JP2024012580A - 積層体及び包装袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の積層体は、基材と、接着層と、シーラント層と備え、接着層とシーラント層との間に蒸着膜を更に備え、接着層は、ポリエステルポリオール及びイソシアネート化合物を含む2液硬化型接着剤の硬化物であり、ポリエステルポリオールが、イソシアヌル環を有するポリエステルポリオールであり、蒸着膜の膜厚が、1nm以上140nm以下であり、
基材は、延伸樹脂フィルムであり、基材及びシーラント層は、同一の樹脂材料を含み、同一樹脂材料は、ポリプロピレンであることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
強度やバリア性を向上した上記の積層体は、ポリエステルやポリアミドからなる樹脂フィルム、及び金属箔等を備えるため、層数が多く、厚さが厚いという特徴がある。しかしながら、このような積層体を用いて、積層体とジッパーテープとをヒートシールする場合には、通常よりも高い温度で長時間の加熱が必要となり、積層体、特に加熱される側の層が溶融し、その表面が変形してしまい、外観を損なってしまうおそれがあった。
しかしながら、ジッパー付包装袋は、その作製及び内容物の充填時に、包装機が備えるフォーマー等により成型されるが、該成型処理により包装袋には大きな屈曲負荷が加えられるため、ジッパー付包装袋の酸素バリア性及び水蒸気バリア性の低下をもたらしてしまうとの知見を得た。また、積層体とジッパーテープとをヒートシールする際の加熱により、ジッパー付包装袋の酸素バリア性及び水蒸気バリア性の更なる低下をもたらしてしまうとの知見を得た。
前記基材は、延伸樹脂フィルムであり、前記基材及び前記シーラント層は、同一の樹脂材料を含み、前記同一樹脂材料は、ポリプロピレンであることを特徴とする、積層体である。
本発明の積層体10は、図1に示すように、基材11と、接着層12と、シーラント層13とを備え、接着層12とシーラント層13との間に、蒸着膜14を更に備える。
なお、本発明において、「同一の樹脂材料」及び「同一樹脂材料」とは、樹脂分類が同一であることを意味する。
なお、積層体における上記同一樹脂材料の含有量とは、積層体を構成する各層における樹脂材料の含有量の和に対する、上記同一樹脂材料の割合を意味する。
なお、本発明において酸素透過度の測定は、JIS K 7126に準拠して行う。
なお、本発明において酸素透過度の測定は、JIS K 7129に準拠して行う。
基材は、ポリプロピレンを含む。ポリプロピレンは、ホモポリマー、ランダムコポリマー及びブロックコポリマーのいずれであってもよい。ポリプロピレンホモポリマーとは、プロピレンのみの重合体であり、ポリプロピレンランダムコポリマーとは、プロピレンとプロピレン以外の他のα-オレフィン(例えばエチレン、ブテン-1、4-メチル-1-ペンテン等)等とのランダム共重合体であり、ポリプロピレンブロックコポリマーとは、プロピレンからなる重合体ブロックと、上記したプロピレン以外の他のα-オレフィンからなる重合体ブロックを有する共重合体である。
また、形成される画像は、特に限定されず、文字、柄、記号及びこれらの組み合わせ等が表される。
画像形成は、従来公知のインキを用いて形成することができるが、バイオマス由来のインキを用いて行われることが好ましい。これにより、積層体を用いて、環境負荷のより少ない包装袋を作製することができる。
画像の形成方法は、特に限定されるものではなく、グラビア印刷法、オフセット印刷法、フレキソ印刷法等の従来公知の印刷法を挙げることができる。
接着層は、ポリエステルポリオール及びイソシアネート化合物を含む2液硬化型接着剤の硬化物であり、ポリエステルポリオールがオルト配向多価カルボン酸又はその無水物と、多価アルコールとを重縮合して得られるポリエステルポリオール、グリセロール骨格を有するポリエステルポリオール、又はイソシアヌル環を有するポリエステルポリオールであることを特徴とする。蒸着膜を備えた積層体を包装袋に適用する際には、成形機等により積層体に屈曲負荷がかかるため、蒸着膜に亀裂等が生じる恐れがある。接着層が上記の2液硬化型接着剤の硬化物であることにより、蒸着膜に亀裂が生じた場合であっても、積層体の酸素バリア性及び水蒸気バリア性を維持することができる。また、これにより、ポリエステルやポリアミドからなる樹脂フィルムや金属箔を用いる必要が無くなり、少ない層数でかつ厚さが薄い積層体とすることができ、積層体とジッパーテープとのヒートシールによる熱負荷を低減することができる。よって、ヒートシールによる積層体の変形を抑制することができる。
〔第1例〕オルト配向多価カルボン酸又はその無水物と、多価アルコールとを重縮合して得られるポリエステルポリオール
〔第2例〕グリセロール骨格を有するポリエステルポリオール
〔第3例〕イソシアヌル環を有するポリエステルポリオール
以下、各ポリエステルポリオールについて説明する。
特に、オルトフタル酸及びその無水物の、多価カルボン酸全成分に対する含有率が70~100質量%であるポリエステルポリオールが好ましい。
具体的には、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸及びドデカンジカルボン酸等脂肪族多価カルボン酸、無水マレイン酸、マレイン酸及びフマル酸等の不飽和結合含有多価カルボン酸、1,3-シクロペンタンジカルボン酸及び1,4-シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族多価カルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ピロメリット酸、トリメリット酸、1,4-ナフタレンジカルボン酸、2,5-ナフタレンジカルボン酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸、ナフタル酸、ビフェニルジカルボン酸、1,2-ビス(フェノキシ)エタン-p,p’-ジカルボン酸、これらジカルボン酸の無水物及びこれらジカルボン酸のエステル形成性誘導体等の芳香族多価カルボン酸、p-ヒドロキシ安息香酸、p-(2-ヒドロキシエトキシ)安息香酸及びこれらのジヒドロキシカルボン酸のエステル形成性誘導体等の多塩基酸等が挙げられる。これらの中でも、コハク酸、1,3-シクロペンタンジカルボン酸、イソフタル酸が好ましい。
なお、上記その他の多価カルボン酸を2種以上使用してもよい。
但し、R1、R2、R3のうち少なくとも一つは、一般式(2)で表される基を表す。
Xが置換基によって置換されている場合、1又は複数の置換基で置換されていてもよく、該置換基は、X上の、遊離基とは異なる任意の炭素原子に結合している。該置換基としては、クロロ基、ブロモ基、メチル基、エチル基、i-プロピル基、ヒドロキシル基、メトキシ基、エトキシ基、フェノキシ基、メチルチオ基、フェニルチオ基、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、フタルイミド基、カルボキシル基、カルバモイル基、N-エチルカルバモイル基、フェニル基及びナフチル基等が挙げられる。
これらの化合物は、芳香環の任意の炭素原子に置換基を有していてもよい。該置換基としては、クロロ基、ブロモ基、メチル基、エチル基、i-プロピル基、ヒドロキシル基、メトキシ基、エトキシ基、フェノキシ基、メチルチオ基、フェニルチオ基、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、フタルイミド基、カルボキシル基、カルバモイル基、N-エチルカルバモイル基、フェニル基及びナフチル基等が挙げられる。
Xは1,2-フェニレン基、1,2-ナフチレン基、2,3-ナフチレン基、2,3-アントラキノンジイル基、及び2,3-アントラセンジイル基から成る群から選ばれ、置換基を有していてもよいアリーレン基を表す。
Xの置換基は、中でもヒドロキシル基、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、フタルイミド基、カルバモイル基、N-エチルカルバモイル基及びフェニル基が好ましくヒドロキシル基、フェノキシ基、シアノ基、ニトロ基、フタルイミド基及びフェニル基が最も好ましい。
中でも、イソシアヌル環を有するトリオール化合物として1,3,5-トリス(2-ヒドロキシエチル)イソシアヌル酸、又は1,3,5-トリス(2-ヒドロキシプロピル)イソシアヌル酸を使用し、カルボン酸がオルト位に置換された芳香族多価カルボン酸又はその無水物としてオルトフタル酸無水物を使用し、多価アルコールとしてエチレングリコールを使用したイソシアヌル環を有するポリエステルポリオール化合物が、酸素バリア性や接着性に特に優れ好ましい。
また、イソシアネート化合物は、芳香族であっても、脂肪族であってもよく、低分子化合物であっても、高分子化合物であってもよい。
更に、イソシアネート化合物は、公知のイソシアネートブロック化剤を用いて公知慣用の適宜の方法より付加反応させて得られたブロック化イソシアネート化合物であってもよい。
中でも、接着性や耐レトルト性の観点から、イソシアネート基を3個以上有するポリイソシアネート化合物が好ましく、酸素バリア性及び水蒸気バリア性の観点からは、芳香族であることが好ましい。
低分子活性水素化合物としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、メタキシリレンアルコール、1,3-ビスヒドロキシエチルベンゼン、1,4-ビスヒドロキシエチルベンゼン、トリメチロールプロパン、グリセロール、ペンタエリスリトール、エリスリトール、ソルビトール、エチレンジアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン及びメタキシリレンジアミン等が挙げられ、分子活性水素化合物としては、各種ポリエステル樹脂、ポリエーテルポリオール及びポリアミドの高分子活性水素化合物等が挙げられる。
リン酸変性化合物は、例えば下記の一般式(5)又は(6)で表される化合物である。
板状無機化合物としては、例えば、カオリナイト-蛇紋族粘土鉱物(ハロイサイト、カオリナイト、エンデライト、ディッカイト、ナクライト、アンチゴライト、クリソタイル等)及びパイロフィライト-タルク族(パイロフィライト、タルク、ケロライ等)等が挙げられる。
カップリング剤としては、例えば、下記一般式(7)であらわされるシラン系カップリング剤、チタン系カップリング剤、又はアルミニウム系カップリング剤が挙げられる。なお、これらのカップリング剤は、単独でも、2種類以上組み合わせてもよい。
具体的には、例えば、シクロデキストリン、アルキル化シクロデキストリン、アセチル化シクロデキストリン及びヒドロキシアルキル化シクロデキストリン等のシクロデキストリンのグルコース単位の水酸基の水素原子を他の官能基で置換したもの等を用いることができる。また、分岐環状デキストリンも用いることができる。
また、シクロデキストリン及びシクロデキストリン誘導体におけるシクロデキストリン骨格は、6個のグルコース単位からなるα-シクロデキストリン、7個のグルコース単位からなるβ-シクロデキストリン、8個のグルコース単位からなるγ-シクロデキストリンのいずれであってもよい。
これらの化合物は単独で用いても2種以上を併用してもよい。また、これらシクロデキストリン及び/又はその誘導体を以降、デキストリン化合物と総称する場合がある。
置換度としては上記各種樹脂の極性の観点から、0.1個以上14個以下/グルコースの範囲であることが好ましく、0.3個以上8個以下/グルコースの範囲であることがより好ましい。
シーラント層は、ポリプロピレンを含む。ポリプロピレンは、基材と同様のものを用いることができる。シーラント層は、未延伸樹脂フィルムにより形成するか、又はポリプロピレンの溶融押出により形成してもよい。
積層体は、基材と接着層との間、又は接着層とシーラント層との間に、蒸着膜を更に備える。これにより、積層体は酸素バリア性及び水蒸気バリア性を備えることができる。
これらの中でも、酸素バリア性及び水蒸気バリア性という観点からは、アルミニウム蒸着膜が好ましい。
蒸着膜がアルミニウム蒸着膜の場合に、膜厚は、1nm以上100nm以下であることが好ましく、5nm以上60nm以下であることがより好ましく、10nm以上40nm以下であることが更に好ましい。
蒸着膜が珪素酸化物又は酸化アルミニウム蒸着膜の場合に、膜厚は、1nm以上140nm以下であることが好ましく、5nm以上30nm以下であることがより好ましく、5nm以上20nm以下であることが更に好ましい。
積層体は、任意の層間、例えば、接着層と、蒸着膜との間にガスバリア層を備えていてもよい。これにより、積層体の酸素バリア性及び水蒸気バリア性を向上することができる。
R1 nM(OR2)m
(ただし、式中、R1、R2は、それぞれ、炭素数1~8の有機基を表し、Mは金属原子を表し、nは0以上の整数を表し、mは1以上の整数を表し、n+mはMの原子価を表す。)
また、R1及びR2で表される有機基としては、例えば、メチル基、エチル基、n-プロピル基、i-プロピル基、n-ブチル基及びi-ブチル基等のアルキル基を挙げることができる。
シランカップリング剤としては、既知の有機反応性基含有オルガノアルコキシシランを用いることができるが、特に、エポキシ基を有するオルガノアルコキシシランが好ましい。エポキシ基を有するオルガノアルコキシシランとしては、例えば、γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ-グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン及びβ-(3,4-エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等が挙げられる。
ゾルゲル法触媒としては、酸又はアミン系化合物が好適である。アミン系化合物としては、水に実質的に不溶であり、且つ有機溶媒に可溶な第3級アミンが好適であり、例えば、N,N-ジメチルベンジルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、トリペンチルアミン等が挙げられる。これらの中でも、N,N-ジメチルべンジルアミンが好ましい。
ゾルゲル法触媒は、金属アルコキシド100質量部当り、0.01質量部以上1.0質量部以下の範囲で使用することが好ましく、0.03質量部以上0.3質量部以下の範囲で使用することがより好ましい。これにより、形成されるガスバリア層の厚さを均一にできると共に、触媒効果をより向上することができる。
酸としては、硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸、ならびに酢酸、酒石酸等の有機酸が用いられる。酸の使用量は、アルコキシド及びシランカップリング剤のアルコキシド分(例えばシリケート部分)の総モル量に対して、0.001モル以上0.05モル以下であることが好ましい。これにより、形成されるガスバリア層の厚さを均一にできると共に、触媒効果をより向上することができる。
まず、金属アルコキシド、水溶性高分子、ゾルゲル法触媒、水、有機溶媒及び必要に応じてシランカップリング剤等を混合し、組成物を調製する。該組成物中では次第に重縮合反応が進行する。
次いで、蒸着膜上に、上記従来公知の方法により、該組成物を塗布、乾燥する。
この乾燥により、アルコキシド及び水溶性高分子(組成物が、シランカップリング剤を含む場合は、シランカップリング剤も)の重縮合反応が更に進行し、複合ポリマーの層が形成される。
最後に、該組成物を20~250℃、好ましくは50~220℃の温度で、1秒~10分間加熱することにより、ガスバリア層を形成することができる。
本発明による積層体の製造方法は特に限定されず、溶融押出ラミネート法、ドライラミネート法、サンドラミネート法等の従来公知の方法を用いて製造することができる。
本発明の包装袋は、上記積層体とジッパーテープとを備え、ジッパーテープは、シーラント層上に位置する。また、包装袋備える上記基材とジッパーテープは、同一の樹脂材料を含み、同一樹脂材料はポリプロピレンである。これにより、リサイクル適性を向上することができる。ジッパーテープが含むポリプロピレンは、基材と同様のものを用いることができる。本発明による包装袋の一例について、図を参照しながら説明する。
まず、胴材フィルム21、21’を準備し、胴材フィルム21、21’のシーラント層が向き合うように配置する。続いて、胴材フィルム21、21’の間の上寄りにジッパーテープ23を挿入し、各々の胴材フィルム21、21’とジッパーテープ23とをヒートシールする。続いて、胴材フィルム21、21’の下部をヒートシールする。ポイントシールバーを用いて、胴材フィルム21、21’の両側部のヒートシール部に位置するジッパーテープ23の雄型テープ24及び雌型テープ25の突起を潰す。続いて、サイドシールバーを用いて、胴材フィルム21、21’の両側部のヒートシール部をヒートシールする。続いて、ジッパーテープ23の雌型テープ25から雄型テープ24を外して開口し、上部の開口部から内容物を充填する。続いて、雄型テープ24と雌型テープ25とを再度嵌合して開口部を密閉し、胴材フィルム21、21’の上部をヒートシールする。最後に貫通穴22を形成することで平袋20を製造することができる。ここで、図2中の斜線部分はヒートシール部分を表す。
なお、胴材フィルム21、21’の上部を先にヒートシールし、内容物を充填した後に胴材フィルム21、21’の下部をヒートシールして平袋20を製造してもよい。
まず、胴材フィルム31を準備し、胴材フィルム31のシーラント層上の中央上寄りにジッパーテープ33をヒートシールする。続いて、胴材フィルム31の左右の両端を、ジッパーテープ33が内側に位置するように中央に向けて折り込み、シーラント層同士を合掌するようにヒートシールする。続いて、筒状になった胴材フィルム31の合掌部側の内面と、ジッパーテープ33とをヒートシールする。続いて、胴材フィルム31の下部をヒートシールする。続いて、ジッパーテープ33の雌型テープから雄型テープを外して開口し、上部の開口部から内容物を充填する。続いて、雄型テープと雌型テープとを再度嵌合して開口部を密閉し、胴材フィルム31の上部をヒートシールする。最後に貫通穴32を形成することでピロー袋30を製造することができる。ここで、図4及び図5中の斜線部分はヒートシール部分を表す。
なお、胴材フィルム31の上部を先にヒートシールし、内容物を充填した後に胴材フィルム31の下部をヒートシールしてピロー袋30を製造してもよい。
まず、胴材フィルム41、41’を準備し、胴材フィルム41、41’のシーラント層が向き合うように配置する。続いて、胴材フィルム41、41’の下部の間に底材フィルム44を内側に折り返して挿入し、ガセット部を有するように形成し、周縁部を含む船底形の下部をヒートシールする。続いて、胴材フィルム41、41’の下部の間に底材フィルム42を内側に折り返してガセット部を有するように挿入し、船底形のヒートシール熱板を用いて胴材フィルム41、41’と底材フィルム42とをヒートシールする。ポイントシールバーを用いて、胴材フィルム41、41’の両側部のヒートシール部に位置するジッパーテープ43の雄型テープ及び雌型テープの突起を潰す。続いて、サイドシールバーを用いて、胴材フィルム41、41’の両側部のヒートシール部をヒートシールする。続いて、ジッパーテープ43の雌型テープから雄型テープを外して開口し、上部の開口部から内容物を充填する。続いて、雄型テープと雌型テープとを再度嵌合して開口部を密閉し、胴材フィルム41、41’の上部をヒートシールする。最後に貫通穴42を形成することでスタンドパウチ40を製造することができる。ここで、図6中の斜線部分はヒートシール部分を表す。
なお、胴材フィルム41の上部を先にヒートシールし、内容物を充填した後に胴材フィルム31と底材フィルム44とを下部でヒートシールして、スタンドパウチ40を製造してもよい。
本発明の他の態様は、基材と、接着層と、シーラント層と備え、前記接着層と前記シーラント層との間に蒸着膜を更に備え、前記接着層は、ポリエステルポリオール及びイソシアネート化合物を含む2液硬化型接着剤の硬化物であり、前記ポリエステルポリオールは、オルト配向多価カルボン酸又はその無水物と、多価アルコールとを重縮合して得られるポリエステルポリオール、グリセロール骨格を有するポリエステルポリオール、又はイソシアヌル環を有するポリエステルポリオールであり、
前記基材は、延伸樹脂フィルムであり、前記基材及び前記シーラント層は、同一の樹脂材料を含み、前記同一樹脂材料は、ポリプロピレンであることを特徴とする、積層体である。
本発明の他の態様による積層体において、前記シーラント層は、未延伸樹脂フィルムであってもよい。
本発明の他の態様による積層体において、前記同一樹脂材料の含有量は、90質量%以上であってもよい。
本発明の他の態様による積層体において、前記積層体の厚さは、10μm以上130μm以下であってもよい。
本発明の他の態様による積層体において、前記接着層の厚さは、0.5μm以上6μm以下であってもよい。
本発明の他の態様による積層体において、前記蒸着膜の膜厚は、1nm以上140nm以下であってもよい。
本発明の他の態様による積層体において、前記蒸着膜は、アルミニウム蒸着膜であってもよい。
本発明の他の態様は、上記積層体と、ジッパーテープと、を含み、前記ジッパーテープは、前記シーラント層上に位置し、前記基材、前記シーラント層及び前記ジッパーテープは、同一の樹脂材料を含み、前記同一樹脂材料は、ポリプロピレンである、包装袋である。
基材として、厚さ30μmの2軸延伸ポリプロピレン樹脂フィルムを準備し、2軸延伸ポリプロピレン樹脂フィルム上にグラビア印刷により印刷層を形成した。印刷層の厚さは、1μmであった。
実施例1と同様にして積層体を作製した。
基材として、厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂フィルムを準備し、PET樹脂フィルム上にグラビア印刷により印刷層を形成した。印刷層の厚さは、1μmであった。
実施例1の2液硬化型接着剤(DIC(株)製、商品名:PASLIM VM NSRD011/NSRD006)を、比較例1の2液硬化型接着剤(ロックペイント(株)製、商品名:アドロック 主剤:RU-77T、硬化剤:H-7)に変更したこと以外は、実施例1と同様にして積層体を作製した。なお、該接着剤により形成された接着層の厚さは、2.5μmであった。
基材として、厚さ30μmの2軸延伸ポリプロピレン樹脂フィルムを準備し、2軸延伸ポリプロピレン樹脂フィルム上にグラビア印刷により印刷層を形成した。印刷層の厚さは、1μmであった。
上記実施例及び比較例において得られた積層体をA4サイズにカットし、米国MOCON社製OXTRAN2/20を使用し、23℃、相対湿度90%の環境下での酸素透過度(cc/m2/day/atm)を測定した。測定結果を表1にまとめた。
実施例1及び比較例1~3において得られた積層体をA4サイズにカットし、米国MOCON社製PERMATRAN3/31を使用し、40℃、相対湿度90%の環境下での水蒸気透過度(g/m2/day/atm)を測定した。測定結果を表1にまとめた。
上記実施例及び比較例おいて得られた積層体を、ゲルボフレックステター(テスター産業(株)性、商品名:BE1006BE)を用い、ASTM F 392に準拠して屈曲負荷(ストローク:155mm、屈曲動作:440°)を5回与えた。
屈曲負荷を与えた後に、酸素バリア性試験及び水蒸気バリア性試験と同様にして、酸素透過度及び水蒸気透過度を測定した。測定結果を表1にまとめた。
11:基材
12:接着層
13:シーラント層
14:蒸着膜
20:平袋
21,21’:胴材フィルム
22:貫通穴
23:ジッパーテープ
24:雄型テープ
25:雌型テープ
30:ピロー袋
31:胴材フィルム
32:貫通穴
33:ジッパーテープ
40:スタンドパウチ
41,41’:胴材フィルム
42:貫通穴
43:ジッパーテープ
44:底材フィルム
Claims (7)
- 基材と、接着層と、シーラント層と備え、
前記接着層と前記シーラント層との間に蒸着膜を更に備え、
前記接着層が、ポリエステルポリオール及びイソシアネート化合物を含む2液硬化型接着剤の硬化物であり、
前記ポリエステルポリオールが、イソシアヌル環を有するポリエステルポリオールであり、
前記基材が、延伸樹脂フィルムであり、
前記蒸着膜の膜厚が、1nm以上140nm以下であり、
前記基材及び前記シーラント層が、同一の樹脂材料を含み、
前記同一樹脂材料が、ポリプロピレンであることを特徴とする、積層体。 - 前記シーラント層が、未延伸樹脂フィルムである、請求項1に記載の積層体。
- 前記同一樹脂材料の含有量が、90質量%以上である、請求項1又は2に記載の積層体。
- 前記積層体の厚さが、10μm以上130μm以下である、請求項1~3のいずれか一項に記載の積層体。
- 前記接着層の厚さが、0.5μm以上6μm以下である、請求項1~4のいずれか一項に記載の積層体。
- 前記蒸着膜が、アルミニウム蒸着膜である、請求項1~5のいずれか一項に記載の積層体。
- 請求項1~6のいずれか一項に記載の積層体と、
ジッパーテープと、を含み、
前記ジッパーテープが、前記シーラント層上に位置し、
前記基材、前記シーラント層及び前記ジッパーテープが、同一の樹脂材料を含み、
前記同一樹脂材料が、ポリプロピレンである、包装袋。
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