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JP2022110370A - 検体ラックストッパ機構及び自動分析システム - Google Patents

検体ラックストッパ機構及び自動分析システム Download PDF

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JP2022110370A
JP2022110370A JP2021005739A JP2021005739A JP2022110370A JP 2022110370 A JP2022110370 A JP 2022110370A JP 2021005739 A JP2021005739 A JP 2021005739A JP 2021005739 A JP2021005739 A JP 2021005739A JP 2022110370 A JP2022110370 A JP 2022110370A
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JP2021005739A
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賢一 坂本
Kenichi Sakamoto
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Jeol Ltd
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Abstract

【課題】駆動部の動作不良の発生を抑制することができる検体ラックストッパ機構及び自動分析システムを提供する。【解決手段】検体ラックストッパ機構50は、駆動部52と、ストッパ片65を有するストッパ部材54と、連動部56、57と、復帰用付勢部材55と、を備えている。連動部56、57は、開動作時に、回転体の回転動作をストッパ部材54に連動させる。復帰用付勢部材55は、ストッパ部材54を開動作時の順回転方向とは反対である逆回転方向に向けて付勢する。【選択図】図3

Description

本発明は、検体容器が収容された検体ラックの搬送を開放可能に規制する検体ラックストッパ機構及び、この検体ラックストッパ機構を有する自動分析システムに関する。
従来から、血液や尿等の生体試料である検体の中にある特定物質を定量的に測定する自動分析装置が知られている。自動分析装置では、検体を収容する検体容器を使用している。このような自動分析装置では、例えば、複数の検体容器が収容された検体収容ユニットと、検体と試薬とを反応させる反応ユニットとを備えている。
また、検体収容ユニットには、検体容器や、検体容器が収容された検体ラックを搬送する搬送装置が設けられている。この搬送装置には、検体ラックの搬送を開放可能に規制する検体ラックストッパ機構が設けられている。
従来の検体ラックストッパ機構としては、例えば特許文献1に記載されたような技術が開示されている。特許文献1には、ストッパと、駆動装置とを備えた技術が記載されている。そして、ストッパは、駆動装置の回転軸の先端に固定されている。
特開2015-25679号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ストッパ部材が駆動部の回転軸に固定されていた。そのため、駆動部が原点に復帰する際に、ストッパ部材の軌道上に障害物が存在すると、ストッパ部材が障害物に当たり、駆動部が原点に戻らなくなり、駆動部の動作不良が発生する、という問題を有していた。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、駆動部の動作不良の発生を抑制することができる検体ラックストッパ機構及び自動分析システムを提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の検体ラックストッパ機構は、検体容器を収容する検体ラック搬送を開放可能に規制する検体ラックストッパ機構である。検体ラックストッパ機構は、駆動部と、ストッパ部材と、連動部と、復帰用付勢部材と、を備えている。駆動部は、回転する回転体を有するロータリーソレノイドからなる。ストッパ部材は、検体ラックに当接するストッパ片を有し、検体ラックの搬送を規制する。連動部は、ストッパ片を検体ラックの搬送路から退避させる開動作時に、回転体の回転動作をストッパ部材に連動させる。復帰用付勢部材は、ストッパ部材を開動作時の順回転方向とは反対である逆回転方向に向けて付勢する。
また、本発明の自動分析システムは、検体容器の内に収容された検体の分析を行う自動分析装置と、検体容器が収容された検体ラックを搬送する検体ラック搬送装置と、を備えている。検体ラック搬送装置は、検体ラック搬送を開放可能に規制する検体ラックストッパ機構を備えている。そして、検体ラックストッパ機構としては、上述した検体ラックストッパ機構が用いられる。
本発明の検体ラックストッパ機構及び自動分析システムによれば、駆動部の動作不良の発生を抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態例にかかる自動分析システムを模式的に示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる検体ラック搬送装置の搬送レーンを示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構の開放状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構の開放状態を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構の閉動作を示すもので、軌道上に障害物が存在する状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構の閉動作を示すもので、軌道上に障害物が存在する状態を示す正面図である。 図9に示す状態から開動作を行った状態を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構を示す分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構の連動部を拡大して示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構の開放状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構における駆動部及びベース部を原点に復帰させた状態を示す斜視図である。
以下、本発明の検体ラックストッパ機構及び自動分析システムの実施の形態例について、図1~図15を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、説明は以下の順序で行うが、本発明は、必ずしも以下の形態に限定されるものではない。
1.第1の実施の形態例
1-1.自動分析システムの構成
まず、本発明の第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる自動分析システムについて図1を参照して説明する。
図1は、本例の自動分析システムを模式的に示す説明図である。
図1に示す装置は、本発明の自動分析システムの一例として適用する生化学分析システム100である。生化学分析システム100は、血液や尿などの生体試料に含まれる特定の成分の量を自動的に測定する装置である。
図1に示すように、生化学分析システム100は、生体試料に含まれる特定の成分の量を自動的に測定する生化学分析装置1と、検体ラックを搬送する検体ラック搬送装置30と、を有している。
1-2.生化学分析装置の構成
生化学分析装置1は、サンプルターンテーブル2と、希釈ターンテーブル3と、第1試薬ターンテーブル4と、第2試薬ターンテーブル5と、反応ターンテーブル6と、を備えている。また、生化学分析装置1は、サンプル希釈ピペット7と、サンプリングピペット8と、希釈撹拌装置9と、希釈洗浄装置11と、第1試薬ピペット12と、第2試薬ピペット13と、第1反応撹拌装置14と、第2反応撹拌装置15と、多波長光度計16と、反応容器洗浄装置18と、を備えている。
本例の検体収容ユニットの一例を示すサンプルターンテーブル2は、軸方向の一端が開口した略円筒状をなす容器状に形成されている。このサンプルターンテーブル2には、複数の検体容器21と、複数の希釈液容器22が収容されている。検体容器21には、血液や尿等からなる検体(サンプル)が収容される。希釈液容器22には、通常の希釈液である生理食塩水以外の特別な希釈液が収容される。
複数の検体容器21は、サンプルターンテーブル2の周方向に所定の間隔を開けて並べて配置されている。また、サンプルターンテーブル2の周方向に並べられた検体容器21の列は、サンプルターンテーブル2の半径方向に所定の間隔を開けて2列セットされている。
複数の希釈液容器22は、複数の検体容器21の列よりもサンプルターンテーブル2の半径方向の内側に配置されている。複数の希釈液容器22は、複数の検体容器21と同様に、サンプルターンテーブル2の周方向に所定の間隔を開けて並べて配置されている。そして、サンプルターンテーブル2の周方向に並べられた希釈液容器22の列は、サンプルターンテーブル2の半径方向に所定の間隔を開けて2列セットされている。
なお、複数の検体容器21及び複数の希釈液容器22の配列は、2列に限定されるものではなく、1列でもよく、あるいはサンプルターンテーブル2の半径方向に3列以上配置してもよい。
サンプルターンテーブル2は、不図示の駆動機構によって周方向に沿って回転可能に支持されている。そして、サンプルターンテーブル2は、不図示の駆動機構により、周方向に所定の角度範囲ごとに、所定の速度で回転する。また、サンプルターンテーブル2の周囲には、希釈ターンテーブル3が配置されている。
希釈ターンテーブル3、第1試薬ターンテーブル4、第2試薬ターンテーブル5及び反応ターンテーブル6は、サンプルターンテーブル2と同様に、軸方向の一端が開口した略円筒状をなす容器状に形成されている。希釈ターンテーブル3及び反応ターンテーブル6は、不図示の駆動機構により、その周方向に所定の角度範囲ずつ、所定の速度で回転する。なお、反応ターンテーブル6は、一回の移動で半周以上回転するように設定されている。
希釈ターンテーブル3には、複数の希釈容器23が希釈ターンテーブル3の周方向に並べて収容されている。希釈容器23には、サンプルターンテーブル2に配置された検体容器21から吸引され、希釈された検体(以下、「希釈検体」という)が収容される。
第1試薬ターンテーブル4には、複数の第1試薬容器24が第1試薬ターンテーブル4の周方向に並べて収容されている。また、第2試薬ターンテーブル5には、複数の第2試薬容器25が第2試薬ターンテーブル5の周方向に並べて収容されている。そして、第1試薬容器24には、濃縮された第1試薬が収容され、第2試薬容器25には、濃縮された第2試薬が収容される。
さらに、第1試薬ターンテーブル4、第1試薬容器24、第2試薬ターンテーブル5及び第2試薬容器25は、不図示の保冷機構によって所定の温度に保たれている。そのため、第1試薬容器24に収容された第1試薬と、第2試薬容器25に収容された第2試薬は、所定の温度で保冷される。
本例の反応ユニットの一例を示す反応ターンテーブル6は、希釈ターンテーブル3と、第1試薬ターンテーブル4及び第2試薬ターンテーブル5の間に配置されている。反応ターンテーブル6には、複数の反応容器26が反応ターンテーブル6の周方向に並べて収容されている。反応容器26には、希釈ターンテーブル3の希釈容器23からサンプリングした希釈検体と、第1試薬ターンテーブル4の第1試薬容器24からサンプリングした第1試薬と、第2試薬ターンテーブル5の第2試薬容器25からサンプリングした第2試薬が注入される。そして、この反応容器26内において、希釈検体と、第1試薬及び第2試薬が撹拌され、反応が行われる。
サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の周囲に配置される。サンプル希釈ピペット7は、不図示の希釈ピペット駆動機構により、サンプルターンテーブル2及び希釈ターンテーブル3の軸方向(例えば、上下方向)に移動可能に支持されている。また、サンプル希釈ピペット7は、希釈ピペット駆動機構により、サンプルターンテーブル2及び希釈ターンテーブル3の開口と略平行をなす水平方向に沿って回動可能に支持されている。そして、サンプル希釈ピペット7は、水平方向に沿って回動することで、サンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の間を往復運動する。なお、サンプル希釈ピペット7がサンプルターンテーブル2と希釈ターンテーブル3の間を移動する際、サンプル希釈ピペット7は、不図示の洗浄装置を通過する。
ここで、サンプル希釈ピペット7の動作について説明する。
サンプル希釈ピペット7がサンプルターンテーブル2における開口の上方の所定位置に移動した際、サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って下降し、その先端に設けたピペットを検体容器21内に挿入する。このとき、サンプル希釈ピペット7は、不図示のサンプル用ポンプが作動して検体容器21内に収容された検体を所定量吸引する。次に、サンプル希釈ピペット7は、サンプルターンテーブル2の軸方向に沿って上昇してピペットを検体容器21内から抜き出す。そして、サンプル希釈ピペット7は、水平方向に沿って回動し、希釈ターンテーブル3における開口の上方の所定位置に移動する。
次に、サンプル希釈ピペット7は、希釈ターンテーブル3の軸方向に沿って下降して、ピペットを所定の希釈容器23内に挿入する。そして、サンプル希釈ピペット7は、吸引した検体と、サンプル希釈ピペット7自体から供給される所定量の希釈液(例えば、生理食塩水)を希釈容器23内に吐出する。その結果、希釈容器23内で、検体が所定倍数の濃度に希釈される。その後、サンプル希釈ピペット7は、洗浄装置によって洗浄される。
サンプリングピペット8は、希釈ターンテーブル3と反応ターンテーブル6の間に配置されている。サンプリングピペット8は、不図示のサンプリングピペット駆動機構により、サンプル希釈ピペット7と同様に、希釈ターンテーブル3の軸方向(上下方向)と水平方向に移動及び回動可能に支持されている。そして、サンプリングピペット8は、希釈ターンテーブル3と反応ターンテーブル6の間を往復運動する。
このサンプリングピペット8は、希釈ターンテーブル3の希釈容器23内にピペットを挿入して、所定量の希釈検体を吸引する。そして、サンプリングピペット8は、吸引した希釈検体を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。
第1試薬ピペット12は、反応ターンテーブル6と第1試薬ターンテーブル4の間に配置され、第2試薬ピペット13は、反応ターンテーブル6と第2試薬ターンテーブル5の間に配置されている。第1試薬ピペット12は、不図示の第1試薬ピペット駆動機構により、反応ターンテーブル6の軸方向(上下方向)と水平方向に移動及び回動可能に支持されている。そして、第1試薬ピペット12は、第1試薬ターンテーブル4と反応ターンテーブル6の間を往復運動する。
第1試薬ピペット12は、第1試薬ターンテーブル4の第1試薬容器24内にピペットを挿入して、所定量の第1試薬を吸引する。そして、第1試薬ピペット12は、吸引した第1試薬を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。
また、第2試薬ピペット13は、不図示の第2試薬ピペット駆動機構により、第1試薬ピペット12と同様に、反応ターンテーブル6の軸方向(上下方向)と水平方向に移動及び回動可能に支持されている。そして、第2試薬ピペット13は、第2試薬ターンテーブル5と反応ターンテーブル6の間を往復運動する。
第2試薬ピペット13は、第2試薬ターンテーブル5の第2試薬容器25内にピペットを挿入して、所定量の第2試薬を吸引する。そして、第2試薬ピペット13は、吸引した第2試薬を反応ターンテーブル6の反応容器26内に吐出する。
希釈撹拌装置9及び希釈洗浄装置11は、希釈ターンテーブル3の周囲に配置されている。希釈撹拌装置9は、不図示の撹拌子を希釈容器23内に挿入し、検体と希釈液を撹拌する。
希釈洗浄装置11は、サンプリングピペット8によって希釈検体が吸引された後の希釈容器23を洗浄する装置である。この希釈洗浄装置11は、複数の希釈容器洗浄ノズルを有している。複数の希釈容器洗浄ノズルは、不図示の廃液ポンプと、不図示の洗剤ポンプに接続されている。希釈洗浄装置11は、希釈容器洗浄ノズルを希釈容器23内に挿入し、廃液ポンプを駆動させて挿入した希釈容器洗浄ノズルによって希釈容器23内に残留する希釈検体を吸い込む。そして、希釈洗浄装置11は、吸い込んだ希釈検体を不図示の廃液タンクに排出する。
その後、希釈洗浄装置11は、洗剤ポンプから希釈容器洗浄ノズルに洗剤を供給し、希釈容器洗浄ノズルから希釈容器23内に洗剤を吐出する。この洗剤によって希釈容器23内を洗浄する。その後、希釈洗浄装置11は、洗剤を希釈容器洗浄ノズルによって吸引し、希釈容器23内を乾燥させる。
第1反応撹拌装置14、第2反応撹拌装置15及び反応容器洗浄装置18は、反応ターンテーブル6の周囲に配置されている。第1反応撹拌装置14は、不図示の撹拌子を反応容器26内に挿入し、希釈検体と第1試薬を撹拌する。これにより、希釈検体と第1試薬との反応が均一かつ迅速に行われる。なお、第1反応撹拌装置14の構成は、希釈撹拌装置9と同一であるため、ここではその説明は省略する。
第2反応撹拌装置15は、不図示の撹拌子を反応容器26内に挿入し、希釈検体と、第1試薬と、第2試薬とを撹拌する。これにより、希釈検体と、第1試薬と、第2試薬との反応が均一かつ迅速に行われる。なお、第2反応撹拌装置15の構成は、希釈撹拌装置9と同一であるため、ここではその説明は省略する。
反応容器洗浄装置18は、検査が終了した反応容器26内を洗浄する装置である。この反応容器洗浄装置18は、複数の反応容器洗浄ノズルを有している。複数の反応容器洗浄ノズルは、希釈容器洗浄ノズルと同様に、不図示の廃液ポンプと、不図示の洗剤ポンプに接続されている。なお、反応容器洗浄装置18における洗浄工程は、上述した希釈洗浄装置11と同様であるため、その説明は省略する。
また、多波長光度計16は、反応ターンテーブル6の周囲における反応ターンテーブル6の外壁と対向するように配置されている。多波長光度計16は、反応容器26内に注入され、第1薬液及び第2薬液と反応した希釈検体に対して光学的測定を行って、検体中の様々な成分の量を「吸光度」という数値データとして出力し、希釈検体の反応状態を検出するものである。
さらに、反応ターンテーブル6の周囲には、不図示の恒温槽が配置されている。この恒温槽は、反応ターンテーブル6に設けられた反応容器26の温度を常時一定に保持するように構成されている。
1-3.検体ラック搬送装置の構成
次に、検体ラック搬送装置(以下、単に「搬送装置」という)30の詳細な構成について説明する。
図1に示すように、搬送装置30は、生化学分析装置1に隣接して配置されている。搬送装置30は、サンプルターンテーブル2に収容された検体容器21に検体を供給する。また、検体容器21に供給される検体は、ラック側検体容器101に収容されている。このラック側検体容器101は、検体ラック90に収容される。検体ラック90は、複数のラック側検体容器101(本例では、5本)が収容可能に構成されている。そして、搬送装置30は、ラック側検体容器101を収容した検体ラック90を搬送する。
なお、水平方向と平行で、かつ搬送装置30と生化学分析装置1が隣り合う方向を第1の方向Xとする。また、水平方向と平行で、かつ第1の方向Xと直交する方向を第2の方向Yとする。
搬送装置30は、複数の供給トレイ31と、複数の回収トレイ32と、方向転換部33と、第1搬送レーン34と、回収搬送部35と、第2搬送レーン36とを有している。また、搬送装置30は、レーン交換部37と、検体投入レーン38と、緊急検体投入部39と、ラック排出レーン40と、複数の検体ラックストッパ機構50を有している。
供給トレイ31には、検体ラック90が収容されている。供給トレイ31には、検体ラック90が投入される投入口31aと、検体ラック90を第1搬送レーン34へ排出する排出口31bが設けられている。供給トレイ31は、投入口31aから投入された検体ラック90を排出口31bまで搬送する。そして、供給トレイ31は、排出口31bから検体ラック90を第1搬送レーン34に排出する。
回収トレイ32には、受取口32aが設けられている。受取口32aには、第1搬送レーン34から搬送された検体ラック90が投入される。そして、回収トレイ32は、第1搬送レーン34から搬送された検体ラック90を収容する。また、回収トレイ32には、排出口32bが設けられている。排出口32bからは、回収トレイ32に収容された検体ラック90が回収可能とされる。
第1搬送レーン34は、無端状の搬送ベルト34aと、不図示の駆動部とを有している。第1搬送レーン34は、搬送ベルト34a上に載置された検体ラック90を搬送する。
また、第1搬送レーン34には、方向転換部33が配置されている。第1搬送レーン34は、供給トレイ31から搬送された検体ラック90を方向転換部33に搬送する。また、第1搬送レーン34は、方向転換部33から搬送された検体ラック90を回収トレイ32の受取口32aに搬送する。
方向転換部33は、検体ラック90を挟持するアーム部33aを有している。方向転換部33は、アーム部33aで挟持した検体ラック90の搬送方向を略90度転換する。第1搬送レーン34から搬送された検体ラック90の搬送方向を第1の方向Xから第2の方向Yに転換し、検体ラック90を第1搬送レーン34から第2搬送レーン36に搬送する。また、第2搬送レーン36から搬送された検体ラック90の搬送方向を第2の方向Yから第1の方向Xに転換し、検体ラック90を第2搬送レーン36から第1搬送レーン34に搬送する。
さらに、方向転換部33は、後述する緊急検体投入部39により搬送された検体ラック90の搬送方向を第2の方向Yに転換し、検体ラック90を緊急検体投入部39から第2搬送レーン36に搬送する。
第2搬送レーン36は、方向転換部33を間に介して第1搬送レーン34の第1の方向Xの他側に配置されている。第2搬送レーン36は、後述する回収搬送部35からレーン交換部37にかけて延在している。
第2搬送レーン36は、第1搬送レーン34と同様に、無端状の搬送ベルト36aと、不図示の駆動部とを有している。搬送ベルト36a上には、方向転換部33、または後述する回収搬送部35から搬送された検体ラック90が載置される。
第2搬送レーン36は、回収搬送部35から搬送された検体ラック90を方向転換部33まで搬送する。また、第2搬送レーン36は、方向転換部33から搬送された検体ラック90をレーン交換部37まで搬送する。
レーン交換部37は、第2搬送レーン36で搬送された検体ラック90を第2搬送レーン36から検体投入レーン38へ送り出す。
検体投入レーン38は、第1搬送レーン34及び第2搬送レーン36と同様に、無端状の搬送ベルト38aと、不図示の駆動部と、検体投入部38bとを有している。検体投入レーン38は、搬送ベルト38a上に載置された検体ラック90を搬送する。
検体投入部38bは、搬送ベルト38aの中間部に設けられている。検体投入レーン38は、搬送ベルト38a上に載置された検体ラック90を検体投入部38bで一時的に停止させる。そして、ラック側検体容器101に収容された検体は、生化学分析装置1に設けたピペットにより、サンプルターンテーブル2に収容された検体容器21に供給される。検体投入レーン38は、検体投入部38bにおいて検体を供給した検体ラック90を回収搬送部35まで搬送する。
回収搬送部35は、第1搬送部35aと、第2搬送部35bとを有している。第1搬送部35aは、第2搬送部35bよりも第2の方向Yの他側に配置されている。
また、回収搬送部35の第1の方向Xの一側には、ラック排出レーン40が配置されている。そして、第1搬送部35aは、検体投入レーン38から搬送された検体ラック90をラック排出レーン40まで搬送する。第2搬送部35bは、ラック排出レーン40により搬送され、後述する送り出し部40cから送り出された検体ラック90を第2搬送レーン36まで搬送する。
なお、回収搬送部35を通過して第2搬送レーン36まで搬送された検体ラック90のうち再検査が必要な検体ラック90は、第2搬送レーン36によって再びレーン交換部37まで搬送される。そして、レーン交換部37まで搬送された検体ラック90は、再び検体投入レーン38によって検体投入部38bに送り出される。
ラック排出レーン40は、無端状の搬送ベルト40aと、排出口40bと、送り出し部40cと、不図示の駆動部を有している。ラック排出レーン40は、搬送ベルト40a上に載置された検体ラック90を搬送する。
送り出し部40cは、搬送ベルト40aの中間部に設けられている。送り出し部40cは、搬送ベルト40aによって搬送された検体ラック90のうち、異常が検出されない検体ラック90を回収搬送部35の第2搬送部35bに送り出す。
また、搬送ベルト40aには、排出口40bが設けられている。異常が検出された検体ラック90は、送り出し部40cを通過し、排出口40bまで搬送される。そして、異常が検出された検体ラック90は、排出口40bから取り出される。
緊急検体投入部39は、供給トレイ31と、第2搬送レーン36の間に配置されている。緊急検体投入部39は、供給トレイ31に収容された検体ラック90とは異なる検体ラック90を投入する際に用いられる。緊急検体投入部39は、検体ラック90を第2の方向Yに沿って搬送し、方向転換部33の近傍において、検体ラック90の搬送方向を第2の方向Yに対して所定の角度で変化させて搬送する。
また、第2搬送レーン36、検体投入レーン38や緊急検体投入部39には、検体ラック90の搬送を一時的に制止する検体ラックストッパ機構50が設けられている。なお、検体ラックストッパ機構50を配置する箇所は、上述した例に限定されるものではなく、第1搬送レーン34やラック排出レーン40等その他各種の搬送レーンに配置されるものである。
1-4.検体ラックストッパ機構の構成
次に、図2~図10を参照して検体ラックストッパ機構50の詳細な構成について説明する。以下に示す例では、検体投入レーン38に配置された検体ラックストッパ機構50について説明する。
図2は、検体投入レーン38を示す平面図、図3は、検体ラックストッパ機構50を示す斜視図、図4は、検体ラックストッパ機構50を示す分解斜視図である。図5は、検体ラックストッパ機構50を示す正面図である。
図2に示すように、検体ラックストッパ機構50は、検体投入レーン38の搬送方向の中途部において、検体投入レーン38に隣接して配置されている。検体ラックストッパ機構50は、後述する駆動部52が駆動することで、ストッパ片65が検体投入レーン38の搬送路内に突出する。すなわち、検体ラックストッパ機構50は、後述するストッパ片65を可動させることで、検体ラック90の搬送路を開放可能に遮断する。
図3から図5に示すように、検体ラックストッパ機構50は、支持ブラケット51と、駆動部52と、ベース部53と、ストッパ部材54とを有している。また、検体ラックストッパ機構50は、復帰用付勢部材55と、連動部を構成する複数の固定ねじ56及びスライダ57と、座金58とを有している。
[支持ブラケット]
支持ブラケット51は、略L字状に形成されている。支持ブラケット51の一面には、位置検出センサ71と、回転規制部73とが設けられている。位置検出センサ71は、支持部72を介して支持ブラケット51に固定されている。位置検出センサ71は、例えば、発光部と、発光部から照射された光を受光する受光部からなる光学式のセンサである。そして、位置検出センサ71は、後述する遮蔽板66により発光部からの光が遮られることで、後述するストッパ部材54の位置を検出する。
位置検出センサ71として光学式のセンサを適用した例を説明したが、これに限定されるものではない。位置検出センサ71としては、遮蔽板66が接触及び離反することでON・OFFが切り替わる機械式のスイッチを適用してもよい。
回転規制部73は、位置検出センサ71よりも後述する駆動部52の順回転方向R1方向の下流側に配置されている。以下、駆動部52の順回転方向R1と反対方向の回転を逆回転方向R2と称す。回転規制部73には、後述する回転規制片68又は遮蔽板66が当接する。
[駆動部]
駆動部52は、ロータリーソレノイドにより構成される。そして、駆動部52は、固定部52aと、円形をなす略平板状の回転体52bと、支持軸61とを有している。回転体52bは、駆動部52における一端部に回転可能に取り付けられている。回転体52bの半径方向の中心部には、支持軸61が設けられている。支持軸61は、駆動部52の一端部から突出している。
駆動部52に電圧が印加されることで、回転体52bは、支持軸61を中心に順回転方向R1に向けて所定の角度範囲で回転する。また、駆動部52は、不図示の戻り用付勢部材を有している。そして、駆動部52への電圧の印加が停止されると、回転体52bは、駆動部52の内部に設けた戻り用付勢部材の付勢力により逆回転方向R2に回転する。これにより、回転体52bは、図5に示す原点に戻る。
回転体52bには、複数の固定部52aが設けられている。複数の固定部52aは、回転体52bの周方向に沿って略等角度間隔に形成されている。この固定部52aには、固定ねじ56が螺合する。そのため、固定ねじ56は、回転体52bとともに回転する。
[ベース部]
駆動部52における回転体52bの一面には、ベース部53が重ね合わせて配置される。ベース部53は、円形をなす略平板状に形成されている。ベース部53には、複数の固定孔53aと、挿通孔53bが形成されている。
複数の固定孔53aは、ベース部53の周方向に沿って略等角度間隔に形成されている。また、複数の固定孔53aは、駆動部52における複数の固定部52aと対向する位置に形成されている。この固定孔53aには、固定ねじ56が挿入される。そして、ベース部53は、回転体52bに固定ねじ56を介して固定され、回転体52bとともに回転する。
挿通孔53bは、ベース部53における半径方向の中心部に形成されている。ベース部53を回転体52bに取り付けた際、挿通孔53bには、駆動部52の支持軸61が挿通する。
また、ベース部53には、回転規制片68が設けられている。回転規制片68は、ベース部53の外縁部に形成されている。そして、回転規制片68は、ベース部53の外縁部から半径方向の外側に向けて突出する。上述したように、駆動部52は、電圧が印加されていない状態では、内部に設けた戻り用付勢部材の付勢力により逆回転方向R2に付勢している。そして、回転規制片68が支持ブラケット51に設けた回転規制部73に当接することで、ベース部53及び駆動部52の回転体52bの回転角度の範囲が規制される。なお、図3及び図5における駆動部52及びベース部53の状態を原点とする。
なお、本例では、ベース部53と回転体52bとを別部材とした例を説明したが、これに限定されるものではなく、ベース部53と回転体52bを一体に形成してもよい。
[ストッパ部材]
ベース部53における回転体52bと対向する一面とは反対側の他面には、ストッパ部材54が配置される。また、ストッパ部材54とベース部53との間には、固定ねじ56に挿入された座金58が介在される。この座金58によりベース部53とストッパ部材54との間には、隙間が形成される。
ストッパ部材54は、円形の略平板状に形成されている。ストッパ部材54には、連動受部を構成する円弧状の複数のスライド孔54aと、支持孔54bが形成されている。スライド孔54aの数は、固定ねじ56の数に対応している。
複数のスライド孔54aは、ストッパ部材54の周方向に沿って等角度間隔に形成されている。スライド孔54aは、ストッパ部材54の周方向、すなわち回転体52b及びベース部53の回転方向に沿って所定の長さで延在している。なお、スライド孔54aがストッパ部材54の周方向に沿って延在する長さは、回転体52b及びベース部53の回転範囲よりも長く設定されている。
このスライド孔54aには、固定ねじ56が挿入される。固定ねじ56には、スライダ57が取り付けられている。スライダ57は、スライド孔54aの縁部を摺動する。
また、支持孔54bは、ストッパ部材54の半径方向の中心部に形成されている。支持孔54bには、支持軸61が挿入される。これにより、ストッパ部材54は、支持軸61に回転可能に支持される。
また、ストッパ部材54には、ストッパ片65と、遮蔽板66と、ばね受け部67とが設けられている。ストッパ片65及び遮蔽板66は、ストッパ部材54の外縁部から半径方向の外側に向けて突出している。
図2に示すように、ストッパ片65には、検体ラック90が当接する。これにより、検体ラック90における搬送がストッパ片65により規制される。また、ストッパ片65の厚みの長さh2は、検体ラック90の側面部に設けた開口部90aの隙間の長さh1よりも長く設定されている。そのため、検体ラックストッパ機構50における検体ラック90の搬送路を遮断する動作(以下、単に「閉動作」という)時に、ストッパ片65が検体ラック90における開口部90aの隙間に入り込むことを防ぐことができる。
ストッパ部材54が原点にあるとき、遮蔽板66は、位置検出センサ71の発光部と受光部との間に配置される。そして、遮蔽板66により発光部から照射される光を遮ることで、位置検出センサ71によりストッパ部材54が図5に示す原点に位置していることを検出することができる。
ばね受け部67は、ストッパ部材54の外縁部に形成されている。ばね受け部67には、復帰用付勢部材55の一端部55bが取り付けられる。
固定ねじ56は、ストッパ部材54のスライド孔54a及び座金58を挿通し、ベース部53の固定孔53aに挿入される。そして、固定ねじ56は、回転体52bの固定部52aに螺合し、ベース部53を回転体52bに締結固定する。また、固定ねじ56には、スライダ57が取り付けられている。
スライダ57は、固定ねじ56をスライド孔54aに挿通した際、スライド孔54aの縁部に接触する。そして、スライダ57は、スライド孔54aの縁部を摺動する。駆動部52、ベース部53及びストッパ部材54が原点にいる状態では、スライダ57は、スライド孔54aにおける順回転方向R1の下流側の端部54cに当接している。
復帰用付勢部材55は、本例では、ねじりコイルばねが適用されている。復帰用付勢部材55のコイル部55aは、支持軸61に装着されている。また、復帰用付勢部材55の一端部55bは、ストッパ部材54のばね受け部67に取り付けられている。復帰用付勢部材55の他端部55cは、複数の固定ねじ56のうちの一つの固定ねじ56に取り付けられている。
そして、復帰用付勢部材55は、ストッパ部材54を逆回転方向R2(図7参照)に付勢している。そのため、図3及び図5に示す検体ラックストッパ機構50が原点にいる状態(遮断状態)では、スライド孔54aの端部54cは、スライダ57に押し付けられる。このスライド孔54aとスライダ57により、開動作時に回転体52b及びベース部53の回転動作と、ストッパ部材54の回転動作が連動する。
なお、復帰用付勢部材55の付勢力は、駆動部52の内部に設けた戻り用付勢部材の付勢力よりも小さく設定されている。すなわち、復帰用付勢部材55の付勢力は、駆動部52における逆回転方向R2へのトルクよりも小さく設定されている。
1-5.検体ラックストッパ機構の動作例
次に、上述した構成を有する検体ラックストッパ機構50の動作例について図5から図10を参照して説明する。
図6及び図7は、検体ラックストッパ機構50における開放状態を示す図である。
まず、検体ラックストッパ機構50におけるストッパ部材54が順回転方向R1に回転し、ストッパ片65が搬送路から退避して、検体ラック90の搬送路が開放される開動作について説明する。図3及び図5に示す遮断状態において駆動部52に電圧が印加されると、回転体52bが順回転方向R1に向けて回転する。そのため、固定ねじ56を介して回転体52bに取り付けられたベース部53も回転体52bとともに順回転方向R1に向けて回転する。
さらに、固定ねじ56が順回転方向R1に向けて回転することで、ストッパ部材54は、スライド孔54aの端部54cを介して固定ねじ56に取り付けられたスライダ57から、順回転方向R1に向けて押圧される。これにより、図6及び図7に示すように、ストッパ部材54が順回転方向R1に向けて回転する。その結果、ストッパ部材54に設けたストッパ片65が検体ラック90の搬送路の外側に退避し、検体ラック90の搬送路が開放される。
また、図6及び図7に示すように、ストッパ部材54の遮蔽板66は、位置検出センサ71が設けられた位置から移動する。そして、遮蔽板66が回転規制部73に当接することで、回転体52b、ベース部53及びストッパ部材54の回転動作が停止する。
次に、検体ラックストッパ機構50の閉動作、すなわち復帰動作について説明する。図6及び図7に示す開放状態において、駆動部52への電圧の印加が停止すると、駆動部52の内部に設けた戻り用付勢部材により回転体52bが逆回転方向R2に向けて回転する。そのため、固定ねじ56を介して回転体52bに取り付けられたベース部53も回転体52bとともに逆回転方向R2に向けて回転する。
このとき、固定ねじ56に向けたスライダ57は、ストッパ部材54のスライド孔54aに沿って摺動する。そのため、固定ねじ56に固定された復帰用付勢部材55に付勢力が付与される。これにより、ストッパ部材54は、復帰用付勢部材55によって逆回転方向R2に向けて付勢され、逆回転方向R2に回転する。
また、回転規制片68が回転規制部73に当接することで、回転体52b、ベース部53及びストッパ部材54の回転が停止する。その結果、回転体52b、ベース部53及びストッパ部材54が原点に復帰し、図6及び図7に示す開放状態から図3及び図5に示す遮断状態に検体ラックストッパ機構50が復帰する。
さらに、位置検出センサ71の受光部は、ストッパ部材54に設けた遮蔽板66によって遮蔽される。これにより、ストッパ部材54が原点に復帰したことを、位置検出センサ71で検出することができる。
上述したように、駆動部52としてロータリーソレノイドを適用している。これにより、電圧のON・OFFのみで、検体ラックストッパ機構50の開動作及び閉動作を制御することができる。その結果、駆動部52としてステッピングモータを用いる場合よりも検体ラックストッパ機構50の制御を容易に行うことができる。
次に、閉動作時にストッパ片65の軌道上に障害物が存在する場合について図8から図10を参照して説明する。
図8及び図9は、閉動作時にストッパ片65の軌道上に障害物が存在する状態を示す図であり、図10は、図9に示す状態から開動作を行った例を示す図である。
図8及び図9に示すように、閉動作(復帰動作)時にストッパ片65の軌道上に障害物M1が存在する場合、ストッパ片65が障害物M1に当接する。そのため、ストッパ部材54の回転が障害物M1に阻害され、ストッパ部材54は、原点に復帰しない。
しかしながら、上述したように、ストッパ部材54は、回転体52b及びベース部53とは一体に固定されていない。さらに、固定ねじ56に他端部55cが取り付けられた復帰用付勢部材55の付勢力は、駆動部52に設けた戻り用付勢部材の付勢力よりも小さく設定されている。そのため、図8及び図9に示すように、スライダ57がスライド孔54aを摺動する。さらに、スライド孔54aにおける回転方向への長さは、回転体52b及びベース部53の回転範囲よりも長く設定されている。これにより、ストッパ部材54の回転が停止しても、回転体52b及びベース部53を原点に復帰させることができる。
また、ストッパ部材54の回転が停止することで、位置検出センサ71は、遮蔽板66によって遮蔽されない。これにより、閉動作時にストッパ部材54が原点に復帰していないことを検出することができる。そのため、検体ラックストッパ機構50を制御する制御部は、駆動部52に電圧を印加し、再び開動作(再起動)を実施する。
図10に示すように、駆動部52に電圧が印加されると、回転体52b及びベース部53が順回転方向R1に向けて回転する。なお、図8及び図9に示すように、回転体52b及びベース部53は、原点に復帰しているため、ロータリーソレノイドからなる駆動部52のトルクも通常の状態に復帰している。そのため、ストッパ部材54が原点に復帰していない状態でも、動作不良を起こすことなく駆動部52は、動作する。
ベース部53が順回転方向R1に向けて回転することで、スライダ57がスライド孔54aを摺動し、スライド孔54aにおける順回転方向R1の下流側の端部54cにスライダ57が当接する。そのため、ストッパ部材54は、スライド孔54aを介してスライダ57から順回転方向R1に向けて押圧される。これにより、ストッパ部材54が順回転方向R1に向けて回転し、ストッパ片65が障害物M1から離れる。
また、搬送レーンを駆動させることで、障害物M1がストッパ片65の軌道上から取り除かれる。そして、駆動部52への電圧の印加を停止することで、上述したように、回転体52b、ベース部53及びストッパ部材54の復帰動作を行うことができる。このように、ストッパ片65が障害物M1に当接した場合でも、搬送装置やシステムを停止させて、ユーザーによって障害物M1を取り除く作業を行うことなく、自動的に検体ラックストッパ機構50の復帰動作を確実に行うことができる。その結果、生化学分析システム100や検体ラック搬送装置30の操作性の向上を図ることができる。
2.第2の実施の形態例
次に、第2の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構について図11から図15を参照して説明する。
図11は、第2の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構を示す斜視図、図12は、第2の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構を示す分解斜視図である。また、図13は、第2の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構の連動部を拡大して示す斜視図である。なお、第1の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構50と共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図11及び図12に示すように、検体ラックストッパ機構50Bは、支持ブラケット51と、駆動部52と、ベース部83と、ストッパ部材84とを有している。また、検体ラックストッパ機構50は、復帰用付勢部材85と、複数の固定ねじ56と、ベアリング91と、座金92と、固定部材94とを有している。支持ブラケット51及び駆動部52の構成は、第1の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構50と同様であるため、その説明は省略する。
ベース部83は、円形をなす略平板状に形成されている。ベース部83には、固定ねじ56が挿入される固定孔83aが形成されている。そして、ベース部83は、駆動部52の回転体52bに固定ねじ56によって締結固定される。
さらに、ベース部83には、支持軸83bと、連動部を構成する突起93が設けられている。支持軸83bは、ベース部83における半径方向の中心部に形成されている。そして、支持軸83bは、ベース部83における回転体52bと対向する一面とは反対側の他面から回転体52bとは反対方向に向けて突出している。
支持軸83bには、ベアリング91と座金92が取り付けられる。また、支持軸83bには、固定部材94が固定ねじ56により締結固定される。この固定部材94と座金92に挟持されて、ベアリング91が支持軸83bに取り付けられる。
突起93は、ベース部83の外縁部に設けられており、ベース部83の外縁部から半径方向の外側に向けて突出している。図13に示すように、突起93は、後述するストッパ部材84のストッパ片95に当接する。
ストッパ部材84は、円形の略平板状に形成されている。ストッパ部材84には、支持孔84bと、取付孔84cが形成されている。支持孔84bは、ストッパ部材84の半径方向の中心部に形成されている。支持孔84bには、支持軸83b及びベアリング91が挿入される。これにより、ストッパ部材84は、ベアリング91を介して支持軸83bに回転可能に支持される。
取付孔84cは、支持孔84bよりも半径方向の外側に形成されている。取付孔84cには、ばね受け部97が取り付けられる。ばね受け部97は、復帰用付勢部材85の一端部が取り付けられる。
また、ストッパ部材84には、ストッパ片95と、遮蔽板96と、回転規制片98が設けられている。ストッパ片95、遮蔽板96及び回転規制片98は、ストッパ部材84の外縁部から半径方向の外側に向けて突出している。回転規制片98は、駆動部52に電圧が印加されていない遮断状態において、支持ブラケット51に設けた回転規制部73に当接する。
図13に示すように、ストッパ部材84をベース部83と重ね合わせた際、ストッパ片95における順回転方向R1の上流側の側面部には、ベース部83の突起93が当接する。
第2の実施の形態例にかかる復帰用付勢部材85は、圧縮コイルばねが適用されている。そして、復帰用付勢部材85の一端部は、ストッパ部材84に設けたばね受け部97に取り付けられ、復帰用付勢部材85の他端部は、支持ブラケット51に取り付けられる。そして、復帰用付勢部材85は、ストッパ部材84を逆回転方向R2に向けて付勢する。なお、第2の実施の形態例にかかる復帰用付勢部材85の付勢力は、駆動部52における順回転方向R1へのトルクよりも小さく設定されている。
次に、第2の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構50Bの動作例について図11から図15を参照して説明する。図14は、検体ラックストッパ機構50Bの開放状態を示す斜視図、検体ラックストッパ機構50Bにおける駆動部52及びベース部83を原点に復帰させた状態を示す斜視図である。
遮断状態において駆動部52に電圧が印加されると、回転体52bが順回転方向R1に向けて回転する。そのため、固定ねじ56を介して回転体52bに取り付けられたベース部83も回転体52bとともに順回転方向R1に向けて回転する。
ベース部83が順回転方向R1に向けて回転することで、図13及び図14に示すように、ストッパ部材84のストッパ片95がベース部83の突起93から順回転方向R1に向けて押圧される。これにより、図14に示すように、ストッパ部材84は、復帰用付勢部材85の付勢力に抗して、ベアリング91を介して支持軸83bを中心に順回転方向R1に向けて回転する。これにより、ストッパ部材54に設けたストッパ片65が検体ラック90の搬送路の外側に退避し、検体ラック90の搬送路が開放される。
遮蔽板96は、位置検出センサ71が設けられた位置から移動する。そして、遮蔽板96が回転規制部73に当接することで、回転体52b、ベース部83及びストッパ部材84の回転動作が停止する。
図14に示す開放状態において、駆動部52への電圧の印加が停止すると、駆動部52の内部に設けた戻り用付勢部材により回転体52bが逆回転方向R2に向けて回転する。そのため、固定ねじ56を介して回転体52bに取り付けられたベース部83も回転体52bとともに逆回転方向R2に向けて回転する。
このとき、ベース部83の突起93は、ストッパ片95から離れる。そして、ストッパ部材84は、復帰用付勢部材85の付勢力により逆回転方向R2に向けて回転する。また、回転規制片98が回転規制部73に当接することで、回転体52b、ベース部83及びストッパ部材84の回転が停止する。その結果、回転体52b、ベース部83及びストッパ部材84が原点に復帰し、図14に示す開放状態から図11に示す遮断状態に検体ラックストッパ機構50が復帰する。
次に、閉動作時にストッパ片95の軌道上に障害物が存在する場合について図15を参照して説明する。
閉動作(復帰動作)時にストッパ片95の軌道上に障害物が存在する場合、ストッパ部材84の回転が障害物に阻害される。そのため、図15に示すように、ストッパ部材84は、原点に復帰しない。しかしながら、上述したように、ストッパ部材84は、回転体52b及びベース部83とは一体に固定されていない。そのため、図15に示すように、ストッパ部材84の回転が停止しても、回転体52b及びベース部83は、原点まで回転する。これにより、再び駆動部52に電圧を印加して回動作を実施しても、動作不良を起こすことなく、駆動部52及びベース部83を動作させることができる。
その後、ストッパ片95の軌道上から障害物が取り除かれると、ストッパ部材84は、復帰用付勢部材85の付勢力により原点に復帰する。
その他の構成は、第1の実施の形態にかかる検体ラックストッパ機構50と同様であるため、それらの説明は省略する。この第2の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構50Bによっても、上述した第1の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構50と同様の作用効果を得ることができる。
なお、第2の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構50Bでは、回転体52bとベース部83を別部材として構成し、連動部である突起93をベース部83に設けた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ベース部83と回転体52bを一体に構成し、突起93を回転体52bに設けてもよい。
なお、第1の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構50では、開動作時にストッパ部材54を駆動部52の回転体52bの回転に連動させる連動部として固定ねじ56及びスライダ57を用いている。そのため、連動部は、ベース部53及び駆動部52の回転体52bにおける正面からの投影面内に収まっており、ベース部53や回転体52bの半径方向の外側に張り出していない。その結果、第1の実施の形態例にかかる検体ラックストッパ機構50によれば装置全体の小型化を図ることができる。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
また、自動分析装置として、血液や尿の生体試料の分析に用いられる生化学分析装置に適用した例を説明したが、これに限定されるものでなく、水質や、食品等のその他各種の分析を行う装置に適用することができるものである。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…生化学分析装置(自動分析装置)、 30…検体ラック搬送装置、 31…供給トレイ、 32…回収トレイ、 33…方向転換部、 34…第1搬送レーン、 35…回収搬送部、 36…第2搬送レーン、 37…レーン交換部、 38…検体投入レーン、 39…緊急検体投入部、 50、50B…検体ラックストッパ機構、 51…支持ブラケット、 52…駆動部、 52a…固定部、 52b…回転体、 53、83…ベース部、 53a、83a…固定孔、 53b…挿通孔、 54、84…ストッパ部材、 54a…スライド孔、 54b、84b…支持孔、 54c…端部、 55、85…復帰用付勢部材、 55a…コイル部、 55b…一端部、 55c…他端部、 57…スライダ、 58…座金、 61、83b…支持軸、 65、95…ストッパ片、 66、96…遮蔽板、 67、97…ばね受け部、 68、98…回転規制片、 71…位置検出センサ、 73…回転規制部、 90…検体ラック、 90a…開口部、 91…ベアリング、 92…座金、 93…突起(連動部)、 94…固定部材、 100…生化学分析システム(自動分析システム)、 M1…障害物、 R1…順回転方向、 R2…逆回転方向

Claims (11)

  1. 検体容器を収容する検体ラック搬送を開放可能に規制する検体ラックストッパ機構において、
    回転する回転体を有するロータリーソレノイドからなる駆動部と、
    前記検体ラックに当接するストッパ片を有し、前記検体ラックの搬送を規制するストッパ部材と、
    前記ストッパ片を前記検体ラックの搬送路から退避させる開動作時に、前記回転体の回転動作を前記ストッパ部材に連動させる連動部と、
    前記ストッパ部材を前記開動作時の順回転方向とは反対である逆回転方向に向けて付勢する復帰用付勢部材と、
    を備えた検体ラックストッパ機構。
  2. 前記連動部は、前記回転体に固定される固定ねじであり、
    前記ストッパ部材には、前記固定ねじが摺動可能に挿通するスライド孔が形成される
    請求項1に記載の検体ラックストッパ機構。
  3. 前記スライド孔の開口の長さは、前記回転体の回転範囲の長さよりも長く設定されている
    請求項2に記載の検体ラックストッパ機構。
  4. 前記復帰用付勢部材は、一端部が前記ストッパ部材に取り付けられ、他端部が前記回転体に取り付けられる
    請求項2に記載の検体ラックストッパ機構。
  5. 前記復帰用付勢部材の付勢力は、前記駆動部における前記逆回転方向へのトルクよりも小さく設定されている
    請求項4に記載の検体ラックストッパ機構。
  6. 前記連動部は、前記回転体の外縁部から突出し、前記ストッパ部材に当接する突起である
    請求項1に記載の検体ラックストッパ機構。
  7. 前記突起は、前記ストッパ片における前記順回転方向の上流側の側面部に当接する
    請求項6に記載の検体ラックストッパ機構。
  8. 前記復帰用付勢部材は、一端部が前記ストッパ部材に取り付けられ、他端部が前記駆動部を支持する支持ブラケットに取り付けられる
    請求項7に記載の検体ラックストッパ機構。
  9. 前記復帰用付勢部材の付勢力は、前記駆動部における前記順回転方向へのトルクよりも小さく設定されている
    請求項8に記載の検体ラックストッパ機構。
  10. 前記ストッパ片の厚みの長さは、前記検体ラックに設けた開口部の隙間の長さよりも長く設定される
    請求項1から9のいずれか一項に記載の検体ラックストッパ機構。
  11. 検体容器の内に収容された検体の分析を行う自動分析装置と、
    前記検体容器が収容された検体ラックを搬送する検体ラック搬送装置と、を備え
    前記検体ラック搬送装置は、検体ラック搬送を開放可能に規制する検体ラックストッパ機構を備え、
    前記検体ラックストッパ機構は、
    回転する回転体を有するロータリーソレノイドからなる駆動部と、
    前記検体ラックに当接するストッパ片を有し、前記検体ラックの搬送を規制するストッパ部材と、
    前記ストッパ片を前記検体ラックの搬送路から退避させる開動作時に、前記回転体の回転動作を前記ストッパ部材に連動させる連動部と、
    前記ストッパ部材を前記開動作時の順回転方向とは反対である逆回転方向に向けて付勢する復帰用付勢部材と、
    を備えた自動分析システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2025224851A1 (ja) * 2024-04-24 2025-10-30 株式会社日立ハイテク 検体架設装置および自動分析装置

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