JP2022119368A - 繊維構造体及び繊維強化複合材 - Google Patents
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Abstract
【課題】曲げ部の機械的特性の低下を抑制できる繊維構造体及び繊維強化複合材を提供すること。【解決手段】繊維構造体20は、層間結合糸40を切断して形成された切断端部50aを有する非結合糸50を有する。繊維構造体20の第1平板部21及び第2平板部23は、層間結合糸40によって積層方向Zに結合された部位を有する。繊維構造体20の曲げ部22は、非結合糸50の配置された部位を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、繊維構造体及び繊維強化複合材に関する。
軽量、高強度の材料として繊維強化複合材が使用されている。繊維強化複合材は、強化繊維製の繊維構造体がマトリックス樹脂に複合化されて形成されている。繊維強化複合材は、樹脂自体に比べて機械的特性が向上する。このため、繊維強化複合材は、構造部品として好ましい。
繊維強化複合材には、平板部と、曲げ部を有するものがある。曲げ部は、仮想軸線に沿って繊維構造体が曲げられた部分である。曲げ部では、仮想軸線に交差する繊維束が曲げられている。この繊維束の曲げに伴い、繊維構造体に皺ができてしまう。皺ができたまま繊維構造体にマトリックス樹脂を含浸させると、得られた繊維強化複合材において、皺のできた部位の強度が低下してしまう。
繊維強化複合材の強度低下を抑制するため、曲げ部の皺を減らす又は無くしている。例えば、特許文献1では、曲げ部に発生した皺を無くすようにしている。特許文献1の織物基材は、糸の密度の異なる第1部位と第2部位とを備える。第1部位の密度は、第2部位の密度より低い。このため、第1部位では、第1の糸及び第2の糸の少なくとも一方において、糸同士の間隔が第2部位より広い。そして、第1部位は、糸をずらせる範囲が第2部位よりも広くなるため、織物基材を賦形して曲げ部を形成したとき、第1部位に皺が発生しても、第1の糸及び第2の糸の少なくとも一方をずらして皺を無くしている。
ところが、特許文献1のように、曲げ部での繊維束の密度を平板部での繊維束の密度より低くすると、曲げ部の繊維束の量が平板部での繊維束の量より少なくなり、曲げ部の機械的特性が低下してしまう。
上記問題点を解決するための繊維構造体は、複数の第1繊維束が第1配列方向に配列された第1繊維層と、複数の第2繊維束が第2配列方向に配列された第2繊維層とが積層され、前記第1配列方向と前記第2配列方向とが直交し、かつ積層方向の両端の繊維層の繊維束同士が同じ配列方向で積層された積層体と、前記積層体を前記積層方向に結合する層間結合糸と、を有し、前記第1繊維束及び前記第2繊維束が直線状に延びる平板部、及び前記積層方向の両端に位置する前記繊維層と同じ配列方向の繊維束が曲げられた曲げ部を有する繊維構造体であって、前記第1繊維束は、前記繊維構造体における前記第2配列方向の両端の間で連続して延び、前記第2繊維束は、前記繊維構造体における前記第1配列方向の両端の間で連続して延びており、前記層間結合糸を切断して形成された切断端部を有する非結合糸を有し、前記平板部は、前記層間結合糸によって前記積層方向に結合された部位を有し、前記曲げ部は、前記非結合糸が配置された部位を有することを要旨とする。
これによれば、非結合糸の配置された曲げ部では、層間結合糸が切断され、層間結合糸による結合力が弱められている。曲げ部の形成のために繊維束が曲げられたとき、曲げられる繊維束には、当該繊維束を曲げるための力が加わる。このとき、層間結合糸による積層方向への結合力が弱められているため、曲げるための力を受けた繊維束は、当該力を受けて移動できる。したがって、層間結合糸によって結合されたまま繊維束が曲げられたときのように、曲げるための力を受けて繊維束が屈折することを抑制できる。その結果、曲げ部で曲げられている繊維束は、曲げ部に沿って滑らかに曲げられている。よって、繊維構造体の曲げ部での皺の発生を抑制できる。
上記のように、層間結合糸を切断した非結合糸を採用することで曲げ部での皺の発生を抑制しており、皺の発生抑制のために第1繊維層及び第2繊維層のいずれにおいても繊維束の密度を減らしていない。その結果として、曲げ部の機械的特性の低下を抑制しながらも曲げ部での皺の発生を抑制できる。
繊維構造体について、前記曲げ部は、前記積層方向の両端の前記繊維層のうちの少なくとも一方の前記繊維層上に前記切断端部の突出した部位を有していてもよい。
繊維層内に切断端部が入り込んだ繊維構造体をマトリックス樹脂に含浸させて繊維強化複合材とした場合、マトリックス樹脂内に切断端部が突出していない分、マトリックス樹脂だけの部分が形成されやすい。しかし、切断端部が繊維層上に突出することで、マトリックス樹脂だけの部分を減らすことができ、繊維構造体を用いた繊維強化複合材の強度の低下を抑制できる。
繊維層内に切断端部が入り込んだ繊維構造体をマトリックス樹脂に含浸させて繊維強化複合材とした場合、マトリックス樹脂内に切断端部が突出していない分、マトリックス樹脂だけの部分が形成されやすい。しかし、切断端部が繊維層上に突出することで、マトリックス樹脂だけの部分を減らすことができ、繊維構造体を用いた繊維強化複合材の強度の低下を抑制できる。
繊維構造体について、前記切断端部は、前記積層方向の両端の前記繊維層のうち、前記曲げ部の内側に位置する前記繊維層上に位置していてもよい。
これによれば、曲げ部の内側に位置する繊維層上に切断端部が位置しているため、曲げ部の内側で層間結合糸が切断されている。層間結合糸によって積層体が結合されていると、曲げ部の内側に位置する繊維束は、外側に位置する繊維束よりも屈折しやすい。しかし、曲げ部の内側で層間結合糸が切断されているため、繊維束が曲げ部の内側で屈折することを抑制できる。
これによれば、曲げ部の内側に位置する繊維層上に切断端部が位置しているため、曲げ部の内側で層間結合糸が切断されている。層間結合糸によって積層体が結合されていると、曲げ部の内側に位置する繊維束は、外側に位置する繊維束よりも屈折しやすい。しかし、曲げ部の内側で層間結合糸が切断されているため、繊維束が曲げ部の内側で屈折することを抑制できる。
繊維構造体について、前記切断端部は、前記曲げ部の折り目に沿って並んでいてもよい。
これによれば、繊維束は、曲げ部の折り目に沿って最も曲げられる。繊維束の最も曲げられる箇所について、層間結合糸による結合力が弱められているため、繊維束が屈折することを抑制できる。
これによれば、繊維束は、曲げ部の折り目に沿って最も曲げられる。繊維束の最も曲げられる箇所について、層間結合糸による結合力が弱められているため、繊維束が屈折することを抑制できる。
繊維構造体について、前記非結合糸は、前記曲げ部の全領域に配置されていてもよい。
これによれば、曲げ部で曲げられた繊維束の全てに対し、層間結合糸による結合力が弱められているため、曲げ部での皺の発生をより一層抑制できる。
これによれば、曲げ部で曲げられた繊維束の全てに対し、層間結合糸による結合力が弱められているため、曲げ部での皺の発生をより一層抑制できる。
上記問題点を解決するための繊維強化複合材は、繊維構造体にマトリックス樹脂を含浸させることにより構成される繊維強化複合材であって、前記繊維構造体は請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の繊維構造体であることを要旨とする。
これによれば、非結合糸の配置された曲げ部では、層間結合糸が切断され、層間結合糸による結合力が弱められている。曲げ部の形成のために繊維束が曲げられたとき、曲げられる繊維束には、当該繊維束を曲げるための力が加わる。このとき、層間結合糸による積層方向への結合力が弱められているため、曲げるための力を受けた繊維束は、当該力を受けて移動できる。したがって、層間結合糸によって結合されたまま繊維束が曲げられたときのように、曲げるための力を受けて、繊維束が屈折することを抑制できる。その結果、曲げ部で曲げられている繊維束は、曲げ部に沿って滑らかに曲げられている。よって、繊維構造体の曲げ部での皺の発生を抑制できる。
上記のように、層間結合糸を切断した非結合糸を採用することで曲げ部での皺の発生を抑制しており、皺の発生抑制のために第1繊維層及び第2繊維層のいずれにおいても繊維束の密度を減らしていない。その結果として、曲げ部の機械的特性の低下を抑制しながらも曲げ部での皺の発生を抑制でき、繊維強化複合材において、繊維構造体の皺を原因とした強度の低下を抑制できる。
本発明によれば、曲げ部の機械的特性の低下を抑制できる。
以下、繊維構造体及び繊維強化複合材を具体化した一実施形態を図1~図8にしたがって説明する。
図1に示すように、繊維強化複合材10は、繊維構造体20にマトリックス樹脂Maを含浸させて形成されている。繊維構造体20は、繊維強化複合材10の強化基材である。マトリックス樹脂Maは、熱硬化性樹脂のエポキシ樹脂が使用される。なお、マトリックス樹脂Maは、エポキシ樹脂でなくてもよく、例えばビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂であってもよいし、ポリアミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイミド樹脂、ABS樹脂等といった熱可塑性樹脂であってもよい。
図1に示すように、繊維強化複合材10は、繊維構造体20にマトリックス樹脂Maを含浸させて形成されている。繊維構造体20は、繊維強化複合材10の強化基材である。マトリックス樹脂Maは、熱硬化性樹脂のエポキシ樹脂が使用される。なお、マトリックス樹脂Maは、エポキシ樹脂でなくてもよく、例えばビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂であってもよいし、ポリアミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイミド樹脂、ABS樹脂等といった熱可塑性樹脂であってもよい。
繊維強化複合材10が水平面上に置かれているものとして重力の方向をZ軸で示し、水平面に沿う方向をX軸とY軸で示す。X軸、Y軸、及びZ軸は、互いに直交する。以下の説明では、Z軸と平行な方向を積層方向Zともいい、X軸と平行な方向を第1配列方向Xともいう。また、Y軸と平行な方向を第2配列方向Yともいう。
繊維強化複合材10は、第1複合平板部11と、ドットハッチングで示す複合曲げ部12と、第2複合平板部13と、を有する。第1複合平板部11と、複合曲げ部12と、第2複合平板部13は、第2配列方向Yに連続する。
積層方向Zの外側から第1複合平板部11を見て、第1複合平板部11は四角形状であり、同じく積層方向Zの外側から第2複合平板部13を見て、第2複合平板部13は四角形状である。
複合曲げ部12は、当該複合曲げ部12の曲率中心を通過し、X軸と平行に延びる仮想軸線Mを曲げ中心とする。仮想軸線Mは第1配列方向Xに延びるといえる。
図2及び図3に示すように、繊維構造体20は、積層体30と、層間結合糸40と、非結合糸50と、を有する。
図2及び図3に示すように、繊維構造体20は、積層体30と、層間結合糸40と、非結合糸50と、を有する。
繊維構造体20は、第1複合平板部11の強化基材となる第1平板部21と、複合曲げ部12の強化基材となる曲げ部22と、第2複合平板部13の強化基材となる第2平板部23と、を有する。第1平板部21と、曲げ部22と、第2平板部23は、第2配列方向Yに連続する。
繊維構造体20は、積層方向Zの第1面に第1表面201を有し、積層方向Zの第2面に第2表面202を有する。繊維構造体20は、第1表面201に谷折りの折り目Nが形成される状態に折り曲げられている。この折り目Nが位置する側を曲げ部22の内側とする。したがって、曲げ部22は、第1表面201側が内側となる状態で折り曲げられている。
繊維構造体20は、第1配列方向Xの第1端面に第1側面20aを有し、第1配列方向Xの第2端面に第2側面20bを有する。繊維構造体20は、第2配列方向Yの第1端面に第3側面20cを有し、第2配列方向Yの第2端面に第4側面20dを有する。
図2、図3及び図4に示すように、積層体30は、第1繊維層としての経糸層31を複数有するとともに、第2繊維層としての緯糸層32を複数有する。複数の経糸層31と複数の緯糸層32とは交互に積層されている。なお、複数の経糸層31と複数の緯糸層32とは交互に積層されていなくてもよい。
経糸層31と緯糸層32が積層された方向は積層方向Zである。また、積層体30の積層方向Zの両端には経糸層31が配置されている。このため、積層体30の積層方向Zの両端には経糸34が配列されている。したがって、積層体30の積層方向Zの両端では、経糸34同士が同じ配列方向で配置されている。
各経糸層31は、第1繊維束としての経糸34が第1配列方向Xへ複数配列されることにより形成されている。複数の経糸34は互いに平行である。全ての経糸34は、長さが同じである。
各緯糸層32は、第2繊維束としての緯糸35が第2配列方向Yへ複数配列されることにより形成されている。複数の緯糸35は互いに平行である。全ての緯糸35は、長さが同じである。
経糸層31と緯糸層32は、第1配列方向Xと第2配列方向Yが直交するように交互に積層されている。積層体30は、第1配列方向Xを1軸とし、第2配列方向Yを2軸とする2軸配向を有する。
経糸34及び緯糸35は、複数の強化繊維が束ねられてなる繊維束である。強化繊維は、連続繊維及び非連続繊維のいずれであってもよい。強化繊維は、有機繊維又は無機繊維が使用される。有機繊維としては、アラミド繊維、ポリ-p-フェニレンベンゾビスオキサゾール繊維、超高分子量ポリエチレン繊維等が挙げられ、無機繊維としては、炭素繊維、ガラス繊維、セラミック繊維等が挙げられる。
第1平板部21及び第2平板部23では、各経糸層31の各経糸34は、第2配列方向Yに直線状に延びている。また、第1平板部21及び第2平板部23では、各緯糸層32の各緯糸35は、第1配列方向Xに直線状に延びている。曲げ部22では、各経糸層31の各経糸34が滑らかに曲げられる一方で、各緯糸35は第1配列方向Xに直線状に延びている。
繊維構造体20の第1配列方向Xの両端には、緯糸35の先端面が露出している。緯糸35は、繊維構造体20の第1配列方向Xの両端の間で連続して延びている。繊維構造体20の第2配列方向Yの両端には、経糸34の先端面が露出している、経糸34は、繊維構造体20の第2配列方向Yの両端の間で連続して延びている。つまり、繊維構造体20の面内糸である経糸34及び緯糸35は、繊維構造体20の内部で切断されていない。
第1側面20aには、第1配列方向Xの第1端に位置する経糸34の側縁が露出している。また、第1側面20aには、第1配列方向Xの第1端に位置する緯糸35の先端面が露出している。第1側面20aでは、当該第1側面20aに露出する経糸34の側縁、及び緯糸35の先端面が、鉛直面に沿って積層されている。
第2側面20bには、第1配列方向Xの第2端に位置する経糸34の側縁が露出している。また、第2側面20bには、第1配列方向Xの第2端に位置する緯糸35の先端面が露出している。第2側面20bでは、当該第2側面20bに露出する経糸34の側縁、及び緯糸35の先端面が、鉛直面に沿って積層されている。
第3側面20cには、第2配列方向Yの第1端に位置する経糸34の先端面が露出している。また、第3側面20cには、第2配列方向Yの第1端に位置する緯糸35の側縁が露出している。第3側面20cでは、当該第3側面20cに露出する経糸34の先端面、及び緯糸35の側縁が、鉛直面に沿って積層されている。
第4側面20dには、第2配列方向Yの第2端に位置する経糸34の先端面が露出している。また、第4側面20dには、第2配列方向Yの第2端に位置する緯糸35の側縁が露出している。
第4側面20dでは、積層方向Zの第1表面201から第2表面202に向けて、積層方向Zに並ぶ経糸34同士で先端面の位置が異なっている。つまり、積層方向Zに並ぶ経糸34同士では、第1表面201から第2表面202に向けて経糸34の先端面の位置が低くなるように傾斜している。
また、第4側面20dでは、積層方向Zの第1表面201から第2表面202に向けて、積層方向Zに並ぶ緯糸35同士で側縁の位置が異なっている。つまり、積層方向Zに並ぶ緯糸35同士では、第1表面201から第2表面202に向けて緯糸35の側縁の位置が低くなるように傾斜している。したがって、第4側面20dでは、積層方向Zに並ぶ経糸34及び緯糸35は、水平面上に揃って配置されているのではなく、水平面に対して傾斜する傾斜面上に積層されている。
全ての経糸34は、長さが同じである。このため、経糸34の第1端に位置する先端面を第3側面20cで鉛直面上に揃えて配置させると、曲げ部22の内側と外側の経路差に応じて、経糸34の第2端に位置する先端面の位置がずれる。
図3、図4、及び図5(a)に示すように、層間結合糸40は、第1平板部21の複数の経糸層31及び複数の緯糸層32を積層方向Zに結合する。また、層間結合糸40は、第2平板部23の複数の経糸層31及び複数の緯糸層32を積層方向Zに結合する。層間結合糸40は、積層体30の第1平板部21及び第2平板部23を積層方向Zに貫通している。したがって、第1平板部21及び第2平板部23の全体は、層間結合糸40によって積層方向Zに結合された部位である。
層間結合糸40は、第1表面201に位置する経糸層31の経糸34に掛け止められるとともに、第2表面202に位置する経糸層31の経糸34であって、第1表面201に位置する経糸34に対し第1配列方向Xに隣り合う経糸34に掛け止められている。層間結合糸40は、積層方向Zに積層体30を貫通しつつ、積層方向Zの両端面では、第1配列方向Xに延びている。
層間結合糸40は、第1平板部21及び第2平板部23の第1配列方向Xの全体に亘って経糸34に掛け止められている。また、層間結合糸40は、第1平板部21及び第2平板部23の第2配列方向Yに複数設けられている。
図4、図5(b)及び図6に示すように、非結合糸50は、曲げ部22の全領域に存在する。非結合糸50は、平板状の積層体30を層間結合糸40で積層方向Zに結合した後、曲げ部22となる領域に存在する層間結合糸40を経糸層31上で切断することで形成される。非結合糸50は、曲げ部22の第1配列方向Xの全体に亘って存在する。また、非結合糸50は、曲げ部22の第2配列方向Yに複数設けられている。
層間結合糸40の切断箇所は、層間結合糸40における積層方向Zの両端である。つまり、非結合糸50は、積層方向Zの両端の経糸層31のうち、曲げ部22の内側及び外側に位置する経糸層31上で層間結合糸40を切断して形成されている。詳細には、非結合糸50となる層間結合糸40は、第1表面201の経糸34に掛かっている部分と、第2表面202の経糸34に掛かっている部分とを切断して形成されている。このため、非結合糸50は、積層体30の積層方向Zの全体を貫通している。
非結合糸50は、層間結合糸40を切断して形成された切断端部50aを有する。切断端部50aは、切断面を含む非結合糸50の端部であり、若干の長さを有する部分である。曲げ部22の第1表面201上には、各経糸34に対し、当該経糸34に掛け止められていた層間結合糸40を切断して形成された切断端部50aが沿う状態で露出している。したがって、各経糸34に対し、経糸34を挟むように2つの切断端部50aが第1配列方向Xに離間して配置されている。また、第1表面201の各切断端部50aは、層間結合糸40が掛け止められていた経糸34の表面よりも積層方向Zに突出している。つまり、各切断端部50aは、第1表面201を形成する経糸層31上において経糸34の表面よりも突出している。
曲げ部22の第2表面202上には、各経糸34に対し、当該経糸34に掛け止められていた層間結合糸40を切断して形成された切断端部50aが沿う状態で露出している。したがって、各経糸34に対し、経糸34を挟むように2つの切断端部50aが第1配列方向Xに離間して配置されている。また、第2表面202の各切断端部50aは、層間結合糸40が掛け止められていた経糸34の表面よりも積層方向Zに突出している。つまり、各切断端部50aは、第2表面202を形成する経糸層31上において経糸34の表面よりも突出している。
そして、第1表面201上及び第2表面202上では、非結合糸50の切断端部50aは、曲げ部22の折り目Nに沿って並ぶ状態で露出している。
したがって、曲げ部22は、当該曲げ部22の全領域に亘って非結合糸50の配置された部位である。曲げ部22は、積層方向Zの両端の経糸層31上に、経糸層31の経糸34から切断端部50aの突出した部位を、曲げ部22の全領域に亘って有する。
したがって、曲げ部22は、当該曲げ部22の全領域に亘って非結合糸50の配置された部位である。曲げ部22は、積層方向Zの両端の経糸層31上に、経糸層31の経糸34から切断端部50aの突出した部位を、曲げ部22の全領域に亘って有する。
次に、繊維構造体20の作用を記載する。
図7に、比較例の繊維構造体60を示す。比較例の繊維構造体60では、曲げ部22も層間結合糸40によって積層方向Zに結合されている。このため、比較例の繊維構造体60では、曲げ部22の形成のために経糸34が曲げられ、経糸34に対し、当該経糸34を曲げるための力が加わったとき、経糸34が屈折してしまっている。
図7に、比較例の繊維構造体60を示す。比較例の繊維構造体60では、曲げ部22も層間結合糸40によって積層方向Zに結合されている。このため、比較例の繊維構造体60では、曲げ部22の形成のために経糸34が曲げられ、経糸34に対し、当該経糸34を曲げるための力が加わったとき、経糸34が屈折してしまっている。
しかし、図2に示すように、繊維構造体20の曲げ部22は、層間結合糸40による結合力が弱められている。このため、曲げ部22の全体で経糸34は全方位に移動でき、結果として滑らかに曲げられる。このため、経糸34の屈折に伴う皺が、曲げ部22の第1表面201及び第2表面202に発生することが抑制される。
次に、繊維構造体20の製造方法を説明する。
まず、複数の経糸層31と、複数の緯糸層32とを積層して平板状の積層体30を製造する。
まず、複数の経糸層31と、複数の緯糸層32とを積層して平板状の積層体30を製造する。
次に、図4に示すように、積層体30を層間結合糸40によって積層方向Zに結合する。
次に、図8に示すように、積層体30のうち、曲げ部22となる領域に位置する層間結合糸40の全てを、積層体30の積層方向Zの両端に位置する経糸層31の経糸34上で切断し、非結合糸50を形成する。すると、第1表面201及び第2表面202に切断端部50aが露出するとともに、切断端部50aが経糸層31から突出した状態となる。
次に、図8に示すように、積層体30のうち、曲げ部22となる領域に位置する層間結合糸40の全てを、積層体30の積層方向Zの両端に位置する経糸層31の経糸34上で切断し、非結合糸50を形成する。すると、第1表面201及び第2表面202に切断端部50aが露出するとともに、切断端部50aが経糸層31から突出した状態となる。
次に、積層体30を賦形して、第1平板部21、曲げ部22、及び第2平板部23を形成する。曲げ部22を形成する際、経糸34も曲げられるが、層間結合糸40による結合がないため、経糸34は屈折することなく移動する。
その結果、曲げ部22を有する繊維構造体20が製造される。
そして、繊維構造体20にマトリックス樹脂Maを含浸させると、第1平板部21、曲げ部22、及び第2平板部23にマトリックス樹脂Maが含浸する。第1平板部21を強化基材とする第1複合平板部11と、曲げ部22を強化基材とする複合曲げ部12と、第2平板部23を強化基材とする第2複合平板部13とが形成され、繊維強化複合材10が製造される。
そして、繊維構造体20にマトリックス樹脂Maを含浸させると、第1平板部21、曲げ部22、及び第2平板部23にマトリックス樹脂Maが含浸する。第1平板部21を強化基材とする第1複合平板部11と、曲げ部22を強化基材とする複合曲げ部12と、第2平板部23を強化基材とする第2複合平板部13とが形成され、繊維強化複合材10が製造される。
第1複合平板部11及び第2複合平板部13の積層方向Zの両端には、層間結合糸40の両端が位置し、複合曲げ部12の積層方向Zの両端には、切断端部50aが位置している。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)繊維構造体20の曲げ部22には、非結合糸50が配置されている。このため、曲げ部22では、層間結合糸40による積層方向Zへの結合力が弱められている。したがって、曲げ部22で曲げられている経糸34は、層間結合糸40の結合を原因とした屈折が抑制され、曲げ部22に沿って滑らかに曲げられている。繊維構造体20は、非結合糸50を採用することで曲げ部22での皺の発生を抑制しており、皺の発生抑制のために経糸層31及び緯糸層32のいずれにおいても経糸34及び緯糸35の密度を減らしていない。その結果として、曲げ部22の機械的特性の低下を抑制しながらも曲げ部22での皺の発生を抑制できる。さらには、繊維構造体20にマトリックス樹脂Maを含浸させた繊維強化複合材10において、繊維構造体20の皺を原因とした強度の低下を抑制できる。
(1)繊維構造体20の曲げ部22には、非結合糸50が配置されている。このため、曲げ部22では、層間結合糸40による積層方向Zへの結合力が弱められている。したがって、曲げ部22で曲げられている経糸34は、層間結合糸40の結合を原因とした屈折が抑制され、曲げ部22に沿って滑らかに曲げられている。繊維構造体20は、非結合糸50を採用することで曲げ部22での皺の発生を抑制しており、皺の発生抑制のために経糸層31及び緯糸層32のいずれにおいても経糸34及び緯糸35の密度を減らしていない。その結果として、曲げ部22の機械的特性の低下を抑制しながらも曲げ部22での皺の発生を抑制できる。さらには、繊維構造体20にマトリックス樹脂Maを含浸させた繊維強化複合材10において、繊維構造体20の皺を原因とした強度の低下を抑制できる。
(2)非結合糸50の切断端部50aは、曲げ部22の第1表面201及び第2表面202を形成する経糸層31の経糸34から積層方向Zへ突出している。つまり、非結合糸50は、層間結合糸40を、曲げ部22の第1表面201上及び第2表面202上で切断して形成されている。このため、層間結合糸40が切断されていても、面内糸となる経糸34及び緯糸35は切断されておらず、経糸34は第2配列方向Yの両端の間で連続して延び、緯糸35は第1配列方向Xの両端の間で連続して延びている。よって、経糸34及び緯糸35の切断に伴う繊維構造体20の強度低下を引き起こさずに皺の発生を抑制できる。
(3)平板状の積層体30を曲げて曲げ部22を製造する際、積層体30を曲げる前に層間結合糸40が切断されて非結合糸50が形成される。このため、積層体30を曲げたときに、経糸34が移動しやすく、経糸34が屈折することを抑制できる。
(4)経糸層31内に切断端部50aが入り込んでいる場合を想定する。この場合、得られた繊維強化複合材では、経糸層31上に切断端部50aが突出していない分、マトリックス樹脂Maだけの部分が形成されやすい。しかし、本実施形態では、マトリックス樹脂Ma内に切断端部50aが突出することになるため、マトリックス樹脂Maだけの部分を減らすことができ、繊維強化複合材10の強度低下を抑制できる。
(5)非結合糸50は、曲げ部22の全領域に配置されている。つまり、曲げ部22では、層間結合糸40によって積層方向Zへ結合された箇所がない。このため、曲げ部22を製造する際、曲げられた全ての経糸34において屈折することが抑制され、繊維構造体20の曲げ部22に皺が発生することをより抑制できる。
(6)非結合糸50の切断端部50aは、曲げ部22の第1表面201及び第2表面202の両方に存在する。つまり、非結合糸50は、積層方向Zの両端に位置する経糸層31上で層間結合糸40を切断して形成されている。したがって、積層方向Zの全体で、経糸34の屈折が抑制されている。
(7)非結合糸50の切断端部50aは、曲げ部22の折り目Nに沿って並び、曲げ部22の仮想軸線Mに平行となるように、第1配列方向Xに並んでいる。曲げ部22を形成するとき、経糸34は、曲げ部22の折り目Nに沿って最も曲げられる。この経糸34が最も曲げられる箇所について、層間結合糸40による結合力が弱められているため、経糸34が屈折することを抑制できる。
(8)曲げ部22での皺の発生を抑制するため、例えば、経糸34及び緯糸35を切ることも考えられるが、経糸34及び緯糸35は、積層体30内で切断する必要があり、その切断作業が面倒である。これに対し、積層体30の積層方向Zの両端に位置する経糸層31上で層間結合糸40を切断して非結合糸50とする作業は容易であるため、非結合糸50を有する繊維構造体20は生産性が高いといえる。
また、曲げ部22での皺の発生を抑制するため、繊維構造体20の織構造を変更し、例えば織密度を小さくする方法も考えられるが、織機の織構造を変更する場合と比較すると、層間結合糸40を切断する方がより容易であり、繊維構造体20の生産性が高いといえる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ 非結合糸50は、曲げ部22の全領域に配置されていなくてもよい。例えば、曲げ部22は、一部に非結合糸50が配置された部位を有し、その他に層間結合糸40が配置された部位を有していてもよい。
○ 非結合糸50は、曲げ部22の全領域に配置されていなくてもよい。例えば、曲げ部22は、一部に非結合糸50が配置された部位を有し、その他に層間結合糸40が配置された部位を有していてもよい。
○ 曲げ部22の仮想軸線Mは、経糸34に対し斜めに延びていてもよい。この場合、非結合糸50の切断端部50aは、仮想軸線Mに平行な仮想線に沿って並んでいるのが好ましい。この場合は、仮想軸線Mに平行な仮想線に沿って並んでいる層間結合糸40が切断される。
○ 非結合糸50は、第1平板部21及び第2平板部23の少なくとも一方の領域に存在していてもよい。ただし、第1平板部21及び第2平板部23は、層間結合糸40によって積層方向Zに結合されている必要がある。
○ 図9に示すように、非結合糸50の切断端部50aは、積層方向Zの両端の経糸層31のうち、曲げ部22の内側に位置する経糸層31上だけに位置していてもよい。つまり、非結合糸50は、積層方向Zの両端の経糸層31のうち、曲げ部22の内側に位置する経糸層31上で層間結合糸40が切断されて形成されていてもよい。この場合、積層方向Zの両端の経糸層31のうち、曲げ部22の外側に位置する経糸層31側では、層間結合糸40は切断されていない。
このように構成した場合、層間結合糸40によって積層体30が結合されていると、曲げ部22の内側に位置する経糸34は、外側に位置する経糸34よりも屈折しやすい。しかし、曲げ部22の内側で層間結合糸40が切断されて非結合糸50が形成されているため、経糸34が曲げ部22の内側で屈折することを抑制できる。
なお、切断端部50aは、曲げ部22の内側に位置する経糸層31の経糸34から突出していてもよいし、経糸層31内に入り込んでいてもよい。
○ 層間結合糸40を切断して非結合糸50を形成する際、層間結合糸40は、積層方向Zの両端の経糸層31の内部で切断されてもよい。この場合、非結合糸50の切断端部50aの一部は、経糸層31内に入り込んでいる。
○ 層間結合糸40を切断して非結合糸50を形成する際、層間結合糸40は、積層方向Zの両端の経糸層31の内部で切断されてもよい。この場合、非結合糸50の切断端部50aの一部は、経糸層31内に入り込んでいる。
○ 曲げ部22を形成する際、積層体30の賦形に伴い、切断端部50aが経糸層31内に入り込み、切断端部50aが経糸層31上の経糸34から突出していなくてもよい。
○ 積層体30の積層方向Zの両端の繊維層は緯糸層32であってもよい。
○ 積層体30の積層方向Zの両端の繊維層は緯糸層32であってもよい。
○ 層間結合糸40は、第2表面202に位置する経糸層31の経糸34であって、第1表面201に位置する経糸34に対し第1配列方向Xに1本以上の経糸34を飛ばした経糸34に掛け止められていてもよい。
○ 非結合糸50は、折り目Nに沿っていない箇所に配置されていてもよい。
○ 繊維構造体20は、平板部を1つだけ有していてもよいし、3つ以上有していてもよい。繊維構造体20は、曲げ部を2つ以上有していてもよい。
○ 繊維構造体20は、平板部を1つだけ有していてもよいし、3つ以上有していてもよい。繊維構造体20は、曲げ部を2つ以上有していてもよい。
Ma…マトリックス樹脂、N…折り目、X…第1配列方向、Y…第2配列方向、Z…積層方向、10…繊維強化複合材、20…繊維構造体、21…第1平板部、22…曲げ部、23…第2平板部、30…積層体、31…第1繊維層としての経糸層、32…第2繊維層としての緯糸層、34…第1繊維束としての経糸、35…第2繊維束としての緯糸、40…層間結合糸、50…非結合糸、50a…切断端部。
Claims (6)
- 複数の第1繊維束が第1配列方向に配列された第1繊維層と、複数の第2繊維束が第2配列方向に配列された第2繊維層とが積層され、
前記第1配列方向と前記第2配列方向とが直交し、かつ積層方向の両端の繊維層の繊維束同士が同じ配列方向で積層された積層体と、
前記積層体を前記積層方向に結合する層間結合糸と、を有し、
前記第1繊維束及び前記第2繊維束が直線状に延びる平板部、及び前記積層方向の両端に位置する前記繊維層と同じ配列方向の繊維束が曲げられた曲げ部を有する繊維構造体であって、
前記第1繊維束は、前記繊維構造体における前記第2配列方向の両端の間で連続して延び、前記第2繊維束は、前記繊維構造体における前記第1配列方向の両端の間で連続して延びており、
前記層間結合糸を切断して形成された切断端部を有する非結合糸を有し、
前記平板部は、前記層間結合糸によって前記積層方向に結合された部位を有し、
前記曲げ部は、前記非結合糸が配置された部位を有することを特徴とする繊維構造体。 - 前記曲げ部は、前記積層方向の両端の前記繊維層のうちの少なくとも一方の前記繊維層上に前記切断端部の突出した部位を有する請求項1に記載の繊維構造体。
- 前記切断端部は、前記積層方向の両端の前記繊維層のうち、前記曲げ部の内側に位置する前記繊維層上に位置している請求項1又は請求項2に記載の繊維構造体。
- 前記切断端部は、前記曲げ部の折り目に沿って並んでいる請求項1~請求項3のうちいずれか一項に記載の繊維構造体。
- 前記非結合糸は、前記曲げ部の全領域に配置されている請求項1~請求項4のうちいずれか一項に記載の繊維構造体。
- 繊維構造体にマトリックス樹脂を含浸させることにより構成される繊維強化複合材であって、
前記繊維構造体は請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の繊維構造体である繊維強化複合材。
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