
(態様7)
前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側に、前記糸ゴムを前記送り出し部に送り出す張力調整部を有し、前記張力調整部と前記送り出し部との間で、前記糸ゴムに対して前記所定の大きさ以上の張力が付与されている、態様1~6の何れかに記載の伸縮性シート製造装置。
前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側に、前記糸ゴムを前記送り出し部に送り出す張力調整部を有し、前記張力調整部と前記送り出し部との間で、前記糸ゴムに対して前記所定の大きさ以上の張力が付与されている、態様1~6の何れかに記載の伸縮性シート製造装置。
態様7の伸縮性シート製造装置によれば、張力調整部と送り出し部との間で糸ゴムに所定の大きさ以上の張力が付与される機構となっており、糸ゴムは常時伸長した状態で送り出し部から溶着部形成部へ送り出され続けている。したがって、溶着部形成部にて糸ゴムが切断された場合であっても送り出し部より上流側に糸ゴムの切断部が到達することが無く、伸長状態の糸ゴムを送り出し部から継続的に送り出し続けることができる。これにより、切断された糸ゴムが自動的に復旧しやすくなり、伸縮シートを効率的に製造することができる。
(態様8)
前記送り出し部にて前記第1シートが前記糸ゴムと合流し、前記送り出し部と前記溶着部形成部との間の何れかの位置で、前記第2シートが前記糸ゴムと合流する、態様1~7の何れかに記載の伸縮性シート製造装置。
前記送り出し部にて前記第1シートが前記糸ゴムと合流し、前記送り出し部と前記溶着部形成部との間の何れかの位置で、前記第2シートが前記糸ゴムと合流する、態様1~7の何れかに記載の伸縮性シート製造装置。
態様8の伸縮性シート製造装置によれば、送り出し部にて糸ゴムに1枚のシートが合流し、糸ゴムが押さえられることによって、糸ゴムが送り出し部に保持されやすくなるため、糸ゴムが切断された場合であっても上流側に抜けにくくなる。さらに、送り出し部よりも下流側でもう1枚のシートが合流することで、2枚のシートによって糸ゴムが挟まれることにより、糸ゴムの抜けがより抑制されやすくなる。そして、溶着部形成部にて糸ゴムが切断されて上流側に向かって収縮する場合に、2枚目のシートが合流する位置までに糸ゴムの収縮が止まる可能性が高くなる。
(態様9)
前記溶着部形成部にて前記第2シートが前記糸ゴムと合流する、態様8に記載の伸縮性シート製造装置。
前記溶着部形成部にて前記第2シートが前記糸ゴムと合流する、態様8に記載の伸縮性シート製造装置。
態様9の伸縮性シート製造装置によれば、糸ゴムは、送り出し部から送り出された後、溶着部形成部の直前まで第2シートと離間した状態で搬送される。したがって、厚さ方向における片面側の抵抗が小さくなるため、糸ゴムは幅方向(CD)にズレやすくなる。これにより、溶着部形成部にてアンビルロールと超音波ホーンとの間に挟まれたときに、糸ゴムが溝部に入り込みやすくなり、切断され難くなる。したがって、伸縮シートを効率的に製造することができる。
(態様10)
前記送り出し部にて前記第1シート及び前記第2シートが前記糸ゴムと合流する、態様1~9の何れかに記載の伸縮性シート製造装置。
前記送り出し部にて前記第1シート及び前記第2シートが前記糸ゴムと合流する、態様1~9の何れかに記載の伸縮性シート製造装置。
態様10の伸縮性シート製造装置によれば、送り出し部にて糸ゴムが2枚のシートによって挟み込まれて強く保持されるため、糸ゴム切断された場合であっても、送り出し部よりも上流側に抜けてしまうことがより抑制されやすい。また、送り出し部の搬送ローラーと糸ゴムとの間に何れかのシートが介在しているため、糸ゴムとローラーとが直接接触し難くなる。したがって、搬送過程においてローラーとの間の摩擦等の影響によって糸ゴムが損傷してしまうおそれを低減することができる。
(態様11)
前記送り出し部と前記溶着部形成部との間に、前記第1シート及び前記第2シートのうちの何れかが前記糸ゴムと離間している部分を有する、態様10に記載の伸縮性シート製造装置。
前記送り出し部と前記溶着部形成部との間に、前記第1シート及び前記第2シートのうちの何れかが前記糸ゴムと離間している部分を有する、態様10に記載の伸縮性シート製造装置。
態様11の伸縮性シート製造装置によれば、糸ゴムは、送り出し部から送り出された後、溶着部形成部に到達するまでの間の少なくとも一部で、シート部材と離間した状態で搬送される。したがって、2枚のシート部材に挟まれた状態で搬送される場合と比較して抵抗が小さくなり、糸ゴムは幅方向(CD)にズレやすくなる。これにより、溶着部形成部にてアンビルロールと超音波ホーンとの間に挟まれたときに、糸ゴムが溝部に入り込みやすくなり、切断され難くなる。したがって、伸縮シートを効率的に製造することができる。
(態様12)
また、第1シートと第2シートとが糸ゴムを介在させて積層された伸縮性シートを製造する方法であって、アンビルロールと、前記アンビルロールの外周面に対向して配置された超音波ホーンとで、積層された前記第1シート及び前記第2シートを挟み込んで複数の溶着部を形成し、形成された前記溶着部によって前記第1シートと前記第2シートとの間で前記糸ゴムの位置を規制する、溶着部形成工程と、前記糸ゴムが搬送される搬送方向において、前記超音波ホーン及び前記アンビルロールから離間して上流側に設けられた送り出し部から、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかを前記糸ゴムと共に前記アンビルロール及び前記超音波ホーンの側に送り出す送り出し工程と、を有し、前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側において、前記糸ゴムに所定の大きさ以上の張力が付与されており、前記送り出し部は、前記溶着部形成部において前記糸ゴムが切断された場合であっても、切断された前記糸ゴムが前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側に抜けないように、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと前記糸ゴムとを保持している、ことを特徴とする伸縮性シート製造方法が明らかとなる。
また、第1シートと第2シートとが糸ゴムを介在させて積層された伸縮性シートを製造する方法であって、アンビルロールと、前記アンビルロールの外周面に対向して配置された超音波ホーンとで、積層された前記第1シート及び前記第2シートを挟み込んで複数の溶着部を形成し、形成された前記溶着部によって前記第1シートと前記第2シートとの間で前記糸ゴムの位置を規制する、溶着部形成工程と、前記糸ゴムが搬送される搬送方向において、前記超音波ホーン及び前記アンビルロールから離間して上流側に設けられた送り出し部から、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかを前記糸ゴムと共に前記アンビルロール及び前記超音波ホーンの側に送り出す送り出し工程と、を有し、前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側において、前記糸ゴムに所定の大きさ以上の張力が付与されており、前記送り出し部は、前記溶着部形成部において前記糸ゴムが切断された場合であっても、切断された前記糸ゴムが前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側に抜けないように、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと前記糸ゴムとを保持している、ことを特徴とする伸縮性シート製造方法が明らかとなる。
態様12の伸縮性シート製造方法によれば、糸ゴムが第1シートに押さえつけられた状態で送り出し部に保持されているため、溶着部形成部にて糸ゴムが切断されて上流側に収縮したとしても、送り出し部よりも上流側に抜けてしまうことが抑制される。また、糸ゴムが切断された場合であっても、張力調整部と送り出し部との間では糸ゴムに対して張力が付与されているため、糸ゴムは伸長状態を維持したまま送り出し部から溶着部形成部へと継続して送り出され、自動的に復旧しやすくなる。これにより、伸縮性シートを効率よく製造することができる。
===第1実施形態===
<伸縮性シート10の構成>
図1は、第1実施形態の製造装置(製造方法)で製造される伸縮性シート10の平面図である。図1は、伸縮性シート10を皺なく伸長させた状態の図である。図2は、図1の伸縮性シート10の概略断面図である。
<伸縮性シート10の構成>
図1は、第1実施形態の製造装置(製造方法)で製造される伸縮性シート10の平面図である。図1は、伸縮性シート10を皺なく伸長させた状態の図である。図2は、図1の伸縮性シート10の概略断面図である。
伸縮性シート10は、互いに直交する伸縮方向と、厚さ方向と、幅方向とを有する。また、伸縮性シート10は、厚さ方向に積層された第1シート11と第2シート12とを有するとともに、第1シート11と第2シート12の間に介在された複数の糸ゴム14と、複数の接合部jとを有する。
複数の糸ゴム14は、伸縮性シート10の伸縮方向に沿わせられつつ、幅方向に間隔をあけて複数本配置されている。糸ゴム14は、伸長状態で第1シート11及び第2シート12に取り付けられている。よって、伸縮性シート10には、糸ゴム14が沿う方向に伸縮性が付与されている。糸ゴム14(糸状弾性部材)としては、糸状の天然ゴムの他、スチレン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン等の各種公知の合成ゴムを適用できる。
複数の接合部jは、第1シート11と、第2シート12とを、超音波溶着等の公知の溶着手段を用いて互いに接合するものであり、伸縮性シート10の伸縮方向及び幅方向に間欠的に配されている。以下では、「接合部j」を「溶着部50」とも呼ぶ。また、複数の接合部j(溶着部50)は、第1シート11と、第2シート12とに対して、糸ゴム14の伸縮方向及び幅方向の位置を規制する。詳しくは後述するが、幅方向において糸ゴム14の両側に対となるように形成された接合部対jPによって、その糸ゴム14の位置が規制される。図1で例示する接合部jの平面形状は矩形形状であるが、接合部jの平面形状は特に限定されず、楕円形状、円形状、平行四辺形状等、任意の形状を採用できる。
なお、図2の伸縮性シート10は2枚のシートから構成されているが、例えば、1枚のシートを折り返し、折り返された部位を第1シート部とし、折り返されていない部位を第2シート部としてもよい。また、第1シート11,第2シート12に単数又は複数の別のシートを重ねた伸縮性シート10であってもよい。すなわち、伸縮性シート10は、3層以上であってもよい。
<伸縮性シート10の使用例>
図3Aは、伸縮性シート10を使用したパンツ型使い捨ておむつ1の概略斜視図である。図3Bは、展開状態且つ伸長状態のパンツ型使い捨ておむつ1を肌側面側から見た概略平面図である。本実施形態の製造装置(製造方法)で製造される伸縮性シート10は、例えば使い捨ておむつ等の吸収性物品の部品として使用される。
図3Aは、伸縮性シート10を使用したパンツ型使い捨ておむつ1の概略斜視図である。図3Bは、展開状態且つ伸長状態のパンツ型使い捨ておむつ1を肌側面側から見た概略平面図である。本実施形態の製造装置(製造方法)で製造される伸縮性シート10は、例えば使い捨ておむつ等の吸収性物品の部品として使用される。
図示するパンツ型使い捨ておむつ1(以下「おむつ」ともいう)は、排泄物を吸収保持する吸収性本体2と、着用者の腹側部に当てられる腹側胴回り部3と、着用者の背側部に当てられる背側胴回り部4とを有する。図3Bの展開状態にて示されるように、吸収性本体2の長手方向一方側の端部に、腹側胴回り部3の左右方向の中央部が重なり、吸収性本体2の長手方向他方側の端部に、背側胴回り部4の左右方向の中央部が重なっている。展開状態のおむつ1が長手方向の略中央で二つ折りされ、腹側胴回り部3の左右方向の両側部と背側胴回り部4の左右方向の両側部とが溶着等で接合されることにより、おむつ1はパンツ型となる。
腹側胴回り部3及び背側胴回り部4は、平面視略長方形状の部材であり、おむつ1の左右方向に伸縮する複数の糸ゴム5が上下方向に間隔を空けて並んで配されている。よって、腹側胴回り部3及び背側胴回り部4は、おむつ1の左右方向に伸縮可能であり、着用者の胴回りにフィットする。この腹側胴回り部3及び背側胴回り部4に、伸縮性シート10を使用できる。なお、伸縮性シート10の伸縮方向が、おむつ1の左右方向に対応し、伸縮性シート10の幅方向が、おむつ1の上下方向に対応する。
伸縮性シート10が吸収性物品の部品として使用される場合、伸縮性シート10を構成する第1シート11、及び、第2シート12として、柔らかいシート部材を例示できる。例えば、スパンボンド不織布やSMS(スパンボンド/メルトブローン/スパンボンド)不織布等の不織布である。また、第1シート11と第2シート12の少なくとも片方を、伸縮性シート10の伸縮方向に伸縮可能な伸縮性シート(伸縮性フィルムや伸縮性不織布)としてもよい。
また、伸縮性シート10は、腹側胴回り部3及び背側胴回り部4に使用されるに限らない。例えば、使い捨ておむつが着用者の脚周りにフィットするように、おむつの左右方向における吸収性本体の両側部に設けられるレッグギャザー部に、伸縮性シート10を使用できる。レッグギャザー部は吸収性本体の長手方向に伸縮するため、吸収性本体の長手方向が伸縮性シート10の伸縮方向に対応する。
また、テープ型の使い捨ておむつ(不図示)では、背側胴回り部から左右方向の両外側に、ファスニングテープ(フック部材)が延出している。ファスニングテープを背側胴回り部に取り付けるサイドパネルに、伸縮性シート10を使用できる。サイドパネルはおむつの左右方向に伸縮するため、おむつの左右方向が伸縮性シート10の伸縮方向に対応する。
また、伸縮性シート10は、パンツ型やテープ型の使い捨ておむつに限らず、パッド型の使い捨ておむつや、生理用のナプキン、生理用のショーツ型ナプキン等の吸収性物品の部品としても使用可能である。また、吸収性物品に限らず、マスクや掃除用シート等にも使用できる。
<伸縮性シートの製造装置及び製造方法>
図4は、第1実施形態の伸縮性シート製造装置100について表す概略断面図である。第1実施形態において伸縮性シート10を製造する伸縮性シート製造装置100は、送り出し部120と、溶着部形成部130と、張力調整部140と、を有する。伸縮性シート10は、その伸縮方向に連続した連続体(連続シート)として製造される。伸縮性シート製造装置100において、資材の連続体が搬送される方向(すなわち伸縮性シート10の伸縮方向)を搬送方向(MD)とし、搬送方向に直交する方向(すなわち伸縮性シート10の幅方向)を幅方向(CD)とする。また、以下では第1シート11の連続体、第2シート12の連続体、糸ゴム14の連続体、伸縮性シート10の連続体を、単に、第1シート11、第2シート12、糸ゴム14、伸縮性シート10ともいう。
図4は、第1実施形態の伸縮性シート製造装置100について表す概略断面図である。第1実施形態において伸縮性シート10を製造する伸縮性シート製造装置100は、送り出し部120と、溶着部形成部130と、張力調整部140と、を有する。伸縮性シート10は、その伸縮方向に連続した連続体(連続シート)として製造される。伸縮性シート製造装置100において、資材の連続体が搬送される方向(すなわち伸縮性シート10の伸縮方向)を搬送方向(MD)とし、搬送方向に直交する方向(すなわち伸縮性シート10の幅方向)を幅方向(CD)とする。また、以下では第1シート11の連続体、第2シート12の連続体、糸ゴム14の連続体、伸縮性シート10の連続体を、単に、第1シート11、第2シート12、糸ゴム14、伸縮性シート10ともいう。
送り出し部120は、溶着部形成部130よりも搬送方向(MD)の上流側に設けられ、糸ゴム14や、第1シート11、第2シート12等の資材を溶着部形成部130へ送り出す送り出し工程を実行する。図4において送り出し部120は、幅方向(CD)に沿った方向を回転軸として回転する第1搬送ローラー121~第5搬送ローラー125の5種類のローラーを有している。第1搬送ローラー121は、不図示の駆動部によって所定の速度で回転することにより、糸ゴム14(連続体)及び第1シート11(連続体)を搬送方向(MD)の上流側から下流側へ搬送する。第2搬送ローラー122及び第3搬送ローラー123は、それぞれ糸ゴム14及び第1シート11を搬送するローラーであり、第1搬送ローラー121の回転に応じて従動回転する。第4搬送ローラー124は、第1搬送ローラー121と溶着部形成部130との搬送方向の間に設けられ、搬送方向に搬送されている糸ゴム14及び第1シート11に第2シート12(連続体)を合流させつつ、該第2シート12を搬送方向(MD)の上流側から下流側へ搬送する。第5搬送ローラー125は、第4搬送ローラー124の回転に応じて従動回転するローラーである。
なお、図4に示される送り出し部120の構成は一例を表すものであり、各ローラーの構成や配置、資材の搬送方法については適宜変更することが可能である。例えば、図4では、第1搬送ローラー121によって糸ゴム14と共に第1シート11が送り出され、搬送方向(MD)の下流側にて第2シート12が合流する構成であるが、第1搬送ローラー121によって糸ゴム14と共に第2シート12が送り出され、その後第1シート11が合流する構成であっても良い。また、後述する図12Bのように、第4搬送ローラー124が設けられておらず、第1搬送ローラー121によって第1シート11、第2シート12、及び、糸ゴム14が搬送される構成であっても良い。
溶着部形成部130は、第1シート11及び第2シート12を互いに接合する溶着部50(接合部j)を形成する溶着部形成工程を実行するためのものであり、アンビルロール131と、超音波ホーン132とを有する。アンビルロール131は、不図示の駆動源によって、幅方向(CD)に沿った回転軸131c回りに回転する回転体であり、その外周面に伸縮性シート10を巻き付けた状態で回転することにより、伸縮性シート10を搬送方向(MD)へ搬送する。超音波ホーン132は、アンビルロール131の外周面に対向して配置され、不図示の振動子から供給される超音波振動を増幅して先端部132tにて超音波溶着を行う。図4では、超音波ホーン132の先端部132tがアンビルロール131の外周面と対向する位置P1において、両者の間に資材(第1シート11及び糸ゴム14及び第2シート12)を挟み込んだ状態で先端部132tが超音波振動することにより、資材を超音波溶着して溶着部50(接合部j)を形成する。なお、アンビルロール131と超音波ホーン132とは、少なくとも間を通過する資材を介して位置P1にて接触可能となるように対向配置されていれば良い。
図5Aは、アンビルロール131及び超音波ホーン132の表面構成について説明する図である。図5Bは、アンビルロール131及び超音波ホーン132の最近接部の概略拡大図である。
アンビルロール131の外周面には、図5Aに示すように、半径方向の外側に突出する複数の凸部311が形成されている。この凸部311が、超音波ホーン132の先端部132tと共に資材を超音波溶着して溶着部50(接合部j)を形成する。つまり、アンビルロール131の外周面には、伸縮性シート10における溶着部50(接合部j)の配置パターンに対応して、凸部311が配置されている。また、CD方向に隣り合う2つの凸部311,311の間には、溝部312が形成されている。
超音波ホーン132の先端部132tは、凹凸を有さない平滑面であり、アンビルロール131の外周面との間の間隔を拡縮する方向(すなわち間を通過する資材の厚さ方向)に振動する。振動の周波数は例えば20kHz~40kHzの所定値であり、また、振幅は例えば30~50ミクロンの所定値である。これにより、超音波ホーン132の先端部132tが超音波振動する。かかる振動の発生は、例えば、超音波ホーン132に接続された不図示のコンバータのピエゾ素子に上記周波数の電気信号を入力すること等によって行われる。
第1シート11,第2シート12及び糸ゴム14は、アンビルロール131に巻き付きながら搬送方向(MD)に搬送されつつ、位置P1にてアンビルロール131と超音波ホーン132の先端部132tとの間を通過する。第1シート11等を搬送する第1搬送ローラー121の回転速度は、アンビルロール131の回転速度と概ね同値である。よって、第1シート11等については、概ね伸長せずに、しかも弛まない程度に張った状態でアンビルロール131に巻き付く。一方、糸ゴム14は、後述する張力調整部140と第1搬送ローラー121との間で搬送方向(MD)に伸長された状態で搬送される。すなわち、所定の大きさの張力が付与された状態で搬送方向(MD)に搬送される。よって、糸ゴム14については、伸長状態でアンビルロール131に巻き付く。
溶着部50(接合部j)を形成する際には、糸ゴム14を介在させた第1シート11及び第2シート12を搬送方向(MD)に搬送させつつ、アンビルロール131と超音波ホーン132の間に通す。そして、アンビルロール131の外周面と超音波ホーン132の先端部132tとによって厚さ方向に挟みこまれた第1シート11及び第2シート12を超音波溶着して、互いに接合する複数の溶着部50(接合部j)を形成する。具体的に、第1シート11及び第2シート12は、図5Bのように、アンビルロール131(外周面)の凸部311に対応する位置において、超音波ホーン132からの超音波振動を受けて溶融し、接合される。このとき、糸ゴム14は、幅方向(CD)に隣り合う2つの凸部311,311の間の溝部312に位置し、超音波溶着されないものとする。つまり、溶着部50の形成時において、糸ゴム14が溝部312に位置していれば、該糸ゴム14がアンビルロール131の外周面と超音波ホーン132の先端部132tとの間に挟まれて切断されてしまうこと(後述する図8B参照)を抑制できる。
また、図1で説明したように、溶着部50(接合部j)は、第1シート11及び第2シート12に対して、糸ゴム14の伸縮方向及び幅方向の位置を規制する役目、すなわち第1シート11及び第2シート12に糸ゴム14を取り付ける役目も担う。図6A及び図6Bは、溶着部50(接合部j)による糸ゴム14の取り付け方法の説明図である。
図6Aに示すように、幅方向(CD)において、糸ゴム14の両側に位置する2つの溶着部50,50からなる溶着部対50Pの間隔D50を、当該溶着部対50Pの形成時に伸長している糸ゴム14の幅方向(CD)の大きさD14と同寸又はそれよりも大きいとする。さらに、間隔D50を、自然長たる無負荷状態における糸ゴム14の幅方向(CD)の大きさよりも小さいとする。伸長状態の糸ゴム14は、自然状態の糸ゴム14の太さよりも伸長した分だけ細くなっている。よって、溶着部対50Pの形成後に糸ゴム14の連続体が切断される等して、糸ゴム14の伸長状態が緩和された際には、図6Bに示すように、搬送方向に収縮しつつ幅方向(CD)に拡大しようとする糸ゴム14を、溶着部対50Pが幅方向(CD)から挟圧できる。これにより、糸ゴム14の伸縮方向(MD)及び幅方向(CD)の位置が規制され、糸ゴム14が第1シート11及び第2シート12に取り付けられた状態となる。
なお、上述の例では、アンビルロール131の外周面に複数の凸部311及び溝部312が形成され、超音波ホーン132の先端部132tは凹凸を有さない平滑面である場合について説明したが、これには限られない。図7は、アンビルロール131及び超音波ホーン132の表面構成の変形例について説明する図である。
同図7に示される変形例において、アンビルロール131の外周面には、幅方向(CD)に延びるギア315が周方向(MD)に所定の間隔で設けられている。一方、超音波ホーン132の先端部132tには、アンビルロール131と対向する側に突出した複数の凸部321が設けられている。凸部321は、図5で説明した凸部311と同様に幅方向(CD)に沿って所定の間隔を空けて複数設けられ、アンビルロール131のギア315と超音波ホーン132の凸部321とが対向するタイミングで資材を超音波溶着して溶着部50(接合部j)を形成する。つまり、超音波ホーン132の凸部321が、アンビルロール131の外周面との間に資材(第1シート11及び第2シート12)を挟んだ状態で超音波振動することにより、凸部321のパターン、及び、ギア315の周方向の間隔に対応して、図1に示されるような配置で複数の溶着部50(接合部j)を形成することができる。また、超音波ホーン132で幅方向(CD)に隣り合う2つの凸部321,321の間には、溝部322が設けられる。溶着部50(接合部j)を形成する際に、溝部322に糸ゴム14が配置されていれば、糸ゴム14が切断されてしまうことが抑制され、糸ゴム14が第1シート11及び第2シート12に取り付けられた状態となる。
図4に戻って、張力調整部140は、送り出し部120(第1搬送ローラー121)よりも搬送方向(MD)の上流側に設けられ、糸ゴム14を搬送方向(MD)の下流側へ搬送する機構である。張力調整部140は、例えば図4に示されるように糸ゴム14を挟み込んだ状態で回転する一対のニップローラーにより構成される。本実施形態において、張力調整部140は、不図示の駆動部によって、送り出し部120の第1搬送ローラー121よりも遅い速度で回転して糸ゴム14を搬送する。その結果、張力調整部140と第1搬送ローラー121との搬送方向(MD)の間で、両者の回転速度(搬送速度)の差に基づいて糸ゴム14が伸長され、張力が付与された状態で送り出し部120よりも下流側(送り出し部120)へ送り出される。なお、糸ゴム14の張力を調整できるのであれば、張力調整部140がニップローラー以外の構成、例えば公知のテンションコントローラーであってもよいし、またそれらが組み合わされたものであってもよい。
<溶着部形成時における糸ゴムの切断について>
上述したように、本実施形態の伸縮性シート製造装置100では、溶着部50(接合部j)を形成して資材である第1シート11及び第2シート12を接合すると共に、溶着部対50Pによって糸ゴム14を幅方向(CD)の両側から挟圧することで、資材に糸ゴム14が取り付けられる。そして、溶着部50(接合部j)を形成する際には、幅方向(CD)に隣り合う2つの凸部311(321)の間に形成される溝部312(322)に糸ゴム14を配置することにより(図5B参照)、糸ゴム14が切断されてしまうことが抑制される。
上述したように、本実施形態の伸縮性シート製造装置100では、溶着部50(接合部j)を形成して資材である第1シート11及び第2シート12を接合すると共に、溶着部対50Pによって糸ゴム14を幅方向(CD)の両側から挟圧することで、資材に糸ゴム14が取り付けられる。そして、溶着部50(接合部j)を形成する際には、幅方向(CD)に隣り合う2つの凸部311(321)の間に形成される溝部312(322)に糸ゴム14を配置することにより(図5B参照)、糸ゴム14が切断されてしまうことが抑制される。
しかしながら、糸ゴム14の搬送時のブレや、資材シートに形成される皺の影響によって、幅方向(CD)における糸ゴム14の位置は常に一定であるとは限らない。図8A及び図8Bは、溶着部50を形成する際に糸ゴム14の幅方向における位置がずれた場合について説明する図である。同図8A,8Bでは、溶着部形成部130(アンビルロール131)に対して、糸ゴム14の幅方向(CD)の位置がずれて供給(搬送)された場合について模式的に表している。
伸縮性シート製造装置100によって製造される伸縮性シート10では、幅方向(CD)に間隔を空けて複数の糸ゴム14が伸長状態で配置されている(図1等参照)。図8Aでは、伸縮性シート10に設けられる複数の糸ゴム14のうち、2本の糸ゴム14a及び14bがアンビルロール131の外周面に巻き付いた状態を表している。このとき、一方の糸ゴム14aはアンビルロール131の溝部312と重複した位置に配置されているのに対して、他方の糸ゴム14bは溝部312の位置から幅方向(CD)にズレて、凸部311と重複した位置に配置されているものとする。この状態のままアンビルロール131が回転して超音波ホーン132と対向する位置(図4における位置P1)に到達すると、一方の糸ゴム14aは凸部311に基づいて形成される溶着部対50Pによって第1シート11及び第2シート12の間に取り付けられる。これに対して、他方の糸ゴム14bは、図8Bのように凸部311と超音波ホーン132(先端部132t)との間に挟まれた状態で超音波振動が加えられることによって切断されてしまうおそれがある。すなわち、溶着部形成部130にて溶着部50を形成する際に糸ゴム14の幅方向(CD)における位置がずれていた場合、糸ゴム14が切断されてしまうおそれがある。
溶着部形成部130にて糸ゴム14が切断された場合、当該切断された糸ゴム14は、切断された位置(図4における位置P1)から搬送方向(MD)の上流側及び下流側へ収縮しようとする。ここで、位置P1よりも下流側では、既に溶着部対50Pが形成されて糸ゴム14が幅方向(CD)に挟圧されているため、糸ゴム14が第1シート11及び第2シート12の間に取り付けられた状態を維持することが可能である。一方、位置P1よりも上流側では、未だ溶着部対50Pが形成されていないため、糸ゴム14はそのまま搬送方向(MD)の上流側(送り出し部120の側)へ向かって収縮する。
このような場合、糸ゴム14を搬送可能な状態にセットし直し、溶着部形成部130に再度送り出して、第1シート11及び第2シート12の間に取り付ける必要がある。そのため、従来の伸縮性シート製造装置では、例えば、資材の搬送を一旦停止させて、切断された糸ゴムを正常な状態で搬送できるように復旧する作業が発生し、手間やコストが生じていた。また、そのような作業に伴って伸縮シートを連続的に製造することができなくなっていた。このように、従来の伸縮性シート製造装置では、溶着部を形成する際に糸ゴムが切断されてしまった場合に、生産効率が大きく低下するおそれがあった。
そこで、本実施形態の伸縮性シート製造装置100では、伸縮性シート10の製造工程において糸ゴム14が切断された場合であっても、糸ゴム14を自動的に復旧させ、装置を停止させることなく伸縮性シート10を連続的に製造することを可能としている。具体的には以下の手段を実現することによって、糸ゴム14が切断された場合であっても装置を停止させることなく自動で復旧させることができる。すなわち、(a)糸ゴム14が送り出し部120よりも搬送方向(MD)の上流側まで抜けないようにすること、及び、(b)伸長状態の糸ゴム14が送り出し部120から継続して送り出されることである。
図9A~図9Dは、伸縮性シート製造装置100を用いた伸縮シート10の製造工程において糸ゴム14が切断された場合に、自動復旧させるメカニズムについて説明する図である。同図9A~9Dでは、説明の簡略化のため、一部の構成(例えば、第2シート12等)について省略して表している。
伸縮性シート製造装置100を用いて伸縮シート10を製造する際には、図9Aのように糸ゴム14をシート部材(第1シート11等の資材シート)と共に搬送方向(MD)の上流側から下流側に搬送しながら、溶着部形成部130にて溶着部50を形成し、シート部材に糸ゴム14を取り付ける。本実施形態において、伸縮性シート製造装置100の送り出し部120では、糸ゴム14と共に少なくとも1枚のシート部材が第1搬送ローラー121に巻き付けられた状態で搬送方向(MD)に搬送されている。図4(図9A)では、第1搬送ローラー121に糸ゴム14が巻き付けられると共に、糸ゴム14に重ねて第1シート11の連続体が第1搬送ローラー121に巻き付けられている。すなわち、糸ゴム14は、第1搬送ローラー121の外周面と第1シート11に挟まれた状態で保持されている。したがって、仮に、搬送方向(MD)の下流側に設けられている溶着部形成部130(位置P1)にて糸ゴム14が切断されて上流側に収縮したとしても、糸ゴム14は第1シート11に押さえつけられた状態で第1搬送ローラー121(送り出し部120)に保持され続ける。これにより、糸ゴム14が第1搬送ローラー121(送り出し部120)よりも上流側まで収縮してしまうことが抑制される。つまり、(a)送り出し部120よりも上流側に抜けてしまうこと(所謂、すっぽ抜けてしまうこと)が抑制される。
そして、糸ゴム14が第1搬送ローラー121によって保持され続けることにより、搬送方向(MD)において、第1搬送ローラー121(送り出し部120)と張力調整部140との間で、糸ゴム14の伸長状態も維持される。すなわち、第1搬送ローラー121と張力調整部140との間では糸ゴム14に対してゼロ以上の所定の大きさの張力が作用した状態となっている。したがって、(b)糸ゴム14は、伸長状態を維持したまま送り出し部120から搬送方向(MD)下流側の溶着部形成部130へと継続して送り出し続けられ、糸ゴム14の切断部は、送り出し部120よりも上流側には到達し難い。
本実施形態において、張力調整部140と送り出し部120との間で糸ゴム14に付与される「所定の大きさ以上の張力」は、ゼロよりも大きく、好ましくは、0.2N以上となるようにする。そして、図9Aの状態で、送り出し部120における糸ゴム14の張力が0.2N以上である場合、送り出し部120と溶着部形成部130との間でも、糸ゴム14には同じ大きさの張力(0.2N以上)が作用している。送り出し部120において0.2N以上の張力が作用していれば、糸ゴム14が送り出し部120から溶着部形成部130へと継続的に供給されやすくなり、糸ゴム14が切断された場合であっても自動的に復旧させることができる。
図9Bは、溶着部形成部130の位置P1にて糸ゴム14が切断された場合について表している。溶着部形成部130の位置P1にて切断された糸ゴム14は、図9Bのように、位置P1から搬送方向(MD)の上流側へ収縮する。上述したように、本実施形態の伸縮性シート製造装置100では、切断された糸ゴム14が送り出し部120よりも上流側に抜けてしまうことが抑制されており、糸ゴム14の切断部14c(切断された糸ゴム14の端部)は、送り出し部120と溶着部形成部130との間に位置することになる。このとき、送り出し部120と溶着部形成部130(位置P1)との間では、糸ゴム14が収縮しているため、糸ゴム14の張力は実質ゼロとなる。一方、張力調整部140と送り出し部120との間では、糸ゴム14の張力が0.2N以上に維持されている。
次いで、糸ゴム14の切断部14cは、張力が実質ゼロの状態(つまり、非伸長状態)で第1シート11に載置され、図9Cのように、第1シート11が搬送方向(MD)の下流側へ搬送されるのに従って、溶着部形成部130側へ送られる。本実施形態において糸ゴム14は、第1シート11と共に送り出し部120から継続的に搬送方向(MD)の下流側へ送り出され続けている。つまり、糸ゴム14が切断された場合であっても、糸ゴム14及び第1シート11は送り出し部120から溶着部形成部130へ向けて一定の速度で搬送され続けられる。なお、図9Cにおいて、溶着部形成部130の位置P1よりも下流側では、溶着部50を介して糸ゴム14がシート部材(第1シート11及び第2シート12)に取り付けられており、伸縮シート10としてそのまま搬送方向(MD)の下流側へ搬送される。
次いで、図9Dのように、第1シート11と共に搬送される糸ゴム14の切断部14cが溶着部形成部130の位置P1へ到達すると、溶着部形成部130にて溶着部50が形成され、当該溶着部50を介して糸ゴム14が第1シート11(及び第2シート12)に取り付けられる。ここで、糸ゴム14の切断部14cが溶着部形成部130の位置P1に到達して資材シートに取り付けられた時点では、糸ゴム14の張力はほぼゼロであるが、その後、糸ゴム14が連続して資材シートに取り付けられていくうちに、糸ゴム14の張力は徐々に規定の大きさに戻る。すなわち、送り出し部120と溶着部形成部130との間において、糸ゴム14の張力がゼロから0.2N以上の所定の大きさまで上昇する。このようにして搬送動作が継続されるうちに、切断された糸ゴム14は図9Aのような切断前の状態に自然に復旧する。これにより、伸縮性シート10を効率よく製造することができる。
なお、本実施形態では、糸ゴム14及び第1シート11が送り出し部120から送り出された後、溶着部形成部130との間の何れかの位置で、第2シート12(連続体)が合流することにより、糸ゴム14は第1シート11と第2シート12との間に挟まれた状態で溶着部形成部130に到達する。そのため、糸ゴム14の幅方向(CD)における位置は、送り出し部120から送り出された時点における位置から大きくズレることなく溶着部形成部130に到達して資材シートに取り付けられるため、より自然復旧しやすい。
また、伸縮性シート製造装置100では、溶着部形成部130にて溶着部50を形成する際に糸ゴム14が切断されてしまうこと(図8B参照)を抑制しやすくしている。図8Bの場合、アンビルロール131に巻き付いた糸ゴム14bが、幅方向(CD)において凸部311と重複する位置に配置されていたため、超音波ホーン132との間に挟まれたタイミングで切断されやすくなるという問題があった。これに対して、糸ゴム14aと同様に、糸ゴム14bが幅方向(CD)において溝部312と重複する位置に配置されていれば、当該糸ゴム14bが切断されてしまう確率を低減することができる。つまり、幅方向(CD)において、糸ゴム14がアンビルロール131に巻き付いた時点では凸部311と重複する位置に配置されていたとしても、超音波ホーン132との間に挟まれる前に溝部312の位置にズレることが可能であれば、糸ゴム14が切断されることを抑制できる。
図10及び図11は、溶着部形成部130に対する糸ゴム14の巻き付き方について説明する図である。図10では、アンビルロール131と超音波ホーン132とが対向する位置P1よりも搬送方向(MD)の上流側において、糸ゴム14がアンビルロール131の外周面に巻き付いた状態を表している。具体的に、糸ゴム14は、アンビルロール131と超音波ホーン132とが対向している位置P1における接線に対して角度θaだけアンビルロール131側に傾斜した角度で送り出し部120(第1搬送ローラー121)から送り出され、位置P1よりも搬送方向(MD)上流側の位置P2にてアンビルロール131に巻き付き始める。そして、位置P1よりも搬送方向(MD)下流側の位置P3にてアンビルロール131から離脱する。すなわち、糸ゴム14は、アンビルロール131の外周面上の位置P2から位置P3までの間でアンビルロール131に巻き付いた状態で搬送される。
図10において、アンビルロール131の外周面上の位置P2から位置P1までの区間では、未だ溶着部50が形成されていないため、糸ゴム14の幅方向(CD)における位置は規制されていない。つまり、当該区間において、糸ゴム14は幅方向(CD)において移動可能な状態で搬送されている。また、糸ゴム14は伸長状態で搬送されているため、位置P2から位置P1までの区間において、張力の作用により糸ゴム14をアンビルロール131の半径方向における中心(131c)側に押し付けるような力が働く。したがって、糸ゴム14がアンビルロール131に巻き付き始める位置P2において凸部311に配置されていたとしても、糸ゴム14はアンビルロール131の外周面上を幅方向(CD)に転がったり、超音波ホーン132の先端部132tと接触した際に幅方向(CD)に押しのけられたりして、位置P1において溝部312に入り込む可能性がある(図5B参照)。
しかしながら、位置P2から位置P1まで長さが長いと、糸ゴム14がアンビルロール131の外周面に密着する長さが長くなるため、摩擦力が大きくなる等によって糸ゴム14の幅方向(CD)への移動し難くなるおそれがある。これに対して、伸縮性シート製造装置100では、送り出し部120(第1搬送ローラー121)から糸ゴム14が送り出される位置P4からアンビルロール131の外周面に巻き付き始める位置P2までの長さL1が、位置P2から位置P1までの長さL2よりも長くなっている(L1>L2)。つまり、糸ゴム14が送り出し部120からアンビルロール131まで搬送される長さL1よりも、糸ゴム14がアンビルロール131の外周面に巻き付いて密着する長さL2の方が短くなっている。したがって、逆の場合と比較して糸ゴム14が搬送される過程で幅方向(CD)にずれやすくなり(移動しやすくなり)、アンビルロール131の溝部312に入り込む確率が高くなる。これにより、溶着部形成部130で溶着部50を形成する際に、糸ゴム14が切断されてしまうことを抑制することができる。
また、図8Aのように凸部311と糸ゴム14との位置が重複していたとしても、糸ゴム14が送り出される位置P4からアンビルロール131の外周面に巻き付き始める位置P2までの長さL1が長いため、糸ゴム14は凹部312に落ちやすくなる。例えば、位置ゴム14が長さL1を搬送される間に幅方向(CD)の一方側にずれが生じた場合、位置P1でも糸ゴム14を幅方向の幅方向(CD)の一方側にずらす力が伝播する。このとき、糸ゴム14が保持されている位置P4からの距離(L1)が長いほど、幅方向(CD)に位置ずれが生じるときのモーメントが大きくなりやすく、位置P1にて糸ゴム14が凸部311の位置から凹部312の位置へ移動する可能性が高くなる。したがって、L1がL2よりも短い場合と比較して、糸ゴム14が切断されてしまう確率を低くすることができる。
次に、図11では、アンビルロール131と超音波ホーン132とが対向する位置P1よりも搬送方向(MD)の上流側において、糸ゴム14が超音波ホーン132の先端部132tに巻き付いた状態を表している。具体的に、糸ゴム14は、アンビルロール131と超音波ホーン132とが対向している位置P1における接線に対して角度θbだけ超音波ホーン132側に傾斜した角度で送り出し部120(第1搬送ローラー121)から送り出され、位置P1よりも搬送方向(MD)上流側の位置P2′にて超音波ホーン132(先端部132t)に巻き付き始める。そして、位置P1よりも搬送方向(MD)下流側の位置P3にてアンビルロール131から離脱する。すなわち、糸ゴム14は、超音波ホーン132の位置P2′からアンビルロール131の位置P3までの間で超音波ホーン132及びアンビルロール131に巻き付いた状態で搬送される。
図7で説明したように、アンビルロール131の外周面が平滑で超音波ホーン132の先端部132t側に凸部321及び溝部322が設けられている場合には、糸ゴム14が超音波ホーン132の先端部132tに密着する長さが短いほど、糸ゴム14が幅方向(CD)に移動して溝部322に入り込みやすくなる。したがって、送り出し部120(第1搬送ローラー121)から糸ゴム14が送り出される位置P4から超音波ホーン132に巻き付き始める位置P2′までの長さL1′が、位置P2′から位置P1までの長さL2′よりも長くなっていることが好ましい(L1′>L2′)。このような構成であれば、逆の場合と比較して糸ゴム14が搬送される過程で幅方向(CD)にずれやすくなり(移動しやすくなり)、超音波ホーン132の溝部322に入り込む確率が高くなる。これにより、溶着部形成部130で溶着部50を形成する際に、糸ゴム14が切断されてしまうことを抑制することができる。
また、アンビルロール131と超音波ホーン132とが対向している位置P1よりも搬送方向(MD)の下流側においてアンビルロール131の周面に巻き付いている糸ゴム14の長さL3(図10や図11において位置P1から位置P3までのアンビルロール131の外周面に沿った長さ)は、位置P1よりも搬送方向(MD)の上流側においてアンビルロール131の周面若しくは超音波ホーン132の先端部132tに巻き付いている糸ゴム14の長さL2(L2′)よりも長くなっている(L2<L3,L2′<L3)。
アンビルロール131と超音波ホーン132とによって溶着部50が形成される位置P1よりも下流側では、溶着部50によって糸ゴム14が資材(第1シート11及び第2シート12)に取り付けられている。したがって、位置P1よりも下流側では、伸縮性を備えた伸縮性シート10が伸長状態でアンビルロール131の外周面に沿って搬送されている。このとき、伸縮性シート10が外周面に巻き付いている長さL3をなるべく長くすることにより、表面に皺等を発生させ難い状態で伸縮性シート10を安定して搬送方向(MD)の下流側に搬送しやすくなる。一方、位置P1よりも上流側では、未だ溶着部50が形成されておらず糸ゴム14の幅方向(CD)における位置が規制されていない。そのため、糸ゴム14がアンビルロール131の周面に巻き付いている長さL2(L2′)をなるべく短くすることにより、糸ゴムを幅方向(CD)に移動させやすくすることができる。これにより、位置P1にて糸ゴム14が切断されてしまうことを抑制しやすくすることができる。
また、送り出し部120に設けられている複数の搬送ローラーのうち、糸ゴム14を搬送する第1搬送ローラー121には、周長の1/4以上の範囲に糸ゴム14が巻き付けられていることが好ましい。図10では、第1搬送ローラー121の周長の1/3程度の範囲に糸ゴム14が巻き付けられている。上述したように、糸ゴム14は、少なくとも一枚のシート部材(図10では第1シート11)と共に第1搬送ローラー121に巻き付けられることにより、該第1搬送ローラー121に保持された状態で搬送される。したがって、第1搬送ローラー121に巻き付いている長さが長いほど、保持力が強くなる。そして、本実施形態では、伸長状態の糸ゴム14が第1搬送ローラー121に巻き付いているため、糸ゴム14自体の張力により搬送ローラー121の外周面に糸ゴム14が押し付けられやすく、搬送ローラー121の周長の1/4以上の範囲に巻き付いていれば、1/4未満の場合と比較して外周面上で糸ゴム14が滑りにくくなることから、より保持力を強くすることができる。したがって、仮に、溶着部50を形成する際に糸ゴム14が切断されてしまったとしても、切断された糸ゴム14が送り出し部120(第1搬送ローラー121)よりも搬送方向(MD)の上流側に抜けてしまうことを抑制しやすくなる。これにより、伸縮性シート製造装置100を停止させることなく糸ゴム14を自動復旧させやすくなり、伸縮性シート10を効率的に製造することができる。
なお、図10では、糸ゴム14と、当該糸ゴム14の上に重ねて第1シート11が第1搬送ローラー121の周長の1/4以上の範囲に巻き付けられている。このような構成では、糸ゴム14が、搬送ローラーの外周面と第1シート11との間に挟まれた状態で保持され、第1シート11によって押さえつけられる長さが長くなるため、より保持力が強くなる。したがって、糸ゴム14が切断された場合であっても、抜けをより抑制しやすくなる。
また、図4等に示されるように、送り出し部120において糸ゴム14は、第1搬送ローラー121及び第2搬送ローラー122にS字状に巻き付けられている。2以上のローラーにS字状に巻き付けられていることにより、単一のローラーに巻き付けられている場合と比較して、糸ゴム14が保持されやすくなる。したがって、糸ゴム14が切断された場合であっても、切断された糸ゴム14が送り出し部120よりも搬送方向(MD)の上流側に抜けてしまうことをより抑制しやすくなる。
また、送り出し部120よりも搬送方向(MD)の上流側には張力調整部140が設けられており、張力調整部140と送り出し部120(第1搬送ローラー121)とがそれぞれ異なる周速度で回転することにより、糸ゴム14に所定の大きさ以上の張力(少なくとも0.2N以上の張力)が付与される。これにより、糸ゴム14は常時伸長した状態で送り出し部120から溶着部形成部130へ送り出される。したがって、溶着部形成部130にて糸ゴム14が切断された場合であっても、伸長状態の糸ゴム14を送り出し部120から継続的に送り出すことが可能である。これにより、切断された糸ゴム14が自動的に復旧しやすくなり、伸縮性シート10を効率的に製造することができる。
また、図4等に示されるように、本実施形態の伸縮性シート製造装置100では、糸ゴム14及び第1シート11が送り出し部120(第1搬送ローラー121)から送り出され、その後、溶着部形成部130に到達するまでの搬送方向(MD)における何れかの位置で、第2シート12が合流している。上述したように、送り出し部120(第1搬送ローラー121)にて糸ゴム14に1枚のシート(第1シート11)が合流し、糸ゴム14が押さえられることによって、糸ゴム14が第1搬送ローラー121に保持されやすくなる。これにより、糸ゴム14が切断された場合であっても第1搬送ローラー121よりも上流側に抜けにくくなる。
さらに、送り出し部120(第1搬送ローラー121)よりも搬送方向(MD)の下流側でもう1枚のシート(第2シート12)が合流することで、2枚のシートによって糸ゴム14が挟まれることにより、糸ゴム14の抜けがより抑制されやすくなる。そして、このように2枚のシートによって糸ゴム14が挟まれていれば、溶着部形成部130にて糸ゴム14が切断されて搬送方向(MD)の上流側に向かって収縮する場合に、2枚目のシートが合流する位置までに収縮が止まる可能性が高くなる。例えば図4では、第2シート12を合流させるために、第4搬送ローラー124によって糸ゴム14及び第1シート11が厚さ方向に押圧されているため、切断された糸ゴム14が第4搬送ローラー124よりも搬送方向(MD)の上流側に抜けることが抑制されやすくなる。したがって、伸縮性シート10を効率的に製造しやすくなる。
<第2シート12の合流位置の変更例>
図12A及び図12Bは、伸縮性シート製造装置100において、第2シート12の合流位置を変更した場合の概略断面図である。図12Aは、第2シート12が、溶着部形成部130にて糸ゴム14及び第1シート11に合流する場合について表している。同図12Aでは、図4において第2シート12を糸ゴム14等に合流させていた第4搬送ローラー124が設けられておらず、溶着部形成部130に直接第2シート12が供給され、位置P1にて第2シート12が糸ゴム14及び第1シート11と合流している。この場合、糸ゴム14は、送り出し部120から送り出された後、溶着部形成部130の直前まで第2シート12と離間した状態で搬送される。したがって、図4のように2枚のシート(第1シート11及び第2シート12)に挟まれた状態で搬送される場合と比較して、厚さ方向における片面側の抵抗が小さくなる。そのため、糸ゴム14は送り出し部120から溶着部形成部130まで搬送される間に、幅方向(CD)にズレやすくなる。これにより、溶着部50を形成する際に溶着部形成部130にてアンビルロール131と超音波ホーン132との間に挟まれたときに、糸ゴム14が溝部312(322)に入り込みやすくなり、切断され難くなる。したがって、伸縮性シート10を効率的に製造しやすくなる。
図12A及び図12Bは、伸縮性シート製造装置100において、第2シート12の合流位置を変更した場合の概略断面図である。図12Aは、第2シート12が、溶着部形成部130にて糸ゴム14及び第1シート11に合流する場合について表している。同図12Aでは、図4において第2シート12を糸ゴム14等に合流させていた第4搬送ローラー124が設けられておらず、溶着部形成部130に直接第2シート12が供給され、位置P1にて第2シート12が糸ゴム14及び第1シート11と合流している。この場合、糸ゴム14は、送り出し部120から送り出された後、溶着部形成部130の直前まで第2シート12と離間した状態で搬送される。したがって、図4のように2枚のシート(第1シート11及び第2シート12)に挟まれた状態で搬送される場合と比較して、厚さ方向における片面側の抵抗が小さくなる。そのため、糸ゴム14は送り出し部120から溶着部形成部130まで搬送される間に、幅方向(CD)にズレやすくなる。これにより、溶着部50を形成する際に溶着部形成部130にてアンビルロール131と超音波ホーン132との間に挟まれたときに、糸ゴム14が溝部312(322)に入り込みやすくなり、切断され難くなる。したがって、伸縮性シート10を効率的に製造しやすくなる。
図12Bは、第2シート12が、送り出し部120(第1搬送ローラー121)にて糸ゴム14及び第1シート11に合流する場合について表している。すなわち、送り出し部120にて、2枚のシート部材が糸ゴム14に合流する構成である。同図12Bでは、第4搬送ローラー124が設けられておらず、第1搬送ローラー121によって、第1シート11及び第2シート12が送り出されている。すなわち、図12Bでは、第1シート11と第2シート12とによって挟み込まれた状態で、第1搬送ローラー121によって糸ゴム14が溶着部形成部130側に送り出されている。この場合、第1搬送ローラー121の位置にて糸ゴム14が2枚のシートによって挟み込まれているため、糸ゴム14が切断された場合に第1搬送ローラー121よりも搬送方向(MD)の上流側に抜けてしまうことをより抑制しやすい。また、糸ゴム14と第1搬送ローラー121との間に何れかのシート(図12Bでは第2シート12)が介在しているため、糸ゴム14とローラーとが直接接触し難くなる。したがって、搬送過程においてローラーとの間の摩擦等の影響によって糸ゴム14が損傷してしまうおそれを低減することができる。
===第2実施形態===
第2実施形態では、送り出し部120の構成が第1実施形態とは異なる伸縮性シート製造装置100について説明する。なお、送り出し部120以外の各部の構成や機能、及び、製造される伸縮性シート10は第1実施形態と同様であるため、各部についての具体的な説明は省略する。
第2実施形態では、送り出し部120の構成が第1実施形態とは異なる伸縮性シート製造装置100について説明する。なお、送り出し部120以外の各部の構成や機能、及び、製造される伸縮性シート10は第1実施形態と同様であるため、各部についての具体的な説明は省略する。
<送り出し部120の構成>
図13は、第2実施形態の伸縮性シート製造装置100について表す概略断面図である。第2実施形態の伸縮性シート製造装置100において、送り出し部120は、搬送方向(MD)と直交する幅方向(CD)を回転軸として回転する一対のニップローラー127を有している。ニップローラー127は、第1シート11,第2シート12及び糸ゴム14(何れも連続体)を厚さ方向に積層させた状態で回転することにより、所定の搬送速度で搬送方向(MD)の下流側に搬送する。図13では、糸ゴム14が、ニップローラー127にて第1シート11と第2シート12との間に挟み込まれた状態で保持されている。
図13は、第2実施形態の伸縮性シート製造装置100について表す概略断面図である。第2実施形態の伸縮性シート製造装置100において、送り出し部120は、搬送方向(MD)と直交する幅方向(CD)を回転軸として回転する一対のニップローラー127を有している。ニップローラー127は、第1シート11,第2シート12及び糸ゴム14(何れも連続体)を厚さ方向に積層させた状態で回転することにより、所定の搬送速度で搬送方向(MD)の下流側に搬送する。図13では、糸ゴム14が、ニップローラー127にて第1シート11と第2シート12との間に挟み込まれた状態で保持されている。
第2実施形態の伸縮性シート製造装置100では、溶着部形成部130で溶着部50を形成する際に糸ゴム14が切断されて、切断位置(図13の位置P1)から搬送方向(MD)の上流側へ向かって収縮した場合であっても、ニップローラー127(送り出し部120)にて収縮が停止され、上流側に抜けてしまうことが抑制される。また、ニップローラー127(送り出し部120)と、その上流側に設けられた張力調整部140とによって糸ゴム14が伸長された状態で搬送されるため、糸ゴム14が切断された場合であっても、伸長状態の糸ゴム14をニップローラー127から継続的に送り出すことができる。これにより、切断された糸ゴム14を自然に復旧させることが可能となり、伸縮性シート製造装置100を停止させることなく、伸縮性シート10を効率よく製造することができる。
なお、図13では、ニップローラー127(送り出し部120)にて2枚のシート(第1シート11及び第2シート12)が糸ゴム14に合流しているが、ニップローラー127にて少なくとも1枚のシートが糸ゴム14に合流していれば良い。例えば、第1実施形態の図4で説明したように、第1シート11がニップローラー127(送り出し部120)で糸ゴム14に合流し、第2シート12が送り出し部120から溶着部形成部130までの間の所定の位置で合流するようにしても良い。
図14は、第2シート12が溶着部形成部130にて糸ゴム14と合流する場合について表す概略断面図である。同図14では、第1実施形態の図12Aと同様に、糸ゴム14は、送り出し部120から送り出された後、溶着部形成部130の直前まで第2シート12と離間した状態で搬送される。したがって、図13のように糸ゴム14が2枚のシート(第1シート11及び第2シート12)に挟まれた状態で搬送される場合と比較して抵抗が小さくなり、糸ゴム14は送り出し部120から溶着部形成部130まで搬送される間に、幅方向(CD)にズレやすくなる。これにより、溶着部形成部130の位置P1にてアンビルロール131と超音波ホーン132との間に挟まれたときに、糸ゴム14が溝部312(322)に入り込みやすくなり、切断され難くなる。したがって、伸縮性シート10を効率的に製造しやすくなる。
また、第2シート12の搬送経路を変更することによって糸ゴム14が幅方向(CD)にズレやすくなるようにしても良い。図15は、第2実施形態の伸縮性シート製造装置100の変更例について表す概略断面図である。同図15の伸縮性シート製造装置100では、ニップローラー127(送り出し部120)と溶着部形成部130との搬送方向(MD)の間に、離間ローラー128が設けられている。
伸縮性シート10の製造時には、ニップローラー127にて2枚のシート(第1シート11及び第2シート12)が糸ゴム14に合流し、搬送方向(MD)の下流側に送り出される。その後、離間ローラー128によって第1シート11及び第2シート12の何れかのシート(図15では第2シート12)が、糸ゴム14から厚さ方向に離間される。そして、離間した第2シート12は、溶着部形成部130にて再度糸ゴム14(及び第1シート11)に合流する。このような構成あれば、糸ゴム14は、ニップローラー127の位置では2枚のシート部材によって厚さ方向の両側から挟まれるため、ニップローラー127によって強固に保持されやすく、抜けにくくなる。さらに、ニップローラー127から溶着部形成部130までの間では、厚さ方向の片側において1枚のシート(第2シート12)が離間することによって抵抗が小さくなり、糸ゴム14が幅方向(CD)にズレやすくなる。これにより、溶着部形成部130の位置P1にてアンビルロール131と超音波ホーン132との間に挟まれたときに、糸ゴム14が溝部312(322)に入り込みやすくなるため、切断され難くなる。したがって、伸縮性シート10を効率的に製造しやすくなる。
===その他===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
1 パンツ型使い捨ておむつ、
2 吸収性本体、3 腹側胴回り部、4 背側胴回り部、5 糸ゴム、
10 伸縮性シート、
11 第1シート、12 第2シート、14 糸ゴム、
50 溶着部(接合部)、50P 溶着部対、
100 伸縮性シート製造装置、
120 送り出し部、
121 第1搬送ローラー、122 第2搬送ローラー、123 第3搬送ローラー、
124 第4搬送ローラー、125 第5搬送ローラー、
127 ニップローラー、128 離間ローラー、
130 溶着部形成部、
131 アンビルロール、
311 凸部、312 溝部、
132 超音波ホーン、132t 先端部、
321 凸部、322 溝部、
140 張力調整部、
P1 位置、
MD 搬送方向(伸縮方向)、CD 幅方向、
j 接合部、jP 接合部対
2 吸収性本体、3 腹側胴回り部、4 背側胴回り部、5 糸ゴム、
10 伸縮性シート、
11 第1シート、12 第2シート、14 糸ゴム、
50 溶着部(接合部)、50P 溶着部対、
100 伸縮性シート製造装置、
120 送り出し部、
121 第1搬送ローラー、122 第2搬送ローラー、123 第3搬送ローラー、
124 第4搬送ローラー、125 第5搬送ローラー、
127 ニップローラー、128 離間ローラー、
130 溶着部形成部、
131 アンビルロール、
311 凸部、312 溝部、
132 超音波ホーン、132t 先端部、
321 凸部、322 溝部、
140 張力調整部、
P1 位置、
MD 搬送方向(伸縮方向)、CD 幅方向、
j 接合部、jP 接合部対
Claims (12)
- 第1シートと第2シートとが糸ゴムを介在させて積層された伸縮性シートの製造装置であって、
アンビルロールと、前記アンビルロールの外周面に対向して配置された超音波ホーンとを備え、積層された前記第1シート及び前記第2シートを挟み込んで複数の溶着部を形成し、形成された前記溶着部によって前記第1シートと前記第2シートとの間で前記糸ゴムの位置を規制する、溶着部形成部と、
前記糸ゴムが搬送される搬送方向において、前記超音波ホーン及び前記アンビルロールから離間して上流側に設けられ、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかを前記糸ゴムと共に前記溶着部形成部に送り出す送り出し部と、
を有し、
前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側において、前記糸ゴムに所定の大きさ以上の張力が付与されており、
前記送り出し部は、前記溶着部形成部において前記糸ゴムが切断された場合であっても、切断された前記糸ゴムが前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側に抜けないように、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと前記糸ゴムとを保持している、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。 - 請求項1に記載の伸縮性シート製造装置であって、
前記アンビルロールと前記超音波ホーンとが対向している位置よりも前記搬送方向の上流側において前記アンビルロールの外周面に巻き付いている前記糸ゴムの長さは、
前記糸ゴムが前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと共に保持されている位置から、前記アンビルロールの外周面に巻きつきはじめる位置までの前記糸ゴムの長さよりも短い、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。 - 請求項1または2に記載の伸縮性シート製造装置であって、
前記糸ゴム及び前記第1シート及び前記第2シートは、前記アンビルロールと前記超音波ホーンとが対向している位置よりも前記搬送方向の下流側において前記アンビルロールの外周面に巻き付いており、
前記対向している位置よりも前記搬送方向の上流側において前記アンビルロールの外周面に巻き付いている前記糸ゴムの長さは、前記対向している位置よりも前記搬送方向の下流側において前記アンビルロールの周面に巻き付いている前記糸ゴムの長さよりも短い、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。 - 請求項1または2に記載の伸縮性シート製造装置であって、
前記送り出し部は、前記搬送方向と直交する方向を回転軸として回転することで前記糸ゴムを前記搬送方向に搬送する第1搬送ローラーを有し、
前記第1搬送ローラーの周長の1/4以上の範囲に、前記糸ゴムが巻き付けられている、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。 - 請求項4に記載の伸縮性シート製造装置であって、
前記送り出し部は、前記搬送方向と直交する方向を回転軸として回転し、前記第1搬送ローラーと離間して設けられた第2搬送ローラーを有し、
前記糸ゴムは、前記第1搬送ローラー及び前記第2搬送ローラーにS字状に巻き付けられている、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。 - 請求項1または2に記載の伸縮性シート製造装置であって、
前記送り出し部は、前記搬送方向と直交する方向を回転軸として回転する一対のニップローラーを有し、
前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと前記糸ゴムとが、前記ニップローラーの間に挟み込まれている、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。 - 請求項1または2に記載の伸縮性シート製造装置であって、
前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側に、前記糸ゴムを前記送り出し部に送り出す張力調整部を有し、
前記張力調整部と前記送り出し部との間で、前記糸ゴムに対して前記所定の大きさ以上の張力が付与されている、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。 - 請求項1または2に従属~
請求項1または2に記載の伸縮性シート製造装置であって、
前記送り出し部にて前記第1シートが前記糸ゴムと合流し、
前記送り出し部と前記溶着部形成部との間の何れかの位置で、前記第2シートが前記糸ゴムと合流する、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。 - 請求項8に記載の伸縮性シート製造装置であって、
前記溶着部形成部にて前記第2シートが前記糸ゴムと合流する、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。 - 請求項1または2に記載の伸縮性シート製造装置であって、
前記送り出し部にて前記第1シート及び前記第2シートが前記糸ゴムと合流する、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。 - 請求項10に記載の伸縮性シート製造装置であって、
前記送り出し部と前記溶着部形成部との間に、前記第1シート及び前記第2シートのうちの何れかが前記糸ゴムと離間している部分を有する、ことを特徴とする伸縮性シート製造装置。 - 第1シートと第2シートとが糸ゴムを介在させて積層された伸縮性シートを製造する方法であって、
アンビルロールと、前記アンビルロールの外周面に対向して配置された超音波ホーンとで、積層された前記第1シート及び前記第2シートを挟み込んで複数の溶着部を形成し、形成された前記溶着部によって前記第1シートと前記第2シートとの間で前記糸ゴムの位置を規制する、溶着部形成工程と、
前記糸ゴムが搬送される搬送方向において、前記超音波ホーン及び前記アンビルロールから離間して上流側に設けられた送り出し部から、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかを前記糸ゴムと共に前記アンビルロール及び前記超音波ホーンの側に送り出す送り出し工程と、
を有し、
前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側において、前記糸ゴムに所定の大きさ以上の張力が付与されており、
前記送り出し部は、前記溶着部形成部において前記糸ゴムが切断された場合であっても、切断された前記糸ゴムが前記送り出し部よりも前記搬送方向の上流側に抜けないように、前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも何れかと前記糸ゴムとを保持している、ことを特徴とする伸縮性シート製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024086267A JP2025179493A (ja) | 2024-05-28 | 2024-05-28 | 伸縮性シート製造装置、及び、伸縮性シート製造方法 |
| PCT/JP2025/018890 WO2025249356A1 (ja) | 2024-05-28 | 2025-05-26 | 伸縮性シート製造装置、及び、伸縮性シート製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024086267A JP2025179493A (ja) | 2024-05-28 | 2024-05-28 | 伸縮性シート製造装置、及び、伸縮性シート製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2025179493A true JP2025179493A (ja) | 2025-12-10 |
Family
ID=97870385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024086267A Pending JP2025179493A (ja) | 2024-05-28 | 2024-05-28 | 伸縮性シート製造装置、及び、伸縮性シート製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2025179493A (ja) |
| WO (1) | WO2025249356A1 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5124187B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2013-01-23 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品における伸縮部形成方法及びその形成装置 |
| EP3558190B1 (en) * | 2016-12-20 | 2021-10-13 | The Procter & Gamble Company | Method for making elastomeric laminates with elastic strands unwound from beams |
| WO2018167836A1 (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-20 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品に係るシート状部材の製造方法、及び製造装置 |
-
2024
- 2024-05-28 JP JP2024086267A patent/JP2025179493A/ja active Pending
-
2025
- 2025-05-26 WO PCT/JP2025/018890 patent/WO2025249356A1/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO2025249356A1 (ja) | 2025-12-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7353739B2 (ja) | 伸縮性シートの製造方法、伸縮性シートの製造装置、及び、伸縮性シート | |
| JP7353738B2 (ja) | 伸縮性シートの製造方法、及び、伸縮性シートの製造装置 | |
| US11944524B2 (en) | Methods and apparatuses for making elastomeric laminates | |
| CN110022812B (zh) | 用于制备弹性体层合物的方法和设备 | |
| JP7262958B2 (ja) | 伸縮性シートの製造方法、及び、伸縮性シートの製造装置 | |
| JP7278738B2 (ja) | 伸縮性シートの製造方法、及び、伸縮性シートの製造装置 | |
| JP6830910B2 (ja) | 吸収性物品に係るシート状部材の製造方法、及び製造装置 | |
| JP5028654B2 (ja) | 積層伸縮シートおよびその製造方法 | |
| JP6975645B2 (ja) | 吸収性物品に係るシート状部材の製造方法、及び製造装置 | |
| CN106456383B (zh) | 吸收性物品的多个片材的固定装置以及固定方法 | |
| JP2023513626A (ja) | 吸収性衛生製品のための弾性複合構造並びにそのような弾性複合構造を製造するための装置及び方法 | |
| WO2012132519A1 (ja) | 伸縮性シートの製造方法 | |
| JP2025179493A (ja) | 伸縮性シート製造装置、及び、伸縮性シート製造方法 | |
| JP7187239B2 (ja) | 伸縮性シートの製造方法、及び、伸縮性シートの製造装置 | |
| JP5830570B2 (ja) | 吸収性物品に係る複合シートの製造方法、及び製造装置 | |
| JP5965833B2 (ja) | 伸縮性部材の製造方法、及び、伸縮性部材の製造装置 | |
| JP7212432B2 (ja) | 伸縮性シートの製造方法 | |
| WO2024154670A1 (ja) | 伸縮性シートの製造方法、伸縮性シート、伸縮性シートの製造装置、及び、アンビルロール | |
| WO2025028578A1 (ja) | 着用物品の製造方法及び着用物品の製造装置 |