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JP2025082364A - 操作レバー及び建設機械 - Google Patents

操作レバー及び建設機械 Download PDF

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太郎 岡松
Taro Okamatsu
直人 吉岡
Naoto Yoshioka
信之 荒木
Nobuyuki Araki
知裕 木村
Tomohiro Kimura
瑜倬 舒
Yuzhuo Shu
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Yanmar Holdings Co Ltd
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Abstract

【課題】作業機を直感的に操作できると共に、作業機を操作しつつ他の操作器を操作可能な操作レバー及び建設機械を提供する。【解決手段】建設機械1の操作レバー30は、機体に対するブーム20の回動動作を操作可能なブーム操作部32と、ブーム20に対するアーム21の回動動作を操作可能なアーム操作部33と、アタッチメント22の動作を操作可能なアタッチメント操作部34と、機体に対するブーム20のスイング動作を操作可能なスイング操作部35と、を一体的に接続して構成される。【選択図】図3

Description

本発明は、操作レバー及び操作レバーを備える建設機械に関する。
バックホー(油圧ショベル)等の建設機械は、掘削作業等を行うために、ブーム、アーム及びアタッチメント(バケットやグラップル等)からなる作業機を備える。建設機械は、アタッチメントの掘削/開放の動作、アームの曲げ/伸ばし動作、ブームの上下方向の動作に加えて、キャビンに対してブームの向きを左右方向に変えるスイング動作や、キャビンを含めた作業機全体の左右旋回動作を、作業者が操作する必要がある。従来の建設機械は、2本の操作レバーとシーソーペダルとを備え、2本の操作レバーの前後/左右の動きによって、ブーム、アーム、バケットの前後方向の動作と作業機全体の旋回動作とを操作し、シーソーペダルの踏み込みによって、ブームのスイング動作を操作するように構成されている。
例えば、特許文献1によれば、作業車両であるバックホーは、作業装置を具備し、作業装置は、ブーム、アーム、アタッチメントの一種であるバケット、ブームシリンダ、アームシリンダ、アタッチメント用シリンダを具備する。バックホーの操縦部には、右側操作レバー装置及び左側操作レバー装置が配置され、各操作レバー装置は、ブームシリンダ、アームシリンダ及びアタッチメント用シリンダを操作可能に構成される。
特許第6101498号
ところで、建設機械では、ブーム、アーム、アタッチメントの前後方向動作や、ブームのスイング動作、作業機全体の旋回動作を操作する以外に、表示装置等の他の操作器を操作することがある。しかしながら、ブーム、アーム、アタッチメントの前後方向動作や、作業機全体の旋回動作を操作するためには2本の操作レバーを常に両手で保持する必要があるため、他の操作器を手で操作することができない。
また、ブームのスイング動作は、作業機の動作であるにも拘らず、操作レバーではなくシーソーペダルによって操作されるので、使い難く、操作性が低下している。ブーム、アーム、アタッチメントは、前後/上下の縦方向に順次配置されている一方、2本の操作レバーは、左右の横方向に並んで配置されているので、操作対象と操作レバーとの関連性が低く、直感的な操作を行うことができない。更に、ブーム、アーム、アタッチメントは前後/上下の縦方向の動作であるが、操作レバーの左右の横方向の操作が割り当てられると、操作対象の動作方向と操作レバーの操作方向との関連性が低く、直感的な操作を行うことができずに、誤操作を招く恐れがある。
本発明は、作業機を直感的に操作できると共に、作業機を操作しつつ他の操作器を操作可能な操作レバー及び建設機械を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の操作レバーは、建設機械の操作レバーであって、機体に対するブームの回動動作を操作可能なブーム操作部と、前記ブームに対するアームの回動動作を操作可能なアーム操作部と、アタッチメントの動作を操作可能なアタッチメント操作部と、前記機体に対する前記ブームのスイング動作を操作可能なスイング操作部と、を一体的に接続して構成されることを特徴とする。
また、本発明の建設機械は、上記の操作レバーを備えることを特徴とする。
本発明によれば、作業機を直感的に操作できると共に、作業機を操作しつつ他の操作器を操作可能な操作レバー及び建設機械を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る建設機械の例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る建設機械の電気的構成の例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る建設機械の操作レバーを左後方から示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る建設機械の操作レバーを右後方から示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る建設機械の操作レバーを右方から示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る建設機械の操作レバーを左後方から示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る建設機械の操作レバーを左方から示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る建設機械の操作レバーのアタッチメント操作部を示す上面図である。 本発明の第3実施形態に係る建設機械の操作レバーを左方から示す側面図である。
本発明の第1実施形態として建設機械1について図を参照して説明する。図1は、第1実施形態の建設機械1を示す斜視図である。
建設機械1は、例えば、建設現場や解体現場、鉱山等で用いられ、作業者の操作に応じて土木作業や建築作業等の作業を行う。第1実施形態において、建設機械1は、土砂の掘削作業等を行うバックホー(油圧ショベル)で構成される。建設機械1は、下部走行体2と、上部旋回体3と、作業機4とを備え、下部走行体2の上方で上部旋回体3及び作業機4が旋回可能に設けられた作業車として構成される。
下部走行体2は、左右一対のクローラ10と、各クローラ10を支持するトラックフレーム11と、整地作業等を行うために排土板として機能するブレード12とを備える。一対のクローラ10は、上部旋回体3に設けられた原動機14から動力を受けて駆動して建設機械1の走行等を行う。トラックフレーム11は、一対のクローラ10の間に設けられて、一対のクローラ10を左右両側に支持すると共に、上部旋回体3を旋回可能に支持する。ブレード12は、ブレードアーム12aを介してトラックフレーム11に取り付けられ、ブレードシリンダ(図示せず)によって上下に回動するように構成されている。
上部旋回体3は、旋回フレーム13と、原動機14と、カウンタウェイト15と、運転部16とを備えている。旋回フレーム13は、スイベルジョイント(図示省略)を介してトラックフレーム11に旋回可能に支持され、油圧モータ(図示省略)によって旋回駆動される。原動機14は、例えば、エンジン又は電動モータで構成され、運転部16の運転席の下方で上部旋回体3の機体内部に設けられ、建設機械1の各部へ動力を供給する。カウンタウェイト15は、運転部16の後側に取り付けられて建設機械1の重心の偏りを抑制する。
運転部16は、旋回フレーム13の左右方向の中央で、旋回フレーム13の上部に設けられている。図1では、運転部16が、箱状のキャビン型で構成される例を示すが、他の例では、キャノピ型等の他の囲いを有して構成されてもよい。運転部16は、その内部に、作業者が着座するための運転席、下部走行体2の走行や上部旋回体3の旋回、作業機4の作業等について作業者の操作を受け付ける操作部17、各種情報を表示するための表示装置18等を設けている。
操作部17は、建設機械1の走行動作、上部旋回体3及び作業機4を含む機体の旋回動作、作業機4の作業動作等に関する操作を受け付ける。第1実施形態では特に、操作部17は、作業機4のブーム20、アーム21及びアタッチメント22の回動動作と、ブーム20のスイング動作とに関する操作を受け付ける操作レバー30(図2、図3~図5参照)を備える。第1実施形態の操作レバー30の詳細は後述する。
作業機4は、作業者の操作に応じて土砂の掘削作業、破砕作業、排土作業等の各種作業を行う。作業機4は、運転部16の前方で旋回フレーム13に取り付けられる。以下の作業機4の説明において、上部旋回体3に近い側を基端側とし、上部旋回体3から遠い側(アタッチメント22に近い側)を先端側とする。
作業機4は、ブーム20、アーム21及びアタッチメント22を備えている。第1実施形態では、作業機4のアタッチメント22として、掘削作業用のバケットが設けられる例を説明するが、バケットに代えてグラップル等が設けられていてもよい。
作業機4は、作動油の油圧動力によって駆動するもので、ブーム20、アーム21及びアタッチメント22をそれぞれ駆動する油圧アクチュエータとして、ブームシリンダ20a、アームシリンダ21a、アタッチメントシリンダ22aを備えている。作業機4は、原動機14で生じた動力を利用して、作動油を油圧タンク(図示せず)から油圧ポンプ23(図2参照)によってブームシリンダ20a、アームシリンダ21a、アタッチメントシリンダ22aへ供給し、油圧ポンプ23によって加圧された作動油を動力伝達媒体としてブームシリンダ20a、アームシリンダ21a、アタッチメントシリンダ22aを駆動する。
ブーム20は、上部旋回体3の旋回フレーム13の前部にブーム20の基端を配置して、当該基端が旋回フレーム13に対して、前後方向(例えば、前下方向や後上方向)に回動可能に支持される。ブーム20は、旋回フレーム13に対して油圧駆動するブームシリンダ20aによって回動する。
アーム21は、ブーム20の先端にアーム21の基端を配置して、当該基端がブーム20に対して、前後方向に回動可能に支持される。アーム21は、ブーム20に対して油圧駆動するアームシリンダ21aに回動する。
アタッチメント22は、アーム21の先端にアタッチメント22の基端を配置して、当該基端がアーム21に対して、前後方向に回動可能に支持される。アタッチメント22は、アーム21に対して油圧駆動するアタッチメントシリンダ22aによって回動する。
また、作業機4は、作業機4を左右方向に旋回可能にするスイング機構24を備えてよい。スイング機構24は、上下方向を軸方向とするスイング回動軸(図示せず)によって、上部旋回体3の旋回フレーム13の前部に対して、ブーム20の基端を左右方向に旋回可能に軸支する。これにより、ブーム20を含む作業機4が旋回フレーム13を含む上部旋回体3に対して水平方向に旋回可能となる。スイング機構24は、旋回フレーム13に対してブーム20を左右方向に駆動するスイングシリンダ(図示せず)を備える。スイングシリンダは、油圧ポンプ23から供給される作動油(油圧)によって旋回フレーム13に対してブーム20を駆動し、上部旋回体3に対して作業機4を旋回動作(スイング動作)させる。
なお、ブームシリンダ20a、アームシリンダ21a及びアタッチメントシリンダ22aやスイングシリンダと、油圧ポンプ23との間には、作動油の供給量を制御するコントロールバルブ25(図2参照)が設けられる。コントロールバルブ25は、制御部5(図2参照)からの制御信号に応じて制御されることで、ブームシリンダ20a、アームシリンダ21a及びアタッチメントシリンダ22aやスイングシリンダに対する作動油の供給を制御する。
建設機械1は、図2に示すように、当該建設機械1の各部を制御する制御部5や、プログラムやデータを記憶する記憶部6を備えている。制御部5は、CPU(Central Processing Unit)等のコンピュータ等で構成される。記憶部6は、ROM、RAM、ハードディスクドライブ等で構成され、建設機械1の各部及び各種機能を制御するためのプログラムやデータを記憶する。制御部5は、建設機械1の各部に接続されていて、記憶部6に記憶されたプログラムやデータに基づいて演算処理を実行することにより、各部及び各種機能を制御する。
例えば、制御部5は、操作レバー30からの操作信号に応じてコントロールバルブ25を制御して、操作レバー30の操作量に応じた動作量で、ブーム20、アーム21及びアタッチメント22の回動動作や、ブーム20のスイング動作を行うように制御する。
次に、操作レバー30について説明する。操作レバー30は、運転席の周囲で、運転席に着座した作業者の手の届く範囲の何れかの位置に設けられ、例えば、運転席の前方で左右方向の中央に設けられてよく、あるいは運転席の前方左側又は前方右側に設けられてもよい。若しくは、操作レバー30は、運転席の左側又は右側に設けられてもよい。操作レバー30は、図3~図5に示すように、運転席の周囲の所定の台部31に取り付けられる。
操作レバー30は、上部旋回体3の機体に対するブーム20の回動動作を操作可能なブーム操作部32と、ブーム20に対するアーム21の回動動作を操作可能なアーム操作部33と、アーム21に対するアタッチメント22の回動動作を操作可能なアタッチメント操作部34と、上部旋回体3の機体に対するブーム20のスイング動作を操作可能なスイング操作部35と、を一体的に接続して構成される。また、操作レバー30は、ブーム20、アーム21及びアタッチメント22について上記した基本動作以外の他のオプション動作を操作するためのトリガースイッチ36を備える。
ブーム操作部32は、ブーム20の回動方向に対応する第1操作方向に操作されるように構成され、アーム操作部33は、アーム21の回動方向に対応する第2操作方向に操作されるように構成され、アタッチメント操作部34は、アタッチメント22の回動方向に対応する第3操作方向に操作されるように構成され、スイング操作部35は、ブーム20のスイング方向に対応する第4操作方向に操作される。ブーム操作部32の第1操作方向と、アーム操作部33の第2操作方向と、アタッチメント操作部34の第3操作方向とは、それぞれ異なる方向に設定される。
操作レバー30では、操作レバー30の基部である台部31から先端にかけて、スイング操作部35、ブーム操作部32、アーム操作部33、アタッチメント操作部34の順に配置される。具体的には、台部31に対してスイング操作部35が取り付けられ、スイング操作部35に対してブーム操作部32が取り付けられ、ブーム操作部32に対してアーム操作部33が取り付けられ、アーム操作部33に対してアタッチメント操作部34が取り付けられる。
スイング操作部35は、上下方向に延びる第1回転軸40を有し、第1回転軸40が台部31に取り付けられる。これにより、スイング操作部35は、ブーム20のスイング方向に対応する第4操作方向として、台部31に対して水平方向に回転操作可能(ねじれ操作可能)に設けられる。なお、第1回転軸40は、台部31に固定される一方、スイング操作部35に回転可能に軸支されてもよく、あるいは、スイング操作部35に固定される一方、台部31に回転可能に軸支されてもよい。
例えば、スイング操作部35は、前後方向に長形の略直方体形状で形成される。第1回転軸40は、スイング操作部35の後部下面に設けられた軸孔に差し込まれ、第1回転軸40の下部がスイング操作部35の後部下面から下方に突出して台部31の上面に設けられた軸孔に差し込まれる。操作レバー30では、スイング操作部35の左右方向の回転操作に応じてブーム20の左右方向のスイング動作が操作される。
また、図5に示すように、スイング操作部35は、回転操作量(ねじれ操作量)を検出する第1角度センサ41を備える。スイング操作部35は、スイング操作部35の回転操作量(ねじれ操作量)に応じた動作量(回動量)でブーム20のスイング動作が制御されるように、第1角度センサ41の回転操作量を制御部5へと送信する。第1角度センサ41は、例えば、第1回転軸40に設けられて回転角度を検出することで、スイング操作部35の回転操作量を検出する。
また、図5に示すように、スイング操作部35は、所定の基準位置(例えば、その長手方向が前後方向に沿うように配置される位置)に対して、水平方向に回動操作されるところ、回動されたスイング操作部35を基準位置へと戻す反発力を付与する第1反発部材42を備える。また、スイング操作部35は、第1反発部材42の反発力を自動又は手動で調整可能な第1反発力調整装置43を備える。
第1反発力調整装置43は、制御部5による制御に応じて第1反発部材42の反発力を調整し、例えば、表示装置18を介して作業者から第1反発部材42の反発力の任意設定を受け付けるとよい。第1反発部材42及び第1反発力調整装置43は、例えば、第1回転軸40に設けられる。例えば、第1反発部材42は、ばね等の付勢部材で構成され、第1反発力調整装置43は、ばねの圧縮量を調整することで、第1反発部材42の反発力(例えば、付勢部材の付勢力)を調整する。
また、スイング操作部35は、当該スイング操作部35の水平方向の回動操作に対する操作荷重を自動又は手動で調整可能な第1電磁負荷装置44を備える。第1電磁負荷装置44は、制御部5による制御に応じてスイング操作部35の操作荷重を調整し、例えば、表示装置18を介して作業者から操作荷重の任意設定を受け付けるとよい。第1電磁負荷装置44は、磁力を利用することでスイング操作部35の動き難さを調整するものであり、磁力を調整することで操作荷重を調整する。第1電磁負荷装置44は、例えば、第1回転軸40に設けられる。
制御部5は、第1反発力調整装置43で調整されるばねの圧縮量及び第1電磁負荷装置44で調整される操作荷重を学習して、エラーの少ないばねの圧縮量及び操作荷重を設定するように、第1反発力調整装置43及び第1電磁負荷装置44を制御するとよい。
また、操作レバー30は、スイング操作部35によるブーム20のスイング操作をロックするスイングロック部と、スイングロック部によるスイング操作のロックを解除するロック解除部45(図5参照)とを備える。
例えば、スイングロック部は、第1電磁負荷装置44を利用して構成されてよい。第1電磁負荷装置44のスイングロック部は、所定のロック条件を満たす場合、スイング操作のロックをオンに切り換え、スイング操作部35の操作荷重を増加してスイング操作部35を操作不能にする。一方、第1電磁負荷装置44のスイングロック部は、所定のロック条件を満たさない場合、又は所定のロック解除条件を満たす場合、スイング操作のロックをオフに切り換え、スイング操作部35の操作荷重を減少してスイング操作部35を操作可能にする。
あるいは、スイングロック部は、制御部5によって実行されるプログラムで構成されてよい。制御部5のスイングロック部は、所定のロック条件を満たす場合、スイング操作のロックをオンに切り換え、スイング操作部35からの操作信号に拘らず、ブーム20のスイング動作を制御しない。一方、制御部5のスイングロック部は、所定のロック条件を満たさない場合、又は所定のロック解除条件を満たす場合、スイング操作のロックをオフに切り換え、スイング操作部35からの操作信号に応じてブーム20のスイング動作を行うように制御する。
ロック解除部45は、スイング操作部35、ブーム操作部32、アーム操作部33及びアタッチメント操作部34の操作を妨げない位置に設けられ、例えば、アーム操作部33の下端付近で、作業者の小指等によって操作可能に構成される。ロック解除部45は、操作された場合、ロック解除信号を制御部5へと送信し、スイングロック部は、ロック解除信号を受信した場合に、ロック解除条件を満たすと判定する。
ブーム操作部32は、ブーム20の回動方向に対応する第1操作方向として、スイング操作部35に対して、前後方向にスライド操作可能に設けられる。例えば、ブーム操作部32は、上方視で前後方向に長形で、側方視で略凸型形状で形成される。ブーム操作部32は、前後一対の脚部47を有し、前後一対の脚部47を介してスイング操作部35に取り付けられる。前後一対の脚部47は、ブーム操作部32に対して回転可能に支持されると共に、スイング操作部35に対して回転可能に支持される。ブーム操作部32は、前後一対の脚部47の回転によって、スイング操作部35に対して前後方向にスライド操作可能となり、即ち、スイング操作部35に対して平行リンク構造になっている。
具体的には、ブーム操作部32は、左右方向に延びる前後一対の第2回転軸48を有する。前後一対の第2回転軸48は、ブーム操作部32の前部及び後部に設けられ、前後一対の脚部47の上端が前後一対の第2回転軸48に軸支されることで、前後一対の脚部47はブーム操作部32に対して前後方向に回転可能に支持される。更に、ブーム操作部32は、左右方向に延びる前後一対の第3回転軸49を有する。前後一対の第3回転軸49は、スイング操作部35の前部及び後部に設けられ、前後一対の脚部47の下端が前後一対の第3回転軸49に軸支されることで、前後一対の脚部47はスイング操作部35に対して前後方向に回転可能に支持される。操作レバー30では、ブーム操作部32の前後方向のスライド操作に応じてブーム20の前後方向の回動動作が操作される。
また、図5に示すように、ブーム操作部32は、スライド操作量を検出するために、前後一対の脚部47の回転操作量、即ち、第2回転軸48及び第3回転軸49の何れかの回転操作量を検出する第2角度センサ50を備える。なお、図5では、前側の第3回転軸49に第2角度センサ50を備える例を図示する。ブーム操作部32は、ブーム操作部32のスライド操作量(脚部47の回転操作量)に応じた動作量(回動量)でブーム20が制御されるように、第2角度センサ50の回転操作量を制御部5へと送信する。第2角度センサ50は、例えば、第2回転軸48及び第3回転軸49の何れかに設けられて回転角度を検出し、検出した回転角度をブーム操作部32のスライド操作量に換算する。
ブーム操作部32は、所定の基準位置(例えば、前後一対の脚部47が上下方向に沿うように配置される位置)に対して、前後方向にスライド操作されるところ、スライドされたブーム操作部32を基準位置へと戻す反発力を付与する第2反発部材51を備える。また、ブーム操作部32は、第2反発部材51の反発力を自動又は手動で調整可能な第2反発力調整装置52を備える。
第2反発力調整装置52は、制御部5による制御に応じて第2反発部材51の反発力を調整し、例えば、表示装置18を介して作業者から第2反発部材51の反発力の任意設定を受け付けるとよい。第2反発部材51及び第2反発力調整装置52は、例えば、スイング操作部35とブーム操作部32との間に介装される。例えば、第2反発部材51は、ばね等の付勢部材で構成され、第2反発力調整装置52は、ばねの圧縮量を調整することで、第2反発部材51の反発力(例えば、付勢部材の付勢力)を調整する。
また、ブーム操作部32は、当該ブーム操作部32の前後方向のスライド操作に対する操作荷重を自動又は手動で調整可能な第2電磁負荷装置53を備える。第2電磁負荷装置53は、制御部5による制御に応じてブーム操作部32の操作荷重を調整し、例えば、表示装置18を介して作業者から操作荷重の任意設定を受け付けるとよい。第2電磁負荷装置53は、磁力を利用することでブーム操作部32の動き難さを調整するものであり、磁力を調整することで操作荷重を調整する。第2電磁負荷装置53は、例えば、第2回転軸48及び第3回転軸49の何れかに設けられる。なお、図5では、後側の第3回転軸49に第2電磁負荷装置53を備える例を図示する。
制御部5は、第2反発力調整装置52で調整されるばねの圧縮量及び第2電磁負荷装置53で調整される操作荷重を学習して、エラーの少ないばねの圧縮量及び操作荷重を設定するように、第2反発力調整装置52及び第2電磁負荷装置53を制御するとよい。
なお、上記した第1実施形態では、操作レバー30において、ブーム操作部32が前後一対の脚部47を備えた平行リンク構造によって、スイング操作部35に対して前後方向にスライド操作可能な例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、他の例では、ブーム操作部32は、前後方向に延びたレールや溝を介してスイング操作部35と係合することにより、前後方向にスライド操作可能に構成されてもよい。
アーム操作部33は、アーム21の回動方向に対応する第2操作方向として、ブーム操作部32に対して、前後方向に回転操作可能に設けられる。例えば、アーム操作部33は、作業者に把持されるように、ブーム操作部32から前上方向に延びてから湾曲して前方に延びた長形の部材で形成される。アーム操作部33は、左右方向に延びる第4回転軸55を有する。第4回転軸55は、ブーム操作部32の凸部に軸支され、更に、アーム操作部33の下端が第4回転軸55に軸支されることで、アーム操作部33は、ブーム操作部32に対して前後方向に回転可能に支持され、第4回転軸55を中心にして円弧を描くように動く。操作レバー30では、アーム操作部33の前後方向の回転操作に応じてアーム21の前後方向の回動動作が操作される。
アーム操作部33は、回転操作量を検出するために、第4回転軸55の回転操作量を検出する第3角度センサ56を備える。アーム操作部33は、アーム操作部33の回転操作量(第4回転軸55の回転操作量)に応じた動作量(回動量)でアーム21が制御されるように、第3角度センサ56の回転操作量を制御部5へと送信する。第3角度センサ56は、例えば、第4回転軸55に設けられて、第4回転軸55の回転角度を検出することで、アーム操作部33の回転操作量を検出する。
アーム操作部33は、所定の基準位置(例えば、アーム操作部33が水平方向に対して所定角度で配置される位置)に対して、前後方向に回転操作されるところ、回転されたアーム操作部33を基準位置へと戻す反発力を付与する第3反発部材57を備える。また、アーム操作部33は、第3反発部材57の反発力を自動又は手動で調整可能な第3反発力調整装置58を備える。
第3反発力調整装置58は、制御部5による制御に応じて第3反発部材57の反発力を調整し、例えば、表示装置18を介して作業者から第3反発部材57の反発力の任意設定を受け付けるとよい。第3反発部材57及び第3反発力調整装置58は、例えば、アーム操作部33の下端の下側に設けられる。例えば、第3反発部材57は、ばね等の付勢部材で構成され、第3反発力調整装置58は、ばねの圧縮量を調整することで、第3反発部材57の反発力(例えば、付勢部材の付勢力)を調整する。
また、アーム操作部33は、当該アーム操作部33の前後方向の回転操作に対する操作荷重を自動又は手動で調整可能な第3電磁負荷装置59を備える。第3電磁負荷装置59は、制御部5による制御に応じてアーム操作部33の操作荷重を調整し、例えば、表示装置18を介して作業者から操作荷重の任意設定を受け付けるとよい。第3電磁負荷装置59は、磁力を利用することでアーム操作部33の動き難さを調整するものであり、磁力を調整することで操作荷重を調整する。第3電磁負荷装置59は、例えば、第4回転軸55に設けられる。
制御部5は、第3反発力調整装置58で調整されるばねの圧縮量及び第3電磁負荷装置59で調整される操作荷重を学習して、エラーの少ないばねの圧縮量及び操作荷重を設定するように、第3反発力調整装置58及び第3電磁負荷装置59を制御するとよい。
アタッチメント操作部34は、アタッチメント22の回動方向に対応する第3操作方向として、アーム操作部33に対して、前後方向にスライド操作可能に設けられる。例えば、アタッチメント操作部34は、アーム操作部33の湾曲部分付近で、アーム操作部33の内部から後上方向に延びた長形の部材で形成される。アタッチメント操作部34の上端は、アーム操作部33の上方に露出していて、作業者の親指によって操作される摘み部を構成する。
アタッチメント操作部34は、左右方向に延びる第5回転軸61を有する。第5回転軸61は、アーム操作部33の湾曲部分付近で、アーム操作部33の内部に軸支され、更に、アタッチメント操作部34の下端が第5回転軸61に軸支されることで、アタッチメント操作部34はアーム操作部33に対して前後方向に回転可能に支持される。アタッチメント操作部34が回転可能になることで、アタッチメント操作部34の上端に構成される摘み部は、アーム操作部33の上面で前後方向にスライド操作可能となる。操作レバー30では、アタッチメント操作部34の前後方向の回転操作に応じてアタッチメント22の前後方向の回動動作が操作される。
アタッチメント操作部34は、スライド操作量を検出するために、アタッチメント操作部34の回転操作量、即ち、第5回転軸61の回転操作量を検出する第4角度センサ62を備える。アタッチメント操作部34は、アタッチメント操作部34のスライド操作量(アタッチメント操作部34の回転操作量)に応じた動作量(回動量)でアタッチメント22が制御されるように、第4角度センサ62の回転操作量を制御部5へと送信する。第4角度センサ62は、例えば、第5回転軸61の回転角度を検出し、第5回転軸61の回転角度をアタッチメント操作部34のスライド操作量に換算する。
アタッチメント操作部34は、所定の基準位置に対して、前後方向にスライド操作されるところ、スライドされたアタッチメント操作部34を基準位置へと戻す反発力を付与する第4反発部材63を備える。また、アタッチメント操作部34は、第4反発部材63の反発力を自動又は手動で調整可能な第4反発力調整装置64を備える。
第4反発力調整装置64は、制御部5による制御に応じて第4反発部材63の反発力を調整し、例えば、表示装置18を介して作業者から第4反発部材63の反発力の任意設定を受け付けるとよい。第4反発部材63及び第4反発力調整装置64は、第5回転軸61に設けられる。例えば、第4反発部材63は、ばね等の付勢部材で構成され、第4反発力調整装置64は、ばねの圧縮量を調整することで、第4反発部材63の反発力(例えば、付勢部材の付勢力)を調整する。
また、アタッチメント操作部34は、当該アタッチメント操作部34の前後方向のスライド操作に対する操作荷重を自動又は手動で調整可能な第4電磁負荷装置65を備える。第4電磁負荷装置65は、制御部5による制御に応じてアタッチメント操作部34の操作荷重を調整し、例えば、表示装置18を介して作業者から操作荷重の任意設定を受け付けるとよい。第4電磁負荷装置65は、磁力を利用することでアタッチメント操作部34の動き難さを調整するものであり、磁力を調整することで操作荷重を調整する。第4電磁負荷装置65は、例えば、第5回転軸61に設けられる。
制御部5は、第4反発力調整装置64で調整されるばねの圧縮量及び第4電磁負荷装置65で調整される操作荷重を学習して、エラーの少ないばねの圧縮量及び操作荷重を設定するように、第4反発力調整装置64及び第4電磁負荷装置65を制御するとよい。
トリガースイッチ36は、スイング操作部35、ブーム操作部32、アーム操作部33及びアタッチメント操作部34の操作を妨げない位置に設けられ、例えば、アーム操作部33の湾曲部分付近で、アーム操作部33の下面に設けられる。トリガースイッチ36は、例えば、作業者の人差し指によって、前後方向及び/又は左右方向に操作可能に構成される。
トリガースイッチ36は、上記したように、ブーム20、アーム21及びアタッチメント22について基本動作以外の他のオプション動作を操作するためのものであり、表示装置18等によって作業者に任意に設定された操作対象の特有動作や、アタッチメント22として取り付けられたバケットやグラップル等の作業部材の特有動作を操作する。例えば、トリガースイッチ36は、アタッチメント22として設けられたグラップルの開閉や回転を操作可能となる。トリガースイッチ36は、前後方向及び/又は左右方向の操作を検出する角度センサ(図示せず)を有し、角度センサは、トリガースイッチ36の操作量を制御部5へと送信する。
上記のように、第1実施形態によれば、建設機械1の操作レバー30は、機体に対するブーム20の回動動作を操作可能なブーム操作部32と、ブーム20に対するアーム21の回動動作を操作可能なアーム操作部33と、アタッチメント22の動作を操作可能なアタッチメント操作部34と、機体に対するブーム20のスイング動作を操作可能なスイング操作部35と、を一体的に接続して構成される。例えば、アタッチメント操作部34は、アーム21に対するアタッチメント22の回動動作を操作可能に構成される。
これにより、作業者は、操作レバー30を片手で操作することによって、建設機械1のブーム20、アーム21及びアタッチメント22の回動動作と、ブーム20のスイング動作とを操作することができる。そのため、作業者は、ブーム20、アーム21及びアタッチメント22を操作しつつ、表示装置18等の他の操作器を操作することができ、操作効率を向上することができる。
また、第1実施形態によれば、ブーム操作部32は、ブーム20の回動方向に対応する第1操作方向に操作されるように構成され、アーム操作部33は、アーム21の回動方向に対応する第2操作方向に操作されるように構成され、アタッチメント操作部34は、アタッチメント22の回動方向に対応する第3操作方向に操作されるように構成され、スイング操作部35は、ブーム20のスイング方向に対応する第4操作方向に操作される。
ブーム20の回動方向、アーム21の回動方向、アタッチメント22の回動方向は、運転部16の作業者から見て縦方向の動作である一方、ブーム20のスイング方向は、運転部16の作業者から見て横方向の動作である。これに対して、ブーム操作部32の第1操作方向、アーム操作部33の第2操作方向、アタッチメント操作部34の第3操作方向は、ブーム20の回動方向、アーム21の回動方向、アタッチメント22の回動方向に対応して縦方向の操作であり、スイング操作部35の第4操作方向は、ブーム20のスイング方向に対応して横方向の操作であるため、操作対象の動作方向と操作レバー30の操作方向との関連性が高く、直感的な操作を行うことができるので、誤操作を抑制することができる。
また、第1実施形態によれば、ブーム操作部32の第1操作方向と、アーム操作部33の第2操作方向と、アタッチメント操作部34の第3操作方向とは、それぞれ異なる方向に設定される。
これにより、ブーム操作部32の操作と、アーム操作部33の操作と、アタッチメント操作部34の操作とが、操作方向で識別されるので、誤操作を抑制することができる。
また、第1実施形態によれば、操作レバー30は、スイング操作部35によるブーム20のスイング動作の操作をロック可能なスイングロック部を備える。
これにより、ブーム20のスイング動作の誤操作をより確実に抑制することができる。
また、第1実施形態によれば、操作レバー30は、ブーム操作部32、アーム操作部33、アタッチメント操作部34及びスイング操作部35の内、少なくとも1つの操作荷重を調整可能な電磁負荷装置(第1電磁負荷装置44、第2電磁負荷装置53、第3電磁負荷装置59、第4電磁負荷装置65)を備える。
これにより、作業者や作業種別に応じて操作荷重を設定することができるので、誤操作をより確実に抑制することができる。
また、第1実施形態によれば、操作レバー30では、当該操作レバー30の基部である台部31から先端にかけて、スイング操作部35、ブーム操作部32、アーム操作部33、アタッチメント操作部34の順に配置される。
これにより、スイング操作部35、ブーム操作部32、アーム操作部33、アタッチメント操作部34の配置が、スイング機構24、ブーム20、アーム21、アタッチメント22の配置に対応しているので、誤操作をより確実に抑制することができる。
また、第1実施形態によれば、スイング操作部35は、基部である台部31に対して左右方向に回転可能に構成され、ブーム操作部32は、スイング操作部35に対して前後方向のスライド方向を第1操作方向としてスライド可能に構成され、アーム操作部33は、ブーム操作部32に対して前後方向の回動方向を第2操作方向として回動可能に構成され、アタッチメント操作部34は、アーム操作部33に対して前後方向のスライド方向を第3操作方向としてスライド可能に構成される。
これにより、スイング操作部35、ブーム操作部32、アーム操作部33、アタッチメント操作部34の操作方向が、スイング機構24、ブーム20、アーム21、アタッチメント22の動作方向に対応しているので、誤操作をより確実に抑制することができる。
なお、上記した第1実施形態では、操作レバー30において、ブーム操作部32が前後方向のスライド方向を第1操作方向としてスライド可能に構成され、アタッチメント操作部34が前後方向のスライド方向を第3操作方向としてスライド可能に構成される例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、第2実施形態では、図6、図7に示すように、操作レバー130において、ブーム操作部132が前後方向の回転方向を第1操作方向として回転可能に構成され、アタッチメント操作部134が上下方向の回転方向を第3操作方向として回転可能に構成される。具体的には、基部である台部131に対してブーム操作部132が取り付けられ、ブーム操作部132に対してアーム操作部133が取り付けられ、アーム操作部133に対してアタッチメント操作部134が取り付けられる。なお、スイング操作部135は、図8に示すように、アタッチメント操作部134に設けられる。
ブーム操作部132は、ブーム20の回動方向に対応する第1操作方向として、台部131に対して、前後方向に回転操作可能に設けられる。例えば、ブーム操作部132は、台部131から上方に延びた長形の部材で形成される。ブーム操作部132は、図7に示すように、左右方向に延びる第6回転軸140を有する。第6回転軸140は、台部131に軸支され、更に、ブーム操作部132の下端が第6回転軸140に軸支されることで、ブーム操作部132は、台部131に対して前後方向に回転可能に支持され、第6回転軸140を中心にして円弧を描くように動く。台部131に対するブーム操作部132の動作は、上部旋回体3の機体(旋回フレーム13)に対するブーム20の動作と同様になっている。操作レバー130では、ブーム操作部132の前後方向の回転操作に応じてブーム20の前後方向の回動動作が操作される。なお、ブーム操作部132の先端(上端)には、ブーム操作部132のみを操作するための副操作レバー145が設けられる。副操作レバー145は、例えば、アーム操作部133の第7回転軸141と同軸で、ブーム操作部132に対して側方(例えば、左側)に突出して設けられる。
アーム操作部133は、アーム21の回動方向に対応する第2操作方向として、ブーム操作部132に対して、前後方向に回転操作可能に設けられる。例えば、アーム操作部33は、ブーム操作部132の先端(上端)から下方に延びた長形の部材で形成される。アーム操作部133は、図7に示すように、左右方向に延びる第7回転軸141を有する。第7回転軸141は、ブーム操作部132の先端に軸支され、更に、アーム操作部133の上端が第7回転軸141に軸支されることで、アーム操作部133は、ブーム操作部132に対して前後方向に回転可能に支持され、第7回転軸141を中心にして円弧を描くように動く。ブーム操作部132に対するアーム操作部133の動作は、ブーム20に対するアーム21の動作と同様になっている。操作レバー130では、アーム操作部133の前後方向の回転操作に応じてアーム21の前後方向の回動動作が操作される。
アタッチメント操作部134は、アタッチメント22の回動方向に対応する第3操作方向として、アーム操作部133に対して、上下方向に回転操作可能に設けられる。例えば、アタッチメント操作部134は、作業者に把持される楕円体で形成される。アタッチメント操作部134は、図7に示すように、左右方向に延びる第8回転軸142を有する。第8回転軸142は、アーム操作部133の先端(下端)に軸支され、更に、アタッチメント操作部134の左右方向の中心軸が第8回転軸142に軸支されることで、アタッチメント操作部134は、アーム操作部33に対して上下方向に回転可能に支持され、第8回転軸142を中心にして円弧を描くように動く。アーム操作部133に対するアタッチメント操作部134の動作は、アーム21に対するアタッチメント22の動作と同様になっている。操作レバー130では、アタッチメント操作部134の上下方向の回転操作に応じてアタッチメント22の前後方向の回動動作が操作される。
第2実施形態の操作レバー130は、アタッチメント操作部134を作業者に把持される楕円体で形成することで、作業者の手のひらを載せる、いわゆるパームタイプの操作部形状を有する。図8に示すように、アタッチメント操作部134の上面には凹部144が設けられ、凹部144には、ブーム20のスイング動作を操作するためのスイング操作部135が左右一対の操作ボタンによって設けられる。スイング操作部135は、凹部144に設けられることで、アタッチメント操作部134に載せられた手のひらでは操作されないようになっている。また、アタッチメント操作部134の側面、例えば、左前面及び右前面には、上部旋回体3及び作業機4を含む機体の旋回動作を操作するための旋回操作部136が左右一対の操作ボタンによって設けられる。
スイング操作部135は、ブーム20のスイング方向に対応する第4操作方向として、左側の操作ボタンの押圧方向及び右側の操作ボタンの押圧方向に押圧操作可能に設けられる。操作レバー130では、スイング操作部135の左側又は右側の押圧操作に応じてブーム20の左右方向のスイング動作が操作される。スイング操作部135は、押圧操作に応じた動作量(回動量)でブーム20のスイング動作が制御されるように、押圧操作に応じた操作信号を制御部5へと送信する。
旋回操作部136は、機体の旋回方向に対応する操作方向として、左側の操作ボタンの押圧方向及び右側の操作ボタンの押圧方向に押圧操作可能に設けられる。操作レバー130では、旋回操作部136の左側又は右側の押圧操作に応じて機体の左右方向の旋回動作が操作される。旋回操作部136は、押圧操作に応じた動作量(回動量)で機体の旋回動作が制御されるように、押圧操作に応じた操作信号を制御部5へと送信する。
なお、図示しないが、第2実施形態の操作レバー130では、第1実施形態と同様に、ブーム操作部132、アーム操作部133、アタッチメント操作部134を基準位置へと戻す反発力を付与する反発部材や、反発力を自動又は手動で調整可能な反発力調整装置をそれぞれ備えてよい。また、第2実施形態の操作レバー130では、第1実施形態と同様に、ブーム操作部132、アーム操作部133、アタッチメント操作部134の操作に対する操作荷重を自動又は手動で調整可能な反発力調整装置をそれぞれ備えてよい。また、第2実施形態の操作レバー130では、第1実施形態と同様に、スイング操作部135によるブーム20のスイング操作をロックするスイングロック部や、スイングロック部によるスイング操作のロックを解除するロック解除部を備えてよい。
上記した第2実施形態では、台部131の左側にブーム操作部132を取り付け、ブーム操作部132の左側にアーム操作部133を取り付け、アーム操作部133の左側にアタッチメント操作部134を取り付ける例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。他の例では、台部131の右側にブーム操作部132を取り付け、ブーム操作部132の右側にアーム操作部133を取り付け、アーム操作部133の右側にアタッチメント操作部134を取り付けてもよい。あるいは、他の例では、アタッチメント操作部134の左右両側に一対のアーム操作部133を取り付け、左右一対のアーム操作部133に対して左右一対のブーム操作部132を取り付けることで、アタッチメント操作部134を片持ちではなく、両持ちにして構成してもよい。
上記のように、第2実施形態によれば、建設機械1の操作レバー130では、ブーム操作部132は、基部である台部131から上方に延びて形成され、台部131に設けられた第6回転軸140を中心とした前後方向の回転方向を第1操作方向として回転可能に構成され、アーム操作部133は、ブーム操作部132の先端(上端)から下方に延びて形成され、ブーム操作部132の先端に設けられた第7回転軸141を中心とした前後方向の回転方向を第2操作方向として回転可能に構成され、アタッチメント操作部134は、楕円体で形成され、アーム操作部133の先端(下端)に設けられた第8回転軸142を中心とした上下方向の回転方向を第3操作方向として回転可能に構成される。
これにより、ブーム操作部32、アーム操作部33、アタッチメント操作部34の配置及び操作方向が、ブーム20、アーム21、アタッチメント22の配置及び操作方向と略同様になるように対応しているので、操作対象の動作方向と操作レバー30の操作方向との関連性が高く、より直感的な操作を行うことができるので、誤操作をより確実に抑制することができる。
なお、上記した第1実施形態や第2実施形態では、操作レバー30、130は、ブーム操作部32、132に対してアーム操作部33、133が取り付けられ、アーム操作部33、133に対してアタッチメント操作部34、134が取り付けられる例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、第3実施形態では、図9に示すように、操作レバー230は、レバー本体240を備え、レバー本体240に対してブーム操作部232、アーム操作部233、アタッチメント操作部234、スイング操作部235を取り付けてもよい。これにより、ブーム操作部232、アーム操作部233、アタッチメント操作部234、スイング操作部235はレバー本体240を介して一体的に接続される。
レバー本体240は、操作レバー230の基部である台部231に対して、上方に延びた長形の部材で形成される。レバー本体240は、上下方向に延びる第9回転軸241を有し、第9回転軸241の下端が台部231に取り付けられ、第9回転軸241の上端がレバー本体240の下端に取り付けられる。
スイング操作部235は、上記した第9回転軸241で構成される。例えば、スイング操作部235は、レバー本体240に固定される一方、台部231に対して左右方向に傾倒するように回転可能に軸支される。あるいは、スイング操作部235は、レバー本体240に固定される一方、台部231に対して水平方向に回転可能に(上方視で時計回り又は反時計回りに回転可能に)軸支される。これにより、スイング操作部235は、ブーム20のスイング方向に対応する第4操作方向として、台部31に対して左右方向又は水平方向に回転操作可能に設けられる。操作レバー230では、スイング操作部235の左右方向又は水平方向の回転操作に応じてブーム20の左右方向のスイング動作が操作される。
ブーム操作部232は、上記した第9回転軸241で構成される。例えば、ブーム操作部232は、レバー本体240に固定される一方、台部231に対して前後方向に傾倒するように回転可能に軸支される。これにより、ブーム操作部32は、ブーム20の回動方向に対応する第1操作方向として、台部231に対して、前後方向に回転操作可能に設けられる。操作レバー230では、ブーム操作部232の前後方向の回転操作に応じてブーム20の前後方向の回動動作が操作される。
アーム操作部233は、レバー本体240の中部側面(例えば、左面)で、レバー本体240を把持した作業者の親指に対応する位置に設けられる。例えば、アーム操作部233は、レバー本体240に対して前後方向に傾倒するように回転可能に軸支される。アーム操作部233は、アーム21の回動方向に対応する第2操作方向として、レバー本体240に対して、前後方向に回転操作可能に設けられる。操作レバー230では、アーム操作部233の前後方向の回転操作に応じてアーム21の前後方向の回動動作が操作される。
アタッチメント操作部234は、レバー本体240の中部側面(例えば、背面)で、レバー本体240を把持した作業者の人差し指に対応する位置に設けられる。例えば、アタッチメント操作部234は、レバー本体240に対して上下一対の操作ボタンで構成される。アタッチメント操作部234は、アタッチメント22の回動方向に対応する第3操作方向として、上側の操作ボタンの押圧方向及び下側の操作ボタンの押圧方向に押圧操作可能に設けられる。操作レバー130では、アタッチメント操作部234の上側又は下側の押圧操作に応じてアタッチメント22の前後方向の回動動作が操作される。
なお、図示しないが、第3実施形態の操作レバー230では、第1実施形態と同様に、ブーム操作部232、アーム操作部233、アタッチメント操作部234、スイング操作部235を基準位置へと戻す反発力を付与する反発部材や、反発力を自動又は手動で調整可能な反発力調整装置をそれぞれ備えてよい。また、第3実施形態の操作レバー230では、第1実施形態と同様に、ブーム操作部232、アーム操作部233、アタッチメント操作部234、スイング操作部235の操作に対する操作荷重を自動又は手動で調整可能な反発力調整装置をそれぞれ備えてよい。また、第3実施形態の操作レバー230では、第1実施形態と同様に、スイング操作部235によるブーム20のスイング操作をロックするスイングロック部や、スイングロック部によるスイング操作のロックを解除するロック解除部を備えてよい。
また、第3実施形態の操作レバー230は、ブーム20、アーム21及びアタッチメント22について上記した基本動作以外の他のオプション動作を操作するためのトリガースイッチを、スイング操作部235、ブーム操作部232、アーム操作部233及びアタッチメント操作部234の操作を妨げない位置で、レバー本体240の側面に備えてもよい。
なお、本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う建設機械の操作レバー及び操作レバーを備える建設機械もまた本発明の技術思想に含まれる。
〔発明の付記〕
以下、上述の実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、以下の付記で説明する各構成及び各処理機能は取捨選択して任意に組み合わせることが可能である。
<付記1>
建設機械の操作レバーであって、
機体に対するブームの回動動作を操作可能なブーム操作部と、
前記ブームに対するアームの回動動作を操作可能なアーム操作部と、
アタッチメントの動作を操作可能なアタッチメント操作部と、
前記機体に対する前記ブームのスイング動作を操作可能なスイング操作部と、を一体的に接続して構成されることを特徴とする操作レバー。
<付記2>
前記アタッチメント操作部は、前記アームに対する前記アタッチメントの回動動作を操作可能に構成されることを特徴とする付記1に記載の操作レバー。
<付記3>
前記ブーム操作部は、前記ブームの回動方向に対応する第1操作方向に操作されるように構成され、
前記アーム操作部は、前記アームの回動方向に対応する第2操作方向に操作されるように構成され、
前記アタッチメント操作部は、前記アタッチメントの回動方向に対応する第3操作方向に操作されるように構成され、
前記スイング操作部は、前記ブームのスイング方向に対応する第4操作方向に操作されるように構成されることを特徴とする付記2に記載の操作レバー。
<付記4>
前記ブーム操作部の前記第1操作方向と、前記アーム操作部の前記第2操作方向と、前記アタッチメント操作部の前記第3操作方向とは、それぞれ異なる方向に設定されることを特徴とする付記3に記載の操作レバー。
<付記5>
前記スイング操作部による前記ブームのスイング動作の操作をロック可能なスイングロック部を備えることを特徴とする付記1~4の何れかに記載の操作レバー。
<付記6>
前記ブーム操作部、前記アーム操作部、前記アタッチメント操作部及び前記スイング操作部の内、少なくとも1つの操作荷重を調整可能な電磁負荷装置を備えることを特徴とする付記1~5の何れかに記載の操作レバー。
<付記7>
当該操作レバーの基部から先端にかけて、前記スイング操作部、前記ブーム操作部、前記アーム操作部、前記アタッチメント操作部の順に配置されることを特徴とする付記1~6の何れかに記載の操作レバー。
<付記8>
前記スイング操作部は、前記基部に対して左右方向に回転可能に構成され、
前記ブーム操作部は、前記スイング操作部に対して前後方向のスライド方向を前記第1操作方向としてスライド可能に構成され、
前記アーム操作部は、前記ブーム操作部に対して前後方向の回転方向を前記第2操作方向として回転可能に構成され、
前記アタッチメント操作部は、前記アーム操作部に対して前後方向のスライド方向を前記第3操作方向としてスライド可能に構成されることを特徴とする付記3~7の何れかに記載の操作レバー。
<付記9>
前記ブーム操作部は、前記基部から上方に延びて形成され、前記基部に設けられた回転軸を中心とした前後方向の回転方向を前記第1操作方向として回転可能に構成され、
前記アーム操作部は、前記ブーム操作部の先端から下方に延びて形成され、前記ブーム操作部の先端に設けられた回転軸を中心とした前後方向の回転方向を前記第2操作方向として回転可能に構成され、
前記アタッチメント操作部は、楕円体で形成され、前記アーム操作部の先端に設けられた回転軸を中心とした上下方向の回転方向を前記第3操作方向として回転可能に構成されることを特徴とする付記3~7の何れかに記載の操作レバー。
<付記10>
付記1~9の何れか1項に記載の操作レバーを備えることを特徴とする建設機械。
1 建設機械
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 作業機
5 制御部
13 旋回フレーム
14 原動機
16 運転部
17 操作部
18 表示装置
20 ブーム
20a ブームシリンダ
21 アーム
21a アームシリンダ
22 アタッチメント
22a アタッチメントシリンダ
24 スイング機構
25 コントロールバルブ
30、130、230 操作レバー
31、131、231 台部
32、132、232 ブーム操作部
33、133、233 アーム操作部
34、134、234 アタッチメント操作部
35、135、235 スイング操作部
36 トリガースイッチ
40 第1回転軸
41 第1角度センサ
42 第1反発部材
43 第1反発力調整装置
44 第1電磁負荷装置
45 ロック解除部
47 脚部
48 第2回転軸
49 第3回転軸
50 第2角度センサ
51 第2反発部材
52 第2反発力調整装置
53 第2電磁負荷装置
55 第4回転軸
56 第3角度センサ
57 第3反発部材
58 第3反発力調整装置
59 第3電磁負荷装置
61 第5回転軸
62 第4角度センサ
63 第4反発部材
64 第4反発力調整装置
65 第4電磁負荷装置

Claims (10)

  1. 建設機械の操作レバーであって、
    機体に対するブームの回動動作を操作可能なブーム操作部と、
    前記ブームに対するアームの回動動作を操作可能なアーム操作部と、
    アタッチメントの動作を操作可能なアタッチメント操作部と、
    前記機体に対する前記ブームのスイング動作を操作可能なスイング操作部と、を一体的に接続して構成されることを特徴とする操作レバー。
  2. 前記アタッチメント操作部は、前記アームに対する前記アタッチメントの回動動作を操作可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の操作レバー。
  3. 前記ブーム操作部は、前記ブームの回動方向に対応する第1操作方向に操作されるように構成され、
    前記アーム操作部は、前記アームの回動方向に対応する第2操作方向に操作されるように構成され、
    前記アタッチメント操作部は、前記アタッチメントの回動方向に対応する第3操作方向に操作されるように構成され、
    前記スイング操作部は、前記ブームのスイング方向に対応する第4操作方向に操作されるように構成されることを特徴とする請求項2に記載の操作レバー。
  4. 前記ブーム操作部の前記第1操作方向と、前記アーム操作部の前記第2操作方向と、前記アタッチメント操作部の前記第3操作方向とは、それぞれ異なる方向に設定されることを特徴とする請求項3に記載の操作レバー。
  5. 前記スイング操作部による前記ブームのスイング動作の操作をロック可能なスイングロック部を備えることを特徴とする請求項1に記載の操作レバー。
  6. 前記ブーム操作部、前記アーム操作部、前記アタッチメント操作部及び前記スイング操作部の内、少なくとも1つの操作荷重を調整可能な電磁負荷装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の操作レバー。
  7. 当該操作レバーの基部から先端にかけて、前記スイング操作部、前記ブーム操作部、前記アーム操作部、前記アタッチメント操作部の順に配置されることを特徴とする請求項1に記載の操作レバー。
  8. 前記スイング操作部は、当該操作レバーの基部に対して左右方向に回転可能に構成され、
    前記ブーム操作部は、前記スイング操作部に対して前後方向のスライド方向を前記第1操作方向としてスライド可能に構成され、
    前記アーム操作部は、前記ブーム操作部に対して前後方向の回転方向を前記第2操作方向として回転可能に構成され、
    前記アタッチメント操作部は、前記アーム操作部に対して前後方向のスライド方向を前記第3操作方向としてスライド可能に構成されることを特徴とする請求項3に記載の操作レバー。
  9. 前記ブーム操作部は、当該操作レバーの基部から上方に延びて形成され、前記基部に設けられた回転軸を中心とした前後方向の回転方向を前記第1操作方向として回転可能に構成され、
    前記アーム操作部は、前記ブーム操作部の先端から下方に延びて形成され、前記ブーム操作部の先端に設けられた回転軸を中心とした前後方向の回転方向を前記第2操作方向として回転可能に構成され、
    前記アタッチメント操作部は、楕円体で形成され、前記アーム操作部の先端に設けられた回転軸を中心とした上下方向の回転方向を前記第3操作方向として回転可能に構成されることを特徴とする請求項3に記載の操作レバー。
  10. 請求項1~9の何れか1項に記載の操作レバーを備えることを特徴とする建設機械。
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