JP2023016911A - コラゲナーゼ産生の改良された方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、2017年3月28日に出願された米国特許仮出願第62/477,846号の優先権を主張し、これは、法により許容される最大範囲までその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本出願ファイルは、少なくとも1つのカラーで作成された図面を含む。カラー図面を伴う本出願公報のコピーは、請求に応じ、かつ所定の費用の支払いをすることで、特許庁より提供される。
項1
単離され、かつ精製されたコラゲナーゼを含む薬物製品であって、中性プロテアーゼを本質的に含まない、薬物製品。
項2
前記製品が、前記製品1mgあたり約100ng未満の中性プロテアーゼを含む、項1に記載の薬物製品。
項3
前記製品が、前記製品1mgあたり約75ng未満の中性プロテアーゼを含む、項1に記載の薬物製品。
項4
前記製品が、前記製品1mgあたり約50ng未満の中性プロテアーゼを含む、項1に記載の薬物製品。
項5
前記製品が、前記製品1mgあたり約25ng未満の中性プロテアーゼを含む、項1に記載の薬物製品。
項6
前記コラゲナーゼが、C.ヒストリチクム由来のコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを含む、項1に記載の薬物製品。
項7
前記コラゲナーゼが、コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIのうちの少なくとも1つである、項1に記載の薬物製品。
項8
前記コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIが、おおよそ1:1の比で存在する、項7に記載の薬物製品。
項9
C.ヒストリチクムから得られたか、またはそれに由来する単離され、かつ精製されたコラゲナーゼIであって、中性プロテアーゼを本質的に含まない、コラゲナーゼI。
項10
前記コラゲナーゼIが、検出可能な量の中性プロテアーゼを含まない、項9に記載のコラゲナーゼI。
項11
前記コラゲナーゼIが、前記コラゲナーゼIの1mgあたり約1000ng未満の中性プロテアーゼを含む、項9に記載のコラゲナーゼI。
項12
前記コラゲナーゼIが、前記コラゲナーゼIの1mgあたり約500ng未満の中性プロテアーゼを含む、項9に記載のコラゲナーゼI。
項13
C.ヒストリチクムから得られたか、またはそれに由来するコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを単離し、かつ精製するための方法であって、コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIの精製の間、金属レベルを制御することを含む、方法。
項14
前記プロセスが、低レベルの、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、ヒ素、カルシウム、カドミウム、クロム、銅、鉄、マグネシウム、および鉛からなる群より選択される金属に曝露される、項13に記載の方法。
項15
前記ニッケルが、約2.0ppm未満の量で存在する、項14に記載の方法。
項16
前記ニッケルが、約1.2ppm未満の量で存在する、項14に記載の方法。
項17
前記ニッケルが、約1.0ppm未満の量で存在する、項14に記載の方法。
項18
前記ニッケルが、約0.5ppm未満の量で存在する、項14に記載の方法。
項19
前記ニッケルが、約0.9ppm未満、約0.8ppm未満、約0.7ppm未満、約0.6ppm未満、約0.5ppm未満、約0.4ppm未満、約0.3ppm未満、約0.2ppm未満、約0.1ppm未満、約0.09ppm未満、約0.08ppm未満、約0.07ppm未満、約0.06ppm未満、約0.05ppm未満、約0.04ppm未満、約0.03ppm未満、約0.02ppm未満、または約0.01ppm未満からなる群より選択される量で存在する、項14に記載の方法。
項20
前記亜鉛が、約80ppm未満の量で存在する、項14に記載の方法。
項21
前記亜鉛が、約50ppm未満の量で存在する、項14に記載の方法。
項22
前記亜鉛が、約25ppm未満の量で存在する、項14に記載の方法。
項23
前記亜鉛が、約10ppm未満の量で存在する、項14に記載の方法。
項24
前記亜鉛が、約5ppm未満の量で存在する、項14に記載の方法。
項25
前記亜鉛が、約3ppm未満の量で存在する、項14に記載の方法。
項26
前記亜鉛が、約1ppm未満の量で存在する、項14に記載の方法。
項27
単離され、かつ精製されたコラゲナーゼを作製するための方法であって、金属含量を制御および制限するプロセスにおいて前記コラゲナーゼを調製することを含み、かつ前記プロセスが、中性プロテアーゼからコラゲナーゼの複数の高度に純粋な画分を分離するための排除工程を含む、方法。
項28
前記コラゲナーゼがコラゲナーゼIであり、かつ前記排除工程が、コラゲナーゼIの画分を分離する、項27に記載の方法。
項29
前記コラゲナーゼがコラゲナーゼIIであり、かつ前記排除工程が、コラゲナーゼIIの画分を分離する、項27に記載の方法。
項30
前記コラゲナーゼがコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを含み、かつ前記コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIの高度に純粋な画分が混合され、また得られた混合物が混合物1mgあたり50ng未満の中性プロテアーゼを有する、項27に記載の方法。
項31
前記プロセスが、低レベルの、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、ヒ素、カルシウム、カドミウム、クロム、銅、鉄、マグネシウム、および鉛からなる群より選択される金属に制限されている、項27に記載の方法。
項32
前記金属がニッケルであり、かつ前記金属が約2.0ppm未満の量で存在する、項31に記載の方法。
項33
前記金属がニッケルであり、かつ前記金属が約1.2ppm未満の量で存在する、項31に記載の方法。
項34
前記金属がニッケルであり、かつ前記金属が約1.0ppm未満の量で存在する、項31に記載の方法。
項35
前記金属がニッケルであり、かつ前記金属が約0.5ppm未満の量で存在する、項31に記載の方法。
項36
前記金属がニッケルであり、かつ前記金属が約0.9ppm未満、約0.8ppm未満、約0.7ppm未満、約0.6ppm未満、約0.5ppm未満、約0.4ppm未満、約0.3ppm未満、約0.2ppm未満、約0.1ppm未満、約0.09ppm未満、約0.08ppm未満、約0.07ppm未満、約0.06ppm未満、約0.05ppm未満、約0.04ppm未満、約0.03ppm未満、約0.02ppm未満、または約0.01ppm未満からなる群より選択される量で存在する、項31に記載の方法。
項37
前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約80ppm未満の量で存在する、項31に記載の方法。
項38
前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約50ppm未満の量で存在する、項31に記載の方法。
項39
前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約25ppm未満の量で存在する、項31に記載の方法。
項40
前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約10ppm未満の量で存在する、項31に記載の方法。
項41
前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約5ppm未満の量で存在する、項31に記載の方法。
項42
前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約3ppm未満の量で存在する、項31に記載の方法。
項43
前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約1ppm未満の量で存在する、項31に記載の方法。
項44
前記排除工程が、SDS-PAGEゲル上で各画分を試験することと、前記ゲル上に検出可能な量の中性プロテアーゼを含まない画分のみをプールすることと、を含む、項31に記載の方法。
項45
C.ヒストリチクムから得られたか、またはそれに由来する単離され、かつ精製されたコラゲナーゼIを作製する方法であって、(a)コラゲナーゼIの複数の高度に純粋な画分を中性プロテアーゼから分離することと、(b)前記コラゲナーゼIの高度に純粋な画分をコラゲナーゼI薬物原料中にプールすることと、を含む、方法。
項46
前記分離工程が、ザイモグラフィーを用いて中性プロテアーゼの存在について各画分を試験することを含み、かつ前記プール工程が、ザイモグラフィーゲル上に検出可能な量の中性プロテアーゼを含まないコラゲナーゼIを含有する画分のみをプールする、項45に記載の方法。
項47
前記コラゲナーゼI薬物原料が中性プロテアーゼを本質的に含まない、項45に記載の方法。
項48
前記コラゲナーゼI薬物原料が、薬物原料1mgあたり100ng未満の中性プロテアーゼを含む、項45に記載の方法。
項49
前記コラゲナーゼI薬物原料が、薬物原料1mgあたり75ng未満の中性プロテアーゼを含む、項45に記載の方法。
項50
前記コラゲナーゼI薬物原料が、薬物原料1mgあたり50ng未満の中性プロテアーゼを含む、項45に記載の方法。
項51
前記コラゲナーゼI薬物原料が、薬物原料1mgあたり25ng未満の中性プロテアーゼを含む、項45に記載の方法。
項52
前記コラゲナーゼI薬物原料が、薬物原料1mgあたり20ng未満の中性プロテアーゼを含む、項45に記載の方法。
項53
前記コラゲナーゼI薬物原料が、薬物原料1mgあたり10ng未満の中性プロテアーゼを含む、項45に記載の方法。
項54
C.ヒストリチクムから得られたか、またはそれに由来する単離され、かつ精製されたコラゲナーゼIを産生するためのプロセスであって、
a.C.ヒストリチクムを発酵させる工程と、
b.コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを含む粗発酵液を回収する工程と、
c.コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを精製する工程であって、
i.前記粗発酵液をアニオン交換フィルターで濾過する工程、
ii.約80ppm未満の亜鉛および約1.2ppm未満のニッケルを含む硫酸アンモニウムを用いて、工程(c)(i)からの濾液を沈殿させる工程、
iii.工程(c)(ii)からの沈殿産物を再懸濁する工程、
iv.工程(c)(iii)からの再懸濁液を疎水性相互作用クロマトグラフィーカラムに供する工程、
v.イオン交換クロマトグラフィーを用いて、前記工程(c)(iv)の濾液から前記コラゲナーゼIとコラゲナーゼIIとを分離する工程、および
vi.前記工程(c)(v)の濾液を画分で収集する工程、を含む、精製する工程と、
d.工程(c)(vi)からの各画分中の収集されたコラゲナーゼIIの総量を推定する工程と、
e.工程(c)(vi)からの各画分中の収集されたコラゲナーゼIの量を推定する工程と、
f.プールされたコラゲナーゼIの量が工程(d)で推定された前記コラゲナーゼIIの量とほぼ同じになるまで、前記画分中のコラゲナーゼIのピークから前記画分中のコラゲナーゼIの末尾に向かってコラゲナーゼIを含有する画分をプールする工程と、を含む、プロセス。
項55
前記硫酸アンモニウムが、約80ppm未満の亜鉛および約1.2ppm未満のニッケルを含む、項54に記載のプロセス。
項56
C.ヒストリチクムから得られたか、またはそれに由来する単離され、かつ精製されたコラゲナーゼIを産生するためのプロセスであって、
a.C.ヒストリチクムを発酵させる工程と、
b.コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを含む粗発酵液を回収する工程と、
c.コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを精製する工程であって、
i.前記粗発酵液をアニオン交換フィルターで濾過する工程、
ii.遷移金属を実質的に含まない硫酸アンモニウムを用いて、工程(i)からの濾液を沈殿させる工程、
iii.工程(ii)からの沈殿産物を再懸濁する工程、
iv.工程(iii)からの再懸濁液を疎水性相互作用クロマトグラフィーカラムに供する工程、
v.イオン交換クロマトグラフィーを用いて、前記工程(iv)の濾液から前記コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを分離する工程、ならびに
vi.前記工程(v)の濾液を画分で収集する工程、を含む、精製する工程と、
d.中性プロテアーゼからコラゲナーゼIの複数の高度に純粋な画分を分離する工程と、
e.前記コラゲナーゼIの高度に純粋な画分をプールする工程と、を含む、プロセス。
項57
前記分離工程(d)が、SDS-PAGEゲル上で各画分を試験することを含み、かつ前記プール工程(e)が、前記ゲル上に検出可能な量の中性プロテアーゼを含まないコラゲナーゼIを含有する画分のみをプールする、項17に記載のプロセス。
項58
それぞれC.ヒストリチクムコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIからそれぞれ得られたか、またはそれに由来する単離され、かつ精製されたコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIからなる薬物製品を作製するためのプロセスであって、前記コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIが、約1対1の質量比を有し、かつ前記薬物製品が、逆相高速液体クロマトグラフィーにより判定された場合に少なくとも95面積%純粋であり、
a.C.ヒストリチクムを発酵させる工程と、
b.コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを含む粗発酵液を回収する工程と、
c.濾過およびカラムクロマトグラフィーを介して粗回収液からコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを精製する工程であって、約80ppm未満の亜鉛レベルおよび約1.2ppm未満のニッケルレベルを有する硫酸アンモニウム溶液を用いて前記コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを処理することを含む、精製する工程と、を含む、プロセス。
項59
前記プロセスが、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、ヒ素、カルシウム、カドミウム、クロム、銅、鉄、マグネシウム、および鉛からなる群より選択される、低レベルの金属に制限される、項58に記載の方法。
項60
前記ニッケルが、約2.0ppm未満の量で存在する、項59に記載の方法。
項61
前記ニッケルが、約1.2ppm未満の量で存在する、項59に記載の方法。
項62
前記ニッケルが、約1.0ppm未満の量で存在する、項59に記載の方法。
項63
前記ニッケルが、約0.5ppm未満の量で存在する、項59に記載の方法。
項64
前記ニッケルが、約0.9ppm未満、約0.8ppm未満、約0.7ppm未満、約0.6ppm未満、約0.5ppm未満、約0.4ppm未満、約0.3ppm未満、約0.2ppm未満、約0.1ppm未満、約0.09ppm未満、約0.08ppm未満、約0.07ppm未満、約0.06ppm未満、約0.05ppm未満、約0.04ppm未満、約0.03ppm未満、約0.02ppm未満、または約0.01ppm未満からなる群より選択される量で存在する、項59に記載の方法。
項65
前記亜鉛が、約80ppm未満の量で存在する、項59に記載の方法。
項66
前記亜鉛が、約50ppm未満の量で存在する、項59に記載の方法。
項67
前記亜鉛が、約25ppm未満の量で存在する、項59に記載の方法。
項68
前記亜鉛が、約10ppm未満の量で存在する、項59に記載の方法。
項69
前記亜鉛が、約5ppm未満の量で存在する、項59に記載の方法。
項70
前記亜鉛が、約3ppm未満の量で存在する、項59に記載の方法。
項71
前記亜鉛が、約1ppm未満の量で存在する、項59に記載の方法。
項72
C.ヒストリチクムから得られた中性プロテアーゼを製造するための方法であって、
a.C.ヒストリチクムを発酵させる工程と、
b.中性プロテアーゼを含む粗発酵液を回収する工程と、
c.アニオン交換フィルターおよび疎水性相互作用クロマトグラフィーを使用して中性プロテアーゼを精製して、前記中性プロテアーゼを得る工程と、を含む、方法。
項73
工程(c)の前に硫酸アンモニウムを添加する工程をさらに含む、項72に記載の方法。
項74
前記硫酸アンモニウムが、約0.8M~約1.2Mである、項73に記載の方法。
別段に定義されない限り、本明細書で用いられるすべての用語および語句は、相反することが明確に示されるか、またはそれらの用語もしくは語句が用いられる文脈から明白である場合を除き、それらの用語および語句が当該技術分野において獲得した意味を含む。本明細書で記載されるものと同様または等価な任意の方法および材料を、本発明の実施または試験において使用することができるが、ここでは特定の方法および材料が記載される。
コラゲナーゼは、当業者に周知であるさまざまな発酵方法により産生することができる。C.ヒストリチクムから得られた粗コラゲナーゼは、色素リガンドアフィニティクロマトグラフィー、ヘパリンアフィニティクロマトグラフィー、硫酸アンモニウム沈殿、ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィー、サイズ排除クロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、および金属キレート化クロマトグラフィーを含むさまざまな方法により以前から精製されてきた。粗製および部分的に精製されたコラゲナーゼは、Sigma Aldrich(SIAL-Millipore)およびAdvance Biofactures Corp.、Lynbrook、N.Yを含む、多くの供給元から市販されている。C.ヒストリチクムから得られる粗コラゲナーゼの発酵および精製方法はまた、米国特許第7,811,560号にも記載されている。
高度に純粋なコラゲナーゼ(例えば、コラゲナーゼIおよびII薬物原料)を製造する本発明の方法の一般的な一態様では、方法は、(1)少なくともコラゲナーゼ(複数可)および中性プロテアーゼを液体発酵培地の中へと分泌する細菌を発酵させる工程と、(2)培地からコラゲナーゼを精製する工程(任意選択で高塩組成物での処理を含む)と、(3)互いからコラゲナーゼIとコラゲナーゼIIとを分離する工程と、(4)コラゲナーゼI部分およびコラゲナーゼII部分の一方または両方から中性プロテアーゼを低減または排除して、それらが中性プロテアーゼを本質的に含まないようにする工程と、(5)中性プロテアーゼの除去後の高度に純粋なコラゲナーゼ薬物原料を産生する工程と、を含む。任意選択で、薬学的に許容される賦形剤をかかる薬物原料に添加して、本明細書のいずれかの箇所に記載されているような薬学的製剤を形成する。
本開示は、コラゲナーゼを発酵培地の中へと分泌する任意の細菌の発酵を包含する。かかる発酵の例としては、アクチノマヅラ・マヅレ(Actinomadura madurae)、アクチノバチルス・アクチノミセテムコミタンス(Actinobacillus actinomycetemcomitans)、バチルス・セレウス(Bacillus cereus)、クロストリジウム・ヒストリチクム、クロストリジウム・パーフリンゲンス(Clostridium perfringens)、ストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans)、スタフィロコッカスspp.(Staphylococcus spp.)、ビブリオ・アルギノリチカス(Vibrio alginolyticus)、およびビブリオ・バルニフィカス(Vibrio vulnificus)からのものが挙げられる。このリストは網羅的なものではなく、当業者に周知であるコラゲナーゼを分泌する他の細菌生物も使用することができる。例えば、米国特許第7,811,560号を参照されたい。C.ヒストリチクムにより分泌されるタンパク質は、I型およびII型コラゲナーゼ、およびさまざまな毒素(例えば、中性プロテアーゼ、クロストリパイン、アエロリジン様ヘモリジン、および酸素不安定性ヘモリジン)を含む。
一般的な精製技法は、フィルター、クロマトグラフィー、および沈殿を含むが、これら限定されない。当該技術分野において周知であるように、C.ヒストリチクムからのコラゲナーゼIおよびIIの精製のある特定の態様を実施することができる。例えば、米国特許第7,811,560号を参照されたい。
コラゲナーゼIとIIとを、当業者に周知の任意の技法により分離することができる。例えば、コラゲナーゼIとIIとを、イオン交換クロマトグラフィーを用いて互いから分離することができる。イオン交換クロマトグラフィーの1つの型は、アニオン交換カラム、例えば、Q-セファロースカラムであってもよい。
一般的な一態様では、複数のコラゲナーゼが存在する場合には、コラゲナーゼを互いに分離した後に、中性プロテアーゼを排除する工程が生じる。コラゲナーゼは、溶離工程の間にイオン交換クロマトグラフィーを用いて分離される。コラゲナーゼの溶離は一般的に複数のピークで生じ、ここで、コラゲナーゼIは、1つのピーク中にあり、コラゲナーゼIIは、第2のピーク中にある。各ピークは、各溶離ピークの経時的な画分として収集され得る。
このストラテジーに従って、純度について選択された仕様を満たさない画分は除外され、かつさらなる順方向のプロセスからは排除される。各画分は、SDS-PAGEまたは濃度測定を伴うSDS-PAGEを用いてアッセイされ、ゲル上のレーン中の各バンドは、レーン上部のウェルの中へとロードされた総タンパク質のパーセントに対応する。バンドは、コラゲナーゼIもしくはコラゲナーゼIIに対応してもよく、またはコラゲナーゼもしくは他のタンパク質(例えば、中性プロテアーゼ)の断片の形態の不純物に対応してもよい。それぞれコラゲナーゼI産物もしくはコラゲナーゼII産物を作製するためのプール工程のために許容されるレベルのコラゲナーゼIもしくはコラゲナーゼIIは、SDS-PAGEにより測定された場合に、少なくとも80面積%である。
このストラテジーに従って、画分は、それが、SDS-PAGE、濃度測定を伴うSDS-PAGE、カゼインザイモグラフィー、濃度測定を伴うカゼインザイモグラフィー、またはそれらの組み合わせにより測定された場合に、検出可能なレベルの中性プロテアーゼを有する場合、さらなるプロセシング(フォワードプロセシング)から拒絶される。各画分中のタンパク質の濃度は、当業者に公知の任意の方法により判定される。ゲルの各ウェルは、任意の量のタンパク質を用いてロードすることができる。いくつかの実施形態では、ロードされたタンパク質の量は、約0.1マイクログラム~約100マイクログラム、例えば、約90、80、70、60、50、40、30、25、20、19、18、17、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、または1マイクログラムである。ゲル上に検出可能なレベルの中性プロテアーゼを含有するいずれの画分は、プールされることを拒絶される。
このストラテジーに従って、コラゲナーゼI画分は、溶離ピークに対する画分の位置およびプールされた推定量のコラゲナーゼIIに基づいて、プールされる。言い換えると、コラゲナーゼIIの溶離ピークは、コラゲナーゼI画分をプールすることを可能にするための識別子として使用される。
中性プロテアーゼ排除工程の後で、かつそれがコラゲナーゼIIと混合される前のコラゲナーゼI薬物原料は、濃度測定を伴うまたは伴わないカゼインザイモグラフィーにより測定された場合に、コラゲナーゼI薬物原料1mgあたり約50ng未満の中性プロテアーゼを有し得る。あるいは、これは、濃度測定を伴うまたは伴わないカゼインザイモグラフィーにより測定された場合に、コラゲナーゼI薬物原料1mgあたり、約40ng、または30ng、または20ng、または10ng、または5ng、または1ng未満、またはそれより少ない中性プロテアーゼを有し得る。
表1に示されるように、C.ヒストリチクムから得られた製造されたコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIの13個の異なるロットから、IEX画分を試験した。ロットの各々においてIEX溶離液から収集した各コラゲナーゼ画分をSDS-PAGEゲル上で実行し、そしてBio-Radデンシトメーターおよび添付の濃度測定分析ソフトウェアを用いるゲル濃度測定を用いて分析した。各ロットの各画分について、未分解コラゲナーゼIまたはIIのパーセント純度、および各可視不純物(コラゲナーゼ断片またはそれ以外)のパーセントを判定した。
この方法は、4~12%のNuPAGEゲル(MESバッファー)およびコロイド状クマシー染色を使用するドデシル硫酸ナトリウム-ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)を用いて、コラゲナーゼC.ヒストリチクムイオン交換クロマトグラフィー画分の純度および不純物を判定する。この方法は、メジャーバンド(パーセントAUX-I、AUX-II、またはその両方)および産物断片もしくは他の不純物のマイナーバンド(パーセントマイナーバンド)の相対的定量化を可能にするゲルの濃度測定分析を使用する。
C1=試験される試料の初期濃度(mg/mL)
V1=初期濃度における必要とされる試料の容量(μL)
C2=1mg/mL(最終的な試料調製物の濃度)
V2=最終的な試料調製物の容量(μL)
i.不純物分類に対するアプローチ
画分不純物は、濃度測定を伴うSDS-PAGEを用いて画分の試料を分析することからもたらされるゲルの分析に基づいて判定することができる。各ゲルをデンシトメーター上に置き、デンシトメーター(例えば、Bio-Radデンシトメーター)を用いて、ゲル画像をスキャンして、デンシトメーターソフトウェア(例えば、Bio-Rad Quantity Oneソフトウェア)の中へと入れる。分析者は、ソフトウェアがゲルレーンおよび適切なバンドを正確に識別したことを確認する。ソフトウェアは、図2に示される代表的な画像のような、注釈付きの画像報告を作り出す。
AUX-I
AUX-I画分不純物カテゴリーは、33kD、45kD、55kD、80kD、90kD、および96kDを含む。各不純物カテゴリーの説明を、図3~図8に提供する。各図は、以下を含む:
・第1のパネル:所与の不純物が、評価に含まれた13個のロットの各画分において観察された、パーセント頻度。
・第2のパネル:画分番号ごとの所与の不純物についての相対量(パーセントとして報告される)の平均(ドット)および範囲(エラーバー)。
・第3のパネル:分子量標準に対するバンドの視覚的な縦方向の位置についての説明。
・第4のパネル:ソフトウェアにより所与のバンドについて報告された明白な分子量の範囲。
AUX-II画分不純物カテゴリーは、25kD、38kD、50kD、60kD、80kD、90kD、92kD、および96kDを含む。各不純物の説明を、図9~図16に提供する。図パネルは、AUX-Iについて説明したものと同じである。
i.不純物傾向に対するアプローチ
不純物をカテゴリー分けした後、それらを傾向付けして、プロセス性能をモニターすることができる。異なるタンパク質濃度において複数の不純物、複数のIEX画分が存在し、かつ結果が相対量として報告されるために、画分不純物傾向は複雑である可能性がある。しかし、下記のように、AUXピークあたりの総タンパク質に対する目的の不純物のパーセントとして画分不純物を報告することにより、傾向を単純化することができる。
[タンパク質]i,jは、第jの不純物を含有する第iの画分のタンパク質濃度である。
Vi,jは、第jの不純物を含有する第iの画分のリットル単位の容量である。
不純物値i,jは、第iの画分中の第jの不純物のパーセント不純物である。
[タンパク質]iは、UVA280による第iの画分のタンパク質濃度である。
Viは、第iの画分のリットル単位の容量である。
Lは、1リットルである。
個々についてのシューハート管理図を用いて、表1に列挙したロットの不純物を傾向付けした。AUX-I不純物は図20において傾向付けされ、AUX-II不純物は図21Aおよび21Bにおいて傾向付けされた。ロットは、製造場所により特徴付けされる。各管理図について、異なるx軸スケールを用いた。この報告書において提示される評価に基づく推奨される不純物カテゴリーは、表3に含まれる。
A.コラゲナーゼIおよびII産物の製造における異常な不純物レベル
コラゲナーゼIおよびII産物の純度における実質的な減少が、通常の製造プロセスの間に生じた。製造プロセスのイオン交換クロマトグラフィー(IEX)工程後に見られる不純物の同一性を判定することを含む分析を実施した。コラゲナーゼI産物は、約113kDaの分子量(MW)を有し、またコラゲナーゼII産物は、約112kDaのMWを有する。コラゲナーゼのルーチンの製造の間、IEX工程から明らかに、高レベルの不純物が不可解にも生じた。これらの高レベルの不純物は、最適化されたSDS-PAGEゲル上の、40kDa、50kDa、55kDa、80kDa、90kDa、および96kDaにおいて出現した。
次いで、高レベルの不純物の原因を調査した。C.ヒストリチクムは、コラゲナーゼ(AUX-IおよびAUX-II)に加えて、2つのプロテアーゼ、クロストリパインおよび中性プロテアーゼを産生する。両方のプロテアーゼは、活性のために金属コファクターを必要とする。カルシウムは、クロストリパインのためのコファクターであり、活性のために必要とされる。カルシウムはまた、中性プロテアーゼのためのコファクターであるが、構造安定性のためのみに必要とされる。カルシウムが中性プロテアーゼの結合部位から除かれると、酵素は自己触媒により分解される。亜鉛は、中性プロテアーゼのためのコファクターであり、中性プロテアーゼ活性のために必要とされる。
Tris-塩基の2つのロットは、高レベルの不純物を生じた製造プロセスの前、およびそのプロセスを通して、商業生産において使用された原材料(Avantorロット61712)と、実験室スケールの調査的研究のために使用された開発材料(Fisherロット126928)と、を表す。表7において示されるように、Tris-塩基は、バッチ間で匹敵するレベルのカルシウムおよびニッケルを含有した。2つのロット間での顕著な差異は、亜鉛含量であった。開発材料の亜鉛含量は、LOQ、100ppb未満であった。高レベルの不純物および低レベルの不純物を産生する製造プロセス中に存在するニッケルおよび亜鉛のレベルが非常に類似していたので、Trisは、コラゲナーゼ分解に寄与する原材料であるとはみなされなかった。
両方のHClロットは、高レベルの不純物を生じた製造プロセスの間に用いられた原材料であった。表8は、カルシウムレベルが、ASロット中で検出されたレベルに匹敵するものであり、一方、亜鉛およびニッケル含量はLOQ(100ppb)未満であったことを示す。高レベルの不純物および低レベルの不純物を産生する製造プロセスについて存在するニッケルおよび亜鉛のレベルが非常に類似しており、かつ検出可能限界を下回るものであったので、HClは、コラゲナーゼ分解に寄与する原材料とはみなされなかった。
本質的に亜鉛またはニッケルを含まないことが知られている2つの異なる硫酸アンモニウムロット(Fisherロット1476214A、表4、およびEMDロットAMO556316、表5)を用いて、実験室スケールの精製研究を実施して、硫酸アンモニウムロットに関連する偏差において検出された相対濃度での亜鉛またはニッケルの存在が、高レベルの不純物を産生した製造プロセスにおいて観察された産物の分解に関与しているかどうかを判定した。硫酸アンモニウムFisherロット1476214Aを用いる実験室スケールでの初期調査的研究は、典型的な数の通過AUX-IおよびAUX-II画分を産生し、このAUX-IおよびAUX-II画分のほぼすべては、SDS-PAGEゲル濃度測定により測定された場合に少なくとも91.2%の未分解AUX-I/AUX-II純度を有し、かつ最も豊富にある分解されたAUX-IまたはAUX-II不純物は、SDS-PAGEゲル濃度測定により測定された場合に5.8%以下である。EMD硫酸アンモニウムロットの試験は、LOQ未満(<100ppb)の亜鉛およびニッケル含量を示した。
制御実行、DEV-25Cは、IEX画分のSDS-PAGE分析により測定された場合に、典型的な結果を生じた。亜鉛スパイクしたバッファーを用いて実施したDEV-25Bは、AUX-IおよびAUX-IIの有意な分解をもたらした。
制御実行、DEV-25AについてのIEX SDS-PAGE画像を、図26および27にて提示する。これらの図についての濃度測定データは、以下の表13および14にて集計される。AUX-IIピークは、6つの画分からなる。すべての画分は、プール基準を満たした(図26および表13を参照されたい)。AUX-Iピークは、10個の画分からなり、そのうち、9~15の画分がプール基準を満たした。初めの3つのAUX-I画分(画分7~9)および最後のAUX-I画分(画分16)は、プール基準を満たさなかった(図27および表14を参照されたい)。この場合も、画分は精製されるAUX-IまたはAUX-IIのピークを表すので、画分にわたってのベル型の純度曲線は、通常である。
本発明の以前には、コラゲナーゼIまたはIIの断片形態での不純物は、コラゲナーゼ精製プロセスの間のクロストリパイン分解、既知宿主細胞汚染の結果であると考えられていた。クロストリパインは、コラゲナーゼIおよびIIを断片へと切断すると考えられており、これは、C.ヒストリチクム発酵において、ならびにコラゲナーゼ精製プロセスの間、存在し、かつ活性があることが知られていた。Herber(米国特許出願公報第2015/0010532号)における以前のホモロジーモデリングおよびゲノム配列分析により、中性プロテアーゼ(別の切断酵素)が発酵の間に分泌されるが、これは、プロ配列領域のC末端部と成熟タンパク質のN末端部の間にある自己触媒領域における著しい変異に起因して、非機能的であった、ということが予測された。
用いたN末端識別方法は、直交性であり、Edman分解配列決定およびLys-C/トリプシンでの消化後のLC-MS/MSによるN末端識別である。両方の試験のための試料は、同じ精製実行から調製され、中性プロテアーゼ溶離ピークの異なる画分を表した。Edman分解分析は、中性プロテアーゼのN末端領域の以下の5つの残基:Gln220-Ala224を同定した。LC-MS/MS消化分析は、分析中2つのペプチド:Gln220Ala-Arg227およびGly228-Lys236として検出された、中性プロテアーゼのN末端領域のより大きなストレッチを同定した。同定されたアミノ酸は、図31で強調されている。
調査を実施して、活性中性プロテアーゼが異常な製造プロセス実行に特有のものであるか、またはプロセスのルーチンの特徴であるかを判定した。製造プロセス中のコラゲナーゼ断片パターンを分析した。異常な製造プロセス実行中のAUX-IおよびAUX-II IEX画分の分解パターンは、典型的な製造プロセス実行での典型的な断片の相対的分子量に一貫するが、はるかに高レベルである。クロストリパインおよび中性プロテアーゼ切断ルールに対して、各々の特徴付けられた産物断片の切断部位を評価することで、中性プロテアーゼが、不純物として識別された産物断片を産生することが示唆された。CIP廃水流を含むHICユニット操作全体のSDS-PAGE分析を行って、おおよそ34kDaのタンパク質バンドが、プロセスストリームの両方に存在するかどうかを判定した。CIP方法の水洗浄部分は、SDS-PAGE評価によるこの明白な分子量と一貫するバンドを含有した。HIC水洗浄試料はまた、分析的スパイキング研究においてAUX-IおよびAUX-IIを分解する(異常な製造プロセス実行において観察されたパターンに類似する)ことを示した。
中性プロテアーゼ活性は、3つの製造プロセス実行のMustang Q濾液、HIC溶離液、およびタンジェンシャルフロー濾過(TFF)濃縮液プロセス試料内で見出された。ルーチンの製造実行のIEX AUX-I画分を中性プロテアーゼザイモグラフィー活性アッセイにおいて試験し、プロテアーゼは、これらの試料の末尾画分中で活性を示した。これらのデータは、HICカラムから共に溶離する残留中性プロテアーゼが、IEXカラムから溶離する末尾AUX-I画分中に隔離されることを示唆している。末尾画分の大部分は、SDS-PAGE濃度測定画分試験のプロセス内純度限界を満たさず、したがって、AUX-I中間体を産生するためにプールされない。しかし、少量の中性プロテアーゼを含有する画分を順方向でプロセスしないことを確実にする、さらなる手順制御を実施した。さらなる手順は、フォワードプロセシングからさらなるAUX-I末尾画分を拒絶するように作用する。ザイモグラフィー活性分析により示唆される、中性プロテアーゼ溶離の明白な位置的性質は、これらの手順が、薬物製品を製剤化する前に産物ストリームから中性プロテアーゼを排除するように作用することを示す。これらのプロセス制御は、以下で考察される。
Mustang Q濾液、HIC溶離液、TFF-1濃縮液、AUX-IおよびAUX-II中間体、および薬物製品の実験室スケール実行の試料をザイモグラフィー電気泳動により試験した。データは、図34および35で提示される。これらの試料は、2つの異なる実行(Dev-13およびDev25A)からのものであった。ザイモグラフィー画像は、濃度測定によりスキャンされ、中性プロテアーゼバンドをいくつかの試料型として強調するのを補助するために用いた注釈付き画像は、低い中性プロテアーゼシグナルを示した。バンド可視化を補助するために、ゲルの反転画像を用いて、典型的なクマシーゲル画像(青色染色されたタンパク質分解性バンド)を産生した。中性プロテアーゼは、MQF、HICロード、およびHIC溶離液などの初期プロセス試料中で検出された(図34を参照されたい)。中性プロテアーゼバンドは、MQFおよびHICロード試料中、約34kDaの明白な分子量にて容易に観察される。これらの3つの試料型について総タンパク質ロードは、2μg(MQF)、3μg(HICロード)、および4μg(HIC溶離液)から増大しているが、HIC溶離液中性プロテアーゼ応答は実質的により低いことに注目されたい。HIC溶離液試料中の中性プロテアーゼバンドは、かすかではあったが、濃度測定ソフトウェアの「選択したバンド」の特徴を用いて強調を要求するのには十分であった。これは、HIC工程にわたる中性プロテアーゼの有意なクリアランスを実証する。
コラゲナーゼ、AUX-IおよびAUX-IIは、まずAUX-II溶離、続いて、AUX-Iを用いる勾配溶離の間、不連続のピークとしてIEXカラムから溶離する。ピークを約1リットルのアリコートにて手動画分化により収集する。濃度測定を伴うSDS-PAGEを用いて、これらの画分を純度について試験する。連続したAUX-IまたはAUX-II画分は、コラゲナーゼI産物またはコラゲナーゼII産物を作製するためのプールのために利用可能である。歴史的に、濃度測定を伴うSDS-PAGEにより測定された場合に少なくとも88.5面積%純粋であり、かつ濃度測定を伴うSDS-PAGEにより測定された場合に10面積%超の単一の不純物を有しないAUX-IまたはAUX-IIの画分は、コラゲナーゼI産物またはコラゲナーゼII産物を産生するためにプールされた。これらの限界を満たさなかった画分は、順方向でプロセスされず、したがって、産物ストリームから排除された。
本発明はまた、通過AUX-II画分をプールし、かつ通過AUX-I画分をプールして、プール工程において約1:1の質量比のAUX-I対AUX-IIのプールを産生することにより産生される、理論的なグラム量のAUX-IIを評価することを含み得る。例えば、プールされたAUX-Iの量は、AUX-IIのグラムの1.3倍であり得る。任意の過剰なAUX-IまたはAUX-IIは、バルク薬物原料(コラゲナーゼ組成物)の製造後に、廃棄することができる。これは典型的には、AUX-Iプールから排除されるべき初期プロセス内限界を満たした、1つ以上の末尾AUX-I画分をもたらす。この実施は、製造プロセス中で中性プロテアーゼを排除するための二次的なプロセス制御である。
ニッケルまたは亜鉛に起因する固有の中性プロテアーゼ活性の増幅が、IEX画分のより高い不純物レベルをもたらす、上述の小規模なスパイキング研究により実証された。重要なことには、中性プロテアーゼクリアランス研究は、研究(ロット0011338)中に含まれた3つのHIC溶離液のうちの1つのみで検出可能な中性プロテアーゼ活性を見出し、一方で、3つのすべてのロットは、TFF-1濃縮液試料中に検出可能な中性プロテアーゼ活性を含有した。典型的なHIC溶離液およびTFF-1濃縮液中に存在する微量レベルは、IEX画分中の高められた産物断片を促進しないが、それでも製造プロセス実行は、高レベルの不純物を産生し、小規模なスパイキング研究実行は、HIC溶離液、TFF-1濃縮液、およびIEX画分中に存在する増大された断片を含有した。これらの結果は、ニッケルおよび亜鉛イオンがHICおよびTFF-1ユニット操作において中性プロテアーゼ特異的活性を増幅し、IEXユニット操作中に増大した産物断片不純物を引き起こすことを示唆している。
半定量的蛍光活性アッセイを用いて、表19で列挙された試料型を試験した。このアッセイは、使用のために好適には純粋ではなかった中性プロテアーゼの唯一の市販供給源として、テルモリシン(TL)の市販の調製物を標準曲線のために利用する。アッセイのための定量限界(LOQ)は、0.0625AU/mL(0.01866AU/mgのTL)である。Mustang Q濾液のみが、定量化可能なレベルの中性プロテアーゼ活性を含有した。さらに下流のすべての試料型は、アッセイのLOQ未満であった。試験した3つの製造ロットについてのデータは、以下の表20に提示される。
中性プロテアーゼ活性についてのザイモグラフィーアッセイは、すべてのMustang Q濾液試料、HIC溶離液(ロット0011338)のうちの1つのロット、およびすべてのTFF-1濃縮液試料において、肯定的な中性プロテアーゼバンド検出をもたらした。TFF-1濃縮液の下流の試料型はいずれも中性プロテアーゼ活性を示さない。C.ヒストリチクムロット0009749、0010987、および0011338からのデータは、以下の表21に提示される。ロット0010987のザイモグラフィーゲル画像は、図40に提示される。画像は、反転クマシー染色表示であり、低振幅のシグナル検出、例えば、中性プロテアーゼバンドを可能にするための改良されたコントラストを提供する。
実施例4において示されるように、コラゲナーゼピークの末尾末端にあるより少ないA280コラゲナーゼピーク画分をプールすることは、すべてではないにしても、大部分の微量の中性プロテアーゼも除去し、その結果、AUX Iのプール画分により作製されたコラゲナーゼI産物は、本質的に中性プロテアーゼを含まない。各コラゲナーゼのIEX精製工程後に、プールされた溶離画分の定量的評価を実施し、改良された製造プロセスの効果を以前の製造プロセスと比較した。
Claims (74)
- 単離され、かつ精製されたコラゲナーゼを含む薬物製品であって、中性プロテアーゼを本質的に含まない、薬物製品。
- 前記製品が、前記製品1mgあたり約100ng未満の中性プロテアーゼを含む、請求項1に記載の薬物製品。
- 前記製品が、前記製品1mgあたり約75ng未満の中性プロテアーゼを含む、請求項1に記載の薬物製品。
- 前記製品が、前記製品1mgあたり約50ng未満の中性プロテアーゼを含む、請求項1に記載の薬物製品。
- 前記製品が、前記製品1mgあたり約25ng未満の中性プロテアーゼを含む、請求項1に記載の薬物製品。
- 前記コラゲナーゼが、C.ヒストリチクム由来のコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを含む、請求項1に記載の薬物製品。
- 前記コラゲナーゼが、コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIのうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の薬物製品。
- 前記コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIが、おおよそ1:1の比で存在する、請求項7に記載の薬物製品。
- C.ヒストリチクムから得られたか、またはそれに由来する単離され、かつ精製されたコラゲナーゼIであって、中性プロテアーゼを本質的に含まない、コラゲナーゼI。
- 前記コラゲナーゼIが、検出可能な量の中性プロテアーゼを含まない、請求項9に記載のコラゲナーゼI。
- 前記コラゲナーゼIが、前記コラゲナーゼIの1mgあたり約1000ng未満の中性プロテアーゼを含む、請求項9に記載のコラゲナーゼI。
- 前記コラゲナーゼIが、前記コラゲナーゼIの1mgあたり約500ng未満の中性プロテアーゼを含む、請求項9に記載のコラゲナーゼI。
- C.ヒストリチクムから得られたか、またはそれに由来するコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを単離し、かつ精製するための方法であって、コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIの精製の間、金属レベルを制御することを含む、方法。
- 前記プロセスが、低レベルの、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、ヒ素、カルシウム、カドミウム、クロム、銅、鉄、マグネシウム、および鉛からなる群より選択される金属に曝露される、請求項13に記載の方法。
- 前記ニッケルが、約2.0ppm未満の量で存在する、請求項14に記載の方法。
- 前記ニッケルが、約1.2ppm未満の量で存在する、請求項14に記載の方法。
- 前記ニッケルが、約1.0ppm未満の量で存在する、請求項14に記載の方法。
- 前記ニッケルが、約0.5ppm未満の量で存在する、請求項14に記載の方法。
- 前記ニッケルが、約0.9ppm未満、約0.8ppm未満、約0.7ppm未満、約0.6ppm未満、約0.5ppm未満、約0.4ppm未満、約0.3ppm未満、約0.2ppm未満、約0.1ppm未満、約0.09ppm未満、約0.08ppm未満、約0.07ppm未満、約0.06ppm未満、約0.05ppm未満、約0.04ppm未満、約0.03ppm未満、約0.02ppm未満、または約0.01ppm未満からなる群より選択される量で存在する、請求項14に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約80ppm未満の量で存在する、請求項14に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約50ppm未満の量で存在する、請求項14に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約25ppm未満の量で存在する、請求項14に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約10ppm未満の量で存在する、請求項14に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約5ppm未満の量で存在する、請求項14に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約3ppm未満の量で存在する、請求項14に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約1ppm未満の量で存在する、請求項14に記載の方法。
- 単離され、かつ精製されたコラゲナーゼを作製するための方法であって、金属含量を制御および制限するプロセスにおいて前記コラゲナーゼを調製することを含み、かつ前記プロセスが、中性プロテアーゼからコラゲナーゼの複数の高度に純粋な画分を分離するための排除工程を含む、方法。
- 前記コラゲナーゼがコラゲナーゼIであり、かつ前記排除工程が、コラゲナーゼIの画分を分離する、請求項27に記載の方法。
- 前記コラゲナーゼがコラゲナーゼIIであり、かつ前記排除工程が、コラゲナーゼIIの画分を分離する、請求項27に記載の方法。
- 前記コラゲナーゼがコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを含み、かつ前記コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIの高度に純粋な画分が混合され、また得られた混合物が混合物1mgあたり50ng未満の中性プロテアーゼを有する、請求項27に記載の方法。
- 前記プロセスが、低レベルの、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、ヒ素、カルシウム、カドミウム、クロム、銅、鉄、マグネシウム、および鉛からなる群より選択される金属に制限されている、請求項27に記載の方法。
- 前記金属がニッケルであり、かつ前記金属が約2.0ppm未満の量で存在する、請求項31に記載の方法。
- 前記金属がニッケルであり、かつ前記金属が約1.2ppm未満の量で存在する、請求項31に記載の方法。
- 前記金属がニッケルであり、かつ前記金属が約1.0ppm未満の量で存在する、請求項31に記載の方法。
- 前記金属がニッケルであり、かつ前記金属が約0.5ppm未満の量で存在する、請求項31に記載の方法。
- 前記金属がニッケルであり、かつ前記金属が約0.9ppm未満、約0.8ppm未満、約0.7ppm未満、約0.6ppm未満、約0.5ppm未満、約0.4ppm未満、約0.3ppm未満、約0.2ppm未満、約0.1ppm未満、約0.09ppm未満、約0.08ppm未満、約0.07ppm未満、約0.06ppm未満、約0.05ppm未満、約0.04ppm未満、約0.03ppm未満、約0.02ppm未満、または約0.01ppm未満からなる群より選択される量で存在する、請求項31に記載の方法。
- 前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約80ppm未満の量で存在する、請求項31に記載の方法。
- 前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約50ppm未満の量で存在する、請求項31に記載の方法。
- 前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約25ppm未満の量で存在する、請求項31に記載の方法。
- 前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約10ppm未満の量で存在する、請求項31に記載の方法。
- 前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約5ppm未満の量で存在する、請求項31に記載の方法。
- 前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約3ppm未満の量で存在する、請求項31に記載の方法。
- 前記金属が亜鉛であり、かつ前記金属が約1ppm未満の量で存在する、請求項31に記載の方法。
- 前記排除工程が、SDS-PAGEゲル上で各画分を試験することと、前記ゲル上に検出可能な量の中性プロテアーゼを含まない画分のみをプールすることと、を含む、請求項31に記載の方法。
- C.ヒストリチクムから得られたか、またはそれに由来する単離され、かつ精製されたコラゲナーゼIを作製する方法であって、(a)コラゲナーゼIの複数の高度に純粋な画分を中性プロテアーゼから分離することと、(b)前記コラゲナーゼIの高度に純粋な画分をコラゲナーゼI薬物原料中にプールすることと、を含む、方法。
- 前記分離工程が、ザイモグラフィーを用いて中性プロテアーゼの存在について各画分を試験することを含み、かつ前記プール工程が、ザイモグラフィーゲル上に検出可能な量の中性プロテアーゼを含まないコラゲナーゼIを含有する画分のみをプールする、請求項45に記載の方法。
- 前記コラゲナーゼI薬物原料が中性プロテアーゼを本質的に含まない、請求項45に記載の方法。
- 前記コラゲナーゼI薬物原料が、薬物原料1mgあたり100ng未満の中性プロテアーゼを含む、請求項45に記載の方法。
- 前記コラゲナーゼI薬物原料が、薬物原料1mgあたり75ng未満の中性プロテアーゼを含む、請求項45に記載の方法。
- 前記コラゲナーゼI薬物原料が、薬物原料1mgあたり50ng未満の中性プロテアーゼを含む、請求項45に記載の方法。
- 前記コラゲナーゼI薬物原料が、薬物原料1mgあたり25ng未満の中性プロテアーゼを含む、請求項45に記載の方法。
- 前記コラゲナーゼI薬物原料が、薬物原料1mgあたり20ng未満の中性プロテアーゼを含む、請求項45に記載の方法。
- 前記コラゲナーゼI薬物原料が、薬物原料1mgあたり10ng未満の中性プロテアーゼを含む、請求項45に記載の方法。
- C.ヒストリチクムから得られたか、またはそれに由来する単離され、かつ精製されたコラゲナーゼIを産生するためのプロセスであって、
a.C.ヒストリチクムを発酵させる工程と、
b.コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを含む粗発酵液を回収する工程と、
c.コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを精製する工程であって、
i.前記粗発酵液をアニオン交換フィルターで濾過する工程、
ii.約80ppm未満の亜鉛および約1.2ppm未満のニッケルを含む硫酸アンモニウムを用いて、工程(c)(i)からの濾液を沈殿させる工程、
iii.工程(c)(ii)からの沈殿産物を再懸濁する工程、
iv.工程(c)(iii)からの再懸濁液を疎水性相互作用クロマトグラフィーカラムに供する工程、
v.イオン交換クロマトグラフィーを用いて、前記工程(c)(iv)の濾液から前記コラゲナーゼIとコラゲナーゼIIとを分離する工程、および
vi.前記工程(c)(v)の濾液を画分で収集する工程、を含む、精製する工程と、
d.工程(c)(vi)からの各画分中の収集されたコラゲナーゼIIの総量を推定する工程と、
e.工程(c)(vi)からの各画分中の収集されたコラゲナーゼIの量を推定する工程と、
f.プールされたコラゲナーゼIの量が工程(d)で推定された前記コラゲナーゼIIの量とほぼ同じになるまで、前記画分中のコラゲナーゼIのピークから前記画分中のコラゲナーゼIの末尾に向かってコラゲナーゼIを含有する画分をプールする工程と、を含む、プロセス。 - 前記硫酸アンモニウムが、約80ppm未満の亜鉛および約1.2ppm未満のニッケルを含む、請求項54に記載のプロセス。
- C.ヒストリチクムから得られたか、またはそれに由来する単離され、かつ精製されたコラゲナーゼIを産生するためのプロセスであって、
a.C.ヒストリチクムを発酵させる工程と、
b.コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを含む粗発酵液を回収する工程と、
c.コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを精製する工程であって、
i.前記粗発酵液をアニオン交換フィルターで濾過する工程、
ii.遷移金属を実質的に含まない硫酸アンモニウムを用いて、工程(i)からの濾液を沈殿させる工程、
iii.工程(ii)からの沈殿産物を再懸濁する工程、
iv.工程(iii)からの再懸濁液を疎水性相互作用クロマトグラフィーカラムに供する工程、
v.イオン交換クロマトグラフィーを用いて、前記工程(iv)の濾液から前記コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを分離する工程、ならびに
vi.前記工程(v)の濾液を画分で収集する工程、を含む、精製する工程と、
d.中性プロテアーゼからコラゲナーゼIの複数の高度に純粋な画分を分離する工程と、
e.前記コラゲナーゼIの高度に純粋な画分をプールする工程と、を含む、プロセス。 - 前記分離工程(d)が、SDS-PAGEゲル上で各画分を試験することを含み、かつ前記プール工程(e)が、前記ゲル上に検出可能な量の中性プロテアーゼを含まないコラゲナーゼIを含有する画分のみをプールする、請求項17に記載のプロセス。
- それぞれC.ヒストリチクムコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIからそれぞれ得られたか、またはそれに由来する単離され、かつ精製されたコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIからなる薬物製品を作製するためのプロセスであって、前記コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIが、約1対1の質量比を有し、かつ前記薬物製品が、逆相高速液体クロマトグラフィーにより判定された場合に少なくとも95面積%純粋であり、
a.C.ヒストリチクムを発酵させる工程と、
b.コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを含む粗発酵液を回収する工程と、
c.濾過およびカラムクロマトグラフィーを介して粗回収液からコラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを精製する工程であって、約80ppm未満の亜鉛レベルおよび約1.2ppm未満のニッケルレベルを有する硫酸アンモニウム溶液を用いて前記コラゲナーゼIおよびコラゲナーゼIIを処理することを含む、精製する工程と、を含む、プロセス。 - 前記プロセスが、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、ヒ素、カルシウム、カドミウム、クロム、銅、鉄、マグネシウム、および鉛からなる群より選択される、低レベルの金属に制限される、請求項58に記載の方法。
- 前記ニッケルが、約2.0ppm未満の量で存在する、請求項59に記載の方法。
- 前記ニッケルが、約1.2ppm未満の量で存在する、請求項59に記載の方法。
- 前記ニッケルが、約1.0ppm未満の量で存在する、請求項59に記載の方法。
- 前記ニッケルが、約0.5ppm未満の量で存在する、請求項59に記載の方法。
- 前記ニッケルが、約0.9ppm未満、約0.8ppm未満、約0.7ppm未満、約0.6ppm未満、約0.5ppm未満、約0.4ppm未満、約0.3ppm未満、約0.2ppm未満、約0.1ppm未満、約0.09ppm未満、約0.08ppm未満、約0.07ppm未満、約0.06ppm未満、約0.05ppm未満、約0.04ppm未満、約0.03ppm未満、約0.02ppm未満、または約0.01ppm未満からなる群より選択される量で存在する、請求項59に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約80ppm未満の量で存在する、請求項59に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約50ppm未満の量で存在する、請求項59に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約25ppm未満の量で存在する、請求項59に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約10ppm未満の量で存在する、請求項59に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約5ppm未満の量で存在する、請求項59に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約3ppm未満の量で存在する、請求項59に記載の方法。
- 前記亜鉛が、約1ppm未満の量で存在する、請求項59に記載の方法。
- C.ヒストリチクムから得られた中性プロテアーゼを製造するための方法であって、
a.C.ヒストリチクムを発酵させる工程と、
b.中性プロテアーゼを含む粗発酵液を回収する工程と、
c.アニオン交換フィルターおよび疎水性相互作用クロマトグラフィーを使用して中性プロテアーゼを精製して、前記中性プロテアーゼを得る工程と、を含む、方法。 - 工程(c)の前に硫酸アンモニウムを添加する工程をさらに含む、請求項72に記載の方法。
- 前記硫酸アンモニウムが、約0.8M~約1.2Mである、請求項73に記載の方法。
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