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JP2024000864A - 停電作業支援システム - Google Patents

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JP2024000864A
JP2024000864A JP2022099819A JP2022099819A JP2024000864A JP 2024000864 A JP2024000864 A JP 2024000864A JP 2022099819 A JP2022099819 A JP 2022099819A JP 2022099819 A JP2022099819 A JP 2022099819A JP 2024000864 A JP2024000864 A JP 2024000864A
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Application number
JP2022099819A
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English (en)
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一貴 小磯
Kazutaka Koiso
和樹 中尾
Kazuki Nakao
亮太 先灘
Ryota Sakinada
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Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
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Publication date
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Abstract

Figure 2024000864000001
【課題】円滑な停電作業の実施等を確実に実現し、作業者等がその進行状況を容易に認識できる停電作業支援システムを提供する。
【解決手段】停電作業支援システム1は、指令者が操作する指令端末2と、作業者が操作する作業端末9を備える。指令端末2は、指令を入力する第1の入力部3と、指令を入力する手続画面を表示する第1の表示部6と、指令を作業端末9に送信する第1の通信部7と、指令のタイミングの適否を判定する判定部8aを備える。作業端末9は、指令を受信する第2の通信部13と、指令に対応する作業の完了報告を入力する第2の入力部10と、指令を表示し完了報告を入力する指令表示画面を表示する第2の表示部12を備える。第2の通信部13は、完了報告を第1の通信部7に送信し、判定部8aは、指令が二回目に入力される以降、第1の通信部7が完了報告を受信していない場合にタイミングを不適と判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、停電作業の進行を支援する停電作業支援システムに係り、特に、指令者から
の指令と、この指令に応じた作業者の実施とを相互に確認することで、両者間の円滑な連
携と、作業者の安全性の確保を図る停電作業支援システムに関する。
従来、高圧配電線路の停電作業においては、接地短絡器具の着脱操作や開閉器の開閉操
作が行われる。また、手続を指令する指令者は、これらの操作をリストアップし、作業件
名毎に高圧配電線路停電手続書兼作業指示書(以下、手続書という。)を作成している。
そして、指令者と、指令された手続を実施する作業者は、手続書に記載された各種操作を
互いに確認しながら、停電作業を進行させている。
しかし、記載事項の誤認といったヒューマンエラーによって、不適切なタイミングでの
指令や操作が行われる可能性がある。けれども、指令者単独、または作業者単独ではこの
ような誤認に気付き難いため、その後に、突然の停電や、作業者の感電といった事故の発
生につながるおそれがある。
また、業務効率の観点から、指令者が、複数の作業件名に関する異なる指令を同時期に
行うことがある。このとき、多忙のあまり、指令者が誤った内容の指令を発してしまうお
それがある。
さらに、手続書によるほか、指令や注意事項を無線や電話を用いて口頭で伝達する方法
が採られることがある。しかし、通信環境が悪化している場合や、作業者が作業に強く集
中している場合では、指令等の内容が正確に伝達されなかったり、作業者が内容を十分に
聞き取れなかったりすることもある。
上記のような場合、最終的に現場での操作間違いを招来するため、事故発生のみならず
電力会社への信頼の失墜を招くことにつながってしまう。したがって、停電作業において
、指令者と作業者間で相互に進行状況を確認し合うことで、指令の正確な伝達と内容の把
握を実現し、停電作業の円滑な進行を図ることは、重要な課題である。
このような課題を解決するため、近年、停電作業の管理を図るための技術が開発されて
おり、それに関して既に発明が開示されている。
特許文献1には「作業進捗状況管理システム」という名称で、停電作業の円滑な実行と
管理を図る管理システムに関する発明が開示されている。
以下、特許文献1に開示された発明について説明する。特許文献1に開示された発明は
、停電作業を管理する作業進捗状況管理システムであって、作業担当者用端末、運転責任
者用端末、制御所用端末がネットワークを介してサーバに接続され、作業担当者用端末は
、作業担当者の作業進捗状況のデータの入力の内容に基づいてサーバに格納された作業項
目データを更新させ、運転責任者用端末は、運転責任者用作業項目データが表示される表
示部と、運転責任者用作業項目データに含まれる作業担当者への作業指示を表す運転責任
者の作業指示のデータが入力される入力部と、を備え、入力の内容に基づいてサーバに格
納された作業項目データを更新させ、制御所用端末は、制御所担当者用作業項目データが
表示される表示部と、制御所担当者用作業項目データに含まれる制御所の作業進捗状況の
データ及び運転責任者への作業指示を表す制御所の作業指示のデータが入力される入力部
と、を備え、入力の内容に基づいてサーバに格納された作業項目データを更新させること
を特徴とする。
このような構成の発明によれば、サーバを介し、作業担当者、運転責任者及び制御所の
間で作業進捗状況の情報を共有化することができる。これにより、作業担当者らがそれぞ
れ相互に作業の進捗状況や作業指示を把握したうえで作業を進めることが可能となる。そ
のため、作業担当者らが一の作業工程から次の作業工程に移行する際の各タイミングをず
れることなく把握することができるとともに、作業担当者の実行する停電作業内容と運転
責任者の実行する停電作業内容、及び制御所担当者の実行する停電作業内容の間の連携が
スムーズになされ、円滑な停電作業を実現することができる。
特開2012-256206号公報
特許文献1に開示された発明においては、作業担当者らが、停電作業中に各作業の進捗
状況を示す項目をチェックすると、予め設定された相手に作業の開始や完了を通知するメ
ールで自動送信されるため、作業担当者らは、他者が担当する作業の進捗状況を相互に知
ることができる。
しかし、作業担当者らは、それぞれ他者からメールを受信したか否かに関わらず、自身
が担当する一連の作業を連続して開始することができる。すなわち、作業担当者らがそれ
ぞれ受信したメールの内容を確認しなくても、次の作業の開始を阻止されることはない。
そのため、作業担当者らが一の作業工程から次の作業工程に移行する際の各タイミングが
揃わず、その結果、円滑な停電作業の実現や事故発生の確実な防止が困難となる可能性が
ある。
また、作業着手の予定時刻が「事前登録時刻」として管理者によって予め入力されるこ
とで、この予定時刻が作業担当者及び運転責任者にメール送信されるものの、実際に作業
を完了した時刻は送信されない。よって、管理者が、各作業の開始時刻と、完了時刻を時
系列で認識することは困難である。
さらに、アースの設置場所が、アース・危険区画標示付けの項目のプルダウンメニュー
で文字情報として表示されることから、系統図上で設置場所を確認したい場合には、系統
図を別途検索しなければならない。
このように、特許文献1に開示された発明においては、事故発生を確実に防止できない
可能性があるほかにも、作業担当者が必要とする情報を十分に得ることが困難なために、
停電作業の進行状況を容易かつ迅速に認識できない可能性がある。
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたものであり、指令者と作業者間で
相互に進行状況を確認し合うことで、円滑な停電作業の実施や事故防止を確実に実現する
とともに、指令者及び作業者が必要な情報を視認可能なために、両者が停電作業の進行状
況を容易かつ迅速に認識できる停電作業支援システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、停電作業における手続を指令する指令者と、
指令された手続を実施する作業者間の連携を支援する停電作業支援システムであって、指
令者が操作する指令端末と、作業者が操作し、指令端末と通信可能な作業端末を備え、指
令端末は、手続に関する指令を入力する第1の入力部と、指令を第1の入力部に入力する
ための手続画面を表示する第1の表示部と、指令を作業端末に送信する第1の通信部と、
指令のタイミングに関する適否を判定する判定部を備え、作業端末は、第1の通信部から
の指令を受信する第2の通信部と、第2の通信部が受信した指令に対応して実施すべき作
業の完了報告を入力する第2の入力部と、第2の通信部が受信した指令を表示し、かつ完
了報告を第2の入力部に入力するための指令表示画面を表示する第2の表示部を備え、第
2の通信部は、第2の入力部に入力された完了報告を第1の通信部に送信し、判定部は、
指令が二回目に入力される以降において、第1の通信部が第2の通信部からの完了報告を
受信していない場合に、タイミングを不適と判定することを特徴とする。
このような構成の発明において、停電作業は、通常、複数の作業工程から構成される。
また、各作業工程は、指令者によって発せられる指令と、作業者がこの指令に対応して実
施する作業と、この作業の完了報告と、から構成される。
上記構成の発明においては、最初の作業工程に関して以下の処理が行われる。
まず、指令者が、指令端末の第1の入力部を介し、第1の表示部に表示される手続画面
上で、手続に関する指令を入力すると、第1の通信部が、例えばネットワークを介し、入
力された指令を作業端末の第2の通信部に送信する。その後、第2の通信部が送信された
指令を受信し、第2の表示部がこの指令を指令表示画面上に表示する。
これにより、作業者は、指令を受けたことを認識できるため、この指令に対応する作業
を開始する。そして、作業者は、作業を完了すると、第2の表示部に表示される指令表示
画面上で、第2の入力部に完了報告を入力する。すると、第2の通信部が、入力された完
了報告を第1の通信部に送信する。そして、第1の通信部が送信された完了報告を受信し
、第1の表示部がこの完了報告を手続画面上に表示する。
続いて、2回目以降の作業工程に関しては、以下の処理が行われる。第1の通信部が第
2の通信部からの完了報告を受信した後に、指令者が、第1の表示部によって手続画面上
に表示される完了報告を認識し、手続画面上で2回目以降の指令を入力する。しかし、第
1の通信部が第2の通信部からの完了報告を受信する前、すなわち第1の表示部によって
手続画面上に完了報告が表示される前に、指令者が次の作業工程を実施させるための指令
を入力しようとすると、判定部が、この指令のタイミングを不適と判定する。
そして、判定部は、指令のタイミングを不適と判定する場合、手続画面にその旨を表示
するほか、指令が第1の入力部へ入力されることをロックしてもよい。なお、指令のタイ
ミングとは、指令が第1の入力部に入力されるタイミング、指令が第2の通信部に送信さ
れるタイミングのいずれでもよい。
これに対し、判定部が指令のタイミングを適と判定する場合、最初の作業工程と同様の
処理が行われる。
したがって、一つの作業工程が完了する前に、次の作業工程に関する指令が入力される
ことが強制的に阻止される。
第2の発明は、第1の発明において、判定部は、タイミングを不適と判定する場合に、
第1の入力部に入力された指令をキャンセルすることを特徴とする。
このような構成の発明においては、第1の発明の作用に加えて、第1の入力部に入力さ
れた指令がキャンセルされるため、不適切なタイミングでの指令が作業者に伝達されるこ
とが阻止される。また、指令者は、完了報告を受信した後に、新たな指令を入力すること
になる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、第1の表示部は、手続画面に加え、停電
作業の概要を示す概要画面を表示し、第2の表示部は、指令表示画面に加え、概要画面と
、停電作業が実施される配電線の系統図を示す系統図画面を表示し、概要は、複数種類の
概要データから構成され、系統図は、複数種類の系統データから形成され、概要データと
、系統データは、第1の入力部を介して入力されることを特徴とする。
このような構成の発明において、概要データは、例えば、作業手続書番号、作業場所、
作業人員、停電予定時刻といったデータである。また、系統データは、電気所名、配電線
名、電柱番号、開閉器番号といったデータである。
上記構成の発明においては、第1又は第2の発明の作用に加えて、停電作業の概要が、
第1の表示部と第2の表示部にそれぞれ表示され、さらに概要は、それぞれ概要データと
いう具体的な情報から構成されるため、指令者と、作業者の双方によって、停電工事に関
する詳細な情報が共有される。
第4の発明は、第3の発明において、第1の表示部は、手続画面が、系統図を表示する
系統図区画と、停電作業を構成する作業工程を表示する作業工程区画に区画され、第2の
表示部は、指令表示画面と、概要画面と、系統図画面を切り替えて表示可能に構成される
ことを特徴とする。
このような構成の発明においては、第3の発明の作用に加えて、手続画面が、系統図区
画と、作業工程区画に区画されているため、指令者が系統図を参照しながら作業工程を設
定できる。
また、第2の表示部が指令表示画面と、概要画面と、系統図を切り替えて表示すること
で、作業者がこれらにそれぞれ表示される情報を詳細に閲覧できる。
第5の発明は、第1又は第2の発明において、手続画面及び指令表示画面は、停電作業
を構成する作業工程をそれぞれ表示し、指令は、手続画面上で、作業工程毎に入力可能で
あり、完了報告は、指令表示画面上で、作業工程毎に入力可能であることを特徴とする。
このような構成の発明においては、第1又は第2の発明の作用に加えて、指令者及び作
業者が、指令と、この指令に対応する作業の完了報告を、作業工程毎に交互に入力し合う
ことになる。よって、作業工程手順の誤りや、指令の内容と作業の内容の齟齬が発生する
ことが防止される。
第6の発明は、第1又は第2の発明において、手続画面及び指令表示画面は、指令が発
生する指令時刻と、この指令に対応する完了報告が発生する完了時刻を、それぞれ表示す
ることを特徴とする。
このような構成の発明において、指令が発生する指令時刻とは、例えば、指令を第1の
入力部に入力する時刻、指令を第1の通信部から送信する時刻、指令を第2の通信部で受
信する時刻、のいずれでもよい。また、完了報告が発生する完了時刻とは、例えば、完了
報告を第2の入力部に入力する時刻、完了報告を第2の通信部から送信する時刻、完了報
告を第1の通信部で受信する時刻、のいずれでもよい。
上記構成の発明においては、第1又は第2の発明の作用に加えて、手続画面及び指令表
示画面が、指令時刻と完了時刻をそれぞれ表示するため、指令者及び作業者の双方が、指
令と完了報告が実際に行われたか否かを確認できる。
第7の発明は、第1又は第2の発明において、指令端末は、音声を取得する音声取得部
と、音声情報を認識し、テキスト情報を生成する学習モデルを記憶する学習モデル記憶部
と、学習モデルに基づいて、音声取得部が取得した音声に対応するテキストデータを推定
するテキスト推定部を備え、第1の通信部は、テキスト推定部が推定するテキストデータ
を第2の通信部に送信し、第2の表示部は、第2の通信部が受信したテキストデータを表
示することを特徴とする。
このような構成の発明において、学習モデルは、AIが、入力である音声情報と、これ
に対応する出力であるテキスト情報からなるデータセットを学習することで生成されたも
のである。
上記構成の発明においては、第1又は第2の発明の作用に加えて、指令者の音声がテキ
ストとして作業端末の指令表示画面に表示されるため、口頭での指令や注意事項の内容が
正確に作業者へ伝達される。
第1の発明によれば、指令者が指令端末の第1の入力部を介して入力した指令が、作業
端末の指令表示画面上に表示され、その後、作業者が作業端末の第2の入力部を介して入
力した完了報告が、指令端末の手続画面上に表示されることから、指令者と作業者間で相
互に進行状況を確認し合うことができる。これにより、指令者と作業者は、その時点での
互いの作業内容を知ることができるので、円滑な停電作業の実施を確実に実現することが
できる。
また、指令者と作業者間で相互に進行状況を確認し合うことにより、作業者によって指
令の内容と異なる内容の作業が実施されるのを防ぐことができる。そのため、停電や、感
電といった事故の発生を確実に防止できる。
さらに、第1の発明によれば、一つの作業工程が完了する前に、次の作業工程に関する
指令が入力されることが強制的に阻止されるため、不適切なタイミングでの指令を起因と
する事故の発生も確実に防止できる。
第2の発明によれば、第1の発明の効果に加えて、不適切なタイミングでの指令が作業
者に伝達されることが阻止されるため、一つの作業工程が完了する前に、新たな指令を受
信することに伴う問い合わせや混乱が発生することを防止できる。
また、指令者は、完了報告を受信した後に、新たな指令を入力することになるので、停
電作業のうち、どの作業工程を今から開始するのかということが、指令者によって再認識
される。
第3の発明によれば、第1又は第2の発明の効果に加えて、指令者と、作業者によって
、停電工事に関する詳細な情報が共有されることから、両者が必要な情報を視認でき、停
電作業の進行状況を容易かつ迅速に認識できる。
第4の発明によれば、第3の発明の効果に加えて、指令者が系統図を参照しながら作業
工程を設定できるため、系統図から配電線名称、開閉器番号等を正確かつ迅速に抽出し、
指令の内容に反映させることができる。また、作業者が指令表示画面等にそれぞれ表示さ
れる情報を詳細に閲覧できるので、指令者へ問い合わせの頻度を減少でき、作業の進行が
はかどることになる。
第5の発明によれば、第1又は第2の発明の効果に加えて、作業工程手順の誤りや、指
令の内容と作業の内容の齟齬が発生しないため、各作業工程を、正確かつ円滑に実施する
ことが可能となる。
第6の発明によれば、第1又は第2の発明の効果に加えて、指令者及び作業者の双方が
、現在時刻と比較することで指令と完了報告が実際に行われたか否かを確認可能である。
第7の発明によれば、第1又は第2の発明の効果に加えて、口頭での指令や注意事項の
内容がテキストデータによって正確に作業者へ伝達されることから、指令等の内容の誤認
や聞き間違いに起因する操作間違いを減少させることができる。
実施例に係る停電作業支援システムの構成図である。 実施例に係る停電作業支援システムが実行する停電作業支援方法のフロー図である。 実施例に係る停電作業支援システムを構成する指令端末の、第1の表示部に表示される概要画面の一例である。 実施例に係る停電作業支援システムを構成する指令端末の、第1の表示部に表示される手続画面の一例である。 実施例に係る停電作業支援システムを構成する作業端末の、第2の表示部に表示される指令表示画面の一例である。
本発明の実施の形態に係る停電作業支援システムについて、図1乃至図5を用いて詳細
に説明する。図1は、実施例に係る停電作業支援システムの構成図である。
図1に示すように、実施例に係る停電作業支援システム1は、停電作業における手続を
指令する指令者と、指令された手続を実施する作業者間の連携を支援するものであって、
指令者が操作する指令端末2と、作業者が操作し、指令端末2とネットワーク31を介し
て通信可能な作業端末9を備える。指令端末2として、例えば、パーソナルコンピュータ
ーが用いられる。作業端末9としては、例えば、タブレット端末、スマートフォンが用い
られる。
指令端末2は、第1の入力部3と、音声取得部4と、第1の記憶部5と、第1の表示部
6と、第1の通信部7と、第1の制御部8を備える。この第1の制御部8は、第1の入力
部3から第1の通信部7までのすべての構成要素の動作を制御する中央処理装置であって
、判定部8aと、画面作成部8bと、テキスト推定部8cを備える。
また、作業端末9は、第2の入力部10と、第2の記憶部11と、第2の表示部12と
、第2の通信部13と、第2の制御部14を備える。この第2の制御部14は、第2の入
力部10から第2の通信部13までのすべての構成要素の動作を制御する中央処理装置で
ある。
このうち、第2の記憶部11には、作業端末9の動作を制御するための作業端末用プロ
グラムが記憶される。この作業端末用プログラムは、作業者が予め作業端末9の第2の表
示部12を操作して指令端末2のデータ記憶部5gにアクセスし、このデータ記憶部5g
に記憶された作業端末用プログラムをダウンロードし、さらに第2の記憶部11にインス
トールしたものである。以下、各構成要素について、詳細に説明する。
指令端末2において、第1の入力部3は、手続に関する指令やその他の事項を入力する
ための手段であって、具体的には、キーボード、マウス、スキャナーである。なお、手続
とは、具体的には、停電作業を構成する複数の作業工程を指す。
また、その他の事項とは、例えば、作業工程に関する注意事項や、参考資料であって、
作業工程毎の指令、後述する停電作業の概要、系統図に関する事項以外の事項である。さ
らに、その他の事項は、手入力される文字、紙媒体、電子ファイル、音声のいずれでもよ
く、その形式は特に限定されない。なお、その他の事項が、電子ファイルの場合は第1の
通信部7が第1の入力部3に相当し、音声の場合は音声取得部4が第1の入力部3に相当
すると概念されてもよい。
次に、音声取得部4は、指令者の音声を取得するための手段であって、具体的には、マ
イクである。
さらに、第1の記憶部5は、テンプレート記憶部5aと、概要データ記憶部5bと、系
統データ記憶部5cと、手続データ記憶部5dと、その他記憶部5eと、学習モデル記憶
部5fと、データ記憶部5gを備える。
このうち、テンプレート記憶部5aは、第1の表示部6に表示する停電作業の概要画面
15、手続画面16及びその他画面17(いずれも図3参照)を作成するための複数種類
のテンプレートを記憶する。
また、概要データ記憶部5bは、概要画面15を構成する、複数種類の概要データを記
憶する。
さらに、系統データ記憶部5cは、停電作業が実施される配電線の系統を示す系統図を
形成する、複数種類の系統データを記憶する。
そして、手続データ記憶部5dは、手続画面16を構成する、複数種類の手続データを
記憶し、その他記憶部5eは、その他の事項を記憶する。これらの概要データ、系統デー
タ、手続データ及びその他の事項は、いずれも第1の入力部3を介して入力される。
次に、学習モデル記憶部5fは、音声情報を認識し、テキスト情報を生成する学習モデ
ルを記憶する。このような学習モデルは、AIが、入力である音声情報と、これに対応す
る出力であるテキスト情報からなるデータセットを学習することで生成されたものであっ
て、具体的には、既存の音声認識モデルがインストールされたものである。
このほか、データ記憶部5gは、前述したような作業端末用プログラムのほか、テンプ
レート記憶部5a乃至学習モデル記憶部5fが記憶する以外のすべてのデータ、例えば、
判定部8aが判定する判定結果や、画面作成部8bが作成する概要画面15、手続画面1
6、その他画面17、音声画面18、テキスト推定部8cが推定するテキストデータを記
憶する。
第1の表示部6は、指令を第1の入力部3に入力するための手続画面16に加え、停電
作業の概要を入力する概要画面15と、その他の事項を入力するその他画面17を表示す
る。
また、第1の通信部7は、ネットワーク31を介し、指令、その他の事項等を作業端末
9の第2の通信部13に送信するとともに、第2の通信部13から送信される作業の完了
報告を受信する。
次に、第1の制御部8において、判定部8aは、指令者による指令のタイミングに関す
る適否を判定する。詳細には、判定部8aは、指令が1件の停電作業中に二回目に第1の
入力部3へ入力される以降において、第1の通信部7が第2の通信部13からの完了報告
を受信していない場合に、指令のタイミングを不適と判定する。すなわち、指令が1件の
停電作業中に最初に第1の入力部3へ入力される場合は、判定部8aは指令のタイミング
に関する適否を判定しない。
また、画面作成部8bは、記憶部5を参照し、第1の表示部6に表示する概要画面15
、手続画面16、その他画面17及び音声画面18と、第2の表示部12に表示する概要
画面24、指令表示画面25、系統図画面26、その他画面27及び音声画面28を作成
する。なお、第1の表示部6が表示する概要画面15等については、図3及び図4を用い
、さらに、第2の表示部12が表示する概要画面24等については、図5を用いて、後に
説明する。
さらに、テキスト推定部8cは、学習モデル記憶部5fに記憶された学習モデルに基づ
いて、音声取得部4が取得した音声に対応するテキストデータを推定する。テキストデー
タが推定される場合、第1の通信部7は、テキスト推定部8cが推定するテキストデータ
を第2の通信部13に送信する。すると、第2の表示部12は、第2の通信部13が受信
したテキストデータを表示する。ただし、音声取得部4が音声を取得しない場合は、テキ
ストデータは第2の通信部13に送信されない。
さらに、作業端末9において、第2の入力部10は、第2の通信部13が受信した指令
に対応して実施すべき作業の完了報告を入力する。
第2の表示部12は、第2の通信部13が受信した指令等を表示し、かつ完了報告を第
2の入力部10に入力するための指令表示画面25に加え、概要画面24と、停電作業が
実施される配電線の系統図を示す系統図画面26と、その他画面27と、音声画面28を
表示する。
第2の通信部13は、第1の通信部7からの指令等を受信するとともに、第2の入力部
10に入力された完了報告を第1の通信部7に送信する。
続いて、実施例に係る停電作業支援システムの作用について、図2乃至図5を用いて説
明する。図2は、実施例に係る停電作業支援システムが実行する停電作業支援方法のフロ
ー図である。
図2に示すように、停電作業支援システム1が実行する停電作業支援方法100は、ス
テップS1のデータ入力工程と、ステップS2の画面送信工程と、ステップS3の指令工
程と、ステップS4-1の指令番号判定工程と、ステップS5の判定工程と、ステップS
6の完了報告表示工程と、ステップS4-2の完了番号判定工程と、ステップS7の指令
送信工程と、ステップS8の指令キャンセル工程と、ステップS9の完了報告受信工程を
備える。以下、各工程について、図3乃至図5を用いながら説明する。
ステップS1のデータ入力工程は、第1の入力部3と、音声取得部4を介し、指令者に
よって、停電作業に関する入力データが入力される工程である。この入力データとは、概
要データ、系統データ、手続データ、その他の事項及び音声をいい、概要データ、系統デ
ータ、手続データ、その他の事項は第1の入力部3を介して入力される。また、音声は音
声取得部4を介して入力される。ただし、その他の事項及び音声は必ずしも入力されなく
てよい。
そして、概要データは概要データ記憶部5bに、系統データは系統データ記憶部5cに
、手続データは手続データ記憶部5dに、その他の事項及び音声はその他記憶部5eにそ
れぞれ記憶される。
また、図2に示す符号mは、ゼロ以上の整数からなる指令番号であり、各作業工程での
指令毎に付される通し番号である。指令番号mは、指令が最初に発せられる前の初期値は
いずれもゼロであり、最初に発せられるときに1となる。以降、指令番号mは、指令が発
せられる毎に、1ずつ増加する。
そして、符号nは、指令番号mに対応する完了番号である。
ここで、入力データを入力する画面について、図3及び図4を用いて説明する。図3は
、実施例に係る停電作業支援システムを構成する指令端末の、第1の表示部に表示される
概要画面の一例である。図4は、実施例に係る停電作業支援システムを構成する指令端末
の、第1の表示部に表示される手続画面の一例である。なお、図1及び図2で示した構成
要素については、図3及び図4においても同一の符号を付して、その説明を省略する。
図3及び図4に示すように、第1の表示部6は、概要データと、系統データを入力する
ための概要画面15と、手続データを入力するための手続画面16と、その他の項目を入
力するためのその他画面17と、音声を入力するための音声画面18を、それぞれのタブ
を切り替えて表示可能に構成される。
なお、音声は、第1の表示部6が音声画面18を表示している場合に、音声取得部4を
介して入力され、テキスト推定部8cによってテキストデータとして推定される。ただし
、指令端末2は、音声取得部4を用いたハンズフリー機能を備えており、作業者との直接
対話が可能である。このとき、音声はテキストデータ化されずに、そのまま作業端末9へ
伝達される。この場合、音声は、音声取得部4と、第1の通信部7と、ネットワーク31
を介し、作業端末9の第2の通信部13へ伝達される。
また、画面作成部8bは、概要画面15のタブが選択された場合に、概要データと、系
統データに関するテンプレートをテンプレート記憶部5aから読み出す。そして、画面作
成部8bは、読み出したテンプレートを、概要データと、系統データを入力可能な状態で
、概要画面15として作成し、第1の表示部6に表示させる。
さらに、画面作成部8bは、手続画面16のタブが選択された場合に、手続データに関
するテンプレートをテンプレート記憶部5aから読み出し、同様に、手続画面16として
作成し、第1の表示部6に表示させる。
そして、画面作成部8bは、その他画面17のタブが選択された場合に、その他の項目
を入力可能な状態で、その他画面17として作成し、第1の表示部6に表示させる。
同様に、画面作成部8bは、音声画面18のタブが選択された場合に、音声を入力可能
な状態で、音声画面18として作成し、第1の表示部6に表示させる。
作成された概要画面15、手続画面16、その他画面17、音声画面18は、第1の記
憶部5のデータ記憶部5gに記憶される。
次に、概要画面15について、図3を用いて説明する。
図3に示すように、概要画面15は、概要データと、系統データを入力可能に、一覧表
として表示したものである。
概要データとは、作業件名毎に付される作業手続書番号、作業場所、作業責任者、作業
人員、停電理由、停電予定時刻等である。
また、系統データは、電気所名(○○変電所)、配電線名(××線)、電柱番号(○○
2号、○○3号)、停電区間を示す開閉器番号(○○1号から○○4号)である。
このうち、系統データは、画面作成部8bが、手続画面16に表示される系統図を作成
するために利用される。
さらに、手続画面16について、図4を用いて説明する。
図4に示すように、手続画面16は、系統データから形成される系統図を表示する系統
図区画16aと、手続データを入力する作業工程区画16bに区画される。
系統図区画16aに表示される系統図は、概要画面15を介して入力された電気所名、
配電線名、電柱番号、停電区間を示す開閉器番号に対応するものである。
具体的には、この系統図は、画面作成部8bが、予め系統データ記憶部5cに記憶され
ている系統図群から、入力された系統データに一致するものを選択して読み出したもので
ある。なお、系統図群とは、電気所名から開閉器番号までをそれぞれ組み合わせたときの
各組み合わせに関する複数種類の系統図のひな形である。
次に、作業工程区画16bから入力される手続データとは、停電作業を構成する複数の
作業工程20である。この作業工程20は、指令番号m順に入力される。より詳細には、
電柱番号19と作業工程20は、例えば、指令者が系統図区画16aに表示される系統図
を参照しながらプルダウンメニューの中からそれぞれ選択可能とし、指令番号mは作業工
程20が入力される毎に、自動的に付される構成とする。
そして、複数の作業工程20のうち、作業者が実施中であるものは、指令番号m及び作
業内容が、例えば「5」及び「停電作業」のように、実施中でない作業工程20の文字と
異なる色に着色されて表示される。
さらに、指令番号m毎に指令ボタン21が設けられることで、指令者による指令は、作
業工程区画16b上で、作業工程20毎に入力可能である。
また、作業工程区画16bは、指令が発生する指令時刻22aと、この指令に対応する
完了報告が発生する完了時刻22bを、それぞれ表示する。具体的には、指令時刻22a
は、指令を第1の通信部7から送信する時刻であり、完了時刻22bは、完了報告を第2
の通信部13から送信する時刻である。
なお、その他画面17と、音声画面18は、いずれも特定の様式はなく、その他の事項
と、テキストデータが、入力される順にそのまま表示される。
図2に戻ると、ステップS2の画面送信工程は、第1の通信部7が、データ記憶部5g
に記憶された第1の表示部6に表示される概要画面15、手続画面16、その他画面17
及び音声画面18を、作業端末9の第2の通信部13に送信する工程である。詳細には、
概要データと、系統データと、すべての作業工程20が入力された後、作業者が送信ボタ
ン23(図4参照)をクリックすると、送信指令が第1の入力部3を介して入力される。
すると、画面作成部8bが、概要画面15乃至音声画面18をデータ記憶部5gから読み
出し、第1の通信部7が、この読み出した概要画面15乃至音声画面18を第2の通信部
13に送信する。
なお、送信ボタン23がクリックされることに伴い、画面作成部8bは、指令番号mの
最大値mmaxを抽出し、これをデータ記憶部5gに記憶させる。
次いで、作業端末9の第2の表示部12が、受信した概要画面15を概要画面24とし
て表示する。また、第2の表示部12は、手続画面16の系統図区画16a、作業工程区
画16bをそれぞれ系統図画面26、指令表示画面25として表示するとともに、その他
画面17をその他画面27、音声画面18を音声画面28として表示する。
ここで、作業端末の第2の表示部に表示される指令表示画面について、図5を用いて説
明する。図5は、実施例に係る停電作業支援システムを構成する作業端末の、第2の表示
部に表示される指令表示画面の一例である。なお、図1乃至図4で示した構成要素につい
ては、図5においても同一の符号を付して、その説明を省略する。
図5に示すように、第2の表示部12は、概要画面24と、指令表示画面25と、系統
図画面26と、その他画面27と、音声画面28を、それぞれのタブを切り替えて表示可
能に構成される。
このうち、概要画面24と、系統図画面26と、その他画面27と、音声画面28の各
表示内容は、第1の表示部6の概要画面15と、系統図区画16aと、その他画面17と
、音声画面18の各表示内容とそれぞれ同一である。なお、図5は、指令表示画面25を
選択した場合を示している。以下、指令表示画面25について詳細に説明する。
指令表示画面25は、停電作業を構成する複数の作業工程29を、指令番号m毎に表示
する。この作業工程29の内容は、作業工程区画16bに表示される作業工程20の内容
と同一であって、指令時刻22aとともに表示される。
また、複数の作業工程29のうち、実施中のものは、指令番号m及び作業内容が、それ
ぞれ「5」及び「停電作業」のように、例えば実施中でない作業工程29の文字と異なる
色に着色されて表示される。そして、すでに完了した作業工程29は、完了時刻22bが
表示される。
さらに、複数の作業工程29の上方には、実施中の作業工程29aと、この作業工程2
9aの実施を指令した指令時刻22aが、作業工程29から抜き出されて表示される。そ
して、作業工程29aと同一行の最右欄には、この作業工程29aが完了したときに、作
業者が完了報告を第2の入力部10に入力するための完了ボタン30が設けられる。すな
わち、完了報告は、指令表示画面25上で、作業工程29毎に入力可能である。
完了ボタン30をクリックすることで完了報告が第2の入力部10に入力されると、第
2の制御部14が、この完了報告を第2の通信部13を介し、第1の通信部7へ送信する
とともに、対応する指令番号mと同一行の最右欄に完了時刻22bを表示する。
なお、その他画面27と、音声画面28は、いずれも特定の様式はなく、その他の事項
と、テキストデータが、受信される順にそのまま表示される。
また、作業端末9もハンズフリー機能を有しており、指令者との直接対話が可能である
再び図2に戻ると、ステップS3の指令工程は、指令者が、作業工程区画16b上で指
令ボタン21をクリックし、指令を第1の入力部3を介して入力する工程である。すなわ
ち、指令端末2においては、概要画面15、手続画面16及びその他画面17が作成され
て作業端末9へ送信された後に、作業工程20毎に指令が入力される構成となっている。
そして、入力された指令は、手続データ記憶部5dに記憶される。
また、指令が入力される毎に、判定部8aが、指令番号mをカウントする。具体的には
、1件の停電作業において、最初の指令(mの初期値はゼロ)が入力された場合、本工程
において、mは1となる。その後、指令が入力される毎にmは1ずつ増加する。
続くステップS4-1の指令番号判定工程は、判定部8aが、指令番号mが2以上であ
るか否かを判定する工程である。指令番号mが1の場合、ステップS7の指令送信工程が
実行されて、判定部8aは、手続データ記憶部5dに記憶された指令番号mが1である指
令を読み出し、第1の通信部7がこの読み出した指令を第2の通信部13へ送信する。
これに対し、指令番号mが2以上の場合、ステップS5の判定工程が実行される。
ステップS5の判定工程は、判定部8aが、第1の通信部7が第2の通信部13からの
完了報告を受信しているか否かを判定する。そして、判定部8aは、第1の通信部7が完
了報告を受信している場合に、ステップS3の指令工程で入力された指令のタイミングを
適と判定する。この場合、ステップS6の完了報告表示工程が実行される。
これに対し、判定部8aは、第1の通信部7が完了報告を受信していない場合に、ステ
ップS3の指令工程で入力された指令のタイミングを不適と判定する。この場合、ステッ
プS8の指令キャンセル工程が実行される。
ステップS6の完了報告表示工程は、画面作成部8bが、第1の表示部6の手続画面1
6上に、完了時刻22bを表示する工程である。完了時刻22bが表示されることで、指
令者が、直前に発した指令に対応する作業工程が終了したことを認識し得る。
また、指令時刻22aが表示される毎に、判定部8aが、完了番号nの値を指令番号m
の値に置換する。すなわち、指令番号mが1ずつ増加する毎に、完了番号nも1ずつ増加
する。
続いて、ステップS4-2の完了番号判定工程は、判定部8aが、完了番号nが指令番
号mの最大値mmaxと等しいか否かを判定する工程である。詳細には、判定部8aは、
手続データ記憶部5dに記憶された最大値mmaxを読み出し、完了番号nと比較する。
判定部8aが、完了番号nは最大値mmaxと等しいと判定する場合、停電作業支援方法
100は終了する。
これに対し、判定部8aが、完了番号nは最大値mmaxより小さいと判定する場合、
ステップS7の指令送信工程が実行される。
ステップS7の指令送信工程は、第1の制御部8が、作業工程区画16bにおいて指令
が入力される毎に、この指令を第1の通信部7を介して第2の通信部13へ送信する工程
である。
第2の制御部14は、第2の通信部13が受信した指令を、第2の記憶部11に記憶さ
せるとともに、対応する指令番号m毎に、指令時刻22aとして指令表示画面25へ表示
する。
ステップS7の指令送信工程の後は、完了番号nが最大値mmaxと等しくなるまで、
ステップS3の指令工程が繰り返される。
次に、ステップS8の指令キャンセル工程について、説明する。ステップS8の指令キ
ャンセル工程は、判定部8aが指令のタイミングを不適と判定する場合に、第1の制御部
8が第1の入力部3に入力された指令をキャンセルする工程である。キャンセルとは、具
体的には、一旦データ記憶部5gに記憶された指令が消去されることである。よって、判
定部8aにより、一つの作業工程20が完了する前に、次の作業工程20に関する指令が
入力されることが強制的に阻止される。ただし、指令番号mはキャンセルされない。
この後、ステップS9の完了報告受信工程が実行される。
ステップS9の完了報告受信工程は、第1の通信部7が、第2の通信部13から送信さ
れた完了報告を受信する工程である。第1の通信部7は、完了報告を受信するまでそのま
ま待機中となる。しかし、第1の通信部7が完了報告を受信し次第、画面作成部8bがス
テップS6の完了報告表示工程を実行する。
その後、ステップS4-2の完了番号判定工程が実行され、停電作業支援方法100が
終了、またはステップS7の指令送信工程が実行される。
以上説明したように、停電作業支援システム1によれば、指令端末2の第1の表示部6
が、概要画面15と、手続画面16と、その他画面17と、音声画面18を、それぞれの
タブを切り替えて表示可能であるため、指令者は、概要画面15等へ概要データ等を詳細
に入力し、かつ閲覧できる。
また、第1の表示部6は、系統図区画16aと、作業工程区画16bを、手続画面16
に同時に表示可能である。よって、指令者が系統図を参照しながら概要画面15を設定で
きるため、系統図から配電線名称、開閉器番号等を正確かつ迅速に抽出し、指令の内容に
反映させることができる。
さらに、第1の表示部6は、その他画面17において、注意事項や参考資料を入力でき
るので、作業者が必要とする情報を十分に得ることが困難であるという従来の課題を解決
可能である。
加えて、指令端末2に音声取得部4が設けられることで、音声を入力可能である。その
ため、指令者が気付いたことをもれなく作業者へ伝達することができる。
さらに、音声は、テキスト推定部8cによってテキストデータとして推定されることか
ら、口頭での指令や注意事項の内容が正確に作業者へ伝達される。よって、指令等の内容
の誤認や聞き間違いに起因する操作間違いを減少させることができる。
また、停電作業支援システム1によれば、指令者が第1の入力部3を介して入力した指
令が、作業端末9の指令表示画面25上に指令番号m毎に表示された後、作業者が第2の
入力部10を介して入力した完了報告が、指令端末2の手続画面16上に指令番号m毎に
表示されることから、指令者と作業者間で相互に進行状況を確認し合うことができる。こ
れにより、指令者と作業者は、その時点での互いの作業内容を知ることができるので、円
滑な停電作業の実施を確実に実現することができる。
さらに、指令者と作業者間で相互に進行状況を確認し合うことにより、作業者によって
指令の内容と異なる内容の作業が実施されるのを防ぐことができる。そのため、停電や、
感電といった事故の発生を確実に防止できる。
そして、判定部8aにより、一つの作業工程が完了する前に、次の作業工程に関する指
令が入力されることが強制的に阻止されるため、不適切なタイミングでの指令を起因とす
る作業者による問い合わせや混乱、事故の発生を確実に防止できる。
そして、作業者が閲覧する第2の表示部12の表示内容は、第1の表示部6の各表示内
容と同一であるため、指令者と、作業者が必要な共通の情報を視認でき、停電作業の進行
状況を容易かつ迅速に認識できる。
また、両者に間違った思い込みや曖昧さがある場合に、これらを排除することができる
。よって、停電工事中に行われる指令や作業の内容を正確に実行することが可能になる。
さらに、第2の表示部12は、指令表示画面25等を切り替えて表示可能であるため、
作業者が指令表示画面25等にそれぞれ表示される情報を詳細に閲覧できる。
また、手続画面16上と、指令表示画面25上で、それぞれ指令ボタン21及び完了ボ
タン30をクリックすることで、指令時刻22a及び完了時刻22bが表示されるため、
指令者及び作業者の双方が、現在時刻と比較することで指令と完了報告が実際に行われた
か否かを確認可能である。よって、例えば、指令に先走って作業工程が行われることを防
止可能であり、複数の作業工程29を着実に実施することができる。
なお、本発明に係る停電作業支援システムは、実施例に示すものに限定されない。例え
ば、概要データ及び系統データが、ネットワーク31を介してダウンロードされる電子フ
ァイルの場合は第1の通信部7が第1の入力部3に相当し、音声の場合は音声取得部4が
第1の入力部3に相当すると概念されてもよい。また、その他画面17,27及び音声画
面18,28は、省略されてもよい。このとき、その他の事項及び音声のテキストデータ
は、手続画面16から入力され、指令表示画面25に表示される構成としてもよい。この
ほか、音声取得部4は内蔵、外付けのいずれでもよい。
本発明は、停電作業の進行を支援する停電作業支援システムとして利用可能である。
1…停電作業支援システム 2…指令端末 3…第1の入力部 4…音声取得部 5…
第1の記憶部 5a…テンプレート記憶部 5b…概要データ記憶部 5c…系統データ
記憶部 5d…手続データ記憶部 5e…その他記憶部 5f…学習モデル記憶部 5g
…データ記憶部 6…第1の表示部 7…第1の通信部 8…第1の制御部 8a…判定
部 8b…画面作成部 8c…テキスト推定部 9…作業端末 10…第2の入力部 1
1…第2の記憶部 12…第2の表示部 13…第2の通信部 14…第2の制御部 1
5,24…概要画面 16…手続画面 16a…系統図区画 16b…作業工程区画 1
7,27…その他画面 18,28…音声画面 19…電柱番号 20…作業工程
21…指令ボタン 22a…指令時刻 22b…完了時刻 23…送信ボタン 25…指
令表示画面 26…系統図画面 29,29a…作業工程 30…完了ボタン 31…ネ
ットワーク 100…停電作業支援方法

Claims (7)

  1. 停電作業における手続を指令する指令者と、指令された前記手続を実施する作業者間の
    連携を支援する停電作業支援システムであって、
    前記指令者が操作する指令端末と、
    前記作業者が操作し、前記指令端末と通信可能な作業端末を備え、
    前記指令端末は、
    前記手続に関する指令を入力する第1の入力部と、
    前記指令を前記第1の入力部に入力するための手続画面を表示する第1の表示部と、
    前記指令を前記作業端末に送信する第1の通信部と、
    前記指令のタイミングに関する適否を判定する判定部を備え、
    前記作業端末は、
    前記第1の通信部からの前記指令を受信する第2の通信部と、
    前記第2の通信部が受信した前記指令に対応して実施すべき作業の完了報告を入力す
    る第2の入力部と、
    前記第2の通信部が受信した前記指令を表示し、かつ前記完了報告を前記第2の入力
    部に入力するための指令表示画面を表示する第2の表示部を備え、
    前記第2の通信部は、前記第2の入力部に入力された前記完了報告を前記第1の通信部
    に送信し、
    前記判定部は、前記指令が二回目に入力される以降において、前記第1の通信部が前記
    第2の通信部からの前記完了報告を受信していない場合に、前記タイミングを不適と判定
    することを特徴とする停電作業支援システム。
  2. 前記判定部は、前記タイミングを不適と判定する場合に、前記第1の入力部に入力され
    た前記指令をキャンセルすることを特徴とする請求項1に記載の停電作業支援システム。
  3. 前記第1の表示部は、前記手続画面に加え、前記停電作業の概要を示す概要画面を表示
    し、
    前記第2の表示部は、前記指令表示画面に加え、前記概要画面と、前記停電作業が実施
    される配電線の系統図を示す系統図画面を表示し、
    前記概要は、複数種類の概要データから構成され、
    前記系統図は、複数種類の系統データから形成され、
    前記概要データと、前記系統データは、前記第1の入力部を介して入力されることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の停電作業支援システム。
  4. 前記第1の表示部は、前記手続画面が、前記系統図を表示する系統図区画と、前記停電
    作業を構成する作業工程を表示する作業工程区画に区画され、
    前記第2の表示部は、前記指令表示画面と、前記概要画面と、前記系統図画面を切り替
    えて表示可能に構成されることを特徴とする請求項3に記載の停電作業支援システム。
  5. 前記手続画面及び前記指令表示画面は、前記停電作業を構成する作業工程をそれぞれ表
    示し、
    前記指令は、前記手続画面上で、前記作業工程毎に入力可能であり、
    前記完了報告は、前記指令表示画面上で、前記作業工程毎に入力可能であることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の停電作業支援システム。
  6. 前記手続画面及び前記指令表示画面は、前記指令が発生する指令時刻と、この指令に対
    応する前記完了報告が発生する完了時刻を、それぞれ表示することを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の停電作業支援システム。
  7. 前記指令端末は、
    音声を取得する音声取得部と、
    音声情報を認識し、テキスト情報を生成する学習モデルを記憶する学習モデル記憶部
    と、
    前記学習モデルに基づいて、前記音声取得部が取得した前記音声に対応するテキスト
    データを推定するテキスト推定部を備え、
    前記第1の通信部は、前記テキスト推定部が推定する前記テキストデータを前記第2の
    通信部に送信し、
    前記第2の表示部は、前記第2の通信部が受信した前記テキストデータを表示すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の停電作業支援システム。
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