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JP2021530564A - ビシナルジアミンのジアステレオ選択合成のための改良プロセス - Google Patents

ビシナルジアミンのジアステレオ選択合成のための改良プロセス Download PDF

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JP2021530564A
JP2021530564A JP2021524484A JP2021524484A JP2021530564A JP 2021530564 A JP2021530564 A JP 2021530564A JP 2021524484 A JP2021524484 A JP 2021524484A JP 2021524484 A JP2021524484 A JP 2021524484A JP 2021530564 A JP2021530564 A JP 2021530564A
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Abstract

本発明は、ビシナルジアミン(1)のジアステレオ選択合成のための改良プロセスに関する。当該プロセスは、ビシナルジアミン(1)の製造のため、2−アザアリルアニオン(4)のN−tert−ブタンスルフィニルイミン(5)への高位置およびジアステレオ選択的添加を伴う。

Description

発明の詳細な説明
[発明の分野]
本発明は、式(1)の化合物におけるビシナルジアミンのジアステレオ選択合成の調製のための改良プロセスに関する。
[背景技術]
次の先行技術の説明は、適切な技術的状況における発明を示すことを意図したものであり、その意義が正確に理解されるようにしている。明確に反対の指示がない限り、この明細書における先行技術への言及は、そのような技術が広く知られているもの、またはその分野における共通の常識の一部をなすものとして表現または暗黙の承認されたものとして解釈されるべきではない。
Figure 2021530564
式中、RおよびRは、H、C−C10の直鎖又は分岐あるいは環状アルキル、置換あるいは非置換のアリール、エステル、エーテル、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキルから独立して選択される。
式(1)のビシナルジアミン化合物は、鏡像異性的に純粋なビシナルジアミンであり、多くの天然物や生物活性化合物に存在すること、および、有機合成における有用性から、有機化学において非常に重要なものである。
更に、式(1)のビシナルジアミン化合物は、リガンドやキラル補助剤、分割剤、受容体の前駆体として作用することで、配位化学や不斉触媒に大きく関連性のある化合物である。これらの利用が、鏡像異性的に純粋な形態で、式(1)のビシナルジアミン化合物を調製するための合成方法の開発をもたらした。ビシナルジアミンの調製のための幾つかのプロセスは、当該技術分野で周知である。
テトラへドロン・レターズ(Tetrahedron Letters) Vol.32、No.8、5865から5868ページ(1991)は、アリルグリニャール試薬と、すぐに利用できる「保護された」1,2−ビスイミンとの反応による、ビシナルジアミンのジアステレオ選択合成の調製を開示している。当該調製は、更に、キラル1,2−ビスイミン前駆体の使用による、光学的に純粋なジアミンの調製へと展開される(スキーム1参照)。
Figure 2021530564
SYNLETT 18の2776ページから2780ページ(2005)には、グリオキサール由来キラルビスイミンの炭素窒素二重結合への有機金属試薬の添加による、鏡像異性的に豊富化したC2対称ビシナルジアミンの調製が示されている(スキーム2参照)。
Figure 2021530564
ビシナルジアミンの調製のための報告されたプロセスの研究により、これらのプロセスがしばしば低い立体選択性と関連することが明らかにされた。特に、Xuらは、SmIを触媒とした芳香族N−tert−ブタンスルフィニルイミンのホモカップリングによる、高エナンチオ選択的なC2対称ビシナルジアミンの不斉合成の的確な方法を報告したが、当該方法は、芳香族C2対称ビシナルジアミンの合成に限られる(スキーム3参照)。
Figure 2021530564
それゆえ、エナンチオピュアなビシナルジアミンの効率性の高い不斉合成は、重要な合成についての課題を残している。
本発明の発明者は、先行技術において報告されたプロセスに関連する問題に対処する改良プロセスを開発した。本発明者の発明者は、明示的に報告がなされていない、2−アザアリルアニオンのデイヴィス−エルマン(Davis−Ellman‘s)イミンへの添加の極性転換のアプローチである、エナンチオピュアなビシナルジアミンに近づく直接的な方法を報告した。
従って、本発明は、広い基質範囲において高収率で、エナンチオマ純度を高めたビシナルジアミンへの進出を提供する、直接的で、拡張性があり、高ジアステレオ選択的な方法を提供する。報告された方法は、簡単で、効率的であり、コスト効果に優れ、環境に優しく、大規模運用のために商業的に拡張可能である。
[発明の概要]
一つの局面では、本発明は、式(1)の化合物のビシナルジアミンの改良されたジアステレオ選択合成に関し、式(2)の化合物又は式(3)の化合物を反応させ、2−アザアリルアニオン(4)を製造すること、及び、その後、式(5)の化合物で濃縮してビシナルジアミン(1)を製造すること、を含む。
別の局面では、本発明は、式(1)の化合物のビシナルジアミンのジアステレオ選択合成の調製のための改良プロセスに関し、
Figure 2021530564
(a)式(2)の化合物又は式(3)の化合物を有機溶媒中で塩基と反応させ、任意に単離される、式(4)の2−アザアリルアニオンを製造すること、及び、
Figure 2021530564
(b)溶媒中にて、式(4)の2−アザアリルアニオンを式(5)の化合物で濃縮し、式(1)のビシナルジアミンを製造すること、を含む。
Figure 2021530564
[発明の詳細な説明]
従って、本発明は、式(1)の化合物のビシナルジアミンのジアステレオ選択合成の調製のための改良プロセスに関し、
Figure 2021530564
式中、R及びRは、H、C−C10直鎖又は分岐あるいは環状アルキル、置換あるいは非置換のアリール、エステル、エーテル、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキルから独立して選択され、
(a)式(2)の化合物又は式(3)の化合物を有機溶媒中で塩基と反応させ、任意に単離される、式(4)の2−アザアリルアニオンを製造すること、及び、
Figure 2021530564
(b)溶媒中にて、式(4)の2−アザアリルアニオンを式(5)の化合物で濃縮し、式(1)のビシナルジアミンを製造すること、を含む。
Figure 2021530564
工程(a)及び(b)で使用される溶媒は、テトラヒドロフラン、シクロペンチルメチルエーテル、2−メチルテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサン、1,4−ジオキサン、1,2−ジオキサン、及び1,3−ジオキサンなどのエーテル溶媒;メタノール、エタノール、イソプロパノール、t−アミルアルコール、t−ブチルアルコール、及びヘキサノールなどのアルコール溶媒;ジクロロメタン、4−ブロモトルエン、ジヨードメタン、四塩化炭素、クロロベンゼン、及びクロロホルムなどのハロゲン化溶媒;アセトンなどのケトン;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド(DMSO)、及びN−メチルピロリドン(NMP)などの非プロトン性溶媒;トルエン、キシレン、及びベンゼンなどの芳香族溶媒;水又はこれらの混合物から選択される。
工程(a)で使用される塩基は、強い非求核塩基である。本発明の実施に適した塩基の例として、水素化カリウム(KH)、カリウムtert−ブトキシド(tert−BuOK)、ナトリウムアミド(NaNH2)、ナトリウムヘキサメチルジシラジド(NaHMDS)、及びリチウムアミド塩基が挙げられるが、これらに限られない。好ましい実施形態において、塩基はリチウムアミド塩基である。本発明の実施に適したリチウムアミド塩基の例として、リチウムジエチルアミド、リチウムジイソプロピルアミド(LDA)、リチウムピロリジンアミド、リチウムピペリジンアミド、リチウムイソプロピルシクロヘキシルアミド、リチウムテトラメチルピペリジド(LTMP)、及びリチウムヘキサメチルジシラジド(LiHMDS)が挙げられるが、これらに限らない。
工程(a)は、−70℃から−90℃の範囲の温度で実施される。最も好ましくは、温度は約−78℃である。
本発明においては、例えば、化合物の単離などの工程段階を含む、要素に関して使用される「任意に」という用語は、当該要素が単離されること、あるいは、その代わりに、更なる化合物へ変化する前に単離されることの意味を意図している。両方の選択肢が、本発明の範囲内にあることが意図される。
工程(a)で構成された生成物は、該生成物の単離あり又はなしで、次の段階において使用されうる。
本発明の発明者は、広い基質範囲で、現在考慮されている化学部分についての技術において、明示的に報告がなされていない、デイヴィス−エルマンイミンへの、効率的で、高位置かつジアステレオ選択的な2−アザアリルアニオンの添加を開発した。当該方法が、2つの隣接する立体中心を有する、鏡像異性的かつジアステレオマとして純粋なビシナルジアミンの調製に、非常に有効であることがわかる。
反応の状態を研究するため、本発明の発明者は、モデル基質としてベンゾフェノン由来のイミン2℃を選択した。2aの処理をTHF中のNaHMDSで、0℃で1時間にわたって実施し、その後N−tert−ブタンスルフィニルアルジミン5aを0℃で3時間にわたり添加したところ、何の反応も観察されなかった。2を脱プロトン化し、2−アザアリルアニオン4aを構成するのに充分な強さの塩基の調査により、リチウムが所望の反応(表1を参照)を促進するという重要な役割を担っていることがわかり、攻撃のためN−tert−ブタンスルフィニルイミンを活性化するべく、リチウムがルイス酸として機能する可能性も示唆した。イミンの互変異性体(2a又は3a)に関わらず、最適化された状態下で、効率的にLiHMDSで脱プロトン化が行われ、同一の共振に安定化された2−アザアリルアニオン4aをもたらし、続いてTHF中のN−tert−ブタンスルフィニルアルジミン5aを−78℃で3時間にわたり添加した。該反応で、93%の収率で、高ジアステレオマ比(dr 98:2:0:0)のビシナルジアミン1aを得た。該反応のジアステレオ選択性は、粗生成物の1H NMR分析により98:2:0:0であることが測定された。
上述した具体的な実施形態による本発明のプロセスは、スキーム4に示される。
Figure 2021530564
Figure 2021530564
更に、本発明の範囲を広げるべく、発明者は、やがて優れた収率(86−92%)及び高ジアステレオマ比(dr、90:10:0:0−98:2:0:0)で、5b−5e(表2)などのビシナルジアミンの構成をもたらす、アザアリルアニオン4aの、他のN−tert−ブタンスルフィニルアルジミンとの反応を調査した。
この想定外の結果は、他の置換されたアザアリルアニオン4の反応の調査につながった。p−クロロフェニル置換アザアリルアニオン4bの、芳香族(5a)、へテレオ芳香族(5c及びチオフルフリル、5d)及び脂肪族(5e及び5f)誘導体などのいくつかの置換されたN−tert−ブタンスルフィニルアルジミンでの処理により、高収率(85−94%)及び優れたジアステレオマ比(dr、90:10:0:0―98:2:0:0)で、対応するビシナルジアミン1f−1j(表2、エントリ6−10)を得た。
同様に、芳香族(5a及び5b)、へテレオ芳香族(5c及び5d)及び脂肪族(5e及び5f)誘導体などの、いくつかの置換されたN−tert−ブタンスルフィニルアルジミンとスムーズに反応したo−クロロフェニル置換アザアリルアニオン4cの反応により、優れた収率 (85−94%)及び優れたジアステレオマ比(dr、90:10:0:0−98:2:0:0)で、対応するビシナルジアミン1k−1p(表2、エントリ11−16)を得た。同様に、5c、5d及び5eと反応したp−ブロモフェニル置換アザアリルアニオン4dにより、それぞれ90%、91%及び84%の収率(dr 98:2:0:0、98:2:0:0、及び90:10:0:0)で、対応するビシナルジアミン1q、1r及び1sを得た(表2、エントリ17−19)。また、p−フルオロフェニル置換アザアリルアニオン4eもまた5eと反応し、dr 92:8:0:0(表2、エントリ20)で85%の収率にてビシナルアミン1tを構成した。
上述した具体的な実施形態による本発明のプロセスは、スキーム5に示される。
Figure 2021530564
Figure 2021530564
Figure 2021530564
ビシナルジアミン1aから1tの代表的構造を、以下に示す:
Figure 2021530564
本発明が、広い基質範囲における、効率的かつ高位置およびジアステレオ選択的な2−アザアリルアニオンのデイヴィス−エルマンイミンへの添加を説明することは明らかである。当該方法が、2つの隣接する立体中心を有する、鏡像異性的かつジアステレオマとして純粋なビシナルジアミンの調製に、非常に有効であることがわかる。
本発明の利点は、2つの保護されたアミン(ベンゾフェノンイミンおよびスルフィンアミド)の選択的脱保護が、スキーム6に示されるような、産業上の利用での汎用性のある合成能を提供することである。
Figure 2021530564
生成物においてこれらの特異的に保護されたアミン、及び選択的脱保護は、産業上の利用での汎用性のある合成能を促進する。
本発明は、更に、本発明の例示として呈されるが、本発明の範囲を限定するものではない、次の実施例で表される。本発明が具体的な実施形態に関して説明されてきた一方、一定の変更やそれに相当するものは、当業者には明白であり、本発明の範囲内で含まれることを意図する。
[実施例]
一般的な手順:
無水THF(4.0ml)中のケチミン(2.0mmol)溶液に、LiHMDS(THF中で1.0M、1.8mmol)を窒素雰囲気下−78℃で加えた。15分間撹拌後に、スルフィンアミド(1.0mmol)を乾燥THF(2.0ml)溶液に15分間滴下添加した。反応混合物を−78℃で3.0時間撹拌した。反応はTLCによりモニターされ、その後、水(5.0V)でゆっくりと−78℃でクエンチし、室温へと温め、酢酸エチル(3x5V)で抽出した。当該複合有機抽出物を乾燥(硝酸ナトリウム)させ、溶媒を真空中で濃縮した。 粗生成物をカラムクロマトグラフィ(1:3、酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、主題の生成物(ビシナルジアミン)を得た。
実施例1
(R)−N−((1R,2S)−2−((ジフェニルメチレン)アミノ)−1,2−ジフェニルエチル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(1a):
Figure 2021530564
N−tert−ブタンスルフィニルアルジミン(R)5a(200mg、0.95mmol)、ケチミン2a(1.91mmol)、及びLiHMDS(THF中で1.0M、1.72mmol)を使用して、上述した一般的な実験手順に従い、白色の固体(350mg、76%)として得られた1a。融点=120−122℃、[α]D 25=108.57(c. 0.25、CHCl)、
H−NMR:(400MHz、DMSO−d)δ7.62(d、J=7.2Hz、2H)、7.47−7.17(m、18H)、6.35(d、J=7.2Hz、2H)、5.34(d、J=10.0Hz、1H)、4.76(dd、J=9.6、4.0Hz、1H)、4.57(d、J=4.0Hz、1H)、0.90(s. 9H)。
13C NMR(100MHz、DMSO−d)δppm:168.6、142.3、139.2、136.0、130.8、128.8、128.6、128.4、128.2、128.0、127.6、127.3、127.2、127.0、71.3、66.9、56.2、22.5。
実施例2
(R)−N−((1R,2S)−2−((ジフェニルメチレン)アミノ)−1−(4−メトキシフェニル)−2−フェニルエチル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(1b):
Figure 2021530564
N−tert−ブタンスルフィニルアルジミン(R)5b(200mg、0.83mmol)、ケチミン2a(1.67mmol)、及びLiHMDS(THF中で1.0M、1.5mmol)を使用して、上述した一般的な実験手順に従い、オフホワイト色の固体(320mg、75%)として得られた1b。融点=56−58℃、[α]D 25=59.53(c. 0.25、CHCl
H−NMR:(400MHz、DMSO−d)δ7.62−7.15(m、15H)、6.77(d、J=8.4Hz、2H)、6.45(d、J=7.2Hz、2H)、5.23(d、J=9.6HZ、1H)、4.70(dd、J= 9.2、4.4HZ、1H)、4.54(d、J=4.4Hz、1H)3.70 (s、3H)、0.9(s、9H)。
13C NMR(100MHz、DMSO−d)δppm:168.4、158.6、142.4、139.3、136.1、134.3、130.8、130.1、129.3、128.9、128.7、128.6、128.3、127.7、127.2、113.4、71.5、66.5、56.1、55.5、22.5。
実施例3
(R)−N−((1S,2S)−2−(4−クロロフェニル)−2−((ジフェニルメチレン)アミノ)−1−(フラン−2−イル)エチル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(1g):
Figure 2021530564
N−tert−ブタンスルフィニルアルジミン(R)5c(200mg、0.99mmol)、ケチミン1b(1.98mmol)、及びLiHMDS(THF中で1.0M、1.78mmol)を使用して、上述した一般的な実験手順に従い、オフホワイト色の固体(450mg、90%)として得られた1g。融点=110−112℃、[α]D 25=66.49(c. 0.25、CHCl)、
H−NMR:(400MHz、DMSO−d)δ7.64(d、J=7.2Hz、2H)、7.50−7.40(m、8H)、7.33(d、J=8.4 Hz、2H)、7.22(d、J=8.4Hz、2H)、6.74(d、J=5.6Hz、2H)、6.33(s、1H)、5.12(d、J=9.6Hz、1H)、4.58(d、J=5.2Hz、1H)、0.93(s、9H)。
13C NMR(100MHz、DMSO−d)δppm:168.7、143.1、141.3、140.7、139.3、136.1、131.7、130.9、129.7、129.1、128.9、128.7、128.7、128.4、127.3、126.8、110.7、70.1、59.5、56.1、40.6、40.4、40.2、39.9、39.7、39.5、39.3、22.6。
実施例4
(R)−N−((1R,2S)−2−(2−クロロフェニル)−1−シクロヘキシル−2−((ジフェニルメチレン)アミノ)エチル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(1p):
Figure 2021530564
N−tert−ブタンスルフィニルアルジミン(R)5e(200mg、0.93mmol)、ケチミン2c(1.86mmol)、及びLiHMDS(THF中で1.0M、1.67mmol)を使用して、上述した一般的な実験手順に従い、淡黄色の固体(350mg、72%)として得られた1p。融点=142−144℃、
[α]D 25=−84.41(c. 0.25、CHCl)、
H−NMR:(400MHz、DMSO−d)δ7.69(d、J=7.2Hz,2H)、7.52−7.22(m、10H)、6.82(d、J=6.4Hz、2H)、4.93(d、J=2.0Hz、1H)、4.81(d、J=10.0Hz、1H)、3.32(m、1H)、2.00−1.00(m、11H)、0.95(s、9H)。
13C NMR(100MHz、DMSO−d)δppm:168.6、142.3、139.2、136.0、130.8、128.9、128.6、128.4、128.2、128.0、127.6、127.3、127.2、127.0、71.3、66.9、56.2、22.5
実施例5
(R)−N−((1S,2R)−1−(4−ブロモフェニル)−1−((ジフェニルメチレン)アミノ)−3−メチルブタン−2−イル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(1s):
Figure 2021530564
N−tert−ブタンスルフィニルアルジミン(R)5d(200mg、1.14mmol)、ケチミン2d(2.28mmol)、及びLiHMDS(THF中で1.0M、2.05mmol)を使用して、上述した一般的な実験手順に従い、オフホワイト色の固体(410mg、68%)として得られた1s。融点=100−102℃、[α]D 25=67.93(c. 0.25、CHCl)、
H−NMR:(400MHz、DMSO−d)δ7.4(d、J=6.8Hz、2H)、7.49−7.41(m、8H)、7.10(d、J=8.4Hz、2H)、6.94(d、J=4.0Hz、2H)、4.58(d、J=9.2Hz、1H)、4.50(d、J=4.0Hz、1H)、3.41−3.38(m、1H)、1.68−1.63(m、1H)、0.91(s、9H)、0.86(d、J=6.8Hz、6H)。
13C NMR(100MHz、DMSO−d)δppm: 168.3、143.2、139.4、136.1、131.5、130.9、129.8、129.3、128.9、128.7、128.7、127.5、120.1、68.8、67.3、56.0、31.3、22.8、20.3、18.8。
実施例6
(1S,2S)−1−(4-クロロフェニル)−2−(フラン−2−イル)エタン−1,2−ジアミン(7):
Figure 2021530564
出発物質1g(500mg、0.99mmol)は、1,4−ジオキサン(10.0V)に溶解し、16時間にわたり室温で攪拌した4Mの塩化水素であった。反応が完了すると、溶媒を減圧下において完全に除去し、エチルアセテート(5.0V)で洗浄、乾燥させ、白色の固体として7(300mg、98%)を得た。融点=250℃未満。
[α]D 25=10.40(c. 0.25、水)、
H−NMR:(400MHz、DO)δ7.51(s、1H)、7.42(s、1H)、7.39(d、8.4Hz、2H)、7.19(d、8.4Hz、2H)、6.14(s、1H)、4.98(d、J=7.2Hz、1H)、4.85(d、J=6.8Hz、1H)。13C NMR(100MHz、DO)δppm: 145.0、143.3、136.0、129.7、129.4、128.7、114.9、108.5、55.2、48.8。
実施例7
(R)−N−((1S,2S)−2−アミノ−2−(4−クロロフェニル)−1−(フラン−2−イル)エチル)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(6):
Figure 2021530564
1,4−ジオキサン(10.0V)中の出発物質(7)(200mg、0.39mmol)溶液に、室温で硫酸(1.0M、10.0V)を添加して、6.0時間にわたり攪拌した。反応が完了すると、水(5.0V)で希釈し、水酸化ナトリウム溶液を用いてpH10にまで塩基性化し、エチルアセテート(10.0Vx3)で抽出した。有機溶媒を硝酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で完全に除去し、オフホワイト色の固体(124mg、92%)として6を得た。融点=114−116℃、
[α]D 25=11.20(c. 0.25、CHCl)、
H−NMR:(400MHz、DMSO−d)δ7.53(s、1H)、7.46(s、1H)、7.36−7.30(m、4H)、6.50(s、1H)、5.34(d、9.2Hz、1H)、4.27(d、J=6.8Hz、1H)、4.20(d、J= 6.4Hz、1H)、1.00(s、9H)。
13C NMR(100MHz、DMSO−d)δppm:143.3、142.8、141.1、131.5、129.8、128.1、126.6、110.8、59.9、59.3、56.2、22.9。

Claims (6)

  1. 式(1)の化合物のビシナルジアミンのジアステレオ選択合成の調製のためのプロセスであって、
    Figure 2021530564
    (a)式(2)の化合物又は式(3)の化合物を有機溶媒中で塩基と反応させ、任意に単離される、式(4)の2−アザアリルアニオンを製造すること、及び、
    Figure 2021530564
    (b)溶媒中にて、式(4)の2−アザアリルアニオンを式(5)の化合物で濃縮し、式(1)のビシナルジアミンを製造すること、
    を含み、
    Figure 2021530564
    式中、R及びRは、H、C−C10直鎖又は分岐あるいは環状アルキル、置換あるいは非置換のアリール、エステル、エーテル、ヘテロアリール、ハロ、ハロアルキルから独立して選択される、プロセス。
  2. 請求項1に記載のプロセスであって、工程(a)及び(b)で使用される溶媒は、エーテル、アルコール、ハロゲン化、ケトン溶媒、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド(DMSO)、及びN−メチルピロリドン(NMP)などの非プロトン性溶媒、芳香族溶媒、水又はこれらの混合物から選択される、プロセス。
  3. 請求項1に記載のプロセスであって、工程(a)および工程(b)において、前記溶媒は、テトラヒドロフラン、シクロペンチルメチルエーテル、2−メチルテトラヒドロフラン、及びジエチルエーテルからなる群から選択されるエーテル溶媒である、プロセス。
  4. 請求項1に記載のプロセスであって、工程(a)において、前記塩基は、水素化カリウム(KH)、カリウムtert−ブトキシド(tert−BuOK)、ナトリウムアミド(NaNH)、ナトリウムヘキサメチルジシラジド(NaHMDS)から選択されるか、又は、リチウムアミド塩基である、プロセス。
  5. 請求項1に記載のプロセスであって、工程(a)において、前記塩基は、リチウムジエチルアミド、リチウムジイソプロピルアミド(LDA)、リチウムピロリジンアミド、リチウムピペリジンアミド、リチウムイソプロピルシクロヘキシルアミド、リチウムテトラメチルピペリジド(LiTMP)、及びリチウムヘキサメチルジシラジド(LiHMDS)からなる群から選択されるリチウムアミド塩基である、プロセス。
  6. 請求項1に記載のプロセスであって、工程(a)は、−70℃から−90℃の範囲の温度で実施される、プロセス。
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