JP2022018729A - 水硬性組成物用分散剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】相互に異なる特定の共重合体からなる(A)成分、(B)成分、(C)成分を含有する、粘土含有水硬性組成物用分散剤であって、(A)成分の含有量と(B)成分の含有量の(C)成分の含有量の合計に対する、(B)成分の含有量と(C)成分の含有量の合計の割合が、5質量%以上20質量%以下である、粘土含有水硬性組成物用分散剤。
【選択図】なし
Description
特許文献1には、ポリカルボン酸系共重合体を含有する水硬性粉体用分散剤であって、ポリカルボン酸系共重合体として、アルキレンオキシ基の平均付加モル数が15以上80以下である単量体(1a)と不飽和カルボン酸系単量体(b)とを構成単量体として所定量含む共重合体(I)と、アルキレンオキシ基の平均付加モル数が100以上300以下である(2a)と不飽和カルボン酸系単量体(b)とを構成単量体として所定量含む共重合体(II)とを含有し、ポリカルボン酸系共重合体中、共重合体(I)と共重合体(II)の合計の割合が75質量%以上であり、共重合体(I)における単量体(1a)と単量体(b)の合計に対する単量体(b)のモル%(X1b)と、共重合体(II)における単量体(2a)と単量体(b)の合計に対する単量体(b)のモル%(X2b)の差の絶対値が15以上50以下であり、共重合体(I)/共重合体(II)の質量比が50/50以上95/5以下である、水硬性粉体用分散剤が開示されている。
また、特許文献2には、(メタ)アクリル酸等の特定の単量体(A)とポリオキシアルキレン基を有するエチレン系不飽和カルボン酸誘導体等の特定の単量体(B)とを特定の重量比及び特定のモル比の両方を満たすように共重合させて得られた共重合体からなるセメント分散剤用効力増強剤、並びに、当該セメント分散剤用効力増強剤とセメント分散剤とを所定の重量比で含有するセメント分散剤組成物が開示されている。
特許文献3には、粘土含有骨材を含有する水和性セメント系組成物が示す粘土活性およびスランプ保持を改善する方法であって、粘土を含有していて前記粘土がポリカルボキシレート系分散剤を吸収するか或は他の様式でそれの用量効率を低下させるように作用する骨材と一緒に少なくとも1種のカチオン性化合物および少なくとも1種のポリ-ヒドロキシルもしくはヒドロキシルカルボン酸もしくはこれの塩を組み合わせることを含んで成る方法が開示されている。
また、特許文献4には、一般式(A1)で表される特定の単量体A1とカルボン酸基及び/又はリン酸基を有する単量体とを重合して得られる共重合体A(共重合体Bを除く)と、一般式(B1)で表される特定の単量体B1と2-ヒドロキシエチルアクリレートとを構成単量体中95重量%以上で重合して得られる重量平均分子量6000~27000の共重合体Bと、を含有する水硬性組成物用混和剤が開示されている。
コンクリートやモルタルなどの水硬性組成物に用いる骨材は、採取場所により粘土量が異なっており、また、コンクリート工場などでは異なる採取場所から入手した様々な種類の骨材を組み合わせて使用することが多く、骨材中の粘土量にはバラツキがあるのが実状である。コンクリートやモルタルなどの水硬性組成物では、単位容積中に骨材の占める割合が比較的大きいため、ポリカルボン酸系分散剤も骨材中の粘土の影響を受けやすい。その結果、作業性が安定せず、また、目的とする流動性を得るための必要添加量にもぶれが生じることがあった。
(A)成分の含有量と(B)成分の含有量の(C)成分の含有量の合計に対する、(B)成分の含有量と(C)成分の含有量の合計の割合が、5質量%以上20質量%以下である、
粘土含有水硬性組成物用分散剤に関する。
<(A)成分>
下記式(A1)で表される構成単位(A1)及び下記式(A2)で表される構成単位(A2)を有する共重合体((B)成分及び(C)成分を除く)であって、構成単位(A1)と構成単位(A2)の合計に対する構成単位(A1)の割合が5質量%以上23質量%未満である、共重合体
<(B)成分>
下記式(B1)で表される構成単位(B1)及び下記式(B2)で表される構成単位(B2)を有する共重合体であって、構成単位(B1)と構成単位(B2)の合計に対する構成単位(B1)の割合が5質量%未満であり、重量平均分子量が50000以上100000以下である、共重合体
<(C)成分>
下記式(C1)で表される構成単位(C1)及び下記式(C2)で表される構成単位(C2)を有する共重合体であって、構成単位(C1)と構成単位(C2)の合計に対する構成単位(C1)の割合が23質量%以上65質量%以下であり、重量平均分子量が20000以上50000以下である、共重合体
骨材の含有量に対する粘土の含有量の割合が1質量%以上5質量%以下であり、
(A)成分の含有量と(B)成分の含有量の(C)成分の含有量の合計に対する、(B)成分の含有量と(C)成分の含有量の合計の割合が、5質量%以上20質量%以下である、
粘土含有水硬性組成物に関する。
骨材が粘土を1質量%以上5質量%以下含有し、
(A)成分の混合量と(B)成分の混合量の(C)成分の混合量の合計に対する、(B)成分の混合量と(C)成分の混合量の合計の割合が、5質量%以上20質量%以下である、
粘土含有水硬性組成物の製造方法に関する。
本発明の粘土含有水硬性組成物用分散剤は、(A)成分と、(B)成分及び(C)成分から選ばれる1種以上の成分とを、所定の割合で含有する。
式(A1)中、M1は、水素原子またはナトリウムが好ましい。
式(A2)中、R3aは、水素原子またはメチル基が好ましい。
式(A2)中、X1は、直接結合手又はカルボニル基が好ましい。
式(A2)中、naは、エチレンオキシ基の平均付加モル数であり、5以上、好ましくは7以上、そして、150以下、好ましくは120以下である。
また、(A)成分の共重合体は、初期流動性確保の観点から、構成単位(A1)と構成単位(A2)の合計に対する構成単位(A1)の割合が、モル基準で、好ましくは40モル%以上、より好ましくは45モル%以上、更に好ましくは50モル%以上、そして、好ましくは95モル%以下、より好ましくは93モル%以下、更に好ましくは91モル%以下である。この割合は、〔構成単位(A1)のモル%/[構成単位(A1)のモル%+構成単位(A2)のモル%]〕×100で求められる。
式(B1)中、M2は、水素原子またはナトリウムが好ましい。
式(B2)中、R3bは、水素原子またはメチル基が好ましい。
式(B2)中、X2は、直接結合手又はカルボニル基が好ましい。
式(B2)中、nbは、エチレンオキシ基の平均付加モル数であり、100以上、好ましくは110以上、そして、150以下、好ましくは130以下である。
また、(B)成分の共重合体は、粘土への吸着性の観点から、構成単位(B1)と構成単位(B2)の合計に対する構成単位(B1)の割合が、モル基準で、好ましくは70モル%以下、より好ましくは65モル%以下、更に好ましくは60モル%以下である。この割合は、〔構成単位(B1)のモル%/[構成単位(B1)のモル%+構成単位(B2)のモル%]〕×100で求められる。
式(C1)中、M3は、水素原子またはナトリウムが好ましい。
構成単位(C1)は、アクリル酸、メタクリル酸、及びこれらの塩から選ばれる単量体を用いて得ることができる。塩は、例えば、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、水酸基が置換されていてもよいモノ、ジ、トリアルキル(例えば炭素数2以上8以下)アンモニウム塩などが挙げられる。
式(C2)中、R3cは、水素原子またはナトリウムが好ましい。
式(C2)中、X3は、直接結合手又はカルボニル基が好ましい。
式(C2)中、ncは、エチレンオキシ基の平均付加モル数であり、5以上、好ましくは8以上、そして、150以下、好ましくは130以下である。
また、(C)成分の共重合体は、セメントへの吸着性の観点から、構成単位(C1)と構成単位(C2)の合計に対する構成単位(C1)の割合が、モル基準で、好ましくは40モル%以上、より好ましくは50モル%以上、更に好ましくは60モル%以上、そして、好ましくは99モル%以下、より好ましくは98モル%以下、更に好ましくは97モル%以下である。この割合は、〔構成単位(C1)のモル%/[構成単位(C1)のモル%+構成単位(C2)のモル%]〕×100で求められる。
本発明は、水硬性粉体と、骨材と、粘土と、水と、前記(A)成分と、前記(B)成分及び前記(C)成分から選ばれる1種以上の成分と、を含有する、粘土含有水硬性組成物であって、
骨材の含有量に対する粘土の含有量の割合が1質量%以上5質量%以下であり、
(A)成分の含有量と(B)成分の含有量の(C)成分の含有量の合計に対する、(B)成分の含有量と(C)成分の含有量の合計の割合が、5質量%以上20質量%以下である、
粘土含有水硬性組成物を提供する。
また、粘土含有水硬性組成物がコンクリートの場合、細骨材の使用量は、型枠等への充填性を向上する観点から、好ましくは500kg/m3以上、より好ましくは600kg/m3以上、更に好ましくは700kg/m3以上であり、そして、好ましくは1,000kg/m3以下、より好ましくは900kg/m3以下である。
粘土含有水硬性組成物がモルタルの場合、細骨材の使用量は、好ましくは800kg/m3以上、より好ましくは900kg/m3以上、更に好ましくは1,000kg/m3以上であり、そして、好ましくは2,000kg/m3以下、より好ましくは1,800kg/m3以下、更に好ましくは1,700kg/m3以下である。
本発明は、水硬性粉体と、粘土を含有する骨材と、水と、前記(A)成分と、前記(B)成分及び前記(C)成分から選ばれる1種以上の成分と、を混合する、粘土含有水硬性組成物の製造方法であって、
骨材が粘土を1質量%以上5質量%以下含有し、
(A)成分の混合量と(B)成分の混合量の(C)成分の混合量の合計に対する、(B)成分の混合量と(C)成分の混合量の合計の割合が、5質量%以上20質量%以下である、
粘土含有水硬性組成物の製造方法を提供する。
すなわち、本発明の水硬性組成物の製造方法では、水硬性粉体100質量部に対して、(A)成分を、好ましくは0.01質量部以上、より好ましくは0.03質量部以上、更により好ましくは0.05質量部以上、そして、好ましくは1.0質量部以下、より好ましくは0.8質量部以下、更により好ましくは0.5質量部以下混合する。
また、本発明の水硬性組成物の製造方法では、水硬性粉体100質量部に対して、(B)成分を、好ましくは0.001質量部以上、より好ましくは0.003質量部以上、更により好ましくは0.005質量部以上、そして、好ましくは0.1質量部以下、より好ましくは0.08質量部以下、更により好ましくは0.05質量部以下混合する。
また、本発明の水硬性組成物の製造方法では、水硬性粉体100質量部に対して、(C)成分を、好ましくは0.001質量部以上、より好ましくは0.003質量部以上、更により好ましくは0.005質量部以上、そして、好ましくは0.1質量部以下、より好ましくは0.08質量部以下、更により好ましくは0.05質量部以下混合する。
・A-1:アクリル酸/メタリルエーテル(55)=82/18(モル%)=12.0/88.0(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量40000
・A-2:メタクリル酸/MEPEG(120)エステル=80/20(モル%)=6.0/94.0(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量53000
・A-3:アクリル酸/MEPEG(55)エステル=82/18(モル%)=12.0/88.0(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量50000
・A-4:メタクリル酸/MEPEG(120)エステル=90/10(モル%)=12.5/87.5(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量39000
・A-5:メタクリル酸/MEPEG(9)エステル=47/53(モル%)=13.3/86.7(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量70000
・B-1:メタクリル酸/MEPEG(120)エステル=65/35(モル%)=2.9/97.1(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量60000
・C-1:メタクリル酸/MEPEG(9)エステル=90/10(モル%)=60.9/39.1(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量36000
・C-2:メタクリル酸/MEPEG(9)エステル=80/20(モル%)=41.0/59.0(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量37000
・C-3:メタクリル酸/MEPEG(9)エステル=75/25(モル%)=34.2/65.8(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量35000
・C-4:メタクリル酸/MEPEG(9)エステル=70/30(モル%)=28.8/71.2(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量34000
・C-5:メタクリル酸/MEPEG(23)エステル=90/10(モル%)=41.1/58.9(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量31000
・C-6:メタクリル酸/MEPEG(120)エステル=95/5(モル%)=23.2/76.8(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量33000
・C-7:メタクリル酸/MEPEG(120)エステル=95/5(モル%)=23.2/76.8(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量25000
・D-1:メタクリル酸/MEPEG(23)エステル=40/60(モル%)=4.9/95.1(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量45000
・D-2:メタクリル酸/MEPEG(120)エステル=95/5(モル%)=23.2/76.8(質量%)の共重合体、ナトリウム塩、重量平均分子量64000
・メタリルエーテル(55):メタリルアルコールのエチレンオキシド付加物(平均付加モル数55)
・MEPEG(9)エステル:メトキシポリエチレングリコール(9)モノメタクリレート(かっこ内の数字は、エチレンオキシドの平均付加モル数である。以下同様)
・MEPEG(23)エステル:メトキシポリエチレングリコール(23)モノメタクリレート
・MEPEG(55)エステル:メトキシポリエチレングリコール(23)モノメタクリレート
・MEPEG(120)エステル:メトキシポリエチレングリコール(120)モノメタクリレート
共重合体A-1を次のように製造した。
撹拌機付きガラス製反応容器にメタリルエーテル(55)を215.9gと水136.7gを仕込み、撹拌しながら窒素置換をし、窒素雰囲気中で80℃まで昇温した。その後、過酸化水素(35%)を0.92g添加した。アクリル酸34.57gを34.6gの水を混ぜ合わせたものと、3-メルカプトプロピオン酸1.63gを水18.0gに混ぜたもの、の2者をそれぞれ3.0時間かけて、また、L-アスコルビン酸0.42gを水41.28gに溶解したものを3.5時間かけて前記容器内に滴下した。その後、1時間同温度(80℃)で熟成した。熟成終了後に48%水酸化ナトリウム水溶液15.98gで中和し、重量平均分子量40000の共重合体A-1と水とを含む反応生成物を得た。
共重合体C-7を次のように製造した。
撹拌機付きガラス製反応容器に水410.1gを仕込み、撹拌しながら窒素置換をし、窒素雰囲気中で80℃まで昇温した。MEPEG(120)エステルとメタクリル酸を含む水溶液432.86g(有効分60.85質量%、水分39.15質量%、MEPEG(120)エステルの含有量222.37g、メタクリル酸の含有量12.84g)とメタクリル酸を54.38gと3-メルカプトプロピオン酸9.16gを混合溶解したもの、過硫酸アンモニウム4.69gを水18.75gに溶解したもの、の2者を、それぞれ1.5時間かけて、前記容器内に滴下した。次に過硫酸アンモニウム3.75gを水15.00gに溶解したものを30分かけて滴下し、その後、1時間同温度(80℃)で熟成した。熟成終了後に48%水酸化ナトリウム水溶液48.56gで中和し、重量平均分子量25000の共重合体C-7と水とを含む反応生成物を得た。
(A)~(C)成分及びその他の成分を、セメントに対する添加剤が表2、3の通りとなるように混合して、粘土含有水硬性組成物用分散剤を調製した。その際、(A)成分、(B)成分、(D)は、それぞれ、40質量%濃度の水溶液で用いた。また、(C)成分は、濃度35質量%の水溶液で用いた。なお、その他の成分のPEG13000は、数平均分子量13000のポリエチレングリコールである。
モルタルミキサー(株式会社ダルトン製 万能混合撹拌機 型式:5DM-03-γ)を用いて、セメント(C)、細骨材(S)を投入し空練りをモルタルミキサーの低速回転(63rpm)にて10秒行い、調製した粘土含有水硬性組成物用分散剤を含む練り水(W)を加えた。そして、モルタルミキサーの低速回転(63rpm)にて120秒間本混練りして、モルタルを調製した。モルタルの配合条件は、いずれの温度のモルタルも、セメント400g、細骨材672g、スミクレー28gであり、水/セメント比(W/C)は35質量%とした。また粘土含有水硬性組成物用分散剤は、(A)~(D)成分の含有量が、セメント100質量部に対して、表2、3の量となるように練り水に添加した。この例は、細骨材が4質量%の粘土(スミクレー)を含むことを想定したものである。
・水(W):上水道水を用いた。
・セメント(C):普通ポルトランドセメント(二種混合:太平洋セメント/住友大阪セメント=1/1、質量比) 密度3.16g/cm3
・細骨材(S):城陽産山砂 密度2.55g/cm3
・スミクレー(住友大阪セメント) 密度2.70g/cm3
JIS R 5201の試験方法(フロー試験)に従って、混練の始期から2分後の流動性を評価した。混練の始期は、モルタルミキサーに練り水(W)を加えてセメントと練り水が最初に接した時点である。
Claims (6)
- 下記に示す(A)成分と、下記に示す(B)成分及び下記に示す(C)成分から選ばれる1種以上の成分とを含有する、粘土含有水硬性組成物用分散剤であって、
(A)成分の含有量と(B)成分の含有量の(C)成分の含有量の合計に対する、(B)成分の含有量と(C)成分の含有量の合計の割合が、5質量%以上20質量%以下である、
粘土含有水硬性組成物用分散剤。
<(A)成分>
下記式(A1)で表される構成単位(A1)及び下記式(A2)で表される構成単位(A2)を有する共重合体((B)成分及び(C)成分を除く)であって、構成単位(A1)と構成単位(A2)の合計に対する構成単位(A1)の割合が5質量%以上23質量%未満である、共重合体
〔式中、R1a及びR2aは、同一又は異なって、それぞれ水素原子又はメチル基を示し、R3aは、水素原子又は炭素数1以上3以下のアルキル基を示し、M1は、水素原子又は塩となる対イオンを示し、X1は、炭素数1以上6以下の2価のアルキレン基、直接結合手又はカルボニル基を示し、naは、エチレンオキサイドの平均付加モル数を示し、5以上150以下の数である。〕
<(B)成分>
下記式(B1)で表される構成単位(B1)及び下記式(B2)で表される構成単位(B2)を有する共重合体であって、構成単位(B1)と構成単位(B2)の合計に対する構成単位(B1)の割合が5質量%未満であり、重量平均分子量が50000以上100000以下である、共重合体
〔式中、R1b及びR2bは、同一又は異なって、それぞれ水素原子又はメチル基を示し、R3bは、水素原子又は炭素数1以上3以下のアルキル基を示し、M2は、水素原子又は塩となる対イオンを示し、X2は、炭素数1以上6以下の2価のアルキレン基、直接結合手又はカルボニル基を示し、nbは、エチレンオキサイドの平均付加モル数を示し、100以上150以下の数である。〕
<(C)成分>
下記式(C1)で表される構成単位(C1)及び下記式(C2)で表される構成単位(C2)を有する共重合体であって、構成単位(C1)と構成単位(C2)の合計に対する構成単位(C1)の割合が23質量%以上65質量%以下であり、重量平均分子量が20000以上50000以下である、共重合体
〔式中、R1c及びR2cは、同一又は異なって、それぞれ水素原子又はメチル基を示し、R3cは、水素原子又は炭素数1以上3以下のアルキル基を示し、M3は、水素原子又は塩となる対イオンを示し、X3は、炭素数1以上6以下の2価のアルキレン基、直接結合手又はカルボニル基を示し、ncは、エチレンオキサイドの平均付加モル数を示し、5以上150以下の数である。〕 - (B)成分と(C)成分とを含有し、(A)成分の含有量と(B)成分の含有量の(C)成分の含有量の合計に対する、(B)成分の含有量及び(C)成分の含有量の少なくとも一方の割合が、1質量%以上である、請求項1に記載の粘土含有水硬性組成物用分散剤。
- 水硬性粉体と、骨材と、粘土と、水と、下記に示す(A)成分と、下記に示す(B)成分及び下記に示す(C)成分から選ばれる1種以上の成分と、を含有する、粘土含有水硬性組成物であって、
骨材の含有量に対する粘土の含有量の割合が1質量%以上5質量%以下であり、
(A)成分の含有量と(B)成分の含有量の(C)成分の含有量の合計に対する、(B)成分の含有量と(C)成分の含有量の合計の割合が、5質量%以上20質量%以下である、
粘土含有水硬性組成物。
<(A)成分>
下記式(A1)で表される構成単位(A1)及び下記式(A2)で表される構成単位(A2)を有する共重合体((B)成分及び(C)成分を除く)であって、構成単位(A1)と構成単位(A2)の合計に対する構成単位(A1)の割合が5質量%以上23質量%未満である、共重合体
〔式中、R1a及びR2aは、同一又は異なって、それぞれ水素原子又はメチル基を示し、R3aは、水素原子又は炭素数1以上3以下のアルキル基を示し、M1は、水素原子又は塩となる対イオンを示し、X1は、炭素数1以上6以下の2価のアルキレン基、直接結合手又はカルボニル基を示し、naは、エチレンオキサイドの平均付加モル数を示し、5以上150以下の数である。〕
<(B)成分>
下記式(B1)で表される構成単位(B1)及び下記式(B2)で表される構成単位(B2)を有する共重合体であって、構成単位(B1)と構成単位(B2)の合計に対する構成単位(B1)の割合が5質量%未満であり、重量平均分子量が50000以上100000以下である、共重合体
〔式中、R1b及びR2bは、同一又は異なって、それぞれ水素原子又はメチル基を示し、R3bは、水素原子又は炭素数1以上3以下のアルキル基を示し、M2は、水素原子又は塩となる対イオンを示し、X2は、炭素数1以上6以下の2価のアルキレン基、直接結合手又はカルボニル基を示し、nbは、エチレンオキサイドの平均付加モル数を示し、100以上150以下の数である。〕
<(C)成分>
下記式(C1)で表される構成単位(C1)及び下記式(C2)で表される構成単位(C2)を有する共重合体であって、構成単位(C1)と構成単位(C2)の合計に対する構成単位(C1)の割合が23質量%以上65質量%以下であり、重量平均分子量が20000以上50000以下である、共重合体
〔式中、R1c及びR2cは、同一又は異なって、それぞれ水素原子又はメチル基を示し、R3cは、水素原子又は炭素数1以上3以下のアルキル基を示し、M3は、水素原子又は塩となる対イオンを示し、X3は、炭素数1以上6以下の2価のアルキレン基、直接結合手又はカルボニル基を示し、ncは、エチレンオキサイドの平均付加モル数を示し、5以上150以下の数である。〕 - (B)成分と(C)成分とを含有し、(A)成分の含有量と(B)成分の含有量の(C)成分の含有量の合計に対する、(B)成分の含有量及び(C)成分の含有量の少なくとも一方の割合が、1質量%以上である、請求項3に記載の粘土含有水硬性組成物。
- 水硬性粉体と、粘土を含有する骨材と、水と、下記に示す(A)成分と、下記に示す(B)成分及び下記に示す(C)成分から選ばれる1種以上の成分と、を混合する、粘土含有水硬性組成物の製造方法であって、
骨材が粘土を1質量%以上5質量%以下含有し、
(A)成分の混合量と(B)成分の混合量の(C)成分の混合量の合計に対する、(B)成分の混合量と(C)成分の混合量の合計の割合が、5質量%以上20質量%以下である、
粘土含有水硬性組成物の製造方法。
<(A)成分>
下記式(A1)で表される構成単位(A1)及び下記式(A2)で表される構成単位(A2)を有する共重合体((B)成分及び(C)成分を除く)であって、構成単位(A1)と構成単位(A2)の合計に対する構成単位(A1)の割合が5質量%以上23質量%未満である、共重合体
〔式中、R1a及びR2aは、同一又は異なって、それぞれ水素原子又はメチル基を示し、R3aは、水素原子又は炭素数1以上3以下のアルキル基を示し、M1は、水素原子又は塩となる対イオンを示し、X1は、炭素数1以上6以下の2価のアルキレン基、直接結合手又はカルボニル基を示し、naは、エチレンオキサイドの平均付加モル数を示し、5以上150以下の数である。〕
<(B)成分>
下記式(B1)で表される構成単位(B1)及び下記式(B2)で表される構成単位(B2)を有する共重合体であって、構成単位(B1)と構成単位(B2)の合計に対する構成単位(B1)の割合が5質量%未満であり、重量平均分子量が50000以上100000以下である、共重合体
〔式中、R1b及びR2bは、同一又は異なって、それぞれ水素原子又はメチル基を示し、R3bは、水素原子又は炭素数1以上3以下のアルキル基を示し、M2は、水素原子又は塩となる対イオンを示し、X2は、炭素数1以上6以下の2価のアルキレン基、直接結合手又はカルボニル基を示し、nbは、エチレンオキサイドの平均付加モル数を示し、100以上150以下の数である。〕
<(C)成分>
下記式(C1)で表される構成単位(C1)及び下記式(C2)で表される構成単位(C2)を有する共重合体であって、構成単位(C1)と構成単位(C2)の合計に対する構成単位(C1)の割合が23質量%以上65質量%以下であり、重量平均分子量が20000以上50000以下である、共重合体
〔式中、R1c及びR2cは、同一又は異なって、それぞれ水素原子又はメチル基を示し、R3cは、水素原子又は炭素数1以上3以下のアルキル基を示し、M3は、水素原子又は塩となる対イオンを示し、X3は、炭素数1以上6以下の2価のアルキレン基、直接結合手又はカルボニル基を示し、ncは、エチレンオキサイドの平均付加モル数を示し、5以上150以下の数である。〕 - (B)成分と(C)成分とを混合し、(A)成分の混合量と(B)成分の混合量の(C)成分の混合量の合計に対する、(B)成分の混合量及び(C)成分の混合量の少なくとも一方の割合が、1質量%以上である、請求項5に記載の粘土含有水硬性組成物の製造方法。
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