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JP2023038865A - 切削装置 - Google Patents

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JP2023038865A JP2021145809A JP2021145809A JP2023038865A JP 2023038865 A JP2023038865 A JP 2023038865A JP 2021145809 A JP2021145809 A JP 2021145809A JP 2021145809 A JP2021145809 A JP 2021145809A JP 2023038865 A JP2023038865 A JP 2023038865A
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Abstract

【課題】簡易な構成でコストを増大させることなく排水トレイの底部への端材の堆積を防止することが可能な切削装置を提供すること。【解決手段】切削装置1は、被加工物を保持する保持テーブルと、保持テーブルをX軸方向に往復移動させるX軸移動ユニットと、切削水を供給しながら切削ブレードによって被加工物を切削する切削ユニットと、被加工物の切削により発生した切削屑および切削水を受けとめて外部に排出する排出ユニット50と、を備え、排出ユニット50は、保持テーブル10の移動経路の両側に配設された排水路である長手部511を備える排水トレイ51と、排水トレイ51の一端に配設され切削屑を収容する切削屑収容ユニット53と、切削屑を切削屑収容ユニット53へと押し流す水流生成ユニット54と、有し、水流生成ユニット54は、流体発振ノズルである。【選択図】図2

Description

本発明は、切削装置に関する。
半導体ウエーハ等の被加工物を分割するために、ウエーハに設定されたストリートに沿って加工する切削装置が用いられる。このような切削装置は、一般に、被加工物を保持する保持テーブルと、保持テーブル上に保持された被加工物を切断するための切削ブレードを備えた切削手段と、該切削ブレードによる切削加工部に切削水を供給する切削水供給手段と、保持テーブルを切削送り方向に移動させる切削送り手段と、保持テーブルの切削送り方向両端にそれぞれ一端が連結され切削送り手段を覆う第1の蛇腹手段および第2の蛇腹手段と、を備えて構成される。
また、切削時に生じる切削屑や切削水を受け止めて装置外部に排出する排水トレイが、第1の蛇腹手段および第2の蛇腹手段のそれぞれ両側方に切削送り方向に沿って配設されている。
ここで、被加工物の切削によって発生する端材の大きさや重さによっては、排水トレイの底部に端材が堆積してしまう場合がある。これにより排水路が塞がれてしまうと、使用済みの切削水が排水されず排水トレイからあふれ出て装置内部に侵入するおそれがある。
そこで、保持テーブルを切削送り方向に移動可能に支持する移動支持部材の側面に、スリットから洗浄水を噴射する噴射ノズルや、排水トレイ底部に接触して移動するワイパーを設けることにより端材や切削屑を排水トレイの底部から除去する手法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-133259号公報
しかしながら、スリットから洗浄水を噴射する方式では、十分な水圧を発生させることができず排水トレイ底部への切削屑の堆積が解消されない。また、ワイパーを設置すると装置構成が複雑化し、コスト増大の要因となるという問題があった。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成でコストを増大させることなく排水トレイの底部への端材の堆積を防止することが可能な切削装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の切削装置は、被加工物を保持する保持テーブルと、該保持テーブルを切削方向に往復移動させる切削送りユニットと、切削水を供給しながら切削ブレードによって該被加工物を切削する切削ユニットと、該被加工物の切削により発生した切削屑および切削水を受けとめて外部に排出する排出ユニットと、を備えた切削装置であって、該排出ユニットは、該保持テーブルの移動経路の両側に配設された排水路を備える排水トレイと、該排水トレイの一端に配設され切削屑を収容する切削屑収容ユニットと、該切削屑を該切削屑収容ユニットへと押し流す水流生成ユニットと、有し、該水流生成ユニットは、流体発振ノズルであることを特徴とする。
前記切削装置では、該水流生成ユニットは、該排出ユニットの該切削屑収容ユニットが配設された一端側とは反対の他端側に配設されても良い。
本発明は、簡易な構成でコストを増大させることなくウォーターケース底部への端材の堆積を防止することが可能となるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る切削装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、図1に示された切削装置の保持テーブルとウォーターケース等を示す斜視図である。 図3は、図1に示された切削装置の水流生成ユニットの水平方向に沿う断面図である。 図4は、図3に示された水流生成ユニットが平面視において右側に向かって水を噴射する状態を示す水平方向に沿う断面図である。 図5は、図3に示された水流生成ユニットが平面視において左側に向かって水を噴射する状態を示す水平方向に沿う断面図である。 図6は、本発明品に係る切削装置の水流生成ユニットと比較例のパイプノズルの水流の圧力を測定した結果を示す図である。 図7は、比較例の切削装置の要部を模式的に示す平面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係る切削装置を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係る切削装置の構成例を示す斜視図である。図2は、図1に示された切削装置の保持テーブルとウォーターケース等を示す斜視図である。
(被加工物)
実施形態1に係る切削装置1は、被加工物200を切削する加工装置である。図1に示す切削装置1の加工対象の被加工物200は、シリコン、ガリウムヒ素、SiC(炭化ケイ素)又はサファイア、などを母材とする円板状の半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等のウエーハである。被加工物200は、表面201に格子状に形成された複数の分割予定ライン202によって格子状に区画された領域にデバイス203が形成されている。
デバイス203は、例えば、IC(Integrated Circuit)又はLSI(Large Scale Integration)等の集積回路、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサ、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)又は各種のメモリ(半導体記憶装置)である。
また、本発明の被加工物200は、中央部が薄化され、外周部に厚肉部が形成された所謂TAIKO(登録商標)ウエーハでもよく、ウエーハの他に、樹脂により封止されたデバイスを複数有した矩形状のQFN(Quad Flat No leaded)パッケージ基板等の樹脂パッケージ基板、セラミックス基板、フェライト基板、又はニッケル及び鉄の少なくとも一方を含む基板、ガラス基板等でも良い。実施形態1において、被加工物200は表面201の裏側の裏面204に外周縁に環状フレーム205が装着された粘着テープ206が貼着されて、環状フレーム205に支持されている。
(切削装置)
図1に示された切削装置1は、被加工物200を保持テーブル10で保持し分割予定ライン202に沿って切削ブレード21で切削する加工装置である。切削装置1は、図1に示すように、被加工物200を保持面11で吸引保持する保持テーブル10と、切削水を供給しながら切削ブレード21によって保持テーブル10に保持された被加工物200を切削する切削ユニット20と、保持テーブル10に保持された被加工物200を撮影する撮像ユニット30と、制御ユニット100とを備える。
また、切削装置1は、図1に示すように、保持テーブル10と切削ユニット20とを相対移動させる移動ユニット40を備える。移動ユニット40は、保持テーブル10を水平方向と平行な切削方向であるX軸方向に加工送りする加工送りユニットであるX軸移動ユニット41と、切削ユニット20を水平方向と平行でかつX軸方向に直交するY軸方向に割り出し送りする割り出し送りユニットであるY軸移動ユニット42と、切削ユニット20をX軸方向とY軸方向との双方と直交する鉛直方向に平行なZ軸方向に切り込み送りする切り込み送りユニットであるZ軸移動ユニット43と、保持テーブル10をZ軸方向と平行な軸心回りに回転する回転移動ユニット44とを少なくとも備える。
X軸移動ユニット41は、保持テーブル10及び回転移動ユニット44を支持した移動プレート4を加工送り方向であるX軸方向に移動させることで、保持テーブル10と切削ユニット20とを相対的にX軸方向に沿って加工送りするものである。また、X軸移動ユニット41は、装置本体2上に設置され、保持テーブル10を切削方向であるX軸方向に往復移動させる切削送りユニットでもある。
Y軸移動ユニット42は、装置本体2から立設した支持フレーム3に設置され、切削ユニット20を割り出し送り方向であるY軸方向に移動させることで、保持テーブル10と切削ユニット20とを相対的にY軸方向に沿って割り出し送りするものである。Z軸移動ユニット43は、装置本体2から立設した支持フレーム3に設置され、切削ユニット20を切り込み送り方向であるZ軸方向に移動させることで、保持テーブル10と切削ユニット20とを相対的にZ軸方向に沿って切り込み送りするものである。回転移動ユニット44は、移動プレート4上に配設されている。
X軸移動ユニット41、Y軸移動ユニット42及びZ軸移動ユニット43は、軸心回りに回転自在に設けられた周知のボールねじ、ボールねじを軸心回りに回転させる周知のモータ及び保持テーブル10又は切削ユニット20をX軸方向、Y軸方向又はZ軸方向に移動自在に支持する周知のガイドレールを備える。
保持テーブル10は、円盤形状であり、被加工物200を保持する保持面11がポーラスセラミック等から形成されている。また、保持テーブル10は、X軸移動ユニット41により移動プレート4が切削ユニット20の下方の加工領域と、切削ユニット20の下方から離間して被加工物200が搬入出される搬入出領域とに亘って移動自在に設けられることで、X軸方向に移動自在に設けられている。保持テーブル10は、回転移動ユニット44によりZ軸方向と平行な軸心回りに回転自在に設けられている。
保持テーブル10は、図示しない真空吸引源と接続され、真空吸引源より吸引されることで、保持面11に載置された被加工物200を吸引、保持する。実施形態1では、保持テーブル10は、粘着テープ206を介して被加工物200の裏面204側を吸引、保持する。また、保持テーブル10の周囲には、図1に示すように、環状フレーム205をクランプするクランプ部12が複数設けられている。なお、本発明では、被加工物200に粘着テープ206が貼り付けられておらず、直接保持テーブル10に保持されてもよく、保持テーブル10が円盤形状でなくてもよい。
切削ユニット20は、切削ブレード21がスピンドル23に装着され、保持テーブル10に保持された被加工物200を切削する切削手段である。切削装置1は、図1に示すように、切削ユニット20を2つ備えた、即ち、2スピンドルのダイサ、いわゆるフェイシングデュアルタイプの切削装置である。
切削ユニット20は、それぞれ、保持テーブル10に保持された被加工物200に対して、Y軸移動ユニット42によりY軸方向に移動自在に設けられ、かつ、Z軸移動ユニット43によりZ軸方向に移動自在に設けられている。切削ユニット20は、それぞれ、図1に示すように、Y軸移動ユニット42及びZ軸移動ユニット43などを介して、装置本体2から立設した支持フレーム3に設けられている。切削ユニット20は、Y軸移動ユニット42及びZ軸移動ユニット43により、保持テーブル10の保持面11の任意の位置に切削ブレード21を位置付け可能となっている。
切削ユニット20は、切削ブレード21と、Y軸移動ユニット42及びZ軸移動ユニット43によりY軸方向及びZ軸方向に移動自在に設けられたスピンドルハウジング22と、スピンドルハウジング22に軸心回りに回転可能に設けられかつ図示しないモータにより回転されるとともに先端に切削ブレード21が装着されるスピンドル23と、スピンドルハウジング22の先端面に固定されたブレードカバー24とを備える。
切削ブレード21は、略リング形状を有する極薄の切削砥石である。実施形態1において、切削ブレード21は、円環状の円形基台と、円形基台の外周縁に配設されて被加工物200を切削する円環状の切り刃とを備える所謂ハブブレードである。切り刃は、ダイヤモンドやCBN(Cubic Boron Nitride)等の砥粒と、金属や樹脂等のボンド材(結合材)とからなり所定厚みに形成されている。切削ブレード21の切り刃は、被加工物200を切削すると摩耗する。なお、本発明では、切削ブレード21は、切り刃のみで構成された所謂ワッシャーブレードでもよい。
スピンドル23は、モータにより軸心回りに回転することで、切削ブレード21を回転させる。ブレードカバー24は、切削ブレード21の少なくとも上方を覆うものである。ブレードカバー24は、スピンドルハウジング22の先端面に固定されている。また、ブレードカバー24は、切削ブレード21に切削水を供給するノズル25が取り付けられている。
なお、切削ユニット20の切削ブレード21及びスピンドル23の軸心は、Y軸方向と平行に設定されている。
撮像ユニット30は、一方の切削ユニット20と一体的に移動するように、一方の切削ユニット20に固定されている。撮像ユニット30は、保持テーブル10に保持された切削前の被加工物200の分割すべき領域を撮影する撮像素子を備えている。撮像素子は、例えば、CCD(Charge-Coupled Device)撮像素子又はCMOS(Complementary MOS)撮像素子である。撮像ユニット30は、保持テーブル10に保持された被加工物200を撮影して、被加工物200と切削ブレード21との位置合わせを行なうアライメントを遂行するため等の画像を得、得た画像を制御ユニット100に出力する。
また、切削装置1は、保持テーブル10のX軸方向の位置を検出するため図示しないX軸方向位置検出ユニットと、切削ユニット20のY軸方向の位置を検出するための図示しないY軸方向位置検出ユニットと、切削ユニット20のZ軸方向の位置を検出するためのZ軸方向位置検出ユニットとを備える。X軸方向位置検出ユニット及びY軸方向位置検出ユニットは、X軸方向、又はY軸方向と平行なリニアスケールと、読み取りヘッドとにより構成することができる。Z軸方向位置検出ユニットは、モータのパルスで切削ユニット20のZ軸方向の位置を検出する。X軸方向位置検出ユニット、Y軸方向位置検出ユニット及びZ軸方向位置検出ユニットは、保持テーブル10のX軸方向、切削ユニット20の切削ユニット20の切り刃の下端のY軸方向又はZ軸方向の位置を制御ユニット100に出力する。
なお、実施形態1では、切削装置1の保持テーブル10及び切削ユニット20のX軸方向の位置、Y軸方向及びZ軸方向の位置は、予め定められた図示しない基準位置に基づいて定められる。また、実施形態1では、切削ユニット20のZ軸方向の基準位置は、保持テーブル10の保持面11と切削ブレード21の切り刃の下端が同一平面上に位置する位置である。
また、切削装置1は、排出ユニット50を備える。排出ユニット50は、被加工物200の切削により発生した端材、切削屑および切削水を受けとめて外部に排出するものである。排出ユニット50は、図2に示すように、排水トレイ51と、一対の蛇腹部52と、排水トレイ51のX軸方向の一端に配設され端材、切削屑を収容する切削屑収容ユニット53と、端材、切削屑を切削屑収容ユニット53へと押し流す水流生成ユニット54と、有している。
排水トレイ51は、図1及び図2に示すように、装置本体2上に設置されたX軸移動ユニット41上に保持テーブル10のX軸方向の移動経路の周囲を取り囲むように配設され、長手方向がX軸方向と平行な枠状に形成されている。排水トレイ51は、枠状に形成されているために、開口55を内側に形成している。開口55は、内側の下方にX軸移動ユニット41を配置し、開口55内では回転移動ユニット44を含む保持テーブル10が移動自在に配置されている。なお、図1及び図2は、排水トレイ51の図中手前側の一部分を切り欠いて示している。
排水トレイ51は、内側に開口55を形成しかつ長手方向がX軸方向と平行な枠状の底壁56と、底壁56の内縁から立設した内側壁57と、底壁56の外縁から立設した外側壁58とを備えて、樋状に形成されている。排水トレイ51は、底壁56と内側壁57と外側壁58との間で端材、切削屑および切削水を受けとめる。
また、排水トレイ51は、保持テーブル10の切削方向(移動方向でもある)であるX軸方向と平行な一対の長手部511と、長手部511の両端同士を連結する短手部512とを備えている。これらの長手部511と短手部512とは、それぞれ、底壁56、内側壁57及び外側壁58とで構成されている。排水トレイ51の長手部511は、保持テーブル10のX軸方向に移動する移動経路のY軸方向の両側に配設されており、底壁56と内側壁57と外側壁58との間で受け止めた端材、切削屑および切削水を切削屑収容ユニット53に導く排水路である。
蛇腹部52は、回転移動ユニット44の外周面に取り付けられて保持テーブル10の周囲を覆うテーブルカバー5と排水トレイ51の短手部512の内側壁57とに取り付けられて排水トレイ51の内側の開口55を塞いで、X軸方向と平行に配設されている。各蛇腹部52は、X軸方向に伸縮自在であり、一方が排水トレイ51のX軸方向の一端側の内側壁57とテーブルカバー5とに取り付けられ、他方が排水トレイ51のX軸方向の他端側の内側壁57とテーブルカバー5とに取り付けられて、保持テーブル10のX軸方向の両側に配設されている。蛇腹部52は、排水トレイ51の内側の開口55を覆って、装置内部である排水トレイ51の内側の開口55内に切削水が浸入することを防止する。蛇腹部52は、可撓性を有して屈曲自在であり、保持テーブル10の移動とともに屈曲して保持テーブル10のX軸方向の移動を許容する。
切削屑収容ユニット53は、排水トレイ51のX軸方向の一端に配設された排出口531と、排出口531と連結した切削屑収容部532とを備える。排出口531は、排水トレイ51を貫通して、内側に切削屑及び切削水を通すことで、端材、切削屑及び切削水を排出トレイ外に排出する。切削屑収容部532は、排出口531から排出された端材、切削屑及び切削水を収容する。
次に、水流生成ユニット54を説明する。図3は、図1に示された切削装置の水流生成ユニットの水平方向に沿う断面図である。図4は、図3に示された水流生成ユニットが平面視において右側に向かって水を噴射する状態を示す水平方向に沿う断面図である。図5は、図3に示された水流生成ユニットが平面視において左側に向かって水を噴射する状態を示す水平方向に沿う断面図である。
水流生成ユニット54は、排水トレイ51の長手部511それぞれのX軸方向の切削屑収容ユニット53が配設されたX軸方向の一端側とは反対側の他端側に配設されている。実施形態1では、排水トレイ51の長手部511それぞれのX軸方向の他端から一端に向けて流体である水70(図4及び図5に示す)を噴射して、噴射した水70により端材、切削屑を切削屑収容ユニット53へと押し流すものである。
実施形態1では、水流生成ユニット54は、排水トレイ51の長手部511それぞれの底壁56上に設置されている。水流生成ユニット54は、図3に示すように、扁平な板状のユニット本体60と、ユニット本体60の内部に設けられ、流体供給源から流入口61を通して水70が供給される水路生成空間62と、水路生成空間62内に供給された水70を噴射する噴射口63とを備えた、所謂流体発振ノズルである。
流入口61は、水路生成空間62の排水トレイ51の長手部511のX軸方向の一端から離れた側に連通している。水路生成空間62は、平面形状が円形の空間である。噴射口63は、ユニット本体60を貫通し、水路生成空間62の排水トレイ51の長手部511のX軸方向の一端側に連通している。噴射口63は、水路生成空間62に連通した絞り部631から排水トレイ51の長手部511のX軸方向の一端に向かうにしたがって徐々に開口面積が大きくなるように形成されている。
水流生成ユニット54は、流入口61から水路生成空間62内に供給された水70が噴射口63に向かって直進する。水流生成ユニット54は、噴射口63に向かって流れる水70の噴流64(図4及び図5に示す)の一部があるきっかけにより噴射口63の図中の左右どちらかの絞り部631にあたって分流し、分流した水70が噴流64で仕切られた水路生成空間62内の左右の渦室621,622(図4及び図5に示す)のどちらかに噴流渦641を形成する。
水流生成ユニット54は、例えば、左右の渦室621,622のうちの右側の渦室621に噴流渦641を形成した場合、図4に示すように、噴流64が右側に誘引されて噴射口63の右側の内壁面632に沿って流れて、噴射口63から水70を右側に向かって噴射する。このとき、水流生成ユニット54は、右側の渦室621が左側の渦室622内の大気圧より高圧になる。
このために、水流生成ユニット54は、噴流64を低圧側、即ち左側へ方向転換させて、図5に示すように、左右の渦室621,622のうちの左側の渦室622に噴流渦641を形成することとなり、噴流64が噴射口63の左側の内壁面633に沿って流れて、噴射口63から水70を左側に向かって噴射することとなる。このように、水流生成ユニット54は、図4に示された水70を右側に向かって噴射する状態と、図5に示された水70を左側に向かって噴射する状態と繰り返して、水70を底壁56に沿って左右に揺動しながら切削屑収容ユニット53に向かって噴射して、底壁56の表面の全体に切削屑収容ユニット53に向かう水70の流れ即ち水流を生成する。実施形態1では、水流生成ユニット54は、図4に示された状態と、図5に示された状態とを20Hzの周波数で繰り返す。
制御ユニット100は、切削装置1の各構成要素をそれぞれ制御して、被加工物200に対する加工動作を切削装置1に実施させるものである。なお、制御ユニット100は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(read only memory)又はRAM(random access memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インターフェース装置とを有するコンピュータである。制御ユニット100の演算処理装置は、記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、切削装置1を制御するための制御信号を、入出力インターフェース装置を介して切削装置1の各構成要素に出力する。
制御ユニット100は、加工動作の状態や画像などを表示する液晶表示装置などにより構成される図示しない表示ユニットと、オペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる図示しない入力ユニットとに接続されている。入力ユニットは、表示ユニットに設けられたタッチパネルと、キーボード等の外部入力装置とのうち少なくとも一つにより構成される。
(加工動作)
切削装置1の加工動作を開始する際には、オペレータが、加工内容情報を制御ユニット100に登録し、切削加工前の被加工物200を保持テーブル10の保持面11に載置する。その後、切削装置1は、オペレータから加工動作の開始指示を制御ユニット100が受け付けると加工動作を開始する。切削装置1は、加工動作を開始すると、粘着テープ206を介して裏面204側を保持テーブル10の保持面11に吸引保持するとともに、クランプ部12で環状フレーム205をクランプする。
加工動作では、切削装置1は、X軸移動ユニット41が保持テーブル10を加工領域に向かって移動して、撮像ユニット30が被加工物200を撮影して、撮像ユニット30が撮影して得た画像に基づいて、アライメントを遂行する。切削装置1は、分割予定ライン202に沿って被加工物200と切削ユニット20とを相対的に移動させ、流体供給源から水流生成ユニット54に水70を供給して水流生成ユニット54から水70を噴射し、ノズル25から切削水を供給しながら切削ブレード21を各分割予定ライン202に切り込ませて被加工物200を個々のデバイス203に分割する。
切削装置1は、切削により発生した端材、切削屑、切削水等を排水トレイ51で受け止め、水流生成ユニット54により生成された水流により押し流して切削屑収容ユニット53に収容することとなる。切削装置1は、被加工物200の全ての分割予定ライン202を切削して、被加工物200を個々のデバイス203に分割すると、個々のデバイス203に分割された被加工物200を搬入出領域に向かって移動して、搬入出領域において保持面11の吸引保持及びクランプ部12のクランプを解除して、加工動作を終了する。
以上のように、実施形態1に係る切削装置1は、流体発振ノズルである水流生成ユニット54により水70を揺動させながら噴射して端材、切削屑を切削屑収容ユニット53に向かって押し流す構成とした。これにより、切削装置1は、排水トレイ51の長手部511の内側壁57と外側壁58に亘って水70を噴出する噴射口を複数設ける場合に比べて、水流生成ユニット54の噴射口63を一つにしても底壁56の表面全体に水流を生成することができる。その結果、切削装置1は、水流の水圧を強くすることが可能となり、従来と同じ水量でも十分に端材、切削屑を押し流せるので、排水トレイ51の底部への端材、切削屑の堆積を抑制できる。
また、実施形態1に係る切削装置1は、流体発振ノズルである水流生成ユニット54により水流を生成するので、駆動部等の必要ない簡易な構成としても水流を生成できるため、コストの増大を抑制しつつ、故障のリスクを低減できるという効果を奏する。また、実施形態1に係る切削装置1は、水流の水圧を強くすることが可能となり、従来と同じ水量でも十分に端材、切削屑を押し流せるので、端材、切削屑を無理に押し流そうと水量を増やすことがなくなるため、節水に貢献する。
その結果、実施形態1に係る切削装置1は、簡易な構成でコストを増大させることなく排水トレイ51の底部への端材、切削屑の堆積を防止することが可能となるという効果を奏する。
次に、本発明の発明者らは実施形態1に係る切削装置1の効果を確認した。結果を図6に示す。なお、図6は、本発明品に係る切削装置の水流生成ユニットと比較例のパイプノズルの水流の圧力を測定した結果を示す図である。図7は、比較例の切削装置の要部を模式的に示す平面図である。
比較例は、図7に示すように、両端が内側壁57と外側壁58とに取り付けられ、長手方向の複数の噴射口301を設けたパイプノズル300から水70を噴射する例である。なお、図7において、実施形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。本発明品は、実施形態1に係る水流生成ユニット54から水70を噴射する例である。
結果を図6に示す圧力の測定では、供給する水70の流量を変更して、水流生成ユニット54の噴射口63及びパイプノズル300の噴射口301から30mm離れた位置の水の圧力を、周知のAE(Acoustic Emission)センサで測定した。なお、図6の横軸は、供給する水70の流量を示し、縦軸は、水70の圧力即ち水圧を示すAEセンサの測定結果である電圧値を示している。なお、AEセンサの測定結果である電圧値は、水70の圧力即ち水圧が高くなるのにしたがって増加する。
図6では、例えば、供給する水70の流量を1.5L/minの場合、比較例よりも本発明品の水圧が約5倍となった。従って、図6によれば、流体発振ノズルである水流生成ユニット54により水70を揺動させながら噴射して端材、切削屑を切削屑収容ユニット53に向かって押し流す構成とすることにより、底壁56の表面上の水流の水圧を強くすることができて、排水トレイ51の底部への端材、切削屑の堆積を防止することが可能となることが明らかとなった。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 切削装置
10 保持テーブル
20 切削ユニット
21 切削ブレード
41 X軸移動ユニット(切削送りユニット)
50 排出ユニット
51 排水トレイ
53 切削屑収容ユニット
54 水流生成ユニット
200 被加工物
511 長手部(排出路)
X 切削方向

Claims (2)

  1. 被加工物を保持する保持テーブルと、
    該保持テーブルを切削方向に往復移動させる切削送りユニットと、
    切削水を供給しながら切削ブレードによって該被加工物を切削する切削ユニットと、
    該被加工物の切削により発生した切削屑および切削水を受けとめて外部に排出する排出ユニットと、を備えた切削装置であって、
    該排出ユニットは、
    該保持テーブルの移動経路の両側に配設された排水路を備える排水トレイと、
    該排水トレイの一端に配設され切削屑を収容する切削屑収容ユニットと、
    該切削屑を該切削屑収容ユニットへと押し流す水流生成ユニットと、有し、
    該水流生成ユニットは、流体発振ノズルであることを特徴とする、切削装置。
  2. 該水流生成ユニットは、
    該排出ユニットの該切削屑収容ユニットが配設された一端側とは反対の他端側に配設されることを特徴とする、請求項1に記載の切削装置。
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