JP2024086360A - 油圧駆動装置および油圧駆動装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】油圧シリンダの作動油室に供給される圧力の範囲を拡大する。
【解決手段】作動油室121を有する油圧シリンダ120と、作動油室121に連通する第1油室131と第1ガス室132と区画された第1アキュムレータ130と、油供給部110から作動油が供給される第2油室141と第2ガス室142とが区画された第2アキュムレータ140と、第2油室141の容積を調整する油圧ブースタ150と、第1ガス室132と第2ガス室142とを連通させるガス流路160と、ガス流路160に配置されるガス開閉弁170と、作動油室121の圧力を漸次上昇させる場合、第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、ガス開閉弁170を開状態に切り替え、かつ第2ガス室142の容積が第2所定容積以下となるまで第2油室141の容積を増加させる制御部190とを備える油圧駆動装置100を提供する。
【選択図】図2
【解決手段】作動油室121を有する油圧シリンダ120と、作動油室121に連通する第1油室131と第1ガス室132と区画された第1アキュムレータ130と、油供給部110から作動油が供給される第2油室141と第2ガス室142とが区画された第2アキュムレータ140と、第2油室141の容積を調整する油圧ブースタ150と、第1ガス室132と第2ガス室142とを連通させるガス流路160と、ガス流路160に配置されるガス開閉弁170と、作動油室121の圧力を漸次上昇させる場合、第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、ガス開閉弁170を開状態に切り替え、かつ第2ガス室142の容積が第2所定容積以下となるまで第2油室141の容積を増加させる制御部190とを備える油圧駆動装置100を提供する。
【選択図】図2
Description
本開示は、油圧駆動装置および油圧駆動装置の制御方法に関する。
竪型ミル等の粉砕機は、回転自在に支持された粉砕ローラを動力で回転する粉砕テーブルに対して押し付けることで、供給されたバイオマスペレットや石炭等の原料を粉砕するように構成されている(例えば特許文献1)。特許文献1に開示される粉砕機は、油圧シリンダへ供給される作動油の配管にガスが封入されたブラダを内蔵するアキュムレータを配置し、油圧の脈動を抑制している。
粉砕機は、ボイラへ供給される固体燃料の粉砕を行っている。ボイラに供給される燃料の量は、ボイラに要求される負荷により概ね100%~15%の範囲で変動する。一方、従来の粉砕機の運転可能範囲は100%~30%程度である。これは、粉砕機に供給される固体燃料の量に応じて、粉砕ローラを粉砕テーブルに押し付ける駆動力を変化させる必要があるのに対して、駆動力を発生する油圧シリンダに供給される作動油の圧力の範囲を制限する必要があるためである。
油圧シリンダに供給される作動油は非圧縮性であるため、油圧シリンダが変位すると瞬間的に高圧力が発生するハンマー現象が発生してしまう。このハンマー現象による油圧の脈動を抑制するために、圧縮性流体であるガス(例えば、窒素ガス)が封入されたブラダを内蔵するアキュムレータが用いられる。
アキュムレータが内蔵するブラダに封入されるガスの体積は、作動油の圧力の変化に応じて変化する。作動油の圧力が低下してブラダの容積が大きくなりすぎると、作動油をアキュムレータに導く弁にブラダが接触し、また、作動油の圧力が増加してブラダの容積が小さくなりすぎると、ブラダへガスを導く弁にブラダが接触し、ブラダが損傷する可能性がある。そこで、ブラダが損傷しないように、油圧シリンダに供給される作動油の圧力の範囲を制限している。ボイラに供給される燃料の量が過度に少ない場合には、この油圧の範囲の制限により、作動油の圧力の範囲の下限値よりも更に圧力を低くすることができず、例えば、複数台運転している粉砕機の一部を停止させ、粉砕機1台当たりに供給される燃料の量を増加させる必要があった。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、油圧シリンダの作動油室に供給される圧力の範囲を拡大することが可能な油圧駆動装置および油圧駆動装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の油圧駆動装置および油圧駆動装置の制御方法は、以下の手段を採用する。
本開示の一態様にかかる油圧駆動装置は、油供給部と、前記油供給部から作動油が供給される作動油室を形成するピストンを有し、前記作動油室に供給された前記作動油の圧力により前記ピストンを駆動する油圧シリンダと、前記作動油室に連通する第1油室と第1ガスが封入された第1ガス室とが第1隔壁により区画された第1アキュムレータと、前記油供給部から前記作動油が供給される第2油室と第2ガスが封入された第2ガス室とが第2隔壁により区画された第2アキュムレータと、前記第2油室の容積を調整する調整部と、前記第1ガス室と前記第2ガス室とを連通させるガス流路と、前記ガス流路に配置されるガス開閉弁と、前記油供給部と前記調整部と前記ガス開閉弁とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第1ガス室の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、前記ガス開閉弁を閉状態から開状態に切り替え、かつ前記第2ガス室の容積が第2所定容積以下となるまで前記第2油室の容積を増加させるよう前記ガス開閉弁および前記調整部を制御する。
本開示の一態様にかかる油圧駆動装置は、油供給部と、前記油供給部から作動油が供給される作動油室を形成するピストンを有し、前記作動油室に供給された前記作動油の圧力により前記ピストンを駆動する油圧シリンダと、前記作動油室に連通する第1油室と第1ガスが封入された第1ガス室とが第1隔壁により区画された第1アキュムレータと、前記油供給部から前記作動油が供給される第2油室と第2ガスが封入された第2ガス室とが第2隔壁により区画された第2アキュムレータと、前記第2油室の容積を調整する調整部と、前記第1ガス室と前記第2ガス室とを連通させるガス流路と、前記ガス流路に配置されるガス開閉弁と、前記油供給部と前記調整部と前記ガス開閉弁とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第1ガス室の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、前記ガス開閉弁を閉状態から開状態に切り替え、かつ前記第2ガス室の容積が第2所定容積以下となるまで前記第2油室の容積を増加させるよう前記ガス開閉弁および前記調整部を制御する。
また、本開示の一態様にかかる油圧駆動装置の制御方法において、前記油圧駆動装置は、油供給部と、前記油供給部から作動油が供給される作動油室を形成するピストンを有し、前記作動油室に供給された前記作動油の圧力により前記ピストンを駆動する油圧シリンダと、前記作動油室に連通する第1油室と第1ガスが封入された第1ガス室と第1隔壁により区画された第1アキュムレータと、前記油供給部から前記作動油が供給される第2油室と第2ガスが封入された第2ガス室とが第2隔壁により区画された第2アキュムレータと、前記第2油室の容積を調整する調整部と、前記第1ガス室と前記第2ガス室とを連通させるガス流路と、前記ガス流路に配置されるガス開閉弁と、を備え、前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第1ガス室の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、前記ガス開閉弁を閉状態から開状態に切り替え、かつ前記第2ガス室の容積が第2所定容積以下となるまで前記第2油室の容積を増加させるよう前記ガス開閉弁および前記調整部を制御する調整工程を備える。
本開示によれば、油圧シリンダの作動油室に供給される圧力の範囲を拡大することが可能な油圧駆動装置および油圧駆動装置の制御方法を提供することができる。
〔第1実施形態〕
以下、本開示の第1実施形態にかかる油圧駆動装置100および油圧駆動装置100の制御方法について、図面を参照して説明する。本開示の油圧駆動装置100は、発電プラント(図示略)のボイラ(図示略)へ微粉燃料を供給するミル(粉砕機)10に用いられる装置である。図1は、本開示の第1実施形態にかかるミル10を示す縦断面図である。
以下、本開示の第1実施形態にかかる油圧駆動装置100および油圧駆動装置100の制御方法について、図面を参照して説明する。本開示の油圧駆動装置100は、発電プラント(図示略)のボイラ(図示略)へ微粉燃料を供給するミル(粉砕機)10に用いられる装置である。図1は、本開示の第1実施形態にかかるミル10を示す縦断面図である。
ミル10は、ハウジング11と、粉砕テーブル12と、粉砕ローラ13と、減速機14と、減速機14に接続され粉砕テーブル12を回転駆動させるミルモータ15と、回転式分級機16と、給炭管17と、回転式分級機16を回転駆動させる分級機モータ18とを備える。
ハウジング11は、上下方向に延びた軸線Chを中心軸線とする筒状の筐体であり、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13と回転式分級機16と、給炭管17とを収容する筐体である。ハウジング11の周壁には開口部11aが形成されており、開口部11aの近傍に粉砕ローラ13や、粉砕ローラ13を支持するジャーナルヘッド45が設置されている。粉砕ローラ13等が設置された状態において、開口部11aは、ハウジング11と共にミル10の外壁をなすローラカバー70によって覆われている。
ハウジング11の天井部42の中央部には、給炭管17が取り付けられている。この給炭管17は、給炭機(図示略)を介して導かれた固体燃料をハウジング11内に供給するものであり、ハウジング11の中心位置に上下方向に沿って配置され、下端部がハウジング11内部まで延設されている。
ハウジング11の底面部41付近には減速機14が設置され、この減速機14に接続されたミルモータ15から伝達される駆動力により軸線Chの周りに回転する粉砕テーブル12が回転自在に配置されている。
粉砕テーブル12は、平面視円形の部材であり、給炭管17の下端部が対向するように配置されている。給炭管17は、固体燃料(本実施形態では例えば石炭やバイオマス燃料)を上方から下方の粉砕テーブル12に向けて供給する。粉砕テーブル12は供給された固体燃料を粉砕ローラ13との間に挟み込んで粉砕する。
固体燃料が給炭管17から粉砕テーブル12の中央部へ向けて投入されると、粉砕テーブル12の回転による遠心力によって、固体燃料は粉砕テーブル12の外周側へと導かれ、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間に挟み込まれて粉砕される。粉砕された固体燃料は、搬送用ガス流路(図示略)から導かれ、吹出口12bから吹き出された搬送用ガス(以下、「一次空気」という。)によって上方へと吹き上げられ、回転式分級機16へと導かれる。
粉砕テーブル12の外周面とハウジング11の内周面との間には、ハウジング11の下部へ流入する一次空気を、ハウジング11内の粉砕テーブル12の上方の空間に流出させる吹出口12bが設けられている。吹出口12bの出口に位置する粉砕テーブル12の外周側には旋回羽根12aが設置されており、吹出口12bから上方に向かって吹き出した一次空気に旋回力を与える。
旋回羽根12aにより旋回力が与えられた一次空気は、旋回する速度成分を有する気流となって、粉砕テーブル12上で粉砕された固体燃料を、ハウジング11内の上方にある回転式分級機16へと搬送する。なお、粉砕された固体燃料のうち、所定粒径より大きいものは回転式分級機16により分級されて、または、回転式分級機16まで到達することなく落下して、粉砕テーブル12上に戻されて、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間で再度粉砕される。
粉砕ローラ13は、給炭管17から粉砕テーブル12上に供給された固体燃料を粉砕する回転体である。粉砕ローラ13は、粉砕テーブル12の上面に押圧されて粉砕テーブル12と協働して固体燃料を粉砕する。図1では、粉砕ローラ13が代表して1つのみ示されているが、粉砕テーブル12の上面を押圧するように、周方向に一定の間隔を空けて、複数の粉砕ローラ13が配置される。
例えば、外周部上に120°の角度間隔を空けて、3つの粉砕ローラ13が周方向に均等な間隔で配置される。この場合、3つの粉砕ローラ13が粉砕テーブル12の上面と接する部分(押圧する部分)は、粉砕テーブル12の回転中心軸からの距離が等距離となる。また、3つの開口部11aが周方向に均等な間隔でハウジング11に形成される。
粉砕ローラ13は、支持アーム47及び支持軸48を有するジャーナルヘッド45によって支持されている。ジャーナルヘッド45に支持された粉砕ローラ13は、水平方向に延びた支持軸48を中心にジャーナルヘッド45が回動することで、上下に揺動・変位可能となっており、粉砕テーブル12の上面に対して接近離間することができる。
粉砕ローラ13は、外周面が粉砕テーブル12の上面の固体燃料に接触した状態で、粉砕テーブル12が回転すると、粉砕テーブル12から回転力を受けて連れ回りするようになっている。給炭管17から固体燃料が供給されると、粉砕ローラ13と粉砕テーブル12との間で固体燃料が押圧されて粉砕される。この押圧する力を、粉砕荷重と言う。
ジャーナルヘッド45の支持アーム47の上端部(少なくとも支持軸48よりも上方の部分)には、荷重負荷装置60の中間ピストン61が接触している。荷重負荷装置60は、粉砕ローラ13を粉砕テーブル12に押し付けるように、支持アーム47に荷重(粉砕荷重)を付与する装置であり、ローラカバー70に固定されている。
荷重負荷装置60は、支持アーム47の上端部に対して軸線Cfに沿った粉砕荷重を付与する装置である。荷重負荷装置60は、中間ピストン61及びピストンハウジング62を有しており、油圧シリンダ120で発生した作動力が、中間ピストン61を介して、油圧シリンダ120のピストン122から支持アーム47の上端部に伝達されるように構成されている。中間ピストン61は、ピストンハウジング62に収容されるとともに軸線Cfの方向に沿ってスライド可能となっている。
ジャーナルヘッド45の支持アーム47の下端部(少なくとも支持軸48よりも下方の部分)には、ギャップボルト80が接触している。ギャップボルト80は、粉砕テーブル12の上面に固体燃料がない状態において粉砕ローラ13が粉砕テーブル12と接触しないように、粉砕ローラ13と粉砕テーブル12との間に隙間を与える装置であり、ローラカバー70に固定されている。隙間の寸法は、ギャップボルト80の突出量によって決定される。
減速機14は、ミルモータ15に接続されており、ミルモータ15の駆動力を粉砕テーブル12に伝達し、粉砕テーブル12を中心軸回りに回転させる。
回転式分級機16は、ハウジング11の上部に設けられ中空状の逆円錐状の外形を有している。回転式分級機16は、その外周位置に上下方向に延在する複数のブレードを備えている。各ブレードは、回転式分級機16の中心軸線周りに所定の間隔(均等間隔)で設けられている。回転式分級機16は、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13により粉砕された固体燃料(以降、粉砕された固体燃料を「粉砕燃料」という。)を、所定粒径(例えば、石炭では70~100μm)より大きいもの(以降、所定粒径を超える粉砕燃料を「粗粉燃料」という。)と、所定粒径以下のもの(以降、所定粒径以下の粉砕燃料を「微粉燃料」という。)に分級する。
回転式分級機16は、分級機モータ18により回転駆動力を与えられ、ハウジング11の上下方向に延在する円筒軸(図示略)を中心に給炭管17の周りを回転する。本実施形態では、回転式分級機16を用いるものとしたが、固定された中空状の逆円錐形状のケーシングと、そのケーシングの外周位置に複数の固定旋回羽根とを備えた固定式分級機を用いてもよい。
回転式分級機16に到達した粉砕燃料は、ブレードの回転により生じる遠心力と、一次空気の気流による向心力との相対的なバランスにより、大きな径の粗粉燃料は、ブレードによって叩き落とされ、粉砕テーブル12へと戻されて再粉砕され、微粉燃料はハウジング11の天井部42にある出口ポート19に導かれる。回転式分級機16によって分級された微粉燃料は、一次空気とともに出口ポート19から微粉燃料供給流路(図示略)へ排出され、ボイラのバーナへ供給される。
給炭管17は、ハウジング11の天井部42を貫通するように上下方向に沿って下端部がハウジング11内部まで延設されて取り付けられ、給炭管17の上部から投入される固体燃料を粉砕テーブル12の中央部に供給する。給炭管17の上端には、給炭機(図示略)が接続されており、固体燃料が供給される。
次に、図2を参照して、本実施形態の油圧駆動装置100について説明する。図2は、本開示の第1実施形態にかかる油圧駆動装置100を示す構成図である。本実施形態の油圧駆動装置100は、荷重負荷装置60の中間ピストン61を介して粉砕ローラ13の支持アーム47に荷重を付与する装置である。
図2に示すように、油圧駆動装置100は、油供給部110と、油圧シリンダ120と、第1アキュムレータ130と、第2アキュムレータ140と、油圧ブースタ(調整部)150と、ガス流路160と、ガス開閉弁170と、圧力センサ180と、制御部190と、を備える。
油供給部110は、油圧シリンダ120へ作動油を供給する装置である。油供給部110は、油ポンプ111と、逆止弁112と、電磁弁113と、油タンク114と、油供給路115と、油排出路116と、油路117と、を備える。
油ポンプ111は、油タンク114から作動油を汲み上げて、油供給路115へ吐出する。油ポンプ111から吐出された作動油は、逆止弁112を経由して電磁弁113に流入する。なお、逆止弁112の存在により、油ポンプ111から電磁弁113に供給された作動油は、油供給路115から油ポンプ111に戻ることはない。
制御部190からの指示により油ポンプ111の動作が開始すると、作動油が電磁弁113に供給される。電磁弁113は、制御部190の指示により、油ポンプ111から供給される作動油を、油路117を経由して油圧シリンダ120へ供給するか、油排出路116を経由して油タンク114へ戻すかを切り替えることができる。
油圧シリンダ120は、油供給部110から供給される作動油の圧力により、荷重負荷装置60の中間ピストン61を駆動する駆動力を発生する装置である。油圧シリンダ120は、油供給部110から作動油が供給される作動油室121を形成するピストン122を有する。油圧シリンダ120は、作動油室121に供給された作動油の圧力によりピストン122を駆動する。
第1アキュムレータ130は、作動油室121の油圧を一定に維持するための装置である。第1アキュムレータ130は、作動油室121に連通する第1油室131と窒素ガス等の不活性ガス(第1ガス)が封入された第1ガス室132とがゴム製のブラダ(第1隔壁)133により区画された装置である。
第1アキュムレータ130は、ピストン122の移動により作動油室121の容積が減少する際は、作動油室121から第1油室131に作動油を流入させ、ピストン122の移動により作動油室121の容積が増加する際は、第1油室131から作動油室121に作動油を流出させる。第1アキュムレータ130は、ブラダ133が接触することにより第1油室131と作動油室121との間の作動油の流通を遮断するポペット弁134を有する。
第2アキュムレータ140は、第1アキュムレータ130の第1ガス室132の容積を変化させるために用いられる装置である。第2アキュムレータ140は、油圧ブースタ150の第1油調整室151に連通する第2油室141と窒素ガス等の不活性ガス(第2ガス)が封入された第2ガス室142とがゴム製のブラダ(第2隔壁)143により区画された装置である。
第2アキュムレータ140は、第1油調整室151の容積が減少する際は、第1油調整室151から第2油室141に作動油を流入させ、第1油調整室151の容積が増加する際は、第2油室141から第1油調整室151に作動油を流出させる。第2アキュムレータ140は、ブラダ143が接触することにより第2油室141と第1油調整室151との間の作動油の流通を遮断するポペット弁144を有する。
油圧ブースタ150は、第2アキュムレータ140の第2油室141の容積を調整する装置である。油圧ブースタ150は、第1油調整室151と、第2油調整室152と、受圧ピストン153と、第1切替弁(油補給弁)154と、第2切替弁155と、排出弁156と、を備える。
第1油調整室151は、第1切替弁(油補給弁)154が開状態の場合に油供給部110から作動油が供給されるとともに第2アキュムレータ140の第2油室141と連通する空間である。第2油調整室152は、第2切替弁155が開状態の場合に油供給部110から作動油が供給される空間である。
受圧ピストン153は、第1油調整室151側に配置される第1受圧部153aと第2油調整室152側に配置される第2受圧部153bとを有する。第1受圧部153aの第1油調整室151に対する第1受圧面積は、第2受圧部153bの第2油調整室152に対する第2受圧面積よりも小さい。
第1切替弁(油補給弁)154は、油供給部110から第1油調整室151への作動油の供給状態を切り換える装置である。第2切替弁155は、油供給部110から第2油調整室152への作動油の供給状態を切り換える装置である。
ガス流路160は、第1アキュムレータ130の第1ガス室132と第2アキュムレータ140の第2ガス室142とを連通させる流路である。
ガス開閉弁170は、ガス流路160に配置されるとともに第1ガス室132と第2ガス室142とが連通した連通状態と、第1ガス室132と第2ガス室142とが連通しない遮断状態とを切り換える装置である。
ガス開閉弁170は、ガス流路160に配置されるとともに第1ガス室132と第2ガス室142とが連通した連通状態と、第1ガス室132と第2ガス室142とが連通しない遮断状態とを切り換える装置である。
圧力センサ180は、油路117を流通する作動油の圧力を検出するセンサである。圧力センサ180は、検出した作動油の圧力を制御部190に伝達する。
制御部190は、油供給部110と油圧ブースタ150とガス開閉弁170とを含む油圧駆動装置100の各部を制御する装置である。制御部190は、例えば、記憶部(図示略)に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより油圧駆動装置100の各部を制御する。
次に、本開示の第1実施形態にかかる油圧駆動装置の制御方法について、図面を参照して説明する。図3は、本開示の第1実施形態にかかる油圧駆動装置の制御方法を示すフローチャートである。制御部190がプログラムを読み出して実行することにより、図3に示す各処理が行われる。図3に示す処理は、給炭管17からミル10に供給される固体燃料の供給量が漸次増加し、それに伴って油圧シリンダ120の作動油室121の圧力を漸次上昇させる場合に実行される処理である。
ステップS101で、制御部190は、油供給部110による作動油室121の加圧をするのに先立って、ガス開閉弁170を閉状態とするよう制御する。
ステップS102で、制御部190は、油供給部110による作動油室121の加圧をするのに先立って、第1切替弁(油補給弁)154を閉状態とするよう制御する。
ステップS102で、制御部190は、油供給部110による作動油室121の加圧をするのに先立って、第1切替弁(油補給弁)154を閉状態とするよう制御する。
ステップS103で、制御部190は、油供給部110による作動油室121の加圧をするのに先立って、第2切替弁155を閉状態とするよう制御する。
ステップS104で、制御部190は、油圧シリンダ120の作動油室121の加圧を開始するよう油供給部110の油ポンプ111を動作させる。
ステップS104で、制御部190は、油圧シリンダ120の作動油室121の加圧を開始するよう油供給部110の油ポンプ111を動作させる。
ガス開閉弁170が閉状態のままで、第1アキュムレータ130の第1ガス室132には第1圧力(例えば、1.8MPa)の第1ガスが封入されており、第2アキュムレータ140の第2ガス室142には第1圧力も高い第2圧力(例えば、6.5MPa)の第2ガスが封入されている。
図2は、油圧シリンダ120の作動油室121の加圧を開始した油圧駆動装置100を示す構成図であり、油圧シリンダ120の作動油室121の加圧を開始した状態を示す。図2に示す状態では、第1アキュムレータ130の第1油室131および第1ガス室132の圧力(例えば、2.0MPa)よりも、第2アキュムレータ140の第2油室141および第2ガス室142の圧力(例えば、7.2MPa)の方が高い。
ステップS105で、制御部190は、圧力センサ180が検出する作業油の圧力が切替圧力(例えば、7.2MPa)以上であるかどうかを判定し、YESであればステップS106に処理を進め、NOであればステップS105の判定を繰り返す。ここで、切替圧力は、第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となる第1油室131の圧力である。第1ガス室132の容積が過度に小さくなるとブラダ133等が破損する可能性があるため、第1ガス室132の容積が第1所定容積を下回らないように制限している。
第1所定容積は、例えば、第1アキュムレータ130の全容積の0.25倍(ブラダ133の損傷を防止するための第1ガス室132の最小容積)より、作動油室121の最大容積分(ピストン122のストローク容積分)だけ大きい容積に設定するのが好ましい。これは、第1アキュムレータ130が上限値の圧力で運転している際、ピストン122の強制変位により、作動油室121から第1油室131へ作動油が流入しても、第1アキュムレータ130の第1ガス室132の容積が、第1アキュムレータ130の全容積の0.25倍以下まで収縮して、ブラダ133が損傷することを防止するためである。
ステップS106で、制御部190は、第1油室131の作動油の圧力が切替圧力以上となったこと(第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となったこと)に応じて、第1アキュムレータ130の第1油室131と第2アキュムレータ140の第2油室141とを同じ圧力とするため、第1切替弁(油補給弁)154を開状態とするよう制御する。
ステップS107で、制御部190は、第1油室131の作動油の圧力が切替圧力以上となったこと(第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となったこと)に応じて、第1アキュムレータ130の第1ガス室132と第2アキュムレータ140の第2ガス室142との間でガスの移動を可能とするため、ガス開閉弁170を開状態とするよう制御する。
図4は、本開示の第1実施形態にかかる油圧駆動装置100を示す構成図であり、第1油室131の作動油の圧力が切替圧力以上となった状態を示す。図4に示すように、第1切替弁(油補給弁)154が開状態であるため、油圧シリンダ120の作動油室121と油圧ブースタ150の第1油調整室151の双方に作動油が供給されて同一の圧力となる。
作動油室121と第1油調整室151の圧力が同一であるため、第1アキュムレータ130の第1ガス室132と第2アキュムレータ140の第2ガス室142の圧力は同一である。そのため、ステップS107でガス開閉弁170を開状態としても第1ガス室132と第2ガス室142との間のガスの移動は発生しない。
ステップS108で、制御部190は、第2アキュムレータ140の第2油室141の容積を増加させるため、第1切替弁(油補給弁)154を開状態から閉状態へ切り替えるよう制御する。
ステップS109で、制御部190は、第2アキュムレータ140の第2油室141の容積を増加させるため、第2切替弁155を閉状態から開状態へ切り替えるよう制御する。また、制御部190は、油路117から第2油調整室152に供給される作動油を封止するため、排出弁156を開状態から閉状態に切り替える。
ステップS109で、制御部190は、第2アキュムレータ140の第2油室141の容積を増加させるため、第2切替弁155を閉状態から開状態へ切り替えるよう制御する。また、制御部190は、油路117から第2油調整室152に供給される作動油を封止するため、排出弁156を開状態から閉状態に切り替える。
第2切替弁155を開状態とすることで、油路117から第2油調整室152に作動油が供給される。第1油調整室151と第2油調整室152とが油供給部110から供給される作動油により同じ圧力となるが、受圧ピストン153の第1受圧部153aの第1受圧面積よりも第2受圧部153bの第2受圧面積が大きい。
そのため、受圧ピストン153が第1油調整室151側に移動して、第1油調整室151と連通した第2アキュムレータ140の第2油室141の容積が増加する。また、第2油室141の容積が増加するのに伴って第2ガス室142の容積が減少し、第2ガス室142の第2ガスがガス流路160を介して第1ガス室132へ移動し、第1ガス室132の容積が増加する。
ステップS110で、制御部190は、第1油調整室151から第2油室141への作動油の移送が完了したかどうかを判定し、YESであればステップS111に処理を進め、NOであればステップS110の判定を繰り返す。第1油調整室151から第2油室141へ移送される作動油の量は、第2ガス室142の容積が第2所定容積となるように設定されている。第2ガス室142の容積が過度に小さくなるとブラダ143等が破損する可能性があるため、第2ガス室142の容積が第2所定容積を下回らないように制限している。
第2所定容積は、例えば、第2アキュムレータ140の全容積の0.25倍(ブラダ143の損傷を防止するための第2ガス室142の最小容積)より、第1油調整室151の最大容積分(受圧ピストン153のストローク容積分)だけ大きい容積に設定するのが好ましい。これは、第2アキュムレータ140が上限値の圧力で運転している際、受圧ピストン153の強制変位により、第1油調整室151から第2油室141へ作動油が流入しても、第2アキュムレータ140の第2ガス室142の容積が第2アキュムレータ140の全容積の0.25倍以下まで収縮してブラダ143が損傷することを防止するためである。
図5は、本開示の第1実施形態にかかる油圧駆動装置100を示す構成図であり、第2油室141への作動油の移送が完了した状態を示す。図5に示すように、図4に比べて、第2ガス室142の容積が減少する一方で、第1ガス室132の容積が増加している。
ステップS111で、制御部190は、第2油室141への作動油の移送が完了したことに応じて、第2油室141の容積が更に増加してブラダ143等が破損することを避けるため、第2切替弁155を開状態から閉状態に切り替えるよう制御する。第2切替弁155を閉状態とすることにより、第2油室141の容積が更に増加することが防止される。
ステップS112で、制御部190は、第2油室141への作動油の移送が完了したことに応じて、第1アキュムレータ130の第1ガス室132と第2アキュムレータ140の第2ガス室142との間でガスの移動を不能とするため、ガス開閉弁170を閉状態とするよう制御する。
ステップS113で、制御部190は、圧力センサ180が検出する作動油の圧力が上限圧力(例えば、25.9MPa)以上であるかどうかを判定し、YESであればステップS114に処理を進め、NOであればステップS113の判定を繰り返す。ここで、上限圧力は、第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となる作動油の圧力である。第1ガス室132の容積が過度に小さくなるとブラダ133等が破損する可能性があるため、第1ガス室132の容積が第1所定容積を下回らないように制限している。
図6は、本開示の第1実施形態にかかる油圧駆動装置100を示す構成図であり、第1油室131の圧力が上限圧力となった状態を示す。図6に示すように、図5に比べて、第2ガス室142の容積が変化しないで、第1ガス室132の容積が減少している。
ステップS114で、制御部190は、第1ガス室132の容積が更に減少してブラダ133等が損傷することを防止するため、油供給部110による作動油室121の加圧を停止するよう油供給部110を制御し、本フローチャートの処理を終了させる。
以上のように、ステップS101からステップS105(第1加圧工程)において、制御部190は、油圧シリンダ120の作動油室121の圧力を漸次上昇させる場合、第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となるまでは、ガス開閉弁170を閉状態とし、油供給部110から作動油室121へ作動油を供給して作動油室121の圧力を上昇させるようガス開閉弁170および油供給部110を制御する。
また、ステップS106からステップS110(調整工程)において、制御部190は、作動油室121の圧力を漸次上昇させる場合、第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、ガス開閉弁170を閉状態から開状態に切り替え、かつ第2ガス室142の容積が第2所定容積以下となるまで第2油室141の容積を増加させるようガス開閉弁170および油圧ブースタ150を制御する。
また、ステップS111からステップS114(第2加圧工程)において、制御部190は、第2ガス室142の容積が第2所定容積以下となったことに応じて、ガス開閉弁170を開状態から閉状態に切り替え、かつ第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となるまで作動油室121へ作動油を供給して作動油室121の圧力を上昇させるようガス開閉弁170および油供給部110を制御する。
以上で説明した図3の処理は、給炭管17からミル10に供給される固体燃料の供給量が漸次増加し、それに伴って油圧シリンダ120の作動油室121の圧力を漸次上昇させる場合に実行される処理であった。給炭管17からミル10に供給される固体燃料の供給量が漸次減少し、それに伴って油圧シリンダ120の作動油室121の圧力を漸次降下させる場合に実行される処理は、以上で説明した処理の逆となる。
具体的には、制御部190は、図6に示す状態から作動油室121の圧力を漸次降下させて第1ガス室132の容積を所定の上限値まで増加させる。この上限値は、ブラダ133がポペット弁134に接触しないように設定される。その後、制御部190は、ガス開閉弁170を開状態とし、油圧ブースタ150の第2油調整室152の作動油を排出して第2油室141から第1油調整室151に作動油を移送して第2ガス室142の容積を増加させる。第2ガス室142の容積の増加に伴って第1ガス室132の容積が減少する。
その後、制御部190は、ガス開閉弁170を閉状態とし、作動油室121の圧力を漸次降下させて第1ガス室132の容積を所定の上限値まで増加させる。以上により、作動油室121の圧力を2段階で降下させることができる。
以上で説明した本実施形態の作用および効果について説明する。
本実施形態の油圧駆動装置100によれば、油圧シリンダ120のピストン122を駆動する作動油室121の圧力を漸次上昇させる場合、第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、ガス開閉弁170を閉状態から開状態に切り替える。ガス開閉弁170を開状態とすることにより、第1アキュムレータ130の第1ガス室132と第2アキュムレータ140の第2ガス室142とが連通した状態となる。
本実施形態の油圧駆動装置100によれば、油圧シリンダ120のピストン122を駆動する作動油室121の圧力を漸次上昇させる場合、第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、ガス開閉弁170を閉状態から開状態に切り替える。ガス開閉弁170を開状態とすることにより、第1アキュムレータ130の第1ガス室132と第2アキュムレータ140の第2ガス室142とが連通した状態となる。
また、第2ガス室142の容積が第2所定容積以下となるまで第2油室141の容積を増加させるよう油圧ブースタ150が制御される。油圧ブースタ150が第2油室141の容積を増加させることにより、ブラダ143により区画された第2ガス室142から第1ガス室132へ第2ガスが移動して第2ガス室142の容積が減少する。第2ガス室142から第1ガス室132へ移動した第2ガスにより第1ガス室132の容積が増加して第1所定容積よりも大きくなる。
第1ガス室132の容積が第1所定容積よりも大きくなるため、再び第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となるまでは、油供給部110から作動油室121へ更に作動油を供給して作動油室121が発生する圧力を上昇させることができる。これにより、油圧シリンダ120の作動油室121に供給される圧力の範囲を拡大することが可能となる。
また、本実施形態の油圧駆動装置100によれば、作動油室121の圧力を漸次上昇させる場合、第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となるまでは、ガス開閉弁170を閉状態とし、油供給部110から作動油室121へ作動油を供給して作動油室121の圧力を上昇させることができる。また、第2ガス室142の容積が第2所定容積以下となったことに応じて、ガス開閉弁170を開状態から閉状態に切り替えて第1所定容積よりも大きくなった第1ガス室132を閉塞した状態とする。
そして、第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となるまで作動油室121へ作動油を供給して作動油室121の圧力を上昇させることができる。このように、油圧ブースタ150により、第1ガス室132の容積を第1所定容積以下となった後に第1所定容積より大きい容積に回復させることで作動油室121の圧力を2段階で上昇させ、油圧シリンダ120の作動油室121に供給される圧力の範囲を拡大することが可能となる。
本実施形態の油圧駆動装置100によれば、油供給部110から第1油調整室151および第2油調整室152に作動油が供給されるよう第1切替弁(油補給弁)154および第2切替弁155を制御する。第1油調整室151と第2油調整室152とが油供給部110から供給される作動油により同じ圧力となるが、受圧ピストン153の第1受圧部153aの第1受圧面積よりも第2受圧部153bの第2受圧面積が大きい。そのため、受圧ピストン153が第1油調整室151側に移動して第1油調整室151と連通した第2アキュムレータ140の第2油室141の容積を増加させることができる。
また、本実施形態の油圧駆動装置100によれば、ゴム製のブラダ133により作動油室121の圧力の脈動を適切に吸収することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本開示の第2実施形態にかかる油圧駆動装置100Aについて図面を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除き、第1実施形態と同様であるものとし、以下での説明を省略する。
次に、本開示の第2実施形態にかかる油圧駆動装置100Aについて図面を参照して説明する。本実施形態は、第1実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除き、第1実施形態と同様であるものとし、以下での説明を省略する。
第1実施形態の油圧駆動装置100は、油圧ブースタ150により、第1ガス室132の容積を第1所定容積以下となった後に第1所定容積より大きい容積に回復させることで作動油室121の圧力を2段階で上昇させ、油圧シリンダ120の作動油室121に供給される圧力の範囲を拡大するものであった。それに対して、本実施形態の油圧駆動装置100Aは、作動油室121の圧力を3段階で上昇させ、油圧シリンダ120の作動油室121に供給される圧力の範囲を更に拡大するものである。
図7は、本開示の第2実施形態にかかる油圧駆動装置100Aを示す構成図であり、第1油室131の作動油の圧力が切替圧力以上となった状態を示す。図7において、第3アキュムレータ140Aは、第2アキュムレータ140と同様の構成を有する。第3アキュムレータ140Aの第3油室141Aは、第2アキュムレータ140の第2油室141と同様である。第3アキュムレータ140Aの第3ガス室142Aは、第2アキュムレータ140の第2ガス室142と同様である。第3アキュムレータ140Aのブラダ143Aは、第2アキュムレータ140のブラダ143と同様である。第3アキュムレータ140Aのポペット弁144Aは、第2アキュムレータ140のポペット弁144と同様である。
また、図7において、油圧ブースタ150Aは、油圧ブースタ150と同様の構成を有する。油圧ブースタ150Aの第1油調整室151A,第2油調整室152Aは、油圧ブースタ150の第1油調整室151,第2油調整室と同様である。油圧ブースタ150Aの受圧ピストン153Aは、油圧ブースタ150の受圧ピストン153と同様である。油圧ブースタ150Aの第1切替弁(油補給弁)154A,第2切替弁155Aは、油圧ブースタ150の第1切替弁(油補給弁)154,第2切替弁155と同様である。油圧ブースタ150Aの排出弁156Aは、油圧ブースタ150の排出弁156と同様である。
本実施形態の油圧ブースタ150Aは、第1実施形態のステップS113で第1油室131が上限圧力以上となって第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となった場合に、第1所定容積より大きい容積に回復させることで作動油室121の圧力を3段階で上昇させる。
本実施形態で、制御部190は、第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、第1アキュムレータ130の第1油室131と第3アキュムレータ140Aの第3油室141Aとを同じ圧力とするため、第1切替弁(油補給弁)154Aを開状態とするよう制御する。
また、制御部190は、第1ガス室132の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、第1アキュムレータ130の第1ガス室132と第3アキュムレータ140Aの第3ガス室142Aとの間でガスの移動を可能とするため、ガス開閉弁170Aを開状態とするよう制御する。
図7に示すように、第1切替弁(油補給弁)154Aが開状態であるため、油圧シリンダ120の作動油室121と油圧ブースタ150Aの第1油調整室151Aの双方に作動油が供給されて同一の圧力となる。
作動油室121と第1油調整室151Aの圧力が同一であるため、第1アキュムレータ130の第1ガス室132と第3アキュムレータ140Aの第3ガス室142Aの圧力は同一である。そのため、ガス開閉弁170Aを開状態としても第1ガス室132と第3ガス室142Aとの間のガスの移動は発生しない。
その後、制御部190は、第3アキュムレータ140Aの第3油室141Aの容積を増加させるため、第1切替弁(油補給弁)154Aを開状態から閉状態へ切り替えるよう制御する。
制御部190は、第3アキュムレータ140Aの第3油室141Aの容積を増加させるため、第2切替弁155Aを閉状態から開状態へ切り替えるよう制御する。また、制御部190は、油路117から第2油調整室152Aに供給される作動油を封止するため、排出弁156Aを開状態から閉状態に切り替える。
制御部190は、第3アキュムレータ140Aの第3油室141Aの容積を増加させるため、第2切替弁155Aを閉状態から開状態へ切り替えるよう制御する。また、制御部190は、油路117から第2油調整室152Aに供給される作動油を封止するため、排出弁156Aを開状態から閉状態に切り替える。
第2切替弁155Aを開状態とすることで、油路117から第2油調整室152Aに作動油が供給される。第1油調整室151Aと第2油調整室152Aとが油供給部110から供給される作動油により同じ圧力となるが、受圧ピストン153の第1油調整室151A側の第1受圧部の第1受圧面積よりも第2油調整室152A側の第2受圧部の第2受圧面積が大きい。
そのため、受圧ピストン153Aが第1油調整室151A側に移動して第1油調整室151Aと連通した第3アキュムレータ140Aの第3油室141Aの容積が増加する。また、第3油室141Aの容積が増加するのに伴って第3ガス室142Aの容積が減少し、第3ガス室142Aの第3ガスがガス流路160Aを介して第1ガス室132へ移動し、第1ガス室132の容積が増加する。
その後、制御部190は、第1油調整室151Aから第3油室141Aへの作動油の移送が完了したかどうかを判定し、作動油の移送が完了した場合は、第3油室141Aの容積が更に増加してブラダ143A等が破損することを避けるため、第2切替弁155Aを開状態から閉状態に切り替えるよう制御する。第2切替弁155Aを閉状態とすることにより、第3油室141Aの容積が更に増加することが防止される。
また、制御部190は、第3油室141Aへの作動油の移送が完了したことに応じて、第1アキュムレータ130の第1ガス室132と第3アキュムレータ140Aの第3ガス室142Aとの間でガスの移動を不能とするため、ガス開閉弁170Aを閉状態とするよう制御する。
その後、制御部190は、圧力センサ180が検出する作動油の圧力が上限圧力以上であるかどうかを判定し、上限圧力以上であれば、第1ガス室132の容積が更に減少してブラダ133等が損傷することを防止するため、油供給部110による作動油室121の加圧を停止するよう油供給部110を制御する。
以上のように、本実施形態の油圧駆動装置100Aは、作動油室121の圧力を3段階で上昇させ、油圧シリンダ120の作動油室121に供給される圧力の範囲を更に拡大するものであったが他の態様であってもよい。第3アキュムレータ140Aと同様の他のアキュムレータ、および油圧ブースタ150Aと同様の他の油圧ブースタを更に設け、作動油室121の圧力を4段階以上で更に上昇させるようにしてもよい。
〔他の実施形態〕
以上の説明において、制御部190は、油供給部110と油圧ブースタ150とガス開閉弁170とを含む油圧駆動装置100の各部を制御するものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、制御部190を、作動油室121へ供給される作動油の圧力に応じて油供給部110を制御する第1制御装置と、作動油室121へ供給される作動油の圧力に応じて油圧ブースタ150およびガス開閉弁170を制御する第2制御装置との2つの制御装置に分割してもよい。このようにすることで、例えば、単一の第1アキュムレータ130を制御するための第1制御装置が既存の油圧駆動装置に設けられている場合、第2制御装置のみを追加する小規模な改造をすることで、油圧シリンダ120の作動油室121に供給される圧力の範囲を拡大することが可能となる。
以上の説明において、制御部190は、油供給部110と油圧ブースタ150とガス開閉弁170とを含む油圧駆動装置100の各部を制御するものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、制御部190を、作動油室121へ供給される作動油の圧力に応じて油供給部110を制御する第1制御装置と、作動油室121へ供給される作動油の圧力に応じて油圧ブースタ150およびガス開閉弁170を制御する第2制御装置との2つの制御装置に分割してもよい。このようにすることで、例えば、単一の第1アキュムレータ130を制御するための第1制御装置が既存の油圧駆動装置に設けられている場合、第2制御装置のみを追加する小規模な改造をすることで、油圧シリンダ120の作動油室121に供給される圧力の範囲を拡大することが可能となる。
また、以上で説明した第1アキュムレータ130と第2アキュムレータ140は、図8の変形例に示すように、単一の筐体200の内部に収容するようにしてもよい。また、この場合、第2アキュムレータ140の第2油室141と第2ガス室142とを区画する隔壁は、第1実施形態のゴム製のブラダ143としてもよいし、図8に示すピストン143Bとしてもよい。
また、以上の説明において、油圧ブースタ150は、受圧ピストン153の両端に第1油調整室151と第2油調整室152を配置した対向シリンダ式としたが、他の態様であってもよい。例えば、油圧ポンプ式など他の方式であってもよい。
また、以上の説明において、第2アキュムレータ140のブラダ143が過膨張とならないように、予め第2アキュムレータ140の容積の10%程度の作動油を第2油室141に封入するようにしてもよい。
また、以上の説明において、作動油室121の圧力を漸次上昇させる場合の切替圧力よりも、作動油室121の圧力を漸次下降させる場合の切替圧力が低くなるように設定するのが好ましい。このようにすることで、ヒステリシス特性を持たせることができるため、切替圧力の近傍で運転する場合に、油圧シリンダ120のピストン122の強制変位による僅かな圧力変動で、制御がハンチングすることを防止できる。
また、以上の説明において、第1アキュムレータ130の全容量と第2アキュムレータ140の全容量とを同じにするのが好ましいが、異なっていてもよい。ミル10には通常複数の油圧シリンダ120及び第1アキュムレータ130が設置されるが、単一の第2アキュムレータ140と複数の第1アキュムレータ130とを複数のガス流路160で接続してもよい。この場合、複数の第1アキュムレータ130の全容量の合計と、第2アキュムレータ140の全容量とが等しくなるようにするのが好ましい。
また、以上の説明において、油圧ブースタ150に対して、油圧ブースタ150の高圧側に異常高圧が発生した場合に作動油を油タンク114へ逃がすリリーフ弁(図示略)や、作動油室121から油圧ブースタの高圧側を経由して第2アキュムレータに作動油を補給する油補給弁(第1切換弁154,154Aに相当)を設けても良い。ただし、これらの弁は、必要時以外は常時閉とされて油圧シリンダ120のシリンダヘッド側の油圧系統から独立させるものとする。
また、以上の説明において、第2切替弁155は、電磁弁等で制御部190から遠隔操作できるものであることが好ましいが、油圧シリンダ120のヘッド側の油圧系統の圧力により機械的に作動するものとしてもよい。油圧ブースタ150の非作動時は排出弁156,156Aを開状態とし、油圧ブースタ150の低圧側の圧力を大気開放することによって、閉状態である第2切替弁155からリークする作動油によって油圧ブースタ150の加圧が促進し、第2アキュムレータ140に過度な圧力が掛かって損傷することを防止してもよい。
さらに油圧ブースタ150の出口と第2アキュムレータ140の入口の間に油圧保持を目的としたパイロットチェックバルブ(図示略)等を設けて、油圧ブースタ150側から圧力が掛かった場合のみ第2アキュムレータに作動油が供給されるようにすると共に、第2アキュムレータ140から油圧ブースタ150への作動油の戻りをパイロット圧により制御しても良い。これにより油圧ブースタ150からの油漏れが生じ、油圧ブースタ50の出口圧が低下した場合でも、パイロットチェックバルブにパイロット圧が負荷されない限りは第2アキュムレータ140から油圧ブースタ150へ作動油は戻らないので、第2アキュムレータ140内の油圧が保持され、運転が継続できる。
また、以上の説明において、更に以下のようにしてもよい。ミルの制御装置は、油圧シリンダ120の作動油室121の圧力を検知する為の圧力トランスミッタからの入力と、作動油室121の充排油を制御する電磁弁への出力を備えていることが多い。圧力トランスミッタからの圧力信号を制御装置に入力し、予めプログラミングされたミル負荷(給炭量)に応じた油圧の目標値に従って、電磁弁を切り替えて油圧を制御する。既設ミルを改造する場合、第1アキュムレータ130と第2アキュムレータ140との間に遠隔操作可能なガス開閉弁170と、油圧ブースタ150に付属する遠隔操作可能な第1切替弁(油補給弁)154と第2切替弁155、排出弁156を追加することが必要となる。
既存の制御装置を流用して、制御装置からの入出力を増やす場合は、制御装置から現場までの配線引き回しや、制御ロジックの改造等も必要となり、改造範囲が大きくなる。従って、追加となる機器を制御する追加の制御装置を設置し、圧力トランスミッタからの信号を分岐して追加の制御装置に入力し、ガス開閉弁170、第1切替弁(油補給弁)154、第2切替弁155、及び排出弁156を制御してもよい。この場合、既存の制御装置の改造は、ミル負荷(給炭量)に応じた油圧の目標値のプログラムを変更するのみであり、既存の制御装置の改造範囲を小さくできる。
また、制御装置には、油圧ブースタ作動前に油補給弁(第1切替弁)154を開き、第2アキュムレータ140に作動油を補給する第2アキュムレータ140の油量維持機能を設けても良い。また、第1アキュムレータ130のブラダ133が損傷し、油圧の脈動を吸収できなくなった場合に発生する油圧の大幅な変動を検知し、警報等を出力する機能を設けても良い。
また、ブラダ133が破損した場合、第1ガス室132に封入されているガス(第1ガス)が作動油系統へ流入し、油供給部110の油タンク114から第1ガスが噴出する可能性がある。従って、油タンク114内のガス組成を調べることでブラダ133に損傷が発生したかどうかを判定する装置を設けても良い。これにより第1アキュムレータ130の第1ガス室132から第1ガスが抜けきる前に異常を早期検知できるので、作動油系統内におけるハンマー現象やキャビテーションの発生を抑制して機器の損傷を防止し、また、安全性を確保できる。
なお、前記ブラダ133が破損した場合と同様に、ブラダ143が破損した場合も、第2ガス室142に封入されているガス(第2ガス)が作動油系統へ流入し、油供給部110の油タンク114から噴出する可能性がある。従って、油タンク114内のガス組成を調べることで、系統内に設置されているブラダ133,143のいずれかまたは両方に損傷が発生したかどうかを判定する装置としても良い。
また、以上の説明において、第1アキュムレータ130の第1ガス室132および第2アキュムレータ140の第2ガス室142にガス補給口を設け、そこにアクセスする為の床や、梯子等が設置されていることが好ましい。このようにすることで、第1ガス室132および第2ガス室142に定期的にガスを補給することができる。
また、以上の説明において、第2アキュムレータ40は、ブラダ型でなくピストン型であってもよい。第2アキュムレータは作動油圧力の脈動吸収を目的としていないため、脈動吸収性の良いブラダ型アキュムレータでなくてもよい。過圧縮および過膨張の心配のないピストン型アキュムレータの採用により、アキュムレータ内容積の全てを有効に使用できるので、ブラダ型アキュムレータと比較し、第2アキュムレータを小型化できる。また、ピストンに位置検出センサを設置することにより、封入ガスの漏れや、油圧ブースタ150の高圧側の作動油の漏れを検出することが可能となり、作動油系統のメンテナンス時期の把握が可能となる。
以上で説明した本実施形態にかかる油圧駆動装置および油圧駆動装置の制御方法は、例えば、以下のように把握される。
本開示の第1態様にかかる油圧駆動装置(100)は、油供給部(110)と、前記油供給部から作動油が供給される作動油室(121)を形成するピストン(122)を有し、前記作動油室に供給された前記作動油の圧力により前記ピストンを駆動する油圧シリンダ(120)と、前記作動油室に連通する第1油室(131)と第1ガスが封入された第1ガス室(132)とを有する第1アキュムレータ(130)と、前記油供給部から前記作動油が供給される第2油室(141)と第2ガスが封入された第2ガス室(142)とを有する第2アキュムレータ(140)と、前記第2油室の容積を調整する調整部(150)と、前記第1ガス室と前記第2ガス室とを連通させるガス流路(160)と、前記ガス流路に配置されるガス開閉弁(170)と、前記油供給部と前記調整部と前記ガス開閉弁とを制御する制御部(190)と、を備え、前記制御部は、前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第1ガス室の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、前記ガス開閉弁を閉状態から開状態に切り替え、かつ前記第2ガス室の容積が第2所定容積以下となるまで前記第2油室の容積を増加させるよう前記ガス開閉弁および前記調整部を制御する。
本開示の第1態様にかかる油圧駆動装置(100)は、油供給部(110)と、前記油供給部から作動油が供給される作動油室(121)を形成するピストン(122)を有し、前記作動油室に供給された前記作動油の圧力により前記ピストンを駆動する油圧シリンダ(120)と、前記作動油室に連通する第1油室(131)と第1ガスが封入された第1ガス室(132)とを有する第1アキュムレータ(130)と、前記油供給部から前記作動油が供給される第2油室(141)と第2ガスが封入された第2ガス室(142)とを有する第2アキュムレータ(140)と、前記第2油室の容積を調整する調整部(150)と、前記第1ガス室と前記第2ガス室とを連通させるガス流路(160)と、前記ガス流路に配置されるガス開閉弁(170)と、前記油供給部と前記調整部と前記ガス開閉弁とを制御する制御部(190)と、を備え、前記制御部は、前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第1ガス室の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、前記ガス開閉弁を閉状態から開状態に切り替え、かつ前記第2ガス室の容積が第2所定容積以下となるまで前記第2油室の容積を増加させるよう前記ガス開閉弁および前記調整部を制御する。
本開示の第1態様にかかる油圧駆動装置によれば、油圧シリンダのピストンを駆動する作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、第1ガス室の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、ガス開閉弁を閉状態から開状態に切り替える。ガス開閉弁を開状態とすることにより、第1アキュムレータの第1ガス室と第2アキュムレータの第2ガス室とが連通した状態となる。
また、第2ガス室の容積が第2所定容積以下となるまで第2油室の容積を増加させるよう調整部が制御される。調整部が第2油室の容積を増加させることにより、第2隔壁により区画された第2ガス室から第1ガス室へ第2ガスが移動して第2ガス室の容積が減少する。第2ガス室から第1ガス室へ移動した第2ガスにより第1ガス室の容積が増加して第1所定容積よりも大きくなる。
第1ガス室の容積が第1所定容積よりも大きくなるため、再び第1ガス室の容積が第1所定容積以下となるまでは、油供給部から作動油室へ更に作動油を供給して作動油室が発生する圧力を上昇させることができる。これにより、油圧シリンダの作動油室に供給される圧力の範囲を拡大することが可能となる。
本開示の第2態様にかかる油圧駆動装置は、第1態様において、更に以下の構成を備える。すなわち、前記制御部は、前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第1ガス室の容積が前記第1所定容積以下となるまでは、前記ガス開閉弁を前記閉状態とし、前記油供給部から前記作動油室へ前記作動油を供給して前記作動油室の圧力を上昇させるよう前記ガス開閉弁および前記油供給部を制御し、前記第2ガス室の容積が前記第2所定容積以下となったことに応じて、前記ガス開閉弁を前記開状態から前記閉状態に切り替え、かつ前記第1ガス室の容積が前記第1所定容積以下となるまで前記作動油室へ前記作動油を供給して前記作動油室の圧力を上昇させるよう前記ガス開閉弁および前記油供給部を制御する。
本開示の第2態様にかかる油圧駆動装置によれば、作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、第1ガス室の容積が第1所定容積以下となるまでは、ガス開閉弁を閉状態とし、油供給部から作動油室へ作動油を供給して作動油室の圧力を上昇させることができる。また、第2ガス室の容積が第2所定容積以下となったことに応じて、ガス開閉弁を開状態から閉状態に切り替えて第1所定容積よりも大きくなった第1ガス室を閉塞した状態とする。
そして、第1ガス室の容積が第1所定容積以下となるまで作動油室へ作動油を供給して作動油室の圧力を上昇させることができる。このように、調整部により、第1ガス室の容積を第1所定容積以下となった後に第1所定容積より大きい容積に回復させることで作動油室の圧力を2段階で上昇させ、油圧シリンダの作動油室に供給される圧力の範囲を拡大することが可能となる。
本開示の第3態様にかかる油圧駆動装置は、第1態様または第2態様において、更に以下の構成を備える。すなわち、前記調整部は、前記油供給部から前記作動油が供給されるとともに前記第2油室と連通する第1油調整室(151)と、前記油供給部から前記作動油が供給される第2油調整室(152)と、前記油供給部から前記第1油調整室への前記作動油の供給状態を切り替える第1切替弁(154)と、前記油供給部から前記第2油調整室への前記作動油の供給状態を切り替える第2切替弁(155)と、前記第1油調整室に対して第1受圧面積を有する第1受圧部と前記第2油調整室に対して前記第1受圧面積よりも大きい第2受圧面積を有する第2受圧部とを有する受圧ピストンと、を備え、前記制御部は、前記油供給部から前記第1油調整室および前記第2油調整室に前記作動油が供給されるよう前記第1切替弁および前記第2切替弁を制御して前記第2油室の容積を増加させる。
本開示の第3態様にかかる油圧駆動装置によれば、油供給部から第1油調整室および第2油調整室に作動油が供給されるよう第1切替弁および第2切替弁を制御する。第1油調整室と第2油調整室とが油供給部から供給される作動油により同じ圧力となるが、受圧ピストンの第1受圧部の第1受圧面積よりも第2受圧部の第2受圧面積が大きい。そのため、受圧ピストンが第1油調整室側に移動して第1油調整室と連通した第2アキュムレータの第2油室の容積を増加させることができる。
本開示の第4態様にかかる油圧駆動装置は、第1態様または第2態様において、更に以下の構成を備える。すなわち、前記第1隔壁は、ゴム製のブラダである。
本開示の第4態様にかかる油圧駆動装置によれば、ゴム製のブラダにより作動油室の圧力の脈動を適切に吸収することができる。
本開示の第4態様にかかる油圧駆動装置によれば、ゴム製のブラダにより作動油室の圧力の脈動を適切に吸収することができる。
本開示の第5態様にかかる油圧駆動装置は、第1態様または第2態様において、更に以下の構成を備える。すなわち、前記制御部は、前記作動油室へ供給される前記作動油の圧力に応じて前記油供給部を制御する第1制御装置と、前記作動油室へ供給される前記作動油の圧力に応じて前記調整部および前記ガス開閉弁を制御する第2制御装置と、を備える。
本開示の第5態様にかかる油圧駆動装置によれば、作動油室へ供給される作動油の圧力に応じて油供給部を制御する第1制御装置と、作動油室へ供給される作動油の圧力に応じて調整部およびガス開閉弁を制御する第2制御装置とがそれぞれ設けられる。例えば、単一のアキュムレータを制御するための第1制御装置が既存の油圧駆動装置に設けられている場合、第2制御装置のみを追加する小規模な改造をすることで、油圧シリンダの作動油室に供給される圧力の範囲を拡大することが可能となる。
本開示の第6態様にかかる油圧駆動装置の制御方法において、前記油圧駆動装置は、油供給部と、前記油供給部から作動油が供給される作動油室を形成するピストンを有し、前記作動油室に供給された前記作動油の圧力により前記ピストンを駆動する油圧シリンダと、前記油圧室に連通する第1油室と第1ガスが封入された第1ガス室と第1隔壁により区画された第1アキュムレータと、前記油供給部から前記作動油が供給される第2油室と第2ガスが封入された第2ガス室とが第2隔壁により区画された第2アキュムレータと、前記第2油室の容積を調整する調整部と、前記第1ガス室と前記第2ガス室とを連通させるガス流路と、前記ガス流路に配置されるガス開閉弁と、を備える。そして、油圧駆動装置の制御方法は、前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第1ガス室の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、前記ガス開閉弁を閉状態から開状態に切り替え、かつ前記第2ガス室の容積が第2所定容積以下となるまで前記第2油室の容積を増加させるよう前記ガス開閉弁および前記調整部を制御する調整工程を備える。
本開示の第6態様にかかる油圧駆動装置の制御方法によれば、油圧シリンダのピストンを駆動する作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、第1ガス室の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、ガス開閉弁を閉状態から開状態に切り替える。ガス開閉弁を開状態とすることにより、第1アキュムレータの第1ガス室と第2アキュムレータの第2ガス室とが連通した状態となる。
また、第2ガス室の容積が第2所定容積以下となるまで第2油室の容積を増加させるよう調整部が制御される。調整部が第2油室の容積を増加させることにより、第2隔壁により区画された第2ガス室から第1ガス室へ第2ガスが移動して第2ガス室の容積が減少する。第2ガス室から第1ガス室へ移動した第2ガスにより第1ガス室の容積が増加して第1所定容積よりも大きくなる。
第1ガス室の容積が第1所定容積よりも大きくなるため、再び第1ガス室の容積が第1所定容積以下となるまでは、油供給部から作動油室へ更に作動油を供給して作動油室が発生する圧力を上昇させることができる。これにより、油圧シリンダの作動油室に供給される圧力の範囲を拡大することが可能となる。
本開示の第7態様にかかる油圧駆動装置の制御方法は、第6態様において、更に以下の構成を備える。すなわち、前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第1ガス室の容積が前記第1所定容積以下となるまでは、前記ガス開閉弁を前記閉状態とし、前記油供給部から前記作動油室へ前記作動油を供給して前記作動油室の圧力を上昇させるよう前記ガス開閉弁および前記油供給部を制御する第1加圧工程と、前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第2ガス室の容積が前記第2所定容積以下となったことに応じて、前記ガス開閉弁を前記開状態から前記閉状態に切り替え、かつ前記第1ガス室の容積が前記第1所定容積以下となるまで前記作動油室へ前記作動油を供給して前記作動油室の圧力を上昇させるよう前記ガス開閉弁および前記油供給部を制御する第2加圧工程と、を備える。
本開示の第7態様にかかる油圧駆動装置の制御方法によれば、作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、第1ガス室の容積が第1所定容積以下となるまでは、ガス開閉弁を閉状態とし、油供給部から作動油室へ前記作動油を供給して作動油室の圧力を上昇させることができる。また、第2ガス室の容積が第2所定容積以下となったことに応じて、ガス開閉弁を開状態から閉状態に切り替えて第1所定容積よりも大きくなった第1ガス室を閉塞した状態とする。
そして、第1ガス室の容積が第1所定容積以下となるまで作動油室へ作動油を供給して作動油室の圧力を上昇させることができる。このように、調整部により、第1ガス室の容積を第1所定容積以下となった後に第1所定容積より大きい容積に回復させることで作動油室の圧力を2段階で上昇させ、油圧シリンダの作動油室に供給される圧力の範囲を拡大することが可能となる。
10 ミル
60 荷重負荷装置
61 中間ピストン
100,100A 油圧駆動装置
110 油供給部
111 油ポンプ
112 逆止弁
113 電磁弁
114 油タンク
115 油供給路
116 油排出路
117 油路
120 油圧シリンダ
121 作動油室
122 ピストン
130 第1アキュムレータ
131 第1油室
132 第1ガス室
133 ブラダ
134 ポペット弁
140 第2アキュムレータ
140A 第3アキュムレータ
141 第2油室
141A 第3油室
142 第2ガス室
142A 第3ガス室
143,143A ブラダ
143B ピストン
144,144A ポペット弁
150,150A 油圧ブースタ
151,151A 第1油調整室
152,152A 第2油調整室
153,153A 受圧ピストン
153a 第1受圧部
153b 第2受圧部
154,154A 第1切替弁(油補給弁)
155,155A 第2切替弁
156,156A 排出弁
160,160A ガス流路
170,170A ガス開閉弁
180 圧力センサ
190 制御部
200 筐体
Cf,Ch 軸線
60 荷重負荷装置
61 中間ピストン
100,100A 油圧駆動装置
110 油供給部
111 油ポンプ
112 逆止弁
113 電磁弁
114 油タンク
115 油供給路
116 油排出路
117 油路
120 油圧シリンダ
121 作動油室
122 ピストン
130 第1アキュムレータ
131 第1油室
132 第1ガス室
133 ブラダ
134 ポペット弁
140 第2アキュムレータ
140A 第3アキュムレータ
141 第2油室
141A 第3油室
142 第2ガス室
142A 第3ガス室
143,143A ブラダ
143B ピストン
144,144A ポペット弁
150,150A 油圧ブースタ
151,151A 第1油調整室
152,152A 第2油調整室
153,153A 受圧ピストン
153a 第1受圧部
153b 第2受圧部
154,154A 第1切替弁(油補給弁)
155,155A 第2切替弁
156,156A 排出弁
160,160A ガス流路
170,170A ガス開閉弁
180 圧力センサ
190 制御部
200 筐体
Cf,Ch 軸線
Claims (7)
- 油供給部と、
前記油供給部から作動油が供給される作動油室を形成するピストンを有し、前記作動油室に供給された前記作動油の圧力により前記ピストンを駆動する油圧シリンダと、
前記作動油室に連通する第1油室と第1ガスが封入された第1ガス室とが第1隔壁により区画された第1アキュムレータと、
前記油供給部から前記作動油が供給される第2油室と第2ガスが封入された第2ガス室とが第2隔壁により区画された第2アキュムレータと、
前記第2油室の容積を調整する調整部と、
前記第1ガス室と前記第2ガス室とを連通させるガス流路と、
前記ガス流路に配置されるガス開閉弁と、
前記油供給部と前記調整部と前記ガス開閉弁とを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第1ガス室の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、前記ガス開閉弁を閉状態から開状態に切り替え、かつ前記第2ガス室の容積が第2所定容積以下となるまで前記第2油室の容積を増加させるよう前記ガス開閉弁および前記調整部を制御する油圧駆動装置。 - 前記制御部は、前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、
前記第1ガス室の容積が前記第1所定容積以下となるまでは、前記ガス開閉弁を前記閉状態とし、前記油供給部から前記作動油室へ前記作動油を供給して前記作動油室の圧力を上昇させるよう前記ガス開閉弁および前記油供給部を制御し、
前記第2ガス室の容積が前記第2所定容積以下となったことに応じて、前記ガス開閉弁を前記開状態から前記閉状態に切り替え、かつ前記第1ガス室の容積が前記第1所定容積以下となるまで前記作動油室へ前記作動油を供給して前記作動油室の圧力を上昇させるよう前記ガス開閉弁および前記油供給部を制御する請求項1に記載の油圧駆動装置。 - 前記調整部は、
前記油供給部から前記作動油が供給されるとともに前記第2油室と連通する第1油調整室と、
前記油供給部から前記作動油が供給される第2油調整室と、
前記第1油調整室に対して第1受圧面積を有する第1受圧部と前記第2油調整室に対して前記第1受圧面積よりも大きい第2受圧面積を有する第2受圧部とを有する受圧ピストンと、
前記油供給部から前記第1油調整室への前記作動油の供給状態を切り替える第1切替弁と、
前記油供給部から前記第2油調整室への前記作動油の供給状態を切り替える第2切替弁と、を備え、
前記制御部は、前記油供給部から前記第1油調整室および前記第2油調整室に前記作動油が供給されるよう前記第1切替弁および前記第2切替弁を制御して前記第2油室の容積を増加させる請求項1または請求項2に記載の油圧駆動装置。 - 前記第1隔壁は、ゴム製のブラダである請求項1または請求項2に記載の油圧駆動装置。
- 前記制御部は、
前記作動油室へ供給される前記作動油の圧力に応じて前記油供給部を制御する第1制御装置と、
前記作動油室へ供給される前記作動油の圧力に応じて前記調整部および前記ガス開閉弁を制御する第2制御装置と、を備える請求項1または請求項2に記載の油圧駆動装置。 - 油圧駆動装置の制御方法であって、
前記油圧駆動装置は、
油供給部と、
前記油供給部から作動油が供給される作動油室を形成するピストンを有し、前記作動油室に供給された前記作動油の圧力により前記ピストンを駆動する油圧シリンダと、
前記作動油室に連通する第1油室と第1ガスが封入された第1ガス室と第1隔壁により区画された第1アキュムレータと、
前記油供給部から前記作動油が供給される第2油室と第2ガスが封入された第2ガス室とが第2隔壁により区画された第2アキュムレータと、
前記第2油室の容積を調整する調整部と、
前記第1ガス室と前記第2ガス室とを連通させるガス流路と、
前記ガス流路に配置されるガス開閉弁と、を備え、
前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第1ガス室の容積が第1所定容積以下となったことに応じて、前記ガス開閉弁を閉状態から開状態に切り替え、かつ前記第2ガス室の容積が第2所定容積以下となるまで前記第2油室の容積を増加させるよう前記ガス開閉弁および前記調整部を制御する調整工程を備える油圧駆動装置の制御方法。 - 前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第1ガス室の容積が前記第1所定容積以下となるまでは、前記ガス開閉弁を前記閉状態とし、前記油供給部から前記作動油室へ前記作動油を供給して前記作動油室の圧力を上昇させるよう前記ガス開閉弁および前記油供給部を制御する第1加圧工程と、
前記作動油室の圧力を漸次上昇させる場合、前記第2ガス室の容積が前記第2所定容積以下となったことに応じて、前記ガス開閉弁を前記開状態から前記閉状態に切り替え、かつ前記第1ガス室の容積が前記第1所定容積以下となるまで前記作動油室へ前記作動油を供給して前記作動油室の圧力を上昇させるよう前記ガス開閉弁および前記油供給部を制御する第2加圧工程と、を備える請求項6に記載の油圧駆動装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022201449A JP2024086360A (ja) | 2022-12-16 | 2022-12-16 | 油圧駆動装置および油圧駆動装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2022201449A JP2024086360A (ja) | 2022-12-16 | 2022-12-16 | 油圧駆動装置および油圧駆動装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2024086360A true JP2024086360A (ja) | 2024-06-27 |
Family
ID=91617662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022201449A Pending JP2024086360A (ja) | 2022-12-16 | 2022-12-16 | 油圧駆動装置および油圧駆動装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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-
2022
- 2022-12-16 JP JP2022201449A patent/JP2024086360A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20250925 |