JP2024522030A - フェノキシアルキルカルボン酸誘導体、およびトリグリセリドレベルを低下させることにおけるその使用 - Google Patents
フェノキシアルキルカルボン酸誘導体、およびトリグリセリドレベルを低下させることにおけるその使用 Download PDFInfo
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Abstract
Description
関連出願の相互参照
本出願は、2021年5月28日出願の米国特許仮出願第63/194,829号に基づく利益を主張するものであり、当該仮出願は参照により全体として本明細書に組み込まれる。
本出願は、2021年5月28日出願の米国特許仮出願第63/194,829号に基づく利益を主張するものであり、当該仮出願は参照により全体として本明細書に組み込まれる。
本技術は、患者の肝臓においてトリグリセリド合成の低下および/またはトリグリセリドレベルの低減を、MN-001やMN-002などのフェノキシアルキルカルボン酸を投与することによって行う技術に関する。
一態様において、対象の肝臓においてトリグリセリド合成を低下させる方法であって、対象に有効量の式(I)の化合物:
[式中、mは、2、3、4または5であり、nは、3、4、5、6、7または8であり、XlおよびX2はそれぞれ独立的に、硫黄原子、酸素原子、スルフィニル基、またはスルホニル基を表し、ただし、XlおよびX2の両方が酸素原子であることはないことを条件とする]
その代謝物、またはその薬学的に許容される塩を投与するステップを含む方法を本明細書で提供する。
別の態様において、対象の肝臓においてトリグリセリド蓄積を低下させる方法であって、対象に有効量の式(I)の化合物:
[式中、mは、2、3、4または5であり、nは、3、4、5、6、7または8であり、XlおよびX2はそれぞれ独立的に、硫黄原子、酸素原子、スルフィニル基、またはスルホニル基を表し、ただし、XlおよびX2の両方が酸素原子であることはないことを条件とする]
もしくはその代謝物またはその薬学的に許容される塩を投与するステップを含む方法を本明細書で提供する。
いくつかの実施形態において、式(I)の化合物は、式(IA)の化合物である。
いくつかの実施形態において、式(I)の化合物の代謝物が投与され、それは式(IB)の化合物である。
実施形態によっては、対象は、高トリグリセリド血症、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、インスリン抵抗性、糖尿病前症、または糖尿病と診断されている。実施形態によっては、対象は健常であると考えられる。実施形態によっては、式(I)の化合物は経口投与される。実施形態によっては、式(I)の化合物は、1日1回、1日2回または1日3回投与される。実施形態によっては、式(I)の化合物は、液体または固体剤形として投与される。実施形態によっては、式(I)の化合物は、固体剤形で経口投与され、式(I)の化合物は、斜方晶系結晶形で存在する。実施形態によっては、式(I)の化合物は、50mg/日~2,000mg/日の範囲の量で、任意選択で1、2または3回に分けて、投与される。実施形態によっては、式(I)の化合物は、50mg、75mg、100mg、200mg、500mg、750mgまたは1,000mgの投与量で、1日1回、1日2回または1日3回投与される。
定義
本明細書および添付の特許請求の範囲では、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈上からそうでないことが明らかでない限り、複数の参照語を含む。
本明細書および添付の特許請求の範囲では、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈上からそうでないことが明らかでない限り、複数の参照語を含む。
本明細書では、「約」は、当業者によって理解されており、また、それが使用されている文脈に応じてある程度異なる。その用語が使用されている文脈を考慮して、その用語の使用が当業者に明らかでない場合、「約」は、特定の用語の最大±10%を意味する。
薬物を患者に「投与する」または患者への薬物「の投与」(およびこの語句の文法的等価語句)は、自己投与を含む直接投与と、薬物を処方する行為を含む間接投与との両方を含む。例えば、本明細書では、患者に薬物を自己投与するよう指示するかつ/または患者に薬物の処方を与える医師が、薬物を患者に投与している。
基の前に置かれた「CX」は、その基の炭素原子の数がXであることを指す。
「アルキル」は、1~12個の炭素原子を有する1価の非環式ヒドロカルビル基を指す。アルキルの非限定的例としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第三級ブチル、ペンチル、ヘキシルなどが挙げられる。
「アリール」は、最大で10個の炭素原子を有する1価の芳香族ヒドロカルビル基を指す。アリールの非限定的例としては、フェニルおよびナフチルが挙げられる。
「ヘテロアリール」は、芳香族環内に炭素原子1~10個および酸素、窒素、硫黄からなる群から選択されるヘテロ原子1~4個を有する芳香族基を指し、ヘテロアリールの窒素および/または硫黄原子は任意選択で酸化されている(例えば、N-オキシド、-S(O)-または-S(O)2-)。そのようなヘテロアリール基は、単環(例えば、ピリジルまたはフリル)または複数の縮合環(例えば、インドリジニルまたはベンゾチエニル)を有することができ、縮合環は、芳香族であってもなくてもよく、かつ/またはヘテロ原子を含有してもしなくてもよく、ただし、付着点は、芳香族ヘテロアリール基の原子を介することを条件とする。ヘテロアリールの非限定的例としては、ピリジル、ピロリル、インドリル、チオフェニルおよびフリルが挙げられる。
「シクロアルキル」は、3~12個の炭素原子を有する1価の非芳香族環式ヒドロカルビル基を指す。シクロアルキルの非限定的例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなどが挙げられる。
「ヘテロシクリル」は、環内に炭素原子1~10個および酸素、窒素、硫黄からなる群から選択されるヘテロ原子1~4個を有する1価の非芳香族環式基を指し、ヘテロアリールの窒素および/または硫黄原子は任意選択で酸化されている(例えば、N-オキシド、-S(O)-または-S(O)2-)。そのようなヘテロアリール基は、単環(例えば、ピペリジニルまたはテトラヒドロフラニル)または複数の縮合環を有することができ、縮合環は、芳香族であってもなくてもよく、かつ/またはヘテロ原子を含有してもしなくてもよく、ただし、付着点は、非芳香族ヘテロシクリル基の原子を介することを条件とする。ヘテロシクリルの非限定的例としては、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニルなどが挙げられる。
「アミノ」は、-NH2を指す。
「アルキルアミノ」は、-NHRBを指し、RBは、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクリル基から独立的に選択される置換基1~3個で任意選択により置換されている、C1~C6アルキルである。
「ジアルキルアミノ」は、-N(RB)2を指し、ここで、RBは、以上のように定義される。
「含む(comprising)」は、方法および組成物が、記載された要素を含むが、他のものを除外しないことを意味するものとする。「から本質的になる(consisting essentially of)」は、方法および組成物を定義するために使用される場合、記載された目的のための組合せにとって何らかの本質的に重要な他の要素を除外することを意味するものとする。「からなる(Consisting of)」は、他の成分の微量元素、および本発明の組成物を投与する実質的な方法ステップまたは組成物の生成もしくは意図する結果の実現のためのプロセスステップを超えるものを除外することを意味するものとする。これらの移行用語および語句のそれぞれによって定義された実施形態は、本発明の範囲内である。
本明細書において利用された化合物の「有効量」は、患者に投与されたとき、意図する治療効果を有する量、例えば患者における病的状態の1つまたは複数の徴候を軽減、改善、寛解または除去する量である。十分な治療効果は、必ずしも1回の用量(または投与量)の投与によって生ずるとは限らず、一連の用量を投与して初めて生ずることがある。したがって、有効量は、1回または複数回の投与で投与されうる。
「薬学的に許容される」は、非毒性であり、ヒト患者を含む患者への投与に適していることを指す。
「薬学的に許容される塩」は、非毒性であり、患者への投与に適した塩を指す。非限定的例としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、ならびにさまざまな第一級、第二級および第三級アンモニウム塩が挙げられる。式(I)の化合物のエステルがカチオン部分を含む場合、例えばエステルがアミノ酸エステルを含む場合、その塩は、さまざまなカルボン酸塩、スルホン酸塩および鉱酸塩を含むことができる。塩のいくつかの非限定的例としては、ナトリウム塩、カリウム塩およびカルシウム塩が挙げられる。
「保護基」は、官能基に結合している場合、得られた保護官能基を化合物の他の部分で実施される反応および対応する反応条件に対して不活性にし、脱保護条件下で元の官能性を再生するように反応することができる、周知の官能基を指す。保護基は、分子の残部と相溶性があるように選択される。「カルボン酸保護基」は、フェノキシアルキルカルボン酸の合成時にそれらのカルボン酸官能性を保護する。カルボン酸保護基の非限定的例としては、ベンジル、p-メトキシベンジル、p-ニトロベンジル、アリル、ベンズヒドリルおよびトリチルが挙げられる。カルボン酸保護基の追加の例は、GreeneおよびWuts,Protective Groups in Organic Synthesis.、第2版、1991、John Wiley & Sons社、およびMcOmie Protective Groups in Organic Chemistry、1975、Plenum Press社などの標準的な参照研究に見られる。本明細書に開示されたカルボン酸を保護および脱保護する方法は、当技術分野において、具体的には上記のGreeneおよびWuts、ならびにその中に引用された参考文献で見ることができる。
病的状態または患者を「処置する」は、臨床結果を含む有益なまたは所望の結果を得る手段を講じることを指す。本開示のさまざまないくつかの態様およびいくつかの実施形態では、有益なまたは所望の臨床結果には、肝臓におけるトリグリセリドレベル上昇のまたはそれに伴う1つまたは複数の徴候またはマイナス効果の低減、軽減または改善、1つまたは複数の臨床アウトカムにおける改善、疾患の程度の縮小、疾患進行の遅延または緩徐化、本明細書に記載された病状の改善、寛解または安定化、および他の有益な結果が含まれるが、これらに限定されない。
肝臓におけるトリグリセリド蓄積およびトリグリセリド合成
肝臓は、脂肪酸代謝の中心的な器官である。脂肪酸は、肝臓において血漿からの肝細胞取り込みおよびデノボ生合成によって生じる。栄養過剰および肥満の状況において、肝脂肪酸代謝が変更され、通常はトリグリセリド(TG)が肝細胞内に蓄積する。肝臓におけるTGの長期蓄積は、脂肪肝、NAFLDおよびNASHなどの肝疾患を引き起こすおそれがあり、それを示す。しかし、肝臓におけるTG蓄積は、必ずしも血清TGレベルの上昇と相関するとは限らず、逆の場合も同様である。例えば、初期高トリグリセリド血症患者は、血清中のTGレベルの上昇を示すことがあるが、さらに疾患が進行するまで肝臓におけるTG蓄積を示さない。インスリン抵抗性、糖尿病前症または糖尿病などの代謝障害に苦しむ患者も、代謝障害が適切に処置されない場合、肝臓におけるTG蓄積を示すおそれがある。この肝臓TG蓄積は、デノボTG合成の増加により、血清TGの上昇なしに行われうる。肝臓におけるTG蓄積が肝疾患のリスク因子であるので、肝臓におけるTG蓄積およびTG合成を予防および/または処置する治療選択肢が必要とされている。
肝臓は、脂肪酸代謝の中心的な器官である。脂肪酸は、肝臓において血漿からの肝細胞取り込みおよびデノボ生合成によって生じる。栄養過剰および肥満の状況において、肝脂肪酸代謝が変更され、通常はトリグリセリド(TG)が肝細胞内に蓄積する。肝臓におけるTGの長期蓄積は、脂肪肝、NAFLDおよびNASHなどの肝疾患を引き起こすおそれがあり、それを示す。しかし、肝臓におけるTG蓄積は、必ずしも血清TGレベルの上昇と相関するとは限らず、逆の場合も同様である。例えば、初期高トリグリセリド血症患者は、血清中のTGレベルの上昇を示すことがあるが、さらに疾患が進行するまで肝臓におけるTG蓄積を示さない。インスリン抵抗性、糖尿病前症または糖尿病などの代謝障害に苦しむ患者も、代謝障害が適切に処置されない場合、肝臓におけるTG蓄積を示すおそれがある。この肝臓TG蓄積は、デノボTG合成の増加により、血清TGの上昇なしに行われうる。肝臓におけるTG蓄積が肝疾患のリスク因子であるので、肝臓におけるTG蓄積およびTG合成を予防および/または処置する治療選択肢が必要とされている。
方法
一態様において、対象の肝臓においてトリグリセリド合成を低下させる方法であって、対象に有効量の式(I)の化合物:
一態様において、対象の肝臓においてトリグリセリド合成を低下させる方法であって、対象に有効量の式(I)の化合物:
[式中、mは、2~5の整数であり、nは、3~8の整数であり、XlおよびX2はそれぞれ独立的に、硫黄原子、酸素原子、スルフィニル基またはスルホニル基を表し、ただし、XlおよびX2の両方が酸素原子であることはないことを条件とする]
その代謝物、またはその薬学的に許容される塩を投与するステップを含み、そのステップから本質的になり、またはそのステップからなる方法を本明細書で提供する。
別の態様において、対象の肝臓においてトリグリセリド蓄積を低下させる方法であって、対象に有効量の式(I)の化合物、その代謝物、またはその薬学的に許容される塩を投与するステップを含み、そのステップから本質的になり、またはそのステップからなり、式(I)の化合物が以上のように定義される、方法を本明細書で提供する。
実施形態によっては、対象は、高トリグリセリド血症、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、インスリン抵抗性、糖尿病前症、または糖尿病と診断されている。実施形態によっては、対象は健常であると考えられる。
本明細書では「その代謝物」は、式(I)の化合物として実質的に同様の治療活性を示す代謝物を指す。そのような代謝物の非限定的例としては、-O-(CH2)nCO2H部分を含むフェニルに付着している式(I)の化合物の-COCH3基が1-ヒドロキシエチル(-CH(OH)Me)基に代謝された化合物が挙げられる。
そのような1-ヒドロキシエチル基を含む代謝物は、1-ヒドロキシエチル基の1位に不斉中心を含む。対応するエナンチオマー、およびラセミ混合物を含むそれらの混合物は、本明細書において利用された式(I)の化合物の代謝物内に含められる。
実施形態によっては、式(I)の化合物は、式(IA)の化合物(またはMN-001)である。
実施形態によっては、式(I)および(IA)の化合物の代謝物は、式(IB)の化合物(またはMN-002)である。
実施形態によっては、化合物は経口投与される。実施形態によっては、化合物は、1日1回、1日2回または1日3回投与される。実施形態によっては、化合物は、液体または固体剤形として投与される。実施形態によっては、化合物は、固体剤形で経口投与され、他の多形体を実質的に含まない斜方晶系結晶形で存在する。
実施形態によっては、化合物は、50mg/日~5,000mg/日の範囲の量で、任意選択で1、2または3回に分けて、投与される。実施形態によっては、化合物は、25mg、50mg、75mg、100mg、150mg、200mg、250mg、500mg、750mg、1000mg、1500mgまたは2000mgの投与量で、1日1回、1日2回または1日3回投与される。実施形態によっては、化合物は、50mgを1日1回(qd)、50mgを1日2回(bid)、50mgを1日3回(tid)、100mgを1日1回、100mgを1日2回、100mgを1日3回、500mgを1日1回、500mgを1日2回、500mgを1日3回、750mgを1日1回、750mgを1日2回、750mgを1日3回、または500mgを1日3回で、5日間、次いで、750mgを1日2回で、もう5日間投与される。実施形態によっては、化合物は、少なくとも1週間、2週間、3週間、4週間、8週間、12週間、または無期限に投与される。
実施形態によっては、式(I)の化合物、その代謝物、またはその薬学的に許容される塩は、本明細書に開示された方法において使用された単独の活性剤である。
合成
式(I)の化合物の合成およびいくつかの生物学的活性については、参照により全体として本明細書に組み込まれる米国特許第4,985,585号に記載されている。例えば、式(IA)の化合物は、式(II)のフェノール:
式(I)の化合物の合成およびいくつかの生物学的活性については、参照により全体として本明細書に組み込まれる米国特許第4,985,585号に記載されている。例えば、式(IA)の化合物は、式(II)のフェノール:
[式中、Rはカルボン酸保護基である]
と、式(III)の化合物:
を反応させて、式(IC)の化合物:
を与えることによって調製される。酸保護基またはR基の非限定的例としては、C1~C6アルキル、ベンジル、ベンズヒドリルおよびトリチルが挙げられ、ベンジル、ベンズヒドリルまたはトリチル基は、C1~C6アルキル、ハロ、および/またはC1~C6アルコキシ基で任意選択により置換されている。式(III)のブロモ基以外の脱離基が使用されてもよいことは当業者に明らかである。そのような他の脱離基の非限定的例としては、クロロまたはトシレートが挙げられる。
式(IC)の保護カルボン酸の脱保護によって、式(IA)の化合物が得られる。本開示に基づいて明らかなように、式(IC)の化合物は、本発明によれば、実施形態によっては有用である。脱保護方法の非限定的例としては、H2およびPd/CまたはPt/Cなどの触媒の下におけるアルカリ加水分解および水素化分解が挙げられる。
反応は、不活性有機溶媒、例えば、限定するものではないが、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトンまたはジメチルホルムアミド中で実施される。求核置換反応は、室温未満、溶媒の還流温度までの温度で、炭酸カリウムまたは炭酸ナトリウムなどの無機塩基の存在下、任意選択でヨウ化カリウムの存在下で実施されうる。反応は、薄層クロマトグラフィーや1H-NMRなどの周知の方法により決定して実質的な生成物を与えるのに十分な時間実施される。本明細書において利用された他の化合物は、本明細書に記載された手順に従い、出発物質を適切に置換すること、かつ/または当業者に周知の方法に従うことによって作製される。米国特許第5,290,812号(参照により全体として本明細書に組み込まれる)も参照のこと。
式(IA)の化合物は、制御された条件下で再結晶されて、フォームA結晶と呼ばれる本質的に純粋な斜方晶系多形体(例えば、90%以上、好ましくは少なくとも95%のフォームA)を与える。多形フォームAおよびそれを生成する方法については、米国特許第7,060,854号および同第7,064,146号に記載されている。それらの文献は、参照によりそれらの全体として本明細書に組み込まれる。式(I)の化合物のすべての多形体は活性であるが、多形フォームAが好ましい。ある種の条件下で、この多形体の溶解度およびバイオアベイラビリティは、他の多形体よりも優れており、したがってフォームAは、改善された固体製剤をもたらすことができる。
例えば、式(IA)の化合物を25~40℃で5~10重量部のエタノールに溶解して、黄色~橙色溶液を得ることによって、フォームA結晶を得ることができる。エタノール溶液を1~10部の水とともに仕込み、20~25℃で約15~60分間、次いで5~10℃でさらに1~4時間、好ましくは2.0~3.0時間撹拌すると、灰白色懸濁液が生じる。この懸濁液に、5~15部の水を添加し、混合物を5~10℃でさらに1~4時間、好ましくは1.5~2.0時間撹拌する。固体の白色から灰白色の生成物を真空濾過によって単離し、濾過ケークを水で洗浄し、真空中25~40℃で12~24時間乾燥する。
式(I)の化合物のいくつかの代謝物(例えば、式IBの化合物)などエナンチオマー体として存在する本明細書において利用される化合物については、2つのエナンチオマーを光学的に分割することができる。そのような分解は、例えば、限定するものではないが、(S)-(-)-1-(1-ナフチル)エチルアミンなどの塩基のジアステレオマー塩を対応するカルボン酸化合物を用いて形成すること、またはキラルカラムクロマトグラフィーを使用してエナンチオマーを分離することによって行われる。そのような化合物の中間体もエナンチオマー体として存在し、同様に分割されうる。
投与および製剤
本明細書において利用された化合物は、経口投与することができ、または静脈内、筋肉内、および皮下注射、もしくは経皮方法によって投与することができる。有効投与量レベルは、広範囲、例えば1日当たり約100~4000mgでありうる。実施形態によっては、1日の投与量範囲は250~2,000mgであり、1、2または3回で投与される。実施形態によっては、投与量は、1000mgを1日2回である。実施形態によっては、好適な投与量として、1000mgを1日1回、1000mgを1日2回、および750mgを1日3回が挙げられる。
本明細書において利用された化合物は、経口投与することができ、または静脈内、筋肉内、および皮下注射、もしくは経皮方法によって投与することができる。有効投与量レベルは、広範囲、例えば1日当たり約100~4000mgでありうる。実施形態によっては、1日の投与量範囲は250~2,000mgであり、1、2または3回で投与される。実施形態によっては、投与量は、1000mgを1日2回である。実施形態によっては、好適な投与量として、1000mgを1日1回、1000mgを1日2回、および750mgを1日3回が挙げられる。
実際の量は、処置されている患者の状況によって決まる。当業者が認識しているように、患者の年齢、体重、性別、食事および状態、投与時期、投与速度および経路など、活性物質の作用を改変する多くの因子が、処置医によって考慮される。所与の条件に最適な投与量は、通常の投与量決定試験を用いて当業者によって確認されうる。
本明細書において利用された化合物は、液状剤、散剤、クリーム剤、乳剤、丸剤、トローチ剤、坐剤、懸濁剤、液剤などを含む、任意の薬学的に許容される形に製剤化されうる。本明細書において利用された化合物を含有する治療組成物は、普通は公知の十分に確立された慣例に従って1種または複数種の薬学的に許容される成分とともに製剤化される。一般に、錠剤は、加工デンプンなどの担体を単独で、または10重量%のカルボキシメチルセルロース(Avicel)との組合せで利用して形成される。製剤は、錠剤形成プロセスにおいて1,000~3,000ポンドの圧力で圧縮される。錠剤は好ましくは、約1.5~8.0kp/cm2、好ましくは5.0~7.5kp/cm2の平均硬度を示す。崩壊時間は、約30秒~約15分または20分までで変動する。
経口使用の製剤を、本明細書において利用された治療上活性な化合物が炭酸カルシウム、リン酸カルシウムもしくはカオリンなどの不活性な固体希釈剤と混合された硬ゼラチンカプセル剤として、または化合物が油性媒体、例えば流動パラフィンもしくはオリーブ油と混合された軟ゼラチンカプセル剤として提供することができる。好適な担体には、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、糖、ラクトース、ペクチン、デキストリン、デンプン、ゼラチン、トラガカント、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、低融点ワックス、カカオバターなどが含まれる。
本明細書において利用された化合物は、懸濁化剤、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、トラガカントゴムおよびアラビアゴム;天然ホスファチド、例えばレシチン、またはアルカリ性オキシドと脂肪酸の縮合生成物、例えばステアリン酸ポリオキシエチレン、またはエチレンオキシドと長鎖脂肪族アルコールの縮合生成物、例えばヘプタデカエチレン-オキシセタノール、またはエチレンオキシドと脂肪酸およびヘキシトールに由来する部分エステルの縮合生成物、例えばモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビトール、またはエチレンオキシドと脂肪酸およびヘキシトール無水物に由来する部分エステルの縮合生成物、例えばポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートなどの分散剤または湿潤剤など、薬学的に許容される賦形剤と混和された水性懸濁剤として製剤化することができる。そのような水性懸濁剤は、1種または複数種の保存剤、例えばエチル-もしくは-n-プロピル-p-ヒドロキシベンゾエート、1種または複数種の着色剤、1種または複数種の香味剤、およびグリセロール、ソルビトール、スクロース、サッカリンまたはサイクラミン酸ナトリウムもしくはカルシウムなど1種または複数種の甘味剤も含有することができる。
好適な製剤には、米国特許第4,788,055号;同第4,816,264号;同第4,828,836号;同第4,834,965号;同第4,834,985号;同第4,996,047号;同第5,071,646号;および同第5,133,974号に記載されているものなどの徐放剤形も含まれ、それらの内容は、参照によりそれらの全体として本明細書に組み込まれる。
経口投与に適した他の形には、乳剤、シロップ剤、エリキシル剤、水性液剤を含む液状形調製物、または使用する直前に液状形調製物に変換されることが意図される固形調製物が含まれる。乳剤は、液剤として、例えば水性プロピレングリコール液剤として調製することができ、または例えばレシチン、ソルビタンモノオレエートまたはアカシアなどの乳化剤を含有してもよい。水性液剤は、活性成分を水に溶解し、好適な着色料、香味料、安定化剤および粘稠化剤を添加することによって調製することができる。固形調製物は、活性成分に加えて、着色料、香味料、安定剤、緩衝剤、人工および天然甘味料、分散剤、粘稠化剤、溶解補助剤などを含有することができる。
本明細書において利用された化合物は、(例えば、注射、例えばボーラス注射または持続点滴による)非経口投与向けに製剤化することができ、アンプル、プレフィルド注射器、小容量点滴または複数回投与容器中に添加保存剤とともに単位用量形態で提示されうる。組成物は、油性または水性ビヒクル中の懸濁剤、液剤または乳剤、例えば水性ポリエチレングリコール中の液剤のような形をとることができる。油性または非水性担体、希釈剤、溶媒またはビヒクルの例としては、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、植物油(例えば、オリーブ油)、および注射可能な有機エステル(例えば、オレイン酸エチル)が挙げられ、保存剤、湿潤剤、乳化剤もしくは懸濁化剤、安定化剤および/または分散剤などの製剤用剤を含有することができる。あるいは、活性成分は、無菌固体の無菌的単離によって、または好適なビヒクル、例えば無菌パイロジェンフリー水を用いた使用前の構成用溶液から凍結乾燥によって得られた散剤の形とすることができる。
本明細書において利用された化合物は、表皮への局所投与向けに軟膏剤、クリーム剤もしくはローション剤として、または経皮パッチとして製剤化されうる。軟膏剤およびクリーム剤は、例えば水性または油性基剤を用いて、好適な粘稠化剤および/またはゲル化剤を添加して製剤化されうる。ローション剤は、水性または油性基剤を用いて製剤化することができ、一般に、1種または複数種の乳化剤、安定化剤、分散剤、懸濁化剤、粘稠化剤または着色剤も含有する。口中における局所投与に適した製剤には、活性剤を香味付け基剤、通常スクロースおよびアカシアまたはトラガカント中に含むロゼンジ;活性成分をゼラチンやグリセリンまたはスクロースやアカシアなどの不活性基剤中に含む香錠;および活性成分を好適な液体担体中に含む洗口剤が含まれる。
本明細書において利用された化合物は、坐剤としての投与向けに製剤化されうる。そのような製剤では、脂肪酸グリセリドまたはカカオバターの混合物などの低融点ワックスが最初に溶融され、活性成分が、例えば撹拌によって均質に分散される。次いで、均質な溶融混合物を好都合なサイズの鋳型に注ぎ込み、放冷し、固まらせる。
本明細書において利用された化合物は、腟内投与向けに製剤化されうる。活性成分に加えて、当技術分野において適切であることが公知であるような担体を含有するペッサリー、タンポン、クリーム、ゲル、ペースト、フォームまたはスプレー。
本明細書において利用された化合物は、経鼻投与向けに製剤化されうる。液剤または懸濁剤は、通常の手段によって、例えば、滴瓶、ピペットまたはスプレーを用いて鼻腔に直接塗布される。製剤は、単回または複数回投与の形で提供されうる。患者は、適切な所定量の液剤または懸濁剤を滴瓶またはピペットで投与することができる。スプレーは、例えば計量噴霧スプレーポンプの手段によって投与されうる。
本明細書において利用された化合物は、鼻腔内投与を含むエアロゾル投与、特に気道へのエアロゾル投与向けに製剤化されうる。化合物は、一般に、例えば5ミクロン以下程度の、小粒径を有する。そのような粒径は、当技術分野において公知の手段、例えば微粒子化によって得ることができる。活性成分は、クロロフルオロカーボン(CFC)、(例えば、ジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタンもしくはジクロロテトラフルオロエタン)、二酸化炭素または他の好適な気体などの好適な噴射剤を含む加圧パックで提供される。エアロゾル剤は、好都合なことにはレシチンなどの界面活性剤を含有することもできる。薬物の用量は、計量バルブによって制御されうる。あるいは、活性成分は、乾燥粉末の形で、例えば、ラクトース、デンプン、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどのデンプン誘導体、およびポリビニルピロリジンなどの好適な粉末基剤中の化合物という混合粉体の形で提供されうる。粉末担体は鼻腔でゲルを形成する。粉末組成物は、単位用量形態、粉末が吸入器によって投与されうる、例えばゼラチンまたはブリスターパックの、例えばカプセルまたはカートリッジで提示されうる。
所望の場合、製剤は、活性成分の徐放または制御放出投与に適合させた腸溶性コーティングを設けて調製されうる。本発明で使用することができるよく見られるタイプの制御放出製剤は、糖球などの不活性コア、内側の薬物を含有する第2の層でコーティングされた第1の層、および内側層からの薬物放出を制御する外膜または第3の層を含む。
コアは、水溶性または膨潤性材料とすることができ、コアとして通常使用されるいずれの材料でも、ビーズまたはペレットに作製された他のいずれの薬学的に許容される水溶性または水膨潤性材料でもよい。コアは、スクロース/デンプン(糖球NF)、スクロース結晶、または典型的には微結晶セルロースやラクトースなどの賦形剤からなる押出および乾燥球などの球状の材料でありうる。
第1の層における実質的に水不溶性の材料は、一般に(溶媒に分散または溶解している)「GI不溶性」または「GI部分不溶性」フィルム形成ポリマーである。例としては、エチルセルロース、セルロースアセテート、セルロースアセテートブチレート、エチルアクリレート/メチルメタクリレートコポリマー(EUDRAGIT(登録商標)NE-30-D)、アンモニオメタクリレートコポリマーA型およびB型(EUDRAGIT(登録商標)RL30DおよびRS30D)などのポリメタクリレート、ならびにシリコーンエラストマーを挙げることができる。通常、ポリマーと一緒に可塑剤が使用される。例示的な可塑剤としては、ジブチルセバケート、プロピレングリコール、トリエチルシトレート、トリブチルシトレート、ヒマシ油、アセチル化モノグリセリド、アセチルトリエチルシトレート、アセチルブチルシトレート、ジエチルフタレート、ジブチルフタレート、トリアセチン、分留ヤシ油(中鎖トリグリセリド)が挙げられる。
活性成分を含有する第2の層は、ポリマーを結合剤として用いてまたは用いずに、活性成分(薬物)からなりうる。結合剤は、使用時、通常親水性の結合剤であるが、水溶性でも水不溶性でもよい。活性薬物を含有する第2の層において使用される例示的なポリマーは、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコールなどのポリアルキレングリコールなどの親水性ポリマー、ゼラチン、ポリビニルアルコール、デンプンおよびその誘導体、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、アクリル酸ポリマー、ポリメタクリレート、または他の任意の薬学的に許容されるポリマーである。第2の層中の薬物と親水性ポリマーの比は、通常1:100~100:1(w/w)の範囲である。
薬物放出を制御するための第3の層または膜における使用に適したポリマーは、例えばエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、セルロースアセテートフタレート、セルロースアセテートトリメリテート、ポリメタクリレート、またはそれらの混合物などの、水不溶性ポリマーまたはpH依存性溶解度を有するポリマーから選択することができ、それらは、以上に記載されたものなどの可塑剤と任意選択で組み合わせられる。
任意選択で、制御放出層は、上記のポリマーに加えて、制御放出層の透過性を調整し、それによって放出速度を調整するために異なる溶解度特性を有する別の物質を含む。改質剤として例えばエチルセルロースと一緒に使用してもよい例示的なポリマーとしては、HPMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルアルコール、pH依存性溶解度を有するポリマー、例えばセルロースアセテートフタレートもしくはアンモニオメタクリレートコポリマー、およびメタクリル酸コポリマー、またはそれらの混合物が挙げられる。望ましい場合には、スクロース、ラクトースおよび医薬品等級の界面活性剤などの添加剤を制御放出層に含めることもできる。
製剤の単位剤形も本明細書で提供される。そのような剤形では、製剤は、適切な量の活性成分(例えば、限定するものではないが、式(I)の化合物、その代謝物、またはその薬学的に許容される塩)を含有する単位投与量に細分される。単位剤形は、パッケージされた調製物とすることができ、パッケージは、バイアルまたはアンプルにパックされた錠剤、カプセル剤および散剤など、別々の量の調製物を含有する。また、単位剤形は、カプセル剤、錠剤、カシェ剤もしくはロゼンジ剤自体とすることもでき、またはこれらのいずれかの適切な数がパッケージされた形とすることもできる。
他の好適な医薬用担体およびそれらの製剤については、Remington:The Science and Practice of Pharmacy 1995、E.W.Martin編、Mack Publishing Company社、第19版、Easton,Paに記載されている。
HepG2細胞(ヒト肝細胞癌試料に由来)を、10μM アラキドン酸(ARA)、1μM LXRアゴニストT0901317(「T1317」)、および10μM MN-001から選択された1つまたは複数と48時間インキュベートした。T1317は、LXR-SREBP-1c ChREPBシグナルを刺激し、肝臓におけるトリグリセリド(TG)合成を増大させ、脂肪肝を悪化させる。処置後に細胞内トリグリセリドレベルを測定した(図1)。
ビヒクルと比べて、T1317は、TG合成を3.8倍増大させ、ARAは、TG合成を15.3倍増大させ、T1317とARAの組合せは、TG合成を24.3倍増大させた。
MN-001を添加すると、HepG2細胞においてARAおよび/またはT1317によって引き起こされるTG蓄積(TG合成)が阻害された。さらに詳細には、MN-001の添加は、T1317によるTG合成の増大を1.7倍に、ARAまたはT1317とARAの組合せによるTG合成の増大を3.7倍に抑制した。これらの結果は、VLDL分泌を抑制することによるTG低減および脂肪肝形成の抑制と関係付けることができる。
TG代謝に関連がある分子のmRNA発現に対するMN-001の効果:(1)肝臓中の肝細胞へのARAの取り込みに関与する脂肪酸トランスロカーゼ/CD36、および(2)細胞コレステロールのHDLへの移動を媒介することによって組織脂質レベルを制御する際に役割を果たすABCG1も、HepG2細胞から抽出されたRNAを、リアルタイムPCRを使用して測定することによって調査した。この目的のために、(10μM アラキドン酸(ARA)、1μM T1317、および10μM MN-001から選択された1つまたは複数で48時間処置した後)HepG2細胞からRNAを抽出し、cDNAに変換した。
cDNAに変換した後、CD36 mRNA発現レベルをqPCRによって測定した(図2)。遊離脂肪酸は、インスリン抵抗性状態で上方制御されるCD36を含む受容体複合体を介して細胞に取り込まれる。飽和脂肪酸(例えば、パルミチン酸、ステアリン酸)およびフルクトースは、CD36発現を増大させ、脂質生成を制御するChREBPを調節することによって、脂肪生成パスウェイを誘導し、脂肪蓄積を助長する。この実験では、ARAは、CD36発現を対照と比べて1.8倍に増大させ、MN-001は、CD36発現を対照と比べて0.6倍に減少させ、MN-001をARAに添加すると、CD36発現をARA単独と比べて0.6倍に抑制した。さらに詳細には、MN-001で処置すると、CD36発現をARAの非存在下および存在下でそれぞれ39%および43%低下させ、それによってMN-001がARAの細胞取り込みを阻害したことが示唆される。
さらに、ABCG1 mRNA発現レベルもqPCRによって測定した(図3)。ABCG1は、脂質負荷マクロファージにおいて高発現されることが知られており、HDLへのコレステロール流出を媒介する。ABCG1欠損は、マクロファージおよび肝細胞において甚大な細胞内コレステロール蓄積を引き起こす。この実験では、MN-001は、ABCG1発現を対照と比べて17倍上方制御し、ARA+MN-001は、ABCG1発現を対照と比べて9.7倍上方制御した。
第2相多施設二重盲検無作為化プラセボ対照試験は、MN-001の有効性、安全性および忍容性を評価するために実施される。非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者、2型糖尿病(DM)患者、および高トリグリセリド血症患者は、試験に参加するよう通知され、依頼される。試験は、スクリーニング期(最大8週間)、次に処置期(24週間)、および追跡調査来院時(最後の投与後約1週間)からなる。
この試験の被験者集団は、MRIスキャンによって確認してNAFLD(MRI-PDFF>8%)、2型糖尿病および高トリグリセリド血症と診断された≧21歳、≦75歳の男性および女性の参加者を含む。
試験の共主要目的:
・24週目におけるMRIプロトン密度脂肪画分(MRI-PDFF)によって測定された肝臓脂肪含有量における変化
・24週目における空腹時血清トリグリセリドレベルにおけるベースラインからの変化
・24週目におけるMRIプロトン密度脂肪画分(MRI-PDFF)によって測定された肝臓脂肪含有量における変化
・24週目における空腹時血清トリグリセリドレベルにおけるベースラインからの変化
二次的目的:
・MN-001の安全性および忍容性を評価すること
・MN-001の脂質プロファイルに対する効果を評価すること
・HDL-C、LDL-C、総コレステロールレベル
・MN-001の安全性および忍容性を評価すること
・MN-001の脂質プロファイルに対する効果を評価すること
・HDL-C、LDL-C、総コレステロールレベル
スクリーニング期(最大で8週間)
合計で最大8週間が、スクリーニング評価を完了するために充てられる。スクリーニング期の間に、参加者は、試験適格性について評価される。以下の評価が行われる:MRI-PDFF(磁気共鳴イメージング-プロトン密度脂肪画分)、現在および以前の薬物治療の概説を含む病歴、身長および体重、バイタルサインおよび12-ECGを含む簡易身体検査。全血球数(CBC)、完全代謝パネル(CMP)、空腹時脂質パネル、および凝固パネル(PT/INR)のために、血液試料を得る。尿検査が行われ、閉経前の女性参加者には、血清ヒト絨毛性ゴナドトロピン(β-hCG)妊娠試験が課せられる。
合計で最大8週間が、スクリーニング評価を完了するために充てられる。スクリーニング期の間に、参加者は、試験適格性について評価される。以下の評価が行われる:MRI-PDFF(磁気共鳴イメージング-プロトン密度脂肪画分)、現在および以前の薬物治療の概説を含む病歴、身長および体重、バイタルサインおよび12-ECGを含む簡易身体検査。全血球数(CBC)、完全代謝パネル(CMP)、空腹時脂質パネル、および凝固パネル(PT/INR)のために、血液試料を得る。尿検査が行われ、閉経前の女性参加者には、血清ヒト絨毛性ゴナドトロピン(β-hCG)妊娠試験が課せられる。
処置期(24週間)
MN-001 250mg錠剤、1日2回経口投与または釣り合う用量のプラセボが、1日2回、24週間投与される。二重盲検処置(DBT)期を通して、安全性パラメータが評価され、併用薬物治療を記録する。
MN-001 250mg錠剤、1日2回経口投与または釣り合う用量のプラセボが、1日2回、24週間投与される。二重盲検処置(DBT)期を通して、安全性パラメータが評価され、併用薬物治療を記録する。
試験終了来院時
試験を完了する患者はすべて、処置終了の約1週間(±3日)後に追跡調査来院のために再訪する。バイタルサイン、体重、臨床安全性ラボのために回収された血液試料、ならびに併用薬物治療(CM)および有害事象(AE)が記録される。
試験を完了する患者はすべて、処置終了の約1週間(±3日)後に追跡調査来院のために再訪する。バイタルサイン、体重、臨床安全性ラボのために回収された血液試料、ならびに併用薬物治療(CM)および有害事象(AE)が記録される。
いくつかの実施形態
実施形態1.対象の肝臓においてトリグリセリド合成を低下させる方法であって、対象に有効量の式(I)の化合物:
実施形態1.対象の肝臓においてトリグリセリド合成を低下させる方法であって、対象に有効量の式(I)の化合物:
[式中、mは、2、3、4または5であり、nは、3、4、5、6、7または8であり、XlおよびX2はそれぞれ独立的に、硫黄原子、酸素原子、スルフィニル基またはスルホニル基を表し、ただし、XlおよびX2の両方が酸素原子であることはないことを条件とする]
その代謝物、またはその薬学的に許容される塩を投与するステップを含む、方法。
実施形態2.式(I)の化合物が、式(IA)の化合物である、実施形態1に記載の方法。
実施形態3.式(I)の化合物の代謝物が、投与され、式(IB)の化合物である、実施形態1に記載の方法。
実施形態4.対象が、高トリグリセリド血症、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、インスリン抵抗性、糖尿病前症、または糖尿病と診断されている、実施形態1から3のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態5.対象が健常であると考えられる、実施形態1から3のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態6.式(I)の化合物が経口投与される、実施形態1から5のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態7.式(I)の化合物が、1日1回、1日2回または1日3回投与される、実施形態1から6のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態8.式(I)の化合物が、液体または固体剤形として投与される、実施形態1から7のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態9.式(I)の化合物が固体剤形で経口投与され、式(I)の化合物が斜方晶系結晶形で存在する、実施形態1から8のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態10.式(I)の化合物が、50mg/日~2,000mg/日の範囲の量で、任意選択で1、2または3回に分けて、投与される、実施形態1から9のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態11.式(I)の化合物が、50mg、75mg、100mg、200mg、500mg、750mgまたは1,000mgの投与量で、1日1回、1日2回または1日3回投与される、実施形態1から10のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態12.対象の肝臓においてトリグリセリド蓄積を低下させる方法であって、対象に有効量の式(I)の化合物:
[式中、mは、2、3、4または5であり、nは、3、4、5、6、7または8であり、XlおよびX2はそれぞれ独立的に、硫黄原子、酸素原子、スルフィニル基またはスルホニル基を表し、ただし、XlおよびX2の両方が酸素原子であることはないことを条件とする]
もしくはその代謝物、またはその薬学的に許容される塩を投与するステップを含む、方法。
実施形態13.式(I)の化合物が、式(IA)の化合物である、実施形態12に記載の方法。
実施形態14.式(I)の化合物の代謝物が、式(IB)の化合物である、実施形態12に記載の方法。
実施形態15.対象が、高トリグリセリド血症、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、インスリン抵抗性、糖尿病前症、または糖尿病と診断されている、実施形態12から14のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態16.対象が健常であると考えられる、実施形態12から14のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態17.式(I)の化合物が経口投与される、請求項12から16のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態18.式(I)の化合物が、1日1回、1日2回または1日3回投与される、実施形態12から17のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態19.式(I)の化合物が、液体または固体剤形として投与される、実施形態12から18のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態20.式(I)の化合物が固体剤形で経口投与され、式(I)の化合物が斜方晶系結晶形で存在する、実施形態12から19のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態21.式(I)の化合物が、50mg/日~2,000mg/日の範囲の量で、任意選択で1、2または3回に分けて、投与される、実施形態12から20のいずれか一形態に記載の方法。
実施形態22.式(I)の化合物が、50mg、75mg、100mg、200mg、500mg、750mgまたは1,000mgの投与量で、1日1回、1日2回または1日3回投与される、実施形態12から21のいずれか一形態に記載の方法。
いくつかの実施形態を例示し説明してきたが、その中で、当技術分野における通常の技能に従って、以下の特許請求の範囲において定義されたそのより広い態様における技術から逸脱することなく、変更および修正を行うことができることを理解すべきである。
本明細書に例示的に記載された実施形態は、好適には本明細書に具体的に開示されていない要素、制限がいずれも存在しない場合に実施されうる。したがって、例えば用語「含む(comprising)」、「含む(including)」、「含む(containing)」などは、広範囲に制限無く解釈されるものとする。その上、本明細書に採用された用語および表現は、説明の用語として使用されたのであって、限定の用語として使用されたのではなく、そのような用語および表現の使用においては、示され、説明された特徴またはそれらの一部分のいずれの均等物も除外するものではなく、さまざまな修正が特許請求された技術の範囲内で可能であると認識される。その上、語句「から本質的になる(consisting essentially of)」は、具体的に記載された要素、ならびに特許請求された技術の基本的かつ新規の特性に実質的には影響しない追加の要素を含むように理解される。語句「からなる(consisting of)」は、指定されていないいずれの要素も除外する。
本開示は、本出願に記載された特定の実施形態によって限定されるものではない。当業者に自明であるように、その趣旨および範囲から逸脱することなく、多くの修正および変形を行うことができる。本明細書に列挙されたものに加えて、本開示の範囲内にある機能的に等価な方法および組成物は、上記の説明から当業者に明らかである。そのような修正および変形は、添付の特許請求の範囲内に入ることが意図される。本開示は、添付の特許請求の範囲の用語、およびそのような特許請求の範囲に与えられた均等物の全範囲によってのみ限定されるものである。本開示は、特定の方法、試薬、化合物、または組成物に限定されず、当然変わりうることを理解すべきである。また、本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、限定することを意図するものではないことも理解すべきである。
さらに、本開示の特徴または態様がMarkush基によって記載されている場合、当業者は、本開示も、それによってMarkush基のいずれか個々のメンバーまたはメンバーのサブグループで記載されていることを認識するであろう。
当業者によって理解されているように、すべての目的のために、特に文書による説明を行うという点で、本明細書に開示されたすべての範囲は、すべての可能なそれらの下位の範囲およびそれらの下位の範囲の組合せも包含する。列挙されたいずれの範囲も、同じ範囲が少なくとも等分割、3分割、4分割、5分割、10分割などに分解されることを十分に記載し、可能にすると容易に認識されうる。非限定的例として、本明細書に論じられているそれぞれの範囲は、下部3分の1、中部3分の1、および上部3分の1などに容易に分解されうる。やはり当業者によって理解されているように、「~まで」、「少なくとも」、「~より大きい」、「未満」などすべての言語は、記載された数を含み、以上で論じた下位の範囲に続いて分解されうる範囲を指す。最後に、当業者によって理解されているように、範囲は、それぞれ個々のメンバーを含む。
本明細書に記載されたすべての刊行物、特許出願、発行特許、および他の文献は、それぞれ個々の刊行物、特許出願、発行特許、または他の文献が、参照によりその全体として組み込まれるように具体的にかつ個別に指示されたかのように参照により本明細書に組み込まれる。参照により組み込まれた本文に含まれている定義は、本開示の定義と矛盾する限り、除外される。
他の実施形態が、以下の特許請求の範囲に記載されている。
Claims (22)
- 対象の肝臓においてトリグリセリド合成を低下させる方法であって、対象に有効量の式(I)の化合物:
[式中、mは、2、3、4または5であり、nは、3、4、5、6、7または8であり、XlおよびX2はそれぞれ独立的に、硫黄原子、酸素原子、スルフィニル基またはスルホニル基を表し、ただし、XlおよびX2の両方が酸素原子であることはないことを条件とする]
その代謝物、またはその薬学的に許容される塩を投与するステップを含む、方法。 - 式(I)の化合物が、式(IA)の化合物である、請求項1に記載の方法。
- 式(I)の化合物の代謝物が、投与され、式(IB)の化合物である、請求項1に記載の方法。
- 対象が、高トリグリセリド血症、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、インスリン抵抗性、糖尿病前症、または糖尿病と診断されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
- 対象が健常であると考えられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が経口投与される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が、1日1回、1日2回または1日3回投与される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が、液体または固体剤形として投与される、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が固体剤形で経口投与され、式(I)の化合物が斜方晶系結晶形で存在する、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が、50mg/日~2,000mg/日の範囲の量で、任意選択で1、2または3回に分けて、投与される、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が、50mg、75mg、100mg、200mg、500mg、750mgまたは1,000mgの投与量で、1日1回、1日2回または1日3回投与される、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
- 対象の肝臓においてトリグリセリド蓄積を低下させる方法であって、対象に有効量の式(I)の化合物:
[式中、mは、2、3、4または5であり、nは、3、4、5、6、7または8であり、XlおよびX2はそれぞれ独立的に、硫黄原子、酸素原子、スルフィニル基またはスルホニル基を表し、ただし、XlおよびX2の両方が酸素原子であることはないことを条件とする]
もしくはその代謝物またはその薬学的に許容される塩を投与するステップを含む、方法。 - 式(I)の化合物が、式(IA)の化合物である、請求項12に記載の方法。
- 式(I)の化合物の代謝物が、式(IB)の化合物である、請求項12に記載の方法。
- 対象が、高トリグリセリド血症、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、インスリン抵抗性、糖尿病前症、または糖尿病と診断されている、請求項12から14のいずれか一項に記載の方法。
- 対象が健常であると考えられる、請求項12から14のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が経口投与される、請求項12から16のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が、1日1回、1日2回または1日3回投与される、請求項12から17のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が、液体または固体剤形として投与される、請求項12から18のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が固体剤形で経口投与され、式(I)の化合物が斜方晶系結晶形で存在する、請求項12から19のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が、50mg/日~2,000mg/日の範囲の量で、任意選択で1、2または3回に分けて、投与される、請求項12から20のいずれか一項に記載の方法。
- 式(I)の化合物が、50mg、75mg、100mg、200mg、500mg、750mgまたは1,000mgの投与量で、1日1回、1日2回または1日3回投与される、請求項12から21のいずれか一項に記載の方法。
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