JP2023124048A - 研磨パッド及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
〔1〕
基材と、該基材上に配された研磨部と、を備え、
該研磨部は、樹脂と、研磨粒子と、スペーサー粒子と、を含み、
前記スペーサー粒子の平均粒子径D1が、3.5~15μmであり、
前記スペーサー粒子の粒度分布において下記式(1)で表されるSD値が、3.0~10μmである、
研磨パッド。
式(1): SD値=(d84%-d16%)/2
(式(1)中、d16%は、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の16%に達したときの粒子径(μm)を表し、d84%は、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の84%に達したときの粒子径(μm)を表す。)
〔2〕
前記スペーサー粒子の含有量が、前記研磨部100質量部に対して、40~70質量部である、
〔1〕に記載の研磨パッド。
〔3〕
粒子径10μm以下の前記スペーサー粒子の含有量が、前記スペーサー粒子の総量に対して、50~80質量%である、
〔1〕又は〔2〕に記載の研磨パッド。
〔4〕
粒子径50μm以上の前記スペーサー粒子の含有量が、前記スペーサー粒子の総量に対して、1.0~3.0質量%である、
〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の研磨パッド。
〔5〕
前記スペーサー粒子が、針状形状を有する、
〔1〕~〔4〕のいずれか一項に記載の研磨パッド。
〔6〕
前記研磨粒子の含有量が、前記研磨部100質量部に対して、1.5~20質量部である、
〔1〕~〔5〕のいずれか一項に記載の研磨パッド。
〔7〕
前記研磨粒子の平均粒子径D2が、15~100μmである、
〔1〕~〔6〕のいずれか一項に記載の研磨パッド。
〔8〕
前記スペーサー粒子の平均粒子径D1に対する前記研磨粒子の平均粒子径D2の比(D2/D1)が、1.5~10である、
〔1〕~〔7〕のいずれか一項に記載の研磨パッド。
〔9〕
前記研磨粒子が、研磨微粒子とマトリクス粒子とを含む複合粒子を含み、
前記マトリクス粒子がガラスフリットを含む、
〔1〕~〔8〕のいずれか一項に記載の研磨パッド。
〔10〕
前記研磨粒子が、ダイヤモンド、酸化セリウム、炭化珪素、酸化珪素、ジルコニア、酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化マンガン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、珪酸ジルコニウム、窒化ホウ素、窒化珪素、炭酸バリウム、及び炭酸カルシウムからなる群より選ばれる少なくとも1種を含む、
〔1〕~〔9〕のいずれか一項に記載の研磨パッド。
〔11〕
前記研磨部が、平均粒子径D3が0.5~4.5μmである補助粒子をさらに含む、
〔1〕~〔10〕のいずれか一項に記載の研磨パッド。
〔12〕
基材の上に、樹脂と、研磨粒子と、スペーサー粒子と、を含む硬化性組成物を付着させる付着工程と、
付着した前記硬化性組成物を硬化させて研磨部を得る硬化工程と、を有し、
前記スペーサー粒子の平均粒子径D1が、3.5~15μmであり、
前記スペーサー粒子の粒度分布において下記式(1)で表されるSD値が、3.0~10μmである、
研磨パッドの製造方法。
式(1): SD値=(d84%-d16%)/2
(式(1)中、d16%は、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の16%に達したときの粒子径(μm)を表し、d84%は、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の84%に達したときの粒子径(μm)を表す。)
本実施形態の研磨パッドは、基材と、該基材上に配された研磨部と、を備え、該研磨部は、樹脂と、研磨粒子と、スペーサー粒子と、を含み、スペーサー粒子の平均粒子径D1が、3.5~15μmであり、スペーサー粒子の粒度分布において下記式(1)で表されるSD値が、3.0~10μmである。
式(1): SD値=(d84%-d16%)/2
(式(1)中、d16%は、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の16%に達したときの粒子径(μm)を表し、d84%は、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の84%に達したときの粒子径(μm)を表す。)
基材としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリプロピレンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルム等のポリエステル系フィルム;ポリエチレン(PE)フィルム、ポリプロピレン(PP)フィルム、エチレン-プロピレン共重合体フィルム等のポリオレフィン系フィルム;ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)フィルム、ポリフェニレンサルファイド(PPS)フィルム、ポリカーボネートフィルムが挙げられる。
研磨部は、樹脂と、研磨粒子と、スペーサー粒子と、を含み、必要に応じてその他の補助粒子を含んでいてもよい。研磨部は、基材表面上に一様な層として形成されていてもよいし、単独で又は基材と共に凹凸パターンを構成するように形成されていてもよい(図1,2参照)。
パターン);ドーナツ状の凸部を有するパターン;略C型の凸部を有するパターン;同心円状に、被研磨物に接触する部分と被研磨物に接触しない部分とを有するパターン;格子状に、被研磨物に接触する部分と被研磨物に接触しない部分とを有するパターン;放射状に、被研磨物に接触する部分と被研磨物に接触しない部分とを有するパターン;螺旋状に、被研磨物に接触する部分と被研磨物に接触しない部分とを有するパターン;又はこれらを組み合わせて構成されたパターンが挙げられる。このなかでも、ドット状の凸部を有するパターン、が好ましい。このような凹凸パターンを有することにより、研磨屑排出性がより向上する傾向にある。
樹脂としては、特に限定されないが、熱可塑性樹脂や光硬化性樹脂が好ましく、例えば、分子内にエーテル又はエステル結合を有するポリウレタン、ポリウレタンポリウレア等のポリウレタン系樹脂;単官能アクリレート、二官能アクリレート、多官能アクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、アクリルフェノール系樹脂、ポリアクリロニトリル等のアクリル系樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリフッ化ビニリデン等のビニル系樹脂;ポリサルホン、ポリエーテルサルホン等のポリサルホン系樹脂;アセチル化セルロース、ブチリル化セルロース等のアシル化セルロース系樹脂;ポリアミド系樹脂;及びポリスチレン系樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ポリイミド樹脂、アルキド樹脂、フェノール変性アルキド樹脂、セルロース系樹脂が挙げられる。
研磨粒子は、研磨に寄与する成分のみからなる粒子であってもよいし、研磨に寄与する成分とマトリクス成分とからなる複合粒子であってもよい。このなかでも、研磨粒子は、研磨微粒子とマトリクス粒子とを含む複合粒子を含むことが好ましい。これにより、マトリクス粒子の摩耗に従って内部から新しい研磨微粒子が露出してくるので研磨効率を高めることができる。
研磨微粒子を構成する成分としては、特に限定されないが、研磨パッドの中で最も硬質な材料であり、最も研削能力の高い成分からなる。例えば、ダイヤモンド、酸化セリウム、炭化珪素、酸化珪素、酸化ジルコニウム、酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化マンガン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、珪酸ジルコニウム、窒化ホウ素、窒化珪素、炭酸バリウム、及び炭酸カルシウムからなる群より選ばれる少なくとも1種が挙げられ、中でもダイヤモンドが最も研削能力に優れるため好ましい。なお、これら研磨に寄与する成分は、1種単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
マトリクス粒子を構成する成分としては、特に限定されないが、例えば、二酸化ケイ素、酸化ホウ素、酸化亜鉛、ホウ酸、テトラホウ酸ナトリウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、炭酸銀、硝酸カリウム、酸化銅(I)、酸化銅(II)、酸化銀、酸化ビスマス、及び酸化チタンからなる群より選ばれる少なくとも1種を含むが挙げられる。このなかでも、二酸化ケイ素、酸化ホウ素、酸化亜鉛が好ましく、二酸化ケイ素、酸化ホウ素、酸化亜鉛を併用して主成分とするガラス材料を溶解成型後、粉末状にしたガラスフリットを使用することがより好ましい。このようなマトリクス粒子を用いることにより、コンディショニングによりマトリクス粒子の粉砕による研磨粒子の破砕が起きずに研磨微粒子を保持することのできる強度のある研磨粒子が得られ研磨をより安定して維持することができ、また得られる被研磨物の表面粗さがより低下する傾向にある。なお、これらマトリクス粒子は、1種単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
スペーサー粒子としては、研磨微粒子よりモース硬度が小さい無機粒子が挙げられる。無機粒子の形状としては、特に限定されないが、例えば、ウイスカー状、柱状、薄片状、鱗片状の形状が挙げられる。また、このような無機粒子を構成する成分としては、特に限定されないが、例えば、硅酸カリウムアルミニウム(モース硬度6)、珪藻土(モース硬度6~7)、珪灰石(モース硬度4.5~5)等のケイ酸塩鉱物;酸化鉄(モース硬度6)、酸化チタン(モース硬度6.5)、酸化亜鉛(モース硬度4)、アルミナ(モース硬度9)等の金属酸化物;炭酸カルシウム(モース硬度3)、炭酸マグネシウム(モース硬度3.5)等の金属炭酸塩;硫酸カルシウム(モース硬度3.5)、硫酸バリウム(モース硬度3~3.5)等の金属硫酸塩が挙げられる。このなかでも、研磨粒子の固定力とセルフドレス性の観点から珪灰石が好ましい。
式(1): SD値=(d84%-d16%)/2
(式(1)中、d16%は、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の16%に達したときの粒子径(μm)を表し、d84%は、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の84%に達したときの粒子径(μm)を表す。)
その他の補助粒子としては、特に限定されないが、例えば、平均粒子径D3が0.5~4.5μmである補助粒子が挙げられる。このような補助粒子を用いることにより、被研磨物の面品位をより安定して維持することができる傾向にある。
本実施形態の研磨パッドは、基材の研磨部とは反対側に、研磨機の研磨定盤に研磨パッドを貼着するための接着層をさらに備えてもよい。接着層は、従来知られている研磨パッドに用いられている接着剤又は粘着剤を含むものであってもよい。
本実施形態の研磨パッドは、基材と研磨部との間にアンカー層を有していてもよい。アンカー層を有することにより、基材と研磨部との密着性をより向上する傾向にある。
本実施形態の研磨パッドの製造方法は、基材の上に、樹脂と、研磨粒子と、スペーサー粒子と、を含む硬化性組成物を付着させる付着工程と、付着した前記硬化性組成物を硬化させて研磨部を得る硬化工程と、を有し、前記スペーサー粒子の平均粒子径D1が、3.5~15μmであり、前記スペーサー粒子のアスペクト比(平均長軸直径/平均短軸直径)が、2.0~12である。
付着工程は、基材の上に、樹脂と、研磨粒子と、スペーサー粒子と、を含む硬化性組成物を付着させる工程である。この際に、研磨部が所望の凹凸パターンを形成するように、基材の上に硬化性組成物を付着させてもよい。
硬化性組成物としては、特に限定されないが、例えば、光重合開始剤及び重合性化合物を含む光硬化性組成物;熱重合開始剤及び重合性化合物を含む熱硬化性組成物;UV硬化樹脂;2液混合型の硬化樹脂を含む硬化性組成物等が挙げられる。また、硬化性組成物は、必要に応じて、重合性官能基を2以上有する架橋剤等を含んでもよい。
硬化工程は、付着した前記硬化性組成物を硬化させて研磨部を得る工程である。硬化方法としては、特に限定されないが、例えば、光硬化、熱硬化等が挙げられる。得られる研磨部は、一部の研磨粒子とスペーサー粒子が表面に露出し、その他の研磨粒子とスペーサー粒子が樹脂中で結合されたものとなる。
本実施形態の研磨パッドの製造方法は、必要に応じて、その他の工程等を有してもよい。例えば、付着工程の後、硬化工程の前に硬化性組成物中の揮発成分の少なくとも一部を揮発除去する工程を有していてもよい。また、付着工程の後であって硬化工程の前、及び/又は、硬化工程の後に、所望の凹凸パターンを形成するために、硬化性組成物や研磨部の一部を除去する工程を有していてもよい。除去する方法としては、例えば、切削が挙げられる。
本実施形態の研磨加工品の製造方法は、クーラントの存在下、上記研磨パッドを用いて、被研磨物を研磨する研磨工程を有する方法であれば、特に限定されない。研磨工程は、1次ラッピング研磨(粗ラッピング)であってもよく、2次ラッピング(仕上げラッピング)であってもよく、ポリッシング研磨であってもよく、これらのうち複数の研磨を兼ねるものであってもよい。
研磨工程は、クーラントの存在下、上記研磨パッドを用いて、被研磨物を研磨する工程である。研磨方法としては、従来公知の方法を用いることができ、特に限定されない。
(複合粒子の調製)
12質量部のデキストリン(東海デキストリン製)、40質量部の精製水、1質量部の添加剤セルナD-735(中京油脂製)、33質量部のガラスフリット、及び14質量部の平均粒子径4μmダイヤモンドパウダー、を混合し、スラリーを調整した。その後、スプレードライヤーにより噴霧乾燥して複合粒子前駆体を形成した。続いて複合粒子前駆体と白色アルミナ(フジミ株式会社製,平均粒子径3μm)を6:4の割合で混合し、600℃で4時間焼成し、平均粒子径40μmの複合粒子を得た。
珪灰石C(K-400、啓和ファインマテリアル株式会社製)を、ボールミルを用いて、390rpmで24時間粉砕した。その後、所定の粒度分布のふるいを用いてふるい分けを行い、表1に示すような、平均粒子径、SD値、10μm以下の粒子の含有量、及び50μm以上の粒子の含有量を有する珪灰石Aを得た。なお、ふるいは、例えばJIS Z8801に記載の標準ふるいによって所定の平均径にふるい分けすることができる。
96.9質量部の(トリメチロールプロパントリアクリレート:トリス(2-ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレート=70:30(質量比)の混合物(サートマー社製SR368D)、1.6質量部の分散剤(日本ルーブリゾール社製ソルスパース 32000)、1質量部の光重合開始剤(イルガキュア819(BASFジャパン社製)、0.5質量部の光重合開始剤(アントラキュア(登録商標)UVS-581川崎化成工業株式会社製)を混合して、前駆体組成物を調製した。
そして、得られた硬化性組成物を、深さ2mm、空洞開口部の寸法が2.6mm×2.6mm、隣接する開口の間隔が1mmの四角柱の凹部からなる成形用シリコン凹版に流し込み、硬化性組成物の上面と接触するようにPET基材を配置した。そして、紫外線照射機で硬化性組成物に紫外線を照射することで硬化性組成物を硬化した。その後、得られた硬化体(研磨部)を成形型より取り外し、乾燥機で90度12時間加熱して、実施例1の研磨パッドを得た。
珪灰石Cを、ボールミルを用いて、250rpmで24時間粉砕し、ふるい分けを行って、表1に示すような、平均粒子径、SD値、10μm以下の粒子の含有量、及び50μm以上の粒子の含有量を有する珪灰石Bを得た。珪灰石Aに代えて珪灰石Bを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、実施例2の研磨パッドを得た。
珪灰石Aに代えて珪灰石Cを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、比較例1の研磨パッドを得た。
珪灰石(啓和ファインマテリアル製KF-6)を、ボールミルを用いて、250rpmで24時間粉砕し、ふるい分けを行って、表1に示すような、平均粒子径、SD値、10μm以下の粒子の含有量、及び50μm以上の粒子の含有量を有する珪灰石Dを得た。珪灰石Aに代えて珪灰石Dを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、比較例2の研磨パッドを得た。
珪灰石(啓和ファインマテリアル製KF-330)を、ボールミルを用いて、250rpmで24時間粉砕し、ふるい分けを行って、表1に示すような、平均粒子径、SD値、10μm以下の粒子の含有量、及び50μm以上の粒子の含有量を有する珪灰石Eを得た。珪灰石Aに代えて珪灰石Eを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、比較例3の研磨パッドを得た。
マイクロトラック・ベル株式会社製レーザー回折式粒子径分布計測定装置「マイクロトラックMT3300EXII」を用いて、測定時間10秒で、体積基準の粒子径の累積分布を測定した。体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の50%に達したときの粒子径を平均粒子径とし、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の16%に達したときの粒子径をd16%とし、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の84%に達したときの粒子径(μm)をdとした。そして下記式により、SD値を算出した。なお、測定時の屈折率は1.61、媒体(脱イオン水)の屈折率は1.333を用いた。
式(1): SD値=(d84%-d16%)/2
各実施例及び比較例の研磨パッドについて、以下の試験条件でガラス研削試験を行い、試験後のガラスの表面粗さと、研磨レートを測定した。
(研削条件)
試験機 :摩擦摩耗試験機Speedfam卓上研磨機(定盤サイズ305mmφ)
ドレッサー :WA砥石#1000
ドレス時間 :5~20分間
荷重 :200g/cm2
回転数 :80rpm
時間 :10分間/バッチ×7バッチ
ルブリカント:サブレルブ9016(Chemetall社製)10倍希釈水溶液
液量 :30mL/min
被研削物 :ガラス(50mm×50mm)
研削後の被研磨物の表面について、表面粗さRaを、光干渉計(キャノン製、商品名「Zygo NewView 5010」)を用いて測定した。
(評価基準)
×:ガラスの表面粗さRaが3μm以上
△:ガラスの表面粗さRaが1μm以上3μm未満
〇:ガラスの表面粗さRaが1μm未満
研磨レート安定性は、7バッチ目の研磨レートを1バッチ目の研磨レートで除して算出した値より、以下の基準で評価した。なお、研磨レートは上記研磨前後のガラスの質量減少から求めた研磨量、ガラスの研磨面積及び比重から、研磨により除去された厚さを算出し、時間当たりの除去された厚さとして評価した。厚さは、加工前後のガラスの質量減少から求めた研磨量、ガラスの研磨面積及び比重から算出した。
(評価基準)
〇:40%以上
△:20%以上40%未満
×:20%未満
Claims (13)
- 基材と、該基材上に配された研磨部と、を備え、
該研磨部は、樹脂と、研磨粒子と、スペーサー粒子と、を含み、
前記スペーサー粒子の平均粒子径D1が、3.5~15μmであり、
前記スペーサー粒子の粒度分布において下記式(1)で表されるSD値が、3.0~10μmである、
研磨パッド。
式(1): SD値=(d84%-d16%)/2
(式(1)中、d16%は、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の16%に達したときの粒子径(μm)を表し、d84%は、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の84%に達したときの粒子径(μm)を表す。) - 前記スペーサー粒子の含有量が、前記研磨部100質量部に対して、40~70質量部である、
請求項1に記載の研磨パッド。 - 粒子径10μm以下の前記スペーサー粒子の含有量が、前記スペーサー粒子の総量に対して、50~80質量%である、
請求項1又は2に記載の研磨パッド。 - 粒子径50μm以上の前記スペーサー粒子の含有量が、前記スペーサー粒子の総量に対して、1.0~3.0質量%である、
請求項1~3のいずれか一項に記載の研磨パッド。 - 前記スペーサー粒子が、針状形状を有する、
請求項1~4のいずれか一項に記載の研磨パッド。 - 前記研磨粒子の含有量が、前記研磨部100質量部に対して、1.5~20質量部である、
請求項1~5のいずれか一項に記載の研磨パッド。 - 前記研磨粒子の平均粒子径D2が、10~100μmである、
請求項1~6のいずれか一項に記載の研磨パッド。 - 前記スペーサー粒子の平均粒子径D1に対する前記研磨粒子の平均粒子径D2の比(D2/D1)が、1.5~10である、
請求項1~7のいずれか一項に記載の研磨パッド。 - 前記研磨粒子が、研磨微粒子とマトリクス粒子とを含む複合粒子を含む、
請求項1~8のいずれか一項に記載の研磨パッド。 - 前記マトリクス粒子が、ガラスフリットを含む、
請求項9に記載の研磨パッド。 - 前記研磨粒子が、ダイヤモンド、酸化セリウム、炭化珪素、酸化珪素、ジルコニア、酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化マンガン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、珪酸ジルコニウム、窒化ホウ素、窒化珪素、炭酸バリウム、及び炭酸カルシウムからなる群より選ばれる少なくとも1種を含む、
請求項1~10のいずれか一項に記載の研磨パッド。 - 前記研磨部が、平均粒子径D3が0.5~4.5μmである補助粒子をさらに含む、
請求項1~11のいずれか一項に記載の研磨パッド。 - 基材の上に、樹脂と、研磨粒子と、スペーサー粒子と、を含む硬化性組成物を付着させる付着工程と、
付着した前記硬化性組成物を硬化させて研磨部を得る硬化工程と、を有し、
前記スペーサー粒子の平均粒子径D1が、3.5~15μmであり、
前記スペーサー粒子の粒度分布において下記式(1)で表されるSD値が、3.0~10μmである、
研磨パッドの製造方法。
式(1): SD値=(d84%-d16%)/2
(式(1)中、d16%は、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の16%に達したときの粒子径(μm)を表し、d84%は、体積基準の粒子径の累積分布において小径からの積算値が全体の84%に達したときの粒子径(μm)を表す。)
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