JP2021119363A - 光コネクタおよび光接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】小さなフェルール押圧力でPC接続を実現する光コネクタおよび光接続構造を提供する。【解決手段】ガラスファイバと、ガラスファイバを覆う樹脂被覆とを含む光ファイバfと、光ファイバの一端で樹脂被覆から露出したガラスファイバを内蔵するフェルール10と、を備えた光コネクタ1である。ガラスファイバを内蔵したフェルール端面が凸球面状である。ガラスファイバの外径が125×10-6mから150×10-6mまでの範囲内であって、光ファイバ中心軸に対するフェルール端面の頂点偏心量が18×10-6m以下であり、かつフェルール端面の曲率半径が20×10-3m以下である。【選択図】図5
Description
本発明は、光コネクタおよび光接続構造に関し、詳細には、ガラスファイバと、ガラスファイバを覆う樹脂被覆とを含む光ファイバと、光ファイバの一端で樹脂被覆から露出したガラスファイバを保持するフェルールと、を備えた光コネクタおよび光接続構造に関する。
マルチコアファイバ(以下、MCFと称する)は、1本の光ファイバに複数のコアが設けられており、光ファイバ1本当たりの伝送容量を大きくすることができる。このMCFを用いた光伝送システムを実現するには、MCFとMCFを接続する技術が必要になる。例えば、非特許文献1には、MCF同士を簡易に接続するための光コネクタの構造が開示されている。
非特許文献1は、MCFの全てのコアでフィジカルコンタクト接続(以下、PC接続と称する)するためのコネクタ端面形状を求めており、MCFを内蔵したフェルール端面を凸球面状に研磨して、フェルール端面の曲率半径R、フェルール端面の頂点偏心量(頂点ずれΔ)、フェルール端面からの光ファイバ引込み量Uを規定する。そして、有限要素法を用いて、フェルール押圧力によりフェルール端面が変形する過程を解析している。
この解析結果によれば、クラッド径が190(μm)(1(μm)=1×10-6(m))の場合には、フェルール端面からの光ファイバ引込み量Uと頂点ずれΔとを一定とすると、フェルール端面の曲率半径Rを大きくすれば、PC接続に必要なフェルール押圧力を小さくできるとされている。
鹿間ほか、「マルチコアファイバ用光コネクタのPC接続端面の設計と作製」、電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ大会、C−3−81、2013年9月
非特許文献1に記載のクラッド径が190(μm)のような大径の場合には、フェルール端面の曲率半径Rを大きく(平坦に)すれば、フェルールの先端が相手側から受ける接触圧力が小さくて済むため、PC接続に必要なフェルール押圧力を小さくできるものと考えられる。
しかし、クラッド径が150(μm)以下のような小径の場合には、フェルール端面の曲率半径Rを大きくすれば、フェルールの先端が相手側から受ける接触圧力が大きくなって、光ファイバに力が伝わり難くなることから、PC接続に必要なフェルール押圧力を小さくできないという問題がある。
しかし、クラッド径が150(μm)以下のような小径の場合には、フェルール端面の曲率半径Rを大きくすれば、フェルールの先端が相手側から受ける接触圧力が大きくなって、光ファイバに力が伝わり難くなることから、PC接続に必要なフェルール押圧力を小さくできないという問題がある。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、小さなフェルール押圧力でPC接続を実現する光コネクタおよび光接続構造を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光コネクタは、ガラスファイバと、該ガラスファイバを覆う樹脂被覆とを含む光ファイバと、該光ファイバの一端で前記樹脂被覆から露出した前記ガラスファイバを内蔵するフェルールと、を備えた光コネクタであって、前記ガラスファイバを内蔵したフェルール端面が凸球面状であり、前記ガラスファイバの外径が125×10-6(m)から150×10-6(m)までの範囲内であって、光ファイバ中心軸に対する前記フェルール端面の頂点偏心量が18×10-6(m)以下であり、かつ前記フェルール端面の曲率半径が20×10-3(m)以下である。
上記によれば、小さなフェルール押圧力でPC接続を実現することができる。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本発明の一態様に係る光コネクタは、(1)ガラスファイバと、該ガラスファイバを覆う樹脂被覆とを含む光ファイバと、該光ファイバの一端で前記樹脂被覆から露出した前記ガラスファイバを内蔵するフェルールと、を備えた光コネクタであって、前記ガラスファイバを内蔵したフェルール端面が凸球面状であり、前記ガラスファイバの外径が125×10-6(m)から150×10-6(m)までの範囲内であって、光ファイバ中心軸に対する前記フェルール端面の頂点偏心量が18×10-6(m)以下であり、かつ前記フェルール端面の曲率半径が20×10-3(m)以下である。ガラスファイバの外径が125×10-6(m)から150×10-6(m)までの場合は、フェルール端面の頂点偏心量が18×10-6(m)以下にして、フェルール端面の曲率半径を20×10-3(m)以下のように小さくすれば、フェルールの先端が相手側から受ける接触圧力が小さくなって、ガラスファイバに力が伝わりやすくなる。よって、小さなフェルール押圧力でPC接続を実現することができる。
最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本発明の一態様に係る光コネクタは、(1)ガラスファイバと、該ガラスファイバを覆う樹脂被覆とを含む光ファイバと、該光ファイバの一端で前記樹脂被覆から露出した前記ガラスファイバを内蔵するフェルールと、を備えた光コネクタであって、前記ガラスファイバを内蔵したフェルール端面が凸球面状であり、前記ガラスファイバの外径が125×10-6(m)から150×10-6(m)までの範囲内であって、光ファイバ中心軸に対する前記フェルール端面の頂点偏心量が18×10-6(m)以下であり、かつ前記フェルール端面の曲率半径が20×10-3(m)以下である。ガラスファイバの外径が125×10-6(m)から150×10-6(m)までの場合は、フェルール端面の頂点偏心量が18×10-6(m)以下にして、フェルール端面の曲率半径を20×10-3(m)以下のように小さくすれば、フェルールの先端が相手側から受ける接触圧力が小さくなって、ガラスファイバに力が伝わりやすくなる。よって、小さなフェルール押圧力でPC接続を実現することができる。
(2)本発明の光コネクタの一態様では、前記フェルール端面からの光ファイバ引込み量が0.1×10-6(m)以下である。ガラスファイバの外径が125×10-6(m)から150×10-6(m)までの場合は、フェルール端面からの光ファイバ引込み量が0.1×10-6(m)、フェルール端面の頂点偏心量が18×10-6(m)とすると、フェルール端面の曲率半径を20×10-3(m)以下のように小さくすれば、小さなフェルール押圧力でPC接続を実現することができる。
(3)本発明の光コネクタの一態様では、前記光ファイバが、マルチコアファイバ、偏波保持ファイバのいずれかである。マルチコアファイバ、偏波保持ファイバを用いた場合にも、小さなフェルール押圧力でPC接続を確実に実現することができる。
(4)本発明の光コネクタの一態様では、前記フェルールがジルコニア製である。金属製のフェルールに比べてフェルールの端面の反射を抑えることができる。
(4)本発明の光コネクタの一態様では、前記フェルールがジルコニア製である。金属製のフェルールに比べてフェルールの端面の反射を抑えることができる。
本発明に係る光接続構造は、(5)上記いずれかの光コネクタと、ガイド構造を介して前記光コネクタに連結される接続対象物と、を備え、2本の前記光ファイバを光学的に接続し、フェルール押圧力が2.9(N)以上である。2本の光ファイバによる光接続状態は、ガイド構造を用いて維持できる。よって、小さなフェルール押圧力でPC接続を実現できる光接続構造を提供することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、添付図面を参照しながら、本発明による光コネクタおよび光接続構造の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一態様に係る光コネクタの外観斜視図、図2は、光コネクタのフェルールの斜視図であり、図3は、光ファイバの一例を説明する図である。なお、以下では、光コネクタをLCコネクタの例で説明する。
以下、添付図面を参照しながら、本発明による光コネクタおよび光接続構造の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一態様に係る光コネクタの外観斜視図、図2は、光コネクタのフェルールの斜視図であり、図3は、光ファイバの一例を説明する図である。なお、以下では、光コネクタをLCコネクタの例で説明する。
図1に示すように、光コネクタ1は、フェルール10を収容したプラグフレーム20を備え、プラグフレーム20の後端には、光ファイバfを保護するブーツ34が設けられている。
プラグフレーム20は、図示のX軸方向に延びた角筒状のフロントハウジング21を有する。フロントハウジング21は、例えば樹脂製であり、フェルール10を受け入れ可能な後端開口24と、フェルール10を突出させる前端開口23を有する。フロントハウジング21の外周面には、可撓性を有したラッチアーム22が設けられている。
プラグフレーム20は、図示のX軸方向に延びた角筒状のフロントハウジング21を有する。フロントハウジング21は、例えば樹脂製であり、フェルール10を受け入れ可能な後端開口24と、フェルール10を突出させる前端開口23を有する。フロントハウジング21の外周面には、可撓性を有したラッチアーム22が設けられている。
プラグフレーム20は、フロントハウジング21の後方に、リアハウジング31を有する。リアハウジング31は、例えば樹脂製で形成され、フェルール10の後端部分やコイルばね(図示省略)を収容可能である。なお、コイルばねは、フェルール10の後方に配置され、フェルール10を前方(図示のX軸の正方向)に付勢する。また、リアハウジング31の外周面には、ラッチアーム22に係合可能なクリップ32が設けられている。
図2に示すように、フェルール10は、図示のX軸方向に延びたフェルール本体11を有する。フェルール本体11は、例えばジルコニア製で円筒状に形成されており、光ファイバfが挿入される後端13と、光ファイバfの先端面を露出させる前端12とを有する。
光ファイバfの一端は、樹脂被覆が除去されてガラスファイバが露出しており、この露出したガラスファイバがフェルール本体11の内側に接着されている。図示のX軸方向が光ファイバfの中心軸の方向に相当する。
光ファイバfの一端は、樹脂被覆が除去されてガラスファイバが露出しており、この露出したガラスファイバがフェルール本体11の内側に接着されている。図示のX軸方向が光ファイバfの中心軸の方向に相当する。
光ファイバfは、例えば、1つの共通のクラッド内に複数コアを有するマルチコアファイバ(MCF)である。樹脂被覆を省略した例で説明すると、図3(A)は、クラッド41内に7個のコア42(中央コアと、光ファイバ中心軸の周囲に六角形状に配置された外周コアとからなる)が形成されている。また、図3(B)は、クラッド41内に8個のコア42(光ファイバ中心軸の周囲に八角形状に配置された外周コアのみ)が形成されている。
図2に示すように、フェルール本体11の略中央位置の外側には、フランジ14が設けられている。フランジ14は、断面視略六角形状または略四角形状に形成される。
フェルール10の後端部分やコイルばねを図1で説明したリアハウジング31に収容し、フェルール10の先端部分をフロントハウジング21に挿入する。なお、フェルール10は、フロントハウジング21に挿入される前に、フェルール端面が予め凸球面状に研磨されている。
フェルール10の後端部分やコイルばねを図1で説明したリアハウジング31に収容し、フェルール10の先端部分をフロントハウジング21に挿入する。なお、フェルール10は、フロントハウジング21に挿入される前に、フェルール端面が予め凸球面状に研磨されている。
次いで、クリップ32がラッチアーム22に乗り上がると、フロントハウジング21がリアハウジング31にラッチされる。同時に、フランジ14は、コイルばねの付勢力によって前方に押される。フランジ14が前方に移動し、フランジ14がフロントハウジング21に挿入されると、フェルール10は、その先端部分がフロントハウジング21から突出する。
図4は、PC接続を説明する図である。
光接続構造は、光コネクタ1と、別の光コネクタ1’とを備えており、図4(A)に示すようなガイド部材(例えば割りスリーブ)50を用いて光コネクタ1側の光ファイバfと、光コネクタ1’側の光ファイバf’とを光学的に接続させる。光コネクタ1’の図示は省略するが、光コネクタ1と同様に構成されている。
光接続構造は、光コネクタ1と、別の光コネクタ1’とを備えており、図4(A)に示すようなガイド部材(例えば割りスリーブ)50を用いて光コネクタ1側の光ファイバfと、光コネクタ1’側の光ファイバf’とを光学的に接続させる。光コネクタ1’の図示は省略するが、光コネクタ1と同様に構成されている。
光ファイバfは、図3(A)に示した例で説明すれば、クラッド41内に、コア42(中央コアと外周コア)が形成された状態で、フェルール10に固定されている。光ファイバf’もMCFであり、クラッド41’内に、コア42’(中央コアと外周コア)が形成された状態で、フェルール10’に固定されている。
ガイド部材50は、その内径がフェルール10,10’の直径と略同等、あるいは、フェルール10,10’の直径よりも僅かに小さく形成されている。また、ガイド部材50はスリット(図示省略)を有しており、このスリットを広げて内径を大きくすることが可能である。なお、ガイド部材50をアダプタ(図示省略)に内蔵してもよい。
ガイド部材50は、その内径がフェルール10,10’の直径と略同等、あるいは、フェルール10,10’の直径よりも僅かに小さく形成されている。また、ガイド部材50はスリット(図示省略)を有しており、このスリットを広げて内径を大きくすることが可能である。なお、ガイド部材50をアダプタ(図示省略)に内蔵してもよい。
また、図4(A)に示すように、光ファイバ(樹脂被覆の除去によって露出したガラスファイバ)f,f’をそれぞれ内蔵したフェルール10,10’の各フェルール端面は、凸球面状に研磨されている。
フェルール10をガイド部材50の一端から挿入し、フェルール10’をガイド部材50の他端から挿入すると、凸球面状に研磨したフェルール10,10’の各フェルール端面は、図4(B)に示すように、フェルール押圧力Fにより弾性変形し、ガイド部材50内で中央コアの他、外周コアも面接触する(PC接続)。
フェルール10をガイド部材50の一端から挿入し、フェルール10’をガイド部材50の他端から挿入すると、凸球面状に研磨したフェルール10,10’の各フェルール端面は、図4(B)に示すように、フェルール押圧力Fにより弾性変形し、ガイド部材50内で中央コアの他、外周コアも面接触する(PC接続)。
図5は、コネクタの端面条件を説明する図である。
上記のように、フェルール端面は、PC接続するために、光ファイバ(露出したガラスファイバ)fおよびフェルール10を凸球面状に研磨している。しかし、研磨の品質によって、フェルール端面の頂上が光ファイバ中心軸からオフセットしたり、光ファイバ(露出したガラスファイバ)fがフェルール端面よりも引き込んだりすることがあるので、フェルール端面の形状は、研磨の品質も考慮して設定される。
上記のように、フェルール端面は、PC接続するために、光ファイバ(露出したガラスファイバ)fおよびフェルール10を凸球面状に研磨している。しかし、研磨の品質によって、フェルール端面の頂上が光ファイバ中心軸からオフセットしたり、光ファイバ(露出したガラスファイバ)fがフェルール端面よりも引き込んだりすることがあるので、フェルール端面の形状は、研磨の品質も考慮して設定される。
具体的には、図5に示すように、フェルール端面の形状は、フェルール端面の曲率半径Rと、フェルール端面の頂点偏心量d(光ファイバ中心軸(図にXで示す)に垂直な方向における光ファイバ中心軸からフェルール10の先端までの距離)と、フェルール端面からの光ファイバ引込み量U(光ファイバ中心軸の方向におけるフェルールの先端から光ファイバ(露出したガラスファイバ)fの先端までの距離)と、からなる3つのパラメータで規定される。
これに、フェルール押圧力Fを加えた4条件が可変値である。これら4条件と、光ファイバ(露出したガラスファイバ)fのクラッド径、コア位置などの不変値とに基づいて、PC接続する条件を求めることができる。そこで、PC接続する範囲(PC接続半径:ガラスファイバ同士が面接触している範囲を光ファイバ中心軸からの距離で表現した量)を有限要素法により解析した。
図6は、PC接続半径の解析結果を示す図である。
図6(A)は、ガラスファイバの外径(クラッド径)が150(μm)におけるPC接続半径の解析結果であり、縦軸をフェルール端面の曲率半径R(端面曲率半径(mm))、横軸をフェルール端面の頂点偏心量dとし、PC接続半径(mm)の変化を示している。
図6(A)は、ガラスファイバの外径(クラッド径)が150(μm)におけるPC接続半径の解析結果であり、縦軸をフェルール端面の曲率半径R(端面曲率半径(mm))、横軸をフェルール端面の頂点偏心量dとし、PC接続半径(mm)の変化を示している。
フェルール押圧力Fが2.9(N)で一定とし、光ファイバ引込み量Uが0.1(μm)と規定した場合、頂点偏心量dが小さくなるに連れて、PC接続半径は次第に大きくなっている。また、頂点偏心量dを0(mm)に近づけた場合、フェルール端面の曲率半径Rを10(mm)まで小さくしても、PC接続半径は、0.06(mm)〜0.07(mm)の大きさで得られることが分かる。
次に、図6(B)は、ガラスファイバの外径(クラッド径)が125(μm)におけるPC接続半径の解析結果である。上記と同様に、フェルール押圧力Fが2.9(N)で一定とし、光ファイバ引込み量Uが0.1(μm)と規定した場合、頂点偏心量dが小さくなるに連れて、PC接続半径は次第に大きくなっている。また、頂点偏心量dを0(mm)に近づけた場合、フェルール端面の曲率半径Rを10(mm)まで小さくしても、PC接続半径は、0.05(mm)〜0.06(mm)の大きさで得られることが分かる。
図6(A),(B)によれば、フェルール端面の曲率半径R(端面曲率半径)は20(mm)を超えてもよい。しかし、頂点偏心量dを0(mm)に近づけるには、フェルール10を尖らせるように加工する必要があるため、小さな頂点偏心量dでフェルール端面の曲率半径Rを20(mm)超の大きさに加工する(図6(A)、図6(B)の左上領域を実現する)のは困難である。一方、フェルール端面の曲率半径Rが10(mm)未満は実用的ではない。したがって、フェルール端面の曲率半径Rは10(mm)以上20(mm)以下であることが好ましい。
そして、図6(A)で説明したクラッド径が150(μm)の場合には、頂点偏心量dが0.02(mm)以下であれば、性能保持に必要な0.04(mm)以上の大きさのPC接続半径を得ることができ、図6(B)で説明したクラッド径が125(μm)の場合には、頂点偏心量dが0.018(mm)以下であれば、0.04(mm)以上の大きさのPC接続半径を得ることができる。
このように、クラッド径が125(μm)から150(μm)までに関しては、非特許文献1に記載の結果とは逆の結果を示しており、光ファイバ引込み量Uが0.1(μm)、頂点偏心量dが18(μm)で一定とすると、フェルール端面の曲率半径Rを20(mm)以下のように小さくすれば、フェルール10の先端が相手側から受ける接触圧力が小さくなって、ガラスファイバに力が伝わりやすくなる。よって、小さなフェルール押圧力FでPC接続を実現することができる。
ところで、上記実施形態では、光コネクタをLCコネクタの例で説明した。しかし、本発明はこの例に限定されない。例えば、SCコネクタやMUコネクタを含む他の形式の光コネクタにも適用できる。
また、上記実施形態では、光ファイバfをマルチコアファイバの例で説明した。しかし、本発明の光ファイバは、例えば、偏波保持ファイバであってもよい。偏波保持ファイバは、マルチコアファイバと同様に、光学的に接続させる際に、中心軸周りの回転角度の調整が必要な光ファイバである。
また、上記実施形態では、光ファイバfをマルチコアファイバの例で説明した。しかし、本発明の光ファイバは、例えば、偏波保持ファイバであってもよい。偏波保持ファイバは、マルチコアファイバと同様に、光学的に接続させる際に、中心軸周りの回転角度の調整が必要な光ファイバである。
偏波保持ファイバ(例えば応力付与型偏波保持ファイバ)は、図示は省略するが、コアの両側に円形の応力付与部を配置している。シングルモードファイバには、直交する2つの偏波面を持つモード(偏波モード)が存在するが、偏波保持ファイバは、これら2つの偏波モード間に伝搬定数差を生じさせ、一方の偏波モードから他方の偏波モードへの結合を抑制して偏波保持能力を高めたファイバである。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1’…光コネクタ、10,10’…フェルール、11…フェルール本体、12…前端、13…後端、14…フランジ、20…プラグフレーム、21…フロントハウジング、22…ラッチアーム、23…前端開口、24…後端開口、31…リアハウジング、32…クリップ、34…ブーツ、41,41’…クラッド、42,42’…コア、50…ガイド部材。
Claims (5)
- ガラスファイバと、該ガラスファイバを覆う樹脂被覆とを含む光ファイバと、該光ファイバの一端で前記樹脂被覆から露出した前記ガラスファイバを内蔵するフェルールと、を備えた光コネクタであって、
前記ガラスファイバを内蔵したフェルール端面が凸球面状であり、
前記ガラスファイバの外径が125×10-6(m)から150×10-6(m)までの範囲内であって、光ファイバ中心軸に対する前記フェルール端面の頂点偏心量が18×10-6(m)以下であり、かつ前記フェルール端面の曲率半径が20×10-3(m)以下である、光コネクタ。 - 前記フェルール端面からの光ファイバ引込み量が0.1×10-6(m)以下である、請求項1に記載の光コネクタ。
- 前記光ファイバが、マルチコアファイバ、偏波保持ファイバのいずれかである、請求項1または2に記載の光コネクタ。
- 前記フェルールがジルコニア製である、請求項1から3のいずれか一項に記載の光コネクタ。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の光コネクタと、ガイド構造を介して前記光コネクタに連結される接続対象物と、を備え、2本の前記光ファイバを光学的に接続し、フェルール押圧力が2.9(N)以上である、光接続構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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