JP2023036510A - 間仕切システム - Google Patents
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Abstract
【課題】内部空間で発生した音が周囲に漏れるのを効果的に防止することが可能な間仕切システムを提供する。【解決手段】水平方向の四方を区画して内部空間Bを形成すると共に上方に向けて開口する開口部30aが形成される間仕切り壁30と、防音材によって構成されると共に、間仕切り壁30の開口部30aに設けられる上側防音部50と、を具備し、上側防音部50には、上方へ向かうにつれて、開口部30aの内側へ延出する下面を有した第一上側防音部51が含まれる。【選択図】図2
Description
本発明は、間仕切システムの技術に関する。
従来、間仕切システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の床吹出空調装置(間仕切システム)は、空調機及び間仕切を具備する。間仕切は、オフィスルームに設けられる。間仕切で区画された空間は、上部が開口するように形成される。前記床吹出空調装置では、空調機からの暖気を間仕切で区画された空間へ供給し、当該暖気を上方へと流通させてオフィスルーム内の温度分布の均一化を図ることができる。
しかし、特許文献1に記載の床吹出空調装置では、間仕切内の空間の上部(開口部分)から外部へと音が漏れ易かった。
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、内部空間で発生した音が周囲に漏れるのを効果的に防止することが可能な間仕切システムを提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、水平方向の四方を区画して内部空間を形成すると共に上方に向けて開口する開口部が形成される間仕切り壁と、防音材によって構成されると共に、前記間仕切り壁の前記開口部に設けられる上側防音部と、を具備するものである。
請求項2においては、前記上側防音部には、上方へ向かうにつれて前記開口部の内側へ延出する下面を有した第一上側防音部が含まれるものである。
請求項3においては、前記第一上側防音部は、前記開口部の全周に亘るように設けられるものである。
請求項4においては、前記上側防音部には、前記第一上側防音部の上方に配置されると共に、前記開口部を上方から覆う第二上側防音部が含まれるものである。
請求項5においては、前記第二上側防音部の下面は、上方へ向けて膨らむように形成されるものである。
請求項6においては、前記第二上側防音部は、前記第一上側防音部の全体と平面視で重複するように形成されるものである。
請求項7においては、前記内部空間へ空調空気を吹き出す吹出部と、前記上側防音部よりも上方に設けられ、前記吹出部から吹き出された空調空気を吸い込み可能な吸込部と、をさらに具備し、前記上側防音部は、前記吹出部からの空調空気が上方へと通過可能に形成されるものである。
請求項8においては、吸音材によって構成されると共に前記間仕切り壁の入隅部に設けられる入隅吸音部をさらに具備するものである。
請求項9においては、前記入隅吸音部には、三角柱状に形成される第一入隅吸音部が含まれるものである。
請求項10においては、前記間仕切り壁は、第一壁部、及び椅子部と一体的に移動可能な第二壁部を具備し、前記入隅吸音部には、前記第二壁部に設けられると共に、前記椅子部が前記内部空間内に移動した状態で前記第一壁部及び前記第二壁部の入隅部に配置され、前記内部空間を向いた面が前記第二壁部から前記内部空間へ向けて膨らむ弧状に形成される第二入隅吸音部が含まれるものである。
請求項11においては、前記間仕切り壁に設けられ、前記内部空間に向けて空気を送り出すファンユニットをさらに具備するものである。
請求項12においては、前記ファンユニットは、前記間仕切り壁の下部に設けられるものである。
請求項13においては、吸音材によって構成された給気側吸音部を含み、前記ファンユニットからの空気を案内する案内部材をさらに具備するものである。
請求項14においては、前記給気側吸音部には、前記ファンユニットからの空気を案内する面から突出するように配置される突出部が含まれるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、内部空間で発生した音が周囲に漏れるのを効果的に防止することができる。
請求項2においては、第一上側防音部により、内部空間で発生した音を当該内部空間へ反射させることができる。
請求項3においては、開口部からの音漏れを効果的に防止することができる。
請求項4においては、内部空間からの音が特に漏れ易い開口部からの音漏れを、2種類の防音部(第一上側防音部及び第二上側防音部)で効果的に防止することができる。
請求項5においては、上方へ向けて膨らむ第二上側防音部により、内部空間で発生した音を当該内部空間へ反射させることができる。これにより、内部空間にいる利用者は、当該内部空間で発生した音を聴きとり易くなる。
請求項6においては、開口部からの音漏れを効果的に防止できると共に、効果的な感染症対策を行うことができる。
請求項7においては、内部空間内からの飛沫等の拡散を効果的に防止することができ、効果的な感染症対策を行うことができる。
請求項8においては、内部空間で発生する音の音圧が高くなる入隅部に入隅吸音部を設けることで、内部空間で発生した音を効果的に吸音することができる。
請求項9においては、三角柱状の第一入隅吸音部により、入隅部からの音漏れを効果的に防止することができる。
請求項10においては、入隅部からの音漏れを防止しながらも、内部空間をスムーズに開閉でき、利便性を向上させることができる。
請求項11においては、床下空間から空気を吹き出すことなく内部空間を換気でき、床吹出空調でない通常空調のエリアにおいても設置が可能となる。
請求項12においては、内部空間を効率的に換気できる。
請求項13においては、ファンユニットの動作音を消音できる。
請求項14においては、ファンユニットの動作音を効果的に消音できる。
以下では、本発明の第一実施形態に係る間仕切システム10について説明する。また、以下では、図中の矢印に基づいて、前後方向、左右方向及び上下方向を定義して説明を行う。
まず、図1を用いて、間仕切システム10が設置される室内空間Aについて説明する。室内空間Aは、所定の建物の内部の空間である。本実施形態では、室内空間Aを、オフィスビルの内部のオフィスとして用いられる空間とした例を示している。室内空間Aは、床部1、天井部2(図5参照)及び壁部3を具備する。
床部1は、室内空間Aの床を構成するものである。床部1の下方には床下空間が形成される。天井部2は、室内空間Aの天井を構成するものである。天井部2の上方には、天井空間が形成される。壁部3は、室内空間Aの壁を構成するものである。壁部3は、室内空間Aの内部空間Bの水平方向の四方を区画する。壁部3には、適宜の出入口や窓等の開口部(不図示)が設けられる。
次に、図1から図5までを用いて、間仕切システム10について説明する。間仕切システム10は、水平方向の四方を区画すると共に外部への音漏れを防止するためのものである。間仕切システム10は、空調機20、間仕切り壁30、入隅吸音部40、上側防音部50、吹出部60及び吸込部70を具備する。
図1に示す空調機20は、冷却された空気(冷気)や加熱された空気(暖気)を室内空間Aに供給可能なものである。本実施形態では、空調機20を、適宜の室外機(不図示)に接続されると共に室内空間Aに配置され、中大規模建築の空調を可能とするビル用マルチエアコン室内機とした例を示している。本実施形態の空調機20は、壁部3に埋め込まれるように設置される壁ビルトイン型の空調機により構成される。空調機20は、適宜の送風手段や熱交換手段を内蔵している。空調機20は、天井部2の天井空間から空気を吸引し、空調空気(冷気や暖気)を床部1の床下空間へ送風することができる。
図2、図4及び図5に示す間仕切り壁30は、室内空間Aに設置され、水平方向の四方を区画するものである。間仕切り壁30は、所定の空間の水平方向の全方向(全周)を囲うように形成される。間仕切り壁30は、上方に向けて開口するように上記空間を囲う。こうして間仕切り壁30の上端部には、開口部30aが形成される。本実施形態では、間仕切り壁30を、平面視略正方形状の空間を区画するように形成した例を示している。以下では、間仕切り壁30により区画された空間を、「内部空間B」と称する。本実施形態における間仕切り壁30の前後寸法D30及び左右寸法L30(図4参照)は、1200mmに設定される。
間仕切り壁30は、室内空間A内に複数設置されている(図1参照)。間仕切り壁30は、第一の間仕切り壁31、第二の間仕切り壁32及び第三の間仕切り壁33を具備する。
第一の間仕切り壁31は、内部空間Bの前側(後述する机80に向かった状態での前方側)を区画するものである。第一の間仕切り壁31は、厚さ方向を前後方向に向けた板形状に形成される。第一の間仕切り壁31は、石膏ボード等の比較的剛性の高い(ハードな)材料で構成される。第一の間仕切り壁31としては、一般的なパーティションとして使用される間仕切り壁を採用可能である。
第一の間仕切り壁31の高さ寸法H31は、内部空間B内において着座した利用者からの飛沫やエアロゾルの拡散を抑制する観点から適宜設定される。例えば、第一の間仕切り壁31の高さ寸法H31は、着座した利用者の口の高さ以上の寸法(例えば1200mm以上)に設定可能である。本実施形態では、第一の間仕切り壁31の高さ寸法H31を、着座した利用者の頭の高さ以上、具体的には1500mmに設定した例を示している。また、第一の間仕切り壁31は、下端部が床部1の上面に接地又は近接するように配置される。
第二の間仕切り壁32は、内部空間Bの左右両側を区画するものである。第二の間仕切り壁32は、厚さ方向を左右方向に向けた板形状に形成される。第二の間仕切り壁32は、第一の間仕切り壁31の高さ寸法H31と同じ高さ寸法に形成される。第二の間仕切り壁32は、比較的剛性の高い材料で構成される。第二の間仕切り壁32としては、一般的なパーティションとして使用される間仕切り壁30を採用可能である。第二の間仕切り壁32は、下端部が床部1の上面に接地又は近接するように配置される。図4に示すように、第二の間仕切り壁32は、第一の間仕切り壁31の左右両端側に対応する位置に一対設けられる。本実施形態では、一対の第二の間仕切り壁32の前端部が、第一の間仕切り壁31の後面における左右両端部にそれぞれ当接するように配置した例を示している。こうして間仕切り壁30の左前端部及び右前端部には、第一の間仕切り壁31と第二の間仕切り壁32とにより前側入隅部30bが形成される。
図2、図4及び図5に示す第三の間仕切り壁33は、内部空間Bの後側を区画するものである。第三の間仕切り壁33は、移動壁部33a及び椅子部33bを具備する。
移動壁部33aは、厚さ方向を前後方向に向けた板形状に形成された部材である。移動壁部33aは、第一の間仕切り壁31の高さ寸法H31と同じ高さ寸法に形成される。一方、移動壁部33aの左右寸法は、前側の第一の間仕切り壁31の左右寸法よりも短い寸法に設定される(図4参照)。移動壁部33aは、比較的剛性の高い材料で構成される。移動壁部33aは、下端部が床部1の上面に接地又は近接するように配置される。また、移動壁部33aは、後述する椅子部33bと共に、床部1上の適宜の位置に移動可能に設けられる。
椅子部33bは、内部空間Bの利用者が着座するものである。図5に示すように、椅子部33bは、脚部33c、座面部33d及び背もたれ部33eを具備する。
脚部33cは、床部1に接地すると共に、後述する座面部33dを支持する部分である。脚部33cには、適宜の車輪(不図示)が設けられている。
座面部33dは、利用者が着座する部分である。座面部33dは、平面視において略矩形状に形成される(図4参照)。座面部33dは、脚部33cによって支持される。
背もたれ部33eは、座面部33dの後端部から上方に立ち上がる部分である。背もたれ部33eの後面(背面)には、移動壁部33aの前面が固定される。
第三の間仕切り壁33は、脚部33cの車輪を転動させることで、床部1上を容易に移動することができる。図4に示すように、第三の間仕切り壁33(厳密には後述する後側吸音部42)を、第二の間仕切り壁32に対して当接させた状態では、内部空間Bは閉塞され、水平方向の四方が区画された半個室の空間が形成される。こうして内部空間Bが閉塞されると、間仕切り壁30の左後端部及び右後端部には、第二の間仕切り壁32と第三の間仕切り壁33とにより後側入隅部30cが形成される。また、第三の間仕切り壁33(後側吸音部42)を、第三の間仕切り壁33に対して離間させた状態では、内部空間Bは開放される。この状態では、内部空間Bへの利用者の出入りが可能となる。
図2、図4及び図5に示すように、内部空間B内には机80が配置される。机80には、パーソナルコンピュータや電話等のオフィスで使用される適宜の機器や備品が配置される。本実施形態では、内部空間Bは、適宜の作業(例えば事務作業)を行うための一人用の空間(ブース)として使用される。
また、内部空間Bを閉塞した状態では、椅子部33bは机80に対向した状態となる。机80に対する椅子部33bの位置は、内部空間Bの利用者が、椅子部33bに着席した状態で机80を用いた作業を好適に実行可能な位置に設定される。このようにしたことで、利用者の着席動作に伴い、第二の間仕切り壁32を前方へ移動することにより、内部空間Bが閉塞される。また、椅子部33bに着席した利用者の起立動作に伴い、椅子部33bを引くように第二の間仕切り壁32を後方へ移動することで、内部空間Bが開放される。このような構成によれば、利用者の着席及び起立動作に伴って、内部空間Bの開閉が可能となり、利便性を向上させることができる。また、間仕切り壁30に別途ドア等を設けずとも内部空間Bへの出入りが可能となり、間仕切り壁30の構造の簡素化を図ることができる。
上述の如く構成される間仕切り壁30の第一の間仕切り壁31及び第二の間仕切り壁32は、ゴム等の可撓性を有する柱と、板状部材とを具備し、当該柱及び板状部材を着脱可能に連結することによって組み立てられる。このような構成により、間仕切り壁30が不要なときには第一の間仕切り壁31等を板状部材及び柱に分離して、第一の間仕切り壁31等をコンパクトに収納することが可能となる。
入隅吸音部40は、間仕切り壁30の入隅部(前側入隅部30b及び後側入隅部30c)からの音漏れを防止するためのものである。入隅吸音部40は、前側吸音部41及び後側吸音部42を具備する。
図2、図4及び図5に示す前側吸音部41は、前側入隅部30bからの音漏れを防止するためのものである。前側吸音部41は、防音材によって構成される。具体的には、前側吸音部41は、音を吸音する吸音機能を有する吸音材によって構成される。より具体的には、前側吸音部41は、ロックウールやグラスウール等によって構成される。前側吸音部41は、軸線方向を上下方向に向けた略三角柱状に形成される。前側吸音部41は、左右の前側入隅部30bにそれぞれ設けられる(図4参照)。前側吸音部41は、机80の上面から間仕切り壁30の上端部までに亘るように形成される。本実施形態における前側吸音部41の高さ寸法H41は、800mmに設定される。
図4に示すように、前側吸音部41は、平面視直角三角形状に形成されると共に、直角を成す角が第一の間仕切り壁31と第二の間仕切り壁32との当接部分に位置するように設けられる。こうして前側吸音部41は、前側入隅部30bに沿うように設けられる。本実施形態の前側吸音部41の前後寸法D41及び左右寸法L41は、100mmに設定される。
図2、図4及び図5に示す後側吸音部42は、後側入隅部30cからの音漏れを防止するためのものである。後側吸音部42は、吸音性を有するクッション材によって構成される。後側吸音部42は、軸線方向を上下方向に向けた略円柱状に形成される。本実施形態の後側吸音部42の外径R42は、200mmに設定される。後側吸音部42は、第三の間仕切り壁33(移動壁部33a)の左右両端部にそれぞれ固定される。後側吸音部42は、第三の間仕切り壁33の下端部から上端部までに亘るように形成される。本実施形態の後側吸音部42は、外周面に形成されたスリット42aに移動壁部33aが嵌め合わされることで、第三の間仕切り壁33に対して前後方向及び左右外側方に突出するように設けられる(図4参照)。こうして後側吸音部42の外周面の前側(内部空間Bを向いた面)は、移動壁部33aに対して前方に膨らむように形成される。また、本実施形態における後側吸音部42の第二の間仕切り壁32に対する左右方向への突出寸法L42は、100mmに設定される。
後側吸音部42の外周面は、椅子部33bを前方へ移動させた際に第二の間仕切り壁32と当接する。こうして内部空間Bが閉塞され、後側吸音部42は、後側入隅部30cに配置される。
図2、図3及び図5に示す上側防音部50は、間仕切り壁30の開口部30aに設けられ、当該開口部30aからの音漏れを防止するためのものである。上側防音部50は、第一上側防音部51及び第二上側防音部52を具備する。
第一上側防音部51は、透明な吸音材によって構成される。第一上側防音部51は、第一の間仕切り壁31、第二の間仕切り壁32及び第三の間仕切り壁33の上面にそれぞれ設けられる。以下では、第一の間仕切り壁31上の第一上側防音部51を「第一上側防音部51A」と称する。また第二の間仕切り壁32上の第一上側防音部51を「第一上側防音部51B」と称する。また第三の間仕切り壁33上の第一上側防音部51を「第一上側防音部51C」と称する。第一上側防音部51A~51Cは、向きが異なる点を除いて互いに同一形状に形成される。以下では、第一上側防音部51Aを例に挙げて第一上側防音部51の形状を説明する。
第一上側防音部51Aは、軸線方向を左右方向に向けた略三角柱状に形成される。また第一上側防音部51Aの左端部及び右端部は、後方へ向かうにつれて左右方向内側へ延出するように形成される(図3参照)。また、図5に示すように、第一上側防音部51Aは、側面視直角三角形状に形成される。第一上側防音部51Aの下面は、後下方を向くように配置される。こうして第一上側防音部51Aの下面は、上方に向かうにつれて開口部30aの内側へ向けて延出する側面視で直線状に形成される。より詳細には、第一上側防音部51Aの下面は、上方に向かうにつれて、開口部30aの中心から上方(開口部30aの向く方向)へ延びる直線Lへ向けて延出する側面視で直線状に形成される。また、第一上側防音部51Aの下面の後上端部は、第一の間仕切り壁31の後面(内側面)よりも後方に配置される。こうして第一上側防音部51Aは、上方へ向かうにつれて開口部30aを絞る(開口面積を徐々に小さくする)ように設けられる。本実施形態の第一上側防音部51Aの前後寸法D51及び高さ寸法H51は、200mmに設定される。第一上側防音部51Aは、第一の間仕切り壁31の左端部から右端部までに亘るように形成される。
第二の間仕切り壁32上の第一上側防音部51Bは、軸線方向を前後方向に向けて配置されると共に、第二の間仕切り壁32の前端部から後端部までに亘るように形成される。第三の間仕切り壁33上の第一上側防音部51Cは、軸線方向を左右方向に向けて配置されると共に、第三の間仕切り壁33の左端部から右端部までに亘るように形成される。こうして第一上側防音部51は、開口部30aの全周に亘るように設けられる。
また、図3に示すように、左右の第一上側防音部51Bは、互いに左右方向に間隔をあけて配置される。また、第一上側防音部51Cは、第一上側防音部51Aに対して前後方向に間隔をあけて配置される。このように、第一上側防音部51は、開口部30aを全て塞ぐのではなく、開口部30aを部分的に塞ぐように構成される。
図2、図3及び図5に示す第二上側防音部52は、第一上側防音部51の上方に配置される部材である。第二上側防音部52は、柱部材52a、横部材52b及び閉塞部材52cを具備する。
柱部材52aは、軸線方向を上下方向に向けた四角柱状に形成される。柱部材52aは、第一上側防音部51に載置され、平面視で間仕切り壁30の四隅にそれぞれ設けられる。本実施形態における柱部材52aの高さ寸法H52aは、200mmに設定される。
横部材52bは、軸線方向を前後方向又は左右方向に向けた四角柱状に形成される。横部材52bは、2本の柱部材52aの上端部を接続するように設けられる。
閉塞部材52cは、上方へ向けて膨らむ略ドーム状に形成される。また閉塞部材52cは、平面視略円状に形成される(図3参照)。閉塞部材52cは、吸音材によって構成される。閉塞部材52cは、横部材52bに固定され、開口部30aと平面視で重複する。こうして閉塞部材52cは、開口部30aを上方から覆うように設けられる。本実施形態の閉塞部材52cの外径R52cは、1200mmに設定される。また閉塞部材52cの高さ寸法H52cは、200mmに設定される。閉塞部材52cは、貫通孔52dを具備する。
貫通孔52dは、閉塞部材52cを上下に貫通する孔である。貫通孔52dは、閉塞部材52cの中央部に形成される。貫通孔52dは、平面視略円状に形成される。貫通孔52dは、平面視で第一上側防音部51の内側に配置される。こうして閉塞部材52cは、平面視において、横部材52bから第一上側防音部51よりも水平方向における内側まで延出するように形成される。
図2に示す吹出部60は、内部空間B内に、空調機20から供給される空調空気を吹き出すものである。吹出部60は、内部空間Bに対応して設けられる。すなわち、吹出部60は、各内部空間Bのそれぞれに、個別に空調機20からの空調空気を吹き出し可能に設けられる。吹出部60は、床部1に設けられ、内部空間Bと床部1の床下空間とを連通する。
図5に示す吸込部70は、吹出部60から吹き出された空調空気を吸い込み可能なものである。吸込部70は、天井部2に設けられ、第二上側防音部52よりも高い位置に配置される。吸込部70は、室内空間Aと天井部2の天井空間とを連通する。
上述の如く構成される間仕切システム10は、内部空間Bを閉塞した状態では、間仕切り壁30により視線や物音を遮ることができる。これにより、内部空間Bの利用者が作業に集中できる環境を構築することができる。また、間仕切り壁30の開口部30aにより、通気性を確保することができる。
ここで、内部空間Bの利用者は、パーソナルコンピュータを用いたWEB会議や電話を用いた通話等、音の出る作業を内部空間Bで行うことがある。当該作業を行う際に、内部空間Bを閉塞すれば、内部空間Bで発生した音(利用者の声等)を内部空間Bの外部に漏れ難くすることができる。本実施形態の間仕切システム10は、これに加えて入隅吸音部40及び上側防音部50を設けることで、内部空間Bで発生した音が外部へ漏れるのを効果的に防止している。
具体的には、内部空間Bで発生した音は、内部空間Bを閉塞した状態では外部へ漏れ難いものの、入隅部や開口部30aといった特定の箇所では他の箇所に比べて内部空間Bの外部へ漏れ易い。図4に示すように本実施形態では、前側入隅部30b及び後側入隅部30cのそれぞれに前側吸音部41及び後側吸音部42を設けている。これにより、前側入隅部30b等で音を吸収することができ、入隅部からの音漏れを防止することができる。
特に、本実施形態では、略三角柱状の前側吸音部41を前側入隅部30bに沿うように設けることで、前側入隅部30bを吸音材で埋めて内部空間Bでの発生音を効果的に吸音することができる。
また、本実施形態では、椅子部33bと一体的に移動する後側吸音部42を移動壁部33aに対して前方へ突出するように設けている。これにより、椅子部33bを前方へ移動させて内部空間Bを閉塞する際に第二の間仕切り壁32の後端部と後側吸音部42とが接触した場合に、後側吸音部42の外周面の形状に沿って椅子部33bを横にスライドさせることができる。こうして後側吸音部42の外周面で椅子部33bを案内することで、椅子部33bは第二の間仕切り壁32に引っ掛かり難くなる。このように、後側吸音部42の外周面は、第三の間仕切り壁33を所定の位置(図3に示すような後側吸音部42と第二の間仕切り壁32とが当接する位置)へと案内可能な案内面となる。
また、内部空間Bで発生した音が上方へ向かう場合、当該音は、開口部30aを通過して内部空間Bの外に出る。当該音の一部は、第一上側防音部51の下面に到達する。これにより、第一上側防音部51で音を吸収することができ、開口部30aからの音漏れを防止することができる。また、第一上側防音部51の下面に到達した音は、全て第一上側防音部51で吸収されるのではなく、一部の音が第一上側防音部51の下面で反射される。
本実施形態では、第一上側防音部51の下面が傾斜面となっている。これにより、第一上側防音部51の下面に到達した音の一部を、内部空間Bへ向けて反射させることができる。これによって、内部空間Bにいる利用者は、当該内部空間Bで発生した音(例えば、WEB会議における利用者自身の声)を聴きとり易くなる。これに伴い、内部空間Bで発生させる音を小さくすることができる。このように、第一上側防音部51は、音の吸収及び反射により、開口部30aからの音漏れを効果的に防止することができる。
また、内部空間Bで発生した音は、第一上側防音部51を通過してさらに上方へ向かう場合がある。本実施形態では、当該第一上側防音部51の上方に第二上側防音部52を設けている。これにより、第一上側防音部51を通過した音を第二上側防音部52の閉塞部材52cで吸収することができる。こうして本実施形態では、2種類の防音部(第一上側防音部51及び第二上側防音部52)により、内部空間Bの中で音漏れが特に起こり易い開口部30aでの防音を効果的に行うことができ、ひいては開口部30aからの音漏れを効果的に防止することができる。
また、第二上側防音部52の閉塞部材52cに到達した音は、全て第二上側防音部52で吸収されるのではなく、一部の音が閉塞部材52cの内側面で反射される。本実施形態では、閉塞部材52cを略ドーム状に形成し、閉塞部材52cの内側面(下面)を上方へ向けて膨らむように形成している。これによって閉塞部材52cから内部空間Bへ向けて音を反射させることができ、内部空間Bにいる利用者は、内部空間Bで発生した音を聴きとり易くなる。このように、本実施形態では、音の吸収及び反射により閉塞部材52cの防音機能を高めることができる。
次に、図6を参照し、音漏れをシミュレーションした結果について説明する。
本シミュレーションでは、左右に隣接するように間仕切り壁30を設け、右側の内部空間B(騒音発生点P1)で70dbの音が発生した場合における、左側の内部空間B(隣席受音点P2)での音圧レベル(db)を計算した。また本シミュレーションでは、比較例1~3を作成し、本実施形態の構成と比較してどの程度音圧レベルの違いがあるのかを評価した。以下、具体的に説明する。
図6(b)に示す「比較例1」は、前側吸音部41、第一上側防音部51及び第二上側防音部52を設けなかった場合のシミュレーションの結果を示すものである。「比較例1」では、隣席受音点P2での音圧レベルが47.1dbであった。
図6(b)に示す「比較例2」は、「比較例1」の構成に前側吸音部41を追加したシミュレーションの結果を示すものである。「比較例2」では、隣席受音点P2での音圧レベルが42dbであった。このように、前側吸音部41を設けることで、内部空間Bからの音漏れを抑制できることがわかる。
図6(b)に示す「比較例3」は、「比較例2」の構成に第一上側防音部51を追加したシミュレーションの結果を示すものである。「比較例3」では、隣席受音点P2での音圧レベルが40.3dbであった。「比較例2」と「比較例3」とを対比すると、第一上側防音部51を設けることで、内部空間Bからの音漏れを抑制できることがわかる。
図6(b)に示す「本実施形態」は、前側吸音部41、第一上側防音部51及び第二上側防音部52を全て設けた場合のシミュレーションの結果を示すものである。「本実施形態」と「比較例3」とを対比すると、第二上側防音部52を設けることで、隣席受音点P2での音圧レベルが40.3dbから35dbまで下がった(音漏れを抑制できた)ことがわかる。
また、本シミュレーションにより、図6(b)に示す「本実施形態」では、普通の会話の目安とされる60dbよりも大きな70dbの音を、隣席受音点P2でささやき声程度(35db)まで下げられることがわかった。よって本実施形態の間仕切システム10は、内部空間Bで利用者が声を出す作業(WEB会議や電話等)を行っても、当該利用者の声が外部にいる者に聞こえ難くなり、ひいては周囲に迷惑がかかるのを抑制することができる。
次に、間仕切システム10による空調の様子について説明する。
図1に示す空調機20は、空調空気を送り出す。当該空調空気は、図2に示す吹出部60を介して内部空間Bに供給される。このように、吹出部60を介して、内部空間Bに局所的な空調を行うことで、室内空間Aにおいてタスクアンビエント空調を実現することができる。
また、内部空間B内の空気は、開口部30a、第一上側防音部51及び第二上側防音部52(貫通孔52d)を上方へ通過し、図5に示す吸込部70を介して天井空間に導かれ、空調機20に吸い込まれる。当該空気は、空調機20のフィルタ(不図示)により清浄化される。空調機20は、このように清浄化され空調された空気、若しくは、一部新鮮な外気を空調して混合し、或いは、全てを空調された新鮮外気としたものを、吹出部60を介して内部空間Bに供給する。こうして空調機20は、内部空間B内の空気を循環させる。
上述したように、間仕切り壁30によって区画された内部空間B内に空調空気を吹き出し、天井部2に設けられた吸込部70により吸い込むことで、内部空間B内から吸込部70側へ向かって上昇する気流(上昇気流)が発生する。この際、内部空間Bを区画する間仕切り壁30が、上昇気流を安定させる流路となる。このような上昇気流によって内部空間B内の空気を空調機20に返すことで、内部空間B内から飛沫等が水平方向に拡散することを効果的に防止することができ、マスク等をせずとも、効果的な感染症対策を行うことができる。
また、本実施形態では、柱部材52a及び横部材52bにより、閉塞部材52cを第一上側防音部51に対して上方へ間隔をあけて配置している。このような構成とすることで、上昇気流を柱部材52aの間からも逃がすことができる。これにより、内部空間Bの通気性を高めることができる。
以上の如く、本実施形態に係る間仕切システム10は、水平方向の四方を区画して内部空間Bを形成すると共に上方に向けて開口する開口部30aが形成される間仕切り壁30と、防音材(本実施形態では吸音材)によって構成されると共に、前記間仕切り壁30の前記開口部30aに設けられる上側防音部50と、を具備するものである。
このように、内部空間Bから音が漏れ易い開口部30aに上側防音部50を設けることで、内部空間Bで発生した音が周囲に漏れるのを効果的に防止することができる。これにより、内部空間BでWEB会議等を行っても、周囲へ迷惑がかかり難くなる。
また、前記上側防音部50には、上方へ向かうにつれて前記開口部30aの内側へ延出する下面を有した第一上側防音部51が含まれるものである。
このように構成することにより、内部空間Bで発生した音を、第一上側防音部51の下面によって当該内部空間Bへ反射させることができる。これにより、内部空間Bにいる利用者は、内部空間Bで発生した音を聴きとり易くなる。
また、前記第一上側防音部51は、前記開口部30aの全周に亘るように設けられるものである。
このように構成することにより、開口部30aの全周に防音機能を付与し、開口部30aからの音漏れを効果的に防止することができる。
また、前記上側防音部50には、前記第一上側防音部51の上方に配置されると共に、前記開口部30aを上方から覆う第二上側防音部52が含まれるものである。
このように構成することにより、内部空間Bからの音が特に漏れ易い開口部30aからの音漏れを、2種類の防音部(第一上側防音部51及び第二上側防音部52)で効果的に防止することができる。
また、前記第二上側防音部52の下面は、上方へ向けて膨らむように形成されるものである。
このように構成することにより、内部空間Bで発生した音を、第二上側防音部52の下面によって当該内部空間Bへ反射させることができる。これにより、内部空間Bにいる利用者は、当該内部空間Bで発生した音を聴きとり易くなる。
また、前記内部空間Bへ空調空気を吹き出す吹出部60と、前記上側防音部50よりも上方に設けられ、前記吹出部60から吹き出された空調空気を吸い込む吸込部70と、をさらに具備し、前記上側防音部50は、前記吹出部60からの空調空気が上方へと通過可能に形成されるものである。
このように構成することにより、感染症対策を行うことができる。
また、吸音材によって構成されると共に前記間仕切り壁30の入隅部(本実施形態では前側入隅部30b及び後側入隅部30c)に設けられる入隅吸音部40をさらに具備するものである。
このように、内部空間Bで発生する音の音圧が高くなる入隅部に入隅吸音部40を設けることで、内部空間Bで発生した音を効果的に吸音することができる。
また、前記入隅吸音部40には、三角柱状に形成される第一入隅吸音部(前側吸音部41)が含まれるものである。
このように構成することにより、入隅部からの音漏れを効果的に防止することができる。
また、前記間仕切り壁30は、第一壁部(第一の間仕切り壁31及び第二の間仕切り壁32)、及び椅子部33bと一体的に移動可能な第二壁部(第三の間仕切り壁33)を具備し、前記入隅吸音部40には、前記第二壁部に設けられると共に、前記椅子部33bが前記内部空間B内に移動した状態で前記第一壁部及び前記第二壁部の入隅部(後側入隅部30c)に配置され、前記内部空間Bを向いた面が前記第二壁部から前記内部空間Bへ向けて膨らむ弧状に形成される第二入隅吸音部(後側吸音部42)が含まれるものである。
このように構成することにより、利用者が着席動作及び起立動作に伴って内部空間Bを開閉することができる。また、内部空間Bを閉塞する際に、第一壁部と第二壁部との間に第二入隅吸音部が引っかかり難くなる。これにより、入隅部からの音漏れを防止しながらも、内部空間Bをスムーズに開閉でき、利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態に係る前側吸音部41は、本発明に係る第一入隅吸音部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一の間仕切り壁31及び第二の間仕切り壁32は、本発明に係る第一壁部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第三の間仕切り壁33は、本発明に係る第二壁部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る後側吸音部42は、本発明に係る第二入隅吸音部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一の間仕切り壁31及び第二の間仕切り壁32は、本発明に係る第一壁部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第三の間仕切り壁33は、本発明に係る第二壁部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る後側吸音部42は、本発明に係る第二入隅吸音部の実施の一形態である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、移動可能に設けられた移動壁部33aを、内部空間Bの後側の全体を区画するものとしたが、このような構成に限られない。例えば、移動壁部33aを、内部空間Bの後側の全体を区画する間仕切り壁30(第三の間仕切り壁33)の一部を構成するものとしてもよい。また、移動壁部33aとしては、厚さ方向を前後方向に向けた板形状(平面視において直線状の板形状)に限られず、内部空間Bの後側の少なくとも一部を区画可能な種々の形状を採用可能である。
また、本実施形態では、間仕切り壁30のうち、第三の間仕切り壁33を、移動壁部33a及び椅子部33bを具備すると共に、移動可能な構成としたが、このような構成に限られない。例えば、第三の間仕切り壁33に代えて、第二の間仕切り壁32と概ね同様な、パーティションとして使用される間仕切り壁30を設置してもよい。この場合は、内部空間Bには、既存の椅子を配置する。また、この場合には、間仕切り壁30の適宜の位置に、出入口として使用されるドアを設けた構成を採用可能である。またこの場合には、後側入隅部30cに略三角柱状の後側吸音部42を配置してもよい。なお、上記ドアを設けず、上記パーティションとして使用される間仕切り壁30を人の手により移動させて内部空間Bに出入りするようにしてもよい。
また、間仕切システム10は、オフィスに設けられるものとしたが、間仕切システム10が設けられる場所は特に限定されるものではない。間仕切システム10は、例えば飲食店や病院等に設けられてもよい。
また、間仕切システム10は、吹出部60により内部空間Bに空調空気が供給されるものとしたが、内部空間Bの通気性を確保できるのであれば、必ずしも吹出部60が設けられる必要はない。例えば、図7に示すように、移動壁部33aの下部に隙間33fを設けて通気性を確保してもよい。
また、間仕切り壁30は、平面視四角形状に形成されるものとしたが、水平方向の四方を区画するものであれば、平面視における間仕切り壁30の形状は任意に変更可能である。例えば間仕切り壁30は、平面視略三角形状や平面視略円状に形成されるものでもよい。
また、開口部30aは、上方に向けて開口するものであれば、形状や向きはこれに限定されるものではない。なお、上記「上方」には、鉛直上方だけではなく、鉛直上方に対して傾斜する方向も含まれる。よって開口部30aは、例えば斜め上向きに開口されるものであってもよい。また、開口部30aの内側及び外側は、開口部30aが開口する方向(開口部30aの軸線方向)を基準として規定される。
また、前側吸音部41は、略三角柱状に形成されるものとしたが、前側吸音部41の形状は特に限定されるものではなく、任意に変更可能である。また前側吸音部41は、第一の間仕切り壁31及び第二の間仕切り壁32の角に設けられるものとしたが(図4参照)、前側吸音部41の配置は、これに限定されるものではない。前側吸音部41は、例えば、第一の間仕切り壁31の左右両端部に形成された凹部に埋め込まれるように配置されてもよい。
また、後側吸音部42は、略円柱状に形成されるものとしたが、後側吸音部42の形状は特に限定されるものではなく、任意に変更可能である。なお、後側吸音部42は、本実施形態のように第三の間仕切り壁33を所定の位置へと案内可能な案内面を有していることが望ましい。当該案内面は、例えば前側(内部空間B側)を向いた面が前方に膨らむ弧状に形成される。このような構成により、第二の間仕切り壁32の後端部と後側吸音部42とが接触した場合に、後側吸音部42の外周面(案内面)に沿って椅子部33bを横にスライドさせることができ、椅子部33bは第二の間仕切り壁32に引っ掛かり難くなる。
また、第一上側防音部51は、略三角柱状に形成されるものとしたが、第一上側防音部51の形状は特に限定されるものではなく、任意に変更可能である。また、第一上側防音部51は、間仕切り壁30の上面に設けられるものとしたが、第一上側防音部51は、開口部30aに設けられるものであれば、配置を任意に変更可能である。例えば、第一上側防音部51は、間仕切り壁30(開口部30a)の内側面に設けることも可能である。
また、第一上側防音部51は、開口部30aの全周に亘るように設けられるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば開口部30aの一部に設けられるものであってもよい。
また、第二上側防音部52の閉塞部材52cは、略ドーム状に形成されるものとしたが、閉塞部材52cの形状は特に限定されるものではなく、任意に変更可能である。例えば閉塞部材52cは、略平板状に形成されるものであってもよい。
また、閉塞部材52cは、第一上側防音部51の上方に間隔をあけて配置されるものとしたが、第一上側防音部51との上下方向における位置関係これに限定されるものではなく、第一上側防音部51の上方に隙間なく配置されるものであってもよい。
また、間仕切システム10は、開口部30aに少なくとも1つの防音材が設けられるものであればよい。すなわち間仕切システム10は、前側吸音部41、後側吸音部42、第一上側防音部51及び第二上側防音部52のうち、少なくとも第一上側防音部51又は第二上側防音部52のいずれかを具備するものであればよい。
また、本実施形態では、上側防音部50を構成する防音材の一例として吸音材を例示したが、本発明の防音材はこれに限るものではなく、防音機能を有する材料(防音材)の中から任意の材料を選択可能である。防音機能を有する材料には、本実施形態のような吸音材だけではなく、音を遮断する遮音機能を有する遮音材等も含まれる。また、第一上側防音部51等は、必ずしも互いに同一種類の材料(吸音材又は遮音材等)によって構成される必要はなく、互いに異なる種類の材料によって構成されるものであってもよい。
次に、図8から図11までを用いて、第二実施形態に係る間仕切システム110について説明する。
なお、以下では、第一実施形態に係る間仕切システム10と同様に構成される部材については、第一実施形態と同一の符号を付し、その説明を省略する。
第二実施形態に係る間仕切システム110は、空調機20、間仕切り壁130、入隅吸音部40、上側防音部150、吹出部60及び吸込部70を具備する。
図8及び図10に示す間仕切り壁130は、第一の間仕切り壁31、第二の間仕切り壁132及び第三の間仕切り壁133を具備する。第二の間仕切り壁132は、第一実施形態の第二の間仕切り壁32よりも前後寸法が短くなるように形成される。本実施形態の第二の間仕切り壁132は、机80の前後寸法と同程度となるように形成される。こうして第二の間仕切り壁132は、内部空間Bの左右両側のうち、前端部から前後中途部まで(机80の周辺)を区画するように構成される。
第三の間仕切り壁133は、移動壁部133a及び椅子部33bを具備する。移動壁部133aは、開口部を前方に向けた平面視略コの字状に形成される。移動壁部133aの左前端部及び右前端部は、左右の第二の間仕切り壁132の後端部と当接可能に形成される。また移動壁部133aは、磁石等により第二の間仕切り壁132と当接した状態を保持することができる。このように、移動壁部133aは、椅子部33bの周辺を区画するように構成される。移動壁部133aは、弾性及び吸音機能を有する材料によって構成される。本実施形態の移動壁部133aは、ウレタンゴムによって構成される。
図8、図9及び図11に示す上側防音部150は、第一上側防音部151及び第二上側防音部152を具備する。
第一上側防音部151は、透明な吸音材によって構成される。第一上側防音部151は、略三角柱状に形成され、第一の間仕切り壁31、第二の間仕切り壁132及び第三の間仕切り壁133の上面にそれぞれ設けられる。こうして第一上側防音部151は、机80側と椅子部33b側とで前後に分割される。また分割された前後の第一上側防音部151は、第二の間仕切り壁132と第三の間仕切り壁133とが当接した際に、互いに突き合わされる(図9及び図11参照)。
図8、図9及び図11に示す第二上側防音部152は、柱部材152a及び閉塞部材152cを具備する。
柱部材152aは、軸線方向を上下方向に向けた四角柱状に形成される。柱部材152aは、第二の間仕切り壁132及び第三の間仕切り壁133の位置関係に関わらず(図8に示す離間した状態と図9に示す当接した状態とに関わらず)閉塞部材152cを支持できるように、前後方向及び左右方向に間隔をあけて複数設けられる。
閉塞部材152cは、吸音材によって構成される。閉塞部材152cは、軸線方向を上下方向に向けると共に、上方へ向かうにつれて縮小する略四角錐台状に形成される。閉塞部材152cの下端部の前後寸法及び左右寸法は、間仕切り壁30の前後寸法D30及び左右寸法L30(図4参照)と略同一の寸法に設定される。閉塞部材152cの四隅は、柱部材152aに載置される。こうして第二上側防音部152は、第一上側防音部151に対して水平方向における位置を合わせた状態で、当該第一上側防音部151に対して上方に間隔をあけて配置される。
閉塞部材152cの内側面(下面)は、上方に向かうにつれて閉塞部材152cの中心へ延出する側面視で直線状に形成される。すなわち閉塞部材152cの内側面は、水平方向に対して傾斜する傾斜面となる。本実施形態の閉塞部材152cの内側面の傾斜角度A152は、第一上側防音部151の下面の傾斜角度A151と略同一となるように形成される。また、閉塞部材152cの内側面の幅(傾斜方向に沿った長さ)は、第一上側防音部151の下面よりも長くなるように形成される。こうして閉塞部材152cは、平面視において、第一上側防音部151よりも内側まで延出するように形成される(図9参照)。また閉塞部材152cは、第一上側防音部151の全体と平面視で重複するように配置される(図9参照)。閉塞部材152cは、貫通孔152dを具備する。
貫通孔152dは、閉塞部材152cを上下に貫通する孔である。貫通孔152dは、閉塞部材152cの中央部に形成される。貫通孔152dは、平面視略正方形状に形成される。
第二実施形態では、閉塞部材152cを傾斜面としている。このような構成とすることでも、第一実施形態の閉塞部材52cと同様に、内部空間Bから閉塞部材152cの内側面に到達した音の一部を、内部空間Bへ向けて反射させることができる。これによって、内部空間Bにいる利用者は、当該内部空間Bで発生した音を聴きとり易くなる。
また、第二実施形態では、閉塞部材152cの内側面により、内部空間Bから上方へ流れる飛沫核気流を閉塞部材152cの貫通孔152dに向けて案内することができる。当該飛沫核気流は、コアンダ効果によって天井部2(天井面)付近を浮遊し、当該天井部2に設けられた吸込部70(図5参照)へ到達する。このように、閉塞部材152cは、飛沫核気流が内部空間Bの周囲へ下降するのを防止できるため、効果的な感染症対策を行うことができる。
また、図9に示すように、第二実施形態の閉塞部材152cは、第一上側防音部151の全体と平面視で重複している。このような構成により、閉塞部材152cは、第一上側防音部151と平面視で重複する領域を大きくする(最大にする)ことができる。これによって、内部空間Bの中で音漏れが特に起こり易い開口部30aでの防音をより効果的に行うことができ、ひいては開口部30aからの音漏れを効果的に防止することができる。また、閉塞部材152cは、第一上側防音部151と平面視で重複する領域を大きくすることで、飛沫核気流を貫通孔152dへ案内し易くなり(水平方向へ飛沫核気流が逃げ難くなり)、効果的な感染症対策を行うことができる。
また、図8及び図10に示すように、第二実施形態では、第二の間仕切り壁132の前後寸法を第一実施形態よりも短くし、机80の周辺だけを比較的剛性の高い第二の間仕切り壁132で区画している。これにより、第二の間仕切り壁132が机80から後方へとはみ出し難くなり、当該第二の間仕切り壁132に外力が加わり難くなる。例えば第二の間仕切り壁132に利用者がぶつかり難くなる。また、仮に第二の間仕切り壁132に外力が加わったとしても、当該外力を机80で受けることができる。これによって第二の間仕切り壁132が破損するのを防止することができる。
また、移動壁部133aがウレタンゴム(フレキシブルな材質)で構成されるため、椅子部33bの移動時に移動壁部133aは他の部材に引っ掛かり難くなり、ひいては椅子部33bを動かし易くすることができる。また、内部空間Bで発生した音を移動壁部133a(ウレタンゴム)で吸収できるため、後側入隅部30cに別途吸音材を設けることなく、後側入隅部30cからの音漏れを防止することができる。
次に、図12を参照し、第二実施形態に係る間仕切システム110での音漏れをシミュレーションした結果について説明する。
図12(a)に示すように、本シミュレーションでは、前後方向及び左右方向に隣接するように合計4つの間仕切り壁130を設けた。また、本シミュレーションでは、上述した第二実施形態の入隅吸音部40を全ての間仕切り壁130に設けると共に、上側防音部150を全ての開口部30aに設け、右前側の内部空間B(騒音発生点P11)で70dbの音が発生した場合における、他の内部空間Bでの音圧レベル(db)を計算した。
図12に示すように、本シミュレーションでは、右前側の内部空間B(騒音発生点P11)に対して左方に隣接する左前側の内部空間B(隣席受音点P12)での音圧レベルが33.4dbであった。また、右前側の内部空間Bに対して後方に隣接する左前側の内部空間B(隣席受音点P13)での音圧レベルが26.2dbであった。
このシミュレーションから明らかなように、第二実施形態に係る間仕切システム110は、前後方向及び左右方向に隣接する内部空間Bのいずれに対しても、音漏れを効果的に防止できることがわかる。
以上の如く、本実施形態に係る第二上側防音部152は、前記第一上側防音部151の全体と平面視で重複するように形成されるものである。
このように構成することにより、開口部30aからの音漏れを効果的に防止できると共に、効果的な感染症対策を行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、第二上側防音部152の内側面の傾斜角度A152は第一上側防音部151の下面の傾斜角度A151と略同一であるものとしたが、これに限定されるものではない。すなわち第二上側防音部152の傾斜角度A152は、第一上側防音部151の傾斜角度A151よりも小さいものであってもよいし、傾斜角度A151よりも大きいものであってもよい。また、第二上側防音部152は、いずれの場合であっても、貫通孔152dが第一上側防音部151よりも内側に位置するように形成されることが望ましい。したがって第二上側防音部152の傾斜角度A152が第一上側防音部151の傾斜角度A151よりも大きい場合には、内側面の幅(傾斜方向に沿った長さ)を第一上側防音部151の下面よりも長くすることが望ましい。
また、移動壁部133aは、ウレタンゴムによって構成されるものとしたが、移動壁部133aを構成する材料は特に限定されるものではない。なお、移動壁部133aは、弾性及び吸音機能を有する材料で構成されることが望ましい。これにより、移動壁部133aは、椅子部33bの移動をスムーズなものにできると共に、別途吸音材を配置することなく入隅部で効果的な吸音をすることができる。
また、第二実施形態では、第一上側防音部151及び第二上側防音部152のうち、第一上側防音部151のみが前後に分割されるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば図13に示すように、第一上側防音部151及び第二上側防音部152のそれぞれが机80側及び椅子部33b側で前後に分割されてもよい。このような構成とすることで、第二上側防音部152が第一上側防音部151に載ったままの状態で椅子部33bを移動させることができる。また、第二上側防音部152を前後に分割することで、第二上側防音部152が通路側(前後方向における移動壁部133aと第二の間仕切り壁132との間)に出っ張るのを防止することができる。このような構成により、第二上側防音部152の出っ張り部分に利用者が接触する等の、当該第二上側防音部152の破損リスクを無くすことができる。
また、第二実施形態では、入隅吸音部40の上方に上側防音部150が配置されるものとしたが(図11参照)、入隅吸音部40及び上側防音部150の配置は、これに限定されるものではなく、任意に変更可能である。図14は、入隅吸音部40及び上側防音部150の配置等を変更した変形例に係る間仕切システム210を示す図である。以下、変形例に係る間仕切システム210の構成について説明する。
間仕切システム210は、間仕切り壁230、入隅吸音部240及び上側防音部250等を具備する。
間仕切り壁230は、板形状に形成される壁部231~234を具備する。変形例に係る間仕切り壁230の高さは、第二実施形態に係る間仕切り壁130(図11参照)よりも高くなるように形成される。また間仕切り壁230には、利用者が出入りするための出入口(ドア等)が適宜設けられる。変形例に係る間仕切システム210では、当該間仕切り壁230(壁部231~234)により、前後方向及び左右方向が区画された内部空間B(半個室の空間)が形成される。内部空間Bの前側には、机80が配置される。
入隅吸音部240は、略三角柱状に形成され、間仕切り壁230の四隅(入隅部)にそれぞれ設けられる。前側の入隅吸音部240は、机80の上面から間仕切り壁230の上端部まで延出するように形成される。後側の入隅吸音部240は、建物の床部1から間仕切り壁230の上端部まで延出するように形成される。
上側防音部250は、第一上側防音部251及び第二上側防音部252を具備する。
第一上側防音部251は、第二実施形態に係る閉塞部材152c(図8参照)と概ね同一形状に形成される。具体的には第一上側防音部251は、軸線方向を上下方向に向けると共に、上方へ向かうにつれて縮小する略四角錐台状に形成される。また第一上側防音部251の内側面(下面)は、水平方向に対して傾斜する傾斜面となる(図11に示す閉塞部材152c参照)。第一上側防音部251の下端部は、間仕切り壁230の内側面や入隅吸音部240に適宜固定される。
第二上側防音部252は、第一上側防音部251よりも一回り小さい略四角錐台状に形成される。第二上側防音部252は、第一上側防音部251の上方に積み重なるように配置される。
上述の如く、変形例に係る間仕切システム210では、第一上側防音部251の下端部を間仕切り壁230の内側面や入隅吸音部240に固定している。これにより、変形例に係る間仕切システム210は、間仕切り壁230及び入隅吸音部240に対して第一上側防音部251を隙間なく配置することができ、音漏れを効果的に防止することができる。また間仕切システム210は、内部空間B内から上方へ向かう音を第一上側防音部251の内側面で反射し易くすることもできる。
以下では、図15から図20までを用いて、第三実施形態に係る間仕切システム310について説明する。
なお、以下では、第一実施形態と同様に構成される部材については、第一実施形態と同一の符号を付し、その説明を省略する。
図15及び図16に示すように、間仕切システム310は、空調機320、間仕切り壁330、入隅吸音部340、防音チャンバー350、ファンユニット360及び消音ボックス370を具備する。
図16に示す空調機320は、床下空間を介することなく、空調空気を室内空間Aに直接送風できるように構成される。空調機320は、例えば天井部2等に設置される。空調機320は、天井部2から室内空間Aの空気を吸引し、空調空気を天井部2から送風することができる。なお空調機320の配置位置は、天井部2に限定されるものではなく、任意に変更可能である。
図15及び図16に示す間仕切り壁330は、前壁部331、左壁部332、右壁部333、後壁部334及び天井部335を具備する。
前壁部331、左壁部332、右壁部333及び後壁部334は、水平方向の四方を区画するものである。前壁部331、左壁部332、右壁部333及び後壁部334は、略板状の部材によって構成される。図16(b)に示すように、右壁部333の下端部近傍には、板面を貫通する貫通孔333aが形成される。図16(a)に示すように、後壁部334には利用者が内部空間Bに出入りするためのドア334aが設けられる。なお、内部空間Bに出入りするための構成は特に限定されるものではなく、任意に変更可能である。例えば間仕切り壁330は、第一実施形態及び第二実施形態にあるような移動式の壁部(図2及び図8に示す第三の間仕切り壁33・133参照)により、出入り可能に構成されてもよい。
図15及び図16に示す天井部335は、内部空間Bの上部を塞ぐためのものである。天井部335は、板面を上下に向けた略板状の部材によって構成される。天井部335の中央部には、板面を上下に貫通する開口部335aが形成される。
入隅吸音部340は、軸線方向を上下方向に向けた略三角柱状に形成され、間仕切り壁330の四隅(入隅部)にそれぞれ設けられる。前側の入隅吸音部340は、机80の上面から天井部335の下面までに亘るように形成される。後側の入隅吸音部340は、建物の床部1から天井部335の下面までに亘るように形成される。
防音チャンバー350は、開口部335aからの音漏れを抑制するためのものである。防音チャンバー350は、中空の略箱状に形成され、天井部335の上面に載置される。防音チャンバー350は、開口部335aと連通され、当該開口部335aから流入した空気を内部空間Bの外側(室内空間A)に排出できるように構成される。例えば防音チャンバー350は、スリットが設けられることによって空気の排出と音漏れの抑制を両立できるように構成される。なお防音チャンバー350の構成は特に限定されない。防音チャンバー350は、例えば当該防音チャンバー350の内側面に防音材が貼り付けられることによって構成されてもよい。
ファンユニット360は、内部空間Bの換気を行うためのものである。ファンユニット360は、右壁部333の外側面における下端部近傍に設けられ、貫通孔333aの右方に配置される。ファンユニット360は、室内空間Aの空気を吸引し、貫通孔333a(内部空間B)に向けて送り出すように構成される。ファンユニット360は、フィルタ361を具備する。
フィルタ361は、空気中のゴミや塵埃等を取り除くためのものである。フィルタ361はファンユニット360の内部に設けられる。本実施形態のフィルタ361はHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)によって構成される。
消音ボックス370は、ファンユニット360からの空気を案内すると共に、ファンユニット360の騒音を消音するためのものである。消音ボックス370は、右壁部333を挟んでファンユニット360と対向するように配置される。図17から図19に示すように、消音ボックス370は、ベース371、下側板部372、上側板部373、載置部374、第一上側吸音部375、第二上側吸音部376、仕切り部377、右側吸音部378及び左側吸音部379を具備する。なお、図15、図16、図20から図22では消音ボックス370を簡略化して記載している。
ベース371は、消音ボックス370の土台となる部分である。ベース371は、厚さ方向を上下方向に向けた板形状に形成される。ベース371は床部1に載置される(図16(b)参照)。
下側板部372は、消音ボックス370の下部に設けられる板状の部分である。下側板部372は、厚さ方向を前後方向に向けて配置される。下側板部372は、長手方向を左右方向に向けた背面視略矩形状に形成される(図19(a)参照)。図19(b)に示すように、下側板部372は、前後方向に間隔をあけて複数(本実施形態では6つ)設けられる。最も前側及び後側の下側板部372は、ベース371の右端部から左右中途部までに亘るように設けられる。また、その他の下側板部372はベース371の右端部から左端部までに亘るように設けられる。
図17から図19に示す上側板部373は、下側板部372の上部に設けられる板状の部分である。上側板部373は、厚さ方向を前後方向に向けて配置される。上側板部373は、右下部の頂点が直角であると共に左下がりに傾斜する背面視略直角三角形状に形成される(図19(a)参照)。上側板部373は、複数の下側板部372にそれぞれ載置される。こうして消音ボックス370内は、上下の板部372・373により前後に区画される。上側板部373は、ファンユニット360と同程度の高さ位置に位置する(図16(b)参照)。
図18及び図19に示す載置部374は、ベース371の前端部に載置される部分である。載置部374は、右下部の頂点が直角であると共に左下がりに傾斜する背面視略直角三角形状に形成される。載置部374は、下側板部372の間に配置される。
図17に示す第一上側吸音部375は、略ブロック状の吸音材によって構成される。第一上側吸音部375は、上側板部373の上端部から左下端部までに亘るように設けられる。なお図19では第一上側吸音部375の記載を省略している。
図17から図19に示す第二上側吸音部376は、厚さ方向を上下に向けた板状の吸音材によって構成される。第二上側吸音部376は、下側板部372に載置され、下側板部372の前後中途部から後端部までに亘るように設けられる。
仕切り部377は、第二上側吸音部376とベース371との間の空間を上下に区画する部分である。仕切り部377は、厚さ方向を上下に向けた板状に形成される。
右側吸音部378及び左側吸音部379は、軸線方向を上下方向に向けた略三角柱状の吸音材によって構成される。右側吸音部378及び左側吸音部379は、ベース371の左右中途部に配置される。
右側吸音部378は、下側板部372の後面に取り付けられる。こうして右側吸音部378は、下側板部372の後面から突出するように配置される。
左側吸音部379は、一部(最も後側)を除いて、下側板部372の前面に取り付けられる。こうして左側吸音部379は、下側板部372の前面から突出するように配置される。また左側吸音部379は、右側吸音部378の左方に間隔をあけて配置される。当該左側吸音部379は、ベース371から第二上側吸音部376までに亘るように設けられる。
以下では、上述の如く構成される間仕切システム310による内部空間Bの空調及び換気の様子について説明する。
間仕切システム310では、室内空間Aの空気が内部空間Bに導入されることにより、内部空間Bの空調及び換気が行われる。以下、具体的に説明する。
図20に示す空調機320は、天井部2から室内空間Aに空調空気を送り出すことで室内空間Aを空調する。こうして空調された室内空間Aの空気は、ファンユニット360によって吸引され、内部空間Bに向けて送り出される。この際空気は、ファンユニット360内のフィルタ361を通って清浄化されると共に、右壁部333の貫通孔333aを介して消音ボックス370に導入される。
消音ボックス370に導入された空気は、上側板部373の間を左方に向かって進み、載置部374及び第一上側吸音部375(図17及び図18参照)により左下方に案内される。当該空気は、第二上側吸音部376によって下側板部372の間を左方に案内され、内部空間Bに導入される。当該空気は、内部空間Bを上方に向けて移動し、天井部335の開口部335aを介して外部に排出される。このように、本実施形態ではファンユニット360の駆動により、内部空間Bに上昇気流が発生する。
内部空間Bの外部に排出された空気は、空調機320に吸引されて温度が調整され、室内空間Aに戻される。こうして戻された空気がファンユニット360に吸引されて内部空間Bに導入される。ファンユニット360は、このようにして内部空間Bの空調及び換気を行う。第三実施形態では、病原体等の捕集機能が高いHEPAフィルタ付きのファンユニット360で内部空間Bを換気することで、効果的な感染症対策を行うことができる。
またファンユニット360の駆動で生じた上昇気流により、内部空間B内の飛沫や熱を下方から上方へと押し出して内部空間Bを置換換気でき、効率よく内部空間Bの空気清浄及び空調を行うことができる。
また図18及び図19に示すように、消音ボックス370内は、下側板部372、上側板部373及び仕切り部377により前後方向及び上下方向に区画されている。こうして消音ボックス370内が適宜区画されることで、ファンユニット360から送り出された空気の速度を遅くして、利用者に強い風が当たるのを防止できる。これによって利用者に快適な環境を提供できる。
また下側板部372のうち、最も前側及び後側の下側板部372は、左右寸法が他の下側板部372よりも短くなるように形成されている(図19(b)参照)。こうして消音ボックス370の左部が前後に開口するように形成されている。これによってファンユニット360からの空気を前後に広げながら内部空間Bに供給でき、内部空間Bの水平方向における全域に効率よくファンユニット360からの空気を供給できる。
また本実施形態ではファンユニット360の動作音を消音ボックス370で消音し、利用者に動作音が聞こえ難くなるようにしている。
具体的には、ファンユニット360の動作音は貫通孔333aを介して消音ボックス370内に流入する。当該動作音の一部は、図17に示す第一上側吸音部375、第二上側吸音部376、右側吸音部378及び左側吸音部379により吸音される。特に右側吸音部378及び左側吸音部379は、下側板部372の前後両側面(ファンユニット360からの空気を案内する面)から、空気の流通経路の内側に向けて突出している。このような構成によると、吸音部378・379の突出部分を回り込むように音が移動する現象(エッジ効果)を利用してファンユニット360の動作音を効果的に吸音できる。
こうして配置や形状の異なる複数の吸音材でファンユニット360の動作音を吸音することによって、消音ボックス370はファンユニット360の動作音を効果的に消音できる。これによって間仕切システム310は、利用者に静かな環境を提供できる。
以下では、図21(a)及び図21(b)を参照し、第三実施形態に係る間仕切システム310に関する第一シミュレーションの結果について説明する。第一シミュレーションは、ファンユニット360の動作音が内部空間Bでどの程度の大きさとなるのかを計算したものである。以下、具体的に説明する。
第一シミュレーションでは、ファンユニット360を駆動させた場合における、内部空間Bの受音点P31の音圧レベル(db)を計算した。ファンユニット360の音の大きさは64dbとした。また受音点P31は、椅子90に着座した利用者の顔の位置を想定し、椅子90の座面から所定距離上方に離れた位置とした。第一シミュレーションでは、消音ボックス370がある場合(本実施形態)と、消音ボックス370がない場合(比較例)とで受音点P31の音圧レベルを計算した。
図21(b)に示すように、消音ボックス370がない場合、受音点P31での音圧レベルが48.3dbであった。これに対し、消音ボックス370がある場合、受音点P31での音圧レベルが37.4dbであった。
第一シミュレーションから明らかなように、消音ボックス370によってファンユニット360の動作音を低減できることがわかる。内部空間B内の利用者にはファンユニット360の動作音がささやき声程度(35db)にしか聞こえず、内部空間Bが静かな環境であることがわかる。
以下では、図21(a)及び図21(c)を参照し、第三実施形態に係る間仕切システム310に関する第二シミュレーションの結果について説明する。第二シミュレーションは、内部空間Bからの音漏れを計算したものである。以下、具体的に説明する。
第二シミュレーションでは、ファンユニット360を駆動させると共に、内部空間B内で利用者が声を出した場合における、内部空間Bからの音漏れを計算した。ファンユニット360の音の大きさは、第一シミュレーションと同様に64dbとした。利用者の声の大きさは、普通の会話の目安とされる60dbよりも大きな70dbとした。また利用者が椅子90に着座した状態で声を出すことを想定し、上述した点P31から70dbの音が出るものとした。また受音点P32は、間仕切り壁330の外側に立った利用者の顔の位置を想定し、床部1(間仕切り壁330の左方)から所定距離上方に離れた位置とした。
図21(c)に示すように、第二シミュレーションの結果、受音点P32での音圧レベルは33.6dbであった。この結果から明らかなように、間仕切システム310によると、内部空間Bからの音漏れを効果的に抑制できることがわかる。
以上の如く、本実施形態に係る間仕切システム310は、前記間仕切り壁330に設けられ、前記内部空間Bに向けて空気を送り出すファンユニット360をさらに具備するものである。
このように構成することにより、床下空間から空気を吹き出すことなく内部空間Bを換気でき、床吹出空調でない通常空調のエリアにおいても設置が可能となる。
また、前記ファンユニット360は、前記間仕切り壁330の下部に設けられるものである。
このように構成することにより、ファンユニット360の駆動によって上昇気流を発生させ、内部空間Bを効率的に換気できる。
また、前記間仕切システム310は、吸音材によって構成された給気側吸音部(第一上側吸音部375、第二上側吸音部376、右側吸音部378及び左側吸音部379)を含み、前記ファンユニット360からの空気を案内する消音ボックス370(案内部材)をさらに具備するものである。
このように構成することにより、ファンユニット360の動作音を消音できる。
また、前記給気側吸音部には、下側板部372の左右両側面(前記ファンユニット360からの空気を案内する面)から突出するように配置される右側吸音部378及び左側吸音部379(突出部)が含まれるものである。
このように構成することにより、吸音材やエッジ効果を利用してファンユニット360の動作音を効果的に消音できる。
なお、本実施形態に係る消音ボックス370は、本発明に係る案内部材の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一上側吸音部375、第二上側吸音部376、右側吸音部378及び左側吸音部379は、本発明に係る給気側吸音部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る右側吸音部378及び左側吸音部379は、本発明に係る突出部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一上側吸音部375、第二上側吸音部376、右側吸音部378及び左側吸音部379は、本発明に係る給気側吸音部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る右側吸音部378及び左側吸音部379は、本発明に係る突出部の実施の一形態である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本発明に係る間仕切りシステムは、本実施形態で示した構成要件が全て設けられるとは限らない(本実施形態で示した構成要件の一部が設けられないものも発明の範囲に含まれる)。
例えば本実施形態では入隅吸音部340が設けられるものとしたが、必要に応じて入隅吸音部340を省略可能である。これによって部品点数を削減し、コストの低減を図ることができる。また本実施形態では、防音チャンバー350が設けられるものとしたが、必要に応じて防音チャンバー350を省略可能である。
また入隅吸音部340や防音チャンバー350に替えて、間仕切システム310からの音漏れを防止するその他の部材が設けられるものでもよい。図22は、その一例(第三実施形態の変形例)を示すものである。図22に示す変形例の間仕切りシステム410は、天井を有し、かつ、入隅吸音部340が設けられない構成の一例となっている。間仕切りシステム410は、入隅吸音部340及び防音チャンバー350に替えて、平板状の吸音材440を具備する。吸音材440は、間仕切り壁330(前壁部331や天井部335等)の内側面の略全域に亘るように設けられる。こうして平板状の吸音材440を用いて防音することで、防音に要するコストの低減を図ることができる。
なお、開口部335aを防音する構成は、防音チャンバー350や図22に示す平板状の吸音材440の構成に限定されるものではなく、任意に変更可能である。例えば、第一実施形態にあるような上側防音部50(図2参照)や、第二実施形態にあるような上側防音部150(図8参照)により開口部335aが防音されるものでもよい。
また、ファンユニット360は右壁部333に設けられるものとしたが、ファンユニット360が設けられる部材は特に限定されるものではなく、任意に変更可能である。例えばファンユニット360は、前壁部331や左壁部332等に設けられてもよい。
またファンユニット360のフィルタ361として、HEPAフィルタが用いられるものとしたが、フィルタ361の種類はHEPAフィルタに限定されるものではなく、HEPAフィルタとは異なる種類のフィルタを採用可能であり、フィルタを省略してもよい。
また図17から図19に示す消音ボックス370の構成は一例であり、ファンユニット360の換気風量や動作音の大きさ等に応じて任意に変更可能である。例えばファンユニット360の換気風量が比較的大きい場合、下側板部372及び上側板部373の枚数を増やしてもよいし、ファンユニット360の動作音が比較的大きい場合、右側吸音部378及び左側吸音部379の個数を増やしてもよい。
また右側吸音部378及び左側吸音部379は略三角柱状に形成されるものとしたが、吸音部378・379の形状は特に限定されるものではなく、任意に変更可能である。例えば吸音部378・379は、略円柱状に形成されてもよい。
また間仕切システム310は、必ずしも消音ボックス370を具備する必要はない。例えば、ファンユニット360の動作音が比較的小さい場合等には、消音ボックス370が設置されなくてもよい。これによって部品点数を削減し、コストの低減を図ることができる。
10 間仕切システム
30 間仕切り壁
30a 開口部
50 上側防音部
B 内部空間
30 間仕切り壁
30a 開口部
50 上側防音部
B 内部空間
Claims (14)
- 水平方向の四方を区画して内部空間を形成すると共に上方に向けて開口する開口部が形成される間仕切り壁と、
防音材によって構成されると共に、前記間仕切り壁の前記開口部に設けられる上側防音部と、
を具備する、
間仕切システム。 - 前記上側防音部には、
上方へ向かうにつれて前記開口部の内側へ延出する下面を有した第一上側防音部が含まれる、
請求項1に記載の間仕切システム。 - 前記第一上側防音部は、
前記開口部の全周に亘るように設けられる、
請求項2に記載の間仕切システム。 - 前記上側防音部には、
前記第一上側防音部の上方に配置されると共に、前記開口部を上方から覆う第二上側防音部が含まれる、
請求項2又は請求項3に記載の間仕切システム。 - 前記第二上側防音部の下面は、
上方へ向けて膨らむように形成される、
請求項4に記載の間仕切システム。 - 前記第二上側防音部は、
前記第一上側防音部の全体と平面視で重複するように形成される、
請求項4又は請求項5に記載の間仕切システム。 - 前記内部空間へ空調空気を吹き出す吹出部と、
前記上側防音部よりも上方に設けられ、前記吹出部から吹き出された空調空気を吸い込み可能な吸込部と、
をさらに具備し、
前記上側防音部は、
前記吹出部からの空調空気が上方へと通過可能に形成される、
請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の間仕切システム。 - 吸音材によって構成されると共に前記間仕切り壁の入隅部に設けられる入隅吸音部をさらに具備する、
請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の間仕切システム。 - 前記入隅吸音部には、
三角柱状に形成される第一入隅吸音部が含まれる、
請求項8に記載の間仕切システム。 - 前記間仕切り壁は、
第一壁部、及び椅子部と一体的に移動可能な第二壁部を具備し、
前記入隅吸音部には、
前記第二壁部に設けられると共に、前記椅子部が前記内部空間内に移動した状態で前記第一壁部及び前記第二壁部の入隅部に配置され、前記内部空間を向いた面が前記第二壁部から前記内部空間へ向けて膨らむ弧状に形成される第二入隅吸音部が含まれる、
請求項8又は請求項9に記載の間仕切システム。 - 前記間仕切り壁に設けられ、前記内部空間に向けて空気を送り出すファンユニットをさらに具備する、
請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の間仕切システム。 - 前記ファンユニットは、
前記間仕切り壁の下部に設けられる、
請求項11に記載の間仕切システム。 - 吸音材によって構成された給気側吸音部を含み、前記ファンユニットからの空気を案内する案内部材をさらに具備する、
請求項11又は請求項12に記載の間仕切システム。 - 前記給気側吸音部には、
前記ファンユニットからの空気を案内する面から突出するように配置される突出部が含まれる、
請求項13に記載の間仕切システム。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021143056 | 2021-09-02 | ||
| JP2021143056 | 2021-09-02 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family
ID=85508500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022029278A Pending JP2023036510A (ja) | 2021-09-02 | 2022-02-28 | 間仕切システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2023036510A (ja) |
-
2022
- 2022-02-28 JP JP2022029278A patent/JP2023036510A/ja active Pending
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