JP2021110699A - 推奨歩行情報生成装置、推奨歩行情報提供システム、推奨歩行情報生成方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】推奨歩行情報生成装置は、健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量を示す適切歩行量情報を、個人属性に関連付けて格納する適切歩行量格納部と、利用者の個人属性に対応する個人属性に関連付けられた前記適切歩行量情報に基づいて、前記利用者の健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量を示す推奨歩行量情報を推定するパーソナル適切歩行量推定部と、を備える。
【選択図】図1
Description
(2)本発明の一態様は、前記個人属性は、歩行速度と歩行姿勢とのうち少なくとも一方を含む、上記(1)の推奨歩行情報生成装置である。
(3)本発明の一態様は、前記適切歩行量格納部は、道路属性毎に前記適切歩行量情報を格納し、前記パーソナル適切歩行量推定部は、道路属性毎に前記推奨歩行量情報を推定する、上記(1)又は(2)のいずれかの推奨歩行情報生成装置である。
(4)本発明の一態様は、各道路の道路属性を含む道路情報を格納する道路情報格納部と、前記利用者が歩行する道路の候補の道路属性と、前記推奨歩行量情報とに基づいて、前記利用者に推奨される歩行ルートを示す推奨歩行ルート情報を生成するルート案内部と、をさらに備える上記(3)の推奨歩行情報生成装置である。
(5)本発明の一態様は、データ収集協力者が携行するセンサにより取得された位置情報、加速度情報及びバイタル情報を取得時刻に関連付けて格納する協力者センサ情報格納部と、前記協力者センサ情報格納部に格納された情報に基づいて、前記データ収集協力者の運動負荷を推定する運動負荷推定部と、前記データ収集協力者の個人属性を示す協力者個人属性情報を格納する個人属性格納部と、前記データ収集協力者の個人属性及び運動負荷に基づいて、個人属性毎に、健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量を算出する適切歩行量算出部と、をさらに備える上記(1)又は(2)のいずれかの推奨歩行情報生成装置である。
(6)本発明の一態様は、データ収集協力者が携行するセンサにより取得された位置情報、加速度情報及びバイタル情報を取得時刻に関連付けて格納する協力者センサ情報格納部と、前記協力者センサ情報格納部に格納された情報に基づいて、前記データ収集協力者の運動負荷を推定する運動負荷推定部と、前記データ収集協力者の個人属性を示す協力者個人属性情報を格納する個人属性格納部と、前記データ収集協力者の個人属性、利用道路の道路属性及び運動負荷に基づいて、個人属性毎に且つ道路属性毎に、健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量を算出する適切歩行量算出部と、をさらに備える上記(3)又は(4)のいずれかの推奨歩行情報生成装置である。
(7)本発明の一態様は、前記データ収集協力者の個人属性の開示レベルと前記センサを携行した前記データ収集協力者の歩行量とのうち少なくとも一方に応じて前記データ収集協力者に支払う対価を算出する対価算出部、をさらに備える上記(5)又は(6)のいずれかの推奨歩行情報生成装置である。
図1は、一実施形態に係る推奨歩行情報提供システムの構成例を示すブロック図である。図1に示される推奨歩行情報提供システム1は、協力者端末群10と、利用者端末群20と、推奨歩行情報生成装置30とを備える。推奨歩行情報提供システム1は、推奨歩行情報提供サービスの利用者(以下、単に利用者と称する)に推奨歩行情報を提供する。推奨歩行情報は、歩行に関する情報であって、利用者の健康増進のために推奨される情報である。
協力者端末群10は、データ収集協力者が携行するスマートフォン等の携帯通信端末(以下、協力者端末と称する)から構成される。協力者端末は、位置センサ110、加速度センサ111及びバイタルセンサ112を備える。位置センサ110は、GPS(Global Positioning System)等の測位システムを利用して、現在位置を示す位置情報を取得する。加速度センサ111は、左右及び前後の傾きを検出し、検出した値(加速度情報)を取得する。加速度情報は、データ収集協力者の歩数や歩行姿勢などの計測に利用される。バイタルセンサ112は、データ収集協力者の生体情報を計測する。生体情報は、例えば、体温や血圧や心拍数などである。バイタルセンサ112は、例えば心拍センサであり、心拍数を計測する。
利用者端末群20は、利用者が使用する通信端末(以下、利用者端末と称する)から構成される。利用者端末は、推奨歩行情報生成装置30との間で通信を行う。利用者端末は、例えば、スマートフォン等の携帯通信端末であって、推奨歩行情報生成装置30との間で無線通信を行うものであってもよい。利用者端末は、推奨歩行情報生成装置30から推奨歩行情報を受信し、受信した推奨歩行情報を利用者に提示するための端末である。
推奨歩行情報生成装置30は、協力者センサ情報格納部301と、利用道路推定部302と、運動負荷推定部303と、個人属性格納部304と、道路情報格納部305と、適切歩行量算出部306と、適切歩行量格納部307と、対価算出部308と、利用者センサ情報格納部309と、パーソナル適切歩行量推定部310と、ルート案内部311とを備える。
一般に運動負荷は、例えば、安静時心拍数と最大心拍数の差(予備心拍数、Heart Rate Reserved)を用いる方法が知られている。運動負荷として、安静時心拍数である運動状態における運動負荷を0%に設定し、最大心拍数である運動状態における運動負荷を100%に設定した場合の運動負荷(%)の算出式は、(1)式で表される。
運動負荷(%)=(心拍数−安静時心拍数)÷(最大心拍数−安静時心拍数)×100 ・・・(1)
(1)式において、最大心拍数を測定することは容易ではないため、一般的に最大心拍数には、推測値「220−年齢」が使用される。
(1)式において、各人の歩行速度(1分あたりの歩数)と心拍数との関係を計測することで、各人の歩行速度に対応する運動負荷(%)が求められる。そして、健康診断データ等を活用し、健康の維持や改善と、1週間ごとの合計運動負荷との関係性を評価することで、健康の維持や改善に必要な歩行速度及び1週間あたりの歩数が求められる。
また、その他の歩行に関する運動負荷の推定方法として、マサチューセッツ大学アマースト校らの研究成果「Walking cadence (steps/min) and intensity in 21-40 year olds: CADENCE-adults」には、安静時に比べてどれくらいエネルギー消費をしているかの指標であるメッツ(METs:Metabolic Equivalents)を利用し、1分あたりの歩数からメッツを計算する方法が記載されている。この方法では、1分あたり100歩で3メッツに達し、その後1分あたりの歩数が10歩増えるごとに運動負荷が1メッツ増すことが導出されている。この研究成果は、21〜40歳までの、5歳きざみの年齢層に対して男性10人女性10人(合計76人)の参加者を統合した指標である。一方、本実施形態では、個人属性が異なる多数のデータ収集協力者に対し、常時データ計測をすることにより、個人属性ごとに1分あたりの歩数と運動負荷との関係性がパーソナライズされていくことが期待される。また、厚生労働省が発行する「健康づくりのための身体活動基準 2013」には、生活習慣病発症のリスク低減のために、18〜64歳で必要な身体活動量が示されている。これによると、3メッツ以上の身体活動の合計が、1週間あたり「メッツ×運動時間(h)=23以上」になることが望ましいことが示されている。この指標についても、本実施形態では、個人属性ごとにパーソナライズされてくことが期待される。
適切歩行量算出部306について説明する。本実施形態では、機械学習により個人属性と運動負荷との関係性を学習させた機械学習モデルを使用して、適切歩行量を算出する。さらには、機械学習により個人属性と道路属性と運動負荷との関係性を学習させた機械学習モデルを使用して、適切歩行量を算出してもよい。以下、適切歩行量算出部の例1,例2を挙げて説明する。
図3及び図4は、適切歩行量算出部の例1を説明するためのフロー図である。まず、図3を参照して適切歩行量算出部の例1の学習段階を説明する。この学習段階は、後述する適切歩行量算出段階で使用される機械学習モデル3061の学習を行う段階である。適切歩行量算出部306は、機械学習モデル3061を備える。
この適切歩行量算出段階は、上述した学習段階により学習済みの機械学習モデル3061を使用して、個人属性毎に適切歩行量を算出する段階である。適切歩行量は、健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量(歩数)のことである。
図5及び図6は、適切歩行量算出部の例2を説明するためのフロー図である。まず、図5を参照して適切歩行量算出部の例2の学習段階を説明する。この学習段階は、後述する適切歩行量算出段階で使用される機械学習モデル3062の学習を行う段階である。適切歩行量算出部306は、機械学習モデル3062を備える。
この適切歩行量算出段階は、上述した学習段階により学習済みの機械学習モデル3062を使用して、個人属性毎に且つ道路属性毎に、適切歩行量を算出する段階である。適切歩行量は、健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量(歩数)のことである。
なお、機械学習モデル3061,3062として、例えばニューラルネットワークやサポートベクタマシン(support vector machine:SVM)や決定木などが適用されてもよい。
個人属性は、歩行速度と歩行姿勢とのうち少なくとも一方を含むようにしてもよい。これは、個人属性のうち性別や年齢や体格が同じ人であっても、歩行速度や歩行姿勢が異なると、運動負荷が異なると考えられるからである。このため、機械学習モデル3061,3062に対して、個人属性として歩行速度や歩行姿勢を反映させた機械学習を実行させる。これにより、利用者の歩行速度や歩行姿勢に基づいた推奨歩行量情報を推定することができる。
適切歩行量算出部306は、個人の病歴や体重変化や健康診断結果を利用して、個人属性ごとに、病気になり難い1日あたりの歩行量(歩数)を推測してもよい。適切歩行量算出部306は、利用者センサ情報格納部309の利用者の位置情報及び当該情報の取得時刻に基づいて、パーソナル適切歩行量推定部310による当該利用者に対する推奨歩行量情報の1日あたりの歩行量(歩数)を当該利用者が遵守したか否かを判断する。適切歩行量算出部306は、当該判断結果と、当該利用者の病歴や体重変化や健康診断結果とに基づいて、パーソナル適切歩行量推定部310による当該利用者に対する推奨歩行量情報の有効性(健康増進に役立ったか否か)を判断する。適切歩行量算出部306は、推奨歩行量情報の有効性の判断結果を、当該利用者の個人属性と共に、機械学習モデル3061,3062の学習データに利用する。利用者の病歴や体重変化や健康診断結果は、個人属性格納部304に定期的に登録される。
ルート案内部311は、利用者の本日の歩行量の実績データに基づいて、推奨歩行量情報で示される1日あたりの歩行量に対する本日の歩行量の達成度合いを算出し、算出した本日の歩行量の達成度合いに応じて歩行ルートを決定してもよい。例えば、本日の歩行量の達成度合いが不十分であると判定される場合には、推奨歩行量情報で示される1日あたりの歩行量に対して本日の不足分の歩行量を補うことができるように、歩行ルートを決定してもよい。利用者の本日の歩行量の実績データは、利用者端末から推奨歩行情報生成装置30へ送信される。
ルート案内部311は、利用者の毎日の行動履歴に基づいて、推奨歩行量情報で示される1日あたりの歩行量に対する本日の不足分の歩行量を判断し、判断結果の本日の不足分の歩行量を補うことができるように、歩行ルートを決定してもよい。利用者の毎日の行動履歴は、利用者端末から推奨歩行情報生成装置30へ送信される。
ルート案内部311は、協力者センサ情報格納部301のデータ収集協力者のバイタル情報と、利用道路推定部302が推定した当該データ収集協力者の利用道路と、道路情報格納部305の道路情報の道路属性とに基づいて、人が気持ちよく精神を安定させて歩行運動を実施するために適切な道路属性を判断し、判断結果の道路属性に基づいて歩行ルートを決定してもよい。人が気持ちよく精神を安定させた状態を示すバイタル情報の値(以下、参照バイタル値と称する)は、予め設定される。ルート案内部311は、参照バイタル値に該当するデータ収集協力者のバイタル情報が取得された当該データ収集協力者の利用道路の道路属性を、道路情報格納部305の道路情報から取得する。ルート案内部311は、取得した道路属性に該当する道路を歩行ルートに利用する。
サイクリングでは、歩行運動における歩行量(歩数)の代わりに、走行時間を基本指標に利用する。さらには、サイクリングデバイスを使用してケイデンス(1分間あたりのペダルの回転数)や出力(踏み込みパワー)の情報を取得し、取得したケイデンスや出力を走行時間と複合してもよい。これにより、サイクリングにおける運動負荷をより正確に計算可能な指標を得ることができる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (10)
- 健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量を示す適切歩行量情報を、個人属性に関連付けて格納する適切歩行量格納部と、
利用者の個人属性に対応する個人属性に関連付けられた前記適切歩行量情報に基づいて、前記利用者の健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量を示す推奨歩行量情報を推定するパーソナル適切歩行量推定部と、
を備える推奨歩行情報生成装置。 - 前記個人属性は、歩行速度と歩行姿勢とのうち少なくとも一方を含む、
請求項1に記載の推奨歩行情報生成装置。 - 前記適切歩行量格納部は、道路属性毎に前記適切歩行量情報を格納し、
前記パーソナル適切歩行量推定部は、道路属性毎に前記推奨歩行量情報を推定する、
請求項1又は2のいずれか1項に記載の推奨歩行情報生成装置。 - 各道路の道路属性を含む道路情報を格納する道路情報格納部と、
前記利用者が歩行する道路の候補の道路属性と、前記推奨歩行量情報とに基づいて、前記利用者に推奨される歩行ルートを示す推奨歩行ルート情報を生成するルート案内部と、
をさらに備える請求項3に記載の推奨歩行情報生成装置。 - データ収集協力者が携行するセンサにより取得された位置情報、加速度情報及びバイタル情報を取得時刻に関連付けて格納する協力者センサ情報格納部と、
前記協力者センサ情報格納部に格納された情報に基づいて、前記データ収集協力者の運動負荷を推定する運動負荷推定部と、
前記データ収集協力者の個人属性を示す協力者個人属性情報を格納する個人属性格納部と、
前記データ収集協力者の個人属性及び運動負荷に基づいて、個人属性毎に、健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量を算出する適切歩行量算出部と、
をさらに備える請求項1又は2のいずれか1項に記載の推奨歩行情報生成装置。 - データ収集協力者が携行するセンサにより取得された位置情報、加速度情報及びバイタル情報を取得時刻に関連付けて格納する協力者センサ情報格納部と、
前記協力者センサ情報格納部に格納された情報に基づいて、前記データ収集協力者の運動負荷を推定する運動負荷推定部と、
前記データ収集協力者の個人属性を示す協力者個人属性情報を格納する個人属性格納部と、
前記データ収集協力者の個人属性、利用道路の道路属性及び運動負荷に基づいて、個人属性毎に且つ道路属性毎に、健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量を算出する適切歩行量算出部と、
をさらに備える請求項3又は4のいずれか1項に記載の推奨歩行情報生成装置。 - 前記データ収集協力者の個人属性の開示レベルと前記センサを携行した前記データ収集協力者の歩行量とのうち少なくとも一方に応じて前記データ収集協力者に支払う対価を算出する対価算出部、
をさらに備える請求項5又は6のいずれか1項に記載の推奨歩行情報生成装置。 - 請求項5から7のいずれか1項に記載の推奨歩行情報生成装置と、
位置情報、加速度情報及びバイタル情報を取得する各種のセンサを備え、前記センサが取得した位置情報、加速度情報及びバイタル情報を前記推奨歩行情報生成装置へ送信するデータ収集協力者の携帯通信端末と、
前記推奨歩行情報生成装置から推奨歩行情報を受信する推奨歩行情報提供サービスの利用者の通信端末と、
を備える推奨歩行情報提供システム。 - 推奨歩行情報生成装置が、健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量を示す適切歩行量情報を、個人属性に関連付けて適切歩行量格納部に格納する適切歩行量格納ステップと、
前記推奨歩行情報生成装置が、利用者の個人属性に対応する個人属性に関連付けられた前記適切歩行量情報に基づいて、前記利用者の健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量を示す推奨歩行量情報を推定するパーソナル適切歩行量推定ステップと、
を含む推奨歩行情報生成方法。 - コンピュータに、
健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量を示す適切歩行量情報を、個人属性に関連付けて適切歩行量格納部に格納する適切歩行量格納ステップと、
利用者の個人属性に対応する個人属性に関連付けられた前記適切歩行量情報に基づいて、前記利用者の健康増進のために推奨される1日あたりの歩行量を示す推奨歩行量情報を推定するパーソナル適切歩行量推定ステップと、
を実行させるためのコンピュータプログラム。
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| JP2020004420A JP2021110699A (ja) | 2020-01-15 | 2020-01-15 | 推奨歩行情報生成装置、推奨歩行情報提供システム、推奨歩行情報生成方法及びコンピュータプログラム |
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Publications (1)
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