JP2023111268A - 医療用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】筐体に操作部用の開口部を有しても簡単な構造で、安全性の向上を確保できる。
【解決手段】内部に接続端子の基端部が配置され、且つ、基端部に対向する開口部を有する筐体と、開口部内に、当該開口部の一開口縁部に接離方向で移動自在に配置され、移動により相手コネクタとの嵌合状態を保持または解除する操作部と、記操作部に連続して設けられ、移動する操作部と一開口縁部との間の領域と接続端子の基端部との間に介在する介在壁部と、を有し、介在壁部は、操作部が一開口縁部側に移動して当接するとき、一開口縁部の基端部側で、基端部と操作部との間に介在し、操作部が一開口縁部から移動して離間するとき、基端部側の面に当接するよう構成されている。
【選択図】図5
【解決手段】内部に接続端子の基端部が配置され、且つ、基端部に対向する開口部を有する筐体と、開口部内に、当該開口部の一開口縁部に接離方向で移動自在に配置され、移動により相手コネクタとの嵌合状態を保持または解除する操作部と、記操作部に連続して設けられ、移動する操作部と一開口縁部との間の領域と接続端子の基端部との間に介在する介在壁部と、を有し、介在壁部は、操作部が一開口縁部側に移動して当接するとき、一開口縁部の基端部側で、基端部と操作部との間に介在し、操作部が一開口縁部から移動して離間するとき、基端部側の面に当接するよう構成されている。
【選択図】図5
Description
本発明は、医療用コネクタに関する。
一般に、電気コネクタは、機器側に取り付けられるコネクタレセプタクル(以下単に「レセプタクル」という)と、ケーブルに取り付けられレセプタクルに嵌合可能なコネクタプラグ(以下単に「プラグ」という)とからなっている。また、電気コネクタには、レセプタクルとプラグの嵌合状態を保持または解除するためにロック機構を備えているものがある。
ロック機構を備えた電気コネクタの一例として、例えば、心電計に用いられる心電図計測用コネクタや生体情報モニタに用いられる生体信号計測用コネクタなどの医療用コネクタがある。
医療用コネクタでは、特許文献1(および当該文献の明細書の従来技術)には、医療用電気機器に使用されるコネクタに設けられる各種ロック機構が開示されている。ここには、プラグに機械的なロック機構を組み込んだ方式や、機械的なロック機構をレセプタクルに設ける構成などがいろいろ示されている。
また、医療用コネクタとして、レバーの操作部の操作により、ロック爪をレセプタクル側の爪との係合状態を解除する梃子方式と呼ばれる構造のコネクタが知られている。
このタイプのコネクタは、プラグの筐体に、ロック爪と操作部とを有するレバーを回動自在に取り付け、操作部を、支点を中心に回動させることにより、係合状態方向に付勢されたロック爪を解除方向に変位させる。
ところで、レバー操作によりロック嵌合状態の保持または解除を有する構造では、筐体から露出する操作部を、ユーザーが操作して変位させる。このため、筐体は、操作部の移動領域となる大きさの開口部を有する構成となる。これにより、開口部内で操作部が移動すると、操作部と開口部との間に隙間が形成されて、内部のコンタクトが外部から視認できる状態となる場合がある。この場合、隙間の外側に金属が近づくと、内部のコンタクトの端部との距離が所定よりも近い場合、放電する可能性がある。また、隙間から内部に金属が侵入すると一層、放電の可能性が高くなる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、筐体に操作部用の開口部を有しても簡単な構造で、安全性の向上を図ることができる医療用コネクタを提供することを目的とする。
本発明の医療用コネクタは、
内部に接続端子の基端部が配置され、且つ、前記基端部に対向する開口部を有する筐体と、
前記開口部内に、当該開口部の一開口縁部に接離方向で移動自在に配置され、移動により相手コネクタとの嵌合状態を保持または解除する操作部と、
前記操作部に連続して設けられ、移動する前記操作部と前記一開口縁部との間の領域と前記基端部との間に介在する介在壁部と、
を有し、
前記介在壁部は、前記操作部が前記一開口縁部側に移動して当接するとき、前記一開口縁部の前記基端部側で、前記基端部と前記操作部との間に介在し、前記操作部が前記一開口縁部から移動して離間するとき、前記基端部側の面に当接するよう構成されている。
内部に接続端子の基端部が配置され、且つ、前記基端部に対向する開口部を有する筐体と、
前記開口部内に、当該開口部の一開口縁部に接離方向で移動自在に配置され、移動により相手コネクタとの嵌合状態を保持または解除する操作部と、
前記操作部に連続して設けられ、移動する前記操作部と前記一開口縁部との間の領域と前記基端部との間に介在する介在壁部と、
を有し、
前記介在壁部は、前記操作部が前記一開口縁部側に移動して当接するとき、前記一開口縁部の前記基端部側で、前記基端部と前記操作部との間に介在し、前記操作部が前記一開口縁部から移動して離間するとき、前記基端部側の面に当接するよう構成されている。
本発明によれば、筐体に操作部用の開口部を有しても簡単な構造で、安全性の向上を確保できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る医療用コネクタを有するコネクタ装置の構成を示す斜視図であり、図2は、図1の医療用コネクタの正面側斜視図である。
図1に示す医療用コネクタ装置10は、例えば、心電計に用いられる心電図計測用コネクタや生体情報モニタに用いられる生体信号計測用コネクタなどの医療用コネクタ装置である。医療用コネクタ装置10は、医療用コネクタの一例としてのプラグ(プラグコネクタ)100と相手コネクタとしてのレセプタクル(レセプタクルコネクタ)200を有する。レセプタクル200は、機器側に取り付けられるコネクタである。また、プラグ100は、ケーブル20に取り付けられ、レセプタクル200に嵌合可能なコネクタである。
プラグ100とレセプタクル200は、オス/メスの組み合わせで使用され、互いに極性が異なる。オスは、電気的接点つまり芯線の接続部(金属の電極部分)が凸形状になっている側であり、メスは、電気的接点つまり芯線の接続部が凹形状になっている側である。
図1に示す例では、プラグ100のコネクタ本体120はオス(凸)であり、レセプタクル200のコネクタ本体220はメス(凹)であるが、もちろん、これに限定されるわけではなく、オスとメスは逆であってもよい。
医療用コネクタ装置10は、芯線の本数に対応するピン数を有する。図1及び図2に示す例では、プラグ100のコネクタ本体120(オス)には、15本のコンタクト140が設けられ、レセプタクル200のコネクタ本体220(メス)には、15個のピン穴222が設けられている。もちろん、医療用コネクタ装置10のピン数は、これに限定されない。
また、医療用コネクタ装置10は、タッチプルーフ構造を採用している。すなわち、プラグ100およびレセプタクル200のコネクタ本体120、220は、夫々、金属の電極がむき出しになっておらず、手が電極に接触しない構造になっている。なお、タッチプルーフ構造の具体例は、図1に示す例に限定されず、周知の任意の構造を採ることができる。
また、プラグ100は、レセプタクル200の嵌合状態を保持または解除するロック機構を有する。
本実施の形態では、プラグ100のコネクタ本体120の長手方向の外周部に、そのコネクタ本体120の長手方向外周面(外周面のうち周方向で長手方向に延びる外周面)122に沿ってスライド可能な係合部材が設けられている。この係合部材として、プラグ100の引き抜き方向に対して垂直または垂直に近い角度で噛み合うロックツメ132を採用して構成されている。
具体的には、ロック機構は、ロックツメ132を有し、コネクタ本体120の長手方向外周面122に沿って上下にスライド可能である。ロックツメ132は、レセプタクル200側に設けられたロックツメ230と噛み合う。
プラグ100側のスライド可能なロックツメ132とレセプタクル200側の固定されたロックツメ230とは、ロック位置ではプラグ100の引き抜き方向に対して垂直または垂直に近い角度で互いに噛み合い(ロック状態)、ロック解除位置ではプラグ100側のロックツメ132が下方(図中の矢印Aの方向)に下がり互いの噛み合わせが開放されるように構成されている。プラグ100側のロックツメ132の上下方向の移動は、ロック位置(上限)とロック解除位置(下限)の間に規制されている。
また、ロック状態、つまり、プラグ100側のロックツメ132とレセプタクル200側のロックツメ230の係合(噛み合わせ)状態を解除するため、プラグ100には押圧して移動する操作部134が設けられている。なお、操作部134は、筐体110の後端部の握り部102の一面(下面)に形成されたレバー開口部109で移動自在に突出して設けられている。
次に、プラグ100側の構成を、ロック機構とともに、図3および図4を用いてより詳細に説明する。
図3は、医療用コネクタであるプラグにおいて第2ケース110bを外した状態を示す斜視図であり、図4は、第2ケース110bを外した医療用コネクタの後方斜視図である。また、図5は、ロック状態の開口部とコンタクトとの位置関係を示す要部構成図である。
プラグ100のロック機構の構成部品としてはレバー130、軸部116、付勢部材170を有する。また、プラグ100は、筐体110、コネクタ本体120、コンタクト140、ブッシュ160を有する。なお、プラグ100の構成部品のうち、コンタクト(コンタクトピン)140、付勢部材170以外の部品、具体的には、筐体110、コネクタ本体120、レバー130、ブッシュ160は、すべて、樹脂で成形されている。特に、筐体110及びレバー130はそれぞれ耐衝撃性、耐候性、成型加工性に優れたポリカーボネイトABS等の熱可塑性樹脂により形成されている。
筐体110には、ロックツメ132をコネクタ本体120の長手方向外周面122に沿って上下にスライド可能に収容するためのスライド溝104が形成されている。
筐体110は、第1ケース110a、第2ケース110bを有し、第1ケース110a、第2ケース110bを組み合わせることで、スライド溝104と、先端側(一端側)開口部106と、基端側(他端側)開口部108と、レバー開口部109とで開口する中空体に構成されている。
先端側(一端側)開口部106には、コネクタ本体120が先端部を突出させた状態で嵌合されている。基端側開口部108には、ケーブル20が挿通されたブッシュがケーブル20を導出するように嵌合している。なお、筐体110は、先端側開口部106側がコネクタ本体120の後端部を被うコネクタ被覆部105であり、このコネクタ被覆部105に連続して、基端部に基端側開口部108を有する握り部102が設けられている。握り部102は、コネクタ被覆部105より幅が狭くユーザーの握りやすい形状に形成されている。
基端側開口部108と、レバー開口部109は、先端側開口部106に離間して対向するように配置されている。
レバー開口部109は、筐体110において、コネクタ被覆部105から連続する基端側の握り部102の一面(下面)にL字状に開口している。筐体110内には、レバー開口部109に対向して導電部品(コンタクト140の基端部142)が配置されている。このレバー開口部109には、レバー130が軸部116を中心に回動自在に設けられている。
筐体110は、一側壁部111に開口して設けられたレバー開口部109内において、操作部134の移動方向であって、コンタクト140が配設される先端側開口部106に近い縁部(一開口縁部)に、沿面距離を延長する一開口縁壁部11を有する。
沿面距離は、導電体間を絶縁体の表面を沿った経路の最短距離である。沿面距離は、本実施の形態では、先端側開口部106に配置されたコネクタ本体120内のコンタクト140における、レバー開口部109に最も近い導電部分である基端部142と、レバー開口部109との間の距離である。沿面距離は、コンタクト140の基端部142から、筐体110の外面、つまり、一開口縁部でもある一開口縁壁部11と操作部134との間の領域(例えば後述する離間領域110c)までの距離ともいえる。より具体的には、沿面距離は、筐体110内において、コンタクト140の基端部142と、基端部142から最も短い距離で外部に露出する可能性が在る位置にある部位との間の距離としてもよい。基端部142から最も短い距離で外部に露出する可能性が在る位置にある部位は、例えば、一開口縁壁部11と操作部134との間の領域を形成する操作部134の一部である。この一部は、レバー開口部109の開口縁から接離方向に移動可能であり、移動により、基端部142から最も離れた位置で筐体110の外方に露出する。なお、一側壁部111は、レバー開口部109にプラグ100の先端側で隣接する壁部である。沿面距離を確保することにより、静電気が発生しない安全な距離を確保する。
一開口縁壁部11は、回動するレバー130(詳細には、操作部134と介在壁部135を含む)とともに、先端側開口部106の縁部から元も近いコンタクトの一部(後述する基端部142)からの沿面距離を確保する。
一開口縁壁部11は、操作部134と対向する面を有する第1壁部112と、第1壁部112の奥側の端部から屈曲して折り返すように配置される第2壁部113とを有する。
すなわち、一開口縁壁部11は、一側壁部(外面部)111と、一側壁部111から屈曲して開口部奥側に延在する第1壁部112と、第1壁部112の開口部奥側の端部から操作部側とは逆側に屈曲して配置され、屈曲した方向に延在した第2壁部113とを有する。
第1壁部112は、操作部134と対向配置され、第2壁部113は開口縁部の下面を構成する。第1壁部112と第2壁部113との外面側の接合部分が、一開口縁部の開口部奥側の角部を構成する。
すなわち、一開口縁壁部11は、一側壁部(外面部)111と、一側壁部111から屈曲して開口部奥側に延在する第1壁部112と、第1壁部112の開口部奥側の端部から操作部側とは逆側に屈曲して配置され、屈曲した方向に延在した第2壁部113とを有する。
第1壁部112は、操作部134と対向配置され、第2壁部113は開口縁部の下面を構成する。第1壁部112と第2壁部113との外面側の接合部分が、一開口縁部の開口部奥側の角部を構成する。
なお、第1壁部112及び第2壁部113は、第1ケース110a及び第2ケース110bの双方で同様に形成される。よって、図4及び図5を用いて第1ケース110aの第1壁部112及び第2壁部113の説明を行い第2ケース110bの第1壁部及び第2壁部の説明は省略する。
第1壁部112は、レバー開口部109と操作部134の移動方向で隣り合う一側壁部111に連続して形成されている。
第1壁部112は、一側壁部111の基端側でレバー開口部109の奥側に屈曲して延在して設けられ、レバー開口部109の先端側の開口縁部を構成する。
第1壁部112は、レバー130の操作、つまり、ロック操作により接離する操作部134の縁面134aと対向する対向面112aを有する。
対向面112aは、一側壁部111の基端側の部位からレバー開口部109の奥側、例えば、レバー130の介在壁部135側に向かって延在する。
第2壁部113は、対向面112aの奥側端部に連続して、操作部134から離間する方向に屈曲して延在する外面113aを有する。
外面113aは、介在壁部135の介在壁部外面135aに対向し、レバー130の可動により介在壁部外面135aが接離する位置に配置されている。
第2壁部113は、第1壁部112と操作部134との間が離間した際に、介在壁部外面135aに当接して目隠しとして機能し、第1壁部112と操作部134の隙間(離間領域110c)から内部を視認できないようにする。
コネクタ本体120は、所謂、ハウジングとも称し、先端側及び基端側で開口する複数の取付孔部を有する直方形状に形成されている。
コネクタ本体120は、先端側から順に、外部に突出するコネクタ先端部121と、先端側開口部106を閉塞するように配置されるフランジ部124と、主にコネクタ被覆部105で被覆されるコネクタ基端部125とを有する。コネクタ先端部121、フランジ部124及びコネクタ基端部125は、それぞれを連通して、取付孔部が配置され、それぞれの取付孔部内に、コンタクト140がそれぞれ配設されている。
図4及び図5に示すように、コンタクト140は、導電性を有し、先端側で接点がそれぞれ露出し、基端側で、それぞれの基端部142が位置するように並んで配設されている。コンタクト140は、例えば、先端側で相手のコンタクトと接続し、基端側で対応する電線の接続した棒状の端子、所謂、コンタクトピンであってもよい。
コンタクト140の基端部142には、ケーブル20から分岐する電線24の端部が配置される。コンタクト140は、接触部144で電線24の芯線26がそれぞれ導通するように接合されている。
コンタクト140の基端部142は、先端側開口部106近傍で、基端側に向かって配置される。
ロックツメ132は、コネクタ本体120のコネクタ先端部121を挟むように左右対称に一対配置されている。
具体的には、ロックツメ132は、操作部134とともにレバー130に設けられている。
レバー130は、回動軸となる軸穴136と、軸穴136から一方向に延在し先端にロックツメ132を有するロック側アーム部と、軸穴136を挟みロック側アーム部と反対側に延在する操作部134と、介在壁部135とを有する。
レバー130は、筐体110内に、軸穴136を第1ケース110a及び第2ケース110bの内面に突設された軸部115、116(図3及び図5参照)に回動自在に係合して配置される。
ロック側アーム部は、コネクタ本体120を挟むように二股で先端側に延在する一対のアームを有する。ロック側アーム部の一対のアームは、それぞれスライド溝104及びフランジ部124のスリット126を挿通し、コネクタ先端部121の先端の両側で一対のロックツメ132を配置している。
操作部134は、近端側部1341と遠端側部1342とでL字状に形成される。操作部134の操作は、遠端側部1342を押圧して、レバー130自体が軸部115、116を中心に回動することにより、近端側部1341を一開口部縁部(一開口縁壁部11)から接離させることで行われる。
操作部134は、レバー開口部109内で、コネクタ先端部121側の一開口部縁部(一開口縁壁部11)、つまり、レバー開口部109においてコンタクト側に近い縁部から離間するように移動して、ロックツメ132によるロック状態を解除する。
一方、操作部134のコネクタ先端部121側の開口部縁部(第1壁部112)側への移動により、ロックツメ132は相手コネクタとロック状態となる。
一方、操作部134のコネクタ先端部121側の開口部縁部(第1壁部112)側への移動により、ロックツメ132は相手コネクタとロック状態となる。
操作部134が、例えば、図5に示すように、第1壁部112に近接または当接するとロック機構はロック状態となり、離間するとロック解除状態となる(図6参照)。
具体的には、操作部134の縁面134aが、第1壁部112に当接あるいは近接するとロック状態となる。
介在壁部135は、図4及び図5に示すように、レバー開口部109内を移動する操作部134の縁面134aと、この縁面134aに最も近く配置された導通可能な金属部品(コンタクト140の基端部142)との間に介在するように設けられる。
介在壁部135は、縁面134aの基端(レバー開口部109の奥側の端部)と最も近く配置された導通可能な金属部品とを結ぶ直線上に配置される。
介在壁部135は、レバー130の回動に追従して回動する操作部134と、レバー開口部109におけるコネクタ先端部121側の開口部縁部(第1壁部112)との間の離間領域110cを閉塞する。
介在壁部135は、操作部134のロックツメ132側で隣接して設けられる段差部である。介在壁部135は、操作部134の縁面134aから開口縁部側に突設され、操作部134の奥側で、離間領域110cを閉塞する介在壁部外面135aを有する。介在壁部外面135aはレバー130において段差面である。
付勢部材170は、ロックツメ132が相手コネクタのロック爪230と噛み合う方向に付勢する。付勢部材170は、具体的には、ロック時には、操作部134の縁面134aを第1壁部112側に付勢し、縁面134aを第1壁部112に当接させる。
次に、上記構成を有するコネクタの作用について説明する。図4、図5とともに、図6を用いて説明する。図6は、ロック解除状態の開口部とコンタクトとの位置関係を示す要部構成図である。
<ロック状態時>
レバー130がロック位置にある場合、つまり、コネクタが相手コネクタとロック状態である場合、付勢部材170により、操作部134の近端側部1341の縁面134aは、金属部品側、つまり、コンタクト140の基端部142側に移動する。このとき縁面134aは、コネクタ先端部121側に移動し、レバー開口部109のコネクタ先端部121側の縁部である第1壁部112の対向面112aに当接する。
レバー130がロック位置にある場合、つまり、コネクタが相手コネクタとロック状態である場合、付勢部材170により、操作部134の近端側部1341の縁面134aは、金属部品側、つまり、コンタクト140の基端部142側に移動する。このとき縁面134aは、コネクタ先端部121側に移動し、レバー開口部109のコネクタ先端部121側の縁部である第1壁部112の対向面112aに当接する。
このとき介在壁部135は、第2壁部113から離間しており、介在壁部外面135aと外面113aとの間には隙間が形成されている。また、第1壁部112の対向面112aと操作部134の縁面134aとの間には、少なくともレバー開口部109の隙間が生じる。
これにより、基端部142から外部までの絶縁距離D1は、コンタクト140の基端部142から介在壁部135の先端部までの空間距離+介在壁部135の先端部から外面113aと対向面112aとによる角部まで或いは対向面112aまでの空間距離+角部或いは対向面112aから縁面134aの外側の端部まで或いは対向面112aとの当接部までの沿面距離となる。よって、ロック状態では筐体の内部と外部とが連通することなく、内部の目隠しを行うことで、他部材の誤侵入を防止することができるとともに、所定の絶縁距離D1、例えば、静電気の発生を防止可能となる規定された絶縁距離を確保できる。
<ロック解除状態>
また、ロック状態を解除する場合、操作部134の遠端側部を押圧してレバー130を回動し、ロックツメ132を解除させる。ロック状態では、操作部134の縁面134aが第1壁部112から離間する方向に移動する。この動作とともに介在壁部135も移動して介在壁部外面135aが第2壁部113の外面113aに当接する。
また、ロック状態を解除する場合、操作部134の遠端側部を押圧してレバー130を回動し、ロックツメ132を解除させる。ロック状態では、操作部134の縁面134aが第1壁部112から離間する方向に移動する。この動作とともに介在壁部135も移動して介在壁部外面135aが第2壁部113の外面113aに当接する。
これにより、レバー130のロック解除方向への移動は規制され、対向面112aと縁面134aと間には離間領域110cが形成され、第2壁部113の外面113aと介在壁部135の介在壁部外面135aとが密着する。
ロックツメ132をロック位置からロック解除位置へ変位するレバー130の操作中では、介在壁部135は、レバー開口部109と操作部134との間の離間領域110cと、内部のコンタクト(導電部)の基端部142とを直線で結ぶ線上に配置される。介在壁部135は、離間領域110cを介した筐体内部の目隠しを行う。
また、ロック状態では、基端部142から外部までの絶縁距離D2は、コンタクト140の基端部142から介在壁部135の先端部までの空間距離+介在壁部外面135aと外面113aとの密着面の先端部から角部までの沿面距離+角部から縁面134aの外側の端部までの空間距離となる。
これにより、ロック解除状態では筐体の内部と外部とが連通することなく、内部の目隠しを行うことで、他部材の誤侵入を防止することができるとともに、所定の絶縁距離D2、例えば規定された絶縁距離を確保できる。
プラグ100は、筐体110と、筐体110に設けられたレバー開口部109内に配置され、レバー開口部109の一開口縁部に接離方向に移動してレセプタクル200との嵌合状態を保持または解除する操作部134と、コンタクト140とを有する。コンタクト140の基端部142は、筐体110内でレバー開口部109と対向する位置に配置され、コンタクト140の先端部はレセプタクル200のピン穴(被接続端子)222に接続される。
また、プラグ100は、操作部134に対して段差状に設けられ、移動する操作部134と一開口縁部との間の領域110cと、コンタクト140の基端部142との間に介在する介在壁部135とを有する。介在壁部135は、操作部134が一開口縁部側に移動する場合、一開口縁部の奥側で、一開口縁部の下面である第2壁部113と対向する位置に配置されるとともに、操作部134が開口縁部から移動して離間する場合、第2壁部113に当接する。
このようにロック状態及びロック解除状態を行うレバー130の操作に関わらず、筐体110内において導電部品(コンタクト140の基端部142)と、操作部134との間の安全な絶縁距離を確保できる。
また、本実施の形態では、プラグ100の左右にロックツメ132を設けているが、これに限定されず、いずれか一方のみであってもよい。
また、本実施の形態では、医療用コネクタを例にとって説明したが、これは最も好適な例を示したにすぎず、これに限定されない。本実施の形態におけるロック構造は、電気コネクタに広く適用可能である。
10 医療用コネクタ装置
11 一開口縁壁部
20 ケーブル
24 電線
26 芯線
100 プラグ(医療用コネクタ)
102 握り部
104 スライド溝
105 コネクタ被覆部
106 先端側開口部
108 基端側開口部
109 レバー開口部(開口部)
110 筐体
110a 第1ケース
110b 第2ケース
110c 離間領域
111 一側壁部
112 第1壁部
112a 対向面
113 第2壁部
113a 外面
115、116 軸部
120 コネクタ本体
121 コネクタ先端部
122 長手方向外周面
124 フランジ部
125 コネクタ基端部
126 スリット
130 レバー
132 ロックツメ
134 操作部
134a 縁面
135 介在壁部
135a 介在壁部外面
136 軸穴
140 コンタクト(接続端子)
142 基端部
144 接触部
160 ブッシュ
170 付勢部材
200 レセプタクル(相手コネクタ)
220 コネクタ本体
222 ピン穴(被接続端子)
230 ロック爪
D1、D2 絶縁距離
11 一開口縁壁部
20 ケーブル
24 電線
26 芯線
100 プラグ(医療用コネクタ)
102 握り部
104 スライド溝
105 コネクタ被覆部
106 先端側開口部
108 基端側開口部
109 レバー開口部(開口部)
110 筐体
110a 第1ケース
110b 第2ケース
110c 離間領域
111 一側壁部
112 第1壁部
112a 対向面
113 第2壁部
113a 外面
115、116 軸部
120 コネクタ本体
121 コネクタ先端部
122 長手方向外周面
124 フランジ部
125 コネクタ基端部
126 スリット
130 レバー
132 ロックツメ
134 操作部
134a 縁面
135 介在壁部
135a 介在壁部外面
136 軸穴
140 コンタクト(接続端子)
142 基端部
144 接触部
160 ブッシュ
170 付勢部材
200 レセプタクル(相手コネクタ)
220 コネクタ本体
222 ピン穴(被接続端子)
230 ロック爪
D1、D2 絶縁距離
Claims (4)
- 内部に接続端子の基端部が配置され、且つ、前記基端部に対向する開口部を有する筐体と、
前記開口部内に、当該開口部の一開口縁部に接離方向で移動自在に配置され、移動により相手コネクタとの嵌合状態を保持または解除する操作部と、
前記操作部に連続して設けられ、移動する前記操作部と前記一開口縁部との間の領域と前記基端部との間に介在する介在壁部と、
を有し、
前記介在壁部は、前記操作部が前記一開口縁部側に移動して当接するとき、前記一開口縁部の前記基端部側で、前記基端部と前記操作部との間に介在し、前記操作部が前記一開口縁部から移動して離間するとき、前記基端部側の面に当接するよう構成されている、
医療用コネクタ。 - 前記介在壁部は、前記操作部から前記一開口縁部の前記基端部側の面に沿って突設される、
請求項1記載の医療用コネクタ。 - 前記一開口縁部は、
前記操作部と当該操作部の移動方向で対向配置される第1壁部と、
前記第1壁部の前記開口部奥側の端部から前記操作部側とは逆側に屈曲して配置され、前記基端部側の面を有する第2壁部と、
を有する、
請求項1または2記載の医療用コネクタ。 - 前記操作部は、軸部を中心に回動し、一端部に相手コネクタと係合するロック爪が設けられたレバーの他端部である、
請求項1から3のいずれか一項に記載の医療用コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022013044A JP2023111268A (ja) | 2022-01-31 | 2022-01-31 | 医療用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022013044A JP2023111268A (ja) | 2022-01-31 | 2022-01-31 | 医療用コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023111268A true JP2023111268A (ja) | 2023-08-10 |
Family
ID=87551922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022013044A Pending JP2023111268A (ja) | 2022-01-31 | 2022-01-31 | 医療用コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2023111268A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011070951A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Fukuda Denshi Co Ltd | 医療用コネクタ |
| JP2012059571A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 充電用コネクタ |
| JP2013187044A (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-19 | Hirose Electric Co Ltd | 電気コネクタ |
| WO2013154050A1 (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-17 | 株式会社ジェイ・エム・エス | ロック機構付きオスコネクタ |
| US20170047679A1 (en) * | 2014-02-20 | 2017-02-16 | Phoenix Contact E-Mobility Gmbh | Plug connector part with a latching element |
-
2022
- 2022-01-31 JP JP2022013044A patent/JP2023111268A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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